東京宝塚劇場にて、花組公演「ファントム」を観劇してまいりました。
とりあえず、Aパターン(ショレ=愛音、セルジョ=華形、シャンドン=朝夏)でした。
蘭寿さん、東京でのお披露目おめでとうございます!!の気持ちを拍手に籠めて。
大劇場でも観たんですが、東宝で、あらためて思ったこと。
蘭トムさんのエリックは、天使のようでした。
「カサブランカ」のヴィクター・ラズロについて語ったときも書いたと思うんですが。
私にとって蘭トムさんって、すっごく格好良いしダンスは素敵だし歌もちゃんと歌えるし……だけど、なんていうか、リアリティのない役者なんですよね。
湿り気がない、というか。あくまでもアメリカン・ヒーローで、すごく前向きで、いつだってポジティヴで。
現世の塵芥にまみれたことのないひと、というイメージがあるんです。
そのキャラクターで、なぜお披露目がエリックなんだろう?と思っていたのですが。
観てみて、なんとなく納得しました。
エリック=天使って、演出的にありだったんだな、と。
カーンと響く、金管楽器系の声質が、軽やかで明るいオケの音(指揮:塩田明弘)との相性も良くて。数々の演出変更がいい方向に作用して、重厚なゴシックロマンから、現代的な作品に生まれ変わった「ファントム」。
とても興味深く、面白かったです。
演出は今まで通り中村一徳さんですが、全面的な振付変更による従者たちのクローズアップといい、数々のセットの変更といい、ちょっとした人の動かし方といい、なんだか今までとは全然意がう印象を受けたところがたくさんありました。
今まで、「ファントム」という作品は音楽は大好きだけど演出がイマイチ、と思うことが多くて、あまり嵌っていなかったのですが、今回は嵌りそうです(^ ^)
中村さんも三回目の上演でいろいろお考えになった部分もあるでしょうし、演出助手さんが新しい感性で手伝った部分もあるんでしょうね、きっと。ちなみに演出助手は、新公を担当した田渕さんと、もう一人、生田大和さんのお名前が入っています。田渕さんも新公を観るかぎり才能ありそうですし、生田さんの才能については私はとってもとっても期待しているわけで(^ ^)。いや、なかなかに羨ましい布陣です。
……お披露目はやっぱり、劇団側も精一杯のスタッフを揃えてくれるんでしょうか(^ ^)。
蘭トムさんのエリックが「現実」を生きていない天使だなあと思ったところはいろいろあったんですが。
あらためて東宝で観て、一番印象に残ったのは「My Mother Bore Me」でした。
「My True Love」を歌ってくれたクリスティーヌに逃げられてしまったのに、絶望しないエリック。
新公の(鳳)真由ちゃんの「My Mother Bore Me」の歌い方がちょっと中途半端だなあと感じていたのですが、そうか!と思いました。
本公演は全く絶望していないから、ああいう歌い方になるのも当然なんですけど、新公は、エリックの解釈が全く違うのに歌い方だけ引き継いでいたから、なんか違和感あったんだな、と思いました。
蘭寿さんのエリックなら、あそこはあのくらい希望に溢れて歌うのが当然で、全く違和感はなくて。あの場面のエリックの確信が強く、そして深ければ深いほど、何もせずに地下へ戻ることができずに、クリスティーヌの姿を視た途端に飛び出してしまうエリックに納得もできて。
なるほど………。
そしてもう一つ、印象的だった変更点(というか、キャラクターの違い)。
今回のクリスティーヌは、フィリップに恋してますよね?
ビストロの後のデートシーン。
「ごめんなさいフィリップ。私はなんだか混乱しているの」
という、クリスティーヌのソロ。
……今まで、宙組版でも花組版でも、ここはクリスティーヌは別にフィリップのことはどうも思ってないのよ、今はちょっと舞い上がって混乱しているだけなの、という場面だと思っていたのですが。
今回に限っては、その次の
「優しいあなたに見守られて歌いたい」「恋に落ちた、そんな気持ち♪」
というフレーズに意味がある、ように見えました。
この場面のラストに、シャンドン伯爵の御者が来るのは以前のバージョンも同じだったのでしょうか?(←覚えてない)
そこのちょっとしたやり取りを見て、すごく二人(クリスティーヌとフィリップ)の心が近い感じがしたんですが。
そして、それと同時くらいに上手から登場するエリック。
まず、仮面を着けただけで、ふつーに花束持ってあらわれるのがとっても好きです。初演宙組の、電話ボックスみたいなセットがぐるっと回るとあらわれるのがすごく不思議だったので(^ ^;。
で。
御者を追うように、仲良く走っていくフィリップとクリスティーヌ。
それを切ない瞳で見送って、新曲「If She Loves Him」を歌うエリック。
ああ、そうなんだ。クリスティーヌは、フィリップを愛しているという設定なのか、と。
エリックに対する気持ちは、「先生」に対する感謝と信頼と、そして、「天使のような美少年」に対する憧れまじりの母性愛、それだけなのか、と。
初演の宙組版を観た時は、クリスティーヌは最初からエリックしか見えていなくて、フィリップがいくらアピールしても眼中にない!という感じでしたし、前回の花組は、そもそもエリックが愛したのはクリスティーヌの声であってクリスティーヌではない、という気がしていました。
でも、今回は違う。
クリスティーヌは、はっきりとフィリップに恋をしている。
ロイド=ウェッバー版の「オペラ座の怪人」のクリスティーヌが、ファントムに「父親」を視ていたような意味で、コーピット版のクリスティーヌがエリックに視るのは、最初は「先生」であり、そして、素顔を知った後では「ピュアな美少年」だった……のだ、と。
絶望しない、「前向き」で「ポジティヴ」なエリック。
エリックに感謝はしても「恋」はしない、現実的なクリスティーヌ。
そして、典型的なヒーロー像の一つとしての「貴族の御曹司」、フィリップ。
私が本公演を最初に観たのは、大劇場の新人公演の日の昼公演で、まぁくんのフィリップだったのですが。
その時はそんなふうには思わなかったんですよね。
フィリップがもっと可愛くて、ふわふわしてて、、、なんというか、エリックと「対等」には視えなかったから、なんでしょうか。
フィリップ単体では若々しくて美形で歌がうまくて、良いなあ…と思っても、やはりフィリップ役には「エリックと対等の存在感」がないと駄目なんだなあ……、と。
とはいいつつ、まぁくんのフィリップも決して悪くはなかったので、東宝でのBパターン観劇を楽しみにしているのですが(^ ^)。
とりあえずは、そんなところでしょうか。
蘭ちゃんは、大劇場で最後に観た時が一番良かったなーー……がんばれーっ!!蘭ちゃんはやればできる!だって大劇場で出来てたんだから!!
蘭ちゃんのクリスティーヌ、私はとても好きです。可愛くてピュアで幼くて、なのに母性がある芝居は、「クリスティーヌ」という役にとっても嵌っていると思う。
これで、歌がもうちょっとだけ安定しさえすれば!!!
……祈。
最後に、新人公演の感想としてエリックのことを書いたページにリンクさせていただきます。
案外ちゃんとエリック論(?)を展開しようとしてたんだな、私。
http://80646.diarynote.jp/201107140301062952/
で。この感想の中で、真由ちゃんの「My Mother Bore Me」について語っていることは、どうぞ忘れてください(汗)。
「演出」と「解釈」の狭間で迷子になっているだけで、技術的な問題ではなかったようですものねっ(^ ^;ゞ
.
とりあえず、Aパターン(ショレ=愛音、セルジョ=華形、シャンドン=朝夏)でした。
蘭寿さん、東京でのお披露目おめでとうございます!!の気持ちを拍手に籠めて。
大劇場でも観たんですが、東宝で、あらためて思ったこと。
蘭トムさんのエリックは、天使のようでした。
「カサブランカ」のヴィクター・ラズロについて語ったときも書いたと思うんですが。
私にとって蘭トムさんって、すっごく格好良いしダンスは素敵だし歌もちゃんと歌えるし……だけど、なんていうか、リアリティのない役者なんですよね。
湿り気がない、というか。あくまでもアメリカン・ヒーローで、すごく前向きで、いつだってポジティヴで。
現世の塵芥にまみれたことのないひと、というイメージがあるんです。
そのキャラクターで、なぜお披露目がエリックなんだろう?と思っていたのですが。
観てみて、なんとなく納得しました。
エリック=天使って、演出的にありだったんだな、と。
カーンと響く、金管楽器系の声質が、軽やかで明るいオケの音(指揮:塩田明弘)との相性も良くて。数々の演出変更がいい方向に作用して、重厚なゴシックロマンから、現代的な作品に生まれ変わった「ファントム」。
とても興味深く、面白かったです。
演出は今まで通り中村一徳さんですが、全面的な振付変更による従者たちのクローズアップといい、数々のセットの変更といい、ちょっとした人の動かし方といい、なんだか今までとは全然意がう印象を受けたところがたくさんありました。
今まで、「ファントム」という作品は音楽は大好きだけど演出がイマイチ、と思うことが多くて、あまり嵌っていなかったのですが、今回は嵌りそうです(^ ^)
中村さんも三回目の上演でいろいろお考えになった部分もあるでしょうし、演出助手さんが新しい感性で手伝った部分もあるんでしょうね、きっと。ちなみに演出助手は、新公を担当した田渕さんと、もう一人、生田大和さんのお名前が入っています。田渕さんも新公を観るかぎり才能ありそうですし、生田さんの才能については私はとってもとっても期待しているわけで(^ ^)。いや、なかなかに羨ましい布陣です。
……お披露目はやっぱり、劇団側も精一杯のスタッフを揃えてくれるんでしょうか(^ ^)。
蘭トムさんのエリックが「現実」を生きていない天使だなあと思ったところはいろいろあったんですが。
あらためて東宝で観て、一番印象に残ったのは「My Mother Bore Me」でした。
「My True Love」を歌ってくれたクリスティーヌに逃げられてしまったのに、絶望しないエリック。
新公の(鳳)真由ちゃんの「My Mother Bore Me」の歌い方がちょっと中途半端だなあと感じていたのですが、そうか!と思いました。
本公演は全く絶望していないから、ああいう歌い方になるのも当然なんですけど、新公は、エリックの解釈が全く違うのに歌い方だけ引き継いでいたから、なんか違和感あったんだな、と思いました。
蘭寿さんのエリックなら、あそこはあのくらい希望に溢れて歌うのが当然で、全く違和感はなくて。あの場面のエリックの確信が強く、そして深ければ深いほど、何もせずに地下へ戻ることができずに、クリスティーヌの姿を視た途端に飛び出してしまうエリックに納得もできて。
なるほど………。
そしてもう一つ、印象的だった変更点(というか、キャラクターの違い)。
今回のクリスティーヌは、フィリップに恋してますよね?
ビストロの後のデートシーン。
「ごめんなさいフィリップ。私はなんだか混乱しているの」
という、クリスティーヌのソロ。
……今まで、宙組版でも花組版でも、ここはクリスティーヌは別にフィリップのことはどうも思ってないのよ、今はちょっと舞い上がって混乱しているだけなの、という場面だと思っていたのですが。
今回に限っては、その次の
「優しいあなたに見守られて歌いたい」「恋に落ちた、そんな気持ち♪」
というフレーズに意味がある、ように見えました。
この場面のラストに、シャンドン伯爵の御者が来るのは以前のバージョンも同じだったのでしょうか?(←覚えてない)
そこのちょっとしたやり取りを見て、すごく二人(クリスティーヌとフィリップ)の心が近い感じがしたんですが。
そして、それと同時くらいに上手から登場するエリック。
まず、仮面を着けただけで、ふつーに花束持ってあらわれるのがとっても好きです。初演宙組の、電話ボックスみたいなセットがぐるっと回るとあらわれるのがすごく不思議だったので(^ ^;。
で。
御者を追うように、仲良く走っていくフィリップとクリスティーヌ。
それを切ない瞳で見送って、新曲「If She Loves Him」を歌うエリック。
ああ、そうなんだ。クリスティーヌは、フィリップを愛しているという設定なのか、と。
エリックに対する気持ちは、「先生」に対する感謝と信頼と、そして、「天使のような美少年」に対する憧れまじりの母性愛、それだけなのか、と。
初演の宙組版を観た時は、クリスティーヌは最初からエリックしか見えていなくて、フィリップがいくらアピールしても眼中にない!という感じでしたし、前回の花組は、そもそもエリックが愛したのはクリスティーヌの声であってクリスティーヌではない、という気がしていました。
でも、今回は違う。
クリスティーヌは、はっきりとフィリップに恋をしている。
ロイド=ウェッバー版の「オペラ座の怪人」のクリスティーヌが、ファントムに「父親」を視ていたような意味で、コーピット版のクリスティーヌがエリックに視るのは、最初は「先生」であり、そして、素顔を知った後では「ピュアな美少年」だった……のだ、と。
絶望しない、「前向き」で「ポジティヴ」なエリック。
エリックに感謝はしても「恋」はしない、現実的なクリスティーヌ。
そして、典型的なヒーロー像の一つとしての「貴族の御曹司」、フィリップ。
私が本公演を最初に観たのは、大劇場の新人公演の日の昼公演で、まぁくんのフィリップだったのですが。
その時はそんなふうには思わなかったんですよね。
フィリップがもっと可愛くて、ふわふわしてて、、、なんというか、エリックと「対等」には視えなかったから、なんでしょうか。
フィリップ単体では若々しくて美形で歌がうまくて、良いなあ…と思っても、やはりフィリップ役には「エリックと対等の存在感」がないと駄目なんだなあ……、と。
とはいいつつ、まぁくんのフィリップも決して悪くはなかったので、東宝でのBパターン観劇を楽しみにしているのですが(^ ^)。
とりあえずは、そんなところでしょうか。
蘭ちゃんは、大劇場で最後に観た時が一番良かったなーー……がんばれーっ!!蘭ちゃんはやればできる!だって大劇場で出来てたんだから!!
蘭ちゃんのクリスティーヌ、私はとても好きです。可愛くてピュアで幼くて、なのに母性がある芝居は、「クリスティーヌ」という役にとっても嵌っていると思う。
これで、歌がもうちょっとだけ安定しさえすれば!!!
……祈。
最後に、新人公演の感想としてエリックのことを書いたページにリンクさせていただきます。
案外ちゃんとエリック論(?)を展開しようとしてたんだな、私。
http://80646.diarynote.jp/201107140301062952/
で。この感想の中で、真由ちゃんの「My Mother Bore Me」について語っていることは、どうぞ忘れてください(汗)。
「演出」と「解釈」の狭間で迷子になっているだけで、技術的な問題ではなかったようですものねっ(^ ^;ゞ
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若人たちのファントム【3】
2011年7月14日 宝塚(花)CSニュースで花組新公映像が流れましたね!
いやーーーー、すみません、あらためて真由ちゃんのご挨拶に爆笑してしまいました(^ ^)。
頭が真っ白になったからって、どうして腕をパタパタさせるの!?可愛いんだけど!!
やっぱり天使なんだなこの人は(納得)。
昨日あれだけ熱く語っても、まだ語り足りない気がするお二人ですが、まあ、東京でも観られることを信じて、このあたりで他のメンバーを語りたいと思います♪
■フィリップ(大河凜/役替り)
期待通りの出来だったと思います!歌は危なげなくこなしてて、ビストロの後の「君は最高!」がさわりだけでカットだったのが残念。爽やかな良い声だなあ。
ビジュアルも、金髪に白い肌がよく映えて若い貴公子っぷりが魅力的。女の子たちが「きゃーっ!」となるのも当然かな、と。ただ、ピンクの口紅はちょっと違和感あったかも……。
■カルロッタ(仙名彩世/桜一花)
大健闘でした!思いっきりの良い演技と、バラエティ豊かな声。歌に自信があるからこそできる、崩した歌い方。技術面も役づくりもひっくるめて、全体の印象は一花ちゃんよりタキさん(出雲綾)に近かったような気がします。
去年の全ツ「メランコリック・ジゴロ」で図書館員を演じていたころは、中日で演じた初姫さあやの偉大さを感じましたが、あの経験が血となり肉となったのを如実に感じて、嬉しくなりました。
伸び盛りの若手は面白いですね。半年で別人のように輝いてました。東京も楽しみにしています♪
■アラン・ショレ(輝良まさと/役替わり)
こちらもなかなか頑張っていたとは思うのですが、残念ながら奥方に食われていたかなー。
前回の「愛のプレリュード」でも印象だったイケメンっぷりは髭をつけても変わらないんですが、ああいう役をするには不器用さが先に立つ気がしてしまいました。
しかーし、なんだかんだ言っても、スタイルよくて格好良いのが羨ましいなあ……。キャリエール、がんばれ(こっそり)
■ジョセフ・ブケー・ボーイ長(神房佳希/天真みちる・煌雅あさひ)
「パリのメロディ」の後の、カルロッタとブケー二人の場面。二人とも下級生なのに、そんなことすっかり忘れてしまうくらいピシッと締まった場面でした。
ボーイ長さんは二枚目で格好良かった(はぁと)。本公演でも思うんですが、ボーイ長、ちょっとくらい歌えばいいのになー。
■ヴァレリウス(春花きらら/初姫さあや)
美しくて華やかで衣装も豪華で、この人どうしてスターじゃないの?と思ってしまいました。
さあやよりさらに毒のある役づくりで、正直、ちょっとやり過ぎ感があったかも。まあ、新公ですから一度あのくらい弾けてみるのも大事だと思うので、東京でどうまとめてくるのかが楽しみです。
上級生だけあって、カルロッタが伸び伸び演じられるようきっちりフォローしているのが見えてとても気持ち良かったです。アドリブの受けもさすがでした♪
■ジャン・クロード(天真みちる/夏美よう)
「サブリナ」のお父さんに続く、天真のクリーンヒットでした。ああいう役は本当に素晴らしい!!
■モンシャルマン(銀華水/紫峰七海)
一癖も二癖もある政治家らしい貫録。「愛のプレリュード」も良かったけど、今回もいいお芝居してました!
……花組92期ってすごいなー(しみじみ)(今更?)
■ベラドーヴァ(菜那くらら/芽吹幸奈)
声も美しく、繊細な雰囲気がとても良かったです。本役のくまちゃんは貫録の歌姫ですが、ななくらちゃんは可愛らしくて、「彼女が歌えるなんて誰も知らなかった!」という設定に説得力があったと思います。
本公演は、くまちゃんと蘭ちゃんの声質があまりにも違うので、「幼い頃に聴いていた声をしている」と言われても「?」って感じなんですけど、ななくらちゃんと凜音ちゃんの声は案外似ていて、その辺が設定的に違和感がなかったのも良かったと思います。
■幼いエリック(朝月希和/実咲凜音)
壮ちゃんのディナーショーで美声を聴かせてくれた朝月さん。素直な歌唱力とやんちゃな雰囲気で、ちゃんと真由ちゃんの子供時代に見えたのが良かったです。
泣き声はもう少し工夫の余地あり、と思いましたが、まだ若いのによくがんばったなーと思いました。
■ルドゥ警部(真輝いづみ/悠真倫)
格好良かったー!切れ者の刑事で、キャリエールを囮にしたのが丸わかり……のような気がしました(^ ^)。
そういう設定じゃなかったのかもしれないけど、そう見えたんだもん(汗)。
大沢版は、ルドゥ警部とキャリエールは旧知の仲で、たぶん警部はエリックのことも(キャリエールとの関係含め)知っているんだろうなあ、、、と思ったものですが、新公の警部は、もっと冷徹で厳格な人に見えました。
■セルジョ(団員男)/(柚香光/役替わり)
軽やかでキレのいいダンスはさすが!でした。歌も無難にこなしていて、良かったです。カルメンの場面が丸ごとカットだったのと、ビストロでのクリスティーヌの歌の途中でセルジョたちが目立つ演出がなくなっていたのでだいぶ割を食っていましたが、自前の華やかさで目立っていました。
ヤングキャリエールも柚香くんで観たかったなー。それが一番残念かも。
■リシャール(団員男)(水美舞斗/望海風斗)
カルメンがカットされたので本当に見せ場はオーべロンだけになっちゃってましたが、お釣りがくるほど目立っていたと思います。衣装に着られないスタイルと美貌、そして伸びやかな歌。スター予備軍ってこういうところに転がっているんだなあ、と思いました。
■ジョルジュ(羽立光来/彩城レア)
いつ観ても達者で目立つ人ですが、今回はなんというか、かなり女性的な役づくりをしていて、相当に度肝を抜かれました。カルロッタの部屋に「私たちの計画を見ていただきたくて!」と団員たちが押しかけてくる場面、リーダーとしてみんなをまとめる羽立くんの仕草の一つ一つに吸い寄せられてしまいました(^ ^;
あれは本人のアイディアなんでしょうか。それとも、田渕さんからの演出指示なんでしょうか……?
■ソレリ(団員女)(月野姫花/華耀きらり)
黙っていれば絶世の美女。口を開けばママー人形。
姫花ちゃんの印象は変わりませんね。もう研6なのに。せっかくの美貌とスタイル、もったいないにもほどがあるけど、でも、あれでは本当にどうしようもない……。
あの姫花ちゃんをあるべき姿で使い切った生田さんは、やっぱり偉大だった……と今更ながら思いました。まる。
……ソレリは結構長いソロフレーズがあって、この作品の中では相当な大役なんだよー(涙)。
■フローラ(団員女)(桜咲彩花/華月由舞)
かーわーいーいー!!(そんだけ?)(うん、そんだけ)
■メグ(団員女)(美蘭レンナ/仙名彩世)
私が初めて花影アリスちゃんを認識したメグ役。結構目立つソロがあるので、下級生の歌姫に回ってくる役ですが、今回は場面ごとカットだったので、残念ながら美蘭さんのソロは聴けず。
宙組のトニカちゃんの妹さんだから、あの美貌+歌も完璧なのか!?と一瞬期待したんですが……確認は次回に持ち越しかなあ。
メグのソロってカルメンの後以外にもありましたっけ?さすがに全部はチェックできてないんですが。
印象に残ったのはこのくらいでしょうか。
花組さんは、新公になっても可愛い娘役さんがごろごろいて驚いてしまいます。客席で観てる上級生も全員可愛いのに、何故なんだ!?
とにかく、出演者全員が「良い仕事」をしていたと思います。
良い作品って大事だなあ~、なんてことを、あらためて思いました(^ ^)。
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いやーーーー、すみません、あらためて真由ちゃんのご挨拶に爆笑してしまいました(^ ^)。
頭が真っ白になったからって、どうして腕をパタパタさせるの!?可愛いんだけど!!
やっぱり天使なんだなこの人は(納得)。
昨日あれだけ熱く語っても、まだ語り足りない気がするお二人ですが、まあ、東京でも観られることを信じて、このあたりで他のメンバーを語りたいと思います♪
■フィリップ(大河凜/役替り)
期待通りの出来だったと思います!歌は危なげなくこなしてて、ビストロの後の「君は最高!」がさわりだけでカットだったのが残念。爽やかな良い声だなあ。
ビジュアルも、金髪に白い肌がよく映えて若い貴公子っぷりが魅力的。女の子たちが「きゃーっ!」となるのも当然かな、と。ただ、ピンクの口紅はちょっと違和感あったかも……。
■カルロッタ(仙名彩世/桜一花)
大健闘でした!思いっきりの良い演技と、バラエティ豊かな声。歌に自信があるからこそできる、崩した歌い方。技術面も役づくりもひっくるめて、全体の印象は一花ちゃんよりタキさん(出雲綾)に近かったような気がします。
去年の全ツ「メランコリック・ジゴロ」で図書館員を演じていたころは、中日で演じた初姫さあやの偉大さを感じましたが、あの経験が血となり肉となったのを如実に感じて、嬉しくなりました。
伸び盛りの若手は面白いですね。半年で別人のように輝いてました。東京も楽しみにしています♪
■アラン・ショレ(輝良まさと/役替わり)
こちらもなかなか頑張っていたとは思うのですが、残念ながら奥方に食われていたかなー。
前回の「愛のプレリュード」でも印象だったイケメンっぷりは髭をつけても変わらないんですが、ああいう役をするには不器用さが先に立つ気がしてしまいました。
しかーし、なんだかんだ言っても、スタイルよくて格好良いのが羨ましいなあ……。キャリエール、がんばれ(こっそり)
■ジョセフ・ブケー・ボーイ長(神房佳希/天真みちる・煌雅あさひ)
「パリのメロディ」の後の、カルロッタとブケー二人の場面。二人とも下級生なのに、そんなことすっかり忘れてしまうくらいピシッと締まった場面でした。
ボーイ長さんは二枚目で格好良かった(はぁと)。本公演でも思うんですが、ボーイ長、ちょっとくらい歌えばいいのになー。
■ヴァレリウス(春花きらら/初姫さあや)
美しくて華やかで衣装も豪華で、この人どうしてスターじゃないの?と思ってしまいました。
さあやよりさらに毒のある役づくりで、正直、ちょっとやり過ぎ感があったかも。まあ、新公ですから一度あのくらい弾けてみるのも大事だと思うので、東京でどうまとめてくるのかが楽しみです。
上級生だけあって、カルロッタが伸び伸び演じられるようきっちりフォローしているのが見えてとても気持ち良かったです。アドリブの受けもさすがでした♪
■ジャン・クロード(天真みちる/夏美よう)
「サブリナ」のお父さんに続く、天真のクリーンヒットでした。ああいう役は本当に素晴らしい!!
■モンシャルマン(銀華水/紫峰七海)
一癖も二癖もある政治家らしい貫録。「愛のプレリュード」も良かったけど、今回もいいお芝居してました!
……花組92期ってすごいなー(しみじみ)(今更?)
■ベラドーヴァ(菜那くらら/芽吹幸奈)
声も美しく、繊細な雰囲気がとても良かったです。本役のくまちゃんは貫録の歌姫ですが、ななくらちゃんは可愛らしくて、「彼女が歌えるなんて誰も知らなかった!」という設定に説得力があったと思います。
本公演は、くまちゃんと蘭ちゃんの声質があまりにも違うので、「幼い頃に聴いていた声をしている」と言われても「?」って感じなんですけど、ななくらちゃんと凜音ちゃんの声は案外似ていて、その辺が設定的に違和感がなかったのも良かったと思います。
■幼いエリック(朝月希和/実咲凜音)
壮ちゃんのディナーショーで美声を聴かせてくれた朝月さん。素直な歌唱力とやんちゃな雰囲気で、ちゃんと真由ちゃんの子供時代に見えたのが良かったです。
泣き声はもう少し工夫の余地あり、と思いましたが、まだ若いのによくがんばったなーと思いました。
■ルドゥ警部(真輝いづみ/悠真倫)
格好良かったー!切れ者の刑事で、キャリエールを囮にしたのが丸わかり……のような気がしました(^ ^)。
そういう設定じゃなかったのかもしれないけど、そう見えたんだもん(汗)。
大沢版は、ルドゥ警部とキャリエールは旧知の仲で、たぶん警部はエリックのことも(キャリエールとの関係含め)知っているんだろうなあ、、、と思ったものですが、新公の警部は、もっと冷徹で厳格な人に見えました。
■セルジョ(団員男)/(柚香光/役替わり)
軽やかでキレのいいダンスはさすが!でした。歌も無難にこなしていて、良かったです。カルメンの場面が丸ごとカットだったのと、ビストロでのクリスティーヌの歌の途中でセルジョたちが目立つ演出がなくなっていたのでだいぶ割を食っていましたが、自前の華やかさで目立っていました。
ヤングキャリエールも柚香くんで観たかったなー。それが一番残念かも。
■リシャール(団員男)(水美舞斗/望海風斗)
カルメンがカットされたので本当に見せ場はオーべロンだけになっちゃってましたが、お釣りがくるほど目立っていたと思います。衣装に着られないスタイルと美貌、そして伸びやかな歌。スター予備軍ってこういうところに転がっているんだなあ、と思いました。
■ジョルジュ(羽立光来/彩城レア)
いつ観ても達者で目立つ人ですが、今回はなんというか、かなり女性的な役づくりをしていて、相当に度肝を抜かれました。カルロッタの部屋に「私たちの計画を見ていただきたくて!」と団員たちが押しかけてくる場面、リーダーとしてみんなをまとめる羽立くんの仕草の一つ一つに吸い寄せられてしまいました(^ ^;
あれは本人のアイディアなんでしょうか。それとも、田渕さんからの演出指示なんでしょうか……?
■ソレリ(団員女)(月野姫花/華耀きらり)
黙っていれば絶世の美女。口を開けばママー人形。
姫花ちゃんの印象は変わりませんね。もう研6なのに。せっかくの美貌とスタイル、もったいないにもほどがあるけど、でも、あれでは本当にどうしようもない……。
あの姫花ちゃんをあるべき姿で使い切った生田さんは、やっぱり偉大だった……と今更ながら思いました。まる。
……ソレリは結構長いソロフレーズがあって、この作品の中では相当な大役なんだよー(涙)。
■フローラ(団員女)(桜咲彩花/華月由舞)
かーわーいーいー!!(そんだけ?)(うん、そんだけ)
■メグ(団員女)(美蘭レンナ/仙名彩世)
私が初めて花影アリスちゃんを認識したメグ役。結構目立つソロがあるので、下級生の歌姫に回ってくる役ですが、今回は場面ごとカットだったので、残念ながら美蘭さんのソロは聴けず。
宙組のトニカちゃんの妹さんだから、あの美貌+歌も完璧なのか!?と一瞬期待したんですが……確認は次回に持ち越しかなあ。
メグのソロってカルメンの後以外にもありましたっけ?さすがに全部はチェックできてないんですが。
印象に残ったのはこのくらいでしょうか。
花組さんは、新公になっても可愛い娘役さんがごろごろいて驚いてしまいます。客席で観てる上級生も全員可愛いのに、何故なんだ!?
とにかく、出演者全員が「良い仕事」をしていたと思います。
良い作品って大事だなあ~、なんてことを、あらためて思いました(^ ^)。
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若人たちのファントム【2】
2011年7月13日 宝塚(花) コメント (5)昨日書こうと思っていたのにすっかり忘れていた、あの日・あの時・みつきねこ。
10年前の、2001年7月12日。
この日は、大空祐飛ディナーショー「Selfish」の二日目。
私は、確か午後半日休みを取って、新幹線に乗って新阪急ホテルに向かったのでした。
……昨日、新公を観るために新幹線に乗りながら、10年前のことをしみじみと思い出しておりました(^ ^)。
Selfishか、何もかもみな懐かしい……。
というわけで、花組新人公演「ファントム」。
他の方々について語る前に、とりあえずエリック(鳳真由)とキャリエール(真瀬はるか)について吐き出しておきたいと思います。
まずは、真由ちゃんのエリック。
今までにも何度か書いていますが、私は、真由ちゃんのお芝居が大好きなんですよね。
なんていうか、すごく嵌るんです。毎回(^ ^)。
いろんな役を演じていると思うのですが、新公でもバウでも、何をやっても真摯で純粋で生真面目で、そして、闇を表現することのできる稀有な人だな、と感心します。
技術的にはいろいろ甘い点もあったのですが、今回は本当に、第一声の「僕の叫びをきいてくれ」から引き込まれました。男役の声になったなあ……。
正直、真由ちゃんのお芝居はすごく好きだけど、凜音ちゃんと真瀬くんにはさまれてエリックを演じるのはプレッシャーだろうなと思っていたんですが。そんな、ある意味下世話な同情なんてアッサリとはね返した真由ちゃんのポテンシャルに、一番感動したのかもしれません。
本役の蘭トムさんは、どちらかといえば硬い音質で、高音域を得意とする“テノール”。それに対して、中音域の柔らかさが特徴の真由ちゃんの“テノール”。
どちらもとても良かったです。音域的には蘭トムさんの方が合ってたけど、真由ちゃんの声はとにかく好きなので、芝居歌としてはOKだと思ったし。
数あるエリックのソロの中でも、新公で一番好きだったのは「Home」ですね。絶望の中に射した一筋の光に縋りつくエリックの微笑みがとても綺麗で、目に沁みました。そして、蘭トムさんのエリックで一番好きだったのが、ビストロの後のソロ(新曲)だったので、新人公演では場面ごとカットされていたのをとても残念に思いました。
惜しかったのは、銀橋の「My Mother Bore Me」かなー。まだ歌を崩す技術がないせいか、“ちゃんと歌う”ことを意識して芝居が抑え気味になっていたような気がします。凜音ちゃんの「My True Love」から慟哭に至るまでの芝居がすごく良かっただけに、銀橋の歌のしっかりぶりがアンバランスに聴こえました。
感情に任せて歌がおろそかになってはいけないけど、やっぱりああいうのは歌を崩す技術というか、歌唱力的な余裕がないと難しいと思うので、そのあたりは課題にして東京に向けて取り組んでもらえたらいいな、と思います。
そして、歌というより芝居でぐっと来たのは、クリスティーヌに「僕の……領土を、ね」と言う迷いのない笑顔と、父子銀橋で「おとうさん、と…」と呼びかけるフレーズでふるっと震えた、切ない声。
あの「You Are My Own」を聴きながら、真由ちゃんのエリックは、キャリエールを憎んでいたのかもしれない、と思いました。
心のどこかは彼が父親だと気付いて、愛していたから。だからこそ、愛を返してくれない彼を、恨んでいたんじゃないか、と。あの瞬間までは。
最初にキャリエールが解任されたと知った時の、「僕もここを出て行くよ」という口調に籠められた自嘲。
キャリエールに対する、べたべたと甘えたような、なのにどこか距離を感じる口調。
あれやこれやと我侭放題に命じながら、エリックの中には甘えと憎しみがあったんだと思うのです。
父親であると知っていたかどうかはともかくとして、キャリエールはエリックにとって「保護者」であり、そして「先生」でもあったのだろうから。頼りたいけど、信じたいけど、母親のように無償の愛を与えてくれるわけではなく、義務として世話してくれるだけ、親切なだけ。……そんなキャリエールへの苛立ちと、母の象徴としての「天使の歌声」へ寄せる思い。そのバランスが取れなくなってしまったエリックが、最後にキャリエールを許して、クリスティーヌに許される物語だったんだな、と思ったのでした……。
……この作品も宙組、花組、大沢版と観ていますが、そんなふうに思ったのは初めてでした。
でも、ある意味すごく納得したんですけどね。
みなさんはどう思われているのかなあ、あの親子。
真由ちゃんのエリックは、闇に閉ざされた世界でしか生きられない自分を自覚している少年だったと思います。
外の世界の美しさをよく知っていながら、すべてを諦めて、キャリエールによって与えられた「闇」と、従者たちによって与えられた「森」で生きることを選んだ、少年。
その潔さと、ひどく歪んだ純粋さ。そして、少年らしい繊細な優しさと残酷さ。
美しいものを愛する彼だから、醜いものには容赦がない。
そして、彼にとってのキャリエールは、「醜いもの」だったのかもしれない、と。
……なんだかうまく表現できていませんが、そんなようなことをずっと考えています。
そして、そんな真由ちゃんのエリックに対峙する、真瀬くんのキャリエール。
この人の歌は、何を聴いても、その度に瞠目してしまいます。
歌えるってことは知ってる。巧いってことも知ってる。だから、きっとこのくらいのレベルまで行っちゃうよね!……そんな予測を、毎回毎回軽々と飛び越えていってしまうんですよね。
すっごいハードル上げてたつもりなのに、まだ飛ぶか!?みたいな。
「でも、声は良いだろう?」「ああ、とてもよい」という会話を聴きながら、いや、君の声が一番だよと思ってしまった……(←贔屓耳すぎる)
倍音の多い豊かな声。今回は年配の役ということを意識して、会話もゆったりと、声も豊かな声で話すように、すごく気をつけていたと思います。そういう細かい技術面に目を届かせる余裕があるのがすごいな、と。
相変わらず出だしの低音には苦戦していましたが、あの学年であのくらい出れば十分かなあ。
まあ、真瀬くんの最大の武器はやっぱり歌だと思うので、そこは研鑽をお願いしたいところだけど(^ ^)、でも彼女には、武器を磨く前にまず身を守る(盾を持つ)ことを優先してやってほしいので……
真瀬くんにとっての「身を守る盾」は……やっぱりビジュアル、特に今回の場合は衣装の着こなし!!ですね。特に、「Eric Story」の銀橋。パーティーに行くためにまぁくんの衣装を借りた胡青年(Bund Neon-上海-より)みたいだったよ(T T)。胡青年は可愛くて良かったけど、キャリエールが可愛くても意味ないから!!そんなキャリエールは駄目だから!!
キャリエールは有能な支配人で、大人で、団員たちにも人気と信頼を寄せられる魅力的な男。
ちょっと枯れてるくらいなら良いけど、やっぱり二枚目につくってほしいんですよね。オペラ座の支配人って、地位も知名度もとっても高い存在なんだから。
アラン・ショレ(輝良まさと)と並んだときに、「やっぱrキャリエールがいいよね」と思わせるモノが必要だと思うんですよ。小柄なのは構わないけど、可愛くなってしまうのは役的に問題かな、と。
押し出しでもいいし、着こなしでもいい。とにかく、パッと目に入るオーラがほしいんですよ。
そういう意味では、真瀬くんはやっぱり歌ってナンボなところがあって、、、芝居も良いものを持っているんですけど、ああいう役はしばらく苦労しそうだなあ、という気がしました。
一時期を考えればだいぶ痩せたし、そういう(ビジュアル)面でも努力しているんでしょうけれども、ああいう風に、衣装に完全に着られてしまうのは大きな課題かなあ、と。
骨格的に壮ちゃんの衣装を着るのは厳しいでしょうし、たかが新公のためにどこまで手を入れて貰えるのかわからないけど、たとえば、どうしても身体に合わないから違う衣装でやらせてもらえないか交渉するとか、、、?ううむ、難しいか。(玉砕)
……ま、ビジュアルにはいろいろ言いたいことがありつつも、キャリエールという役をしっかり生きていたのはさすがだな、と思いました。
やり過ぎず、引きすぎず、作品にとって、そして真由ちゃんにとって一番いい立ち位置というのをちゃんと考えたんだろうなあ、と思えた役づくりでした。
息子の声を愛して、息子を愛して、、、でも、何もしてやれず、ただ仮面と闇を与えることしかできない無力な自分を、一番憎んでいたのはキャリエールなのだと思う。
だから彼は、息子の憎しみを甘んじて受ける。名乗りもあげずに。
名乗るつもりなどなかった。エリックがそれを望まないと思っていた。
なのに、撃たれた息子を抱きしめてあげくて、たまらなくて。
銀橋の上で息子に向かって伸ばされた手に、そんなことを思いました。
大きな目に涙を浮かべて、震える声で「おとうさん」と呼びかけるエリック。
目を見開いて、そして、怯えたように逸らすジェラルド。
この場面、ずっと父親が息子に愛を告白する場面(真顔)だと思っていたのですが。
息子が父親を許す場面んだったのか、と。
許された父親が、許された腕で息子を抱きしめる。
許すことで愛を得た息子が、その手で父親を抱きしめる。
エリックは、父の愛を受け容れたことで成長し、クリスティーヌへの気持ちを再確認する。
クリスティーヌの姿を見て、自分の身体も顧みずに突っ込んで行ってしまうほどに。
そんな息子を心配する父親の、切ない「エリック、エリック……!」という悲鳴。
鎖に囚われたエリック。
息子の望みを叶えた父親。
そして、息子の愛を受け容れた、「母親」としてのクリスティーヌ。
長い沈黙の時を経て、やっと許され、その手に掻き抱いた息子。それを喪った……自らの手で壊した父親が、あっさりと壊れてしまうのが真瀬らしい解釈だな、と思いました。
“崩壊”の表現方法はもう少し違うものを考えた方がいいと思うんだけど、背中で泣くのではなく、完全に壊れるキャリエール、という視点でちゃんと最初から人物像が構築されていたのがすごいな、と思いました。
闇を抱いた真由ちゃんのエリックと、闇ごと息子を愛そうとしたジェラルド。
これから良いコンビになりそうなんだけど、な(^ ^)。
そんなわけで。
ちょっと妄想が入っているかもしれませんが、私の眼から「ファントム」という作品に関する鱗が落ちた銀橋でした。
いやー、エリックもキャリエールも可哀相だなあ。あんなに愛し合っているのに。
……なんて思ったことは内緒です。ええ!(←強調)。
最後に。
真瀬くんは、一番最初のパリの街の場面(「Melodie De Paris 」)でピエロで踊ってました。
……私、まさかキャリエールがバイトしてると思わなくてプログラムを見たときは目がスルーしてしまったんですが、舞台で観て、えっらい元気なピエロがいるなー、なんか真瀬くんにに似てるなー、と思っていて、終演後にプログラムを見たら本人だったんですよね。
あのピエロを見分けるって我ながら凄い!!と、自分で自分を褒めてみた(^ ^)。
かなりド派手に踊っていて、とっても可愛かったですよ。東宝でご覧になるみなさま、お見逃しなく♪
.
10年前の、2001年7月12日。
この日は、大空祐飛ディナーショー「Selfish」の二日目。
私は、確か午後半日休みを取って、新幹線に乗って新阪急ホテルに向かったのでした。
……昨日、新公を観るために新幹線に乗りながら、10年前のことをしみじみと思い出しておりました(^ ^)。
Selfishか、何もかもみな懐かしい……。
というわけで、花組新人公演「ファントム」。
他の方々について語る前に、とりあえずエリック(鳳真由)とキャリエール(真瀬はるか)について吐き出しておきたいと思います。
まずは、真由ちゃんのエリック。
今までにも何度か書いていますが、私は、真由ちゃんのお芝居が大好きなんですよね。
なんていうか、すごく嵌るんです。毎回(^ ^)。
いろんな役を演じていると思うのですが、新公でもバウでも、何をやっても真摯で純粋で生真面目で、そして、闇を表現することのできる稀有な人だな、と感心します。
技術的にはいろいろ甘い点もあったのですが、今回は本当に、第一声の「僕の叫びをきいてくれ」から引き込まれました。男役の声になったなあ……。
正直、真由ちゃんのお芝居はすごく好きだけど、凜音ちゃんと真瀬くんにはさまれてエリックを演じるのはプレッシャーだろうなと思っていたんですが。そんな、ある意味下世話な同情なんてアッサリとはね返した真由ちゃんのポテンシャルに、一番感動したのかもしれません。
本役の蘭トムさんは、どちらかといえば硬い音質で、高音域を得意とする“テノール”。それに対して、中音域の柔らかさが特徴の真由ちゃんの“テノール”。
どちらもとても良かったです。音域的には蘭トムさんの方が合ってたけど、真由ちゃんの声はとにかく好きなので、芝居歌としてはOKだと思ったし。
数あるエリックのソロの中でも、新公で一番好きだったのは「Home」ですね。絶望の中に射した一筋の光に縋りつくエリックの微笑みがとても綺麗で、目に沁みました。そして、蘭トムさんのエリックで一番好きだったのが、ビストロの後のソロ(新曲)だったので、新人公演では場面ごとカットされていたのをとても残念に思いました。
惜しかったのは、銀橋の「My Mother Bore Me」かなー。まだ歌を崩す技術がないせいか、“ちゃんと歌う”ことを意識して芝居が抑え気味になっていたような気がします。凜音ちゃんの「My True Love」から慟哭に至るまでの芝居がすごく良かっただけに、銀橋の歌のしっかりぶりがアンバランスに聴こえました。
感情に任せて歌がおろそかになってはいけないけど、やっぱりああいうのは歌を崩す技術というか、歌唱力的な余裕がないと難しいと思うので、そのあたりは課題にして東京に向けて取り組んでもらえたらいいな、と思います。
そして、歌というより芝居でぐっと来たのは、クリスティーヌに「僕の……領土を、ね」と言う迷いのない笑顔と、父子銀橋で「おとうさん、と…」と呼びかけるフレーズでふるっと震えた、切ない声。
あの「You Are My Own」を聴きながら、真由ちゃんのエリックは、キャリエールを憎んでいたのかもしれない、と思いました。
心のどこかは彼が父親だと気付いて、愛していたから。だからこそ、愛を返してくれない彼を、恨んでいたんじゃないか、と。あの瞬間までは。
最初にキャリエールが解任されたと知った時の、「僕もここを出て行くよ」という口調に籠められた自嘲。
キャリエールに対する、べたべたと甘えたような、なのにどこか距離を感じる口調。
あれやこれやと我侭放題に命じながら、エリックの中には甘えと憎しみがあったんだと思うのです。
父親であると知っていたかどうかはともかくとして、キャリエールはエリックにとって「保護者」であり、そして「先生」でもあったのだろうから。頼りたいけど、信じたいけど、母親のように無償の愛を与えてくれるわけではなく、義務として世話してくれるだけ、親切なだけ。……そんなキャリエールへの苛立ちと、母の象徴としての「天使の歌声」へ寄せる思い。そのバランスが取れなくなってしまったエリックが、最後にキャリエールを許して、クリスティーヌに許される物語だったんだな、と思ったのでした……。
……この作品も宙組、花組、大沢版と観ていますが、そんなふうに思ったのは初めてでした。
でも、ある意味すごく納得したんですけどね。
みなさんはどう思われているのかなあ、あの親子。
真由ちゃんのエリックは、闇に閉ざされた世界でしか生きられない自分を自覚している少年だったと思います。
外の世界の美しさをよく知っていながら、すべてを諦めて、キャリエールによって与えられた「闇」と、従者たちによって与えられた「森」で生きることを選んだ、少年。
その潔さと、ひどく歪んだ純粋さ。そして、少年らしい繊細な優しさと残酷さ。
美しいものを愛する彼だから、醜いものには容赦がない。
そして、彼にとってのキャリエールは、「醜いもの」だったのかもしれない、と。
……なんだかうまく表現できていませんが、そんなようなことをずっと考えています。
そして、そんな真由ちゃんのエリックに対峙する、真瀬くんのキャリエール。
この人の歌は、何を聴いても、その度に瞠目してしまいます。
歌えるってことは知ってる。巧いってことも知ってる。だから、きっとこのくらいのレベルまで行っちゃうよね!……そんな予測を、毎回毎回軽々と飛び越えていってしまうんですよね。
すっごいハードル上げてたつもりなのに、まだ飛ぶか!?みたいな。
「でも、声は良いだろう?」「ああ、とてもよい」という会話を聴きながら、いや、君の声が一番だよと思ってしまった……(←贔屓耳すぎる)
倍音の多い豊かな声。今回は年配の役ということを意識して、会話もゆったりと、声も豊かな声で話すように、すごく気をつけていたと思います。そういう細かい技術面に目を届かせる余裕があるのがすごいな、と。
相変わらず出だしの低音には苦戦していましたが、あの学年であのくらい出れば十分かなあ。
まあ、真瀬くんの最大の武器はやっぱり歌だと思うので、そこは研鑽をお願いしたいところだけど(^ ^)、でも彼女には、武器を磨く前にまず身を守る(盾を持つ)ことを優先してやってほしいので……
真瀬くんにとっての「身を守る盾」は……やっぱりビジュアル、特に今回の場合は衣装の着こなし!!ですね。特に、「Eric Story」の銀橋。パーティーに行くためにまぁくんの衣装を借りた胡青年(Bund Neon-上海-より)みたいだったよ(T T)。胡青年は可愛くて良かったけど、キャリエールが可愛くても意味ないから!!そんなキャリエールは駄目だから!!
キャリエールは有能な支配人で、大人で、団員たちにも人気と信頼を寄せられる魅力的な男。
ちょっと枯れてるくらいなら良いけど、やっぱり二枚目につくってほしいんですよね。オペラ座の支配人って、地位も知名度もとっても高い存在なんだから。
アラン・ショレ(輝良まさと)と並んだときに、「やっぱrキャリエールがいいよね」と思わせるモノが必要だと思うんですよ。小柄なのは構わないけど、可愛くなってしまうのは役的に問題かな、と。
押し出しでもいいし、着こなしでもいい。とにかく、パッと目に入るオーラがほしいんですよ。
そういう意味では、真瀬くんはやっぱり歌ってナンボなところがあって、、、芝居も良いものを持っているんですけど、ああいう役はしばらく苦労しそうだなあ、という気がしました。
一時期を考えればだいぶ痩せたし、そういう(ビジュアル)面でも努力しているんでしょうけれども、ああいう風に、衣装に完全に着られてしまうのは大きな課題かなあ、と。
骨格的に壮ちゃんの衣装を着るのは厳しいでしょうし、たかが新公のためにどこまで手を入れて貰えるのかわからないけど、たとえば、どうしても身体に合わないから違う衣装でやらせてもらえないか交渉するとか、、、?ううむ、難しいか。(玉砕)
……ま、ビジュアルにはいろいろ言いたいことがありつつも、キャリエールという役をしっかり生きていたのはさすがだな、と思いました。
やり過ぎず、引きすぎず、作品にとって、そして真由ちゃんにとって一番いい立ち位置というのをちゃんと考えたんだろうなあ、と思えた役づくりでした。
息子の声を愛して、息子を愛して、、、でも、何もしてやれず、ただ仮面と闇を与えることしかできない無力な自分を、一番憎んでいたのはキャリエールなのだと思う。
だから彼は、息子の憎しみを甘んじて受ける。名乗りもあげずに。
名乗るつもりなどなかった。エリックがそれを望まないと思っていた。
なのに、撃たれた息子を抱きしめてあげくて、たまらなくて。
銀橋の上で息子に向かって伸ばされた手に、そんなことを思いました。
大きな目に涙を浮かべて、震える声で「おとうさん」と呼びかけるエリック。
目を見開いて、そして、怯えたように逸らすジェラルド。
この場面、ずっと父親が息子に愛を告白する場面(真顔)だと思っていたのですが。
息子が父親を許す場面んだったのか、と。
許された父親が、許された腕で息子を抱きしめる。
許すことで愛を得た息子が、その手で父親を抱きしめる。
エリックは、父の愛を受け容れたことで成長し、クリスティーヌへの気持ちを再確認する。
クリスティーヌの姿を見て、自分の身体も顧みずに突っ込んで行ってしまうほどに。
そんな息子を心配する父親の、切ない「エリック、エリック……!」という悲鳴。
鎖に囚われたエリック。
息子の望みを叶えた父親。
そして、息子の愛を受け容れた、「母親」としてのクリスティーヌ。
長い沈黙の時を経て、やっと許され、その手に掻き抱いた息子。それを喪った……自らの手で壊した父親が、あっさりと壊れてしまうのが真瀬らしい解釈だな、と思いました。
“崩壊”の表現方法はもう少し違うものを考えた方がいいと思うんだけど、背中で泣くのではなく、完全に壊れるキャリエール、という視点でちゃんと最初から人物像が構築されていたのがすごいな、と思いました。
闇を抱いた真由ちゃんのエリックと、闇ごと息子を愛そうとしたジェラルド。
これから良いコンビになりそうなんだけど、な(^ ^)。
そんなわけで。
ちょっと妄想が入っているかもしれませんが、私の眼から「ファントム」という作品に関する鱗が落ちた銀橋でした。
いやー、エリックもキャリエールも可哀相だなあ。あんなに愛し合っているのに。
……なんて思ったことは内緒です。ええ!(←強調)。
最後に。
真瀬くんは、一番最初のパリの街の場面(「Melodie De Paris 」)でピエロで踊ってました。
……私、まさかキャリエールがバイトしてると思わなくてプログラムを見たときは目がスルーしてしまったんですが、舞台で観て、えっらい元気なピエロがいるなー、なんか真瀬くんにに似てるなー、と思っていて、終演後にプログラムを見たら本人だったんですよね。
あのピエロを見分けるって我ながら凄い!!と、自分で自分を褒めてみた(^ ^)。
かなりド派手に踊っていて、とっても可愛かったですよ。東宝でご覧になるみなさま、お見逃しなく♪
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若人たちのファントム
2011年7月12日 宝塚(花)宝塚大劇場にて、花組新人公演「ファントム」を観劇してまいりました。
いやあ、良かったです!!
真由ちゃん、凜音ちゃん、真瀬くん、がりんくん、仙名さん、天真、、、新人離れした実力派が揃った新人公演で、みんな本当に良かったです。一回こっきりだなんて勿体ない!
……宝塚と東宝、二回観ることにして正解でした(^_^)v
新公演出は田渕大輔さん。
場面単位の大きなカットは、カルメンと、ビストロの後…だけだったと思います。あとはあちこちを細々と摘んで、時間内に収めてました。
ビストロの後のフィリップのソロがさわりだけになって、クリスティーヌの「夢見てる気分」も無くなったので、クリスティーヌとフィリップの仲に誤解の余地があるくらいかな。
でも、それも演出的には誤解じゃない気がしたしなあ。
ただ、わざわざセリ上がりで登場したエリックが何もしないで退場するのは、突っ込みたくなったけど(^_^;
まあ、でも、一本もの新人公演でここまで違和感なくきれいに縮められていたのは初めてです(^_^)。
まずはエリックの真由ちゃん。
本当に本当に、すごく良かった!!
本公演の蘭トムさんが、闇の中で純粋培養されて、人の心の闇を知らない堕天使だとするならば。
…真由ちゃんのエリックは、リアルにこのオペラ座に生きている少年、だったような気がします。
自分が外に出られないことを知っていて、自分がそういう存在である自覚もある、天才肌で気難しい、我が儘な少年。
彼が求めたのは「母親」であって、「女」ではなかった。
そのいびつさが痛くて、抱き締めずにはいられないエリックでした。
クリスティーヌの凜音ちゃん。
歌は良いけどお芝居はいまいち、と思っていた人ですが、今回は良かったです。
大人っぽい美貌、落ち着いた雰囲気と柔らかな母性、そして確かな歌唱力と美声。
宝塚のヒロインとしてはまだ未知数ですが、あまりにも子供なエリックに対するクリスティーヌとしては正解だったな、と。
キャリエールの真瀬はるか。
とりあえず、「Eric story」で泣きました(T_T)。
なんでだろう。自分でも理由がよくわからない。ただ、彼の痛みが伝わってきたんですよなぜか。
Eric Storyで語られるジェラルド・キャリエールは「非道い人」だと思うのですが、真瀬くんの語るジェラルドは、、、ただちょっと優柔不断なだけの、「普通の人」なんだな、と。
ベラドーヴァからエリックに引き継がれた天与の才能。その才能に振り回された母子と、“持たざる者”ゆえに部外者に甘んじた男。恋することしかできない母子と、愛することしかできない男。そんな不器用さが、新公のキャリエールにはあったと思う。
不器用な愛。不器用な男。
もっぱら『器用な役者』として使われてきた真瀬が、そういう不器用さに真正面から取り組んでくれたのが、とても嬉しくて。
そして。
声が良いとか、銀橋の「愛しい息子だ」が素晴らしいとか、そんな当り前な予想(期待)を超えた何かが出てきたような気がしました。
小手先の小芝居に逃げられない役が来るようになって、大人になったのかもな、と、
そんなことも思いつつ。(←贔屓目かも)
がりんくんはじめ、他のメンバーもみんなホントに良かったです!
真由ちゃんと真瀬くんについても、もうちょっと語りたいことがあるので、帰宅したらまたゆっくり書かせていただきますね(^ ^)。
あ。
真由ちゃんの挨拶は、相変わらずぶっ飛んでました(^ ^)。
っつか、「こんな大作で新公主演させていただけると聞いた時」の心境を語るにあたって、クリスティーヌを例にひくのはいいけど、なぜ「My True Love」なの!?そこは普通、ビストロとかタイターニアとかじゃないのか!!
そして。そんなぶっ飛んだご挨拶を、すっかり下級生モードに戻ってうるうるしながら視ていた真瀬が可愛くて倒れました。……その貌、こないだ散々めおちゃんに「笑っちゃうからやめて」って言われてた顔ですけど。いいんですかそんなんで。せっかくの二番手位置なのに(^ ^;ゞ
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いやあ、良かったです!!
真由ちゃん、凜音ちゃん、真瀬くん、がりんくん、仙名さん、天真、、、新人離れした実力派が揃った新人公演で、みんな本当に良かったです。一回こっきりだなんて勿体ない!
……宝塚と東宝、二回観ることにして正解でした(^_^)v
新公演出は田渕大輔さん。
場面単位の大きなカットは、カルメンと、ビストロの後…だけだったと思います。あとはあちこちを細々と摘んで、時間内に収めてました。
ビストロの後のフィリップのソロがさわりだけになって、クリスティーヌの「夢見てる気分」も無くなったので、クリスティーヌとフィリップの仲に誤解の余地があるくらいかな。
でも、それも演出的には誤解じゃない気がしたしなあ。
ただ、わざわざセリ上がりで登場したエリックが何もしないで退場するのは、突っ込みたくなったけど(^_^;
まあ、でも、一本もの新人公演でここまで違和感なくきれいに縮められていたのは初めてです(^_^)。
まずはエリックの真由ちゃん。
本当に本当に、すごく良かった!!
本公演の蘭トムさんが、闇の中で純粋培養されて、人の心の闇を知らない堕天使だとするならば。
…真由ちゃんのエリックは、リアルにこのオペラ座に生きている少年、だったような気がします。
自分が外に出られないことを知っていて、自分がそういう存在である自覚もある、天才肌で気難しい、我が儘な少年。
彼が求めたのは「母親」であって、「女」ではなかった。
そのいびつさが痛くて、抱き締めずにはいられないエリックでした。
クリスティーヌの凜音ちゃん。
歌は良いけどお芝居はいまいち、と思っていた人ですが、今回は良かったです。
大人っぽい美貌、落ち着いた雰囲気と柔らかな母性、そして確かな歌唱力と美声。
宝塚のヒロインとしてはまだ未知数ですが、あまりにも子供なエリックに対するクリスティーヌとしては正解だったな、と。
キャリエールの真瀬はるか。
とりあえず、「Eric story」で泣きました(T_T)。
なんでだろう。自分でも理由がよくわからない。ただ、彼の痛みが伝わってきたんですよなぜか。
Eric Storyで語られるジェラルド・キャリエールは「非道い人」だと思うのですが、真瀬くんの語るジェラルドは、、、ただちょっと優柔不断なだけの、「普通の人」なんだな、と。
ベラドーヴァからエリックに引き継がれた天与の才能。その才能に振り回された母子と、“持たざる者”ゆえに部外者に甘んじた男。恋することしかできない母子と、愛することしかできない男。そんな不器用さが、新公のキャリエールにはあったと思う。
不器用な愛。不器用な男。
もっぱら『器用な役者』として使われてきた真瀬が、そういう不器用さに真正面から取り組んでくれたのが、とても嬉しくて。
そして。
声が良いとか、銀橋の「愛しい息子だ」が素晴らしいとか、そんな当り前な予想(期待)を超えた何かが出てきたような気がしました。
小手先の小芝居に逃げられない役が来るようになって、大人になったのかもな、と、
そんなことも思いつつ。(←贔屓目かも)
がりんくんはじめ、他のメンバーもみんなホントに良かったです!
真由ちゃんと真瀬くんについても、もうちょっと語りたいことがあるので、帰宅したらまたゆっくり書かせていただきますね(^ ^)。
あ。
真由ちゃんの挨拶は、相変わらずぶっ飛んでました(^ ^)。
っつか、「こんな大作で新公主演させていただけると聞いた時」の心境を語るにあたって、クリスティーヌを例にひくのはいいけど、なぜ「My True Love」なの!?そこは普通、ビストロとかタイターニアとかじゃないのか!!
そして。そんなぶっ飛んだご挨拶を、すっかり下級生モードに戻ってうるうるしながら視ていた真瀬が可愛くて倒れました。……その貌、こないだ散々めおちゃんに「笑っちゃうからやめて」って言われてた顔ですけど。いいんですかそんなんで。せっかくの二番手位置なのに(^ ^;ゞ
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スカイステージのニュースで、花組初日映像を見ました(はぁと)。
いやー、予想していたよりずっと良かったような気がします。うん。
ああ、早く観たいー。
真由ちゃんとかルナちゃんとか、画面の片隅を通り過ぎる従者くんたちを一生懸命探していたら目が疲れてしまいましたが、いままでとは演出が違うところもいろいろあって面白そうでした♪
真瀬くんは、稽古場映像にはたくさん映っていたけど、初日はいまいち見つけられず……舞台で見るのを楽しみにしています。
公式サイトにきらりんの休演が正式にアップされましたね。「主な配役」のページにもちゃんと「※」つきで注意書きが入るんだってことを初めて知りました。いままでも入っていたのかな…?
きらりんの代役は姫花ちゃん、姫花ちゃんの代役がべーちゃん(桜咲彩花)。てっきり姫花ちゃんの役の新公がべーちゃんなんだとばかり思っていたら、新公は鞠花ゆめちゃんなんですね。べーちゃんは、新公では由舞ちゃんの役なのか。代役しながら新公のお稽古するのは大変だろうなあ……。
きらりんの一日も早い復帰を祈りつつ……でも、公式に出たってことは1日や2日ではないのかなあ(涙)。
休演といえば、星組の汐月しゅうさんが復帰されたようですね!(喜)。先日観劇したときはいらっしゃらなくて、とってもさびしかったです(T T)。お休みされた最初の回だったので全然知らなくて、ノバ・ボサ・ノバで全場面汐月さんの立ち位置を確認しては、「あれっ??」と思っておりました………(T T)。立ち位置覚えていたつもりだったのに、勘違いだったのかな?と思っていたら、幕間に貼り紙を見てがっっっくりと(涙)。
来週もう一度観劇する予定なので、あの美貌に逢えるのを楽しみにしています♪
最近あまり観劇していないので、そういう話題が少なくてすみません(汗)。
最近本当に体力がなくて、約束のない土日はまったく起きられないままに吸血鬼のような生活になっています。
中川晃教くんや銀さま(山崎銀之丞)が出演していた「風に結んで」も、「銀河英雄伝説 外伝」も、当日券で行くつもりだったのに体力の限界で全く起き上がれず……(泣)観たかったのにーー!!
とりあえず、全然書いていないのは「ニジンスキー」ですね。「美しき生涯」は、東宝が始まる前に少し整理しておきたいなと思っています。……そして、ちょっと生活を立て直して、観劇予定を組みなおさなくては。このままだと、7月も宝塚以外何も観ないで終わってしまうわ。
去年はかなり意識していろんな舞台を観たんだけどなあ。今年は本当に、宝塚(友会などで事前にチケットを抑えている)以外の作品をほとんど観ていないわ……。
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いやー、予想していたよりずっと良かったような気がします。うん。
ああ、早く観たいー。
真由ちゃんとかルナちゃんとか、画面の片隅を通り過ぎる従者くんたちを一生懸命探していたら目が疲れてしまいましたが、いままでとは演出が違うところもいろいろあって面白そうでした♪
真瀬くんは、稽古場映像にはたくさん映っていたけど、初日はいまいち見つけられず……舞台で見るのを楽しみにしています。
公式サイトにきらりんの休演が正式にアップされましたね。「主な配役」のページにもちゃんと「※」つきで注意書きが入るんだってことを初めて知りました。いままでも入っていたのかな…?
きらりんの代役は姫花ちゃん、姫花ちゃんの代役がべーちゃん(桜咲彩花)。てっきり姫花ちゃんの役の新公がべーちゃんなんだとばかり思っていたら、新公は鞠花ゆめちゃんなんですね。べーちゃんは、新公では由舞ちゃんの役なのか。代役しながら新公のお稽古するのは大変だろうなあ……。
きらりんの一日も早い復帰を祈りつつ……でも、公式に出たってことは1日や2日ではないのかなあ(涙)。
休演といえば、星組の汐月しゅうさんが復帰されたようですね!(喜)。先日観劇したときはいらっしゃらなくて、とってもさびしかったです(T T)。お休みされた最初の回だったので全然知らなくて、ノバ・ボサ・ノバで全場面汐月さんの立ち位置を確認しては、「あれっ??」と思っておりました………(T T)。立ち位置覚えていたつもりだったのに、勘違いだったのかな?と思っていたら、幕間に貼り紙を見てがっっっくりと(涙)。
来週もう一度観劇する予定なので、あの美貌に逢えるのを楽しみにしています♪
最近あまり観劇していないので、そういう話題が少なくてすみません(汗)。
最近本当に体力がなくて、約束のない土日はまったく起きられないままに吸血鬼のような生活になっています。
中川晃教くんや銀さま(山崎銀之丞)が出演していた「風に結んで」も、「銀河英雄伝説 外伝」も、当日券で行くつもりだったのに体力の限界で全く起き上がれず……(泣)観たかったのにーー!!
とりあえず、全然書いていないのは「ニジンスキー」ですね。「美しき生涯」は、東宝が始まる前に少し整理しておきたいなと思っています。……そして、ちょっと生活を立て直して、観劇予定を組みなおさなくては。このままだと、7月も宝塚以外何も観ないで終わってしまうわ。
去年はかなり意識していろんな舞台を観たんだけどなあ。今年は本当に、宝塚(友会などで事前にチケットを抑えている)以外の作品をほとんど観ていないわ……。
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初日おめでとうございます!
2011年6月24日 宝塚(花)蘭寿とむさん、お披露目初日、おめでとうございます!!
大劇場公演「ファントム」、初日の手ごたえはどうだったのでしょうか。明日の朝のニュースが、とても楽しみです♪ あと一ヶ月、喉を大事にして最後まで演じきって、そして、踊りきってください(^ ^)。
開演直前にソレリ役の華耀きらりちゃんが急遽休演になったそうですが…………大丈夫なのかなあ(T T)。公式には出ていないので、すぐに復帰してくれるといいのですが。
星組さんも休演が続いているし、、、いろいろ心配です。
代役の姫花ちゃんも、突然だったようで大変でしたね。お疲れさまでした。
きらりちゃんの一日も早い復帰と、他の方々全員のご健康を心からお祈り申し上げます。
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大劇場公演「ファントム」、初日の手ごたえはどうだったのでしょうか。明日の朝のニュースが、とても楽しみです♪ あと一ヶ月、喉を大事にして最後まで演じきって、そして、踊りきってください(^ ^)。
開演直前にソレリ役の華耀きらりちゃんが急遽休演になったそうですが…………大丈夫なのかなあ(T T)。公式には出ていないので、すぐに復帰してくれるといいのですが。
星組さんも休演が続いているし、、、いろいろ心配です。
代役の姫花ちゃんも、突然だったようで大変でしたね。お疲れさまでした。
きらりちゃんの一日も早い復帰と、他の方々全員のご健康を心からお祈り申し上げます。
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オペラ座のファントム【2】
2011年5月19日 宝塚(花) コメント (2)花組大劇場公演「ファントム」の新人公演主なキャストが発表されました(はぁと)
エリック 鳳真由
クリスティーヌ 実咲凜音
キャリエール 真瀬はるか
予想通り、といえば予想通り……なのかもしれませんが。
……すみません。ここは叫んでもいいですか。
真瀬くん、キャリエールおめでとう!!
歌も芝居も、すっごい楽しみです!期待しています(^ ^)。
もちろん、真由ちゃんエリックも凜音ちゃんクリスティーヌもとても嬉しい♪
一本ものの大作主演、おめでとうございます!
真由ちゃんのエリックは、個人的にめちゃくちゃイメージぴったりなので是非観たい!!と思っていたし、凜音ちゃんも、綺麗なソプラノがじっくり聴けるのが嬉しい。「My True Love」は期待しててもいいかなあ……。「サブリナ」「コードヒーロー」「愛のプレリュード」とお芝居は苦戦が続いていますが、今回は得意の歌が武器になる役だし、真由ちゃん真瀬くんという芝居巧者が必ず受け止めてくれるから、思い切ってがつん!といってほしい(^ ^)
いやー、それにしても、真由ちゃんと真瀬くん、かあ(*^ ^*)。二人の芝居がそれぞれに本当に大好きなので、この二人が芝居でがっつり組んでくれることがすごく嬉しいです。
今までもずっと同じ舞台に立ってきているんだけど、案外ちゃんと組んだことはないような気がする。少なくとも、私が二人を意識して観るようになって(太王四神記)からは、ずっと違うチームなんですよね~。いやあ、嬉しいなあ。楽しみだなあ。
特に、最近の真由ちゃんの芝居は本当に神だと思うので(^ ^)。
「麗しのサブリナ」、「コードヒーロー」ときて、「愛のプレリュード」でのヒロインっぷりと壮さんのディナーショーでのルドルフ、、、いやあ、この勢いでエリックを演じてくれたら、もしかしたら、あの作品がすごく好きになれるかもしれない(^ ^;。
新公配役予想も、いろいろ考えたけど、やっぱり真由ちゃんのエリックが観たいというのが第一希望だったもんなあ……。
そして、花組に配属されて最初の出演作品が「ファントム」だった真瀬くん。
新人公演でふみか(紫峰七海)の警官役に入っていたんですよね…(こないだ、録画していた新公の映像を視かえしてみたら、カフェのボーイで踊ってる満面の笑顔が可愛かった☆全然変わってない/笑)
5年の歳月を経て、今、あのとき新人公演でふみかが演じたキャリエールが回ってくるのも、すごい偶然だなと思います。
研6でファントムという作品が回ってきたのは運命でも、そこでキャリエールという役を掴んだのは今までの努力あったればこそだと思うので、ぜひぜひ、がんばっていただきたい!です!!!(ダイエット含めて!)(←あっ……!)
ああ、とにかく嬉しいです!
週末が発売だから、明日には出るだろうと思っていたのですが、、、今日出るとは思わなかった(^ ^)。昨日ちょっと仕事で嫌なことがあったので凹んでいたのですが、おかげで復活しましたわ(*^ ^*)。
あと気になるのはカルロッタとショレの配役ですね。
誰が来るのかなあ?
カルロッタは、本公演が一花ちゃんであることを考えると仙名さんあたりが来る可能性が高いのでしょうか。ショレは誰かなあ。なんか予測がつかない(^ ^;ゞ
なにはともあれ、本公演ともども、新人公演も素晴らしい公演になりますように!
花組の若人たちに幸あれ☆
.
エリック 鳳真由
クリスティーヌ 実咲凜音
キャリエール 真瀬はるか
予想通り、といえば予想通り……なのかもしれませんが。
……すみません。ここは叫んでもいいですか。
真瀬くん、キャリエールおめでとう!!
歌も芝居も、すっごい楽しみです!期待しています(^ ^)。
もちろん、真由ちゃんエリックも凜音ちゃんクリスティーヌもとても嬉しい♪
一本ものの大作主演、おめでとうございます!
真由ちゃんのエリックは、個人的にめちゃくちゃイメージぴったりなので是非観たい!!と思っていたし、凜音ちゃんも、綺麗なソプラノがじっくり聴けるのが嬉しい。「My True Love」は期待しててもいいかなあ……。「サブリナ」「コードヒーロー」「愛のプレリュード」とお芝居は苦戦が続いていますが、今回は得意の歌が武器になる役だし、真由ちゃん真瀬くんという芝居巧者が必ず受け止めてくれるから、思い切ってがつん!といってほしい(^ ^)
いやー、それにしても、真由ちゃんと真瀬くん、かあ(*^ ^*)。二人の芝居がそれぞれに本当に大好きなので、この二人が芝居でがっつり組んでくれることがすごく嬉しいです。
今までもずっと同じ舞台に立ってきているんだけど、案外ちゃんと組んだことはないような気がする。少なくとも、私が二人を意識して観るようになって(太王四神記)からは、ずっと違うチームなんですよね~。いやあ、嬉しいなあ。楽しみだなあ。
特に、最近の真由ちゃんの芝居は本当に神だと思うので(^ ^)。
「麗しのサブリナ」、「コードヒーロー」ときて、「愛のプレリュード」でのヒロインっぷりと壮さんのディナーショーでのルドルフ、、、いやあ、この勢いでエリックを演じてくれたら、もしかしたら、あの作品がすごく好きになれるかもしれない(^ ^;。
新公配役予想も、いろいろ考えたけど、やっぱり真由ちゃんのエリックが観たいというのが第一希望だったもんなあ……。
そして、花組に配属されて最初の出演作品が「ファントム」だった真瀬くん。
新人公演でふみか(紫峰七海)の警官役に入っていたんですよね…(こないだ、録画していた新公の映像を視かえしてみたら、カフェのボーイで踊ってる満面の笑顔が可愛かった☆全然変わってない/笑)
5年の歳月を経て、今、あのとき新人公演でふみかが演じたキャリエールが回ってくるのも、すごい偶然だなと思います。
研6でファントムという作品が回ってきたのは運命でも、そこでキャリエールという役を掴んだのは今までの努力あったればこそだと思うので、ぜひぜひ、がんばっていただきたい!です!!!(ダイエット含めて!)(←あっ……!)
ああ、とにかく嬉しいです!
週末が発売だから、明日には出るだろうと思っていたのですが、、、今日出るとは思わなかった(^ ^)。昨日ちょっと仕事で嫌なことがあったので凹んでいたのですが、おかげで復活しましたわ(*^ ^*)。
あと気になるのはカルロッタとショレの配役ですね。
誰が来るのかなあ?
カルロッタは、本公演が一花ちゃんであることを考えると仙名さんあたりが来る可能性が高いのでしょうか。ショレは誰かなあ。なんか予測がつかない(^ ^;ゞ
なにはともあれ、本公演ともども、新人公演も素晴らしい公演になりますように!
花組の若人たちに幸あれ☆
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“Bright”な時間【2】
2011年5月13日 宝塚(花) コメント (6)壮一帆ディナーショー「Bright」
付属のトークショー(^ ^)について。
「ジタン・デ・ジタン」を歌い終わったあとのMC。
ショーも中盤を過ぎて、客席も相当アツクなっていたんですが、トークも熱かったです(はぁと)。
とりあえず、「暑い!!」と叫びながら、MCコーナーの始まりを告げる壮ちゃん。
お題は「あなたのBrightな時間とは?そして、あなたのプチBrightは?」
・さあや
「Brightな時間は、“今”」と言いながら、「研11にして娘役は奥が深いと(改めて)気づきました」みたいな話をしていたと思います。
途中でちょっとぐたぐたになったんですが、フォローしてくれた壮ちゃんに
「壮さんも、前回の公演では素敵な女役を」
と振って、
「今日は旦那さま(←真飛さん)もいらしてます(客席拍手)」
とつなぎ、
「……私のことはいいから」
と切られて凹んだりしてました(^ ^)。
プチBrightは「家で、時刻表をみて旅した気分になること」だそうです。
思わず、どこの鉄道研究会かと思ってしまった(汗)。
「そのまま寝たら、良い夢がみれそうだね」
という壮さんのフォロー(?)を
「夢は見ないんですけど」
と切り捨てていたのが(笑)緊張しすぎていたみたいで、なんとなくかみ合わない会話が、めっちゃ可笑しかったです。
・くみちゃん
くみちゃんのプチBrightは、カラオケだそうです。最長で8時間やったこともある、と言ってました。
……猫は、友人と二人で10時間やったことがありますが。それも昼間に。……くみちゃんとカラオケ行きたいなあ(*^ ^*)。
ちなみに、くみちゃんの持ち歌は「隣のトトロ」だそうです(^ ^)
さらにちなみに、さあやの持ち歌は「ヨイトマケの歌」。いちいちさあやに振って話題を盛り上げる壮ちゃんが素敵にドSで、真顔で答えるさあやが本当に可愛かった!(*^ ^*)。
そんなさあやが壮ちゃんの持ち歌も聞いてくれました。
「ガラスの十代」と、当然のことのように胸を張って答えた壮ちゃんが可愛かったな~♪
……せっかくなので、残り二人にも聞いてみてほしかったよー。
・真由ちゃん
新人公演の長の学年になって、50人をまとめて一つの公演を創るというのはすごくBrightなことだと実感しました……みたいな、すごく真面目なことを喋っているのに、、、聞いているうちになぜか笑わずにはいられなくなるのが真由ちゃんの才能かも、と思いました。
なんか、子供が一生懸命説明しているみたいでめっさ微笑ましかったんだもん!
あと、宝塚ファンだったころから舞台から香ってくる匂い(ドーランとかの匂い?)が好きだったので、最近それに似た香りの香水(?)を見つけて嬉しかった、今日もつけているので、客席おりのときにご注目ください、みたいなことを言って手首を差し出してました(^ ^)。
・朝月さん
プチBrightは、お菓子を作ることが好きなので、「美味しいお菓子を作って、食べたみんなが笑顔になるのを見ながらアイスを食べることです」…という話だったと思います。
可愛いなー。
さあやが「(交換条件なしで)お菓子をくれるなんて、いいBrightですね!」みたいなことを真顔で言っていたのもめっちゃツボでした。
・壮さん
肝心の壮さんは?と聞かれて、
「お客さまのキラキラした笑顔で、私たちもBrightになれているなーと思う」
……という話を、いたって真面目に話す壮ちゃん。
それなのに。
話が一瞬途切れた瞬間に、すかさず「壮さんのプチBrightは?」と突っ込んで、「今すごく良い話してたんやけど、きいてた!?」と返され、玉砕するさあや。その繋ぎをいれなくてはならないので、コーナーが始まったときから一人で緊張してテンパってたんだろうな~と思ったら、可愛くて可愛くてたまりません(*^ ^*)。
で、壮さんのプチBrightは、「いたずらを待つ時間」だそうな。さすがどSの面目躍如!という結論でした。
この場面でのトークはそんな感じだったかな。
あとは……ラストの「Beautiful Love」を歌ったあとだったかな?さあやが
「無事に終わって良かったです」
と言い放ったのは。
壮ちゃんは、一瞬沈黙してそのまま流そうとしていたんですが、さあやの隣で、真由ちゃんがかすかな声で
「まだ終わってません!まだ終わってません!」
と囁いていたのが、もう……
結局、壮ちゃんも放置できなくなってさあやにツッコミいれて、さらに真由ちゃんに
「ふじぴーも突っ込めるようになったんやな!ちょっと声小さかったけど」
と、褒めつつ駄目だしするという高度な指導をしていらっしゃました(^ ^;ゞ
いやー、さあやのおかげで、あのとき他のメンバーがどんなコメントしたのかすっかり忘れてしまいましたわ……
なんだか、すっかり「初姫さあやMCレポ」になってしまってすみません。
同じ人のディナーショーに2回呼ばれるってことは、それなりの理由があるんだな、と納得いたしました(^ ^)。
私が観たのは宝塚ホテルの初日でしたが、客席には真飛さんめおちゃんだけでなく、花組の上級生がかなり来てました。
組長さん以下、2テーブル半くらいは花組だったような。
雪組さんは大凪さんと透水さらさちゃんを見掛けたけど、他はどうだろう。あの時宝塚に居たのはバウ組だけだから、壮ちゃんが雪組に居た時代の組子は少なかったはずですよね……。
星組さんも何人かいらしてたみたいですが、私が見たのはともみん(夢乃聖夏)だけかな?あとは誰が来ていたんでしょうね。大劇場公演中だから、ディナーから参加するとなると結構慌ただしいですよね。
会場奥の椅子席はかなりたくさん用意されていたんですが、残念ながら私の席からは誰が座ったのかよく見えず(↓)。宙組ッ子も何人か見かけましたが、祐飛さんすみ花ちゃんはいらしてなかったみたいで、とても残念!!
ディナーショーについてはこんなところでしょうか。
宝塚の二日目や、東京に参加されたみなさま、トーク内容と客席のお客様を、ぜひぜひ教えてくださいませ~~!
.
付属のトークショー(^ ^)について。
「ジタン・デ・ジタン」を歌い終わったあとのMC。
ショーも中盤を過ぎて、客席も相当アツクなっていたんですが、トークも熱かったです(はぁと)。
とりあえず、「暑い!!」と叫びながら、MCコーナーの始まりを告げる壮ちゃん。
お題は「あなたのBrightな時間とは?そして、あなたのプチBrightは?」
・さあや
「Brightな時間は、“今”」と言いながら、「研11にして娘役は奥が深いと(改めて)気づきました」みたいな話をしていたと思います。
途中でちょっとぐたぐたになったんですが、フォローしてくれた壮ちゃんに
「壮さんも、前回の公演では素敵な女役を」
と振って、
「今日は旦那さま(←真飛さん)もいらしてます(客席拍手)」
とつなぎ、
「……私のことはいいから」
と切られて凹んだりしてました(^ ^)。
プチBrightは「家で、時刻表をみて旅した気分になること」だそうです。
思わず、どこの鉄道研究会かと思ってしまった(汗)。
「そのまま寝たら、良い夢がみれそうだね」
という壮さんのフォロー(?)を
「夢は見ないんですけど」
と切り捨てていたのが(笑)緊張しすぎていたみたいで、なんとなくかみ合わない会話が、めっちゃ可笑しかったです。
・くみちゃん
くみちゃんのプチBrightは、カラオケだそうです。最長で8時間やったこともある、と言ってました。
……猫は、友人と二人で10時間やったことがありますが。それも昼間に。……くみちゃんとカラオケ行きたいなあ(*^ ^*)。
ちなみに、くみちゃんの持ち歌は「隣のトトロ」だそうです(^ ^)
さらにちなみに、さあやの持ち歌は「ヨイトマケの歌」。いちいちさあやに振って話題を盛り上げる壮ちゃんが素敵にドSで、真顔で答えるさあやが本当に可愛かった!(*^ ^*)。
そんなさあやが壮ちゃんの持ち歌も聞いてくれました。
「ガラスの十代」と、当然のことのように胸を張って答えた壮ちゃんが可愛かったな~♪
……せっかくなので、残り二人にも聞いてみてほしかったよー。
・真由ちゃん
新人公演の長の学年になって、50人をまとめて一つの公演を創るというのはすごくBrightなことだと実感しました……みたいな、すごく真面目なことを喋っているのに、、、聞いているうちになぜか笑わずにはいられなくなるのが真由ちゃんの才能かも、と思いました。
なんか、子供が一生懸命説明しているみたいでめっさ微笑ましかったんだもん!
あと、宝塚ファンだったころから舞台から香ってくる匂い(ドーランとかの匂い?)が好きだったので、最近それに似た香りの香水(?)を見つけて嬉しかった、今日もつけているので、客席おりのときにご注目ください、みたいなことを言って手首を差し出してました(^ ^)。
・朝月さん
プチBrightは、お菓子を作ることが好きなので、「美味しいお菓子を作って、食べたみんなが笑顔になるのを見ながらアイスを食べることです」…という話だったと思います。
可愛いなー。
さあやが「(交換条件なしで)お菓子をくれるなんて、いいBrightですね!」みたいなことを真顔で言っていたのもめっちゃツボでした。
・壮さん
肝心の壮さんは?と聞かれて、
「お客さまのキラキラした笑顔で、私たちもBrightになれているなーと思う」
……という話を、いたって真面目に話す壮ちゃん。
それなのに。
話が一瞬途切れた瞬間に、すかさず「壮さんのプチBrightは?」と突っ込んで、「今すごく良い話してたんやけど、きいてた!?」と返され、玉砕するさあや。その繋ぎをいれなくてはならないので、コーナーが始まったときから一人で緊張してテンパってたんだろうな~と思ったら、可愛くて可愛くてたまりません(*^ ^*)。
で、壮さんのプチBrightは、「いたずらを待つ時間」だそうな。さすがどSの面目躍如!という結論でした。
この場面でのトークはそんな感じだったかな。
あとは……ラストの「Beautiful Love」を歌ったあとだったかな?さあやが
「無事に終わって良かったです」
と言い放ったのは。
壮ちゃんは、一瞬沈黙してそのまま流そうとしていたんですが、さあやの隣で、真由ちゃんがかすかな声で
「まだ終わってません!まだ終わってません!」
と囁いていたのが、もう……
結局、壮ちゃんも放置できなくなってさあやにツッコミいれて、さらに真由ちゃんに
「ふじぴーも突っ込めるようになったんやな!ちょっと声小さかったけど」
と、褒めつつ駄目だしするという高度な指導をしていらっしゃました(^ ^;ゞ
いやー、さあやのおかげで、あのとき他のメンバーがどんなコメントしたのかすっかり忘れてしまいましたわ……
なんだか、すっかり「初姫さあやMCレポ」になってしまってすみません。
同じ人のディナーショーに2回呼ばれるってことは、それなりの理由があるんだな、と納得いたしました(^ ^)。
私が観たのは宝塚ホテルの初日でしたが、客席には真飛さんめおちゃんだけでなく、花組の上級生がかなり来てました。
組長さん以下、2テーブル半くらいは花組だったような。
雪組さんは大凪さんと透水さらさちゃんを見掛けたけど、他はどうだろう。あの時宝塚に居たのはバウ組だけだから、壮ちゃんが雪組に居た時代の組子は少なかったはずですよね……。
星組さんも何人かいらしてたみたいですが、私が見たのはともみん(夢乃聖夏)だけかな?あとは誰が来ていたんでしょうね。大劇場公演中だから、ディナーから参加するとなると結構慌ただしいですよね。
会場奥の椅子席はかなりたくさん用意されていたんですが、残念ながら私の席からは誰が座ったのかよく見えず(↓)。宙組ッ子も何人か見かけましたが、祐飛さんすみ花ちゃんはいらしてなかったみたいで、とても残念!!
ディナーショーについてはこんなところでしょうか。
宝塚の二日目や、東京に参加されたみなさま、トーク内容と客席のお客様を、ぜひぜひ教えてくださいませ~~!
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“Bright”な時間
2011年5月11日 宝塚(花) コメント (8)壮一帆ディナーショー「Bright」、楽しいショーでした。
ちょっと間があいてしまいましたが、あらためて「おめでとうございます!」の気持ちをこめて、簡単に。
■「It’s Today」(メイム)
元気な、そして元気のでるオープニング。ミュージカルの曲を使ったコンサートなどのオープニングによく使われる曲ですが、いかにも「ショーが始まる!」というワクワク感があるのが良いですよね。
紅い衣装がみんな良く似合ってて、素敵でした♪
いきなりの挨拶とメンバー紹介。一曲歌ってMCって割と珍しいパターンのような?いや、ディナーショーってあまり行かないのでパターンと言えるほどの経験はありませんが(汗)。
東日本大震災へのお見舞いを真摯に、さらっと語って、すぐに明るくもっていくところがさすがだな、と思いました。
■「未来へ」(エクスカリバー)
「(指揮の)吉田優子先生が作曲されたた名曲を」と前振りして、壮ちゃんのソロ。
いやー、歌うまくなったなあ、と感心したのはまずここですね。なんといってもこの曲は、ずんこさん(姿月あさと)さんの声で耳に残っているので(汗)。
■ミュージカル映画『バーレスク』より三曲。
壮ちゃんがハケると、娘役が順番に「パッサージュ」のチュールレースの衣装で登場。さあやが黄色で残り二人がオレンジだったかな?違うかも。【はな さまからコメントをいただきました。さあやがピンク、くみちゃんがオレンジ、朝月さんが黄色だったそうです。失礼しました!その後の黄色の場面とごっちゃになったらしいです】
「ル・パラディ」でも使われていたけど、この衣装は本当に可愛いですよねー。大好きなので何度見ても嬉しい。可愛い娘役が着ていると、それだけで幸せになれる(*^ ^*)。
歌はちょっとムーディーで色っぽい、猥雑な空気感。コード進行が私好み♪ちょっと「キャバレー」を思い出しました。
シャツにベスト姿の真由ちゃんと娘役たちの掛け合いが良かった。真由ちゃんって色っぽいなー。
一曲終わって暗転、いきなり壮ちゃんのアカペラのソロ。
照明が入ると、センターに壮ちゃん。衣装はパーシー・ブレイクニーのシマウマの衣装(トウコさんのだったかな)。すごく似合ってて吃驚した!)。ああいうのって裾は伸ばせるのね(@ @)と思ったことは内緒です。髪形もちょっとパーシーっぽく後ろでひとくくりにしてて、可愛かった。
音楽も格好良くて、いい場面でした。「Rock’n Roll!」/「腰を振り」とか、そんな歌詞を繰り返すサビがちょっとラップっぽくてすっごい格好良かった♪
客席を盛り上げるだけ盛り上げて、MCコーナーへ。
とは言っても大したおしゃべりは無かったかな。さあやが壮ちゃんの衣装を褒めようとして自爆していたくらいしか覚えてません(ごめんなさい)。
最初に、壮ちゃんがシマウマの上衣を脱いで真由ちゃんに渡すと、真由ちゃんがいったん引っ込んで水を持って現れるんですが……、喋り続ける壮ちゃんの脇に控えて、飲み終わるのを待つ真由ちゃん、めっさ可愛かったー!
水を呑みながら「じゃあ喋ってて」と言われて「えっっっっ!」とキョドる真由ちゃんも可愛かったなあ(デレデレ)。あのネタって、蘭寿さん+鳳翔大くんでもやってたなー(^ ^)。大くんはかろうじてつないでたけど、真由ちゃんのことはさあやが助けてあげてたような(^ ^)。
飲み終わった水のボトルをもって真由ちゃんは退場、壮ちゃんと娘役三人でもう一曲♪
これもすごく格好良くて、「バーレスク」を観てみたくなりました!
■「私には羽根がある」(虞美人)
4人がハケると、上手袖から中国風の衣装に着替えた真由ちゃんが登場。
芝居の中で歌うのと、こういうコンサート(ショー)で「音楽」として歌うのとでは全然違うはずなんですが、真由ちゃんは、そこをちゃんと意識して歌っていたと思います♪ すごく良かったです。
この一曲だけのために髪まで全部用意した真由ちゃん。綺麗でした。せっかくなので、項羽と劉邦の掛け合いの歌を二人で歌ってほしかった(^ ^)
■「遥かなる呼び声~命よりも長く」(オグリ!)
コーラスの呼び声に応えて、オグリさま登場!
衣装は「太王四神記」のタムドクのだったかな?(←違うかも)黒髪ロングが似合うなあ。っていうか、まさかこの衣装でオグリかよ!と突っ込んでしまいましたが。
しかし良かったです。すみ花ちゃんとのデュエットももちろん大好きだったけど、こういうコンサートの場では、さあやちゃんの柔らかな声の方が映えるかも、と思いました。……普通に恋人同士のラブソングに聴こえる(見える)のがとても不思議。ママだったのにー。
■「眠れ愛しい子よ」(太王四神記)
壮ちゃんのプルキル、好きすぎる。あの歌を単体で聴くのは初めてでしたが、思いのほか良い歌でした。いや、あの歌きいたら眠れないけど(^ ^;ゞ
物語性のある歌が似合うひとだなあ(感心)。
■「東へ」(虞美人)
「眠れ、愛しい子よ」とメドレーのようにつながってましたが、違和感のなさに驚きました。
■日本物コーナー
・「川霧の橋」(主題歌)
同期の蘭寿さんも、3月のディナーショーでも歌っていましたが、良い曲ですよねえ。
歌い方も全然違ってて、なんかお得な気分でした。蘭寿さんは「月の燈影」のイメージまんまでしたが、壮ちゃんは日本物では不思議と貴公子っぽい雰囲気(声)がある人なので、本当に別の作品みたいだなーと思いました。
・「恋の曼荼羅」(新源氏物語)
芯の強い声が、こういう歌いあげる系の歌にあうのでしょうか。ワンコーラスだけだったのが残念なくらい似合ってました。
・「この恋は雲の涯まで」(主題歌)
壮ちゃんの義経、観てみたい!!
この作品を再演しなくてもいいんですが、鎌倉時代の武士は壮ちゃんにすごく似合いそう。
悲劇の貴公子っぽさを前面に出した脚本じゃなくて、時代の中でもがきながら主導権を握ろうとする鎌倉武士を、人間として描くような作品を観てみたいです(^ ^)。
■「愛 燃える」(主題歌)
作品はともかく、この歌はすごく好きでした。
壮ちゃんの声質にもよく合っていて、ほぼ独りでもたせた長大なコーナーの最後を飾るにふさわしい大曲を見事に歌い上げていたと思います。おおーと思いました(*^ ^*)。
CSだったかMCだったかで「(岡田先生に)歌いたい曲をいろいろ言ったら、全部採用されてしまって……主題歌だらけになってしまって大変だった」という話をしてましたが、これだけの大曲を立て続けに歌ってまったく疲れを感じさせない強靭な喉には感心(^ ^)。
■「春風の招待」(主題歌)
壮ちゃんがはけたあと、それまでとはうって変わって軽やかなメロディーが。
「Flush Collecion」のオープニングの曲ですよね?可愛い曲だなあ~♪
黄色い衣装のコーラスたちの真ん中で、真由ちゃんがメロディを歌ってました。こういう曲だったのか(「Flush…」では前奏と後奏しか使われてないような?)。
4人とも、とにかく可愛い(はあと)。
客席降りもあったのですが、ディナーショーでコーラスのみの客降りって珍しい…ですよね?
さあやちゃんがすぐ近くをとおってくれて幸せでした(はぁと)。
■「嵐が丘」(主題歌)
壮ちゃんのソロ。いやー、歌いだしが低くて吃驚。そういえば、たかこさん(和央ようか)はフランツを軽々歌ったひとだったな……。
壮ちゃんって、なにげに音域広いんですねえ(感心)
■「ジタン・デ・ジタン」(主題歌)
リズミカルな前奏に合わせて、娘役3人の「ジタン!」のコーラス。
イベントでの鳳蘭さんの熱唱が印象的な名曲。専科エンカレでも誰か歌ってたましたよね。こういう、血が滾るような曲を後半に持ってくるのは良いなあ。気持ちが盛り上がる。
色っぽい歌をきっちり色っぽく歌ってくれた壮ちゃん。とっても素敵でした。さりげなく絡む娘役との振りが素敵。
ここで、少しまとまったMCコーナーがあったのですが、
ちょっと、じゃなくてすごーーーーく長くなりそうなので、詳細は後回しにさせてください(汗)
■「闇が広がる」(エリザベート)
盛り上がったMCの空気を鎮めるように、ちょっと間をとりながら曲を紹介する壮ちゃん。
一瞬前まで賑やかだった空気が、前奏が始まった途端に闇に染まるのがすごい。
紺色のスーツの壮ちゃんと、明るい水色の真由ちゃん。光と闇な二人。
どS満開で、楽しそうに真由ルドルフを追いつめるトート閣下。真由ちゃんのピッチが少し高めなのでハーモニーは若干微妙でしたが、芝居に完全に引きこまれていました。
■「セピア色の写真」(ウォーターフロント・ララバイ)
娘役3人で歌う可愛らしいナンバー。美しいコーラスはもちろん素敵だったけど、3人でソロフレーズを歌い継ぐような感じになっていたのが嬉しかったです。三人とも歌えるってすごいなあ(*^ ^*)。
■「風に立つライオン」(さだまさし)
こう書くと、なんか「さだまさし」というミュージカルがあるみたい(^ ^)。
「私は青春のすべてを宝塚に打ち込んできました」
という壮ちゃんの独白が、とても印象的でした。
なんというか。胸にすとんと落ちてきたんですよね。壮ちゃんの「青春」の重みが。
それは本当に、「すべて」だったんだろうな、と。
「僕は風に向かって立つライオンでありたい」
そう歌う壮ちゃんの周囲を吹き抜けた乾いた風の、びょうびょうとした音が聴こえるようで。
その風が歌う「Amazing Grace」の優しい響きに、身体ごと包みこまれるようで。
壮ちゃんは、この風の音を聞きながら、今も、そしてこれからもこの場所に立ち続けてくれるのだ、と。
それが嬉しくて、そして、苦しくて。
立ともみさんが専科エンカレッジコンサートで歌ってくれた時もボロ泣きしたんですよね、私。
いや、それ以前に、さだまさしが歌ってるのを聞いたときも泣きましたけど(^ ^;ゞ
「すべてを捧げてきた」と言い切れる人でないと、なかなか歌いきれない歌だなあ、と思います。
壮ちゃんも、よく歌いきったな、と。
「Amazing Grace」は赦しの音楽なんですよね。
三木さんが「Dancing Heros!」で使っていましたが(「Rock On」全ツバージョンにも)、ああいう場面で使うとなんか安っぽい感じがしてしまう……(汗)
■「Beautiful Love」(ビューティフル・ピープル)
全精力をかけて歌いきった壮ちゃんがはけて、コーラス4人が黒で登場。メロディが綺麗で、素敵な曲でした♪
白い衣装に着替えた壮ちゃんが、輝くような美しさ。
ああ、うつくしい人だなあ、としみじみと思いました。
■アンコールその1
メニューに載っていなかったので多分アンコール扱いだと思うんですが、構成としてはここまでが一連のショー、という印象でした。
曲は「ローズ」。穏やかで優しい、素敵な曲。壮ちゃんの優しさを全身に浴びた気がしました。
■アンコールその2
いったん挨拶して、バンドのみなさんもハケた後、もう一度戻ってきた壮ちゃんと吉田優子さん。
吉田さんのピアノ伴奏で、壮ちゃんが歌う「薔薇色の人生」。
腕に数本の薔薇を抱えた壮ちゃんが、甘く歌うラヴ・ソング。
間奏でゆっくりと舞台を降り、すぐ目の前のお客さまに腕の中の薔薇を一本。
ゆっくりと会場を歩いて、中央あたりのテーブルに座っていた真飛さんに一本。感想を聞いて、軽くじゃれてからテーブルを離れ……かけて、くるんと振り向いてめおちゃんにもう一本(*^ ^*)。
その、間のとりかたが憎らしいくらいキマってて、素敵でしたぁ! スターだなあ……(←いまさら?)
ほんとに良いショーでした。
壮ちゃんのスター性と芝居力、歌唱力をしっかりと魅せつつ、総勢5人とは思えないほどいろんな組み合わせがあって、全員に見せ場があって。
音楽もバラエティに富んで飽きなかったし、なんたって、全員がある程度歌えるって素晴らしい♪
岡田さんのショーって、一定のレベルは確実に超えてきてくれるんですよね。
本当に楽しい、あっという間の一時間強でした。
素敵な、そして“Bright”な時間を、本当にありがとうございました!
.
ちょっと間があいてしまいましたが、あらためて「おめでとうございます!」の気持ちをこめて、簡単に。
■「It’s Today」(メイム)
元気な、そして元気のでるオープニング。ミュージカルの曲を使ったコンサートなどのオープニングによく使われる曲ですが、いかにも「ショーが始まる!」というワクワク感があるのが良いですよね。
紅い衣装がみんな良く似合ってて、素敵でした♪
いきなりの挨拶とメンバー紹介。一曲歌ってMCって割と珍しいパターンのような?いや、ディナーショーってあまり行かないのでパターンと言えるほどの経験はありませんが(汗)。
東日本大震災へのお見舞いを真摯に、さらっと語って、すぐに明るくもっていくところがさすがだな、と思いました。
■「未来へ」(エクスカリバー)
「(指揮の)吉田優子先生が作曲されたた名曲を」と前振りして、壮ちゃんのソロ。
いやー、歌うまくなったなあ、と感心したのはまずここですね。なんといってもこの曲は、ずんこさん(姿月あさと)さんの声で耳に残っているので(汗)。
■ミュージカル映画『バーレスク』より三曲。
壮ちゃんがハケると、娘役が順番に「パッサージュ」のチュールレースの衣装で登場。さあやが黄色で残り二人がオレンジだったかな?違うかも。【はな さまからコメントをいただきました。さあやがピンク、くみちゃんがオレンジ、朝月さんが黄色だったそうです。失礼しました!その後の黄色の場面とごっちゃになったらしいです】
「ル・パラディ」でも使われていたけど、この衣装は本当に可愛いですよねー。大好きなので何度見ても嬉しい。可愛い娘役が着ていると、それだけで幸せになれる(*^ ^*)。
歌はちょっとムーディーで色っぽい、猥雑な空気感。コード進行が私好み♪ちょっと「キャバレー」を思い出しました。
シャツにベスト姿の真由ちゃんと娘役たちの掛け合いが良かった。真由ちゃんって色っぽいなー。
一曲終わって暗転、いきなり壮ちゃんのアカペラのソロ。
照明が入ると、センターに壮ちゃん。衣装はパーシー・ブレイクニーのシマウマの衣装(トウコさんのだったかな)。すごく似合ってて吃驚した!)。ああいうのって裾は伸ばせるのね(@ @)と思ったことは内緒です。髪形もちょっとパーシーっぽく後ろでひとくくりにしてて、可愛かった。
音楽も格好良くて、いい場面でした。「Rock’n Roll!」/「腰を振り」とか、そんな歌詞を繰り返すサビがちょっとラップっぽくてすっごい格好良かった♪
客席を盛り上げるだけ盛り上げて、MCコーナーへ。
とは言っても大したおしゃべりは無かったかな。さあやが壮ちゃんの衣装を褒めようとして自爆していたくらいしか覚えてません(ごめんなさい)。
最初に、壮ちゃんがシマウマの上衣を脱いで真由ちゃんに渡すと、真由ちゃんがいったん引っ込んで水を持って現れるんですが……、喋り続ける壮ちゃんの脇に控えて、飲み終わるのを待つ真由ちゃん、めっさ可愛かったー!
水を呑みながら「じゃあ喋ってて」と言われて「えっっっっ!」とキョドる真由ちゃんも可愛かったなあ(デレデレ)。あのネタって、蘭寿さん+鳳翔大くんでもやってたなー(^ ^)。大くんはかろうじてつないでたけど、真由ちゃんのことはさあやが助けてあげてたような(^ ^)。
飲み終わった水のボトルをもって真由ちゃんは退場、壮ちゃんと娘役三人でもう一曲♪
これもすごく格好良くて、「バーレスク」を観てみたくなりました!
■「私には羽根がある」(虞美人)
4人がハケると、上手袖から中国風の衣装に着替えた真由ちゃんが登場。
芝居の中で歌うのと、こういうコンサート(ショー)で「音楽」として歌うのとでは全然違うはずなんですが、真由ちゃんは、そこをちゃんと意識して歌っていたと思います♪ すごく良かったです。
この一曲だけのために髪まで全部用意した真由ちゃん。綺麗でした。せっかくなので、項羽と劉邦の掛け合いの歌を二人で歌ってほしかった(^ ^)
■「遥かなる呼び声~命よりも長く」(オグリ!)
コーラスの呼び声に応えて、オグリさま登場!
衣装は「太王四神記」のタムドクのだったかな?(←違うかも)黒髪ロングが似合うなあ。っていうか、まさかこの衣装でオグリかよ!と突っ込んでしまいましたが。
しかし良かったです。すみ花ちゃんとのデュエットももちろん大好きだったけど、こういうコンサートの場では、さあやちゃんの柔らかな声の方が映えるかも、と思いました。……普通に恋人同士のラブソングに聴こえる(見える)のがとても不思議。ママだったのにー。
■「眠れ愛しい子よ」(太王四神記)
壮ちゃんのプルキル、好きすぎる。あの歌を単体で聴くのは初めてでしたが、思いのほか良い歌でした。いや、あの歌きいたら眠れないけど(^ ^;ゞ
物語性のある歌が似合うひとだなあ(感心)。
■「東へ」(虞美人)
「眠れ、愛しい子よ」とメドレーのようにつながってましたが、違和感のなさに驚きました。
■日本物コーナー
・「川霧の橋」(主題歌)
同期の蘭寿さんも、3月のディナーショーでも歌っていましたが、良い曲ですよねえ。
歌い方も全然違ってて、なんかお得な気分でした。蘭寿さんは「月の燈影」のイメージまんまでしたが、壮ちゃんは日本物では不思議と貴公子っぽい雰囲気(声)がある人なので、本当に別の作品みたいだなーと思いました。
・「恋の曼荼羅」(新源氏物語)
芯の強い声が、こういう歌いあげる系の歌にあうのでしょうか。ワンコーラスだけだったのが残念なくらい似合ってました。
・「この恋は雲の涯まで」(主題歌)
壮ちゃんの義経、観てみたい!!
この作品を再演しなくてもいいんですが、鎌倉時代の武士は壮ちゃんにすごく似合いそう。
悲劇の貴公子っぽさを前面に出した脚本じゃなくて、時代の中でもがきながら主導権を握ろうとする鎌倉武士を、人間として描くような作品を観てみたいです(^ ^)。
■「愛 燃える」(主題歌)
作品はともかく、この歌はすごく好きでした。
壮ちゃんの声質にもよく合っていて、ほぼ独りでもたせた長大なコーナーの最後を飾るにふさわしい大曲を見事に歌い上げていたと思います。おおーと思いました(*^ ^*)。
CSだったかMCだったかで「(岡田先生に)歌いたい曲をいろいろ言ったら、全部採用されてしまって……主題歌だらけになってしまって大変だった」という話をしてましたが、これだけの大曲を立て続けに歌ってまったく疲れを感じさせない強靭な喉には感心(^ ^)。
■「春風の招待」(主題歌)
壮ちゃんがはけたあと、それまでとはうって変わって軽やかなメロディーが。
「Flush Collecion」のオープニングの曲ですよね?可愛い曲だなあ~♪
黄色い衣装のコーラスたちの真ん中で、真由ちゃんがメロディを歌ってました。こういう曲だったのか(「Flush…」では前奏と後奏しか使われてないような?)。
4人とも、とにかく可愛い(はあと)。
客席降りもあったのですが、ディナーショーでコーラスのみの客降りって珍しい…ですよね?
さあやちゃんがすぐ近くをとおってくれて幸せでした(はぁと)。
■「嵐が丘」(主題歌)
壮ちゃんのソロ。いやー、歌いだしが低くて吃驚。そういえば、たかこさん(和央ようか)はフランツを軽々歌ったひとだったな……。
壮ちゃんって、なにげに音域広いんですねえ(感心)
■「ジタン・デ・ジタン」(主題歌)
リズミカルな前奏に合わせて、娘役3人の「ジタン!」のコーラス。
イベントでの鳳蘭さんの熱唱が印象的な名曲。専科エンカレでも誰か歌ってたましたよね。こういう、血が滾るような曲を後半に持ってくるのは良いなあ。気持ちが盛り上がる。
色っぽい歌をきっちり色っぽく歌ってくれた壮ちゃん。とっても素敵でした。さりげなく絡む娘役との振りが素敵。
ここで、少しまとまったMCコーナーがあったのですが、
ちょっと、じゃなくてすごーーーーく長くなりそうなので、詳細は後回しにさせてください(汗)
■「闇が広がる」(エリザベート)
盛り上がったMCの空気を鎮めるように、ちょっと間をとりながら曲を紹介する壮ちゃん。
一瞬前まで賑やかだった空気が、前奏が始まった途端に闇に染まるのがすごい。
紺色のスーツの壮ちゃんと、明るい水色の真由ちゃん。光と闇な二人。
どS満開で、楽しそうに真由ルドルフを追いつめるトート閣下。真由ちゃんのピッチが少し高めなのでハーモニーは若干微妙でしたが、芝居に完全に引きこまれていました。
■「セピア色の写真」(ウォーターフロント・ララバイ)
娘役3人で歌う可愛らしいナンバー。美しいコーラスはもちろん素敵だったけど、3人でソロフレーズを歌い継ぐような感じになっていたのが嬉しかったです。三人とも歌えるってすごいなあ(*^ ^*)。
■「風に立つライオン」(さだまさし)
こう書くと、なんか「さだまさし」というミュージカルがあるみたい(^ ^)。
「私は青春のすべてを宝塚に打ち込んできました」
という壮ちゃんの独白が、とても印象的でした。
なんというか。胸にすとんと落ちてきたんですよね。壮ちゃんの「青春」の重みが。
それは本当に、「すべて」だったんだろうな、と。
「僕は風に向かって立つライオンでありたい」
そう歌う壮ちゃんの周囲を吹き抜けた乾いた風の、びょうびょうとした音が聴こえるようで。
その風が歌う「Amazing Grace」の優しい響きに、身体ごと包みこまれるようで。
壮ちゃんは、この風の音を聞きながら、今も、そしてこれからもこの場所に立ち続けてくれるのだ、と。
それが嬉しくて、そして、苦しくて。
立ともみさんが専科エンカレッジコンサートで歌ってくれた時もボロ泣きしたんですよね、私。
いや、それ以前に、さだまさしが歌ってるのを聞いたときも泣きましたけど(^ ^;ゞ
「すべてを捧げてきた」と言い切れる人でないと、なかなか歌いきれない歌だなあ、と思います。
壮ちゃんも、よく歌いきったな、と。
「Amazing Grace」は赦しの音楽なんですよね。
三木さんが「Dancing Heros!」で使っていましたが(「Rock On」全ツバージョンにも)、ああいう場面で使うとなんか安っぽい感じがしてしまう……(汗)
■「Beautiful Love」(ビューティフル・ピープル)
全精力をかけて歌いきった壮ちゃんがはけて、コーラス4人が黒で登場。メロディが綺麗で、素敵な曲でした♪
白い衣装に着替えた壮ちゃんが、輝くような美しさ。
ああ、うつくしい人だなあ、としみじみと思いました。
■アンコールその1
メニューに載っていなかったので多分アンコール扱いだと思うんですが、構成としてはここまでが一連のショー、という印象でした。
曲は「ローズ」。穏やかで優しい、素敵な曲。壮ちゃんの優しさを全身に浴びた気がしました。
■アンコールその2
いったん挨拶して、バンドのみなさんもハケた後、もう一度戻ってきた壮ちゃんと吉田優子さん。
吉田さんのピアノ伴奏で、壮ちゃんが歌う「薔薇色の人生」。
腕に数本の薔薇を抱えた壮ちゃんが、甘く歌うラヴ・ソング。
間奏でゆっくりと舞台を降り、すぐ目の前のお客さまに腕の中の薔薇を一本。
ゆっくりと会場を歩いて、中央あたりのテーブルに座っていた真飛さんに一本。感想を聞いて、軽くじゃれてからテーブルを離れ……かけて、くるんと振り向いてめおちゃんにもう一本(*^ ^*)。
その、間のとりかたが憎らしいくらいキマってて、素敵でしたぁ! スターだなあ……(←いまさら?)
ほんとに良いショーでした。
壮ちゃんのスター性と芝居力、歌唱力をしっかりと魅せつつ、総勢5人とは思えないほどいろんな組み合わせがあって、全員に見せ場があって。
音楽もバラエティに富んで飽きなかったし、なんたって、全員がある程度歌えるって素晴らしい♪
岡田さんのショーって、一定のレベルは確実に超えてきてくれるんですよね。
本当に楽しい、あっという間の一時間強でした。
素敵な、そして“Bright”な時間を、本当にありがとうございました!
.
オペラ座のファントム
2011年5月10日 宝塚(花)今日は花組さんの集合日。
次回公演「ファントム」の配役が発表されました。
でもその前に。
集合日につきものの悲しいご案内。
4人の花組っ子の卒業が発表されました。
華月由舞
夏城らんか
初花美咲
花輝真帆
今回はお披露目公演だから、少ないと思っていたんだけどなー。
まさか由舞ちゃんが(涙)。ショックだ……。ダンスと芝居が売りの美女なんだから、役の少ない一本ものの舶来ミュージカルで卒業するのは避けてほしかった!!(泣)
いまさらだけど。
夏城らんかちゃん、他の組の90期も去年からすごい勢いで減っているので、心配はしていたんですが。まさかのファントム卒業か…(T T)。
かろうじて名前のある役(警官パパン)がついているのが救いかなあ↓
そして、初花美咲ちゃんも個人的にすごく悲しいです。可愛い子ぞろいの花娘の中でも、パッと目立つ大人っぽい美人さんで大好きだったのにー。研5の試験で少し成績が上がったから、ちょっとだけ期待してたのになあ(泣)。
花輝さんも、まだまだこれからなのに残念だー。
とにかく、若い4人だけど、みんな新しい道を幸せに歩いてくれることを祈っています。
最後の舞台、ちゃんと楽しむことができますように。
公演配役は、、、まず、内容よりもすべての役がいきなり出たことにびっくり(^ ^;ゞ
宙組の「美しき生涯」なんて、初日まであと10日ないってのに、未だに16人しか発表されていないのに(しかも、宙組の方が基本実在の人物だから発表しがいがあるのに!!)、なんなんでしょうこの差は。
宙組も早く細かい配役を発表してくれーーーーー!!
それでは、その中のツボをいくつか。
・驚愕のイケメン従者
月央和沙、冴月瑠那、鳳真由、輝良まさと、真瀬はるか、日高大地、
真輝いづみ、大河凜、和海しょう、舞月なぎさ、水美舞斗、柚香光
以上12人。
……ちょっと驚異的なイケメン率じゃありませんか?気のせい?
宙組版では珠洲さんしか覚えられなかった「従者」役、今回はエリックも蘭トムさんだし、ダンスシーンが増えたり、振付が変わったりするんじゃなかなーと期待しています!(*^ ^*)
・驚異のカルロッタ
タキさん(出雲綾)の卒業が発表されたときから、ずーっと懸念してきたカルロッタ役。タキさんがいないばっかりに二度と「ファントム」は再演できないかもしれない、とまで思っていたこともありましたが……
まさかの一花!!(@ @;
聞いたときは本当にびっくりしましたが、まあ、考えてみれば「エリザベート」新人公演のゾフィーも評判良かったし(←未見)、観てみたら案外良いのかもしれませんね。
でも、、、とりあえず今は想像できないよー!(涙)。
ただ、一花なら、ショレのみつるくん(華形ひかる)/みわっち(愛音羽麗)との並びは完璧かな?(*^ ^*)。
そして、ヴァレリウスの(初姫)さあやちゃんとの並びも楽しみ!個人的には、新人公演で演じたさあやちゃんのカルロッタを期待していたりもしましたが、ヴァレリウスもすごく楽しみです。
・きらりのソレリ
宙組の初演では彩乃かなみ嬢、前回の花組ではナルちゃん(華城季帆)と歌姫が演じてきたソレリを、……何故きらりん?(←可愛いから(きっぱり))
……あー、すっげーうれしい(*^ ^*)。
・良かったね!
今回はあえて事前の予想は載せませんでしたが、いちおうベラドーヴァくみちゃん(芽吹幸奈)は希望(予想)どおりでした。
さあや&くみちゃんで、カルロッタ&ベラドーヴァ、どっちかがどっちかだろうなあ、と思っていたので。
というわけで、くみちゃん本当におめでとう!期待しています。今までのベラドーヴァは、歌姫は歌姫なんだけどちょっと声が硬めな方々だったので、くみちゃんにかかる期待は大きいわ~!!
ちなみに、私の予想はソレリ=実咲凜音ちゃん、子エリック=一花でした。だって、凜音ちゃんの子役って想像つかないんだもーん。
・おおお!!
と叫んだ配役は、ジョセフ・ブケー:天真みちる。
中村さん、やるな!!と思いました。
幕開き早々、楽しみにしてまーす♪
新人公演はどうなるんでしょうねえ。
全然予想がつかないのですがなんとなく、3パターン考えてみました。
①真由ちゃんエリック案
エリック→鳳、キャリエール→真瀬、フィリップ→大河、
アラン・ショレ→輝良、セルジオ→日高、リシャール→柚香
②真由ちゃんキャリエール案(←91期は来年の正月公演まで新公なので、今回は毛色の違う役を勉強する)
エリック→大河、キャリエール→鳳、フィリップ→大河、
アラン・ショレ→天真、セルジオ→輝良、リシャール→真瀬
③妄想案(なるべく歌唱力重視)
エリック→真瀬、キャリエール→天真、フィリップ→大河、
アラン・ショレ→銀華、セルジオ→和海、リシャール→羽立
この場合、真由ちゃんはルドゥ警部あたりかなー。
そんな感じでしょうか?
カルロッタ→天真くんという配役も結構真剣に考えていたんですが、本役が一花ってことは、新公も娘役でしょうね。ショレがちゃんとした二枚目になるんだろうし。
……結構、男役は新公も激戦になったような気がします。
娘役は、声のイメージからすると、凜音ちゃんと仙名さんでクリスティーヌとベラドーヴァ、どっちかがどっちか、って感じかなあ?
娘(女)役で一番の大役カルロッタは、、、鞠花ゆめちゃんとかどうでしょう?たしか、彼女も歌えましたよね。イメージだと白姫あかりちゃんとかも合いそうなんだけど、歌はどうなんだろう?
子エリックはべーちゃん(桜咲彩花)、ソレリは春花きららちゃんか初花美咲ちゃんだと嬉しいんだけど……駄目かなあ。似合いそうなんだけど。
なんて、最後は妄想に走ってしまったような気もしますが、
なにはともあれ、蘭トムさん、トップとしての第一歩、おめでとうございます。
公演、楽しみにしていますので、みなさん喉を大事にして、音楽を楽しんでください♪
.
次回公演「ファントム」の配役が発表されました。
でもその前に。
集合日につきものの悲しいご案内。
4人の花組っ子の卒業が発表されました。
華月由舞
夏城らんか
初花美咲
花輝真帆
今回はお披露目公演だから、少ないと思っていたんだけどなー。
まさか由舞ちゃんが(涙)。ショックだ……。ダンスと芝居が売りの美女なんだから、役の少ない一本ものの舶来ミュージカルで卒業するのは避けてほしかった!!(泣)
いまさらだけど。
夏城らんかちゃん、他の組の90期も去年からすごい勢いで減っているので、心配はしていたんですが。まさかのファントム卒業か…(T T)。
かろうじて名前のある役(警官パパン)がついているのが救いかなあ↓
そして、初花美咲ちゃんも個人的にすごく悲しいです。可愛い子ぞろいの花娘の中でも、パッと目立つ大人っぽい美人さんで大好きだったのにー。研5の試験で少し成績が上がったから、ちょっとだけ期待してたのになあ(泣)。
花輝さんも、まだまだこれからなのに残念だー。
とにかく、若い4人だけど、みんな新しい道を幸せに歩いてくれることを祈っています。
最後の舞台、ちゃんと楽しむことができますように。
公演配役は、、、まず、内容よりもすべての役がいきなり出たことにびっくり(^ ^;ゞ
宙組の「美しき生涯」なんて、初日まであと10日ないってのに、未だに16人しか発表されていないのに(しかも、宙組の方が基本実在の人物だから発表しがいがあるのに!!)、なんなんでしょうこの差は。
宙組も早く細かい配役を発表してくれーーーーー!!
それでは、その中のツボをいくつか。
・驚愕のイケメン従者
月央和沙、冴月瑠那、鳳真由、輝良まさと、真瀬はるか、日高大地、
真輝いづみ、大河凜、和海しょう、舞月なぎさ、水美舞斗、柚香光
以上12人。
……ちょっと驚異的なイケメン率じゃありませんか?気のせい?
宙組版では珠洲さんしか覚えられなかった「従者」役、今回はエリックも蘭トムさんだし、ダンスシーンが増えたり、振付が変わったりするんじゃなかなーと期待しています!(*^ ^*)
・驚異のカルロッタ
タキさん(出雲綾)の卒業が発表されたときから、ずーっと懸念してきたカルロッタ役。タキさんがいないばっかりに二度と「ファントム」は再演できないかもしれない、とまで思っていたこともありましたが……
まさかの一花!!(@ @;
聞いたときは本当にびっくりしましたが、まあ、考えてみれば「エリザベート」新人公演のゾフィーも評判良かったし(←未見)、観てみたら案外良いのかもしれませんね。
でも、、、とりあえず今は想像できないよー!(涙)。
ただ、一花なら、ショレのみつるくん(華形ひかる)/みわっち(愛音羽麗)との並びは完璧かな?(*^ ^*)。
そして、ヴァレリウスの(初姫)さあやちゃんとの並びも楽しみ!個人的には、新人公演で演じたさあやちゃんのカルロッタを期待していたりもしましたが、ヴァレリウスもすごく楽しみです。
・きらりのソレリ
宙組の初演では彩乃かなみ嬢、前回の花組ではナルちゃん(華城季帆)と歌姫が演じてきたソレリを、……何故きらりん?(←可愛いから(きっぱり))
……あー、すっげーうれしい(*^ ^*)。
・良かったね!
今回はあえて事前の予想は載せませんでしたが、いちおうベラドーヴァくみちゃん(芽吹幸奈)は希望(予想)どおりでした。
さあや&くみちゃんで、カルロッタ&ベラドーヴァ、どっちかがどっちかだろうなあ、と思っていたので。
というわけで、くみちゃん本当におめでとう!期待しています。今までのベラドーヴァは、歌姫は歌姫なんだけどちょっと声が硬めな方々だったので、くみちゃんにかかる期待は大きいわ~!!
ちなみに、私の予想はソレリ=実咲凜音ちゃん、子エリック=一花でした。だって、凜音ちゃんの子役って想像つかないんだもーん。
・おおお!!
と叫んだ配役は、ジョセフ・ブケー:天真みちる。
中村さん、やるな!!と思いました。
幕開き早々、楽しみにしてまーす♪
新人公演はどうなるんでしょうねえ。
全然予想がつかないのですがなんとなく、3パターン考えてみました。
①真由ちゃんエリック案
エリック→鳳、キャリエール→真瀬、フィリップ→大河、
アラン・ショレ→輝良、セルジオ→日高、リシャール→柚香
②真由ちゃんキャリエール案(←91期は来年の正月公演まで新公なので、今回は毛色の違う役を勉強する)
エリック→大河、キャリエール→鳳、フィリップ→大河、
アラン・ショレ→天真、セルジオ→輝良、リシャール→真瀬
③妄想案(なるべく歌唱力重視)
エリック→真瀬、キャリエール→天真、フィリップ→大河、
アラン・ショレ→銀華、セルジオ→和海、リシャール→羽立
この場合、真由ちゃんはルドゥ警部あたりかなー。
そんな感じでしょうか?
カルロッタ→天真くんという配役も結構真剣に考えていたんですが、本役が一花ってことは、新公も娘役でしょうね。ショレがちゃんとした二枚目になるんだろうし。
……結構、男役は新公も激戦になったような気がします。
娘役は、声のイメージからすると、凜音ちゃんと仙名さんでクリスティーヌとベラドーヴァ、どっちかがどっちか、って感じかなあ?
娘(女)役で一番の大役カルロッタは、、、鞠花ゆめちゃんとかどうでしょう?たしか、彼女も歌えましたよね。イメージだと白姫あかりちゃんとかも合いそうなんだけど、歌はどうなんだろう?
子エリックはべーちゃん(桜咲彩花)、ソレリは春花きららちゃんか初花美咲ちゃんだと嬉しいんだけど……駄目かなあ。似合いそうなんだけど。
なんて、最後は妄想に走ってしまったような気もしますが、
なにはともあれ、蘭トムさん、トップとしての第一歩、おめでとうございます。
公演、楽しみにしていますので、みなさん喉を大事にして、音楽を楽しんでください♪
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“Bright”な空間
2011年5月4日 宝塚(花) コメント (2)宝塚ホテルにて、壮一帆ディナーショー「Bright」に参加してまいりました。
いやはや、楽しかった!!!
構成はとってもシンプルで正統派。でも、全編に壮ちゃんの「楽しんでもらおう」という気持ちが溢れていて、岡田さんがそれを全面的にサポートしてくれて、出演者5人がそれぞれの責任をきっちりと果たしながら自分たちが思い切り楽しんでいた……最高の時間でした。
ネタバレしない範囲で個々の感想を。
壮ちゃん、歌うまくなったなあ(はぁと)
エンターテイナーとしても一流になりましたよね。こんなに人の心を動かす舞台人なんだなあ、と改めて思いました。
ラスト前の「風に立つライオン」は絶唱としか。歌う前の前振りで泣かされて、歌でも泣かされました。素晴らしかった。
コーラス最上級生は初姫さあや。「オグリ」のデュエットを歌ってくれましたが、さすが(はぁと)。っていうか、あまりに可愛くて可愛くて、本当に目が離せませんでした!
彼女は、壮ちゃんの最初のディナーショー「SO」にも最下で出てたんですね(^_^)。役者として超一流のさあやの、意外な側面を楽しませていただきました。
……まさか真由ちゃんに突っ込まれるほどの程のボケキャラだったとは(^_^;)道理で壮ちゃんが二度とも選ぶわけだ…(納得)
次はくみちゃん(が芽吹幸奈)。しっかり者のくみちゃんが、さあやに代わっていろいろフォローしていたような。
川霧の橋のデュエットは、しっとりと落ち着いて素晴らしかったです。
コーラスでただ一人の男役、鳳真由。
いやはや、まるまる一曲ソロを歌うわ、壮ちゃんの相手役で一曲あるわ、大活躍でした。真由ちゃんのファンは絶対観るべき!! いい仕事してましたよ〜〜!!
「闇は広がる」のルドルフは、出色の出来でした♪
最下は研2の朝月希和さん。少しだけどソロフレーズもあって、なかなか綺麗な声でした。
初日で緊張していたみたいなので、明日はもっと伸び伸びできたらいいな、と思いました。
印象的な曲は他にもたくさんありましたが、まずは速報まで(^_^)
・
いやはや、楽しかった!!!
構成はとってもシンプルで正統派。でも、全編に壮ちゃんの「楽しんでもらおう」という気持ちが溢れていて、岡田さんがそれを全面的にサポートしてくれて、出演者5人がそれぞれの責任をきっちりと果たしながら自分たちが思い切り楽しんでいた……最高の時間でした。
ネタバレしない範囲で個々の感想を。
壮ちゃん、歌うまくなったなあ(はぁと)
エンターテイナーとしても一流になりましたよね。こんなに人の心を動かす舞台人なんだなあ、と改めて思いました。
ラスト前の「風に立つライオン」は絶唱としか。歌う前の前振りで泣かされて、歌でも泣かされました。素晴らしかった。
コーラス最上級生は初姫さあや。「オグリ」のデュエットを歌ってくれましたが、さすが(はぁと)。っていうか、あまりに可愛くて可愛くて、本当に目が離せませんでした!
彼女は、壮ちゃんの最初のディナーショー「SO」にも最下で出てたんですね(^_^)。役者として超一流のさあやの、意外な側面を楽しませていただきました。
……まさか真由ちゃんに突っ込まれるほどの程のボケキャラだったとは(^_^;)道理で壮ちゃんが二度とも選ぶわけだ…(納得)
次はくみちゃん(が芽吹幸奈)。しっかり者のくみちゃんが、さあやに代わっていろいろフォローしていたような。
川霧の橋のデュエットは、しっとりと落ち着いて素晴らしかったです。
コーラスでただ一人の男役、鳳真由。
いやはや、まるまる一曲ソロを歌うわ、壮ちゃんの相手役で一曲あるわ、大活躍でした。真由ちゃんのファンは絶対観るべき!! いい仕事してましたよ〜〜!!
「闇は広がる」のルドルフは、出色の出来でした♪
最下は研2の朝月希和さん。少しだけどソロフレーズもあって、なかなか綺麗な声でした。
初日で緊張していたみたいなので、明日はもっと伸び伸びできたらいいな、と思いました。
印象的な曲は他にもたくさんありましたが、まずは速報まで(^_^)
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花組公演、千秋楽おめでとうございます!
そして、真飛さんはじめとする8人の卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
星組時代、ほとんどファンだったと言ってもいい真飛さん。リナちゃんが本当に好きだった!あと、アランも。先日CSで視た「エピファニー」のアントーニオには惚れたなあ(*^ ^*)。花組に来てからちょっと迷いを感じていた真飛さんでしたが、「相棒」のヒットで落ち着いたな、と思いました。お披露目から約一年ご一緒させていただいて、暖かく迎えてくださって、本当に感謝しています。
毎日笑顔で募金箱を持つ下級生の隣でお辞儀をしているまとぶさんの背中を見て、花組っ子も学ぶものは大きかっただろうなあ……。ご卒業後はどうされるんでしょうね。美人だから、映像も向いていそうですが、、、とりあえずは一休み、という感じなのでしょうか。
ダンディで素敵な王子。美人でダンサーで、ショーではいつも探していました。「マラケシュ」のアレクサンダー(でしたっけ?)は衝撃的だったわ(^ ^)。
大空ファン的には「銀ちゃんの恋」の専務があまりにも印象的で、ホントにホントに大好きだった!!不器用だけどさりげない気づかいのある温かな芝居で、優しい人なんだろうなあ、と思いました。本当にいろいろ世話になったんだろうなあ、きっと……。今まで本当にありがとうございました。
めおちゃんはもう、思い出が多すぎて。それこそ「愛のソナタ」のフィナーレで、大階段の天辺に居たの覚えているもん(^ ^)。「LAST PARTY」の東京で、ああ、やっと芝居の面白みがわかってきたかなー?と思ったところで組替えで……花組に来てからの殻の脱ぎっぷりには度肝を抜かれましたが(^ ^)。
めおちゃん自身が「ターニングポイント」と言ってくれた「銀ちゃん」の橘は、本当に本当に良かったよ!大好きでした。石田さんともっと早く出会っていたら、めおちゃんの運命も違っていたのかな。……「フィフティ・フィフティ」のヴィクターに二度と逢えないことがとても寂しいです。
しゅんさまは、これはもうチョク・ファン抜きでは語れない(^ ^)。「愛と死のアラビア」の新人公演あたりですでに落ちていた猫ですが、「太王四神記」での祐飛ファンのしゅんさま熱はすごかったもんなー(^ ^;ゞ。
舞台ではバリバリなのに素は少女のように可愛らしい(←しゅんさまの素なんて知らないけど)、素敵な人。前方端席に座ったときは、いつも最後のパレードでしゅんさまをじーーーーっと見て困らせていた私をお許しください(*^ ^*)。
「蒼いくちづけ」のクリス少年でめちゃくちゃ印象に残ったはるちゃん。可愛かったなー、と今でもときどき思い出します。女役に転向してからは、色っぽいダイナマイトバディが大好きでした。カクダンとか、格好良かったなー。
大劇場ではちょっと不安定だったショーのソロも、東宝の後半は本当によくなっていて、がんばったなーと毎回感動していました。
雨の場面でだいもんとバシバシ踊る姿が格好良くて、はるちゃん的にはあの場面が一番好きだったかも(*^ ^*)。
「バレンシアの熱い花」全国ツアー以来、ずーっと注目していた千華ちゃん。キュートな笑顔と娘役離れした役者魂、そして、柔らかな声が大好きです。好きな役は多すぎて挙げきれないけど、やっぱり作品の印象を180度変えてしまった「外伝ベルサイユのばら」と「虞美人」の新人公演が印象的。
バウでは毎公演重要な役を歴任していて、ヒロインがなかったのが信じられない気持。石田作品のヒロインを観てみたかったなー、と、それだけが心残りです。
卒業しても、ぜひ舞台に立ってほしい。そのキュートな笑顔にまた逢える日を、楽しみにしています。
弾けるような笑顔が魅力だった鳳龍アヤさん。変幻自在な芝居がとても好きだったので、新人公演でもろくに役がつかないうちに卒業されてしまうのがとても残念です。「フィフティ・フィフティ」での活躍ぶりとか、忘れられない(^ ^)。
ショーのエスポワールで、卒業生8人が前に出て踊る場面、何かが溢れてしまいそうなうるうるした瞳で、最高の笑顔で、幸せオーラを振りまきながら踊っていたのがとても印象的でした。あの笑顔で、これからの人生も乗り切っていってください。
まだ下級生なのに、すごく男役らしかった朝陽みらいさん。今回のお芝居の警官役でも、良い場所に良い顔して立っているんだよね。
サヨナラショーのブル君、可愛かった!もう一度逢えると思ってなかったので、大劇場の時にすっごい吃驚しました(^ ^)。鳳龍さんのカウちゃんと手を取り合ってくるくる回っていたのがめっちゃ可愛かった♪
私の千秋楽は昨日(土曜日)だったのですが、、、どうしてもエスポワールで泣いちゃうんですよね。金色の真飛さんがせりあがってくるところもぐっとくるし、卒業生8人をみんなで取り囲んでるところでうるっときて、下手から順番に手を差し伸べて座っていくところでうわーーーーっとクル。
藤井さんのショーって本当に好きだなあ、としみじみ。卒業生に愛があるだけでなく、すべての子にちゃんと出番と見せ場を振ってくれるのが嬉しい。パリのカフェと雨とか、普通だったら同じスターが両方に出ていてもおかしくないのに、片方だけにしてそれぞれにきちんと見せ場を与える、とか。
ダンサーのしゅんさまをひたすら踊らせ、シンガーのはるちゃんに歌の見せ場を与え、、、でも、一番感心したのは雨の場面の花奈さんと鳳龍アヤさんの芝居です。ショーなのに、下級生なのに、芝居の人には芝居で役をつけてくれるその優しさ。大好きです。
今回の公演、お芝居についてはあまり踏み込まないうちに終わってしまいましたが……。
ま、いいですよね(^ ^)。細かいことを突っ込んでも仕方がないし。
一番好きな場面は、カフェの場面です。よっち(月央和沙)とルナちゃん(冴月瑠那)の店員さんと、後ろのテーブルの女の子たちのやりとりが面白かった!
土曜日の11時半公演では、ルナちゃんの蝶タイを直してあげているよっちが超ツボでした。そして、女の子たちにモテモテな二人(^ ^)。千秋楽には何かの決着がついたんでしょうか。そして、ローレン家の執事さんたちとメイドさんたちの恋模様も、いったいどうなったんだろうー!?CSさん、その辺も逃さず映してほしい……と思うのは無理なんでしょうねえ……(T T)。
プロローグとエピローグはとても好きです。特にプロローグ。「逆転裁判」でも思ったけど、鈴木さんってああいう導入部とか、過去の回想への入り方とか、そこからの戻り方とかが意外と巧いですよね。今回も、銀橋を渡るとそこは過去だった、とか、フレディーの回想シーンだったはずなのにいつの間にかジョセフの回想にすり替わって、ジョセフの場面につながるところとか、巧いなーと思って観てました。
だけど、ジョセフのアジトでのマウロとパメラのやり取りをギャグにする必要はないと思うんだけどなー。新公の効果音にはかなり引いたけど、本公演の「ポコっ!」という効果音もどうかと思うよ……↓そう作るなら、もっと場面全体をコメディタッチにしてあげないと、観客の気持ちが切れちゃうので。
エピローグも好きです。スティーヴがカッコいい!!(←いまさら?)
みわっちは本当に「立っているだけ」のしどころのない芝居をきっちりと埋めていて、すごいなあと思いました。蘭ちゃんキャシーの脇を通り過ぎて行くときの、さりげない一押し心に沁みる。さすがだ、みわっち。
東日本大震災から1か月半。東京近辺の生活はかなり平常に近づいてきたとはいえ、余震はいっこうに収まらず、長引く気配に気持ちは沈みがち。そんな中でも、花組公演が無事公演できたことは、とても幸運なことだったのだろうと思います。
実際、私が観た回で余震のため20分以上開演が遅れた日もありましたし、スタッフのみなさんは張りつめた緊張の日々だったんじゃないかな、と思います。
そんな中で、役者さんたちもテンションを保つのは大変だっただろうな、と、観るたびに思っていました。
それでも、笑顔で公演を終え、終わった後でもロビーで募金箱を持って、真摯にお礼を言ってくださった花組子の皆さま。本当にありがとう。
「ありがとう」を超える言葉があるなら、私も知りたい。その言葉で、みんなに今の気持ちを伝えたい。
ありがとう。あなたたちに元気をもらったから、その元気を少しでも届けたい、と思うことができました。あなたたちが笑ってくれるから。
それがどれほどの力となることか、あなたたちに伝えたい。「ありがとう」の替りに、もっともっと大きな、今の気持ちを。
最後の最後に、真瀬くんに募金できたのも良い思い出です♪
あの化粧顔で、あの眼力で、至近距離で「ありがとうございます」とか言われたひには……もう逃げるしかない!って感じでしたが(^ ^;ゞ、、、舞台に立ちたい、立てることが幸せ、といつも全身で叫んでいる真瀬くんに、こういう形でお礼を言えることも幸せなんだな、と思います。
迷いがあっても、戸惑いがあっても、それでも舞台に立つことを選んでくださった花組子と、それをまとめて引っ張ってくれた真飛さんに、心からの感謝を。
8人の卒業生を含むすべての花組っ子の、平安と幸せを祈りつつ。
.
そして、真飛さんはじめとする8人の卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
星組時代、ほとんどファンだったと言ってもいい真飛さん。リナちゃんが本当に好きだった!あと、アランも。先日CSで視た「エピファニー」のアントーニオには惚れたなあ(*^ ^*)。花組に来てからちょっと迷いを感じていた真飛さんでしたが、「相棒」のヒットで落ち着いたな、と思いました。お披露目から約一年ご一緒させていただいて、暖かく迎えてくださって、本当に感謝しています。
毎日笑顔で募金箱を持つ下級生の隣でお辞儀をしているまとぶさんの背中を見て、花組っ子も学ぶものは大きかっただろうなあ……。ご卒業後はどうされるんでしょうね。美人だから、映像も向いていそうですが、、、とりあえずは一休み、という感じなのでしょうか。
ダンディで素敵な王子。美人でダンサーで、ショーではいつも探していました。「マラケシュ」のアレクサンダー(でしたっけ?)は衝撃的だったわ(^ ^)。
大空ファン的には「銀ちゃんの恋」の専務があまりにも印象的で、ホントにホントに大好きだった!!不器用だけどさりげない気づかいのある温かな芝居で、優しい人なんだろうなあ、と思いました。本当にいろいろ世話になったんだろうなあ、きっと……。今まで本当にありがとうございました。
めおちゃんはもう、思い出が多すぎて。それこそ「愛のソナタ」のフィナーレで、大階段の天辺に居たの覚えているもん(^ ^)。「LAST PARTY」の東京で、ああ、やっと芝居の面白みがわかってきたかなー?と思ったところで組替えで……花組に来てからの殻の脱ぎっぷりには度肝を抜かれましたが(^ ^)。
めおちゃん自身が「ターニングポイント」と言ってくれた「銀ちゃん」の橘は、本当に本当に良かったよ!大好きでした。石田さんともっと早く出会っていたら、めおちゃんの運命も違っていたのかな。……「フィフティ・フィフティ」のヴィクターに二度と逢えないことがとても寂しいです。
しゅんさまは、これはもうチョク・ファン抜きでは語れない(^ ^)。「愛と死のアラビア」の新人公演あたりですでに落ちていた猫ですが、「太王四神記」での祐飛ファンのしゅんさま熱はすごかったもんなー(^ ^;ゞ。
舞台ではバリバリなのに素は少女のように可愛らしい(←しゅんさまの素なんて知らないけど)、素敵な人。前方端席に座ったときは、いつも最後のパレードでしゅんさまをじーーーーっと見て困らせていた私をお許しください(*^ ^*)。
「蒼いくちづけ」のクリス少年でめちゃくちゃ印象に残ったはるちゃん。可愛かったなー、と今でもときどき思い出します。女役に転向してからは、色っぽいダイナマイトバディが大好きでした。カクダンとか、格好良かったなー。
大劇場ではちょっと不安定だったショーのソロも、東宝の後半は本当によくなっていて、がんばったなーと毎回感動していました。
雨の場面でだいもんとバシバシ踊る姿が格好良くて、はるちゃん的にはあの場面が一番好きだったかも(*^ ^*)。
「バレンシアの熱い花」全国ツアー以来、ずーっと注目していた千華ちゃん。キュートな笑顔と娘役離れした役者魂、そして、柔らかな声が大好きです。好きな役は多すぎて挙げきれないけど、やっぱり作品の印象を180度変えてしまった「外伝ベルサイユのばら」と「虞美人」の新人公演が印象的。
バウでは毎公演重要な役を歴任していて、ヒロインがなかったのが信じられない気持。石田作品のヒロインを観てみたかったなー、と、それだけが心残りです。
卒業しても、ぜひ舞台に立ってほしい。そのキュートな笑顔にまた逢える日を、楽しみにしています。
弾けるような笑顔が魅力だった鳳龍アヤさん。変幻自在な芝居がとても好きだったので、新人公演でもろくに役がつかないうちに卒業されてしまうのがとても残念です。「フィフティ・フィフティ」での活躍ぶりとか、忘れられない(^ ^)。
ショーのエスポワールで、卒業生8人が前に出て踊る場面、何かが溢れてしまいそうなうるうるした瞳で、最高の笑顔で、幸せオーラを振りまきながら踊っていたのがとても印象的でした。あの笑顔で、これからの人生も乗り切っていってください。
まだ下級生なのに、すごく男役らしかった朝陽みらいさん。今回のお芝居の警官役でも、良い場所に良い顔して立っているんだよね。
サヨナラショーのブル君、可愛かった!もう一度逢えると思ってなかったので、大劇場の時にすっごい吃驚しました(^ ^)。鳳龍さんのカウちゃんと手を取り合ってくるくる回っていたのがめっちゃ可愛かった♪
私の千秋楽は昨日(土曜日)だったのですが、、、どうしてもエスポワールで泣いちゃうんですよね。金色の真飛さんがせりあがってくるところもぐっとくるし、卒業生8人をみんなで取り囲んでるところでうるっときて、下手から順番に手を差し伸べて座っていくところでうわーーーーっとクル。
藤井さんのショーって本当に好きだなあ、としみじみ。卒業生に愛があるだけでなく、すべての子にちゃんと出番と見せ場を振ってくれるのが嬉しい。パリのカフェと雨とか、普通だったら同じスターが両方に出ていてもおかしくないのに、片方だけにしてそれぞれにきちんと見せ場を与える、とか。
ダンサーのしゅんさまをひたすら踊らせ、シンガーのはるちゃんに歌の見せ場を与え、、、でも、一番感心したのは雨の場面の花奈さんと鳳龍アヤさんの芝居です。ショーなのに、下級生なのに、芝居の人には芝居で役をつけてくれるその優しさ。大好きです。
今回の公演、お芝居についてはあまり踏み込まないうちに終わってしまいましたが……。
ま、いいですよね(^ ^)。細かいことを突っ込んでも仕方がないし。
一番好きな場面は、カフェの場面です。よっち(月央和沙)とルナちゃん(冴月瑠那)の店員さんと、後ろのテーブルの女の子たちのやりとりが面白かった!
土曜日の11時半公演では、ルナちゃんの蝶タイを直してあげているよっちが超ツボでした。そして、女の子たちにモテモテな二人(^ ^)。千秋楽には何かの決着がついたんでしょうか。そして、ローレン家の執事さんたちとメイドさんたちの恋模様も、いったいどうなったんだろうー!?CSさん、その辺も逃さず映してほしい……と思うのは無理なんでしょうねえ……(T T)。
プロローグとエピローグはとても好きです。特にプロローグ。「逆転裁判」でも思ったけど、鈴木さんってああいう導入部とか、過去の回想への入り方とか、そこからの戻り方とかが意外と巧いですよね。今回も、銀橋を渡るとそこは過去だった、とか、フレディーの回想シーンだったはずなのにいつの間にかジョセフの回想にすり替わって、ジョセフの場面につながるところとか、巧いなーと思って観てました。
だけど、ジョセフのアジトでのマウロとパメラのやり取りをギャグにする必要はないと思うんだけどなー。新公の効果音にはかなり引いたけど、本公演の「ポコっ!」という効果音もどうかと思うよ……↓そう作るなら、もっと場面全体をコメディタッチにしてあげないと、観客の気持ちが切れちゃうので。
エピローグも好きです。スティーヴがカッコいい!!(←いまさら?)
みわっちは本当に「立っているだけ」のしどころのない芝居をきっちりと埋めていて、すごいなあと思いました。蘭ちゃんキャシーの脇を通り過ぎて行くときの、さりげない一押し心に沁みる。さすがだ、みわっち。
東日本大震災から1か月半。東京近辺の生活はかなり平常に近づいてきたとはいえ、余震はいっこうに収まらず、長引く気配に気持ちは沈みがち。そんな中でも、花組公演が無事公演できたことは、とても幸運なことだったのだろうと思います。
実際、私が観た回で余震のため20分以上開演が遅れた日もありましたし、スタッフのみなさんは張りつめた緊張の日々だったんじゃないかな、と思います。
そんな中で、役者さんたちもテンションを保つのは大変だっただろうな、と、観るたびに思っていました。
それでも、笑顔で公演を終え、終わった後でもロビーで募金箱を持って、真摯にお礼を言ってくださった花組子の皆さま。本当にありがとう。
「ありがとう」を超える言葉があるなら、私も知りたい。その言葉で、みんなに今の気持ちを伝えたい。
ありがとう。あなたたちに元気をもらったから、その元気を少しでも届けたい、と思うことができました。あなたたちが笑ってくれるから。
それがどれほどの力となることか、あなたたちに伝えたい。「ありがとう」の替りに、もっともっと大きな、今の気持ちを。
最後の最後に、真瀬くんに募金できたのも良い思い出です♪
あの化粧顔で、あの眼力で、至近距離で「ありがとうございます」とか言われたひには……もう逃げるしかない!って感じでしたが(^ ^;ゞ、、、舞台に立ちたい、立てることが幸せ、といつも全身で叫んでいる真瀬くんに、こういう形でお礼を言えることも幸せなんだな、と思います。
迷いがあっても、戸惑いがあっても、それでも舞台に立つことを選んでくださった花組子と、それをまとめて引っ張ってくれた真飛さんに、心からの感謝を。
8人の卒業生を含むすべての花組っ子の、平安と幸せを祈りつつ。
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花組トークスペシャル
2011年4月20日 宝塚(花) コメント (2)日経ホールにて、花組トークスペシャルに参加してまいりました♪
もう、とにかく楽しかった!です(^ ^)。
メンバーは真野すがた、真瀬はるか、仙名彩世の三人。いやはや、いいメンバーでした(はぁと)。おっとり天然な上級生と、座持ちのいい芸達者な下級生。あんなに娘役がしっかり喋ってるのも珍しいし、なにより、めおちゃんのファンすぎて終始うるうるしていた真瀬が可愛くて可愛くて!!
いやーーー、ツボだらけでしたわ。
めおちゃんはキレイなブロンドをタイトにまとめて、黒い細身のスーツに白いブラウスで、全体にシンプルですっきりした印象。真瀬はジャケットの下にブルーのベスト。髪はちょっと赤みのあるストロベリーブロンドを後ろに流して……なんというか、「逆転裁判」のフェニックス・ライトみたいな感じ(^ ^)。めおちゃんと並ぶと少年っぽくて(体型の違いもあるし)、めっちゃ可愛かったです。
仙名ちゃんは淡いサーモンピンクのふわっとしたブラウスに、濃いピンクの膝丈フレア。髪は片方でまとめてましたが、顔まわりにくるんと残していたのがすごく可愛かった!
今回の公演は、ショーの舞台がパリ、ということで、トリコロールのお揃いのリボンを三人でつけていました。めおちゃんは胸にワンポイント、真瀬はリボンタイっぽく首もとに巻いて、仙名ちゃんは髪に。「真瀬はるかちゃんがつくってくれた」、とめおちゃんが言ってましたが、それぞれのファッションにも合ってたし、良かったと思います♪ っていうか、「真瀬はるかちゃん」呼びに萌。
最初のご挨拶は上級生順。
まー、挨拶しているめおちゃんの顔をじぃーーーーーっと見凝めていた真瀬くん。本当にファン目線でしたね。また絶妙な身長差があるので、ちょっと見上げる感じの角度がめっちゃ可愛い(*^ ^*)。
めおちゃんが、そんな真瀬を見るたびに、そっと笑いをこらえて目を逸らしてるのがとても素敵(^ ^)。
ご挨拶の内容はごくごく真面目なものだったのですが、それはCSで聞いていただくとして……。
青いジャケットの真瀬くん、白いシャツのめおちゃん、ピンクのスカートの仙名ちゃんで「服もトリコロール」と自慢げだったのに、席に座ると仙名ちゃん、真瀬くん、めおちゃん、司会の竹下さんの順になるので、トリコロールじゃなくなっちゃったのが残念(^ ^)。
最初は本公演の話から。
執事長のめおちゃん以下、三人ともローレン家の使用人ということで、ローレン家の話が多かったかな。
真瀬くんは婚活中という設定だそうで(伝わりにくい!)、いろいろ声をかけているようです。今日も仙名ちゃんを誘ってみたけど「ごめんなさい」されたらしい(^ ^;。とりあえず、私が観た日は春花きららちゃんと仙名ちゃんを誘っていたけど、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とゆーことわざを教えてあげたくなったなー。
執事長さんは、「とても愛情を持って見守っているんだけど、あまり目が行き届かないので職場恋愛の宝庫になってしまっている……そういうタイプの人になってるなーと感じてます」という、なんだか微妙なコメントでした(^ ^)。
職場恋愛をしようとがんばっている真瀬と仙名ちゃんが強くうなずいてました♪
竹下「ローレン家はどのくらいお金持ちなんですか?」
真野「たいそうなお金持ちです」
(中略)
竹下「じゃあ、お給料も……」
真野「はい、たくさんいただいてます」
真瀬(こそこそ)「違うんだね」
仙名(こそこそ)「私たちとは違いますね」
真瀬(こそこそ)「管理職だからー」
仙名(こそこそ)「ああ……」
みたいな下級生二人の内緒話がめっちゃ面白かったです。
新公の話で、「ふつうの人を演じたことがないので…」と言った真瀬に、大きくうなずくめおちゃん。
新公の前に真瀬と食事をする機会があって、そのときにめおちゃんが「どういう風に演じるつもりなの?」とツッコんだんだそうです。で、「そのときに話していた、彼女(真瀬)の『やりたいと思っていること』がちゃんと伝わったから、良かったと思う」というコメントが、上級生らしいな、と感心しました(^ ^)。……いや、結構微妙なコメントだと思うんですけどね。舞台の上で「なにもしない」って、本当に難しいことなんだろうな、きっと。
「スーツ物」ということで何かありましたか?みたいな質問に、ズボンのポケットに手をいれるときの動作の注意点を実演してくれた真瀬。そういえば、前回マメちゃん(日向燦)・天咲千華ちゃんと一緒に出た時は実演の嵐だったなー。あのときは、マメちゃんの話をすべて拾って実演していたけど、今回は大人しかった。……でも、「大人になった」んじゃなくて「大人しくめおちゃんに見惚れてた」と言いたくなるのはなぜだろう…(^ ^;;;
新公の話は、仙名ちゃんもたくさん話してくれました。くまちゃん(芽吹幸奈)の役ということで、「ああいう色っぽさはなかなか出せないけど、立っているだけでエネルギーを感じられる存在感を目指しました」と、目標を明解に語れるのはいいな、と思いました。
すごくしっかりして、ハキハキ喋る人なんですねー。スカイフェアリーズのイメージで、もっとおとなしい、ほわんとしたタイプかと思っていたのですが、話す内容もしっかりしているし、頭良いんだなあ、と。うーん、やっぱりクリスティーヌ歌ってほしいなあ(祈)。
そして、一生懸命語っている仙名ちゃんを隣でうんうん言いながら見ていた真瀬と、そんな二人を大きな視線で見守っていためおちゃん。いいトリオだった~~。
本公演と新人公演の話を綺麗に前半でまとめて、席替えしてからはオフの話をメインに。いやー、前回観た宙組の大ちゃんバージョンは時間配分がすごいことになっていたので、時間通りにさくさく進むのがすごいなーと感心しました(^ ^)。今回だって、結構いろいろ脱線していたのになあ。
芝居、歌、ダンスでどれをやりたい?という話で、仙名ちゃんが「今までは歌ばっかりだったんですが、最近芝居もすごくやりたくて」と言って、真瀬とがっつり芝居をしたい、と言ってました。次の新公、絡みがあるといいですね。
そういえばこの二人、一年前のマグノリア・コンサートで「ファントム」のナンバーをデュエットしてたんだなあ………(しみじみ)。
オフの話も面白かったけど、今回の一番メインは「あなたにとってめおちゃんって?」というお題でしたね。
とにかくめおちゃん大好きオーラを垂れ流していた真瀬くん。あんなに、最初から最後まで客席を見ないで上級生の貌を見ている人も珍しい(^ ^)。めおちゃんが「あと少しで…」みたいな話をするたびにうるうるして、そのたびに「やめてその顔」とめおちゃんに突っ込まれていたのもツボでした。「笑っちゃうからやめて」って……めおちゃん正直すぎる……。
「今日は泣かないって百回くらい言ったのに」って言いながらへろへろしてた真瀬くんですが、ネタは忘れませんでしたね。
仙名ちゃんが、めおちゃんについて「すごく癒されるのに、そこまでやるんだ!と思わされるところもあって」という話で
全ツの「メランコリックジゴロ」の司書役(中日では初姫さあや)で、笑いを取るのがいかに大変かを学んだ、という話をしたとき。(めおちゃんってどんな人?から、マチウの話になって、そういう話になったんですが)
めおちゃんが「感動させるより笑わせる方が難しい」、みたいな話をしていたら、真瀬くんが「めおさんには確実に笑いがとれるネタがあるじゃないですか!」と言いだして。
「バレエダンサーの」
「バレエダンサー」
「バ・レ・エ・ダ・ン・サ-」
三回くらい繰り返したところで客席から拍手。
「やりませんよ」
と言いながらもいろいろ話すめおちゃんでしたが、結局最後には立ちあがって、ちゃんと実演してくれました(*^ ^*)。
「開演30分前ー、開演30分前ー」という真瀬のナレーションに合わせて、首を回すめおちゃん。
………ホントにバレエダンサーに見える!(@ @)。
いやはや、CS放送が楽しみです♪♪
「おかしいなあ」と呟きながら席に戻るめおちゃん。
「本当は(真瀬も)ネタをいっぱい持っていて……。大休憩には上級生ゾーンでネタを披露する時間があるんだけど。……スミレコードにひっかかるから……」
などとぶつぶつ呟いていたのもとても面白いんですけど。……それもネタってことで良いですかね。
ファンに対するコメントにも、下級生への言葉にも、最後の挨拶にも深い愛があって、本当に優しい人だな、と心から思いました。
そして、真瀬くんも仙名ちゃんも、本当にめおちゃんを尊敬しているんだな、と(*^ ^*)。可愛いなあ……二人ともがんばって「花組らしさ」を継いでほしいし、めおちゃんには客席でしっかり見守っていただきたい、と祈っています。
あと4日。そう思うととても寂しくなりますが、めおちゃんも、それを見送る下級生お二人も、千秋楽までがんばってくださいね。
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もう、とにかく楽しかった!です(^ ^)。
メンバーは真野すがた、真瀬はるか、仙名彩世の三人。いやはや、いいメンバーでした(はぁと)。おっとり天然な上級生と、座持ちのいい芸達者な下級生。あんなに娘役がしっかり喋ってるのも珍しいし、なにより、めおちゃんのファンすぎて終始うるうるしていた真瀬が可愛くて可愛くて!!
いやーーー、ツボだらけでしたわ。
めおちゃんはキレイなブロンドをタイトにまとめて、黒い細身のスーツに白いブラウスで、全体にシンプルですっきりした印象。真瀬はジャケットの下にブルーのベスト。髪はちょっと赤みのあるストロベリーブロンドを後ろに流して……なんというか、「逆転裁判」のフェニックス・ライトみたいな感じ(^ ^)。めおちゃんと並ぶと少年っぽくて(体型の違いもあるし)、めっちゃ可愛かったです。
仙名ちゃんは淡いサーモンピンクのふわっとしたブラウスに、濃いピンクの膝丈フレア。髪は片方でまとめてましたが、顔まわりにくるんと残していたのがすごく可愛かった!
今回の公演は、ショーの舞台がパリ、ということで、トリコロールのお揃いのリボンを三人でつけていました。めおちゃんは胸にワンポイント、真瀬はリボンタイっぽく首もとに巻いて、仙名ちゃんは髪に。「真瀬はるかちゃんがつくってくれた」、とめおちゃんが言ってましたが、それぞれのファッションにも合ってたし、良かったと思います♪ っていうか、「真瀬はるかちゃん」呼びに萌。
最初のご挨拶は上級生順。
まー、挨拶しているめおちゃんの顔をじぃーーーーーっと見凝めていた真瀬くん。本当にファン目線でしたね。また絶妙な身長差があるので、ちょっと見上げる感じの角度がめっちゃ可愛い(*^ ^*)。
めおちゃんが、そんな真瀬を見るたびに、そっと笑いをこらえて目を逸らしてるのがとても素敵(^ ^)。
ご挨拶の内容はごくごく真面目なものだったのですが、それはCSで聞いていただくとして……。
青いジャケットの真瀬くん、白いシャツのめおちゃん、ピンクのスカートの仙名ちゃんで「服もトリコロール」と自慢げだったのに、席に座ると仙名ちゃん、真瀬くん、めおちゃん、司会の竹下さんの順になるので、トリコロールじゃなくなっちゃったのが残念(^ ^)。
最初は本公演の話から。
執事長のめおちゃん以下、三人ともローレン家の使用人ということで、ローレン家の話が多かったかな。
真瀬くんは婚活中という設定だそうで(伝わりにくい!)、いろいろ声をかけているようです。今日も仙名ちゃんを誘ってみたけど「ごめんなさい」されたらしい(^ ^;。とりあえず、私が観た日は春花きららちゃんと仙名ちゃんを誘っていたけど、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とゆーことわざを教えてあげたくなったなー。
執事長さんは、「とても愛情を持って見守っているんだけど、あまり目が行き届かないので職場恋愛の宝庫になってしまっている……そういうタイプの人になってるなーと感じてます」という、なんだか微妙なコメントでした(^ ^)。
職場恋愛をしようとがんばっている真瀬と仙名ちゃんが強くうなずいてました♪
竹下「ローレン家はどのくらいお金持ちなんですか?」
真野「たいそうなお金持ちです」
(中略)
竹下「じゃあ、お給料も……」
真野「はい、たくさんいただいてます」
真瀬(こそこそ)「違うんだね」
仙名(こそこそ)「私たちとは違いますね」
真瀬(こそこそ)「管理職だからー」
仙名(こそこそ)「ああ……」
みたいな下級生二人の内緒話がめっちゃ面白かったです。
新公の話で、「ふつうの人を演じたことがないので…」と言った真瀬に、大きくうなずくめおちゃん。
新公の前に真瀬と食事をする機会があって、そのときにめおちゃんが「どういう風に演じるつもりなの?」とツッコんだんだそうです。で、「そのときに話していた、彼女(真瀬)の『やりたいと思っていること』がちゃんと伝わったから、良かったと思う」というコメントが、上級生らしいな、と感心しました(^ ^)。……いや、結構微妙なコメントだと思うんですけどね。舞台の上で「なにもしない」って、本当に難しいことなんだろうな、きっと。
「スーツ物」ということで何かありましたか?みたいな質問に、ズボンのポケットに手をいれるときの動作の注意点を実演してくれた真瀬。そういえば、前回マメちゃん(日向燦)・天咲千華ちゃんと一緒に出た時は実演の嵐だったなー。あのときは、マメちゃんの話をすべて拾って実演していたけど、今回は大人しかった。……でも、「大人になった」んじゃなくて「大人しくめおちゃんに見惚れてた」と言いたくなるのはなぜだろう…(^ ^;;;
新公の話は、仙名ちゃんもたくさん話してくれました。くまちゃん(芽吹幸奈)の役ということで、「ああいう色っぽさはなかなか出せないけど、立っているだけでエネルギーを感じられる存在感を目指しました」と、目標を明解に語れるのはいいな、と思いました。
すごくしっかりして、ハキハキ喋る人なんですねー。スカイフェアリーズのイメージで、もっとおとなしい、ほわんとしたタイプかと思っていたのですが、話す内容もしっかりしているし、頭良いんだなあ、と。うーん、やっぱりクリスティーヌ歌ってほしいなあ(祈)。
そして、一生懸命語っている仙名ちゃんを隣でうんうん言いながら見ていた真瀬と、そんな二人を大きな視線で見守っていためおちゃん。いいトリオだった~~。
本公演と新人公演の話を綺麗に前半でまとめて、席替えしてからはオフの話をメインに。いやー、前回観た宙組の大ちゃんバージョンは時間配分がすごいことになっていたので、時間通りにさくさく進むのがすごいなーと感心しました(^ ^)。今回だって、結構いろいろ脱線していたのになあ。
芝居、歌、ダンスでどれをやりたい?という話で、仙名ちゃんが「今までは歌ばっかりだったんですが、最近芝居もすごくやりたくて」と言って、真瀬とがっつり芝居をしたい、と言ってました。次の新公、絡みがあるといいですね。
そういえばこの二人、一年前のマグノリア・コンサートで「ファントム」のナンバーをデュエットしてたんだなあ………(しみじみ)。
オフの話も面白かったけど、今回の一番メインは「あなたにとってめおちゃんって?」というお題でしたね。
とにかくめおちゃん大好きオーラを垂れ流していた真瀬くん。あんなに、最初から最後まで客席を見ないで上級生の貌を見ている人も珍しい(^ ^)。めおちゃんが「あと少しで…」みたいな話をするたびにうるうるして、そのたびに「やめてその顔」とめおちゃんに突っ込まれていたのもツボでした。「笑っちゃうからやめて」って……めおちゃん正直すぎる……。
「今日は泣かないって百回くらい言ったのに」って言いながらへろへろしてた真瀬くんですが、ネタは忘れませんでしたね。
仙名ちゃんが、めおちゃんについて「すごく癒されるのに、そこまでやるんだ!と思わされるところもあって」という話で
全ツの「メランコリックジゴロ」の司書役(中日では初姫さあや)で、笑いを取るのがいかに大変かを学んだ、という話をしたとき。(めおちゃんってどんな人?から、マチウの話になって、そういう話になったんですが)
めおちゃんが「感動させるより笑わせる方が難しい」、みたいな話をしていたら、真瀬くんが「めおさんには確実に笑いがとれるネタがあるじゃないですか!」と言いだして。
「バレエダンサーの」
「バレエダンサー」
「バ・レ・エ・ダ・ン・サ-」
三回くらい繰り返したところで客席から拍手。
「やりませんよ」
と言いながらもいろいろ話すめおちゃんでしたが、結局最後には立ちあがって、ちゃんと実演してくれました(*^ ^*)。
「開演30分前ー、開演30分前ー」という真瀬のナレーションに合わせて、首を回すめおちゃん。
………ホントにバレエダンサーに見える!(@ @)。
いやはや、CS放送が楽しみです♪♪
「おかしいなあ」と呟きながら席に戻るめおちゃん。
「本当は(真瀬も)ネタをいっぱい持っていて……。大休憩には上級生ゾーンでネタを披露する時間があるんだけど。……スミレコードにひっかかるから……」
などとぶつぶつ呟いていたのもとても面白いんですけど。……それもネタってことで良いですかね。
ファンに対するコメントにも、下級生への言葉にも、最後の挨拶にも深い愛があって、本当に優しい人だな、と心から思いました。
そして、真瀬くんも仙名ちゃんも、本当にめおちゃんを尊敬しているんだな、と(*^ ^*)。可愛いなあ……二人ともがんばって「花組らしさ」を継いでほしいし、めおちゃんには客席でしっかり見守っていただきたい、と祈っています。
あと4日。そう思うととても寂しくなりますが、めおちゃんも、それを見送る下級生お二人も、千秋楽までがんばってくださいね。
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若人たちのプレリュード【3】
2011年4月12日 宝塚(花) コメント (5)花組新人公演「愛のプレリュード」について。
■パメラ(実咲凜音/天咲千華)
「サブリナ」「コードヒーロー」と美しいソプラノを披露してきた凜音さんですが、低い音域はあまり得意ではないのでしょうか。ドスのきいた声が出せなくて苦労していた感じでした。
きれいな人なんですけど、表情があまり動かない……のかなあ?技術的面では歌も芝居も決して下手ではないし、顔だちも正統派の美人顔だと思うんですが、、、蘭ちゃん・千華ちゃんと「キュートな笑顔」が魅力の個性派女優と同じ役を演じたときに、何か違和感を感じてしまうんですよね。だからといって、宛書きのはずの「コードヒーロー」が素晴らしかったかというと……だしなあ。
うーん、娘役って難しい。
ちょっとツッコミになりますが。
最初のアジトの場面で、本公演ではパメラがマウロ(真輝いづみ)を平手で叩く場面。
新人公演のパメラは、持っていた酒瓶を思いっきり振り上げてマウロの頭を殴り付けていたんですが……
ガラスが割れる効果音までついていたところを見ると鈴木さんの演出指示だと思うんですけど、個人的には、やり過ぎ感があってあまり良いとは思えませんでした(T T)。
全体を通してのパメラの役づくりが「乱暴でガサツな女」というコンセプトになっていた訳でもないし、マウロがどMになっているわけでもない。だから、その場面だけ別人みたいで、ただのコントになっていた印象だったんですよね。
たった一動作であっても、どういう動機でそういう動作をするのか、ちゃんと裏付けのつじつまをあわせてから動かないといけないと思うし、座付きの演出家は
、そういうところこそキチンと指導できなくちゃいけないだろうに、と思いました。
■ステリー(白姫あかり/花野じゅりあ)、キーレイ(花蝶しほ/華耀きらり)、キーナ(春花きらら/天宮菜生)、アーヤ(菜那くらら/華月由舞)、ケイト(仙名彩世/芽吹幸奈)、システィー(真鳳つぐみ/月野姫花)
本公演では花組の誇る美人軍団のお出ましだ!としか言いようのない場面ですが、新人公演もなかなかレベルが高かったです(*^ ^*)。コメントはしてないけど、ローレン家のメイドたちも超可愛いし、花組って本当に良いよなあ……(感激)!!
■ドルフィー(天真みちる/紫峰七海)、アダム(日高大地/扇めぐむ)、デューイ(柚香光/朝夏まなと)、ゲイリー(水美舞斗/望海風斗)、ケビン(和海しょう/彩城レア)、ロバート(羽立光来/煌雅あさひ)
本公演ではそれぞれにキャラ立てして個性を出していたメンバーですが、新人公演は、一人一人が芝居をこなすのに精一杯だった印象。回数を経てこそ生まれてくる絆もあるでしょうから、あまり贅沢は言えませんが(^ ^;ゞ
そんな中で印象に残ったのは、朝夏まなとくんの役に入った柚香光さん。
目立つ容姿でショーでも抜擢されている彼女。正直、芝居や歌は全く期待していなかったんですが……(←ごめんなさい)、なかなか良かったと思います。声も良かったし、歌もまあまあ。今後経験を積んで、どんどん成長していってくれたらいいな、と思いました。
本公演のふみかも無駄遣いに見えて仕方がない今回のドルフィー。天真くんも良い感じに無駄遣いでしたね。この二人を配役するなら、もっと思いきって……いっそ彼だけはジョセフを裏切るとか、そういう行動に出てほしかった気がしました。仕事熱心なまともな会社員とか、ふみかと天真が勿体無い……とか真顔で思ってしまう自分が怖い……。
■メアリー先生(花奈澪/初姫さあや)
……この役って難しいんだなあ、としみじみ思いました。
なんてことのない役のように見えて、喋り方に独特のリズムがあるところとか、なかなか真似できないんだなあ、と。
花奈さん自身、1時間半を一つの役で通して演じる……ということに慣れていないんでしょうか。ひとつながりの会話の中なのに、台詞を話すトーンやスピードが一定じゃなくて、時々早口になったり上擦ったりしているのが気になりました。
本公演のさあやは、芝居には定評のある人。喋り方や発声法などを明らかに「不自然」な感じに作って、違和感やじれったさを意図的に観客にも感じさせる。記憶喪失、という「違和感」を表現するのに、こういう手段があったのか!と思いました。その「違和感」がダイレクトに伝わってこそ、何も告げずに遠くから見守るフレディーの深い優しさも伝わるんですよね。それがなかったら、ただの優柔不断な男に見えかねない。
さあやの芝居は、気持ちと技術がしっかり連動しているところがとても好きです。花奈さんはじめ、下級生のみんなで、もっともっと学んでほしい!(^ ^)。
■パン屋の主人(愛羽ふぶき/天真みちる)
巧いなーと感心しました。天真くんが非常に個性的な人なので、その役を演じるのは結構難しいと思うんですが、真正面から取り組んでいたのが良かったと思います。
■ガルボ(輝良まさと/夏美よう)
か、か、かっこいいーーー!!
すみません。
ナチコスが死ぬほど似合うハマと、ヒロインオーラだだ漏れな(鳳)真由ちゃんのジョセフの組み合わせは犯罪的にお似合いでした。途中で『どうぞどうぞ好きなだけヤっちゃってください』的な気分になってしまったわよっ!!(←自棄)
いやはや、ホント格好良かったです。
しかも歌もなく、出番はボロが出るほど多くなく、一番長い出番は踊ってるだけ!!まるでハマのためにあるような役……ああ、いや、そうじゃなくって!!長身美形スタイル抜群、眼光鋭いハマの当たり役だったと思います♪♪
真由ちゃんのジョセフが女主人公だとしたら、本公演でその愛を争ってるのはフレディー(真飛)とマウロ(華形)だけど、新公はフレディー(大河)とガルボ(輝良)なんですよね?
……鈴木さんとは、一度ゆっくり話をつけたいしたい……気がしますねぇ。
■カゲソロ(仙名彩世/初姫さあや)
お芝居のラストをしめくくるラヴシーンに流れる主題歌のカゲソロ。
本公演ではメアリー先生のさあやが包容力のある透明な声で歌っていて、すごく心に沁みる場面になっているのですが、新人公演の仙名さんもとても良かったです。
プログラムを見ていなかったので、新公もメアリー先生役の花奈さんかな?と思ったのですが、プログラムを見てとても納得。本当に綺麗な声ですよね!>仙名さん(^ ^)。次回作(「ファントム」)のクリスティーヌのナンバーも聴いてみたい……。
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■パメラ(実咲凜音/天咲千華)
「サブリナ」「コードヒーロー」と美しいソプラノを披露してきた凜音さんですが、低い音域はあまり得意ではないのでしょうか。ドスのきいた声が出せなくて苦労していた感じでした。
きれいな人なんですけど、表情があまり動かない……のかなあ?技術的面では歌も芝居も決して下手ではないし、顔だちも正統派の美人顔だと思うんですが、、、蘭ちゃん・千華ちゃんと「キュートな笑顔」が魅力の個性派女優と同じ役を演じたときに、何か違和感を感じてしまうんですよね。だからといって、宛書きのはずの「コードヒーロー」が素晴らしかったかというと……だしなあ。
うーん、娘役って難しい。
ちょっとツッコミになりますが。
最初のアジトの場面で、本公演ではパメラがマウロ(真輝いづみ)を平手で叩く場面。
新人公演のパメラは、持っていた酒瓶を思いっきり振り上げてマウロの頭を殴り付けていたんですが……
ガラスが割れる効果音までついていたところを見ると鈴木さんの演出指示だと思うんですけど、個人的には、やり過ぎ感があってあまり良いとは思えませんでした(T T)。
全体を通してのパメラの役づくりが「乱暴でガサツな女」というコンセプトになっていた訳でもないし、マウロがどMになっているわけでもない。だから、その場面だけ別人みたいで、ただのコントになっていた印象だったんですよね。
たった一動作であっても、どういう動機でそういう動作をするのか、ちゃんと裏付けのつじつまをあわせてから動かないといけないと思うし、座付きの演出家は
、そういうところこそキチンと指導できなくちゃいけないだろうに、と思いました。
■ステリー(白姫あかり/花野じゅりあ)、キーレイ(花蝶しほ/華耀きらり)、キーナ(春花きらら/天宮菜生)、アーヤ(菜那くらら/華月由舞)、ケイト(仙名彩世/芽吹幸奈)、システィー(真鳳つぐみ/月野姫花)
本公演では花組の誇る美人軍団のお出ましだ!としか言いようのない場面ですが、新人公演もなかなかレベルが高かったです(*^ ^*)。コメントはしてないけど、ローレン家のメイドたちも超可愛いし、花組って本当に良いよなあ……(感激)!!
■ドルフィー(天真みちる/紫峰七海)、アダム(日高大地/扇めぐむ)、デューイ(柚香光/朝夏まなと)、ゲイリー(水美舞斗/望海風斗)、ケビン(和海しょう/彩城レア)、ロバート(羽立光来/煌雅あさひ)
本公演ではそれぞれにキャラ立てして個性を出していたメンバーですが、新人公演は、一人一人が芝居をこなすのに精一杯だった印象。回数を経てこそ生まれてくる絆もあるでしょうから、あまり贅沢は言えませんが(^ ^;ゞ
そんな中で印象に残ったのは、朝夏まなとくんの役に入った柚香光さん。
目立つ容姿でショーでも抜擢されている彼女。正直、芝居や歌は全く期待していなかったんですが……(←ごめんなさい)、なかなか良かったと思います。声も良かったし、歌もまあまあ。今後経験を積んで、どんどん成長していってくれたらいいな、と思いました。
本公演のふみかも無駄遣いに見えて仕方がない今回のドルフィー。天真くんも良い感じに無駄遣いでしたね。この二人を配役するなら、もっと思いきって……いっそ彼だけはジョセフを裏切るとか、そういう行動に出てほしかった気がしました。仕事熱心なまともな会社員とか、ふみかと天真が勿体無い……とか真顔で思ってしまう自分が怖い……。
■メアリー先生(花奈澪/初姫さあや)
……この役って難しいんだなあ、としみじみ思いました。
なんてことのない役のように見えて、喋り方に独特のリズムがあるところとか、なかなか真似できないんだなあ、と。
花奈さん自身、1時間半を一つの役で通して演じる……ということに慣れていないんでしょうか。ひとつながりの会話の中なのに、台詞を話すトーンやスピードが一定じゃなくて、時々早口になったり上擦ったりしているのが気になりました。
本公演のさあやは、芝居には定評のある人。喋り方や発声法などを明らかに「不自然」な感じに作って、違和感やじれったさを意図的に観客にも感じさせる。記憶喪失、という「違和感」を表現するのに、こういう手段があったのか!と思いました。その「違和感」がダイレクトに伝わってこそ、何も告げずに遠くから見守るフレディーの深い優しさも伝わるんですよね。それがなかったら、ただの優柔不断な男に見えかねない。
さあやの芝居は、気持ちと技術がしっかり連動しているところがとても好きです。花奈さんはじめ、下級生のみんなで、もっともっと学んでほしい!(^ ^)。
■パン屋の主人(愛羽ふぶき/天真みちる)
巧いなーと感心しました。天真くんが非常に個性的な人なので、その役を演じるのは結構難しいと思うんですが、真正面から取り組んでいたのが良かったと思います。
■ガルボ(輝良まさと/夏美よう)
か、か、かっこいいーーー!!
すみません。
ナチコスが死ぬほど似合うハマと、ヒロインオーラだだ漏れな(鳳)真由ちゃんのジョセフの組み合わせは犯罪的にお似合いでした。途中で『どうぞどうぞ好きなだけヤっちゃってください』的な気分になってしまったわよっ!!(←自棄)
いやはや、ホント格好良かったです。
しかも歌もなく、出番はボロが出るほど多くなく、一番長い出番は踊ってるだけ!!まるでハマのためにあるような役……ああ、いや、そうじゃなくって!!長身美形スタイル抜群、眼光鋭いハマの当たり役だったと思います♪♪
真由ちゃんのジョセフが女主人公だとしたら、本公演でその愛を争ってるのはフレディー(真飛)とマウロ(華形)だけど、新公はフレディー(大河)とガルボ(輝良)なんですよね?
……鈴木さんとは、一度ゆっくり話を
■カゲソロ(仙名彩世/初姫さあや)
お芝居のラストをしめくくるラヴシーンに流れる主題歌のカゲソロ。
本公演ではメアリー先生のさあやが包容力のある透明な声で歌っていて、すごく心に沁みる場面になっているのですが、新人公演の仙名さんもとても良かったです。
プログラムを見ていなかったので、新公もメアリー先生役の花奈さんかな?と思ったのですが、プログラムを見てとても納得。本当に綺麗な声ですよね!>仙名さん(^ ^)。次回作(「ファントム」)のクリスティーヌのナンバーも聴いてみたい……。
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若人たちのプレリュード【2】
2011年4月10日 宝塚(花) コメント (2)花組新人公演「愛のプレリュード」について。
何の順番にしようかと迷ったのですが、とりあえず出番順に。
■スティーヴ・ドノバン(真瀬はるか/愛音羽麗)
落ち着いた喋り方と、ちょっと気障(なつもりなんだろう、本人的には)な仕草。嫌味の無い、でも、ただのぼんぼんではなくて、本人が「成功者」であることを意識した感じがあったと思います。
本役のみわっちに比べると、多少は裏稼業にも通じている印象で、馬鹿正直で一途な正義漢・フレディーに憧れつつ、心配してあれこれ世話をやく、ちょっとおばさんっぽい 親切だけどウザい感じがよくでてたのが面白いな、と。
とにかく声がよくて台詞も明晰な人なので、説明的な台詞が多い今回の役は危なげなくこなしてました。逆に、研5にしてやっと「抑えた」役がきたことは、いい勉強になったんじゃないかと思います。良くも悪くもやり過ぎな人なので。(←そこが好きなんですが)(って、駄目じゃん私)
若干気になったのは衣装の着方かな。スーツの着こなし自体は悪くないんですが、最初の場面でジャケットの前ボタンをとめていたのは野暮ったかったような。脚本上の役割は、フレディーよりも上目線の「デキる」男だと思うんだけど、吊るしの背広を着た新入社員みたいだったよ(T T)。
ところで。
本公演を観た時から疑問に思っていたんですが、フレディーとスティーヴはどうやって知り合ったんでしょうか?ジョセフのことを全く知らないってことは、刑事時代のフレディーのことは直接は知らないってことですよね……?どういう仲なんだろう?
■ジュリー(天咲千華/桜一花)
可愛い~~~!!
小さな一花ちゃんが小さなおばあちゃんを演じているのは普通に可愛いんですが、娘役としては長身の千華ちゃんが演じていると、犯罪的に可愛いです!!
ピンクに丸くいれたチークが死ぬほど可愛い。あのほっぺたをつんつんしたい(*^ ^*)(←こら)
芝居力には定評のある人ですが、子役からおばあちゃんまで、男役から虞妃まで、本当に幅広い人だった、とあらためて感心します。今回も、声が本公演のパメラとは全くちがっていて、本当にあれが同一人物か?と信じられない気分。
あらためて卒業が残念ですが、また外の世界でもいろいろな役に挑戦してほしいです。
これからのご活躍を、お祈りしています!
■ドイル(銀華水/悠真倫)
か、か、かっこいい……!!
お髭とトレンチコートがなんて似合うんでしょう(*^ ^*)まだ若いのに、うっとりするほど素敵なオジサマでした。素晴らしい!!
最後の情けないところもサマになっていて、あのドイルさんなら、すっぱりと研究所を閉めて、後継者を探すという行動も納得できるな、と思いました。
■アレン(冴華りおな/真野すがた)
立ち姿のキレイな人で、めおちゃんの衣装もよく着こなしていたと思います。
……めおちゃんって、立っているだけで華やかなんだな~~、と思いましたが、冴華さんはまだ下級生ですものね。今回の役は良い勉強になったと思うし、これからに期待しています。
■キース警部(鳳龍アヤ/高翔みず希)、ガイル刑事(朝陽みらい/眉月凰)
本公演では警官役のお二人。新人公演ではそのまま出世されてましたが、なかなか面白い役づくりだったと思います。
本公演では相当な曲者感のあるお二人(特にさお太さん)ですが、新人公演は意外に青臭い印象でした。悪を憎み、一生懸命闘ったけれども、結局金には敵わなくて諦めた…みたいなヤル気の無さを漂わせて、まさにジョセフと表裏一体、という感じ。
なんていうのかな、やっぱり「若い」んでしょうね、たぶん。さお太さんや王子と、真飛ぶさん壮ちゃんに対して、真由ちゃんがりんくんと鳳龍・朝陽の学年って完全に逆転しているわけで。「悪」に対する対応も、すごく青臭い。でも、だからこそフレディーの告発を受けて目が覚めて、ラストシーンではあっさりと態度が変わるあたりも、若からこその変わり身の早さ(反省のはやさ)があって、納得しやすかったと思います。
また、それを受けるジョセフも違っていたのが面白かったです。
二人が警官と話しているときに後ろのセットからでてくるジョセフ。
本公演では、二人の顔をみてすぐに物陰に隠れようとするんですが、新公の真由ちゃんは、しばらく二人の話を聞いていたんですよね。で、「やっぱりあいつら……!!」みたいな貌をして、背を向けた(@ @)。
本公演ではジョセフ側に(自分は悪いことをしているんだという)罪悪感があるんですが、新公では、ジョセフ自身はそうは思っていないんだな、と。あいつらが悪いんだ、くらいに考えていたっぽい感じでした。
それが、フレディーと再会して、やっぱり俺のやっていたことはあいつら(刑事たち)と同じだ、と気付く……そのあたりの思考もヒロインらしいんですが(^ ^;ゞ、
もとい、鈴木さんの意図がどちらにあったのかはわかりませんが、結果的には説得力のある芝居になっていたと思います。
鳳龍さんと朝陽さん。お二人ともこの公演をもって卒業されるわけですが、、、二人ともすごく芝居心の人たちだと思うので、最後にこういうやりがいのある役を演じてくれて、嬉しいです。「フィフティ・フィフティ」で輝いていた笑顔、忘れません。
これからの未来が明るいものでありますように。
■カフェの店員(神房佳希・舞月なぎさ/月央和沙・冴月瑠那)
実は、すみれ売りの頃から舞月さんが可愛くてお気に入りな猫ですが、このカフェの店員はめっちゃツボでした。かーわーいーいーー!!有能そうな先輩(?)の神房さんと、ちょっとボーっとした後輩の舞月さん、って感じなのかなあ?(←かなり適当)二人のまったりした空気がとっても良かったです。あの制服もめちゃくちゃ似合ってました(はぁと)。スタイルが良いって素敵なことだ!次こそは台詞のある役がつくといいなあ……。
神房さんも、ちょっとした仕草がかっこいいなーと思いました♪いいコンビだったなあ♪
■マウロ(真輝いづみ/華形ひかる)
今回の公演で一番の儲け役……だったはずなのに、ジョセフがヒロイン化したせいで、ちょっと割を食った気がしました。
無骨だけど気弱で優しい、みたいなギャップが魅力の役なんですけど、ちょっと「無骨」が前に出すぎちゃったかな。あと、踊っているときに見せる色気を、芝居でも出してくれたら言うこと無いです。うん。
ああ、終わらなかった……すみません、もう一回続きます(汗)。
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何の順番にしようかと迷ったのですが、とりあえず出番順に。
■スティーヴ・ドノバン(真瀬はるか/愛音羽麗)
落ち着いた喋り方と、ちょっと気障(なつもりなんだろう、本人的には)な仕草。嫌味の無い、でも、ただのぼんぼんではなくて、本人が「成功者」であることを意識した感じがあったと思います。
本役のみわっちに比べると、多少は裏稼業にも通じている印象で、馬鹿正直で一途な正義漢・フレディーに憧れつつ、心配してあれこれ世話をやく、ちょっと
とにかく声がよくて台詞も明晰な人なので、説明的な台詞が多い今回の役は危なげなくこなしてました。逆に、研5にしてやっと「抑えた」役がきたことは、いい勉強になったんじゃないかと思います。良くも悪くもやり過ぎな人なので。(←そこが好きなんですが)(って、駄目じゃん私)
若干気になったのは衣装の着方かな。スーツの着こなし自体は悪くないんですが、最初の場面でジャケットの前ボタンをとめていたのは野暮ったかったような。脚本上の役割は、フレディーよりも上目線の「デキる」男だと思うんだけど、吊るしの背広を着た新入社員みたいだったよ(T T)。
ところで。
本公演を観た時から疑問に思っていたんですが、フレディーとスティーヴはどうやって知り合ったんでしょうか?ジョセフのことを全く知らないってことは、刑事時代のフレディーのことは直接は知らないってことですよね……?どういう仲なんだろう?
■ジュリー(天咲千華/桜一花)
可愛い~~~!!
小さな一花ちゃんが小さなおばあちゃんを演じているのは普通に可愛いんですが、娘役としては長身の千華ちゃんが演じていると、犯罪的に可愛いです!!
ピンクに丸くいれたチークが死ぬほど可愛い。あのほっぺたをつんつんしたい(*^ ^*)(←こら)
芝居力には定評のある人ですが、子役からおばあちゃんまで、男役から虞妃まで、本当に幅広い人だった、とあらためて感心します。今回も、声が本公演のパメラとは全くちがっていて、本当にあれが同一人物か?と信じられない気分。
あらためて卒業が残念ですが、また外の世界でもいろいろな役に挑戦してほしいです。
これからのご活躍を、お祈りしています!
■ドイル(銀華水/悠真倫)
か、か、かっこいい……!!
お髭とトレンチコートがなんて似合うんでしょう(*^ ^*)まだ若いのに、うっとりするほど素敵なオジサマでした。素晴らしい!!
最後の情けないところもサマになっていて、あのドイルさんなら、すっぱりと研究所を閉めて、後継者を探すという行動も納得できるな、と思いました。
■アレン(冴華りおな/真野すがた)
立ち姿のキレイな人で、めおちゃんの衣装もよく着こなしていたと思います。
……めおちゃんって、立っているだけで華やかなんだな~~、と思いましたが、冴華さんはまだ下級生ですものね。今回の役は良い勉強になったと思うし、これからに期待しています。
■キース警部(鳳龍アヤ/高翔みず希)、ガイル刑事(朝陽みらい/眉月凰)
本公演では警官役のお二人。新人公演ではそのまま出世されてましたが、なかなか面白い役づくりだったと思います。
本公演では相当な曲者感のあるお二人(特にさお太さん)ですが、新人公演は意外に青臭い印象でした。悪を憎み、一生懸命闘ったけれども、結局金には敵わなくて諦めた…みたいなヤル気の無さを漂わせて、まさにジョセフと表裏一体、という感じ。
なんていうのかな、やっぱり「若い」んでしょうね、たぶん。さお太さんや王子と、真飛ぶさん壮ちゃんに対して、真由ちゃんがりんくんと鳳龍・朝陽の学年って完全に逆転しているわけで。「悪」に対する対応も、すごく青臭い。でも、だからこそフレディーの告発を受けて目が覚めて、ラストシーンではあっさりと態度が変わるあたりも、若からこその変わり身の早さ(反省のはやさ)があって、納得しやすかったと思います。
また、それを受けるジョセフも違っていたのが面白かったです。
二人が警官と話しているときに後ろのセットからでてくるジョセフ。
本公演では、二人の顔をみてすぐに物陰に隠れようとするんですが、新公の真由ちゃんは、しばらく二人の話を聞いていたんですよね。で、「やっぱりあいつら……!!」みたいな貌をして、背を向けた(@ @)。
本公演ではジョセフ側に(自分は悪いことをしているんだという)罪悪感があるんですが、新公では、ジョセフ自身はそうは思っていないんだな、と。あいつらが悪いんだ、くらいに考えていたっぽい感じでした。
それが、フレディーと再会して、やっぱり俺のやっていたことはあいつら(刑事たち)と同じだ、と気付く……そのあたりの思考もヒロインらしいんですが(^ ^;ゞ、
もとい、鈴木さんの意図がどちらにあったのかはわかりませんが、結果的には説得力のある芝居になっていたと思います。
鳳龍さんと朝陽さん。お二人ともこの公演をもって卒業されるわけですが、、、二人ともすごく芝居心の人たちだと思うので、最後にこういうやりがいのある役を演じてくれて、嬉しいです。「フィフティ・フィフティ」で輝いていた笑顔、忘れません。
これからの未来が明るいものでありますように。
■カフェの店員(神房佳希・舞月なぎさ/月央和沙・冴月瑠那)
実は、すみれ売りの頃から舞月さんが可愛くてお気に入りな猫ですが、このカフェの店員はめっちゃツボでした。かーわーいーいーー!!有能そうな先輩(?)の神房さんと、ちょっとボーっとした後輩の舞月さん、って感じなのかなあ?(←かなり適当)二人のまったりした空気がとっても良かったです。あの制服もめちゃくちゃ似合ってました(はぁと)。スタイルが良いって素敵なことだ!次こそは台詞のある役がつくといいなあ……。
神房さんも、ちょっとした仕草がかっこいいなーと思いました♪いいコンビだったなあ♪
■マウロ(真輝いづみ/華形ひかる)
今回の公演で一番の儲け役……だったはずなのに、ジョセフがヒロイン化したせいで、ちょっと割を食った気がしました。
無骨だけど気弱で優しい、みたいなギャップが魅力の役なんですけど、ちょっと「無骨」が前に出すぎちゃったかな。あと、踊っているときに見せる色気を、芝居でも出してくれたら言うこと無いです。うん。
ああ、終わらなかった……すみません、もう一回続きます(汗)。
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若人たちのプレリュード
2011年4月7日 宝塚(花) コメント (2)東京宝塚劇場にて、花組新人公演「愛のプレリュード」を観劇してまいりました。
……の前に、一つ。
宙組の妃宮さくらちゃん(89期)、天輝トニカさん(92期)、七瀬りりこさん(93期)が、次回大劇場公演千秋楽付で卒業することが発表されました。
先月末付で卒業された雅桜歌さんと合わせて、4人。
毎公演誰かが卒業して、そして研1が入ってくる、それが宝塚の宿命とはいえ、新公学年の、それも学年の割に活躍していた二人が花園を去ってしまうのはとても寂しい。
二人とも、研3とか研4とかで本公演でソロを歌っていたのになあ……。
そして、たまみちゃん(妃宮)。
月組「シニョール・ドンファン」初舞台の89期。たまみちゃんと(羽桜)しずく、桜寿ひらりさんの三人で祐飛さんのお茶会にゲストで来てくれたのを、今でも鮮明に覚えています。三人ともホントに可愛くて、「三人とも名前に桜が入っているから、さくらトリオ」とか嬉しそうに話していた祐飛さんの、鼻の下がでろ~んと伸びていたのも懐かしい。
桜寿ひらりさんとはその後は縁が無く、しずくとはすれ違いで組替えになって……。たまみちゃんだけ、研7になっていきなり博多座で共演、丸2年同じ舞台に立つことができました。
まさか貴女に花束を渡して見送ることになろうとは、本当に思いもしなかったよ!!
美人でボンキュッボンで、笑顔がキュートなたまみちゃん。最後の役は「市」。お市の方なんですよね、きっと。最後の最後に「美人」の役が来て、嬉しいです。
卒業までの短い時間、どうぞたくさんの幸せがありますように。
昼間にそんな心乱れるニュースをみてちょっと落ち込んでいた猫ですが、
花組新人公演は、とても面白かったです。
……最近の花組新公の中では、久しぶりに「新人公演らしい新人公演」でしたが。いろんな意味で。
新公演出は、本公演と同じ鈴木圭。
本公演と新人公演の演出が同じな場合、キャスティングに演出家の本音が出るというか、「ああ、この脚本はこういう意図があったのか!」と目から鱗が落ちたりすることが多いのですが(正塚さん以外)、今回もなかなか興味深かったです。
なんといっても、二番手のジョセフ(壮一帆/鳳真由)のキャラクターが全然違っていたのが新鮮でした。
私、まだ本公演のお芝居の感想はあまりきちんと書いていないんですが(←ちょっと書きにくくて/汗)、脚本的にはジョセフがヒロインみたいな話だよなーとずっと思っていました。
蘭ちゃんのキャシーもとても可愛いんですけど、あまりにもフレディとジョセフの純愛が深すぎて(^ ^;、女の子の入る隙がないというか………いや、あの、なんというか。
なのに、「壮一帆」って人は、そこまで人に依存するタイプじゃない……というか、そういう役はあまり似合わないタイプの役者なんだと思います。
「弟」的な甘えたなタイプか、逆に大長老クラスの「どS」なツンデレタイプか、そういう極端な役が得意で、ヨン・ホゲとかジョセフみたいな、ある意味宝塚王道の二番手役というか(^ ^;、苦悩系のマイナス思考な役は実は不得手なんじゃないかと思ったんですよね。壮ちゃんの芝居は、根っ子のところが陽性だから。
本公演だけを観ていたときは、脚本的にはジョセフがヒロインなのに、壮ちゃんはあくまで「どS」だから、なんか違和感があるなあ~くらいに思っていたのですが。
新人公演を観て、ジョセフがヒロインで主演だよ!と、大変驚いたのでした。
なんというか。「風と共に去りぬ」スカーレット編、的な意味で、「愛のプレリュード」ジョセフ編、といって良いのではないかと。
脚本は一文字一句(多分)変わってないはずなのに、演出も大して変ってないはずなのに、ジョセフのキャラクターが苦悩型の役者になっただけでこんなに立ち位置が変わるものなのか、と
銀橋でフレディーと話したあとの
「お前が撃たれて……俺も喪ったものは大きかった…」
というモノローグの苦悩が色濃すぎて、本気で驚きました。
ああ、鈴木さんは、こういうつもりでこの場面を書いたのか?と。
がりんちゃん(大河凜)のフレディーも、研4であの難役をよくこなしたな、と思います。
そもそもがりんちゃんの最大の魅力はピュアで真っ直ぐな優しさで、ああいう表面だけひねくれた大人の男はあまり柄じゃないと思うんですよね。
その割には、同期のべーちゃん(桜咲彩花)に対する包容力はちゃんと見せてくれて、今後が楽しみだなあと思ったのですが、、、残念ながら、暴走した真由ちゃんの熱愛を受け止める度量はなかったらしい(←当たり前か?)
元々歌が得意な人なのに、音域が合わなくて苦労していたのも残念。歌いあげる部分はさすがだったんだけど、武器を奪われるのは辛かったでしょうね。
響きの柔らかな美声が魅力の人なので、声質を荒らさないように気をつけて、うまく音域を広げていってほしい。いい先生と巡り合えますように。
べーちゃんは可愛くて可愛くて可愛くて、本当に可愛かったーー!(*^ ^*)
蘭ちゃんの芝居をほぼ踏襲していた印象ですが、がりんちゃんとの年齢差がないぶん、ラストのラブシーンが良かったです。
がりんちゃんに後ろから抱きつくまでの芝居がとても好き。そして、荷物を投げ捨ててから、それでもなお逡巡するがりんちゃんの迷いが、とても愛おしかった。
研7でもないのに同期で新人公演主演コンビ(しかも両方初主演)って珍しいと思うんですが、身長差はなくても、お似合いの素敵なコンビでした。
演出的には、、、細かい違いはあまり気がつきませんでしたが、ラストは大きく違いましたね。キャシーと別れた後のフレディーは銀橋を渡らずにそのまま上手の花道へはけていく。本公演のラスト銀橋はサヨナラの特別仕様なので、芝居としては無い方がすわりがいいんだな、と思いました。
あとは何か違ってたかな?やっぱり、贔屓組じゃないと演出の細かいところは覚えてないものですね。すみません。
続きはまた近いうちに(^ ^)。
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……の前に、一つ。
宙組の妃宮さくらちゃん(89期)、天輝トニカさん(92期)、七瀬りりこさん(93期)が、次回大劇場公演千秋楽付で卒業することが発表されました。
先月末付で卒業された雅桜歌さんと合わせて、4人。
毎公演誰かが卒業して、そして研1が入ってくる、それが宝塚の宿命とはいえ、新公学年の、それも学年の割に活躍していた二人が花園を去ってしまうのはとても寂しい。
二人とも、研3とか研4とかで本公演でソロを歌っていたのになあ……。
そして、たまみちゃん(妃宮)。
月組「シニョール・ドンファン」初舞台の89期。たまみちゃんと(羽桜)しずく、桜寿ひらりさんの三人で祐飛さんのお茶会にゲストで来てくれたのを、今でも鮮明に覚えています。三人ともホントに可愛くて、「三人とも名前に桜が入っているから、さくらトリオ」とか嬉しそうに話していた祐飛さんの、鼻の下がでろ~んと伸びていたのも懐かしい。
桜寿ひらりさんとはその後は縁が無く、しずくとはすれ違いで組替えになって……。たまみちゃんだけ、研7になっていきなり博多座で共演、丸2年同じ舞台に立つことができました。
まさか貴女に花束を渡して見送ることになろうとは、本当に思いもしなかったよ!!
美人でボンキュッボンで、笑顔がキュートなたまみちゃん。最後の役は「市」。お市の方なんですよね、きっと。最後の最後に「美人」の役が来て、嬉しいです。
卒業までの短い時間、どうぞたくさんの幸せがありますように。
昼間にそんな心乱れるニュースをみてちょっと落ち込んでいた猫ですが、
花組新人公演は、とても面白かったです。
……最近の花組新公の中では、久しぶりに「新人公演らしい新人公演」でしたが。いろんな意味で。
新公演出は、本公演と同じ鈴木圭。
本公演と新人公演の演出が同じな場合、キャスティングに演出家の本音が出るというか、「ああ、この脚本はこういう意図があったのか!」と目から鱗が落ちたりすることが多いのですが(正塚さん以外)、今回もなかなか興味深かったです。
なんといっても、二番手のジョセフ(壮一帆/鳳真由)のキャラクターが全然違っていたのが新鮮でした。
私、まだ本公演のお芝居の感想はあまりきちんと書いていないんですが(←ちょっと書きにくくて/汗)、脚本的にはジョセフがヒロインみたいな話だよなーとずっと思っていました。
蘭ちゃんのキャシーもとても可愛いんですけど、あまりにもフレディとジョセフの純愛が深すぎて(^ ^;、女の子の入る隙がないというか………いや、あの、なんというか。
なのに、「壮一帆」って人は、そこまで人に依存するタイプじゃない……というか、そういう役はあまり似合わないタイプの役者なんだと思います。
「弟」的な甘えたなタイプか、逆に大長老クラスの「どS」なツンデレタイプか、そういう極端な役が得意で、ヨン・ホゲとかジョセフみたいな、ある意味宝塚王道の二番手役というか(^ ^;、苦悩系のマイナス思考な役は実は不得手なんじゃないかと思ったんですよね。壮ちゃんの芝居は、根っ子のところが陽性だから。
本公演だけを観ていたときは、脚本的にはジョセフがヒロインなのに、壮ちゃんはあくまで「どS」だから、なんか違和感があるなあ~くらいに思っていたのですが。
新人公演を観て、ジョセフがヒロインで主演だよ!と、大変驚いたのでした。
なんというか。「風と共に去りぬ」スカーレット編、的な意味で、「愛のプレリュード」ジョセフ編、といって良いのではないかと。
脚本は一文字一句(多分)変わってないはずなのに、演出も大して変ってないはずなのに、ジョセフのキャラクターが苦悩型の役者になっただけでこんなに立ち位置が変わるものなのか、と
銀橋でフレディーと話したあとの
「お前が撃たれて……俺も喪ったものは大きかった…」
というモノローグの苦悩が色濃すぎて、本気で驚きました。
ああ、鈴木さんは、こういうつもりでこの場面を書いたのか?と。
がりんちゃん(大河凜)のフレディーも、研4であの難役をよくこなしたな、と思います。
そもそもがりんちゃんの最大の魅力はピュアで真っ直ぐな優しさで、ああいう表面だけひねくれた大人の男はあまり柄じゃないと思うんですよね。
その割には、同期のべーちゃん(桜咲彩花)に対する包容力はちゃんと見せてくれて、今後が楽しみだなあと思ったのですが、、、残念ながら、暴走した真由ちゃんの熱愛を受け止める度量はなかったらしい(←当たり前か?)
元々歌が得意な人なのに、音域が合わなくて苦労していたのも残念。歌いあげる部分はさすがだったんだけど、武器を奪われるのは辛かったでしょうね。
響きの柔らかな美声が魅力の人なので、声質を荒らさないように気をつけて、うまく音域を広げていってほしい。いい先生と巡り合えますように。
べーちゃんは可愛くて可愛くて可愛くて、本当に可愛かったーー!(*^ ^*)
蘭ちゃんの芝居をほぼ踏襲していた印象ですが、がりんちゃんとの年齢差がないぶん、ラストのラブシーンが良かったです。
がりんちゃんに後ろから抱きつくまでの芝居がとても好き。そして、荷物を投げ捨ててから、それでもなお逡巡するがりんちゃんの迷いが、とても愛おしかった。
研7でもないのに同期で新人公演主演コンビ(しかも両方初主演)って珍しいと思うんですが、身長差はなくても、お似合いの素敵なコンビでした。
演出的には、、、細かい違いはあまり気がつきませんでしたが、ラストは大きく違いましたね。キャシーと別れた後のフレディーは銀橋を渡らずにそのまま上手の花道へはけていく。本公演のラスト銀橋はサヨナラの特別仕様なので、芝居としては無い方がすわりがいいんだな、と思いました。
あとは何か違ってたかな?やっぱり、贔屓組じゃないと演出の細かいところは覚えてないものですね。すみません。
続きはまた近いうちに(^ ^)。
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サンタモニカに別れを告げて
2011年3月6日 宝塚(花)花組大劇場公演「愛のプレリュード/Le Paradis!」を観劇してまいりました!
トップスター・真飛聖さんをはじめとする、8人の大事な組子たちの卒業公演、最後の週末。
劇場の中にも外にも白い服を着た人が溢れて、熱い空気と涙が充満した、不思議な空間でした。
お芝居は、、、、うーむ(^ ^;ゞ
脚本的には、最後の場面が先に出来てたんじゃないか?と思いました。
全てが終わった後でのフレディとスティーヴとの会話と、それに続く一連の場面が先にあって、その場面につながるように中身を創った……みたいな。
内容の細かいところは全然違いますが、全体を囲む大枠の構造は、植田景子さんの「Hollywood Lover」や「My Dear New Orleans」とよく似ているな、と思いました。
一人の男が故郷に帰ってくる。そして、いろんなことがあって、一人の女と出会い、恋をして、、、でも、最後には別れてその街を出て行く。「愛するわが街、俺は決して忘れない。いつまでも愛している」と呟きながら、……この街で得た愛を、噛みしめながら。
要するに、サヨナラ用の芝居だってことなんでしょうね。
大きく違うのは、見送る人が相手役(蘭乃はな)だったことですが……蘭ちゃんが残るから、ではなくて、やっぱり主演者のキャラクターかなあ。祐飛さんやトウコさんだと、傷は深ければ深いほど!みたいなのがあるけど、真飛さんだと爽やかに終わらせたい、と。
っていうか、だからこそ植田景子ではなくて鈴木圭だったんだろう、と。
そして。
……この公演は、芝居の脚本がどうこういう公演ではないんだな、と思いました。
どんなに内容がぐだぐだでも構わない。
「お前の今の相棒は俺だ!」
「もし目が覚めたら、もう一度相棒にしてくれるか?」
「フレディーーーーーーっ!!!」
「俺を育ててくれたこの街……」
これでもか!というくらいてんこ盛りなサヨナラ仕様の台詞が先にあって、それらをつなぐためのにストーリーを創った、という感じだったので。
鈴木さんって、……使いたい台詞・やりたい展開のために役の人物がやりそうもないコトをさせたり、言いそうにない台詞を言わせたり…があって、、、そういうことが芝居の全体のまとまりを崩していることも多いような気がします。
最終的には、役者が矛盾だらけのキャラクターを力技でまとめる羽目になるので、今回みたいにベテランが主演する公演は良くても、若手バウとかだと厳しいんじゃないかなあ…なんて思ったりしました。
それでも、92期以上の退団者全員に、ちゃんとそれぞれの見せ場を創ってあげた優しさは評価したいです。
王子(眉月凰)の刑事は、出番こそ少ないけど、最初と最後の変化を見せる、芝居としてやりがいのある役。
めおちゃん(真野すがた)は、ひたすら執事服が似合っててヤバいくらいカッコいい!!使用人たちのナンバーがすごく楽しいし、めおちゃんも活き活きと歌っていて嬉しかった(はぁと)。
しゅんさま(祐澄しゅん)は、台詞があるのはお医者さん(白衣がめっちゃ似合ってた!優しそうで素敵♪)でしたが、なんと言ってもこの人はコロスが最高に格好良いです(惚)。
天宮菜生、天咲千華の花二輪は、ジョセフ(壮一帆)の裏稼業の仲間。千華ちゃんのドスの効いた声がとても良かった(*^ ^*)。
鳳龍アヤ、朝陽みらいの両名は、メインは警官かなー。個人的にはローレン家のパーティーの客が、頑張って『男役』していたのが印象的♪
ショーは、真飛さん三度目の藤井さん。
ちょっと「GLORIOUS!!」を思い出しました。ずんこさん(姿月あさと)のサヨナラ公演で、芝居(砂漠の黒薔薇)は目眩がするほど駄目でしたが、ショーは大好きだったなあ(←デビュー当時からの藤井ファン)。
今回も、ちょいベタだけど良いショーだと思います。「A Bientot」ほど「泣け!」色は強くなく、真飛さんらしい爽やかさと優しさと、そして、茶目っ気のあるショーでした。
全員がブルーと白の衣装で揃う「エスポワール」で、お披露目のショー「RED HOT SEA」を思い出しました。大階段を降りてくるトップスターを迎える、青と白の羽の海。……賛否両論あったけど、私はあの場面、大好きだったんですよねー。
あの時は、祐飛さんと彩音ちゃんが両脇にいたけれども、今は、彩音ちゃんの位置には蘭ちゃんが居て、祐飛さんの位置には壮ちゃんが居て、、、
…それでもやっぱり海は海。人は変っても、海は変らないんだな、と、ちょっと感傷的に、そんなことを思ったりして。
真飛さんが出ていない場面では、オープンカフェの場面が一番好きです(*^ ^*)。
歌で盛り上げる(初姫)さあやとふみか(紫峰七海)がとってもキュート。壮ちゃん×一花、みつる×きらりん、めおちゃん×由舞ちゃん、、、あああ、花娘みんな可愛いよっ!!
それと、フィー(精霊)役の柚香光さんがとっても可愛かった!笑顔が魅力的で、ステップがホントに空気みたいに軽やか。下級生なのに大役をちゃんとこなして、凄い!!と思いました。
藤井さんお得意の男役ダルマは、ルナちゃん(冴月瑠那)率いる8人。
ルナちゃんの美脚に見惚れてなかなか回りが見れないんですが、輝良まさと、日高大地と、花組の誇る若手美脚が揃っているんですよね(^ ^)目の保養、目の保養♪
その場面のセンターは、ルナちゃんじゃなくてみつるなことを忘れないようにっっ!!>自分
前回公演で、あまりのスタイルの悪さに絶望感さえ感じた92期の初花美咲ちゃんが、またすっきり美人さんに戻ってくれていて、とっても嬉しい! 蘭ちゃんと二人、同期でダイエットがんばったのでしょうか?お願いだから、真瀬くんもダイエット仲間に入れてあげてください!(ただし、蘭ちゃんはいくらなんでもちょっと痩せ過ぎです泣。そこまで痩せるとダルマが美しくないよー!涙)
一階と二階、両方で観劇しましたが、私は二階センターが楽しかったです。最後の大階段の黒燕尾、最上段とその下くらいは見切れちゃうので、下級生のファンとしては辛いけど。
お芝居は、意外と帽子を被っている場面が多いので1階の方が楽しめるかも。あと、真飛さんのファンだったら、客席登場があるので一階がいいと思います。センターブロック下手側の通路沿いは特においしい(^ ^)。
そんな感じでしょうか。
それでは。せっかく前楽を観てまいりましたので、簡単にサヨナラショーのご報告を。
まず。
一言で説明するなら、「Exciter!」に始まって「Exciter!」に終わったサヨナラショーでした(^ ^)。本当に大好きなショーなので、とても嬉しかったです!
最初の曲は「Com’on!, Com’on!」。そのままもう一曲「Exciter!」から(タイトルが判らないけど、雪組の「RIO de Bravo!」でピラニアちゃんたちが銀橋で歌ってた曲)やって、とんちんかんトリオで「イン・シャー・アッラー」。サヨナラショーで面白いのは、「そっその衣装で歌うの!?」ってところ。「Exciter!」の衣装で「愛と死のアラビア」は、笑いをこらえるのが大変だった……。
みわっちがハケて、真飛さんと壮ちゃんで「相棒」。あれもいい作品だったなあ。
今度は二人で仲良くハケて、上手の花道からめおちゃんが登場、銀橋へ。淡いピンクの変り燕尾がキラキラしてて、とても綺麗!!その衣装で「フィフティ・フィフティ」かよっ!!と一万回突っ込みましたけどね。客席も(@ @)なのか、ちょっと手拍子の入りが遅れました。千秋楽はぜひ、最初から手拍子してあげてください(^ ^)。
歌の途中で、下手側に一花ちゃんとみつるくんが登場。同期三人でラブラブ銀橋でじゃれている後ろを、ブルくん(朝陽みらい)とカウちゃん(鳳龍アヤ)が踊りながら通って行きました。……死ぬほど可愛かった……。
その間に、真飛さんが着替えて登場。最初は「Mind Traveler」だったかな。それで銀橋をわたって、
サブリナの曲(「海から吹く風」だっけ?)で蘭ちゃんとデュエットダンス。
続けて「外伝ベルサイユの薔薇」のテーマ曲(♪それが二人の愛の形…)、さらに「虞美人」より「花よ」を続けて歌ってくれて。
で、黒服の男役とドレスの娘役が全員揃って、「大王四神記」より「希望の瞳」。
悠真倫(81期だよね涙)が途中からカウンターメロディを歌いだしたあたりで、舞台上の組子も何人かボロ泣き(T T)。客席も回り中ぐすぐす言ってました。
歌いながら真飛さんが大階段を上がって消えていって、緞帳。
正直、これで終わりかな、と思った……のですが。
……また音楽が入り、白い衣装の王子以下退団者7名が登場。「Exciter!」のハバナの場面の最後の大コーラスを歌ってくれました(T T)。
さらに「Exciter!」のオープニングの「Dreamin!」っていう歌を壮ちゃんが歌って、「Exciter!」の赤金の衣装に着替えた組子が勢ぞろいして。
で。
……大階段を降りてくるシルエットが……んっ?なんか、小さいぞ?と思ったら。
なんと!猫背のMr. YUが登場!
さあやの「どーしていつもギリギリなのっ!!」という突っ込みが入って、チェンジボックスが登場して。
……エキサイターな真飛さんと残る組子たちによる「I’m Exciter!」で、今度こそ締め。
サヨナラショーって、トップ以外は黒服+ドレスで終わるもんだと思っていたよ……
赤金で終わる華やかかなサヨナラショー。涙と笑いで一杯の、気持ち良いサヨナラショーでした。
卒業生たちは前々場での白い衣装のまま、着替えずに最後のご挨拶だけ登場。
最後の「ガチンガチンガチン!」にも居てほしかった気はしますが…でもまあ、これはこれで、良かったのかな。「希望の瞳」で一回締めたところには出ていたわけだし。
あまちゃきセンターの場面が無かったのは残念でしたが、、、まあ、新公以外の主演作がないから仕方ないのかなあ……。虞美人を真飛さんとあまちゃきで、とか、さもなくば、「50/50」に一緒に出てほしかった。……でも、こっちは同期揃えを優先したしなあ。むーーーー。
こうしてざっと振りかえって思うこと。
……真飛さん、花組に来てからの主演作だけから選んだんですね。
「花のいそぎ」の歌もすごく好きだったので、歌ってくれないかなーと期待したんですが、その辺はディナーショーで歌うのかな?
そして、どうしても考えずにはられないこと。
近々あるであろう祐飛さんのサヨナラショーは、どうなるんだろう。
月組・花組時代の作品からのナンバーを入れるのは、やっぱり難しいのでしょうか。歌はディナーショーとかでフォローするとしても、ゆひすみで「引き潮」とか、観てみたいのにーー。
なにはともあれ、明日が千秋楽。
「真飛聖を育てたこの街」=宝塚とお別れする一日を精一杯生きて、記憶に残る一日になりますように。
.
トップスター・真飛聖さんをはじめとする、8人の大事な組子たちの卒業公演、最後の週末。
劇場の中にも外にも白い服を着た人が溢れて、熱い空気と涙が充満した、不思議な空間でした。
お芝居は、、、、うーむ(^ ^;ゞ
脚本的には、最後の場面が先に出来てたんじゃないか?と思いました。
全てが終わった後でのフレディとスティーヴとの会話と、それに続く一連の場面が先にあって、その場面につながるように中身を創った……みたいな。
内容の細かいところは全然違いますが、全体を囲む大枠の構造は、植田景子さんの「Hollywood Lover」や「My Dear New Orleans」とよく似ているな、と思いました。
一人の男が故郷に帰ってくる。そして、いろんなことがあって、一人の女と出会い、恋をして、、、でも、最後には別れてその街を出て行く。「愛するわが街、俺は決して忘れない。いつまでも愛している」と呟きながら、……この街で得た愛を、噛みしめながら。
要するに、サヨナラ用の芝居だってことなんでしょうね。
大きく違うのは、見送る人が相手役(蘭乃はな)だったことですが……蘭ちゃんが残るから、ではなくて、やっぱり主演者のキャラクターかなあ。祐飛さんやトウコさんだと、傷は深ければ深いほど!みたいなのがあるけど、真飛さんだと爽やかに終わらせたい、と。
っていうか、だからこそ植田景子ではなくて鈴木圭だったんだろう、と。
そして。
……この公演は、芝居の脚本がどうこういう公演ではないんだな、と思いました。
どんなに内容がぐだぐだでも構わない。
「お前の今の相棒は俺だ!」
「もし目が覚めたら、もう一度相棒にしてくれるか?」
「フレディーーーーーーっ!!!」
「俺を育ててくれたこの街……」
これでもか!というくらいてんこ盛りなサヨナラ仕様の台詞が先にあって、それらをつなぐためのにストーリーを創った、という感じだったので。
鈴木さんって、……使いたい台詞・やりたい展開のために役の人物がやりそうもないコトをさせたり、言いそうにない台詞を言わせたり…があって、、、そういうことが芝居の全体のまとまりを崩していることも多いような気がします。
最終的には、役者が矛盾だらけのキャラクターを力技でまとめる羽目になるので、今回みたいにベテランが主演する公演は良くても、若手バウとかだと厳しいんじゃないかなあ…なんて思ったりしました。
それでも、92期以上の退団者全員に、ちゃんとそれぞれの見せ場を創ってあげた優しさは評価したいです。
王子(眉月凰)の刑事は、出番こそ少ないけど、最初と最後の変化を見せる、芝居としてやりがいのある役。
めおちゃん(真野すがた)は、ひたすら執事服が似合っててヤバいくらいカッコいい!!使用人たちのナンバーがすごく楽しいし、めおちゃんも活き活きと歌っていて嬉しかった(はぁと)。
しゅんさま(祐澄しゅん)は、台詞があるのはお医者さん(白衣がめっちゃ似合ってた!優しそうで素敵♪)でしたが、なんと言ってもこの人はコロスが最高に格好良いです(惚)。
天宮菜生、天咲千華の花二輪は、ジョセフ(壮一帆)の裏稼業の仲間。千華ちゃんのドスの効いた声がとても良かった(*^ ^*)。
鳳龍アヤ、朝陽みらいの両名は、メインは警官かなー。個人的にはローレン家のパーティーの客が、頑張って『男役』していたのが印象的♪
ショーは、真飛さん三度目の藤井さん。
ちょっと「GLORIOUS!!」を思い出しました。ずんこさん(姿月あさと)のサヨナラ公演で、芝居(砂漠の黒薔薇)は目眩がするほど駄目でしたが、ショーは大好きだったなあ(←デビュー当時からの藤井ファン)。
今回も、ちょいベタだけど良いショーだと思います。「A Bientot」ほど「泣け!」色は強くなく、真飛さんらしい爽やかさと優しさと、そして、茶目っ気のあるショーでした。
全員がブルーと白の衣装で揃う「エスポワール」で、お披露目のショー「RED HOT SEA」を思い出しました。大階段を降りてくるトップスターを迎える、青と白の羽の海。……賛否両論あったけど、私はあの場面、大好きだったんですよねー。
あの時は、祐飛さんと彩音ちゃんが両脇にいたけれども、今は、彩音ちゃんの位置には蘭ちゃんが居て、祐飛さんの位置には壮ちゃんが居て、、、
…それでもやっぱり海は海。人は変っても、海は変らないんだな、と、ちょっと感傷的に、そんなことを思ったりして。
真飛さんが出ていない場面では、オープンカフェの場面が一番好きです(*^ ^*)。
歌で盛り上げる(初姫)さあやとふみか(紫峰七海)がとってもキュート。壮ちゃん×一花、みつる×きらりん、めおちゃん×由舞ちゃん、、、あああ、花娘みんな可愛いよっ!!
それと、フィー(精霊)役の柚香光さんがとっても可愛かった!笑顔が魅力的で、ステップがホントに空気みたいに軽やか。下級生なのに大役をちゃんとこなして、凄い!!と思いました。
藤井さんお得意の男役ダルマは、ルナちゃん(冴月瑠那)率いる8人。
ルナちゃんの美脚に見惚れてなかなか回りが見れないんですが、輝良まさと、日高大地と、花組の誇る若手美脚が揃っているんですよね(^ ^)目の保養、目の保養♪
その場面のセンターは、ルナちゃんじゃなくてみつるなことを忘れないようにっっ!!>自分
前回公演で、あまりのスタイルの悪さに絶望感さえ感じた92期の初花美咲ちゃんが、またすっきり美人さんに戻ってくれていて、とっても嬉しい! 蘭ちゃんと二人、同期でダイエットがんばったのでしょうか?お願いだから、真瀬くんもダイエット仲間に入れてあげてください!(ただし、蘭ちゃんはいくらなんでもちょっと痩せ過ぎです泣。そこまで痩せるとダルマが美しくないよー!涙)
一階と二階、両方で観劇しましたが、私は二階センターが楽しかったです。最後の大階段の黒燕尾、最上段とその下くらいは見切れちゃうので、下級生のファンとしては辛いけど。
お芝居は、意外と帽子を被っている場面が多いので1階の方が楽しめるかも。あと、真飛さんのファンだったら、客席登場があるので一階がいいと思います。センターブロック下手側の通路沿いは特においしい(^ ^)。
そんな感じでしょうか。
それでは。せっかく前楽を観てまいりましたので、簡単にサヨナラショーのご報告を。
まず。
一言で説明するなら、「Exciter!」に始まって「Exciter!」に終わったサヨナラショーでした(^ ^)。本当に大好きなショーなので、とても嬉しかったです!
最初の曲は「Com’on!, Com’on!」。そのままもう一曲「Exciter!」から(タイトルが判らないけど、雪組の「RIO de Bravo!」でピラニアちゃんたちが銀橋で歌ってた曲)やって、とんちんかんトリオで「イン・シャー・アッラー」。サヨナラショーで面白いのは、「そっその衣装で歌うの!?」ってところ。「Exciter!」の衣装で「愛と死のアラビア」は、笑いをこらえるのが大変だった……。
みわっちがハケて、真飛さんと壮ちゃんで「相棒」。あれもいい作品だったなあ。
今度は二人で仲良くハケて、上手の花道からめおちゃんが登場、銀橋へ。淡いピンクの変り燕尾がキラキラしてて、とても綺麗!!その衣装で「フィフティ・フィフティ」かよっ!!と一万回突っ込みましたけどね。客席も(@ @)なのか、ちょっと手拍子の入りが遅れました。千秋楽はぜひ、最初から手拍子してあげてください(^ ^)。
歌の途中で、下手側に一花ちゃんとみつるくんが登場。同期三人でラブラブ銀橋でじゃれている後ろを、ブルくん(朝陽みらい)とカウちゃん(鳳龍アヤ)が踊りながら通って行きました。……死ぬほど可愛かった……。
その間に、真飛さんが着替えて登場。最初は「Mind Traveler」だったかな。それで銀橋をわたって、
サブリナの曲(「海から吹く風」だっけ?)で蘭ちゃんとデュエットダンス。
続けて「外伝ベルサイユの薔薇」のテーマ曲(♪それが二人の愛の形…)、さらに「虞美人」より「花よ」を続けて歌ってくれて。
で、黒服の男役とドレスの娘役が全員揃って、「大王四神記」より「希望の瞳」。
悠真倫(81期だよね涙)が途中からカウンターメロディを歌いだしたあたりで、舞台上の組子も何人かボロ泣き(T T)。客席も回り中ぐすぐす言ってました。
歌いながら真飛さんが大階段を上がって消えていって、緞帳。
正直、これで終わりかな、と思った……のですが。
……また音楽が入り、白い衣装の王子以下退団者7名が登場。「Exciter!」のハバナの場面の最後の大コーラスを歌ってくれました(T T)。
さらに「Exciter!」のオープニングの「Dreamin!」っていう歌を壮ちゃんが歌って、「Exciter!」の赤金の衣装に着替えた組子が勢ぞろいして。
で。
……大階段を降りてくるシルエットが……んっ?なんか、小さいぞ?と思ったら。
なんと!猫背のMr. YUが登場!
さあやの「どーしていつもギリギリなのっ!!」という突っ込みが入って、チェンジボックスが登場して。
……エキサイターな真飛さんと残る組子たちによる「I’m Exciter!」で、今度こそ締め。
サヨナラショーって、トップ以外は黒服+ドレスで終わるもんだと思っていたよ……
赤金で終わる華やかかなサヨナラショー。涙と笑いで一杯の、気持ち良いサヨナラショーでした。
卒業生たちは前々場での白い衣装のまま、着替えずに最後のご挨拶だけ登場。
最後の「ガチンガチンガチン!」にも居てほしかった気はしますが…でもまあ、これはこれで、良かったのかな。「希望の瞳」で一回締めたところには出ていたわけだし。
あまちゃきセンターの場面が無かったのは残念でしたが、、、まあ、新公以外の主演作がないから仕方ないのかなあ……。虞美人を真飛さんとあまちゃきで、とか、さもなくば、「50/50」に一緒に出てほしかった。……でも、こっちは同期揃えを優先したしなあ。むーーーー。
こうしてざっと振りかえって思うこと。
……真飛さん、花組に来てからの主演作だけから選んだんですね。
「花のいそぎ」の歌もすごく好きだったので、歌ってくれないかなーと期待したんですが、その辺はディナーショーで歌うのかな?
そして、どうしても考えずにはられないこと。
近々あるであろう祐飛さんのサヨナラショーは、どうなるんだろう。
月組・花組時代の作品からのナンバーを入れるのは、やっぱり難しいのでしょうか。歌はディナーショーとかでフォローするとしても、ゆひすみで「引き潮」とか、観てみたいのにーー。
なにはともあれ、明日が千秋楽。
「真飛聖を育てたこの街」=宝塚とお別れする一日を精一杯生きて、記憶に残る一日になりますように。
.
2月24日のニュース
2011年2月24日 宝塚(花)次回花組公演「ファントム」の役替りが発表されました。
ファントム 蘭寿とむ
クリスティーヌ 蘭乃はな
キャリエール 壮一帆
ここまでは確定。
シャンドン伯爵 愛音羽麗/朝夏まなと
アラン・ショレ 華形ひかる/愛音羽麗
セルジョ(団員)朝夏まなと/華形ひかる
みわっち・みつる・まぁくんで、シャンドン伯爵・ショレ・セルジョの三役を役替り。
今までの例だと、三人で三役の場合、どれか一つの役を三人で分けて、あとは二人ずつ、というのが多かった印象がありますが、先日発表になった星組「ノバ・ボサ・ノバ」の役替りが三人とも三役やるという珍しいケースだったのに続き、今度は全員が二役。これも結構珍しいような気がします。
スケジュールを見た限りでは、Aパターン(シャンドン=みわっち、ショレ=みつる、セルジョ=まぁくん)がメインで、途中で中だるみしないようにちょっとだけBパターンもやる、という発想のように見えますが……、東宝はどうするんでしょうね。一応、案内の文章を素直に読むと、東宝も役替り自体はするようですが、星組みたいに組み合わせが変る可能性はあるのかな?
いやー、それにしても「セルジョって誰?」と真顔で思ったことは秘密です。
宙組版ではつねちゃんがやっていた役ね。っていうか、花組版でみわっちがやっていた役、か。どちらもヤングキャリエールと二役でしたが、今回もその認識で良いのでしょうか。
はつねちゃんがソロを歌ったオーべロンはどうなるのかな。花組バージョンでは、オーべロンはリシャール役のまっつ(未涼亜希)が歌ってましたが、今回はセルジョに戻すのかな。それとも、だいもん(望海風斗)がリシャールを演じてオーべロンも歌う、とかなのでしょうか……?
ショレのみわっちとみつるは、実はすごく楽しみ(^ ^)。
宝塚版を見ているときは全く思わなかったけど、先日の赤坂ACTの「Phantom」を観て、ショレってすごく格好良い二枚目の役になれるんだなー!と、目から鱗だったので。
カルロッタの亡骸を抱きしめて、「彼女の歌を聴いているだけで、自分は幸せになれたんだ……」という場面、復活させてあげてほしいです(はぁと)。
問題は、みつるとみわっちが演じるショレの奥方、カルロッタ。
……誰がやるんだろう!?普通に美穂さんがされるのか、新公で演じた(初姫)さあやあたりがやるのか?歌の実力で、月組の沢希理寿ちゃんみたいに(←マダム・ヴォルフね)、ネコちゃん(彩城レア)、くみちゃん(芽吹幸奈)、アーサー(煌雅あさひ)あたりがやるのか!?
普通、「PHANTOM」の「主な配役」って言ったらカルロッタは入るでしょう!? なぜ今日一緒に発表されなかったんだろう。……カルロッタも役替りすればいいのにー。
しょぼーーーーん。
今日はもう一つ、雪組でダブルキャストの片割れとしてジュリエットを演じている夢華あみさんの休演も発表されましたね。
病名も復帰時期の予定もなく公式発表、ってケースは最近あまり無かったような気がしますが(インフルエンザならインフルエンザって書いていたような?)、、、大丈夫なのでしょうか。
私は、元々夢華さんのジュリエットを観る予定がなかったのであまり影響はないのですが、夢華さんのファンの方々はきっと心配でしょうから、早くはっきりするといいですね。
あと、美海ちゃんはあの量の歌を全公演歌うにはちょっと厳しい発声なので、片割れの休演が長期になるなら、ちょっと心配ですね。ああでも、長期になることが決まったら、新公で演じる愛加さんが半分は出てくれるかな?(^ ^)。
キムちゃんも、せっかくのお披露目に大変だと思いますが、がんばってくださいね。
これ以上休演者が増えることのないように、祈っています。
.
ファントム 蘭寿とむ
クリスティーヌ 蘭乃はな
キャリエール 壮一帆
ここまでは確定。
シャンドン伯爵 愛音羽麗/朝夏まなと
アラン・ショレ 華形ひかる/愛音羽麗
セルジョ(団員)朝夏まなと/華形ひかる
みわっち・みつる・まぁくんで、シャンドン伯爵・ショレ・セルジョの三役を役替り。
今までの例だと、三人で三役の場合、どれか一つの役を三人で分けて、あとは二人ずつ、というのが多かった印象がありますが、先日発表になった星組「ノバ・ボサ・ノバ」の役替りが三人とも三役やるという珍しいケースだったのに続き、今度は全員が二役。これも結構珍しいような気がします。
スケジュールを見た限りでは、Aパターン(シャンドン=みわっち、ショレ=みつる、セルジョ=まぁくん)がメインで、途中で中だるみしないようにちょっとだけBパターンもやる、という発想のように見えますが……、東宝はどうするんでしょうね。一応、案内の文章を素直に読むと、東宝も役替り自体はするようですが、星組みたいに組み合わせが変る可能性はあるのかな?
いやー、それにしても「セルジョって誰?」と真顔で思ったことは秘密です。
宙組版ではつねちゃんがやっていた役ね。っていうか、花組版でみわっちがやっていた役、か。どちらもヤングキャリエールと二役でしたが、今回もその認識で良いのでしょうか。
はつねちゃんがソロを歌ったオーべロンはどうなるのかな。花組バージョンでは、オーべロンはリシャール役のまっつ(未涼亜希)が歌ってましたが、今回はセルジョに戻すのかな。それとも、だいもん(望海風斗)がリシャールを演じてオーべロンも歌う、とかなのでしょうか……?
ショレのみわっちとみつるは、実はすごく楽しみ(^ ^)。
宝塚版を見ているときは全く思わなかったけど、先日の赤坂ACTの「Phantom」を観て、ショレってすごく格好良い二枚目の役になれるんだなー!と、目から鱗だったので。
カルロッタの亡骸を抱きしめて、「彼女の歌を聴いているだけで、自分は幸せになれたんだ……」という場面、復活させてあげてほしいです(はぁと)。
問題は、みつるとみわっちが演じるショレの奥方、カルロッタ。
……誰がやるんだろう!?普通に美穂さんがされるのか、新公で演じた(初姫)さあやあたりがやるのか?歌の実力で、月組の沢希理寿ちゃんみたいに(←マダム・ヴォルフね)、ネコちゃん(彩城レア)、くみちゃん(芽吹幸奈)、アーサー(煌雅あさひ)あたりがやるのか!?
普通、「PHANTOM」の「主な配役」って言ったらカルロッタは入るでしょう!? なぜ今日一緒に発表されなかったんだろう。……カルロッタも役替りすればいいのにー。
しょぼーーーーん。
今日はもう一つ、雪組でダブルキャストの片割れとしてジュリエットを演じている夢華あみさんの休演も発表されましたね。
病名も復帰時期の予定もなく公式発表、ってケースは最近あまり無かったような気がしますが(インフルエンザならインフルエンザって書いていたような?)、、、大丈夫なのでしょうか。
私は、元々夢華さんのジュリエットを観る予定がなかったのであまり影響はないのですが、夢華さんのファンの方々はきっと心配でしょうから、早くはっきりするといいですね。
あと、美海ちゃんはあの量の歌を全公演歌うにはちょっと厳しい発声なので、片割れの休演が長期になるなら、ちょっと心配ですね。ああでも、長期になることが決まったら、新公で演じる愛加さんが半分は出てくれるかな?(^ ^)。
キムちゃんも、せっかくのお披露目に大変だと思いますが、がんばってくださいね。
これ以上休演者が増えることのないように、祈っています。
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12月23日のニュース
2010年12月23日 宝塚(花)今日は花組さんの集合日。
トップスターの真飛さんが卒業される公演だから、きっと卒業生は多いだろう、と、
……覚悟は、していました。
花組っ子は好きな人だらけなのだから、誰がいなくなってもショックなんだから……
23日が集合日だと知った時から、なるべく予想はしないようにしつつ、でも、覚悟だけはして、数日を過ごしていたのでした………。
そして、今日。
眉月 凰
真野 すがた
祐澄 しゅん
天宮 菜生
天咲 千華
鳳龍 アヤ
朝陽 みらい
真飛さんをいれて、8名の卒業生が、発表されました。
思い出は尽きません。
真飛さんも含めて、「ありがとう」としか浮かばない8人です……。
たとえば、めおちゃん。
「蒼きくちづけ」を観にいったのは、どちらかといえば華耀きらりちゃんのヒロインが観たい、というのが大きかったのですが(^ ^;ゞ、やっぱり元月組のめおちゃんには愛着もあって、バウ初主演が凄く嬉しくて、直接祝福できたことが嬉しかったです。
祐飛さんが組替えしてからは、おそらくは散々お世話になったんだろうなあ、と思うのですが。それ以上に、「銀ちゃんの恋」で橘を演じてくれたことには、ホントに感謝しています(真顔)。橘⇒ヴィクター(フィフティ・フィフティ)と、石田さんのイメージするめおちゃんの魅力は、本当に素晴らしいものでした。あんなに甘いマスクなのに、とぼけたおかしみと優しさと、そして、そっけない包容力。矛盾をはらんだ個性は他にないものだから、ずっと宝塚に居てくれたらいいのに……と、勝手な希望を持っていたのでした…。
それにしても。
あああ、「フィフティ・フィフティ」、二度目の遠征を決行しておいて、良かったなぁ!!
王子、めおちゃん、鳳龍アヤさん、朝陽みらいくん、そして、千華ちゃん。みんなみんな、本当に良かった!大好きでした。
千華ちゃんは、「殉情」以降の宙組で一番のお気に入りだったので、祐飛さんと入れ違いで花組に異動になったことがとても残念でした(T T)。そういえば、(羽桜)しずくも、祐飛さんが花組に異動になるのと同時に組替えだったなあ………。あの可愛い子ちゃん好きの祐飛さんが、可愛い二人とすれ違いだったのがとても残念です。
見た目はとっても可愛らしいのに、情の深い、艶やかで細やかな芝居をする人。
マリーズも虞美人も、豪華な衣装がよく似合って、とても魅力的でした。なにより、脚本の穴をしっかり埋めて、「人物」をきちんと魅せてくれたのが素晴らしかった。この二本のヒロインを観ることができただけで、私はとても幸せでした。
王道の宝塚娘役とは違うキャラクターの持ち主だけに、早めに宝塚を飛び去ってしまう可能性はあるかも、と思ってはいたのですが、、、、でも、まだ早いよぉ(涙)。めおちゃんと千華ちゃんのコンビでのバウ公演を、ひっそり祈っていたのに(←もちろん石田作品で、ね!)
最後の公演、どんな役をされるんでしょうね。新人公演には出るのかなあ。
千華ちゃんの宝塚最後のお芝居、目に焼き付けたいと思います。
大好きなしゅん様、
可愛いはるちゃん。
みんな、自分の選んだ人生をまっすぐに歩いていく人たち。
みんなが幸せになってくれるなら、私は寂しくても我慢できます。
さて。
「ヴァレンチノ」初日の前日に、舞台稽古を抜けて王子に千秋楽のお花を渡しにくる祐飛さんを想像したら、ちょっと面白くなってしまいました。
実際に行くのはちょっと難しいでしょうけれども、、、どうなのかなあ。
散々お世話になった唯一の同期の卒業に、駆けつけたい気持ちはもちろんあるでしょうけれども、さすがにこればっかりは、ねえ……(T T)。
.
トップスターの真飛さんが卒業される公演だから、きっと卒業生は多いだろう、と、
……覚悟は、していました。
花組っ子は好きな人だらけなのだから、誰がいなくなってもショックなんだから……
23日が集合日だと知った時から、なるべく予想はしないようにしつつ、でも、覚悟だけはして、数日を過ごしていたのでした………。
そして、今日。
眉月 凰
真野 すがた
祐澄 しゅん
天宮 菜生
天咲 千華
鳳龍 アヤ
朝陽 みらい
真飛さんをいれて、8名の卒業生が、発表されました。
思い出は尽きません。
真飛さんも含めて、「ありがとう」としか浮かばない8人です……。
たとえば、めおちゃん。
「蒼きくちづけ」を観にいったのは、どちらかといえば華耀きらりちゃんのヒロインが観たい、というのが大きかったのですが(^ ^;ゞ、やっぱり元月組のめおちゃんには愛着もあって、バウ初主演が凄く嬉しくて、直接祝福できたことが嬉しかったです。
祐飛さんが組替えしてからは、おそらくは散々お世話になったんだろうなあ、と思うのですが。それ以上に、「銀ちゃんの恋」で橘を演じてくれたことには、ホントに感謝しています(真顔)。橘⇒ヴィクター(フィフティ・フィフティ)と、石田さんのイメージするめおちゃんの魅力は、本当に素晴らしいものでした。あんなに甘いマスクなのに、とぼけたおかしみと優しさと、そして、そっけない包容力。矛盾をはらんだ個性は他にないものだから、ずっと宝塚に居てくれたらいいのに……と、勝手な希望を持っていたのでした…。
それにしても。
あああ、「フィフティ・フィフティ」、二度目の遠征を決行しておいて、良かったなぁ!!
王子、めおちゃん、鳳龍アヤさん、朝陽みらいくん、そして、千華ちゃん。みんなみんな、本当に良かった!大好きでした。
千華ちゃんは、「殉情」以降の宙組で一番のお気に入りだったので、祐飛さんと入れ違いで花組に異動になったことがとても残念でした(T T)。そういえば、(羽桜)しずくも、祐飛さんが花組に異動になるのと同時に組替えだったなあ………。あの可愛い子ちゃん好きの祐飛さんが、可愛い二人とすれ違いだったのがとても残念です。
見た目はとっても可愛らしいのに、情の深い、艶やかで細やかな芝居をする人。
マリーズも虞美人も、豪華な衣装がよく似合って、とても魅力的でした。なにより、脚本の穴をしっかり埋めて、「人物」をきちんと魅せてくれたのが素晴らしかった。この二本のヒロインを観ることができただけで、私はとても幸せでした。
王道の宝塚娘役とは違うキャラクターの持ち主だけに、早めに宝塚を飛び去ってしまう可能性はあるかも、と思ってはいたのですが、、、、でも、まだ早いよぉ(涙)。めおちゃんと千華ちゃんのコンビでのバウ公演を、ひっそり祈っていたのに(←もちろん石田作品で、ね!)
最後の公演、どんな役をされるんでしょうね。新人公演には出るのかなあ。
千華ちゃんの宝塚最後のお芝居、目に焼き付けたいと思います。
大好きなしゅん様、
可愛いはるちゃん。
みんな、自分の選んだ人生をまっすぐに歩いていく人たち。
みんなが幸せになってくれるなら、私は寂しくても我慢できます。
さて。
「ヴァレンチノ」初日の前日に、舞台稽古を抜けて王子に千秋楽のお花を渡しにくる祐飛さんを想像したら、ちょっと面白くなってしまいました。
実際に行くのはちょっと難しいでしょうけれども、、、どうなのかなあ。
散々お世話になった唯一の同期の卒業に、駆けつけたい気持ちはもちろんあるでしょうけれども、さすがにこればっかりは、ねえ……(T T)。
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掟を持つヒーロー【2】
2010年12月8日 宝塚(花) コメント (7)日本青年館にて、花組公演「コード・ヒーロー」を観劇してまいりました。
バウとの変更点は、細かいものはいくつかあったような気がしますが、大きいのが一点。
二幕でドロシー(菜那くらら)とキャサリン(天宮菜生)が語る場面が追加され、キャサリンのソロナンバーが増えてました。歌姫なのにソロが無いなーとは思っていたのですが、削られていたのね(納得)。
ちなみに歌は、物語の終盤にジャスティン(朝夏まなと)が歌う『子供の頃の夢はいつか叶うよ』的な歌と同じだったと思います(たぶん)。構成的には元々あったけど、時間の都合か何かで削られてしまった、って感じ。もしかしたら、バウの初日あたりには有ったのかな?(←「血と砂」じゃないんだから)
幸せそうな笑顔で兄を語るキャサリン。この場面があってこそ、後半に人質にされたキャサリンが兄を庇う気持ちも繋がってくるので、復活して良かったね、と思いました。
それにしてもこの兄妹、年は何歳違いという設定なんでしょうね。身体が大きい割に、お兄ちゃんに頼りっきりな感じだったけど。
そういえば、ドミニク(梅咲衣舞)の両親の話は散々出てくるけど、ジャスティンとキャサリンの親の話って出てこなかったですよね…?どうしてなんでしょうね。あの二人の生い立ちって、そういえば全然語られていないんだなあ…。
それにしても。
この作品、脚本にも演出にもキャスティングにもなにもかも問題だらけなのですが、一番無理なのは、爆笑せずにはいられないほどドシリアスなのが主役である、ところだと思うんですよね……。
まぁくんが超真顔で歌いだすたびに、笑いがこみあげてきて抑えるのが大変でした。黒いロングコートを翻して踊る姿はすごく格好良いはずなのに、どうしても「面白い」ように見えてしまう。
あんなにあんなに格好良いのに、どうしてあんなに面白いんだ!?
いっそのこと、あの面白さをネタとして使ってくれていたならば、その方が全然良いものになったと思うんですけどねえ。それこそ石田作品みたいなベタな感じにつくった方が、それなりに形がついたんじゃないでしょうか。
スタイル良くて雰囲気が明るくて、そこそこ歌えてダンスもできるまぁくん。
もともと声質が軽くて高いのは月組のまさお(龍真咲)と似ていますが、ロック調の音楽がメインとなる主演作で喉をつぶすところまで真似しなくてもいいのになあ。
まあ、まさおはつぶした喉も最近だいぶ安定してきて、色気のある良い声が出るようになってきましたが、まぁくんはどうなるでしょうね。大劇場公演が楽しみです。
さて。
もう公演もあと一回を残すのみ、となりましたので、ここからは思いっきりネタばれでいきたいと思います。
【千秋楽にして初観劇を予定されている方は、いますぐお戻りくださいませ】
さて。
とりあえず、まぁくんは毎日挨拶のたびに「蜘蛛の巣」の真似をして「真犯人は決して明かさないでください」と言ってましたが、実際のところ、この物語の最大のネタは 真犯人でも黒幕でもないと私は思っていたりします。
「真犯人」が下手人とその依頼人のことを言っているなら、二幕の割と早い段階で明かされてしまうし。
黒幕は……正直、花組ファンなら振り分けが出た時から予想ができただろうし(^ ^)。
そのあたりは、意外でもなんでもなかったのですが。
……ネタとして一番効果的だったのは、やっぱりだいもんと兄妹たちの正体、だと思うんですよね(^ ^)。
あれは本当に意外だったし、どんでん返し感があって良かったと思います。
いや、まあ、運び出されなかった時点でもしかして、とは思ったんですけどね(^ ^)。それでも、ちゃんと驚けたからこそ、楽しめたわけなので。
まぁくんの言う「真犯人」が「下手人」という意味ではないことは、たぶん伝わっていたんだろうな、と思いました。ネットとかでもほとんど書かれていなかったし、私自身も、未見の人には言うまいと思ったし。
なんたって、ネタばれしては勿体無い、と思ったネタは、あれだけだったので。
で。
そのネタをばらした上で、突っ込みたいことがイロイロ。
・ダニエルの正体は?
だいもんの仲間だったのなら、ボイド(高翔みずき)に近づいたのは何故?あそこまで言質を取っていれば、ぐずぐずしないで本来の職務に戻れば良かったのではないのだろうか?
まぁくんたちを危険に晒してまで、次の行動に移させる必要があったのか…?
・だいもんがまぁくんに、「護身用に」と格好つけて渡した銃は、結局空砲だったってことだよね……?そ、それは危険なのでは……?
・クリストファー(紫峰七海)の目的は一体何だったのでしょうか?なんのためのマインドコントロールだったの?
・ローズマリー(桜一花)の目的は、ドミニクの心にジャスティンへの憎しみを植え付けて、彼女の心を自分一人のものにしたかった、ってことで良いですか?
・ハルたちはどうしてジャスティンとヴァネッサ(実咲凛音)に目をつけたの?逃亡犯の捜査という嘘情報を流して現地警察を動かしてまで、あんな出会いを演出したからには、よっぽどの確信があったんだと思うのですが。
彼らが出会ったあの店にはヴァネッサがいるから、ハルたちの目的はヴァネッサだったのかなあ?だとしたら、とりあえずボイドはすでにマークされていたってコト……?
・ジュニア(鳳真由)があんなことになったのは、ハル(望海風斗)が中々起きないからだと思うんですけど!
……だいもんはちょっと反省した方がいいと思います(きっぱり)。
今日の日記はネタばれしているので、要注意でお願いします!
(DiaryNoteは隠せないので、すみません。自衛してください)
まあ、いろいろと縷々書いておりますが。
だいもんの歌う「いつかくるさ 映画みたいなHappy End♪」という歌がとても好きです。
モノクロのピーターパンみたいな衣装で、泣き笑いでソロを歌う場面は、あんな作品なのに(!)ぐっときて、びっくりしました。
2010年、という一年を、「BUND NEON」に始まって「コード・ヒーロー」で終わった、まぁくんとだいもん。
いろいろと思うところはありますが、………やっぱり「BUND NEON」をもう一回観たかった、なぁー……。
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バウとの変更点は、細かいものはいくつかあったような気がしますが、大きいのが一点。
二幕でドロシー(菜那くらら)とキャサリン(天宮菜生)が語る場面が追加され、キャサリンのソロナンバーが増えてました。歌姫なのにソロが無いなーとは思っていたのですが、削られていたのね(納得)。
ちなみに歌は、物語の終盤にジャスティン(朝夏まなと)が歌う『子供の頃の夢はいつか叶うよ』的な歌と同じだったと思います(たぶん)。構成的には元々あったけど、時間の都合か何かで削られてしまった、って感じ。もしかしたら、バウの初日あたりには有ったのかな?(←「血と砂」じゃないんだから)
幸せそうな笑顔で兄を語るキャサリン。この場面があってこそ、後半に人質にされたキャサリンが兄を庇う気持ちも繋がってくるので、復活して良かったね、と思いました。
それにしてもこの兄妹、年は何歳違いという設定なんでしょうね。身体が大きい割に、お兄ちゃんに頼りっきりな感じだったけど。
そういえば、ドミニク(梅咲衣舞)の両親の話は散々出てくるけど、ジャスティンとキャサリンの親の話って出てこなかったですよね…?どうしてなんでしょうね。あの二人の生い立ちって、そういえば全然語られていないんだなあ…。
それにしても。
この作品、脚本にも演出にもキャスティングにもなにもかも問題だらけなのですが、一番無理なのは、爆笑せずにはいられないほどドシリアスなのが主役である、ところだと思うんですよね……。
まぁくんが超真顔で歌いだすたびに、笑いがこみあげてきて抑えるのが大変でした。黒いロングコートを翻して踊る姿はすごく格好良いはずなのに、どうしても「面白い」ように見えてしまう。
あんなにあんなに格好良いのに、どうしてあんなに面白いんだ!?
いっそのこと、あの面白さをネタとして使ってくれていたならば、その方が全然良いものになったと思うんですけどねえ。それこそ石田作品みたいなベタな感じにつくった方が、それなりに形がついたんじゃないでしょうか。
スタイル良くて雰囲気が明るくて、そこそこ歌えてダンスもできるまぁくん。
もともと声質が軽くて高いのは月組のまさお(龍真咲)と似ていますが、ロック調の音楽がメインとなる主演作で喉をつぶすところまで真似しなくてもいいのになあ。
まあ、まさおはつぶした喉も最近だいぶ安定してきて、色気のある良い声が出るようになってきましたが、まぁくんはどうなるでしょうね。大劇場公演が楽しみです。
さて。
もう公演もあと一回を残すのみ、となりましたので、ここからは思いっきりネタばれでいきたいと思います。
【千秋楽にして初観劇を予定されている方は、いますぐお戻りくださいませ】
さて。
とりあえず、まぁくんは毎日挨拶のたびに「蜘蛛の巣」の真似をして「真犯人は決して明かさないでください」と言ってましたが、実際のところ、この物語の最大のネタは 真犯人でも黒幕でもないと私は思っていたりします。
「真犯人」が下手人とその依頼人のことを言っているなら、二幕の割と早い段階で明かされてしまうし。
黒幕は……正直、花組ファンなら振り分けが出た時から予想ができただろうし(^ ^)。
そのあたりは、意外でもなんでもなかったのですが。
……ネタとして一番効果的だったのは、やっぱりだいもんと兄妹たちの正体、だと思うんですよね(^ ^)。
あれは本当に意外だったし、どんでん返し感があって良かったと思います。
いや、まあ、運び出されなかった時点でもしかして、とは思ったんですけどね(^ ^)。それでも、ちゃんと驚けたからこそ、楽しめたわけなので。
まぁくんの言う「真犯人」が「下手人」という意味ではないことは、たぶん伝わっていたんだろうな、と思いました。ネットとかでもほとんど書かれていなかったし、私自身も、未見の人には言うまいと思ったし。
なんたって、ネタばれしては勿体無い、と思ったネタは、あれだけだったので。
で。
そのネタをばらした上で、突っ込みたいことがイロイロ。
・ダニエルの正体は?
だいもんの仲間だったのなら、ボイド(高翔みずき)に近づいたのは何故?あそこまで言質を取っていれば、ぐずぐずしないで本来の職務に戻れば良かったのではないのだろうか?
まぁくんたちを危険に晒してまで、次の行動に移させる必要があったのか…?
・だいもんがまぁくんに、「護身用に」と格好つけて渡した銃は、結局空砲だったってことだよね……?そ、それは危険なのでは……?
・クリストファー(紫峰七海)の目的は一体何だったのでしょうか?なんのためのマインドコントロールだったの?
・ローズマリー(桜一花)の目的は、ドミニクの心にジャスティンへの憎しみを植え付けて、彼女の心を自分一人のものにしたかった、ってことで良いですか?
・ハルたちはどうしてジャスティンとヴァネッサ(実咲凛音)に目をつけたの?逃亡犯の捜査という嘘情報を流して現地警察を動かしてまで、あんな出会いを演出したからには、よっぽどの確信があったんだと思うのですが。
彼らが出会ったあの店にはヴァネッサがいるから、ハルたちの目的はヴァネッサだったのかなあ?だとしたら、とりあえずボイドはすでにマークされていたってコト……?
・ジュニア(鳳真由)があんなことになったのは、ハル(望海風斗)が中々起きないからだと思うんですけど!
……だいもんはちょっと反省した方がいいと思います(きっぱり)。
今日の日記はネタばれしているので、要注意でお願いします!
(DiaryNoteは隠せないので、すみません。自衛してください)
まあ、いろいろと縷々書いておりますが。
だいもんの歌う「いつかくるさ 映画みたいなHappy End♪」という歌がとても好きです。
モノクロのピーターパンみたいな衣装で、泣き笑いでソロを歌う場面は、あんな作品なのに(!)ぐっときて、びっくりしました。
2010年、という一年を、「BUND NEON」に始まって「コード・ヒーロー」で終わった、まぁくんとだいもん。
いろいろと思うところはありますが、………やっぱり「BUND NEON」をもう一回観たかった、なぁー……。
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