HAPPY BIRTHDAY♪
2008年6月22日 宝塚(花)大空祐飛さん、お誕生日おめでとうございます♪
去年は、絵理さん・末子姐・ななちゃんの衝撃の退団発表があったりして、ショックのあまりお祝いできなかったりしたので。
今年はめでたく、何事もなくお祝いできて、良かったです。
花組一年生の祐飛さん。
いつまで花組に、宝塚にいてくれるのかわかりませんが、
生まれ育った月組を離れて、それでもなお、嬉しそうに、楽しそうに、舞台の上で輝く姿を観ることができて、幸せです。
集合日まで、短いお休み、ゆっくりと楽しんでくださいね(^ ^)。
……そういえば、月雪にかまけていて、花組さんの公演についてはあんまり書いてないなあ、私…来月からがんばろう(笑)。
祐飛さん、花組のみなさま、
東京でお待ちしています!!
去年は、絵理さん・末子姐・ななちゃんの衝撃の退団発表があったりして、ショックのあまりお祝いできなかったりしたので。
今年はめでたく、何事もなくお祝いできて、良かったです。
花組一年生の祐飛さん。
いつまで花組に、宝塚にいてくれるのかわかりませんが、
生まれ育った月組を離れて、それでもなお、嬉しそうに、楽しそうに、舞台の上で輝く姿を観ることができて、幸せです。
集合日まで、短いお休み、ゆっくりと楽しんでくださいね(^ ^)。
……そういえば、月雪にかまけていて、花組さんの公演についてはあんまり書いてないなあ、私…来月からがんばろう(笑)。
祐飛さん、花組のみなさま、
東京でお待ちしています!!
花組大劇場公演「愛と死のアラビア/RED HOT SEA」を観てまいりました。
…いろんな噂を聞いておりましたが。
面白いじゃん。
が、最初の感想でした。はい、JAZZYな大統領選挙、とか、パリの空の下 詐欺師は横行す、とか、そういう作品を楽しんできた私には、充分面白かったです。
とりあえず、原作を読んだことがある方は、きれいさっぱり記憶ファイルを消去してから臨んでくださいね(^ ^)。
…これに関しては、読んだ事がない方の方が幸せだな……。
真飛聖さん、お披露目公演おめでとうございます!
「メランコリック・ジゴロ」でも思いましたが、ホントにキラキラしてますよね、今のまとぶんは。
とっても素敵でした(*^ ^*)。
トマスの優しさがにじみ出る、いい芝居だったと思います。
もう少し野郎度があがるともっとかっこいいでしょうね★東京に期待★
大空祐飛さん、花組デビューおめでとうございます!!
なんだかカッコよく見えるのは気のせいだとして。
いやあ、デカいですねこの人。肩幅が明らかに周りと違う(笑)特に今回、ショーでまっつ&みつるのコンビと3人で動く事がすごく多くて、なんか『チーム大空』って感じだったんですけど、二人がどちらかというと小柄で細くてキレイ、なので、祐飛さんがすごくデカくて野郎に見える(*^ ^*)。
イブラヒム兄上は、…なんだか祐飛さんってこういう役もできるんだなあ、というのでしょうか。ちょっとびっくりしました。
最初は“怜悧で生真面目で有能な”一人の政治家なんだけど、被り物を脱いで父上と語り合うところでは突然「青年」になるのが良かったです。実はまだ若いんですよね、兄上(笑)。原作ではトマスより年下。
舞台でも、トマスより立場は上だけど年は下、っていう芝居をちゃんと作ってるなーと感心しました。さすが、1年前には18歳だっただけのことはありますね(^ ^)v
壮ちゃんのトゥスンは、可愛い!!
トゥスンは兄上のことは尊敬しているけど、ちょっとウザったく感じているんですね。イブラヒムはトゥスンが可愛くて仕方がないのに(笑)。トマスへの片思いを隠して弟に譲る兄上の包容力と、な〜んにも気付いていないトゥスンの暴走っぷりが、最高に楽しいです。
そして、父上と母上が良かった!長男は、立場上愛されキャラではいられないのに、愛されキャラな弟を妬まずにちゃんと認めて愛することができたのは、あの父上、母上が素敵だから、だったんだろうなあ、と。
奔放なナイリを入れた、この王家5人の家族関係がすごく美しくて、素敵でした。
ストーリーは…もうねぇ、つっこみはじめたらきりがないのでやめますが。とりあえず、原作のことを頭の中の消しゴムできれいに消せば、これはこれでアリなんだろうな、と。
原作のいいところは、正直言ってひとっつも残ってなかったけど、あの膨大な長編を一時間半にまとめようとしたらあそこで切るっていうのは良いアイディアだったかもしれん、と。
詰め込みすぎてワケわからなくなっていた「エル・アルコン」よりは、構成的には正解だったんじゃないかな…そんな気もします。ま、谷さんなので元々の期待値が低いのかもしれませんが(^ ^;ゞ
…と、一所懸命言い聞かせて。
ああ、原作さえ知らなければなあ…知らなかった自分に戻りたい。
ショーは最高楽しかったです。はい。
草野ショー、好きだ。
花娘さんたち、人材豊富すぎて幸せです。
百花繚乱、とは言いえて妙というか。みんな可愛いぞ。
そして、祐飛さん若いぞっ!………あれっ??
とりあえず、今日は出先なのでこのくらいで。
.
…いろんな噂を聞いておりましたが。
面白いじゃん。
が、最初の感想でした。はい、JAZZYな大統領選挙、とか、パリの空の下 詐欺師は横行す、とか、そういう作品を楽しんできた私には、充分面白かったです。
とりあえず、原作を読んだことがある方は、きれいさっぱり記憶ファイルを消去してから臨んでくださいね(^ ^)。
…これに関しては、読んだ事がない方の方が幸せだな……。
真飛聖さん、お披露目公演おめでとうございます!
「メランコリック・ジゴロ」でも思いましたが、ホントにキラキラしてますよね、今のまとぶんは。
とっても素敵でした(*^ ^*)。
トマスの優しさがにじみ出る、いい芝居だったと思います。
もう少し野郎度があがるともっとかっこいいでしょうね★東京に期待★
大空祐飛さん、花組デビューおめでとうございます!!
なんだかカッコよく見えるのは気のせいだとして。
いやあ、デカいですねこの人。肩幅が明らかに周りと違う(笑)特に今回、ショーでまっつ&みつるのコンビと3人で動く事がすごく多くて、なんか『チーム大空』って感じだったんですけど、二人がどちらかというと小柄で細くてキレイ、なので、祐飛さんがすごくデカくて野郎に見える(*^ ^*)。
イブラヒム兄上は、…なんだか祐飛さんってこういう役もできるんだなあ、というのでしょうか。ちょっとびっくりしました。
最初は“怜悧で生真面目で有能な”一人の政治家なんだけど、被り物を脱いで父上と語り合うところでは突然「青年」になるのが良かったです。実はまだ若いんですよね、兄上(笑)。原作ではトマスより年下。
舞台でも、トマスより立場は上だけど年は下、っていう芝居をちゃんと作ってるなーと感心しました。さすが、1年前には18歳だっただけのことはありますね(^ ^)v
壮ちゃんのトゥスンは、可愛い!!
トゥスンは兄上のことは尊敬しているけど、ちょっとウザったく感じているんですね。イブラヒムはトゥスンが可愛くて仕方がないのに(笑)。トマスへの片思いを隠して弟に譲る兄上の包容力と、な〜んにも気付いていないトゥスンの暴走っぷりが、最高に楽しいです。
そして、父上と母上が良かった!長男は、立場上愛されキャラではいられないのに、愛されキャラな弟を妬まずにちゃんと認めて愛することができたのは、あの父上、母上が素敵だから、だったんだろうなあ、と。
奔放なナイリを入れた、この王家5人の家族関係がすごく美しくて、素敵でした。
ストーリーは…もうねぇ、つっこみはじめたらきりがないのでやめますが。とりあえず、原作のことを頭の中の消しゴムできれいに消せば、これはこれでアリなんだろうな、と。
原作のいいところは、正直言ってひとっつも残ってなかったけど、あの膨大な長編を一時間半にまとめようとしたらあそこで切るっていうのは良いアイディアだったかもしれん、と。
詰め込みすぎてワケわからなくなっていた「エル・アルコン」よりは、構成的には正解だったんじゃないかな…そんな気もします。ま、谷さんなので元々の期待値が低いのかもしれませんが(^ ^;ゞ
…と、一所懸命言い聞かせて。
ああ、原作さえ知らなければなあ…知らなかった自分に戻りたい。
ショーは最高楽しかったです。はい。
草野ショー、好きだ。
花娘さんたち、人材豊富すぎて幸せです。
百花繚乱、とは言いえて妙というか。みんな可愛いぞ。
そして、祐飛さん若いぞっ!………あれっ??
とりあえず、今日は出先なのでこのくらいで。
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真飛聖さんお披露目初日おめでとうございます!
My初日はだいぶ先(T T)なのですが、今日のニュースで早速初日映像が流れてましたね♪いきなりまとぶんに「私はホルス〜」って歌われてびびったけど、豪華な衣装が似合うトップさんですよね!キレイな人は大好きだ(*^ ^*)。末永くご活躍をお祈りしていますm(_ _)m。
なんだか、初日を観劇した友人たちによると「ラストが唐突」らしいですが…まぁ、谷さんですからねぇ(^ ^;ゞ。多少のことは仕方ないかな、と。
ニュース映像くらいでは展開がさっぱりわかりませんが、祐飛さんのお髭姿が意外と似合っていて、ちょっとドキドキしてしました(*^ ^*)。髭萌えモード継続中らしい。
壮さんの笑顔が出ていたのが嬉しいです。浪越くんより若さ爆発で可愛かった☆みわっちが大人っぽくて、まとぶんとの並びがとても素敵です。包容力のある芝居ができる人なので、観るのが楽しみです!
まっつはお稽古場映像と同じ「私の弟は…」ってところが流れていたってことは、もしかして出番はここだけですか…?くすん。しかし聴くたびに思いますが本当に声がいいですよねぇ(はぁと)。あと、髭面だったことに驚きました。まっつ顔が小さいから髭に埋もれちゃうよ(涙)もう少し控えめの方がいいのでは…?
一花ちゃんは想像どおり可愛い☆さお太さんカッコイイ!!早く劇場でゆっくり観たいです。
ショーは……なんだか絢爛っぽい感じがしたんですけど、実際に観たら違うのでしょうか?星にはまとぶんも出ていたし、月には祐飛さんめおちゃんれみちゃんと案外主要なメンバーが出ていたんですよね、考えてみれば。しみじみと懐かしいです。
オープニングのあの衣装はちょっと衝撃ですが、フィナーレのジーンズに羽は、いろいろ想像(=覚悟)していたせいか案外違和感なかったなー。とりあえずみほ(舞城のどか)ちゃんとかりやん(貴怜良)が良い位置で踊っていたのが嬉しかったです。
真飛さんを中心とした新生花組。映像なので実際はわかりませんけど、なんだか随分弾けた感じに見えました。皆さん楽しそうだし。作品はともかく、組の雰囲気はとっても良さそうで、それだけで嬉しくなります。特に、ほとんどのメンバーと初共演になる祐飛さんとれみちゃん、まぁ実際のところはわかりませんけど、無事受け入れていただいているようなのが嬉しくてなりません。幸せです。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
最後の組長さんの挨拶で紹介されたときに、祐飛さんが隣のまとぶんとちょっと合図しあってたっぽかったのが可愛かった!それにしても祐飛さん、“ショーの花組”“ダンスの花組”に行ってどうなることかと心の底から心配だったのですが…そんなに違和感なかったような…?(願望?)草野さんのショーは相性良いから、というだけかもしれませんが……、でもそれだけじゃなくて、「MAHOROBA」あたりから少しダンスが変わったような気がするんですよね。ファンの欲目?もちろん今も巧くはない(すみません)んですけど、1年前の「ファンシー・ダンス」の頃を思うと……人間っていくつになっても成長するときはするんだな、と……思いたい(汗)。研30でダブルターンも夢じゃない!?
Diarynoteが落ちていたので、昨日のうちに「まとぶんおめでとう」が書けなかったのが残念です…。なぜだ。そんなに花組が大人気でアクセスが集中したのか(←多分違う)
.
My初日はだいぶ先(T T)なのですが、今日のニュースで早速初日映像が流れてましたね♪いきなりまとぶんに「私はホルス〜」って歌われてびびったけど、豪華な衣装が似合うトップさんですよね!キレイな人は大好きだ(*^ ^*)。末永くご活躍をお祈りしていますm(_ _)m。
なんだか、初日を観劇した友人たちによると「ラストが唐突」らしいですが…まぁ、谷さんですからねぇ(^ ^;ゞ。多少のことは仕方ないかな、と。
ニュース映像くらいでは展開がさっぱりわかりませんが、祐飛さんのお髭姿が意外と似合っていて、ちょっとドキドキしてしました(*^ ^*)。髭萌えモード継続中らしい。
壮さんの笑顔が出ていたのが嬉しいです。浪越くんより若さ爆発で可愛かった☆みわっちが大人っぽくて、まとぶんとの並びがとても素敵です。包容力のある芝居ができる人なので、観るのが楽しみです!
まっつはお稽古場映像と同じ「私の弟は…」ってところが流れていたってことは、もしかして出番はここだけですか…?くすん。しかし聴くたびに思いますが本当に声がいいですよねぇ(はぁと)。あと、髭面だったことに驚きました。まっつ顔が小さいから髭に埋もれちゃうよ(涙)もう少し控えめの方がいいのでは…?
一花ちゃんは想像どおり可愛い☆さお太さんカッコイイ!!早く劇場でゆっくり観たいです。
ショーは……なんだか絢爛っぽい感じがしたんですけど、実際に観たら違うのでしょうか?星にはまとぶんも出ていたし、月には祐飛さんめおちゃんれみちゃんと案外主要なメンバーが出ていたんですよね、考えてみれば。しみじみと懐かしいです。
オープニングのあの衣装はちょっと衝撃ですが、フィナーレのジーンズに羽は、いろいろ想像(=覚悟)していたせいか案外違和感なかったなー。とりあえずみほ(舞城のどか)ちゃんとかりやん(貴怜良)が良い位置で踊っていたのが嬉しかったです。
真飛さんを中心とした新生花組。映像なので実際はわかりませんけど、なんだか随分弾けた感じに見えました。皆さん楽しそうだし。作品はともかく、組の雰囲気はとっても良さそうで、それだけで嬉しくなります。特に、ほとんどのメンバーと初共演になる祐飛さんとれみちゃん、まぁ実際のところはわかりませんけど、無事受け入れていただいているようなのが嬉しくてなりません。幸せです。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
最後の組長さんの挨拶で紹介されたときに、祐飛さんが隣のまとぶんとちょっと合図しあってたっぽかったのが可愛かった!それにしても祐飛さん、“ショーの花組”“ダンスの花組”に行ってどうなることかと心の底から心配だったのですが…そんなに違和感なかったような…?(願望?)草野さんのショーは相性良いから、というだけかもしれませんが……、でもそれだけじゃなくて、「MAHOROBA」あたりから少しダンスが変わったような気がするんですよね。ファンの欲目?もちろん今も巧くはない(すみません)んですけど、1年前の「ファンシー・ダンス」の頃を思うと……人間っていくつになっても成長するときはするんだな、と……思いたい(汗)。研30でダブルターンも夢じゃない!?
Diarynoteが落ちていたので、昨日のうちに「まとぶんおめでとう」が書けなかったのが残念です…。なぜだ。そんなに花組が大人気でアクセスが集中したのか(←多分違う)
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知らないうちに、花組公演の新公配役が発表されていました。
ついさっきまで、憲法記念日によせる話(っていうか、「舞姫」における大日本帝国憲法と「黎明の風」における日本国憲法の話)を縷々書いていたのですが。
……ふとした油断からキレイサッパリ消えてしまった、ので、
久しぶりに5千字超になっちゃったから、少しは減らせないかと読み直しているところだったのに………(しょぼん)
諦めて、新公の話を。
えーっと。
……初日は一週間後ですよね?新公本番までだってわずか3週間。去年の夏の月組公演のときも、新公配役出るの遅くてやきもきしたけど、あれでも初日まで10日はあったはず。
正塚さんにしても谷さんにしても、脚本が出来るのが遅いとよく言われている人たちなので、なんだか不安になってしまいます。…いったいいつ脚本あがったんだよオイ(苦笑)。
それとも、発表が遅いだけで、本人たちには言われていたりするのでしょうか?新公でやる役だと知っているのといないのと、稽古場での気合が違うんじゃないかと思うんですけど。それとも、下級生たちの本役での役作りが一段落するまで、新公の役は教えない、っていう考え方なのか?
ま、それはともかく。
…扇めぐむくん、星原先輩の役かー!ちょっとびっくり。まぁ、宙組の汝鳥さんみたいに「事実上主役」の可能性もあるけど。…とりあえず、ソロがあることを祈っています(^ ^)。
「舞姫」で体格のいい男前コンビだった夕霧らいくんと祐澄しゅんくんは、組長さんのデジュリエ大佐と、眉月さんのアジズ。
わー、しゅんくん悪い人なんだー♪楽しみかも♪
ザイド(本役:悠真倫)はアーサー(煌雅あさひ)。原作ではめちゃくちゃ良い役ですが、どんな役になっているのやら…(祐飛さんにザイドやってほしかったんだよね私)。しかしまりんさんだし、歌がありそうでちょっと楽しみ。アーサーの歌はエンカレ以来かな?
原作では主人公の片割れと言いたいくらい大事な役であるトゥスン(本役:壮一帆)は、嶺乃一真くん。……ごめんなさいごめんなさい、いまいち認識していません(正直)…勉強します!(汗)。89期ですよね?でも「蒼いくちづけ」も「舞姫」も出てないよね…?(←だから認識できなかったと言いたいらしい)
この公演から娘役に転向した天宮菜生ちゃんは、ナイリ(本役:桜一花)。そっかー、(野々)すみ花ちゃんがこっちかなーと思ったけど、れみちゃんのサミーラの方なんですね。(華耀)きらりちゃんは絵莉千晶さんのマズルーカ。美しいだろうなあ(*^ ^*)。
…そういえば、愛純)もえりちゃんの名前がないんですけど…88期ですよね、彼女。まさか、役無し?みほちゃんの役とかに入るのでしょうか…。
由舞ちゃんもいないし、月野姫花ちゃんもいない。あらためて、娘役さんの役が少ないんだなあ今回(涙)。がんばれー!
その他、「蒼いくちづけ」で気になった下級生さんたちは…
レンフィールドの真瀬はるかさんは、めお(真野すがた)ちゃんのジューバ。全くキャラクターが違う二人なので、どんな役作りでくるか楽しみです。
そして、ピーター坊やとザザの二役を麗しくこなしていた冴月瑠那さんが、ふみか(紫峰七海)ちゃんのラシード(!)おお〜、これは楽しみだ♪
まぁくんバージョンの方でレンフィールドを演じた天真みちるさんは、嶺乃さんのメドヘッド。…そういえば、本役の配役を見たときも結構謎だったな、この役。原作では結構大きな役なのに、あまりよく知らない下級生だったから。どう料理されるのかにもよりますが、やっぱり期待株なんでしょうね、レンフィールド役のお二人は♪
あの原作を、谷さんがどう料理してくれるのか。
期待半分、不安半分(^ ^;ゞで楽しみにしています♪
初日まで、あとわずか一週間。
歌劇誌の座談会も面白かったみたいで(まだGETしてない)、新生花組、楽しみにしています!!
そして。
花組初日まであとわずかに一週間、ってことは、
月組楽まで、あと一日、ってこと、なんですね…。
タキさん、
かなみちゃん、
まちおさん、
…そして、えりおっと。
楽しく弾けて、
ステキな思い出をいっぱい作って、
ゆっくりと大階段を降りてきてください。
東京で、待っています。
.
ついさっきまで、憲法記念日によせる話(っていうか、「舞姫」における大日本帝国憲法と「黎明の風」における日本国憲法の話)を縷々書いていたのですが。
……ふとした油断からキレイサッパリ消えてしまった、ので、
久しぶりに5千字超になっちゃったから、少しは減らせないかと読み直しているところだったのに………(しょぼん)
諦めて、新公の話を。
えーっと。
……初日は一週間後ですよね?新公本番までだってわずか3週間。去年の夏の月組公演のときも、新公配役出るの遅くてやきもきしたけど、あれでも初日まで10日はあったはず。
正塚さんにしても谷さんにしても、脚本が出来るのが遅いとよく言われている人たちなので、なんだか不安になってしまいます。…いったいいつ脚本あがったんだよオイ(苦笑)。
それとも、発表が遅いだけで、本人たちには言われていたりするのでしょうか?新公でやる役だと知っているのといないのと、稽古場での気合が違うんじゃないかと思うんですけど。それとも、下級生たちの本役での役作りが一段落するまで、新公の役は教えない、っていう考え方なのか?
ま、それはともかく。
…扇めぐむくん、星原先輩の役かー!ちょっとびっくり。まぁ、宙組の汝鳥さんみたいに「事実上主役」の可能性もあるけど。…とりあえず、ソロがあることを祈っています(^ ^)。
「舞姫」で体格のいい男前コンビだった夕霧らいくんと祐澄しゅんくんは、組長さんのデジュリエ大佐と、眉月さんのアジズ。
わー、しゅんくん悪い人なんだー♪楽しみかも♪
ザイド(本役:悠真倫)はアーサー(煌雅あさひ)。原作ではめちゃくちゃ良い役ですが、どんな役になっているのやら…(祐飛さんにザイドやってほしかったんだよね私)。しかしまりんさんだし、歌がありそうでちょっと楽しみ。アーサーの歌はエンカレ以来かな?
原作では主人公の片割れと言いたいくらい大事な役であるトゥスン(本役:壮一帆)は、嶺乃一真くん。……ごめんなさいごめんなさい、いまいち認識していません(正直)…勉強します!(汗)。89期ですよね?でも「蒼いくちづけ」も「舞姫」も出てないよね…?(←だから認識できなかったと言いたいらしい)
この公演から娘役に転向した天宮菜生ちゃんは、ナイリ(本役:桜一花)。そっかー、(野々)すみ花ちゃんがこっちかなーと思ったけど、れみちゃんのサミーラの方なんですね。(華耀)きらりちゃんは絵莉千晶さんのマズルーカ。美しいだろうなあ(*^ ^*)。
…そういえば、愛純)もえりちゃんの名前がないんですけど…88期ですよね、彼女。まさか、役無し?みほちゃんの役とかに入るのでしょうか…。
由舞ちゃんもいないし、月野姫花ちゃんもいない。あらためて、娘役さんの役が少ないんだなあ今回(涙)。がんばれー!
その他、「蒼いくちづけ」で気になった下級生さんたちは…
レンフィールドの真瀬はるかさんは、めお(真野すがた)ちゃんのジューバ。全くキャラクターが違う二人なので、どんな役作りでくるか楽しみです。
そして、ピーター坊やとザザの二役を麗しくこなしていた冴月瑠那さんが、ふみか(紫峰七海)ちゃんのラシード(!)おお〜、これは楽しみだ♪
まぁくんバージョンの方でレンフィールドを演じた天真みちるさんは、嶺乃さんのメドヘッド。…そういえば、本役の配役を見たときも結構謎だったな、この役。原作では結構大きな役なのに、あまりよく知らない下級生だったから。どう料理されるのかにもよりますが、やっぱり期待株なんでしょうね、レンフィールド役のお二人は♪
あの原作を、谷さんがどう料理してくれるのか。
期待半分、不安半分(^ ^;ゞで楽しみにしています♪
初日まで、あとわずか一週間。
歌劇誌の座談会も面白かったみたいで(まだGETしてない)、新生花組、楽しみにしています!!
そして。
花組初日まであとわずかに一週間、ってことは、
月組楽まで、あと一日、ってこと、なんですね…。
タキさん、
かなみちゃん、
まちおさん、
…そして、えりおっと。
楽しく弾けて、
ステキな思い出をいっぱい作って、
ゆっくりと大階段を降りてきてください。
東京で、待っています。
.
なんだか、このタイトルで日記を書くのは久しぶりのような…。
■花組大劇場公演配役
最近の公演は集合日前に主要配役が出ることが多かったので、なんだか「主役も含めて全員を集合日に発表」というのが久しぶりのような気が…。
まとぶんのトマスと彩音ちゃんのアノウドは当然として、
壮ちゃんのトゥスンも、ポスター見て予想していたとおりなんですが、
…祐飛さんのイブラヒムって、誰?
トゥスンのお兄さんと同じ名前なんですけど、本当にその役?それとも、名前はたまたま一致しただけで(アラブ系ではありふれた名前っぽい)、狂言回しというか語り手みたいな扱いになるのかなぁ?「あさきゆめみし」のスダマみたいな。
…谷さん、お願いですから祐飛さんには芝居をさせてあげてください!それしかとりえが無いんで、お願いしますm(_ _)m。
セットの上でひたすら歌を歌ってる、とかそーゆーのナシで〜〜っ(T T)。
個人的には、ナイリの桜一花ちゃんがものすごく嬉しいです。
新公は誰がやるのかしらー?
そして。
■花組卒業生
舞城のどか
貴 怜良
お二人が、この公演をもってタカラヅカを卒業されます。
みほちゃんと、かりやん。84期のお二人を、本当の意味で心に刻んだ公演は、偶然ですが同じ「マラケシュ/エンター・ザ・レビュー」でした。
「マラケシュ」で金の薔薇のみほちゃんに見惚れて。
「エンター…」で、猛獣かりやんのナイスバディと、マヌカンみほちゃんの黒い肌に惚れこんで。
とにかく大好きな公演で、博多座まで行って、贔屓組でもないのにいったい何回観たのかと突っ込みたい感じだったんですよね。
あれから、………もうすぐ、3年?
花組さんのショーでは、ダンスシーンは常にみほちゃんセンターで観ていた私
最後の作品、お芝居で役名がないのがちょっと残念ですが、ショーで大活躍してくださることを心から祈っています。
っていうか、草野さんよろしくねっっっ!!
かりやん、お芝居での役名はオスマン。
「蒼いくちづけ」のゴダルミング卿がとてもダンディで素敵だったかりやん。谷さんよろしくねっっっ!!もちろん草野さんもね!
お二人の前途に幸あらむことを祈りつつ、
あんなにも賑やかな、多士済々だった花組84期が、
…まっつ一人に、なるんですね……(寂)。
■娘役転向
天宮菜生ちゃんが、今日から娘役に転向されり。
……驚愕。
蒼いくちづけ、クリスもノエルくんも良かったのになあ…。なんだかとっても勿体ない気がします。確かに美人さんだし、上級生になると今みたいな「美少年」枠の役が回ってこなくなってしまうので、転向は正解なのかもしれませんが…(涙)。
ううう、ああいう正統派美少年がやれる人って案外少ないので、貴重なキャラクターだったのにぃ〜(涙)。
まぁ、でも、ホント美人さんなのは間違いなし!なので。
ご活躍を心からお祈りしています。
しかーし。
(華月)由舞ちゃん、(白華)れみちゃん、湖々マリアちゃん…
ただでさえ89期は娘役豊富な期なのに、さらに一期上に(華耀)きらりちゃん、一期下に(野々)すみ花ちゃん、か。……戦国時代だなあ花娘…。
.
■花組大劇場公演配役
最近の公演は集合日前に主要配役が出ることが多かったので、なんだか「主役も含めて全員を集合日に発表」というのが久しぶりのような気が…。
まとぶんのトマスと彩音ちゃんのアノウドは当然として、
壮ちゃんのトゥスンも、ポスター見て予想していたとおりなんですが、
…祐飛さんのイブラヒムって、誰?
トゥスンのお兄さんと同じ名前なんですけど、本当にその役?それとも、名前はたまたま一致しただけで(アラブ系ではありふれた名前っぽい)、狂言回しというか語り手みたいな扱いになるのかなぁ?「あさきゆめみし」のスダマみたいな。
…谷さん、お願いですから祐飛さんには芝居をさせてあげてください!それしかとりえが無いんで、お願いしますm(_ _)m。
セットの上でひたすら歌を歌ってる、とかそーゆーのナシで〜〜っ(T T)。
個人的には、ナイリの桜一花ちゃんがものすごく嬉しいです。
新公は誰がやるのかしらー?
そして。
■花組卒業生
舞城のどか
貴 怜良
お二人が、この公演をもってタカラヅカを卒業されます。
みほちゃんと、かりやん。84期のお二人を、本当の意味で心に刻んだ公演は、偶然ですが同じ「マラケシュ/エンター・ザ・レビュー」でした。
「マラケシュ」で金の薔薇のみほちゃんに見惚れて。
「エンター…」で、猛獣かりやんのナイスバディと、マヌカンみほちゃんの黒い肌に惚れこんで。
とにかく大好きな公演で、博多座まで行って、贔屓組でもないのにいったい何回観たのかと突っ込みたい感じだったんですよね。
あれから、………もうすぐ、3年?
花組さんのショーでは、ダンスシーンは常にみほちゃんセンターで観ていた私
最後の作品、お芝居で役名がないのがちょっと残念ですが、ショーで大活躍してくださることを心から祈っています。
っていうか、草野さんよろしくねっっっ!!
かりやん、お芝居での役名はオスマン。
「蒼いくちづけ」のゴダルミング卿がとてもダンディで素敵だったかりやん。谷さんよろしくねっっっ!!もちろん草野さんもね!
お二人の前途に幸あらむことを祈りつつ、
あんなにも賑やかな、多士済々だった花組84期が、
…まっつ一人に、なるんですね……(寂)。
■娘役転向
天宮菜生ちゃんが、今日から娘役に転向されり。
……驚愕。
蒼いくちづけ、クリスもノエルくんも良かったのになあ…。なんだかとっても勿体ない気がします。確かに美人さんだし、上級生になると今みたいな「美少年」枠の役が回ってこなくなってしまうので、転向は正解なのかもしれませんが…(涙)。
ううう、ああいう正統派美少年がやれる人って案外少ないので、貴重なキャラクターだったのにぃ〜(涙)。
まぁ、でも、ホント美人さんなのは間違いなし!なので。
ご活躍を心からお祈りしています。
しかーし。
(華月)由舞ちゃん、(白華)れみちゃん、湖々マリアちゃん…
ただでさえ89期は娘役豊富な期なのに、さらに一期上に(華耀)きらりちゃん、一期下に(野々)すみ花ちゃん、か。……戦国時代だなあ花娘…。
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舞姫−Meine Liebe− 【2】
2008年3月24日 宝塚(花) コメント (4)花組青年館劇場公演「舞姫」。
この作品の主題歌を聴くたびに。
「マイネ・リーベ(我が恋人)」と「マイヒメ」の韻の踏み方に、植田景子さんのこだわりを感じていました。
細かい伏線のひきかた、拾い方にも同じように。
1幕が終わったときは、どうしてわざわざ豊太郎を法科に替えたんだろう?と思ったのですが、「日本を西欧列強に認めさせるための第一歩として」日本国憲法を制定する、というテーマを与えることで「日本のために」という豊太郎の動機をわかりやすく強化したりとか。
さすが景子さん、と思った部分はとても多かったです。
森林太郎の経歴をみると。、
1884年(明治17年)8月、独逸へむけて出航。目的は陸軍衛星制度および衛生学の研究。
ミュンヘンで“近代衛生学の父”ペッテンコーフェルに学び、ベルリンへ移ってコッホに師事。
1888年(明治21年)9月、日本へ帰国。27歳。
1889年(明治22年)2月11日、大日本帝国憲法公布。
1890年(明治23年)11月29日、憲法施行。第一回帝国議会開催。
#舞台では出国も帰国も3月になってましたが、これは何か理由があったのでしょうか…?
ちなみに、この「1989年」は、昨年散々愉しませていただいた「第三回パリ万博」の開催された年。
つい最近観た「WILDe Beauty」のオスカー・ワイルドに関していえば、ちょうど「幸福な王子」や「ドリアン・グレイの肖像」を書いた頃。たぶん、彼の作家としての最初の絶頂期だったはず。
他にも「蒼いくちづけ」の元ネタになったブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」が書かれたのが1897年、など、西欧において、さまざまな「世紀末文学」が生まれた時代。
…去年も書きましたけど、19世紀末ってよっぽど面白い時代だったんでしょうねぇ…。
なーんて感慨にふけりつつ。
とりあえずは、他の登場人物について印象などを。
■ドクトル・ヴィーゼ:ふみか(紫峰七海)
この人は本当に声がいい!
みわっち、まっつ、みつると声の良い人が揃った公演でしたが、その中でも突出して良い声なんですよね。深みがあって、柔らかくて(*^ ^*)。
「蒼いくちづけ」のデイヴもステキでしたけど、このダンディなドクトルの素敵さは、また格別♪でした。素顔のお稽古写真とか見ると、丸顔で結構童顔だと思うのに、どうしてあんなにお髭が似合うんでしょうか!?ヒューブナーさん以来の髭萌えモードがおさまる気配もないねこには、たいそうな凶器でございました。
そして、個人的に最高だったのは「明治天皇の声」♪♪いやぁん、幕開きからいきなり美声だったのでうっとりしちゃいましたぁ(壊)♪
■豊太郎の母と妹:梨花ますみ、舞城のどか
みとさんはさすがの貫禄でした。厳しい母、という役はホントぴったりですね…。懐剣を掲げてあとずさる足どりがスムーズで、美しかったです。
みほちゃんの朗読も、自然でよかったです。ただ、清さんはなにもみほちゃんがやらなくても、と思ったのは事実かな…。もっと何もわからないような下級生がやったほうが自然だったと思うのですが。…若い子だとあれだけの台詞が言える子がいないのかな?
みほちゃんには、ぜひベルリンのショーで踊ってほしかった!(涙)。
あと、作品の構造的なところからみても、なぜこの妹を追加したのか理解に苦しむところではあります。
説明役が必要なら、父親の妹あたりでも良かったのでは?
原作では確か、母親が亡くなったことで“日本に帰る理由が無くな”り、エリスと暮らし始める、という展開だったはず。
だって。
…残された妹がいたら、もうちょっと真剣に帰ろうとするんじゃないのか豊太郎?兄の庇護がなければ、か弱い女の身、下手すれば悪い親戚に女郎屋に売られかねないのに(←まさかそんなことはないか?)
妹がいるにもかかわらず、国に帰るための努力をまったくしない豊太郎ってどうなの?という気がしてならなかったのですが。そのあたり、景子さんはどういう考えでこの役を設定したんでしょうか…。
■エリスの母:光あけみ
良い役でしたね。1幕のキツくて冷たい母親から、2幕ラストへの変化が自然で、“一人の人間”に見えたことに感心しました。
エリスの母らしいエキセントリックさ、娘の中にある狂気への恐怖…それは、自分の中にもあるものだからこそ余計怖いのだ、というところがちゃんと押さえられていたところがさすがだと思いました。
エリスの透明感を強調するために、いっそ不愉快なほど“人間”らしい芝居ができる人が必要だったのだと思います。あまり舞台に立たない方ですが、専科さんも人数へってしまったし、もっといろんな舞台に立っていただきたいです。
■マチルダ・フォン・ヴィーゼ:舞名里音
今さらですが。ご卒業おめでとうございますm(_ _)m。
美人さんで声も悪くないし、もうすこし台詞術が備わっていればいろんな役が出来ただろうに…ともったいない感じがしました。
でも、最後が良い役でよかったですね!
さすがにふみかちゃんの娘にはさすがに見えませんでしたけど(^ ^)、ふみかちゃんは本当に「可愛い娘」にメロメロなパパ、って感じで可愛かったなあ〜(*^ ^*)
■岩井:マメ(日向燦)
モデルは作者である森林太郎なのか、それとも同門(コッホの衛生試験所)の北里柴三郎なのか…。最終的には脚気問題で対立する東大学派(森)と北里ですが、どうなんでしょうねぇ。
ま、それはともかく。
マメちゃん、さすがでした。ちょっとやりすぎ、って思ったところもありましたが、ああいう役を中途半端にやるとかえって見苦しいし。あの自然さはさすがでしたね。
ただ、私はどちらかというと岩井くんに近い(人の意見に逆らわない)タイプなので、なんだかすごく感情移入してしまって、結構苦しかったです。…マメちゃんはああいうタイプではないのかな。実際にああいう性格だったら、あの役やるのはかなり辛かったんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうね。
■黒沢中尉:ちあき(白鳥かすが)
■丹波と大河内:夕霧らい、祐澄しゅん
大柄な二人にはさまれた小柄なちあき。あまりにも可愛らしくて、ケースに入れて飾っておきたいくらい気に入りました。
月組時代から、それこそ「血と砂」に最下で出ていたときからずーっと見守っていた人なので、花組さんであっちにぶつかりこっちで転んでいるのを見る度に涙がでるほど愛おしくなります。
がんばれちあき。
大きな二人は、揃って素晴らしい声してますねぇ(うっとり)。エンカレで美声を堪能させていただいたらいらいはもちろん、しゅんさんも巧い!台詞も明瞭だし、歌もいい。ちゃんといじわるそうな声になっていたところが素敵でした。
姿もいいし、立役としては得がたいお二人ですね♪
■フラウ・シュミット:愛純もえり
たいした出番があるわけではありませんが、印象的な声でした。
もっと上級生だとばかり思っていたのに、若いんですね!巧いなあ…。
■ホットワイン売り/青木英嗣:彩城レア
エンカレで気になった人の一人。今までも何かと使われてはいましたが、今回ひさしぶりにゆっくりソロが聞けて嬉しかったです。笑顔が可愛い♪
青木くん役は、ちょっとがんばりすぎちゃったかな?という気もしましたが、良かったと思います。もっと小柄なイメージでしたが、案外スタイル良いいんですね。制服が似合ってカッコよかったです。
■踊り子さん:瞳ゆゆ、白姫あかり
かわいい………かわいい………かわいい!!
それにしても、ヴィクトリア座の演目のあまりのロリータぶりに驚きを隠せません。もう少し大人っぽい演目にしたほうが良かったんじゃないかと思うんですが……>景子さん
初輝よしや
…やっと見覚えることができて嬉しいです。次の大劇場でも見分けられますように!(ターバンに髭つけられたら絶対わからないだろうな…涙)
輝良まさと
いろんな役で出ていましたが、常に目立ってましたね。かっこよかった!台詞はまだちょっと棒でしたけど、これからが楽しみです。
花組さんの下級生もだいぶ覚えたし、大劇場公演にむけて準備はばっちり!!…かな?
この作品については、まだまだ書きたいことがあるので、たぶんまた書くと思いますが。とりあえず、キャストについてはこのあたりで。
.
この作品の主題歌を聴くたびに。
「マイネ・リーベ(我が恋人)」と「マイヒメ」の韻の踏み方に、植田景子さんのこだわりを感じていました。
細かい伏線のひきかた、拾い方にも同じように。
1幕が終わったときは、どうしてわざわざ豊太郎を法科に替えたんだろう?と思ったのですが、「日本を西欧列強に認めさせるための第一歩として」日本国憲法を制定する、というテーマを与えることで「日本のために」という豊太郎の動機をわかりやすく強化したりとか。
さすが景子さん、と思った部分はとても多かったです。
森林太郎の経歴をみると。、
1884年(明治17年)8月、独逸へむけて出航。目的は陸軍衛星制度および衛生学の研究。
ミュンヘンで“近代衛生学の父”ペッテンコーフェルに学び、ベルリンへ移ってコッホに師事。
1888年(明治21年)9月、日本へ帰国。27歳。
1889年(明治22年)2月11日、大日本帝国憲法公布。
1890年(明治23年)11月29日、憲法施行。第一回帝国議会開催。
#舞台では出国も帰国も3月になってましたが、これは何か理由があったのでしょうか…?
ちなみに、この「1989年」は、昨年散々愉しませていただいた「第三回パリ万博」の開催された年。
つい最近観た「WILDe Beauty」のオスカー・ワイルドに関していえば、ちょうど「幸福な王子」や「ドリアン・グレイの肖像」を書いた頃。たぶん、彼の作家としての最初の絶頂期だったはず。
他にも「蒼いくちづけ」の元ネタになったブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」が書かれたのが1897年、など、西欧において、さまざまな「世紀末文学」が生まれた時代。
…去年も書きましたけど、19世紀末ってよっぽど面白い時代だったんでしょうねぇ…。
なーんて感慨にふけりつつ。
とりあえずは、他の登場人物について印象などを。
■ドクトル・ヴィーゼ:ふみか(紫峰七海)
この人は本当に声がいい!
みわっち、まっつ、みつると声の良い人が揃った公演でしたが、その中でも突出して良い声なんですよね。深みがあって、柔らかくて(*^ ^*)。
「蒼いくちづけ」のデイヴもステキでしたけど、このダンディなドクトルの素敵さは、また格別♪でした。素顔のお稽古写真とか見ると、丸顔で結構童顔だと思うのに、どうしてあんなにお髭が似合うんでしょうか!?ヒューブナーさん以来の髭萌えモードがおさまる気配もないねこには、たいそうな凶器でございました。
そして、個人的に最高だったのは「明治天皇の声」♪♪いやぁん、幕開きからいきなり美声だったのでうっとりしちゃいましたぁ(壊)♪
■豊太郎の母と妹:梨花ますみ、舞城のどか
みとさんはさすがの貫禄でした。厳しい母、という役はホントぴったりですね…。懐剣を掲げてあとずさる足どりがスムーズで、美しかったです。
みほちゃんの朗読も、自然でよかったです。ただ、清さんはなにもみほちゃんがやらなくても、と思ったのは事実かな…。もっと何もわからないような下級生がやったほうが自然だったと思うのですが。…若い子だとあれだけの台詞が言える子がいないのかな?
みほちゃんには、ぜひベルリンのショーで踊ってほしかった!(涙)。
あと、作品の構造的なところからみても、なぜこの妹を追加したのか理解に苦しむところではあります。
説明役が必要なら、父親の妹あたりでも良かったのでは?
原作では確か、母親が亡くなったことで“日本に帰る理由が無くな”り、エリスと暮らし始める、という展開だったはず。
だって。
…残された妹がいたら、もうちょっと真剣に帰ろうとするんじゃないのか豊太郎?兄の庇護がなければ、か弱い女の身、下手すれば悪い親戚に女郎屋に売られかねないのに(←まさかそんなことはないか?)
妹がいるにもかかわらず、国に帰るための努力をまったくしない豊太郎ってどうなの?という気がしてならなかったのですが。そのあたり、景子さんはどういう考えでこの役を設定したんでしょうか…。
■エリスの母:光あけみ
良い役でしたね。1幕のキツくて冷たい母親から、2幕ラストへの変化が自然で、“一人の人間”に見えたことに感心しました。
エリスの母らしいエキセントリックさ、娘の中にある狂気への恐怖…それは、自分の中にもあるものだからこそ余計怖いのだ、というところがちゃんと押さえられていたところがさすがだと思いました。
エリスの透明感を強調するために、いっそ不愉快なほど“人間”らしい芝居ができる人が必要だったのだと思います。あまり舞台に立たない方ですが、専科さんも人数へってしまったし、もっといろんな舞台に立っていただきたいです。
■マチルダ・フォン・ヴィーゼ:舞名里音
今さらですが。ご卒業おめでとうございますm(_ _)m。
美人さんで声も悪くないし、もうすこし台詞術が備わっていればいろんな役が出来ただろうに…ともったいない感じがしました。
でも、最後が良い役でよかったですね!
さすがにふみかちゃんの娘にはさすがに見えませんでしたけど(^ ^)、ふみかちゃんは本当に「可愛い娘」にメロメロなパパ、って感じで可愛かったなあ〜(*^ ^*)
■岩井:マメ(日向燦)
モデルは作者である森林太郎なのか、それとも同門(コッホの衛生試験所)の北里柴三郎なのか…。最終的には脚気問題で対立する東大学派(森)と北里ですが、どうなんでしょうねぇ。
ま、それはともかく。
マメちゃん、さすがでした。ちょっとやりすぎ、って思ったところもありましたが、ああいう役を中途半端にやるとかえって見苦しいし。あの自然さはさすがでしたね。
ただ、私はどちらかというと岩井くんに近い(人の意見に逆らわない)タイプなので、なんだかすごく感情移入してしまって、結構苦しかったです。…マメちゃんはああいうタイプではないのかな。実際にああいう性格だったら、あの役やるのはかなり辛かったんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうね。
■黒沢中尉:ちあき(白鳥かすが)
■丹波と大河内:夕霧らい、祐澄しゅん
大柄な二人にはさまれた小柄なちあき。あまりにも可愛らしくて、ケースに入れて飾っておきたいくらい気に入りました。
月組時代から、それこそ「血と砂」に最下で出ていたときからずーっと見守っていた人なので、花組さんであっちにぶつかりこっちで転んでいるのを見る度に涙がでるほど愛おしくなります。
がんばれちあき。
大きな二人は、揃って素晴らしい声してますねぇ(うっとり)。エンカレで美声を堪能させていただいたらいらいはもちろん、しゅんさんも巧い!台詞も明瞭だし、歌もいい。ちゃんといじわるそうな声になっていたところが素敵でした。
姿もいいし、立役としては得がたいお二人ですね♪
■フラウ・シュミット:愛純もえり
たいした出番があるわけではありませんが、印象的な声でした。
もっと上級生だとばかり思っていたのに、若いんですね!巧いなあ…。
■ホットワイン売り/青木英嗣:彩城レア
エンカレで気になった人の一人。今までも何かと使われてはいましたが、今回ひさしぶりにゆっくりソロが聞けて嬉しかったです。笑顔が可愛い♪
青木くん役は、ちょっとがんばりすぎちゃったかな?という気もしましたが、良かったと思います。もっと小柄なイメージでしたが、案外スタイル良いいんですね。制服が似合ってカッコよかったです。
■踊り子さん:瞳ゆゆ、白姫あかり
かわいい………かわいい………かわいい!!
それにしても、ヴィクトリア座の演目のあまりのロリータぶりに驚きを隠せません。もう少し大人っぽい演目にしたほうが良かったんじゃないかと思うんですが……>景子さん
初輝よしや
…やっと見覚えることができて嬉しいです。次の大劇場でも見分けられますように!(ターバンに髭つけられたら絶対わからないだろうな…涙)
輝良まさと
いろんな役で出ていましたが、常に目立ってましたね。かっこよかった!台詞はまだちょっと棒でしたけど、これからが楽しみです。
花組さんの下級生もだいぶ覚えたし、大劇場公演にむけて準備はばっちり!!…かな?
この作品については、まだまだ書きたいことがあるので、たぶんまた書くと思いますが。とりあえず、キャストについてはこのあたりで。
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舞姫−Meine Liebe−
2008年3月22日 宝塚(花) コメント (6)宝塚花組公演「舞姫」。
さすがは、予定になかった再演東上を実現させただけのことはある作品でした。おかげで、書きたいことがとてもたくさんありすぎて、とても困っています(^ ^;
うーん、先にキャストの話をさせていただこうかな。
とりあえず、メインキャストから。
■太田豊太郎:みわっち愛音羽麗)
優しくて包容力のあるトヨさんでした。
でも……ごめんなさいっ!!先にフォンダリさんを観てしまうと、なんていうか物足りないっていうか;;;;;;
上演された順番どおりに観ていたならば。たぶん、ねこの好みからして
トヨさんステキだー!と感動して、
ジャンヌさんの麗しさに惚れ込んで、
そして、フォンダリさんで完落ちしたはず…と思うのですが。
…残念ながら。
フォンダリさんの大人の魅力に落ちかけた身には、トヨさんはあまりにも青すぎて(汗)、ステキだけどもったいないなーと思ってしまったのでした(^ ^;ゞ。
いやいや、ステキでした本当に。歌はちょっと音程あやうかったけど、声がすごく好きです。中日のときも良い声や〜と思いましたが、さすがに持ち歌だけあってのびのび歌っていらっしゃいました。音響の悪い青年館で、よくあれだけ聴かせてくれたものだ、と感心しきりです。
■相沢謙吉 まっつ(未涼亜希)
や、やっと観れた………
お噂はかねがね、としか言いようがないくらい、散々きかされたまっつの相沢。愛が溢れすぎててヤバい、と評判だったまっつの相沢。
…惚れ直しました(うっとり)。
今なので正直に書きますが。先週末の初見時は、ちょっと物足りなかったのです、実は。
ま、バウでの評判を散々聞いていたので、期待しすぎたかな?という感じで。それもあって、最初日の日記には、まっつのことは何も書かなかったのですが。
一幕は可愛らしいけどあまり存在感がなく、二幕はあえて感情を抑えた演技のまま最後までいってしまって、ものすごく冷酷な人みたいになっていたのが気になって。
うわさに高い(苦笑)“豊太郎への愛”は確かにあったけれども、それがすごく身勝手な愛に見えたのです。豊太郎の幸せを祈る、彼のための愛ではなく、自分が彼を喪いたくないだけの恋情にみえた。
それはそれで、腐女子的には楽しいキャラクター造形でしたけれども、宝塚作品としてそれはどーよ、という正論以前に、あまり魅力的な男には見えなかったんです、私には。相沢単体で。
それが。
小雨降る千秋楽、
相沢が、ものすごく切なかった。
振り絞るように、全身で豊太郎への思いを歌いあげる相沢。
小さな身体をいっぱいにはりつめて、脚の先までびりびりと震えるくらい、
彼の思いが、鳴りひびいている。
エリスの心を叩く音。
空気が揺れる。
エリスの心を切り裂く刃。
時間が裂ける。
そして、とまる、とけい。
エリスの心が壊れてしまったことを知ったときの相沢の表情が、くるしいほど切なくて。
相沢の、
ロシア遠征の帰り道、豊太郎が天方大臣に「要職を用意するから、ぜひ一緒に日本へ帰ってもらいたい」と言われたときの嬉しそうな貌が、
「この仕事をやれるのは、太田豊太郎をおいて他にはいない」と言い切ったときの自慢げな貌が、
卒業証書をにぎりしめて「さすがは太田豊太郎だ!」というときの、憧れにみちた晴れやかな笑顔が、
壊れてしまったエリスにすがりつく相沢の背中から、彼自身の幸せな記憶が、こぼれおちていく。
相沢はたぶん、もう幸せにはなれないのだろう。
彼はずっと、このエリスを背負って歩いていくのだ、
たった独りで。
そんなことを思った、千秋楽の夜。
まっつがこの物語の後の相沢について、どんなイメージを持っていたのか聞いてみたかったな、と思いました。
誰のことも愛さずに、心を閉じて生き、友情と国への忠義に殉じる男のイメージを抱いたのは、私の気のせいなのでしょうか…?
逆に、みわっちの豊太郎は、なんだかんだ言いつつも可愛い嫁さんを貰って、穏やかでつつましい幸せを得るような気がします。
そして、なにかの折に「私はね、若い頃に激しい恋をしたんだよ…。全てを捨てても悔いはないと思ったんだ。それを、親友に止められてね…」と、穏やかに微笑んで話すの。
ねこの勝手なイメージですごめんなさいm(_ _)m。
でも。
みわっちの豊太郎には、エリスの哀しい運命を受け入れる大きさがあったと思うのです。
エリスという純粋すぎる少女の“夢”となるために必要な美しさと優しさと、
“夢の中の少女”のキレイすぎる純粋さに引きずられない、生きること、楽しむことへの熱意とおおらかな愛情と。
でも、まっつの相沢にはそのどちらもなかった。
自分に厳しく、他人にも厳しい、理想的な文官。
“支配者”層に属するものとして、“俗人”とは一線を画するようなところがあったのかもしれません。
国のため、日本のために、自分にはなにができるのか、そのことばかりを考えていた、男。
“国のため、日本のため”に、豊太郎を取り戻さなくてはならない、と、
異郷の女を愛しても、いい。
それでも、お前が本当に愛しているのは、日本のはずだ、と。
お前を本当に必要としているのは、異郷の女だけではない。
日本が、お前を必要としている。
そう、言いたかった。
大きな声で自慢したかった。自慢の友を。
人々の前で、大きな声で叫びたかった。見せつけたかった、
…これが俺の、自慢の友だぞ、と。
目の前で壊れたエリス。
目の前に居るのに、手の届かない、友。
信じていた理想、信じていた真実、
……扇を握って、微笑むエリス……
青年館で3回観て。
ラストの病院で、豊太郎とエリスの二人から相沢が眼を逸らすタイミングが3回とも違っていたのが印象的でした。
…私は、千秋楽の、ギリギリまで瞬きもせずにみつめていて、最後の最後に視線を落とす相沢に、泣かされました。
バウの評判で想像していた相沢は、もっとアグレッシブで情熱的に豊太郎を愛して(←おい)いるのだとばかり思っていたのですが…
あまりにも痛々しい、自分自身に厳しすぎる相沢で、イメージしていたのとは全然違っていたのですが、両方ご覧になった方は、どう思われたのでしょうか…?
■原芳次郎 みつる(華形ひかる)
原作にはいない、架空のキャラクター。私費で独逸へ留学した画家の卵。美大に通っていたが、実家が傾いて仕送りがとまり、貧乏生活を送っている…。
物語世界に必要、というよりは、かなり植田景子さんの趣味が入った、景子さんの思いを語らせるために創られた“芸術家”キャラですが。
いやー、良かったです。見た目もハマっていたし、なにより歌をがんばってた(*^ ^*)。今まであんまり印象に残ったことがなかったみつるくんですが、今回かなりキタなー、って感じです。
やりやすい役ではありましたけれども、それ以上によくがんばってました。
方言はちょっと違和感あったけどね。それじゃ石見じゃなくて土佐だよ、とちょっと思ったり。あれで、もう少しマリィへの愛が見えると良かったなーと(みつるくんの芝居というより、景子さんの演出がそこはちょっと省略気味な感じでしたが…)。
■マリィ(華月)由舞
芳次郎の恋人。踊り子だと聞いていたので、観るまでずっとエリスの同僚だと思っていたのですが、由舞ちゃんはもっと妖しげなところの“踊り子”さん、たぶんストリップダンサー系みたいでしたね。……由舞ちゃんならそりゃー稼げるだろうし、恋人だったら稼いでもらいたくないだろうなあ……(嵌り役)。
由舞ちゃんのショー場面がなかったのは不満です。きっぱり。
エリスのいるヴィクトリア座があまりにも夢々しく可愛らしい演し物だったので、おどろおどろしい『キャバレー』チックな由舞ちゃん出演のショー(できれば着物を脱いだみほちゃんメインで)があれば、あの時代のベルリンの光と影、って感じでよかったと思うのですが……
まぁ、その場面を入れるために削るべき場面もないので、仕方ないです。わかってはいるんですけどね(; ;)。
以下つづく。
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さすがは、予定になかった再演東上を実現させただけのことはある作品でした。おかげで、書きたいことがとてもたくさんありすぎて、とても困っています(^ ^;
うーん、先にキャストの話をさせていただこうかな。
とりあえず、メインキャストから。
■太田豊太郎:みわっち愛音羽麗)
優しくて包容力のあるトヨさんでした。
でも……ごめんなさいっ!!先にフォンダリさんを観てしまうと、なんていうか物足りないっていうか;;;;;;
上演された順番どおりに観ていたならば。たぶん、ねこの好みからして
トヨさんステキだー!と感動して、
ジャンヌさんの麗しさに惚れ込んで、
そして、フォンダリさんで完落ちしたはず…と思うのですが。
…残念ながら。
フォンダリさんの大人の魅力に落ちかけた身には、トヨさんはあまりにも青すぎて(汗)、ステキだけどもったいないなーと思ってしまったのでした(^ ^;ゞ。
いやいや、ステキでした本当に。歌はちょっと音程あやうかったけど、声がすごく好きです。中日のときも良い声や〜と思いましたが、さすがに持ち歌だけあってのびのび歌っていらっしゃいました。音響の悪い青年館で、よくあれだけ聴かせてくれたものだ、と感心しきりです。
■相沢謙吉 まっつ(未涼亜希)
や、やっと観れた………
お噂はかねがね、としか言いようがないくらい、散々きかされたまっつの相沢。愛が溢れすぎててヤバい、と評判だったまっつの相沢。
…惚れ直しました(うっとり)。
今なので正直に書きますが。先週末の初見時は、ちょっと物足りなかったのです、実は。
ま、バウでの評判を散々聞いていたので、期待しすぎたかな?という感じで。それもあって、最初日の日記には、まっつのことは何も書かなかったのですが。
一幕は可愛らしいけどあまり存在感がなく、二幕はあえて感情を抑えた演技のまま最後までいってしまって、ものすごく冷酷な人みたいになっていたのが気になって。
うわさに高い(苦笑)“豊太郎への愛”は確かにあったけれども、それがすごく身勝手な愛に見えたのです。豊太郎の幸せを祈る、彼のための愛ではなく、自分が彼を喪いたくないだけの恋情にみえた。
それはそれで、腐女子的には楽しいキャラクター造形でしたけれども、宝塚作品としてそれはどーよ、という正論以前に、あまり魅力的な男には見えなかったんです、私には。相沢単体で。
それが。
小雨降る千秋楽、
相沢が、ものすごく切なかった。
振り絞るように、全身で豊太郎への思いを歌いあげる相沢。
小さな身体をいっぱいにはりつめて、脚の先までびりびりと震えるくらい、
彼の思いが、鳴りひびいている。
エリスの心を叩く音。
空気が揺れる。
エリスの心を切り裂く刃。
時間が裂ける。
そして、とまる、とけい。
エリスの心が壊れてしまったことを知ったときの相沢の表情が、くるしいほど切なくて。
相沢の、
ロシア遠征の帰り道、豊太郎が天方大臣に「要職を用意するから、ぜひ一緒に日本へ帰ってもらいたい」と言われたときの嬉しそうな貌が、
「この仕事をやれるのは、太田豊太郎をおいて他にはいない」と言い切ったときの自慢げな貌が、
卒業証書をにぎりしめて「さすがは太田豊太郎だ!」というときの、憧れにみちた晴れやかな笑顔が、
壊れてしまったエリスにすがりつく相沢の背中から、彼自身の幸せな記憶が、こぼれおちていく。
相沢はたぶん、もう幸せにはなれないのだろう。
彼はずっと、このエリスを背負って歩いていくのだ、
たった独りで。
そんなことを思った、千秋楽の夜。
まっつがこの物語の後の相沢について、どんなイメージを持っていたのか聞いてみたかったな、と思いました。
誰のことも愛さずに、心を閉じて生き、友情と国への忠義に殉じる男のイメージを抱いたのは、私の気のせいなのでしょうか…?
逆に、みわっちの豊太郎は、なんだかんだ言いつつも可愛い嫁さんを貰って、穏やかでつつましい幸せを得るような気がします。
そして、なにかの折に「私はね、若い頃に激しい恋をしたんだよ…。全てを捨てても悔いはないと思ったんだ。それを、親友に止められてね…」と、穏やかに微笑んで話すの。
ねこの勝手なイメージですごめんなさいm(_ _)m。
でも。
みわっちの豊太郎には、エリスの哀しい運命を受け入れる大きさがあったと思うのです。
エリスという純粋すぎる少女の“夢”となるために必要な美しさと優しさと、
“夢の中の少女”のキレイすぎる純粋さに引きずられない、生きること、楽しむことへの熱意とおおらかな愛情と。
でも、まっつの相沢にはそのどちらもなかった。
自分に厳しく、他人にも厳しい、理想的な文官。
“支配者”層に属するものとして、“俗人”とは一線を画するようなところがあったのかもしれません。
国のため、日本のために、自分にはなにができるのか、そのことばかりを考えていた、男。
“国のため、日本のため”に、豊太郎を取り戻さなくてはならない、と、
異郷の女を愛しても、いい。
それでも、お前が本当に愛しているのは、日本のはずだ、と。
お前を本当に必要としているのは、異郷の女だけではない。
日本が、お前を必要としている。
そう、言いたかった。
大きな声で自慢したかった。自慢の友を。
人々の前で、大きな声で叫びたかった。見せつけたかった、
…これが俺の、自慢の友だぞ、と。
目の前で壊れたエリス。
目の前に居るのに、手の届かない、友。
信じていた理想、信じていた真実、
……扇を握って、微笑むエリス……
青年館で3回観て。
ラストの病院で、豊太郎とエリスの二人から相沢が眼を逸らすタイミングが3回とも違っていたのが印象的でした。
…私は、千秋楽の、ギリギリまで瞬きもせずにみつめていて、最後の最後に視線を落とす相沢に、泣かされました。
バウの評判で想像していた相沢は、もっとアグレッシブで情熱的に豊太郎を愛して(←おい)いるのだとばかり思っていたのですが…
あまりにも痛々しい、自分自身に厳しすぎる相沢で、イメージしていたのとは全然違っていたのですが、両方ご覧になった方は、どう思われたのでしょうか…?
■原芳次郎 みつる(華形ひかる)
原作にはいない、架空のキャラクター。私費で独逸へ留学した画家の卵。美大に通っていたが、実家が傾いて仕送りがとまり、貧乏生活を送っている…。
物語世界に必要、というよりは、かなり植田景子さんの趣味が入った、景子さんの思いを語らせるために創られた“芸術家”キャラですが。
いやー、良かったです。見た目もハマっていたし、なにより歌をがんばってた(*^ ^*)。今まであんまり印象に残ったことがなかったみつるくんですが、今回かなりキタなー、って感じです。
やりやすい役ではありましたけれども、それ以上によくがんばってました。
方言はちょっと違和感あったけどね。それじゃ石見じゃなくて土佐だよ、とちょっと思ったり。あれで、もう少しマリィへの愛が見えると良かったなーと(みつるくんの芝居というより、景子さんの演出がそこはちょっと省略気味な感じでしたが…)。
■マリィ(華月)由舞
芳次郎の恋人。踊り子だと聞いていたので、観るまでずっとエリスの同僚だと思っていたのですが、由舞ちゃんはもっと妖しげなところの“踊り子”さん、たぶんストリップダンサー系みたいでしたね。……由舞ちゃんならそりゃー稼げるだろうし、恋人だったら稼いでもらいたくないだろうなあ……(嵌り役)。
由舞ちゃんのショー場面がなかったのは不満です。きっぱり。
エリスのいるヴィクトリア座があまりにも夢々しく可愛らしい演し物だったので、おどろおどろしい『キャバレー』チックな由舞ちゃん出演のショー(できれば着物を脱いだみほちゃんメインで)があれば、あの時代のベルリンの光と影、って感じでよかったと思うのですが……
まぁ、その場面を入れるために削るべき場面もないので、仕方ないです。わかってはいるんですけどね(; ;)。
以下つづく。
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しらとりはかなしからずや空の蒼うみのあをにも染まずただよふ(和山牧水)
……それがなにか、と問われれば返答に困ってしまうのですが。
大空祐飛さんが、ディナーショーで歌った主題曲「SORA」を聴きながら、なんとなくそんな一文が頭に浮かんでいました。
祐飛さんは、何かを脱いじゃったんだなー、と、
なぜそんなことを思ったのか、自分でもよくわからなかったのですが、
16年間まとい続けてきた“なにか”を脱ぎ捨てて、ホントウのジユウなそらを舞う、白い鵬。
空の蒼にも、海の碧にも、月光にも、花の色にも染められない、真っ白な大翼。南の平野を目指す、図南の翼。
舞台を飾る白い翼の形をしたセットが、ひどく象徴的でした。
「スコットの背には翼があったの…」
ゼルダの細い、怯えたような、声さえ聴こえてくるような気がして。
なのに、そこに立つSORAの、そのリアルな存在感は。
誰かによって奪われた翼さえ、自分の力で修復してのけてしまいそうな力強さは。
…このひとは、もしかしてもしかしたら、ホントウに凄いのかもしれない……、
そんなことは、もしかしたら、ご贔屓さんがピンでやるディナーショーを観たら、誰だって思うことなのかもしれません。
…そう思うことができるからこそ、ファンは痛いものでいられるのだから……、と、
我ながら不思議なくらい、感慨は深くて。
全体に、MCの少ないディナーショーだったと思います。普通、オープニングに2、3曲歌ったら一回MC入れますよねぇ?
でも今回は、全体が芝居仕立てであるせいか、半分すぎるくらいまでMCナシでした。祐飛さんって、お茶会とかのトークはめっちゃ面白いけど、こういうMCはあんまり得意じゃないっぽいから…かな?
唯一のトークのお題は、東京では「あなたにとっての奇跡は?」でした。(宝塚ホテルでは「大空祐飛と“ハジメマシテ”したときの印象は?だったらしい。それも聴きたかったわ…)
「誰にだって、一生に一度“うっおー、これは奇跡だ!!”と思う瞬間がありますよね?…あれ?ない?……ま、いずれありますよ♪」
軽妙な合いの手を入れながらトークを進めていく祐飛さんを見ながら、
『いえあの、あなたに(一方的に)出会って、このディナーショーのチケットを無事ゲットして、この年度末のくそ忙しいど平日に会社をだまくらかしてここに座っている自分が一番の奇跡ですってば!』と思ったひとが、
…とりあえず30人くらいは居たんじゃないかと思いつつ(笑)
(白華)れみちゃんの奇跡は、小さいころに、台風の後でお祖母ちゃんの家に行ったら瓦が落ちてきたのに、額を切っただけですんだこと、だそうです。
祐飛さんが「そのせいでそんなに面白いキャラになったの?」と突っ込んでいらっしゃいました。(ちょっとしつこく)
で、その後「面白いといえば、(初姫)さあやも相当面白いよね?」とさあやちゃんにふって。
ゆ「さあやの奇跡も瓦?」
さ「いえ、違います」
と言って、自分の奇跡を語るさあやちゃん。さあやちゃんの奇跡は、下級生の頃、日本ものの子役をやっていたら、ぽろっと鬘が落ちてしまって、あわてて拾ってぱっと被ったらちゃんとまっすぐになってた!といもの。
ゆ「それは奇跡だねぇ。(皆拍手)あれ?でも、瓦じゃないってことは、じゃあ(←そのじゃあの意味がわかりません)、その面白さは生まれつき?」
さ「…ってことになりますね」
ゆ「それもさあやの奇跡だねっ!!」
…そんな一生懸命な突込みを、暖かく微笑んで見守りつつ、
「そうですね」
と笑ってくれる、包容力のある可愛いさあやが、私はものすごく大好きです。
(桜)一花の奇跡は、UFOを見た事。
い「光るものが、すーっと来て、ここでとまって、次の瞬間ぱっとこっちに異動して、で、ぱっと消えちゃったんです!」
と、一生懸命みぶりてぶりで説明する一花が、また最高に可愛らしい(*^ ^*)。
ゆ「へー。ってことはたぶん、“ここ”から“ここ”に(手振りつき)異動する間に一花はさらわれたんだね」
い「…え?」
ゆ「で、戻ってきたときにはそんなふうに耳が尖がってたんだね」
い「…ああ、それで!」
一花、納得するなよそんなこと。
ゆ「耳といえば、みき(白華れみ)も耳とがってるよね?」
れ「わ、わたしですか!?」
ゆ「みきもUFO?」
れ「いえ、違います。私はさらわれてません(←そんなにきっぱり言わなくても)。でも、耳といえば祐飛さんの耳も動きますよね!」
ゆ「そうなの。あたしもこっちの耳がぱたぱたと…」
祐飛さんがUFOにさらわれた経験がある、っていうのは、いかにもありそうな気がしますね。ファンですけど。
(華耀)きらりちゃんの奇跡は、
き「小学生のころプールっ子だったので、すごく真っ黒に日焼けして、祐飛さんにちょこっと足りないくらい(手で形を描く)、の肩幅があって、すごい逆三角形だったんです。それが、多少は白くなり、(昔に比べれば)多少は華奢と言っていただけるようになったこと」
ゆ「えー!!それは凄い奇跡だ!どうやったらそんなふうに華奢になれるの?ねぇねぇ!!」
き「それは、プールをやめたから」
ゆ「…プール?プール……(小声で)プール、もともとやってないし…」
き「あ、でも、水泳もやっていないのにその肩幅があるってことが祐飛さんの奇跡ですよねっっっ!!」
奇跡のマジシャン、奇跡のプロデューサーの次は奇跡の肩幅ですか……。
「男役・大空祐飛、肩パッドはいらないぜ」という名言を残した「SPARK II」という名作もありましたねぇ、そういえば(^ ^)。
で、ここから先はこの肩幅の話題でぱーっとみんなで盛り上がってしまいました☆
「カルメン」の場面で、さあやちゃんが祐飛さんの肩に手をのせて寄り添う振りがあるのですが。
さあやちゃんは、実際にお稽古場で実物の“大空祐飛”に出会うまで、「華奢で細い男役さん」だと思い込んでいたんだそうで…。
な、なんでそんなことを思い込むんだっ!?舞台映像とかいっぺんも観たことなかったのか?それとも、舞台姿は巨大な肩パッドだと思っていたの??謎。(さすが、さあや)
まぁ、謎はともかく、そういうわけでさあやちゃんは最初のお稽古場で愕然としたのだそうで。
「肩に手をあてて寄り添おうにも、“顔が遠い!”って怒られて」みたいな話をしていましたね。わ、笑える…。
ちなみに、祐飛さんの肩は『9割自前』なんだそうです。
1割は『自前じゃない』そうですが……
100%天然モノにしか見えないのは気のせいなのか?ホントか?
そういえば、以前ファンだったマミ(真琴つばさ)さんも、藤井さんに「自前の肩幅」って言われてたっけなあ。私は肩幅のある人が好きなんでしょうか?…まぁ、男役のスタイルで一番重要なのは肩と腰、なんですけどね。(娘役は首とデコルテ)
ああ、それにしても、今の宝塚で一番肩幅があるのは誰なんでしょうねぇ?…純粋に“幅”でいったら、やっぱり宙組のともちんとかななほくんとかあのあたりなのかなあ?身体の大きさが違うもんなぁ…。
背が祐飛さんと同じくらいのグループだったら、らぎ(柊巴)ちゃんも良い勝負のような気がします。幅だけならね。厚みはだいぶ違いそうですが(^ ^)。あとは誰かなあ…?
また雑談しているうちに長くなってしまいました(涙)。
とりあえず、トークの内容を先に書いてしまったので、次は場面を追って印象を書きたいと思います。
……たぶん、8割は娘役の話になると思いますが…(滝汗)。
.
……それがなにか、と問われれば返答に困ってしまうのですが。
大空祐飛さんが、ディナーショーで歌った主題曲「SORA」を聴きながら、なんとなくそんな一文が頭に浮かんでいました。
祐飛さんは、何かを脱いじゃったんだなー、と、
なぜそんなことを思ったのか、自分でもよくわからなかったのですが、
16年間まとい続けてきた“なにか”を脱ぎ捨てて、ホントウのジユウなそらを舞う、白い鵬。
空の蒼にも、海の碧にも、月光にも、花の色にも染められない、真っ白な大翼。南の平野を目指す、図南の翼。
舞台を飾る白い翼の形をしたセットが、ひどく象徴的でした。
「スコットの背には翼があったの…」
ゼルダの細い、怯えたような、声さえ聴こえてくるような気がして。
なのに、そこに立つSORAの、そのリアルな存在感は。
誰かによって奪われた翼さえ、自分の力で修復してのけてしまいそうな力強さは。
…このひとは、もしかしてもしかしたら、ホントウに凄いのかもしれない……、
そんなことは、もしかしたら、ご贔屓さんがピンでやるディナーショーを観たら、誰だって思うことなのかもしれません。
…そう思うことができるからこそ、ファンは痛いものでいられるのだから……、と、
我ながら不思議なくらい、感慨は深くて。
全体に、MCの少ないディナーショーだったと思います。普通、オープニングに2、3曲歌ったら一回MC入れますよねぇ?
でも今回は、全体が芝居仕立てであるせいか、半分すぎるくらいまでMCナシでした。祐飛さんって、お茶会とかのトークはめっちゃ面白いけど、こういうMCはあんまり得意じゃないっぽいから…かな?
唯一のトークのお題は、東京では「あなたにとっての奇跡は?」でした。(宝塚ホテルでは「大空祐飛と“ハジメマシテ”したときの印象は?だったらしい。それも聴きたかったわ…)
「誰にだって、一生に一度“うっおー、これは奇跡だ!!”と思う瞬間がありますよね?…あれ?ない?……ま、いずれありますよ♪」
軽妙な合いの手を入れながらトークを進めていく祐飛さんを見ながら、
『いえあの、あなたに(一方的に)出会って、このディナーショーのチケットを無事ゲットして、この年度末のくそ忙しいど平日に会社をだまくらかしてここに座っている自分が一番の奇跡ですってば!』と思ったひとが、
…とりあえず30人くらいは居たんじゃないかと思いつつ(笑)
(白華)れみちゃんの奇跡は、小さいころに、台風の後でお祖母ちゃんの家に行ったら瓦が落ちてきたのに、額を切っただけですんだこと、だそうです。
祐飛さんが「そのせいでそんなに面白いキャラになったの?」と突っ込んでいらっしゃいました。(ちょっとしつこく)
で、その後「面白いといえば、(初姫)さあやも相当面白いよね?」とさあやちゃんにふって。
ゆ「さあやの奇跡も瓦?」
さ「いえ、違います」
と言って、自分の奇跡を語るさあやちゃん。さあやちゃんの奇跡は、下級生の頃、日本ものの子役をやっていたら、ぽろっと鬘が落ちてしまって、あわてて拾ってぱっと被ったらちゃんとまっすぐになってた!といもの。
ゆ「それは奇跡だねぇ。(皆拍手)あれ?でも、瓦じゃないってことは、じゃあ(←そのじゃあの意味がわかりません)、その面白さは生まれつき?」
さ「…ってことになりますね」
ゆ「それもさあやの奇跡だねっ!!」
…そんな一生懸命な突込みを、暖かく微笑んで見守りつつ、
「そうですね」
と笑ってくれる、包容力のある可愛いさあやが、私はものすごく大好きです。
(桜)一花の奇跡は、UFOを見た事。
い「光るものが、すーっと来て、ここでとまって、次の瞬間ぱっとこっちに異動して、で、ぱっと消えちゃったんです!」
と、一生懸命みぶりてぶりで説明する一花が、また最高に可愛らしい(*^ ^*)。
ゆ「へー。ってことはたぶん、“ここ”から“ここ”に(手振りつき)異動する間に一花はさらわれたんだね」
い「…え?」
ゆ「で、戻ってきたときにはそんなふうに耳が尖がってたんだね」
い「…ああ、それで!」
一花、納得するなよそんなこと。
ゆ「耳といえば、みき(白華れみ)も耳とがってるよね?」
れ「わ、わたしですか!?」
ゆ「みきもUFO?」
れ「いえ、違います。私はさらわれてません(←そんなにきっぱり言わなくても)。でも、耳といえば祐飛さんの耳も動きますよね!」
ゆ「そうなの。あたしもこっちの耳がぱたぱたと…」
祐飛さんがUFOにさらわれた経験がある、っていうのは、いかにもありそうな気がしますね。ファンですけど。
(華耀)きらりちゃんの奇跡は、
き「小学生のころプールっ子だったので、すごく真っ黒に日焼けして、祐飛さんにちょこっと足りないくらい(手で形を描く)、の肩幅があって、すごい逆三角形だったんです。それが、多少は白くなり、(昔に比べれば)多少は華奢と言っていただけるようになったこと」
ゆ「えー!!それは凄い奇跡だ!どうやったらそんなふうに華奢になれるの?ねぇねぇ!!」
き「それは、プールをやめたから」
ゆ「…プール?プール……(小声で)プール、もともとやってないし…」
き「あ、でも、水泳もやっていないのにその肩幅があるってことが祐飛さんの奇跡ですよねっっっ!!」
奇跡のマジシャン、奇跡のプロデューサーの次は奇跡の肩幅ですか……。
「男役・大空祐飛、肩パッドはいらないぜ」という名言を残した「SPARK II」という名作もありましたねぇ、そういえば(^ ^)。
で、ここから先はこの肩幅の話題でぱーっとみんなで盛り上がってしまいました☆
「カルメン」の場面で、さあやちゃんが祐飛さんの肩に手をのせて寄り添う振りがあるのですが。
さあやちゃんは、実際にお稽古場で実物の“大空祐飛”に出会うまで、「華奢で細い男役さん」だと思い込んでいたんだそうで…。
な、なんでそんなことを思い込むんだっ!?舞台映像とかいっぺんも観たことなかったのか?それとも、舞台姿は巨大な肩パッドだと思っていたの??謎。(さすが、さあや)
まぁ、謎はともかく、そういうわけでさあやちゃんは最初のお稽古場で愕然としたのだそうで。
「肩に手をあてて寄り添おうにも、“顔が遠い!”って怒られて」みたいな話をしていましたね。わ、笑える…。
ちなみに、祐飛さんの肩は『9割自前』なんだそうです。
1割は『自前じゃない』そうですが……
100%天然モノにしか見えないのは気のせいなのか?ホントか?
そういえば、以前ファンだったマミ(真琴つばさ)さんも、藤井さんに「自前の肩幅」って言われてたっけなあ。私は肩幅のある人が好きなんでしょうか?…まぁ、男役のスタイルで一番重要なのは肩と腰、なんですけどね。(娘役は首とデコルテ)
ああ、それにしても、今の宝塚で一番肩幅があるのは誰なんでしょうねぇ?…純粋に“幅”でいったら、やっぱり宙組のともちんとかななほくんとかあのあたりなのかなあ?身体の大きさが違うもんなぁ…。
背が祐飛さんと同じくらいのグループだったら、らぎ(柊巴)ちゃんも良い勝負のような気がします。幅だけならね。厚みはだいぶ違いそうですが(^ ^)。あとは誰かなあ…?
また雑談しているうちに長くなってしまいました(涙)。
とりあえず、トークの内容を先に書いてしまったので、次は場面を追って印象を書きたいと思います。
……たぶん、8割は娘役の話になると思いますが…(滝汗)。
.
東京會舘にて、大空祐飛ディナーショー「SORA〜空の奇跡」を観てまいりました。
ねこは、大空祐飛さんのお芝居のファンであって、
大空祐飛さんがショースターだと思ったことは、今日この日まで一度もありませんでした(←きっぱり)。
でも。
2008年3月17日。
今日を“ショースター記念日”と呼びたいくらい(←意味わかんねー!)、
ショースター大空祐飛を堪能させていただきました。
……すいません、痛いファンそのものですね私……(滝汗)
いえあの、
約1時間半のショータイムの、たぶん8割くらいは可愛い可愛い花娘さんたちに目を奪われていたねこにそんなこと言われたくねーよ!ときっとご本人は思っていらっしゃることでしょうけれども(((((^ ^;;;;;;
最初に一曲歌って、合間に「こんにちは!花組の大空祐飛です!」と言われただけで。
そんな、アタリマエのことで泣けてしまう自分は、本当に「月組大空祐飛」のファンだったんだなあ、と、今更なことを思ったりもした幕開き。
そこにいたのは、間違いなく「花組の大空祐飛」さんでした。
ショースターで、かっこよくて、濃いめのピンクのスーツがよく似合って、
気障で、粋で、
…でも、いつもよりちょっと可愛くて。
可愛い可愛い、花組ご自慢の花たちに囲まれて、
それはそれは幸せそうで、嬉しそうで、
…なによりも、楽しげな。
組カラーなんてすっかり破壊されてしまった今、僅かに残った天然記念物、「芝居の月組」の最後の一葉だった大空祐飛が、
これだけメンバーが変わっても色濃く「ショーの花組」で居続ける花組へ異動する。
いったいどうなるのか、と不安と期待に胸をえぐられる思いだったこの数ヶ月。
ああ、この人はいつの間にこんなにも“ショースター”になっていたのか、と。
喜びと、
なんだか知らない人を観ているような、不思議な違和感と、
そして、深い安堵と。
今回のディナーショーは、「SORA」というスターがいろいろな作品を演じる、という、大きな枠組のある芝居仕立てのショー。
「SORA」の恋人・桜一花、
「SORA]の有能なマネージャー・初姫さあや、
「SORA]の舞台での相手役・華耀きらり(カルメン)と白華れみ(ミカエラ)…
“芝居仕立て”という、この設定が重要だったと思います。
ショーが不得手な祐飛さんにとっても、やりやすい形式だったでしょうから。
祐飛さんは、MCの場面以外は終始「SORA」として舞台に居ました。
スターである「SORA」として、演じ、歌い、恋を語り、踊り……
……そして、ファンから逃げてった(爆)。
観客席を、ところ狭しと駆け回る、大空祐飛&花娘。
コミカルな場面はコミカルに、
シリアスな場面はシリアスに、
肩の力を抜く場面はゆったりと。
プロの構成だなあ、としみじみと思いました。
中村一徳さんのショーって、いくつも観るとワンパターンなので段々飽きてくることも確かなんですが、ひとつだけを観れば、とにかく王道パターンだし、メリハリがあって華やかで、…結構好きなショー作家の一人なのですが。
彼のショーの一番の魅力は、宝塚の組子6、70人をいっぺんにわーっと出す“人海戦術”なんですよね。だから、ディナーショーはどうなんだろう……と思っていたわけですが。
そんな心配、杞憂でしたね。本当に。
ディナーショーで、お得意の「人海戦術」技をしっかり繰り出す中村一徳、恐るべし!!
祐飛さん+可愛子ちゃん4人。
合計5人全員が揃って舞台にいる時間の長いこと、長いこと。
普通ディナーショーって、祐飛さんがソロで歌ったりMCしたりする時間が一番長いもんだと思うのですが。主役が着替える時間を作るためにちょっと場面を貰ったりするくらいで、あとは“添え物”的な存在であることが多いはずなんですけど。
今回は、そもそも全体の構成が“芝居仕立て”なので、4人とも比較的上級生の、“花も実もある”メンバーなせいもあると思うのですが、それにしてもずーっと出ずっぱりでがんばってくださいました。
単独で目立ったのは、れみちゃんがミカエラのソロを一人で歌ったのと、ラスト前にさあやちゃんのソロに3人のコーラスで一曲あったくらいでしたが、
さあやちゃんは「SORA」のマネージャーとしてかなり長い芝居場面があるし、
一花ちゃんは「SORA」の恋人として丸々一場面祐飛さんと組むし、
きらりちゃんも、カルメンとしてソロと祐飛さんとのダンスがある。
むしろ、4人が着替える時間を作るために祐飛さんがソロを歌っているんじゃないか、ってくらい、4人とも出ずっぱりで大活躍で。
そして祐飛さんご本人は、ちょっとした合間にとっとと着替えて、出てきてくださる。
…両袖は戦場なんだろうなあ、と、
しみじみ感心してしまいました…。
いやー、舞台上(あるいは客席)に人がいっぱいいる図、っていうのは華やかで楽しいですねー♪♪
……やってる方は大変でしょうけれども(^ ^;;;
『祐飛さんと花娘』。
組替えがなければ、(れみちゃん以外)絶対に共演することもなかったであろうメンバー。
誰が選んだのか知りませんが、
4人とも本当に可愛かったぁ〜〜!!(でれでれ)
あの可愛い4人と、こらからもずっと同じ舞台に立てる。
それがとても幸せなことに思えます。
きっと、大劇場でまとぶんたちと組んでお芝居やショーをやっている姿を観たら、またすごく幸せになってしまうんだろうな、私は……(単純)
宝塚はひとつ、と、あなたが言ったから。
だから私は、この世にたったひとつの、あなたの背中を追いかけることができる。
その、9割自前の男役の肩、を。
ありがとう。
ありがとう。
中村一徳さんに、
演奏してくださったSCRATCH!のみなさまに、
一花ちゃん&さあやちゃん&きらりちゃん&れみちゃんに、
音楽の青木朝子さんに、
振付の御織ゆみ乃さんに、
美術の関谷敏昭さんに、
衣装の有村淳さんに、
照明の安藤俊雄さんに、
その他、このショーに関わってくださった全ての方に、
心からの感謝をこめて。
.
ねこは、大空祐飛さんのお芝居のファンであって、
大空祐飛さんがショースターだと思ったことは、今日この日まで一度もありませんでした(←きっぱり)。
でも。
2008年3月17日。
今日を“ショースター記念日”と呼びたいくらい(←意味わかんねー!)、
ショースター大空祐飛を堪能させていただきました。
……すいません、痛いファンそのものですね私……(滝汗)
いえあの、
約1時間半のショータイムの、たぶん8割くらいは可愛い可愛い花娘さんたちに目を奪われていたねこにそんなこと言われたくねーよ!ときっとご本人は思っていらっしゃることでしょうけれども(((((^ ^;;;;;;
最初に一曲歌って、合間に「こんにちは!花組の大空祐飛です!」と言われただけで。
そんな、アタリマエのことで泣けてしまう自分は、本当に「月組大空祐飛」のファンだったんだなあ、と、今更なことを思ったりもした幕開き。
そこにいたのは、間違いなく「花組の大空祐飛」さんでした。
ショースターで、かっこよくて、濃いめのピンクのスーツがよく似合って、
気障で、粋で、
…でも、いつもよりちょっと可愛くて。
可愛い可愛い、花組ご自慢の花たちに囲まれて、
それはそれは幸せそうで、嬉しそうで、
…なによりも、楽しげな。
組カラーなんてすっかり破壊されてしまった今、僅かに残った天然記念物、「芝居の月組」の最後の一葉だった大空祐飛が、
これだけメンバーが変わっても色濃く「ショーの花組」で居続ける花組へ異動する。
いったいどうなるのか、と不安と期待に胸をえぐられる思いだったこの数ヶ月。
ああ、この人はいつの間にこんなにも“ショースター”になっていたのか、と。
喜びと、
なんだか知らない人を観ているような、不思議な違和感と、
そして、深い安堵と。
今回のディナーショーは、「SORA」というスターがいろいろな作品を演じる、という、大きな枠組のある芝居仕立てのショー。
「SORA」の恋人・桜一花、
「SORA]の有能なマネージャー・初姫さあや、
「SORA]の舞台での相手役・華耀きらり(カルメン)と白華れみ(ミカエラ)…
“芝居仕立て”という、この設定が重要だったと思います。
ショーが不得手な祐飛さんにとっても、やりやすい形式だったでしょうから。
祐飛さんは、MCの場面以外は終始「SORA」として舞台に居ました。
スターである「SORA」として、演じ、歌い、恋を語り、踊り……
……そして、ファンから逃げてった(爆)。
観客席を、ところ狭しと駆け回る、大空祐飛&花娘。
コミカルな場面はコミカルに、
シリアスな場面はシリアスに、
肩の力を抜く場面はゆったりと。
プロの構成だなあ、としみじみと思いました。
中村一徳さんのショーって、いくつも観るとワンパターンなので段々飽きてくることも確かなんですが、ひとつだけを観れば、とにかく王道パターンだし、メリハリがあって華やかで、…結構好きなショー作家の一人なのですが。
彼のショーの一番の魅力は、宝塚の組子6、70人をいっぺんにわーっと出す“人海戦術”なんですよね。だから、ディナーショーはどうなんだろう……と思っていたわけですが。
そんな心配、杞憂でしたね。本当に。
ディナーショーで、お得意の「人海戦術」技をしっかり繰り出す中村一徳、恐るべし!!
祐飛さん+可愛子ちゃん4人。
合計5人全員が揃って舞台にいる時間の長いこと、長いこと。
普通ディナーショーって、祐飛さんがソロで歌ったりMCしたりする時間が一番長いもんだと思うのですが。主役が着替える時間を作るためにちょっと場面を貰ったりするくらいで、あとは“添え物”的な存在であることが多いはずなんですけど。
今回は、そもそも全体の構成が“芝居仕立て”なので、4人とも比較的上級生の、“花も実もある”メンバーなせいもあると思うのですが、それにしてもずーっと出ずっぱりでがんばってくださいました。
単独で目立ったのは、れみちゃんがミカエラのソロを一人で歌ったのと、ラスト前にさあやちゃんのソロに3人のコーラスで一曲あったくらいでしたが、
さあやちゃんは「SORA」のマネージャーとしてかなり長い芝居場面があるし、
一花ちゃんは「SORA」の恋人として丸々一場面祐飛さんと組むし、
きらりちゃんも、カルメンとしてソロと祐飛さんとのダンスがある。
むしろ、4人が着替える時間を作るために祐飛さんがソロを歌っているんじゃないか、ってくらい、4人とも出ずっぱりで大活躍で。
そして祐飛さんご本人は、ちょっとした合間にとっとと着替えて、出てきてくださる。
…両袖は戦場なんだろうなあ、と、
しみじみ感心してしまいました…。
いやー、舞台上(あるいは客席)に人がいっぱいいる図、っていうのは華やかで楽しいですねー♪♪
……やってる方は大変でしょうけれども(^ ^;;;
『祐飛さんと花娘』。
組替えがなければ、(れみちゃん以外)絶対に共演することもなかったであろうメンバー。
誰が選んだのか知りませんが、
4人とも本当に可愛かったぁ〜〜!!(でれでれ)
あの可愛い4人と、こらからもずっと同じ舞台に立てる。
それがとても幸せなことに思えます。
きっと、大劇場でまとぶんたちと組んでお芝居やショーをやっている姿を観たら、またすごく幸せになってしまうんだろうな、私は……(単純)
宝塚はひとつ、と、あなたが言ったから。
だから私は、この世にたったひとつの、あなたの背中を追いかけることができる。
その、9割自前の男役の肩、を。
ありがとう。
ありがとう。
中村一徳さんに、
演奏してくださったSCRATCH!のみなさまに、
一花ちゃん&さあやちゃん&きらりちゃん&れみちゃんに、
音楽の青木朝子さんに、
振付の御織ゆみ乃さんに、
美術の関谷敏昭さんに、
衣装の有村淳さんに、
照明の安藤俊雄さんに、
その他、このショーに関わってくださった全ての方に、
心からの感謝をこめて。
.
日本青年館にて、宝塚花組公演「舞姫」を観劇してまいりました。
6月のバウホールでの公演中は、月組の全国ツアーと被って遠征できず、でもどうしても観たくて、平日に休みを取って交通費○万円かけて行くことを真剣に検討したこの公演。
再演&東上、本当に嬉しいです。関係者各位に、心から御礼と、そしてお祝いを申し上げます★おめでとうございます〜〜〜!!
昨夜、家に帰って「さて」と日記を書こうとしたら、サイトが落ちていてがっくりしたのですが、今はなんとか復活したようなので、
とりあえず叫ばせてください。
すみ花ちゃん、素晴らしかったよ〜っ!!
夢の中で生きている少女。
豊太郎の、夢の中に棲んでいる少女。
彼の夢の中にしか、存在しない、天女。
…“現世”を生きていない少女が、本当にいた、
その、驚き。
もちろん、みわっちさんもまっつもみつる&由舞ちゃんもふみかちゃんも、他のメンバーも、みんなみんなとっても良かったんだけど。
すみ花ちゃんのエリスを観ることができて、
この作品を観ることができて、
本当に、良かった。
作品について、植田景子さんについて、は書きたいことがたくさんあるので、またゆっくりまとめたいと思います。
とにかく、今は、
…すみ花ちゃんへ、「ありがとう」の一言を…
.
6月のバウホールでの公演中は、月組の全国ツアーと被って遠征できず、でもどうしても観たくて、平日に休みを取って交通費○万円かけて行くことを真剣に検討したこの公演。
再演&東上、本当に嬉しいです。関係者各位に、心から御礼と、そしてお祝いを申し上げます★おめでとうございます〜〜〜!!
昨夜、家に帰って「さて」と日記を書こうとしたら、サイトが落ちていてがっくりしたのですが、今はなんとか復活したようなので、
とりあえず叫ばせてください。
すみ花ちゃん、素晴らしかったよ〜っ!!
夢の中で生きている少女。
豊太郎の、夢の中に棲んでいる少女。
彼の夢の中にしか、存在しない、天女。
…“現世”を生きていない少女が、本当にいた、
その、驚き。
もちろん、みわっちさんもまっつもみつる&由舞ちゃんもふみかちゃんも、他のメンバーも、みんなみんなとっても良かったんだけど。
すみ花ちゃんのエリスを観ることができて、
この作品を観ることができて、
本当に、良かった。
作品について、植田景子さんについて、は書きたいことがたくさんあるので、またゆっくりまとめたいと思います。
とにかく、今は、
…すみ花ちゃんへ、「ありがとう」の一言を…
.
大空祐飛さま、
ディナーショー初日 おめでとうございます!
ねこは東京でお留守番(涙)ですが、とってもいいショーだった!というお話を伺いましたので(♪_♪)
期待と幸せに、浸っております。
可愛い可愛い可愛い娘役さんたちに囲まれて、幸せなんだろうなあ〜〜、なんて、想像するだけでなんだか嬉しくなってしまいます。いっぱい絡んでいただいているようなので、よかったよかった。
ご贔屓の幸せが、ファンの幸せです。
早く東京でやらないかなあ〜〜(←気が早すぎ)
初日レポートがあるかと思って来てくださった方、本当に申し訳ありませんm(_ _)m。
東京會舘のときは、ちゃんと書かせていただきます!(生きていれば/笑)
いちかちゃん、さあやちゃん、きらりちゃん、れみちゃん、
短い時間ですが、
どうぞよろしくお願いいたします!!
.
ディナーショー初日 おめでとうございます!
ねこは東京でお留守番(涙)ですが、とってもいいショーだった!というお話を伺いましたので(♪_♪)
期待と幸せに、浸っております。
可愛い可愛い可愛い娘役さんたちに囲まれて、幸せなんだろうなあ〜〜、なんて、想像するだけでなんだか嬉しくなってしまいます。いっぱい絡んでいただいているようなので、よかったよかった。
ご贔屓の幸せが、ファンの幸せです。
早く東京でやらないかなあ〜〜(←気が早すぎ)
初日レポートがあるかと思って来てくださった方、本当に申し訳ありませんm(_ _)m。
東京會舘のときは、ちゃんと書かせていただきます!(生きていれば/笑)
いちかちゃん、さあやちゃん、きらりちゃん、れみちゃん、
短い時間ですが、
どうぞよろしくお願いいたします!!
.
…というタイトルで文を書き始めたのは、花組中日公演「メランコリック・ジゴロ」を観た直後でした。
正塚晴彦、というクリエーターの苦闘について、
ってなわけではないんですが。
私は、「メランコリック・ジゴロ」の初演は観ていません。
とにかく、正塚作品を初めて観たのは「ブエノスアイレスの風」で、
次が「CrossRoad」で、
……そして、それで終わった、
と言っても過言ではないくらい、「正塚晴彦=ブエノス&デュシャン」だと思っていた人間ですから。
その後「バロンの末裔」とかいくつかの作品をビデオで観たり、劇場で観たりして、「ふぅん」とは思っていましたが、少なくとも私には、「ブエノスアイレスの風」と「CrossRoad」という二作品を超える感動を与えてはくれませんでした。
彼は、アルフォンソ&デュシャンを超えるキャラクターを生み出すことが出来なくなってしまったのではないか、と思っているくらい、「CrossRoas」という作品に(タカコさんのファンでは全然ないのに笑)思い入れているんです、私ってば(汗)。
で。
直近で続いた、月組「マジシャンの憂鬱」と、この「メランコリック・ジゴロ」。
なんていうか。
「LUNA」が、「薔薇の封印」が、他にもいくつもの作品が「蒼いくちづけ」のパロディとして生み出されたように、
「マジシャンの憂鬱」は、「メランコリック・ジゴロ」のパロディだったんだな、と思いました。
っていうか、どうして素直に月組で「メランコリック・ジゴロ」を再演しなかったんでしょうか?
キャストも多いし、矛盾も(あんまり)ないし、きりやんのスタンとか超面白かったと思うし…………(…祐飛さんのフォンダリ想像して壊れました)
具体的にどこが似ているのか、というと、
どこも似てないんですよね、表面的には。
だけど、
心が似ている。
「メランコリック・ジゴロ」は、まぁ初演を観ていないのであまり偉そうなことは言えないんですが、
「今の職業」に疑問(あるいは不満)を持っている誠実な青年が、
友人に唆されて悪事に手を染めて失敗し、
その過程で一人の女との出会いを経て、
「本来の職業」に目覚める話、だと思うんですね。
「マジシャンの憂鬱」は、居候ズが善人っぽく描かれているので(^ ^;ちょっと暈されていますが、
ストーリーとしては同じだと思うんです。
「メランコリック・ジゴロ」のダニエルは、「今の職業」が“ジゴロ(←無能だけど)”で「本来の職業」が“学生”。
「マジシャンの憂鬱」のシャンドールは、「今の職業」が“超能力マジシャン”で「本来の職業」が“テーブルマジシャン”。
実際に観劇すると、二番手役が違うし、「マジシャンの憂鬱」にはフォンダリに当たる人物が出てこない(いや、出てくるけどあまり意味がない)ので、構造的に違うように見えるんですけれども。
冷静に考えてみると、テーマというか、主役の心情の変化が同じだよなー、と思ったのでした。
そして、正塚作品に共通するテーマ、「自分探し」。これが、「メランコリック…」くらい明瞭に出ていると、主人公に共感しやすいんだなー、と思いました。
「マジシャンの憂鬱」くらいになると、正塚さんも大人になったというか(^ ^)、「自分探し」というテーマが少し気恥ずかしくなってしまったのかな、という気がするのですが。
シャンドールは、正塚作品には珍しいくらい「過去のない」男でしたから。
でも、「メランコリック・ジゴロ」のダニエルは、別に脚本の中には何も書かれていないんですけれども、きちんと演出の中で表現されている。真飛聖という役者が演じる男の、おおらかな優しさ、思いやり深い誠実さ、そして、その中に見え隠れする短気な野郎性。…そんなキャラクターの奥に、「生い立ち」が透けて見えるようになっている。フェリシアに対する態度、スタンに対する態度、フォンダリに対する態度…台詞になっていない、細かい仕草の中に、それだけのきめ細かな演出がなされている。
だから、正塚さんは「人間関係を描く」クリエーターだった、と思うのです。
“ダニエル”という人物を描くために他のキャラクターや事件を配置しているんじゃない。ダニエルは特別な存在ではなく、正塚作品によく出てくるタイプの男、というにすぎない。特異なのはフェリシア、あるいはスタンであり、フェリシアとダニエルの関係、そして、スタンとダニエルの関係である、
と。
たぶん、初演を観ていない人間の戯言なんだろうなあ、と思います。
ジゴロじゃなくて“学生バイト”なダニエルと、
ジゴロじゃなくて“ごろつき”寸前の、スタン。
それでも、名古屋のダニエルとスタンは、まとぶんと壮ちゃんは、きちんとお互いの関係を結び合って、一つの作品に仕上げてくれました。
たぶん、初演とは全然違う関係、を。
それが初演を超えるものではなかったとしても、
それでも、きちんと関係を結び合うことのできた正塚作品の登場人物は幸せだ、と思います。
正塚さんの「宛書」は、柴田さんや荻田さんの「宛書」とは違うのかもしれません。柴田さんたちの「宛書」は、あくまでもインスピレーション、役者に萌えるか萌えないか、の問題だけれども、正塚さんがやっているのは、「宛書」ではなく「キャラ宛」なんじゃないでしょうか。……それじゃ齋藤くんと同類になっちゃいますけど、なにか……?
オチがついたところで、このあたりで。
.
正塚晴彦、というクリエーターの苦闘について、
ってなわけではないんですが。
私は、「メランコリック・ジゴロ」の初演は観ていません。
とにかく、正塚作品を初めて観たのは「ブエノスアイレスの風」で、
次が「CrossRoad」で、
……そして、それで終わった、
と言っても過言ではないくらい、「正塚晴彦=ブエノス&デュシャン」だと思っていた人間ですから。
その後「バロンの末裔」とかいくつかの作品をビデオで観たり、劇場で観たりして、「ふぅん」とは思っていましたが、少なくとも私には、「ブエノスアイレスの風」と「CrossRoad」という二作品を超える感動を与えてはくれませんでした。
彼は、アルフォンソ&デュシャンを超えるキャラクターを生み出すことが出来なくなってしまったのではないか、と思っているくらい、「CrossRoas」という作品に(タカコさんのファンでは全然ないのに笑)思い入れているんです、私ってば(汗)。
で。
直近で続いた、月組「マジシャンの憂鬱」と、この「メランコリック・ジゴロ」。
なんていうか。
「LUNA」が、「薔薇の封印」が、他にもいくつもの作品が「蒼いくちづけ」のパロディとして生み出されたように、
「マジシャンの憂鬱」は、「メランコリック・ジゴロ」のパロディだったんだな、と思いました。
っていうか、どうして素直に月組で「メランコリック・ジゴロ」を再演しなかったんでしょうか?
キャストも多いし、矛盾も(あんまり)ないし、きりやんのスタンとか超面白かったと思うし…………(…祐飛さんのフォンダリ想像して壊れました)
具体的にどこが似ているのか、というと、
どこも似てないんですよね、表面的には。
だけど、
心が似ている。
「メランコリック・ジゴロ」は、まぁ初演を観ていないのであまり偉そうなことは言えないんですが、
「今の職業」に疑問(あるいは不満)を持っている誠実な青年が、
友人に唆されて悪事に手を染めて失敗し、
その過程で一人の女との出会いを経て、
「本来の職業」に目覚める話、だと思うんですね。
「マジシャンの憂鬱」は、居候ズが善人っぽく描かれているので(^ ^;ちょっと暈されていますが、
ストーリーとしては同じだと思うんです。
「メランコリック・ジゴロ」のダニエルは、「今の職業」が“ジゴロ(←無能だけど)”で「本来の職業」が“学生”。
「マジシャンの憂鬱」のシャンドールは、「今の職業」が“超能力マジシャン”で「本来の職業」が“テーブルマジシャン”。
実際に観劇すると、二番手役が違うし、「マジシャンの憂鬱」にはフォンダリに当たる人物が出てこない(いや、出てくるけどあまり意味がない)ので、構造的に違うように見えるんですけれども。
冷静に考えてみると、テーマというか、主役の心情の変化が同じだよなー、と思ったのでした。
そして、正塚作品に共通するテーマ、「自分探し」。これが、「メランコリック…」くらい明瞭に出ていると、主人公に共感しやすいんだなー、と思いました。
「マジシャンの憂鬱」くらいになると、正塚さんも大人になったというか(^ ^)、「自分探し」というテーマが少し気恥ずかしくなってしまったのかな、という気がするのですが。
シャンドールは、正塚作品には珍しいくらい「過去のない」男でしたから。
でも、「メランコリック・ジゴロ」のダニエルは、別に脚本の中には何も書かれていないんですけれども、きちんと演出の中で表現されている。真飛聖という役者が演じる男の、おおらかな優しさ、思いやり深い誠実さ、そして、その中に見え隠れする短気な野郎性。…そんなキャラクターの奥に、「生い立ち」が透けて見えるようになっている。フェリシアに対する態度、スタンに対する態度、フォンダリに対する態度…台詞になっていない、細かい仕草の中に、それだけのきめ細かな演出がなされている。
だから、正塚さんは「人間関係を描く」クリエーターだった、と思うのです。
“ダニエル”という人物を描くために他のキャラクターや事件を配置しているんじゃない。ダニエルは特別な存在ではなく、正塚作品によく出てくるタイプの男、というにすぎない。特異なのはフェリシア、あるいはスタンであり、フェリシアとダニエルの関係、そして、スタンとダニエルの関係である、
と。
たぶん、初演を観ていない人間の戯言なんだろうなあ、と思います。
ジゴロじゃなくて“学生バイト”なダニエルと、
ジゴロじゃなくて“ごろつき”寸前の、スタン。
それでも、名古屋のダニエルとスタンは、まとぶんと壮ちゃんは、きちんとお互いの関係を結び合って、一つの作品に仕上げてくれました。
たぶん、初演とは全然違う関係、を。
それが初演を超えるものではなかったとしても、
それでも、きちんと関係を結び合うことのできた正塚作品の登場人物は幸せだ、と思います。
正塚さんの「宛書」は、柴田さんや荻田さんの「宛書」とは違うのかもしれません。柴田さんたちの「宛書」は、あくまでもインスピレーション、役者に萌えるか萌えないか、の問題だけれども、正塚さんがやっているのは、「宛書」ではなく「キャラ宛」なんじゃないでしょうか。……それじゃ齋藤くんと同類になっちゃいますけど、なにか……?
オチがついたところで、このあたりで。
.
いろいろと衝撃的なニュースが届いた一日でした。
大空祐飛さんのディナーショー「SORA」のポスター、
花組の舞音里音ちゃんの卒業発表、
月組「ME&MY GIRL」新公キャスト発表、
大劇場宙組・月組演目発表、
月組次期組長・副組長発表、
雪組全国ツアーとバウワークショップの振り分け、
(今日じゃないのもまざってますが)
そして、花組ドラマシティ公演演目発表。
実は、宝塚と関係ないところでも一件衝撃的なニュースがあったのですが(汗)、
そんななにもかもを、すべて吹っ飛ばして、
祐飛さん、「銀ちゃんの恋」でのドラマシティ&青年館主演、おめでとうございます〜〜〜!!
「銀ちゃんの恋」
上演当時はまだヅカファンではなかった私。ビデオでしか観たことがないのですが、テレビの前で大泣きしたのを鮮明に覚えています。
タオルが絞れるくらいボロボロと、泣けて泣けて、どうしようもなくて。どうしてもナマで観たい!と願い続けてきた作品です。
その再演が叶っただけでも泣けてくるほど嬉しいのに、
ホントウですか?
大空祐飛さんが、ノン(久世星佳)さんの演じた銀四郎を演じる、ってのは、ホントウにホントウの事実なのかしら?
私の妄想ではなくて?
「銀ちゃんの恋」
言わずと知れた、つかこうへいの渾身の名作「蒲田行進曲」の宝塚版。
とりあえず、キャスティングの個人的な希望を(駄目元で♪)書いておきます。
小夏(風花舞) …野々すみ花
ヤス(汐風幸) …未涼亜希
橘(樹里咲穂) …紫峰七海
監督(真山葉瑠) …高翔みずき
カメラマン(卯城薫)…日向燦か夕霧らい
ヤスの母(邦なつき)…邦なつき
玉美(東京は檀れい)…桜一花または初姫さあや
銀ちゃんの浮気相手 …華月由舞
(まだあまり花組さんに詳しくないので、とんちんかんだったらごめんなさい)
…ヤスは、みわっちかまっつか物凄ーく悩んだのですが(汗)、
たぶん、みわっちは全国ツアーで必要だろうし、
めおちゃんもみつるくんもまぁくんも扇くんもだいもんも全国ツアー組に行ってしまいそうなので………
せめてまっつだけでも!!
ということで。
銀ちゃんとヤス。
この二人を、祐飛さんとまっつが演るのか?(←まだ決まってませんが)
銀ちゃん⇒ヤス、
銀ちゃん⇒小夏、
ヤス⇒小夏、
ヤス⇒銀ちゃん、
小夏⇒銀ちゃん、
小夏⇒ヤス、
この6つの感情が、どれも重たくて、痛くて、切ない、
それがつかこうへいの「蒲田行進曲」。
ノンさん&優子姫&汐風幸ちゃんの、
いや、石田昌也の「銀ちゃんの恋」は、
どちらかといえば銀ちゃんと小夏、ヤスと小夏の関係に重点を置いたお芝居でしたけれども。
舞台をドラマシティに移した再演。
脚本は変わるのでしょうか?
全身全霊を懸けて銀ちゃんに尽くす、どMなヤス。
役者としての鬱憤の全てをヤスに向け、暴虐の限りをつくす、どSな銀ちゃん。
銀ちゃんが愛した女だからこそ、小夏に恋するヤス。
憧れぬいた銀ちゃんの真似をして、小夏に暴力を振るうヤス。
そして、
ヤスがいなくては何もできない銀ちゃん。
ヤスに依存しきって、自分の存在価値の根拠ををヤスの忠誠に置く銀ちゃん。
誰よりもヤスが必要だからこそ、その存在を確認するために、ヤスを苛まずにはいられない銀ちゃん………
この3人、もう本当に、想像するだけで痛すぎるんですけど!!
祐飛さんと、すみ花ちゃんと、まっつ。
この3人がホントに揃ったら、ねこは休暇を申請したいと思います。
まさか植田景子さんの宛書新作の次に「銀ちゃんの恋」が来るとは思わなかった。
本当に夢のようで幸せです。歌劇団&花組プロデューサーに、心から感謝を。がんばって通わせていただきます!
祐飛さん。役者として、今までいろんなことがありましたけれども、とにかく主演作品はすべて名作なんだよなあ…。
結果的には、これが一番幸せな道だったのかもしれませんね(^ ^)。
完璧なまでに『宝塚作品』で、かつ『宝塚ヒーロー』だった「Hollywood Lover」ステファーノの半年後に、完全に宝塚を超えたアンチ・ヒーロー「銀ちゃんの恋」の銀ちゃん。
芯の通った侠気のある男たちを描くをサトクリフ作品をはさんで、まったく真逆の価値観を持つ二つの役。
ご活躍をお祈りしています。
そして。
ウメちゃん、ゆっくり養生してまた元気な笑顔を見せてくださいね。
大野さん、大劇場デビューおめでとうございます!
次はぜひとも花組へ♪♪
ナホ(越乃リュウ)ちゃん、あー(花瀬みずか)ちゃん、月組管理職就任おめでとうございます。
可愛い可愛い月組っ子たちを、どうぞよろしくねっm(_ _)m。
五十鈴ひかりちゃん、みっしょん(美翔かずき)、新公パーチェスター役おめでとう!単純に嬉しいです。役がついたことが。
ソフィア(本役・羽桜しずく)の咲希あかねちゃんも嬉しいなあ〜〜〜!「Hollywood Lover」良かったもんね♪♪♪
そして(彩星)りおんくんのマリア公爵夫人に仰天!確かに、美人さんだし女装も似合うだろうけど。それにしても、マリアか……(@ @;)。
そして。
雪組全ツのキャストの豪華さに眩暈がしました。
まさか85期全員全ツとは………そ、そんなに役があるんですか?ベルばら(しかも一幕もの)に。……不安。
「凍てついた明日」は、小劇場公演にしては印象に残る役の多い作品だったので。もう少し上級生がいても良かったと思うんだけどなぁ。クライドの兄は誰が演るんでしょうか。キタロウ?それとも、ハマコさん?超気になる……
なにはともあれ。
今日はにぎやかにいろんなニュースが出ましたけれども、
なにはともあれ、
祐飛さん、本当に本当に、おめでとうございます!!
あんな作品を任せてもらえる人を応援してきたことは、私の誇りです。
ありがとう。
演目が発表されただけで、こんなに幸せになれる。
ファンはなんて単純なのでしょうか。
…大変でしょうけれども、がんばってね。
プレッシャーに負けないで、ノンさんとは違う、“祐飛さんの銀ちゃん”に会えるのを、
心から楽しみにしています。
.
大空祐飛さんのディナーショー「SORA」のポスター、
花組の舞音里音ちゃんの卒業発表、
月組「ME&MY GIRL」新公キャスト発表、
大劇場宙組・月組演目発表、
月組次期組長・副組長発表、
雪組全国ツアーとバウワークショップの振り分け、
(今日じゃないのもまざってますが)
そして、花組ドラマシティ公演演目発表。
実は、宝塚と関係ないところでも一件衝撃的なニュースがあったのですが(汗)、
そんななにもかもを、すべて吹っ飛ばして、
祐飛さん、「銀ちゃんの恋」でのドラマシティ&青年館主演、おめでとうございます〜〜〜!!
「銀ちゃんの恋」
上演当時はまだヅカファンではなかった私。ビデオでしか観たことがないのですが、テレビの前で大泣きしたのを鮮明に覚えています。
タオルが絞れるくらいボロボロと、泣けて泣けて、どうしようもなくて。どうしてもナマで観たい!と願い続けてきた作品です。
その再演が叶っただけでも泣けてくるほど嬉しいのに、
ホントウですか?
大空祐飛さんが、ノン(久世星佳)さんの演じた銀四郎を演じる、ってのは、ホントウにホントウの事実なのかしら?
私の妄想ではなくて?
「銀ちゃんの恋」
言わずと知れた、つかこうへいの渾身の名作「蒲田行進曲」の宝塚版。
とりあえず、キャスティングの個人的な希望を(駄目元で♪)書いておきます。
小夏(風花舞) …野々すみ花
ヤス(汐風幸) …未涼亜希
橘(樹里咲穂) …紫峰七海
監督(真山葉瑠) …高翔みずき
カメラマン(卯城薫)…日向燦か夕霧らい
ヤスの母(邦なつき)…邦なつき
玉美(東京は檀れい)…桜一花または初姫さあや
銀ちゃんの浮気相手 …華月由舞
(まだあまり花組さんに詳しくないので、とんちんかんだったらごめんなさい)
…ヤスは、みわっちかまっつか物凄ーく悩んだのですが(汗)、
たぶん、みわっちは全国ツアーで必要だろうし、
めおちゃんもみつるくんもまぁくんも扇くんもだいもんも全国ツアー組に行ってしまいそうなので………
せめてまっつだけでも!!
ということで。
銀ちゃんとヤス。
この二人を、祐飛さんとまっつが演るのか?(←まだ決まってませんが)
銀ちゃん⇒ヤス、
銀ちゃん⇒小夏、
ヤス⇒小夏、
ヤス⇒銀ちゃん、
小夏⇒銀ちゃん、
小夏⇒ヤス、
この6つの感情が、どれも重たくて、痛くて、切ない、
それがつかこうへいの「蒲田行進曲」。
ノンさん&優子姫&汐風幸ちゃんの、
いや、石田昌也の「銀ちゃんの恋」は、
どちらかといえば銀ちゃんと小夏、ヤスと小夏の関係に重点を置いたお芝居でしたけれども。
舞台をドラマシティに移した再演。
脚本は変わるのでしょうか?
全身全霊を懸けて銀ちゃんに尽くす、どMなヤス。
役者としての鬱憤の全てをヤスに向け、暴虐の限りをつくす、どSな銀ちゃん。
銀ちゃんが愛した女だからこそ、小夏に恋するヤス。
憧れぬいた銀ちゃんの真似をして、小夏に暴力を振るうヤス。
そして、
ヤスがいなくては何もできない銀ちゃん。
ヤスに依存しきって、自分の存在価値の根拠ををヤスの忠誠に置く銀ちゃん。
誰よりもヤスが必要だからこそ、その存在を確認するために、ヤスを苛まずにはいられない銀ちゃん………
この3人、もう本当に、想像するだけで痛すぎるんですけど!!
祐飛さんと、すみ花ちゃんと、まっつ。
この3人がホントに揃ったら、ねこは休暇を申請したいと思います。
まさか植田景子さんの宛書新作の次に「銀ちゃんの恋」が来るとは思わなかった。
本当に夢のようで幸せです。歌劇団&花組プロデューサーに、心から感謝を。がんばって通わせていただきます!
祐飛さん。役者として、今までいろんなことがありましたけれども、とにかく主演作品はすべて名作なんだよなあ…。
結果的には、これが一番幸せな道だったのかもしれませんね(^ ^)。
完璧なまでに『宝塚作品』で、かつ『宝塚ヒーロー』だった「Hollywood Lover」ステファーノの半年後に、完全に宝塚を超えたアンチ・ヒーロー「銀ちゃんの恋」の銀ちゃん。
芯の通った侠気のある男たちを描くをサトクリフ作品をはさんで、まったく真逆の価値観を持つ二つの役。
ご活躍をお祈りしています。
そして。
ウメちゃん、ゆっくり養生してまた元気な笑顔を見せてくださいね。
大野さん、大劇場デビューおめでとうございます!
次はぜひとも花組へ♪♪
ナホ(越乃リュウ)ちゃん、あー(花瀬みずか)ちゃん、月組管理職就任おめでとうございます。
可愛い可愛い月組っ子たちを、どうぞよろしくねっm(_ _)m。
五十鈴ひかりちゃん、みっしょん(美翔かずき)、新公パーチェスター役おめでとう!単純に嬉しいです。役がついたことが。
ソフィア(本役・羽桜しずく)の咲希あかねちゃんも嬉しいなあ〜〜〜!「Hollywood Lover」良かったもんね♪♪♪
そして(彩星)りおんくんのマリア公爵夫人に仰天!確かに、美人さんだし女装も似合うだろうけど。それにしても、マリアか……(@ @;)。
そして。
雪組全ツのキャストの豪華さに眩暈がしました。
まさか85期全員全ツとは………そ、そんなに役があるんですか?ベルばら(しかも一幕もの)に。……不安。
「凍てついた明日」は、小劇場公演にしては印象に残る役の多い作品だったので。もう少し上級生がいても良かったと思うんだけどなぁ。クライドの兄は誰が演るんでしょうか。キタロウ?それとも、ハマコさん?超気になる……
なにはともあれ。
今日はにぎやかにいろんなニュースが出ましたけれども、
なにはともあれ、
祐飛さん、本当に本当に、おめでとうございます!!
あんな作品を任せてもらえる人を応援してきたことは、私の誇りです。
ありがとう。
演目が発表されただけで、こんなに幸せになれる。
ファンはなんて単純なのでしょうか。
…大変でしょうけれども、がんばってね。
プレッシャーに負けないで、ノンさんとは違う、“祐飛さんの銀ちゃん”に会えるのを、
心から楽しみにしています。
.
ちょっと間があいてしまいましたが。
花組中日劇場公演「メランコリック・ジゴロ/ラヴ・シンフォニーII」を観劇してまいりました!
あの遠征からこっち、気が狂いそうに忙しかったのでついつい感想を書くのも後回しになってしまい…公演も千秋楽を迎えてしまいましたが(涙)。
なるべく簡単に書かせていただきますね。
まずは。
あらためて、
まとぶん、トップ就任おめでとうございます〜〜〜♪
やはり、「真飛聖」という人はセンターが似合うな、と。
いろいろな意味でまだまだ半人前、という印象も拭えませんでしたが、とにかくセンターに立つことに全く違和感のない人だ、と、あらためて思いました。
良くも悪くも「春野寿美礼オン・ステージ」だったここ数年の花組公演では、どうもしっくりこない、というか…なんとなく居場所を探しているふうに見えてしまっていたまとぶん。
あんなに居場所が見つからないふうだった「ラヴ・シンフォニー」でさえ、どこをどう変えたのか私には解らないくらい構成も演出もそのまんまだったのに(苦笑)、本人が真ん中に立ってみれば、立ち位置が変わっただけでこんなに“まとぶん仕様”になってしまうのか、と感嘆してしまいました(汗)。
ちなみに、私が一番好きなまとぶんは、中詰めで「オラオラ」しながら客席を煽りまくる野郎なまとぶんでした♪♪
ステキだったわ〜〜(*^ ^*)。
中日劇場公演でのプレお披露目、といえば、昨年の雪組もそうでしたね。
水&白羽コンビの「星影の人/Joyfull2」。
私にとっては、新しい出会いのあった思い出の公演ですが(笑)、
あの時も、水くんは昇格、となみちゃんは星組からのスライド就任。
柴田さんの往年の名作の再演と、コムちゃん時代の名作ショーの新バージョンという組み合わせでしたね。
今回は、まとぶんが昇格、彩音ちゃんは残留。
正塚さんの往年の名作の再演と、オサさんのサヨナラ公演のショー新バージョン。
タイミングの問題もあって、中日のお披露目って結構珍しいと思うのですが(水くんの前は……もしかしてノンさんのME&MY GIRLまで遡るのでは?)、たまたま2年続いた中日のお披露目、構成としてはよく似た公演になったのは、偶然なのかなぁ…?
二番手を努める壮(一帆)ちゃんは、
……がんばってたなぁ〜(はぁと)。
スタン、という役は、壮ちゃんが嵌るタイプの役ではありませんでしたし、正塚さんもあえてそこは壮ちゃんに合わせて変更することなく、(多分)そのまんまイタに載せたのだろうと思うので、壮ちゃんもかなり苦労したんじゃないかなー…。
でも、ショーはでずっぱりでがんばってましたね♪
カッコよかったですよ〜。
……本当に、びっくりするほど早替わりだったり、息が弾んでいたり、いろいろと大変そうだったので。どこかひとつくらい、若手で試してみても良かったんじゃないか?とも思いましたけどね>中村(一)さん!
壮ちゃん、あんなに身体細いのに、折れちゃったらどうするんですかっ!(怒)
みわっち(愛音羽麗)は、凄かったーー!!
芝居もショーも、八面六臂の活躍、と言っていいのでは。
それにしても、「アデュー・マルセイユ」の“真珠貝から生まれてきた”ショーガール、「メランコリック・ジゴロ」のヤクザ(?)、そして「舞姫」の豊太郎………
同じ役者が続けて演じるとは思えない幅の広さ。
懐の深い役者ですよね。大好きになりました。
フォンダリあんちゃん、本当にステキでした。しかも、まとぶんに「あんちゃん」と呼ばれることに違和感のない貫禄と年輪、本当に見事でしたよ〜〜(感心)!!
次の「血と砂」でどんな役を演じるのか、谷さんがどんな役を宛てるのか、とても楽しみにしています。
っていうか、この人がちょうど一年前には、あのワケのワカラナイ書生をやっていたのかと思うと、あらためて木村さんへの怒りがふつふつと………(汗)。
まっつ(未涼亜希)も大活躍でしたねっ(嬉)。
この人も、「アデュー」のマフィア、「メランコリック」の暴れ者、そして「舞姫」の優等生……幅の広い人だなあと感心してしまいます。
まったく持ち味に合わないバロットを、よくあそこまで“可愛い男”っぽく創りこんだものです。いや、本当に。……モデルは素の園加なのかな、なーんて感じたことは内緒ですが(^ ^;ゞ
まとぶん、あやねちゃん、壮ちゃん、みわっち、まっつ、めおちゃん、みつるくん、まぁくん…………
この中に、祐飛さんが加わるんですねぇ……。
組替えが発表されてから、早いものでもう2ヶ月。
実際に異動してからでさえ、丸一ヶ月が過ぎたわけですが、未だにまったく想像ができません。
…ディナーショーで可愛子ちゃんに囲まれてウハウハしている祐飛さんは、容易に想像できるんだけどな(汗)。
野郎系のまとぶんと、癒し系の壮ちゃん、
…っていうのは、ただの私のイメージですけれども。
壮ちゃんが太陽で、
祐飛さんが月で、
まとぶんが何でも受け入れてくれる広大な海…
…そんな感じになるんでしょうかねぇ…これからの花組は。
なんにせよ、まずは来月の「舞姫」が楽しみなのですが、
やはり5月の大劇場公演がとても楽しみです。
「主な配役」はそろそろ発表されるのかなー?
祐飛さんはどんな役でしょうか。
花組公演に通う自分、というものが未だに想像できないままに、
日は過ぎていきますが。
新生花組、
そして、花組の祐飛さんを、
こころから応援しています!(^ ^)
.
花組中日劇場公演「メランコリック・ジゴロ/ラヴ・シンフォニーII」を観劇してまいりました!
あの遠征からこっち、気が狂いそうに忙しかったのでついつい感想を書くのも後回しになってしまい…公演も千秋楽を迎えてしまいましたが(涙)。
なるべく簡単に書かせていただきますね。
まずは。
あらためて、
まとぶん、トップ就任おめでとうございます〜〜〜♪
やはり、「真飛聖」という人はセンターが似合うな、と。
いろいろな意味でまだまだ半人前、という印象も拭えませんでしたが、とにかくセンターに立つことに全く違和感のない人だ、と、あらためて思いました。
良くも悪くも「春野寿美礼オン・ステージ」だったここ数年の花組公演では、どうもしっくりこない、というか…なんとなく居場所を探しているふうに見えてしまっていたまとぶん。
あんなに居場所が見つからないふうだった「ラヴ・シンフォニー」でさえ、どこをどう変えたのか私には解らないくらい構成も演出もそのまんまだったのに(苦笑)、本人が真ん中に立ってみれば、立ち位置が変わっただけでこんなに“まとぶん仕様”になってしまうのか、と感嘆してしまいました(汗)。
ちなみに、私が一番好きなまとぶんは、中詰めで「オラオラ」しながら客席を煽りまくる野郎なまとぶんでした♪♪
ステキだったわ〜〜(*^ ^*)。
中日劇場公演でのプレお披露目、といえば、昨年の雪組もそうでしたね。
水&白羽コンビの「星影の人/Joyfull2」。
私にとっては、新しい出会いのあった思い出の公演ですが(笑)、
あの時も、水くんは昇格、となみちゃんは星組からのスライド就任。
柴田さんの往年の名作の再演と、コムちゃん時代の名作ショーの新バージョンという組み合わせでしたね。
今回は、まとぶんが昇格、彩音ちゃんは残留。
正塚さんの往年の名作の再演と、オサさんのサヨナラ公演のショー新バージョン。
タイミングの問題もあって、中日のお披露目って結構珍しいと思うのですが(水くんの前は……もしかしてノンさんのME&MY GIRLまで遡るのでは?)、たまたま2年続いた中日のお披露目、構成としてはよく似た公演になったのは、偶然なのかなぁ…?
二番手を努める壮(一帆)ちゃんは、
……がんばってたなぁ〜(はぁと)。
スタン、という役は、壮ちゃんが嵌るタイプの役ではありませんでしたし、正塚さんもあえてそこは壮ちゃんに合わせて変更することなく、(多分)そのまんまイタに載せたのだろうと思うので、壮ちゃんもかなり苦労したんじゃないかなー…。
でも、ショーはでずっぱりでがんばってましたね♪
カッコよかったですよ〜。
……本当に、びっくりするほど早替わりだったり、息が弾んでいたり、いろいろと大変そうだったので。どこかひとつくらい、若手で試してみても良かったんじゃないか?とも思いましたけどね>中村(一)さん!
壮ちゃん、あんなに身体細いのに、折れちゃったらどうするんですかっ!(怒)
みわっち(愛音羽麗)は、凄かったーー!!
芝居もショーも、八面六臂の活躍、と言っていいのでは。
それにしても、「アデュー・マルセイユ」の“真珠貝から生まれてきた”ショーガール、「メランコリック・ジゴロ」のヤクザ(?)、そして「舞姫」の豊太郎………
同じ役者が続けて演じるとは思えない幅の広さ。
懐の深い役者ですよね。大好きになりました。
フォンダリあんちゃん、本当にステキでした。しかも、まとぶんに「あんちゃん」と呼ばれることに違和感のない貫禄と年輪、本当に見事でしたよ〜〜(感心)!!
次の「血と砂」でどんな役を演じるのか、谷さんがどんな役を宛てるのか、とても楽しみにしています。
っていうか、この人がちょうど一年前には、あのワケのワカラナイ書生をやっていたのかと思うと、あらためて木村さんへの怒りがふつふつと………(汗)。
まっつ(未涼亜希)も大活躍でしたねっ(嬉)。
この人も、「アデュー」のマフィア、「メランコリック」の暴れ者、そして「舞姫」の優等生……幅の広い人だなあと感心してしまいます。
まったく持ち味に合わないバロットを、よくあそこまで“可愛い男”っぽく創りこんだものです。いや、本当に。……モデルは素の園加なのかな、なーんて感じたことは内緒ですが(^ ^;ゞ
まとぶん、あやねちゃん、壮ちゃん、みわっち、まっつ、めおちゃん、みつるくん、まぁくん…………
この中に、祐飛さんが加わるんですねぇ……。
組替えが発表されてから、早いものでもう2ヶ月。
実際に異動してからでさえ、丸一ヶ月が過ぎたわけですが、未だにまったく想像ができません。
…ディナーショーで可愛子ちゃんに囲まれてウハウハしている祐飛さんは、容易に想像できるんだけどな(汗)。
野郎系のまとぶんと、癒し系の壮ちゃん、
…っていうのは、ただの私のイメージですけれども。
壮ちゃんが太陽で、
祐飛さんが月で、
まとぶんが何でも受け入れてくれる広大な海…
…そんな感じになるんでしょうかねぇ…これからの花組は。
なんにせよ、まずは来月の「舞姫」が楽しみなのですが、
やはり5月の大劇場公演がとても楽しみです。
「主な配役」はそろそろ発表されるのかなー?
祐飛さんはどんな役でしょうか。
花組公演に通う自分、というものが未だに想像できないままに、
日は過ぎていきますが。
新生花組、
そして、花組の祐飛さんを、
こころから応援しています!(^ ^)
.
ドラキュラ伯爵の恋【2】
2008年2月19日 宝塚(花)花組バウ・ワークショップ「蒼いくちづけ」について。
メイン4人については先日書きましたので、今日は、作品と他のキャストを。
この作品は、一幕も二幕も同じロンドン郊外の邸を舞台にしていますが、時代が違っています。
一幕は「1887年」。「120年前」である19世紀末。
二幕は「2008年」。「現代」つまり、21世紀初頭。
(21年前の初演では、二幕が「1987年」で、100年後という設定だったそうですね。というか、上演年ありきで一幕を1887年にしたんでしょうけれども)
19世紀末には普通に貴族(ウェステンラ家)の別荘であったカーファックス荘。
21世紀には、120年前に吸血鬼がこの邸に現れたという伝説によって「ドラキュラ博物館」になっている、という設定が楽しかったのですが。
この一幕と二幕の「異世界感」が、すごくよく出ていたと思いました。
同じロンドンの、同じ邸を舞台を舞台にしながら、「120年」という時間が流れたことを意味のある舞台装置として使っていたのが、さすがというか。
物語は邸の中だけで進むので、実際に「時代は変わった」ことを示すものは、登場人物の中にしかない。一人ひとりの衣装と、髪と、態度と、言葉遣いと、そして、考え方と。
きらりちゃんの芝居に、この「異世界感」がすごくあって。
それがとっても良かったし、観てて嬉しかったところでした(はぁと)。
ふみかちゃんや扇くんは完全に「二役」で、全く違う人格でしたけど、きらりちゃんだけは「生まれ変わりオチ」でこそないけど、同じ人と恋に落ちるので。
違う人なんだけど、同じ魂を持っている、という存在なんだと思うんですよね。それがすごく良い感じで出ていて、私は好きでした♪
逆に、主人公のめおちゃんだけは、一幕も二幕も全く同じ存在なんですね。だけど、時代が違うから、一幕はただただ「かっこいい!」と思わせる大仰な仕草や時代がかかった言葉遣いを、そのまんま二幕でやるところがすごく笑える。
多分、実際には「全く同じ」ではなく、二幕では意識してすこーし大袈裟にやっているんだろうと思うんですけどね(ウケるように)、ちゃんと「めおちゃんは一幕と同じことやっているのに、なんかオカシイ!」と思わせてくれたのが凄いな、と。
まぁ、これは小池さんの演技指導も良かったんでしょうけれども。
ルーシー(19世紀)はジョナサンと共に“家を守る”ことを選び、ヴィーナス(21世紀)は弟ノエルに全てを託して“恋”を選ぶ。
もちろんヴィーナスとルーシーは別人で、全く別の人生をたどってきたのだからその選択が違うのは当たり前なのですけれども。
でも、その選択にはやっぱり、19世紀末と21世紀、という時代の影響、“家”と“個人”、どちらを取るか、という時代の考え方の違いがあるんですよね。
ルーシーの凜とした美しさと、ヴィーナスのキビキビとした可愛らしさ。
時代が求める美しさと個性、それが、ドラキュラ伯爵が選ぶ『美』と同じものなのだろうと思いました。
何百年も生きていても、彼の感性は古びない。つねに、その時代が求める『美』を、彼は求めるんですね。
だからこそ、彼は常に『美』の象徴でいられるのです。
時代を超えて、求められ続ける『美』そのもの、の。
作品自体は、やっぱり古いなー、とも思いましたが。
21年前の初演の頃は、まだ「ドラキュラもの」がコメディに堕す前だったと思うので(その後、三谷幸喜とかもやっちゃいましたしね…)、観客にとってはものすごく新鮮だっただろうな、と思うんですよね。
でも、「薔薇の封印」などなど、いくつかの“小池さん流コメディ”のオリジナルとしてのこの作品を、21年前に作ったのか、と思うと、彼の才能に感服せずにはいられません。
ある意味、彼はこの頃から「エリザベート」初演直後くらいまでの貯金で現在も食いつないで(脚本のネタとしても、演出のネタとしても)いるんだなあ、と、少しさびしい思いもあります。
でも、元々才能が無いわけではないんですから。
またリフレッシュして、「21世紀の」名作を創ってくださいますように、心の底から祈っております。
……というわけで、以下出演者について(一幕での役を中心に)。
ルーシー(きらり)の両親・ウェステンラ夫妻は、絵莉千晶さんと紫陽レネさん。
お二人とも的確な演技で、物語を締めていました。
絵莉さんは、どちらかというと二幕でのジョニー(扇)の母親役の方が印象的かも(^ ^)。
ルーシーに求婚する金持ちの莫迦息子(?)・アーサー・ゴダルミングは瀬戸かずやさん。すらっとスタイルがよくて、カッコよかったです。はい。
その父親・ゴダルミング卿はかりやん(貴怜良)。これがまた、イケイケダンディなおじさまで惚れそうでした。
カーミラ(花野じゅりあ)との色っぽいダンスがとてもステキ★
カーミラは、ウェステンラ卿の妹(ルーシーの叔母)という設定だったと思います。しっとりとした色っぽい美女で、夫に別れて次の金づるを物色中、みたいな役だったような。
クリス(天宮菜生)とピーター(冴月瑠那)という二人の息子がいるとは思えないほど若くて美しい、でもいかにも“人妻”で“母親”な色気と危うさのある未亡人でしたね(はぁと)。久々の嵌り役だったんじゃないかと思います♪
二幕の、小池さんの作品によく出てくる殺し屋系の3人組の女もカッコよかった〜!あの腰までスリットのタイトスカートが、小池さんごちそうさま、って感じでした(おい)。
あと印象に残ったのは、天宮菜生くんかなー。一幕では、ドラキュラ伯爵に魅了されてしまう美少年クリス(カーミラの息子)。二幕ではヴィーナスの弟・アイドル予備軍のノエル少年。
とにかく『美少年』なんですよね、この子は!なんというかのかな。“耽美”をやらせたら右に出るものはいないんじゃないかと思うほど、そして、“金髪マッシュルームカットがこんなに似合う子がいたのかっ!”と思ってしまうほどの、透明感のある美少年。
前からお気に入りだったのに、普通にリーゼントして群舞で出てくると見つけられなかったりしがちだったのですが(汗)、今回かなり目に焼き付けたので、もう大丈夫かな(^ ^)。
声も良いんですねー。歌えるとは思ってもいなかったので(失礼)とってもびっくりしました。
ぱっと見た感じ、ピーターの冴月くんの方が体格もいいし、顔立ちも男らしくて年上に見えるんですけど(汗)、いちおうクリスがお兄ちゃんっていう設定でいいのかなあ?(よくわからなかった)
しっかし、あんなおにいちゃんがいたら弟は心配だろうなぁ……(←何がだ)
冴月くんは、二幕ではかりやん&じゅりあと一緒に、デイヴ(紫峰七海)の部下のヤバイ系3人組。…しかも、女装(!)。
っていうか、私は冴月くんがわかっていなかったので。
「花組さんカッコイイ女役さんがいるんだなー、じゅりあは色っぽいし、この人は男前だし、人材豊富♪♪」
くらいに思っておりまして。
……プログラム見て仰天しました。
はい、美人でした(*^ ^*)。
あと印象に残ったのは、レンフィールドの真瀬はるかくん。
こんなに巧い子、今までそれなりに新公観てるのにぜんぜん気がつかなかったよ…(↓)と落ち込んでいたのですが。
……研2だったとはっ!!いやー、本当に驚愕でした。
あの巧さで研2…しかも、ただ“巧い”だけじゃなくて、ちゃんと「男役の芝居」が出来ているだなんて。
そんなに身体に恵まれている感じでもないのに、凄いです!
あの学年で、あの声で喋れて、あの音域で歌えて、あの顔(男役の貌)で踊れるなんて!!
一幕のレンフィールドがまぐれじゃなかった証拠に、二幕でもジョニーのバックダンサーメンバーの一人として、しっかり良い位置で踊っていたんですよね。
これから新公楽しみだなあ、と思いました。
いやはや…こないだ落ちたばかりの星組の真風涼帆ちゃんといい、92期おそるべし(^ ^;ゞ
他にも可愛い下級生、巧いなーと思った下級生、いーっぱいいたのですが。
……ごめんなさいm(_ _)m。これからじっくりと勉強させていただきます……(^ ^)。
後半の部は、残念ながら観にいけそうにありませんが。
CSでの放映を、楽しみにしています!!がんばれがんばれ、花組若手♪
.
メイン4人については先日書きましたので、今日は、作品と他のキャストを。
この作品は、一幕も二幕も同じロンドン郊外の邸を舞台にしていますが、時代が違っています。
一幕は「1887年」。「120年前」である19世紀末。
二幕は「2008年」。「現代」つまり、21世紀初頭。
(21年前の初演では、二幕が「1987年」で、100年後という設定だったそうですね。というか、上演年ありきで一幕を1887年にしたんでしょうけれども)
19世紀末には普通に貴族(ウェステンラ家)の別荘であったカーファックス荘。
21世紀には、120年前に吸血鬼がこの邸に現れたという伝説によって「ドラキュラ博物館」になっている、という設定が楽しかったのですが。
この一幕と二幕の「異世界感」が、すごくよく出ていたと思いました。
同じロンドンの、同じ邸を舞台を舞台にしながら、「120年」という時間が流れたことを意味のある舞台装置として使っていたのが、さすがというか。
物語は邸の中だけで進むので、実際に「時代は変わった」ことを示すものは、登場人物の中にしかない。一人ひとりの衣装と、髪と、態度と、言葉遣いと、そして、考え方と。
きらりちゃんの芝居に、この「異世界感」がすごくあって。
それがとっても良かったし、観てて嬉しかったところでした(はぁと)。
ふみかちゃんや扇くんは完全に「二役」で、全く違う人格でしたけど、きらりちゃんだけは「生まれ変わりオチ」でこそないけど、同じ人と恋に落ちるので。
違う人なんだけど、同じ魂を持っている、という存在なんだと思うんですよね。それがすごく良い感じで出ていて、私は好きでした♪
逆に、主人公のめおちゃんだけは、一幕も二幕も全く同じ存在なんですね。だけど、時代が違うから、一幕はただただ「かっこいい!」と思わせる大仰な仕草や時代がかかった言葉遣いを、そのまんま二幕でやるところがすごく笑える。
多分、実際には「全く同じ」ではなく、二幕では意識してすこーし大袈裟にやっているんだろうと思うんですけどね(ウケるように)、ちゃんと「めおちゃんは一幕と同じことやっているのに、なんかオカシイ!」と思わせてくれたのが凄いな、と。
まぁ、これは小池さんの演技指導も良かったんでしょうけれども。
ルーシー(19世紀)はジョナサンと共に“家を守る”ことを選び、ヴィーナス(21世紀)は弟ノエルに全てを託して“恋”を選ぶ。
もちろんヴィーナスとルーシーは別人で、全く別の人生をたどってきたのだからその選択が違うのは当たり前なのですけれども。
でも、その選択にはやっぱり、19世紀末と21世紀、という時代の影響、“家”と“個人”、どちらを取るか、という時代の考え方の違いがあるんですよね。
ルーシーの凜とした美しさと、ヴィーナスのキビキビとした可愛らしさ。
時代が求める美しさと個性、それが、ドラキュラ伯爵が選ぶ『美』と同じものなのだろうと思いました。
何百年も生きていても、彼の感性は古びない。つねに、その時代が求める『美』を、彼は求めるんですね。
だからこそ、彼は常に『美』の象徴でいられるのです。
時代を超えて、求められ続ける『美』そのもの、の。
作品自体は、やっぱり古いなー、とも思いましたが。
21年前の初演の頃は、まだ「ドラキュラもの」がコメディに堕す前だったと思うので(その後、三谷幸喜とかもやっちゃいましたしね…)、観客にとってはものすごく新鮮だっただろうな、と思うんですよね。
でも、「薔薇の封印」などなど、いくつかの“小池さん流コメディ”のオリジナルとしてのこの作品を、21年前に作ったのか、と思うと、彼の才能に感服せずにはいられません。
ある意味、彼はこの頃から「エリザベート」初演直後くらいまでの貯金で現在も食いつないで(脚本のネタとしても、演出のネタとしても)いるんだなあ、と、少しさびしい思いもあります。
でも、元々才能が無いわけではないんですから。
またリフレッシュして、「21世紀の」名作を創ってくださいますように、心の底から祈っております。
……というわけで、以下出演者について(一幕での役を中心に)。
ルーシー(きらり)の両親・ウェステンラ夫妻は、絵莉千晶さんと紫陽レネさん。
お二人とも的確な演技で、物語を締めていました。
絵莉さんは、どちらかというと二幕でのジョニー(扇)の母親役の方が印象的かも(^ ^)。
ルーシーに求婚する金持ちの莫迦息子(?)・アーサー・ゴダルミングは瀬戸かずやさん。すらっとスタイルがよくて、カッコよかったです。はい。
その父親・ゴダルミング卿はかりやん(貴怜良)。これがまた、イケイケダンディなおじさまで惚れそうでした。
カーミラ(花野じゅりあ)との色っぽいダンスがとてもステキ★
カーミラは、ウェステンラ卿の妹(ルーシーの叔母)という設定だったと思います。しっとりとした色っぽい美女で、夫に別れて次の金づるを物色中、みたいな役だったような。
クリス(天宮菜生)とピーター(冴月瑠那)という二人の息子がいるとは思えないほど若くて美しい、でもいかにも“人妻”で“母親”な色気と危うさのある未亡人でしたね(はぁと)。久々の嵌り役だったんじゃないかと思います♪
二幕の、小池さんの作品によく出てくる殺し屋系の3人組の女もカッコよかった〜!あの腰までスリットのタイトスカートが、小池さんごちそうさま、って感じでした(おい)。
あと印象に残ったのは、天宮菜生くんかなー。一幕では、ドラキュラ伯爵に魅了されてしまう美少年クリス(カーミラの息子)。二幕ではヴィーナスの弟・アイドル予備軍のノエル少年。
とにかく『美少年』なんですよね、この子は!なんというかのかな。“耽美”をやらせたら右に出るものはいないんじゃないかと思うほど、そして、“金髪マッシュルームカットがこんなに似合う子がいたのかっ!”と思ってしまうほどの、透明感のある美少年。
前からお気に入りだったのに、普通にリーゼントして群舞で出てくると見つけられなかったりしがちだったのですが(汗)、今回かなり目に焼き付けたので、もう大丈夫かな(^ ^)。
声も良いんですねー。歌えるとは思ってもいなかったので(失礼)とってもびっくりしました。
ぱっと見た感じ、ピーターの冴月くんの方が体格もいいし、顔立ちも男らしくて年上に見えるんですけど(汗)、いちおうクリスがお兄ちゃんっていう設定でいいのかなあ?(よくわからなかった)
しっかし、あんなおにいちゃんがいたら弟は心配だろうなぁ……(←何がだ)
冴月くんは、二幕ではかりやん&じゅりあと一緒に、デイヴ(紫峰七海)の部下のヤバイ系3人組。…しかも、女装(!)。
っていうか、私は冴月くんがわかっていなかったので。
「花組さんカッコイイ女役さんがいるんだなー、じゅりあは色っぽいし、この人は男前だし、人材豊富♪♪」
くらいに思っておりまして。
……プログラム見て仰天しました。
はい、美人でした(*^ ^*)。
あと印象に残ったのは、レンフィールドの真瀬はるかくん。
こんなに巧い子、今までそれなりに新公観てるのにぜんぜん気がつかなかったよ…(↓)と落ち込んでいたのですが。
……研2だったとはっ!!いやー、本当に驚愕でした。
あの巧さで研2…しかも、ただ“巧い”だけじゃなくて、ちゃんと「男役の芝居」が出来ているだなんて。
そんなに身体に恵まれている感じでもないのに、凄いです!
あの学年で、あの声で喋れて、あの音域で歌えて、あの顔(男役の貌)で踊れるなんて!!
一幕のレンフィールドがまぐれじゃなかった証拠に、二幕でもジョニーのバックダンサーメンバーの一人として、しっかり良い位置で踊っていたんですよね。
これから新公楽しみだなあ、と思いました。
いやはや…こないだ落ちたばかりの星組の真風涼帆ちゃんといい、92期おそるべし(^ ^;ゞ
他にも可愛い下級生、巧いなーと思った下級生、いーっぱいいたのですが。
……ごめんなさいm(_ _)m。これからじっくりと勉強させていただきます……(^ ^)。
後半の部は、残念ながら観にいけそうにありませんが。
CSでの放映を、楽しみにしています!!がんばれがんばれ、花組若手♪
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花組バウ・ワークショップ「蒼いくちづけ」を観てまいりました。
思っていた以上に花組の下級生を知らないことにちょっと落ち込みつつ、めお(真野すがた)ちゃんを中心に組子のみ30名が、とっても楽しそうに21年前の名作に取り組んでいるのを、ほほえましく観てまいりました。
めおちゃんバージョンは今日で千秋楽だったんですよね…。
3月からはじまる朝夏まなとくんバージョンも観たいけど、、、さすがに無理だろうなあ…(涙)。せめて祐飛さんのディナーショーとかぶっていたら、と思ったのに、ちょうど一日ずれているし(涙)。
えーっと。
私は、小池修一郎作品って、そんなにたくさん観ているわけではないのですが。
とりあえず「薔薇の封印」の原点はコレだったのね、と深く深く納得しました。
いやー、あの時どうして「薔薇の封印」を作っちゃおう!とか思わないで、「蒼いくちづけ」をそのまま一本モノ大劇場作品として上演しなかったんでしょうね。
そのほうがずっ(黙)。
…もとい。
めおちゃんの“ドラキュラ伯爵”は。
………がんばってた!!(←感動)
最初から小池さんがめおちゃんのために新作を書いたとしたら、ドラキュラものは宛てなかっただろうな、と思うのですが。
めおちゃんってあまり「人外」のイメージのない人なので。
でも、めおちゃんの誠実さとか、真面目さとか、そういうところはよく出ていたと思います。
誠実で、真面目で、優しくて、気が弱くて、暖かい。
耽美さとか、迫力とか、人外っぷりとか、そういうものを求めると物足りないけど、一人の「孤独な」男と、「がんばりやの」少女との出会いと恋、と思えば、成立するストーリーだな、と思いました。
今回はワークショップということで、作品ありきの新人公演だったからちょっと残念なところもありましたけれども、歌もよくがんばっていたし(驚きました!!)(←どんだけ…)、今後の活躍が、あらためて楽しみになりました★
…ね、はにはにさま(★o★)
華耀きらりちゃんは、ドラキュラ伯爵が欲する美少女ルーシー/アイドル候補のヴィーナス。
いやぁ、前からお気に入りだった美人さんですが、超!可愛かったです!頭小さくて、首が長くて、ドレスが似合うこと似合うこと。ヴィーナスのアイドル衣装も滅っ茶苦茶似合いすぎる!足の出し方が非常に的確です。小池さんさすが。いや、この場合は衣装の任田さんが的確だったのか?
同じ脚を出すにも、きらりちゃんにはホットパンツで(花野)じゅりあちゃんには腰までスリットのタイトドレスなところが、最高にGOOD JOB。
やっぱり衣装も、その「人」にあるいは「キャラ」に合わせた衣装って大事ですよね★
可愛くて、一所懸命で、がんばりやで、くじけなくて。
ホント可愛い女の子でした。ドラキュラ伯爵みたいな「不思議な人」あるいは「変な人」を、ついつい庇ってしまう正義感とか、
…恋してしまう不器用さ、とか。
うーん可愛い。本当に可愛い(はぁと)(結論はソレですか)
…歌も芝居も、すっごくがんばってました。うん。「がんばってました」としか言えないのはちょっとだけ残念ですが。でもがんばってたもん。良かったもん!……声質が結構好みなので、ちょっと甘めですが(汗)
ふみか(紫峰七海)ちゃんは、一幕がヘルシング教授、2幕がプロデューサー(?)のデイヴ。
いやーカッコイイ。
マジで色っぽい。
ヘルシング教授は老人設定なのですが、嫌味な爺さんで実に実に巧いんですよ、コレが。
で、一幕ですっかり「おお、ふみかちゃん巧いなー、さすがだなー」モードに入っていた私をひっくり返した2幕。
……二番手ですか?ふみかなのに?いったいいつからそんなことに?(←超失礼)
どうみても「LUNA」のリカさんの役なんですけど?
「薔薇の封印」のサエちゃんの役なんですけど?
「シルバー・ローズ・クロニクル」のきたろうの役なんですけどっ!?(←それは小池作品ではありません)
そして、その大抜擢に応えてみせたふみかちゃん。
考えてみれば、「ファントム」新公でキャリエールやった人なんですよね、この人。観ていないので忘れがちですが。
ホント巧いし、かっこいいし、色っぽいし、
樹里ちゃん路線に乗ったら最強なんじゃないかと思うんですが……(←痛すぎ)
扇めぐむくんは、1幕が誠実で気弱な家庭教師ジョナサン。
2幕では大人気!のアイドルでヴィーナスのライバル・ジョニー。
これはまた、別格の格好良さでした(はぁと)。髪型も工夫していたし、スタイルがいいから衣装も似合ってました。
歌もさすがに素晴らしくて♪久しぶりに堪能できて、嬉しかったです♪1幕の気弱っぷりと、2幕のイケイケぶりの対比がおもしろくて、いい芝居するなあと思いました。
この人にかぎらず、この作品で面白かったのは「120年前」の19世紀末ロンドン(郊外だけど)と、「現代」の21世紀ロンドンの『異世界感』でした。
……ってな話は、明日以降に回していいですか(^ ^)。
長くなりそうなので…(滝汗)。
若いメンバーでの公演、エネルギーに満ち溢れていて、とても楽しかったです。
ここで学んだあらゆることを、次の作品でも生かしてくださいますように。
また観にいくのを、楽しみにしています!
なにはともあれ。
めおちゃん、ふみかちゃん、扇くん、きらりちゃん、千秋楽おめでとうございました!
継続出演となる26名&まぁくん、だいもん、鳳くん、姫花ちゃん、お稽古大変でしょうけれどもがんばってくださいね(はぁと)
.
思っていた以上に花組の下級生を知らないことにちょっと落ち込みつつ、めお(真野すがた)ちゃんを中心に組子のみ30名が、とっても楽しそうに21年前の名作に取り組んでいるのを、ほほえましく観てまいりました。
めおちゃんバージョンは今日で千秋楽だったんですよね…。
3月からはじまる朝夏まなとくんバージョンも観たいけど、、、さすがに無理だろうなあ…(涙)。せめて祐飛さんのディナーショーとかぶっていたら、と思ったのに、ちょうど一日ずれているし(涙)。
えーっと。
私は、小池修一郎作品って、そんなにたくさん観ているわけではないのですが。
とりあえず「薔薇の封印」の原点はコレだったのね、と深く深く納得しました。
いやー、あの時どうして「薔薇の封印」を作っちゃおう!とか思わないで、「蒼いくちづけ」をそのまま一本モノ大劇場作品として上演しなかったんでしょうね。
そのほうがずっ(黙)。
…もとい。
めおちゃんの“ドラキュラ伯爵”は。
………がんばってた!!(←感動)
最初から小池さんがめおちゃんのために新作を書いたとしたら、ドラキュラものは宛てなかっただろうな、と思うのですが。
めおちゃんってあまり「人外」のイメージのない人なので。
でも、めおちゃんの誠実さとか、真面目さとか、そういうところはよく出ていたと思います。
誠実で、真面目で、優しくて、気が弱くて、暖かい。
耽美さとか、迫力とか、人外っぷりとか、そういうものを求めると物足りないけど、一人の「孤独な」男と、「がんばりやの」少女との出会いと恋、と思えば、成立するストーリーだな、と思いました。
今回はワークショップということで、作品ありきの新人公演だったからちょっと残念なところもありましたけれども、歌もよくがんばっていたし(驚きました!!)(←どんだけ…)、今後の活躍が、あらためて楽しみになりました★
…ね、はにはにさま(★o★)
華耀きらりちゃんは、ドラキュラ伯爵が欲する美少女ルーシー/アイドル候補のヴィーナス。
いやぁ、前からお気に入りだった美人さんですが、超!可愛かったです!頭小さくて、首が長くて、ドレスが似合うこと似合うこと。ヴィーナスのアイドル衣装も滅っ茶苦茶似合いすぎる!足の出し方が非常に的確です。小池さんさすが。いや、この場合は衣装の任田さんが的確だったのか?
同じ脚を出すにも、きらりちゃんにはホットパンツで(花野)じゅりあちゃんには腰までスリットのタイトドレスなところが、最高にGOOD JOB。
やっぱり衣装も、その「人」にあるいは「キャラ」に合わせた衣装って大事ですよね★
可愛くて、一所懸命で、がんばりやで、くじけなくて。
ホント可愛い女の子でした。ドラキュラ伯爵みたいな「不思議な人」あるいは「変な人」を、ついつい庇ってしまう正義感とか、
…恋してしまう不器用さ、とか。
うーん可愛い。本当に可愛い(はぁと)(結論はソレですか)
…歌も芝居も、すっごくがんばってました。うん。「がんばってました」としか言えないのはちょっとだけ残念ですが。でもがんばってたもん。良かったもん!……声質が結構好みなので、ちょっと甘めですが(汗)
ふみか(紫峰七海)ちゃんは、一幕がヘルシング教授、2幕がプロデューサー(?)のデイヴ。
いやーカッコイイ。
マジで色っぽい。
ヘルシング教授は老人設定なのですが、嫌味な爺さんで実に実に巧いんですよ、コレが。
で、一幕ですっかり「おお、ふみかちゃん巧いなー、さすがだなー」モードに入っていた私をひっくり返した2幕。
……二番手ですか?ふみかなのに?いったいいつからそんなことに?(←超失礼)
どうみても「LUNA」のリカさんの役なんですけど?
「薔薇の封印」のサエちゃんの役なんですけど?
「シルバー・ローズ・クロニクル」のきたろうの役なんですけどっ!?(←それは小池作品ではありません)
そして、その大抜擢に応えてみせたふみかちゃん。
考えてみれば、「ファントム」新公でキャリエールやった人なんですよね、この人。観ていないので忘れがちですが。
ホント巧いし、かっこいいし、色っぽいし、
樹里ちゃん路線に乗ったら最強なんじゃないかと思うんですが……(←痛すぎ)
扇めぐむくんは、1幕が誠実で気弱な家庭教師ジョナサン。
2幕では大人気!のアイドルでヴィーナスのライバル・ジョニー。
これはまた、別格の格好良さでした(はぁと)。髪型も工夫していたし、スタイルがいいから衣装も似合ってました。
歌もさすがに素晴らしくて♪久しぶりに堪能できて、嬉しかったです♪1幕の気弱っぷりと、2幕のイケイケぶりの対比がおもしろくて、いい芝居するなあと思いました。
この人にかぎらず、この作品で面白かったのは「120年前」の19世紀末ロンドン(郊外だけど)と、「現代」の21世紀ロンドンの『異世界感』でした。
……ってな話は、明日以降に回していいですか(^ ^)。
長くなりそうなので…(滝汗)。
若いメンバーでの公演、エネルギーに満ち溢れていて、とても楽しかったです。
ここで学んだあらゆることを、次の作品でも生かしてくださいますように。
また観にいくのを、楽しみにしています!
なにはともあれ。
めおちゃん、ふみかちゃん、扇くん、きらりちゃん、千秋楽おめでとうございました!
継続出演となる26名&まぁくん、だいもん、鳳くん、姫花ちゃん、お稽古大変でしょうけれどもがんばってくださいね(はぁと)
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宝塚歌劇団花組&花組ファンのみなさまへ
うちの「ひねくれデビル」を、
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
本格的に一緒に舞台に立つのはだいぶ先なので、とても不安ではありますが。
どうぞ、可愛がってあげてくださいませm(_ _)m。
どうも、かなり本能で生きている人っぽいので、あまり細かい行動を深読みせずに
見守ってあげていただけると、とても嬉しいです。
下級生の頃はかなり人見知りだったようですけれども、
さすがに、あの学年になってそんなことも言っていられないでしょうしねぇ…(溜息★)
……踊れないのは本当にごめんなさい、としか言えません……m(_ _)m(←お前に謝られても)
.
うちの「ひねくれデビル」を、
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
本格的に一緒に舞台に立つのはだいぶ先なので、とても不安ではありますが。
どうぞ、可愛がってあげてくださいませm(_ _)m。
どうも、かなり本能で生きている人っぽいので、あまり細かい行動を深読みせずに
見守ってあげていただけると、とても嬉しいです。
下級生の頃はかなり人見知りだったようですけれども、
さすがに、あの学年になってそんなことも言っていられないでしょうしねぇ…(溜息★)
……踊れないのは本当にごめんなさい、としか言えません……m(_ _)m(←お前に謝られても)
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若人たちのマルセイユ
2007年11月28日 宝塚(花)花組東宝劇場 新人公演「アデュー・マルセイユ」を観てまいりました。
残念ながら仕事が終わらなくて遅刻してしまったのですが(涙)。
観終わって、プログラムを見返して。
「新人公演演出:児玉明子」という記載に、深くうなずいてしまった………(T T)
新公演出=児玉、といえば、月組ファンには忘れたい思い出が一つあります。
「ガイズ・アンド・ドールズ」新人公演。
一幕をほとんどカット無しでやって、幕が降りて、次に幕が開いたら2幕のラストシーンだった、伝説の新公。
あれこそ、“衝撃の幕切れ”って言うんです!!
芝居の組み立てとか、役づくりの方法論とか、そういったものを何もかも捨て去って、ただ「はい、時間が来たからおしまーい」的な発想の。
演出家、と、名乗っていただきたくない、とまで思ったあの時から、6年弱。
児玉さんって、やっぱり演出家としてどっか足りないんじゃないかなー、と、あらためて思ってしまいました(泣)。
元々チカラのある役者は、しっかりと良い仕事をされてました。
ヒロインの野々すみ花ちゃんとか、
マメ(日向燦)=星原さん・(初姫)さあやちゃん=みとさん・(祐澄)しゅん様=立さん・(夕霧)らいちゃん=組長さんのベテラングループとか。
まっつのジオラモを演じた扇めぐむくんは、ほのぼのとした(←せめて“おおらかな”くらいにしとけ)芸風が祟ってか、だいぶ苦戦していましたが。
それでも、締めるところはキチッと締めていらっしゃったし、
華月)由舞ちゃん=みわっち、(華耀)きらりちゃん=としこさんは、本気で『最高にキレイでステキ』でしたし、
主人公を囲む脇筋のメンバーは、皆良かったんですよね…。
でも。
朝夏・望海・白鳥を中心とする、物語のメインの流れが、弱い。
まぁくんはかっこいい、
だいもんはキレイだし巧い、
ちあきは、地味だけど芝居が上手、
……なのに、
3人とも、なんか芝居が噛み合ってないような気がしたんです(涙)。
まぁくんジェラール、対シモンについてだけでもいいから、もっともっと見凝めてほしいなー。
眼を逸らすのは、相手に気づかれる寸前でいいんです。
もっとお互いを“気にして”ほしいし、
お互いにとって“気になる存在”であってほしい。
だいもんは、基本的には巧い人だと思うのです。引くべきところはちゃんと引いていたし、元々歌える人だし。
ただ、まだ余裕がないというか、回りを全然見れてなかったな(笑)。まぁ、シモンはどちらかというと突っ走りタイプなので、あれでいいのかもしれませんが。
滑舌が悪かったのは、無理して低い声を出そうとしていたからでしょうか…?(まだまだ高かったですけど)
ちあきは、壮ちゃんみたいな天然記念物タイプとは全然違う、どちらかと言えば頭で役を考えてしまって行き詰まるキャラクターだと思うので(^ ^;ゞ
全体をもっとクールなキャラ設定にしておいて、ラストの、真相を知って愕然とする場面の芝居に力を入れて欲しかったです。
……新公の長の学年になってからの2作品が、どちらも壮ちゃんの役だったのは……、ちあきにとっても勉強になっただろうな、と思いますが、ちょっと可哀相だったかもね…。(壮ちゃんは天然なので)
とりあえず、まぁくんはもう少し、『距離感』を考えた芝居が出来るようになると面白い存在になるんじゃないかと思います。
「黒蜥蜴」の新公でも思いましたが、受ける芝居のときの距離感がわかっていないんじゃないでしょうか、まだ。
「Mind Traveller」の若人チームのリーダーみたいな、自分からガンガン突っ走って事を起こしていくタイプの役だと凄く良いんですけど、周辺で起こった出来事を受けて、まとめていくタイプの役は……、
まぁ、これから経験を積んで行くなかでわかってくれればいい話なので。
がんばってくださいませ。
花組で距離感の取り方が巧いなーと思うのは……誰でしょうねぇ。娘役は皆上手だけど、男役は……案外まとぶんが巧い、のかなあ…?(←ちょっと違うかも)
すみ花ちゃん、由舞ちゃん、きらりちゃんの娘役3人は、本当に素晴らしかった!
あえて苦言を呈するなら、きらりちゃんの鬘はもっと似合うものを研究してほしいなー(←本公演も、ね)。あんなに可愛いのに、惜しい感じでした。
あとは、由舞ちゃんの衣装が…。
いや、華やかでよく似合っていたんですけどね(^ ^;ゞ、もっともっとせくしぃな衣装でも良かったんじゃないでしょうかっ!?
本来は男役のみわっちには、あまり身体の線が出ない衣装で正解なんでしょうけど、せっかくスタイル抜群の由舞ちゃんがやるのにぃ〜〜〜っ!!
(新公の衣装って誰が決めるんでしょうねぇ?)
役者の一人一人は、すごーーーくがんばっていたと思います。
それぞれに役を考えて、悩んで、創ってきていることはよくわかりました。
でも。
それをまとめるものが無かった、
ソレがすこーし残念です。
普通なら、役者ひとりひとりの“勝手な解釈”を、演出家がきちんとまとめてからイタに載せるのが当たり前。
でも、児玉さんに一番欠けているのは、まさにその「まとめる」能力なので。
演出家にできないのなら、主演者が力づくでまとめる。タカラヅカの本公演では、そういうのがかーなーりー多いですよね、はっきり言って。
でも、まぁくんはそういうタイプではないんですね…。いい演出家と組んで、きっちり使って貰えれば滅茶苦茶輝いてくれそうなんですけど、自分自身で“何とかする”のは、あまり得意では無いっぽい。
…まぁくんについては、花組だからそれで良い、って感じなのでしょうね。組カラーってあるんだなあ、としみじみ思った新公でした。
それにしても!由舞ちゃん、今回は芝居もものすごーーーーく良かったような気がします♪(←元々大好きなのであまり冷静に評価できない)
……89期って、どんだけ人材豊富なんだよ………。
.
残念ながら仕事が終わらなくて遅刻してしまったのですが(涙)。
観終わって、プログラムを見返して。
「新人公演演出:児玉明子」という記載に、深くうなずいてしまった………(T T)
新公演出=児玉、といえば、月組ファンには忘れたい思い出が一つあります。
「ガイズ・アンド・ドールズ」新人公演。
一幕をほとんどカット無しでやって、幕が降りて、次に幕が開いたら2幕のラストシーンだった、伝説の新公。
あれこそ、“衝撃の幕切れ”って言うんです!!
芝居の組み立てとか、役づくりの方法論とか、そういったものを何もかも捨て去って、ただ「はい、時間が来たからおしまーい」的な発想の。
演出家、と、名乗っていただきたくない、とまで思ったあの時から、6年弱。
児玉さんって、やっぱり演出家としてどっか足りないんじゃないかなー、と、あらためて思ってしまいました(泣)。
元々チカラのある役者は、しっかりと良い仕事をされてました。
ヒロインの野々すみ花ちゃんとか、
マメ(日向燦)=星原さん・(初姫)さあやちゃん=みとさん・(祐澄)しゅん様=立さん・(夕霧)らいちゃん=組長さんのベテラングループとか。
まっつのジオラモを演じた扇めぐむくんは、ほのぼのとした(←せめて“おおらかな”くらいにしとけ)芸風が祟ってか、だいぶ苦戦していましたが。
それでも、締めるところはキチッと締めていらっしゃったし、
華月)由舞ちゃん=みわっち、(華耀)きらりちゃん=としこさんは、本気で『最高にキレイでステキ』でしたし、
主人公を囲む脇筋のメンバーは、皆良かったんですよね…。
でも。
朝夏・望海・白鳥を中心とする、物語のメインの流れが、弱い。
まぁくんはかっこいい、
だいもんはキレイだし巧い、
ちあきは、地味だけど芝居が上手、
……なのに、
3人とも、なんか芝居が噛み合ってないような気がしたんです(涙)。
まぁくんジェラール、対シモンについてだけでもいいから、もっともっと見凝めてほしいなー。
眼を逸らすのは、相手に気づかれる寸前でいいんです。
もっとお互いを“気にして”ほしいし、
お互いにとって“気になる存在”であってほしい。
だいもんは、基本的には巧い人だと思うのです。引くべきところはちゃんと引いていたし、元々歌える人だし。
ただ、まだ余裕がないというか、回りを全然見れてなかったな(笑)。まぁ、シモンはどちらかというと突っ走りタイプなので、あれでいいのかもしれませんが。
滑舌が悪かったのは、無理して低い声を出そうとしていたからでしょうか…?(まだまだ高かったですけど)
ちあきは、壮ちゃんみたいな天然記念物タイプとは全然違う、どちらかと言えば頭で役を考えてしまって行き詰まるキャラクターだと思うので(^ ^;ゞ
全体をもっとクールなキャラ設定にしておいて、ラストの、真相を知って愕然とする場面の芝居に力を入れて欲しかったです。
……新公の長の学年になってからの2作品が、どちらも壮ちゃんの役だったのは……、ちあきにとっても勉強になっただろうな、と思いますが、ちょっと可哀相だったかもね…。(壮ちゃんは天然なので)
とりあえず、まぁくんはもう少し、『距離感』を考えた芝居が出来るようになると面白い存在になるんじゃないかと思います。
「黒蜥蜴」の新公でも思いましたが、受ける芝居のときの距離感がわかっていないんじゃないでしょうか、まだ。
「Mind Traveller」の若人チームのリーダーみたいな、自分からガンガン突っ走って事を起こしていくタイプの役だと凄く良いんですけど、周辺で起こった出来事を受けて、まとめていくタイプの役は……、
まぁ、これから経験を積んで行くなかでわかってくれればいい話なので。
がんばってくださいませ。
花組で距離感の取り方が巧いなーと思うのは……誰でしょうねぇ。娘役は皆上手だけど、男役は……案外まとぶんが巧い、のかなあ…?(←ちょっと違うかも)
すみ花ちゃん、由舞ちゃん、きらりちゃんの娘役3人は、本当に素晴らしかった!
あえて苦言を呈するなら、きらりちゃんの鬘はもっと似合うものを研究してほしいなー(←本公演も、ね)。あんなに可愛いのに、惜しい感じでした。
あとは、由舞ちゃんの衣装が…。
いや、華やかでよく似合っていたんですけどね(^ ^;ゞ、もっともっとせくしぃな衣装でも良かったんじゃないでしょうかっ!?
本来は男役のみわっちには、あまり身体の線が出ない衣装で正解なんでしょうけど、せっかくスタイル抜群の由舞ちゃんがやるのにぃ〜〜〜っ!!
(新公の衣装って誰が決めるんでしょうねぇ?)
役者の一人一人は、すごーーーくがんばっていたと思います。
それぞれに役を考えて、悩んで、創ってきていることはよくわかりました。
でも。
それをまとめるものが無かった、
ソレがすこーし残念です。
普通なら、役者ひとりひとりの“勝手な解釈”を、演出家がきちんとまとめてからイタに載せるのが当たり前。
でも、児玉さんに一番欠けているのは、まさにその「まとめる」能力なので。
演出家にできないのなら、主演者が力づくでまとめる。タカラヅカの本公演では、そういうのがかーなーりー多いですよね、はっきり言って。
でも、まぁくんはそういうタイプではないんですね…。いい演出家と組んで、きっちり使って貰えれば滅茶苦茶輝いてくれそうなんですけど、自分自身で“何とかする”のは、あまり得意では無いっぽい。
…まぁくんについては、花組だからそれで良い、って感じなのでしょうね。組カラーってあるんだなあ、としみじみ思った新公でした。
それにしても!由舞ちゃん、今回は芝居もものすごーーーーく良かったような気がします♪(←元々大好きなのであまり冷静に評価できない)
……89期って、どんだけ人材豊富なんだよ………。
.
花組東宝劇場公演「アデュー・マルセイユ/ラヴ・シンフォニー」を観てまいりました。
…DIAMOND☆DOGSも途中ですが、それはまたおいおい(^ ^;
えーっと。
花組だったり、
サヨナラだったりする小池修一郎。
観るまで、かなりドキドキでした。
去年のドラマシティとか、
「薔薇の封印」とか、
…そんなものを思い出して……
ドキドキしながら観た「アデュー・マルセイユ」。
そっかー、オサさん、サヨナラなんだ………
わかっていた事実を、あらためてもう一度、心に刻む。
お芝居では珍しく、ラストシーンに大階段が出てきた時に、
ああ、あの階段を登って行ってしまうんだ、と……。
……実際には、銀橋渡って下手でスポット浴びて暗転、でしたけどね(笑)。
「GLORIOUS」とか、「ソウル・オブ・シバ」とかでの、大階段を登って去っていく卒業生、最後まで見送る組子たち、というシチュエーションが好きなんですけど、アレって藤井さんの専売特許なんでしょうか…?(^ ^)。
…とは思いつつ。
まだ一回目なので、あまりサヨナラモード全開にはならず。
お芝居のラストはちょっと泣けましたが。なんか、彩音ちゃんとの会話が心に沁みてね。
良い場面ですよね、あそこ。
作品そのものは……うーん、なんて無茶な、ってところも多かった、ってのも正直なところではありましたが。
まとぶん(真飛聖)がオサさんの幼なじみ、壮(一帆)さんが恋敵、なんですけど、うーん、役が逆でも良かったような気がしました。
まとぶんみたいなタイプの役者は、オサさんみたいなタイプと組むと、どうしても受けに徹して引いてしまうので…
オサさんの隣、というポジション限定で、壮ちゃんの方が似合ううのかなーと思いました。
あ、でも、シモンを壮ちゃんがやったら、浪越とキャラがかぶっちゃうかなー?(←単に浪越が好きなだけなんで、私は)
…あと、壮ちゃんの芝居って、温かいけど所謂「受け」要素を持っていない人なので、みわっち(愛音羽麗)の女役に喰われてしまったかも。
っていうか、まとぶんって本当に尻に敷かれている姿が似合うんですよね〜〜♪みわっちジャンヌとの相性は最高に良かったなー♪、と。
ぶんちゃん(絵麻緒ゆう)ほど受け受けしくはないけれど、骨太な芝居を得意とする割に、良い感じで受け身でいられる、尻に敷かれていられるっていうのは貴重なキャラクターなんですよね。
まとぶんシモンの設定を、オサさんと「対等の幼なじみ」という設定ではなく、「いつも助けて貰っていた」設定のまま「年下の泣き虫」にしておけば、もう少ししっくり来たのかな?と思いつつ、
壮ちゃんだけが、そこを飛び越えられるのは何故なんだろう…。
今回の壮ちゃんは、笑顔が少ないので私は大変不満です。
壮ちゃんと星組のしい(立樹遥)ちゃんは、私の中では2大「笑ってくれればそれだけで幸せ♪」な人。
回りをぱぁっと明るく照らす、しいちゃんの笑顔と、
回りをじんわりと温める、壮ちゃんの笑顔、
この二つは宝物です♪なのに〜〜〜!(溜息)
彩音ちゃんは、前回の緑川夫人に比べればずーっと等身大の、やりやすい役だったのではないかと思います。
でも、微妙に緑川夫人をひきずっていたような気がしちゃいました。一番大きいのは、声や話し方が同じだったことでしょうか?
姿は全然違うのに。
可愛くて魅力的で華やかで。
なのに、話し方はどこか投げやりで気怠く語尾を誤魔化す、緑川夫人役の時と同じ。声のトーンも、前回低く落ち着いた声を身につけたと思ったら今回も近いトーン。
私は、個人的に低くてまろやかな声が好きなので、昔のキンキンした小鳥のような声より今の方が好きなのですが、役としてはもう少し若作りしても良かったんじゃないかなーと思いました。
あまりにも等身大の役すぎて、かえって考えすぎてしまったような印象。
でも、本当に可愛い♪あの衣装ってなかなか似合う人いないと思うんですけど、本当に可愛かったです♪こないだの娘役写真集には入らなかったけど、いずれウメちゃんと二人でもなんでもいいので出してほしいです!♪
みわっちのジャンヌは、とにかく最高にいい女♪♪
こういう、番手のつくような男役スターが芝居で通しの女役をやっるのに、トップスターと絡まないっていうのは割と珍しいと思うのですが…。
あまりにもまとぶんとお似合い過ぎて、次にまとぶんと組む彩音ちゃんが可哀相になるくらいでした(笑/いや、彩音ちゃんも良く似合うんですけど ^ ^)。
気っ風が良くて色っぽくて、いぢめっこで、センスがあってアイディア豊富なイイ女!
それがピッタリ嵌るみわっち。
小池さんって、時々スゴイことをするなあ、と、しみじみ…
また新公がだいもんと由舞ちゃん、ってところが……期待大!!です♪♪
まっつ(未涼亜希)は、オサさんと敵対するイタリアン・マフィア。
としこさんを“俺の女”にして、星原さんや組長さんと手を組み、壮ちゃんを利用して、自分の目的を遂げようとする。
「Mind Traveller」の時は、さお太(高翔みずき)さんやとしこさんに「利用される」“まっどさいえんてぃすと”、だったのに。
今回はむしろ、まっつが黒幕って感じです。…よね?
まっつかっこいいー。浅黒い肌に髭が色っぽいーーーー!
葉巻銜えてるよ葉巻ー!(ドキドキ)(←壊れすぎ)
真顔で言いますけど、まっつに色敵が演じられる、なんてこと、私は露ほども信じていませんでした。
でも。
良かったです。「がんばってた」じゃなくて、良かった。
…どちらかと言うと、努力が必要なのは観客(っつーかファン)側なんじゃないかと。
葉巻を銜えてとしこさんを抱き寄せるまっつ観て、思わず反射的に下を向いてしまうのは………
それは、まっつのファンだから。(疲)
相手役がとしこさんってのがまたステキです♪
最後に、お姐様にたっぷり可愛がられて触りまくって、踊っちゃって(*^ ^*)。
このカップル、新公は扇めぐむくんと華耀きらりちゃんなんですよね。また全然違うというか、きらりちゃんがどんなアプローチで来るのかすっごい楽しみです〜♪
扇くんがまっつのアノ歌を歌うのか。これまた……聴き応えありそう♪(*^ ^*)。
…真顔で書き忘れてましたけど。
歌は素晴らしいです。はい。「黒蜥蜴/タキシード」の時は、せっかくいただいた歌が歌い切れなくて(特に高音部)、ファンながら大変にもどかしかったのですが。
今回は、少なくとも私が観た時は声も艶やかに色気があって、とってもせくしー(←照れくさいのでひらがな)でした(はぁと)。
まとぶんシモンの忠実な部下は、めお(真野すがた)ちゃん、みつる(華形ひかる)くん、(望月)理世ちゃん、まぁ(朝夏まなと)くん、……かな?
ちょうど、「パリの空よりも高く」のボーイ4人みたいな感じの出ずっぱり感でしたけど、もう少し「4人」の関係を追求してみたら、芝居として面白くなるんじゃないかなー?という気がしました。
それにしても皆キラキラしていて、若いっていいねぇ♪♪と幸せな気分でした(^ ^)。
キラキラといえば、アルテミス同盟の女の子たちが!!
最っ高〜!に可愛かったです♪
いやぁん、もう、筆頭で(桜)一花♪ああもう、一花可愛い一花可愛い!!もはや「一花可愛い」で芸名かと思うほど可愛いかったです。
由舞ちゃん、その衣装は……サービス?(真顔)
また化粧が上手くなったような気がする。前より可愛い。いつ観ても可愛い…(壊)。
きらりちゃん、元は可愛いのに(T T)そ、その前髪は…時代の流行を取り入れるにも限度ってものが……。いや、でも可愛いよ。きらりちゃんは何しても可愛いよ?でも!!って感じです(←どんなだよ)
野々すみ花ちゃんも花野じゅりあちゃんも、もうとにかく可愛かったよ〜〜〜っ!!
オサさんの子供時代はだいもん(望海風斗)、シモンが冴月瑠那さん。
どっちも可愛かったし芝居も達者だった♪取調べ室で嶺輝あやとさんに責められるだいもんの芝居が結構良かったです。
脚本としてはどうかと思う展開もいっぱいありましたけど、
「薔薇の封印」とか「Mind Traveller」とかを最低値に想定していたので、全然おっけー大幅にクリア、って感じでした(笑)。
作品については、せめて新公が終わってから…、と思っています。まぁ、たいしたネタバレがあるわけでもないのですが、いちおう念のため、ね。
ショーの方は、いかにも中村一徳さんらしい、オーソドックスで当たり前な、定番の「タカラヅカ」そのもの。
オサさん、という特異なタカラジェンヌのサヨナラに、こういう「いかにも!」なタカラヅカを当てるのは、正解かもしれませんね。
前回の「TAXEED JAZZ」がぶっ飛んでいた分、今回の方が安心して楽しめる、って人も多いんじゃないかと思います。
しっかし、こうしてみると、「Revue Of Dreams」は、中村(徳)さんの中では異例の作品だったんだなあ〜。私は大好きだったけど(^ ^)。
しかし。
まとぶん=ピンク、ってイメージがあるんでしょうか…?「TAXEED…」でもピンクを着てたイメージがあるし、今回、センターの時もそうじゃない時も、全員お揃いの衣装以外はぜーーーーんぶピンク。ピンク、ピンク、ピンク!
壮ちゃんは暖色系から寒色系まで結構バラエティあったのに、まとぶんは濃いのから薄いのまで、とにかくピンク、って感じ。
なんでだろう?確かに甘い美貌によく似合いますけどねぇ。キャラクターも「クール」からは一番遠いタイプだし(笑)。
ちなみに、下級生ではちあき(白鳥かすが)が割とピンクの衣装が多いと思うんですが…。
不思議ですよねー、何故なんでしょうね。
ああいうのって、本人が撰ぶの?演出家が決めるの?衣装部さんが似合うのを撰んでくれる、とかなの…?
.
…DIAMOND☆DOGSも途中ですが、それはまたおいおい(^ ^;
えーっと。
花組だったり、
サヨナラだったりする小池修一郎。
観るまで、かなりドキドキでした。
去年のドラマシティとか、
「薔薇の封印」とか、
…そんなものを思い出して……
ドキドキしながら観た「アデュー・マルセイユ」。
そっかー、オサさん、サヨナラなんだ………
わかっていた事実を、あらためてもう一度、心に刻む。
お芝居では珍しく、ラストシーンに大階段が出てきた時に、
ああ、あの階段を登って行ってしまうんだ、と……。
……実際には、銀橋渡って下手でスポット浴びて暗転、でしたけどね(笑)。
「GLORIOUS」とか、「ソウル・オブ・シバ」とかでの、大階段を登って去っていく卒業生、最後まで見送る組子たち、というシチュエーションが好きなんですけど、アレって藤井さんの専売特許なんでしょうか…?(^ ^)。
…とは思いつつ。
まだ一回目なので、あまりサヨナラモード全開にはならず。
お芝居のラストはちょっと泣けましたが。なんか、彩音ちゃんとの会話が心に沁みてね。
良い場面ですよね、あそこ。
作品そのものは……うーん、なんて無茶な、ってところも多かった、ってのも正直なところではありましたが。
まとぶん(真飛聖)がオサさんの幼なじみ、壮(一帆)さんが恋敵、なんですけど、うーん、役が逆でも良かったような気がしました。
まとぶんみたいなタイプの役者は、オサさんみたいなタイプと組むと、どうしても受けに徹して引いてしまうので…
オサさんの隣、というポジション限定で、壮ちゃんの方が似合ううのかなーと思いました。
あ、でも、シモンを壮ちゃんがやったら、浪越とキャラがかぶっちゃうかなー?(←単に浪越が好きなだけなんで、私は)
…あと、壮ちゃんの芝居って、温かいけど所謂「受け」要素を持っていない人なので、みわっち(愛音羽麗)の女役に喰われてしまったかも。
っていうか、まとぶんって本当に尻に敷かれている姿が似合うんですよね〜〜♪みわっちジャンヌとの相性は最高に良かったなー♪、と。
ぶんちゃん(絵麻緒ゆう)ほど受け受けしくはないけれど、骨太な芝居を得意とする割に、良い感じで受け身でいられる、尻に敷かれていられるっていうのは貴重なキャラクターなんですよね。
まとぶんシモンの設定を、オサさんと「対等の幼なじみ」という設定ではなく、「いつも助けて貰っていた」設定のまま「年下の泣き虫」にしておけば、もう少ししっくり来たのかな?と思いつつ、
壮ちゃんだけが、そこを飛び越えられるのは何故なんだろう…。
今回の壮ちゃんは、笑顔が少ないので私は大変不満です。
壮ちゃんと星組のしい(立樹遥)ちゃんは、私の中では2大「笑ってくれればそれだけで幸せ♪」な人。
回りをぱぁっと明るく照らす、しいちゃんの笑顔と、
回りをじんわりと温める、壮ちゃんの笑顔、
この二つは宝物です♪なのに〜〜〜!(溜息)
彩音ちゃんは、前回の緑川夫人に比べればずーっと等身大の、やりやすい役だったのではないかと思います。
でも、微妙に緑川夫人をひきずっていたような気がしちゃいました。一番大きいのは、声や話し方が同じだったことでしょうか?
姿は全然違うのに。
可愛くて魅力的で華やかで。
なのに、話し方はどこか投げやりで気怠く語尾を誤魔化す、緑川夫人役の時と同じ。声のトーンも、前回低く落ち着いた声を身につけたと思ったら今回も近いトーン。
私は、個人的に低くてまろやかな声が好きなので、昔のキンキンした小鳥のような声より今の方が好きなのですが、役としてはもう少し若作りしても良かったんじゃないかなーと思いました。
あまりにも等身大の役すぎて、かえって考えすぎてしまったような印象。
でも、本当に可愛い♪あの衣装ってなかなか似合う人いないと思うんですけど、本当に可愛かったです♪こないだの娘役写真集には入らなかったけど、いずれウメちゃんと二人でもなんでもいいので出してほしいです!♪
みわっちのジャンヌは、とにかく最高にいい女♪♪
こういう、番手のつくような男役スターが芝居で通しの女役をやっるのに、トップスターと絡まないっていうのは割と珍しいと思うのですが…。
あまりにもまとぶんとお似合い過ぎて、次にまとぶんと組む彩音ちゃんが可哀相になるくらいでした(笑/いや、彩音ちゃんも良く似合うんですけど ^ ^)。
気っ風が良くて色っぽくて、いぢめっこで、センスがあってアイディア豊富なイイ女!
それがピッタリ嵌るみわっち。
小池さんって、時々スゴイことをするなあ、と、しみじみ…
また新公がだいもんと由舞ちゃん、ってところが……期待大!!です♪♪
まっつ(未涼亜希)は、オサさんと敵対するイタリアン・マフィア。
としこさんを“俺の女”にして、星原さんや組長さんと手を組み、壮ちゃんを利用して、自分の目的を遂げようとする。
「Mind Traveller」の時は、さお太(高翔みずき)さんやとしこさんに「利用される」“まっどさいえんてぃすと”、だったのに。
今回はむしろ、まっつが黒幕って感じです。…よね?
まっつかっこいいー。浅黒い肌に髭が色っぽいーーーー!
葉巻銜えてるよ葉巻ー!(ドキドキ)(←壊れすぎ)
真顔で言いますけど、まっつに色敵が演じられる、なんてこと、私は露ほども信じていませんでした。
でも。
良かったです。「がんばってた」じゃなくて、良かった。
…どちらかと言うと、努力が必要なのは観客(っつーかファン)側なんじゃないかと。
葉巻を銜えてとしこさんを抱き寄せるまっつ観て、思わず反射的に下を向いてしまうのは………
それは、まっつのファンだから。(疲)
相手役がとしこさんってのがまたステキです♪
最後に、お姐様にたっぷり
このカップル、新公は扇めぐむくんと華耀きらりちゃんなんですよね。また全然違うというか、きらりちゃんがどんなアプローチで来るのかすっごい楽しみです〜♪
扇くんがまっつのアノ歌を歌うのか。これまた……聴き応えありそう♪(*^ ^*)。
…真顔で書き忘れてましたけど。
歌は素晴らしいです。はい。「黒蜥蜴/タキシード」の時は、せっかくいただいた歌が歌い切れなくて(特に高音部)、ファンながら大変にもどかしかったのですが。
今回は、少なくとも私が観た時は声も艶やかに色気があって、とってもせくしー(←照れくさいのでひらがな)でした(はぁと)。
まとぶんシモンの忠実な部下は、めお(真野すがた)ちゃん、みつる(華形ひかる)くん、(望月)理世ちゃん、まぁ(朝夏まなと)くん、……かな?
ちょうど、「パリの空よりも高く」のボーイ4人みたいな感じの出ずっぱり感でしたけど、もう少し「4人」の関係を追求してみたら、芝居として面白くなるんじゃないかなー?という気がしました。
それにしても皆キラキラしていて、若いっていいねぇ♪♪と幸せな気分でした(^ ^)。
キラキラといえば、アルテミス同盟の女の子たちが!!
最っ高〜!に可愛かったです♪
いやぁん、もう、筆頭で(桜)一花♪ああもう、一花可愛い一花可愛い!!もはや「一花可愛い」で芸名かと思うほど可愛いかったです。
由舞ちゃん、その衣装は……サービス?(真顔)
また化粧が上手くなったような気がする。前より可愛い。いつ観ても可愛い…(壊)。
きらりちゃん、元は可愛いのに(T T)そ、その前髪は…時代の流行を取り入れるにも限度ってものが……。いや、でも可愛いよ。きらりちゃんは何しても可愛いよ?でも!!って感じです(←どんなだよ)
野々すみ花ちゃんも花野じゅりあちゃんも、もうとにかく可愛かったよ〜〜〜っ!!
オサさんの子供時代はだいもん(望海風斗)、シモンが冴月瑠那さん。
どっちも可愛かったし芝居も達者だった♪取調べ室で嶺輝あやとさんに責められるだいもんの芝居が結構良かったです。
脚本としてはどうかと思う展開もいっぱいありましたけど、
「薔薇の封印」とか「Mind Traveller」とかを最低値に想定していたので、全然おっけー大幅にクリア、って感じでした(笑)。
作品については、せめて新公が終わってから…、と思っています。まぁ、たいしたネタバレがあるわけでもないのですが、いちおう念のため、ね。
ショーの方は、いかにも中村一徳さんらしい、オーソドックスで当たり前な、定番の「タカラヅカ」そのもの。
オサさん、という特異なタカラジェンヌのサヨナラに、こういう「いかにも!」なタカラヅカを当てるのは、正解かもしれませんね。
前回の「TAXEED JAZZ」がぶっ飛んでいた分、今回の方が安心して楽しめる、って人も多いんじゃないかと思います。
しっかし、こうしてみると、「Revue Of Dreams」は、中村(徳)さんの中では異例の作品だったんだなあ〜。私は大好きだったけど(^ ^)。
しかし。
まとぶん=ピンク、ってイメージがあるんでしょうか…?「TAXEED…」でもピンクを着てたイメージがあるし、今回、センターの時もそうじゃない時も、全員お揃いの衣装以外はぜーーーーんぶピンク。ピンク、ピンク、ピンク!
壮ちゃんは暖色系から寒色系まで結構バラエティあったのに、まとぶんは濃いのから薄いのまで、とにかくピンク、って感じ。
なんでだろう?確かに甘い美貌によく似合いますけどねぇ。キャラクターも「クール」からは一番遠いタイプだし(笑)。
ちなみに、下級生ではちあき(白鳥かすが)が割とピンクの衣装が多いと思うんですが…。
不思議ですよねー、何故なんでしょうね。
ああいうのって、本人が撰ぶの?演出家が決めるの?衣装部さんが似合うのを撰んでくれる、とかなの…?
.
本日のニュース、それから
2007年9月4日 宝塚(花)本日のニュースは二つ。
宙組バウ公演のポスターと、花組大劇場公演新人公演配役。
まずは。
だいもん(望海風斗)、2番手役おめでとう!!
しっかし、朝夏まなとくんセンターに、相手役野々すみ花ちゃん、2番手だいもんって…両側ちっさすぎじゃあ(←失礼)
この公演を最後に退団される立さんの役に、祐澄しゅん様、
この公演を最後に専科へ異動されるみとさんの役は、初姫さあやちゃん、
星原さんの役がマメ(日向燦)ちゃん、
そして、組長さんの役が夕霧らいちゃん。
うーん、舞台観てみないと何とも言えませんが、この4人はおいしそうですねぇ〜☆
扇めぐむくんがまっつ(未涼亜希)。これはまっつに歌があるって期待してもいいのかしらっっっっ!?
ちあき(白鳥かすが)は、黒蜥蜴に引き続き壮さんの役。浪越くんはだいぶ苦労していましたが、今回はどんな役でしょうね。
声のいい人なのでがんばってほしいなあ。
「血と砂」で最下だったちあきも、これで卒業か〜〜〜(シミジミ)。
月日のたつのは早いものですね。
そして。
ねこ的今回の新公の目玉は、なんたって華月由舞ちゃん♪
みわっち(愛音羽麗)の女役ですよ〜〜!これは楽しみ!
衣装はどんなでしょうかね〜♪(←まずそれなのかっ!?)
だいもんが2番手、由舞ちゃんがみわっち(多分女役二番手だよね?)。89期がんばってますね〜〜♪嬉しいな♪
なーんて盛り上がっておいて、観られるかどうか全然わからないんですけどね(汗)。今回はさすがに無理かなー…。
とりあえず、CSに期待っ(^ ^)。
そして、二つ目。
宙組バウポスター画像。
みっちゃん(北翔海莉)&たっちん(和音美桜)、という、
デュエットの美しさは宝塚でも有数のコンビだけど、ビジュアルはてんてんてん、なんぞと、とっても失礼なことを考えていた私。
…ごめんなさいm(_ _)m。
みっちゃん、かっこいいじゃんか(*^ ^*)。
たっちんも可愛いぞっ!!
好きな人がかっこいい。
好きな娘が可愛い。
なんてしあわせな気分♪
…先日、宙組公演(本公演)を観まして。
最後のエトワールにお二人が出てきた途端、ものすごーーーく幸せ〜〜♪な気分になったんですよね♪♪
正直、それまでは何度か、“みっちゃん………”、
と思ったりしていたのですが。
そうだよ!次はこの二人でバウなんだよ!!絶対行くぞ!、と、
ちょっと気合いが入ったりして(笑)。
みっちゃん。
なぜあなたはみっちゃんなの、と思うことも多々ありますが。
それでも、みっちゃん。
みっちゃんがみっちゃんだからこそ、皆貴方が好きなんだよね…。
月組の頃から、みっちゃんは気になる人でした。
声と姿はちゃーんと釣り合っているのに、キャラとのギャップが激しすぎて。
しかも、そのギャップが舞台に出すぎ(滝汗)
宙組に異動して、みっちゃんは何の波動を受け取っているんだ!?と思うことが増えたのも事実ではありますが。
でも、やっぱりみっちゃんはみっちゃんで。
声も姿もとっても素敵だけど、どっか一本ぶっ飛んでる、
それが、みっちゃんだから。
……ああ、なんとなーく出待ちしてみて、本当に良かった、と。
そう思った9月1日。
そう。
9月1日は、防災の日。
みっちゃんは、防火服を着て出てきて、パフォーマンスしてくださいました……。
銀色の防火服が似合うジェンヌってどうなの!?と思いつつ。
ニコニコ笑うみっちゃんは本当に可愛くて。
オレンジ色のライフジャケットを着てきゃいきゃい騒いでいるみっちゃん会の皆さんも、本当に可愛くて。
…ここはどこだよ?(←日比谷だよ)と思いながら立ち尽くし。
みー(春風弥里)ちゃんが途中で出てきたので、慌ててみっちゃんから目を逸らしてそっちを見たら。
みーちゃんも、みっちゃんに夢中でしばらく止まってた(死)。
っつーか、参加したそうだった(←え?)
ああ、みっちゃん。
あなたは、何故みっちゃんなの…。
.
宙組バウ公演のポスターと、花組大劇場公演新人公演配役。
まずは。
だいもん(望海風斗)、2番手役おめでとう!!
しっかし、朝夏まなとくんセンターに、相手役野々すみ花ちゃん、2番手だいもんって…両側ちっさすぎじゃあ(←失礼)
この公演を最後に退団される立さんの役に、祐澄しゅん様、
この公演を最後に専科へ異動されるみとさんの役は、初姫さあやちゃん、
星原さんの役がマメ(日向燦)ちゃん、
そして、組長さんの役が夕霧らいちゃん。
うーん、舞台観てみないと何とも言えませんが、この4人はおいしそうですねぇ〜☆
扇めぐむくんがまっつ(未涼亜希)。これはまっつに歌があるって期待してもいいのかしらっっっっ!?
ちあき(白鳥かすが)は、黒蜥蜴に引き続き壮さんの役。浪越くんはだいぶ苦労していましたが、今回はどんな役でしょうね。
声のいい人なのでがんばってほしいなあ。
「血と砂」で最下だったちあきも、これで卒業か〜〜〜(シミジミ)。
月日のたつのは早いものですね。
そして。
ねこ的今回の新公の目玉は、なんたって華月由舞ちゃん♪
みわっち(愛音羽麗)の女役ですよ〜〜!これは楽しみ!
衣装はどんなでしょうかね〜♪(←まずそれなのかっ!?)
だいもんが2番手、由舞ちゃんがみわっち(多分女役二番手だよね?)。89期がんばってますね〜〜♪嬉しいな♪
なーんて盛り上がっておいて、観られるかどうか全然わからないんですけどね(汗)。今回はさすがに無理かなー…。
とりあえず、CSに期待っ(^ ^)。
そして、二つ目。
宙組バウポスター画像。
みっちゃん(北翔海莉)&たっちん(和音美桜)、という、
デュエットの美しさは宝塚でも有数のコンビだけど、ビジュアルはてんてんてん、なんぞと、とっても失礼なことを考えていた私。
…ごめんなさいm(_ _)m。
みっちゃん、かっこいいじゃんか(*^ ^*)。
たっちんも可愛いぞっ!!
好きな人がかっこいい。
好きな娘が可愛い。
なんてしあわせな気分♪
…先日、宙組公演(本公演)を観まして。
最後のエトワールにお二人が出てきた途端、ものすごーーーく幸せ〜〜♪な気分になったんですよね♪♪
正直、それまでは何度か、“みっちゃん………”、
と思ったりしていたのですが。
そうだよ!次はこの二人でバウなんだよ!!絶対行くぞ!、と、
ちょっと気合いが入ったりして(笑)。
みっちゃん。
なぜあなたはみっちゃんなの、と思うことも多々ありますが。
それでも、みっちゃん。
みっちゃんがみっちゃんだからこそ、皆貴方が好きなんだよね…。
月組の頃から、みっちゃんは気になる人でした。
声と姿はちゃーんと釣り合っているのに、キャラとのギャップが激しすぎて。
しかも、そのギャップが舞台に出すぎ(滝汗)
宙組に異動して、みっちゃんは何の波動を受け取っているんだ!?と思うことが増えたのも事実ではありますが。
でも、やっぱりみっちゃんはみっちゃんで。
声も姿もとっても素敵だけど、どっか一本ぶっ飛んでる、
それが、みっちゃんだから。
……ああ、なんとなーく出待ちしてみて、本当に良かった、と。
そう思った9月1日。
そう。
9月1日は、防災の日。
みっちゃんは、防火服を着て出てきて、パフォーマンスしてくださいました……。
銀色の防火服が似合うジェンヌってどうなの!?と思いつつ。
ニコニコ笑うみっちゃんは本当に可愛くて。
オレンジ色のライフジャケットを着てきゃいきゃい騒いでいるみっちゃん会の皆さんも、本当に可愛くて。
…ここはどこだよ?(←日比谷だよ)と思いながら立ち尽くし。
みー(春風弥里)ちゃんが途中で出てきたので、慌ててみっちゃんから目を逸らしてそっちを見たら。
みーちゃんも、みっちゃんに夢中でしばらく止まってた(死)。
っつーか、参加したそうだった(←え?)
ああ、みっちゃん。
あなたは、何故みっちゃんなの…。
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