花組バウホール公演「コード・ヒーロー」を観劇してまいりました。
あまりにぶっ飛んだ作品のうえ、終演後のご挨拶でしつこく「真犯人については内緒で……」と言われたので、何を書いたらいいのかわからない(T T)。
とりあえず。
ジプシー男爵は奇跡の一種だったことが、よーーーっくわかりました。
谷さんが生まれ変わったか!と思ったのになあ……(しょんぼり)
ここのところ「谷さんにしては」佳作、が続いていた反動が、この一本に集中していたような気がします。
……大人しく、「心中・恋の大和路」でも演出しといてくれないかなあ……(溜息)
今回と同じ朝夏まなと主演で、ほぼ一年前に上演した生田大和さんのデビュー作「BUND/NEON 上海~深緋のコキュートス~」。
男役のメインキャストもほとんどそのままなのに、どうして今回、「BUND/NEON」を再演するという選択肢を選ばなかったんでしょうね、劇団は。あれも突っ込みどころ満載なネタ作品ではありましたが、とりあえずはキャストに力を出し切らせた佳作ではあったし、練り直して再演してくれたら、絶対観に行ったのに!!
(いや、再演しなくても観に行ってるから駄目なのか…?)
まぁくんは、今回みたいなアンティ・ヒーローよりも、「BUND/NEON」のときみたいな真っ白なヒーローの方が似合うんだな、と思いました。あの時の方が、「真中に立つ人の強さ」みたいなのを感じたんですよね。いかにも明るくて、真っ直ぐな好青年、って感じがして。
今回はアンティ・ヒーローのはずなのに、表通りしか歩いたことのない空気を感じてしまうんですよね。裏街道を往く者の歪みとか、凄みみたいなものが全然無くて。それって、こういう役には致命的なんじゃないかな、と(T T)。
スタイルが良いので衣装(ほとんど黒っぽいロングコート)はどれも良く似合っていて、大変に格好良かったんですけどね。なんか「それだけ」って感じになっちゃうのがなあ。新人公演のプルキルは良かったんだから、「黒い役」をやる才能が皆無なわけではないと思うんだけど……(まあ、あれはお手本が良かったんだけどね)。
実咲凛音ちゃんは、まだあまりにも経験が少なすぎて、自分一人で「1個の人間」を説得力をもって創り上げるだけの力が無いのは仕方ないと思うんですよね。まだ研2なんだから。だったら、そこをフォローするのは相手役と演出家の仕事だと思うんですよね……。
実際彼女は、学年の割に大人っぽいタイプだかられみちゃんの役も似合うだろうし、お手本のある「BUND/NEON]再演の方が、彼女の今後のためになったんじゃないかな、と思ったりしました。
いや、いずれは自分自身の力で「1個の人間」を創り上げられるようになっていただかなくてはいけないんですけどね……。
なんて色々書いちゃいましたが、歌は良かったです。オープニングで娘役さんたちの群舞にいきなりソロ歌で入ってきたとき、ちょっと感動しました。声が綺麗で情感のある良い歌でした。……お芝居も、歌と同じ情感を籠めてやってみるといいんじゃないかと思います。
だいもん(望海風斗)は、今回みたいなポジティブな可愛いタイプの役も、「BUND/NEON」みたいなどMな役もどちらも似合うんだなあ。ホントに感心しました。可愛いし巧いし、魅力的。ちょっと「BUND/NEON]で真瀬くんがやっていた役に似ていましたが、さすがでした。とっても良かったです。
(鳳)真由ちゃんは、前回も今回も儲け役だったなー。やっぱり芝居が巧い人は、作品にかかわらず光ることができるんですねぇ。
祐澄しゅん様は、役としては今回の方がおいしかったかな。歌が無かったのは残念でしたが。だいもんの「弟」という設定に受けてしまったのですが、ちゃんと「弟」に見えたのはさすがの演技力でした(^ ^)
真瀬はるかくんは、前回が良い役過ぎたので(生田さんありがとう!)、今回はあまり期待していなかったのですが……2幕で、まるっと一曲ゴスペルを歌いあげてくれました。ありがとう谷さん。役がどんな役でも構わないわ。あの一曲のために、青年館にもちゃんと行きます。
「BUND/NEON」に出ていなかったメンバーでは、最後に美味しいところをさらっていったネコちゃん(彩城レア)と、最初にストーリーを立ち上げたアーサー(煌雅あさひ)が目立っていました。特にアーサー、時代背景から街の状況から、らいろいろ説明する担当で台詞を覚えるの大変だっただろうなあ…なんて、どうでもいいところに反応してしまった(^ ^)。
ただ、台詞は多いんですが、ずっと怒鳴っている役なので、美声が堪能できなかったのが残念です。
そういえば、ネコちゃんとアーサー、稀有な歌い手が二人も揃っているのに歌の見せ場がなかったなー。残念。
天真みちるさんは、凛音ちゃんのフィアンセ役。とはいっても、二人の絡みは全く無いのですが。
ワンポイントの出番ながら強烈な印象を残してくれました。なかなかあそこまでやれる人はいませんよね。
真輝いづみさんと大河凛ちゃんは、役として目立つのは天真さんをいじめる(?)看守でしょうか。しどころのある役ではないけど。
アンサンブルでガツガツ踊っている時の方が二人とも格好良かったです(^ ^)。
羽立光来さんと愛羽ふぶきさんは、最初の場面でアーサーと一緒に出てくる警官役。
二人とも下級生なのに声が良いし、台詞も上手なんですね!羽立さんはこないだの新公で美声を披露してくれましたが、今回は、プロローグが終わってお芝居の一番最初に、アーサーと二人でユニゾンで歌ってくれました。とっても良かったです!
女性陣では、桜一花、華耀きらり、天宮菜生、芽吹幸奈、梅咲衣舞という花も実もある5人ががっちり芝居をまとめて、その周りで遼かぐら、白姫あかり、鞠花ゆめ、桜咲彩花あたりがキラキラしていて、花娘最強伝説は終わらないことを実感しました。全ツにもあんなにたくさん可愛い子がいて、何人か余ってる感じだったのに、どーしてバウにもこんなにたくさん居るんだ!?
昼間観たのが宙組だったので余計に、、、なんてことは言いませんが、とにかく、みんな可愛くて、しかも自分の役割をきっちりこなせる実力派ばかりで、本当にレベルが高いなあ、と思いました。
そして、そのハイレベルな花娘の真中でヒロインを演じるだけの輝きが、凛音ちゃんには『今は』まだ無いんだな、と。
……もちろん、凛音ちゃんがいずれその輝きを得ることは間違いないと思うんですよ。でも、あの作品で、演出が谷さんという逆境の中で、自力で輝けるほど彼女の自家発電力は強くない。それでもがんばっていたとは思うし、潜在的な能力は感じるんですけどね。
演出家の、あるいは作品的な後押しがあれば、もう少しなんとか……と思いました。
一花は心理カウンセラーの役。彼女のもつ理知的な雰囲気と、芯の強さと脆さの同居をうまく使った役だな、と思いました。あのくらいの学年になると、谷さんも良くわかってくれているんでしょうね。そういえば、谷さんって85期にはいつも良い役を書いてくれるような気がします。みっぽーはその中でも別格だったけど、シナちゃんを抜擢したのも谷さん(バッカスと呼ばれた男)だし。一花もいつも良い役のような気がするわ。
華耀きらりんは、鳳真由ちゃんのお母さま。今までヒロイン系の役か、でなければ個性的な役を与えられることが多くて、ああいう普通の「上流階級の奥方」って役は初めてなんじゃないかと思うのですが、穏やかで美しい、ごくごく平凡な女性を、実に自然に演じていました(はぁと)いつ見ても本当に可愛いなあ(うっとり)。
そして、一幕中盤のアンサンブル群舞で、金髪のウルフカットに黒いコートを翻してガツガツ踊る姿に惚れ直しました。カッコよすぎる!!
はるちゃんは、真由ちゃんの婚約者。とっても良い役だったんですけど、美人なのに衣装がことごとく似合ってなくて残念。あの衣装って谷さんのご指定なんでしょうか……。
元々コケティッシュな色気が売りの人なので、ああいう清純な乙女はちょっと残念感が漂うんですよねぇ。がんばれー。
くみちゃんは、だいもんの腹違いの妹。登場のシーンでえんえんとソロを歌うんですが、これがまた格好よくて、この場面のくみちゃんが一番好きです。
大人っぽい人なのであんまり「だいもんの妹」に見えないのが難といえば難、かな。
遼かぐらちゃんと白姫あかりさんも、くみちゃんの更に下の妹たち。いろいろ調べてきてくれる、この手のサスペンス物には不可欠な情報屋的存在なんですが、滑舌が良くて、芝居も自然で、巧いなーー!!普段は滅多に台詞とかない二人なので、なんだかすごく嬉しかったです。
あと、ヒッピーという設定なので、衣装がカラフルでとても可愛かった♪
衣舞ちゃんは、まぁくんの元婚約者。深紅のドレスが良く似合い、薄倖オーラが漂う衣舞ちゃんにぴったりの当たり役でした。
一花との並びがお似合いで、なんかいろいろ勘繰りたくなった(^ ^)。
鞠花ゆめちゃんは、一花の助手(?)の看護師。オバチャンから子役までこなす芝居上手で定評のある人ですが、今回もしっかり者の役をしっかりと演じていて、とても好感がもてました。
べーちゃん(桜咲彩花)は、菜那くららちゃんが演じるきらりんの幼い娘のお目付け役(?)。実に可愛らしくて、くるくる変わる表情がとても魅力的。そして、声の使い分けも見事でした。まだ研4なのに、良い味出してるなあ。ドレスも綺麗に着こなして、動きがいちいち可愛いのも良かった♪ああ、可愛いー!!
そんなところでしょうか。
……ネタばれはしてないよね…?
まあ、あの、その、ですね。
百聞は一見に如かず。ぜひとも皆さま、ご覧になって「びっくり!」してくださいなっ(^ ^)(逃亡っ)
.
あまりにぶっ飛んだ作品のうえ、終演後のご挨拶でしつこく「真犯人については内緒で……」と言われたので、何を書いたらいいのかわからない(T T)。
とりあえず。
ジプシー男爵は奇跡の一種だったことが、よーーーっくわかりました。
谷さんが生まれ変わったか!と思ったのになあ……(しょんぼり)
ここのところ「谷さんにしては」佳作、が続いていた反動が、この一本に集中していたような気がします。
……大人しく、「心中・恋の大和路」でも演出しといてくれないかなあ……(溜息)
今回と同じ朝夏まなと主演で、ほぼ一年前に上演した生田大和さんのデビュー作「BUND/NEON 上海~深緋のコキュートス~」。
男役のメインキャストもほとんどそのままなのに、どうして今回、「BUND/NEON」を再演するという選択肢を選ばなかったんでしょうね、劇団は。あれも突っ込みどころ満載なネタ作品ではありましたが、とりあえずはキャストに力を出し切らせた佳作ではあったし、練り直して再演してくれたら、絶対観に行ったのに!!
(いや、再演しなくても観に行ってるから駄目なのか…?)
まぁくんは、今回みたいなアンティ・ヒーローよりも、「BUND/NEON」のときみたいな真っ白なヒーローの方が似合うんだな、と思いました。あの時の方が、「真中に立つ人の強さ」みたいなのを感じたんですよね。いかにも明るくて、真っ直ぐな好青年、って感じがして。
今回はアンティ・ヒーローのはずなのに、表通りしか歩いたことのない空気を感じてしまうんですよね。裏街道を往く者の歪みとか、凄みみたいなものが全然無くて。それって、こういう役には致命的なんじゃないかな、と(T T)。
スタイルが良いので衣装(ほとんど黒っぽいロングコート)はどれも良く似合っていて、大変に格好良かったんですけどね。なんか「それだけ」って感じになっちゃうのがなあ。新人公演のプルキルは良かったんだから、「黒い役」をやる才能が皆無なわけではないと思うんだけど……(まあ、あれはお手本が良かったんだけどね)。
実咲凛音ちゃんは、まだあまりにも経験が少なすぎて、自分一人で「1個の人間」を説得力をもって創り上げるだけの力が無いのは仕方ないと思うんですよね。まだ研2なんだから。だったら、そこをフォローするのは相手役と演出家の仕事だと思うんですよね……。
実際彼女は、学年の割に大人っぽいタイプだかられみちゃんの役も似合うだろうし、お手本のある「BUND/NEON]再演の方が、彼女の今後のためになったんじゃないかな、と思ったりしました。
いや、いずれは自分自身の力で「1個の人間」を創り上げられるようになっていただかなくてはいけないんですけどね……。
なんて色々書いちゃいましたが、歌は良かったです。オープニングで娘役さんたちの群舞にいきなりソロ歌で入ってきたとき、ちょっと感動しました。声が綺麗で情感のある良い歌でした。……お芝居も、歌と同じ情感を籠めてやってみるといいんじゃないかと思います。
だいもん(望海風斗)は、今回みたいなポジティブな可愛いタイプの役も、「BUND/NEON」みたいなどMな役もどちらも似合うんだなあ。ホントに感心しました。可愛いし巧いし、魅力的。ちょっと「BUND/NEON]で真瀬くんがやっていた役に似ていましたが、さすがでした。とっても良かったです。
(鳳)真由ちゃんは、前回も今回も儲け役だったなー。やっぱり芝居が巧い人は、作品にかかわらず光ることができるんですねぇ。
祐澄しゅん様は、役としては今回の方がおいしかったかな。歌が無かったのは残念でしたが。だいもんの「弟」という設定に受けてしまったのですが、ちゃんと「弟」に見えたのはさすがの演技力でした(^ ^)
真瀬はるかくんは、前回が良い役過ぎたので(生田さんありがとう!)、今回はあまり期待していなかったのですが……2幕で、まるっと一曲ゴスペルを歌いあげてくれました。ありがとう谷さん。役がどんな役でも構わないわ。あの一曲のために、青年館にもちゃんと行きます。
「BUND/NEON」に出ていなかったメンバーでは、最後に美味しいところをさらっていったネコちゃん(彩城レア)と、最初にストーリーを立ち上げたアーサー(煌雅あさひ)が目立っていました。特にアーサー、時代背景から街の状況から、らいろいろ説明する担当で台詞を覚えるの大変だっただろうなあ…なんて、どうでもいいところに反応してしまった(^ ^)。
ただ、台詞は多いんですが、ずっと怒鳴っている役なので、美声が堪能できなかったのが残念です。
そういえば、ネコちゃんとアーサー、稀有な歌い手が二人も揃っているのに歌の見せ場がなかったなー。残念。
天真みちるさんは、凛音ちゃんのフィアンセ役。とはいっても、二人の絡みは全く無いのですが。
ワンポイントの出番ながら強烈な印象を残してくれました。なかなかあそこまでやれる人はいませんよね。
真輝いづみさんと大河凛ちゃんは、役として目立つのは天真さんをいじめる(?)看守でしょうか。しどころのある役ではないけど。
アンサンブルでガツガツ踊っている時の方が二人とも格好良かったです(^ ^)。
羽立光来さんと愛羽ふぶきさんは、最初の場面でアーサーと一緒に出てくる警官役。
二人とも下級生なのに声が良いし、台詞も上手なんですね!羽立さんはこないだの新公で美声を披露してくれましたが、今回は、プロローグが終わってお芝居の一番最初に、アーサーと二人でユニゾンで歌ってくれました。とっても良かったです!
女性陣では、桜一花、華耀きらり、天宮菜生、芽吹幸奈、梅咲衣舞という花も実もある5人ががっちり芝居をまとめて、その周りで遼かぐら、白姫あかり、鞠花ゆめ、桜咲彩花あたりがキラキラしていて、花娘最強伝説は終わらないことを実感しました。全ツにもあんなにたくさん可愛い子がいて、何人か余ってる感じだったのに、どーしてバウにもこんなにたくさん居るんだ!?
昼間観たのが宙組だったので余計に、、、なんてことは言いませんが、とにかく、みんな可愛くて、しかも自分の役割をきっちりこなせる実力派ばかりで、本当にレベルが高いなあ、と思いました。
そして、そのハイレベルな花娘の真中でヒロインを演じるだけの輝きが、凛音ちゃんには『今は』まだ無いんだな、と。
……もちろん、凛音ちゃんがいずれその輝きを得ることは間違いないと思うんですよ。でも、あの作品で、演出が谷さんという逆境の中で、自力で輝けるほど彼女の自家発電力は強くない。それでもがんばっていたとは思うし、潜在的な能力は感じるんですけどね。
演出家の、あるいは作品的な後押しがあれば、もう少しなんとか……と思いました。
一花は心理カウンセラーの役。彼女のもつ理知的な雰囲気と、芯の強さと脆さの同居をうまく使った役だな、と思いました。あのくらいの学年になると、谷さんも良くわかってくれているんでしょうね。そういえば、谷さんって85期にはいつも良い役を書いてくれるような気がします。みっぽーはその中でも別格だったけど、シナちゃんを抜擢したのも谷さん(バッカスと呼ばれた男)だし。一花もいつも良い役のような気がするわ。
華耀きらりんは、鳳真由ちゃんのお母さま。今までヒロイン系の役か、でなければ個性的な役を与えられることが多くて、ああいう普通の「上流階級の奥方」って役は初めてなんじゃないかと思うのですが、穏やかで美しい、ごくごく平凡な女性を、実に自然に演じていました(はぁと)いつ見ても本当に可愛いなあ(うっとり)。
そして、一幕中盤のアンサンブル群舞で、金髪のウルフカットに黒いコートを翻してガツガツ踊る姿に惚れ直しました。カッコよすぎる!!
はるちゃんは、真由ちゃんの婚約者。とっても良い役だったんですけど、美人なのに衣装がことごとく似合ってなくて残念。あの衣装って谷さんのご指定なんでしょうか……。
元々コケティッシュな色気が売りの人なので、ああいう清純な乙女はちょっと残念感が漂うんですよねぇ。がんばれー。
くみちゃんは、だいもんの腹違いの妹。登場のシーンでえんえんとソロを歌うんですが、これがまた格好よくて、この場面のくみちゃんが一番好きです。
大人っぽい人なのであんまり「だいもんの妹」に見えないのが難といえば難、かな。
遼かぐらちゃんと白姫あかりさんも、くみちゃんの更に下の妹たち。いろいろ調べてきてくれる、この手のサスペンス物には不可欠な情報屋的存在なんですが、滑舌が良くて、芝居も自然で、巧いなーー!!普段は滅多に台詞とかない二人なので、なんだかすごく嬉しかったです。
あと、ヒッピーという設定なので、衣装がカラフルでとても可愛かった♪
衣舞ちゃんは、まぁくんの元婚約者。深紅のドレスが良く似合い、薄倖オーラが漂う衣舞ちゃんにぴったりの当たり役でした。
一花との並びがお似合いで、なんかいろいろ勘繰りたくなった(^ ^)。
鞠花ゆめちゃんは、一花の助手(?)の看護師。オバチャンから子役までこなす芝居上手で定評のある人ですが、今回もしっかり者の役をしっかりと演じていて、とても好感がもてました。
べーちゃん(桜咲彩花)は、菜那くららちゃんが演じるきらりんの幼い娘のお目付け役(?)。実に可愛らしくて、くるくる変わる表情がとても魅力的。そして、声の使い分けも見事でした。まだ研4なのに、良い味出してるなあ。ドレスも綺麗に着こなして、動きがいちいち可愛いのも良かった♪ああ、可愛いー!!
そんなところでしょうか。
……ネタばれはしてないよね…?
まあ、あの、その、ですね。
百聞は一見に如かず。ぜひとも皆さま、ご覧になって「びっくり!」してくださいなっ(^ ^)(逃亡っ)
.
さいたま市文化センターにて、花組全国ツアー公演「メランコリック・ジゴロ/ラヴ・シンフォニー」を観劇いたしました。
いやー、楽しかった!(^ ^)
約3年前の2008年2月、中日劇場で上演された真飛さんプレお披露目の演目を、そのまま持って回る全国ツアー。
メインキャストではヒロインが桜乃彩音ちゃんから蘭乃はなちゃんに替り、男役はトップ~三番手まではそのままでそれ以外は総入れ替わり。
たしかにキャストが随分替ってはいるんですが、ダニエル、スタン、フォンダリまでは同じなのに、こんなに印象が違うとは(@ @)。
今回、この稿を書くにあたって、3年前の日記を読み直してみたのですが。
『スタンという役は、壮ちゃんが嵌るタイプの役ではありませんが』とか書いてるよ、あたし!!
いやーーーー、びっくりした!
私の中の壮ちゃんのイメージって、本当にプルキルの前後で150度くらい替ってるんですよねえ。今となっては、「壮一帆以外のスタンなんて考えられない」「スタンほど壮一帆が映える役はない」くらいに云いたい感じです。
単純に3年前の私に観る目がなかったのか、壮ちゃんが変ったのか……どっちなんでしょうかね(^ ^;。
そして。
壮ちゃんに関しては、そんなことを書いたことさえキレイサッパリ忘れていた私が、舞台を観ながらしみじみと思ったこと。
……3年前の、トップになりたてのまとぶんは、本当にいっぱいいっぱいだったんだなあ……。
いやー、今回観ていて、今のダニエルと3年前のまとぶんがダブって見えて……
なんだかすごく、懐かしかったです。
いっぱいいっぱいなまとぶん、可愛かったなあ(^ ^)。
蘭ちゃんは、とにかく可愛かった!
キュートでけなげで一途で、本当に可愛らしい。
ヒロインの言葉遣いとしてはちょっと乱暴気味な正塚作品の台詞回しに、若干のとまどいがあったような気がしますが、とにかく可愛らしくて、もうこの作品(役)はそれだけで良いんだな、と思いました。
作品の中で要求されていることに的確に応えていて、とても良かったです。
フォンダリのみわっち(愛音羽麗)は、相変わらず素敵でした。
いやー、色っぽいわダンディだわ格好良いわ………(*^ ^*)。
そして、カティアの(天咲)千華ちゃんが可愛かった!
二十数年もフォンダリを待っていたとは思えない若々しさだったのはいいとして(^ ^)、しっかりとした実業家としてホテル(?)を切り盛りする手腕と、フォンダリの前でしっとりと嫋かに揺れている姿の両立が、素晴らしかった。
みわっちの腕の中で幸せそうに微笑む笑顔が、とても良かった……と思います。
バロットのみつる(華形ひかる)は、、、中日でのまっつ(未涼亜希)の弾けっぷりに比べると、もう一弾けしてほしかったかな(^ ^;
まあ、まっつの場合は「あのまっつが!!」という衝撃があったけど、みつるの場合は、もっと凄い役をいろいろと(ヤスとかヤスとかやっさんとか)やっているので、そこは割り引くべきかも。
ルシルのさあやは、そりゃあもう佳いオンナでしたとも!!アシンメトリーに右側だけ降ろしたしどけない髪型、紅い、ぴったりとボディラインに沿った服。表情の的確さも間の良さもいつもどおりで、みつるのことを莫迦にしきった(?)態度も、その尊大な表情と共に、とてもよく似合っていました。
声はいつもよりちょっとカン高く、耳障りな感じにカツカツ喋っていたのも良かったなあ。美人でキツくて口が悪くて、でもバロットみたいな鈍いタイプには、このくらいストレートなタイプじゃないと無理だろうな、みたいな説得力。
まっつと一花のコンビとは全く違う、これはこれでアリだな、と納得させる関係性が面白かったです。
マチウのめおちゃん(真野すがた)は、、、、面白すぎて目が離せませんでした。
めおちゃんのオールバックって……初めてじゃないよね?ショーとかでやったことありますよね?なんであんなに違和感があったのかしら(^ ^;ゞ オールバックと眼鏡の組み合わせだから??
わからない。わからないんだけど、どうにもこうにも目が離せませんでした(*^ ^*)。
マチウの情けなさやいい加減さ、みたいなところも、すごく面白かったです。
マチウの奥さんは花蝶しほちゃん。中ごろのパーティーの場面でちらっと出てくるだけの人ですが、なかなかにしっとりと美しく、そして、コメディエンヌぶりもなかなかでした(^ ^)。
スタンの恋人(?)ティーナは、華月由舞ちゃん。
中日では野々すみ花ちゃんが演じていた役ですが、これまた全くイメージが違っていてびっくり!!
あらためて、すみ花ちゃんの芝居はぶっ飛んでいたんだな、と思いました。良い悪いとは別に、由舞ちゃんのティーナは、普通の女の子だったから。
すみ花ちゃんに限らず、中日版は全体的にもっと一人ひとりのキャラクターがデフォルメされ、良くも悪くも類型化されていたのかな、と思いました。
ダニエルは「良い人」で、スタンは「悪い奴だけど憎めない」で、フェリシアは「可憐」で……みたいな感じ。
今回は、ダニエルも「悪い」ところをちゃんと出していたし、スタンの「優しい」ところも、フェリシアの「寂しい」ところもちゃんと描かれていたので、一人ひとりの葛藤がよく見えて、物語が厚くなっていたんだと思います。
そういう意味でも、ティーナというのは、無責任で自分勝手なスタンの、ちいさな「優しさ」を見せるための役である、という点が重要なのかもしれないな、と。
少なくとも、スタンが優しい男に見えたのは、ティーナが違うからだ、というのは絶対あったと思います。
いや、壮ちゃんのスタンが丸くなっちゃったみたいで残念!!という気持ちも、若干あるんですけどね(^ ^;;;
最初にダニエルに振られる(?)『金持ちの田舎娘』アネットは、月野姫花ちゃん。いやはや、本当に可愛かったです。ああいう役は類型的なものなので、アニメ声もあまり気にならなかったし、良かったかも。
もうちょっと音響の良い劇場だったら普通に可愛かったと思います。今回は(たぶん、劇場の問題で)非常に音が悪かったので、だいぶ損をしていたような。
レジーナの花野じゅりあちゃんは、いつも演っているような役をいつもどおりに達者にこなしていました。似合うわー!!
レジーナの新しい恋人・ユベールは、夕霧らい。嵌り役過ぎてなんともコメントのしようがありません。
フォンダリを追う刑事二人(夏美よう、月央和沙)は、特に可もなく不可もなく。中日でみつるがやっていた靴下がどうこういうアドリブは無くなって、普通にサラッと流されていました。
何かというと、メインキャストの脇や後ろを通りすがりながら会話をする酔っ払い(冴月瑠那)と、その彼女(仙名彩世)。ルナちゃんの声が好きなので、台詞があるだけで嬉しい(^ ^)。っていうか、酔っ払いの芝居は前にも何かで観たような……。
ショーは盛り上がりました♪
個人的には、中詰め前のカジノ(?)の場面が好きです。紫のリボンダルマの蘭ちゃんが、ものすごく可愛くて、終始見惚れてました。
月組の「ラプソディック・ムーン」ではまりもちゃん(蒼乃夕妃)が白のリボンダルマを披露してくれましたが、骨盤のしっかりした、大人の女らしいスタイルのまりもちゃんと、ほっそりと華奢な蘭ちゃん、この二人が月組で並ぶことがなかったことだけが残念です。
とにかく楽しかったの一言です。
……ルナちゃんとあきらくん(瀬戸かずや)が、ロケットボーイで脚を出してくれなかったのは心残りですが……また次回の全ツに期待。
さいたま市文化センターは、JR南浦和駅からてくてく歩いたところ。
思ったより駅から遠かったのと、音響設備が悪すぎて、役者の声もぜんぶシャーシャーという雑音まじりだったのが非常に残念でした。
ロビーは広いし、座席も良かったんだけどなー、本当に残念(; ;)
.
いやー、楽しかった!(^ ^)
約3年前の2008年2月、中日劇場で上演された真飛さんプレお披露目の演目を、そのまま持って回る全国ツアー。
メインキャストではヒロインが桜乃彩音ちゃんから蘭乃はなちゃんに替り、男役はトップ~三番手まではそのままでそれ以外は総入れ替わり。
たしかにキャストが随分替ってはいるんですが、ダニエル、スタン、フォンダリまでは同じなのに、こんなに印象が違うとは(@ @)。
今回、この稿を書くにあたって、3年前の日記を読み直してみたのですが。
『スタンという役は、壮ちゃんが嵌るタイプの役ではありませんが』とか書いてるよ、あたし!!
いやーーーー、びっくりした!
私の中の壮ちゃんのイメージって、本当にプルキルの前後で150度くらい替ってるんですよねえ。今となっては、「壮一帆以外のスタンなんて考えられない」「スタンほど壮一帆が映える役はない」くらいに云いたい感じです。
単純に3年前の私に観る目がなかったのか、壮ちゃんが変ったのか……どっちなんでしょうかね(^ ^;。
そして。
壮ちゃんに関しては、そんなことを書いたことさえキレイサッパリ忘れていた私が、舞台を観ながらしみじみと思ったこと。
……3年前の、トップになりたてのまとぶんは、本当にいっぱいいっぱいだったんだなあ……。
いやー、今回観ていて、今のダニエルと3年前のまとぶんがダブって見えて……
なんだかすごく、懐かしかったです。
いっぱいいっぱいなまとぶん、可愛かったなあ(^ ^)。
蘭ちゃんは、とにかく可愛かった!
キュートでけなげで一途で、本当に可愛らしい。
ヒロインの言葉遣いとしてはちょっと乱暴気味な正塚作品の台詞回しに、若干のとまどいがあったような気がしますが、とにかく可愛らしくて、もうこの作品(役)はそれだけで良いんだな、と思いました。
作品の中で要求されていることに的確に応えていて、とても良かったです。
フォンダリのみわっち(愛音羽麗)は、相変わらず素敵でした。
いやー、色っぽいわダンディだわ格好良いわ………(*^ ^*)。
そして、カティアの(天咲)千華ちゃんが可愛かった!
二十数年もフォンダリを待っていたとは思えない若々しさだったのはいいとして(^ ^)、しっかりとした実業家としてホテル(?)を切り盛りする手腕と、フォンダリの前でしっとりと嫋かに揺れている姿の両立が、素晴らしかった。
みわっちの腕の中で幸せそうに微笑む笑顔が、とても良かった……と思います。
バロットのみつる(華形ひかる)は、、、中日でのまっつ(未涼亜希)の弾けっぷりに比べると、もう一弾けしてほしかったかな(^ ^;
まあ、まっつの場合は「あのまっつが!!」という衝撃があったけど、みつるの場合は、もっと凄い役をいろいろと(ヤスとかヤスとかやっさんとか)やっているので、そこは割り引くべきかも。
ルシルのさあやは、そりゃあもう佳いオンナでしたとも!!アシンメトリーに右側だけ降ろしたしどけない髪型、紅い、ぴったりとボディラインに沿った服。表情の的確さも間の良さもいつもどおりで、みつるのことを莫迦にしきった(?)態度も、その尊大な表情と共に、とてもよく似合っていました。
声はいつもよりちょっとカン高く、耳障りな感じにカツカツ喋っていたのも良かったなあ。美人でキツくて口が悪くて、でもバロットみたいな鈍いタイプには、このくらいストレートなタイプじゃないと無理だろうな、みたいな説得力。
まっつと一花のコンビとは全く違う、これはこれでアリだな、と納得させる関係性が面白かったです。
マチウのめおちゃん(真野すがた)は、、、、面白すぎて目が離せませんでした。
めおちゃんのオールバックって……初めてじゃないよね?ショーとかでやったことありますよね?なんであんなに違和感があったのかしら(^ ^;ゞ オールバックと眼鏡の組み合わせだから??
わからない。わからないんだけど、どうにもこうにも目が離せませんでした(*^ ^*)。
マチウの情けなさやいい加減さ、みたいなところも、すごく面白かったです。
マチウの奥さんは花蝶しほちゃん。中ごろのパーティーの場面でちらっと出てくるだけの人ですが、なかなかにしっとりと美しく、そして、コメディエンヌぶりもなかなかでした(^ ^)。
スタンの恋人(?)ティーナは、華月由舞ちゃん。
中日では野々すみ花ちゃんが演じていた役ですが、これまた全くイメージが違っていてびっくり!!
あらためて、すみ花ちゃんの芝居はぶっ飛んでいたんだな、と思いました。良い悪いとは別に、由舞ちゃんのティーナは、普通の女の子だったから。
すみ花ちゃんに限らず、中日版は全体的にもっと一人ひとりのキャラクターがデフォルメされ、良くも悪くも類型化されていたのかな、と思いました。
ダニエルは「良い人」で、スタンは「悪い奴だけど憎めない」で、フェリシアは「可憐」で……みたいな感じ。
今回は、ダニエルも「悪い」ところをちゃんと出していたし、スタンの「優しい」ところも、フェリシアの「寂しい」ところもちゃんと描かれていたので、一人ひとりの葛藤がよく見えて、物語が厚くなっていたんだと思います。
そういう意味でも、ティーナというのは、無責任で自分勝手なスタンの、ちいさな「優しさ」を見せるための役である、という点が重要なのかもしれないな、と。
少なくとも、スタンが優しい男に見えたのは、ティーナが違うからだ、というのは絶対あったと思います。
いや、壮ちゃんのスタンが丸くなっちゃったみたいで残念!!という気持ちも、若干あるんですけどね(^ ^;;;
最初にダニエルに振られる(?)『金持ちの田舎娘』アネットは、月野姫花ちゃん。いやはや、本当に可愛かったです。ああいう役は類型的なものなので、アニメ声もあまり気にならなかったし、良かったかも。
もうちょっと音響の良い劇場だったら普通に可愛かったと思います。今回は(たぶん、劇場の問題で)非常に音が悪かったので、だいぶ損をしていたような。
レジーナの花野じゅりあちゃんは、いつも演っているような役をいつもどおりに達者にこなしていました。似合うわー!!
レジーナの新しい恋人・ユベールは、夕霧らい。嵌り役過ぎてなんともコメントのしようがありません。
フォンダリを追う刑事二人(夏美よう、月央和沙)は、特に可もなく不可もなく。中日でみつるがやっていた靴下がどうこういうアドリブは無くなって、普通にサラッと流されていました。
何かというと、メインキャストの脇や後ろを通りすがりながら会話をする酔っ払い(冴月瑠那)と、その彼女(仙名彩世)。ルナちゃんの声が好きなので、台詞があるだけで嬉しい(^ ^)。っていうか、酔っ払いの芝居は前にも何かで観たような……。
ショーは盛り上がりました♪
個人的には、中詰め前のカジノ(?)の場面が好きです。紫のリボンダルマの蘭ちゃんが、ものすごく可愛くて、終始見惚れてました。
月組の「ラプソディック・ムーン」ではまりもちゃん(蒼乃夕妃)が白のリボンダルマを披露してくれましたが、骨盤のしっかりした、大人の女らしいスタイルのまりもちゃんと、ほっそりと華奢な蘭ちゃん、この二人が月組で並ぶことがなかったことだけが残念です。
とにかく楽しかったの一言です。
……ルナちゃんとあきらくん(瀬戸かずや)が、ロケットボーイで脚を出してくれなかったのは心残りですが……また次回の全ツに期待。
さいたま市文化センターは、JR南浦和駅からてくてく歩いたところ。
思ったより駅から遠かったのと、音響設備が悪すぎて、役者の声もぜんぶシャーシャーという雑音まじりだったのが非常に残念でした。
ロビーは広いし、座席も良かったんだけどなー、本当に残念(; ;)
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花組トップスター、真飛聖さんの、次回公演でのご卒業が発表されました。
ほぼ大方の予想通り……のような気がしますが、正式に発表されると感慨深いです。
祐飛さんの組替えを温かく迎えて、丸一年、大劇場二作と全国ツアーを一緒に回った真飛さんには、今でも本当に感謝しています。
上級生から下級生まで人材豊富な花組で、彩音ちゃん、蘭ちゃんと二人の相手役と組んで……いいトップ生活だったのではないでしょうか。
私にとって、真飛さんの最大の当たり役は、「雨に唄えば」のリナ。
卒業されて、女優としてまた「雨に唄えば」に挑戦する日が来たら嬉しいな、と思っていたりします。麻子さんのシシィが実現したように、リナも是非♪
男役としての当たり役は、、、うーん、稔幸さんのオスカル編のときでしたっけ、アランを演じていたのは。あのアランが格好よくてとても好きだったんですよね。……まさか、トップになってからホラー編で主演するとは思いもよりませんでしたが。
やっぱり、「花のいそぎ」の小野篁と、「相棒」かなあ、真飛さんの「好きな役」といえば。祐飛さんと一緒にやったトマスも、タムドクも、エリオも、それぞれに魅力的だったんですけどね(^ ^)。
台詞の語尾が早口になりがち、というか、うーんなんていうんだろう……ちょっと独特の癖がある方なので、「相棒」レベルの口調まで創りこんだ役を大劇場作品でも観てみたかったような気がします。せっかくラストの作品が鈴木圭さんなんだから、いっそのことゲーム系の作品とかでも良かったのかも(^ ^)。
まあ、ストーリーを読んだ感じではなかなか面白そうだし、藤井さんのショーはここ数年ねこ的に外れがないので、今からチケットのことを心配しつつ、、、しっかりと見送りたいと思っています。
……来年の5月からは、トップ就任順で並んだときに祐飛さんが二番目になるんだなあ(遠い目)。
もちろん短い期間なんでしょうけれども、それでも!そんな日がこようとは、思いもしなかったからなぁ………(しみじみ)。
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ほぼ大方の予想通り……のような気がしますが、正式に発表されると感慨深いです。
祐飛さんの組替えを温かく迎えて、丸一年、大劇場二作と全国ツアーを一緒に回った真飛さんには、今でも本当に感謝しています。
上級生から下級生まで人材豊富な花組で、彩音ちゃん、蘭ちゃんと二人の相手役と組んで……いいトップ生活だったのではないでしょうか。
私にとって、真飛さんの最大の当たり役は、「雨に唄えば」のリナ。
卒業されて、女優としてまた「雨に唄えば」に挑戦する日が来たら嬉しいな、と思っていたりします。麻子さんのシシィが実現したように、リナも是非♪
男役としての当たり役は、、、うーん、稔幸さんのオスカル編のときでしたっけ、アランを演じていたのは。あのアランが格好よくてとても好きだったんですよね。……まさか、トップになってからホラー編で主演するとは思いもよりませんでしたが。
やっぱり、「花のいそぎ」の小野篁と、「相棒」かなあ、真飛さんの「好きな役」といえば。祐飛さんと一緒にやったトマスも、タムドクも、エリオも、それぞれに魅力的だったんですけどね(^ ^)。
台詞の語尾が早口になりがち、というか、うーんなんていうんだろう……ちょっと独特の癖がある方なので、「相棒」レベルの口調まで創りこんだ役を大劇場作品でも観てみたかったような気がします。せっかくラストの作品が鈴木圭さんなんだから、いっそのことゲーム系の作品とかでも良かったのかも(^ ^)。
まあ、ストーリーを読んだ感じではなかなか面白そうだし、藤井さんのショーはここ数年ねこ的に外れがないので、今からチケットのことを心配しつつ、、、しっかりと見送りたいと思っています。
……来年の5月からは、トップ就任順で並んだときに祐飛さんが二番目になるんだなあ(遠い目)。
もちろん短い期間なんでしょうけれども、それでも!そんな日がこようとは、思いもしなかったからなぁ………(しみじみ)。
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千秋楽おめでとうございます
2010年10月17日 宝塚(花)花組&花組ファンのみなさま、東宝劇場公演千秋楽おめでとうございます!
絵莉さん、花峰さん、ご卒業おめでとうございます。
昨日から絵莉さんが無事エトワールに復帰されたと伺い、ホッとしました。千秋楽に間にあって、本当に良かった!!
長いことお疲れさまでした!
花峰さんも、最後までキラキラした笑顔だったのでしょうね(T T)。
お二人とも、これからの人生が、しあわせなものになりますように!!
そして、今日を最後に「雪組の未涼亜季」になる、まっつ。
雪組でのご活躍を、お祈りしています。
というか、お茶会での発言もずいぶん前向きだったみたいだし、そんなに悲愴感をもたなくてもいいのかな(^ ^)。「これからのまっつ」に、期待しています。
まずは、「ロミオとジュリエット」の配役発表が楽しみだわ♪
今年に入って東宝公演の休日の開演時間が変りましたが……
低血圧で朝に弱い私には概ね歓迎!な変更だったのですが、一つだけ、問題があることがわかりました。
東宝→青年館、のハシゴが間に合わない(T T)。
復帰された絵莉さんのエトワールを最後に聴きたいなーと思ったのですが、15時の日本青年館「オネーギン」を観る予定が入っていたので、諦めました。
11時半開演だと、終演が14時半を過ぎるから、15時の青年館は無理なんですよね……しょんぼり。
その、「オネーギン」。
作品としてはよくできた作品で、なかなか面白かったです。
ドレスは豪華だし、セットもきれいだし、若手も活躍していたし。
植田景子さんらしい拘りのある舞台面と、骨格のしっかりした重厚な物語。原作には出てこない革命家たちの場面が多くて、オネーギン(轟悠)とターニャ(舞羽美海)の恋愛譚の部分が弱くなっていたような気がしますが、本来の展開だけだと二幕は持たないので仕方ないのかな。
ラストの詰めの甘さがちょっと気になりましたが、71期の轟さんの両脇に85期ひろみちゃん(彩那音)と86期のきたろう(緒月遠麻)、相手役は93期のミミちゃんという凄まじい布陣にも関わらず、さすがに景子さんのバウ作品に外れは無いな、と思いました。
上級生女役陣も若手男役陣もなかなか良くて、楽しかったです。
ただ、中堅の男役陣と若手娘役さんたちはちょっと割を食ったかな(^ ^;。
作品について詳しい感想は、また後日書きます。
とりあえず、ぜひとも続演してほしい!ということで(^ ^)希望配役を書いておきます。
壮ちゃん主演で、ぜひ観てみたい!!
オネーギン(轟悠) 壮一帆
ターニャ(舞羽美海)天咲千華
レンスキー(彩那音)真野すがた
アレク(緒月遠麻) 華形ひかる
ニーナ(涼花リサ) 初姫さあや
オリガ(透水さらさ)月野姫花
少年オネーギン(彩凪翔)鳳真由
一樹さんと美穂さんはそのままでお願いします♪
革命家たちは、まあくん、アーサー、あきらくんあたりの長身で揃えていただければ(^ ^)。
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絵莉さん、花峰さん、ご卒業おめでとうございます。
昨日から絵莉さんが無事エトワールに復帰されたと伺い、ホッとしました。千秋楽に間にあって、本当に良かった!!
長いことお疲れさまでした!
花峰さんも、最後までキラキラした笑顔だったのでしょうね(T T)。
お二人とも、これからの人生が、しあわせなものになりますように!!
そして、今日を最後に「雪組の未涼亜季」になる、まっつ。
雪組でのご活躍を、お祈りしています。
というか、お茶会での発言もずいぶん前向きだったみたいだし、そんなに悲愴感をもたなくてもいいのかな(^ ^)。「これからのまっつ」に、期待しています。
まずは、「ロミオとジュリエット」の配役発表が楽しみだわ♪
今年に入って東宝公演の休日の開演時間が変りましたが……
低血圧で朝に弱い私には概ね歓迎!な変更だったのですが、一つだけ、問題があることがわかりました。
東宝→青年館、のハシゴが間に合わない(T T)。
復帰された絵莉さんのエトワールを最後に聴きたいなーと思ったのですが、15時の日本青年館「オネーギン」を観る予定が入っていたので、諦めました。
11時半開演だと、終演が14時半を過ぎるから、15時の青年館は無理なんですよね……しょんぼり。
その、「オネーギン」。
作品としてはよくできた作品で、なかなか面白かったです。
ドレスは豪華だし、セットもきれいだし、若手も活躍していたし。
植田景子さんらしい拘りのある舞台面と、骨格のしっかりした重厚な物語。原作には出てこない革命家たちの場面が多くて、オネーギン(轟悠)とターニャ(舞羽美海)の恋愛譚の部分が弱くなっていたような気がしますが、本来の展開だけだと二幕は持たないので仕方ないのかな。
ラストの詰めの甘さがちょっと気になりましたが、71期の轟さんの両脇に85期ひろみちゃん(彩那音)と86期のきたろう(緒月遠麻)、相手役は93期のミミちゃんという凄まじい布陣にも関わらず、さすがに景子さんのバウ作品に外れは無いな、と思いました。
上級生女役陣も若手男役陣もなかなか良くて、楽しかったです。
ただ、中堅の男役陣と若手娘役さんたちはちょっと割を食ったかな(^ ^;。
作品について詳しい感想は、また後日書きます。
とりあえず、ぜひとも続演してほしい!ということで(^ ^)希望配役を書いておきます。
壮ちゃん主演で、ぜひ観てみたい!!
オネーギン(轟悠) 壮一帆
ターニャ(舞羽美海)天咲千華
レンスキー(彩那音)真野すがた
アレク(緒月遠麻) 華形ひかる
ニーナ(涼花リサ) 初姫さあや
オリガ(透水さらさ)月野姫花
少年オネーギン(彩凪翔)鳳真由
一樹さんと美穂さんはそのままでお願いします♪
革命家たちは、まあくん、アーサー、あきらくんあたりの長身で揃えていただければ(^ ^)。
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若人たちのサブリナ【5】
2010年10月13日 宝塚(花)花組新人公演「麗しのサブリナ」。まだ書けていない人がたくさんいらっしゃるのですが、まとめて書かせていただきます。
まずは、ララビー家の使用人たちについて。
■フェアチャイルド(夏美よう)の天真みちる
いやー、タソのサブリナパパ、良かったです!(はぁと)
落ち着きと温かみのある大人の男で、「やもめの寂しさ」をベースに、「娘への溺愛」をスパイスにして仕上げた感じでした。
ちょっと丸いけど(^ ^;ゞ、いい男っぷりでしたわ。
フェアチャイルドはめっちゃ良い役なのですが、いつもヤリスギなタソが、この役は過不足なく、ギリギリで「ダンディ」に留まって演じてくれたのが嬉しかったです。髭もよく似合うし(童顔の丸顔が少しは誤魔化せる)、ホント、将来が楽しみな人材ですね♪
■マーガレット(初姫さあや)の梅咲衣舞と、ジェニー(華耀きらり)の遼かぐら
“可愛いおばあちゃん”なさあやと、“可愛いおばちゃん”なきらりん。美女ぞろいの花組の中でも上位に入る美しい二人が気合をいれて創り上げた『可愛らしさ』に、衣舞ちゃんとかぐらちゃんがどこまで迫れるか!?と興味津々だったのですが、、、
可愛かった!!
衣舞ちゃんのどことなく薄倖そうな雰囲気は、マーガレットとは全然相容れないかと思っていたのですが、実際に観てみると全然違和感なかったです。意外や意外、マーガレットは涙もろい薄倖キャラだった(^ ^)。パリから戻ってきたサブリナと再会して泣いちゃうところとか、めっちゃ可愛かったです。
かぐらちゃんもよく似合ってて本当に可愛い!彼女は私がお気に入りに入れて以来、大概の場合は「男前」ラインのこちら側(格好良い側)に居たので、少女のように可愛らしいおばちゃんジェニーを観て、なんだか不思議な気分ではありましたが、ほんとーにほんとーに可愛かったです。
それにしても、今回の新公は妙に私の“好みのタイプ”の下級生が、私の“好みのタイプ”の上級生が演じてる役に入っているような気がして、不思議です。私が配役決めたんだっけ?という気がしてくるような(^ ^;;;
■エドガー(紫峰七海)の夏城らんか
最初に配役を見たとき、「らんかちゃん、ふみかの役かー。あの濃ゆ~い感じを出すのは苦労しそうだけど、大丈夫なあ」な~んて思ったのですが。
このエドガー(執事)さんは思いのほかシンプルな役で、穏やかかで控えめな佇まいが魅力のひとだし、らんかちゃんにぴったりだったと思います。
派手さはないけど、グループ芝居の真ん中でまとめる90期三人衆の一人として、ちゃんと存在感がありました♪
■フリッツ(祐澄しゅん)の真輝いづみと、ビリー(鳳真由)の神房佳希
はにかんだ笑顔が可愛らしいのに、意外とおにいさんなフリッツ、可愛い弟タイプなビリー。濃~いメンバーがそろった使用人ズの中では、爽やかな風をまとったように見えるお二人ですが、新公では、他のメンバーがそこまで濃くなかったせいか、ちょっと個性を出すのに苦労されていたような気がしました。
ああいう爽やかさって、案外と難しいものなのかもしれません。
■アーネスト(真瀬はるか)の航琉ひびきと、アンソニー(天真みちる)の鳳龍アヤ
92期ゴールデンコンビの役を与えられたのは、93期のお二人。歌も芝居も特に問題無く、よくがんばっていたと思います。ただ、本役のお二人はまるで泳ぐのを止めてたら死んでしまう魚のように、とにかく一瞬も休まずに小芝居をしつづけていましたが、新公のお二人はもう少しおっとりとしていたような。
とりあえず、この兄弟にかぎらず、使用人ズはみなさん新公のほうがおっとりしていたような気がします(^ ^)。本役さんたち、みんなやり過ぎだからっ!!(使用人ズがやり過ぎてくれるからこそ、リピートのし甲斐があるんですけどね/笑)
■若き二枚目軍団(華形ひかる→大河凛、真野すがた→冴華りおな、朝夏まなと→水美舞斗、望海風斗→柚香光)
若き二枚目軍団、という位置づけですが、みなさん爽やかで素敵でした♪
しかし、それ以上コメントのしようがない……おかしいなあ。ちゃんと観ていたつもりだったのですが(^ ^;ゞ
■可愛子ちゃんたち(天宮菜生→瞳ゆゆ、華月由舞→花蝶しほ、月野姫花→初花美咲、実咲凜音→桜咲彩花)
有無を言わせぬ可愛らしさ。
4人とも相手役より上級生だったり、意外に大柄だったり、いろいろと苦労があったのではないかと思うのですが、4人とも本当に本当に本当に可愛かったです(デレデレ)。
花娘は可愛い子ぞろい、というのは観るたびに実感するのですが、新公になってもレベルが変らないところは、さすが花組、と思います。この4人は、その中でも特別に可愛い!という4人であってほしいのですが、4人ともちゃんと勤めを果たしていたのがとても嬉しい。
個人的に、初花美咲ちゃんの美貌は猫の好みのど真ん中なので、自慢の可愛子ちゃんが本当に可愛くてとっても幸せでした。ただ、彼女はこの時代の衣装なら可愛いけど、ショーなどで肌を出す衣装を着ると若干ゴツく見えることがあるので、全体にもう少し絞ってくれるといいんだけどなあ、、、、、花組は男役も華奢な人が多いんだもん。本公演のクラブ・プルチネラみたいに、真瀬くんと組んでくれてると安心なんだけど(*^ ^*)
最上級生のゆゆちゃんは、そんなふうにはとても見えない可憐さで、ショートの鬘がとてもよく似合って、すっごくキュート。本当に可愛いですよね。ただ、「銀ちゃんの恋」とか見ていても芝居のできる人なんですが、新公ではあんまりその芝居力を生かす役が回ってこなくてちょっと残念。
花蝶しほちゃんは、あのコケティッシュな色っぽさがたまりません。かーわーいーいー。
桜咲彩花ちゃんは、どうにも去年のスカイフェアリーズでの真瀬くんとのコンビっぷりが目に焼き付いていて(^ ^)、他の男役さんと並んでいると違和感があるというか(汗)、、、そんなこともありますが、おひさまのような笑顔は健在で、とにかく目を離せない魅力的な可愛らしさでした。
93期かあ、がんばってほしいなあ(*^ ^*)。
それにしても。
……男役は4人で一行、なのに娘役はこんなに長い私って、どうなんだろう……。
いや、ほら、男役さんはファンの方が詳しく書いていらっしゃるから、私は娘役を中心にだね、、、、(いいわけ)
■フォンテネル男爵(眉月凰)の銀華水
王子の男爵っぷりがとっても素敵だったので、銀華さんにもすごく期待していたのですが……うーん、意外に難しい役だったのでしょうか。出番とかが削られたわけではないと思うので(たぶん)、印象が弱かったのは、やっぱり「貴族」っていうファクターが弱かったからなのかなあ。
サブリナを別世界に案内してくれる魔法使いでなくてはならないのに、普通のおじいちゃん役に見えてしまったんですよね。「変身」シーンがあるわけではないのにちゃんと魔法使いに見えたのは、王子が巧かったんだろうな……。
銀華さんが十分に芝居上手なのは知っているのですが、、、「貴族」っていうのは、普通の小芝居とは違う「ナニカ」を必要とする存在なのかもしれません。
男爵以外のクッキングスクールメンバーは、正直、あまり判別がついていないので、わかった方のみ書かせていただきます。
ここに取り上げていない方でも、みんなちゃんと喋れていたし、それぞれに個性を出してがんばっていたと思います(はぁと)
■ギュンター(夕霧らい)の輝良まさと
輝良くんがこんなに喋って、お芝居している姿を観たのは……はじめてとは言いませんけど、結構珍しいような気が…?
滑舌も、細かい身振り手振りも、よくがんばってました~!うん、場面をひっぱる人の一人なので苦労もあったと思いますが、良かったと思います♪
■アンリ(月央和沙)の花峰千春
この公演で卒業する花峰さん。……なんだか、私が知っている人とは別人のように丸っとしていたような気がするのですが、前からあんな感じでしたっけ?
よっちも可愛いけど、花峰さんもかわいいなあ、、と思いました。最後の新公、お疲れ様でした!あと4日、がんばってくださいね!!
■ジョルジュ(瀬戸かずや)の日高大地
日高くん、巧くなったなあ(感涙)
ちゃんと喋ってる!!(←失礼な)(すみません)
いやー、「愛と死のアラビア」から二年。さすが、若い人は成長が早いですね。
あきらくんの、何とも言えず可愛らしいゲイキャラとはだいぶ違いましたが、日高くんもなかなか可愛かったです♪
こんなところ……でしょうか。
とにかく花組の娘役さんは皆さん本当に可愛くて、一人か二人持って帰りたくなりました。……家に帰ったらあの笑顔が待っていたら、幸せになれるような気が(*^ ^*)
それにしても。
最後のご挨拶で一列に並んだときの、研1と研2以上の立ち姿のレベルの違いにはびっくり(@ @)しました。
研2以上は全員例外なく可愛いのに、研1さんは化粧も立ち姿も衣装の着こなしもまだまだすぎて、驚くしかない。
最初の一年でこれだけの差がつくんですねぇ……。
これからの一年。研1さんは、ぜひとも精進して「今の」先輩に追いつけるようがんばってね。
もちろん、上級生は今に満足することなく、ずっと先に進んでいてくれると思いますので、実際に追いつくことはできないと思いますけれども☆
90期のみなさま、新公ご卒業、おめでとうございます。
今回も素晴らしい新人公演でした♪
千秋楽まであと4日間。体調を整えて、千秋楽までがんばってください!
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まずは、ララビー家の使用人たちについて。
■フェアチャイルド(夏美よう)の天真みちる
いやー、タソのサブリナパパ、良かったです!(はぁと)
落ち着きと温かみのある大人の男で、「やもめの寂しさ」をベースに、「娘への溺愛」をスパイスにして仕上げた感じでした。
ちょっと丸いけど(^ ^;ゞ、いい男っぷりでしたわ。
フェアチャイルドはめっちゃ良い役なのですが、いつもヤリスギなタソが、この役は過不足なく、ギリギリで「ダンディ」に留まって演じてくれたのが嬉しかったです。髭もよく似合うし(童顔の丸顔が少しは誤魔化せる)、ホント、将来が楽しみな人材ですね♪
■マーガレット(初姫さあや)の梅咲衣舞と、ジェニー(華耀きらり)の遼かぐら
“可愛いおばあちゃん”なさあやと、“可愛いおばちゃん”なきらりん。美女ぞろいの花組の中でも上位に入る美しい二人が気合をいれて創り上げた『可愛らしさ』に、衣舞ちゃんとかぐらちゃんがどこまで迫れるか!?と興味津々だったのですが、、、
可愛かった!!
衣舞ちゃんのどことなく薄倖そうな雰囲気は、マーガレットとは全然相容れないかと思っていたのですが、実際に観てみると全然違和感なかったです。意外や意外、マーガレットは涙もろい薄倖キャラだった(^ ^)。パリから戻ってきたサブリナと再会して泣いちゃうところとか、めっちゃ可愛かったです。
かぐらちゃんもよく似合ってて本当に可愛い!彼女は私がお気に入りに入れて以来、大概の場合は「男前」ラインのこちら側(格好良い側)に居たので、少女のように可愛らしいおばちゃんジェニーを観て、なんだか不思議な気分ではありましたが、ほんとーにほんとーに可愛かったです。
それにしても、今回の新公は妙に私の“好みのタイプ”の下級生が、私の“好みのタイプ”の上級生が演じてる役に入っているような気がして、不思議です。私が配役決めたんだっけ?という気がしてくるような(^ ^;;;
■エドガー(紫峰七海)の夏城らんか
最初に配役を見たとき、「らんかちゃん、ふみかの役かー。あの濃ゆ~い感じを出すのは苦労しそうだけど、大丈夫なあ」な~んて思ったのですが。
このエドガー(執事)さんは思いのほかシンプルな役で、穏やかかで控えめな佇まいが魅力のひとだし、らんかちゃんにぴったりだったと思います。
派手さはないけど、グループ芝居の真ん中でまとめる90期三人衆の一人として、ちゃんと存在感がありました♪
■フリッツ(祐澄しゅん)の真輝いづみと、ビリー(鳳真由)の神房佳希
はにかんだ笑顔が可愛らしいのに、意外とおにいさんなフリッツ、可愛い弟タイプなビリー。濃~いメンバーがそろった使用人ズの中では、爽やかな風をまとったように見えるお二人ですが、新公では、他のメンバーがそこまで濃くなかったせいか、ちょっと個性を出すのに苦労されていたような気がしました。
ああいう爽やかさって、案外と難しいものなのかもしれません。
■アーネスト(真瀬はるか)の航琉ひびきと、アンソニー(天真みちる)の鳳龍アヤ
92期ゴールデンコンビの役を与えられたのは、93期のお二人。歌も芝居も特に問題無く、よくがんばっていたと思います。ただ、本役のお二人はまるで泳ぐのを止めてたら死んでしまう魚のように、とにかく一瞬も休まずに小芝居をしつづけていましたが、新公のお二人はもう少しおっとりとしていたような。
とりあえず、この兄弟にかぎらず、使用人ズはみなさん新公のほうがおっとりしていたような気がします(^ ^)。本役さんたち、みんなやり過ぎだからっ!!(使用人ズがやり過ぎてくれるからこそ、リピートのし甲斐があるんですけどね/笑)
■若き二枚目軍団(華形ひかる→大河凛、真野すがた→冴華りおな、朝夏まなと→水美舞斗、望海風斗→柚香光)
若き二枚目軍団、という位置づけですが、みなさん爽やかで素敵でした♪
しかし、それ以上コメントのしようがない……おかしいなあ。ちゃんと観ていたつもりだったのですが(^ ^;ゞ
■可愛子ちゃんたち(天宮菜生→瞳ゆゆ、華月由舞→花蝶しほ、月野姫花→初花美咲、実咲凜音→桜咲彩花)
有無を言わせぬ可愛らしさ。
4人とも相手役より上級生だったり、意外に大柄だったり、いろいろと苦労があったのではないかと思うのですが、4人とも本当に本当に本当に可愛かったです(デレデレ)。
花娘は可愛い子ぞろい、というのは観るたびに実感するのですが、新公になってもレベルが変らないところは、さすが花組、と思います。この4人は、その中でも特別に可愛い!という4人であってほしいのですが、4人ともちゃんと勤めを果たしていたのがとても嬉しい。
個人的に、初花美咲ちゃんの美貌は猫の好みのど真ん中なので、自慢の可愛子ちゃんが本当に可愛くてとっても幸せでした。ただ、彼女はこの時代の衣装なら可愛いけど、ショーなどで肌を出す衣装を着ると若干ゴツく見えることがあるので、全体にもう少し絞ってくれるといいんだけどなあ、、、、、花組は男役も華奢な人が多いんだもん。本公演のクラブ・プルチネラみたいに、真瀬くんと組んでくれてると安心なんだけど(*^ ^*)
最上級生のゆゆちゃんは、そんなふうにはとても見えない可憐さで、ショートの鬘がとてもよく似合って、すっごくキュート。本当に可愛いですよね。ただ、「銀ちゃんの恋」とか見ていても芝居のできる人なんですが、新公ではあんまりその芝居力を生かす役が回ってこなくてちょっと残念。
花蝶しほちゃんは、あのコケティッシュな色っぽさがたまりません。かーわーいーいー。
桜咲彩花ちゃんは、どうにも去年のスカイフェアリーズでの真瀬くんとのコンビっぷりが目に焼き付いていて(^ ^)、他の男役さんと並んでいると違和感があるというか(汗)、、、そんなこともありますが、おひさまのような笑顔は健在で、とにかく目を離せない魅力的な可愛らしさでした。
93期かあ、がんばってほしいなあ(*^ ^*)。
それにしても。
……男役は4人で一行、なのに娘役はこんなに長い私って、どうなんだろう……。
いや、ほら、男役さんはファンの方が詳しく書いていらっしゃるから、私は娘役を中心にだね、、、、(いいわけ)
■フォンテネル男爵(眉月凰)の銀華水
王子の男爵っぷりがとっても素敵だったので、銀華さんにもすごく期待していたのですが……うーん、意外に難しい役だったのでしょうか。出番とかが削られたわけではないと思うので(たぶん)、印象が弱かったのは、やっぱり「貴族」っていうファクターが弱かったからなのかなあ。
サブリナを別世界に案内してくれる魔法使いでなくてはならないのに、普通のおじいちゃん役に見えてしまったんですよね。「変身」シーンがあるわけではないのにちゃんと魔法使いに見えたのは、王子が巧かったんだろうな……。
銀華さんが十分に芝居上手なのは知っているのですが、、、「貴族」っていうのは、普通の小芝居とは違う「ナニカ」を必要とする存在なのかもしれません。
男爵以外のクッキングスクールメンバーは、正直、あまり判別がついていないので、わかった方のみ書かせていただきます。
ここに取り上げていない方でも、みんなちゃんと喋れていたし、それぞれに個性を出してがんばっていたと思います(はぁと)
■ギュンター(夕霧らい)の輝良まさと
輝良くんがこんなに喋って、お芝居している姿を観たのは……はじめてとは言いませんけど、結構珍しいような気が…?
滑舌も、細かい身振り手振りも、よくがんばってました~!うん、場面をひっぱる人の一人なので苦労もあったと思いますが、良かったと思います♪
■アンリ(月央和沙)の花峰千春
この公演で卒業する花峰さん。……なんだか、私が知っている人とは別人のように丸っとしていたような気がするのですが、前からあんな感じでしたっけ?
よっちも可愛いけど、花峰さんもかわいいなあ、、と思いました。最後の新公、お疲れ様でした!あと4日、がんばってくださいね!!
■ジョルジュ(瀬戸かずや)の日高大地
日高くん、巧くなったなあ(感涙)
ちゃんと喋ってる!!(←失礼な)(すみません)
いやー、「愛と死のアラビア」から二年。さすが、若い人は成長が早いですね。
あきらくんの、何とも言えず可愛らしいゲイキャラとはだいぶ違いましたが、日高くんもなかなか可愛かったです♪
こんなところ……でしょうか。
とにかく花組の娘役さんは皆さん本当に可愛くて、一人か二人持って帰りたくなりました。……家に帰ったらあの笑顔が待っていたら、幸せになれるような気が(*^ ^*)
それにしても。
最後のご挨拶で一列に並んだときの、研1と研2以上の立ち姿のレベルの違いにはびっくり(@ @)しました。
研2以上は全員例外なく可愛いのに、研1さんは化粧も立ち姿も衣装の着こなしもまだまだすぎて、驚くしかない。
最初の一年でこれだけの差がつくんですねぇ……。
これからの一年。研1さんは、ぜひとも精進して「今の」先輩に追いつけるようがんばってね。
もちろん、上級生は今に満足することなく、ずっと先に進んでいてくれると思いますので、実際に追いつくことはできないと思いますけれども☆
90期のみなさま、新公ご卒業、おめでとうございます。
今回も素晴らしい新人公演でした♪
千秋楽まであと4日間。体調を整えて、千秋楽までがんばってください!
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若人たちのサブリナ【4】
2010年10月11日 宝塚(花) コメント (2)今日、某所でもらったチラシに[ユーリンタウン」再演の出演者募集が入っていたんですが………
主演・別所哲也って書いてあるのは気のせい!?
……と思ったら、「警官ロックストック(千葉哲也さんが演じたロックスッポのこと)」と書いてありました。ほ。まさかボビーをやるとは思わなかったけどさ。っていうか、ボビー役も今回募集対象だし。
演出は一年前と同じ流山児祥で、流山児★事務所主催での上演らしいのですが……作品紹介にも「2002年トニー賞受賞→2009年日本「初」の小劇場ミュージカルとして上演」と書かれていて、2004年に別所さんのボビーで演出・宮本亜門で上演されたことは無かったことになってますけど!?
いや、まあ、たしかに、別物といっていいほど違う作品に仕上がってましたけどね……、そこであえて、役者としての別所さんを連れてくるところがさすが流山児だな、と思いました。
公演は2011年10月14日~30日。我こそはと思う方は、いますぐ流山児★事務所サイトへGO!
http://www.ryuzanji.com/
どこの回し者だお前、って感じですみません。ちょっと衝撃的なニュースだったもんで、つい。
ああ、衝撃的なニュースといえば、山本耕史さん演出で「GODSPELL」を上演する、というのも、実は今日知りました。最近ホントに話題に疎いなー。
シアターガイドも全然読まなくなってしまったので、劇場でもらうチラシだけが頼りなんですが、こういう公演だと、そんじょそこらの劇場ではチラシが入らないのね(T T)。
うーむ、どうすれば洩れなく観たい作品をチェックできるのだろうか……
(チェックできても観られるとは限らないけど)
ま、余談はこのあたりで。
今日観た舞台については、また後日あらためて書かせていただきますね。
と、いうわけで、花組新人公演「麗しのサブリナ」。
■エリザベス・タイソン(天咲千華)の月野姫花
千華ちゃんのエリザベスとは170度違う、実に興味深いエリザベスでした。
っていうか。姫花のエリザベスを観ながらずーーーーっと思っていたことは、「雨に唄えば」のリナが観たい!!でした。
聖少女にも姫にも見える抜群の美貌、その貌からは想像もできないような肉感的な肢体、そして、そのどちらからも想像できない、衝撃的なアニメ声。
もう少し発声が安定して、あの声なりに同じ品質で一公演もたせられるようになるならば、あの声とビジュアルのギャップそのものが武器になるのではないでしょうか。(真顔)
別に、すべての娘役がキャシーにならなくたって良いんです。リナを目指す美女がいてくれたって全然構わない。
でも、いまさら姫花がキャシーを目指しても仕方がないのではないか、と思ってしまうんですよね。だって、もう研5。変るならそろそろ変っているはず。でも、いっこうにあの声は変らない。変らないままに、少しづつだけれども通るようになってきているし、滑舌も良くなってきている。
だったら!だったら、ぜひともリナを極めてほしい、と思うのです。もちろん、今の姫花にはリナはまだ無理です。あのナンバーは結構難しいので。でも、姫花のリナを観てみたい!と思ったし、リナに限らず、ああいう役は似合いそうだな、と思いました。
完璧につくりこんで演技で仕上げた千華ちゃんのエリザベスとはあまりにも違う、完璧に天然に素直に演じていた姫花のエリザベス。
どちらが良いか、悪いかではない、同期二人の同じ役に対するアプローチの違いに、観ていて本当に、驚くばかりでした。
あああ、姫花のリナ……。他のキャストを考え始めるとドツボにはまるので、いっそのこと真瀬のドンに天真のコズモ、千華ちゃんのキャシーという92期カルテットでどうだ!!
………(壊)(そんなこと妄想しているから新公のレポートが書けないんだよ)
■タイソン氏(高翔みず希)の冴月瑠那
■タイソン夫人(芽吹幸奈)の白姫あかり
エリザベスのご両親。とはいっても、先日のトークでくみちゃんが嘆いていたとおり、夫妻そろって登場する場面は無いのですが。
タイソン夫人の方が出番は先で、サブリナがパリから帰ってきた直後のパーティーで、エリザベスの付添的な感じでモードたちと一緒に話しています。おっとり系の美人さんで、長身に衣装もよく似合ってました。ただ、もう少し姿勢や態度に「セレブな感じ」があるともっと良かったんじゃないかと思いました。
まあ、もともと「プエルトリコで二番目に大きいサトウキビ農家」なんだから、もっとガラッと雰囲気をかえて、田舎の成金っぽくする手もあったとは思うんですが、それにしては上品すぎるし、中途半端、って感じでした。
まあ、エリザベスが姫花だから、成金っぽくすると娘だけ浮いちゃいますけどね(^ ^)そのへんの「家族」としてのバランスが難しかったのかな、と思いました。
後半はタイソン夫人としては出番がなく、もっぱらダンサーとしてイキイキと踊ってくれてました♪クラブ・プルチネラの客、羽扇の女、どちらもさすがでした♪プルチネラは輝良くんと踊ってた、かな……?(記憶曖昧)
タイソン氏は逆にクラブ・プルチネラより後がメインで、ライナスのオフィスで引き継ぎ資料を確認している場面と、最期の会議シーンの二回、かな? ララビー家のパーティーにも妻と一緒に出ればいいものを、こちらではただの「客」なんですよね(本公演と同じ)。何故なんでしょうね(T T)。
ま、ねこ的には、ルナちゃんの髭無し・髭有り両方の貌をじっくりと拝めて、嬉しかったですけど(^ ^)。ああ、やっぱりルナちゃん好きだあー!!
お髭の似合うダンディなタイソン氏は、なのにお茶目にもほどがある、素敵なオジサマ(なんか矛盾してる)でした。とにかく娘が可愛くて可愛くて可愛くて、本当に目にいれても痛くないんだろうな、と納得させられるキャラクター(はぁと)。
しかーし!!エリザベスとのやりとりとか、ライナスとのやりとりとか……いままで、(いちおうは)下級生らしく(?)芝居を壊さない程度にこっそりやっていたはずの小芝居を、今回は長の期ということもあってか、思いっきり表でやり過ぎていたのがナントモハヤ(^ ^;ゞ
いや、あの、それ、場面壊れてるよ?と思いつつ、、、でもまあ、一度加減無しで思いっきりやらせてあげたいと思っていたので、なんか満足です(汗)。
ご本人も満足できたんじゃないかしら(^ ^)。
今後は学年的にも中堅に入るので、多少は役もつくでしょうし、やりたいようにやっても場面は壊さないようになっていく……はず、ですよね?あの美貌にあのキャラというのがたまらなく好きなので、これからも是非、舞台を愉しんでほしいなと思います(はぁと)。
ああ、このあたりのコメント、みっしょん(美翔かずき)に書いてたコメントとほぼ一緒のような気が………(諦)。
■モード・ララビー(絵莉千晶)の芽吹幸奈
■オリバー・ララビー(悠真倫)の彩城レア
ライナスとデイヴィッド兄弟のご両親。あの美形な兄弟が生まれたことに違和感のない、美男美女のバカップル♪
こちらは夫婦そろっての出番も多いし、なにより夫婦で歌うナンバーもあるので、同期お二人の息ぴったりのおしどりっぷりを楽しく見せていただきました♪
くみちゃんのモードは、良い感じにセレブ感があって、さすがでした♪うーん、素敵なママですよねぇ(はぁと)
凛音ちゃんのサブリナがパリから帰国した場面でのさりげない無関心さとか、嫌味なく「上流階級」な感じで、とても良かったです。
とびとびなりに出番があるので、アルバイトが無かったのがとても残念。
ねこちゃのオリバーは、まりんさんのあのやわらかーーーーいパパではなくもう少しシャープな感じ。本気でデイヴィッドに「ララビー銅山に送ってやる!」と言いそうなリアル感がありました。
こちらもお髭が良く似合って、素敵でした。前回の本公演は大抜擢でしたが、あれで度胸がついたのかな?格好良くなったなあ、と思います。歌もさすがで、くみちゃんとのハーモニーがとても綺麗でした。
考えてみれば、ララビー家は両親と長男(ライナス)が90期、ついでにマーガレットとジェニーと執事のエドガーまで同期なんですね。デイヴィッドが91期で、あとは全員92期以下、か……。なんとなく、役の上での上下関係が学年に沿っているから、下級生もやりやすかったのかもしれませんね。場面の中心になる人は、つねに香盤でもその場面の一番上、というあたりが。
っていうか、むしろ90期が人材豊富すぎるのか……。ララビー家のメンバーに、ストーリーテラーに、タイソン夫人。可愛子ちゃんチームの(瞳)ゆゆちゃんいれて、研7で9人だもんなあ(@ @)。
88期が卒業するときも思ったけど、今まで「レベルが高い」と言われ続けてきた花組新公を支えてきたメンバーが卒業して、91期は人数も少ないし、これから大変でしょうねぇ。……でもまあ、92期が11人もいるから、まだ当分は何とかなるかな、と思っていたりもするんですけどね(^ ^)。
.
主演・別所哲也って書いてあるのは気のせい!?
……と思ったら、「警官ロックストック(千葉哲也さんが演じたロックスッポのこと)」と書いてありました。ほ。まさかボビーをやるとは思わなかったけどさ。っていうか、ボビー役も今回募集対象だし。
演出は一年前と同じ流山児祥で、流山児★事務所主催での上演らしいのですが……作品紹介にも「2002年トニー賞受賞→2009年日本「初」の小劇場ミュージカルとして上演」と書かれていて、2004年に別所さんのボビーで演出・宮本亜門で上演されたことは無かったことになってますけど!?
いや、まあ、たしかに、別物といっていいほど違う作品に仕上がってましたけどね……、そこであえて、役者としての別所さんを連れてくるところがさすが流山児だな、と思いました。
公演は2011年10月14日~30日。我こそはと思う方は、いますぐ流山児★事務所サイトへGO!
http://www.ryuzanji.com/
どこの回し者だお前、って感じですみません。ちょっと衝撃的なニュースだったもんで、つい。
ああ、衝撃的なニュースといえば、山本耕史さん演出で「GODSPELL」を上演する、というのも、実は今日知りました。最近ホントに話題に疎いなー。
シアターガイドも全然読まなくなってしまったので、劇場でもらうチラシだけが頼りなんですが、こういう公演だと、そんじょそこらの劇場ではチラシが入らないのね(T T)。
うーむ、どうすれば洩れなく観たい作品をチェックできるのだろうか……
(チェックできても観られるとは限らないけど)
ま、余談はこのあたりで。
今日観た舞台については、また後日あらためて書かせていただきますね。
と、いうわけで、花組新人公演「麗しのサブリナ」。
■エリザベス・タイソン(天咲千華)の月野姫花
千華ちゃんのエリザベスとは170度違う、実に興味深いエリザベスでした。
っていうか。姫花のエリザベスを観ながらずーーーーっと思っていたことは、「雨に唄えば」のリナが観たい!!でした。
聖少女にも姫にも見える抜群の美貌、その貌からは想像もできないような肉感的な肢体、そして、そのどちらからも想像できない、衝撃的なアニメ声。
もう少し発声が安定して、あの声なりに同じ品質で一公演もたせられるようになるならば、あの声とビジュアルのギャップそのものが武器になるのではないでしょうか。(真顔)
別に、すべての娘役がキャシーにならなくたって良いんです。リナを目指す美女がいてくれたって全然構わない。
でも、いまさら姫花がキャシーを目指しても仕方がないのではないか、と思ってしまうんですよね。だって、もう研5。変るならそろそろ変っているはず。でも、いっこうにあの声は変らない。変らないままに、少しづつだけれども通るようになってきているし、滑舌も良くなってきている。
だったら!だったら、ぜひともリナを極めてほしい、と思うのです。もちろん、今の姫花にはリナはまだ無理です。あのナンバーは結構難しいので。でも、姫花のリナを観てみたい!と思ったし、リナに限らず、ああいう役は似合いそうだな、と思いました。
完璧につくりこんで演技で仕上げた千華ちゃんのエリザベスとはあまりにも違う、完璧に天然に素直に演じていた姫花のエリザベス。
どちらが良いか、悪いかではない、同期二人の同じ役に対するアプローチの違いに、観ていて本当に、驚くばかりでした。
あああ、姫花のリナ……。他のキャストを考え始めるとドツボにはまるので、いっそのこと真瀬のドンに天真のコズモ、千華ちゃんのキャシーという92期カルテットでどうだ!!
………(壊)(そんなこと妄想しているから新公のレポートが書けないんだよ)
■タイソン氏(高翔みず希)の冴月瑠那
■タイソン夫人(芽吹幸奈)の白姫あかり
エリザベスのご両親。とはいっても、先日のトークでくみちゃんが嘆いていたとおり、夫妻そろって登場する場面は無いのですが。
タイソン夫人の方が出番は先で、サブリナがパリから帰ってきた直後のパーティーで、エリザベスの付添的な感じでモードたちと一緒に話しています。おっとり系の美人さんで、長身に衣装もよく似合ってました。ただ、もう少し姿勢や態度に「セレブな感じ」があるともっと良かったんじゃないかと思いました。
まあ、もともと「プエルトリコで二番目に大きいサトウキビ農家」なんだから、もっとガラッと雰囲気をかえて、田舎の成金っぽくする手もあったとは思うんですが、それにしては上品すぎるし、中途半端、って感じでした。
まあ、エリザベスが姫花だから、成金っぽくすると娘だけ浮いちゃいますけどね(^ ^)そのへんの「家族」としてのバランスが難しかったのかな、と思いました。
後半はタイソン夫人としては出番がなく、もっぱらダンサーとしてイキイキと踊ってくれてました♪クラブ・プルチネラの客、羽扇の女、どちらもさすがでした♪プルチネラは輝良くんと踊ってた、かな……?(記憶曖昧)
タイソン氏は逆にクラブ・プルチネラより後がメインで、ライナスのオフィスで引き継ぎ資料を確認している場面と、最期の会議シーンの二回、かな? ララビー家のパーティーにも妻と一緒に出ればいいものを、こちらではただの「客」なんですよね(本公演と同じ)。何故なんでしょうね(T T)。
ま、ねこ的には、ルナちゃんの髭無し・髭有り両方の貌をじっくりと拝めて、嬉しかったですけど(^ ^)。ああ、やっぱりルナちゃん好きだあー!!
お髭の似合うダンディなタイソン氏は、なのにお茶目にもほどがある、素敵なオジサマ(なんか矛盾してる)でした。とにかく娘が可愛くて可愛くて可愛くて、本当に目にいれても痛くないんだろうな、と納得させられるキャラクター(はぁと)。
しかーし!!エリザベスとのやりとりとか、ライナスとのやりとりとか……いままで、(いちおうは)下級生らしく(?)芝居を壊さない程度にこっそりやっていたはずの小芝居を、今回は長の期ということもあってか、思いっきり表でやり過ぎていたのがナントモハヤ(^ ^;ゞ
いや、あの、それ、場面壊れてるよ?と思いつつ、、、でもまあ、一度加減無しで思いっきりやらせてあげたいと思っていたので、なんか満足です(汗)。
ご本人も満足できたんじゃないかしら(^ ^)。
今後は学年的にも中堅に入るので、多少は役もつくでしょうし、やりたいようにやっても場面は壊さないようになっていく……はず、ですよね?あの美貌にあのキャラというのがたまらなく好きなので、これからも是非、舞台を愉しんでほしいなと思います(はぁと)。
ああ、このあたりのコメント、みっしょん(美翔かずき)に書いてたコメントとほぼ一緒のような気が………(諦)。
■モード・ララビー(絵莉千晶)の芽吹幸奈
■オリバー・ララビー(悠真倫)の彩城レア
ライナスとデイヴィッド兄弟のご両親。あの美形な兄弟が生まれたことに違和感のない、美男美女のバカップル♪
こちらは夫婦そろっての出番も多いし、なにより夫婦で歌うナンバーもあるので、同期お二人の息ぴったりのおしどりっぷりを楽しく見せていただきました♪
くみちゃんのモードは、良い感じにセレブ感があって、さすがでした♪うーん、素敵なママですよねぇ(はぁと)
凛音ちゃんのサブリナがパリから帰国した場面でのさりげない無関心さとか、嫌味なく「上流階級」な感じで、とても良かったです。
とびとびなりに出番があるので、アルバイトが無かったのがとても残念。
ねこちゃのオリバーは、まりんさんのあのやわらかーーーーいパパではなくもう少しシャープな感じ。本気でデイヴィッドに「ララビー銅山に送ってやる!」と言いそうなリアル感がありました。
こちらもお髭が良く似合って、素敵でした。前回の本公演は大抜擢でしたが、あれで度胸がついたのかな?格好良くなったなあ、と思います。歌もさすがで、くみちゃんとのハーモニーがとても綺麗でした。
考えてみれば、ララビー家は両親と長男(ライナス)が90期、ついでにマーガレットとジェニーと執事のエドガーまで同期なんですね。デイヴィッドが91期で、あとは全員92期以下、か……。なんとなく、役の上での上下関係が学年に沿っているから、下級生もやりやすかったのかもしれませんね。場面の中心になる人は、つねに香盤でもその場面の一番上、というあたりが。
っていうか、むしろ90期が人材豊富すぎるのか……。ララビー家のメンバーに、ストーリーテラーに、タイソン夫人。可愛子ちゃんチームの(瞳)ゆゆちゃんいれて、研7で9人だもんなあ(@ @)。
88期が卒業するときも思ったけど、今まで「レベルが高い」と言われ続けてきた花組新公を支えてきたメンバーが卒業して、91期は人数も少ないし、これから大変でしょうねぇ。……でもまあ、92期が11人もいるから、まだ当分は何とかなるかな、と思っていたりもするんですけどね(^ ^)。
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サブリナ・エキサイター
2010年10月10日 宝塚(花) コメント (4)東京宝塚劇場にて、花組公演「麗しのサブリナ/Exciter!」を観劇してまいりました。
本公演は3度目、新人公演を観た後最初の(そして多分最後の)観劇。
いやー、蘭ちゃん可愛かったーーーーっっっ!!
凛音ちゃんも美人だし巧いし魅力的なんですけど、『少女らしさ』っていうのは特別なスパイスなんですね。学年とも関係無いんだな、あれは。蘭ちゃんの当たり役は「Hamlet!」のオフィーリアとこのサブリナだと思うんですが、どちらも『少女』の役ですよね。この場合の少女というのは、年齢のことではなく、存在としての『少女』あるいは『聖少女』という意味なのですが。
一途だけど気分屋で、回りが全然見えてないくせに自己犠牲的。
そういうサブリナ(オフィーリア)だからこそ、愛さずにはいられない。彼女を知るすべての人が、当然のように彼女を愛するんです。そして、オフィーリアを追い詰めたのはその愛であり、サブリナを救ったのも同じ愛でした。サブリナとオフィーリア、蘭乃はなというタカラジェンヌが演じた二つの役が、裏と表になっていることに驚きます。
そのふたつの役は、たまたま蘭ちゃんに回ってきたんじゃなくて、蘭ちゃんだからこそ降ってきた役なんだな、と思ってしまう(真顔)。
……いやあの、あのときの月組にまさおくんがいて、としちゃんもたまきちも揃っていたからこその「ハムレット」だし、今の花組に真飛さんと壮ちゃんという対等でキャラが正反対の得難いワンツーがいてこその「麗しのサブリナ」なんですよ?もちろん。でも、蘭ちゃんを観ていると、お披露目での当たり役おめでとう!と思いつつ、心の片隅では「お披露目でジョーカーを切ってしまってこの先大丈夫?」と心配になってしまうんです(^ ^;ゞ
ま、「大江山」のときも「カサブランカ」のときもそう思ったけど、その後も祐飛さんはSORAにホレイシオに銀ちゃんに、と嵌り役が続いているんだから、蘭ちゃんも心配いらないかな?(^ ^)。
今日はおそらく最後の観劇になるはずなので、絵莉千晶さんをしっかり観よう!と思っていました。
……が。残念ながら、絵莉さんは若干体調を崩されていたみたい(?)で。喉が本調子ではないらしく、お芝居の方のモードのナンバーでも、メインのソロはほぼ歌わずに台詞にされていました(T T)。
日開けてすぐに観たときは、迫力にうっとりしたのになあ……。
声が全く出ないわけではなく、台詞は普通に喋っていらっしゃいましたが、感情が激してくると掠れていたので、ほぼ高音部は出ないみたいでしたね。歌も、まりんさんの歌に低音部でコーラスをつけるところはそっと歌っていらっしゃいましたが、、、あれってもしかして、音域をまりんさんと入れ替えていたのかなあ?(覚えていない)
そして、、、、せっかくの卒業公演での晴れのエトワールは、初姫さあやちゃんが代役に入っていました。
いろいろと忙しくてあまりネットを観ていなかったので、絵莉さんが喉の調子が悪そうなのは気付いていても、代役というのは全く思いもよらず(^ ^;。第一声を聴いて「えっ!?」という感じでしたね。部分休演ということはなく、出場場面は全場面出ていたと思うのですが、歌は苦しかったのかな。最後にパレードを脇から降りてこられて、切なかったです。千秋楽までにはなんとしても快復されて、美声を聴かせてくださいますように。
そして、代役を務めたさあや。
とりあえず、オペラグラスで顔を観る前にさあやの声だとわかった自分もすごいなあ、と感心してみたりしつつ(^ ^)。
可愛い顔にものすごい緊張を浮かべて、前半は声も若干緊張気味でした。あれっ?あらためてネットを見たら、私が観たのは代役初日ではなく、何日か経っていたはずなんだけどな?さあやって、そりゃあ今までそんな大舞台で一人でソロを歌ったことは無いかもしれないけど、普段はあんなに舞台度胸の塊みたいに見えるのに……
そんなふうに思ったのも束の間、後半は声も豊かに拡がって、さあや独特の、柔らかなぬくもりのある音色のトーンがとても気持ち良かったです。あああ、良い声だなあ(*^ ^*)。
いつか絶対、さあやが本役でエトワールを務める日が来ますように、と祈りつつ、
絵莉さんの一日も早いご本復を、心よりお祈り申し上げます。
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本公演は3度目、新人公演を観た後最初の(そして多分最後の)観劇。
いやー、蘭ちゃん可愛かったーーーーっっっ!!
凛音ちゃんも美人だし巧いし魅力的なんですけど、『少女らしさ』っていうのは特別なスパイスなんですね。学年とも関係無いんだな、あれは。蘭ちゃんの当たり役は「Hamlet!」のオフィーリアとこのサブリナだと思うんですが、どちらも『少女』の役ですよね。この場合の少女というのは、年齢のことではなく、存在としての『少女』あるいは『聖少女』という意味なのですが。
一途だけど気分屋で、回りが全然見えてないくせに自己犠牲的。
そういうサブリナ(オフィーリア)だからこそ、愛さずにはいられない。彼女を知るすべての人が、当然のように彼女を愛するんです。そして、オフィーリアを追い詰めたのはその愛であり、サブリナを救ったのも同じ愛でした。サブリナとオフィーリア、蘭乃はなというタカラジェンヌが演じた二つの役が、裏と表になっていることに驚きます。
そのふたつの役は、たまたま蘭ちゃんに回ってきたんじゃなくて、蘭ちゃんだからこそ降ってきた役なんだな、と思ってしまう(真顔)。
……いやあの、あのときの月組にまさおくんがいて、としちゃんもたまきちも揃っていたからこその「ハムレット」だし、今の花組に真飛さんと壮ちゃんという対等でキャラが正反対の得難いワンツーがいてこその「麗しのサブリナ」なんですよ?もちろん。でも、蘭ちゃんを観ていると、お披露目での当たり役おめでとう!と思いつつ、心の片隅では「お披露目でジョーカーを切ってしまってこの先大丈夫?」と心配になってしまうんです(^ ^;ゞ
ま、「大江山」のときも「カサブランカ」のときもそう思ったけど、その後も祐飛さんはSORAにホレイシオに銀ちゃんに、と嵌り役が続いているんだから、蘭ちゃんも心配いらないかな?(^ ^)。
今日はおそらく最後の観劇になるはずなので、絵莉千晶さんをしっかり観よう!と思っていました。
……が。残念ながら、絵莉さんは若干体調を崩されていたみたい(?)で。喉が本調子ではないらしく、お芝居の方のモードのナンバーでも、メインのソロはほぼ歌わずに台詞にされていました(T T)。
日開けてすぐに観たときは、迫力にうっとりしたのになあ……。
声が全く出ないわけではなく、台詞は普通に喋っていらっしゃいましたが、感情が激してくると掠れていたので、ほぼ高音部は出ないみたいでしたね。歌も、まりんさんの歌に低音部でコーラスをつけるところはそっと歌っていらっしゃいましたが、、、あれってもしかして、音域をまりんさんと入れ替えていたのかなあ?(覚えていない)
そして、、、、せっかくの卒業公演での晴れのエトワールは、初姫さあやちゃんが代役に入っていました。
いろいろと忙しくてあまりネットを観ていなかったので、絵莉さんが喉の調子が悪そうなのは気付いていても、代役というのは全く思いもよらず(^ ^;。第一声を聴いて「えっ!?」という感じでしたね。部分休演ということはなく、出場場面は全場面出ていたと思うのですが、歌は苦しかったのかな。最後にパレードを脇から降りてこられて、切なかったです。千秋楽までにはなんとしても快復されて、美声を聴かせてくださいますように。
そして、代役を務めたさあや。
とりあえず、オペラグラスで顔を観る前にさあやの声だとわかった自分もすごいなあ、と感心してみたりしつつ(^ ^)。
可愛い顔にものすごい緊張を浮かべて、前半は声も若干緊張気味でした。あれっ?あらためてネットを見たら、私が観たのは代役初日ではなく、何日か経っていたはずなんだけどな?さあやって、そりゃあ今までそんな大舞台で一人でソロを歌ったことは無いかもしれないけど、普段はあんなに舞台度胸の塊みたいに見えるのに……
そんなふうに思ったのも束の間、後半は声も豊かに拡がって、さあや独特の、柔らかなぬくもりのある音色のトーンがとても気持ち良かったです。あああ、良い声だなあ(*^ ^*)。
いつか絶対、さあやが本役でエトワールを務める日が来ますように、と祈りつつ、
絵莉さんの一日も早いご本復を、心よりお祈り申し上げます。
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若人たちのサブリナ【3】
2010年10月9日 宝塚(花) コメント (2)花組新人公演「麗しのサブリナ」について。
なんだか、最近ちょっとイベント続きでなかなか更新できずすいません。
ネタはたくさんあるんだけどなー。………身体にガタがきているみたいで、夜中の集中力が落ちているみたいです。誤字脱字も多くて、ホントにお恥ずかしい限り(^ ^;ゞ
こっそり直しているんですが……あははは(乾笑)
■ストーリーテラー(愛音羽麗)の煌雅あさひ
幕開きの演出は、本公演と同じ……でしたよね?(←自信無し)(←だから間をあけずに早く書けと)
幕が上がると、ララビー家のパーティ。センター0番でピンスポを浴びる、ストーリーテラーが、滔々と解説を始める。
まあ、役名を観たときから、こういう役割なんだろうなーと思っていた「ストーリーテラー」ではありますが。
アーサーの長身にブラックスーツが映えて、押し出しもよく、「おっ!」と思わせるものがありました。「太王四神記」の審判役で世に知られた美声と滑舌のいい台詞回しで、軽やかにララビー家の人々を説明していく様子は、実に堂々たるものでした。
あらゆる意味であぶなげなく、長の期の貫録も十分。巧いなあ、格好良いなあ、と感心しつつ、軽みというか“粋”みたいなものがちょっと足りないかな?と漠然と感じたような気がします。
パーティーが終わると、次の出番はパリ・クッキングスクール。
衣装も似合ってましたが、いかんせん長身にコック帽を被ると、なんだか「巨人」という感じ(^ ^)。それでも、みわっちのコック帽とは違う、もっと低いのを被っていたような気がするんだけどなあ。気のせい?
下級生たちに囲まれた場面ですが、みんな生き生きと演じていましたね♪アーサーは、みわっちの軽やかさに比べると少し厳しめな「教官」という印象。それはそれで良かったと思います。ただ、どうしてもちょっと硬いというか、アーサーはもしかして『浅く広く』というコミュニケーションの表現が苦手なのかな?と感じました。まあ、この役は本当にどう演じても良い役なので、新人公演は新人公演らしく、そして、アーサーはアーサーらしく演じればいいんだろうなと思うのですが、、、でも、もう少し、場面としての和気藹藹とした雰囲気を大事にしてほしかったような気がします。
本役のみわっちが実に見事に生徒たちを掌握して、彼らの一つ一つの仕草にぜんぶ反応してあげていたことを考えると、やっぱりアーサーはまだまだ経験が足りないのかな。それとも単純に、場面をこなした回数が違うから、なのかもしれませんが……。
まあでも、基本的には本当に巧いひとだと感心しました。滑舌がいいので、スフレの評価もとっても聞きとりやすかったし(^ ^)。そう、銀橋のあの場面は皆とのコミュニケーションもよく取れていたと思います。1:1だったからかな?歌も芝居も突出しているアーサーの一番の課題は、1:多のやりとりなのかもしれません。
その次は、ララビー邸のパーティー、かな?
ここは歌ではなく、まさに説明役、という感じ。んー、あたら芝居巧者を、もったいない(本公演と同じ感想を書いてみる)。
あ、話は違いますが、歌手として歌っていた羽立光来さん(本役は扇めぐむ)が非常に良かったです。すごーくすごーく良い声だ♪♪
その次は、いよいよ医者かな?
いやー、弾けてましたね。髭姿も可愛かったし(^ ^)、のこぎりが出てきたときには目を疑いました。
本公演観ていても思うんですが、花組をあまり観ないお客さまは、「ストーリーテラー」を何人(?)見つけられるんでしょうね。少なくとも、このお医者さんは絶対判らないだろうと思うんですが(^ ^)あはは。
ここは、回りでうろうろしている使用人一同とも楽しげにコミュニケ―ションできていて、私的に今回のアーサーで一番良かった場面でした♪
で、次がクラブ・プルチネラの紫の歌手。
きらきらの総ラメの衣装がすごい迫力(^ ^)。大劇場の新人公演では、カーテンコールでこのときの衣装を着ていたと聞いていたので今回も楽しみにしていたのですが、残念ながらコックさんで出てきました……しょぼん(え?)。
歌も迫力でとても良かったです。技術だけじゃなくて、やっぱりハートがある歌は強いなあ。
三人の女性シンガーたちとの絡みも色っぽくて良かったです。菜那くららちゃんしか判らなかったけど、三人とも良い声でした。アーサーとのハモリもキレイでした。ええ。……すみません、クラブプルチネラは本公演も非常に忙しいんですが、新人公演でもものすごい勢いでキョロキョロしておりまして、ですね……m(_ _)m。
あーあ、どうしてこう花組には可愛い娘役さんが多いのかしら(←八つ当たり?)
その次は、ララビービルの一階で電話している男。
で、最後が、リベルテ号の船員。サブリナに「帽子のつばを直してほしいという方が」と帽子を持ってくる人ですね。さりげない佇まいが柔らかくて、つばを直すサブリナを凝っと見守る様子がとても優しかったです(*^ ^*)。ああいう、一対一で芝居をする場面は本当に良いんですよねー……何事も経験、ですよね、きっと!!
■グレチェン(花野じゅりあ)の春花きらら
最初のララビー家のパーティで、センター0番でピンスポを浴びる、ストーリーテラーと踊っている美女。じゅりあにも負けない白くてなめらかな背中がピンスポを浴びて輝く様子がとても綺麗。ゴージャスな美女っぷりでもじゅりあに負けてません。いやー、可愛いなあ。
テニスコートでも背をむけて照明を受けるのですが、あの背中の美しさは素晴らしいなあ、と、しみじみと思いました。
グレチェンとしての出番が終わると、あとはプルチネラくらいしか気がつかなかった……あんまりアルバイトは無いのでしょうか。せっかく可愛いのになー。
■ウィリス(未涼亜希)の真瀬はるかと、マカードル(桜一花)の天咲千華
いやー、先日も書きましたが、この二人が今回の新人公演の私的MVPです!
同期ならではの息の合い方、というのかな、あれは。むしろ、運命的な息の合い方だと思うんですが(^ ^)。
イマッチは本役と同じ水色のスーツ。背の高さはそう変らなくても、横幅も奥行き(?)も全く違っていそうなまっつの衣装がよく入ったなあ、と、つい感心してしまいました。……同じシリーズのサイズ違いの衣装があったのかしらん(汗)。
しかーし!まっつが着ると涼しげな水色なのに、どうしてイマッチが着ると差し色に見えるの!?(^ ^;ゞ。良くも悪くも、イマッチの存在感って凄いんだなあ(しみじみ)
「虞美人」の范増先生で重厚な芝居の実力を見せつけたイマッチ。今回は、とにかくクールに、スマートに、そして、軽やかに!がテーマだったような。「BUND NEON」ほど可愛らしいわけではなく、あくまでも「クールに、スマートに、そして…」という感じでした。
それにしても素晴らしい(*^ ^*)。技術的な面ではほぼ100%と言ってもいい(←だいぶ贔屓目入ってます)と思うんですよね。声のコントロールも、気持ちの持って行き方も、それの表現技術も、そして、芝居をする相手とのやりとりの呼吸も。ああ、これでスタイルさえよければ……と思うんですが(^ ^;;;;、天は二物を与えず、って本当のことなのかもしれません。
マカードルの千華ちゃんは、、、衣装は……一花ちゃんと同じでしたっけ?こちらも相当にサイズが違ってますけど、あれっ??
すみません。千華ちゃんの高々と結いあげた髪に目を奪われてました(汗)。
どの仕草も間が良くて、しかもとっても可愛かったんですが、私が一番ツボだったのは、上手袖からウィリスが眼鏡をはずして拭き拭きしながら出てきたとき、隣でウィリスの素顔(?)に見惚れてぽわわ~ん、となっているマカードル。
夢見る乙女のぽわわん~んとした表情と、秘書モードのキリッとした表情を瞬時に切り替える千華ちゃんに、思いっきり見惚れました。っていうか、それ以前に、眼鏡を外したら実は二枚目、というネタを真顔で演じてくれる(しかも演技力で二枚目になれる)イマッチの才能に怖れおののくばかり……。
とにかく、本役とはまた全然違った意味で、とっても可愛らしい二人でした。
本役も新人公演も、違う方向に歌も芝居も素晴らしい芸達者コンビって、凄いなあ……(感動)。
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なんだか、最近ちょっとイベント続きでなかなか更新できずすいません。
ネタはたくさんあるんだけどなー。………身体にガタがきているみたいで、夜中の集中力が落ちているみたいです。誤字脱字も多くて、ホントにお恥ずかしい限り(^ ^;ゞ
こっそり直しているんですが……あははは(乾笑)
■ストーリーテラー(愛音羽麗)の煌雅あさひ
幕開きの演出は、本公演と同じ……でしたよね?(←自信無し)(←だから間をあけずに早く書けと)
幕が上がると、ララビー家のパーティ。センター0番でピンスポを浴びる、ストーリーテラーが、滔々と解説を始める。
まあ、役名を観たときから、こういう役割なんだろうなーと思っていた「ストーリーテラー」ではありますが。
アーサーの長身にブラックスーツが映えて、押し出しもよく、「おっ!」と思わせるものがありました。「太王四神記」の審判役で世に知られた美声と滑舌のいい台詞回しで、軽やかにララビー家の人々を説明していく様子は、実に堂々たるものでした。
あらゆる意味であぶなげなく、長の期の貫録も十分。巧いなあ、格好良いなあ、と感心しつつ、軽みというか“粋”みたいなものがちょっと足りないかな?と漠然と感じたような気がします。
パーティーが終わると、次の出番はパリ・クッキングスクール。
衣装も似合ってましたが、いかんせん長身にコック帽を被ると、なんだか「巨人」という感じ(^ ^)。それでも、みわっちのコック帽とは違う、もっと低いのを被っていたような気がするんだけどなあ。気のせい?
下級生たちに囲まれた場面ですが、みんな生き生きと演じていましたね♪アーサーは、みわっちの軽やかさに比べると少し厳しめな「教官」という印象。それはそれで良かったと思います。ただ、どうしてもちょっと硬いというか、アーサーはもしかして『浅く広く』というコミュニケーションの表現が苦手なのかな?と感じました。まあ、この役は本当にどう演じても良い役なので、新人公演は新人公演らしく、そして、アーサーはアーサーらしく演じればいいんだろうなと思うのですが、、、でも、もう少し、場面としての和気藹藹とした雰囲気を大事にしてほしかったような気がします。
本役のみわっちが実に見事に生徒たちを掌握して、彼らの一つ一つの仕草にぜんぶ反応してあげていたことを考えると、やっぱりアーサーはまだまだ経験が足りないのかな。それとも単純に、場面をこなした回数が違うから、なのかもしれませんが……。
まあでも、基本的には本当に巧いひとだと感心しました。滑舌がいいので、スフレの評価もとっても聞きとりやすかったし(^ ^)。そう、銀橋のあの場面は皆とのコミュニケーションもよく取れていたと思います。1:1だったからかな?歌も芝居も突出しているアーサーの一番の課題は、1:多のやりとりなのかもしれません。
その次は、ララビー邸のパーティー、かな?
ここは歌ではなく、まさに説明役、という感じ。んー、あたら芝居巧者を、もったいない(本公演と同じ感想を書いてみる)。
あ、話は違いますが、歌手として歌っていた羽立光来さん(本役は扇めぐむ)が非常に良かったです。すごーくすごーく良い声だ♪♪
その次は、いよいよ医者かな?
いやー、弾けてましたね。髭姿も可愛かったし(^ ^)、のこぎりが出てきたときには目を疑いました。
本公演観ていても思うんですが、花組をあまり観ないお客さまは、「ストーリーテラー」を何人(?)見つけられるんでしょうね。少なくとも、このお医者さんは絶対判らないだろうと思うんですが(^ ^)あはは。
ここは、回りでうろうろしている使用人一同とも楽しげにコミュニケ―ションできていて、私的に今回のアーサーで一番良かった場面でした♪
で、次がクラブ・プルチネラの紫の歌手。
きらきらの総ラメの衣装がすごい迫力(^ ^)。大劇場の新人公演では、カーテンコールでこのときの衣装を着ていたと聞いていたので今回も楽しみにしていたのですが、残念ながらコックさんで出てきました……しょぼん(え?)。
歌も迫力でとても良かったです。技術だけじゃなくて、やっぱりハートがある歌は強いなあ。
三人の女性シンガーたちとの絡みも色っぽくて良かったです。菜那くららちゃんしか判らなかったけど、三人とも良い声でした。アーサーとのハモリもキレイでした。ええ。……すみません、クラブプルチネラは本公演も非常に忙しいんですが、新人公演でもものすごい勢いでキョロキョロしておりまして、ですね……m(_ _)m。
あーあ、どうしてこう花組には可愛い娘役さんが多いのかしら(←八つ当たり?)
その次は、ララビービルの一階で電話している男。
で、最後が、リベルテ号の船員。サブリナに「帽子のつばを直してほしいという方が」と帽子を持ってくる人ですね。さりげない佇まいが柔らかくて、つばを直すサブリナを凝っと見守る様子がとても優しかったです(*^ ^*)。ああいう、一対一で芝居をする場面は本当に良いんですよねー……何事も経験、ですよね、きっと!!
■グレチェン(花野じゅりあ)の春花きらら
最初のララビー家のパーティで、センター0番でピンスポを浴びる、ストーリーテラーと踊っている美女。じゅりあにも負けない白くてなめらかな背中がピンスポを浴びて輝く様子がとても綺麗。ゴージャスな美女っぷりでもじゅりあに負けてません。いやー、可愛いなあ。
テニスコートでも背をむけて照明を受けるのですが、あの背中の美しさは素晴らしいなあ、と、しみじみと思いました。
グレチェンとしての出番が終わると、あとはプルチネラくらいしか気がつかなかった……あんまりアルバイトは無いのでしょうか。せっかく可愛いのになー。
■ウィリス(未涼亜希)の真瀬はるかと、マカードル(桜一花)の天咲千華
いやー、先日も書きましたが、この二人が今回の新人公演の私的MVPです!
同期ならではの息の合い方、というのかな、あれは。むしろ、運命的な息の合い方だと思うんですが(^ ^)。
イマッチは本役と同じ水色のスーツ。背の高さはそう変らなくても、横幅も奥行き(?)も全く違っていそうなまっつの衣装がよく入ったなあ、と、つい感心してしまいました。……同じシリーズのサイズ違いの衣装があったのかしらん(汗)。
しかーし!まっつが着ると涼しげな水色なのに、どうしてイマッチが着ると差し色に見えるの!?(^ ^;ゞ。良くも悪くも、イマッチの存在感って凄いんだなあ(しみじみ)
「虞美人」の范増先生で重厚な芝居の実力を見せつけたイマッチ。今回は、とにかくクールに、スマートに、そして、軽やかに!がテーマだったような。「BUND NEON」ほど可愛らしいわけではなく、あくまでも「クールに、スマートに、そして…」という感じでした。
それにしても素晴らしい(*^ ^*)。技術的な面ではほぼ100%と言ってもいい(←だいぶ贔屓目入ってます)と思うんですよね。声のコントロールも、気持ちの持って行き方も、それの表現技術も、そして、芝居をする相手とのやりとりの呼吸も。ああ、これでスタイルさえよければ……と思うんですが(^ ^;;;;、天は二物を与えず、って本当のことなのかもしれません。
マカードルの千華ちゃんは、、、衣装は……一花ちゃんと同じでしたっけ?こちらも相当にサイズが違ってますけど、あれっ??
すみません。千華ちゃんの高々と結いあげた髪に目を奪われてました(汗)。
どの仕草も間が良くて、しかもとっても可愛かったんですが、私が一番ツボだったのは、上手袖からウィリスが眼鏡をはずして拭き拭きしながら出てきたとき、隣でウィリスの素顔(?)に見惚れてぽわわ~ん、となっているマカードル。
夢見る乙女のぽわわん~んとした表情と、秘書モードのキリッとした表情を瞬時に切り替える千華ちゃんに、思いっきり見惚れました。っていうか、それ以前に、眼鏡を外したら実は二枚目、というネタを真顔で演じてくれる(しかも演技力で二枚目になれる)イマッチの才能に怖れおののくばかり……。
とにかく、本役とはまた全然違った意味で、とっても可愛らしい二人でした。
本役も新人公演も、違う方向に歌も芝居も素晴らしい芸達者コンビって、凄いなあ……(感動)。
.
昨日は、ニュースの録画に失敗して月組千秋楽映像が観られず……今朝、無事録画に成功し、出社前に早送りしながら視たのですが。
ほたる、相変わらず麗しくて、そして女らしい♪ なのに、みっぽーはかっこいい(*^ ^*)。挨拶の声の男前なことといったら!ホントにハンサムだったわ。あんなにちっこくて可愛いのに。
カーテンコールでニコニコしながら挨拶したみっぽーに
「さっきとえらいキャラちがうやん」
と突っ込む霧矢さんが素敵です。そして、そんな霧矢さんに
「さっきはツィプラが入ってましたから(笑顔)」
とサラッと答えるみっぽーは、やっぱりハンサムな人だと思いました(*^ ^*)。
と、いうわけで。
今日は、日経ホールにて花組トークスペシャルに参加してまいりました♪
出演者は、みつる(華形ひかる)・くみちゃん(芽吹幸奈)、冴華りおなの3名。
昨日発表されたばかりの全国ツアーキャストにかかわる話も少しくらい出るかなあ?と期待したんですが、そういう話は残念ながら出ませんでしたね。バウがまだ何もわからないからかな?
「麗しのサブリナ」はフォーマルなパーティーで始まるから、ということで、モノクロに揃えた服装。
みつるは千鳥格子っぽい黒白のジャケットに、裏地とお揃いの黒地に白線で水玉を配したチーフ、黒のパンツ。
くみちゃんは、白のブラウスにふわっとしたオーガンジー重ねのふんわりスカート。
冴華さんは上下黒のスーツに白いシャツ。
お洒落に崩したフォーマルがよく似合う上級生、お仕着せでもいいからしっかり似合うものを選んできた下級生。なかなか目に優しい並びでした♪
「男役10年」を2年前に超えた、研12の85期。
最後の新公を終えたばかりの、研7の90期。
そして、まだお尻に殻がついていそうな、研2の95期。
みっぽーとほたるが挨拶でも連呼されていましたが、12年め、なんですよね、85期も。
あああ、「ノバ・ボサ・ノバ」初舞台の85期生たち。可愛かったなあ………(*^ ^*)
そんな可愛い85期のみつるが、目を見張るほどしっかりして、リーダーシップに溢れていたことに驚きました。観客ばかりでなく、下級生二人とも、目がハートになってました(^ ^)。
そしてなんと、吃驚するほどくみちゃんが挙動不審で、ものすごく可愛かった!!いやー、みるからに「出来る子」って感じの優等生だし、舞台度胸もすごくあると思うのに、オフではあんなに可愛らしくなってしまうなんて!(@ @)。
舞台での度胸と、素での緊張魔は両立するんですねぇ。
冴華りおなちゃんは、最初はものすごく緊張していたみたいなんですけど、喋りだしたら止まらない!というタイプに見えました。パリの料理学校の場面での芝居の話を熱く語るうちに地がでてきて、かわいいったら♪
そして、パリの料理学校でのシークレットエピソード!じゃじゃーん!
なんと、冴華さんは、隣席の桜咲彩花さんと友達以上恋人未満の仲なんだそうです♪
そ、そ、そんな小芝居が!?週末に観るので、見落とさないようにしなくてはー!!
っていうか。みつるが普通に「あたしもあの場面にそんなラブストーリーがあったなんて知らなかった!!明日観てみる!」と言っていたので、本当にシークレットだったのかも。
いや、楽しい話を聞かせていただきました。
お料理学校チームは結構エピソードが多くて、私が覚えているのは、歌詞に出てくる「ヴィシソワーズ」「フリカッセ」といった料理を自分たちで作って食べてみた、って話と、宝塚にあるスフレで有名なお店(←どこにあるんでしょう?)に皆でスフレを食べにいった、という話でしょうか。
司会の竹下さんが冴葉くんに
「じゃあ、役づくりの過程も楽しかったんですね?」
と突っ込んだら、さりげなーく笑ってました(^ ^)。
くみちゃんは「セレブな女性なので、それらしく」とか「あまり学年の違わない千華ちゃん(天咲千華)を、どうすれば『母』として包み込めるか?を日々模索中」、みたいなお話をしてくれました。
それにしても緊張魔だなあ。そして、優等生のそんな一面が実に可愛い(*^ ^*)。
みつるくんは大銀行の御曹司で、金は湯水のように使う。身体の中をのぞいたら、シャンパンが血の替りに流れているんじゃないか、、、みたいな裏設定をいろいろ教えてくれました。
いやー、格好良いわ。
三人の共通点は、東京出身であることと、受験スクールが同じなこと。
……そのスクールって、めおちゃん(真野すがた)も通っていたアレですよね?
すごいなあ花組。こんなに揃ってしまうなんて。
とはいえ、みつる、くみちゃん、冴華くんはそれぞれ学年が違うので、一緒に通ったことはないそうですが。
でも、くみちゃんはみつるくんが公演で主役の片割れを演じたときのビデオを視たことがあるそうで、
「憧れてましたー」
と例の調子で話してくれました♪………可愛いなあ、やっぱり(^ ^)。
しっかり者で面倒見が良いらしいみつるくん、下級生からの信頼は絶大なものがありそうでしたね。
そして、しっかり者だとばかり思っていたくみちゃんの、予想外の可愛らしさにちょっとうっとりしました(^ ^)。
そして!何事にも前向きな冴華さんの、ある種の勢いのよさというか、なんというか。
ああ、可愛いなあ。
いやはや、「楽し時間はあっという間に」という感覚をしみじみとかみしめてしまいました。
んーーー、くみちゃん、本当に可愛い(*^ ^*)(←そこ?!)
・
ほたる、相変わらず麗しくて、そして女らしい♪ なのに、みっぽーはかっこいい(*^ ^*)。挨拶の声の男前なことといったら!ホントにハンサムだったわ。あんなにちっこくて可愛いのに。
カーテンコールでニコニコしながら挨拶したみっぽーに
「さっきとえらいキャラちがうやん」
と突っ込む霧矢さんが素敵です。そして、そんな霧矢さんに
「さっきはツィプラが入ってましたから(笑顔)」
とサラッと答えるみっぽーは、やっぱりハンサムな人だと思いました(*^ ^*)。
と、いうわけで。
今日は、日経ホールにて花組トークスペシャルに参加してまいりました♪
出演者は、みつる(華形ひかる)・くみちゃん(芽吹幸奈)、冴華りおなの3名。
昨日発表されたばかりの全国ツアーキャストにかかわる話も少しくらい出るかなあ?と期待したんですが、そういう話は残念ながら出ませんでしたね。バウがまだ何もわからないからかな?
「麗しのサブリナ」はフォーマルなパーティーで始まるから、ということで、モノクロに揃えた服装。
みつるは千鳥格子っぽい黒白のジャケットに、裏地とお揃いの黒地に白線で水玉を配したチーフ、黒のパンツ。
くみちゃんは、白のブラウスにふわっとしたオーガンジー重ねのふんわりスカート。
冴華さんは上下黒のスーツに白いシャツ。
お洒落に崩したフォーマルがよく似合う上級生、お仕着せでもいいからしっかり似合うものを選んできた下級生。なかなか目に優しい並びでした♪
「男役10年」を2年前に超えた、研12の85期。
最後の新公を終えたばかりの、研7の90期。
そして、まだお尻に殻がついていそうな、研2の95期。
みっぽーとほたるが挨拶でも連呼されていましたが、12年め、なんですよね、85期も。
あああ、「ノバ・ボサ・ノバ」初舞台の85期生たち。可愛かったなあ………(*^ ^*)
そんな可愛い85期のみつるが、目を見張るほどしっかりして、リーダーシップに溢れていたことに驚きました。観客ばかりでなく、下級生二人とも、目がハートになってました(^ ^)。
そしてなんと、吃驚するほどくみちゃんが挙動不審で、ものすごく可愛かった!!いやー、みるからに「出来る子」って感じの優等生だし、舞台度胸もすごくあると思うのに、オフではあんなに可愛らしくなってしまうなんて!(@ @)。
舞台での度胸と、素での緊張魔は両立するんですねぇ。
冴華りおなちゃんは、最初はものすごく緊張していたみたいなんですけど、喋りだしたら止まらない!というタイプに見えました。パリの料理学校の場面での芝居の話を熱く語るうちに地がでてきて、かわいいったら♪
そして、パリの料理学校でのシークレットエピソード!じゃじゃーん!
なんと、冴華さんは、隣席の桜咲彩花さんと友達以上恋人未満の仲なんだそうです♪
そ、そ、そんな小芝居が!?週末に観るので、見落とさないようにしなくてはー!!
っていうか。みつるが普通に「あたしもあの場面にそんなラブストーリーがあったなんて知らなかった!!明日観てみる!」と言っていたので、本当にシークレットだったのかも。
いや、楽しい話を聞かせていただきました。
お料理学校チームは結構エピソードが多くて、私が覚えているのは、歌詞に出てくる「ヴィシソワーズ」「フリカッセ」といった料理を自分たちで作って食べてみた、って話と、宝塚にあるスフレで有名なお店(←どこにあるんでしょう?)に皆でスフレを食べにいった、という話でしょうか。
司会の竹下さんが冴葉くんに
「じゃあ、役づくりの過程も楽しかったんですね?」
と突っ込んだら、さりげなーく笑ってました(^ ^)。
くみちゃんは「セレブな女性なので、それらしく」とか「あまり学年の違わない千華ちゃん(天咲千華)を、どうすれば『母』として包み込めるか?を日々模索中」、みたいなお話をしてくれました。
それにしても緊張魔だなあ。そして、優等生のそんな一面が実に可愛い(*^ ^*)。
みつるくんは大銀行の御曹司で、金は湯水のように使う。身体の中をのぞいたら、シャンパンが血の替りに流れているんじゃないか、、、みたいな裏設定をいろいろ教えてくれました。
いやー、格好良いわ。
三人の共通点は、東京出身であることと、受験スクールが同じなこと。
……そのスクールって、めおちゃん(真野すがた)も通っていたアレですよね?
すごいなあ花組。こんなに揃ってしまうなんて。
とはいえ、みつる、くみちゃん、冴華くんはそれぞれ学年が違うので、一緒に通ったことはないそうですが。
でも、くみちゃんはみつるくんが公演で主役の片割れを演じたときのビデオを視たことがあるそうで、
「憧れてましたー」
と例の調子で話してくれました♪………可愛いなあ、やっぱり(^ ^)。
しっかり者で面倒見が良いらしいみつるくん、下級生からの信頼は絶大なものがありそうでしたね。
そして、しっかり者だとばかり思っていたくみちゃんの、予想外の可愛らしさにちょっとうっとりしました(^ ^)。
そして!何事にも前向きな冴華さんの、ある種の勢いのよさというか、なんというか。
ああ、可愛いなあ。
いやはや、「楽し時間はあっという間に」という感覚をしみじみとかみしめてしまいました。
んーーー、くみちゃん、本当に可愛い(*^ ^*)(←そこ?!)
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若人たちのサブリナ【2】
2010年10月5日 宝塚(花)花組東宝新人公演「麗しのサブリナ」。
■デイヴィッド・ララビー(壮一帆)の鳳真由
いやー、すごく良かったです。
「虞美人」の新人公演でも思ったのですが、この人の芝居には「本気」があるんですよね。
いつだって真剣勝負、というか、“抜き身の剣”の怖さみたいなものが、あると思うのです。
しかも!
……前半は可愛かった(*^ ^*)。と、ゆーか。項羽さまのときは、長髪でうまいこと誤魔化していた丸顔が、ショートの金髪で隠しようもなく、、、ちょっと、いえあの、なんというか、仔犬のようにコロコロと可愛らしかった……というのが正直なところかも(^ ^;ゞ。
あきらくん(瀬戸かずや)の持って生まれたシャープな野性味のある男っぽさの横に並ぶと、いかにも!な「チャラい弟」感が満載でした。
この「麗しのサブリナ」のララビー家の兄弟二人は、前回の「虞美人」の義兄弟と比べても、しっかり者で生真面目な兄貴分とチャラくてモテ男で無責任な弟分、という関係性は同じなんですよね。真飛さんと壮ちゃんは、二公演連続で同じような関係性のお芝居をしている。ヒロインとの関係性が全くちがうので普通に観ているぶんにはあまり気にならないのですが、この二人の関係という面だけに着目すると、「虞美人」と「麗しのサブリナ」、この二作は本当によく似ている、と思います。
でも。
この「項羽」と「ライナス」、「劉邦」と「デイヴィッド」には、非常に大きな相違点があります。
嘘を吐くか、吐かないか、という、一点において。
こないだまで「銀ちゃんの恋」に嵌っていたせいか、新人公演を楽しく観劇しながら、「嘘を吐ける役者と吐けない役者」みたいなことを考えておりました。
役者本人がどうこうではなく、「役の人物」として、観客に対して『嘘』を吐ける役者と、吐けない役者、について。
たとえば銀ちゃんは、(再三書いてますが)嘘を吐ける役者にしか演じることが出来ない役です。
こういう役って、宝塚では案外と少ないと思うんですよね。
いや、嘘吐きな役なんてたくさんある!「スカーレット・ピンパーネル」のパーシー・ブレイクニーだって、嘘を言うじゃないか!と言われるむきもあるかと思いますが、パーシーはむしろ、嘘を吐けない役者でないと面白くない役、なんですよ、私にとって。だって彼は、「マルグリットたちに見せる貌」と「他の人に見せる貌」を使い分けているだけで、自分の心に嘘を吐いているわけじゃないから、
観客には常に真実の貌を見せているんですよ。
逆に、観客が「嘘かも?」と思った瞬間に話が終わってしまう危険さえ、ある。
そして項羽は、どちらかと言えばこちらに近い人物だと思うのです。
そして、チャラく生きているように見えて、いつだってホンキの恋を楽しんでいるデイヴィッドも、大きく分類するならこちら側です。
決して自分自身に嘘を吐けないタイプの、役。
彼に比べたら、銀ちゃんは満遍なく嘘を吐く人です。小夏にも、ヤスにも、橘にも、観客にも。自分をも含めた「世界」すべてに、平等に嘘を吐きかける。
劉邦は、嘘を吐くわけではないんですが、「流される人」なので、結果的に嘘になるタイプですね。自分自身の心に対しても、嘘と知りつつ虚しい言い訳をせずにいられないタイプ。
そしてライナスは、政治的判断のもと、「理性をもって」嘘を言うタイプ、ですね。
劉邦もライナスも、銀ちゃんみたいに病的な(無意識のうちに嘘を吐くような)タイプではありませんが、役自身の心の対して真実ではない台詞を語る(=観客に向かって嘘を吐く)タイプの役ではあると思います。
で、こういう役って、宝塚だと比較的少ないんですよね。
意地を張る人、痩せ我慢の結果として本音を言わない人、あるいは、役の本心に気付いていない人、くらいならたまに出てくるるんですけど、積極的に真実でないことを語る人はあまり出てこない。
だから。需要が無いところに供給も無い!嘘が吐ける、あるいは『心にもない言葉』が吐ける役者は、今の「宝塚歌劇団」のスタークラスには殆どいません。水さんが卒業してしまった今、祐飛さん、壮ちゃん、みわっち、テルくん、、、くらいしか思いつかない。月組には若手まで考えても一人も思いつかないし、宙組も祐飛さん一人しかいない気がする。星組・雪組はあまりよく知らないけど、名前の売れたスタークラスにはいないような気がしますね。かろうじて花組は、みわっちの下にも何人か有望なのがいるかな?(^ ^)。
役者としての良し悪しとは全く関係のない分類ではありますが、作品の幅ということを考えると結構大事な個性かも、と思うんですよね。まあ、需要と供給、というものかな、という気はしますが。
なにやら長々とすみません。
何が言いたかったか、というと。
ひとことで言うなら、真由ちゃんは嘘が吐けない役者なんだな、ってことでした。
「虞美人」で項羽、「麗しのサブリナ」でデイヴィッド、という配役は、今の真由ちゃんにとっては正解だったんだな、と。
真由ちゃんのデイヴィッドで一番感動したのは、サブリナが船に乗った日の朝、ライナスのオフィスに現れたとき、でした。
「俺には経済はわからないけど、キスならわかる。……あれは、別れのキスだった」
と静かに告げる口調の重さ。
ライナスに殴りかかるときの、悲鳴のような怒鳴り声。自分からも少女からも逃げようとする兄への怒り。
デイヴィッドの全身から噴き上がる、怒涛のような憤怒。激情。
……この人は本気なんだ、と、胸が締め付けられるようでした。
本気でサブリナに惚れていた。本当に一晩寝られないほど悩んで、直感的に気付いてしまったキスの意味を考えて、夜が明けると同時にここまで来たんだろう、と。一瞬にして彼のそんな一夜をまざまざと想像させられて。
観ているこちらまで、ライナスに
本当に、短い一場面だと思うんですよ。
でも、その場面の主役は完全にデイヴィッドでした。
そして、物語全体の主導権さえ、デイヴィッドに奪われた印象さえ残った、短いけれども重要なヒトコマでした。
前半の役づくりは、本役の壮ちゃんよりも若干頭が軽め(^ ^)な役作りだったと思います。
っていうか、「若い」のかな。ライナスのあきらが大人っぽいので、兄弟二人の年齢差が開いた印象はありましたね。
丁寧な芝居をする真由ちゃんらしい、個性的でメリハリのあるデイヴィッド像で、比較的淡々と物語が進むこの作品の中で鮮烈な印象がありました。
91期だから、新人公演を卒業するまであと一年、ですね。
次あたりは、「嘘を吐く」役にも挑戦してみてほしいなあ……なんて思ったりしつつ。
あ!でも、正月のまぁくんのバウでは、一応「どんでん返し」を担当する役を与えられてはいたんだなあ。
……あれも「嘘を吐く」というよりは「役として(違う人の仮面をかぶる)芝居をしている」っていう役だったから、ちょっと違うんだけど。
他の人を書く前に、ライナスのあきらくんについてちょっと補足。
新人公演と本公演、一番違うな、と思ったのは、ライナスの作為が明快になったことでしょうか。
デイヴィッドがシャンパングラスの上に座り込む場面も、デイヴィッドがあれこれ喋っている後ろに立ち、弟の尻のふくらみを見て『あ、良いことを思いついた!』という仕種をしてからおもむろにソファに誘導するライナス。
確かに判りやすいんだけど、、、なんというか、一歩間違えたらライナスがデイヴィッドを憎んでいるようにさえ見えかねない、ギリギリの芝居だったと思います。
ほかにもそういう、作為的な芝居がいくつかあったんですよね。
演出が本公演と同じ中村さんなだけに、ちょっと気になりました。
あきらくん自身の「ライナス」という人物像に対する解釈は、、かなりシンプルだったような気がします。
本役さんよりかなり尊大な感じに創っていたので、サブリナに惚れて柔らかくなっていく過程はすごくわかりやすくなったような気がしました。
そして、、、デイヴィッドのことは、可愛さ半分、憎しみ(嫉妬)半分、みたいな微妙な関係だったような。
どこまで狙っていたのか、私の考えすぎなのか……どうなんでしょうね、そのあたりは。
中村さんの話をじっくり聞いてみる機会があれば、本公演と新人公演の演出意図の違いを訊いてみたいです。
……「同じようにやってみたつもりですが。違ってましたか?」
とか言われたら、立ち直れないかもしれないけど(- -;ゞ
.
■デイヴィッド・ララビー(壮一帆)の鳳真由
いやー、すごく良かったです。
「虞美人」の新人公演でも思ったのですが、この人の芝居には「本気」があるんですよね。
いつだって真剣勝負、というか、“抜き身の剣”の怖さみたいなものが、あると思うのです。
しかも!
……前半は可愛かった(*^ ^*)。と、ゆーか。項羽さまのときは、長髪でうまいこと誤魔化していた丸顔が、ショートの金髪で隠しようもなく、、、ちょっと、いえあの、なんというか、仔犬のようにコロコロと可愛らしかった……というのが正直なところかも(^ ^;ゞ。
あきらくん(瀬戸かずや)の持って生まれたシャープな野性味のある男っぽさの横に並ぶと、いかにも!な「チャラい弟」感が満載でした。
この「麗しのサブリナ」のララビー家の兄弟二人は、前回の「虞美人」の義兄弟と比べても、しっかり者で生真面目な兄貴分とチャラくてモテ男で無責任な弟分、という関係性は同じなんですよね。真飛さんと壮ちゃんは、二公演連続で同じような関係性のお芝居をしている。ヒロインとの関係性が全くちがうので普通に観ているぶんにはあまり気にならないのですが、この二人の関係という面だけに着目すると、「虞美人」と「麗しのサブリナ」、この二作は本当によく似ている、と思います。
でも。
この「項羽」と「ライナス」、「劉邦」と「デイヴィッド」には、非常に大きな相違点があります。
嘘を吐くか、吐かないか、という、一点において。
こないだまで「銀ちゃんの恋」に嵌っていたせいか、新人公演を楽しく観劇しながら、「嘘を吐ける役者と吐けない役者」みたいなことを考えておりました。
役者本人がどうこうではなく、「役の人物」として、観客に対して『嘘』を吐ける役者と、吐けない役者、について。
たとえば銀ちゃんは、(再三書いてますが)嘘を吐ける役者にしか演じることが出来ない役です。
こういう役って、宝塚では案外と少ないと思うんですよね。
いや、嘘吐きな役なんてたくさんある!「スカーレット・ピンパーネル」のパーシー・ブレイクニーだって、嘘を言うじゃないか!と言われるむきもあるかと思いますが、パーシーはむしろ、嘘を吐けない役者でないと面白くない役、なんですよ、私にとって。だって彼は、「マルグリットたちに見せる貌」と「他の人に見せる貌」を使い分けているだけで、自分の心に嘘を吐いているわけじゃないから、
観客には常に真実の貌を見せているんですよ。
逆に、観客が「嘘かも?」と思った瞬間に話が終わってしまう危険さえ、ある。
そして項羽は、どちらかと言えばこちらに近い人物だと思うのです。
そして、チャラく生きているように見えて、いつだってホンキの恋を楽しんでいるデイヴィッドも、大きく分類するならこちら側です。
決して自分自身に嘘を吐けないタイプの、役。
彼に比べたら、銀ちゃんは満遍なく嘘を吐く人です。小夏にも、ヤスにも、橘にも、観客にも。自分をも含めた「世界」すべてに、平等に嘘を吐きかける。
劉邦は、嘘を吐くわけではないんですが、「流される人」なので、結果的に嘘になるタイプですね。自分自身の心に対しても、嘘と知りつつ虚しい言い訳をせずにいられないタイプ。
そしてライナスは、政治的判断のもと、「理性をもって」嘘を言うタイプ、ですね。
劉邦もライナスも、銀ちゃんみたいに病的な(無意識のうちに嘘を吐くような)タイプではありませんが、役自身の心の対して真実ではない台詞を語る(=観客に向かって嘘を吐く)タイプの役ではあると思います。
で、こういう役って、宝塚だと比較的少ないんですよね。
意地を張る人、痩せ我慢の結果として本音を言わない人、あるいは、役の本心に気付いていない人、くらいならたまに出てくるるんですけど、積極的に真実でないことを語る人はあまり出てこない。
だから。需要が無いところに供給も無い!嘘が吐ける、あるいは『心にもない言葉』が吐ける役者は、今の「宝塚歌劇団」のスタークラスには殆どいません。水さんが卒業してしまった今、祐飛さん、壮ちゃん、みわっち、テルくん、、、くらいしか思いつかない。月組には若手まで考えても一人も思いつかないし、宙組も祐飛さん一人しかいない気がする。星組・雪組はあまりよく知らないけど、名前の売れたスタークラスにはいないような気がしますね。かろうじて花組は、みわっちの下にも何人か有望なのがいるかな?(^ ^)。
役者としての良し悪しとは全く関係のない分類ではありますが、作品の幅ということを考えると結構大事な個性かも、と思うんですよね。まあ、需要と供給、というものかな、という気はしますが。
なにやら長々とすみません。
何が言いたかったか、というと。
ひとことで言うなら、真由ちゃんは嘘が吐けない役者なんだな、ってことでした。
「虞美人」で項羽、「麗しのサブリナ」でデイヴィッド、という配役は、今の真由ちゃんにとっては正解だったんだな、と。
真由ちゃんのデイヴィッドで一番感動したのは、サブリナが船に乗った日の朝、ライナスのオフィスに現れたとき、でした。
「俺には経済はわからないけど、キスならわかる。……あれは、別れのキスだった」
と静かに告げる口調の重さ。
ライナスに殴りかかるときの、悲鳴のような怒鳴り声。自分からも少女からも逃げようとする兄への怒り。
デイヴィッドの全身から噴き上がる、怒涛のような憤怒。激情。
……この人は本気なんだ、と、胸が締め付けられるようでした。
本気でサブリナに惚れていた。本当に一晩寝られないほど悩んで、直感的に気付いてしまったキスの意味を考えて、夜が明けると同時にここまで来たんだろう、と。一瞬にして彼のそんな一夜をまざまざと想像させられて。
観ているこちらまで、ライナスに
本当に、短い一場面だと思うんですよ。
でも、その場面の主役は完全にデイヴィッドでした。
そして、物語全体の主導権さえ、デイヴィッドに奪われた印象さえ残った、短いけれども重要なヒトコマでした。
前半の役づくりは、本役の壮ちゃんよりも若干頭が軽め(^ ^)な役作りだったと思います。
っていうか、「若い」のかな。ライナスのあきらが大人っぽいので、兄弟二人の年齢差が開いた印象はありましたね。
丁寧な芝居をする真由ちゃんらしい、個性的でメリハリのあるデイヴィッド像で、比較的淡々と物語が進むこの作品の中で鮮烈な印象がありました。
91期だから、新人公演を卒業するまであと一年、ですね。
次あたりは、「嘘を吐く」役にも挑戦してみてほしいなあ……なんて思ったりしつつ。
あ!でも、正月のまぁくんのバウでは、一応「どんでん返し」を担当する役を与えられてはいたんだなあ。
……あれも「嘘を吐く」というよりは「役として(違う人の仮面をかぶる)芝居をしている」っていう役だったから、ちょっと違うんだけど。
他の人を書く前に、ライナスのあきらくんについてちょっと補足。
新人公演と本公演、一番違うな、と思ったのは、ライナスの作為が明快になったことでしょうか。
デイヴィッドがシャンパングラスの上に座り込む場面も、デイヴィッドがあれこれ喋っている後ろに立ち、弟の尻のふくらみを見て『あ、良いことを思いついた!』という仕種をしてからおもむろにソファに誘導するライナス。
確かに判りやすいんだけど、、、なんというか、一歩間違えたらライナスがデイヴィッドを憎んでいるようにさえ見えかねない、ギリギリの芝居だったと思います。
ほかにもそういう、作為的な芝居がいくつかあったんですよね。
演出が本公演と同じ中村さんなだけに、ちょっと気になりました。
あきらくん自身の「ライナス」という人物像に対する解釈は、、かなりシンプルだったような気がします。
本役さんよりかなり尊大な感じに創っていたので、サブリナに惚れて柔らかくなっていく過程はすごくわかりやすくなったような気がしました。
そして、、、デイヴィッドのことは、可愛さ半分、憎しみ(嫉妬)半分、みたいな微妙な関係だったような。
どこまで狙っていたのか、私の考えすぎなのか……どうなんでしょうね、そのあたりは。
中村さんの話をじっくり聞いてみる機会があれば、本公演と新人公演の演出意図の違いを訊いてみたいです。
……「同じようにやってみたつもりですが。違ってましたか?」
とか言われたら、立ち直れないかもしれないけど(- -;ゞ
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東京宝塚劇場にて、花組新人公演「麗しのサブリナ」を観劇してまいりました♪
演出は、本公演と同じ中村暁。
本公演は一回しか観ていないのであまり定かではないのですが、結構こまごまと違っていたので、演出家が同じと知ってあらびっくり(@ @)。遅刻したわけでもないのに、なんでアナウンス聞いてなかったんだろ私(反省)。
■ライナス・ララビー(真飛聖)の瀬戸かずや
スタイルよくて格好良かったです♪♪ 以前から、一度ちゃんとお芝居しているところを観てみたい!と思っていたので、なんだかすごく満足(^ ^)。
スーツの似合う男役らしいスタイルの良さと、シャープな美貌。
せっかくのハンサムなのに、元々声が荒れていて発声があまり良くないのと、子音の発音がクリアではないせいで、ダミ声に聴こえてしまうのが勿体無い!あれがなければ、ちょっとワイルドなセクシー系もいけそうなのになあ。。。
なーんて思いつつ、最上級生の貫録はしっかり見せてくれたので、良いんですけどね(はぁと)。
芝居は落ち着いて良くも悪くも破綻なく、やるべきことを真面目にこなしていた印象がありました。下級生ながら度胸満点の凛音ちゃんを、ちゃんと包んであげていたと思います。もう少し破天荒なタイプかと思っていたのですが、役者としての個性は「ワイルド」だけど、役者としてのキャラは「真面目」で「不器用」なのかも(^ ^)。
嘘が吐けないところは真飛さんと同じなので、「ライナス・ララビー」という嘘吐きの役には苦労されたんじゃないかと思いますが、「お固さ」や「(女性に対して)不器用なところ」は本役さんより似合っていたと思います。
イケメンで超チャラ男な弟(デイヴィッド)との対比が鮮やかで、とても良かったと思います!……歌は……がんばって!!
それにしても、劇団は今後、この人をどういう風に育てていくつもりなんでしょうね。星組のベニー(紅ゆずる)も、研7にして最後の新公をGET!してから破竹の勢いですが……(^ ^;ゞ
■サブリナ・フェアチャイルド(蘭乃はな)の実咲凜音
大人っぽくて美人だし、「虞美人」の桃娘のときも思いましたが、思いきりがよくて舞台度胸がある!いやー、将来有望ですね。
どの衣装も良く似合って、可愛かったです。ただ、蘭ちゃんの初々しさ、可愛らしさは特別だったんだな、と実感したりしました……。
いや、でも、美人だわ(*^ ^*)。
それにしても綺麗な声ですね。彼女の魅力は、あの響きの柔らかな声にあるのかも。台詞もいけど、歌はもっと良い♪ それこそ、「ロミオとジュリエット」のジュリエットのナンバーを聴いてみたい気がします。すごく似合いそう!
他にも印象的な人がたくさんいました♪
デイヴィッドの鳳真由ちゃんは本当に良かったし、
ストーリーテラーのアーサーもさすが。
そして、エリザベスの姫花は、当たり役と言っていいと思う、たぶん(^ ^)。
個人的VIPは、もう、とにかく真瀬くんと天咲千華ちゃんの弁護士&秘書コンビが素晴らしかった(*^ ^*)ので、お二人に。いやー、なんていうか、、、、同期っていいよね(*^ ^*)。
このあたりについても、詳しくはまた後日に♪
.
演出は、本公演と同じ中村暁。
本公演は一回しか観ていないのであまり定かではないのですが、結構こまごまと違っていたので、演出家が同じと知ってあらびっくり(@ @)。遅刻したわけでもないのに、なんでアナウンス聞いてなかったんだろ私(反省)。
■ライナス・ララビー(真飛聖)の瀬戸かずや
スタイルよくて格好良かったです♪♪ 以前から、一度ちゃんとお芝居しているところを観てみたい!と思っていたので、なんだかすごく満足(^ ^)。
スーツの似合う男役らしいスタイルの良さと、シャープな美貌。
せっかくのハンサムなのに、元々声が荒れていて発声があまり良くないのと、子音の発音がクリアではないせいで、ダミ声に聴こえてしまうのが勿体無い!あれがなければ、ちょっとワイルドなセクシー系もいけそうなのになあ。。。
なーんて思いつつ、最上級生の貫録はしっかり見せてくれたので、良いんですけどね(はぁと)。
芝居は落ち着いて良くも悪くも破綻なく、やるべきことを真面目にこなしていた印象がありました。下級生ながら度胸満点の凛音ちゃんを、ちゃんと包んであげていたと思います。もう少し破天荒なタイプかと思っていたのですが、役者としての個性は「ワイルド」だけど、役者としてのキャラは「真面目」で「不器用」なのかも(^ ^)。
嘘が吐けないところは真飛さんと同じなので、「ライナス・ララビー」という嘘吐きの役には苦労されたんじゃないかと思いますが、「お固さ」や「(女性に対して)不器用なところ」は本役さんより似合っていたと思います。
イケメンで超チャラ男な弟(デイヴィッド)との対比が鮮やかで、とても良かったと思います!……歌は……がんばって!!
それにしても、劇団は今後、この人をどういう風に育てていくつもりなんでしょうね。星組のベニー(紅ゆずる)も、研7にして最後の新公をGET!してから破竹の勢いですが……(^ ^;ゞ
■サブリナ・フェアチャイルド(蘭乃はな)の実咲凜音
大人っぽくて美人だし、「虞美人」の桃娘のときも思いましたが、思いきりがよくて舞台度胸がある!いやー、将来有望ですね。
どの衣装も良く似合って、可愛かったです。ただ、蘭ちゃんの初々しさ、可愛らしさは特別だったんだな、と実感したりしました……。
いや、でも、美人だわ(*^ ^*)。
それにしても綺麗な声ですね。彼女の魅力は、あの響きの柔らかな声にあるのかも。台詞もいけど、歌はもっと良い♪ それこそ、「ロミオとジュリエット」のジュリエットのナンバーを聴いてみたい気がします。すごく似合いそう!
他にも印象的な人がたくさんいました♪
デイヴィッドの鳳真由ちゃんは本当に良かったし、
ストーリーテラーのアーサーもさすが。
そして、エリザベスの姫花は、当たり役と言っていいと思う、たぶん(^ ^)。
個人的VIPは、もう、とにかく真瀬くんと天咲千華ちゃんの弁護士&秘書コンビが素晴らしかった(*^ ^*)ので、お二人に。いやー、なんていうか、、、、同期っていいよね(*^ ^*)。
このあたりについても、詳しくはまた後日に♪
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東京宝塚劇場にて、花組公演「麗しのサブリナ/Exciter!」を観劇してまいりました♪
蘭ちゃんが死ぬほど可愛くて、真飛さんは優しくて、壮さんも可愛くて、、、とても楽しい公演だったのですが。
……私が観た阪急交通貸切で一番笑いを取っていたのは、司会の谷みずせさん(^ ^)。相変わらず美人でスタイルよくて、髪が伸びて女らしくなって、、、そして、舞台の上のたにやんしか知らない私には信じられないほどお茶目な人でした。いやはや、あんな才能があったとは……(滝汗)。
開演前の挨拶で、肩に力の入りまくった男役声で場をさらい、休憩の抽選では手伝いに出てきた研1の娘役さんを困らせ……いや、あれはあの研1さんが面白かったんですが(ああいう場で「お勧めの場面は?」って聞かれたら、とりあえず自分の出ている場面を言おうよ……せめて、二回目には)。
そして、最大の爆笑ポイントは終演後の真飛さんとの対話でしょうか。一言喋るたびに真飛さんに突っ込まれるたにやんが面白くて面白くて。なんというか、本編が吹っ飛ぶほど楽しかったです(^ ^)。
10月5日(?)にもう一度阪急交通貸切があるそうで、「まだチケットに余裕があります!」と案内されていましたが。またたにやんが司会してくれるんなら行こうかな、と一瞬思った猫は、自覚しているよりたにやんファンなのかもしれません。
と、まあ、司会の話はこのくらいにして、「麗しのサブリナ」。
そういえば、大劇場で観た時の話を書いていないので、ここであらためて。
蘭ちゃん(蘭乃はな)、トップ娘役お披露目おめでとう!!
いやもう、とにかくキュートで可愛くてフレッシュで、まさに「もぎたてのフルーツ!」って感じでした(はぁと)。そして、蘭ちゃんがすごく一途でストレートなだけに、真飛さんが元々持っていた優しさみたいなものが表に出せるようになったような気がします。
真飛さんは、役の人物としての嘘がつけないタイプなので、ライナスみたいな役はあまり得意じゃないんじゃないかと思うんですけど、今回は、サブリナがあまりにも純粋一途すぎてライナスの嘘なんて吹っ飛ばしていたのが良かったと思います。
嘘のつけない役者同士、お似合いのお二人でした。
そして、デイヴィッドの壮さん。いやー、あの馬鹿息子っぷりといったら!軽やかでいい加減で、壮さんにしかできない役だと思いました。新公の真由ちゃんはどんなふうに演じるのでしょうか。楽しみだなあ。
みわっちの「ストーリーテラー」は、、、個人的にはお医者さんが好きです(^ ^)。もちろん、紫の総スパンも似合っているし、コック帽も素敵だし、どの役も魅力的で……本当に芸達者な人ですよね。ただ、一番魅力を発揮するのは芝居なので、ああいうコマ切れの道化役で、歌がメインというのは残念な気がしました。
でも、銀橋に変更になったスフレ検定の場面とかも、歌より芝居として面白くしていたのはさすが、かな。
まっつ(未涼亜希)と(桜)一花のコンビは、これが見納めなのがとても残念なくらいピッタリと嵌っていて、ホントに中村(暁)さんありがとう!!と思いました(^ ^)。最後の日に髪を降ろしてきた一花の魅力的なこと!!衣装は同じなのに、ぱぁっと花が咲いたようで。それを眩しげに観ているまっつも可愛くて素敵♪なんだか、可愛いまっつを観るのがとても久しぶりのような気がして、嬉しくて仕方がありません(^ ^;ゞ。
ああ、可愛いなあ可愛いなあ可愛いなあ。
サブリナの恋敵(?)グレチェンの(花野)じゅりあは、少し痩せたのかな?ここしばらく母親役みたいなのが続いたせいか、ちょっとふくよかにしていたけど、グッと絞ってきたような。いやー、蘭ちゃんが来た刺激もあってか、花娘のレベルがまた上がったような気がします。宙組も月組も雪組も星組も(最近観た順)それぞれに可愛い子は何人もいるんですけど、娘役全体の平均みたいなことを言ったら、もはや太刀打ちできそうな組が無いような(汗)。
もう一人の恋敵、エリザベスの(天咲)千華ちゃん。いやー、蘭ちゃんとは全く違うけど、こちらもホントに表情豊かで可愛いです(はぁと)。オンナの毒々しさがないのが役として物足りないところなんですが、デイヴィッドは最終的にはエリザベスと結婚するんだろうなあ、と思うとなんだか納得してしまえるような、魅力的な少女でした。
そういえば、千華ちゃんを最初に知ったのは、「バレンシアの熱い花」のマルガリータだったなあ……なんてことを思い出しました。あれもヒロインの恋敵(婚約者)だったなあ。立場も性格も180度違うけど(^ ^)。
デイヴィッドの学友たち(みつる、めおちゃん、まあくん、だいもん)と、その恋人たち(由舞ちゃん、はるちゃん、姫花、実咲凛音ちゃん)。
いや~、もうちょっとくらいメインで芝居する出番があるかと思ったのですが……(ぶつぶつ)でも、出番自体はそんなに少ないわけではない、かな?とにかく若者たちは4人とも爽やかで格好良かったし、お嬢さんたちはホントに皆キュートで可愛かったです(*^ ^*)(←娘役は可愛い子が多すぎて、それぞれに違う褒め言葉を考える努力を放棄しました)
ララビー家の使用人たち。
実は、この作品で一番おいしいのはこのメンバーだと思います(真顔)。メンバーも超豪華!!ふみか(紫峰七海)、(初姫)さあや、(祐澄)しゅん様、きらりん(華耀きらり)、鳳真由ちゃん、真瀬はるか、天真みちる。花も実もある7人を揃えました!って感じ(^ ^)
さあやは可愛いおばあちゃん、きらりんも可愛いおばちゃんという役作りですが、メークも何もかも可愛いのなんの!! ああ、おばあちゃんを演じても少女のように可愛いさあや、おばちゃんを演じても娘心を見せるきらりん、花娘は本当に人材豊富というかなんというか。一花といいこの二人といい、奇跡としか思えませんわ。
ちょっと生真面目なふみかも素敵。朴訥で優しそうなしゅん様も素敵。なんかトボけた感じの真由ちゃんも素敵!
でも、なんといっても可愛いのは92期のお二人です(^ ^)。真瀬くんと天真くん、この二人は兄弟設定だという噂を聞きましたが、本当なのかな?いやはや、ホントに可愛いんですよ。サブリナからの手紙を読んでいるシーンの二人の無言のやり取りとか、もう!本当に、何をしでかすかわからなくて、一瞬だって目を離せません。……客席で一人で吹き出してしまうのは恥ずかしいので、みなさんもぜひぜひご注目くださいませ★
あと、楽しかったのはクッキングスクールのメンバーでしょうか。下級生もワンフレーズソロをもらっていたりして、楽しそうでした♪ そして、フォンテネル男爵役の王子(眉月)が最高だ(^ ^)。王子、最近良い味出してるなあ(感心)。
とみぃ(扇めぐむ)も、パーティーで美声を聴かせてくれて嬉しかったです。声はいいけど今一つ音程が不安定、という印象があった人ですが、今回は本当に良かった!身体も絞ったみたいで、二枚目度がアップしていましたね。立っているだけで大人の男の魅力が出てきたような気がします。
重役連(浦輝ひろと、彩城レア、煌雅あさひ、冴月瑠那)も、下級生ながらスーツをビシッと着て頑張ってました。ルナちゃんの髭、似合いすぎる!すごい美形なオジサマがいると思ったらルナちゃんだったんで吃驚しました(@ @)。アーサーは押し出しが良くて格好良い。浦輝さんは渋い魅力、ネコちゃんは切れ者って感じでした。
最後の場面にはさらに三人(夏城らんか、輝良まさと、花峰千春)も加わりますが……でも、皆頑張っているのにあまりにも背景すぎてちょっと悲しい。
この公演で卒業する花峰さんは、最後の重役の他はパーティーの客くらいだったような。……せめて、クッキングスクールに出ていてくれたなら(涙)。
ショーはとにかくご機嫌!!でした(はぁと)やっぱり藤井さんのショー、好きだ!!なんか、身体の芯がアツくなる(^ ^)。
蘭ちゃんも、踊りだすと月組時代に輪をかけたガツガツっぷり。相変わらず男前なダンスだわー。……花組なんだから、もう少し男役さんを立てた方が無難なのでは、などと余計な心配をしつつ(^ ^;ゞ、ガツガツした月娘っぽさを残したまま、花組で花開いてくれるのが一番嬉しいのが本音なので。その調子でがんばってほしいです。
初演の併演が「ホラーなベルばら」だったせいであまり回数を観られなかったので、細かいことはあまり覚えていないのですが、、、トップ娘役が替ったえだけで随分雰囲気が変わるんだな、と思いました。作品自体が色っぽい中、蘭ちゃんのフレッシュな色気はなかなか良いアクセントになっていたんじゃないかと思います(*^ ^*)。……歌は、がんばれ(小声)。
大劇場も一回しか観ていないので、変更点などは判らないのですが、花峰さんの出番が増えていたような気がしました(違ってたらすみません)。どこだっけな(^ ^;ゞ 藤井さんは本当に優しいなあ、と泣けたんですが……気のせいだったら恥ずかしいな(汗)。
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蘭ちゃんが死ぬほど可愛くて、真飛さんは優しくて、壮さんも可愛くて、、、とても楽しい公演だったのですが。
……私が観た阪急交通貸切で一番笑いを取っていたのは、司会の谷みずせさん(^ ^)。相変わらず美人でスタイルよくて、髪が伸びて女らしくなって、、、そして、舞台の上のたにやんしか知らない私には信じられないほどお茶目な人でした。いやはや、あんな才能があったとは……(滝汗)。
開演前の挨拶で、肩に力の入りまくった男役声で場をさらい、休憩の抽選では手伝いに出てきた研1の娘役さんを困らせ……いや、あれはあの研1さんが面白かったんですが(ああいう場で「お勧めの場面は?」って聞かれたら、とりあえず自分の出ている場面を言おうよ……せめて、二回目には)。
そして、最大の爆笑ポイントは終演後の真飛さんとの対話でしょうか。一言喋るたびに真飛さんに突っ込まれるたにやんが面白くて面白くて。なんというか、本編が吹っ飛ぶほど楽しかったです(^ ^)。
10月5日(?)にもう一度阪急交通貸切があるそうで、「まだチケットに余裕があります!」と案内されていましたが。またたにやんが司会してくれるんなら行こうかな、と一瞬思った猫は、自覚しているよりたにやんファンなのかもしれません。
と、まあ、司会の話はこのくらいにして、「麗しのサブリナ」。
そういえば、大劇場で観た時の話を書いていないので、ここであらためて。
蘭ちゃん(蘭乃はな)、トップ娘役お披露目おめでとう!!
いやもう、とにかくキュートで可愛くてフレッシュで、まさに「もぎたてのフルーツ!」って感じでした(はぁと)。そして、蘭ちゃんがすごく一途でストレートなだけに、真飛さんが元々持っていた優しさみたいなものが表に出せるようになったような気がします。
真飛さんは、役の人物としての嘘がつけないタイプなので、ライナスみたいな役はあまり得意じゃないんじゃないかと思うんですけど、今回は、サブリナがあまりにも純粋一途すぎてライナスの嘘なんて吹っ飛ばしていたのが良かったと思います。
嘘のつけない役者同士、お似合いのお二人でした。
そして、デイヴィッドの壮さん。いやー、あの馬鹿息子っぷりといったら!軽やかでいい加減で、壮さんにしかできない役だと思いました。新公の真由ちゃんはどんなふうに演じるのでしょうか。楽しみだなあ。
みわっちの「ストーリーテラー」は、、、個人的にはお医者さんが好きです(^ ^)。もちろん、紫の総スパンも似合っているし、コック帽も素敵だし、どの役も魅力的で……本当に芸達者な人ですよね。ただ、一番魅力を発揮するのは芝居なので、ああいうコマ切れの道化役で、歌がメインというのは残念な気がしました。
でも、銀橋に変更になったスフレ検定の場面とかも、歌より芝居として面白くしていたのはさすが、かな。
まっつ(未涼亜希)と(桜)一花のコンビは、これが見納めなのがとても残念なくらいピッタリと嵌っていて、ホントに中村(暁)さんありがとう!!と思いました(^ ^)。最後の日に髪を降ろしてきた一花の魅力的なこと!!衣装は同じなのに、ぱぁっと花が咲いたようで。それを眩しげに観ているまっつも可愛くて素敵♪なんだか、可愛いまっつを観るのがとても久しぶりのような気がして、嬉しくて仕方がありません(^ ^;ゞ。
ああ、可愛いなあ可愛いなあ可愛いなあ。
サブリナの恋敵(?)グレチェンの(花野)じゅりあは、少し痩せたのかな?ここしばらく母親役みたいなのが続いたせいか、ちょっとふくよかにしていたけど、グッと絞ってきたような。いやー、蘭ちゃんが来た刺激もあってか、花娘のレベルがまた上がったような気がします。宙組も月組も雪組も星組も(最近観た順)それぞれに可愛い子は何人もいるんですけど、娘役全体の平均みたいなことを言ったら、もはや太刀打ちできそうな組が無いような(汗)。
もう一人の恋敵、エリザベスの(天咲)千華ちゃん。いやー、蘭ちゃんとは全く違うけど、こちらもホントに表情豊かで可愛いです(はぁと)。オンナの毒々しさがないのが役として物足りないところなんですが、デイヴィッドは最終的にはエリザベスと結婚するんだろうなあ、と思うとなんだか納得してしまえるような、魅力的な少女でした。
そういえば、千華ちゃんを最初に知ったのは、「バレンシアの熱い花」のマルガリータだったなあ……なんてことを思い出しました。あれもヒロインの恋敵(婚約者)だったなあ。立場も性格も180度違うけど(^ ^)。
デイヴィッドの学友たち(みつる、めおちゃん、まあくん、だいもん)と、その恋人たち(由舞ちゃん、はるちゃん、姫花、実咲凛音ちゃん)。
いや~、もうちょっとくらいメインで芝居する出番があるかと思ったのですが……(ぶつぶつ)でも、出番自体はそんなに少ないわけではない、かな?とにかく若者たちは4人とも爽やかで格好良かったし、お嬢さんたちはホントに皆キュートで可愛かったです(*^ ^*)(←娘役は可愛い子が多すぎて、それぞれに違う褒め言葉を考える努力を放棄しました)
ララビー家の使用人たち。
実は、この作品で一番おいしいのはこのメンバーだと思います(真顔)。メンバーも超豪華!!ふみか(紫峰七海)、(初姫)さあや、(祐澄)しゅん様、きらりん(華耀きらり)、鳳真由ちゃん、真瀬はるか、天真みちる。花も実もある7人を揃えました!って感じ(^ ^)
さあやは可愛いおばあちゃん、きらりんも可愛いおばちゃんという役作りですが、メークも何もかも可愛いのなんの!! ああ、おばあちゃんを演じても少女のように可愛いさあや、おばちゃんを演じても娘心を見せるきらりん、花娘は本当に人材豊富というかなんというか。一花といいこの二人といい、奇跡としか思えませんわ。
ちょっと生真面目なふみかも素敵。朴訥で優しそうなしゅん様も素敵。なんかトボけた感じの真由ちゃんも素敵!
でも、なんといっても可愛いのは92期のお二人です(^ ^)。真瀬くんと天真くん、この二人は兄弟設定だという噂を聞きましたが、本当なのかな?いやはや、ホントに可愛いんですよ。サブリナからの手紙を読んでいるシーンの二人の無言のやり取りとか、もう!本当に、何をしでかすかわからなくて、一瞬だって目を離せません。……客席で一人で吹き出してしまうのは恥ずかしいので、みなさんもぜひぜひご注目くださいませ★
あと、楽しかったのはクッキングスクールのメンバーでしょうか。下級生もワンフレーズソロをもらっていたりして、楽しそうでした♪ そして、フォンテネル男爵役の王子(眉月)が最高だ(^ ^)。王子、最近良い味出してるなあ(感心)。
とみぃ(扇めぐむ)も、パーティーで美声を聴かせてくれて嬉しかったです。声はいいけど今一つ音程が不安定、という印象があった人ですが、今回は本当に良かった!身体も絞ったみたいで、二枚目度がアップしていましたね。立っているだけで大人の男の魅力が出てきたような気がします。
重役連(浦輝ひろと、彩城レア、煌雅あさひ、冴月瑠那)も、下級生ながらスーツをビシッと着て頑張ってました。ルナちゃんの髭、似合いすぎる!すごい美形なオジサマがいると思ったらルナちゃんだったんで吃驚しました(@ @)。アーサーは押し出しが良くて格好良い。浦輝さんは渋い魅力、ネコちゃんは切れ者って感じでした。
最後の場面にはさらに三人(夏城らんか、輝良まさと、花峰千春)も加わりますが……でも、皆頑張っているのにあまりにも背景すぎてちょっと悲しい。
この公演で卒業する花峰さんは、最後の重役の他はパーティーの客くらいだったような。……せめて、クッキングスクールに出ていてくれたなら(涙)。
ショーはとにかくご機嫌!!でした(はぁと)やっぱり藤井さんのショー、好きだ!!なんか、身体の芯がアツくなる(^ ^)。
蘭ちゃんも、踊りだすと月組時代に輪をかけたガツガツっぷり。相変わらず男前なダンスだわー。……花組なんだから、もう少し男役さんを立てた方が無難なのでは、などと余計な心配をしつつ(^ ^;ゞ、ガツガツした月娘っぽさを残したまま、花組で花開いてくれるのが一番嬉しいのが本音なので。その調子でがんばってほしいです。
初演の併演が「ホラーなベルばら」だったせいであまり回数を観られなかったので、細かいことはあまり覚えていないのですが、、、トップ娘役が替ったえだけで随分雰囲気が変わるんだな、と思いました。作品自体が色っぽい中、蘭ちゃんのフレッシュな色気はなかなか良いアクセントになっていたんじゃないかと思います(*^ ^*)。……歌は、がんばれ(小声)。
大劇場も一回しか観ていないので、変更点などは判らないのですが、花峰さんの出番が増えていたような気がしました(違ってたらすみません)。どこだっけな(^ ^;ゞ 藤井さんは本当に優しいなあ、と泣けたんですが……気のせいだったら恥ずかしいな(汗)。
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東京宝塚劇場にて、花組新人公演「虞美人」を観劇してまいりました♪
……が、その前に一言だけ。
hanihaniさまからコメントで教えていただきましたが、シアタークリエで「サイド・ショウ」のコンサートがあるそうです。
http://www.sideshow.jp/UserPage/Detail/24
6月10日の一日のみ。しかも、岡さんが出演されるのは昼公演のみ(T T)。上演は凄く嬉しいけど、このスケジュールはひどくないか~~~(涙)。
12日には「ニューブレイン」のコンサートもあるし、なんだか凄いなあ、クリエ。「放浪記」の穴を、なりふり構わずに埋めてるって気もしますが。ううむ、もっと暇な時ならいろいろ観たいところだけど、どーして「スカーレットピンパーネル」と同じ時期なんでしょう……すごく無理っぽい(泣)。
さて。
月組新公はほっぽらって(←本当にすみません)、花組新公の速報を。
まず、なんといっても。
(天咲)千華ちゃんが実に素晴らしかった!!
虞美人がタイトルロールであることの意味が、非常に納得できた新人公演でした。
そうか、項羽と虞美人の深く激しい愛が、物語の底に流れていてこそ、「虞美人」なんだな、と。
王陵に斬りつけられて気が立っている項羽に、かすかに怯えながら、それでも挫けずに頬笑みかける虞が、ひどく幼く見えるのが印象的でした。
そんな虞の、儚くも幼い笑顔を凝っとみつめつつ、ゆっくりと綻ぶように息をつく項羽の(鳳)真由ちゃんには、真っ直ぐな愛情があってとても良かった。お似合いのお二人でした(はぁと)。
千華ちゃんは、とにかく姿も声も最高に可愛くて、そして、ラストにつながる「決意」を、最初から驚くほど明解に打ち出してきたんですよね。すごく「幼いなりの決意」という感じがあって、ひどく切なかった。
真由ちゃんの項羽は、そんな虞の決意をちゃんと知っていて、それでも手放すことができなくて、何もかも覚悟したうえで傍に置いている気がしました。
いろんな意味で、『覚悟』のある人だな、と。
新公を観るまで、脚本の根本的な欠点だと思っていた「私は誰も裏切ったことはない」という項羽の宣言。大劇場で観た時、「そもそも初っ端の会稽からして騙し討ちなのに?」と突っ込んでいた猫ですが。
真由ちゃんの項羽は、あの行為を「正義」だと思っているんですね(@ @)。
平和を得るためには、中原を平定せねばならず、そのためには兵が必要だ。だから、殷通には死んでもらうしかない。項羽にも、項梁(冴月瑠那)にも、それがはっきりとわかっている。
どんなに独りよがりでも、あれが「正義」だと思い込める強さがないと、項羽という人物が成立しないんだな、と思いました。自分が思い込むだけじゃなくて、観客にまでその「覚悟」を伝え切れる想いの強さ。そういうモノが、あの役には必要なんだな、と。
同様に、ラストの虞美人の剣舞の場面も。
あれも、項羽が「二人で生きていこう!」と高らかに歌い上げたちょうどその瞬間に虞美人が倒れ伏すのがすごく不思議で、「虞よ、あなた項羽の歌聴いてなかったの!?」くらいの勢いで突っ込んでいたのですが。
……そういう場面じゃなかったんですね……。
「最初の夜」から見えていたラスト。
虞美人は決して自分を見送ることはしない、と。
そうならないために手を尽くし、必死で虚勢を張って生きてきた項羽。それでも、理想家肌の彼の前に現実は厳しく、理想との齟齬に歯がみするばかりで。
……そんな彼が、「四面楚歌」の中で「虞よ、虞よ、私はお前をどうしたら」と振り絞るように歌った彼が、現実を見据えて歌い上げる「二人で生きていこう」。
その歌が、どれほど切なく響くことか。
いくら涙腺の弱い私でも、まさかこの場面で泣くとは思いもしませんでした……
なんか悔しい(- -;
そして。
范増先生の真瀬くんが、予想以上に素晴らしかった!!
いや、もう、大劇場で本公演を観たときからずっと、真瀬くんの范増先生について色んな想像やら期待やら……妄想が膨らんじゃってすごいことになっていて、実際に観たら「なんだ、こんなもんか」と思うに違いない、と思っていたのに。
そんな私の想像を軽々と飛び越えて行ってくれた真瀬くん。……いや、本当に傑物ですねこの人は。
アーサー(煌雅あさひ/張良)も予想以上に良かったけど、范増先生が凄すぎて小物に見えてしまった(汗)。あああ、逆も面白かっただろうなあ。アーサーの范増先生、真瀬くんの張良。み、観たい(^ ^)。
あとは、印象に残った方々を簡単に。
■劉邦(瀬戸かずや/壮一帆)
カッコいい!!
色気のある男前な美貌と華やかなオーラ。壮ちゃんとはまた少し違いますが、存在感の質は良く似ているような気がしました。そのハッタリ感と求心力は凄い!
カットされてしまったラストの花道~銀橋を、観て観たかったなー、と思いました。
■殷桃娘(実咲凛音/望海風斗)
舞台度胸満点、台詞も歌も満点の美少女でした。まだ若いのに、舞台全体がちゃんと見えているし、とにかく度胸がある。これからが楽しみです。舞台の怖さを知って、そして、乗り越えてほしいと思いました。
そして、やっぱりこの役は娘役がやるべきだと思いました……(T T)。いや、だいもんも可愛いんですけどね。でもやっぱり、「男役」と「娘役」は違うんだな、と。
虞美人は男役がやってもいいと思うのですが、桃娘は違うと思いました。
素直にれみちゃん/蘭ちゃんで良いと思うんだけどな~。
■王媼(芽吹幸奈/梨花ますみ)
この役って、こういうアプローチもありなのか!と思いました。
美しくて華やかで、まだまだ現役の女将。
衛布の愛人にしか見えないその存在感と色気は素晴らしかったです。ちょっとお茶目な面もあるのが余計に素敵♪ なんというか、くみちゃんが演じると「良い役」に見える、と思います。うん♪
■虞美人の母(遼かぐら/絵莉千晶)
個人的にかぐらちゃん好きなのですが、こういう弱々しい役もちゃんとできるんだなーと感心しました。項羽が楚に帰国する場面がカットされている(韓信と桃娘の会話で説明されて終了)ので出番は一瞬だったのが残念。
■宋義(天真みちる/悠真倫)
あまりに達者すぎて、何もコメントはないです。まりんさんとはまた違う、個性的な宋義でした。本当に、何をやらせても巧いわぁ。
■紅林(鞠花ゆめ/桜一花)
この役も二幕の出番がカットされているので、宋義の回りをひらひら踊りながら「愛、愛、愛」と歌う場面だけになってしまいましたが、とにかく可愛かったです。丸顔な二人が並ぶのがちょっと面白かった(^ ^)。「銀ちゃんの恋」で焼き肉屋の女将を演じていた鞠花ゆめちゃん、あの女将から子役まで、芸域広いなあ……(感心)
■韓信(彩城レア/愛音羽麗)
良い役をおいしくやってくれて嬉しかったです。今まで観たネコちゃんの中で美形度ナンバーワンかも、というくらいビジュアルが良かった(*^ ^*)。歌もさすがで、安心して聴けましたし、芝居も男前でした♪
■項梁/王翳(冴月瑠那/紫峰七海)
幕あきすぐに登場する項梁は、濃い髭があまり似合ってなくて残念。
ラスト直前に下手花道から登場する王翳(漢軍の将)は、一瞬、なぜスポットを浴びているのかわからなくて焦りましたが、良い声で芝居ができていたと思います。元々滑舌の良い人ですが、小芝居の印象が強くて、ああいう位どりのいる役ができるとは思ってなかったので、嬉しい驚きでした♪
他の場面ではもっぱら兵士でしたが、いやもう、甲冑姿の似合うこと♪素敵すぎる。
そして、酒場の場面(馬鹿のくんだり)の小芝居が楽しそうで楽しそうで、観ているだけで幸せでした。
■呂(梅咲衣舞/花野じゅりあ)
すみません。この役も素晴らしかった!
劉邦への愛と、愛されている自信が見えて、魅力的な夫人でした。
項羽の陣営に囚われた牢での虞美人との対決が実にすばらしかった!!
虞の覚悟と、呂の確信の対比の鮮やかさ。どちらも愛した男ゆえ、に。
■衛布(輝良まさと/華形ひかる)
衛布が桃娘に殺される場面がカットされているので、印象はだいぶ弱まってしまいましたが、輝良くんも黒い役をよくがんばってて良かったです♪ 桃娘がか弱い(?)下級生の娘役なので、少しはやりやすかった……かな?
■季布(大河凜/真野すがた)
細面に甲冑がよく似合って、キレイでした。ラストの見せ場をきっちり見せてくれて嬉しかったです。
■樊噲(羽立光来/夕霧らい)
お芝居巧いですねぇ!!らいちゃんは本当に可愛いというか、雰囲気で持っていく人なんですが、羽立くんはなんというか、かなり作りこんで演じていたと思います。大柄で優しげな雰囲気を生かして、やんちゃな兄(劉邦)にオロオロする不器用な弟、という感じなのがとても良かったです♪
■項荘(日高大地/祐澄しゅん)
剣舞のセンターで踊る日高くんの格好良いこと(*^ ^*)。本当にスタイル良いわ~~♪
課題だった台詞回し(っていうか、声そのもの)も随分改善されて、そろそろ大きな役がついてもいいのに、と思いました。次のショーにちょっとだけ期待。
■劉邦の父(花峰千春/月央和沙)
花峰さんの芝居は温かみがあってすごく好きなんですが、この役も良かったです。さりげなく息子を心配している雰囲気が良い♪
■王陵(和海しょう/彩城レア)
夢見がちな若者の雰囲気があって、その後の行動にも説得力がありました。歌巧いんですねー!!感心。
■戚(月野姫花/蘭乃はな)
可愛い!
あきらくんとの並びがとても良かったです。っていうか、本当に可愛いなあ姫花ちゃんは。
真由ちゃんの挨拶は、ニュースで流れていた大劇場よりはだいぶマシでしたが、それでも相当なぶっ飛んでましたね(^ ^)。
ネコちゃんの挨拶が真由ちゃんの分までしっかりしていてとても良かったので、余計に面白かったです。でも、ホントに一生懸命で不器用で、そして、可愛い人なんだろうなあ。同期も上級生も、下級生に至るまで、皆が皆、あんなに心配そうに主演者を見守っている新公挨拶も珍しいような気がします。(^ ^)
……真由ちゃんがどれだけ愛されキャラか、って話ですかね、あれは。
.
……が、その前に一言だけ。
hanihaniさまからコメントで教えていただきましたが、シアタークリエで「サイド・ショウ」のコンサートがあるそうです。
http://www.sideshow.jp/UserPage/Detail/24
6月10日の一日のみ。しかも、岡さんが出演されるのは昼公演のみ(T T)。上演は凄く嬉しいけど、このスケジュールはひどくないか~~~(涙)。
12日には「ニューブレイン」のコンサートもあるし、なんだか凄いなあ、クリエ。「放浪記」の穴を、なりふり構わずに埋めてるって気もしますが。ううむ、もっと暇な時ならいろいろ観たいところだけど、どーして「スカーレットピンパーネル」と同じ時期なんでしょう……すごく無理っぽい(泣)。
さて。
月組新公はほっぽらって(←本当にすみません)、花組新公の速報を。
まず、なんといっても。
(天咲)千華ちゃんが実に素晴らしかった!!
虞美人がタイトルロールであることの意味が、非常に納得できた新人公演でした。
そうか、項羽と虞美人の深く激しい愛が、物語の底に流れていてこそ、「虞美人」なんだな、と。
王陵に斬りつけられて気が立っている項羽に、かすかに怯えながら、それでも挫けずに頬笑みかける虞が、ひどく幼く見えるのが印象的でした。
そんな虞の、儚くも幼い笑顔を凝っとみつめつつ、ゆっくりと綻ぶように息をつく項羽の(鳳)真由ちゃんには、真っ直ぐな愛情があってとても良かった。お似合いのお二人でした(はぁと)。
千華ちゃんは、とにかく姿も声も最高に可愛くて、そして、ラストにつながる「決意」を、最初から驚くほど明解に打ち出してきたんですよね。すごく「幼いなりの決意」という感じがあって、ひどく切なかった。
真由ちゃんの項羽は、そんな虞の決意をちゃんと知っていて、それでも手放すことができなくて、何もかも覚悟したうえで傍に置いている気がしました。
いろんな意味で、『覚悟』のある人だな、と。
新公を観るまで、脚本の根本的な欠点だと思っていた「私は誰も裏切ったことはない」という項羽の宣言。大劇場で観た時、「そもそも初っ端の会稽からして騙し討ちなのに?」と突っ込んでいた猫ですが。
真由ちゃんの項羽は、あの行為を「正義」だと思っているんですね(@ @)。
平和を得るためには、中原を平定せねばならず、そのためには兵が必要だ。だから、殷通には死んでもらうしかない。項羽にも、項梁(冴月瑠那)にも、それがはっきりとわかっている。
どんなに独りよがりでも、あれが「正義」だと思い込める強さがないと、項羽という人物が成立しないんだな、と思いました。自分が思い込むだけじゃなくて、観客にまでその「覚悟」を伝え切れる想いの強さ。そういうモノが、あの役には必要なんだな、と。
同様に、ラストの虞美人の剣舞の場面も。
あれも、項羽が「二人で生きていこう!」と高らかに歌い上げたちょうどその瞬間に虞美人が倒れ伏すのがすごく不思議で、「虞よ、あなた項羽の歌聴いてなかったの!?」くらいの勢いで突っ込んでいたのですが。
……そういう場面じゃなかったんですね……。
「最初の夜」から見えていたラスト。
虞美人は決して自分を見送ることはしない、と。
そうならないために手を尽くし、必死で虚勢を張って生きてきた項羽。それでも、理想家肌の彼の前に現実は厳しく、理想との齟齬に歯がみするばかりで。
……そんな彼が、「四面楚歌」の中で「虞よ、虞よ、私はお前をどうしたら」と振り絞るように歌った彼が、現実を見据えて歌い上げる「二人で生きていこう」。
その歌が、どれほど切なく響くことか。
いくら涙腺の弱い私でも、まさかこの場面で泣くとは思いもしませんでした……
なんか悔しい(- -;
そして。
范増先生の真瀬くんが、予想以上に素晴らしかった!!
いや、もう、大劇場で本公演を観たときからずっと、真瀬くんの范増先生について色んな想像やら期待やら……妄想が膨らんじゃってすごいことになっていて、実際に観たら「なんだ、こんなもんか」と思うに違いない、と思っていたのに。
そんな私の想像を軽々と飛び越えて行ってくれた真瀬くん。……いや、本当に傑物ですねこの人は。
アーサー(煌雅あさひ/張良)も予想以上に良かったけど、范増先生が凄すぎて小物に見えてしまった(汗)。あああ、逆も面白かっただろうなあ。アーサーの范増先生、真瀬くんの張良。み、観たい(^ ^)。
あとは、印象に残った方々を簡単に。
■劉邦(瀬戸かずや/壮一帆)
カッコいい!!
色気のある男前な美貌と華やかなオーラ。壮ちゃんとはまた少し違いますが、存在感の質は良く似ているような気がしました。そのハッタリ感と求心力は凄い!
カットされてしまったラストの花道~銀橋を、観て観たかったなー、と思いました。
■殷桃娘(実咲凛音/望海風斗)
舞台度胸満点、台詞も歌も満点の美少女でした。まだ若いのに、舞台全体がちゃんと見えているし、とにかく度胸がある。これからが楽しみです。舞台の怖さを知って、そして、乗り越えてほしいと思いました。
そして、やっぱりこの役は娘役がやるべきだと思いました……(T T)。いや、だいもんも可愛いんですけどね。でもやっぱり、「男役」と「娘役」は違うんだな、と。
虞美人は男役がやってもいいと思うのですが、桃娘は違うと思いました。
素直にれみちゃん/蘭ちゃんで良いと思うんだけどな~。
■王媼(芽吹幸奈/梨花ますみ)
この役って、こういうアプローチもありなのか!と思いました。
美しくて華やかで、まだまだ現役の女将。
衛布の愛人にしか見えないその存在感と色気は素晴らしかったです。ちょっとお茶目な面もあるのが余計に素敵♪ なんというか、くみちゃんが演じると「良い役」に見える、と思います。うん♪
■虞美人の母(遼かぐら/絵莉千晶)
個人的にかぐらちゃん好きなのですが、こういう弱々しい役もちゃんとできるんだなーと感心しました。項羽が楚に帰国する場面がカットされている(韓信と桃娘の会話で説明されて終了)ので出番は一瞬だったのが残念。
■宋義(天真みちる/悠真倫)
あまりに達者すぎて、何もコメントはないです。まりんさんとはまた違う、個性的な宋義でした。本当に、何をやらせても巧いわぁ。
■紅林(鞠花ゆめ/桜一花)
この役も二幕の出番がカットされているので、宋義の回りをひらひら踊りながら「愛、愛、愛」と歌う場面だけになってしまいましたが、とにかく可愛かったです。丸顔な二人が並ぶのがちょっと面白かった(^ ^)。「銀ちゃんの恋」で焼き肉屋の女将を演じていた鞠花ゆめちゃん、あの女将から子役まで、芸域広いなあ……(感心)
■韓信(彩城レア/愛音羽麗)
良い役をおいしくやってくれて嬉しかったです。今まで観たネコちゃんの中で美形度ナンバーワンかも、というくらいビジュアルが良かった(*^ ^*)。歌もさすがで、安心して聴けましたし、芝居も男前でした♪
■項梁/王翳(冴月瑠那/紫峰七海)
幕あきすぐに登場する項梁は、濃い髭があまり似合ってなくて残念。
ラスト直前に下手花道から登場する王翳(漢軍の将)は、一瞬、なぜスポットを浴びているのかわからなくて焦りましたが、良い声で芝居ができていたと思います。元々滑舌の良い人ですが、小芝居の印象が強くて、ああいう位どりのいる役ができるとは思ってなかったので、嬉しい驚きでした♪
他の場面ではもっぱら兵士でしたが、いやもう、甲冑姿の似合うこと♪素敵すぎる。
そして、酒場の場面(馬鹿のくんだり)の小芝居が楽しそうで楽しそうで、観ているだけで幸せでした。
■呂(梅咲衣舞/花野じゅりあ)
すみません。この役も素晴らしかった!
劉邦への愛と、愛されている自信が見えて、魅力的な夫人でした。
項羽の陣営に囚われた牢での虞美人との対決が実にすばらしかった!!
虞の覚悟と、呂の確信の対比の鮮やかさ。どちらも愛した男ゆえ、に。
■衛布(輝良まさと/華形ひかる)
衛布が桃娘に殺される場面がカットされているので、印象はだいぶ弱まってしまいましたが、輝良くんも黒い役をよくがんばってて良かったです♪ 桃娘がか弱い(?)下級生の娘役なので、少しはやりやすかった……かな?
■季布(大河凜/真野すがた)
細面に甲冑がよく似合って、キレイでした。ラストの見せ場をきっちり見せてくれて嬉しかったです。
■樊噲(羽立光来/夕霧らい)
お芝居巧いですねぇ!!らいちゃんは本当に可愛いというか、雰囲気で持っていく人なんですが、羽立くんはなんというか、かなり作りこんで演じていたと思います。大柄で優しげな雰囲気を生かして、やんちゃな兄(劉邦)にオロオロする不器用な弟、という感じなのがとても良かったです♪
■項荘(日高大地/祐澄しゅん)
剣舞のセンターで踊る日高くんの格好良いこと(*^ ^*)。本当にスタイル良いわ~~♪
課題だった台詞回し(っていうか、声そのもの)も随分改善されて、そろそろ大きな役がついてもいいのに、と思いました。次のショーにちょっとだけ期待。
■劉邦の父(花峰千春/月央和沙)
花峰さんの芝居は温かみがあってすごく好きなんですが、この役も良かったです。さりげなく息子を心配している雰囲気が良い♪
■王陵(和海しょう/彩城レア)
夢見がちな若者の雰囲気があって、その後の行動にも説得力がありました。歌巧いんですねー!!感心。
■戚(月野姫花/蘭乃はな)
可愛い!
あきらくんとの並びがとても良かったです。っていうか、本当に可愛いなあ姫花ちゃんは。
真由ちゃんの挨拶は、ニュースで流れていた大劇場よりはだいぶマシでしたが、それでも相当なぶっ飛んでましたね(^ ^)。
ネコちゃんの挨拶が真由ちゃんの分までしっかりしていてとても良かったので、余計に面白かったです。でも、ホントに一生懸命で不器用で、そして、可愛い人なんだろうなあ。同期も上級生も、下級生に至るまで、皆が皆、あんなに心配そうに主演者を見守っている新公挨拶も珍しいような気がします。(^ ^)
……真由ちゃんがどれだけ愛されキャラか、って話ですかね、あれは。
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「相棒」になる瞬間。
2010年2月13日 宝塚(花)今日のCSニュース総集編で、やっと「カサブランカ」の千秋楽映像を観ました。
萬さんがまるで主役のように(^ ^)たくさん映っていたのがとても嬉しいです。そして、「As Time Goes By」で、萬さんの歌から祐飛さんの歌につなぐ編集はお見事でした!私的に、永久保存版になりました(^ ^)。
でも。
……フィナーレのムーア人で、胸に花をつけて踊っていた舞生ちゃんのことも、一瞬くらい映してくれてもいいと思うんだけど(泣)。今までは、相当な下級生でも千秋楽映像では一瞬抜きがあったと思うのに。研4で卒業するってことは、こういうことなんですかねぇ……。
で。
しばらく、「カサブランカ」公演中に観た作品の落穂ひろいをしていきたいと思います。
まずは、花組公演「相棒」。
……この作品については、何といっても私はドラマを観ていないので、ドラマファンの皆様の熱いコメントのようにはとてもいかないのですが……
ドラマを知らなくても十分に楽しめる、とても素敵な公演でした(*^ ^*)。
まー、そうは言っても、たぶんドラマファンの皆様の半分くらいしか満喫していないんだろうなあ……と思いますが。
近くの席の方が、誰かが出てくるたびに大興奮してきゃいきゃいしていたのがとても羨ましかったので(^ ^)。
作品的には、というか、ネタ的にはどうなの?という感じはありましたが……どうやらそういう意味でも「逆転裁判」と同じようなものなんだろうな、と思いました(^ ^)。
いや、まあ、あの、ネタ的なダメさ加減は「逆転裁判」の方が上だったし、物語としての突拍子のなさは「相棒」の方が無理があったんですが。なんていうか、臓器移植と宗教という、非常に扱いの難しい問題を二個もいっぺんに放り込まなくてもいいと思うんだよね。しかも、そのどっちも実際に起こる事件とはあまり関係ないところが石田さんのダメダメなところだと思う。語りたい話をストーリーと無関係に無理矢理持ち込むから、ワケがわからなくなってしまうんですよ。
だから、石田さんには語りたい話だけをやらせておけ、って思うんですよねぇ。今回だって、臓器移植の話をしたいんだったらそっちに集中すればいいと思うんですよね。なにがどうなって新興宗教が出てきたのか、私にはよく判りませんでした……(T T)。
でも。
石田さんがプログラムで「小説、映画、劇画、韓流ドラマ、そしてゲームと様々なジャンルを『宝塚化』するのが100周年にむけての使命」ということを書いていらっしゃいますが。
宝塚はやっぱり唯一無二の宝塚なのであって、小説や劇画の二番煎じにはなってほしくないけれども、新しい風というのは常に必要なもので、「逆転裁判」も「カサブランカ」も「相棒」も、なくてはならない風だったんだろうな、と思います。
実際、どれも面白かったし(^ ^)。
こういった試みによって新しいファンが掴めたのかどうかは判りませんが、宝塚を観に来るきっかけの一つになれば、と思いますし、良い試みだと思っています(*^ ^*)。版権とかイメージとか、色々問題はあるでしょうけれども。どうぞこれからも、良いネタを探してがんばってくださいませ。
杉下右京の真飛聖。
水谷さんの喋り方を知らないのでアレですが、まとぶんの声のバリエーションとお茶目な雰囲気があんなに生きる役もないのではないか、と思いました♪
べったり撫で付けた髪が素敵です(^ ^)。
神戸尊の壮一帆。
壮ちゃん、なんだかホントに似合ってました!
雪組時代は「良い人」しかできないタイプかと思っていたのですが、花組に来て、本質はそっちじゃなかったことを知りました(^ ^)。「アデュー・マルセイユ」までは「悪い人」は全部ダメだったのに、「メランコリックジゴロ」くらいから突然豹変した印象があって、真飛さんとの舞台上での相性が良いのかな、と思いました。
クールで裏のある二枚目タイプなのに、結構右京さんに振り回されて可愛くなってる。そういうのがすごく似合いますね♪ 最後に「相棒?」って言って微笑みあうところが、すごく好きです。
ああいう、実は素直なのに表面だけ突っ張って素直じゃないっていう役がとっても似合う、と、思う(^ ^)。
パリス・エヴァンズの桜乃彩音。
思いのほか似合ってました。「相棒」世界にハマらない感じ、どこか浮いた感じが良かった、と、思う。前半は崩れた色気があって役にあっていたし、後半、というかラストの一花ちゃんとの会話の可愛らしさは、これが彼女の本質なのかな、と思いましたね。
卒業前に似合う役に当たって、良かったねと思いました♪
内村完爾の星原美紗緒。
頑固で視野の狭い部長。星原さんってこういう『可愛いオヤジ』的な役がめっちゃ似合うなあ、と思いました。相変わらず石田さんのキャスティングは冴えてるわ。(←単に猫と石田さんの感性が似ているだけなんでは……?)
竹刀を振り回すしか能のない頑固っぷりがすごく可愛かったです。憎むべき人が出てこないドラマの中で、キャラ勝ちしているなと思いました。
小野田公顕の夏美よう。
掴みどころのない官房室長。いい味だしてましたね。ニュースで流れた挨拶も、小野田さん口調でやっていてすごく面白かったし♪(小野田さんなのに噛んでいたところはご愛嬌☆)
三浦信輔の眉月凰。
捜査一課の巡査部長。背広姿が普通に決まりすぎていて、あまり目立たなかったような気が……。タカラヅカって不思議なところだなあ。あんなにきれいなのに(汗)
教祖(女)の絵莉千晶。
存在感があってさすがでした。……物語的には、かなり意味不明な存在でしたが(^ ^;ゞ
あまりにも意味不明すぎて、「石田さん、久々にやっちゃったな…」と思いましたが、でも、石田さん的には全面的に彼女を信頼しての役付けなんだろうな、と思ったりもしました。
ノーマン・エヴァンズの愛音羽麗。
かっこいい!
どんなに情けなくても、どんなにしょうもない男でも、みわっちがやるといい男に見える……。
愛情がちゃんと見えるところがいいんでしょうね、やっぱり。世間的には「気の毒な役」的な扱いでしたけど、振り幅の広い役者らしい、多面性のある役で、石田さんはみわっちを信頼しているんだな、と思いました。
考えてみれば、パリスも右京さんとの過去があったり、最後にはノーマンのところに戻ったり、と「カサブランカ」のイルザに似たエピソードがある人物なんですが、あまり話題にならなかったなあ。イルザはいろいろ言われていたのに。……作品が作品だから、かしらん。
角田六郎の未涼亜希。
いや、もう。素敵すぎて何も言いません。女の子たちに囲まれて鼻の下を伸ばしきったまっつが観られるなんて!!石田さん、ありがとう(*^ ^*)。
ただ。「暇かーっ!?」っていう挨拶は、ドラマの角田さんの定番なんだそうですね。そういうのを知らないと、まっつが全然オジサンに見えないので、いったいどういうキャラなのか謎なところもありました。……まぁ、それは仕方がないのかな。宝塚だもんね。
宮部たまきの桜一花。
可愛い。可愛い。可愛いったら可愛い!
落ち着いた風情と、ワケありげな立ち居振舞がすごく色っぽい。右京さんとの過去を想像させつつ、現在の絶妙な距離感を見せるところがとても素敵です。雰囲気がしっとりしていて、最後のパリスとの語りもいい。湿り気のある日本の女と、カラッとしたアメリカ女の空気感の違いが良く出てた。
一花ちゃん、可愛いばかりじゃなく、ああいう過去のある大人の女も出来る人なので、そろそろそっちの方でちゃんと使ってほしいなあ、と思います。もうすぐ研12なんですもんね(汗)。
とてもそうは見えないけどさ。
米沢守の華形ひかる。
この役はドラマファンには衝撃的だったらしく、みんな彼の話しかしないんですけど(汗)。近くの席に座っていたドラマファンらしい方も、米沢さんに一番反応していましたし。
私は、芝居としては、それほどオタクっぽい感じも無く、いつも通りの役者・みつるだったと思ったのですが……。
いや、もちろん、ドラマを観ていなくても、みつるくんがあの扮装で出てきただけで笑えましたけど、ね……。確かに、みつるくんはおかっぱにしてても二枚目なんだなあ、とゆ~のは感動ポイントでしたわ(^ ^;ゞ
伊丹憲一の真野すがた。
この人のキャラは、石田さんの中では完璧に確立されていて、他のキャラクターは考えられないんだろうなあ、と思いました。橘、ヴィクター、伊丹と、キャラは同じですよね。誰よりも二枚目なのに、立っているだけで何故か笑いが取れる。観ている観客にも、何がそんなにおかしいのかわからないんだけど、伊丹さんが出てくるだけで笑ってしまうんですよ……。なのに、彼がドラマの中心になると、ちゃんと感動させてくれる。そういう個性なんだな、と思います。
同じようなキャラが続いても、飽きないしね。それだけの魅力がある人なんだなあ、と思う。
石田さんと組んだときのめおちゃんが、一番好きです。うん、可愛かった♪
婦人警官の初姫さあや、華耀きらり、天宮菜生、芽吹幸奈。
もう。
私は、この作品、この4人を観にいった、といっても過言ではないかも、くらい楽しみにしていたんですが。
石田さん、ありがとう。期待に違わぬ可愛らしさでした。さあやもきらりんもはるちゃんもくみちゃんも、みんなすっごい可愛かったよーーーーーー!!
きらりんだけミニスカなところに、石田さんの『譲れない一線』を見ました。
……そこかい。
暴漢の扇めぐむ。
いきなり役名「暴漢」ってどうなの?と思っていたとみぃですが、確かに「暴漢」としか言いようのない役でした。しかも、サンタクロースの扮装だし(涙)。東京は松も取れた1月中旬だとゆーのに。(ドラマシティは年末だったのでわかるのですが……)
年末のドラマシティ公演が年明けに東京に来ると、割とこういう違和感がありがちなんですが、それにしても、今回はプログラムの写真からサンタクロースだったのがちょっと、ねぇ。
最初の襲撃は普通の服だったような気がするので、せめてそっちを使えばいいのになあ。
「貴様、どこの組のもんだ!」
「……花組だ」
っていう会話をやりたくてああいう役を設定したんだろうなあ、石田さん……
そういうベタなセンス、好きだけどさ、私は(^ ^;ゞ
キャロルの天咲千華。
パリス付の調律師で、ノーマンの浮気相手、その正体はスコットランドヤードの潜入捜査官。
とにかく可愛くて芝居上手で、お気に入りの千華ちゃん。遣り甲斐のある役で楽しそうでした♪♪
石田さんも千華ちゃん好きみたいだけど、毎回、わりと似たような傾向の役をつけているあたり、めおちゃんに対する評価と似た匂いを感じる(^ ^)。「銀ちゃん」「フィフティ」「相棒」と連続して石田作品に出ている人たちの中で、みつるくんだけは、毎回キャラクターが違うんですよね。王子もらいらいもきらりんもさあやも、大きくくくれば同じような役が続いているのに。面白いなあ。
話を戻して。千華ちゃん。
花組に来て、周りの可愛い花娘さんたちとは芝居の質がちょっと違うのかなーと思っていたのですが、それは宙組の個性なんじゃなくて千華ちゃんの個性なんだな、ということがあらためて判ったので(^ ^)、そういうところをガンガン出していっていいんじゃないかな、と思います。
同期の蘭ちゃん(蘭乃はな)が次の東京から来ますけれども、千華ちゃんは千華ちゃんらしく、生き生きと存在してほしいな、と思う。その輝きは彼女独特のもので、他には変えられないものだと思うから。
ドラマシティでは石田さんが千華ちゃんを「スコットランドヤードの潜入捜査官」と設定し、
バウホールでは生田さんが、真瀬くんに「(まぁくんに向かって)僕は貴方の相棒になれましたか?」と訊かせる。
両方観ると二度おいしい、みたいな設定が、花組ファン(←あれっ?)的にとても嬉しかったです。
星組の「ヘイズ・コード」以来、若い演出家はそういうネタをよく使うようになりましたが、石田さんって……『若い演出家』チームに入るのかしらん?(^ ^;
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萬さんがまるで主役のように(^ ^)たくさん映っていたのがとても嬉しいです。そして、「As Time Goes By」で、萬さんの歌から祐飛さんの歌につなぐ編集はお見事でした!私的に、永久保存版になりました(^ ^)。
でも。
……フィナーレのムーア人で、胸に花をつけて踊っていた舞生ちゃんのことも、一瞬くらい映してくれてもいいと思うんだけど(泣)。今までは、相当な下級生でも千秋楽映像では一瞬抜きがあったと思うのに。研4で卒業するってことは、こういうことなんですかねぇ……。
で。
しばらく、「カサブランカ」公演中に観た作品の落穂ひろいをしていきたいと思います。
まずは、花組公演「相棒」。
……この作品については、何といっても私はドラマを観ていないので、ドラマファンの皆様の熱いコメントのようにはとてもいかないのですが……
ドラマを知らなくても十分に楽しめる、とても素敵な公演でした(*^ ^*)。
まー、そうは言っても、たぶんドラマファンの皆様の半分くらいしか満喫していないんだろうなあ……と思いますが。
近くの席の方が、誰かが出てくるたびに大興奮してきゃいきゃいしていたのがとても羨ましかったので(^ ^)。
作品的には、というか、ネタ的にはどうなの?という感じはありましたが……どうやらそういう意味でも「逆転裁判」と同じようなものなんだろうな、と思いました(^ ^)。
いや、まあ、あの、ネタ的なダメさ加減は「逆転裁判」の方が上だったし、物語としての突拍子のなさは「相棒」の方が無理があったんですが。なんていうか、臓器移植と宗教という、非常に扱いの難しい問題を二個もいっぺんに放り込まなくてもいいと思うんだよね。しかも、そのどっちも実際に起こる事件とはあまり関係ないところが石田さんのダメダメなところだと思う。語りたい話をストーリーと無関係に無理矢理持ち込むから、ワケがわからなくなってしまうんですよ。
だから、石田さんには語りたい話だけをやらせておけ、って思うんですよねぇ。今回だって、臓器移植の話をしたいんだったらそっちに集中すればいいと思うんですよね。なにがどうなって新興宗教が出てきたのか、私にはよく判りませんでした……(T T)。
でも。
石田さんがプログラムで「小説、映画、劇画、韓流ドラマ、そしてゲームと様々なジャンルを『宝塚化』するのが100周年にむけての使命」ということを書いていらっしゃいますが。
宝塚はやっぱり唯一無二の宝塚なのであって、小説や劇画の二番煎じにはなってほしくないけれども、新しい風というのは常に必要なもので、「逆転裁判」も「カサブランカ」も「相棒」も、なくてはならない風だったんだろうな、と思います。
実際、どれも面白かったし(^ ^)。
こういった試みによって新しいファンが掴めたのかどうかは判りませんが、宝塚を観に来るきっかけの一つになれば、と思いますし、良い試みだと思っています(*^ ^*)。版権とかイメージとか、色々問題はあるでしょうけれども。どうぞこれからも、良いネタを探してがんばってくださいませ。
杉下右京の真飛聖。
水谷さんの喋り方を知らないのでアレですが、まとぶんの声のバリエーションとお茶目な雰囲気があんなに生きる役もないのではないか、と思いました♪
べったり撫で付けた髪が素敵です(^ ^)。
神戸尊の壮一帆。
壮ちゃん、なんだかホントに似合ってました!
雪組時代は「良い人」しかできないタイプかと思っていたのですが、花組に来て、本質はそっちじゃなかったことを知りました(^ ^)。「アデュー・マルセイユ」までは「悪い人」は全部ダメだったのに、「メランコリックジゴロ」くらいから突然豹変した印象があって、真飛さんとの舞台上での相性が良いのかな、と思いました。
クールで裏のある二枚目タイプなのに、結構右京さんに振り回されて可愛くなってる。そういうのがすごく似合いますね♪ 最後に「相棒?」って言って微笑みあうところが、すごく好きです。
ああいう、実は素直なのに表面だけ突っ張って素直じゃないっていう役がとっても似合う、と、思う(^ ^)。
パリス・エヴァンズの桜乃彩音。
思いのほか似合ってました。「相棒」世界にハマらない感じ、どこか浮いた感じが良かった、と、思う。前半は崩れた色気があって役にあっていたし、後半、というかラストの一花ちゃんとの会話の可愛らしさは、これが彼女の本質なのかな、と思いましたね。
卒業前に似合う役に当たって、良かったねと思いました♪
内村完爾の星原美紗緒。
頑固で視野の狭い部長。星原さんってこういう『可愛いオヤジ』的な役がめっちゃ似合うなあ、と思いました。相変わらず石田さんのキャスティングは冴えてるわ。(←単に猫と石田さんの感性が似ているだけなんでは……?)
竹刀を振り回すしか能のない頑固っぷりがすごく可愛かったです。憎むべき人が出てこないドラマの中で、キャラ勝ちしているなと思いました。
小野田公顕の夏美よう。
掴みどころのない官房室長。いい味だしてましたね。ニュースで流れた挨拶も、小野田さん口調でやっていてすごく面白かったし♪(小野田さんなのに噛んでいたところはご愛嬌☆)
三浦信輔の眉月凰。
捜査一課の巡査部長。背広姿が普通に決まりすぎていて、あまり目立たなかったような気が……。タカラヅカって不思議なところだなあ。あんなにきれいなのに(汗)
教祖(女)の絵莉千晶。
存在感があってさすがでした。……物語的には、かなり意味不明な存在でしたが(^ ^;ゞ
あまりにも意味不明すぎて、「石田さん、久々にやっちゃったな…」と思いましたが、でも、石田さん的には全面的に彼女を信頼しての役付けなんだろうな、と思ったりもしました。
ノーマン・エヴァンズの愛音羽麗。
かっこいい!
どんなに情けなくても、どんなにしょうもない男でも、みわっちがやるといい男に見える……。
愛情がちゃんと見えるところがいいんでしょうね、やっぱり。世間的には「気の毒な役」的な扱いでしたけど、振り幅の広い役者らしい、多面性のある役で、石田さんはみわっちを信頼しているんだな、と思いました。
考えてみれば、パリスも右京さんとの過去があったり、最後にはノーマンのところに戻ったり、と「カサブランカ」のイルザに似たエピソードがある人物なんですが、あまり話題にならなかったなあ。イルザはいろいろ言われていたのに。……作品が作品だから、かしらん。
角田六郎の未涼亜希。
いや、もう。素敵すぎて何も言いません。女の子たちに囲まれて鼻の下を伸ばしきったまっつが観られるなんて!!石田さん、ありがとう(*^ ^*)。
ただ。「暇かーっ!?」っていう挨拶は、ドラマの角田さんの定番なんだそうですね。そういうのを知らないと、まっつが全然オジサンに見えないので、いったいどういうキャラなのか謎なところもありました。……まぁ、それは仕方がないのかな。宝塚だもんね。
宮部たまきの桜一花。
可愛い。可愛い。可愛いったら可愛い!
落ち着いた風情と、ワケありげな立ち居振舞がすごく色っぽい。右京さんとの過去を想像させつつ、現在の絶妙な距離感を見せるところがとても素敵です。雰囲気がしっとりしていて、最後のパリスとの語りもいい。湿り気のある日本の女と、カラッとしたアメリカ女の空気感の違いが良く出てた。
一花ちゃん、可愛いばかりじゃなく、ああいう過去のある大人の女も出来る人なので、そろそろそっちの方でちゃんと使ってほしいなあ、と思います。もうすぐ研12なんですもんね(汗)。
とてもそうは見えないけどさ。
米沢守の華形ひかる。
この役はドラマファンには衝撃的だったらしく、みんな彼の話しかしないんですけど(汗)。近くの席に座っていたドラマファンらしい方も、米沢さんに一番反応していましたし。
私は、芝居としては、それほどオタクっぽい感じも無く、いつも通りの役者・みつるだったと思ったのですが……。
いや、もちろん、ドラマを観ていなくても、みつるくんがあの扮装で出てきただけで笑えましたけど、ね……。確かに、みつるくんはおかっぱにしてても二枚目なんだなあ、とゆ~のは感動ポイントでしたわ(^ ^;ゞ
伊丹憲一の真野すがた。
この人のキャラは、石田さんの中では完璧に確立されていて、他のキャラクターは考えられないんだろうなあ、と思いました。橘、ヴィクター、伊丹と、キャラは同じですよね。誰よりも二枚目なのに、立っているだけで何故か笑いが取れる。観ている観客にも、何がそんなにおかしいのかわからないんだけど、伊丹さんが出てくるだけで笑ってしまうんですよ……。なのに、彼がドラマの中心になると、ちゃんと感動させてくれる。そういう個性なんだな、と思います。
同じようなキャラが続いても、飽きないしね。それだけの魅力がある人なんだなあ、と思う。
石田さんと組んだときのめおちゃんが、一番好きです。うん、可愛かった♪
婦人警官の初姫さあや、華耀きらり、天宮菜生、芽吹幸奈。
もう。
私は、この作品、この4人を観にいった、といっても過言ではないかも、くらい楽しみにしていたんですが。
石田さん、ありがとう。期待に違わぬ可愛らしさでした。さあやもきらりんもはるちゃんもくみちゃんも、みんなすっごい可愛かったよーーーーーー!!
きらりんだけミニスカなところに、石田さんの『譲れない一線』を見ました。
……そこかい。
暴漢の扇めぐむ。
いきなり役名「暴漢」ってどうなの?と思っていたとみぃですが、確かに「暴漢」としか言いようのない役でした。しかも、サンタクロースの扮装だし(涙)。東京は松も取れた1月中旬だとゆーのに。(ドラマシティは年末だったのでわかるのですが……)
年末のドラマシティ公演が年明けに東京に来ると、割とこういう違和感がありがちなんですが、それにしても、今回はプログラムの写真からサンタクロースだったのがちょっと、ねぇ。
最初の襲撃は普通の服だったような気がするので、せめてそっちを使えばいいのになあ。
「貴様、どこの組のもんだ!」
「……花組だ」
っていう会話をやりたくてああいう役を設定したんだろうなあ、石田さん……
そういうベタなセンス、好きだけどさ、私は(^ ^;ゞ
キャロルの天咲千華。
パリス付の調律師で、ノーマンの浮気相手、その正体はスコットランドヤードの潜入捜査官。
とにかく可愛くて芝居上手で、お気に入りの千華ちゃん。遣り甲斐のある役で楽しそうでした♪♪
石田さんも千華ちゃん好きみたいだけど、毎回、わりと似たような傾向の役をつけているあたり、めおちゃんに対する評価と似た匂いを感じる(^ ^)。「銀ちゃん」「フィフティ」「相棒」と連続して石田作品に出ている人たちの中で、みつるくんだけは、毎回キャラクターが違うんですよね。王子もらいらいもきらりんもさあやも、大きくくくれば同じような役が続いているのに。面白いなあ。
話を戻して。千華ちゃん。
花組に来て、周りの可愛い花娘さんたちとは芝居の質がちょっと違うのかなーと思っていたのですが、それは宙組の個性なんじゃなくて千華ちゃんの個性なんだな、ということがあらためて判ったので(^ ^)、そういうところをガンガン出していっていいんじゃないかな、と思います。
同期の蘭ちゃん(蘭乃はな)が次の東京から来ますけれども、千華ちゃんは千華ちゃんらしく、生き生きと存在してほしいな、と思う。その輝きは彼女独特のもので、他には変えられないものだと思うから。
ドラマシティでは石田さんが千華ちゃんを「スコットランドヤードの潜入捜査官」と設定し、
バウホールでは生田さんが、真瀬くんに「(まぁくんに向かって)僕は貴方の相棒になれましたか?」と訊かせる。
両方観ると二度おいしい、みたいな設定が、花組ファン(←あれっ?)的にとても嬉しかったです。
星組の「ヘイズ・コード」以来、若い演出家はそういうネタをよく使うようになりましたが、石田さんって……『若い演出家』チームに入るのかしらん?(^ ^;
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花組大劇場公演「虞美人」の、新人公演メインキャストが発表されました。
項羽 (真飛聖) 鳳真由
虞美人(桜乃彩音)天咲千華
劉邦 (壮一帆) 瀬戸かずや
真由ちゃん、新人公演初主演、おめでとうございます!!
バウ公演「BUND NEON ~上海~」の芝居がすごく良かったので、ちょっと期待していました(^ ^)。「マグノリア・コンサート」も、カメラを突き抜けて伝わってくるような芝居心のある歌いっぷりが凄く良かったし、とっても楽しみです♪ 本当におめでとう~!
あきらくんも、これだけの大役は初めてですよね?この人もバウの好演が評価されての役付きかな、と思います。ここ一年くらいで急激に華やかになってきた人なので、この役をきっかけに、更に化けてくれることを期待★90期だから、今年が新公の長、か。……チャンスが無いわけじゃ、ないんですね。がんばれ!
千華ちゃんは「外伝・ベルサイユのばら」に続いて二度目。
次の公演からはトップとして同期の蘭ちゃんが来るので、もしかしたら最後の新公ヒロインかも?と思いつつ、衣装も似合いそうだし、こちらも楽しみです。初主演の真由ちゃんを、しっかり助けてあげてくださいね♪
う~ん、楽しみです。がんばってチケット取るぞ~~~!!
それにしても、だいもんの殷桃娘は誰がやるんでしょうね。男役?娘役?……主演が発表されると、他のメンバが気になる。知りたがりは人間の性なんだなあ…。
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項羽 (真飛聖) 鳳真由
虞美人(桜乃彩音)天咲千華
劉邦 (壮一帆) 瀬戸かずや
真由ちゃん、新人公演初主演、おめでとうございます!!
バウ公演「BUND NEON ~上海~」の芝居がすごく良かったので、ちょっと期待していました(^ ^)。「マグノリア・コンサート」も、カメラを突き抜けて伝わってくるような芝居心のある歌いっぷりが凄く良かったし、とっても楽しみです♪ 本当におめでとう~!
あきらくんも、これだけの大役は初めてですよね?この人もバウの好演が評価されての役付きかな、と思います。ここ一年くらいで急激に華やかになってきた人なので、この役をきっかけに、更に化けてくれることを期待★90期だから、今年が新公の長、か。……チャンスが無いわけじゃ、ないんですね。がんばれ!
千華ちゃんは「外伝・ベルサイユのばら」に続いて二度目。
次の公演からはトップとして同期の蘭ちゃんが来るので、もしかしたら最後の新公ヒロインかも?と思いつつ、衣装も似合いそうだし、こちらも楽しみです。初主演の真由ちゃんを、しっかり助けてあげてくださいね♪
う~ん、楽しみです。がんばってチケット取るぞ~~~!!
それにしても、だいもんの殷桃娘は誰がやるんでしょうね。男役?娘役?……主演が発表されると、他のメンバが気になる。知りたがりは人間の性なんだなあ…。
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二組の相棒 ~「相棒」と「BUND/NEON」
2010年1月16日 宝塚(花) コメント (2)花組日本青年館公演「相棒」と、花組バウホール公演「BUND/NEON 上海」を観劇してまいりました。
……1日でハシゴしたわけではありませんが(^ ^)、どちらも大変面白かったし、ネタバレ厳禁な気がしたので、簡単に見所などを書いておきたいと思います。
まずは、「相棒」。
ドラマを観ていない私ですが、キャラクターの面白さを別にしても、純粋に物語として案外面白かったので嬉しかったです。
「逆転裁判」を観たときのような気持ち。隣の席の方が、音楽がかかるだけで大喜びして、連れの方と手を取り合ってじたばたしていたり、誰かが出てくるたびにガッツポーズしていたりするのを見るのが嬉しいです。
とりあえず、見所はきらりん(華耀きらり)のミニスカポリス 、かな(*^ ^*)。
次に、バウ。
生田大和さん、演出家デビューおめでとうございます!
そして、まぁくん(朝夏まなと)、初主演おめでとうございます!!
過去、いくつかの新人公演を拝見しているうちに「期待したい演出家」として名前を覚えた生田大和さんの、初の独り立ち作品。しかもメンバーは、新人公演でヒットを出している花組下級生たち。
時期が時期(宙組東宝公演中)なのですごく迷ったのですが、これはもう観るしかないでしょう!ということで、日帰りで遠征して参りました。
悔い無し!
花組バウホール公演「BUND/NEON 上海」。
座組は、主演=まぁくん、ヒロイン=(白華)れみちゃん、二番手=だいもん(望海風斗)と発表されていましたが、実際に観劇してみての印象は、主役が三人、という感じでした。
まぁくんを主役にした物語(一年前に殺された恋人・シンシアの死の真相を探るサスペンス)と、
だいもんを主役にした物語(過去のトラウマから、虫も殺せぬ男になってしまった極道者の苦しみがテーマ)、そして
れみちゃんを主役にした物語(政略結婚で、愛情のもてない夫との生活に疲れた人妻の物語)。
この3つが平行して動いていて、それぞれのエピソードが次から次と出てくる怒涛の一幕。ビジュアルの造りこみ、キャラクターの立て方、なにもかももろ好みでした。
これで、もう少し3つの物語相互の関連性が緊密だったら、名作になりえたんじゃないかなあ、と思っています。
ただ。
………一幕が終わって時計を見た瞬間に、あ、これは駄目だな、と思いました(^ ^)。
一幕75分、休憩25分、二幕50分。
この、バウ公演としてはかなり異例の75分という時間を使った一幕の密度の濃さ。エピソードというか伏線の多さ。
と、いうことは。
これは絶対、通常のバウより短い、50分しかない二幕で拾いきることは出来ないだろうな、と。
そのことが非常に残念で、「せっかく面白いんだけどなあ……」と、思いっきり愉しかった一幕を思い返しながら、生田さんの本来の脚本での二幕の展開を、あれこれ想像してみたりしました。
でも。
脚本的な破綻(特に、カット位置の選定ミス)があったとしても、それだけで、その作品が駄作になるわけではありません。
役者が「やれる」モノを、作者がうまく引き出して、自分の「やりたい」モノに持ってくることができさえすれば、若手のバウなんて勢いでなんとかなるものなんだな、と感心しました。
ただ、3つのドラマがそれぞれ単独に動いてしまって、相互の関連が弱かったのが、一つの公演としては残念だったかな……。
まぁくんとれみちゃんの間に恋愛感情が全く無かったこと、そして、クリストファーと劉の間のエピソードがちょっと弱かったことが残念でした。そのあたりは、観客の頭の中で補完する必要がありますので、これからご覧になることは頭をやわらか~くしてご覧くださいませ(^ ^)。
ちょっと、今この時に頭の大部分を占めているのが名作「カサブランカ」なので、作品の評価という点では割を食った、かも(^ ^)
生田さん、今回の作品は今回の作品で、役者たちの実力と華に支えられて十分にチケット代の分は愉しませていただきましたので、次の作品では、ぜひ原作ものに取り組んでいただきたいな、と思います。
作家としての方向性に、齋藤さんと同じ匂いを感じるので、できれば文芸大作……シェークスピアとか、ヘミングウェイとか、太宰治とか、そのあたりはいかがでしょうか?(^ ^)。
(生田ファンなので、次が観たくてしょうがないらしい)
そういえば、齋藤さんの「血と砂」も、バウの初日はたしか20分以上(?)も時間オーバーして、二日目からあっさりカットされた場面が数知れず……だったっけなー、なんてことを懐かしく思い返したりして。
生田さんの「BUND NEON」は、カットされたわけではないみたいなので、舞台稽古で時間調整したのでしょうか。まー、大事なキーが何一つ解決されないラストでしたが、あれはあれで、私は好きなんで(きっぱり)。
見所は、まあくんの真っ白な王子様オーラと、黒髪だいもんの眉間の皺と、れみちゃんのしっとりした人妻の色気と、ウェディングドレスで振り向いてくれた姫花ちゃんと、鞭を持ったじゅりあと、、、、そして、いろんな意味で、出てくるたびに場をさらってくれた真瀬くんのコミカルな可愛らしさ、でしょうか。
あ、「ワル」オーラ前回のふみかと、髭をつけてれみちゃんの相手役を務めていたよっちも、とても素敵でした♪しゅん様は、芝居としては大した出番はありませんでしたが、珍しく歌ってくれたのが嬉しかったなあ。
ストーリーに踏み込むと、ネタバレしないのが難しいので、キャストについて簡単に。
■まぁくん主役の物語の登場人物
・主役:クリストファー・ブレナン(朝夏まなと)
スコットランドヤードの俊英。
清やかな真っ白い存在感と、バウホールからはみ出そうな華やかさに圧倒されました!
いつの間にか、歌も巧くなりましたよねー!もう、この人は真ん中に置いておくしかないんだな、と、今回の主演に納得して、白いスーツの似合いようにうっとりしてみました(*^ ^*)。
・準ヒロイン:ミシェル・トラヴァース8白華れみ)
ミシェル自身が主役となる物語が同時進行で動いていはいるのですが、まぁくん主役の物語では準ヒロインって感じかなあ。この二人の間には恋愛感情がまったく無いから、主演とヒロインという感じがしないのです(T T)。
個人的には、ミシェルとクリストファーの過去に恋愛感情があったことにしてしまえば、いろんな問題が一気に片付いて、まぁくん主役の物語は完結できそうなんだけどなあ……。
ミシェルは政略結婚のために恋人と引き離されてトラヴァース家に嫁ぎ、残されたクリストファーは、慰めてくれた優しいシンシアと恋をする……でもミシェルのことは忘れられなかった……みたいな流れでしょうか?(^ ^)
背中から腰にかけてのラインが抜群の美しさで、登場時の黒いマーメイドドレスや他の場面の衣装もどれもよく似合っていました。人妻らしい落ち着きと色気、そして華やかのある美女。
芝居はいつもより少し“大人びた”感を重視したらしく、少し年齢が上めに見えてしまいましたが、まぁくんと並んで違和感があるほどではなくて、すごく良かったです。ああいう、落ち着いた大人の女を演っているれみちゃんを初めてみたのですが、魅力的でした(*^ ^*)。
・ヒロイン:シンシア・フレミング(月野姫花)
ミシェルの妹。クリストファーの恋人。彼女の死の真相を解明するために、クリストファーは上海にやってくる。
一年前に鬼籍に入っているので、出てくるのは回想場面のみ。しかも、台詞らしい台詞は、ほんの二言・三言。
なんて正解なんだ生田大和!かつて、月野姫花をこんなに正しく扱った演出家がいただろうか。いや、いない!!
ウェディングドレスを着た姫花は、最強。あればっかりは、誰も勝てないと思う。人形のような美貌、透明感のある輝き、軽やかな存在感。宝塚のヒロインとして、今の現役では誰も持っていないモノを有り余るほど持っているんだよなあ、彼女は。
彼女が2行以上もあるような台詞を喋れるようになる日が来ることを、心の底から祈っています。
・敵役:劉衛強(望海風斗)
生田さんは、この物語を、W主演のつもりで構成を考えたんじゃないか、と思いました。
「光」と「闇」が対等に相手に影響を与え合い、惹かれあう……そんな物語を。
濡れたような黒い髪にチャイナ服のだいもんが、眉間に皺をよせて苦しそうに誰かを視るたびに、ギリギリと胸が締め付けられるような気持ちになりました。役に入り込むときの集中度が半端ない人なので、こういう、内面のトラウマを凝っと見つづけているような役柄の大役を演じさせて、プライベートは大丈夫なんだろうか……などと、いらぬ心配をしてしまいました。
まぁくんは大人なので、そういう心配はしなくてすんでいいなあ……。
生田さんの「やりたい」ものが、だいもんと姫花に集中しすぎて、他、というか、まぁくん主演の物語の方の辻褄が、全部吹っ飛んでしまったような気がするんです。
W主演だったら、逆に、あそこまでだいもんに集中できなかったと思うんだけど(^ ^;ゞ
・二番手(W):森下和雄(鳳真由)と胡烔華(真瀬はるか)
いや、この二人、マジで二番手役だったんですってば。まぁくんの物語では。
だいもんの扱いがちょっと異例なので、こういうことになてしまうんですが…。
真由ちゃんは、日本の特務機関(?)に属する日本人。難しい役なんですが、なかなかいい芝居をしていました。
真瀬くんは、上海共同租界の下っ端警官で、クリストファーの案内係(?)。まぁくんの行くところにはどこにでもついてきて、あれこれ世話を焼いてくれます♪
皆様、どうか、バウホールに真瀬くんを観に行ってあげてください!スカイステージの映像では、まぁくんやだいもんは映っても、真瀬くんは映らないんじゃないか、と不安でならない。もう、とんでもなく可愛くて目が離せない人なので、ぜひ。
トラヴァース家のパーティーに、ぶかぶかの燕尾服を着てあらわれた真瀬くん、ホントに、黙ってはいられないほど素晴らしい(真顔)です♪。
■だいもん主役の物語の登場人物
・敵役:杜月笙(紫峰七海)
生き生きと敵役を演じるふみかが、とても幸せそうでした。ふみかが幸せそうだったので、もうそれでいいです。チャイナ服があんなに素敵だとわ(惚)。
だいもんを「俺のもの」だと認識していて、いろんな人、、、しまいには、浮気した自分の妻(愛純もえり)にさえ、「俺のもの(=だいもん)に手を出す奴は許さない」と宣言して罰を与えたりするし!!…ね、ふみか。もえりちゃんの浮気をとがめるんじゃないのね?だいもんに手を出したことを怒ったのね……?(惚)
・ヒロイン:孫香雪(華月由舞)
もう、これは文句なしでヒロイン由舞ちゃんでした。同期でコンビで、超お似合い!!この二人で新公観たかったなあ(T T)。
由舞ちゃんは、ふみかが経営するダンスホール(?)「大世界」のダンサー。だいもんと同じ田舎の貧しい家に生まれ、幼い頃に青幇に売られてきた、幼馴染という設定だったと思います。
だいもんは、香雪のために「何があっても生きる」ことを選択して、心の傷に眼を瞑って悪事に手を染めてきた。多分ふみかは、そうやって心に傷を負い、心を闇に沈めていくだいもんを視ているのが愉しかったんだと思う。その愉楽に浸り、時々背中を押してやる、その快感に嵌っていたんだと思います。
新人公演で散々観ていて、どちらかといえば明るいヒーロータイプと認識していただいもん。彼女があんなに被虐的で昏い道が似合うタイプだとは思っていませんでした。……生田さん、ありがとう★
・準ヒロイン:シンシア・フレミング(月野姫花)
シンシアは劉の物語でも準ヒロイン格の重要な存在です。
おっと。バウばっかり長くなってしまいました(汗)
すみません。「相棒」の詳細は、たぶんドラマファンの方が書かれた方が、面白くてわかりやすいだろうな、と思うんですよね。
警官はイケメンぞろいだし、婦警は美女だらけだし、、、現実では無いことはわかっていても、ちょっと、帰り道に交通整理をしている人の貌を視てしまいそうです(汗)。
それにしても。
花娘たちは、皆さん本当に、例外なく可愛いなあ(*^ ^*)
・
……1日でハシゴしたわけではありませんが(^ ^)、どちらも大変面白かったし、ネタバレ厳禁な気がしたので、簡単に見所などを書いておきたいと思います。
まずは、「相棒」。
ドラマを観ていない私ですが、キャラクターの面白さを別にしても、純粋に物語として案外面白かったので嬉しかったです。
「逆転裁判」を観たときのような気持ち。隣の席の方が、音楽がかかるだけで大喜びして、連れの方と手を取り合ってじたばたしていたり、誰かが出てくるたびにガッツポーズしていたりするのを見るのが嬉しいです。
とりあえず、見所はきらりん(華耀きらり)のミニスカポリス 、かな(*^ ^*)。
次に、バウ。
生田大和さん、演出家デビューおめでとうございます!
そして、まぁくん(朝夏まなと)、初主演おめでとうございます!!
過去、いくつかの新人公演を拝見しているうちに「期待したい演出家」として名前を覚えた生田大和さんの、初の独り立ち作品。しかもメンバーは、新人公演でヒットを出している花組下級生たち。
時期が時期(宙組東宝公演中)なのですごく迷ったのですが、これはもう観るしかないでしょう!ということで、日帰りで遠征して参りました。
悔い無し!
花組バウホール公演「BUND/NEON 上海」。
座組は、主演=まぁくん、ヒロイン=(白華)れみちゃん、二番手=だいもん(望海風斗)と発表されていましたが、実際に観劇してみての印象は、主役が三人、という感じでした。
まぁくんを主役にした物語(一年前に殺された恋人・シンシアの死の真相を探るサスペンス)と、
だいもんを主役にした物語(過去のトラウマから、虫も殺せぬ男になってしまった極道者の苦しみがテーマ)、そして
れみちゃんを主役にした物語(政略結婚で、愛情のもてない夫との生活に疲れた人妻の物語)。
この3つが平行して動いていて、それぞれのエピソードが次から次と出てくる怒涛の一幕。ビジュアルの造りこみ、キャラクターの立て方、なにもかももろ好みでした。
これで、もう少し3つの物語相互の関連性が緊密だったら、名作になりえたんじゃないかなあ、と思っています。
ただ。
………一幕が終わって時計を見た瞬間に、あ、これは駄目だな、と思いました(^ ^)。
一幕75分、休憩25分、二幕50分。
この、バウ公演としてはかなり異例の75分という時間を使った一幕の密度の濃さ。エピソードというか伏線の多さ。
と、いうことは。
これは絶対、通常のバウより短い、50分しかない二幕で拾いきることは出来ないだろうな、と。
そのことが非常に残念で、「せっかく面白いんだけどなあ……」と、思いっきり愉しかった一幕を思い返しながら、生田さんの本来の脚本での二幕の展開を、あれこれ想像してみたりしました。
でも。
脚本的な破綻(特に、カット位置の選定ミス)があったとしても、それだけで、その作品が駄作になるわけではありません。
役者が「やれる」モノを、作者がうまく引き出して、自分の「やりたい」モノに持ってくることができさえすれば、若手のバウなんて勢いでなんとかなるものなんだな、と感心しました。
ただ、3つのドラマがそれぞれ単独に動いてしまって、相互の関連が弱かったのが、一つの公演としては残念だったかな……。
まぁくんとれみちゃんの間に恋愛感情が全く無かったこと、そして、クリストファーと劉の間のエピソードがちょっと弱かったことが残念でした。そのあたりは、観客の頭の中で補完する必要がありますので、これからご覧になることは頭をやわらか~くしてご覧くださいませ(^ ^)。
ちょっと、今この時に頭の大部分を占めているのが名作「カサブランカ」なので、作品の評価という点では割を食った、かも(^ ^)
生田さん、今回の作品は今回の作品で、役者たちの実力と華に支えられて十分にチケット代の分は愉しませていただきましたので、次の作品では、ぜひ原作ものに取り組んでいただきたいな、と思います。
作家としての方向性に、齋藤さんと同じ匂いを感じるので、できれば文芸大作……シェークスピアとか、ヘミングウェイとか、太宰治とか、そのあたりはいかがでしょうか?(^ ^)。
(生田ファンなので、次が観たくてしょうがないらしい)
そういえば、齋藤さんの「血と砂」も、バウの初日はたしか20分以上(?)も時間オーバーして、二日目からあっさりカットされた場面が数知れず……だったっけなー、なんてことを懐かしく思い返したりして。
生田さんの「BUND NEON」は、カットされたわけではないみたいなので、舞台稽古で時間調整したのでしょうか。まー、大事なキーが何一つ解決されないラストでしたが、あれはあれで、私は好きなんで(きっぱり)。
見所は、まあくんの真っ白な王子様オーラと、黒髪だいもんの眉間の皺と、れみちゃんのしっとりした人妻の色気と、ウェディングドレスで振り向いてくれた姫花ちゃんと、鞭を持ったじゅりあと、、、、そして、いろんな意味で、出てくるたびに場をさらってくれた真瀬くんのコミカルな可愛らしさ、でしょうか。
あ、「ワル」オーラ前回のふみかと、髭をつけてれみちゃんの相手役を務めていたよっちも、とても素敵でした♪しゅん様は、芝居としては大した出番はありませんでしたが、珍しく歌ってくれたのが嬉しかったなあ。
ストーリーに踏み込むと、ネタバレしないのが難しいので、キャストについて簡単に。
■まぁくん主役の物語の登場人物
・主役:クリストファー・ブレナン(朝夏まなと)
スコットランドヤードの俊英。
清やかな真っ白い存在感と、バウホールからはみ出そうな華やかさに圧倒されました!
いつの間にか、歌も巧くなりましたよねー!もう、この人は真ん中に置いておくしかないんだな、と、今回の主演に納得して、白いスーツの似合いようにうっとりしてみました(*^ ^*)。
・準ヒロイン:ミシェル・トラヴァース8白華れみ)
ミシェル自身が主役となる物語が同時進行で動いていはいるのですが、まぁくん主役の物語では準ヒロインって感じかなあ。この二人の間には恋愛感情がまったく無いから、主演とヒロインという感じがしないのです(T T)。
個人的には、ミシェルとクリストファーの過去に恋愛感情があったことにしてしまえば、いろんな問題が一気に片付いて、まぁくん主役の物語は完結できそうなんだけどなあ……。
ミシェルは政略結婚のために恋人と引き離されてトラヴァース家に嫁ぎ、残されたクリストファーは、慰めてくれた優しいシンシアと恋をする……でもミシェルのことは忘れられなかった……みたいな流れでしょうか?(^ ^)
背中から腰にかけてのラインが抜群の美しさで、登場時の黒いマーメイドドレスや他の場面の衣装もどれもよく似合っていました。人妻らしい落ち着きと色気、そして華やかのある美女。
芝居はいつもより少し“大人びた”感を重視したらしく、少し年齢が上めに見えてしまいましたが、まぁくんと並んで違和感があるほどではなくて、すごく良かったです。ああいう、落ち着いた大人の女を演っているれみちゃんを初めてみたのですが、魅力的でした(*^ ^*)。
・ヒロイン:シンシア・フレミング(月野姫花)
ミシェルの妹。クリストファーの恋人。彼女の死の真相を解明するために、クリストファーは上海にやってくる。
一年前に鬼籍に入っているので、出てくるのは回想場面のみ。しかも、台詞らしい台詞は、ほんの二言・三言。
なんて正解なんだ生田大和!かつて、月野姫花をこんなに正しく扱った演出家がいただろうか。いや、いない!!
ウェディングドレスを着た姫花は、最強。あればっかりは、誰も勝てないと思う。人形のような美貌、透明感のある輝き、軽やかな存在感。宝塚のヒロインとして、今の現役では誰も持っていないモノを有り余るほど持っているんだよなあ、彼女は。
彼女が2行以上もあるような台詞を喋れるようになる日が来ることを、心の底から祈っています。
・敵役:劉衛強(望海風斗)
生田さんは、この物語を、W主演のつもりで構成を考えたんじゃないか、と思いました。
「光」と「闇」が対等に相手に影響を与え合い、惹かれあう……そんな物語を。
濡れたような黒い髪にチャイナ服のだいもんが、眉間に皺をよせて苦しそうに誰かを視るたびに、ギリギリと胸が締め付けられるような気持ちになりました。役に入り込むときの集中度が半端ない人なので、こういう、内面のトラウマを凝っと見つづけているような役柄の大役を演じさせて、プライベートは大丈夫なんだろうか……などと、いらぬ心配をしてしまいました。
まぁくんは大人なので、そういう心配はしなくてすんでいいなあ……。
生田さんの「やりたい」ものが、だいもんと姫花に集中しすぎて、他、というか、まぁくん主演の物語の方の辻褄が、全部吹っ飛んでしまったような気がするんです。
W主演だったら、逆に、あそこまでだいもんに集中できなかったと思うんだけど(^ ^;ゞ
・二番手(W):森下和雄(鳳真由)と胡烔華(真瀬はるか)
いや、この二人、マジで二番手役だったんですってば。まぁくんの物語では。
だいもんの扱いがちょっと異例なので、こういうことになてしまうんですが…。
真由ちゃんは、日本の特務機関(?)に属する日本人。難しい役なんですが、なかなかいい芝居をしていました。
真瀬くんは、上海共同租界の下っ端警官で、クリストファーの案内係(?)。まぁくんの行くところにはどこにでもついてきて、あれこれ世話を焼いてくれます♪
皆様、どうか、バウホールに真瀬くんを観に行ってあげてください!スカイステージの映像では、まぁくんやだいもんは映っても、真瀬くんは映らないんじゃないか、と不安でならない。もう、とんでもなく可愛くて目が離せない人なので、ぜひ。
トラヴァース家のパーティーに、ぶかぶかの燕尾服を着てあらわれた真瀬くん、ホントに、黙ってはいられないほど素晴らしい(真顔)です♪。
■だいもん主役の物語の登場人物
・敵役:杜月笙(紫峰七海)
生き生きと敵役を演じるふみかが、とても幸せそうでした。ふみかが幸せそうだったので、もうそれでいいです。チャイナ服があんなに素敵だとわ(惚)。
だいもんを「俺のもの」だと認識していて、いろんな人、、、しまいには、浮気した自分の妻(愛純もえり)にさえ、「俺のもの(=だいもん)に手を出す奴は許さない」と宣言して罰を与えたりするし!!…ね、ふみか。もえりちゃんの浮気をとがめるんじゃないのね?だいもんに手を出したことを怒ったのね……?(惚)
・ヒロイン:孫香雪(華月由舞)
もう、これは文句なしでヒロイン由舞ちゃんでした。同期でコンビで、超お似合い!!この二人で新公観たかったなあ(T T)。
由舞ちゃんは、ふみかが経営するダンスホール(?)「大世界」のダンサー。だいもんと同じ田舎の貧しい家に生まれ、幼い頃に青幇に売られてきた、幼馴染という設定だったと思います。
だいもんは、香雪のために「何があっても生きる」ことを選択して、心の傷に眼を瞑って悪事に手を染めてきた。多分ふみかは、そうやって心に傷を負い、心を闇に沈めていくだいもんを視ているのが愉しかったんだと思う。その愉楽に浸り、時々背中を押してやる、その快感に嵌っていたんだと思います。
新人公演で散々観ていて、どちらかといえば明るいヒーロータイプと認識していただいもん。彼女があんなに被虐的で昏い道が似合うタイプだとは思っていませんでした。……生田さん、ありがとう★
・準ヒロイン:シンシア・フレミング(月野姫花)
シンシアは劉の物語でも準ヒロイン格の重要な存在です。
おっと。バウばっかり長くなってしまいました(汗)
すみません。「相棒」の詳細は、たぶんドラマファンの方が書かれた方が、面白くてわかりやすいだろうな、と思うんですよね。
警官はイケメンぞろいだし、婦警は美女だらけだし、、、現実では無いことはわかっていても、ちょっと、帰り道に交通整理をしている人の貌を視てしまいそうです(汗)。
それにしても。
花娘たちは、皆さん本当に、例外なく可愛いなあ(*^ ^*)
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花組トークスペシャル
2009年11月11日 宝塚(花) コメント (2)日経ホールにて、花組トークスペシャルに参加してまいりました。
メンバーは、マメちゃん(日向燦)、イマッチ(真瀬はるか)、千華ちゃん(天咲千華)。
もう、メンバーを聞いた瞬間にテンションがMAXまで上がりましたが。
そんな、テンションの高い客席に全く負けていないテンションの高さで突っ走ってくれた爆裂トークでした(^ ^)。
一時間のトークですが、5分くらいのびた……かな?そのうち、50分くらいはマメちゃんが話していたような気がします。
で、じゃあイマッチと千華ちゃん(←イマッチがこう呼んでいたのが凄く可愛かった~♪♪ )はおとなしかったのかというと、勿論そんなことは全く無く。
じゃあ具体的には?というと、イマッチは、マメちゃんの語る言葉の一言一言を丁寧に全部拾って、無言で突っ込んでました。
千華ちゃんは、ニコニコ笑って肯きながら、ときどきボソッと突っ込んでたんですけど、そのたびにマメちゃんとイマッチが顔を見合わせて「かぁ~~わいい~~~~ぃ(はぁと♪)」と笑み崩れていて(^ ^)
……いいんですけど。マメちゃんはともかく、イマッチ、君は同期だろう……?
マメちゃんは山吹色のカーディガンで、さらりとラフに。司会の竹下さんに「さすが日向さんは、ヒマワリ色の服で……」っと突っ込まれてました。そうか、ヒマワリ色だったのかあれは……
イマッチは黒のジャケット+パンツに薄青のシャツブラウス。自然体のマメちゃんに比べるとだいぶ気合が入った感じで、今がいちばん「男役」として突っ張りたい時期なんだろうなあ、なんてことを思いました。
千華ちゃんは、ふわっと膨らんだワンピースで超可愛かった♪♪(はぁと)
マメちゃんは、ロビーに出たときに興奮していて(?)小躍りしていたら、ドアマンのお兄さんに引かれたらしいです(^ ^)。そんなイマッチのコメントで始まったトークショー。
何から突っ込んでいいのか、というか、あのトークのいったどこを放送できるのか解らないくらい、留まるところを知らない爆笑トークの連続でした。
最初はベルばらの話から。
「一番好きなベルばらは?」という質問に、
天咲「涼風さんの月組オスカル編のビデオを持っていた(?)んですけど、その中に涼風さんと麻乃さんがパリのカフェでトークしている映像があって……」
と、ビデオの特典映像(?)について熱く語る千華ちゃん。「パリのカフェ」と何度も言ううちに、混ざって「パフェ」になってしまったり、いろいろ面白いことがありまして。一番面白かったのは、最後に「それが一番印象的だったの?本編ではなくて?」と突っ込まれていたところ、かな。
イマッチは、杜けあきと一路真輝さんのバージョン。「歌も芝居も素晴らしくて!」と。
マメちゃんは初舞台がベルばらだったのでそれが……と言ってたと思います。『あの女をギロチンに~♪』という大ナンバーがあって、上級生の皆さんがすごくお稽古されていたのに、初日の数日前にさくっとカットになったそうで、「こういうことって良くあるんだろうなーと思っていた」そうです(^ ^;
で、このあと「集合日」の話になりまして。
普段お見せできない集合日の様子を大公開!!ということで、マメちゃんがプロデューサー役、イマッチと千華ちゃんが上級生から下級生まで演じ分けて(?)実演してくれました。
もう、ここは文章では表現のしようがないのでCSで放送されるのを祈るのみ、なのですが。
まず最初は、プロデューサーの「では集合日のご挨拶を」みたいな感じで始まるそうなんですが。
そのときに、ご挨拶なのでとりあえず全員立つんだけど、すぐに「お座りください」と言われるんだそうです。で、上級生が先に立ち上がって、後列の下級生は上級生の様子を見て、空気を読みながら遅れて立つんだけど、後ろの方が立ち上がるときにはもう前の方は座っている……、みたいな状態だそうで。
「下級生は、そのウェーブの流れを読んで経ったり座ったりする」と。
で、その、キョロキョロと気配を読みながら中腰になり、立ち上がりかけてまた座る、という動作を、何度でも繰り返し演じてくれたイマッチが!!
……なんてカッコいいんだこの人は。(←あれっ!?)
イマッチ、本当に何でも拾うなあ。
……あんなに美形(に)な(った)のに!!
その後、退団者の発表があって……と続きまして。
イマッチが、マメちゃんをなじるように、そして甘えたように「あなたでしょうが」みたいに突っ込んでいたのが切なかったです。仲良しだろうしなあ……。
でも、そんな場面でも笑いを取ることは忘れない。
「私たちも、本当にその瞬間まで誰が卒業するのか知らないので……テレビショッピングの人みたいに驚くんですよね」
……ここでテレビショッピングかよ!!
で。
それくらいで集合日のイベント(?)は終わり。脚本が配られて、10分くらい休憩してから、本読みに入るのがいつものスケジュールだそうですが。
「10分くらいしかないのですが、読めない漢字がないかどうかその間に必死で調べる」と。
「宝塚の脚本は、『そ、そこ漢字!?』みたいなところがありがちで……」
とぼやいていたのは、マメちゃんだったかな。で、竹下さんに「たとえば?」と突っ込まれて、
「……即ち(すなわち)、とか」とイマッチ。
「先生方も、タカラジェンヌは読めることになっているらしくて、生徒が止まるのを待ってるんですよね。で、本読みが止まると、ボソッと『……“うるさい”』と教えてくれたりする」とマメちゃん。
自分の出番がくるまでに、隣の同期に聞いたり、こっそり携帯で調べたり……と身振り手振りというか芝居をしながら説明する三人。
「でも、この手は下級生しか使えないんです」
とコメントしたのはマメちゃんだったかな?上級生になると席が前列になるからあからさまに調べたりできないのでしょう。上級生になる前に漢字は読めるようになっておけ、ってことじゃないですかね、マメちゃん。
……そんな素敵な コント 芝居(?)を挟みつつ、トークは続きます。
全編そんな感じで。とにかく、無言で芝居をし続けているイマッチから目が離せませんでした……。
本公演で子マリーズの千華ちゃんは、「宙組中日公演で子アンドレをやっていたので、本読み初日にどこまで(なまりを)やるべきか、すごく悩んだ」そうです。で、結局「すごく中途半端になってしまった…」と呟いて、男役二人から「そんなことはないよ」と言われてました(*^ ^*)。
で、あのなまりは博多弁だ、という話から、方言オーディションの話に。
植田さんの前でいろんな地方出身の人が喋って、どれを使うかを決めたそうなのですが。
「先生の直感で決まりました」というマメちゃんのコメントに、小さな声と小さな仕草で突っ込むイマッチ。
すかさずに拾い上げるマメちゃん。「そんなコッソリやってないで、ちゃんとやりなよ、モノマネ」
…一瞬『え”っ!?』という顔をしつつ、すぐに覚悟を決めてくれるイマッチ。
(方言オーディションでの)「それ、おもしろい!」という植田さんの様子を、手振りつきで再現してくれました。客席は盛大なる拍手喝采(^ ^)。思い切りの良さが彼女の真骨頂なんでしょうね。
しかし良く見てるなあ……そして、放送はされないんだろうな、きっと(; ;)
衛兵隊は、上級生の台詞を下級生に割り振ってやらせたり、いろんなお稽古をしたそうです。
で、下級生が(本来上級生の台詞を)喋っているのを見守って、黙って支えてくれる上級生を見ながら、「ああ、私たちもああいう風に上級生を支えなくちゃいけないんだなあ、と勉強になりました」と優等生なコメントをしたイマッチは、マメちゃんに「勉強家だね」と突っ込まれていました(^ ^)。
あと、軍服の着こなしのポイントは?という質問から、ボタンをいくつあけるかの調整があって……という話になりました。荒くれ者なのに全員がぴっちり喉まで止めてたら変だし、ということで、
「じゃあ、ボタンあけたい人ー!」
と誰か(壮ちゃんかみつるくん?)が音頭をとって希望者を募り、同じあけ方の人がかたまったりしないように調整したんですよ、みたいに話が続くはずだったのですが。
「宝塚では、多数決の時も、上級生の様子を伺いながら空気を読んであげるのが基本なんです」という話になりまして。
「(ボタンをあけたい人は?と聞かれて)はいっ!!と元気に手を挙げるのは下級生じゃない」んだそうです。(へーへーへー)
……で。
またもや、左右をキョロキョロしながら肩の高さに手を挙げて、細かく上下するさまを実演するイマッチ。
「こんな感じに手を挙げつつ周りをみて、挙手が多かったら『あ、あ、私はいいです~!』と下げる」
マメちゃんの解説に合わせて、しっかり再現するイマッチ。
その隣で、一拍遅れて同じ仕草を再現してみせた千華ちゃん。
「とにかく、(何をするにも)上級生の動向をみてバランスを取るのがタカラジェンヌの基本」と力強く語るマメちゃんが、とても凛々しくて格好良かったです!(*^ ^*)(←確信に満ちた笑顔)
竹下さんの「ベルサイユのばらってどういう作品ですか?」という質問には、
作品としての大きさ、様式美の面白さ、みたいな話をえんえんと語った末に、「バウではできない作品」とまとめてくれました。
た、たしかに……<バウではできないな、アレばっかりは。
「(バウでは)はみだしちゃう」とか
「衛兵隊(の芝居)は客席かもしれない」とか、、、、
「斬新な演出だね!」って、客はどこで見るんですかいったい(T T)とか。
もう本当に、二人のツッコミがイチイチ面白すぎました…。
このあたりで新公の話になった………んだったっけ?
千華ちゃんが「マリーズは原作に無い役なので、自分でいろいろ膨らませて……」と一生懸話しているのに、男役が二人で「可愛いでしょう!?」「可愛いねえ~~」とオヤジ化していたのも面白かったです。で、散々二人で「可愛い」コールをしたあとで、ふと気づいたようにマメちゃんが言った一言は、「イマッチも可愛いよ」。
……さすが、伊達に9年も 痴漢 男役やってないなー、マメちゃん。
とりあえず。
トークの1/3も終わっていないような気がしつつ、今夜のところはこのあたりで。
……いつの日か、続きをアップするかもしれません(汗)。
.
メンバーは、マメちゃん(日向燦)、イマッチ(真瀬はるか)、千華ちゃん(天咲千華)。
もう、メンバーを聞いた瞬間にテンションがMAXまで上がりましたが。
そんな、テンションの高い客席に全く負けていないテンションの高さで突っ走ってくれた爆裂トークでした(^ ^)。
一時間のトークですが、5分くらいのびた……かな?そのうち、50分くらいはマメちゃんが話していたような気がします。
で、じゃあイマッチと千華ちゃん(←イマッチがこう呼んでいたのが凄く可愛かった~♪♪ )はおとなしかったのかというと、勿論そんなことは全く無く。
じゃあ具体的には?というと、イマッチは、マメちゃんの語る言葉の一言一言を丁寧に全部拾って、無言で突っ込んでました。
千華ちゃんは、ニコニコ笑って肯きながら、ときどきボソッと突っ込んでたんですけど、そのたびにマメちゃんとイマッチが顔を見合わせて「かぁ~~わいい~~~~ぃ(はぁと♪)」と笑み崩れていて(^ ^)
……いいんですけど。マメちゃんはともかく、イマッチ、君は同期だろう……?
マメちゃんは山吹色のカーディガンで、さらりとラフに。司会の竹下さんに「さすが日向さんは、ヒマワリ色の服で……」っと突っ込まれてました。そうか、ヒマワリ色だったのかあれは……
イマッチは黒のジャケット+パンツに薄青のシャツブラウス。自然体のマメちゃんに比べるとだいぶ気合が入った感じで、今がいちばん「男役」として突っ張りたい時期なんだろうなあ、なんてことを思いました。
千華ちゃんは、ふわっと膨らんだワンピースで超可愛かった♪♪(はぁと)
マメちゃんは、ロビーに出たときに興奮していて(?)小躍りしていたら、ドアマンのお兄さんに引かれたらしいです(^ ^)。そんなイマッチのコメントで始まったトークショー。
何から突っ込んでいいのか、というか、あのトークのいったどこを放送できるのか解らないくらい、留まるところを知らない爆笑トークの連続でした。
最初はベルばらの話から。
「一番好きなベルばらは?」という質問に、
天咲「涼風さんの月組オスカル編のビデオを持っていた(?)んですけど、その中に涼風さんと麻乃さんがパリのカフェでトークしている映像があって……」
と、ビデオの特典映像(?)について熱く語る千華ちゃん。「パリのカフェ」と何度も言ううちに、混ざって「パフェ」になってしまったり、いろいろ面白いことがありまして。一番面白かったのは、最後に「それが一番印象的だったの?本編ではなくて?」と突っ込まれていたところ、かな。
イマッチは、杜けあきと一路真輝さんのバージョン。「歌も芝居も素晴らしくて!」と。
マメちゃんは初舞台がベルばらだったのでそれが……と言ってたと思います。『あの女をギロチンに~♪』という大ナンバーがあって、上級生の皆さんがすごくお稽古されていたのに、初日の数日前にさくっとカットになったそうで、「こういうことって良くあるんだろうなーと思っていた」そうです(^ ^;
で、このあと「集合日」の話になりまして。
普段お見せできない集合日の様子を大公開!!ということで、マメちゃんがプロデューサー役、イマッチと千華ちゃんが上級生から下級生まで演じ分けて(?)実演してくれました。
もう、ここは文章では表現のしようがないのでCSで放送されるのを祈るのみ、なのですが。
まず最初は、プロデューサーの「では集合日のご挨拶を」みたいな感じで始まるそうなんですが。
そのときに、ご挨拶なのでとりあえず全員立つんだけど、すぐに「お座りください」と言われるんだそうです。で、上級生が先に立ち上がって、後列の下級生は上級生の様子を見て、空気を読みながら遅れて立つんだけど、後ろの方が立ち上がるときにはもう前の方は座っている……、みたいな状態だそうで。
「下級生は、そのウェーブの流れを読んで経ったり座ったりする」と。
で、その、キョロキョロと気配を読みながら中腰になり、立ち上がりかけてまた座る、という動作を、何度でも繰り返し演じてくれたイマッチが!!
……なんてカッコいいんだこの人は。(←あれっ!?)
イマッチ、本当に何でも拾うなあ。
……あんなに美形(に)な(った)のに!!
その後、退団者の発表があって……と続きまして。
イマッチが、マメちゃんをなじるように、そして甘えたように「あなたでしょうが」みたいに突っ込んでいたのが切なかったです。仲良しだろうしなあ……。
でも、そんな場面でも笑いを取ることは忘れない。
「私たちも、本当にその瞬間まで誰が卒業するのか知らないので……テレビショッピングの人みたいに驚くんですよね」
……ここでテレビショッピングかよ!!
で。
それくらいで集合日のイベント(?)は終わり。脚本が配られて、10分くらい休憩してから、本読みに入るのがいつものスケジュールだそうですが。
「10分くらいしかないのですが、読めない漢字がないかどうかその間に必死で調べる」と。
「宝塚の脚本は、『そ、そこ漢字!?』みたいなところがありがちで……」
とぼやいていたのは、マメちゃんだったかな。で、竹下さんに「たとえば?」と突っ込まれて、
「……即ち(すなわち)、とか」とイマッチ。
「先生方も、タカラジェンヌは読めることになっているらしくて、生徒が止まるのを待ってるんですよね。で、本読みが止まると、ボソッと『……“うるさい”』と教えてくれたりする」とマメちゃん。
自分の出番がくるまでに、隣の同期に聞いたり、こっそり携帯で調べたり……と身振り手振りというか芝居をしながら説明する三人。
「でも、この手は下級生しか使えないんです」
とコメントしたのはマメちゃんだったかな?上級生になると席が前列になるからあからさまに調べたりできないのでしょう。上級生になる前に漢字は読めるようになっておけ、ってことじゃないですかね、マメちゃん。
……そんな素敵な
全編そんな感じで。とにかく、無言で芝居をし続けているイマッチから目が離せませんでした……。
本公演で子マリーズの千華ちゃんは、「宙組中日公演で子アンドレをやっていたので、本読み初日にどこまで(なまりを)やるべきか、すごく悩んだ」そうです。で、結局「すごく中途半端になってしまった…」と呟いて、男役二人から「そんなことはないよ」と言われてました(*^ ^*)。
で、あのなまりは博多弁だ、という話から、方言オーディションの話に。
植田さんの前でいろんな地方出身の人が喋って、どれを使うかを決めたそうなのですが。
「先生の直感で決まりました」というマメちゃんのコメントに、小さな声と小さな仕草で突っ込むイマッチ。
すかさずに拾い上げるマメちゃん。「そんなコッソリやってないで、ちゃんとやりなよ、モノマネ」
…一瞬『え”っ!?』という顔をしつつ、すぐに覚悟を決めてくれるイマッチ。
(方言オーディションでの)「それ、おもしろい!」という植田さんの様子を、手振りつきで再現してくれました。客席は盛大なる拍手喝采(^ ^)。思い切りの良さが彼女の真骨頂なんでしょうね。
しかし良く見てるなあ……そして、放送はされないんだろうな、きっと(; ;)
衛兵隊は、上級生の台詞を下級生に割り振ってやらせたり、いろんなお稽古をしたそうです。
で、下級生が(本来上級生の台詞を)喋っているのを見守って、黙って支えてくれる上級生を見ながら、「ああ、私たちもああいう風に上級生を支えなくちゃいけないんだなあ、と勉強になりました」と優等生なコメントをしたイマッチは、マメちゃんに「勉強家だね」と突っ込まれていました(^ ^)。
あと、軍服の着こなしのポイントは?という質問から、ボタンをいくつあけるかの調整があって……という話になりました。荒くれ者なのに全員がぴっちり喉まで止めてたら変だし、ということで、
「じゃあ、ボタンあけたい人ー!」
と誰か(壮ちゃんかみつるくん?)が音頭をとって希望者を募り、同じあけ方の人がかたまったりしないように調整したんですよ、みたいに話が続くはずだったのですが。
「宝塚では、多数決の時も、上級生の様子を伺いながら空気を読んであげるのが基本なんです」という話になりまして。
「(ボタンをあけたい人は?と聞かれて)はいっ!!と元気に手を挙げるのは下級生じゃない」んだそうです。(へーへーへー)
……で。
またもや、左右をキョロキョロしながら肩の高さに手を挙げて、細かく上下するさまを実演するイマッチ。
「こんな感じに手を挙げつつ周りをみて、挙手が多かったら『あ、あ、私はいいです~!』と下げる」
マメちゃんの解説に合わせて、しっかり再現するイマッチ。
その隣で、一拍遅れて同じ仕草を再現してみせた千華ちゃん。
「とにかく、(何をするにも)上級生の動向をみてバランスを取るのがタカラジェンヌの基本」と力強く語るマメちゃんが、とても凛々しくて格好良かったです!(*^ ^*)(←確信に満ちた笑顔)
竹下さんの「ベルサイユのばらってどういう作品ですか?」という質問には、
作品としての大きさ、様式美の面白さ、みたいな話をえんえんと語った末に、「バウではできない作品」とまとめてくれました。
た、たしかに……<バウではできないな、アレばっかりは。
「(バウでは)はみだしちゃう」とか
「衛兵隊(の芝居)は客席かもしれない」とか、、、、
「斬新な演出だね!」って、客はどこで見るんですかいったい(T T)とか。
もう本当に、二人のツッコミがイチイチ面白すぎました…。
このあたりで新公の話になった………んだったっけ?
千華ちゃんが「マリーズは原作に無い役なので、自分でいろいろ膨らませて……」と一生懸話しているのに、男役が二人で「可愛いでしょう!?」「可愛いねえ~~」とオヤジ化していたのも面白かったです。で、散々二人で「可愛い」コールをしたあとで、ふと気づいたようにマメちゃんが言った一言は、「イマッチも可愛いよ」。
……さすが、伊達に9年も
とりあえず。
トークの1/3も終わっていないような気がしつつ、今夜のところはこのあたりで。
……いつの日か、続きをアップするかもしれません(汗)。
.
ただいま東宝公演中の花組さん、新人公演を目前にして休演者続発で、何から書けばいいのかわからないくらい動揺しています……。
昨日(11月3日)の時点では、月央和沙、瀬戸かずや、夏城らんか、輝良まさと、花峰千春、白華れみ、白姫あかり、鞠花ゆめ、菜那くらら、羽立光来……の、10名。
「A型インフルエンザ感染の疑い」とのことでした。
2日は月曜日で東宝は休演日だったから、この日に健康診断でもしたんでしょうか(涙)。
しっかし、新人公演の直前なのに、よっち以外の9人はどうするんだろう!?と思っていたら……
今日(11月4日)になって、月央和沙、瀬戸かずや、夏城らんか、輝良まさと、花峰千春の5人は復帰。その代わりに、花野じゅりあ、真輝いづみ、美花梨乃の三名が休演になって、合計8名。
うち新公学年は、最高学年のれみちゃんはじめ、7人。
今日になって復帰した、よっち~花峰さんの5人は、A型インフルエンザじゃなかった、ってことでOKですよね?逆に言えば、れみちゃん以下の5人はA型インフルエンザ確定ってこと…?(T T)
それでも、たしか星組のヒロさんは、火曜日に休演が発表されて、その週末には復帰されていたはずだから、ほんの数日……ではあるのですが。
ううう、新公は明日なのに、いったいどうなるんだー(泣)。
その昔、「ウェストサイド物語」の新人公演で、リフ役だった鳴海じゅんさんが休演し、すでに新公は卒業していた嘉月絵理さんが代役で特別出演したことがありましたが。
今回は……まあ、7人も休んだって役らしい役なのはカロンヌ夫人のれみちゃんくらい、という、素晴らしき哉『植田歌舞伎』、って感じではあるんですけど、それでも、それなりに10分なりとも出番はあり、一言なりとも台詞はあるわけで。
いったいどうなるんでしょうね。皆それぞれに、今まで役づくりに取り組んで頑張ってきたんだろうに……。
もちろん、本公演だって、皆たった一つの台詞を大事に大事に演じてきたんでしょうに。
ショーだって、一つ一つの出番を、大切に大切に踊り、歌ってきたんだろうに。
インフルエンザは空気感染する感染症だから、出歩いて菌をバラ撒くことは慎んでいただかなくてはなりませんが。
一日でも早く良くなって、元気な笑顔を見せてくださいますように。
そして、これ以上一人も休演者が出ませんように、と、
……どうか、かみさま(祈)。
CSでは、ついに宙組の稽古場レポートが流れましたね。
映画の雰囲気とはだいぶ違うらしい、ってことくらいしか解りませんでしたが、順調に進んでいるみたいで嬉しいです。インフルエンザウィルスをえんがちょしつつ、がんばって、でも無理はしないで、でもがんばって!!と二律背反な気持ち。
「カサブランカ」初日まで、あと、10日。
今日、携帯に「カウントダウン機能」というのがあるのを発見して、ちょっと設定してみたりしました。そして、あらためてお披露目初日が13日の金曜日であることを思い出したりしました(^ ^;ゞ。
有名なウィルスも、インフルエンザのウィルスも、どちらも爆発しないことを祈っています。
…しかし。
宙組の大劇場公演が始まる、ってことは、
イコール、月組の大劇場公演が千秋楽を迎える、ってことなんですよね……(溜息)
この公演で卒業する月組っ子が、全員ちゃんと最後まで舞台に立っていられますように。
そして、幸せな思い出が、たくさんできますように。
私にできることは、祈ることだけ、ですけれども。
……どうか、かみさま……
.
昨日(11月3日)の時点では、月央和沙、瀬戸かずや、夏城らんか、輝良まさと、花峰千春、白華れみ、白姫あかり、鞠花ゆめ、菜那くらら、羽立光来……の、10名。
「A型インフルエンザ感染の疑い」とのことでした。
2日は月曜日で東宝は休演日だったから、この日に健康診断でもしたんでしょうか(涙)。
しっかし、新人公演の直前なのに、よっち以外の9人はどうするんだろう!?と思っていたら……
今日(11月4日)になって、月央和沙、瀬戸かずや、夏城らんか、輝良まさと、花峰千春の5人は復帰。その代わりに、花野じゅりあ、真輝いづみ、美花梨乃の三名が休演になって、合計8名。
うち新公学年は、最高学年のれみちゃんはじめ、7人。
今日になって復帰した、よっち~花峰さんの5人は、A型インフルエンザじゃなかった、ってことでOKですよね?逆に言えば、れみちゃん以下の5人はA型インフルエンザ確定ってこと…?(T T)
それでも、たしか星組のヒロさんは、火曜日に休演が発表されて、その週末には復帰されていたはずだから、ほんの数日……ではあるのですが。
ううう、新公は明日なのに、いったいどうなるんだー(泣)。
その昔、「ウェストサイド物語」の新人公演で、リフ役だった鳴海じゅんさんが休演し、すでに新公は卒業していた嘉月絵理さんが代役で特別出演したことがありましたが。
今回は……まあ、7人も休んだって役らしい役なのはカロンヌ夫人のれみちゃんくらい、という、素晴らしき哉『植田歌舞伎』、って感じではあるんですけど、それでも、それなりに10分なりとも出番はあり、一言なりとも台詞はあるわけで。
いったいどうなるんでしょうね。皆それぞれに、今まで役づくりに取り組んで頑張ってきたんだろうに……。
もちろん、本公演だって、皆たった一つの台詞を大事に大事に演じてきたんでしょうに。
ショーだって、一つ一つの出番を、大切に大切に踊り、歌ってきたんだろうに。
インフルエンザは空気感染する感染症だから、出歩いて菌をバラ撒くことは慎んでいただかなくてはなりませんが。
一日でも早く良くなって、元気な笑顔を見せてくださいますように。
そして、これ以上一人も休演者が出ませんように、と、
……どうか、かみさま(祈)。
CSでは、ついに宙組の稽古場レポートが流れましたね。
映画の雰囲気とはだいぶ違うらしい、ってことくらいしか解りませんでしたが、順調に進んでいるみたいで嬉しいです。インフルエンザウィルスをえんがちょしつつ、がんばって、でも無理はしないで、でもがんばって!!と二律背反な気持ち。
「カサブランカ」初日まで、あと、10日。
今日、携帯に「カウントダウン機能」というのがあるのを発見して、ちょっと設定してみたりしました。そして、あらためてお披露目初日が13日の金曜日であることを思い出したりしました(^ ^;ゞ。
有名なウィルスも、インフルエンザのウィルスも、どちらも爆発しないことを祈っています。
…しかし。
宙組の大劇場公演が始まる、ってことは、
イコール、月組の大劇場公演が千秋楽を迎える、ってことなんですよね……(溜息)
この公演で卒業する月組っ子が、全員ちゃんと最後まで舞台に立っていられますように。
そして、幸せな思い出が、たくさんできますように。
私にできることは、祈ることだけ、ですけれども。
……どうか、かみさま……
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Exciteさせるひと
2009年10月24日 宝塚(花) コメント (2)東京宝塚劇場にて、開幕早々の「外伝・ホラーのばら/EXCITER!」を観劇してまいりました。
いやあ、「ベルサイユのばら」ホラー篇の面目躍如。大劇場公演1ヶ月を経て、威力は留まるところをしらず(- -;。1回しか観ていないので変更点は解らないのですが、とりあえず変更が必要なところは全く変わっていなかったです。
…明らかに変わったな、と思ったのは、幕前の貴婦人たちの会話内容のみ、でした。
先月、大劇場で観たときの感想を再録して、感想も終了したいと思います。
ヒロインが幽霊でさえなければ何があっても大丈夫!と思っていたけど、幽霊よりも何よりも、生きている人間が一番怖いコトを知った!!
……あ。
二階席で観たので、大人数の衛兵隊のフォーメーションの流れるような動きの美しさと、革命のど迫力に気圧されたことは追記しておきます。特に、衛兵隊が幕前で数人(6人?)で歌い踊ったあと、紗幕があがると、その後ろで並んでいたメンバーと綺麗に列が揃っていたことに感動しました(*^ ^*)。
衛兵隊の総踊りと革命の場面は、間違いなく名シーンなんだよなあ……。ああ、これで脚本さえ(黙)
で、そんな私(たち?)の心を慰めてくれた、藤井さん渾身の新作ショー、「EXCITER!!」。
いやー、本当に素晴らしいです。宛書のショーっていいなあ(感動)。あああ、ショーだけのチケットがほしい……。
藤井さんといえば、おもちゃ箱を引っくり返したような奇抜な賑やかな画面構成、ちょっと頭のネジをしめてみてくなるような色彩感覚、場面ごとのバリエーションと空気の切り替えの巧さ、そういったイメージを持っていたのですが。
「Apassionado!!」「Soul Of Shiva!」「EXCITER!!」と連続して観て、色彩感覚についてはずいぶん落ち着いてきたんだなあ、と思いました。三作ともかなりドラマティックなマイナーコードの音楽を主題歌にした大人っぽいショーというのもあってか、赤と黒と金を中心にした色彩構成で統一していて、昔の藤井さんじゃないんだな(^ ^;、と、あらためて思いました。
いやー、それにしてもみんなカッコよくて面白い!
見所がおおくて、何度観ても見飽きそうにありません。
っていうか、声に出して笑ってしまうほど面白いショーって、私は初めてです(^ ^)。
幕間狂言みたいなつなぎの場面で「くすっ」という笑いを狙ってくるもの(←大概のは、狙いはわかるけど寒い)は多いけど、まるまる一場面、ミュージカルコメディをやってしまうショーなんて。しかも、そのコメディがそのまま次のカッコいい場面にちゃんとつながるなんて!
あそこの構成は神だなと思うし、あそこで切り替えきれる真飛さんと三人のドリームガールズ(桜一花、天宮菜生、芽吹幸奈)は素晴らしいと思いました(^ ^)。
真飛さんは、とにかくあの「CHANGE BOX」から出てきた瞬間の掴みが最高かな(^ ^)。
壮ちゃんも、Sっぷりに磨きがかかった感じで今回は本当に良いんですけど、一番好きなのは………Mr.YUが変身して引っ込んだ後、幕があがったときにセンターで研ぎ澄まされたウィンクを飛ばしてるところかな(^ ^)。大劇場で直撃を受けて、ちょっと落ちましたんで。
みわっち(愛音羽麗)は、ハバナも好きなんですが、フィナーレの大階段デュエットで姫花ちゃんと踊ってるときの、ふんわりと包み込むような優しい笑顔と空気が素敵。姫花ちゃんがいつも以上に可愛く見えます♪
まっつ(未涼亜希)の猫的お勧めは、大階段群舞の最初のところで、まとぶんのすぐ後ろで踊ってるとき、かな。いや、全部かっこいいんで選ぶの難しいんですけど(汗)。
ああ、エトワールは耳福です、もちろん(*^ ^*)。
みつるくん(華形ひかる)は、、、、デザイナー組長の歌にあわせて華月由舞ちゃんと銀橋をわたる場面がすごく好き。コケティッシュで小悪魔っぽい由舞ちゃんと、それに翻弄されるみつるくん、という図がいいなあ、と。
めおちゃん(真野すがた)は、、、、やっぱりハバナかなあ。歌ソロはちょっと微妙でしたが(合わせる華耀きらりちゃんもちょっと微妙だし汗)、その後のダンスとか、キメキメでよかったです。なんだか、この一年で完全に『めおちゃんポジ』を確立したよなあ……。
あとは、すみません、個人的な見所を学年順の箇条書きで。
・さおりさん(高翔みずき)って踊ってくれればいつだって素敵なんですけど、今回の大階段群舞で、くさび形のセンターで降りてくるときの胸のすくような格好よさは忘れられない。
・王子(眉月凰)があまり出てなくて寂しい。
・絵莉さん、いつも素敵なお姉さまなのに、今回のミュージカル場面でのオバサン(ミセス・ファット)役、最高です♪
・まりんさん(悠真倫)は、やっぱり社長かなあ……。ああ、今の会社もまりんさんみたいな社長だったら(夢)
・さあや(初姫さあや)は、まりんさんとこの秘書ももちろん可愛いんですけど(*^ ^*)、やっぱり、オープニングのスパニッシュの衣装かなあ。マメちゃんと同期で組んで踊っているんですけど、すっごく優しい顔でみつめていて、ちょっと泣けてきそうでした(←まだ早いよ)
・きらりんは、とにかく全てが可愛い。と言い切りつつ。
んー、やっぱりベストはセクシードールかなあ。まとぶんが来るのを待つときの、高く掲げた腕のラインの美しさと、広くて筋肉質な背中が好きなんです(汗)。
・あきらくん(瀬戸かずや)は、そりゃーやっぱり、フィナーレの男役群舞でしょう~~♪日高君と対はちょっと不利かな?とも思うけど、やっぱりスタイルいいし格好良いです~♪♪
・ルナちゃん(冴月瑠那)、あの白黒のど派手な服をきてスリ、って、、、あなたいったい(苦笑)。あの衣装そのものは藤井さんごのみなんですけど、あれは指示なんだろうか、ルナちゃんが自分で選んだんでしょうか……?
個人的には、あきらくんと並んでクラブで踊ってるときがめっちゃカッコつけてて好きです。あの身長差も含めて、あの二人の並びは好きなんですよ~。
・遼かぐらちゃん、オフィスレディがなんだかいつもと雰囲気がちがってて、すごく好きです。何が違うのかなあ……髪型?
・花峰千春さん、ミュージカル場面のボーイ役の笑顔が凄く可愛いです。大河凛ちゃんの強気な笑顔と好対照な感じでなんか気になる。一瞬の出番なのが残念です。
……並んでるネコちゃん(彩城レア)とか真輝いづみさんとかは普通なのになあ~?
・真瀬(はるか)くんは、ひたすら格好良かったです。なんか、ブイエ将軍以来マナセスイッチが入ったらしい(^ ^;ゞ。群舞のすみっことかで見かけるたびに「マナセカッコいい~~♪」モードからしばらく抜けられなくて困ってます。クラブシーンで、舞台センターで上級生が踊るのを見守っているときの表情とか、あああ、本当にカッコいい(惚)しかも、いつも良い場所にいるんですよね。センター奥とか、上手の真ん中らへんとか、不思議と目に付く所に(涙目)。
・天咲千華ちゃんは……もちろん、フィナーレの壮ちゃんとのデュエットダンスもとても可愛いんですけど、個人的にはハバナが好きかなあ。元気いっぱい!で。
これが花組にきてはじめてのショーのはずなんですけど、全然違和感がなくて、不思議な感じでした。
・初花美咲ちゃん、以前から可愛くてお気に入りなんですが、セクシードールはちょっとキました。羽桜しずくちゃん系の楚々とした美女系だとばかり思っていたんですが、案外強気な感じが似合ってて、すっごく色っぽい!!!
……でも。ロケットでちょっと目を疑った……全体のスタイルバランスは決して悪くないのに、脚をだしてはいけない人だったとは(↓)(衝撃)
・日高(大地)くん、フィナーレの男役群舞おめでとう!もしかして、少し痩せた…?なんだか身体が締まったようなきがしました。これからもがんばって♪
・柚香光さん 極楽鳥(ドリームバード)で最後まで出ている4人の一人ですが、とにかく小顔で綺麗でスタイルよくて、美脚で……出てくるたびに見惚れてしまいます(*^ ^*)衛兵隊でも綺麗で目立っているし、今後が楽しみだ!
・美蘭レンナちゃん ホットドッグ売りがすっごい可愛かった~~♪
そんなところでしょうか。
あんまり下級生がチェックできてなくて、すみません(汗)。「ベルばら」の方では相当チェックしてるんですが、「EXCITER」は作品自体が面白すぎて、猫にしては比較的全体を観ているような気が(^ ^)。
卒業生4人にちょっと目立つ見せ場があったり、藤井さんのそういう細かい配慮は本当に素晴らしいな、と思います。「Apassionado!」のちわわ&しのちゃんのリフトも嬉しかったもんなあ……。博多座では、イマイチ意味不明になってましたけど(↓)
とにかく、下級生も(芝居で出番がない分をカバーするかのように)見せ場があって、勉強になったんじゃないか、と。
藤井さん、良いショーをありがとうございま~す!!m(_ _)m。
.
いやあ、「ベルサイユのばら」ホラー篇の面目躍如。大劇場公演1ヶ月を経て、威力は留まるところをしらず(- -;。1回しか観ていないので変更点は解らないのですが、とりあえず変更が必要なところは全く変わっていなかったです。
…明らかに変わったな、と思ったのは、幕前の貴婦人たちの会話内容のみ、でした。
先月、大劇場で観たときの感想を再録して、感想も終了したいと思います。
ヒロインが幽霊でさえなければ何があっても大丈夫!と思っていたけど、幽霊よりも何よりも、生きている人間が一番怖いコトを知った!!
……あ。
二階席で観たので、大人数の衛兵隊のフォーメーションの流れるような動きの美しさと、革命のど迫力に気圧されたことは追記しておきます。特に、衛兵隊が幕前で数人(6人?)で歌い踊ったあと、紗幕があがると、その後ろで並んでいたメンバーと綺麗に列が揃っていたことに感動しました(*^ ^*)。
衛兵隊の総踊りと革命の場面は、間違いなく名シーンなんだよなあ……。ああ、これで脚本さえ(黙)
で、そんな私(たち?)の心を慰めてくれた、藤井さん渾身の新作ショー、「EXCITER!!」。
いやー、本当に素晴らしいです。宛書のショーっていいなあ(感動)。あああ、ショーだけのチケットがほしい……。
藤井さんといえば、おもちゃ箱を引っくり返したような奇抜な賑やかな画面構成、ちょっと頭のネジをしめてみてくなるような色彩感覚、場面ごとのバリエーションと空気の切り替えの巧さ、そういったイメージを持っていたのですが。
「Apassionado!!」「Soul Of Shiva!」「EXCITER!!」と連続して観て、色彩感覚についてはずいぶん落ち着いてきたんだなあ、と思いました。三作ともかなりドラマティックなマイナーコードの音楽を主題歌にした大人っぽいショーというのもあってか、赤と黒と金を中心にした色彩構成で統一していて、昔の藤井さんじゃないんだな(^ ^;、と、あらためて思いました。
いやー、それにしてもみんなカッコよくて面白い!
見所がおおくて、何度観ても見飽きそうにありません。
っていうか、声に出して笑ってしまうほど面白いショーって、私は初めてです(^ ^)。
幕間狂言みたいなつなぎの場面で「くすっ」という笑いを狙ってくるもの(←大概のは、狙いはわかるけど寒い)は多いけど、まるまる一場面、ミュージカルコメディをやってしまうショーなんて。しかも、そのコメディがそのまま次のカッコいい場面にちゃんとつながるなんて!
あそこの構成は神だなと思うし、あそこで切り替えきれる真飛さんと三人のドリームガールズ(桜一花、天宮菜生、芽吹幸奈)は素晴らしいと思いました(^ ^)。
真飛さんは、とにかくあの「CHANGE BOX」から出てきた瞬間の掴みが最高かな(^ ^)。
壮ちゃんも、Sっぷりに磨きがかかった感じで今回は本当に良いんですけど、一番好きなのは………Mr.YUが変身して引っ込んだ後、幕があがったときにセンターで研ぎ澄まされたウィンクを飛ばしてるところかな(^ ^)。大劇場で直撃を受けて、ちょっと落ちましたんで。
みわっち(愛音羽麗)は、ハバナも好きなんですが、フィナーレの大階段デュエットで姫花ちゃんと踊ってるときの、ふんわりと包み込むような優しい笑顔と空気が素敵。姫花ちゃんがいつも以上に可愛く見えます♪
まっつ(未涼亜希)の猫的お勧めは、大階段群舞の最初のところで、まとぶんのすぐ後ろで踊ってるとき、かな。いや、全部かっこいいんで選ぶの難しいんですけど(汗)。
ああ、エトワールは耳福です、もちろん(*^ ^*)。
みつるくん(華形ひかる)は、、、、デザイナー組長の歌にあわせて華月由舞ちゃんと銀橋をわたる場面がすごく好き。コケティッシュで小悪魔っぽい由舞ちゃんと、それに翻弄されるみつるくん、という図がいいなあ、と。
めおちゃん(真野すがた)は、、、、やっぱりハバナかなあ。歌ソロはちょっと微妙でしたが(合わせる華耀きらりちゃんもちょっと微妙だし汗)、その後のダンスとか、キメキメでよかったです。なんだか、この一年で完全に『めおちゃんポジ』を確立したよなあ……。
あとは、すみません、個人的な見所を学年順の箇条書きで。
・さおりさん(高翔みずき)って踊ってくれればいつだって素敵なんですけど、今回の大階段群舞で、くさび形のセンターで降りてくるときの胸のすくような格好よさは忘れられない。
・王子(眉月凰)があまり出てなくて寂しい。
・絵莉さん、いつも素敵なお姉さまなのに、今回のミュージカル場面でのオバサン(ミセス・ファット)役、最高です♪
・まりんさん(悠真倫)は、やっぱり社長かなあ……。ああ、今の会社もまりんさんみたいな社長だったら(夢)
・さあや(初姫さあや)は、まりんさんとこの秘書ももちろん可愛いんですけど(*^ ^*)、やっぱり、オープニングのスパニッシュの衣装かなあ。マメちゃんと同期で組んで踊っているんですけど、すっごく優しい顔でみつめていて、ちょっと泣けてきそうでした(←まだ早いよ)
・きらりんは、とにかく全てが可愛い。と言い切りつつ。
んー、やっぱりベストはセクシードールかなあ。まとぶんが来るのを待つときの、高く掲げた腕のラインの美しさと、広くて筋肉質な背中が好きなんです(汗)。
・あきらくん(瀬戸かずや)は、そりゃーやっぱり、フィナーレの男役群舞でしょう~~♪日高君と対はちょっと不利かな?とも思うけど、やっぱりスタイルいいし格好良いです~♪♪
・ルナちゃん(冴月瑠那)、あの白黒のど派手な服をきてスリ、って、、、あなたいったい(苦笑)。あの衣装そのものは藤井さんごのみなんですけど、あれは指示なんだろうか、ルナちゃんが自分で選んだんでしょうか……?
個人的には、あきらくんと並んでクラブで踊ってるときがめっちゃカッコつけてて好きです。あの身長差も含めて、あの二人の並びは好きなんですよ~。
・遼かぐらちゃん、オフィスレディがなんだかいつもと雰囲気がちがってて、すごく好きです。何が違うのかなあ……髪型?
・花峰千春さん、ミュージカル場面のボーイ役の笑顔が凄く可愛いです。大河凛ちゃんの強気な笑顔と好対照な感じでなんか気になる。一瞬の出番なのが残念です。
……並んでるネコちゃん(彩城レア)とか真輝いづみさんとかは普通なのになあ~?
・真瀬(はるか)くんは、ひたすら格好良かったです。なんか、ブイエ将軍以来マナセスイッチが入ったらしい(^ ^;ゞ。群舞のすみっことかで見かけるたびに「マナセカッコいい~~♪」モードからしばらく抜けられなくて困ってます。クラブシーンで、舞台センターで上級生が踊るのを見守っているときの表情とか、あああ、本当にカッコいい(惚)しかも、いつも良い場所にいるんですよね。センター奥とか、上手の真ん中らへんとか、不思議と目に付く所に(涙目)。
・天咲千華ちゃんは……もちろん、フィナーレの壮ちゃんとのデュエットダンスもとても可愛いんですけど、個人的にはハバナが好きかなあ。元気いっぱい!で。
これが花組にきてはじめてのショーのはずなんですけど、全然違和感がなくて、不思議な感じでした。
・初花美咲ちゃん、以前から可愛くてお気に入りなんですが、セクシードールはちょっとキました。羽桜しずくちゃん系の楚々とした美女系だとばかり思っていたんですが、案外強気な感じが似合ってて、すっごく色っぽい!!!
……でも。ロケットでちょっと目を疑った……全体のスタイルバランスは決して悪くないのに、脚をだしてはいけない人だったとは(↓)(衝撃)
・日高(大地)くん、フィナーレの男役群舞おめでとう!もしかして、少し痩せた…?なんだか身体が締まったようなきがしました。これからもがんばって♪
・柚香光さん 極楽鳥(ドリームバード)で最後まで出ている4人の一人ですが、とにかく小顔で綺麗でスタイルよくて、美脚で……出てくるたびに見惚れてしまいます(*^ ^*)衛兵隊でも綺麗で目立っているし、今後が楽しみだ!
・美蘭レンナちゃん ホットドッグ売りがすっごい可愛かった~~♪
そんなところでしょうか。
あんまり下級生がチェックできてなくて、すみません(汗)。「ベルばら」の方では相当チェックしてるんですが、「EXCITER」は作品自体が面白すぎて、猫にしては比較的全体を観ているような気が(^ ^)。
卒業生4人にちょっと目立つ見せ場があったり、藤井さんのそういう細かい配慮は本当に素晴らしいな、と思います。「Apassionado!」のちわわ&しのちゃんのリフトも嬉しかったもんなあ……。博多座では、イマイチ意味不明になってましたけど(↓)
とにかく、下級生も(芝居で出番がない分をカバーするかのように)見せ場があって、勉強になったんじゃないか、と。
藤井さん、良いショーをありがとうございま~す!!m(_ _)m。
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外伝・ベルサイユのばら【4】
2009年10月4日 宝塚(花) コメント (2)今日は、二度目の雪組(本公演)観劇でした。
2016年のオリンピックがリオに決まった、とゆーことで、一日遅れだけど何かアドリブあるかなー?と楽しみにしていたのですが、特に何も無かったです。
ちなみに、今日(WOWOW貸切)の呪文は、ピンクレディーの「UFO」。さゆちゃんは「ペッパー警部」の方が好きなんだそうです。……せっかくなので、歌ってほしかったなー。などと、ついつい雪組さんのファンブログのように呪文報告をしてみたりして(^ ^;ゞ
そういえば、ヘンリーさんが眼鏡をかけていたのは、もしかして貸切サービスなんでしょうか(*^ ^*)。前回はかけていなかったような。細い銀縁の眼鏡のおかげでS度がアップして、めっちゃ可愛かったです。(←もしもし?矛盾してませんか?)
稽古場での、スターリンを囲むミュージカルシーンでのユーリ先輩は、確かにちょこっとピエロと絡んでるんですけど、煩そうに手を振ったりして、一緒にラインダンスに参加したりはしていませんでした。……あずりん……。
キングを観るたびに、うんうん、やっぱり君にはそれ(ロバート)が似合うよ、と思ったり。
あゆちゃんタチヤーナの「みんなに夫を紹介したいし!」の落ち着きっぷりに見惚れたり。
改めて、心の底から楽しかったです(*^ ^*)。
雪組さんについては、このあたりで終わりにして、今日は、すごく今更で申し訳ないみたいですが、花組「外伝・ベルサイユのばら」についての続きを。まだ衛兵隊以下を書いてないんですよね。すみません。だいぶ記憶が薄れつつありますが…がんばります。
他にもいろいろ書いてない公演が溜まってきているので、しばらく落穂ひろいが続くかもしれません。9月末がちょっと忙しすぎましたね(反省)。
とりあえず、衛兵隊の登場から。
マリーズ(桜乃彩音)がシモーヌ(夏美よう)に連れられてブイエ将軍(星原美沙緒)の邸に行く場面(←遣り手婆、いや美人局?が身請けされた妓を届けにくるところですな)が終わって幕が降りると、今までとは趣の違った音楽が流れ出します。
袖から幕前に登場して、おもむろに歌いだす衛兵隊員たち。
さ、最初に歌いだすのはみつるくんであってますか?その前の場面があまりにも怖かったので、明るい音楽にびっくりしてしまってよく覚えてないんです(汗)。歌も巧かったし(←だからみつるくんだと思わなかった…なんて言ってません)
■アルマン(華形ひかる/瀬戸かずや)
■ロセロワ(日向燦/真輝いづみ)
■ドランド(扇めぐむ/天真みちる)
■ドレッセ(夕霧らい/航琉ひびき)
■ブルゼ(祐澄しゅん/冴華りおな)
■シャロン(朝夏まなと/彩城レア)
■ラサール(月央和沙/水美舞斗)
■ヴェール(望海風斗/日高大地)
■アルベール(嶺乃一真/夏城らんか)
■ジャン(彩城レア/輝良まさと)
■ミッシェル(煌雅あさひ/花峰千春)
……花も実もあるメンバーをこれだけ集めて、アレ、ですか。
雪組さんのメイエルホリド劇団メンバーなんて、大湖せしる(88期)の次は朝風れい(90期)なんだぞー!!出番も台詞の量も、大して変わらないような気がするのにさっ。
いやもちろん、作品における存在意義は衛兵隊の方がずっと高いんですけど(衛兵隊がいなかったらリピートは無理)、そりゃーこのメンバーが突っ込まれてるから結果的にそうなっているだけで、普通にネコちゃんやアーサー以下だけのメンバーでも芝居的には全然問題ないだろうに……。
などなど文句は言いつつも、マメちゃんが二枚目キャラだったので全てを許そう、と思いました。これで卒業のマメちゃん、すっげー二枚目で、めちゃめちゃ格好良かったです。
新公の真輝いづみちゃんも口跡よくて素敵だったし、良い役だなあ……。ちなみに、この役は2006年の雪組オスカル編にはいなかったんですよね。マメちゃんのためのオリジナル役なんでしょうか?(^ ^)(多分違うと思うけど)
アランの下のリーダー格はみつるくんですが、登場からめちゃめちゃ目を惹きました。残念ながら、一回しか観ていないのでどの台詞が誰のか今ひとつわかっていないのですが(T T)、だいたいキメ台詞はアルマンだったような。新公の瀬戸くんもメチャメチャ格好よくて、私の廻りは彼が登場した瞬間、ザッと音がしそうな勢いでオペラグラスが上がってましたよ(^ ^)。ブレイクの予感、というか、ブレイクしたなーという実感がありました(*^ ^*)。
まぁくんのシャロンはちょっとヒョロヒョロした感じで、結構目立つように演出されていたような。とみぃ、らいらい、しゅん様、よっちと、合わせて5人の88期が全員揃ってうろうろ(?)していて、なんだか可愛かったです。
シャロンの新公のネコちゃんも声が良いので随分目だってました。髪はどんなだったっけなああ…。すごく格好良くて、しばらく誰だかわからなかったです(←ごめんなさい)。
ヴェールのだいもんは、衛兵隊の制服だと普通にカッコ良かったです。やっぱり問題は、最後の微調整をする時間があるかないか、なのかな…。
結構台詞があったので、新公のプログラムを観て、「え?あのだいもんの役を日高くんがやるの?」と不安になったのですが(汗)、日高くん、普通に喋れてました!!ああ、良かった、本当に(*^ ^*)。これからがまた楽しみになってきました♪
ミッシェルのアーサーが不思議と目立つような気がして、いよいよ私はアーサーのファンになったのか(←今までは違ったとでも?)と思ったのですが、、、もしかして、華が出てきたのかなー?と嬉しかったです。新公の迫力も凄かったし。ただ、ミッシェルについては、新公の花峰千春ちゃんもめちゃめちゃ目につきました。…花峰さんも大好きなので、単純にそういうことなのかなーとも思ったりしますが。
■名前の無い衛兵隊員:
瀬戸かずや、冴月瑠那、鳳真由、輝良まさと、真瀬はるか、日高大地、大河凜、真輝いづみ、航琉ひびき、羽立光来、冴華りおな、水美舞斗、柚香光
このあたりのメンバーをしっかり観るなら、二階席がお勧めです。瀬戸くんや輝良くん・日高くんあたりの長身メンバーは問題ないけど、ルナちゃんとか凛ちゃんとかをしっかり観ようとすると結構辛い…。結構うろうろ動き回るので、すぐ見失うし(T T)。
まーとにかく瀬戸くんの気合の入った美形っぷりと、ルナちゃんのこれまた気合が入りすぎなライオンヘアーと、真瀬くんのさりげない二枚目ぶりに惚れました(*^ ^*)。なんだか真瀬くんがふつーにカッコいいんですけどーーーーっ!(オロオロ)。アンドレに「右」「左」とかって方向を教えるところで、途中で天を仰いだんですよあの人。………綺麗だ、と初めて思いました(*^ ^*)。
そして、奥の方に見え隠れしていた細面の美貌は、たぶん、95期の柚香光さん、ですよね…?(自信無し)もうちょっと前に来ないかなーっ。
■同・新人公演:
銀華水、神房佳希、鳳龍あや、和海しょう、羽立光来、舞月なぎさ、朝陽みらい、柚香光、愛羽ふぶき
銀華さんがこんなに下級生だってことをすっかり忘れてました。どうして台詞がないのか不思議でたまらない(汗)。50/50で覚えた鳳龍あやさんもとても素敵です。お願いだからもう少し絞って!!(切実)
個人的にお気に入りの舞月さんが、意外と骨太な感じで立っていて、良かったと思います。
本公演で『ん?』と思った柚香さんは、新公でも同じような位置(下手奥)に立っていて、それじゃあ新公の意味がないだろう!!と思いました。確かに、飾っておくには得難い美形なんですけどね。それだけじゃ勿体無い……。
■カトリーヌ(桜一花/月野姫花)
■ジョアンナ(初姫さあや/瞳ゆゆ)
■イヴォンヌ(華耀きらり/白姫あかり)
■イザベラ(白華れみ/実咲凜音)
■イレーネ(天宮菜生/菜那くらら)
■メリー(華月由舞/真鳳つぐみ)
こちらも、本当に華も実もあるメンバーなのになあ……。
いや、まあ、意外と良かったですけどね。思ったよりは出番もあったし。(一場面かと思っていました)
一花ちゃんは、小柄だけどちゃんと『お姉さん』な感じが出ていて良かったです。いつのまにか、大人の女ができるようになっていたんですね。カワイイのに、素敵だなあ。
さあやは今回は完全な美少女モード全開で、なんだか回りのヒロイン経験者がかすんでしまいそうなほど美少女オーラが出てました。働き者で器用そうで、良い養女になりそうなんですが。どうでしょうブイエ将軍。
きらりんは可愛い。イヴォンヌも可愛いし、マリーズやシモーヌとの絡みもさすがに達者なんですが、今回の公演での一番のヒットは、革命の場面での赤茶の衣装の娘。 大きな目を見開いて、反抗的な瞳でガツガツ踊って、その勢いのままクルクル回りながら前に出てくるんですよ!!撃たれるのかっ!?と思ったのですが、そのあたりはなんだか誤魔化して終わってましたが。
いやーーーー、可愛いよ~(*^ ^*)。
れみちゃん、はるちゃん、由舞ちゃんの89期トリオは、もう誰を観たらいいのやら、という感じ。三人並ぶと、本当に、どっかに飾っておきたいほど可愛いです。ああ、誰を養女にしようか……(←違うから)
■名前のない酒場の女:
聖花まい、梅咲衣舞、遼かぐら、月野姫花
聖花まいちゃん、最後なんだから名前くらい……とも思いましたが(T T)。なんだかなあ。
芝居のできる人なのに全然機会も与えられず、残念です。でも可愛かった(*^ ^*)。
衣舞ちゃん、かぐらちゃんもちょこまかとよく働いてました。姫花ちゃんは可愛い。喋らないと本当に可愛いのになあ……(溜息)。
■同・新人公演:
花蝶しほ、初花美咲、桜帆ゆかり、仙名彩世
花蝶しほちゃん、なんだかもの凄く一生懸命な子、って感じでした。衣装も良く似合ってて可愛い。初花美咲ちゃんは本当に美少女ですねぇ。ブイエ将軍、この子も良い子ですよ♪(真瀬くんのブイエはそんな邪なことは考えてないってば!!)
桜帆ゆかりちゃんも可愛いけど、仙名さんもメッチャ可愛いですね(*^ ^*)。もうちょっと目立つ役をつけても良い子なんじゃないかな、と思いました。
■村人1(紫峰七海/天真みちる)
■村人2(紫陽レネ/真輝いづみ)
■村人3(浦輝ひろと/花峰千春)
■村人4(夏城らんか/鳳龍あや)
ふみかクラスでこんな役かよ、とか、レネちゃん最後なのに、とか、思うことはたくさんありますが。まあ、そんなことを言ってもはじまらない……ですよね(T T)。
皆が皆、勝手にわらわらしていて妙な団結力がないところは良かったと思います。ついやりすぎちゃって衛兵隊みたいになってしまうと駄目なので。ふみかちゃんが良くまとめた、って感じなんでしょうか……。
新公も、4人ともちゃんと喋れる人なので普通にテンポよく進んでいたと思います。短い場面ですが、いろいろ小芝居もしつつがんばってました(主に、台詞のないルナちゃんとか輝良くんとかそのあたりの上級生たちが)。下級生も、もう少し遊べると舞台が面白くなってくるんだけどなあ……
そんなところでしょうか。
引っ張ったわりに、記憶力の問題もあって、あまり内容がなくて申し訳ありません。
公演もいよいよ明日で千秋楽ですね。マメちゃん、レネちゃん、まいちゃん、嶺乃くん、最後まで悔いなく演じきられるよう、祈っています。
そして、東京でお待ちしていま~す!!(^o^)
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2016年のオリンピックがリオに決まった、とゆーことで、一日遅れだけど何かアドリブあるかなー?と楽しみにしていたのですが、特に何も無かったです。
ちなみに、今日(WOWOW貸切)の呪文は、ピンクレディーの「UFO」。さゆちゃんは「ペッパー警部」の方が好きなんだそうです。……せっかくなので、歌ってほしかったなー。などと、ついつい雪組さんのファンブログのように呪文報告をしてみたりして(^ ^;ゞ
そういえば、ヘンリーさんが眼鏡をかけていたのは、もしかして貸切サービスなんでしょうか(*^ ^*)。前回はかけていなかったような。細い銀縁の眼鏡のおかげでS度がアップして、めっちゃ可愛かったです。(←もしもし?矛盾してませんか?)
稽古場での、スターリンを囲むミュージカルシーンでのユーリ先輩は、確かにちょこっとピエロと絡んでるんですけど、煩そうに手を振ったりして、一緒にラインダンスに参加したりはしていませんでした。……あずりん……。
キングを観るたびに、うんうん、やっぱり君にはそれ(ロバート)が似合うよ、と思ったり。
あゆちゃんタチヤーナの「みんなに夫を紹介したいし!」の落ち着きっぷりに見惚れたり。
改めて、心の底から楽しかったです(*^ ^*)。
雪組さんについては、このあたりで終わりにして、今日は、すごく今更で申し訳ないみたいですが、花組「外伝・ベルサイユのばら」についての続きを。まだ衛兵隊以下を書いてないんですよね。すみません。だいぶ記憶が薄れつつありますが…がんばります。
他にもいろいろ書いてない公演が溜まってきているので、しばらく落穂ひろいが続くかもしれません。9月末がちょっと忙しすぎましたね(反省)。
とりあえず、衛兵隊の登場から。
マリーズ(桜乃彩音)がシモーヌ(夏美よう)に連れられてブイエ将軍(星原美沙緒)の邸に行く場面(←遣り手婆、いや美人局?が身請けされた妓を届けにくるところですな)が終わって幕が降りると、今までとは趣の違った音楽が流れ出します。
袖から幕前に登場して、おもむろに歌いだす衛兵隊員たち。
さ、最初に歌いだすのはみつるくんであってますか?その前の場面があまりにも怖かったので、明るい音楽にびっくりしてしまってよく覚えてないんです(汗)。歌も巧かったし(←だからみつるくんだと思わなかった…なんて言ってません)
■アルマン(華形ひかる/瀬戸かずや)
■ロセロワ(日向燦/真輝いづみ)
■ドランド(扇めぐむ/天真みちる)
■ドレッセ(夕霧らい/航琉ひびき)
■ブルゼ(祐澄しゅん/冴華りおな)
■シャロン(朝夏まなと/彩城レア)
■ラサール(月央和沙/水美舞斗)
■ヴェール(望海風斗/日高大地)
■アルベール(嶺乃一真/夏城らんか)
■ジャン(彩城レア/輝良まさと)
■ミッシェル(煌雅あさひ/花峰千春)
……花も実もあるメンバーをこれだけ集めて、アレ、ですか。
雪組さんのメイエルホリド劇団メンバーなんて、大湖せしる(88期)の次は朝風れい(90期)なんだぞー!!出番も台詞の量も、大して変わらないような気がするのにさっ。
いやもちろん、作品における存在意義は衛兵隊の方がずっと高いんですけど(衛兵隊がいなかったらリピートは無理)、そりゃーこのメンバーが突っ込まれてるから結果的にそうなっているだけで、普通にネコちゃんやアーサー以下だけのメンバーでも芝居的には全然問題ないだろうに……。
などなど文句は言いつつも、マメちゃんが二枚目キャラだったので全てを許そう、と思いました。これで卒業のマメちゃん、すっげー二枚目で、めちゃめちゃ格好良かったです。
新公の真輝いづみちゃんも口跡よくて素敵だったし、良い役だなあ……。ちなみに、この役は2006年の雪組オスカル編にはいなかったんですよね。マメちゃんのためのオリジナル役なんでしょうか?(^ ^)(多分違うと思うけど)
アランの下のリーダー格はみつるくんですが、登場からめちゃめちゃ目を惹きました。残念ながら、一回しか観ていないのでどの台詞が誰のか今ひとつわかっていないのですが(T T)、だいたいキメ台詞はアルマンだったような。新公の瀬戸くんもメチャメチャ格好よくて、私の廻りは彼が登場した瞬間、ザッと音がしそうな勢いでオペラグラスが上がってましたよ(^ ^)。ブレイクの予感、というか、ブレイクしたなーという実感がありました(*^ ^*)。
まぁくんのシャロンはちょっとヒョロヒョロした感じで、結構目立つように演出されていたような。とみぃ、らいらい、しゅん様、よっちと、合わせて5人の88期が全員揃ってうろうろ(?)していて、なんだか可愛かったです。
シャロンの新公のネコちゃんも声が良いので随分目だってました。髪はどんなだったっけなああ…。すごく格好良くて、しばらく誰だかわからなかったです(←ごめんなさい)。
ヴェールのだいもんは、衛兵隊の制服だと普通にカッコ良かったです。やっぱり問題は、最後の微調整をする時間があるかないか、なのかな…。
結構台詞があったので、新公のプログラムを観て、「え?あのだいもんの役を日高くんがやるの?」と不安になったのですが(汗)、日高くん、普通に喋れてました!!ああ、良かった、本当に(*^ ^*)。これからがまた楽しみになってきました♪
ミッシェルのアーサーが不思議と目立つような気がして、いよいよ私はアーサーのファンになったのか(←今までは違ったとでも?)と思ったのですが、、、もしかして、華が出てきたのかなー?と嬉しかったです。新公の迫力も凄かったし。ただ、ミッシェルについては、新公の花峰千春ちゃんもめちゃめちゃ目につきました。…花峰さんも大好きなので、単純にそういうことなのかなーとも思ったりしますが。
■名前の無い衛兵隊員:
瀬戸かずや、冴月瑠那、鳳真由、輝良まさと、真瀬はるか、日高大地、大河凜、真輝いづみ、航琉ひびき、羽立光来、冴華りおな、水美舞斗、柚香光
このあたりのメンバーをしっかり観るなら、二階席がお勧めです。瀬戸くんや輝良くん・日高くんあたりの長身メンバーは問題ないけど、ルナちゃんとか凛ちゃんとかをしっかり観ようとすると結構辛い…。結構うろうろ動き回るので、すぐ見失うし(T T)。
まーとにかく瀬戸くんの気合の入った美形っぷりと、ルナちゃんのこれまた気合が入りすぎなライオンヘアーと、真瀬くんのさりげない二枚目ぶりに惚れました(*^ ^*)。なんだか真瀬くんがふつーにカッコいいんですけどーーーーっ!(オロオロ)。アンドレに「右」「左」とかって方向を教えるところで、途中で天を仰いだんですよあの人。………綺麗だ、と初めて思いました(*^ ^*)。
そして、奥の方に見え隠れしていた細面の美貌は、たぶん、95期の柚香光さん、ですよね…?(自信無し)もうちょっと前に来ないかなーっ。
■同・新人公演:
銀華水、神房佳希、鳳龍あや、和海しょう、羽立光来、舞月なぎさ、朝陽みらい、柚香光、愛羽ふぶき
銀華さんがこんなに下級生だってことをすっかり忘れてました。どうして台詞がないのか不思議でたまらない(汗)。50/50で覚えた鳳龍あやさんもとても素敵です。お願いだからもう少し絞って!!(切実)
個人的にお気に入りの舞月さんが、意外と骨太な感じで立っていて、良かったと思います。
本公演で『ん?』と思った柚香さんは、新公でも同じような位置(下手奥)に立っていて、それじゃあ新公の意味がないだろう!!と思いました。確かに、飾っておくには得難い美形なんですけどね。それだけじゃ勿体無い……。
■カトリーヌ(桜一花/月野姫花)
■ジョアンナ(初姫さあや/瞳ゆゆ)
■イヴォンヌ(華耀きらり/白姫あかり)
■イザベラ(白華れみ/実咲凜音)
■イレーネ(天宮菜生/菜那くらら)
■メリー(華月由舞/真鳳つぐみ)
こちらも、本当に華も実もあるメンバーなのになあ……。
いや、まあ、意外と良かったですけどね。思ったよりは出番もあったし。(一場面かと思っていました)
一花ちゃんは、小柄だけどちゃんと『お姉さん』な感じが出ていて良かったです。いつのまにか、大人の女ができるようになっていたんですね。カワイイのに、素敵だなあ。
さあやは今回は完全な美少女モード全開で、なんだか回りのヒロイン経験者がかすんでしまいそうなほど美少女オーラが出てました。働き者で器用そうで、良い養女になりそうなんですが。どうでしょうブイエ将軍。
きらりんは可愛い。イヴォンヌも可愛いし、マリーズやシモーヌとの絡みもさすがに達者なんですが、今回の公演での一番のヒットは、革命の場面での赤茶の衣装の娘。 大きな目を見開いて、反抗的な瞳でガツガツ踊って、その勢いのままクルクル回りながら前に出てくるんですよ!!撃たれるのかっ!?と思ったのですが、そのあたりはなんだか誤魔化して終わってましたが。
いやーーーー、可愛いよ~(*^ ^*)。
れみちゃん、はるちゃん、由舞ちゃんの89期トリオは、もう誰を観たらいいのやら、という感じ。三人並ぶと、本当に、どっかに飾っておきたいほど可愛いです。ああ、誰を養女にしようか……(←違うから)
■名前のない酒場の女:
聖花まい、梅咲衣舞、遼かぐら、月野姫花
聖花まいちゃん、最後なんだから名前くらい……とも思いましたが(T T)。なんだかなあ。
芝居のできる人なのに全然機会も与えられず、残念です。でも可愛かった(*^ ^*)。
衣舞ちゃん、かぐらちゃんもちょこまかとよく働いてました。姫花ちゃんは可愛い。喋らないと本当に可愛いのになあ……(溜息)。
■同・新人公演:
花蝶しほ、初花美咲、桜帆ゆかり、仙名彩世
花蝶しほちゃん、なんだかもの凄く一生懸命な子、って感じでした。衣装も良く似合ってて可愛い。初花美咲ちゃんは本当に美少女ですねぇ。ブイエ将軍、この子も良い子ですよ♪(真瀬くんのブイエはそんな邪なことは考えてないってば!!)
桜帆ゆかりちゃんも可愛いけど、仙名さんもメッチャ可愛いですね(*^ ^*)。もうちょっと目立つ役をつけても良い子なんじゃないかな、と思いました。
■村人1(紫峰七海/天真みちる)
■村人2(紫陽レネ/真輝いづみ)
■村人3(浦輝ひろと/花峰千春)
■村人4(夏城らんか/鳳龍あや)
ふみかクラスでこんな役かよ、とか、レネちゃん最後なのに、とか、思うことはたくさんありますが。まあ、そんなことを言ってもはじまらない……ですよね(T T)。
皆が皆、勝手にわらわらしていて妙な団結力がないところは良かったと思います。ついやりすぎちゃって衛兵隊みたいになってしまうと駄目なので。ふみかちゃんが良くまとめた、って感じなんでしょうか……。
新公も、4人ともちゃんと喋れる人なので普通にテンポよく進んでいたと思います。短い場面ですが、いろいろ小芝居もしつつがんばってました(主に、台詞のないルナちゃんとか輝良くんとかそのあたりの上級生たちが)。下級生も、もう少し遊べると舞台が面白くなってくるんだけどなあ……
そんなところでしょうか。
引っ張ったわりに、記憶力の問題もあって、あまり内容がなくて申し訳ありません。
公演もいよいよ明日で千秋楽ですね。マメちゃん、レネちゃん、まいちゃん、嶺乃くん、最後まで悔いなく演じきられるよう、祈っています。
そして、東京でお待ちしていま~す!!(^o^)
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