なんだかイロイロ書きたいことが溜まりつつあるのですが。
思いついたことは書いてしまわないと、私の頭の容量がオーバーしてしまうので。

すいません。莫迦話を先に書かせていただきます。


題して
他の組で「パリの空よりも高く」を上演するとしたら、どんなキャスティング(と設定)がいいですか?


 すすすすいませんっ。
 会議中にこんなこと考えている部下…いらないよな…



■雪組
トップコンビは普通にアルマンド&ミミで。
他のキャストも順当に。ギスターヴはユミコ(彩吹真央)ちゃん、ジョルジュはキム(音月桂)。エレノールに美穂さん。

ああ、何の問題もないし、サビシいことに面白設定なんも思いつかない…。


■花組
トップコンビは普通にアルマンド&ミミで。
っていうか、あやねちゃんのミミ、似合いすぎですからっ!

エレノールのみとさん(梨花ますみ)もかなりツボです。
ちょっと年が上すぎるかもしれませんが、上品なマダムですごく良さそう。みとさんのお芝居大好きなので、たまにはあれくらい良い役をやらせてあげたいです♪

男役は。
順当にいけば、ギスターヴ=まとぶん(真飛聖)、ジョルジュ=壮(一帆)ちゃん、ジェラール=みわっち(愛音羽麗)になるわけですが…

ここから先は個人的な希望です。
ぜひ。

この三人の役替わりでお願いします!

ギスターヴ まとぶん→壮ちゃん→みわっち
ジョルジュ 壮ちゃん→まとぶん→まとぶん
ジェラール みわっち→みわっち→壮ちゃん

…単に、みわっちのギスターヴが観てみたいだけ、かも…。

そして。
私の愛しいまっつ(未涼亜希)さんには。

ぜひボーイさんの長として、めおちゃん(真野)とかきよみちゃん(嶺輝)とかふみかちゃん(紫峰)とかに囲まれてうろうろしていてほしいです!(萌)♪(←ファン)


■宙組
トップコンビに、アルマンド&ジョルジュ(女)でどうでしょう。
…と最初に思ったのですが、さすがに「ジュリアン・ジャッケ遺児、アルマンド」って電報を打つわけにいきませんよね、ウメちゃんじゃ。

なので。
トップコンビに、アルマンド&ギスターヴ(女)でお願いします。

ずーっと男装してて、最後の竣工式でドレス着て出てくるの。

で、アルマンドが行ってしまったことを知って、皆の動揺をおさめつつ、モンマルトルの丘へ急ぐ。

花売り娘のミミは、和音美桜ちゃんか花影アリスちゃんに。ただただ可愛らしく、ギスターヴとのエピソードは(勿論)なく。ジョルジュに惚れられて困ったりしつつ、アルマンドに憧れて夜中に浄財を持って行くだけの役になりますが。

蘭寿とむくんには、ジョルジュで「月の燈影」で見せたわんころっぷりをもう一度見せていただきたいです♪♪
で、ともちん(悠未ひろ)には偉そうなジェラールをぜひ。
みっちゃん(北翔海莉)にはエレノールをお願いします。

ともちんとみっちゃんの役替わりも可ですね!その場合、ともちんエレノールは高級ホテルのマダムキャラ、みっちゃんが下町のおばちゃんキャラになるんでしょうかねぇ……。同じ脚本でも全然違う作品世界になりそうですが(汗)。

キャラだけで言うなら、バウあたりでアルマンド=ともちん、ジョルジュ=みっちゃん、というコンビも観てみたいです。是非。
みっちゃんも蘭とむくんに負けない「わんころタイプ」ですから、似合いそうなんですけどね…。
しかしその場合、ギスターヴがやれる人がいないな。トップ娘役ウメちゃんに、特出してもらう訳にもいかないでしょうかね…。


■星組
…ここを書きたくて、残り3組のネタを考えたと言っても過言ではない。

アルマンドはもちろんトウコ(安蘭けい)さん。
そして、(遠野)あすかちゃんには、どうしてもエレノールをやらせたい!脚本いじらなくていいです。あのままでヒロインやれる。無問題です。
ミミは、コトコト(琴まりえ)か南海まりちゃんで。(どちらも面白そうですが)

男役は
ギスターヴ=しいちゃん(立樹よう/アルマンドと「対等な親友」になってくれそう)
ジェラール=すずみん(涼紫央/素で坊ちゃんができる貴重な人♪)
ジョルジュ=レオン(柚木礼音)くん

ジャンも麻尋しゅんちゃんでぴったりだし、もうなにもかも嵌りすぎですからっ!「エル・アルコン」の次の公演はこれで!というほど私の中では盛り上がってしまったのでした(爆)。

以上♪


絶対ないと思いますが、もし万が一、大野さんか稲葉さんか植田景子さんか…もういっそのこと石田さんでも斎藤さんでも藤井さんでも(←正気か自分)誰でもいいから、誰か植田紳さん以外の人が練り直して再演してくれたりなんかしたならば。

通ってしまいそうな自分がおそろしいです。はい。


…慣れって怖いな…。



突然ですが。


樹里咲穂さん、ご結婚おめでとうございます。




なんか噂はかすかに耳に入ってはいたのですが…

笑い飛ばしてました。



真実だったとは。




さすが樹里さん。
びっくりさせてくれますね…。



「花嫁付添い人の秘密」で披露してくれた、キュートな花嫁姿。
…あの時、もう決まっていたなんてこと、あるのでしょうか…(感慨)。


新郎役のファンとしては、ちょい複雑な気持ちもありますケド(笑)、

本当におめでとうございます。



東京會舘コンサートにモダン・ミリーとスケジュールはいっぱいですけど、旦那さまとどこかでゆっくりする時間はあるのでしょうか?

どうぞお幸せに。

宝塚時代も、退団後も、本当にたくさんの人に幸せを与えてくれた樹里さん。

樹里さんの幸せが、ファンの幸せです。

どうぞ、幸せになってください。
どうぞ、旦那さまを幸せにしてあげてください。


そして。

また舞台でお会いできるのを楽しみにしています!


.
心中・恋の大和路。
菅沼 潤、という、私みたいな新参のファンは名前しか知らない演出家の作品。
彼の現役時代の他の作品に、どんなものがあるのかも知りませんが。

私が「宝塚歌劇団の作品で一番好きなものは?」という質問をされたとしたら。

もちろん、すごーくすごーく悩んでしまうでしょうけれども、
「公演」でなく「作品」ならば、この作品をあげる可能性は結構高い、かもしれません。

そのくらい、大好きな作品です。

正直、レ・ミゼラブルマニアだった私にとって、この作品以前に観た宝塚の作品ってどれも「脚本」が物足りないものばかりだったんですよね…。
この作品に出会わなかったら、今でも「宝塚は面白いしキレイだしエンタメとして大好きだけど、“芸術”(←何をエラそーに)としてはちょっとね」とか(ごめんなさい!)思っていたかもしれません……。

だから。
再演すると聞いて、とても嬉しいです。

「宝塚」にはこんなに素敵な作品があるってことを、宝塚「喰わず嫌い」の方に教えてあげたいですo(^ ^)o



私は、この作品、都合3公演観ています。

最初が、汐風幸さんで再演されたバウホール公演。
(忠兵衛 汐風幸、梅川 貴咲美里、八右衛門 汐美真帆)
汐風さんも汐美さんも大好きだったので、生まれて初めて「バウのためだけに」遠征して。
終演後、客席で号泣して立てませんでした。

ハマコ(未来優希)さんの歌。
布を使っただけのシンプルきわまりない、壮絶な装置。
白一色の、凛然とした世界に、ひっそりと嵌る透明な二人。

あ、梅川が逝ったな、と思った瞬間の幸さんの動き。
ふわっ、と手が動いて、そして、ふ、と顔をあげる幽かな動き。
…ああ、忠兵衛も逝くんだな、と。

鳴り響くドラム。
泣き叫ぶベース。


運命はかく扉を叩き、
この汚れた世界から透明な二人を運び去る…



二人を死の道へ送り込むのが、二人をずっと見守ってきた「保護者」八右衛門であり、
死の道へ向かう二人を見取るのが、花魁に叶わぬ恋をした与平(未来優希)であり、

どちらも二人を愛しているからこそ、「世知辛い世間」から解き放ってやりたいと思ったのかもしれない、と。

そのくらい、あの白い世界で抱き合う二人は、ある意味、幸せそうで。
自分たちを受け入れない“世界”を、拒否してのける程の、恋だったのだ、と。
この究極の恋を成就させるためには、あの世界に閉じこもるしかなかったのだ、と。

愛の大和路、ではなく、「恋」の大和路。
それが、すとんと落ちてきて。

涙で前が見えません…(←そこでギャグを飛ばしてどーするんだ私)



文楽や歌舞伎の「冥途の飛脚」は、私が知る限り全幕での上演はされていないと思うので、名場面としての道行きと封印切りくらいしか観ていないのですが。
「心中・恋の大和路」と「冥途の飛脚」は、違う話と言ってもいいくらい違う印象でした…。

まぁ、全幕観れば違うのかもしれませんね。

歌舞伎も、名場面集ばかりじゃつまらないから、たまには全幕ものをやってほしいなあと思うのですけれどもね(やっているのかしら?歌舞伎座の演目はチェックしているつもりなのですが…涙)



次に観たのは、ものすごーくものすごーーーく楽しみに待っていた日本青年館公演。
(忠兵衛 汐風幸、梅川 貴咲美里、八右衛門 朝海ひかる)

前半のコメディ部分の流れが良くなっていたことで、ラストへの展開の怒濤感が増し、感動がいや増したんじゃないかなと思いました。

忠兵衛が朝帰りした時の愛さんとの遣り取りとか、婆さまを誤魔化すために八右衛門に協力を頼むところとかのテンポが良くなって。この大悲劇の中で、笑わせるところはしっかりと笑わせ、泣かせるところはしっかりと泣かせるメリハリの良さ。

劇場自体が広かったり、生演奏じゃなかったり(バウはナマ)、客席もちょっと寒かったり(…涙)、マイナスポイントは多かった筈ですが、役者の集中力があがっていて、公演時間がさらに短くなったような気がしたものです。


個人的には、八右衛門のケロ(汐美真帆)さんがあまりにもあまりにも素敵だったので、コム(朝海ひかる)さんはかなり大変だったろうな、というか、正直可哀相だったんじゃないかと思うのですが。

でも、私はコムさんの八右衛門もとても良かったと思います。
幸さんが半年ですごーく良くなっていたので(笑)、その相乗効果があったかな、という気もしますが。

なんというか。
ケロさんの八右衛門さまは、あまりにも格好良かったんですよね。
見た目も落ち着いているので(…ごめんなさい。ケロさん大好きです)、幸さんの忠兵衛と随分年が離れているように見えました。だから、「近所のもの慣れた兄貴分」が、可愛い弟分を「色街に連れて行って、作法のイチから教えてやった」みたいに見えたんですよね。

それが、コムさんは見た目も可愛らしいので(←ケロさんと同期であることさえ知りませんでした)、忠兵衛と同年に見えるようになって。「一緒に色街で遊んでいる対等な兄弟分」、に見えるようになったのです。

だから。

八右衛門の名場面、後を追うことを決めたときの台詞にも、

ケロさんはどこかに保護するべきものを「守りきれなかった痛み」があり、ほんのかすかに「手のうちから逃げてしまったことへの怒り」さえほのめかして(←考えすぎ?)いらっしゃったような気がするのです。

それに比べて、コムさんは、ただひたすら「自分の余計な一言で傷つけてしまった」「親友」を心配し、無事を祈っていた、ような気がしました。


観ていても、全然違うお二人のキャラに合わせて違う解釈をされていて、どちらもとても好きでした。

そして、受ける幸さんも、お二人に対する態度は全然違ってい
たんですよね。特に大和で追いつかれた時の反応の違いは大きくて。
八右衛門のキャラで、全体の印象がここまで変わるのか、と、ちょっと驚きました…。


あと、個人的にですが、愛耀子さんの子役が憧れている丁稚役のユミコ(彩吹真央)さん→蘭香レアちゃんの役替わりが印象的でした♪どっちも可愛かったです♪
しかし、あの頃から疑問に思っていたことが。

ユミコさんはあの時点で与平の代役だったんじゃないかと思いますが(エンカレで歌われた主題歌は素晴らしかったです!!公演でも聞きたかった!)、レアちゃんはどうだったんでしょうね。歌は決して得意ではない彼女ですが…。代役は違う人だったのかなあ……。


その後上演された、池袋芸術劇場でのOG公演も勿論観ました!
(忠兵衛 瀬戸内美八、梅川 若葉ひろみ、八右衛門 峰さを理)
瀬戸内さん、初めて観ましたが滅茶苦茶大人の色気があって、ぞっとするほど「色男」でしたねぇ…。なのに可愛らしくて、そりゃあ、女なら誰だってあの世までついて行きますわ、あれは。

アレを観てしまうと、幸さんは生真面目な旦那だったなあ、と思いますねぇ。まぁ、生真面目な人が燃え上がった時の方が怖い、という意味では、説得力ありましたけど。
誰にもわからないレミゼ話で恐縮ですが、「石川禅さんのマリウス=30過ぎて初恋に狂った男は怖い」っていうのと同じレベルで、汐風さんの忠兵衛も、女は「溜息ついてついて行くしかない」妙な迫力、がありましたね……

OG公演は、あまりにも瀬戸内さんの印象が強くて、峰さんはラストの道行きの歌の素晴らしさで号泣ましたが、芝居としてはちょっと弱かったのかな?瀬戸内さんよりかなり若く見えてしまうのに、キャラとして忠兵衛より「上」に立たなくてはいけないのが辛そうでした。峰さん自身は素晴らしかったと思いますが、「忠兵衛より若い八右衛門」で全然構わないから、そういう形で演出してあげればいいのになあ、と思いました。

今回の再演では、そのあたりに期待しています♪>谷さん


……長くなってしまった…(いつもか)
すいません。とにかく、大好きな作品なので。
がんばってチケットGETして、観に行きたいと思います!





そして。

もし、万が一将来現役での再演があり得るのであれば。

ぜひ、まっつ(未涼亜希)さんの忠兵衛でお願いいたします〜!!

八右衛門は、花組あまりよく知らないのでアレですが…ふみか(紫峰七海)さんあたりでいかがなものでしょうか。あるいは他組ですけどキタロウ(緒月遠麻さん)とか…全然違うかな!?
とにかく、まっつと同世代に見えて、愛情に溢れたお芝居ができて、でもちょっと裏があるっぽい深みのある大人がやれる人がで観てみたい…さらに歌えればベスト。そんな感じで(どんな感じだ)お願いします!


…ま、キャストに関係なく。
名作なので、再演は常に切望してます。はい。


谷演出は、今回のOG公演を最後にして、次回からは大野演出でやってみてくれないかなあ…。

そんなことしたら、梅川ほっぽって八右衛門×忠兵衛で心中しちゃいそうだからダメなのかしらん(…キコエナイフリ)


.
年もあらたまり、正月公演の初日も開きましたので
今年のラインナップについて呟いてみたいと思います。

2007年が、素敵な年になりますよう祈りつつ。



月組:
『パリの空よりも高く』〜菊田一夫作「花咲く港」より〜
『ファンシー・ダンス』

昨日初日を迎えた我がご贔屓組。
…まぁ、予想よりは随分いい、というのが概ねの感想のようで、来週の遠征を楽しみにしているところです。
個人的に、ご贔屓はいつもショーでは微妙な(扱いが悪ければやっぱり寂しいし、意味もなく良すぎると逆にすごーく困ってしまう)ひとなので…………………
今回は、良すぎて微妙な感じみたいなんでちょっとジレンマ。

でもまあ、初日はいつもダメダメな人なので、初日にご覧になる方、舞台稽古をお見せしてしまって本当ーにごめんなさいっm(_ _)m、と謝っておこう…。



花組:
『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)』〜江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より〜
『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』

黒蜥蜴。まぁ三島版とは全然違う作品っぽいので、あまり先入観を持たずに楽しみにしたいと思います。木村さん、とにかく自分の主張は隠して娯楽大作に徹していただければ。
荻田さんは素直に楽しみです。っつーか月組は螺旋以来なんですけど……たまには来ていただけないでしょうかねぇ…。



星組:
『さくら』−妖しいまでに美しいおまえ−
『シークレット・ハンター』−この世で、俺に盗めぬものはない−

谷さんはいつもポスターが綺麗な印象があったので、今回のポスターはちょっとびっくりしてしまった…(ごめんなさい)。でも「春櫻賦」のショー場面は滅茶苦茶大好きだった私。キャストも多い組なので、期待しています。
児玉さんは…龍星で当てたトウコ(安蘭けい)さんなので楽しみです。下級生にも役を書いてあげてくださいね。



雪組:
『エリザベート』−愛と死の輪舞(ロンド)−

水くんがトートをやる日が来るとは…。喉を大切にして、発声を見直してがんばってほしいです。私もがんばってチケット取りたいと思います。個人的にユミコちゃんのフランツがめっちゃ楽しみ。キムちゃんはルキーニですよね…?化けてくれるといいな。



宙組:
『バレンシアの熱い花』
『宙 FANTASISTA!』

名高い名作「バレンシア」再演。私は未見ですが、男役3人に大きい役があるということで、かしげちゃんが卒業した後の宙組の体制にはぴったりなんでしょうね、きっと。ウメちゃんも入ってがらっと印象が変わる宙組。ご活躍を期待しています。



月組:
『MAHOROBA』−遥か彼方YAMATO−
『マジシャンの憂鬱』(仮題)

個人的に今年の超目玉。なんと言っても謝さんは良い!
ちょっと想像ですけど、雰囲気は昔姿月あさとさんと蘭香レアさんが出演した「DAWN」みたいな感じになるのかなあと勝手に期待していたりして。
作者は違いますが藤井さんのドラマシティ「Alas」のネオジャポネスクっぽい場面も滅茶苦茶かっこよかったので、あんな感じを期待しています。……これで、いわゆる「普通の日本物ショー」だったら泣く……。

正塚さんも本公演はバロン以来で、ご贔屓はブエノスアイレスの風初演以来…(涙)もっと早く来て欲しかったよ…。

いろんな意味で覚悟の必要な公演だとも思いつつ、とても楽しみにしておりますです。 はい。(言い切り)



花組:
『アデュー・マルセイユ』−マルセイユから愛を込めて−
『ラブ・シンフォニー』

今年は小池さんエリザと併せて2作なんですね。オサさんにどんな作品を書いてくれるのかなあ、と期待。MindTravellerで下級生たちに嵌ってしまったので、また彼らに会えるかと思うとワクワクドキドキ♪
中村Bさんのショーもいつも踊りまくりで大好きなので、若さ爆発!にしてくれますように!



星組:
『エル・アルコン―鷹―』
『レビュー・オルキス―蘭の星―』

斎藤さんが「エル・アルコン」………
我がご贔屓に「エル・アルコン」という通称(?)をつけ、不思議なテーマソングまで作ってくださった斎藤さんが、いよいよ本領発揮する……んでしょうか。
どんな風に料理されるのか、ものすごーーーく楽しみです。原作ファンなので不安もありますが。っつーか期待しすぎないように気を付けなくっちゃ、ですね。

草野さんのショーも続きますね。あすかちゃん大好きなので、今年の星組は通いたいです♪



総体的に、今年は楽しみな作品が多くていい年になりそうな予感♪
どの組も通えるものなら通いたいですねぇ。…金と暇があればなあ…。
記念すべき最初の日記のテーマは。

じゃーん。

今日観てきた、「樹里咲穂 クリスマスファンタジー」!
#いきなりOGかよ… >自分


出演者は、我らが樹里咲穂、そしてAKANE(もと神月茜)、TAMAKO(もと椎名葵)のOG二人に、「サトコスタジオ」の若手ダンサー3人。元四季で子ナラ経験者の14歳「すずきひろみ」ちゃん、21歳の大阪芸術大学生「たけうちかずき(一樹)」くん、19歳の元ジャニーズJr.「いいだきょうへい(恭平)」くん。

え?ちょっと待って!?

…もとジャニーズJr.で、SHOCK!で樹里さんと共演してて、「ガ〜ラスの少年時代は〜♪」で2列後ろくらいで踊ってて(笑)、そんでもってローラースケートが得意な「恭平」くん、って……

…まさか、KKKity…(ってゆーか今はなんだっけ、Kis-My-Ft.2?)の飯田恭平くん、ってこと…ないよなあ?まさかね……何も紹介無かったんだけど。



ってな話はおいといて。
#ごめんねジャニファンのお嬢様がた。
 塚ファンは、若い男の子の顔の区別は付かないのよ……。



面白かったです。しみじみと。
樹里ちゃん、可愛かった!!いやー良いオンナになったねえ(笑)

やっぱり樹里咲穂、っていうのは素晴らしいエンターテイナーだなあ、と。
細い足を惜しげもなく(ほとんど出しっ放しだった笑)晒して、歌い、踊り、躍る。
細い肩をちょっとすくめてみれば、キュートで目が離せないのに、
そこから伸びる白くて細い腕は、空気を裂いて、かき混ぜる。
広いステージが狭く見える。

空間を、「樹里」で埋める。

美人じゃない。そんなことは知ってる。
でも、誰よりも魅力的で、誰よりもカワイイ、
それが、じゅりだから。


樹里さんのDS(ディナーショー)にしては喋りの少ない構成で
「しっかりと芸(歌とダンス)を見せる」、カンジでした。
ショーとしての質が高いし、出演者も全員キレイでスタイル良くて(ひろみちゃんも子供にしてはキレイなスタイルだった)、すごく上質のメンバーだった…と思います。はい。

歌も、宝塚の曲はほとんど無し。
今年やった沢山の作品から、って曲が多かったかな。
「花嫁付添人の秘密」の曲とか。
スウィート・チャリティからは、自分が絡んだ曲じゃなく、2幕で石井一孝さんが歌った「感じる・Feeling」を「宝塚入団以来の樹里を振り返る」みたいなパロディにしてて、超笑った。

あと、プログラムに「アランフェス」とあったので、花組「エンター・ザ・レビュー」を楽しみにしていたら、全然違ってた(笑)。
白いマタドール(?)の衣装で出てきた樹里。
髪は長めでそのまま、化粧も女役のまま、でも、「青年」だった。ひさびさの「男役」?

んで、たまこの「女」と絡んで踊る。

月組ファンなので、たまこのことはいつも観ていた。
でも、いつもとは違うたまこだった
可愛くて、まっすぐで。
憧れの目で「青年」を見つめる。

可愛いぞたまこ!!

しばらく二人で踊った後樹里ははけて、たまこがそのまま残って男二人と踊る。なかなか良い感じ。
で、たまこがはけると樹里が女になって再登場!
黄色のロングドレス。化粧はたぶんそのままだと思うんだけど、このショーの中では一番色っぽかった、かなあ?
メロディラインに影ソロが入る。
茜ちゃんだと思うんだけど違うのかな?すんごい綺麗なソプラノ。音質が柔らかくて、こういう声好きだなあ。

茜ちゃんは観るたびに思うけど本当!!に美人。
小さな頭、中高でキレイな横顔から首、肩へのラインが最高に麗しいとにかくセクシーで、肩から腰へのラインも脚のラインも本当に大好きだ。観るたび幸せになれる。

あんなに大きくなくて、もうちょい小柄で、細かったら…
声といい顔といいキャラといい、本当に娘役むきな人だよなあ。
彼女の男役時代も観てはいるけど、そんなによく覚えていないだけに、もったいないと思ってしまう。トップ娘役いけたと思うんだけどな。

中でも、まろやかで甘い、あの歌声が大好きです。

月組の夢咲ねねちゃんも、あの背で娘役では苦労しそうだけど、彼女は完全な娘役キャラなんだよね。逆に、小柄でも美形でも花組の未涼亜希さんは男役しか出来ねーだろ、と思うし。やっぱり役者は「キャラ」で決めなきゃダメだよねー。



なんだか出演者についてと余談ばっかりで、ショーの内容にあまりふれていないなあ。
全体の構成が良くて、選曲がよくて、編曲が良くて、樹里ちゃんが可愛くてパワフルで、他の出演者が若さに溢れてて楽しそうだった!
アランフェスも良かったし、その前にプレゼント袋背負って客席後方から登場した時もマジで可愛くて楽しかった!あ、でね、そのプレゼント袋が!手作りだと思うんだけど、樹里さんのイラストとトナカイつきで滅茶苦茶可愛かった。どっかで販売してくれ…。

でも一番好きなのはラストかな。

途中で「恭平」くんがローラースケートに履き替えてでてきて、ステージ上をパフォーマンスしながらくるくる回った末に、最後全員がステージ上に並んで歌うところで、一人一人に雪をかけて回っていたのがとても可愛かった(笑)。

最後のキメの場面で、全員が横一列に並んで歌舞伎で使う蜘蛛の糸みたいなのを投げるんだけど。

樹里さんは失敗して、客席に投げてしまったらしい(爆)。

隣でたまこが倒れるほどウケてましたね。


アクシデントといえば、あとアランフェスの最初に持って出てきたマントをカッコヨく投げる振りがあるんですが。
…投げたらステージの下に落ちちゃったんだよね(笑)。

私の席は後ろの方だったのでよく見えなかったけど、その場面が終わってもそれはそのままそこに残り、ずーっと後で、トークタイムに樹里さんが拾いにいきました。
ホテルのスタッフもいるだろうに、そういうことはしないんだねぇ…。


あとは、「一樹」くんがトークで「シャワー浴びてきたん?ってゆーくらい凄い汗だね…戸井勝海さんみたいだよ!」と突っ込まれていたのが滅茶苦茶おかしかったデス。
8月の「花嫁付添人の秘密」、11月の「Mr.Pinstripe」と2作続けて共演した戸井さんは、私のお気に入りでもあるのですが、ミュージカル界では有名な汗かきで(笑)そりゃーもうイロイロなエピソードの持ち主。

でも、まさかココで、樹里ファンしかいないはずのこの会場で、こういう突っ込みが入って、しかも内輪ウケでなく客席もかなりウケていたって………

すげーな、樹里ファン。

…ありがと。



…また思い出したら書きます。
とにかく楽しかったです。
明日(もう今日か)ご覧になる方が羨ましい…。

樹里ちゃん、本当に忙しかったね、今年は。
明日でこの公演が終わったら、少しは暇になるんだろうか。
年明け早々は何もなかったと思うから、ゆっくり充電して、
また来年、満面の笑顔に会える日を、楽しみにしています。

素敵な「ジュリスマス」を、ありがとう!!

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