愛と奇跡のトラファルガー【3】
2010年5月27日 宝塚(宙)昨夜、ちょっと家に仕事を持ち帰っていたので、テレビ(スカイステージ)をつけっぱにして作業をしてたんですが。ふと「おや?」と思って顔をあげたら、ちょうどみっきぃさん(天寿光希)が笑顔で初舞台口上を終えたところでした(マラケシュ -紅の墓標―)。
……意識して聞いていたわけでもないのに、どんだけあの声が好きなんだ>自分。
そういえば、91期って初舞台は「マラケシュ」だったんですね。懐かしいなあ~!樹里ちゃんの大劇場最後だったから観に行ったけど、あまり初舞台生公演だという印象がなくて、口上は覚えてないんですよね。作品が好きすぎて、口上どころじゃなかった、って感じ。オサさんとあすかちゃんの「♪これが僕からの(あなたからの)真実の贈り物だったら」とか、あすかちゃんの「♪幼い恋を捨ててきて……」とか、ものすごく好きな場面がいくつもあって。
ああ、懐かしいなあ。再演してくれないかなあ……
再演するとしたら誰が良いかな。個人的には、歌は吹き替えでもいいから、凰稀かなめ&白華れみの「リラ壁」コンビとかお勧めかも(^ ^)。で、イヴェットは、龍真咲くんで観てみたいです(真顔) 絶対似合いそう!(断言)。
なんてヨタ話はおいといて、宙組公演の続きです(^ ^)。
≪イギリス海軍≫
■トマス・ハーディー 悠未ひろ
ステキ♪(はぁと)
いやもう、本当にハート目になってしまうほどステキでした。おっとりと優しくて包容力があって不器用で、信頼できそうな金髪ロングの美形。宝塚でしか成立しないキャラだなあ、と思いました(←一番ありえないのはネルソンだけど)。
いやー、ここしばらく悪役・敵役が続いていたともちんが、久しぶりに「ル・プティ・ジャルダン」のアランみたいな、、、いや、あれよりだいぶ可愛いんですけど(*^ ^*)、男として魅力的な役でした。
好きな人がステキだと嬉しい、好きな人が格好良ければもっと嬉しい(はぁと)。そんなファン心理にぴったりな、期待以上の当たり役だったと思います!
……この役を新公で演じるのは、あっきー(澄輝さやと)。ラッキーになるといいなあ。役自体がおいしいというより、ともちんがおいしくしている部分が大きいと思うので、逆に厳しいかもしれませんが、がんばってほしいです!!
■ウィリアム・ヘンリー王子 十輝いりす
こちらも、いかにも王子然とした上品さと軍人らしい実直さを併せ持っているところがとてもステキでした!明るさとおおらかさの同居、そして、若々しさ。
祐飛さんが組替えして以来、ずっと髭役がつづいていたまさこちゃんですが、あらためてその二枚目っぷりに見惚れてしまいした(^ ^)。いやぁん、ステキ(*^ ^*)。
すごーくどうでもいいことなんですが。
「ナポリヘの出兵は、しない!」とか言い捨てて去っていく後ろ姿を、なんだかどこかで観たことがある光景だなあ×××とずっと思っていたんですが、先日、ふっと思い出しました。「黒い瞳」で、ナホちゃん(越乃リュウ)が青いマントを翻しながら「討って出ない!」と偉そうに言っていたことを。
あ、あ、あれか?アレなのかっ?!(@ @)
■フッド提督 寿つかさ
良い役ですね~♪ 最初も好きなんですが、すごく個人的に、ノーフォークのネルソンの家に訪ねてきた場面が好きです。ファニー(花影アリス)を諭す場面ですね。ちょっと呆れたように、でも優しく諭す口調や声がとてもステキ。
この人の奥方になった人は幸せなのかな、それとも、案外と苦労するのかしら…?なんてことを考えてしまいました(^ ^)。
■サー・ジョン・ジャービス 珠洲春希
この作品の中では、どちらかといえば「悪役」に分類されるであろう、ジャービス提督。
もっとはっきりとネルソンとの対立を描いてくれるだろうと期待していたのですが、斎藤さんの意図は違ったようですね。残念(^ ^)。でも、ちゃんと嫌味ったらしくて素敵でしたよ♪♪
お芝居とは関係ないのですが、珠洲さんは今回、ショーの日食の場面(中詰め後の蘭トムさんセンターの場面)にも出ていて、とってもとっても物凄く格好良く踊っていらっしゃいます♪お芝居は髭なのに、あの場面ではふつーに『小柄な美人』で、大柄な宙娘たちの中に紛れてしまいそうなのに、踊りだすと誰よりも男前で格好よくて。いやー、本当に釘づけでした(^ ^;ゞ
■アルバート・ペリー 鳳翔大
■ジュリアン・カスティーヨ 七海ひろき
ネルソンの部下な二人。これにハーディー(ともちん)を含めた三人で、わいわい楽しそうにやっている姿が目に浮かびます。
ナポリ王室救出作戦成功後の、パレルモでのパーティーで、仲良くイチャついているネルソンとエマを必死で庇おうとする(そして、悉く失敗する)三人が、可愛くて可愛くてたまりません(汗)。目の毒、目の毒!
■トム・アレン 凪七瑠海
エピソードを詰め込みすぎてあちこち破れてしまった「エル・アルコン」と違い、「トラファルガー」には「意味不明な人物」はあまり出てきません。
そんな中で唯一正体不明なのが、カチャが演じるトム・アレン。
肌は浅黒くて、アラブ系かな?という感じですが、どういう経緯でネルソンに拾われたのか、さっぱり判らないのが残念なような気がします。
ティリアンとニコラスみたいな、お互いの依存関係がわかるエピソードがあると、トムの出奔がネルソンにとってどれだけ痛手だったのかもわかるし、死を覚悟して臨むトラファルガー出撃を前にトムが戻ってくるエピソードも、もっと感動的に盛り上がれるんだけどなあ……。そこを盛り上げないと、せっかく最期にネルソンの腕の中でこときれるという美味しい役なのに、「で、トム・アレンって何だったの?」と思われてしまったら勿体無い(T T)。
脚本的にももっと書き込みようのある役だと思うし、演技的にもまだまだ工夫の余地はあると思います。もっともっといろいろ試して、ネルソンとトム、二人の関係性の構築と、お芝居の盛り上げを、斎藤さん交えて考えてみてほしいなー、と思いました♪
続きはフランス陣営から、かな。がんばります♪
.
……意識して聞いていたわけでもないのに、どんだけあの声が好きなんだ>自分。
そういえば、91期って初舞台は「マラケシュ」だったんですね。懐かしいなあ~!樹里ちゃんの大劇場最後だったから観に行ったけど、あまり初舞台生公演だという印象がなくて、口上は覚えてないんですよね。作品が好きすぎて、口上どころじゃなかった、って感じ。オサさんとあすかちゃんの「♪これが僕からの(あなたからの)真実の贈り物だったら」とか、あすかちゃんの「♪幼い恋を捨ててきて……」とか、ものすごく好きな場面がいくつもあって。
ああ、懐かしいなあ。再演してくれないかなあ……
再演するとしたら誰が良いかな。個人的には、歌は吹き替えでもいいから、凰稀かなめ&白華れみの「リラ壁」コンビとかお勧めかも(^ ^)。で、イヴェットは、龍真咲くんで観てみたいです(真顔) 絶対似合いそう!(断言)。
なんてヨタ話はおいといて、宙組公演の続きです(^ ^)。
≪イギリス海軍≫
■トマス・ハーディー 悠未ひろ
ステキ♪(はぁと)
いやもう、本当にハート目になってしまうほどステキでした。おっとりと優しくて包容力があって不器用で、信頼できそうな金髪ロングの美形。宝塚でしか成立しないキャラだなあ、と思いました(←一番ありえないのはネルソンだけど)。
いやー、ここしばらく悪役・敵役が続いていたともちんが、久しぶりに「ル・プティ・ジャルダン」のアランみたいな、、、いや、あれよりだいぶ可愛いんですけど(*^ ^*)、男として魅力的な役でした。
好きな人がステキだと嬉しい、好きな人が格好良ければもっと嬉しい(はぁと)。そんなファン心理にぴったりな、期待以上の当たり役だったと思います!
……この役を新公で演じるのは、あっきー(澄輝さやと)。ラッキーになるといいなあ。役自体がおいしいというより、ともちんがおいしくしている部分が大きいと思うので、逆に厳しいかもしれませんが、がんばってほしいです!!
■ウィリアム・ヘンリー王子 十輝いりす
こちらも、いかにも王子然とした上品さと軍人らしい実直さを併せ持っているところがとてもステキでした!明るさとおおらかさの同居、そして、若々しさ。
祐飛さんが組替えして以来、ずっと髭役がつづいていたまさこちゃんですが、あらためてその二枚目っぷりに見惚れてしまいした(^ ^)。いやぁん、ステキ(*^ ^*)。
すごーくどうでもいいことなんですが。
「ナポリヘの出兵は、しない!」とか言い捨てて去っていく後ろ姿を、なんだかどこかで観たことがある光景だなあ×××とずっと思っていたんですが、先日、ふっと思い出しました。「黒い瞳」で、ナホちゃん(越乃リュウ)が青いマントを翻しながら「討って出ない!」と偉そうに言っていたことを。
あ、あ、あれか?アレなのかっ?!(@ @)
■フッド提督 寿つかさ
良い役ですね~♪ 最初も好きなんですが、すごく個人的に、ノーフォークのネルソンの家に訪ねてきた場面が好きです。ファニー(花影アリス)を諭す場面ですね。ちょっと呆れたように、でも優しく諭す口調や声がとてもステキ。
この人の奥方になった人は幸せなのかな、それとも、案外と苦労するのかしら…?なんてことを考えてしまいました(^ ^)。
■サー・ジョン・ジャービス 珠洲春希
この作品の中では、どちらかといえば「悪役」に分類されるであろう、ジャービス提督。
もっとはっきりとネルソンとの対立を描いてくれるだろうと期待していたのですが、斎藤さんの意図は違ったようですね。残念(^ ^)。でも、ちゃんと嫌味ったらしくて素敵でしたよ♪♪
お芝居とは関係ないのですが、珠洲さんは今回、ショーの日食の場面(中詰め後の蘭トムさんセンターの場面)にも出ていて、とってもとっても物凄く格好良く踊っていらっしゃいます♪お芝居は髭なのに、あの場面ではふつーに『小柄な美人』で、大柄な宙娘たちの中に紛れてしまいそうなのに、踊りだすと誰よりも男前で格好よくて。いやー、本当に釘づけでした(^ ^;ゞ
■アルバート・ペリー 鳳翔大
■ジュリアン・カスティーヨ 七海ひろき
ネルソンの部下な二人。これにハーディー(ともちん)を含めた三人で、わいわい楽しそうにやっている姿が目に浮かびます。
ナポリ王室救出作戦成功後の、パレルモでのパーティーで、仲良くイチャついているネルソンとエマを必死で庇おうとする(そして、悉く失敗する)三人が、可愛くて可愛くてたまりません(汗)。目の毒、目の毒!
■トム・アレン 凪七瑠海
エピソードを詰め込みすぎてあちこち破れてしまった「エル・アルコン」と違い、「トラファルガー」には「意味不明な人物」はあまり出てきません。
そんな中で唯一正体不明なのが、カチャが演じるトム・アレン。
肌は浅黒くて、アラブ系かな?という感じですが、どういう経緯でネルソンに拾われたのか、さっぱり判らないのが残念なような気がします。
ティリアンとニコラスみたいな、お互いの依存関係がわかるエピソードがあると、トムの出奔がネルソンにとってどれだけ痛手だったのかもわかるし、死を覚悟して臨むトラファルガー出撃を前にトムが戻ってくるエピソードも、もっと感動的に盛り上がれるんだけどなあ……。そこを盛り上げないと、せっかく最期にネルソンの腕の中でこときれるという美味しい役なのに、「で、トム・アレンって何だったの?」と思われてしまったら勿体無い(T T)。
脚本的にももっと書き込みようのある役だと思うし、演技的にもまだまだ工夫の余地はあると思います。もっともっといろいろ試して、ネルソンとトム、二人の関係性の構築と、お芝居の盛り上げを、斎藤さん交えて考えてみてほしいなー、と思いました♪
続きはフランス陣営から、かな。がんばります♪
.
愛と奇跡のトラファルガー【2】
2010年5月25日 宝塚(宙) コメント (2)宙組大劇場公演「トラファルガー」。
とりあえず、キャストごとに。
■ホレーシオ・ネルソン大空祐飛
なんだか最近、ビジュアルが神憑ってきてませんか?……と思うのは、私がファンだからなんでしょうか……(^ ^)
ブロンドのロングに軍服。オスカルとはまた全然違う雰囲気ですが、びっくりするほど目を惹きました。はい。すみません、ファンで。
ただ個人的には、お芝居が始まってからの登場時にしている眼帯を、すぐ取ってしまうのが残念ではありました。……やっぱり眼帯していると戦士としては駄目ということになってしまうのかもしれませんね。現実のネルソンは、普段から眼帯をしていたわけではないのでしょうか。残されている肖像画にも、トラファルガー広場の銅像にも、そういものは無いようですが)
芝居は、前半が颯爽たるヒーロー、ただし、意外と生真面目でおカタイ軍人さん、という感じでした。恐妻家で、女といるより仲間と居た方が楽しそうなタイプ(^ ^)。新鮮なキャラだったなー。
本格的に物語が始まるのは「ナイルの海戦」(1798年)で大勝利を得て凱旋したところからなので、その時点ではまだ「なんちゃって英雄」なんですよね。板についていない感があるの。それが巧いなーと思いました。
その後、ナポリ革命(1799年)を経てトラファルガー海戦(1805年)まで、約7年。1798年には板についていなかった『英雄』の仮面が、いつのまにかよく似合うようになって、すっかりふてぶてしくなったホレーシオでした。その、時間の経過による立場の変化、みたいなものをちゃんと描いているのは流石だな、と思いました。
1805年10月21日に亡くなられたとき、享年47歳。半世紀弱の生涯の中の7年間が、果たして「半生」なのか?という疑問はありますが。でも、やっぱり、ナイルの海戦に勝利して「英雄」となり、貴族に叙され、恋に落ちた7年間は、彼の人生にとっても大きな7年間だったんでしょうねぇ……。
ちなみに。
スカーレット・ピンパーネルの舞台となったのが1793年、ソルフェリーノの戦いが1859年。ゾロも、大きく括ればこの時代(18世紀末~19世紀前半)の物語なんじゃないのかな?ドラマティックな、凄い時代ですね、本当に。
ちなみに日本では、松平定信による寛政の改革が1787年~1793年。……もうちょっと面白いネタは無いものかしらん(^ ^;ゞ
■エミリィ・ハミルトン(エマ) 野々すみ花
コケティッシュでちょっと掴みどころのない、ファンタスティックで魅力的な女、という印象でした。すみ花ちゃんは可愛いタイプなので、「絶世の美女」みたいに噂される存在として舞台に立つのはちょっと厳しい気もしましたが(←「美女ありき」のヴィヴィアン・リーは、まさに「絶世の美女」なので)、、、頭の良さがはっきりとわかる、人を惹きつける魅力のある存在感はさすがでした。
この時代の、上半身がぴったりと身体に沿っていて腰回り(とくにお尻の上)が大きくふくらんだドレスがとても良く似合って、着こなしもキレイでした。ただ、鬘はもう少し顔周りに髪を残してもいいような??微妙に老けてみえる角度があったりして、せっかく可愛いのに勿体無い!と思う瞬間があったりしました。でも、ネルソンとの並びはお気に入りです~♪
■ナポレオン・ボナパルト 蘭寿とむ
かーーーっこいいーーーーっっっ!!!!!
ネルソンが「黄金のハヤブサ」(←どっかで聞いた?)で、ナポレオンが造る時代が「獅子の時代」。なかなか的確な比喩だな、と思いました。
海に生きるしかない島国イギリスの海軍と、豊かな大地を守らなくてはならない農業国フランスの陸軍。海の上を身軽く飛び回る小型のハヤブサと、陸を駆ける百獣の王、獅子。戦い方の差も表現できているし、斎藤さん、やるじゃん♪
……「ブロンドの髪ひるがえし…」とか言われた瞬間に、思いっきり吹き出してしまいましたけど、ね。
ちなみに。プロローグの銀橋がツーロン包囲戦(1793年)のナポレオン陣営の話なのですが、この攻防戦にネルソンが従軍したのは史実なのでしょうか?
えなちゃん(月映樹茉)とりくくん(蒼羽りく)が一生懸命説明している戦闘の状況(フランス艦の死角から裏に回りこまれて……みたいな話)を聴いていると、ネルソンの勝利として有名なサン・ビセンテ岬沖の海戦の様子に似ている、と思ったのですが……。
まあ、そんな細かいことはおいといて、蘭トムさんは本当に格好よかったです!
あんなもみあげをつけて、それでも自然に男役でいるなんて芸当ができるのは、蘭トムさんだけ!!
ぜひぜひ皆さま、お見逃しなく(^ ^)。
■ウィリアム・ハミルトン 北翔海莉
なかなか渋くて素敵なオジサマでした。
やっぱり、みっちゃんは笑わないほうが絶対に素敵だ!!
美形だし、髭もよく似合ってるし、すみ花ちゃんのエマに対して素直になれない屈折ぶりが可愛くて、これはファン増えるんじゃないかなあ~、と思いました(^ ^)。
最後のネルソンとの対決場面に、もうひとつ何か深みが出ると、すごく良いんだけどなー。ネルソンが良い芝居をしているだけに、投げられたものを受け取って返す、それだけのことでも違うんじゃないかなあ。まだ公演も始まったばかりなので、これからの変化に期待してます♪
■フランシス・ネルソン(ファニー) 花影アリス
最後の場面の、抑えた態度と義父への心遣いが優しくて、じんわりとしました。
衣装も良く似合っているし、やっぱり目立つなー、あの美貌は(^ ^)。
「大江山花伝」の胡蝶、「ジュ・シャント」のヒロイン、そして今回のファニー。最後の一年で立て続けに良い女を演じてくれて、「妹」とか「子供」系の役ばっかり続いていた頃を思うと、嘘のようです。
もっと早く、こういう役をふってあげていれば、運命も違っていたかもしれないのに……、美羽あさひちゃんと被ってしまったのは、アリスちゃんにとっても宙組にとっても本当に不運だったな、とあらためて思いました。
アリスちゃんとすみ花ちゃんの並びは、お互いに無いものを分け合っている感があって、私はとても好きです。「王道の宝塚娘役」の典型であるアリスちゃんを、最後までしっかり見届けたいと思います!(誓)
とりあえず主要5人はこんなところかな。
他のメンバーについては、また後日★
.
とりあえず、キャストごとに。
■ホレーシオ・ネルソン大空祐飛
なんだか最近、ビジュアルが神憑ってきてませんか?……と思うのは、私がファンだからなんでしょうか……(^ ^)
ブロンドのロングに軍服。オスカルとはまた全然違う雰囲気ですが、びっくりするほど目を惹きました。はい。すみません、ファンで。
ただ個人的には、お芝居が始まってからの登場時にしている眼帯を、すぐ取ってしまうのが残念ではありました。……やっぱり眼帯していると戦士としては駄目ということになってしまうのかもしれませんね。現実のネルソンは、普段から眼帯をしていたわけではないのでしょうか。残されている肖像画にも、トラファルガー広場の銅像にも、そういものは無いようですが)
芝居は、前半が颯爽たるヒーロー、ただし、意外と生真面目でおカタイ軍人さん、という感じでした。恐妻家で、女といるより仲間と居た方が楽しそうなタイプ(^ ^)。新鮮なキャラだったなー。
本格的に物語が始まるのは「ナイルの海戦」(1798年)で大勝利を得て凱旋したところからなので、その時点ではまだ「なんちゃって英雄」なんですよね。板についていない感があるの。それが巧いなーと思いました。
その後、ナポリ革命(1799年)を経てトラファルガー海戦(1805年)まで、約7年。1798年には板についていなかった『英雄』の仮面が、いつのまにかよく似合うようになって、すっかりふてぶてしくなったホレーシオでした。その、時間の経過による立場の変化、みたいなものをちゃんと描いているのは流石だな、と思いました。
1805年10月21日に亡くなられたとき、享年47歳。半世紀弱の生涯の中の7年間が、果たして「半生」なのか?という疑問はありますが。でも、やっぱり、ナイルの海戦に勝利して「英雄」となり、貴族に叙され、恋に落ちた7年間は、彼の人生にとっても大きな7年間だったんでしょうねぇ……。
ちなみに。
スカーレット・ピンパーネルの舞台となったのが1793年、ソルフェリーノの戦いが1859年。ゾロも、大きく括ればこの時代(18世紀末~19世紀前半)の物語なんじゃないのかな?ドラマティックな、凄い時代ですね、本当に。
ちなみに日本では、松平定信による寛政の改革が1787年~1793年。……もうちょっと面白いネタは無いものかしらん(^ ^;ゞ
■エミリィ・ハミルトン(エマ) 野々すみ花
コケティッシュでちょっと掴みどころのない、ファンタスティックで魅力的な女、という印象でした。すみ花ちゃんは可愛いタイプなので、「絶世の美女」みたいに噂される存在として舞台に立つのはちょっと厳しい気もしましたが(←「美女ありき」のヴィヴィアン・リーは、まさに「絶世の美女」なので)、、、頭の良さがはっきりとわかる、人を惹きつける魅力のある存在感はさすがでした。
この時代の、上半身がぴったりと身体に沿っていて腰回り(とくにお尻の上)が大きくふくらんだドレスがとても良く似合って、着こなしもキレイでした。ただ、鬘はもう少し顔周りに髪を残してもいいような??微妙に老けてみえる角度があったりして、せっかく可愛いのに勿体無い!と思う瞬間があったりしました。でも、ネルソンとの並びはお気に入りです~♪
■ナポレオン・ボナパルト 蘭寿とむ
かーーーっこいいーーーーっっっ!!!!!
ネルソンが「黄金のハヤブサ」(←どっかで聞いた?)で、ナポレオンが造る時代が「獅子の時代」。なかなか的確な比喩だな、と思いました。
海に生きるしかない島国イギリスの海軍と、豊かな大地を守らなくてはならない農業国フランスの陸軍。海の上を身軽く飛び回る小型のハヤブサと、陸を駆ける百獣の王、獅子。戦い方の差も表現できているし、斎藤さん、やるじゃん♪
……「ブロンドの髪ひるがえし…」とか言われた瞬間に、思いっきり吹き出してしまいましたけど、ね。
ちなみに。プロローグの銀橋がツーロン包囲戦(1793年)のナポレオン陣営の話なのですが、この攻防戦にネルソンが従軍したのは史実なのでしょうか?
えなちゃん(月映樹茉)とりくくん(蒼羽りく)が一生懸命説明している戦闘の状況(フランス艦の死角から裏に回りこまれて……みたいな話)を聴いていると、ネルソンの勝利として有名なサン・ビセンテ岬沖の海戦の様子に似ている、と思ったのですが……。
まあ、そんな細かいことはおいといて、蘭トムさんは本当に格好よかったです!
あんなもみあげをつけて、それでも自然に男役でいるなんて芸当ができるのは、蘭トムさんだけ!!
ぜひぜひ皆さま、お見逃しなく(^ ^)。
■ウィリアム・ハミルトン 北翔海莉
なかなか渋くて素敵なオジサマでした。
やっぱり、みっちゃんは笑わないほうが絶対に素敵だ!!
美形だし、髭もよく似合ってるし、すみ花ちゃんのエマに対して素直になれない屈折ぶりが可愛くて、これはファン増えるんじゃないかなあ~、と思いました(^ ^)。
最後のネルソンとの対決場面に、もうひとつ何か深みが出ると、すごく良いんだけどなー。ネルソンが良い芝居をしているだけに、投げられたものを受け取って返す、それだけのことでも違うんじゃないかなあ。まだ公演も始まったばかりなので、これからの変化に期待してます♪
■フランシス・ネルソン(ファニー) 花影アリス
最後の場面の、抑えた態度と義父への心遣いが優しくて、じんわりとしました。
衣装も良く似合っているし、やっぱり目立つなー、あの美貌は(^ ^)。
「大江山花伝」の胡蝶、「ジュ・シャント」のヒロイン、そして今回のファニー。最後の一年で立て続けに良い女を演じてくれて、「妹」とか「子供」系の役ばっかり続いていた頃を思うと、嘘のようです。
もっと早く、こういう役をふってあげていれば、運命も違っていたかもしれないのに……、美羽あさひちゃんと被ってしまったのは、アリスちゃんにとっても宙組にとっても本当に不運だったな、とあらためて思いました。
アリスちゃんとすみ花ちゃんの並びは、お互いに無いものを分け合っている感があって、私はとても好きです。「王道の宝塚娘役」の典型であるアリスちゃんを、最後までしっかり見届けたいと思います!(誓)
とりあえず主要5人はこんなところかな。
他のメンバーについては、また後日★
.
愛と奇跡のトラファルガー
2010年5月23日 宝塚(宙)宝塚劇場宙組公演「トラファルガー/ファンキー・サンシャイン」を観劇してまいりました♪
まずは速報のみ、ですが。
とっても楽しかったです!!
ええ。猫にとっては。
……言い訳はしません。
賛否両論であろうことも、突っ込みどころ満載なことも否定はしませんが。
とにかく、ひたすら!!楽しかったです。
祐飛さんはじめ、男役は皆さんホントにスタイルよくてビジュアル最高!!
観ているだけで幸せになりました。
そして、脚本が☆まともだった!
私、相当な覚悟を決めて観に行ったわけですが、いやはや、斎藤くん「カラマーゾフの兄弟」を経て大人になったんだね!!(感涙)
「血と砂」みたいに、萌えに狂った挙句、訳がわからなくなったりすることもなく、
「エル・アルコン」みたいに、やりたいことを1時間半に詰め込んで、詰め込みすぎて破裂しちゃった、みたいなコトもなく、
複雑な歴史をわかりやすく時系列で説明しながら、要所要所に時間をとって心理劇の部分をきちんと見せる。
日本語があやしいところがあったり、細かいところでは突っ込みどころはたくさんありましたが、大きな流れがきちんと出来ているので、とても良かったと思います。
ただ。展開を速めるため(?)に装置を非常に簡素にしているので、個人個人の芝居でつなぎをフォローしていかなくてはいけない部分が大きいな、と思いました。そういう意味では、初日開けて直後の今は、まだぎこちなさが残っていて大きな歴史の流れがぶつ切れになっているように見えたのは事実です。
一人ひとりが、役と向かい合い、そして会話をする相手の役に向かい合ったら、どんどん良くなっていくんじゃないかと思います(事実、私が観ている間にもびっくりするほど良くなった部分がありましたから/笑)。
このさき、この作品がどのように磨かれていくのか、見守りたいと思いました。
ショーも、かなり文句なく楽しいです♪
私は、トップと二番手が交互に出てきて、それ以外の組子が背景になっているショーよりも、このくらい、若い子が弾けているショーの方が好き(^ ^)だし、元々祐飛さんがショースターでないことはよーく知っているので。
出番はこのくらいで十分です♪
祐飛さんは、私は、嵐に翻弄される青年が好きかなー。ああいう、ヘタレお茶目な祐飛さんって、実はあんまり表には出ていないんですよね(^ ^)。ディナーショーとかではいろいろやってくれてるんですけど。
いやー、めちゃめちゃ可愛くてツボりまくりでした(*^ ^*)。
ショー全体をとおして、どちらかというと、祐飛さんが可愛い&ヘタレ担当、蘭トムさんが熱血&二枚目担当、みたいな感じでしたね。
とにかく、蘭トムさんがめちゃくちゃ格好よかった!!前半の「太陽」メドレーの熱唱っぷりも最高だし、そういうんじゃなくて純粋な二枚目としては、若いダンサーたちと一緒に踊り狂っていた「プラズマ」が最高!!
すみ花ちゃんは、やっぱりひまわり娘が最高かなあ。結構どれも好きなんですが。
いつも祐飛さんとばかり組んでいるので、たまには他の男役さんと組んだところも観てみたいな♪
今回は、けっこうアリスちゃんの卒業公演、という面が強調されているような気がしました。
一番好きなのは、アリスちゃんセンターにみーちゃんとちーちゃんが両脇の場面。あそこに大ちゃんが出られないのがとても残念です(←その前にカチャと二人で出てしまっているので)
それにしても、アリスちゃん可愛いなあ。今回はどの衣装もすごく良く似合ってて、こういう衣装ならアリスちゃんは文句なく可愛く見えるのになあ、と思いました。石田さんの衣装の選択眼は、洗練されているとは決して思わないんですけど、でも、たぶん私は、石田さんと趣味があうんだと思います(^ ^)。
とりあえず、速報はこんなところで。
お芝居については、ともちん(悠未ひろ)のハーディーと、まさこちゃん(十輝いりす)のヘンリー王子が素敵すぎてくらくらしました、ってな話を、近いうちに書きたいと思っています♪♪
.
まずは速報のみ、ですが。
とっても楽しかったです!!
ええ。猫にとっては。
……言い訳はしません。
賛否両論であろうことも、突っ込みどころ満載なことも否定はしませんが。
とにかく、ひたすら!!楽しかったです。
祐飛さんはじめ、男役は皆さんホントにスタイルよくてビジュアル最高!!
観ているだけで幸せになりました。
そして、脚本が☆まともだった!
私、相当な覚悟を決めて観に行ったわけですが、いやはや、斎藤くん「カラマーゾフの兄弟」を経て大人になったんだね!!(感涙)
「血と砂」みたいに、萌えに狂った挙句、訳がわからなくなったりすることもなく、
「エル・アルコン」みたいに、やりたいことを1時間半に詰め込んで、詰め込みすぎて破裂しちゃった、みたいなコトもなく、
複雑な歴史をわかりやすく時系列で説明しながら、要所要所に時間をとって心理劇の部分をきちんと見せる。
日本語があやしいところがあったり、細かいところでは突っ込みどころはたくさんありましたが、大きな流れがきちんと出来ているので、とても良かったと思います。
ただ。展開を速めるため(?)に装置を非常に簡素にしているので、個人個人の芝居でつなぎをフォローしていかなくてはいけない部分が大きいな、と思いました。そういう意味では、初日開けて直後の今は、まだぎこちなさが残っていて大きな歴史の流れがぶつ切れになっているように見えたのは事実です。
一人ひとりが、役と向かい合い、そして会話をする相手の役に向かい合ったら、どんどん良くなっていくんじゃないかと思います(事実、私が観ている間にもびっくりするほど良くなった部分がありましたから/笑)。
このさき、この作品がどのように磨かれていくのか、見守りたいと思いました。
ショーも、かなり文句なく楽しいです♪
私は、トップと二番手が交互に出てきて、それ以外の組子が背景になっているショーよりも、このくらい、若い子が弾けているショーの方が好き(^ ^)だし、元々祐飛さんがショースターでないことはよーく知っているので。
出番はこのくらいで十分です♪
祐飛さんは、私は、嵐に翻弄される青年が好きかなー。ああいう、ヘタレお茶目な祐飛さんって、実はあんまり表には出ていないんですよね(^ ^)。ディナーショーとかではいろいろやってくれてるんですけど。
いやー、めちゃめちゃ可愛くてツボりまくりでした(*^ ^*)。
ショー全体をとおして、どちらかというと、祐飛さんが可愛い&ヘタレ担当、蘭トムさんが熱血&二枚目担当、みたいな感じでしたね。
とにかく、蘭トムさんがめちゃくちゃ格好よかった!!前半の「太陽」メドレーの熱唱っぷりも最高だし、そういうんじゃなくて純粋な二枚目としては、若いダンサーたちと一緒に踊り狂っていた「プラズマ」が最高!!
すみ花ちゃんは、やっぱりひまわり娘が最高かなあ。結構どれも好きなんですが。
いつも祐飛さんとばかり組んでいるので、たまには他の男役さんと組んだところも観てみたいな♪
今回は、けっこうアリスちゃんの卒業公演、という面が強調されているような気がしました。
一番好きなのは、アリスちゃんセンターにみーちゃんとちーちゃんが両脇の場面。あそこに大ちゃんが出られないのがとても残念です(←その前にカチャと二人で出てしまっているので)
それにしても、アリスちゃん可愛いなあ。今回はどの衣装もすごく良く似合ってて、こういう衣装ならアリスちゃんは文句なく可愛く見えるのになあ、と思いました。石田さんの衣装の選択眼は、洗練されているとは決して思わないんですけど、でも、たぶん私は、石田さんと趣味があうんだと思います(^ ^)。
とりあえず、速報はこんなところで。
お芝居については、ともちん(悠未ひろ)のハーディーと、まさこちゃん(十輝いりす)のヘンリー王子が素敵すぎてくらくらしました、ってな話を、近いうちに書きたいと思っています♪♪
.
スカイステージのニュースで、月組千秋楽映像と宙組稽古場映像を見ました♪
宙組のお芝居「トラファルガー」は、音楽を聴いただけで血が燃えるというか(^ ^;。
……ああ、斎藤作品だ!!というか、そんな気がしました。いや、音楽が寺嶋さんだとゆーだけのことなんでしょうけどね。なんとなく。
ド金髪の祐飛さん。若かりし頃の明るさと後半のギャップがイイ感じ(*^ ^*)。
衣装や鬘をつけて、ちゃんと流れでみたら、すごいジェットコースター人生なんだろうなあ……。
蘭トムさんはひたすら格好良い(惚)。スタイル抜群な宙組若手を引き連れて、めちゃめちゃカッコいいです。ああ、早く軍服姿を観たい!!
ショーの方は、底抜けに明るくて楽しそう、な感じかな…?
耳馴染みの良いナンバーが多いので客席も盛り上がりそう。「ファンキーサンシャイン♪」の連呼も良さげな感じです。
そして。パレードでの祐飛さんの『めっちゃ笑顔』が可愛くて可愛くて、見惚れちゃいました(←今更?)
月組千秋楽映像は……というか、みりおくんのショーヴランを観ること自体が初めて、だと思うんですが。
いやーーー、びっくりした(@ @)。髭をつけているという話は聞いていたんですが、全然実感が無かったみたいで。まさおくんはちょっと色黒にしているくらいで割と普通だったので、いきなり映像でアップで観て、ビビりました(^ ^;ゞ
いや、あの、たぶん、生で観れば違和感はないんだと思います。たぶん。ってか、早く舞台を見たいぞ!!
なんだかもう、いろんなことがまさおくんと違っていて、とても興味深かったです。ああ、生で観てないから何も書けないのが悔しいよーーー!!
ゆりやんのショーヴランは、どちらかというならまさおの方に近いのかな?実際観てみないとわかりませんが、なんとなく。みりおくんのショーヴランは、もっとマルグリットを愛していそうに見えました。(まさおくんとゆりやんは、マルグリットとの間に愛が成立しそうになかった…)
そして。えっらい美しい貴公子になりきってしまったアルマンのまさおくんに、たまらなく目を奪われました。……いやーー、楽しそうにやってるなあ(^ ^)。
でも!落ち着いて考えてみよう。……アルマンは平民だよね?どうしてあんなに、スカーレットピンパーネル団の誰よりも貴公子っぽいんだろうか…?(汗)
座長のモギー(鼓英夏)や、「マルグリットの影」で踊る紗蘭えりかちゃんが抜いてもらっていたのが嬉しかったです♪大劇場で観た時、えりかちゃんがなかなか見つけられなくて、場面が終わる直前にやっと気がついたので、東京ではこの映像を参考にチェックしよう★
でも。愛那結梨ちゃんは特に抜かれてなかった…ですよね?92期も研5になったから、そのあたりは配慮してもらえるのかと思ったのになあ(T T)。
そして、三人とも、最後のご挨拶はとても良かったです♪
下級生らしく可愛らしかった愛那さん、
舞台姿と同じ、生真面目なキャラが前面に出た鼓さん、(しかし、つくづくと美形だなこの人は)
上級生らしく、しっかりと感慨深くまとめた紗蘭さん。
そして、優しく人情のある霧矢さんの挨拶まで、今の月組がすごくよくまとまっているのを感じました♪ 宙組もそうでしたけど、お披露目で良い作品に当たるのって、本当にとても幸せなことですよねー!!(^ ^)
この日を最後に「宝塚」という空に飛び立つ96期の雛鳥たちも、
短い休暇をしっかり堪能して、リフレッシュして東京にいらしていただきたい月組っ子も、
みんなみんな、がんばってくださいね。心から、応援しています。
話は違いますが。
ふと気がつけば、友の会の宙組全国ツアー公演の入力、初回分はもう終わってしまっているんですね!(@ @)
物語上の主役(=ヤス)のキャスト発表もまだなのに!?
そーいえば、むかーし、演目も出ないで全国ツアー公演の入力期間が終了したことがあったなあ……
発表されてみたら「外伝ベルサイユのばら ジェローデル篇」(花・星の全国ツアーと同時発表)だった雪組全国ツアーのことですが。
でも、今回さすがに演目は出てるんだよねー。
あのクラスのびっくり発表って言ったら何だろう……(鳳翔)大ちゃんの朋子さんとか?(←違うだろうな)
それにしても。
全ツの時期に、絶対同時にみっちゃん(北翔海莉)のバウ&青年館公演があるだろう、と思っていたのになーーー。
「銀ちゃんの恋」じゃあ、そうそう大量人数を投下するわけにはいかないから、下級生はみんなお休みなのでしょうか……。寂しいわ(涙)。
.
宙組のお芝居「トラファルガー」は、音楽を聴いただけで血が燃えるというか(^ ^;。
……ああ、斎藤作品だ!!というか、そんな気がしました。いや、音楽が寺嶋さんだとゆーだけのことなんでしょうけどね。なんとなく。
ド金髪の祐飛さん。若かりし頃の明るさと後半のギャップがイイ感じ(*^ ^*)。
衣装や鬘をつけて、ちゃんと流れでみたら、すごいジェットコースター人生なんだろうなあ……。
蘭トムさんはひたすら格好良い(惚)。スタイル抜群な宙組若手を引き連れて、めちゃめちゃカッコいいです。ああ、早く軍服姿を観たい!!
ショーの方は、底抜けに明るくて楽しそう、な感じかな…?
耳馴染みの良いナンバーが多いので客席も盛り上がりそう。「ファンキーサンシャイン♪」の連呼も良さげな感じです。
そして。パレードでの祐飛さんの『めっちゃ笑顔』が可愛くて可愛くて、見惚れちゃいました(←今更?)
月組千秋楽映像は……というか、みりおくんのショーヴランを観ること自体が初めて、だと思うんですが。
いやーーー、びっくりした(@ @)。髭をつけているという話は聞いていたんですが、全然実感が無かったみたいで。まさおくんはちょっと色黒にしているくらいで割と普通だったので、いきなり映像でアップで観て、ビビりました(^ ^;ゞ
いや、あの、たぶん、生で観れば違和感はないんだと思います。たぶん。ってか、早く舞台を見たいぞ!!
なんだかもう、いろんなことがまさおくんと違っていて、とても興味深かったです。ああ、生で観てないから何も書けないのが悔しいよーーー!!
ゆりやんのショーヴランは、どちらかというならまさおの方に近いのかな?実際観てみないとわかりませんが、なんとなく。みりおくんのショーヴランは、もっとマルグリットを愛していそうに見えました。(まさおくんとゆりやんは、マルグリットとの間に愛が成立しそうになかった…)
そして。えっらい美しい貴公子になりきってしまったアルマンのまさおくんに、たまらなく目を奪われました。……いやーー、楽しそうにやってるなあ(^ ^)。
でも!落ち着いて考えてみよう。……アルマンは平民だよね?どうしてあんなに、スカーレットピンパーネル団の誰よりも貴公子っぽいんだろうか…?(汗)
座長のモギー(鼓英夏)や、「マルグリットの影」で踊る紗蘭えりかちゃんが抜いてもらっていたのが嬉しかったです♪大劇場で観た時、えりかちゃんがなかなか見つけられなくて、場面が終わる直前にやっと気がついたので、東京ではこの映像を参考にチェックしよう★
でも。愛那結梨ちゃんは特に抜かれてなかった…ですよね?92期も研5になったから、そのあたりは配慮してもらえるのかと思ったのになあ(T T)。
そして、三人とも、最後のご挨拶はとても良かったです♪
下級生らしく可愛らしかった愛那さん、
舞台姿と同じ、生真面目なキャラが前面に出た鼓さん、(しかし、つくづくと美形だなこの人は)
上級生らしく、しっかりと感慨深くまとめた紗蘭さん。
そして、優しく人情のある霧矢さんの挨拶まで、今の月組がすごくよくまとまっているのを感じました♪ 宙組もそうでしたけど、お披露目で良い作品に当たるのって、本当にとても幸せなことですよねー!!(^ ^)
この日を最後に「宝塚」という空に飛び立つ96期の雛鳥たちも、
短い休暇をしっかり堪能して、リフレッシュして東京にいらしていただきたい月組っ子も、
みんなみんな、がんばってくださいね。心から、応援しています。
話は違いますが。
ふと気がつけば、友の会の宙組全国ツアー公演の入力、初回分はもう終わってしまっているんですね!(@ @)
物語上の主役(=ヤス)のキャスト発表もまだなのに!?
そーいえば、むかーし、演目も出ないで全国ツアー公演の入力期間が終了したことがあったなあ……
発表されてみたら「外伝ベルサイユのばら ジェローデル篇」(花・星の全国ツアーと同時発表)だった雪組全国ツアーのことですが。
でも、今回さすがに演目は出てるんだよねー。
あのクラスのびっくり発表って言ったら何だろう……(鳳翔)大ちゃんの朋子さんとか?(←違うだろうな)
それにしても。
全ツの時期に、絶対同時にみっちゃん(北翔海莉)のバウ&青年館公演があるだろう、と思っていたのになーーー。
「銀ちゃんの恋」じゃあ、そうそう大量人数を投下するわけにはいかないから、下級生はみんなお休みなのでしょうか……。寂しいわ(涙)。
.
若人たちのトラファルガー
2010年4月15日 宝塚(宙) コメント (2)CSニュースで流れていた桜乃彩音嬢のミュージックサロンのお稽古風景、良さげでしたねー。
宝塚ホテルはもう終わって、土曜日からは第一ホテル東京。
稽古場風景を観て、「やっぱり観たい!!」と思った……のですが、完売しちゃってましたね(T T)。昨日見たときは、まだ更新されてなかったのにな~~~。
稽古場風景観て行きたくなった人、そんなにたくさんいたのか?
あーあ、残念だ……まっつとだいもんのアランフェスをナマで観たかったのに……(←そこ?)。
さて。
宙組大劇場公演「トラファルガー」の新人公演配役(一部)が発表されました♪
ホレイショ・ネルソン (大空祐飛) 蒼羽りく
エミリィ・ハミルトン (野々すみ花)すみれ乃 麗
ナポレオン・ボナパルト(蘭寿とむ) 愛月ひかる
ウィリアム・ハミルトン(北翔海莉) 鳳樹いち
ジョセフィーヌ (五峰亜季) 琴羽桜子
トマス・ハーディー (悠未ひろ) 澄輝さやと
フランシス・ネルソン (花影アリス)藤咲えり
おお。
りくくん、れーれ、新公初主演おめでとうございます!!
どっちも初主演って割と珍しいケースのような。しかも、姉さん女房だし。……れーれはバウのヒロイン経験があるから、経験者カウントなのでしょうか。芝居はお二人とも心配ないと思うんですけど、歌は若干(・・;)心配なコンビなので、あんまり他のことに気をとられず、しっかりお稽古に集中できますように。
ナポレオンは愛月くん。そりゃあ軍服似合うだろうなぁ~~~。
みっちゃんの役は、「カサブランカ」に続き、いちくん。「ジュ・シャント」といい、歌にも踊りにも大活躍してくれそうですね。れーれとの並びも「ジュ・シャント」以来ですが、お似合いだったので、今回も楽しみです♪
ともちんのハーディは、あっきー。こちらも軍服姿が楽しみです。すごく良い役になりそうなので、美味しい役は、ちゃんと美味しくやっていただきたいわ♪
アリスちゃんのファニー(←ネルソンの奥方)は、エリちゃん(はぁと)。
……エリちゃん、こういう役だと必要以上に大人っぽくなってしまいがちなので、りくくんとのバランスがちょっと心配かなあ。学年差もあるし……。でも、いい芝居をしてくれると信じています♪
そして、ねこ的に一番ニュースだったのは、
ナポレオンの奥方・ジョセフィーヌは琴羽桜子ちゃん(*^ ^*)。
いやぁん、嬉しい~~!!本公演も新公もこのキャスティングということは、きっと踊りまくる場面があるんですよね?観たい~~~!!桜子は芝居も巧いし、愛月くんと並ぶとだいぶ姉さん女房ですが、ま、それは本公演も同じだし(^ ^)、、期待はふくらむばかりです♪♪
よっしゃ、絶対にチケット取るぞ~~~!!
しっかし、新公主演者、どの組も若くなってますよねえ……。
これで、現時点での新人公演主演者の最下は、花組が91期(鳳)と92期(天咲・蘭乃)、月組が94期(珠城)と90期(彩星)、雪組が93期(彩風と舞羽)、星組が92期(真風)と94期(早乙女)、宙組が93期(蒼羽)と92期(すみれ乃)。
今年の新公の長である90期で新公主演経験があるのは、既にトップ娘役になったお二人を除くと、雪組のがおりちゃん(香稜しずる)と月組の(彩星)りおんの二人だけ。89期が男役も娘役もメチャメチャ多かったので、なんかすごく寂しい気がします(T T)。
各組あと一回づつ新公が回ってくるけど、誰か主演するでしょうか……。個人的には、正塚作品の主人公を熱演するがおりちゃんと、「ジプシー男爵」で歌い踊る宇月くんは、ぜひ観てみたいんですが(夢)
まあ、そんなことを考えつつ。
さっつんとえなちゃんとモンチと、、、宙組っ子皆に、遣り甲斐のある役が回ってきますように☆
.
宝塚ホテルはもう終わって、土曜日からは第一ホテル東京。
稽古場風景を観て、「やっぱり観たい!!」と思った……のですが、完売しちゃってましたね(T T)。昨日見たときは、まだ更新されてなかったのにな~~~。
稽古場風景観て行きたくなった人、そんなにたくさんいたのか?
あーあ、残念だ……まっつとだいもんのアランフェスをナマで観たかったのに……(←そこ?)。
さて。
宙組大劇場公演「トラファルガー」の新人公演配役(一部)が発表されました♪
ホレイショ・ネルソン (大空祐飛) 蒼羽りく
エミリィ・ハミルトン (野々すみ花)すみれ乃 麗
ナポレオン・ボナパルト(蘭寿とむ) 愛月ひかる
ウィリアム・ハミルトン(北翔海莉) 鳳樹いち
ジョセフィーヌ (五峰亜季) 琴羽桜子
トマス・ハーディー (悠未ひろ) 澄輝さやと
フランシス・ネルソン (花影アリス)藤咲えり
おお。
りくくん、れーれ、新公初主演おめでとうございます!!
どっちも初主演って割と珍しいケースのような。しかも、姉さん女房だし。……れーれはバウのヒロイン経験があるから、経験者カウントなのでしょうか。芝居はお二人とも心配ないと思うんですけど、歌は若干(・・;)心配なコンビなので、あんまり他のことに気をとられず、しっかりお稽古に集中できますように。
ナポレオンは愛月くん。そりゃあ軍服似合うだろうなぁ~~~。
みっちゃんの役は、「カサブランカ」に続き、いちくん。「ジュ・シャント」といい、歌にも踊りにも大活躍してくれそうですね。れーれとの並びも「ジュ・シャント」以来ですが、お似合いだったので、今回も楽しみです♪
ともちんのハーディは、あっきー。こちらも軍服姿が楽しみです。すごく良い役になりそうなので、美味しい役は、ちゃんと美味しくやっていただきたいわ♪
アリスちゃんのファニー(←ネルソンの奥方)は、エリちゃん(はぁと)。
……エリちゃん、こういう役だと必要以上に大人っぽくなってしまいがちなので、りくくんとのバランスがちょっと心配かなあ。学年差もあるし……。でも、いい芝居をしてくれると信じています♪
そして、ねこ的に一番ニュースだったのは、
ナポレオンの奥方・ジョセフィーヌは琴羽桜子ちゃん(*^ ^*)。
いやぁん、嬉しい~~!!本公演も新公もこのキャスティングということは、きっと踊りまくる場面があるんですよね?観たい~~~!!桜子は芝居も巧いし、愛月くんと並ぶとだいぶ姉さん女房ですが、ま、それは本公演も同じだし(^ ^)、、期待はふくらむばかりです♪♪
よっしゃ、絶対にチケット取るぞ~~~!!
しっかし、新公主演者、どの組も若くなってますよねえ……。
これで、現時点での新人公演主演者の最下は、花組が91期(鳳)と92期(天咲・蘭乃)、月組が94期(珠城)と90期(彩星)、雪組が93期(彩風と舞羽)、星組が92期(真風)と94期(早乙女)、宙組が93期(蒼羽)と92期(すみれ乃)。
今年の新公の長である90期で新公主演経験があるのは、既にトップ娘役になったお二人を除くと、雪組のがおりちゃん(香稜しずる)と月組の(彩星)りおんの二人だけ。89期が男役も娘役もメチャメチャ多かったので、なんかすごく寂しい気がします(T T)。
各組あと一回づつ新公が回ってくるけど、誰か主演するでしょうか……。個人的には、正塚作品の主人公を熱演するがおりちゃんと、「ジプシー男爵」で歌い踊る宇月くんは、ぜひ観てみたいんですが(夢)
まあ、そんなことを考えつつ。
さっつんとえなちゃんとモンチと、、、宙組っ子皆に、遣り甲斐のある役が回ってきますように☆
.
本日は、宙組大劇場好演「トラファルガー/ファンキー・サンシャイン」の集合日。
花影アリスちゃん、舞姫あゆみさん、千紗れいなさん、3人の卒業が発表されてしまいました(T T)。
92期の千沙さん。出番がたくさんあるといいなあ。
89期の舞姫さん。色っぽいダンスが大好きでした。大人っぽい美人で、新公を卒業したこれからが出番なタイプだと思っていたのですが。このタイミングでの卒業は、いかにも惜しいです。
そして、88期のアリスちゃん。「ジュ・シャント」での圧倒的な華やかさ、輝きを観た時に、、、、もしかして、いやまさか、と思ってはいたのですが。去年の「大江山花伝」くらいから、急激に芝居に情感がでてきて、すごく素敵になってきたなと思っていたのになあ。
私が最初に彼女を認識したのは「ファントム」の淑女だったんだから、もうすぐ6年……ですね。早いものです。
最後の役は「ファニー」。てっきりネルソンの奥方(フランシス)だと思っていたのですが、違うのかな?でも、斉藤さんはたぶんアリスちゃんのこと好きだと思うので、楽しみにしています♪
さて。集合日ということで、配役も発表されました。
とりあえず、ともちん(悠未ひろ)は、ハーディ艦長?ですよね。いやー、良い役だなあ(*^ ^*)。
まさこちゃん(十輝いりす)はヘンリー王子(のちのウィリアム四世)。海軍士官としてネルソンの部下だった時代があるので、がっつり出てきてくれそう♪
珠洲さんはジャーヴィス提督。サン・ヴィセンテ岬海戦の指揮官ですね。齋藤さんは、この闘いを前半の山場にするつもりかな?そこで右腕を喪ったことにしちゃったりして(^ ^)。
ナポリ王妃マリア・カロリーナは鈴奈さん、ナポリ王フェルディナンドがたまちゃん(天羽珠紀)ですよね、きっと。で、えびちゃん(綾瀬あきな)のカロリーナ王女はその娘?
マリア・テレジアの娘で、一番母親に似ていたと称されるマリア・カロリーナは、善良で遊び好きな夫フェルディナンドに代わって国政の実権を握り、1799年のナポリ革命でイギリス(=ネルソン)と組むときも中心になった人。ハミルトン夫人とも親交があったみたいなので、それこそタラちゃんやせーこちゃんあたりに来るかも、と思っていたのですが。ナポリ王夫妻がこの二人ってことは、ナポリ問題にはあまり深入りしないのかな。
れーれ(すみれ乃麗)のホレイシャは、エマの娘の名前ですよね?ネルソンが亡くなったとき、まだ幼かったはずなんだけど、どの程度出てくるのかな。
そして、個人的にえなちゃん(月映樹茉)に役名があったことが嬉しい♪コーネリアスってイギリス系の名前だから、きっとネルソンの部下だよね。台詞もあるといいなあ~♪♪
それにしても、どういう構成になるのでしょうね。あらすじを読んだかぎりでは映画「美女ありき」に沿っている感じですが、それだとナポレオンの出番がほとんどないはず。でも、ナポレオンの妻ジョセフィーヌ(五峰亜季)まで出てくるところをみると、そこは大幅に齋藤さんのオリジナルが入るのかな。「血と砂」をフアンとプルミタス(←原作ではチョイ役)のW主演作にした齋藤さんなので、期待しています。
なんでもいいから、祐飛さんと蘭トムさんががっつり芝居をする作品になりますように(祈)。
……で、子役は誰がやるんでしょうね?(←齋藤作品だから、絶対ネルソンとナポレオンの子供時代が出てくるに違いない、と思っているらしい)
.
花影アリスちゃん、舞姫あゆみさん、千紗れいなさん、3人の卒業が発表されてしまいました(T T)。
92期の千沙さん。出番がたくさんあるといいなあ。
89期の舞姫さん。色っぽいダンスが大好きでした。大人っぽい美人で、新公を卒業したこれからが出番なタイプだと思っていたのですが。このタイミングでの卒業は、いかにも惜しいです。
そして、88期のアリスちゃん。「ジュ・シャント」での圧倒的な華やかさ、輝きを観た時に、、、、もしかして、いやまさか、と思ってはいたのですが。去年の「大江山花伝」くらいから、急激に芝居に情感がでてきて、すごく素敵になってきたなと思っていたのになあ。
私が最初に彼女を認識したのは「ファントム」の淑女だったんだから、もうすぐ6年……ですね。早いものです。
最後の役は「ファニー」。てっきりネルソンの奥方(フランシス)だと思っていたのですが、違うのかな?でも、斉藤さんはたぶんアリスちゃんのこと好きだと思うので、楽しみにしています♪
さて。集合日ということで、配役も発表されました。
とりあえず、ともちん(悠未ひろ)は、ハーディ艦長?ですよね。いやー、良い役だなあ(*^ ^*)。
まさこちゃん(十輝いりす)はヘンリー王子(のちのウィリアム四世)。海軍士官としてネルソンの部下だった時代があるので、がっつり出てきてくれそう♪
珠洲さんはジャーヴィス提督。サン・ヴィセンテ岬海戦の指揮官ですね。齋藤さんは、この闘いを前半の山場にするつもりかな?そこで右腕を喪ったことにしちゃったりして(^ ^)。
ナポリ王妃マリア・カロリーナは鈴奈さん、ナポリ王フェルディナンドがたまちゃん(天羽珠紀)ですよね、きっと。で、えびちゃん(綾瀬あきな)のカロリーナ王女はその娘?
マリア・テレジアの娘で、一番母親に似ていたと称されるマリア・カロリーナは、善良で遊び好きな夫フェルディナンドに代わって国政の実権を握り、1799年のナポリ革命でイギリス(=ネルソン)と組むときも中心になった人。ハミルトン夫人とも親交があったみたいなので、それこそタラちゃんやせーこちゃんあたりに来るかも、と思っていたのですが。ナポリ王夫妻がこの二人ってことは、ナポリ問題にはあまり深入りしないのかな。
れーれ(すみれ乃麗)のホレイシャは、エマの娘の名前ですよね?ネルソンが亡くなったとき、まだ幼かったはずなんだけど、どの程度出てくるのかな。
そして、個人的にえなちゃん(月映樹茉)に役名があったことが嬉しい♪コーネリアスってイギリス系の名前だから、きっとネルソンの部下だよね。台詞もあるといいなあ~♪♪
それにしても、どういう構成になるのでしょうね。あらすじを読んだかぎりでは映画「美女ありき」に沿っている感じですが、それだとナポレオンの出番がほとんどないはず。でも、ナポレオンの妻ジョセフィーヌ(五峰亜季)まで出てくるところをみると、そこは大幅に齋藤さんのオリジナルが入るのかな。「血と砂」をフアンとプルミタス(←原作ではチョイ役)のW主演作にした齋藤さんなので、期待しています。
なんでもいいから、祐飛さんと蘭トムさんががっつり芝居をする作品になりますように(祈)。
……で、子役は誰がやるんでしょうね?(←齋藤作品だから、絶対ネルソンとナポレオンの子供時代が出てくるに違いない、と思っているらしい)
.
シャングリラ【千秋楽】
2010年4月2日 宝塚(宙)春の嵐の中、日本青年館宙組公演「シャングリラ」の千秋楽を観劇してまいりました。
笹良えるさん、ご卒業おめでとうございますm(_ _)m。
九龍客桟の場面で、舞花くるみちゃん(黒のチャイナ)から盃を渡されて“イッキ”させられていたり、ソウ(蒼羽りく)に白い羽(マフラーみたいな奴)を奪われそうになったり、、、全部はチェックできませんでしたが、いろいろやってくれてました(^ ^)。
フィナーレは白い花をつけて出てくるんですが、最後にりりこちゃんとさっつん(風羽玲亜)の美しいカゲコーラス(録音)の流れる中でみんなのフォーメーションが変わるとき、美月遥さんと並んで上手側の階段下あたりに立つんですが、階段を昇って上にスタンバイするさっつんや琴羽桜子ちゃんたちが通りすがりに茶々を入れていったり、いろいろ挨拶が交わされて……
そして、ちょっと曲がってしまった花を治してあげる美月くんが、めちゃめちゃオトコマエで格好良かったです(はぁと)
最後のご挨拶も、ハキハキした爽やかなご挨拶で、思わず目頭が熱くなりました。
……袖で待機していた同期たちが騒ぎまくりでしたが。
祐飛さんのご挨拶は、「No Rain, No Rainbow」しか覚えてないなあ。「涙の後には笑顔がある、みたいな意味」とか何とか、むちゃな意訳をしていたのにかなりウケました。
気持ちの温かくなる、いい挨拶でした。ぜひCSのニュースでご確認ください(^ ^)。
楽のアドリブは……なんだかイロイロあったんですけど、ほとんど忘れてしまって……
轟天号の場面は、フォン(十輝いりす)が走ってました。
最初にエンジンをかけて、「あれっ?」と言ったところで車を降りたソラに運転席からつまみ出されて、そのまま押し掛けメンバーに入り……そして、置いていかれて、走る、という展開だったのですが。
……まさこちゃん、走り方面白すぎ!!(爆)
こうしてみると、祐飛さんって巧かったんだな……。普通の人が突然やったら、こんな感じになるよね、そりゃあ。もしかして祐飛さん、ドラマシティ公演中は毎日、千秋楽のアドリブのために秘密特訓していたんじゃないのか!?
でも。
この場面の主役は、フォンではなく、ルイ(七海ひろき)でしたね。
ドラマシティの楽で、轟天号を追いかけるソラに場をさらわれて、観客の注意を惹こうと(結構大事な説明をしているからね、ルイは)必死で空回りしまくっていたかいちゃん。
あれが良い経験になったらしく(?)、青年館に来て本当に変わったなあ、と思っていたのですが。
まさこちゃんのがんばりに(っていうか、面白さに)観客を持っていかれても、落ち着いて自分の語るべき話をしっかり聞かせていたと思います。まさこちゃんも気になるけど、ルイの話もきかなきゃ、という気持ちにちゃんとなりました(^ ^)。凄いなあ。二週間でこの成長ぶり!!
可愛い子には旅をさせろ、っていうけど、良い子は旅の中でちゃんと成長していくんですねぇ……(*^ ^*)
他にもアレコレあったはずなんですが、覚えているのは、二幕ラストのさっつんとミウの会話だけです。ああ、この役立たずな記憶力ったら(涙)。
「ソラっていう人がいるって聞いてきたんだけど…」
というミウに、
「ああ、それならあっちの……『トラファルガー』ってポスターのとなりに」
みたいな説明を(たぶん)してました。(←「トラファルガー」で爆笑してしまったので、その後なんと続いたのかよくわかりませんでしたが)
あと、
「あんた、ソラの知り合い?」
と尋ねたあと、ミウを頭の天辺からつま先までじろじろ見た末に、
「大人の知り合いもいたのか……しかも俺のタイプだし」と、力いっぱい断言して、ミウに「何ですって!?」とかなり不審げに詰め寄られてました。
ドラマシティに引き続き、さっつんに美味しい所をもっていかれました(^ ^)。
いやー、ホントに楽しい公演でした(真顔)。
脚本の完成度は………(黙)でしたが、演者次第でここまでは持ってこられるんだな、と。
理屈はどうあれ、今の宙組のこのメンバーで近未来ビジュアルを観せたい、と思ったセンスは買いたいです(^ ^)。
ありがとうございました☆
宙組は、先日バウ公演が終わり、今日「シャングリラ」が終わって、この週末の「マグノリアコンサート(天玲美音・花音舞・花里まな)」で一段落。
そして、、、速いもので、もう来週には「トラファルガー」の集合日があるんですね。
本当に早いなあ(@ @)。
とりあえず、みなさまゆっくりリラックスして、いろんな公演を観てってくださいね(^ ^)。
お疲れさまでした!!
.
笹良えるさん、ご卒業おめでとうございますm(_ _)m。
九龍客桟の場面で、舞花くるみちゃん(黒のチャイナ)から盃を渡されて“イッキ”させられていたり、ソウ(蒼羽りく)に白い羽(マフラーみたいな奴)を奪われそうになったり、、、全部はチェックできませんでしたが、いろいろやってくれてました(^ ^)。
フィナーレは白い花をつけて出てくるんですが、最後にりりこちゃんとさっつん(風羽玲亜)の美しいカゲコーラス(録音)の流れる中でみんなのフォーメーションが変わるとき、美月遥さんと並んで上手側の階段下あたりに立つんですが、階段を昇って上にスタンバイするさっつんや琴羽桜子ちゃんたちが通りすがりに茶々を入れていったり、いろいろ挨拶が交わされて……
そして、ちょっと曲がってしまった花を治してあげる美月くんが、めちゃめちゃオトコマエで格好良かったです(はぁと)
最後のご挨拶も、ハキハキした爽やかなご挨拶で、思わず目頭が熱くなりました。
……袖で待機していた同期たちが騒ぎまくりでしたが。
祐飛さんのご挨拶は、「No Rain, No Rainbow」しか覚えてないなあ。「涙の後には笑顔がある、みたいな意味」とか何とか、むちゃな意訳をしていたのにかなりウケました。
気持ちの温かくなる、いい挨拶でした。ぜひCSのニュースでご確認ください(^ ^)。
楽のアドリブは……なんだかイロイロあったんですけど、ほとんど忘れてしまって……
轟天号の場面は、フォン(十輝いりす)が走ってました。
最初にエンジンをかけて、「あれっ?」と言ったところで車を降りたソラに運転席からつまみ出されて、そのまま押し掛けメンバーに入り……そして、置いていかれて、走る、という展開だったのですが。
……まさこちゃん、走り方面白すぎ!!(爆)
こうしてみると、祐飛さんって巧かったんだな……。普通の人が突然やったら、こんな感じになるよね、そりゃあ。もしかして祐飛さん、ドラマシティ公演中は毎日、千秋楽のアドリブのために秘密特訓していたんじゃないのか!?
でも。
この場面の主役は、フォンではなく、ルイ(七海ひろき)でしたね。
ドラマシティの楽で、轟天号を追いかけるソラに場をさらわれて、観客の注意を惹こうと(結構大事な説明をしているからね、ルイは)必死で空回りしまくっていたかいちゃん。
あれが良い経験になったらしく(?)、青年館に来て本当に変わったなあ、と思っていたのですが。
まさこちゃんのがんばりに(っていうか、面白さに)観客を持っていかれても、落ち着いて自分の語るべき話をしっかり聞かせていたと思います。まさこちゃんも気になるけど、ルイの話もきかなきゃ、という気持ちにちゃんとなりました(^ ^)。凄いなあ。二週間でこの成長ぶり!!
可愛い子には旅をさせろ、っていうけど、良い子は旅の中でちゃんと成長していくんですねぇ……(*^ ^*)
他にもアレコレあったはずなんですが、覚えているのは、二幕ラストのさっつんとミウの会話だけです。ああ、この役立たずな記憶力ったら(涙)。
「ソラっていう人がいるって聞いてきたんだけど…」
というミウに、
「ああ、それならあっちの……『トラファルガー』ってポスターのとなりに」
みたいな説明を(たぶん)してました。(←「トラファルガー」で爆笑してしまったので、その後なんと続いたのかよくわかりませんでしたが)
あと、
「あんた、ソラの知り合い?」
と尋ねたあと、ミウを頭の天辺からつま先までじろじろ見た末に、
「大人の知り合いもいたのか……しかも俺のタイプだし」と、力いっぱい断言して、ミウに「何ですって!?」とかなり不審げに詰め寄られてました。
ドラマシティに引き続き、さっつんに美味しい所をもっていかれました(^ ^)。
いやー、ホントに楽しい公演でした(真顔)。
脚本の完成度は………(黙)でしたが、演者次第でここまでは持ってこられるんだな、と。
理屈はどうあれ、今の宙組のこのメンバーで近未来ビジュアルを観せたい、と思ったセンスは買いたいです(^ ^)。
ありがとうございました☆
宙組は、先日バウ公演が終わり、今日「シャングリラ」が終わって、この週末の「マグノリアコンサート(天玲美音・花音舞・花里まな)」で一段落。
そして、、、速いもので、もう来週には「トラファルガー」の集合日があるんですね。
本当に早いなあ(@ @)。
とりあえず、みなさまゆっくりリラックスして、いろんな公演を観てってくださいね(^ ^)。
お疲れさまでした!!
.
シャングリラな呟き【4】
2010年4月1日 宝塚(宙)せっかくエイプリルフールなので、何か気のきいたことを書きたい……と思っていたのですが。
≪宙組で「イーハトーブ・夢(バウホール&日本青年館)」再演!≫などというネタを思いついただけでした(苦笑)。
うーん、我ながらしょうもないーーーー。
でも、ちょっと観てみたいかも。ぜひ、みっちゃんとエリちゃんで(小声)
で。今日は久しぶりに観劇して参りました♪
二回公演が続いているせいか、ちょっとみなさんお疲れ気味。あと、珍しく(もないか?)カミカミの神様が降りていらっしゃっていて、いろいろと面白かったです。とくにちーちゃん(蓮水ゆうや)、なんだか大変そうでした(汗)。大丈夫かな。
大丈夫かな、といえば。
子ヒョウの実羚淳くんが元気そうで、ホッとしました。
なんだか、休んでいる間に芝居もメークもまるっきり変わっていて、びっくり!!シャープなアイメークや、フェースラインのシェーディングでずいぶん面変わりして、ちーちゃんのヒョウにかなり雰囲気が近づいていました。美月くんがいろいろ教えてあげたのかな?(←あれっ?)
その美月くんは、本役に戻って生き生きと演じていて、村人もチャイナ服の男も楽しそう(?)。とくに、子供たちの水を奪おうとする村人は、イヤらしさや執念みたいなものが出てきて、これは本当に、代役で入っていたさっつん(風羽玲亜)の影響を受けたのかな?と思ったり。
代役に上級生が入ることって珍しいので、面白い経験だったでしょうね。観ているほうもスリリングで楽しかったです(実羚くんが元気な顔を見せてくれた今だから言えるけど…)
昨日の日記にも書いた、二幕の九龍客桟での、ルイ(七海ひろき)の、「よっ!座長!」という合いの手が、今日は入らなくてびっくりしました……あれっ?(^ ^;ゞ週末まではあったと思うんですが、いつから無くなったんだろう?
他にもいろいろ変わっていて、観るたびに本当に別の作品みたいに違うな、と思います。
特に変化が激しいのは、ルイとヒョウ……そして、アイス、かな。(あと、違う意味で蒼羽りくちゃんのソウも、かなり自由な感じ)
今日のアイスは、水門での「どこで狂ったんだ!?」という慟哭がいつもよりあっさりしていて、私は今日の方が好きでした。もう一つ上を目指すなら、ぜひぜひ自嘲的に言ってほしいところなので、明日に期待したいと思います。
とにもかくにも、泣いても笑っても残り一日。
集中して、思いっきり楽しみたいと思います♪
~・~・~・~・~・~
この公演は、いつものように時系列に沿って場面ごとに書くということをせず、思いついた順番で書いていたので、いろいろ大事なことを書き落としているのですが。
今日観て、あらためてこの流れが好きだ!と思ったのは、一幕ラストから二幕冒頭への流れでした。
ここは、演出の勝利かな……?
まず、ソラとヒョウの対決。
ヒョウにナイフをつきつけられたソラの反応が、以前とはずいぶん変わったような気がします。
腕を取られた瞬間に、すっとソラの纏う空気が変わるのは前からなんですけど、今日はとくに、照明も変わったか!?と思うくらい、ふっと表情が変わって。
「やめろ」の言い方も、ひどく静かでシンプルで、そのぶん底力があって。
なんだかちょっと「お前はもう死んでいるbyゴルゴ13」を思い出してしまった(^ ^;ゞ
祐飛さん、殺陣での無駄な動作がなくなるともっと強そうになるんだけどなあ、とちょっと思いつつ、でも、ドラマシティの最初の頃を思えばすごく格好よくなったよね、とファン目線になったりする。
で。ピタッと銃を構えたまま、ピクリとも動かないソラと、動揺して隙を見せるヒョウ、の差が歴然で、これは確かにソラの方が強い!と思いました。……やっぱり殺陣は斬られ役で決まるんだな……(←あれ?)
「そうだ、あんたは優秀だった。……アイスよりも!!」
撃たれたヒョウが、それまで使っていた敬語をかなぐり捨てて言う。
その言葉や、いろいろな条件が重なって、ふいに津波のように降りかかってくる、記憶。その波にさらわれる、ソラ。
「……ヒョウーーーーっ!!」
絶叫するソラ。
「思い出したか」
嬉しそうに、儚げな笑みを浮かべるヒョウ。
ヒョウは幸せだったのかな?と、時折思います。
彼と妹は、アイスに拾われなければ死んでいたのだろう。もうずっと前に。
でも。生きていることがイコール幸せなのか?とも、思う。
でもまあ、そんなに悲観的にならなくても良いのかな、って気がするんですよね。
たぶん、幸せなときはあったはずだから。5人家族で、幸せに暮らしていた時が。
ヒョウは家族を守りたいと思った。
ミゾレ、アイス、ソラ、カイ。大事な大事な、家族たちを。
『汚れたこの手にこびりつく血は……』
でも、ヒョウにとって、その血は勲章だったのかもしれない。家族を守った証としての。
家族の笑顔は、守れなかったけれども。
ずっと言いたかったのに、言えなかった台詞。
「逃げろ!!………ソラ、」
やっとの思いで告げて、力尽きる背中。
倒れ伏したヒョウの背を見つめるソラの脳裏に、記憶の底から一つの風景が浮かび上がってくる。
「水を!ソラ、水を母さんに……ソラ、ソラぁ!!」
「帰ろう……母さんのところに、帰ろう、カイ…」
眼を斬られた弟と、届けられなかった水、そして、、、
「……ソラ!」
澄んだ声で、自分の名前を呼んだ少女。
遠い記憶の中の少女が、新たな記憶の貌と重なって、ぶれる。
あれは、誰……?
「♪美しい雨 それは空の涙……」
静かな幕切れ。ストップモーションの、ソラ。
休憩中にあれこれ友人たちと突っ込みあって(^ ^)、30分後にまた幕があがる。
祐飛さんと、すみ花ちゃんと、みっちゃん(北翔海莉)の3人で、同じ場面がリプライズされる。
「水を!水を母さんに!」
もしかしたら子役より高いかもしれない(汗)可愛らしい声で、訴えかけるみっちゃんのカイ。
「帰ろう、カイ…」
こちらは極端なほどに低い、かすれた声で。
「……ソラ!!」
少女が発する、鋭さのある甘い声。一度聞いたらずっと忘れられなくなりそうな。
カイを庇うように前に出るソラ。
その手に握られた拳銃。……それを握り締めて、何かを思い出そうとするソラ。
ふいっと暗転して、舞台はそのまま、10年前の水源の村の闘いの場面へ……。
このあたりの、演出的な鮮やかさは凄いな、と思うんですよね。
舞台のセンターで、蘇ってくる記憶たちに翻弄されるソラが色っぽい(*^ ^*)。
闘いの果てに父親を殺されて泣き喚くミウ。
ミウの手をひいて逃げるラン。
自分を押し流すような記憶の奔流の中で、藁をもつかむかのようにミウに駆け寄ろうとするソラ。
逃げる途中で、ふと振り向き、ソラを見つける、ミウ。
スカイブルーの瞳に懐かしさを覚えたのか、炎を浴びて紅く光る瞳の色には気づかなかったのか……
そのまま、言葉を交わすこともなく離れていく、二人。
舞台奥のセットの向こうでスタンバイする「(美雨の)父親)」は十輝いりす、それをライフルで撃つ「兵士」が天羽珠紀。
ドラマシティのプログラムでは、この場面の次はシャングリラでのアイスたちとミウの会話、そしてランとの再会で、その次が九龍客桟。その順序のままなら、たぶん、たまちゃんは兵士として闘いの群舞にも入る予定だったんだろうなあ…。初日前に場面が入れ替わって、この場面の直後に九龍客桟の場面が来てしまうので、ヤンヤンの髭をつけたままスタンバっているたまちゃんが可愛いです。……それでも相当な早替わりだと思うんですけどね。
それにしても、あの場面の入れ替えはなんのためだったんだろう。人の出入りを考えると、元の方が動きやすいと思うんですが。シャングリラの場面のラストでランとミウが逃げてしまうから、その後蛇の目一座の一行と合流するまでの時間関係を考えたのかなあ……?うーむ。
結局ミウは、十数年前の最初の出会い(「一度、逢ったことがある。…眼を斬られた弟を連れていた…」)(←連れていたっていうか、斬られる現場にも居たよねミウ?)は覚えていても、それより最近であるはずの闘いの中での出会いは覚えていないんですね。
ランは覚えているのに。
父親を喪ったショックで、闘いの記憶自体が無い、というあたりでFAなのかな……。
~・~・~・~・~・~
あとはいくつか、細かいツッコミがあるので書かせていただきます。
○「その格好では目立ちすぎる」から着替えを用意しろ、といって、渡す着替えが何故ソレなんだ!!
ヒエン(ブンジャク?)のセンスも理解できませんが、新宿(東京)の流行ファッションもわからん……(そこらを歩いているアンサンブルは全員チャイナ服だしね↓↓)
○人質の手足くらい拘束しようよ、アイス&ミゾレ
○雨の裏通りで出会う兄弟(彩花まり、真みや涼子)の「助けてくれる仲間」って、誰?
○アイスとソラの最初の対決(シャングリラ外)でのミゾレ。
アイスに銃を奪われるまでは、しっかりとソラに照準をあわせてますよね……?なのに、水門まで着いて、すぐ間近でソラと対峙したときは、銃を向けようとするけれども向けられない、と言う葛藤を表現していて、なんだかちょっと不思議な感じ。
○ドラマシティでは、「水門が開いた」ときの演出は、背景の映像と大量のドライアイスで、小さなミゾレ(藤咲えり)はあっという間にドライアイスの煙にまかれてしまい、せっかくソラの方を振り向いても良く見えない(T T)ということがままあったのですが、青年館では、舞台が広いせいかあまり迫力がなくて寂しい……。エリちゃんが見えなくなるほど大量に出さなくていいんだけど、流されてしまうことに違和感が無い程度に出てて欲しい。
○「アイス!ミゾレーーーーっ!!」というソラの絶叫に、名前の順序が逆でなくてよかった、と、最近ちょっと突っ込むようになりました。
○あんなに格好良く(←違う)ミウの前から姿を消したソラなのに、どうして再会したときには一番最初(砂漠で拾われる場面)で着ていたボロいコートとボトム、インナーのシャツも多分同じですよね??その服、ミウに拾われたときに蛇の目一座が着替えさせてくれて、たぶん洗って持っててくれただろうに、どの面さげて取りに行ったんだろう………?
○子供たちの一人の名前が『ミウ』であることについて、「赤ん坊の頃に棄てられて、名前が無かったんだ。だから……」と早口で言い訳をするソラが可愛くて仕方が無いんですけども、あの水門から立ち去ってから何年過ぎたんだ…?どう見ても、あの子は2つや3つには見えないよね? 一応私の解釈を書いておくと、「赤ん坊の頃に棄てられて、それからずっと、何年も名前が無いままに育ってきたんだ。だから、呼び名をつけてやりたかった」……ということかな、と思っています。
~・~・~・~・~・~
子ソラの彩花まりちゃんの声が、すごく素敵です♪仕草も少年らしくて、すごく溌剌と格好良い。……今からでも男役に転向しないかな(←しませんよ)
あと、青年館に来てから、ラスト前のさっつんとすみ花ちゃんの会話のラストの「…子供たち?」というすみ花ちゃんの台詞のタイミングが変わって、自然になったなあと思いました。
以前はさっつんが歩き出してすぐに言うので、「さっつん無視しないで答えてあげてよー」と思ったのですが、今はちょっと離れるまで待つようになって、去り行くさっつんの背中に突っ込む感じになったのが良いです♪
そんなところかな……。
また何か思い出したら書きます(^ ^)。
.
≪宙組で「イーハトーブ・夢(バウホール&日本青年館)」再演!≫などというネタを思いついただけでした(苦笑)。
うーん、我ながらしょうもないーーーー。
でも、ちょっと観てみたいかも。ぜひ、みっちゃんとエリちゃんで(小声)
で。今日は久しぶりに観劇して参りました♪
二回公演が続いているせいか、ちょっとみなさんお疲れ気味。あと、珍しく(もないか?)カミカミの神様が降りていらっしゃっていて、いろいろと面白かったです。とくにちーちゃん(蓮水ゆうや)、なんだか大変そうでした(汗)。大丈夫かな。
大丈夫かな、といえば。
子ヒョウの実羚淳くんが元気そうで、ホッとしました。
なんだか、休んでいる間に芝居もメークもまるっきり変わっていて、びっくり!!シャープなアイメークや、フェースラインのシェーディングでずいぶん面変わりして、ちーちゃんのヒョウにかなり雰囲気が近づいていました。美月くんがいろいろ教えてあげたのかな?(←あれっ?)
その美月くんは、本役に戻って生き生きと演じていて、村人もチャイナ服の男も楽しそう(?)。とくに、子供たちの水を奪おうとする村人は、イヤらしさや執念みたいなものが出てきて、これは本当に、代役で入っていたさっつん(風羽玲亜)の影響を受けたのかな?と思ったり。
代役に上級生が入ることって珍しいので、面白い経験だったでしょうね。観ているほうもスリリングで楽しかったです(実羚くんが元気な顔を見せてくれた今だから言えるけど…)
昨日の日記にも書いた、二幕の九龍客桟での、ルイ(七海ひろき)の、「よっ!座長!」という合いの手が、今日は入らなくてびっくりしました……あれっ?(^ ^;ゞ週末まではあったと思うんですが、いつから無くなったんだろう?
他にもいろいろ変わっていて、観るたびに本当に別の作品みたいに違うな、と思います。
特に変化が激しいのは、ルイとヒョウ……そして、アイス、かな。(あと、違う意味で蒼羽りくちゃんのソウも、かなり自由な感じ)
今日のアイスは、水門での「どこで狂ったんだ!?」という慟哭がいつもよりあっさりしていて、私は今日の方が好きでした。もう一つ上を目指すなら、ぜひぜひ自嘲的に言ってほしいところなので、明日に期待したいと思います。
とにもかくにも、泣いても笑っても残り一日。
集中して、思いっきり楽しみたいと思います♪
~・~・~・~・~・~
この公演は、いつものように時系列に沿って場面ごとに書くということをせず、思いついた順番で書いていたので、いろいろ大事なことを書き落としているのですが。
今日観て、あらためてこの流れが好きだ!と思ったのは、一幕ラストから二幕冒頭への流れでした。
ここは、演出の勝利かな……?
まず、ソラとヒョウの対決。
ヒョウにナイフをつきつけられたソラの反応が、以前とはずいぶん変わったような気がします。
腕を取られた瞬間に、すっとソラの纏う空気が変わるのは前からなんですけど、今日はとくに、照明も変わったか!?と思うくらい、ふっと表情が変わって。
「やめろ」の言い方も、ひどく静かでシンプルで、そのぶん底力があって。
なんだかちょっと「お前はもう死んでいるbyゴルゴ13」を思い出してしまった(^ ^;ゞ
祐飛さん、殺陣での無駄な動作がなくなるともっと強そうになるんだけどなあ、とちょっと思いつつ、でも、ドラマシティの最初の頃を思えばすごく格好よくなったよね、とファン目線になったりする。
で。ピタッと銃を構えたまま、ピクリとも動かないソラと、動揺して隙を見せるヒョウ、の差が歴然で、これは確かにソラの方が強い!と思いました。……やっぱり殺陣は斬られ役で決まるんだな……(←あれ?)
「そうだ、あんたは優秀だった。……アイスよりも!!」
撃たれたヒョウが、それまで使っていた敬語をかなぐり捨てて言う。
その言葉や、いろいろな条件が重なって、ふいに津波のように降りかかってくる、記憶。その波にさらわれる、ソラ。
「……ヒョウーーーーっ!!」
絶叫するソラ。
「思い出したか」
嬉しそうに、儚げな笑みを浮かべるヒョウ。
ヒョウは幸せだったのかな?と、時折思います。
彼と妹は、アイスに拾われなければ死んでいたのだろう。もうずっと前に。
でも。生きていることがイコール幸せなのか?とも、思う。
でもまあ、そんなに悲観的にならなくても良いのかな、って気がするんですよね。
たぶん、幸せなときはあったはずだから。5人家族で、幸せに暮らしていた時が。
ヒョウは家族を守りたいと思った。
ミゾレ、アイス、ソラ、カイ。大事な大事な、家族たちを。
『汚れたこの手にこびりつく血は……』
でも、ヒョウにとって、その血は勲章だったのかもしれない。家族を守った証としての。
家族の笑顔は、守れなかったけれども。
ずっと言いたかったのに、言えなかった台詞。
「逃げろ!!………ソラ、」
やっとの思いで告げて、力尽きる背中。
倒れ伏したヒョウの背を見つめるソラの脳裏に、記憶の底から一つの風景が浮かび上がってくる。
「水を!ソラ、水を母さんに……ソラ、ソラぁ!!」
「帰ろう……母さんのところに、帰ろう、カイ…」
眼を斬られた弟と、届けられなかった水、そして、、、
「……ソラ!」
澄んだ声で、自分の名前を呼んだ少女。
遠い記憶の中の少女が、新たな記憶の貌と重なって、ぶれる。
あれは、誰……?
「♪美しい雨 それは空の涙……」
静かな幕切れ。ストップモーションの、ソラ。
休憩中にあれこれ友人たちと突っ込みあって(^ ^)、30分後にまた幕があがる。
祐飛さんと、すみ花ちゃんと、みっちゃん(北翔海莉)の3人で、同じ場面がリプライズされる。
「水を!水を母さんに!」
もしかしたら子役より高いかもしれない(汗)可愛らしい声で、訴えかけるみっちゃんのカイ。
「帰ろう、カイ…」
こちらは極端なほどに低い、かすれた声で。
「……ソラ!!」
少女が発する、鋭さのある甘い声。一度聞いたらずっと忘れられなくなりそうな。
カイを庇うように前に出るソラ。
その手に握られた拳銃。……それを握り締めて、何かを思い出そうとするソラ。
ふいっと暗転して、舞台はそのまま、10年前の水源の村の闘いの場面へ……。
このあたりの、演出的な鮮やかさは凄いな、と思うんですよね。
舞台のセンターで、蘇ってくる記憶たちに翻弄されるソラが色っぽい(*^ ^*)。
闘いの果てに父親を殺されて泣き喚くミウ。
ミウの手をひいて逃げるラン。
自分を押し流すような記憶の奔流の中で、藁をもつかむかのようにミウに駆け寄ろうとするソラ。
逃げる途中で、ふと振り向き、ソラを見つける、ミウ。
スカイブルーの瞳に懐かしさを覚えたのか、炎を浴びて紅く光る瞳の色には気づかなかったのか……
そのまま、言葉を交わすこともなく離れていく、二人。
舞台奥のセットの向こうでスタンバイする「(美雨の)父親)」は十輝いりす、それをライフルで撃つ「兵士」が天羽珠紀。
ドラマシティのプログラムでは、この場面の次はシャングリラでのアイスたちとミウの会話、そしてランとの再会で、その次が九龍客桟。その順序のままなら、たぶん、たまちゃんは兵士として闘いの群舞にも入る予定だったんだろうなあ…。初日前に場面が入れ替わって、この場面の直後に九龍客桟の場面が来てしまうので、ヤンヤンの髭をつけたままスタンバっているたまちゃんが可愛いです。……それでも相当な早替わりだと思うんですけどね。
それにしても、あの場面の入れ替えはなんのためだったんだろう。人の出入りを考えると、元の方が動きやすいと思うんですが。シャングリラの場面のラストでランとミウが逃げてしまうから、その後蛇の目一座の一行と合流するまでの時間関係を考えたのかなあ……?うーむ。
結局ミウは、十数年前の最初の出会い(「一度、逢ったことがある。…眼を斬られた弟を連れていた…」)(←連れていたっていうか、斬られる現場にも居たよねミウ?)は覚えていても、それより最近であるはずの闘いの中での出会いは覚えていないんですね。
ランは覚えているのに。
父親を喪ったショックで、闘いの記憶自体が無い、というあたりでFAなのかな……。
~・~・~・~・~・~
あとはいくつか、細かいツッコミがあるので書かせていただきます。
○「その格好では目立ちすぎる」から着替えを用意しろ、といって、渡す着替えが何故ソレなんだ!!
ヒエン(ブンジャク?)のセンスも理解できませんが、新宿(東京)の流行ファッションもわからん……(そこらを歩いているアンサンブルは全員チャイナ服だしね↓↓)
○人質の手足くらい拘束しようよ、アイス&ミゾレ
○雨の裏通りで出会う兄弟(彩花まり、真みや涼子)の「助けてくれる仲間」って、誰?
○アイスとソラの最初の対決(シャングリラ外)でのミゾレ。
アイスに銃を奪われるまでは、しっかりとソラに照準をあわせてますよね……?なのに、水門まで着いて、すぐ間近でソラと対峙したときは、銃を向けようとするけれども向けられない、と言う葛藤を表現していて、なんだかちょっと不思議な感じ。
○ドラマシティでは、「水門が開いた」ときの演出は、背景の映像と大量のドライアイスで、小さなミゾレ(藤咲えり)はあっという間にドライアイスの煙にまかれてしまい、せっかくソラの方を振り向いても良く見えない(T T)ということがままあったのですが、青年館では、舞台が広いせいかあまり迫力がなくて寂しい……。エリちゃんが見えなくなるほど大量に出さなくていいんだけど、流されてしまうことに違和感が無い程度に出てて欲しい。
○「アイス!ミゾレーーーーっ!!」というソラの絶叫に、名前の順序が逆でなくてよかった、と、最近ちょっと突っ込むようになりました。
○あんなに格好良く(←違う)ミウの前から姿を消したソラなのに、どうして再会したときには一番最初(砂漠で拾われる場面)で着ていたボロいコートとボトム、インナーのシャツも多分同じですよね??その服、ミウに拾われたときに蛇の目一座が着替えさせてくれて、たぶん洗って持っててくれただろうに、どの面さげて取りに行ったんだろう………?
○子供たちの一人の名前が『ミウ』であることについて、「赤ん坊の頃に棄てられて、名前が無かったんだ。だから……」と早口で言い訳をするソラが可愛くて仕方が無いんですけども、あの水門から立ち去ってから何年過ぎたんだ…?どう見ても、あの子は2つや3つには見えないよね? 一応私の解釈を書いておくと、「赤ん坊の頃に棄てられて、それからずっと、何年も名前が無いままに育ってきたんだ。だから、呼び名をつけてやりたかった」……ということかな、と思っています。
~・~・~・~・~・~
子ソラの彩花まりちゃんの声が、すごく素敵です♪仕草も少年らしくて、すごく溌剌と格好良い。……今からでも男役に転向しないかな(←しませんよ)
あと、青年館に来てから、ラスト前のさっつんとすみ花ちゃんの会話のラストの「…子供たち?」というすみ花ちゃんの台詞のタイミングが変わって、自然になったなあと思いました。
以前はさっつんが歩き出してすぐに言うので、「さっつん無視しないで答えてあげてよー」と思ったのですが、今はちょっと離れるまで待つようになって、去り行くさっつんの背中に突っ込む感じになったのが良いです♪
そんなところかな……。
また何か思い出したら書きます(^ ^)。
.
シャングリラな呟き【3】
2010年3月31日 宝塚(宙)宙組日本青年館公演「シャングリラ」。
楽しかった公演もあと二日。
終わらないうちに全部呟いてしまいたい、と、思いつくままに、ネタバレも気にせずに書かせていただいておりますm(_ _)m
~・~・~・~・~・~
久しぶりに、ドラマシティ初日まえのCSニュースで流れた稽古場風景を見てみました。
……すげー、別物(^ ^)。
そもそも、冒頭のソラの、「憎しみも哀しみもすべて洗い流す……」の歌い方がぜんぜん違う(汗)。こんなに夢見るように唄っていたのか、最初は。
今は、もっと儚げな感じですよね。(本人的には「透明」を目指しているんだろうと思いますが)
蘭トムさんとせーこちゃんの会話での、蘭トムさんの「全部無駄だ!」の言い方が全然違っているのにびっくりしました。
お稽古の頃は、こんなに普通に言っていたのか!!(@ @)
ドラマシティで観たときに、「全部無駄だっ!!」と言いながら大きく手を振り払う蘭トムさんの格好良さにぽーっ(*^ ^*)となった猫としては、このお稽古場のとおりで終わらなくてよかったな、と(^ ^)。
青年館にきて、益々派手になっていくパフォーマンスにうっとりしているので、ぜひぜひ行き着く処まで行っちゃってくださいな(^ ^)。
あと、大ちゃんの「あんたの頭の中、パンドラの匣かもしれないぜ!」という言い方も全然違いますね。随分チャラかったんだな…(^ ^;ゞ。
この人もドラマシティの最初の頃とはかなり印象が変わった人で、今は、この台詞に限らず、随分と落ち着いた、なんというか『冷笑的な』人物像になっていると思います♪
芝居からは離れたところで、気がついたところ。
衣装が違うのでダンスについては一概に言えませんが、でも、蘭トムさんのダンスはずいぶん違う……ような気がします。このお稽古場での振りが「振りつけどおり」で、今実際に舞台で魅せてくれているのは、振りと振りの合間に微妙なニュアンスが加わったもの……であるような(*^ ^*)。
祐飛さんのダンスは、回数をこなしてだいぶ慣れてきたんだな、今は(^ ^;;;;;
ピアノの前に体育座りして、芝居をじぃっと視ている子供たちが可愛い(はぁと)。
そして。
轟天号を押す芝居は、稽古場では空気車だったのか!!(@ @)
並んで空気車を押している三人が、めちゃめちゃ可愛いです。
どうでもいいんですが、CSニュースのカメラマンさんは藤咲えりちゃんのファンなんでしょうか?
なんだか、結構ちゃんとエリちゃんを抜いてくれていて、猫はとっても嬉しいんですけど(^ ^)。
~・~・~・~・~・~
♪汚れたこの手にこびりつく血は
決して 決して消えはしない♪
最初にアイス(悠未ひろ)とカイ(北翔海莉)、そして続いてラン(蘭寿とむ)が唄う、一幕後半の見せ場。
この場面は、音楽も良いし、場面としても好きなんですが。
ドラマ(芝居)として考えてみても、とても大事な場面なんですよね。
アイスの手は、間違いなく「汚れた」手です。
自分の身を守るために、水を奪われそうになった子供のために、そして、「誰のものでもない」水を管理するために、多くの人を殺してきた、手。
けれどもアイスは、そのことを後悔してはいないんですよね。いいえ、心の奥では後悔しているのかもしれないけれども、心の表面ではその悔いを否定している。否定せずにはいられない、のかもしれませんが。
外国人の血をひく自分を否定したこの地、自分を助けてくれた大人が誰一人いなかったこの地に住まう全ての人々を憎み、復讐を誓い……彼は、決して自分を受け入れようとしないこの国を、滅ぼそうとしていたのかもしれません。
家族以外は誰も入れない、閉ざされた王城の中で、
だから。
アイスの崩壊は、シャングリラに入ったときから始まったのではないか、と思ったりします。
10年前の「水源の村」侵略の頃は、どこか違うところに拠点を構えて、それなりの軍隊(外人部隊かも?)を組織していたのではないかな、と。
アイスとソラが、ちゃんと同じ方向を向いていられた頃、には。
どういう経緯で彼らが「王」と呼ばれるようになったのか?
そもそも、「近未来の日本」に住んでいるのが中国系の名前を持つ人々なのがとっても不思議なのですが(汗)、「戦前」の「日本」には、「王」は居たんでしょうかねぇ……。
もし、そうでないならば、アイスたちが勝手に「王」を名乗っただけなのかもしれません。ランの台詞にあるとおり、「王とは名乗っているが、奴は侵略者」なのかもしれません。
とりあえず名乗りをあげれば、それを否定するものが現れないかぎりその名乗りで通用するのでしょうから。
どこかに拠点を構え、居場所を求めて戦争を始めた「5人家族」が、水源を確保し、水を売ることで財を得る。その過程で東京に詳しくなり、都庁地下の核シェルターの存在を知る……。
問題の核シェルターは、そのとき既に使われていて、アイスたちに乗っ取られたのか、それとも使われていなかったのか?
前者であれば、それまで使っていた人々はどうなったのか?(←それまでのアイスの行動を考えれば、単純に殺されたんだろうな…)。
後者であれば、彼らはどうやってシェルターの中に入り、生命維持機能を起動したのか?……まあ、フォグの存在を考えても、フォグやアイスが所属する英語系の人々の間には、戦前の知識が残っていた、と考えれば筋は通るかな、と思っているのですが。
維持していた軍隊も解散し、「水源」を守る警備兵と、全国規模の諜報活動を主要任務としてヒョウの下で動く一部の兵士を残すのみ、で。
彼ら兵士たちがどういうモチベーションで「王」に従っていたのか?は、全く描かれていないので想像することもできませんが、少なくともアイスの心は完全にシャングリラに向いてしまって、彼らからは離れてしまったんでしょうね。
そして。
安心して「家族」を守れる巣を作ってしまったアイスは、少しづつ壊れていく。
執着の度を増すアイスの束縛から逃れようと、親離れを画策するソラ。
何年かかけて、ゆっくりと崩壊していくアイス。
家族をつなぎとめるために「守られる者」となっていくカイ。
その歪みを感じながらも、どうすることもできないヒョウ。
……ただ、大きな眼でアイスを凝っと見ているだけの、ミゾレ。
「♪汚れたこの手に」と唄う4人(アイス・カイ・ラン・ソラ)のうち、本当にその手が汚れているのは、アイスと、ソラ。
ソラは、『弟の眼の復讐』として水源の村を侵略し、神官をはじめ多くの人の命を奪った。
それが、いずれ愛する女の父親だとは思いもよらずに。
おそらくは、あの村一つではなく、多くの村を滅ぼしたはず。
彼自身の意思ではなく、ただ、アイスの意思に共鳴して。
息が詰まるほどに、安全な檻の中で。
歌として唄ってはいませんが、ソラと似た立場にいるのがヒョウとミゾレ。
でも彼らは、「汚れたこの手」とは思っていないのかもしれません。
自分たちの居場所をつくるために、それを守るために、必要な犠牲だった、と、そんなふうに思っているのかも。
誰も殺してはいないはずのカイの手にこびりつくのは、アイスやソラが殺した人々の血。
カイは、何も知らないわけではありません。水源を侵略することも、ランの“昔の女”を人質として連れてくる作戦も、何もかも知っている。意思決定に参与しているのです。
だから、カイの心にも、等しく血の雨は降り注ぐ。
カイ一人キレイではいられない。
たとえ、アイスやソラが、カイにどんな幻想を見ていたとしても。
そして、ラン。
ランの「汚れたこの手」って……何?(^ ^;ゞ
彼の先走りで計画がばれ、アジトが襲撃されて仲間が皆殺された、ってこと?
だとしたら、いったいどんだけ先走ったんだ!?
おそらくは、「もっと穏やかな回り道があったはずなのに、早く故郷に戻りたくてあせってしまった」ことを言いたいんだろうけど……うーむ、アイスやソラの慟哭と同じレベルにされてしまうと、ちょっと解釈に困る(^ ^;。
~・~・~・~・~・~
フォン(十輝いりす)とユン(鈴奈沙也)の夫婦が、とても好きです。
ちょっと(だいぶ?)姐さん女房なのは学年どおりですが、フォンも、ただ守られているだけのツバメじゃないところが素敵。
お人好しな旦那さんを、ちゃんと愛しているユン。
巫女姫が砂漠で拾ってきた怪しげな野良猫を旅の仲間にしようとしても、
行ったこともない(?)遠い東の都まで一緒に行こう!と宣言してしまっても、
……いろんなことがあっても、軽く肩をすくめるだけでちゃんと赦してあげるところが、とってもステキ☆
一番最初に観たときの日記にも書きましたが、私は二幕の九龍客桟の場面でのフォン&ユンの芝居がすごく好きなんですよね。
ルイ(七海ひろき)が飛び込んできて「ソラが居た!……声をかけたら、走って逃げた……」と告げる。せっかく懐いたと思ったのに、逃げてしまった野良猫。愛想のない恩知らずを、それでも探すのか、どうするのか?と、視線を彷徨わせる座員たち。
そんな舞台の下手側で、軽く頷いて帽子を被りなおし、舞台中ほどにいるユンと軽く眼をあわせ、微笑みを交わしてから、あらたまってヤンヤン(天羽珠紀)に向かい、
「すまないが、傘を貸してくれないか」
というまでの一連が、すごくいい。
ユンとの目配せの空気もいいし、すーっとなめらかな動作もいい。
そして、真面目くさった口調まで素敵なの♪♪きゃーっ、まさこちゃんかっこいい~~♪
ちなみに。ドラマシティで最初に観た時は、この場面でびっくりした座員たちに「一緒に来てくれるか?」と問いかけていたんですよね、フォンは。
それが、ドラマシティのラストくらいから「行くぞ」的なことを言うようになって(^ ^)。
フォンのキャラクター的にも、座員たちのキャラ的にも、どっちの芝居もアリだなあと思うし、どっちも好きです♪両方観ることができて、良かった(*^ ^*)。
あと、ここでヤンヤンたちに止められたフォンが
「蛇の目一座の名前がすたるよぉ!」
と見栄を切るのに、ルイがすかさず
「よっ、座長!」
と囃すのはタイミングが良くていいんですが、それに続けてコウ(愛月ひかる)が
「かっこいいぜ♪」
と言う台詞が……タイミングといい、のんびりした口調といい、、、何か力が抜けて笑ってしまいます(^ ^)。緊迫した場面のはずなのに、良い間合いだなあ(←)。
うーん、書きたいことは他にもたくさんあるような気がするんですが、とりあえず、今夜はこんなところです♪
.
楽しかった公演もあと二日。
終わらないうちに全部呟いてしまいたい、と、思いつくままに、ネタバレも気にせずに書かせていただいておりますm(_ _)m
~・~・~・~・~・~
久しぶりに、ドラマシティ初日まえのCSニュースで流れた稽古場風景を見てみました。
……すげー、別物(^ ^)。
そもそも、冒頭のソラの、「憎しみも哀しみもすべて洗い流す……」の歌い方がぜんぜん違う(汗)。こんなに夢見るように唄っていたのか、最初は。
今は、もっと儚げな感じですよね。(本人的には「透明」を目指しているんだろうと思いますが)
蘭トムさんとせーこちゃんの会話での、蘭トムさんの「全部無駄だ!」の言い方が全然違っているのにびっくりしました。
お稽古の頃は、こんなに普通に言っていたのか!!(@ @)
ドラマシティで観たときに、「全部無駄だっ!!」と言いながら大きく手を振り払う蘭トムさんの格好良さにぽーっ(*^ ^*)となった猫としては、このお稽古場のとおりで終わらなくてよかったな、と(^ ^)。
青年館にきて、益々派手になっていくパフォーマンスにうっとりしているので、ぜひぜひ行き着く処まで行っちゃってくださいな(^ ^)。
あと、大ちゃんの「あんたの頭の中、パンドラの匣かもしれないぜ!」という言い方も全然違いますね。随分チャラかったんだな…(^ ^;ゞ。
この人もドラマシティの最初の頃とはかなり印象が変わった人で、今は、この台詞に限らず、随分と落ち着いた、なんというか『冷笑的な』人物像になっていると思います♪
芝居からは離れたところで、気がついたところ。
衣装が違うのでダンスについては一概に言えませんが、でも、蘭トムさんのダンスはずいぶん違う……ような気がします。このお稽古場での振りが「振りつけどおり」で、今実際に舞台で魅せてくれているのは、振りと振りの合間に微妙なニュアンスが加わったもの……であるような(*^ ^*)。
祐飛さんのダンスは、回数をこなしてだいぶ慣れてきたんだな、今は(^ ^;;;;;
ピアノの前に体育座りして、芝居をじぃっと視ている子供たちが可愛い(はぁと)。
そして。
轟天号を押す芝居は、稽古場では空気車だったのか!!(@ @)
並んで空気車を押している三人が、めちゃめちゃ可愛いです。
どうでもいいんですが、CSニュースのカメラマンさんは藤咲えりちゃんのファンなんでしょうか?
なんだか、結構ちゃんとエリちゃんを抜いてくれていて、猫はとっても嬉しいんですけど(^ ^)。
~・~・~・~・~・~
♪汚れたこの手にこびりつく血は
決して 決して消えはしない♪
最初にアイス(悠未ひろ)とカイ(北翔海莉)、そして続いてラン(蘭寿とむ)が唄う、一幕後半の見せ場。
この場面は、音楽も良いし、場面としても好きなんですが。
ドラマ(芝居)として考えてみても、とても大事な場面なんですよね。
アイスの手は、間違いなく「汚れた」手です。
自分の身を守るために、水を奪われそうになった子供のために、そして、「誰のものでもない」水を管理するために、多くの人を殺してきた、手。
けれどもアイスは、そのことを後悔してはいないんですよね。いいえ、心の奥では後悔しているのかもしれないけれども、心の表面ではその悔いを否定している。否定せずにはいられない、のかもしれませんが。
外国人の血をひく自分を否定したこの地、自分を助けてくれた大人が誰一人いなかったこの地に住まう全ての人々を憎み、復讐を誓い……彼は、決して自分を受け入れようとしないこの国を、滅ぼそうとしていたのかもしれません。
家族以外は誰も入れない、閉ざされた王城の中で、
だから。
アイスの崩壊は、シャングリラに入ったときから始まったのではないか、と思ったりします。
10年前の「水源の村」侵略の頃は、どこか違うところに拠点を構えて、それなりの軍隊(外人部隊かも?)を組織していたのではないかな、と。
アイスとソラが、ちゃんと同じ方向を向いていられた頃、には。
どういう経緯で彼らが「王」と呼ばれるようになったのか?
そもそも、「近未来の日本」に住んでいるのが中国系の名前を持つ人々なのがとっても不思議なのですが(汗)、「戦前」の「日本」には、「王」は居たんでしょうかねぇ……。
もし、そうでないならば、アイスたちが勝手に「王」を名乗っただけなのかもしれません。ランの台詞にあるとおり、「王とは名乗っているが、奴は侵略者」なのかもしれません。
とりあえず名乗りをあげれば、それを否定するものが現れないかぎりその名乗りで通用するのでしょうから。
どこかに拠点を構え、居場所を求めて戦争を始めた「5人家族」が、水源を確保し、水を売ることで財を得る。その過程で東京に詳しくなり、都庁地下の核シェルターの存在を知る……。
問題の核シェルターは、そのとき既に使われていて、アイスたちに乗っ取られたのか、それとも使われていなかったのか?
前者であれば、それまで使っていた人々はどうなったのか?(←それまでのアイスの行動を考えれば、単純に殺されたんだろうな…)。
後者であれば、彼らはどうやってシェルターの中に入り、生命維持機能を起動したのか?……まあ、フォグの存在を考えても、フォグやアイスが所属する英語系の人々の間には、戦前の知識が残っていた、と考えれば筋は通るかな、と思っているのですが。
維持していた軍隊も解散し、「水源」を守る警備兵と、全国規模の諜報活動を主要任務としてヒョウの下で動く一部の兵士を残すのみ、で。
彼ら兵士たちがどういうモチベーションで「王」に従っていたのか?は、全く描かれていないので想像することもできませんが、少なくともアイスの心は完全にシャングリラに向いてしまって、彼らからは離れてしまったんでしょうね。
そして。
安心して「家族」を守れる巣を作ってしまったアイスは、少しづつ壊れていく。
執着の度を増すアイスの束縛から逃れようと、親離れを画策するソラ。
何年かかけて、ゆっくりと崩壊していくアイス。
家族をつなぎとめるために「守られる者」となっていくカイ。
その歪みを感じながらも、どうすることもできないヒョウ。
……ただ、大きな眼でアイスを凝っと見ているだけの、ミゾレ。
「♪汚れたこの手に」と唄う4人(アイス・カイ・ラン・ソラ)のうち、本当にその手が汚れているのは、アイスと、ソラ。
ソラは、『弟の眼の復讐』として水源の村を侵略し、神官をはじめ多くの人の命を奪った。
それが、いずれ愛する女の父親だとは思いもよらずに。
おそらくは、あの村一つではなく、多くの村を滅ぼしたはず。
彼自身の意思ではなく、ただ、アイスの意思に共鳴して。
息が詰まるほどに、安全な檻の中で。
歌として唄ってはいませんが、ソラと似た立場にいるのがヒョウとミゾレ。
でも彼らは、「汚れたこの手」とは思っていないのかもしれません。
自分たちの居場所をつくるために、それを守るために、必要な犠牲だった、と、そんなふうに思っているのかも。
誰も殺してはいないはずのカイの手にこびりつくのは、アイスやソラが殺した人々の血。
カイは、何も知らないわけではありません。水源を侵略することも、ランの“昔の女”を人質として連れてくる作戦も、何もかも知っている。意思決定に参与しているのです。
だから、カイの心にも、等しく血の雨は降り注ぐ。
カイ一人キレイではいられない。
たとえ、アイスやソラが、カイにどんな幻想を見ていたとしても。
そして、ラン。
ランの「汚れたこの手」って……何?(^ ^;ゞ
彼の先走りで計画がばれ、アジトが襲撃されて仲間が皆殺された、ってこと?
だとしたら、いったいどんだけ先走ったんだ!?
おそらくは、「もっと穏やかな回り道があったはずなのに、早く故郷に戻りたくてあせってしまった」ことを言いたいんだろうけど……うーむ、アイスやソラの慟哭と同じレベルにされてしまうと、ちょっと解釈に困る(^ ^;。
~・~・~・~・~・~
フォン(十輝いりす)とユン(鈴奈沙也)の夫婦が、とても好きです。
ちょっと(だいぶ?)姐さん女房なのは学年どおりですが、フォンも、ただ守られているだけのツバメじゃないところが素敵。
お人好しな旦那さんを、ちゃんと愛しているユン。
巫女姫が砂漠で拾ってきた怪しげな野良猫を旅の仲間にしようとしても、
行ったこともない(?)遠い東の都まで一緒に行こう!と宣言してしまっても、
……いろんなことがあっても、軽く肩をすくめるだけでちゃんと赦してあげるところが、とってもステキ☆
一番最初に観たときの日記にも書きましたが、私は二幕の九龍客桟の場面でのフォン&ユンの芝居がすごく好きなんですよね。
ルイ(七海ひろき)が飛び込んできて「ソラが居た!……声をかけたら、走って逃げた……」と告げる。せっかく懐いたと思ったのに、逃げてしまった野良猫。愛想のない恩知らずを、それでも探すのか、どうするのか?と、視線を彷徨わせる座員たち。
そんな舞台の下手側で、軽く頷いて帽子を被りなおし、舞台中ほどにいるユンと軽く眼をあわせ、微笑みを交わしてから、あらたまってヤンヤン(天羽珠紀)に向かい、
「すまないが、傘を貸してくれないか」
というまでの一連が、すごくいい。
ユンとの目配せの空気もいいし、すーっとなめらかな動作もいい。
そして、真面目くさった口調まで素敵なの♪♪きゃーっ、まさこちゃんかっこいい~~♪
ちなみに。ドラマシティで最初に観た時は、この場面でびっくりした座員たちに「一緒に来てくれるか?」と問いかけていたんですよね、フォンは。
それが、ドラマシティのラストくらいから「行くぞ」的なことを言うようになって(^ ^)。
フォンのキャラクター的にも、座員たちのキャラ的にも、どっちの芝居もアリだなあと思うし、どっちも好きです♪両方観ることができて、良かった(*^ ^*)。
あと、ここでヤンヤンたちに止められたフォンが
「蛇の目一座の名前がすたるよぉ!」
と見栄を切るのに、ルイがすかさず
「よっ、座長!」
と囃すのはタイミングが良くていいんですが、それに続けてコウ(愛月ひかる)が
「かっこいいぜ♪」
と言う台詞が……タイミングといい、のんびりした口調といい、、、何か力が抜けて笑ってしまいます(^ ^)。緊迫した場面のはずなのに、良い間合いだなあ(←)。
うーん、書きたいことは他にもたくさんあるような気がするんですが、とりあえず、今夜はこんなところです♪
.
シャングリラな呟き【2】
2010年3月30日 宝塚(宙) コメント (2)宙組日本青年館公演「シャングリラ」。
子役の実羚淳くん、今日は出演していたようですね。良かった良かった。
公演もあと三日。ラストスパートがかかったところですよね、きっと。
みんな、がんばれ♪
今日も、昨日の続きで、思いつくままに書いてまいります。
ネタバレ、というより、観ていないと判らない(もしかしたら観ていても判り難いかも……すみません/汗)話になると思いますが、ご容赦くださいませ(^ ^)。
~・~・~・~・~・~
「水は誰のものでもない」と語る、アイス(悠未ひろ)とラン(蘭寿とむ)。
「水はみんなのもの」と語るソラ(大空祐飛)。
「国はみんなのもの、と兄さんなら言うだろう」と教える、カイ(北翔海莉)。
『戦争前』の水は「誰のものでもなかった」……2010年の日本の水も、「誰のものでもない」んだと思うんですよね。
基本的には無限にあるものだから、それが可能になる。欲しいと思う人には行き渡るだけの量があるから。
でも。『核戦争後』の水は、「みんなのもの」になった。
昨日の日記で書いたとおり、水が限りある地下資源になったから。
欲しがる人に欲しがるだけの量を取らせるわけにはいかない状況だから、誰かが分配を管理しなくてはならない。それは、「誰か」のものでなくてはならない。もし独占されて困るのであれば、「みんなのもの」と規定する以外に、ない。
~・~・~・~・~・~
ミウ(野々すみ花)を「足手まといだ」というラン。
「一緒に来てくれるか」と問うソラ。
ランにとって、ミウは「守るべき妹」であり、
ソラにとってのミウは、「一人前の女」で「恩人」である、という関係性が如実に出た会話だな、と思いました。
小柳さんは、『世界の構築』みたいな面では相当にぶっ飛んだタイプのクリエーターですが、こういう細かい台詞の端々のセンスは、結構好きです。
もしかしたら、木村さんとかと組んだら案外うまくいくのかもしれない、と思ったりもするのですが、どうでしょうね(^ ^;ゞ。
このミウとランの関係っていうのは、ネットとかで感想を読むといろんなご意見があるんだなーと思ったので、ここで猫なりの解釈を語っておきたいと思います。
最初にあらすじが発表された時は「ミウの恋人」だったはずのラン。
実際に舞台の幕が上がってみると「ミウの想い人」になっていたのにはちょっとウケたのですが、じっさい、ランはミウのことを「妹」として大切にしていて、ちょっとシスコンのケがある優しいお兄ちゃん、という感じなんですよね。
特定の恋人がいない場合、大事なパスワードに妹の名前を使いかねない兄妹には何人か心当たりがあるし(^ ^)、まあ、その程度のことかな、と。
でも。ミウの側は、「言えなかったあの言葉 伝えるため旅に出る」と歌うくらいには、ランに対してソレナリに本気だったんだろうと思えるのに、ランと再会した時点ではそういう気持ちが無くなっているのが判りにくいのかな、と思いました。
私が観劇していて“ここがポイントかな?”と思ったのは、九龍客桟の撃ち合いに続く場面。
自身の正体に怯えて「いっそ記憶だけでなく感情もなくしてしまえばよかったんだ!」と叫ぶソラを慰めるミウ。
ミウが、『守ってあげたい』と思った、初めての男。
今まで「巫女姫」として守られるばかりだったミウが、初めて「守ってあげたい」「救ってあげたい」と思った。それが、ミウの本当の意味での「初恋」だったのかな、と。
……そんなふうに思っていたので、私はミウの気持ちの変化はすごく滑らかにかんじられたのでした……。
~・~・~・~・~・~
とりあえず(っていうか、いつもどおり?)年表を作ってみました。
・①アイスが軍隊を脱走する
・②アイスがヒョウとミゾレを拾う
・③カイが水源の村で眼を斬られる
・④ソラとカイの母親が亡くなる
・⑤ソラたちがアイスたちと出会う
・⑥(10年前)水源の村が国王軍に侵略される
・⑦(1年前) ランが蛇の目一座を抜けて東京へ向かう
・⑧(開幕) ミウが砂漠でソラを拾う
・⑨(1年後) ミウが蛇の目一座から姿を消す
・⑩(?) ミウがソラを見つける
順序として、③⇒④⇒⑤なのは間違いありませんが、①・②と③・④の時間関係が不明。
ただ、水源の村での事件のあと、母親がそう長生きしたとも思えないし、他人が持っている水を容赦なく奪う人々が当たり前にいる世界で、子供二人がそう長く生き延びられたとも思えないので、③⇒⑤の期間はほんの一ヶ月とか、そんな程度なんじゃないかと思います。
そう思うと、①・②の方が先でいいのかな、と。
アイスとヒョウ・ミゾレとの関係については、もしかしたらご本人たちにはしっかりとした設定があるのかもしれませんが、ナウオンとかでは何も語られなかったので、ちょっとドラマティックなネタを二通り考えてみました。
(案1)アイスは両親が生きているころからヒョウとミゾレを知っていて、両親が殺されたときに引き取った。赤ん坊二人を育てるために軍隊に入り、辛い訓練にも耐えたが、リンチにあって脱走。施設(?)に預けていた二人を連れて逃亡中
(案2)赤ん坊の頃に親を殺されたヒョウとミゾレは、この時代の幼児収容所みたいなところで保護されたが、物心ついたころには追い出されて、物乞いみたいな生活を送っていた。軍隊を脱走したアイスに拾われ、一緒に逃亡中。……たぶん、アイスには幼い頃に死んだ妹か弟がいたものと思われる(^ ^;。
実際には、みなさんどういう設定で役作りしていらっしゃるんでしょうねぇ?
猫的には、最初から二人を知っていた案1の方がドラマティックかなと思うのですが、この後ソラやカイも拾うことを考えると、あんまりヒョウやミゾレとの関係が濃くなるのは違うかな、とも思うし……うーむ。
まあ、ここで問題にしたいのは、その順番よりも彼らの年齢なんですが。
『金髪の孺子』ではあるまいし、軍隊の指揮官として戦闘に参加した⑥の時点(10年前)で、ソラがローティーンということは考え難い。ということは、それから10年が過ぎて、砂漠でミウに拾われたときは、どんなに若くても25歳は超えているはず。
誰も年齢を言わないので確証はありませんが、まあ、27~8かな?という印象。
しかーし、③④⑤のソラは、言動から推測するに、どんなに幼くても10歳以下には見えない。
となると、⑥までの経過時間は、最大でも8年。……一介の脱走兵がまがりなりにも軍隊を持つまで、と思うと、ちょっと短いかな?でも、それ以上時間をかけるとなると、物語が始まった時点でのソラを37歳(←それはリック)とか、そういう設定にしなくてはならなくなるんだよな………。
アイスは、プログラムの回想シーンで「青年」と表記されているくらいなので、ソラやカイと出逢った時点で10代後半か、もしかしたら20代かも?
となると、物語の「現在」では30代後半か40以上、ってことですか。……髭がなくても若いとは限らない、と(T T)。
ソラとカイの年齢差は、子供時代を見た限りではせいぜい 2、3歳という感じ。
大人になってからのカイは、皆に守られてお蚕ぐるみで生活しているせいか、精神的に幼いままなのかな?という印象ですが。
精神的な成長が遅いからこそ、「守られるべき子供」でいられるんですよね、カイは。
あるいは、わざとそうして何もわからないフリをしているのかもしれない。家族の安定のために。
ソラは、そうはいかなかった。アイスと共に闘って、自分たちの生きられる場所を確保し、生きるための食料や水を確保する。最終的には軍隊を得てカイの仇を討つ。ソラには目標があり、目の前の課題があった。それを一つづつ解決していくうちに、彼はアイス以上に“大人”にならなくてはならかった……。
守られるべき“家の中の子供”になれたカイ。
“子供”を守るためにしか生きられなかった、アイス。
彼らを見守って、黙って立ち去る“かみさま”にしかなれなかった、ソラ。
誰が可哀相、というわけでもなく。
ただ、ずれてしまった歯車が、切ない……。
ヒョウとミゾレは、ソラよりも歳上の可能性も歳下の可能性も、どちらもあると思います。
……が、気持ちとしては二人はカイと同い年か少し下くらいなのかな、と思っています。アイスがシャングリラを支配するにあたって、基本的にはソラと図ってコトを進めたことが明らかなので。
まあ、ソラが非常に優秀だから、というのもアリかとは思うのですが。
蛇の目一座の年齢設定は、良く判らない……。
ランについては「あんたを見てるとランを思い出す」というフォン(十輝いりす)の台詞が、あのぶっ飛んだ衣装だけの話でないのならば、ソラとランは同世代、という解釈でいいとして。
ルイ(七海ひろき)がミウと同じくらい、ソウ(蒼羽りく)とコウ(愛月ひかる)が少し下。……まあ、そんなところでしょうか。
で、ミウは。最初の出会いのときにはちゃんと物心がついているけど、ソラよりはだいぶ幼い感じがするので、5,6歳くらい…かな?それだと、“今”は20歳前後。まあ、そんなところかな。薄着だけど。(まだ言うか)
~・~・~・~・~・~
「レジスタンス」と「反乱軍」。
「反乱軍に身を投じた」と説明されたランが、実際にやっていたのは、いったい何なんだったのでしょう?
「反乱軍」というからには、「軍隊」と呼べるだけの組織があって、しかも局地的にであっても戦争状態になっているはず……ですよね?
たとえば、幕末の京都に潜伏する討幕派たちを「反乱軍」と言う人はいません。街中で出会いがしらの戦闘になることはあっても、それは『戦争』状態ではない。彼らは単なる「不穏分子」、せいぜい「レジスタンス(抵抗組織)」であって、「反乱軍」とはいえない。
ランたちだって、集まって何をしたかといえば、シャングリラの秘密を暴く(水源が枯れていないことを確認し、それを公表して世論を動かそうとする)くらいで、とてもとても戦争をしているという気概は感じられません。
まあ、そもそも、蛇の目一座を抜けてたった一年のランがリーダーになるレジスタンスが考え難い。
同じ放浪生活をしていたはずのランとルイでそう知識レベルが違うとも思えないから、ランだって一年前には「デンキって!?」とかしつこく訊いて、ブンジャク(鳳翔大)に嫌がられていたはずなのに(^ ^)。
それとも、「10年前」にそれなりの年齢だったランは、村の年寄り(?)の教えを受けて“戦前”の知識があったとか?だから、ルイとは勿論、ブンジャクと比べても知識量は上だった、とか……その可能性はあるのか。ランだけがモールス信号を知っていたくらいだもんな(納得)。
でもまあ、ランがリーダーとしてやったことは、たぶん、「レジスタンス」が精々の活動ですよね。
なのに、ところどころに「反乱軍」という言葉が出てくる。
たとえば、一幕冒頭で、近畿の砂漠をパトロール(?)していた兵士(風羽玲亜)が言う。
「貴様、反乱軍か?」と。
「国王軍に逆らうのか?」と。
そう。反乱軍があるためには、国王軍が存在しなくてはなりません。
戦争は、一人ではできないんですから。
でも。
……「国王軍」の一員であるはずのさっつんが、王(ソラ)の顔を全く知らないという状況は、どうなんでしょうか。
「ん?お前の顔、見たことがある……?」的なアクションさえなく、いきなり銃を向ける兵士。それは……国王軍の兵士ってそういうものなの?最高司令官の顔を知らない兵士だなんて。直属の上官しか知らない(知る必要のない)傭兵隊とかならわかるけど。
なんだか、いろいろと疑問を残しつつ。
とりあえず、今日はこのへんで。あと三日間、よろしくお願いいたします!
.
子役の実羚淳くん、今日は出演していたようですね。良かった良かった。
公演もあと三日。ラストスパートがかかったところですよね、きっと。
みんな、がんばれ♪
今日も、昨日の続きで、思いつくままに書いてまいります。
ネタバレ、というより、観ていないと判らない(もしかしたら観ていても判り難いかも……すみません/汗)話になると思いますが、ご容赦くださいませ(^ ^)。
~・~・~・~・~・~
「水は誰のものでもない」と語る、アイス(悠未ひろ)とラン(蘭寿とむ)。
「水はみんなのもの」と語るソラ(大空祐飛)。
「国はみんなのもの、と兄さんなら言うだろう」と教える、カイ(北翔海莉)。
『戦争前』の水は「誰のものでもなかった」……2010年の日本の水も、「誰のものでもない」んだと思うんですよね。
基本的には無限にあるものだから、それが可能になる。欲しいと思う人には行き渡るだけの量があるから。
でも。『核戦争後』の水は、「みんなのもの」になった。
昨日の日記で書いたとおり、水が限りある地下資源になったから。
欲しがる人に欲しがるだけの量を取らせるわけにはいかない状況だから、誰かが分配を管理しなくてはならない。それは、「誰か」のものでなくてはならない。もし独占されて困るのであれば、「みんなのもの」と規定する以外に、ない。
~・~・~・~・~・~
ミウ(野々すみ花)を「足手まといだ」というラン。
「一緒に来てくれるか」と問うソラ。
ランにとって、ミウは「守るべき妹」であり、
ソラにとってのミウは、「一人前の女」で「恩人」である、という関係性が如実に出た会話だな、と思いました。
小柳さんは、『世界の構築』みたいな面では相当にぶっ飛んだタイプのクリエーターですが、こういう細かい台詞の端々のセンスは、結構好きです。
もしかしたら、木村さんとかと組んだら案外うまくいくのかもしれない、と思ったりもするのですが、どうでしょうね(^ ^;ゞ。
このミウとランの関係っていうのは、ネットとかで感想を読むといろんなご意見があるんだなーと思ったので、ここで猫なりの解釈を語っておきたいと思います。
最初にあらすじが発表された時は「ミウの恋人」だったはずのラン。
実際に舞台の幕が上がってみると「ミウの想い人」になっていたのにはちょっとウケたのですが、じっさい、ランはミウのことを「妹」として大切にしていて、ちょっとシスコンのケがある優しいお兄ちゃん、という感じなんですよね。
特定の恋人がいない場合、大事なパスワードに妹の名前を使いかねない兄妹には何人か心当たりがあるし(^ ^)、まあ、その程度のことかな、と。
でも。ミウの側は、「言えなかったあの言葉 伝えるため旅に出る」と歌うくらいには、ランに対してソレナリに本気だったんだろうと思えるのに、ランと再会した時点ではそういう気持ちが無くなっているのが判りにくいのかな、と思いました。
私が観劇していて“ここがポイントかな?”と思ったのは、九龍客桟の撃ち合いに続く場面。
自身の正体に怯えて「いっそ記憶だけでなく感情もなくしてしまえばよかったんだ!」と叫ぶソラを慰めるミウ。
ミウが、『守ってあげたい』と思った、初めての男。
今まで「巫女姫」として守られるばかりだったミウが、初めて「守ってあげたい」「救ってあげたい」と思った。それが、ミウの本当の意味での「初恋」だったのかな、と。
……そんなふうに思っていたので、私はミウの気持ちの変化はすごく滑らかにかんじられたのでした……。
~・~・~・~・~・~
とりあえず(っていうか、いつもどおり?)年表を作ってみました。
・①アイスが軍隊を脱走する
・②アイスがヒョウとミゾレを拾う
・③カイが水源の村で眼を斬られる
・④ソラとカイの母親が亡くなる
・⑤ソラたちがアイスたちと出会う
・⑥(10年前)水源の村が国王軍に侵略される
・⑦(1年前) ランが蛇の目一座を抜けて東京へ向かう
・⑧(開幕) ミウが砂漠でソラを拾う
・⑨(1年後) ミウが蛇の目一座から姿を消す
・⑩(?) ミウがソラを見つける
順序として、③⇒④⇒⑤なのは間違いありませんが、①・②と③・④の時間関係が不明。
ただ、水源の村での事件のあと、母親がそう長生きしたとも思えないし、他人が持っている水を容赦なく奪う人々が当たり前にいる世界で、子供二人がそう長く生き延びられたとも思えないので、③⇒⑤の期間はほんの一ヶ月とか、そんな程度なんじゃないかと思います。
そう思うと、①・②の方が先でいいのかな、と。
アイスとヒョウ・ミゾレとの関係については、もしかしたらご本人たちにはしっかりとした設定があるのかもしれませんが、ナウオンとかでは何も語られなかったので、ちょっとドラマティックなネタを二通り考えてみました。
(案1)アイスは両親が生きているころからヒョウとミゾレを知っていて、両親が殺されたときに引き取った。赤ん坊二人を育てるために軍隊に入り、辛い訓練にも耐えたが、リンチにあって脱走。施設(?)に預けていた二人を連れて逃亡中
(案2)赤ん坊の頃に親を殺されたヒョウとミゾレは、この時代の幼児収容所みたいなところで保護されたが、物心ついたころには追い出されて、物乞いみたいな生活を送っていた。軍隊を脱走したアイスに拾われ、一緒に逃亡中。……たぶん、アイスには幼い頃に死んだ妹か弟がいたものと思われる(^ ^;。
実際には、みなさんどういう設定で役作りしていらっしゃるんでしょうねぇ?
猫的には、最初から二人を知っていた案1の方がドラマティックかなと思うのですが、この後ソラやカイも拾うことを考えると、あんまりヒョウやミゾレとの関係が濃くなるのは違うかな、とも思うし……うーむ。
まあ、ここで問題にしたいのは、その順番よりも彼らの年齢なんですが。
『金髪の孺子』ではあるまいし、軍隊の指揮官として戦闘に参加した⑥の時点(10年前)で、ソラがローティーンということは考え難い。ということは、それから10年が過ぎて、砂漠でミウに拾われたときは、どんなに若くても25歳は超えているはず。
誰も年齢を言わないので確証はありませんが、まあ、27~8かな?という印象。
しかーし、③④⑤のソラは、言動から推測するに、どんなに幼くても10歳以下には見えない。
となると、⑥までの経過時間は、最大でも8年。……一介の脱走兵がまがりなりにも軍隊を持つまで、と思うと、ちょっと短いかな?でも、それ以上時間をかけるとなると、物語が始まった時点でのソラを37歳(←それはリック)とか、そういう設定にしなくてはならなくなるんだよな………。
アイスは、プログラムの回想シーンで「青年」と表記されているくらいなので、ソラやカイと出逢った時点で10代後半か、もしかしたら20代かも?
となると、物語の「現在」では30代後半か40以上、ってことですか。……髭がなくても若いとは限らない、と(T T)。
ソラとカイの年齢差は、子供時代を見た限りではせいぜい 2、3歳という感じ。
大人になってからのカイは、皆に守られてお蚕ぐるみで生活しているせいか、精神的に幼いままなのかな?という印象ですが。
精神的な成長が遅いからこそ、「守られるべき子供」でいられるんですよね、カイは。
あるいは、わざとそうして何もわからないフリをしているのかもしれない。家族の安定のために。
ソラは、そうはいかなかった。アイスと共に闘って、自分たちの生きられる場所を確保し、生きるための食料や水を確保する。最終的には軍隊を得てカイの仇を討つ。ソラには目標があり、目の前の課題があった。それを一つづつ解決していくうちに、彼はアイス以上に“大人”にならなくてはならかった……。
守られるべき“家の中の子供”になれたカイ。
“子供”を守るためにしか生きられなかった、アイス。
彼らを見守って、黙って立ち去る“かみさま”にしかなれなかった、ソラ。
誰が可哀相、というわけでもなく。
ただ、ずれてしまった歯車が、切ない……。
ヒョウとミゾレは、ソラよりも歳上の可能性も歳下の可能性も、どちらもあると思います。
……が、気持ちとしては二人はカイと同い年か少し下くらいなのかな、と思っています。アイスがシャングリラを支配するにあたって、基本的にはソラと図ってコトを進めたことが明らかなので。
まあ、ソラが非常に優秀だから、というのもアリかとは思うのですが。
蛇の目一座の年齢設定は、良く判らない……。
ランについては「あんたを見てるとランを思い出す」というフォン(十輝いりす)の台詞が、あのぶっ飛んだ衣装だけの話でないのならば、ソラとランは同世代、という解釈でいいとして。
ルイ(七海ひろき)がミウと同じくらい、ソウ(蒼羽りく)とコウ(愛月ひかる)が少し下。……まあ、そんなところでしょうか。
で、ミウは。最初の出会いのときにはちゃんと物心がついているけど、ソラよりはだいぶ幼い感じがするので、5,6歳くらい…かな?それだと、“今”は20歳前後。まあ、そんなところかな。薄着だけど。(まだ言うか)
~・~・~・~・~・~
「レジスタンス」と「反乱軍」。
「反乱軍に身を投じた」と説明されたランが、実際にやっていたのは、いったい何なんだったのでしょう?
「反乱軍」というからには、「軍隊」と呼べるだけの組織があって、しかも局地的にであっても戦争状態になっているはず……ですよね?
たとえば、幕末の京都に潜伏する討幕派たちを「反乱軍」と言う人はいません。街中で出会いがしらの戦闘になることはあっても、それは『戦争』状態ではない。彼らは単なる「不穏分子」、せいぜい「レジスタンス(抵抗組織)」であって、「反乱軍」とはいえない。
ランたちだって、集まって何をしたかといえば、シャングリラの秘密を暴く(水源が枯れていないことを確認し、それを公表して世論を動かそうとする)くらいで、とてもとても戦争をしているという気概は感じられません。
まあ、そもそも、蛇の目一座を抜けてたった一年のランがリーダーになるレジスタンスが考え難い。
同じ放浪生活をしていたはずのランとルイでそう知識レベルが違うとも思えないから、ランだって一年前には「デンキって!?」とかしつこく訊いて、ブンジャク(鳳翔大)に嫌がられていたはずなのに(^ ^)。
それとも、「10年前」にそれなりの年齢だったランは、村の年寄り(?)の教えを受けて“戦前”の知識があったとか?だから、ルイとは勿論、ブンジャクと比べても知識量は上だった、とか……その可能性はあるのか。ランだけがモールス信号を知っていたくらいだもんな(納得)。
でもまあ、ランがリーダーとしてやったことは、たぶん、「レジスタンス」が精々の活動ですよね。
なのに、ところどころに「反乱軍」という言葉が出てくる。
たとえば、一幕冒頭で、近畿の砂漠をパトロール(?)していた兵士(風羽玲亜)が言う。
「貴様、反乱軍か?」と。
「国王軍に逆らうのか?」と。
そう。反乱軍があるためには、国王軍が存在しなくてはなりません。
戦争は、一人ではできないんですから。
でも。
……「国王軍」の一員であるはずのさっつんが、王(ソラ)の顔を全く知らないという状況は、どうなんでしょうか。
「ん?お前の顔、見たことがある……?」的なアクションさえなく、いきなり銃を向ける兵士。それは……国王軍の兵士ってそういうものなの?最高司令官の顔を知らない兵士だなんて。直属の上官しか知らない(知る必要のない)傭兵隊とかならわかるけど。
なんだか、いろいろと疑問を残しつつ。
とりあえず、今日はこのへんで。あと三日間、よろしくお願いいたします!
.
日本青年館宙組公演「シャングリラ」。
青年館公演も、金曜日に始まって週末を超え、明日(30日)で、もう中日になるんですね。
ドラマシティの初日があいたのが、ついこの間のような気がするのに。(しみじみ)
…と、感慨にふけっていても仕方が無いので、
とりあえず、まずはネタバレな呟きにいきたいと思います(←いきなり)
ネタバレ、というか、たぶん、観ていないと意味がわからないかと思いますが、どうぞご容赦くださいませ。
さて。
……ここ数日、寒さがぶり返していますが、皆様風邪など寄せ付けていませんか?
猫は、なんだか喉がいたいな~とか思って、ちょっとマスクを出してみたりしました(汗)。
で。
ここ数日の東京の寒さに、最近あまり話題になることもなくなってきた『核の冬』論争を思い出しました(^ ^;ゞ。
『核戦争後の日本』を舞台にした作品に嵌っているせいでしょうねぇ……。
核兵器の使用による粉塵の大量放出。そのために太陽光の入射が減少する状況が数ヶ月間続くことによって、氷河期化を含む深刻な気候変動が起こる。1980年代に、カール・セーガンらが提唱した理論は、その後の様々な映画やSF小説に大きな影響を与えましたが、小柳さんは今回の作品で、気候変動の設定をどうお考えなのかしら、などとふと思ったりします。
そもそも。
日本が砂漠化するっていうことは、結構難しい話だと思うんですよね。
地球の自転方向や公転方向、さらには公転面に対する角度などの根本的な条件が変動しないかぎり、日本はそう大規模に砂漠化することはあり得ないはず。大陸の東側、大洋の西側に位置する列島で、緯度的にちょうど雨雲が出来やすい位置。根本的に雨量の多い温帯域なんだもん。海の底だったことはあっても、砂漠であったことは一度もないはず。
この日本が砂漠化するってことは、自転軸が動かないと無理なんじゃないかと思うんですが……そんなことないんでしょうか。
ミュージカル「ユーリンタウン」は、根本的な設定が「世界的な大干ばつ」でした。
水が無い。少なくとも、今の人口を支えるほどの水がない。そこから話が始まって、そして、それゆえに終わる、そういう作品でした。
でも、「シャングリラ」はそうじゃない。最終的な結論は「水はある」というコトなんだから。
いえ、その結論に至る前でも、少なくとも、湧き水は飲める。核戦争によって地表の土が汚染されたから、その土を通った水は飲めない、というだけ。だから、その土が汚れる前(=戦争前)に地下に潜った伏流水は、飲める。
それはすなわち、水が地下資源になった、ということを意味します。
限りある資源になったわけです。その「限り」は、量でははかれない。必ずいつか終わり、汚染した水が混ざってくるはず。だから、その前に根本的な対策をとるしかない。
それで全ての話は通じるんだから、別に砂漠化させなくてもいいと思うんだけど……ぶつぶつ。
しかも、近畿は砂漠化したけど東京は砂漠化していない、と。そういうことですよね?
……それは単に、核兵器の集中投下によって荒地になってから、回復するほどの時間が経っていないというだけで、砂漠とは違うんじゃないか…?それを、作品世界の水不足感を高めるために「砂漠化」とか言い出すから、話がわからなくなるんじゃないか、と(^ ^;ゞ
いや、本当に些細なことで、どうでもいいことです。
細かい突っ込みで長くなって申し訳ない。
っていうか、、、理屈を考えるなと何度言ったら。
ちなみに。
粉塵は意外に重たいもので、生半可な爆発による上昇気流くらいでは、大気量の少ない成層圏に粉塵を押し上げるだけのエネルギーが足りないことなどから、セーガンらが提唱したとおりの『核の冬』現象は実際には起こらないと言われているようですね。むしろ、核兵器の衝撃による火山活動の活発化によって二酸化炭素が放出され、温室効果が暴走するのではないか、と懸念されているようですね。
となると、温室効果の暴走によって平均気温が50度くらいになっている…という可能性も、ありますが。……舞台となっている「現在」の季節がよく判らないけど、あの時点での気温は今の日本の秋程度、っぽいですよね…?(ミウは相当な薄着だけど。子供は風の子?)(←失礼な)
~・~・~・~・~・~
集合日のときからあれこれ書いている名前関係をここでまとめておきます。
『余所者』たちは「アイス、ソラ、カイ、ヒョウ、ミゾレ」。
とりあえずは英語名または日本語名、ってことでいいのかな。(「カイ」だけ例外ですが、「ウミ」は、耳で聴いたときにエッ?と思うからダメなんでしょうね)
アイスが外人部隊の少年兵あがり、ってことで、これは素直にアメリカ系ってコトでいいのかな。
ソラ(とカイ)とヒョウとミゾレは原住民(日本人)。だけど、今の日本は中国系の人々が支配している……という感じ、かな。
砂漠化した近畿地方。
そこの地元民が「フォン、ユン、ラン、ミウ、ルイ、ソウ、コウ」。
フォンとユンは中国語ですが、他のはどうなのかな。前にも書きましたが、「風」を「フォン」、「雲」を「ユン」とルビを振った小説で、「紅」は「ホン」だったんですよね。同じ一族なのに、なんであえて違う時代の読み方になっているんだろう?
「フォン」と「ホン」じゃ耳で聴いてもわからないから、あえて、というのも考えられますが、、、ま、でも、いずれにしても中国系の人たち、と思っていいのかしら。
中国に割譲されていた新宿周辺。
そこで活動する「ヤンヤン、フォンフォン、ブンジャク、ヒエン」。
これは露骨に中国系の名前だけど、近畿地方の人々とはかなり違う。ん~、いうなれば、新宿近辺にいるのは中国階級の中でも支配階級に近いひとたちで、近畿地方あたりにいて神官とかやってる人たちは、もっと民衆クラスの人たち。……そんな感じ?
~・~・~・~・~・~
あの『シャングリラ』って、謎のカタマリですよね。
誰一人警備がいないのは、まぁ、わかるんです。差別を受けた余所者5人が家族として身を寄せ合って暮らすための家だから、家族以外の者は入れない。
おそらく、シャングリラに入れるのは、アイスとソラとヒョウとミゾレの4人だけ(←カイは出られないから入ることもない)。捜索の報告も、他の情報も何もかも、外からの情報はヒョウが受け取って中へ報告するし、シャングリラの中に軟禁されたランとフォグの世話は、基本的にミゾレが一手に引き受けている。
家族経営なんですよ、あの王城は。
だから。
原則として家族でない人が自由に動くことなど想定されていないから、ランが拳銃一丁でミウを連れて逃げ、もう一度王城に戻ってフォグをつれてくる、などという荒業が可能になる。
おそらく、中からは開けられるけれども外からは開けられない構造(←オートロックと何が違うんだろ?)になっているんじゃないかな、と思うんですが(←核シェルターという本来の開発目的を考えれば、そういう仕様でってもおかしくない)、、、ミウを連れて外に出るとき、ミウを安全なところに送り届けたらフォグを助けに戻ってくるつもりで、ドアが閉まらないように細工をしていたんじゃないかな、と。(←もし本当にそうだとしたら、頭の回る人だなあ、ラン)
で。フォグを連れに戻ったとき、シャングリラは完全に空っぽでした。
ヒョウは死に、アイスとカイとミゾレはソラを求めて外に出てきているんだから。
……そもそも、なぜアイスたちはソラが来ていることに気がついたんだろう?
あの長い階段には、監視カメラがあった……のかな。
それとも、アイスの野生の勘?(^ ^;ゞ
核シェルターには当然自家発電機があるはずなので、照明関係は外も含めてそれでまかなわれているとしても、ずいぶんと大規模なマシンであるらしい浄水器「オンディーヌ」の動力も賄えた……んですよね?
凄いなあ。
同じような目的を持った『放射能除去装置コスモクリーナーD』なんて、宇宙戦艦ヤマトの動力のほとんどを食ったんじゃなかったっけ?
そういえば、あれはオゾンを大量に発生させて放射能を除去する、という、何がどうなってそういう結果が出るんだ的な理論でしたが、フォグの放射能除去理論って、いったいどういうものなんだろう……。
同じ東京で水源を守る警備兵にさえ、全く顔を知られていない、王。
なにしろ、ソラ(とカイ)は、本人たちが名乗るとおり「シャングリラの王」なのであって、「日本の国王」では、ない。
だから、さっつん(風羽玲亜)の「兵士」が、一幕前半の砂漠で唐突に叫ぶ「貴様、国王軍に逆らうのか!?」という台詞に出てくる『国王』と、ソラやカイは違うモノかもしれない(←だって、あまりにもソラの顔を知らなすぎじゃない?<さっつん)
でも、忘れちゃいけない。彼らは十年前に蛇の目一座の故郷を侵略し、滅ぼしている。
それは一応「国王軍」だったし、少なくとも指揮官の一人はソラだった。
このときソラが15,6歳での初陣だったとすれば、現在のソラは25,6歳。
そして、回想シーンは何歳なのかな?(^ ^)。
そして。
回想場面のエピソード(ミウとの出会い)を考えれば、カイの目を斬った男=水源を守る神官一族のリーダーの一人であったと考えて問題ないはず。
つまり、『水源の村』は、ソラにとって弟の眼の仇だった。
そしてソラは、この闘いで弟の復讐を果たした。
アイスにとっては水源を奪取する(=人々の生命線を握る)ための侵略戦争、
ソラにとっては、弟の眼の仇討ち。
その目的のずれが、二人の間に亀裂を生む。
ソラは、仇を討ったことで冷静さを取り戻し、アイスのしていることに疑問を抱く。
水源を奪い、その水を封鎖して、何をしようとしているのか?と。
『師』の行動に疑問を抱く。それが、自立への第一歩。
けれども『師』は、溺愛するソラの親離れを、認めようとしなかった……。
……なんだか話が逸れているような気がする……(すみません)。
~・~・~・~・~・~
人間が『仲間』を欲しがるのは何故なんでしょうね。
究極の回答は、「人間が弱いから」、だと思うのです。
弱い生き物は群れる、というのが生物界の基本的な掟ですから。
でも、人間が『仲間』を欲しがるのは、ただ「身を守るためには大きな群れに所属した方が有利」だから、ではありません。
彼らは常に、「緊密な関係」を欲しがります。
協力して戦いに臨み、大きな勝利を得るために。
「ガランチード」でも散々語られた「仲間」というもの。
アイスは言います。「仲間が必要だった。……自分が生きていくために」
彼には仲間が必要だった。
周り中敵だらけの世界を、生き抜くために。
背中を合わせて闘える仲間を得るために、そして何よりも、守りたいと思う家族を得るために。
そして。
守りたいと思う家族を得て、アイスはシャングリラを攻略して自分の城を築き上げ、
背中を預けられる仲間を得て、アイスの心は壊れてしまう。
仲間を信じ切れなかったアイスの歪み。
信じてもらえなかった、ソラの痛み。
……二人とも悲しいな、と思います。
でもたぶん、一番つらかったのは、引き裂かれてしまったヒョウだったんだろうな、と……。
(曰く、「カイは何も気づいていない!」)
この物語で、一番「足りない」と思うのは、家族五人が末永く仲良く暮らしました、的な場面がほとんど無いこと、だと思います。
戦いの訓練をしているアイスとソラ ⇒ ソラの理想を語る「水乃城」の場面は名場面ですが、、、せめてもう一場面!!と思いますね。できれば、ソラがアイスへのリスペクトを語る場面か、あるいは、ヒョウの心を見せる場面。
何かもう一場面、「家族」としてのの場面がほしい……と思います。
~・~・~・~・~・~
実羚くん、今日は復帰したのでしょうか…。
公式サイトに何の情報も出ないのが哀しい。せめて、通常営業日である今日くらいは発表してくれるかと思ったのに(涙)。
下級生だから代役までフォローしろとは言わないけど、出演者として発表はされているんだから、休演しているのか復帰したのか、そのくらいはちゃんと教えてほしい…(T T)。
.
青年館公演も、金曜日に始まって週末を超え、明日(30日)で、もう中日になるんですね。
ドラマシティの初日があいたのが、ついこの間のような気がするのに。(しみじみ)
…と、感慨にふけっていても仕方が無いので、
とりあえず、まずはネタバレな呟きにいきたいと思います(←いきなり)
ネタバレ、というか、たぶん、観ていないと意味がわからないかと思いますが、どうぞご容赦くださいませ。
さて。
……ここ数日、寒さがぶり返していますが、皆様風邪など寄せ付けていませんか?
猫は、なんだか喉がいたいな~とか思って、ちょっとマスクを出してみたりしました(汗)。
で。
ここ数日の東京の寒さに、最近あまり話題になることもなくなってきた『核の冬』論争を思い出しました(^ ^;ゞ。
『核戦争後の日本』を舞台にした作品に嵌っているせいでしょうねぇ……。
核兵器の使用による粉塵の大量放出。そのために太陽光の入射が減少する状況が数ヶ月間続くことによって、氷河期化を含む深刻な気候変動が起こる。1980年代に、カール・セーガンらが提唱した理論は、その後の様々な映画やSF小説に大きな影響を与えましたが、小柳さんは今回の作品で、気候変動の設定をどうお考えなのかしら、などとふと思ったりします。
そもそも。
日本が砂漠化するっていうことは、結構難しい話だと思うんですよね。
地球の自転方向や公転方向、さらには公転面に対する角度などの根本的な条件が変動しないかぎり、日本はそう大規模に砂漠化することはあり得ないはず。大陸の東側、大洋の西側に位置する列島で、緯度的にちょうど雨雲が出来やすい位置。根本的に雨量の多い温帯域なんだもん。海の底だったことはあっても、砂漠であったことは一度もないはず。
この日本が砂漠化するってことは、自転軸が動かないと無理なんじゃないかと思うんですが……そんなことないんでしょうか。
ミュージカル「ユーリンタウン」は、根本的な設定が「世界的な大干ばつ」でした。
水が無い。少なくとも、今の人口を支えるほどの水がない。そこから話が始まって、そして、それゆえに終わる、そういう作品でした。
でも、「シャングリラ」はそうじゃない。最終的な結論は「水はある」というコトなんだから。
いえ、その結論に至る前でも、少なくとも、湧き水は飲める。核戦争によって地表の土が汚染されたから、その土を通った水は飲めない、というだけ。だから、その土が汚れる前(=戦争前)に地下に潜った伏流水は、飲める。
それはすなわち、水が地下資源になった、ということを意味します。
限りある資源になったわけです。その「限り」は、量でははかれない。必ずいつか終わり、汚染した水が混ざってくるはず。だから、その前に根本的な対策をとるしかない。
それで全ての話は通じるんだから、別に砂漠化させなくてもいいと思うんだけど……ぶつぶつ。
しかも、近畿は砂漠化したけど東京は砂漠化していない、と。そういうことですよね?
……それは単に、核兵器の集中投下によって荒地になってから、回復するほどの時間が経っていないというだけで、砂漠とは違うんじゃないか…?それを、作品世界の水不足感を高めるために「砂漠化」とか言い出すから、話がわからなくなるんじゃないか、と(^ ^;ゞ
いや、本当に些細なことで、どうでもいいことです。
細かい突っ込みで長くなって申し訳ない。
っていうか、、、理屈を考えるなと何度言ったら。
ちなみに。
粉塵は意外に重たいもので、生半可な爆発による上昇気流くらいでは、大気量の少ない成層圏に粉塵を押し上げるだけのエネルギーが足りないことなどから、セーガンらが提唱したとおりの『核の冬』現象は実際には起こらないと言われているようですね。むしろ、核兵器の衝撃による火山活動の活発化によって二酸化炭素が放出され、温室効果が暴走するのではないか、と懸念されているようですね。
となると、温室効果の暴走によって平均気温が50度くらいになっている…という可能性も、ありますが。……舞台となっている「現在」の季節がよく判らないけど、あの時点での気温は今の日本の秋程度、っぽいですよね…?(ミウは相当な薄着だけど。子供は風の子?)(←失礼な)
~・~・~・~・~・~
集合日のときからあれこれ書いている名前関係をここでまとめておきます。
『余所者』たちは「アイス、ソラ、カイ、ヒョウ、ミゾレ」。
とりあえずは英語名または日本語名、ってことでいいのかな。(「カイ」だけ例外ですが、「ウミ」は、耳で聴いたときにエッ?と思うからダメなんでしょうね)
アイスが外人部隊の少年兵あがり、ってことで、これは素直にアメリカ系ってコトでいいのかな。
ソラ(とカイ)とヒョウとミゾレは原住民(日本人)。だけど、今の日本は中国系の人々が支配している……という感じ、かな。
砂漠化した近畿地方。
そこの地元民が「フォン、ユン、ラン、ミウ、ルイ、ソウ、コウ」。
フォンとユンは中国語ですが、他のはどうなのかな。前にも書きましたが、「風」を「フォン」、「雲」を「ユン」とルビを振った小説で、「紅」は「ホン」だったんですよね。同じ一族なのに、なんであえて違う時代の読み方になっているんだろう?
「フォン」と「ホン」じゃ耳で聴いてもわからないから、あえて、というのも考えられますが、、、ま、でも、いずれにしても中国系の人たち、と思っていいのかしら。
中国に割譲されていた新宿周辺。
そこで活動する「ヤンヤン、フォンフォン、ブンジャク、ヒエン」。
これは露骨に中国系の名前だけど、近畿地方の人々とはかなり違う。ん~、いうなれば、新宿近辺にいるのは中国階級の中でも支配階級に近いひとたちで、近畿地方あたりにいて神官とかやってる人たちは、もっと民衆クラスの人たち。……そんな感じ?
~・~・~・~・~・~
あの『シャングリラ』って、謎のカタマリですよね。
誰一人警備がいないのは、まぁ、わかるんです。差別を受けた余所者5人が家族として身を寄せ合って暮らすための家だから、家族以外の者は入れない。
おそらく、シャングリラに入れるのは、アイスとソラとヒョウとミゾレの4人だけ(←カイは出られないから入ることもない)。捜索の報告も、他の情報も何もかも、外からの情報はヒョウが受け取って中へ報告するし、シャングリラの中に軟禁されたランとフォグの世話は、基本的にミゾレが一手に引き受けている。
家族経営なんですよ、あの王城は。
だから。
原則として家族でない人が自由に動くことなど想定されていないから、ランが拳銃一丁でミウを連れて逃げ、もう一度王城に戻ってフォグをつれてくる、などという荒業が可能になる。
おそらく、中からは開けられるけれども外からは開けられない構造(←オートロックと何が違うんだろ?)になっているんじゃないかな、と思うんですが(←核シェルターという本来の開発目的を考えれば、そういう仕様でってもおかしくない)、、、ミウを連れて外に出るとき、ミウを安全なところに送り届けたらフォグを助けに戻ってくるつもりで、ドアが閉まらないように細工をしていたんじゃないかな、と。(←もし本当にそうだとしたら、頭の回る人だなあ、ラン)
で。フォグを連れに戻ったとき、シャングリラは完全に空っぽでした。
ヒョウは死に、アイスとカイとミゾレはソラを求めて外に出てきているんだから。
……そもそも、なぜアイスたちはソラが来ていることに気がついたんだろう?
あの長い階段には、監視カメラがあった……のかな。
それとも、アイスの野生の勘?(^ ^;ゞ
核シェルターには当然自家発電機があるはずなので、照明関係は外も含めてそれでまかなわれているとしても、ずいぶんと大規模なマシンであるらしい浄水器「オンディーヌ」の動力も賄えた……んですよね?
凄いなあ。
同じような目的を持った『放射能除去装置コスモクリーナーD』なんて、宇宙戦艦ヤマトの動力のほとんどを食ったんじゃなかったっけ?
そういえば、あれはオゾンを大量に発生させて放射能を除去する、という、何がどうなってそういう結果が出るんだ的な理論でしたが、フォグの放射能除去理論って、いったいどういうものなんだろう……。
同じ東京で水源を守る警備兵にさえ、全く顔を知られていない、王。
なにしろ、ソラ(とカイ)は、本人たちが名乗るとおり「シャングリラの王」なのであって、「日本の国王」では、ない。
だから、さっつん(風羽玲亜)の「兵士」が、一幕前半の砂漠で唐突に叫ぶ「貴様、国王軍に逆らうのか!?」という台詞に出てくる『国王』と、ソラやカイは違うモノかもしれない(←だって、あまりにもソラの顔を知らなすぎじゃない?<さっつん)
でも、忘れちゃいけない。彼らは十年前に蛇の目一座の故郷を侵略し、滅ぼしている。
それは一応「国王軍」だったし、少なくとも指揮官の一人はソラだった。
このときソラが15,6歳での初陣だったとすれば、現在のソラは25,6歳。
そして、回想シーンは何歳なのかな?(^ ^)。
そして。
回想場面のエピソード(ミウとの出会い)を考えれば、カイの目を斬った男=水源を守る神官一族のリーダーの一人であったと考えて問題ないはず。
つまり、『水源の村』は、ソラにとって弟の眼の仇だった。
そしてソラは、この闘いで弟の復讐を果たした。
アイスにとっては水源を奪取する(=人々の生命線を握る)ための侵略戦争、
ソラにとっては、弟の眼の仇討ち。
その目的のずれが、二人の間に亀裂を生む。
ソラは、仇を討ったことで冷静さを取り戻し、アイスのしていることに疑問を抱く。
水源を奪い、その水を封鎖して、何をしようとしているのか?と。
『師』の行動に疑問を抱く。それが、自立への第一歩。
けれども『師』は、溺愛するソラの親離れを、認めようとしなかった……。
……なんだか話が逸れているような気がする……(すみません)。
~・~・~・~・~・~
人間が『仲間』を欲しがるのは何故なんでしょうね。
究極の回答は、「人間が弱いから」、だと思うのです。
弱い生き物は群れる、というのが生物界の基本的な掟ですから。
でも、人間が『仲間』を欲しがるのは、ただ「身を守るためには大きな群れに所属した方が有利」だから、ではありません。
彼らは常に、「緊密な関係」を欲しがります。
協力して戦いに臨み、大きな勝利を得るために。
「ガランチード」でも散々語られた「仲間」というもの。
アイスは言います。「仲間が必要だった。……自分が生きていくために」
彼には仲間が必要だった。
周り中敵だらけの世界を、生き抜くために。
背中を合わせて闘える仲間を得るために、そして何よりも、守りたいと思う家族を得るために。
そして。
守りたいと思う家族を得て、アイスはシャングリラを攻略して自分の城を築き上げ、
背中を預けられる仲間を得て、アイスの心は壊れてしまう。
仲間を信じ切れなかったアイスの歪み。
信じてもらえなかった、ソラの痛み。
……二人とも悲しいな、と思います。
でもたぶん、一番つらかったのは、引き裂かれてしまったヒョウだったんだろうな、と……。
(曰く、「カイは何も気づいていない!」)
この物語で、一番「足りない」と思うのは、家族五人が末永く仲良く暮らしました、的な場面がほとんど無いこと、だと思います。
戦いの訓練をしているアイスとソラ ⇒ ソラの理想を語る「水乃城」の場面は名場面ですが、、、せめてもう一場面!!と思いますね。できれば、ソラがアイスへのリスペクトを語る場面か、あるいは、ヒョウの心を見せる場面。
何かもう一場面、「家族」としてのの場面がほしい……と思います。
~・~・~・~・~・~
実羚くん、今日は復帰したのでしょうか…。
公式サイトに何の情報も出ないのが哀しい。せめて、通常営業日である今日くらいは発表してくれるかと思ったのに(涙)。
下級生だから代役までフォローしろとは言わないけど、出演者として発表はされているんだから、休演しているのか復帰したのか、そのくらいはちゃんと教えてほしい…(T T)。
.
日本青年館にて、宙組公演「シャングリラー水之城ー」を観劇してまいりました。
目立った変更点は無かったのですが(11時を観て変更かと思った台詞も、15時では元に戻っていたし……)、空間が広くなったので一人一人の立ち位置が違い、その距離感や関係性がずいぶん違って見えました。
そのせいなのかどうなのか、一人一人の芝居がドラマシティのラストから物凄く大きく変化していて、その変化ぶりに吃驚して、一日が終わりました(^^)。中でも、面白かったのはルイ(七海ひろき)とヒョウ(蓮水ゆうや)……だったかな。
しかーし。
その芝居の変化を書く前に、今日の三時公演で休演者がいたので、それによる役替りについてメモさせてください。
#すみません、微妙にネタバレているかも。
休演者:実羚淳(体調不良により休演)。
子供時代のヒョウ役の研1さん。
台詞とかは無いけど、子供姿が可愛い♪ ぼーっとした雰囲気が好きで、今後を楽しみにしていたのですが。突然だったので、心配……。
11時公演で、二幕冒頭の兵士が一人足りない(8人しかいない)のでおかしいなあ、と思ったのですが、その時は誰がいないのかわからなくて……その後の芝居にはちゃんと全員(勿論実羚くんも含め)出ていたので、あれは何だったんだろう?と思っていたんですよね。
でも、15時の開演前には私は何も気づかず(ロビーに掲示は出ていたらしいですが)、、、(汗)一幕の途中で気がついて、とても驚いたのでした。
後から聴くと、11時公演の傘のダンスも代役だったらしいので、突発的な怪我か何かで踊るのが難しいという状況だったのかな?(子役で駆け込んでくるときはどうだったかな……)元々台詞はない役なので、もしかしたら風邪とかかもしれませんが。
早く元気になって復活してほしいし、大劇場までには完全に元気になってほしいです(祈)。
さて、それでは代役リストを。
第一場 回想
村人役は、たぶん、実羚くんを抜いて4人でやっていたと思います。
休演に気がついていなかったので意識していなかったのですが、あれっ?フォーメーション変わったのかな?と思ったので。
第二場 プロローグ
たぶん、実羚くんが抜けただけだと思います。
第六場 検問
ここは……すみません!!気がつきませんでした。
誰がやっていらしたのか、ご存知の方は教えてください。…もしかして、さっつんかな?
【3/28追記 確認しました。さっつんが出ていました】
第八場 回想
子ヒョウ役の代役は美月遥くん。背が高いので衣装がちょっとつんつるてんでしたが(汗)、本役の実羚くんより目つきが鋭くて、大きくなったらちーちゃん(蓮水ゆうや)になるのが納得できる感じ。
いや、実羚くんも、ちゃんとナウオンでちーちゃんが話していた「愛を知らずに育ったので、子供の頃はちょっと自閉症っぽい感じ(←言葉はだいぶ違うと思いますが)」という説明に沿った芝居……なのかもしれません(汗)。
そして、水を奪いに来る村人(美月)には、さっつん(風羽玲亜)が入っていました。
ちなみに、ねこが最初に代役に気がついたのは、このさっつんでした。……台詞の声が違う!!と(汗)。いやー、やっぱり相当なさっつんのファンなんだな、私、と(^ ^)。
アイスに刺されて死ぬ場面の濃さがたまりませんでしたわ(汗)。
第九場 九龍客桟
ウェイターの代役は風馬翔。いやー、なんかすごく愛嬌があって可愛かったです。先刻まで子アイスだったくせに(^ ^)。なんか、モップでひたすら掃除をさせられていて、メチャメチャ可愛かった♪
さっつんが直前の場面に最後まで出て(←死んで)いるので、場面の冒頭に下手から出てくる中国服のカップル(さっつん&夢涼りあん)はカット。場面が店の中に移ったときに、下手のテーブルに座っていたと思います。
美月くんと結乃かなりちゃんのカップルはちょっと遅れて出てきたような?いつもとメークが違うせいか、美月くんが格好よくてドキドキしました(*^ ^*)。
天風いぶきさんと彩花まりちゃんのカップルは。いつもどおり壇上の下手に居たのですが、普段は上手側でかけるくんと組んでいる真みや涼子ちゃんは、階段下で客の一人としてうろうろしていたと思います。で、撃ち合いが始まった後で階段を昇ったらしく、気がついたら壇上の下手側で、彩花まりちゃんと二人、ちーちゃんに押しのけられていました(^ ^)。
第14場 水之城
たぶん、子ヒョウに美月くんが入って、美月くんの本役の中国服の男がカットされたんだと思います。
第二幕
第一場 戦場
ここは一人少ないまま、フォーメーションもあけたままやっていました。
第四場 回想(傘)
実羚淳⇒愛月ひかる(ちーちゃんと相合傘)
美月くんがいつもの傘に入っていたので、あれっ?と思ったら、そこだけ愛ちゃんでした。
第六場 タイムリミット
ここも、普通に警備兵から一人抜いてやっていたと思います。フォーメーションは微妙に修正していたかな?
第九場 シャングリラ
実羚淳⇒美月遥
で。
フィナーレの美月くんは、男の子ではなく、中国服のいつもの美月くんでした。
前場から相当な早替りだと思うんだけど、そこは拘りなんですかね。
パレードで子供たちが並んだときに、子ヒョウの美月くんがいないので、ちょっと焦りました(^ ^;ゞ。上手側の大人たちの中に、いつもどおり居るんですけどね。
まあ、立ち位置とかを変更する時間は無かったんだろうな……。
一番最後に、それぞれ親しい人と寄り添って幕が降りるシーンも、結乃かなりちゃんは一人で立っていて、ちょっと寂しげだった……。
【3/28追記 今日は、ちゃんと立ち位置を変更して、子ミウの夢涼さんが一緒でした♪】
そんな感じで、代役報告は以上です。
明日はどうなるんでしょうねぇ……。っていうか、公式サイトにちゃんと休演の案内を出してほしいなあ。それなりに役がついているんだから!!
と、いうわけで。芝居の内容については、また後日☆
.
目立った変更点は無かったのですが(11時を観て変更かと思った台詞も、15時では元に戻っていたし……)、空間が広くなったので一人一人の立ち位置が違い、その距離感や関係性がずいぶん違って見えました。
そのせいなのかどうなのか、一人一人の芝居がドラマシティのラストから物凄く大きく変化していて、その変化ぶりに吃驚して、一日が終わりました(^^)。中でも、面白かったのはルイ(七海ひろき)とヒョウ(蓮水ゆうや)……だったかな。
しかーし。
その芝居の変化を書く前に、今日の三時公演で休演者がいたので、それによる役替りについてメモさせてください。
#すみません、微妙にネタバレているかも。
休演者:実羚淳(体調不良により休演)。
子供時代のヒョウ役の研1さん。
台詞とかは無いけど、子供姿が可愛い♪ ぼーっとした雰囲気が好きで、今後を楽しみにしていたのですが。突然だったので、心配……。
11時公演で、二幕冒頭の兵士が一人足りない(8人しかいない)のでおかしいなあ、と思ったのですが、その時は誰がいないのかわからなくて……その後の芝居にはちゃんと全員(勿論実羚くんも含め)出ていたので、あれは何だったんだろう?と思っていたんですよね。
でも、15時の開演前には私は何も気づかず(ロビーに掲示は出ていたらしいですが)、、、(汗)一幕の途中で気がついて、とても驚いたのでした。
後から聴くと、11時公演の傘のダンスも代役だったらしいので、突発的な怪我か何かで踊るのが難しいという状況だったのかな?(子役で駆け込んでくるときはどうだったかな……)元々台詞はない役なので、もしかしたら風邪とかかもしれませんが。
早く元気になって復活してほしいし、大劇場までには完全に元気になってほしいです(祈)。
さて、それでは代役リストを。
第一場 回想
村人役は、たぶん、実羚くんを抜いて4人でやっていたと思います。
休演に気がついていなかったので意識していなかったのですが、あれっ?フォーメーション変わったのかな?と思ったので。
第二場 プロローグ
たぶん、実羚くんが抜けただけだと思います。
第六場 検問
ここは……すみません!!気がつきませんでした。
誰がやっていらしたのか、ご存知の方は教えてください。…もしかして、さっつんかな?
【3/28追記 確認しました。さっつんが出ていました】
第八場 回想
子ヒョウ役の代役は美月遥くん。背が高いので衣装がちょっとつんつるてんでしたが(汗)、本役の実羚くんより目つきが鋭くて、大きくなったらちーちゃん(蓮水ゆうや)になるのが納得できる感じ。
いや、実羚くんも、ちゃんとナウオンでちーちゃんが話していた「愛を知らずに育ったので、子供の頃はちょっと自閉症っぽい感じ(←言葉はだいぶ違うと思いますが)」という説明に沿った芝居……なのかもしれません(汗)。
そして、水を奪いに来る村人(美月)には、さっつん(風羽玲亜)が入っていました。
ちなみに、ねこが最初に代役に気がついたのは、このさっつんでした。……台詞の声が違う!!と(汗)。いやー、やっぱり相当なさっつんのファンなんだな、私、と(^ ^)。
アイスに刺されて死ぬ場面の濃さがたまりませんでしたわ(汗)。
第九場 九龍客桟
ウェイターの代役は風馬翔。いやー、なんかすごく愛嬌があって可愛かったです。先刻まで子アイスだったくせに(^ ^)。なんか、モップでひたすら掃除をさせられていて、メチャメチャ可愛かった♪
さっつんが直前の場面に最後まで出て(←死んで)いるので、場面の冒頭に下手から出てくる中国服のカップル(さっつん&夢涼りあん)はカット。場面が店の中に移ったときに、下手のテーブルに座っていたと思います。
美月くんと結乃かなりちゃんのカップルはちょっと遅れて出てきたような?いつもとメークが違うせいか、美月くんが格好よくてドキドキしました(*^ ^*)。
天風いぶきさんと彩花まりちゃんのカップルは。いつもどおり壇上の下手に居たのですが、普段は上手側でかけるくんと組んでいる真みや涼子ちゃんは、階段下で客の一人としてうろうろしていたと思います。で、撃ち合いが始まった後で階段を昇ったらしく、気がついたら壇上の下手側で、彩花まりちゃんと二人、ちーちゃんに押しのけられていました(^ ^)。
第14場 水之城
たぶん、子ヒョウに美月くんが入って、美月くんの本役の中国服の男がカットされたんだと思います。
第二幕
第一場 戦場
ここは一人少ないまま、フォーメーションもあけたままやっていました。
第四場 回想(傘)
実羚淳⇒愛月ひかる(ちーちゃんと相合傘)
美月くんがいつもの傘に入っていたので、あれっ?と思ったら、そこだけ愛ちゃんでした。
第六場 タイムリミット
ここも、普通に警備兵から一人抜いてやっていたと思います。フォーメーションは微妙に修正していたかな?
第九場 シャングリラ
実羚淳⇒美月遥
で。
フィナーレの美月くんは、男の子ではなく、中国服のいつもの美月くんでした。
前場から相当な早替りだと思うんだけど、そこは拘りなんですかね。
パレードで子供たちが並んだときに、子ヒョウの美月くんがいないので、ちょっと焦りました(^ ^;ゞ。上手側の大人たちの中に、いつもどおり居るんですけどね。
まあ、立ち位置とかを変更する時間は無かったんだろうな……。
一番最後に、それぞれ親しい人と寄り添って幕が降りるシーンも、結乃かなりちゃんは一人で立っていて、ちょっと寂しげだった……。
【3/28追記 今日は、ちゃんと立ち位置を変更して、子ミウの夢涼さんが一緒でした♪】
そんな感じで、代役報告は以上です。
明日はどうなるんでしょうねぇ……。っていうか、公式サイトにちゃんと休演の案内を出してほしいなあ。それなりに役がついているんだから!!
と、いうわけで。芝居の内容については、また後日☆
.
宝塚歌劇団 8月以降の作品が発表されました。
まずはやっぱり、コレに食いついていいですか?
9月4日に始まる宙組全国ツアー公演で、「銀ちゃんの恋」再登場!!
いやはや。
バウで初演、
ドラマシティで再演、
そして、全ツで再々演、、、、
出世魚みたいですね。
出世作、は違う……よね?(←違います)
そ、そういえば。
青年館の千秋楽で、眉月さんが「いつかまた銀ちゃんに逢えるかも」って言ってたな……。
まさか、銀ちゃんが全国のみなさまに会いにいくとは思ってませんでしたが。
大好きな作品ですし、映画のファンの方がいらっしゃるかもしれないな、と思いますし、
全国ツアーでこの作品を上演するのは、冒険だけど面白い試みになりそうだな、と思います。
でも。
……二年前のドラマシティ&青年館で、とっぷり浸かって底の底まで突き抜けそうなくらい嵌り込んだので、もう一度あのテンションを取り戻せるかどうか?、というのは……正直なところ不安もあります。
個人的には「大江山花伝/ファンキー・サンシャイン(Appasionado!!2でも良いけど)」で決まりだろうと勝手に予想していたので、衝撃も大きい……。
なんだかんだ言っても、全ツはショーつき(プロローグか中詰めで客席降り!!)が良い、と思っていたりするので。
楽しみなのは楽しみなんですけどね。石田さんも、祐飛さんも、すみ花ちゃんも、きっと前回とは全く違う作品にするべく頑張ってくださるでしょうから。
名作なのは間違いないし♪
それにしても、ヤスと橘はどなたが演じてくださるんでしょうか?
個人的には、祐飛さんが蘭トムさんとがっつり組んで芝居をしているところを観てみたいので、蘭トムさんのヤスを観てみたいなーと思っています。
最近のイメージはちょっと違うんですけど、「月の燈影」の頃のイメージを外挿すると、蘭トムさんって案外ヤスも嵌るんじゃないかと思うんですよね(^ ^;ゞ
(汐風)幸ちゃんやみつるくんと、全く同じに演じる必要は全く無いんですもの。
みっちゃんにも出てほしいけど、まあ、このツアーの裏でバウ公演がある場合、春が若手(カチャ)だったので、秋は久しぶりにみっちゃんに回ってくる可能性が高そうですもんね(^ ^)(←もしそうなったら、今度こそ青年館付きですよねっ?)
橘は大ちゃんで観てみたいけど……うーん、でも、ともちんも似合いそう、かな?
めおちゃんがあんなに嵌るとは思わなかったからなー、今回も思いもよらない人が似合うのかも。
銀ちゃんの子分とか、監督と助監督とか、芝居としての遣り甲斐のある役がたくさんあるので、うまくみんなが活躍できるといいなあ、と思います。
なにはともあれ。祐飛さんの銀四郎にもう一度巡り逢える喜びに浸りに、全国津々浦々まで遊びに行けたらいいなあ、と、(ちょっと遠目をして)考えています♪
……で、
朋子=(藤咲)エリちゃん、に、萌えていても良いでしょうか。
すみ花ちゃんとエリちゃんの、同期対決が観たい!!
今日の大劇場公演の演目発表は、花組と、月組でした。
まずは、花組。7月末から始まる公演は、、、
ミュージカル『麗しのサブリナ』(脚本・演出/中村 暁)/スパークリング・ショー『EXCITER!!』(作・演出/藤井大介)
名画シリーズ……いや、むしろボギー(ハンフリー・ボガート)シリーズですか?
いやあ、良いですよねえ♪ まぁ正直、中村暁さんかあ(↓)という気持ちも若干はあるのですが、『サブリナ』の物語は宝塚っぽさのあるシンプルな物語だし、なにより、ヘップバーンな蘭ちゃんも、ボギーなまとぶんも、そして、ホールデンな壮ちゃんも(!)、いろいろとってもとっても楽しみです(*^ ^*)。
しかーし、ショー「Exciter!!」の再演には本当に驚きました。
これまた、出世こそしませんが(←最初から大劇場だもん)、役替りどうするんでしょうね?
ある程度大きな役がついていて、8月までに卒業するのは、彩音ちゃん(⇒蘭ちゃん)とマメちゃんくらい?……うーむ、変化をつけるにしても難しい気がしますが……藤井さん、よろしくお願いします~~!!
そして、月組。9月3日から始まるきりやんとまりもちゃんの公演は、、、
ミュージカル『ジプシー男爵』(脚本・演出/谷 正純)/グランド・レビュー『Rhapsodic Moon』(作・演出/中村一徳)
おお、こちらはなかなか良さそうな感じですね♪♪
ヨハン・シュトラウスIIのオペレッタ「ジプシー男爵」を元にした、谷さんのミュージカル。
谷さんのミュージカルといえば、「CANーCAN」という名作があるようですが(←猫は未見)、今回もうまく嵌りますように(祈)。
中村一徳さんのショーは、どれも楽しい作品だらけ♪大好きなので今年も登板があって嬉しいです。
明るさと力強さのある新コンビのために、谷さん・中村さんには本当に真剣にがんばっていただきたいです♪
観にいくぞーーーーっ!!!
.
まずはやっぱり、コレに食いついていいですか?
9月4日に始まる宙組全国ツアー公演で、「銀ちゃんの恋」再登場!!
いやはや。
バウで初演、
ドラマシティで再演、
そして、全ツで再々演、、、、
出世魚みたいですね。
出世作、は違う……よね?(←違います)
そ、そういえば。
青年館の千秋楽で、眉月さんが「いつかまた銀ちゃんに逢えるかも」って言ってたな……。
まさか、銀ちゃんが全国のみなさまに会いにいくとは思ってませんでしたが。
大好きな作品ですし、映画のファンの方がいらっしゃるかもしれないな、と思いますし、
全国ツアーでこの作品を上演するのは、冒険だけど面白い試みになりそうだな、と思います。
でも。
……二年前のドラマシティ&青年館で、とっぷり浸かって底の底まで突き抜けそうなくらい嵌り込んだので、もう一度あのテンションを取り戻せるかどうか?、というのは……正直なところ不安もあります。
個人的には「大江山花伝/ファンキー・サンシャイン(Appasionado!!2でも良いけど)」で決まりだろうと勝手に予想していたので、衝撃も大きい……。
なんだかんだ言っても、全ツはショーつき(プロローグか中詰めで客席降り!!)が良い、と思っていたりするので。
楽しみなのは楽しみなんですけどね。石田さんも、祐飛さんも、すみ花ちゃんも、きっと前回とは全く違う作品にするべく頑張ってくださるでしょうから。
名作なのは間違いないし♪
それにしても、ヤスと橘はどなたが演じてくださるんでしょうか?
個人的には、祐飛さんが蘭トムさんとがっつり組んで芝居をしているところを観てみたいので、蘭トムさんのヤスを観てみたいなーと思っています。
最近のイメージはちょっと違うんですけど、「月の燈影」の頃のイメージを外挿すると、蘭トムさんって案外ヤスも嵌るんじゃないかと思うんですよね(^ ^;ゞ
(汐風)幸ちゃんやみつるくんと、全く同じに演じる必要は全く無いんですもの。
みっちゃんにも出てほしいけど、まあ、このツアーの裏でバウ公演がある場合、春が若手(カチャ)だったので、秋は久しぶりにみっちゃんに回ってくる可能性が高そうですもんね(^ ^)(←もしそうなったら、今度こそ青年館付きですよねっ?)
橘は大ちゃんで観てみたいけど……うーん、でも、ともちんも似合いそう、かな?
めおちゃんがあんなに嵌るとは思わなかったからなー、今回も思いもよらない人が似合うのかも。
銀ちゃんの子分とか、監督と助監督とか、芝居としての遣り甲斐のある役がたくさんあるので、うまくみんなが活躍できるといいなあ、と思います。
なにはともあれ。祐飛さんの銀四郎にもう一度巡り逢える喜びに浸りに、全国津々浦々まで遊びに行けたらいいなあ、と、(ちょっと遠目をして)考えています♪
……で、
朋子=(藤咲)エリちゃん、に、萌えていても良いでしょうか。
すみ花ちゃんとエリちゃんの、同期対決が観たい!!
今日の大劇場公演の演目発表は、花組と、月組でした。
まずは、花組。7月末から始まる公演は、、、
ミュージカル『麗しのサブリナ』(脚本・演出/中村 暁)/スパークリング・ショー『EXCITER!!』(作・演出/藤井大介)
名画シリーズ……いや、むしろボギー(ハンフリー・ボガート)シリーズですか?
いやあ、良いですよねえ♪ まぁ正直、中村暁さんかあ(↓)という気持ちも若干はあるのですが、『サブリナ』の物語は宝塚っぽさのあるシンプルな物語だし、なにより、ヘップバーンな蘭ちゃんも、ボギーなまとぶんも、そして、ホールデンな壮ちゃんも(!)、いろいろとってもとっても楽しみです(*^ ^*)。
しかーし、ショー「Exciter!!」の再演には本当に驚きました。
これまた、出世こそしませんが(←最初から大劇場だもん)、役替りどうするんでしょうね?
ある程度大きな役がついていて、8月までに卒業するのは、彩音ちゃん(⇒蘭ちゃん)とマメちゃんくらい?……うーむ、変化をつけるにしても難しい気がしますが……藤井さん、よろしくお願いします~~!!
そして、月組。9月3日から始まるきりやんとまりもちゃんの公演は、、、
ミュージカル『ジプシー男爵』(脚本・演出/谷 正純)/グランド・レビュー『Rhapsodic Moon』(作・演出/中村一徳)
おお、こちらはなかなか良さそうな感じですね♪♪
ヨハン・シュトラウスIIのオペレッタ「ジプシー男爵」を元にした、谷さんのミュージカル。
谷さんのミュージカルといえば、「CANーCAN」という名作があるようですが(←猫は未見)、今回もうまく嵌りますように(祈)。
中村一徳さんのショーは、どれも楽しい作品だらけ♪大好きなので今年も登板があって嬉しいです。
明るさと力強さのある新コンビのために、谷さん・中村さんには本当に真剣にがんばっていただきたいです♪
観にいくぞーーーーっ!!!
.
項羽と劉邦、そして、シャルル・トレネ
2010年3月22日 宝塚(宙) コメント (2)花組大劇場公演「虞美人」と、宙組バウホール公演「ジュ・シャント」を、二本まとめて観劇してまいりました。
「シャングリラ」ドラマシティ公演を無事終えたまさこちゃん以下のメンバーと一緒にバウを観て、水さん以下の雪組のみなさんと一緒に大劇場を観て、なんだか幸せに浸りきった一日でした(^ ^)
「虞美人」は、木村さんの作品が苦手な猫が観劇前に予想していたより、ずーーーっと面白かったです♪
まとぶんの項羽は格好良かったし、壮ちゃんの劉邦が華やかでとても良かった♪
ただ、(白華)れみちゃんの役(戚夫人)が予想外にやりようのない役で、それがかなり残念でした。なんだろう。彼女自身のドラマが描かれてないのは仕方ないと思うのですが(←木村さんだから)、せめて劉邦の心を救う天使としての存在意義を与えてあげてほしかったと思いました。そのためには、劉邦の苦しみ(「私は誰のことも愛したことが無い…」)を唐突なナンバーひとつで説明しようと無理なことをしないで、もっと前から伏線をはっておくとか、もう少し場面を与えて、その苦しみに説得力をもたせるべきだと思うんですよね。
人の心を惹きつける華やかな覇者らしさ、「豪放磊落」を劉邦のキャラクターを説明するキーワードにするならば、「誰のことも愛したことが無い」はありえんだろうに。
せっかく、れみちゃんの戚夫人を観に行ったのになー(涙)。
ラストの下手花道だって、出てることにも気づかない方が多そう…(涙)。とても良い表情でお腹を撫でているので、観てあげてくださいね。(←上手花道から戚夫人を睨んでいる呂后/花野じゅりあも素敵です♪)(しかし、あの場面が冒頭のプロローグに繋がっているというのは、初見ではちょっと判り難いのでは(T T)。
まあ、でも、項羽と交わした“義兄弟の契り”の証が残る手を凝っと視ながら全てを呑みこむ漢の高祖(劉邦)はとても良かったし、「二人を偲び、紅い花をこう名付けよう…」と詔しながら歌う「虞美人草」にはかなりぐっときました。
大陸の広い空間を舞台に繰り広げられる複雑な大河ドラマを、よくまとめて一本の芝居に仕上げたな、と思います。
白井さんの脚本がどうだったのか全く知らないので比較できないのがとても残念です。どなたか初演をご存知の方、変更点をまとめてくださらないかしら……。
っていうか。
この話って、ぶっちゃけ主役は張良(未涼亜希)と范増(夏美よう)ですよね?
なんというか、「三国志」を題材に「劉備と曹操」みたいなタイトルで脚本を書いたけど、いざイタに乗せてみたら、主役は諸葛孔明だった……みたいな感じ。
で。
観劇してから、新人公演のキャストを思い出して、ちょっと奮えました。
だって、新人公演って、張良=アーサー(煌雅あさひ)、范増=真瀬(はるか)ですよっっ!!
楽しみすぎる……。
と、ちょっと話がよれてますが、速報はこんなところで。
続きはまた後日。
次に、宙組バウホール公演「ジュ・シャント」。
私。実はこの作品、タイトルを勘違いしておりまして(^ ^;。
正しくは「ジュ・シャント」。「ジュ・テーム」の「ジュ」=「私は」、「シャンソン」の「シャン」(っていうか、カンツォーネの「カント」のフランス語読み?)=「歌う」で、「私は歌う」というタイトルなんですね。あははは。この日記は一応修正しましたので、間違いに気づいていらした方、忘れてください(滝汗)
いやぁ、カチャ(凪七瑠海)と(花影)アリスのお似合いっぷりが凄かったです!(*^ ^*)。
似合うだろうなあと思っていたし、「カサブランカ」でも似合っていたし、稽古場映像でもすごく良かったけど、その予想をさらに大幅に超えるお似合いっぷりでした!!
お人形みたいでかーわーいーいー!
カチャは、一幕のポジティヴで明るい、天才肌のアーティストっぷりがよく似合っていました。溌剌とした若さと少年性、ピーターパン的な存在感が、役としてうまく生きていたと思います。
一幕でコンビを組むジョニー(鳳樹いち)との並びもよくて、とにかく「生きることが楽しい!」というパワーがありました。
二幕も、シャルルは永遠のピーターパンみたいな人なので、カチャのキャラには合っていたと思います。ただ、物語がどんどんシリアスな方向に行くと、ちょっと浮いてしまうというか、そのシリアスな世界を泳ぎきろうという気概はあまり感じられなかったなあ……本当にピーターパンなんじゃないか、と思いましたわ(^ ^;ゞ
あと、ちょっと「シャルル・トレネ」の役を演じるには、歌が若干厳しかったかなあ……。
原田さんも、初主演でいろいろ大変なんだから、もう少し音域を考えてあげればいいのに、と思いました。(カチャは低音が非常に弱いので…)
いちくんのジョニーは、一幕はシャルルの相方として大活躍。出番も多いしナンバーも多いし、しかもその全てをきっちりこなしていて、物凄く格好良かったです♪
そのぶん、二幕はあまり出番が無いのですが(←現実にも、シャルルが兵役に赴くのと前後してコンビは解散し、復帰したシャルルは別の人と組んで活動を続けた)、レビューシーンのダンサーとして踊ったり、出番は少なくてもめちゃくちゃ素敵でした(*^ ^*)。
みーちゃん(春風弥里)は、ジョニーとは逆に一幕はほとんど出番無く(←最後の3分くらいかな?)、でも、その分を取り返すかのように二幕はいい芝居をみせてくれました。
さすがに上級生の貫禄があって、とても魅力的でした。
新人公演なんかでは専科さんの役でさんざん主役を食ってきた人ですが、今回はちょっと脚本的に穴のある役なので苦戦していたかな。でも、そこを自力でカバーできるようになったら鬼に金棒だな、と思いました★
ぜひぜひ、次に繋げるためにも、がんばってほしいと思います!
で。
この作品の主演は、どう考えてもミスタンゲットの美穂圭子、だったと思います(真顔)。
凄かった!!美穂さん、専科に行って弾けたなあ……。ここ数作、やる役やる役どれも全部アタリ役じゃないですか?
素晴らしいです、本当に。また宙組に出演してくださいね~っ!!
磯野さん・すっしーさんのベテランコンビ(←この二人は“親友”だったらしい)も良かったし、
その二人に伍して渡り合う演出家役のえなちゃん(月映樹茉)も、とても良かったです(*^ ^*)。えなちゃん、まだ研4なのに、どうしてそんなに巧いんだ(汗)。で、二幕のフランス兵とかの小芝居はいったい(^ ^;ゞ。やっぱり92期は侮れないわ……。
モンチ(星吹彩翔)は、一幕でシャルルと一緒に撮影所の小道具係をしていて、ちょこまかと小芝居していたのがめっちゃ可愛かったです♪撮影所をクビになるシャルルを心配そうにみつめているところとか、あの大きな目がうるうるしていてとても印象的。
あとは、レビューシーンでいちくんと対で踊っていましたね。さすがにキレイなダンスだなあ、と。
今までモンチは(蒼羽)りくくんと対になってることが多かったのに、今回は珍しくピンで、しかも良い役で嬉しかったです(いや、ドラマシティ組の二人も凄く良かったんだけど)。
みんな、次の公演が楽しみだなあ★
あっきー(澄輝さやと)は、二幕はみーちゃんの部下のドイツ将校。だいぶ台詞も良くなってきたなあと感心しました。こういうのは、諦めずに台詞を与えて強制的に芝居をさせるっていうのも大事な育て方なんだな、と納得しましたね。
一幕は撮影所スタッフのアルバイトを(?)。今回の座組は、宙組にしては小柄な人をバウにそろえているので(←みーちゃん以外)、その中では、その長身と抜群のスタイルがめっちゃ目立ってました。さすがビジュアル派、カッコいい(*^ ^*)。
女役陣では、とりあえず美風舞良さんがミスタンゲットのマネージャー(?)みたいな役で、いつもの弾けっぷりとは違い、きっちり抑えるところを抑えていたのはさすがでした。個人的にははじけた美風さんが大好きなので、ちょっと残念でしたけど(^ ^)。
えっちゃん(大海亜呼)は、、、撮影所のメークさん、なのかな?すみません、撮影所のシーンは常時わらわらと人がいるのでそれぞれの仕事が今ひとつわからなかったのですが、ダイナミックなダンスをたくさん見せてくれて格好良かったです♪ あと、二幕のレビューシーンでは、舞姫さんと二人でダルマになっていて、すごい迫力でした(*^ ^*)。原田さん、やるなあ(^ ^)。
作品については、楽が終わってネタバレ解禁したら少しコメントしたいと思います。
が、とりあえず、原田さんGJ、かな♪
宙組っ子一同、みんな楽しくがんばっているようなので、ぜひぜひ皆さま観に行ってあげてくださいね★
ただ、時代も場所も宝塚で良く取り上げられるところ(←特に、「カサブランカ」直後の宙組ファンは良く知っている)だし、二幕の展開もありがちな展開なので、もしかしたら、長くファンされている方は既視感があるかもしれないな、と思いました。
ま、でも、脚本的には良く出来た佳品だったと思います。新人演出家のデビュー作品としては充分な出来なんじゃないでしょうか。
「BUND NEON~上海」とか、「シャングリラ」とかとは、基本的なストーリーの破綻レベルが違う、っていう感じ。
……だけど、「BUND NEON」や「シャングリラ」が「ジュ・シャント」に比べてつまらないか?と言うと、全くそんなことは無いんだから、不思議なものです(^ ^;ゞ。
ちなみに。この作品を観終わって最初に思ったことは、カチャでピーターパンが観たい!!でした。(←かいちゃんもグラフで書いてたな…)
アリスのウェンディもぴったりじゃないですか?あと、フック船長はみーちゃんで、タイガーリリーがえっちゃん、とか、どうです?(^ ^)
……ティンカーベルは、ぜひぜひ、藤咲えりちゃんで!!
(←はいはい)
.
「シャングリラ」ドラマシティ公演を無事終えたまさこちゃん以下のメンバーと一緒にバウを観て、水さん以下の雪組のみなさんと一緒に大劇場を観て、なんだか幸せに浸りきった一日でした(^ ^)
「虞美人」は、木村さんの作品が苦手な猫が観劇前に予想していたより、ずーーーっと面白かったです♪
まとぶんの項羽は格好良かったし、壮ちゃんの劉邦が華やかでとても良かった♪
ただ、(白華)れみちゃんの役(戚夫人)が予想外にやりようのない役で、それがかなり残念でした。なんだろう。彼女自身のドラマが描かれてないのは仕方ないと思うのですが(←木村さんだから)、せめて劉邦の心を救う天使としての存在意義を与えてあげてほしかったと思いました。そのためには、劉邦の苦しみ(「私は誰のことも愛したことが無い…」)を唐突なナンバーひとつで説明しようと無理なことをしないで、もっと前から伏線をはっておくとか、もう少し場面を与えて、その苦しみに説得力をもたせるべきだと思うんですよね。
人の心を惹きつける華やかな覇者らしさ、「豪放磊落」を劉邦のキャラクターを説明するキーワードにするならば、「誰のことも愛したことが無い」はありえんだろうに。
せっかく、れみちゃんの戚夫人を観に行ったのになー(涙)。
ラストの下手花道だって、出てることにも気づかない方が多そう…(涙)。とても良い表情でお腹を撫でているので、観てあげてくださいね。(←上手花道から戚夫人を睨んでいる呂后/花野じゅりあも素敵です♪)(しかし、あの場面が冒頭のプロローグに繋がっているというのは、初見ではちょっと判り難いのでは(T T)。
まあ、でも、項羽と交わした“義兄弟の契り”の証が残る手を凝っと視ながら全てを呑みこむ漢の高祖(劉邦)はとても良かったし、「二人を偲び、紅い花をこう名付けよう…」と詔しながら歌う「虞美人草」にはかなりぐっときました。
大陸の広い空間を舞台に繰り広げられる複雑な大河ドラマを、よくまとめて一本の芝居に仕上げたな、と思います。
白井さんの脚本がどうだったのか全く知らないので比較できないのがとても残念です。どなたか初演をご存知の方、変更点をまとめてくださらないかしら……。
っていうか。
この話って、ぶっちゃけ主役は張良(未涼亜希)と范増(夏美よう)ですよね?
なんというか、「三国志」を題材に「劉備と曹操」みたいなタイトルで脚本を書いたけど、いざイタに乗せてみたら、主役は諸葛孔明だった……みたいな感じ。
で。
観劇してから、新人公演のキャストを思い出して、ちょっと奮えました。
だって、新人公演って、張良=アーサー(煌雅あさひ)、范増=真瀬(はるか)ですよっっ!!
楽しみすぎる……。
と、ちょっと話がよれてますが、速報はこんなところで。
続きはまた後日。
次に、宙組バウホール公演「ジュ・シャント」。
私。実はこの作品、タイトルを勘違いしておりまして(^ ^;。
正しくは「ジュ・シャント」。「ジュ・テーム」の「ジュ」=「私は」、「シャンソン」の「シャン」(っていうか、カンツォーネの「カント」のフランス語読み?)=「歌う」で、「私は歌う」というタイトルなんですね。あははは。この日記は一応修正しましたので、間違いに気づいていらした方、忘れてください(滝汗)
いやぁ、カチャ(凪七瑠海)と(花影)アリスのお似合いっぷりが凄かったです!(*^ ^*)。
似合うだろうなあと思っていたし、「カサブランカ」でも似合っていたし、稽古場映像でもすごく良かったけど、その予想をさらに大幅に超えるお似合いっぷりでした!!
お人形みたいでかーわーいーいー!
カチャは、一幕のポジティヴで明るい、天才肌のアーティストっぷりがよく似合っていました。溌剌とした若さと少年性、ピーターパン的な存在感が、役としてうまく生きていたと思います。
一幕でコンビを組むジョニー(鳳樹いち)との並びもよくて、とにかく「生きることが楽しい!」というパワーがありました。
二幕も、シャルルは永遠のピーターパンみたいな人なので、カチャのキャラには合っていたと思います。ただ、物語がどんどんシリアスな方向に行くと、ちょっと浮いてしまうというか、そのシリアスな世界を泳ぎきろうという気概はあまり感じられなかったなあ……本当にピーターパンなんじゃないか、と思いましたわ(^ ^;ゞ
あと、ちょっと「シャルル・トレネ」の役を演じるには、歌が若干厳しかったかなあ……。
原田さんも、初主演でいろいろ大変なんだから、もう少し音域を考えてあげればいいのに、と思いました。(カチャは低音が非常に弱いので…)
いちくんのジョニーは、一幕はシャルルの相方として大活躍。出番も多いしナンバーも多いし、しかもその全てをきっちりこなしていて、物凄く格好良かったです♪
そのぶん、二幕はあまり出番が無いのですが(←現実にも、シャルルが兵役に赴くのと前後してコンビは解散し、復帰したシャルルは別の人と組んで活動を続けた)、レビューシーンのダンサーとして踊ったり、出番は少なくてもめちゃくちゃ素敵でした(*^ ^*)。
みーちゃん(春風弥里)は、ジョニーとは逆に一幕はほとんど出番無く(←最後の3分くらいかな?)、でも、その分を取り返すかのように二幕はいい芝居をみせてくれました。
さすがに上級生の貫禄があって、とても魅力的でした。
新人公演なんかでは専科さんの役でさんざん主役を食ってきた人ですが、今回はちょっと脚本的に穴のある役なので苦戦していたかな。でも、そこを自力でカバーできるようになったら鬼に金棒だな、と思いました★
ぜひぜひ、次に繋げるためにも、がんばってほしいと思います!
で。
この作品の主演は、どう考えてもミスタンゲットの美穂圭子、だったと思います(真顔)。
凄かった!!美穂さん、専科に行って弾けたなあ……。ここ数作、やる役やる役どれも全部アタリ役じゃないですか?
素晴らしいです、本当に。また宙組に出演してくださいね~っ!!
磯野さん・すっしーさんのベテランコンビ(←この二人は“親友”だったらしい)も良かったし、
その二人に伍して渡り合う演出家役のえなちゃん(月映樹茉)も、とても良かったです(*^ ^*)。えなちゃん、まだ研4なのに、どうしてそんなに巧いんだ(汗)。で、二幕のフランス兵とかの小芝居はいったい(^ ^;ゞ。やっぱり92期は侮れないわ……。
モンチ(星吹彩翔)は、一幕でシャルルと一緒に撮影所の小道具係をしていて、ちょこまかと小芝居していたのがめっちゃ可愛かったです♪撮影所をクビになるシャルルを心配そうにみつめているところとか、あの大きな目がうるうるしていてとても印象的。
あとは、レビューシーンでいちくんと対で踊っていましたね。さすがにキレイなダンスだなあ、と。
今までモンチは(蒼羽)りくくんと対になってることが多かったのに、今回は珍しくピンで、しかも良い役で嬉しかったです(いや、ドラマシティ組の二人も凄く良かったんだけど)。
みんな、次の公演が楽しみだなあ★
あっきー(澄輝さやと)は、二幕はみーちゃんの部下のドイツ将校。だいぶ台詞も良くなってきたなあと感心しました。こういうのは、諦めずに台詞を与えて強制的に芝居をさせるっていうのも大事な育て方なんだな、と納得しましたね。
一幕は撮影所スタッフのアルバイトを(?)。今回の座組は、宙組にしては小柄な人をバウにそろえているので(←みーちゃん以外)、その中では、その長身と抜群のスタイルがめっちゃ目立ってました。さすがビジュアル派、カッコいい(*^ ^*)。
女役陣では、とりあえず美風舞良さんがミスタンゲットのマネージャー(?)みたいな役で、いつもの弾けっぷりとは違い、きっちり抑えるところを抑えていたのはさすがでした。個人的にははじけた美風さんが大好きなので、ちょっと残念でしたけど(^ ^)。
えっちゃん(大海亜呼)は、、、撮影所のメークさん、なのかな?すみません、撮影所のシーンは常時わらわらと人がいるのでそれぞれの仕事が今ひとつわからなかったのですが、ダイナミックなダンスをたくさん見せてくれて格好良かったです♪ あと、二幕のレビューシーンでは、舞姫さんと二人でダルマになっていて、すごい迫力でした(*^ ^*)。原田さん、やるなあ(^ ^)。
作品については、楽が終わってネタバレ解禁したら少しコメントしたいと思います。
が、とりあえず、原田さんGJ、かな♪
宙組っ子一同、みんな楽しくがんばっているようなので、ぜひぜひ皆さま観に行ってあげてくださいね★
ただ、時代も場所も宝塚で良く取り上げられるところ(←特に、「カサブランカ」直後の宙組ファンは良く知っている)だし、二幕の展開もありがちな展開なので、もしかしたら、長くファンされている方は既視感があるかもしれないな、と思いました。
ま、でも、脚本的には良く出来た佳品だったと思います。新人演出家のデビュー作品としては充分な出来なんじゃないでしょうか。
「BUND NEON~上海」とか、「シャングリラ」とかとは、基本的なストーリーの破綻レベルが違う、っていう感じ。
……だけど、「BUND NEON」や「シャングリラ」が「ジュ・シャント」に比べてつまらないか?と言うと、全くそんなことは無いんだから、不思議なものです(^ ^;ゞ。
ちなみに。この作品を観終わって最初に思ったことは、カチャでピーターパンが観たい!!でした。(←かいちゃんもグラフで書いてたな…)
アリスのウェンディもぴったりじゃないですか?あと、フック船長はみーちゃんで、タイガーリリーがえっちゃん、とか、どうです?(^ ^)
……ティンカーベルは、ぜひぜひ、藤咲えりちゃんで!!
(←はいはい)
.
ドラマシティのシャングリラ
2010年3月21日 宝塚(宙)宙組ドラマシティ公演「シャングリラ」、千秋楽おめでとうございます\(^ー^)/
そして笹良えるさん、ご卒業おめでとうございます!!
フィナーレのパレードで、笹良さんが胸に白い花をつけていたのも「おお」と思いましたが、中劇場公演なのにしっかりご挨拶があって、出もちゃんと袴を着て出て来られて、なんだか嬉しかったです。
笹良さんのご挨拶は、「私はドラマシティミュージックスクール(?)出身なので、最後にこの舞台に出られて嬉しかった」から始まり、仲間たちやスタッフ陣への感謝を語ってくださいました。
祐飛さんのご挨拶は、、、なんだっけ(^_^;)「開幕してから短い期間に、すごく変化した公演でした」から始まって、シャングリラという作品を「やわらかな卵というか、ソフトシェルクラブのようなというか…」という微妙な表現で説明し、「こんな(興味深い?)作品をいまの宙組に与えていただいて、ありがとうございました」と感慨深げに言っていた…ような気がします。
楽のアドリブは、大きかったのが、轟天号が走り出した時に置いていかれたのがソラだったこと。慌てて走るソラが滅茶苦茶可愛かった!!
場面の語り手として上手で話をしているカイちゃんが、一生懸命大きな声&オーバーアクションで話していたのも面白かった(^_^)
あとは、ヤンヤンの店で笹良さんを囲んで何かプレゼントしていたのと、さっつんがラストの村人で、ミウをじろじろ見ながら「……しかも可愛いし」って言ってたこと、くらいかな。
役者一人一人がいろいろ考えながら、回りの空気を読みながら芝居を作っているのがなんとなくわかる、良い楽でした。
僅かな時間ですが、お休みを満喫していただいて、みんなで一緒に東京へ起こしください(はぁと)。
東京で、お待ちしています♪
そして笹良えるさん、ご卒業おめでとうございます!!
フィナーレのパレードで、笹良さんが胸に白い花をつけていたのも「おお」と思いましたが、中劇場公演なのにしっかりご挨拶があって、出もちゃんと袴を着て出て来られて、なんだか嬉しかったです。
笹良さんのご挨拶は、「私はドラマシティミュージックスクール(?)出身なので、最後にこの舞台に出られて嬉しかった」から始まり、仲間たちやスタッフ陣への感謝を語ってくださいました。
祐飛さんのご挨拶は、、、なんだっけ(^_^;)「開幕してから短い期間に、すごく変化した公演でした」から始まって、シャングリラという作品を「やわらかな卵というか、ソフトシェルクラブのようなというか…」という微妙な表現で説明し、「こんな(興味深い?)作品をいまの宙組に与えていただいて、ありがとうございました」と感慨深げに言っていた…ような気がします。
楽のアドリブは、大きかったのが、轟天号が走り出した時に置いていかれたのがソラだったこと。慌てて走るソラが滅茶苦茶可愛かった!!
場面の語り手として上手で話をしているカイちゃんが、一生懸命大きな声&オーバーアクションで話していたのも面白かった(^_^)
あとは、ヤンヤンの店で笹良さんを囲んで何かプレゼントしていたのと、さっつんがラストの村人で、ミウをじろじろ見ながら「……しかも可愛いし」って言ってたこと、くらいかな。
役者一人一人がいろいろ考えながら、回りの空気を読みながら芝居を作っているのがなんとなくわかる、良い楽でした。
僅かな時間ですが、お休みを満喫していただいて、みんなで一緒に東京へ起こしください(はぁと)。
東京で、お待ちしています♪
宙組バウホール公演「ジュ・シャント」、初日おめでとうございます♪
CSのお稽古場風景を見ましたが、カチャ(凪七瑠海)とアリスちゃん、お似合いですね(*^ ^*)。(鳳樹)いちくんとの並びも良くて、なんだかほほえましい感じでした。
前半はハートウォーミングコメディで、後半がシリアスという推測は正しいみたい。みーちゃん(春風弥里)はシリアス担当っぽいので、前半はあまり出て来なさそうでした(T T)が、短い出番でも凄く格好良さげだったのでとても楽しみ♪
そして、群舞のシーンでみーちゃんの隣で踊っていた珠洲さんがあまりにも格好よくて、惚れそうでした(^ ^;ゞ
で、そのお稽古風景が流れたCSニュース。
今日のニュースは、盛りだくさんでしたね!
普段は総集編しか録画しない私が、朝から会議なので寝坊しないように、と目覚まし替りに録画予約をして寝た今朝。
布団にくるまったまま、寝起きのぼーーーーーっとした頭で
……ん?ユミコさん(彩吹真央)の声が聞こえる…?
と思って、目だけ出して画面を見たら。
一日スカイ・フェアリーズとして、ユミコさんと(大月)さゆちゃんがニュース原稿を読んでるよっ!!(@ @)
おかげで目が醒めた……んですが、そのままニュースを最後まで視てしまったので、結局時間ギリギリの出社になりました(^ ^;ゞ。
いや~、嬉しそうに原稿を読み上げるユミコさんが滅茶苦茶可愛かったなあ☆
スカイステージの担当者さんの、イキなはからいって奴ですかね♪
朝っぱらから、さゆちゃんに「今日一日、スカイフェアリーズとして過ごして、いかがでしたか?」とか尋かれちゃって、ちょっとウケちゃいましたけど(^ ^;ゞ。
しかーし、本来なら登場していたはずの、モンチ(星吹彩翔)&瀬音リサちゃん、ごめんなさい と言うべきでしょうか。
また、今日のニュースは盛りだくさんで(^ ^)。
彩吹真央ディナーショーを案内するときのちょっと照れたような表情、
百花沙里サヨナラインタビューが終わった後の、ももさりへの愛の篭ったコメント、
なんだか、いちいち反応してしまいました。
本当は、月組稽古場情報(きりやん&ナホちゃん)のときも、同期のきりやんへのコメントがないかな~?と期待していたのですが……そのまますぐ「ふぇありーず通信」が始まってしまったのが残念(^ ^)。
でも、ふぇありーず通信のまったりした空気もすごく良かった!
「ふぇありーずになりたいという夢が叶いました♪」と嬉しそうに話すユミコさん。なんとなく落ち着きのない、緊張した風情が可愛くて可愛くて!(^ ^;
元スカイフェアリーズだけあって、さゆちゃんは凄く落ち着いていましたね。
途中で流れた過去の映像を見て、さゆちゃん本当に美しくなったなあ、としみじみしてしまいました。私にとって、さゆちゃんはずっと「ジュビリーズ」の可愛い可愛いさゆちゃんだったので。
いつのまにあんなに大人っぽく、華やかに美しくなっていたのだろうか、と。
今の、この落ち着きと貫禄のある艶やかな美しさを、もっと早くから魅せてくれていたならば、あるいは……と思うと切ないです。でも、宝塚ってところはそういう役がなかなか若手娘役に回ってこないところなので。
今の美しさを愛でることのできる幸運を、噛み締めたいと思っています。
スペシャルゲストとして出演(?)してくれたコマちゃん(沙央くらま)が、リラックマの着ぐるみが死ぬほど似合っていて本当に可愛かったです!!いやはやいやはや。なんだか「雪景色」以来コマちゃんモードから抜けられない猫にとっては、危険な罠なんじゃないかと思いました(^ ^)。
明日も「ふぇありーず通信」はあるみたいなので、モンチとリサちゃんの話が楽しみです♪
話は変わりますが。
やっと時間が取れたので、「シャングリラ」のナウオンを視ました♪
とりあえず、ゆうひさんとすみ花ちゃんはイチャイチャしすぎです(照)
「~(説明)~と、昨日、思いました」と話を終わらせたすみ花ちゃんにウケて、顔を見合わせて爆笑している祐飛さんと蘭トムさんが可愛かった(*^ ^*)。
あと面白かったのは、ブンジャク(鳳翔大)とヒエン(愛花ちさき)の関係を語る大ちゃん。頭と身体、二人で一人……みたいな感じで、と話しながら、ヒエンが戦闘型でブンジャクが頭脳型とサラっと説明してくれたんですが。いやあの、確かにそのとおりなんだけど、、、君が男役でタラちゃんが娘役だよね??
しかも、ブンジャクが頭脳戦に強いようには見えないんだけど……?
博多座、カサブランカ、シャングリラ、と、祐飛さんが入った宙組公演ナウオンも早いもので三本目ですが、回を重ねるごとにぐだぐだになっていってるような気がするのは気のせいでしょうか(汗)。
宙組っ子たち、みんなホントに仲良すぎです。そして、祐飛さんとすみ花ちゃんはイチャイチャしすぎです(^ ^;ゞ。
.
CSのお稽古場風景を見ましたが、カチャ(凪七瑠海)とアリスちゃん、お似合いですね(*^ ^*)。(鳳樹)いちくんとの並びも良くて、なんだかほほえましい感じでした。
前半はハートウォーミングコメディで、後半がシリアスという推測は正しいみたい。みーちゃん(春風弥里)はシリアス担当っぽいので、前半はあまり出て来なさそうでした(T T)が、短い出番でも凄く格好良さげだったのでとても楽しみ♪
そして、群舞のシーンでみーちゃんの隣で踊っていた珠洲さんがあまりにも格好よくて、惚れそうでした(^ ^;ゞ
で、そのお稽古風景が流れたCSニュース。
今日のニュースは、盛りだくさんでしたね!
普段は総集編しか録画しない私が、朝から会議なので寝坊しないように、と目覚まし替りに録画予約をして寝た今朝。
布団にくるまったまま、寝起きのぼーーーーーっとした頭で
……ん?ユミコさん(彩吹真央)の声が聞こえる…?
と思って、目だけ出して画面を見たら。
一日スカイ・フェアリーズとして、ユミコさんと(大月)さゆちゃんがニュース原稿を読んでるよっ!!(@ @)
おかげで目が醒めた……んですが、そのままニュースを最後まで視てしまったので、結局時間ギリギリの出社になりました(^ ^;ゞ。
いや~、嬉しそうに原稿を読み上げるユミコさんが滅茶苦茶可愛かったなあ☆
スカイステージの担当者さんの、イキなはからいって奴ですかね♪
朝っぱらから、さゆちゃんに「今日一日、スカイフェアリーズとして過ごして、いかがでしたか?」とか尋かれちゃって、ちょっとウケちゃいましたけど(^ ^;ゞ。
しかーし、本来なら登場していたはずの、モンチ(星吹彩翔)&瀬音リサちゃん、ごめんなさい と言うべきでしょうか。
また、今日のニュースは盛りだくさんで(^ ^)。
彩吹真央ディナーショーを案内するときのちょっと照れたような表情、
百花沙里サヨナラインタビューが終わった後の、ももさりへの愛の篭ったコメント、
なんだか、いちいち反応してしまいました。
本当は、月組稽古場情報(きりやん&ナホちゃん)のときも、同期のきりやんへのコメントがないかな~?と期待していたのですが……そのまますぐ「ふぇありーず通信」が始まってしまったのが残念(^ ^)。
でも、ふぇありーず通信のまったりした空気もすごく良かった!
「ふぇありーずになりたいという夢が叶いました♪」と嬉しそうに話すユミコさん。なんとなく落ち着きのない、緊張した風情が可愛くて可愛くて!(^ ^;
元スカイフェアリーズだけあって、さゆちゃんは凄く落ち着いていましたね。
途中で流れた過去の映像を見て、さゆちゃん本当に美しくなったなあ、としみじみしてしまいました。私にとって、さゆちゃんはずっと「ジュビリーズ」の可愛い可愛いさゆちゃんだったので。
いつのまにあんなに大人っぽく、華やかに美しくなっていたのだろうか、と。
今の、この落ち着きと貫禄のある艶やかな美しさを、もっと早くから魅せてくれていたならば、あるいは……と思うと切ないです。でも、宝塚ってところはそういう役がなかなか若手娘役に回ってこないところなので。
今の美しさを愛でることのできる幸運を、噛み締めたいと思っています。
スペシャルゲストとして出演(?)してくれたコマちゃん(沙央くらま)が、リラックマの着ぐるみが死ぬほど似合っていて本当に可愛かったです!!いやはやいやはや。なんだか「雪景色」以来コマちゃんモードから抜けられない猫にとっては、危険な罠なんじゃないかと思いました(^ ^)。
明日も「ふぇありーず通信」はあるみたいなので、モンチとリサちゃんの話が楽しみです♪
話は変わりますが。
やっと時間が取れたので、「シャングリラ」のナウオンを視ました♪
とりあえず、ゆうひさんとすみ花ちゃんはイチャイチャしすぎです(照)
「~(説明)~と、昨日、思いました」と話を終わらせたすみ花ちゃんにウケて、顔を見合わせて爆笑している祐飛さんと蘭トムさんが可愛かった(*^ ^*)。
あと面白かったのは、ブンジャク(鳳翔大)とヒエン(愛花ちさき)の関係を語る大ちゃん。頭と身体、二人で一人……みたいな感じで、と話しながら、ヒエンが戦闘型でブンジャクが頭脳型とサラっと説明してくれたんですが。いやあの、確かにそのとおりなんだけど、、、君が男役でタラちゃんが娘役だよね??
しかも、ブンジャクが頭脳戦に強いようには見えないんだけど……?
博多座、カサブランカ、シャングリラ、と、祐飛さんが入った宙組公演ナウオンも早いもので三本目ですが、回を重ねるごとにぐだぐだになっていってるような気がするのは気のせいでしょうか(汗)。
宙組っ子たち、みんなホントに仲良すぎです。そして、祐飛さんとすみ花ちゃんはイチャイチャしすぎです(^ ^;ゞ。
.
シャングリラの人々【2】
2010年3月17日 宝塚(宙) コメント (2)宝塚歌劇宙組 ドラマシティ公演「シャングリラ ~水之城~」。
■霧(フォグ) 純矢 ちとせ
水が汚染された世界で、水を清める浄水器「オンディーヌ」を開発した科学者。
ある程度『戦前』の知識を持ち、技術を持っているんですよね。彼女がそれをどこから得たのかは判りませんが、まあ、『東京』にはそういう喪われつつある知識を保存するチームがあるのかな?という感じ。金髪で「フォグ」という名前を持つ彼女は、あきらかに英語圏の出身で、日本人集団で生まれ育ったのではなさそうだから、そちらの集団にはある程度昔の技術が継承されているという設定なんでしょうか。
しかし、その技術も完全ではなく、彼女は戦前の技術を完全な形で伝えているという噂のあった王城・シャングリラからの誘いに乗りました。
浄水器を完成させ、人々を幸せにするために。
しかし、浄水器を完成させた彼女は、そのままシャングリラに囚われてしまう。
シャングリラが、浄水器の技術を独占するために。
そして、誰も救われないままに時が過ぎる……。
そもそも、というのならば、物語の発端は彼女なんですよね。シャングリラに来て浄水器を完成させた彼女が、囚われた牢の中でラン(蘭寿とむ)に出会う。それが、すべてのはじまり。
白衣にフリルのブラウスとタイトスカート+ストッキングという、どこの保健室の先生ですか系萌えコスチューム(←おい)に身を包んだせーこちゃん。また、着ている白衣がいかにもコスプレ用っぽい柔らかい生地に身体に沿ったラインで、実験系の科学者が着る白衣(基本的にもっと固い生地で仕立も直線的)とは全く違うのが萌えコス感を助長するんですが(汗)、せーこちゃんの落ち着いた雰囲気には良く似合っていたと思います。
大人っぽいし、金髪もよく似合って、可愛かったです♪
しか~し。
……放射能に汚染された水をキレイにする、、、って……
言うのは簡単だけど、それってどうやって実装するんだろう??
だーかーらー、そういう理屈を考えるなとゆーてるだろうが。
■欣欣(ヤンヤン) 天羽 珠紀
■芳芳(フォンフォン) 花露 すみか
「東京」の繁華街で食堂(九龍客桟、クーロンカクザン)の主人とその妻。
この繁華街は、「戦前には中国に割譲されていた」そうで、なんとなく雰囲気が上海っぽい。小柳さん、狙ってる?
ちなみに、ここは『都庁から東北に1キロ』という情報があるので、おそらく歌舞伎町あたり。
……歌舞伎町を割譲するとは、戦前の日本政府も根性座ってますね。
それとも、新宿全体を割譲していたっていうことなのかな?(だから理屈を考えるなと何度)
長い髪を三つ編みにして、どじょう髭をつけたたまちゃんが、なんというか、中国人形みたいで可愛いです。蛇の目一座のメンバーに“馴れ馴れしく”話しかけたり、いろいろ仕事が多くて大変そうですが、最後までどうぞよろしく願いいたします(^ ^)。
花露さんの方は、黒いラメのタイトな中国服で色っぽく。
それほどしどころのある役ではありませんが、一番最初の登場で、ヤンヤンに「お前、ブンジャクたちに伝えて来い」と言われてからの芝居がさすがだな、と思いました♪
■文雀(ブンジャク) 鳳翔 大
■飛燕(ヒエン) 愛花 ちさき
東京の住人で、ランと共にレジスタンスとして『王』と戦っていた仲間たちの一人。
地下新聞の出版者であるヤンヤンと打ち合わせをしている間に王の襲撃をうけ、仲間たちの命とランを奪われた。そしてそれからずっと、連れ去られたランを探していた……。
仲間は「大勢殺され」たようなので、それなりに大きな組織ではあったようですが、「反乱軍」と呼べる規模であったのかはハテナ?な感じでした。
まして、その組織の中で、大ちゃんとタラちゃんがどの程度の地位にあったのかは……不明、と言うより他はない。だって、タラちゃんなんて『仲間の仇(ヒョウとミゾレ)』を見つけた途端、場所柄も考えずに突然銃をぶっ放すんだよ(汗)。危なくてしょうがない(^ ^;ゞ。
……とりあえず、アジトは「スラム」にあるらしいので、今の歌舞伎町を思い浮かべれば良いみたいです(^ ^)。
特に紹介はされないんですけど、二人は恋人…なんですよね?考えてみたら「Paradice Prince」の新人公演コンビだよね、懐かしい…。身長差があるので並びがキレイだし、芝居の息があっていたのはさすが。ただ、ちょっとばかり意思の疎通がなさそうに見えたのが、なんとも(^ ^;
この二人とランだけがスーツ……というか、“普通の”服で、他のひとたちは“凄い”服なのですが。なんつーか、大ちゃんや蘭トムさんが、蛇の目一座みたいな衣装を着ているところを見てみたいなあ……。大ちゃんはともかく、蘭トムさんは一座に居た頃は着ていたはずなんだが、想像できん。ランはご両親に渡される服を着るのが嫌になって反乱軍に身を投じたとしか思えません。(きっぱり)
■風羽 玲亜
始まってすぐに、蛇の目一座のテント近くの砂漠でソラと出会う兵士(?)と、ラストシーンでミウと出会う村人の二役が大きかったかな。他にも、いろんなところで出ていらっしゃって、今回通し役でない大人の中では一番台詞も出番も多かったんじゃないかと思います。
本当にいい声だなあ(*^ ^*)。
一番最初の幕開きの通信の声もさっつんの声に聞こえるんですが……「カサブランカ」でも、絶対さっつんだと思ったドイツ軍の声が風莉さんだったしなあ。あまり自信ない(涙)。
新宿の場面ではずっと通行人みたいな感じでそこらをうろうろ(^ ^; しているんですが、、シンプルな中国風の長衣がとても良く似合っていて素敵でした♪スタイルは普通だけど、キレイな人ですよね。本公演でもいい役がつきますように♪(←比較的、齋藤さん好みのタイプだと思ううんですが…)
■天風 いぶき
アンサンブルトップみたいな感じで、いろんな役をやっていらっしゃいましたが……メインはどれってことになるのかな(^ ^;ゞ。乞食?
特に目立つ役というのは無かったと思うのですが、九龍客桟の客がちょっとオヤジっぽくて素敵でした。ああいう長衣が似合いますね♪
■琴羽 桜子
■舞花 くるみ
■笹良 える
■七瀬 りりこ
九龍客桟の女の子たち。
チャイナドレスの色は、桜子が紅、くるみちゃんが黒、笹良さんが薄黄、りりこちゃんが緑の半袖……だったかな?嘘だったらすみません。
前髪を下ろした桜子がすごく可愛い。くるみちゃんは、顔は真ん丸いけど(←すみません)身体のラインはキレイだなあ♪笹良さんは華やかな美人♪ そして、りりこちゃんはこの中ではダントツで下級生なのに、一番貫禄があって大人っぽく、目を惹きました♪短いですけどソロもあって、とても良かったです。
蛇の目一座が九龍客桟に現れたときは、たしか桜子がソウ(蒼羽りく)、くるみちゃんがルイ(七海ひろき)、笹良さんがコウ(愛月ひかる)……にそれぞれ声をかけていた、んじゃないかな。りりこちゃんが迷わずソラに行ってたのは間違いない(^ ^)その潔さが良かったです♪
後は、二幕の闘いの場面(二幕の冒頭とクライマックス)で、『国王軍』の一員として迷彩服を着て戦っている娘役さんたちが、みんなすごく良かったです。月娘とは違うオトコマエさでしたね。中でもやっぱり、桜子ちゃんのキレのあるダンスが最高にカッコいい(*^ ^*)。
そういえば、クライマックスシーン(「タイムリミット」)の途中、ソラたちが闘っているところに上手から出てくる娘役3人が、まるで「白鳥の湖」の四羽の白鳥のようなポーズで出てくるのが凄く印象に残ったのですが、あれはいったい、どういう意味があるんだろう……?
■美月 悠
博多座では、学年の割にずいぶんメインで芝居をしていた美月くんですが、今回は普通にアンサンブルだったかな。喋れる人なので、そこかしこで台詞はもらっていましたが……。
少年たちから水を奪おうとする村人(?)が比較的大きい役ってことになるのかな。
……あ、違う。一番印象に残るのは、轟天号で東京へ向かう蛇の目一座に追い抜かされる旅人役、ですよねきっと(^ ^)。舞台の端から、後ろ向きで歩いてくるんですが、すごく巧くてびっくりしました♪
あと、相変わらずスタイルが良くて、戦士としてのダンスシーンの格好良さは格別でした♪
ここから先は、ネタバレになりますのでご注意ください。
とはいっても、実際に観劇すれば10分で判ることなんですけどね。プログラムには「兄」「弟」「青年」「少女」などとしか書いていない子供たちの、名前を書いています。
■ソラ(子供時代)彩花 まり
■カイ(子供時代)真みや 涼子
お二人とも研1だそうですが、とてもそんな風には見えませんでした。特に、彩花さんは巧い!祐飛さんの指導も良かったのかもしれませんが(^ ^;ゞ、台詞も膨大な大役を、あの学年でよくこなしたなあと感心しました。
真みやさんは滅茶苦茶可愛くて、一番最初場面以外はずっと目元を布で覆って隠してしまうのがすごく残念でした。この公演が終わったあとも、ご活躍お祈りしています☆
■アイス(青年時代)風馬 翔
格好良い!!!
すみません、ちょっと惚れました。青年時代のアイス、超カッコイイ♪ああ、この人がともちんになるのか……と、真顔で納得できた感がありました。
村人たちに絡まれている少年たちを見つけて、無言でナイフを出すまでの芝居も良いし、相手の喉を掻っ切ってから、少年たちを振り向くまでの間、そして、怯えた少年たちを見て、口の端で苦笑するところが滅茶苦茶素敵です(←力説)。いやあ、脱走兵という設定に無理が無い。
あと、なんたって殺陣がリアルで緊迫感があるのが良い!です♪ソラの彩花さんに剣の稽古をつける場面の軽やかさ……いや、違うか。真剣にやっているように見せつつ、さりげなく手を抜いている空気が、すごくリアル。
いやあ、良いですよこの人。ぜひぜひ、注目してあげてください♪
■ヒョウ(子供時代)実羚 淳
■ミゾレ(子供時代)結乃 かなり
アイスに連れられて(拾われて)いる子供たち。
背の高い実羚くんは、スタイルは良いけどちょっとボ~っとした感じで、シャープでクールが魅力のちーちゃん(蓮水ゆうや)とはだいぶ違う雰囲気ですが、まあ、あのくらいならアリかなあ。
結ちゃんは見るからに背が高いので、、、あれっ?ミゾレってどうして大人になると縮むの?などと余計なことを考えてしまいました(^ ^;ゞ。
子役は難しいですね。
■ミウ(子供時代)夢涼 りあん
ソラとカイが水を盗もうとした村の娘。
子役たちの中では比較的学年も上だし、顔がかなり大人っぽいので、どう見ても「現在」のミウ(野々すみ花)より歳上に見える(T T)……のがちょっと厳しい、かったような。
子供たちは、九龍客桟の場面では客や店の女としても出ているんですが、女の子たちがみんな大人っぽくて美しいのがたのしかったです。さっきまで男の子だったのに!?、みたいな(^ ^)。
みんな結構早替りで出てくるのに、眉とかもちゃんと描いてて、さすが!と思いました♪特に、紅いチャイナの結ちゃんが大人っぽくてキレイだった(はぁと)
実羚くんは、九龍客桟のウェイター(?)も結構目立つ役でした。蛇の目一座のテーブルの担当になって、ヤンヤンに足をひっかけられて(←ちゃんと理由があるんですが)酒をこぼしてしまい、それで叱られて、しゅん↓として新しい酒を取りに行くあたりの芝居も、素朴ながら良い感じでした♪
キャストはこれで全部、だった、はず!
小柳さんが、子供たちの正体を隠したかったのか、別にそんなつもりは無かったのか、ちょっとよく判らない感じでした。
なぜ始まって10分でわかるかといえば、最初の出番(プロローグ)のハケ際に、ソラとカイがお互いの名前を呼んじゃうからなんですけどね。それまでは「にいちゃん」としか呼んでない(兄は弟の名前を呼ばない)のに……。
こういう作品において、名前っていうのはネタの一部なので、もうちょっと大事に扱ってもいいだろうに、と思うんですけどね。ちょっと不思議な気がしました。
……だから、理屈を言っても(黙)ねえ?
CSの公演レポート、面白かったですね♪
あああ、ソラとランの接点がもっともっと欲しかったな~~~(涙)。
.
■霧(フォグ) 純矢 ちとせ
水が汚染された世界で、水を清める浄水器「オンディーヌ」を開発した科学者。
ある程度『戦前』の知識を持ち、技術を持っているんですよね。彼女がそれをどこから得たのかは判りませんが、まあ、『東京』にはそういう喪われつつある知識を保存するチームがあるのかな?という感じ。金髪で「フォグ」という名前を持つ彼女は、あきらかに英語圏の出身で、日本人集団で生まれ育ったのではなさそうだから、そちらの集団にはある程度昔の技術が継承されているという設定なんでしょうか。
しかし、その技術も完全ではなく、彼女は戦前の技術を完全な形で伝えているという噂のあった王城・シャングリラからの誘いに乗りました。
浄水器を完成させ、人々を幸せにするために。
しかし、浄水器を完成させた彼女は、そのままシャングリラに囚われてしまう。
シャングリラが、浄水器の技術を独占するために。
そして、誰も救われないままに時が過ぎる……。
そもそも、というのならば、物語の発端は彼女なんですよね。シャングリラに来て浄水器を完成させた彼女が、囚われた牢の中でラン(蘭寿とむ)に出会う。それが、すべてのはじまり。
白衣にフリルのブラウスとタイトスカート+ストッキングという、どこの保健室の先生ですか系萌えコスチューム(←おい)に身を包んだせーこちゃん。また、着ている白衣がいかにもコスプレ用っぽい柔らかい生地に身体に沿ったラインで、実験系の科学者が着る白衣(基本的にもっと固い生地で仕立も直線的)とは全く違うのが萌えコス感を助長するんですが(汗)、せーこちゃんの落ち着いた雰囲気には良く似合っていたと思います。
大人っぽいし、金髪もよく似合って、可愛かったです♪
しか~し。
……放射能に汚染された水をキレイにする、、、って……
言うのは簡単だけど、それってどうやって実装するんだろう??
だーかーらー、そういう理屈を考えるなとゆーてるだろうが。
■欣欣(ヤンヤン) 天羽 珠紀
■芳芳(フォンフォン) 花露 すみか
「東京」の繁華街で食堂(九龍客桟、クーロンカクザン)の主人とその妻。
この繁華街は、「戦前には中国に割譲されていた」そうで、なんとなく雰囲気が上海っぽい。小柳さん、狙ってる?
ちなみに、ここは『都庁から東北に1キロ』という情報があるので、おそらく歌舞伎町あたり。
……歌舞伎町を割譲するとは、戦前の日本政府も根性座ってますね。
それとも、新宿全体を割譲していたっていうことなのかな?(だから理屈を考えるなと何度)
長い髪を三つ編みにして、どじょう髭をつけたたまちゃんが、なんというか、中国人形みたいで可愛いです。蛇の目一座のメンバーに“馴れ馴れしく”話しかけたり、いろいろ仕事が多くて大変そうですが、最後までどうぞよろしく願いいたします(^ ^)。
花露さんの方は、黒いラメのタイトな中国服で色っぽく。
それほどしどころのある役ではありませんが、一番最初の登場で、ヤンヤンに「お前、ブンジャクたちに伝えて来い」と言われてからの芝居がさすがだな、と思いました♪
■文雀(ブンジャク) 鳳翔 大
■飛燕(ヒエン) 愛花 ちさき
東京の住人で、ランと共にレジスタンスとして『王』と戦っていた仲間たちの一人。
地下新聞の出版者であるヤンヤンと打ち合わせをしている間に王の襲撃をうけ、仲間たちの命とランを奪われた。そしてそれからずっと、連れ去られたランを探していた……。
仲間は「大勢殺され」たようなので、それなりに大きな組織ではあったようですが、「反乱軍」と呼べる規模であったのかはハテナ?な感じでした。
まして、その組織の中で、大ちゃんとタラちゃんがどの程度の地位にあったのかは……不明、と言うより他はない。だって、タラちゃんなんて『仲間の仇(ヒョウとミゾレ)』を見つけた途端、場所柄も考えずに突然銃をぶっ放すんだよ(汗)。危なくてしょうがない(^ ^;ゞ。
……とりあえず、アジトは「スラム」にあるらしいので、今の歌舞伎町を思い浮かべれば良いみたいです(^ ^)。
特に紹介はされないんですけど、二人は恋人…なんですよね?考えてみたら「Paradice Prince」の新人公演コンビだよね、懐かしい…。身長差があるので並びがキレイだし、芝居の息があっていたのはさすが。ただ、ちょっとばかり意思の疎通がなさそうに見えたのが、なんとも(^ ^;
この二人とランだけがスーツ……というか、“普通の”服で、他のひとたちは“凄い”服なのですが。なんつーか、大ちゃんや蘭トムさんが、蛇の目一座みたいな衣装を着ているところを見てみたいなあ……。大ちゃんはともかく、蘭トムさんは一座に居た頃は着ていたはずなんだが、想像できん。ランはご両親に渡される服を着るのが嫌になって反乱軍に身を投じたとしか思えません。(きっぱり)
■風羽 玲亜
始まってすぐに、蛇の目一座のテント近くの砂漠でソラと出会う兵士(?)と、ラストシーンでミウと出会う村人の二役が大きかったかな。他にも、いろんなところで出ていらっしゃって、今回通し役でない大人の中では一番台詞も出番も多かったんじゃないかと思います。
本当にいい声だなあ(*^ ^*)。
一番最初の幕開きの通信の声もさっつんの声に聞こえるんですが……「カサブランカ」でも、絶対さっつんだと思ったドイツ軍の声が風莉さんだったしなあ。あまり自信ない(涙)。
新宿の場面ではずっと通行人みたいな感じでそこらをうろうろ(^ ^; しているんですが、、シンプルな中国風の長衣がとても良く似合っていて素敵でした♪スタイルは普通だけど、キレイな人ですよね。本公演でもいい役がつきますように♪(←比較的、齋藤さん好みのタイプだと思ううんですが…)
■天風 いぶき
アンサンブルトップみたいな感じで、いろんな役をやっていらっしゃいましたが……メインはどれってことになるのかな(^ ^;ゞ。乞食?
特に目立つ役というのは無かったと思うのですが、九龍客桟の客がちょっとオヤジっぽくて素敵でした。ああいう長衣が似合いますね♪
■琴羽 桜子
■舞花 くるみ
■笹良 える
■七瀬 りりこ
九龍客桟の女の子たち。
チャイナドレスの色は、桜子が紅、くるみちゃんが黒、笹良さんが薄黄、りりこちゃんが緑の半袖……だったかな?嘘だったらすみません。
前髪を下ろした桜子がすごく可愛い。くるみちゃんは、顔は真ん丸いけど(←すみません)身体のラインはキレイだなあ♪笹良さんは華やかな美人♪ そして、りりこちゃんはこの中ではダントツで下級生なのに、一番貫禄があって大人っぽく、目を惹きました♪短いですけどソロもあって、とても良かったです。
蛇の目一座が九龍客桟に現れたときは、たしか桜子がソウ(蒼羽りく)、くるみちゃんがルイ(七海ひろき)、笹良さんがコウ(愛月ひかる)……にそれぞれ声をかけていた、んじゃないかな。りりこちゃんが迷わずソラに行ってたのは間違いない(^ ^)その潔さが良かったです♪
後は、二幕の闘いの場面(二幕の冒頭とクライマックス)で、『国王軍』の一員として迷彩服を着て戦っている娘役さんたちが、みんなすごく良かったです。月娘とは違うオトコマエさでしたね。中でもやっぱり、桜子ちゃんのキレのあるダンスが最高にカッコいい(*^ ^*)。
そういえば、クライマックスシーン(「タイムリミット」)の途中、ソラたちが闘っているところに上手から出てくる娘役3人が、まるで「白鳥の湖」の四羽の白鳥のようなポーズで出てくるのが凄く印象に残ったのですが、あれはいったい、どういう意味があるんだろう……?
■美月 悠
博多座では、学年の割にずいぶんメインで芝居をしていた美月くんですが、今回は普通にアンサンブルだったかな。喋れる人なので、そこかしこで台詞はもらっていましたが……。
少年たちから水を奪おうとする村人(?)が比較的大きい役ってことになるのかな。
……あ、違う。一番印象に残るのは、轟天号で東京へ向かう蛇の目一座に追い抜かされる旅人役、ですよねきっと(^ ^)。舞台の端から、後ろ向きで歩いてくるんですが、すごく巧くてびっくりしました♪
あと、相変わらずスタイルが良くて、戦士としてのダンスシーンの格好良さは格別でした♪
ここから先は、ネタバレになりますのでご注意ください。
とはいっても、実際に観劇すれば10分で判ることなんですけどね。プログラムには「兄」「弟」「青年」「少女」などとしか書いていない子供たちの、名前を書いています。
■ソラ(子供時代)彩花 まり
■カイ(子供時代)真みや 涼子
お二人とも研1だそうですが、とてもそんな風には見えませんでした。特に、彩花さんは巧い!祐飛さんの指導も良かったのかもしれませんが(^ ^;ゞ、台詞も膨大な大役を、あの学年でよくこなしたなあと感心しました。
真みやさんは滅茶苦茶可愛くて、一番最初場面以外はずっと目元を布で覆って隠してしまうのがすごく残念でした。この公演が終わったあとも、ご活躍お祈りしています☆
■アイス(青年時代)風馬 翔
格好良い!!!
すみません、ちょっと惚れました。青年時代のアイス、超カッコイイ♪ああ、この人がともちんになるのか……と、真顔で納得できた感がありました。
村人たちに絡まれている少年たちを見つけて、無言でナイフを出すまでの芝居も良いし、相手の喉を掻っ切ってから、少年たちを振り向くまでの間、そして、怯えた少年たちを見て、口の端で苦笑するところが滅茶苦茶素敵です(←力説)。いやあ、脱走兵という設定に無理が無い。
あと、なんたって殺陣がリアルで緊迫感があるのが良い!です♪ソラの彩花さんに剣の稽古をつける場面の軽やかさ……いや、違うか。真剣にやっているように見せつつ、さりげなく手を抜いている空気が、すごくリアル。
いやあ、良いですよこの人。ぜひぜひ、注目してあげてください♪
■ヒョウ(子供時代)実羚 淳
■ミゾレ(子供時代)結乃 かなり
アイスに連れられて(拾われて)いる子供たち。
背の高い実羚くんは、スタイルは良いけどちょっとボ~っとした感じで、シャープでクールが魅力のちーちゃん(蓮水ゆうや)とはだいぶ違う雰囲気ですが、まあ、あのくらいならアリかなあ。
結ちゃんは見るからに背が高いので、、、あれっ?ミゾレってどうして大人になると縮むの?などと余計なことを考えてしまいました(^ ^;ゞ。
子役は難しいですね。
■ミウ(子供時代)夢涼 りあん
ソラとカイが水を盗もうとした村の娘。
子役たちの中では比較的学年も上だし、顔がかなり大人っぽいので、どう見ても「現在」のミウ(野々すみ花)より歳上に見える(T T)……のがちょっと厳しい、かったような。
子供たちは、九龍客桟の場面では客や店の女としても出ているんですが、女の子たちがみんな大人っぽくて美しいのがたのしかったです。さっきまで男の子だったのに!?、みたいな(^ ^)。
みんな結構早替りで出てくるのに、眉とかもちゃんと描いてて、さすが!と思いました♪特に、紅いチャイナの結ちゃんが大人っぽくてキレイだった(はぁと)
実羚くんは、九龍客桟のウェイター(?)も結構目立つ役でした。蛇の目一座のテーブルの担当になって、ヤンヤンに足をひっかけられて(←ちゃんと理由があるんですが)酒をこぼしてしまい、それで叱られて、しゅん↓として新しい酒を取りに行くあたりの芝居も、素朴ながら良い感じでした♪
キャストはこれで全部、だった、はず!
小柳さんが、子供たちの正体を隠したかったのか、別にそんなつもりは無かったのか、ちょっとよく判らない感じでした。
なぜ始まって10分でわかるかといえば、最初の出番(プロローグ)のハケ際に、ソラとカイがお互いの名前を呼んじゃうからなんですけどね。それまでは「にいちゃん」としか呼んでない(兄は弟の名前を呼ばない)のに……。
こういう作品において、名前っていうのはネタの一部なので、もうちょっと大事に扱ってもいいだろうに、と思うんですけどね。ちょっと不思議な気がしました。
……だから、理屈を言っても(黙)ねえ?
CSの公演レポート、面白かったですね♪
あああ、ソラとランの接点がもっともっと欲しかったな~~~(涙)。
.
宝塚歌劇宙組 ドラマシティ公演「シャングリラ ~水之城~」。
やっと遠征から帰ってまいりました。
速報も書きましたが、なんというか、荒唐無稽な話でした(^ ^)。
無茶苦茶、ともいう……かもしれない(^ ^;
でも、楽しいです(はぁと)。
下級生までちゃんと役がついていて、みんながすごく頑張っているんだもん。
本当に楽しそうにやっているから、観ていても本当にたのしいです。
ただし。
理屈を考えてはいけません。
観劇後の印象でいうと、ちょっと「BUND NEON ~上海~」っぽいかも。
とことんキャラ萌えで、理屈を説明しようとしてはいけないところが。
でも、「BUND NEON」よりは、ストーリーのまとまりはあるかも。
……僅かな差ですが(^ ^;ゞ。
何から書いていいのか判らないので、キャストごとにコメントをしてみます。
基本的にネタバレは避けるつもりですが、ナウオンステージの最初の自己紹介でみっちゃんがバラしていたネタと、それに関連する(公演を観たら最初の10分でわかること)は書いちゃいますので、ご容赦くださいませ。
……そこをバラしてしまうと、隠しておくことなんてほとんど残らないんですけどねぇ(滝汗)。
■空(ソラ) 大空 祐飛
『近畿地方の砂漠』に倒れていて、ミウに拾われた青年。
蒼と白の混じった髪、空のような蒼い瞳。一目で「余所者(外国人)」とわかる外見。
ボロボロの上衣にくるまって、水も持たずに砂漠に倒れている。いったいどこから来たのか、どうやってココ(←砂漠の真ん中)まで来たのか……?
目を醒ました彼は、ミウに問われるまま「わからない…。覚えていないんだ。気がついたら、砂漠を彷徨っていた。それより前のことは、全く思い出せない」と答えます。
そして、「綺麗な空みたいな目の色だから、そして、記憶がなくて空っぽだから」という理由で『ソラ』という名前をつけてくれたミウのために、シャングリラへと旅立つ……。
闘いの訓練を受けた形跡があったり、いろいろと謎の多い男ですが、何か魅力があるらしく、あっという間に人々の信頼を得て、ミウの笑顔を取り戻したりします。「余所者」というよりは、むしろ幸運をもたらす「恵比寿神」みたいな扱いになっているのは、ソラ自身の持つ魅力と、そして、彼を拾ってくれた「蛇の目一座」が本質的に神楽を演じる神職の一座だから、なのでしょう。
とりあえず。
確かに、『今までに観たことのない大空祐飛』でした★なんたって、「今からでもやり直せる!」(@ @)って諭しちゃうんだよ!今まで言われてばっかりだったのに……(ホゲとか、ホゲとか、ホゲとか)
主役らしい主役をやっている祐飛さん、って、珍しいような気がするんですよね。
基本的な物語はソラの視点で動いていくし、ある意味ソラがすべての焦点となるのですが、なんというか……やっぱり敵役っておいしいんだな、なんて贅沢なことを思ったりはしました。
でも。
最後の場面がいいんだわ……(*^ ^*)。
ああいう場面を創ってもらえる、っていうのは、主演の醍醐味だなあとさえ思いました(^ ^)。
■美雨(ミウ) 野々 すみ花
旅芸人の一座「蛇の目座」の踊り子。
元は、関西のどこかにあった“水源”(←この時代は、雨が放射能に汚染されているので、飲めるのは湧き水だけ)を護る神官の娘で、水神に選ばれた巫女。
兄とも慕うランが一座を出て行ってから一年。以来、笑顔を見せることも減って仲間たちに心配されていたけれども、ソラと話していると、また笑顔を浮かべるようになった……らしい。
ソラが持っていた青玉の首飾り(元々は村に伝わっていた宝物で、神官である父親の形見。旅に出るランにミウが持たせたもの)を見て、『東京のどこかにある』という噂のある『シャングリラ』にいるランを探す旅に出る。
その旅に同行する一座の仲間たち、そして、ソラ。
ミウと一座の仲間たちは、ランを探すために。
そしてソラは、自分自身を探すために。
十年前。ミウたちが暮らしていた村は「王」に侵略され、神官(ミウの父親)は殺された。
ミウはそのとき、ランと共に父を殺す「王」を見たはずなのに、全く覚えていないらしい。ただ、恐怖と混乱だけが残っているんですよね。
ちなみに年齢設定は、ソラが20代半ばから後半、ミウがその5、6歳下ってところなんじゃないかと思います。根拠は微妙にネタバレなので省略しますが、これが正しいとすると、十年前にミウは十歳前後=小学校高学年ってことになりますよね。もうちょっと覚えていてもいいと思うんだけどなあ……。
……なんて、アレコレ考えちゃいけないんだってば!!
コホン。
今回のすみ花ちゃんは、『神に選ばれた踊り子』という設定で、久しぶりにダンサーとしての本領を発揮してくれています。オープニングから続いているダンスシーンでの、まさに『神に選ばれた』魅力的なダンスは必見!すごく可愛いし、目を惹きつける。
本当に神事で踊る場面とか、客の前で踊る場面があったらよかったのに……と思いました♪
■嵐(ラン) 蘭寿 とむ
ミウの属する蛇の目一座の座長(十輝いりす)の息子だけど、一年前に一座を抜け、レジスタンスに加わるために東へ向かったらしい。
リーダーシップのある、頭の良い人なんですよね。ただ、「連れて行って!」と言うミウに「お前が抜けたら一座が困る」と諭しているところを見ると、彼自身は特別に人に見せるような芸を持っているわけではない……の、かな?
ミウとは恋人未満、というか、まあ仲の良い兄妹くらいの関係。レアティーズとオフィーリアほどもベタベタしていなくて、もっと普通な感じです。ん~っと、「ブラッディ・マンデイ」(ドラマは視ていないので、原作漫画のイメージですが)の高木藤丸・遥兄妹くらいな感じかな。って、誰にもわからないか(^ ^;ゞ。
「蛇の目一座」は元々『神官の一族』だという設定があるので、おそらくミウとランも又従兄妹とか、そのくらいの血のつながりはあるんじゃないかと思います。
まあ、ランの方はあくまでも「可愛い(ちょっと心配な)妹」くらいな感じですが、ミウはめちゃくちゃブラコンだった…という設定ではあるようです。
当初のあらすじには「恋人」と書いてあったし、「昔なじみの女」などと言われるくらいだから、構想段階ではちゃんと恋人設定だったんでしょうね。
すみ花ちゃんの歌う
♪言えなかったあの言葉 (←「好き」という言葉のこと)
♪伝えるため旅に出る
という歌がとても素晴らしいので、どうしてその設定をやめてしまったのか不思議な気もします(^ ^)。まあ、エピソードが多すぎるので整理していくうちに削られてしまったのかな、という気もしますが。でも勿体無い…。
でもって。
とりあえず、オープニングの蘭トムさんのダンス、滅茶苦茶格好良いです!!!必見。(←あの~、隣で踊ってる蒼い髪の人はどーなんですか…?)(沈黙)
■風(フォン) 十輝 いりす
■雲(ユン) 鈴奈 沙也
「蛇の目一座」の座長とその奥方で、ランの両親。
「お人よしのフォン」と呼ばれるだけあって、「蛇の目一座の名がすたる!」と言っては面倒ごと(行き倒れを拾ったり、長い旅に出たり)を引き受けて生きてきたらしい。そんな旦那を笑顔で赦すユンも、とても素敵(はぁと)。
ずいぶんな学年差のあるカップルですが、まさこちゃんの包容力もあって、案外お似合いの良いコンビでした。
基本的にはトボケたキャラのフォンですが、何か決意をしたとき(ソラを一座に加わるよう誘うときとか)に帽子を被りなおす癖(?)があって、そこはすごく格好よいです。
特に、二幕の半ばあたりだったかな。「傘を貸してくれ」と言う場面があるんですけど、そこが滅茶苦茶格好良かった!(*^ ^*)めっちゃツボです★
ちなみに衣装は、他の座員も含めて「一張羅なんだ」という台詞があるとおり、着替えは無しでした。
まさこちゃんはお髭に紅い帽子とベスト、紅いチェックのズボン。鈴奈さんは派手な着物にハイヒール&網タイツという、なかなか刺激的な服装。どちらも良くお似合い(^ ^)でした♪
■涙(ルイ) 七海 ひろき
■蒼(ソウ) 蒼羽 りく
■紅(コウ) 愛月 ひかる
「蛇の目一座」の座員たち。
今ひとつ関係がよくわかりませんが、ソウとコウは兄弟っぽかったかな?
3人で踊る場面が何度かあって、結構手に汗握りつつ楽しんでいます。3人とも可愛い♪そして、カイちゃん、がんばれ!
ルイは「詩や曲も創る」と紹介されるとおり、一座の中の音楽面のクリエーターという位置づけのようです。
そして、彼自身は作家になりたいという夢があって、旅の記録をとっているらしい。この物語も、蛇の目一座の旅に関してはルイが語ってくれます。
ちなみに、ルイはミウに片思いしている、という設定もあって、いろんな意味でかなりおいしい役の筈なのですが、いまひとつハジケきれていない、というか、ハジケるべき場面を削られてしまったように見えました(T T)。
せっかくカイちゃんがいい味出してるのにな~。
個人的には、カイちゃんのカイ(←真顔)が観てみたかったです(^ ^;
■氷(アイス) 悠未 ひろ
■海(カイ) 北翔 海莉
シャングリラの支配者たち。
最初のうちは、よくわからない会話(「消息不明!?」とか)をしている二人(+ヒョウ・ミゾレ)ですが、物語が進むうちに徐々に判ってくるので、聞き流さずに一生懸命聴いておいてくださいね。。
みっちゃんもともちんも滑舌が良いので、意味不明な会話でも耳に残って、答えあわせしやすくてありがたいです♪
ちなみに、ナウオンの自己紹介で、みっちゃんがいきなり「ソラの弟の、カイです」と名乗ったのには吃驚しました……それって一番のネタバレだと思うんだけど、いいのか?(汗)
(ちなみに、実際観劇すれば十分でその関係はわかります)(←ネタバレっていうかなんていうか)
そして。
ソラの弟である以上、名前のバランスから言うと、弟は「ウミ」であって欲しかった……んですけどねぇ。
カイの髪は緑メッシュ、アイスの髪は白メッシュ。
そして、ヒョウとミゾレの髪は、白がベースでところどころに黒が入っている、という感じ。
蒼白メッシュのソラと合わせて、シャングリラのメンバーは全員が「余所者」。その設定を、ビジュアルからも象徴的に見せていくところはさすがだな、と思いました。
■雹(ヒョウ) 蓮水 ゆうや
■霙(ミゾレ) 藤咲 えり
シャングリラで、カイやアイスに仕える双子の兄妹。
稽古場レポートで、自分たちのことを「感情の起伏のない、アンドロイドのようなキャラクター」だと言っていましたが、実際にはそんなでもなかったです。部下として仕えてはいるけれども、心の底には情があって、それがすごく濃いのがちゃんと伝わりました。
もう少し、脚本的にそのへんを取り上げてもいいのに、と思うのですが、やっぱりエピソードが多すぎて手が回らないんだろうな……(凹)
ちーちゃんもエリちゃんも、台詞はなくても自力でフォローしているところが凄いです(*^ ^*)
ま、とりあえず、この二人はこの作品一番の萌えキャラですので、ご期待くださいませ。二人とも、本当に素敵ですから(はぁと)。
あ。一つだけアドバイス。一幕半ばの九龍客桟の場面でのエリちゃんのチャイナドレスは、見逃してはいけないポイントですが、そこだけに注目しすぎると、突然に戦闘が始まりますのでご注意を。
私は、三回目になってやっと展開がわかりました……(←どうよ)
余談。
本来、脚本的には一番の萌えキャラはカイであるべきだと思うのですが、みっちゃんはちょっと真面目なところが出てしまって、萌えキャラに必要な『すべてを捨てて何かを求める』(だからこそ闇に墜ちてしまう)ところが、ちょっと弱かったような気がします。
なんでもできるみっちゃんにも、初めてのことはある!ということで、青年館にむけて、これからのカイの変化を楽しみにしています(はぁと)
まだまだ続く…予定、です☆
.
やっと遠征から帰ってまいりました。
速報も書きましたが、なんというか、荒唐無稽な話でした(^ ^)。
無茶苦茶、ともいう……かもしれない(^ ^;
でも、楽しいです(はぁと)。
下級生までちゃんと役がついていて、みんながすごく頑張っているんだもん。
本当に楽しそうにやっているから、観ていても本当にたのしいです。
ただし。
理屈を考えてはいけません。
観劇後の印象でいうと、ちょっと「BUND NEON ~上海~」っぽいかも。
とことんキャラ萌えで、理屈を説明しようとしてはいけないところが。
でも、「BUND NEON」よりは、ストーリーのまとまりはあるかも。
……僅かな差ですが(^ ^;ゞ。
何から書いていいのか判らないので、キャストごとにコメントをしてみます。
基本的にネタバレは避けるつもりですが、ナウオンステージの最初の自己紹介でみっちゃんがバラしていたネタと、それに関連する(公演を観たら最初の10分でわかること)は書いちゃいますので、ご容赦くださいませ。
……そこをバラしてしまうと、隠しておくことなんてほとんど残らないんですけどねぇ(滝汗)。
■空(ソラ) 大空 祐飛
『近畿地方の砂漠』に倒れていて、ミウに拾われた青年。
蒼と白の混じった髪、空のような蒼い瞳。一目で「余所者(外国人)」とわかる外見。
ボロボロの上衣にくるまって、水も持たずに砂漠に倒れている。いったいどこから来たのか、どうやってココ(←砂漠の真ん中)まで来たのか……?
目を醒ました彼は、ミウに問われるまま「わからない…。覚えていないんだ。気がついたら、砂漠を彷徨っていた。それより前のことは、全く思い出せない」と答えます。
そして、「綺麗な空みたいな目の色だから、そして、記憶がなくて空っぽだから」という理由で『ソラ』という名前をつけてくれたミウのために、シャングリラへと旅立つ……。
闘いの訓練を受けた形跡があったり、いろいろと謎の多い男ですが、何か魅力があるらしく、あっという間に人々の信頼を得て、ミウの笑顔を取り戻したりします。「余所者」というよりは、むしろ幸運をもたらす「恵比寿神」みたいな扱いになっているのは、ソラ自身の持つ魅力と、そして、彼を拾ってくれた「蛇の目一座」が本質的に神楽を演じる神職の一座だから、なのでしょう。
とりあえず。
確かに、『今までに観たことのない大空祐飛』でした★なんたって、「今からでもやり直せる!」(@ @)って諭しちゃうんだよ!今まで言われてばっかりだったのに……(ホゲとか、ホゲとか、ホゲとか)
主役らしい主役をやっている祐飛さん、って、珍しいような気がするんですよね。
基本的な物語はソラの視点で動いていくし、ある意味ソラがすべての焦点となるのですが、なんというか……やっぱり敵役っておいしいんだな、なんて贅沢なことを思ったりはしました。
でも。
最後の場面がいいんだわ……(*^ ^*)。
ああいう場面を創ってもらえる、っていうのは、主演の醍醐味だなあとさえ思いました(^ ^)。
■美雨(ミウ) 野々 すみ花
旅芸人の一座「蛇の目座」の踊り子。
元は、関西のどこかにあった“水源”(←この時代は、雨が放射能に汚染されているので、飲めるのは湧き水だけ)を護る神官の娘で、水神に選ばれた巫女。
兄とも慕うランが一座を出て行ってから一年。以来、笑顔を見せることも減って仲間たちに心配されていたけれども、ソラと話していると、また笑顔を浮かべるようになった……らしい。
ソラが持っていた青玉の首飾り(元々は村に伝わっていた宝物で、神官である父親の形見。旅に出るランにミウが持たせたもの)を見て、『東京のどこかにある』という噂のある『シャングリラ』にいるランを探す旅に出る。
その旅に同行する一座の仲間たち、そして、ソラ。
ミウと一座の仲間たちは、ランを探すために。
そしてソラは、自分自身を探すために。
十年前。ミウたちが暮らしていた村は「王」に侵略され、神官(ミウの父親)は殺された。
ミウはそのとき、ランと共に父を殺す「王」を見たはずなのに、全く覚えていないらしい。ただ、恐怖と混乱だけが残っているんですよね。
ちなみに年齢設定は、ソラが20代半ばから後半、ミウがその5、6歳下ってところなんじゃないかと思います。根拠は微妙にネタバレなので省略しますが、これが正しいとすると、十年前にミウは十歳前後=小学校高学年ってことになりますよね。もうちょっと覚えていてもいいと思うんだけどなあ……。
……なんて、アレコレ考えちゃいけないんだってば!!
コホン。
今回のすみ花ちゃんは、『神に選ばれた踊り子』という設定で、久しぶりにダンサーとしての本領を発揮してくれています。オープニングから続いているダンスシーンでの、まさに『神に選ばれた』魅力的なダンスは必見!すごく可愛いし、目を惹きつける。
本当に神事で踊る場面とか、客の前で踊る場面があったらよかったのに……と思いました♪
■嵐(ラン) 蘭寿 とむ
ミウの属する蛇の目一座の座長(十輝いりす)の息子だけど、一年前に一座を抜け、レジスタンスに加わるために東へ向かったらしい。
リーダーシップのある、頭の良い人なんですよね。ただ、「連れて行って!」と言うミウに「お前が抜けたら一座が困る」と諭しているところを見ると、彼自身は特別に人に見せるような芸を持っているわけではない……の、かな?
ミウとは恋人未満、というか、まあ仲の良い兄妹くらいの関係。レアティーズとオフィーリアほどもベタベタしていなくて、もっと普通な感じです。ん~っと、「ブラッディ・マンデイ」(ドラマは視ていないので、原作漫画のイメージですが)の高木藤丸・遥兄妹くらいな感じかな。って、誰にもわからないか(^ ^;ゞ。
「蛇の目一座」は元々『神官の一族』だという設定があるので、おそらくミウとランも又従兄妹とか、そのくらいの血のつながりはあるんじゃないかと思います。
まあ、ランの方はあくまでも「可愛い(ちょっと心配な)妹」くらいな感じですが、ミウはめちゃくちゃブラコンだった…という設定ではあるようです。
当初のあらすじには「恋人」と書いてあったし、「昔なじみの女」などと言われるくらいだから、構想段階ではちゃんと恋人設定だったんでしょうね。
すみ花ちゃんの歌う
♪言えなかったあの言葉 (←「好き」という言葉のこと)
♪伝えるため旅に出る
という歌がとても素晴らしいので、どうしてその設定をやめてしまったのか不思議な気もします(^ ^)。まあ、エピソードが多すぎるので整理していくうちに削られてしまったのかな、という気もしますが。でも勿体無い…。
でもって。
とりあえず、オープニングの蘭トムさんのダンス、滅茶苦茶格好良いです!!!必見。(←あの~、隣で踊ってる蒼い髪の人はどーなんですか…?)(沈黙)
■風(フォン) 十輝 いりす
■雲(ユン) 鈴奈 沙也
「蛇の目一座」の座長とその奥方で、ランの両親。
「お人よしのフォン」と呼ばれるだけあって、「蛇の目一座の名がすたる!」と言っては面倒ごと(行き倒れを拾ったり、長い旅に出たり)を引き受けて生きてきたらしい。そんな旦那を笑顔で赦すユンも、とても素敵(はぁと)。
ずいぶんな学年差のあるカップルですが、まさこちゃんの包容力もあって、案外お似合いの良いコンビでした。
基本的にはトボケたキャラのフォンですが、何か決意をしたとき(ソラを一座に加わるよう誘うときとか)に帽子を被りなおす癖(?)があって、そこはすごく格好よいです。
特に、二幕の半ばあたりだったかな。「傘を貸してくれ」と言う場面があるんですけど、そこが滅茶苦茶格好良かった!(*^ ^*)めっちゃツボです★
ちなみに衣装は、他の座員も含めて「一張羅なんだ」という台詞があるとおり、着替えは無しでした。
まさこちゃんはお髭に紅い帽子とベスト、紅いチェックのズボン。鈴奈さんは派手な着物にハイヒール&網タイツという、なかなか刺激的な服装。どちらも良くお似合い(^ ^)でした♪
■涙(ルイ) 七海 ひろき
■蒼(ソウ) 蒼羽 りく
■紅(コウ) 愛月 ひかる
「蛇の目一座」の座員たち。
今ひとつ関係がよくわかりませんが、ソウとコウは兄弟っぽかったかな?
3人で踊る場面が何度かあって、結構手に汗握りつつ楽しんでいます。3人とも可愛い♪そして、カイちゃん、がんばれ!
ルイは「詩や曲も創る」と紹介されるとおり、一座の中の音楽面のクリエーターという位置づけのようです。
そして、彼自身は作家になりたいという夢があって、旅の記録をとっているらしい。この物語も、蛇の目一座の旅に関してはルイが語ってくれます。
ちなみに、ルイはミウに片思いしている、という設定もあって、いろんな意味でかなりおいしい役の筈なのですが、いまひとつハジケきれていない、というか、ハジケるべき場面を削られてしまったように見えました(T T)。
せっかくカイちゃんがいい味出してるのにな~。
個人的には、カイちゃんのカイ(←真顔)が観てみたかったです(^ ^;
■氷(アイス) 悠未 ひろ
■海(カイ) 北翔 海莉
シャングリラの支配者たち。
最初のうちは、よくわからない会話(「消息不明!?」とか)をしている二人(+ヒョウ・ミゾレ)ですが、物語が進むうちに徐々に判ってくるので、聞き流さずに一生懸命聴いておいてくださいね。。
みっちゃんもともちんも滑舌が良いので、意味不明な会話でも耳に残って、答えあわせしやすくてありがたいです♪
ちなみに、ナウオンの自己紹介で、みっちゃんがいきなり「ソラの弟の、カイです」と名乗ったのには吃驚しました……それって一番のネタバレだと思うんだけど、いいのか?(汗)
(ちなみに、実際観劇すれば十分でその関係はわかります)(←ネタバレっていうかなんていうか)
そして。
ソラの弟である以上、名前のバランスから言うと、弟は「ウミ」であって欲しかった……んですけどねぇ。
カイの髪は緑メッシュ、アイスの髪は白メッシュ。
そして、ヒョウとミゾレの髪は、白がベースでところどころに黒が入っている、という感じ。
蒼白メッシュのソラと合わせて、シャングリラのメンバーは全員が「余所者」。その設定を、ビジュアルからも象徴的に見せていくところはさすがだな、と思いました。
■雹(ヒョウ) 蓮水 ゆうや
■霙(ミゾレ) 藤咲 えり
シャングリラで、カイやアイスに仕える双子の兄妹。
稽古場レポートで、自分たちのことを「感情の起伏のない、アンドロイドのようなキャラクター」だと言っていましたが、実際にはそんなでもなかったです。部下として仕えてはいるけれども、心の底には情があって、それがすごく濃いのがちゃんと伝わりました。
もう少し、脚本的にそのへんを取り上げてもいいのに、と思うのですが、やっぱりエピソードが多すぎて手が回らないんだろうな……(凹)
ちーちゃんもエリちゃんも、台詞はなくても自力でフォローしているところが凄いです(*^ ^*)
ま、とりあえず、この二人はこの作品一番の萌えキャラですので、ご期待くださいませ。二人とも、本当に素敵ですから(はぁと)。
あ。一つだけアドバイス。一幕半ばの九龍客桟の場面でのエリちゃんのチャイナドレスは、見逃してはいけないポイントですが、そこだけに注目しすぎると、突然に戦闘が始まりますのでご注意を。
私は、三回目になってやっと展開がわかりました……(←どうよ)
余談。
本来、脚本的には一番の萌えキャラはカイであるべきだと思うのですが、みっちゃんはちょっと真面目なところが出てしまって、萌えキャラに必要な『すべてを捨てて何かを求める』(だからこそ闇に墜ちてしまう)ところが、ちょっと弱かったような気がします。
なんでもできるみっちゃんにも、初めてのことはある!ということで、青年館にむけて、これからのカイの変化を楽しみにしています(はぁと)
まだまだ続く…予定、です☆
.
ドラマシティにて、宙組公演「シャングリラ」を観劇いたしました。
すごかった!!
祐飛さんをはじめとする宙組メンバーのヴィジュアル面の隙のなさに、本当に惚れ惚れしました(*^o^*)。
みっちゃん、がんばれ(^_^;)
……すべてがネタの宝庫すぎて、どれがネタバレなのか判らなくなってきていますが(汗)、なるべくネタバレしないように気をつけつつ。
舞台は、第三次世界大戦後の、日本。
核戦争の結果、放射能に汚染された地表。
飲めない水、毒を含んだ酸性雨、激しい海退。
広がりゆく砂漠。
過去の文明が忘れ去られるほどの未来でもなく、今の世界なりの秩序が動き出している時代。戦争が終わったときに大人だった世代から、2、3世代……50年か、せいぜい100年といったあたりでしょうか。
「近畿地方の砂漠に、飛行機が墜落しました」という通信とともに幕があがると、
舞台に男が倒れている。
蒼い髪の、ソラ(大空祐飛)。
舞台奥から現れた娘・ミウ(野々すみ花)が、彼に手を差し伸べて、起こす。
吸い込まれるように起き上がるソラ。
二人の間を流れる、なんともいえない空気の色が、とても好きです。
そこに駆け込んでくる、子どもたちの幻。
ペットボトルに入った僅かな水を、大事そうに抱きかかえて、走ってくる幼い兄弟。
追ってくる男たち。
「水を分けて!母さんが病気なんだ。きれいな水を飲ませてやりたい!!」
そう、必死で頼みこむ兄(彩花まり)。
譲らない村人たちに、兄が諦めたとき。
弟が飛び込んできて、水を持って走り出す。
たちまちに捉えられ、顔を斬られる弟(真みや涼子)。
砂漠に響く、悲鳴。
そのようすを、黙って見ている少女(夢涼りあん)。
弟が取り落としたペットボトルを拾い上げて、渡そうとするけれども。
少年たちの強い瞳にすくんだように、たちつくして。
庇いあいながら、上手袖にはけていく幼い兄弟。
セットの上でその様子を見ていたソラに、少女がそっとペットボトルを渡す。
飢えたように水を呑む男。
そんなオープニングで、物語が動き出す。
なにがどう、と言えないくらい、いろんなネタが満載な、荒唐無稽な物語ですが、舞台としては実に面白かったです。
いろいろ突っ込みどころはありますが、全体に流れる空気感が好き。
蒼いカラコンを入れた祐飛さんも、
神に選ばれた巫女・すみ花ちゃんも、
ジゴロみたいなスーツが死ぬほど似合う、受け受けしい王子さまの蘭トムさんも、
ソラの弟とは思えない海(←本来ならばウミと名付けるべきだと思う……)も、
何に執着しているのか、わからなくなっていそうなアイス(悠未ひろ)も、
皆、とっても素敵で可愛いかったです(はぁと)
.
すごかった!!
祐飛さんをはじめとする宙組メンバーのヴィジュアル面の隙のなさに、本当に惚れ惚れしました(*^o^*)。
みっちゃん、がんばれ(^_^;)
……すべてがネタの宝庫すぎて、どれがネタバレなのか判らなくなってきていますが(汗)、なるべくネタバレしないように気をつけつつ。
舞台は、第三次世界大戦後の、日本。
核戦争の結果、放射能に汚染された地表。
飲めない水、毒を含んだ酸性雨、激しい海退。
広がりゆく砂漠。
過去の文明が忘れ去られるほどの未来でもなく、今の世界なりの秩序が動き出している時代。戦争が終わったときに大人だった世代から、2、3世代……50年か、せいぜい100年といったあたりでしょうか。
「近畿地方の砂漠に、飛行機が墜落しました」という通信とともに幕があがると、
舞台に男が倒れている。
蒼い髪の、ソラ(大空祐飛)。
舞台奥から現れた娘・ミウ(野々すみ花)が、彼に手を差し伸べて、起こす。
吸い込まれるように起き上がるソラ。
二人の間を流れる、なんともいえない空気の色が、とても好きです。
そこに駆け込んでくる、子どもたちの幻。
ペットボトルに入った僅かな水を、大事そうに抱きかかえて、走ってくる幼い兄弟。
追ってくる男たち。
「水を分けて!母さんが病気なんだ。きれいな水を飲ませてやりたい!!」
そう、必死で頼みこむ兄(彩花まり)。
譲らない村人たちに、兄が諦めたとき。
弟が飛び込んできて、水を持って走り出す。
たちまちに捉えられ、顔を斬られる弟(真みや涼子)。
砂漠に響く、悲鳴。
そのようすを、黙って見ている少女(夢涼りあん)。
弟が取り落としたペットボトルを拾い上げて、渡そうとするけれども。
少年たちの強い瞳にすくんだように、たちつくして。
庇いあいながら、上手袖にはけていく幼い兄弟。
セットの上でその様子を見ていたソラに、少女がそっとペットボトルを渡す。
飢えたように水を呑む男。
そんなオープニングで、物語が動き出す。
なにがどう、と言えないくらい、いろんなネタが満載な、荒唐無稽な物語ですが、舞台としては実に面白かったです。
いろいろ突っ込みどころはありますが、全体に流れる空気感が好き。
蒼いカラコンを入れた祐飛さんも、
神に選ばれた巫女・すみ花ちゃんも、
ジゴロみたいなスーツが死ぬほど似合う、受け受けしい王子さまの蘭トムさんも、
ソラの弟とは思えない海(←本来ならばウミと名付けるべきだと思う……)も、
何に執着しているのか、わからなくなっていそうなアイス(悠未ひろ)も、
皆、とっても素敵で可愛いかったです(はぁと)
.
今日は、宙組公演「シャングリラ」の集合日。
配役が発表されました。
……いや、原作があるわけではないので、配役が発表されたからどうなるってものでもないのですが(^ ^;ゞ
祐飛さん(ソラ)、すみ花ちゃん(ミウ)は以前に出ていたのでいいとして。
(っていうか、本当にSORAの奇跡だったな祐飛さん)
とりあえず。
蘭トムさんは、「ラン(嵐)」なんですね。ってところで笑いました。
今出ている粗筋に登場する人物は、3人。
荒野で倒れていた男【空(大空祐飛)】
旅芸人の一座に助けら一命を取り留めたが、記憶喪失に。蒼玉の首飾りを持つ。
旅芸人の一座の踊り子【美雨(野々すみ花)】
シャングリラを探しに向かったまま行方不明の恋人を探しに、空ともにシャングリラを探す旅に出る。
水源を支配する王【?】
幻の都シャングリラに棲む。
……「嵐」さんは、この王様で良いんでしょうか。しかも、一番最初に演目が発表されたときは、ラスボスっぽい感じで「竜王」というキャラがいた記憶があるのですが、いつのまに居なくなったんだ……?「竜王」なら、「嵐」さんで間違いないような気がするのに……。
で。
それ以外は、オリジナルだけあって誰がどんな役だかさっぱりわからないのですが、
氷(アイス) 悠未 ひろ
霧(フォグ) 純矢 ちとせ
この二人(←読みが英語の二人)は、コンビってことでいいですか?
ただ、そういう観点で分類すると、
空(ソラ) 大空 祐飛
霙(ミゾレ) 藤咲 えり
雹(ヒョウ) 蓮水 ゆうや
この三人もセットになるんですけど(*^ ^*)(←読みが日本語の三人)
あとは、
雲(ユン) 鈴奈 沙也
風(フォン) 十輝 いりす
が中国系の読みなことはわかるんですが、
海(カイ) 北翔 海莉
涙(ルイ) 七海 ひろき
蒼(ソウ) 蒼羽 りく
紅(コウ) 愛月 ひかる
このへんが、単なる音読みなのか、ユン・フォンと同じ分類になるのか、よくわからない(T T)。
とりあえず、私の好きなライトノベル(雲=ユン、風=フォン)では、「紅」は「ホン」で「海」は「ハイ」だったんですが。
あとは、全く違う観点での分類として、芸名から役名をつけた人たち、という分類もありえますね。
空(ソラ) 大空 祐飛
海(カイ) 北翔 海莉
蒼(ソウ) 蒼羽 りく
……りくちゃんは空が持っている蒼玉の化身で、みっちゃんは行方不明の美雨の恋人……とか?
文雀(ブンジャク) 鳳翔 大
飛燕(ヒエン) 愛花 ちさき
このあたりは、なんとなくですけど旅芸人一座っぽいな~と思ったりします。
もしかしたら、美雨(ミウ)を含めて音読み仲間(海、涙、蒼、紅)は全員旅芸人だったりして!(←凄い豪華メンバかも……)
そうやって考えてくると、
雲(ユン) 鈴奈 沙也
欣欣(ヤンヤン) 天羽 珠紀
風(フォン) 十輝 いりす
芳芳(フォンフォン) 花露 すみか
このあたりの中国読みの方々は、もしかしたら王様の側近だったり………しないかな(^ ^;
いや~~、何一つ情報のない完全オリジナルって、役の名前が出ても何もわからないので、想像を膨らませる余地がたっくさんありますね(苦笑)。
CSで稽古場情報が流れたら、少しはわかることもあるのかな…?その前に、祐飛さんと鈴奈さんの会話っていうのがなんか想像できないけど。
……さっつんに、たくさん台詞がありますように(ひっそり祈る)
そして。
千秋楽にて、91期の笹良えるさんが卒業されることが発表になりました。
やっと、カフェの縁取りのある白い服も、集会の茶色のワンピも、ヴィザも、全部みつけられるようになったのに(涙)。今ならもう、黒塗りでもわかるのに(涙)。
……役名も出ていなくて残念ですが、最後の舞台、ご活躍を楽しみにしています!
.
配役が発表されました。
……いや、原作があるわけではないので、配役が発表されたからどうなるってものでもないのですが(^ ^;ゞ
祐飛さん(ソラ)、すみ花ちゃん(ミウ)は以前に出ていたのでいいとして。
(っていうか、本当にSORAの奇跡だったな祐飛さん)
とりあえず。
蘭トムさんは、「ラン(嵐)」なんですね。ってところで笑いました。
今出ている粗筋に登場する人物は、3人。
荒野で倒れていた男【空(大空祐飛)】
旅芸人の一座に助けら一命を取り留めたが、記憶喪失に。蒼玉の首飾りを持つ。
旅芸人の一座の踊り子【美雨(野々すみ花)】
シャングリラを探しに向かったまま行方不明の恋人を探しに、空ともにシャングリラを探す旅に出る。
水源を支配する王【?】
幻の都シャングリラに棲む。
……「嵐」さんは、この王様で良いんでしょうか。しかも、一番最初に演目が発表されたときは、ラスボスっぽい感じで「竜王」というキャラがいた記憶があるのですが、いつのまに居なくなったんだ……?「竜王」なら、「嵐」さんで間違いないような気がするのに……。
で。
それ以外は、オリジナルだけあって誰がどんな役だかさっぱりわからないのですが、
氷(アイス) 悠未 ひろ
霧(フォグ) 純矢 ちとせ
この二人(←読みが英語の二人)は、コンビってことでいいですか?
ただ、そういう観点で分類すると、
空(ソラ) 大空 祐飛
霙(ミゾレ) 藤咲 えり
雹(ヒョウ) 蓮水 ゆうや
この三人もセットになるんですけど(*^ ^*)(←読みが日本語の三人)
あとは、
雲(ユン) 鈴奈 沙也
風(フォン) 十輝 いりす
が中国系の読みなことはわかるんですが、
海(カイ) 北翔 海莉
涙(ルイ) 七海 ひろき
蒼(ソウ) 蒼羽 りく
紅(コウ) 愛月 ひかる
このへんが、単なる音読みなのか、ユン・フォンと同じ分類になるのか、よくわからない(T T)。
とりあえず、私の好きなライトノベル(雲=ユン、風=フォン)では、「紅」は「ホン」で「海」は「ハイ」だったんですが。
あとは、全く違う観点での分類として、芸名から役名をつけた人たち、という分類もありえますね。
空(ソラ) 大空 祐飛
海(カイ) 北翔 海莉
蒼(ソウ) 蒼羽 りく
……りくちゃんは空が持っている蒼玉の化身で、みっちゃんは行方不明の美雨の恋人……とか?
文雀(ブンジャク) 鳳翔 大
飛燕(ヒエン) 愛花 ちさき
このあたりは、なんとなくですけど旅芸人一座っぽいな~と思ったりします。
もしかしたら、美雨(ミウ)を含めて音読み仲間(海、涙、蒼、紅)は全員旅芸人だったりして!(←凄い豪華メンバかも……)
そうやって考えてくると、
雲(ユン) 鈴奈 沙也
欣欣(ヤンヤン) 天羽 珠紀
風(フォン) 十輝 いりす
芳芳(フォンフォン) 花露 すみか
このあたりの中国読みの方々は、もしかしたら王様の側近だったり………しないかな(^ ^;
いや~~、何一つ情報のない完全オリジナルって、役の名前が出ても何もわからないので、想像を膨らませる余地がたっくさんありますね(苦笑)。
CSで稽古場情報が流れたら、少しはわかることもあるのかな…?その前に、祐飛さんと鈴奈さんの会話っていうのがなんか想像できないけど。
……さっつんに、たくさん台詞がありますように(ひっそり祈る)
そして。
千秋楽にて、91期の笹良えるさんが卒業されることが発表になりました。
やっと、カフェの縁取りのある白い服も、集会の茶色のワンピも、ヴィザも、全部みつけられるようになったのに(涙)。今ならもう、黒塗りでもわかるのに(涙)。
……役名も出ていなくて残念ですが、最後の舞台、ご活躍を楽しみにしています!
.