サーカスと映画とタカラヅカと
2008年1月23日 宝塚全体・OG コメント (4)昨日、星組新公の話とこれから書く話題の両方をまとめて書いたのですが、いくつか間違いも指摘されたりしたので、だいぶ改稿しました(汗)。
なんだか解りにくくってすみません。
なお、内容的には、昨夜UPしていたものと大きくは変わっておりません。(一部に「君を愛してる」のネタバレを含んでいます)
雪組さんの「君を愛してる」の中で。
ユミコちゃん扮するアルガンは、マルキーズをはじめとするサーカス団員に向かって問いかけます。
♪変わらないでほしい、と、古くからの客は言う
でも、
本当に変わらなくて大丈夫なのか?
古くから通ってくれる客は、それ以上増えることはない。
そして、変わらずにいれば、新しい客を取ることは難しくなる一方だ。
変わることで古い客が離れるのは必然。
それで新しい客が取れなければ、おしまいだ。
それは真実。
でも。
変わらずにいれば、観客は目減りしていくばかり。
しょせん、今いる客も永遠ではない!
マルキーズは問いかける。
でも、若手はどうするの?
サーカスの芸は、幼い頃から訓練しなくてはならないものも
たくさんあるのよ?
アルガンは応えて歌う。
舞台に立ちたいなら、
舞台で食っていきたいなら、芸を磨けば良い。
世界は広い。
ロシア、アジア…身体能力が根本的に違う人間がたくさんいる。
芸が身についていない若手、
将来それが身につくかどうかも解らない連中を、
世話してやる必要がどこにある?
マルキーズは訴える。
サーカスは家族
助け合い、支え合って、初めて芸に取り組める。
サーカスは家族なのよ!
ま、プログラムには歌詞とか載っていなかったので、かなりてきとーな記憶ですが、大意はこんな感じだったかと。(違ったらご指摘ください)
で。
木村さん的には、まるっと宝塚の現状を語っているんだろうな、と思いながら、私は聴いていたわけです。
この問いかけに対して、彼がどんな答えを用意しているのか、とても楽しみにしつつ。
でも、残念ながらbig>木村さんはさらっと逃げてしまいました…。
…そりゃーそうですよね…(答えられる問題なら解決されているような…しょぼん)。
「君を愛してる」は、貴族制度が崩壊した以降のお話ですから、ジョルジュがバックについたからもう安心、ってのは違うんですよね。
基本的な活動を自力でできる程度に稼げる体質にならない限り、問題は根本的には解決しない。
となれば、するべきことはたった一つ。
『古い客を逃がさずに、新しい客を呼ぶこと。』
あるいは、
『古い客を逃がしてでも、それを埋めてあまりあるほどの新しい客を呼ぶこと。』
その、どちらかひとつ。
後者を選んだのがアルガン。
それは大きな賭けでしたけれども、今のところは成功している。
「大成功」と言ってもいいくらいに。
マルキーズは、本音では前者でさえ選びたくはない。
何も変えたくない。
今のままでいたいの。今のまま、今いるお客様に満足してもらえればいい。
だって。
彼女の夢は、“皆に夢を与えること”、なのだから…。
物語としては、「観客が目減りしていく」という根本的なテーマは、アルガンが指摘するけれども、作者も解決策を思いつかないので棚上げされ、「立ち退き問題」のみに焦点をあてて進みます。
最終的には、ジョルジュが無事に親の遺産を受け継ぎ、伯爵家を継いだうえで後援者として立つことで、「立ち退き」問題は解決するわけですが。
でも、このとき「サーカス団」は、非常にあやうい地盤に立っているんですよね。
彼らがジョルジュに頼りきらず自立するためには、どうしたらいいのか?
「シルク・ド・メール」が成功した方法は、使えない。
マルキーズの夢と真っ向から対立することになるから。
そして何よりも、柳の下には一匹しかドジョウはいないものだから。
ならばいったい、どうしたら?
エンターテイメントとしての「サーカス」は、どういうものであるべきなのか…?
似たような問題が、月組「Hollywood Lover」では、ハリウッド映画の現状として語られます。
<記者会見>
「しかし、(グランディ監督の作品は)今までのエムパイア映画の作風とは
まったく異色のように思えますが?」(byえりおっと)
「新しい風も必要でしょう。手厳しい一般大衆に飽きられないためには」(byリチャード)
<リチャードの執務室>
「お前は認めたくないだろうが、ローズ・ラムーアが大衆から
飽きられはじめているのは事実だ」(byウォルター・ローガン)
「大衆がローズに求めるものを、私が熟知している」(byリチャード)
「大衆ではなく、お前が求めるモノだ!」(byウォルター)
エンターテイメントとしての「映画」は、どういったものであるべきか。
エンターテイメントにとって、「大衆」とは何か?
クリエーターは、「大衆」あるいは「観客」がいなければアイデンティティを保てません。自分が無から苦労して創りだしたモノも、他人と共有されなければ意味がないのだから。
U.K.ル=グゥインの傑作SF「所有せざる人々」の主人公は、
「自分の発想」であり「インスピレーション」でもある“物理法則”を「他人と共有するために」命を賭ける一人の男、なのですが。
その「共有」する、ということに対する執着を、ル=グゥインは「芸術家気質」として表現します。
その「モノ」の価値ではなく、それが生み出す「感動」の価値で対価をつける。
そして、その対価づけを、一部の「見巧者」「聞巧者」のみを対象におこなうのが「芸術」で、「大衆」が受け取る「感動」でつけるのが、「エンターテイメント」、
…なのだとしたら。
サーカス団は、エンターテイメントであり続けるべき、なのでしょうか?
装置を巨大化し、キャストの質(=技術)を底上げして、その分観料をあげる“芸術”路線、あるいは「大規模化」する「シルク・ド・ソレイユ」とは一線を画して、あくまでも「大衆向けの」エンターテイメントとして生き残る。
広く「大衆」に「夢」を配ることを主目的として、「大衆」の笑顔に人生を賭けて。
そのためには。
プライドを保ちにくく、分の悪い賭けになりがちな「大衆向け」という地位を守るためには、その世界はある程度閉じている必要があります。
特に、サーカス団のような「特殊技能」を必要とする集団においては、家族的なつながり、絆の深さが何よりも大切です。どろどろとした濃い人間関係だけが、枷となってメンバー流出の歯止めとなりうるのですから。
ただ、この「隔離策」は双刃の剣で、行き過ぎれば一般社会からの人材流入が滞り、完全に閉じられた「サーカス団」の中で再生産が行われるようになってしまう。
それはすなわち、「エンターテイメント」の保守化、あるいは伝統芸能化、ということです。そこにはもはや進歩は望めない。狭隘な隔離社会の中では、長期にわたって再生産を続けることができず、いずれ血が凝ってどこかで途絶えてしまうから、です。
社会というものは、一度閉じてしまえば、再び開かれることはまずありません。それが開かれるときは、すなわち崩壊の時です。
そこの匙加減は難しいところですが、逆に考えれば、人材の流入がなくなる=「大衆のためのエンターテイメント」としての存在意義がない、ということなのかもしれません。
そこまできたら、あとは大規模化して見巧者な客だけを相手にするか、伝統芸能化するか、どちらかしかない、ということです。
(農業と一緒だな…)
サーカス団は、貴族(ジョルジュ)の保護を得て、当面はパリ市内に営業場所を確保しました。
彼の援助で設備もある程度新しくできるかもしれないし、宣伝も打てるかもしれない。
それをきっかけに、また「サーカス」という分野そのものが息を吹き返すことを祈って、彼らは今までと同じ朝を迎えようとする。
彼らにできることといっても、せいぜい自分の芸を磨くこと、くらいで。(でも、それが一番大切なんですけどね!)
………、
あまりにも、「君を愛してる」のサーカス団の現状がタカラヅカとそっくりすぎて、
ファンとして心が痛かったです。
また、具体的な解決策がなにひとつ提示されなかったので、余計に。
どうするんだろう、タカラヅカは。
どうなるんだろう、タカラヅカは?
「Hollywood Lover」の中では、その解決策らしきものが提示されます。
「ハリウッドの娯楽性と、俺の芸術の融合点を見つけるんだ」
「大衆受けを狙ったゴージャスな映像を入れたからって、サラ・ベルナールのドラマが描けないってことにはならない。やるからには最高を目指す」(byステファーノ)
大衆受けだけで創られたものは、愛されるけれどもすぐに飽きられてしまう。
芸術性だけで作られたものは、興味を持ってくれる「観客」との出会いの場が少ない。
…だから。
エンターテイメントとしての華やかさとHappiness、夢、
そういったものを全部、ふるって、まぜて、型にいれて、
そして、ひとふりの毒をふるの。
毒のないケーキは、甘くておいしくて、子供に受けがよくて、でも、すぐに飽きられてしまう。
ひとふりの“毒”が、大人の賞味に耐えるケーキに仕上げてくれる、ハズ。
タカラヅカはエンターテイメント。
だから、いつまでも「今を生きる」エンターテイメントでいてほしい。
歌舞伎が、ほんの100年前は「最先端のエンターテイメント」であったように、
あと100年もすれば、タカラヅカが「伝統芸能」になっているのかもしれない。
それは勿論、あり得ないことじゃない。
でも。
私は、100年たっても200年たっても、「タカラヅカ」はエンターテイメントであってほしい。
人材交流のある、「開かれた」エンターテイメントであってほしい。
そのために、具体的にどうしたらいいのか、は、
わからないけれども……(泣)。
ちなみに。
ちょっと話がずれますが。
「ロシア、アジア…」とアルガンが歌うのを聴きながら、私が思い浮かべていたのは劇団四季でした。
お芝居が大切な要素のひとつであるミュージカルのメインキャストを、やっと母音発声ができるようになったばかりの“ニホンゴスコシワカリマス”系キャストにやらせて、平然としている劇団。
だったらいっそ、芝居部分だけでも全員英語(あるいは韓国語・上海語など)で上演して、字幕をつけてくれた方がよほどマシなんだけどなあ…。英語なら、どんなに下手糞でも私にはわからないから、別に構わないし(←なんて自分勝手な!)。
…劇団四季よ、おまへはどこへむかふのか…?
.
なんだか解りにくくってすみません。
なお、内容的には、昨夜UPしていたものと大きくは変わっておりません。(一部に「君を愛してる」のネタバレを含んでいます)
雪組さんの「君を愛してる」の中で。
ユミコちゃん扮するアルガンは、マルキーズをはじめとするサーカス団員に向かって問いかけます。
♪変わらないでほしい、と、古くからの客は言う
でも、
本当に変わらなくて大丈夫なのか?
古くから通ってくれる客は、それ以上増えることはない。
そして、変わらずにいれば、新しい客を取ることは難しくなる一方だ。
変わることで古い客が離れるのは必然。
それで新しい客が取れなければ、おしまいだ。
それは真実。
でも。
変わらずにいれば、観客は目減りしていくばかり。
しょせん、今いる客も永遠ではない!
マルキーズは問いかける。
でも、若手はどうするの?
サーカスの芸は、幼い頃から訓練しなくてはならないものも
たくさんあるのよ?
アルガンは応えて歌う。
舞台に立ちたいなら、
舞台で食っていきたいなら、芸を磨けば良い。
世界は広い。
ロシア、アジア…身体能力が根本的に違う人間がたくさんいる。
芸が身についていない若手、
将来それが身につくかどうかも解らない連中を、
世話してやる必要がどこにある?
マルキーズは訴える。
サーカスは家族
助け合い、支え合って、初めて芸に取り組める。
サーカスは家族なのよ!
ま、プログラムには歌詞とか載っていなかったので、かなりてきとーな記憶ですが、大意はこんな感じだったかと。(違ったらご指摘ください)
で。
木村さん的には、まるっと宝塚の現状を語っているんだろうな、と思いながら、私は聴いていたわけです。
この問いかけに対して、彼がどんな答えを用意しているのか、とても楽しみにしつつ。
でも、残念ながらbig>木村さんはさらっと逃げてしまいました…。
…そりゃーそうですよね…(答えられる問題なら解決されているような…しょぼん)。
「君を愛してる」は、貴族制度が崩壊した以降のお話ですから、ジョルジュがバックについたからもう安心、ってのは違うんですよね。
基本的な活動を自力でできる程度に稼げる体質にならない限り、問題は根本的には解決しない。
となれば、するべきことはたった一つ。
『古い客を逃がさずに、新しい客を呼ぶこと。』
あるいは、
『古い客を逃がしてでも、それを埋めてあまりあるほどの新しい客を呼ぶこと。』
その、どちらかひとつ。
後者を選んだのがアルガン。
それは大きな賭けでしたけれども、今のところは成功している。
「大成功」と言ってもいいくらいに。
マルキーズは、本音では前者でさえ選びたくはない。
何も変えたくない。
今のままでいたいの。今のまま、今いるお客様に満足してもらえればいい。
だって。
彼女の夢は、“皆に夢を与えること”、なのだから…。
物語としては、「観客が目減りしていく」という根本的なテーマは、アルガンが指摘するけれども、作者も解決策を思いつかないので棚上げされ、「立ち退き問題」のみに焦点をあてて進みます。
最終的には、ジョルジュが無事に親の遺産を受け継ぎ、伯爵家を継いだうえで後援者として立つことで、「立ち退き」問題は解決するわけですが。
でも、このとき「サーカス団」は、非常にあやうい地盤に立っているんですよね。
彼らがジョルジュに頼りきらず自立するためには、どうしたらいいのか?
「シルク・ド・メール」が成功した方法は、使えない。
マルキーズの夢と真っ向から対立することになるから。
そして何よりも、柳の下には一匹しかドジョウはいないものだから。
ならばいったい、どうしたら?
エンターテイメントとしての「サーカス」は、どういうものであるべきなのか…?
似たような問題が、月組「Hollywood Lover」では、ハリウッド映画の現状として語られます。
<記者会見>
「しかし、(グランディ監督の作品は)今までのエムパイア映画の作風とは
まったく異色のように思えますが?」(byえりおっと)
「新しい風も必要でしょう。手厳しい一般大衆に飽きられないためには」(byリチャード)
<リチャードの執務室>
「お前は認めたくないだろうが、ローズ・ラムーアが大衆から
飽きられはじめているのは事実だ」(byウォルター・ローガン)
「大衆がローズに求めるものを、私が熟知している」(byリチャード)
「大衆ではなく、お前が求めるモノだ!」(byウォルター)
エンターテイメントとしての「映画」は、どういったものであるべきか。
エンターテイメントにとって、「大衆」とは何か?
クリエーターは、「大衆」あるいは「観客」がいなければアイデンティティを保てません。自分が無から苦労して創りだしたモノも、他人と共有されなければ意味がないのだから。
U.K.ル=グゥインの傑作SF「所有せざる人々」の主人公は、
「自分の発想」であり「インスピレーション」でもある“物理法則”を「他人と共有するために」命を賭ける一人の男、なのですが。
その「共有」する、ということに対する執着を、ル=グゥインは「芸術家気質」として表現します。
その「モノ」の価値ではなく、それが生み出す「感動」の価値で対価をつける。
そして、その対価づけを、一部の「見巧者」「聞巧者」のみを対象におこなうのが「芸術」で、「大衆」が受け取る「感動」でつけるのが、「エンターテイメント」、
…なのだとしたら。
サーカス団は、エンターテイメントであり続けるべき、なのでしょうか?
装置を巨大化し、キャストの質(=技術)を底上げして、その分観料をあげる“芸術”路線、あるいは「大規模化」する「シルク・ド・ソレイユ」とは一線を画して、あくまでも「大衆向けの」エンターテイメントとして生き残る。
広く「大衆」に「夢」を配ることを主目的として、「大衆」の笑顔に人生を賭けて。
そのためには。
プライドを保ちにくく、分の悪い賭けになりがちな「大衆向け」という地位を守るためには、その世界はある程度閉じている必要があります。
特に、サーカス団のような「特殊技能」を必要とする集団においては、家族的なつながり、絆の深さが何よりも大切です。どろどろとした濃い人間関係だけが、枷となってメンバー流出の歯止めとなりうるのですから。
ただ、この「隔離策」は双刃の剣で、行き過ぎれば一般社会からの人材流入が滞り、完全に閉じられた「サーカス団」の中で再生産が行われるようになってしまう。
それはすなわち、「エンターテイメント」の保守化、あるいは伝統芸能化、ということです。そこにはもはや進歩は望めない。狭隘な隔離社会の中では、長期にわたって再生産を続けることができず、いずれ血が凝ってどこかで途絶えてしまうから、です。
社会というものは、一度閉じてしまえば、再び開かれることはまずありません。それが開かれるときは、すなわち崩壊の時です。
そこの匙加減は難しいところですが、逆に考えれば、人材の流入がなくなる=「大衆のためのエンターテイメント」としての存在意義がない、ということなのかもしれません。
そこまできたら、あとは大規模化して見巧者な客だけを相手にするか、伝統芸能化するか、どちらかしかない、ということです。
(農業と一緒だな…)
サーカス団は、貴族(ジョルジュ)の保護を得て、当面はパリ市内に営業場所を確保しました。
彼の援助で設備もある程度新しくできるかもしれないし、宣伝も打てるかもしれない。
それをきっかけに、また「サーカス」という分野そのものが息を吹き返すことを祈って、彼らは今までと同じ朝を迎えようとする。
彼らにできることといっても、せいぜい自分の芸を磨くこと、くらいで。(でも、それが一番大切なんですけどね!)
………、
あまりにも、「君を愛してる」のサーカス団の現状がタカラヅカとそっくりすぎて、
ファンとして心が痛かったです。
また、具体的な解決策がなにひとつ提示されなかったので、余計に。
どうするんだろう、タカラヅカは。
どうなるんだろう、タカラヅカは?
「Hollywood Lover」の中では、その解決策らしきものが提示されます。
「ハリウッドの娯楽性と、俺の芸術の融合点を見つけるんだ」
「大衆受けを狙ったゴージャスな映像を入れたからって、サラ・ベルナールのドラマが描けないってことにはならない。やるからには最高を目指す」(byステファーノ)
大衆受けだけで創られたものは、愛されるけれどもすぐに飽きられてしまう。
芸術性だけで作られたものは、興味を持ってくれる「観客」との出会いの場が少ない。
…だから。
エンターテイメントとしての華やかさとHappiness、夢、
そういったものを全部、ふるって、まぜて、型にいれて、
そして、ひとふりの毒をふるの。
毒のないケーキは、甘くておいしくて、子供に受けがよくて、でも、すぐに飽きられてしまう。
ひとふりの“毒”が、大人の賞味に耐えるケーキに仕上げてくれる、ハズ。
タカラヅカはエンターテイメント。
だから、いつまでも「今を生きる」エンターテイメントでいてほしい。
歌舞伎が、ほんの100年前は「最先端のエンターテイメント」であったように、
あと100年もすれば、タカラヅカが「伝統芸能」になっているのかもしれない。
それは勿論、あり得ないことじゃない。
でも。
私は、100年たっても200年たっても、「タカラヅカ」はエンターテイメントであってほしい。
人材交流のある、「開かれた」エンターテイメントであってほしい。
そのために、具体的にどうしたらいいのか、は、
わからないけれども……(泣)。
ちなみに。
ちょっと話がずれますが。
「ロシア、アジア…」とアルガンが歌うのを聴きながら、私が思い浮かべていたのは劇団四季でした。
お芝居が大切な要素のひとつであるミュージカルのメインキャストを、やっと母音発声ができるようになったばかりの“ニホンゴスコシワカリマス”系キャストにやらせて、平然としている劇団。
だったらいっそ、芝居部分だけでも全員英語(あるいは韓国語・上海語など)で上演して、字幕をつけてくれた方がよほどマシなんだけどなあ…。英語なら、どんなに下手糞でも私にはわからないから、別に構わないし(←なんて自分勝手な!)。
…劇団四季よ、おまへはどこへむかふのか…?
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昨日、バウ・ワークショップの宙組の主演者が発表されたかと思ったら。
今日は、次の大劇場公演「黎明の風」の新公キャストが一部発表されました。
白洲次郎(轟) 鳳翔 大
マッカーサー(大和)蓮水ゆうや
白洲正子(陽月) 花影アリス
…(^ ^;ゞ
ワークショップで主演する蓮水くんがてっきり新公も主演するんだろうと思っていたのですが、わけてきましたねー。
大くん、ちーちゃん、と、馴れ馴れしく呼ぶにはちょっと距離がある、というか。そこまできちんと「観て」はいないお二人。
一番印象に残っているのは、本公演でのダルマ姿かなー?(←ごめんなさい)
蓮水くんは、新公でのルーカス大佐がかっこよくて、軍服が似合っていて、ちょっと惚れました。いい男だったなあ。
鳳翔くんは、ロドリーゴという難役に真っ向勝負して敗れてた感じでしたね(T T)。本当に綺麗な人だなあとしみじみ思うので、楽しみにしています。
轟さんとタニちゃん、71期と81期、10年違いのお二人。
石田さんがこのお二人のために書く作品を、88期、同期のお二人が挑む。
みー(春風弥里)ちゃんは、蘭トムくんの役なのか、みっちゃんの役なのか、はたまたともちんの役なのか(*^ ^*)…
こちらも発表がとても楽しみだ!
89期も、凪七瑠海・暁郷を始めタレントの多い期ですもんね。続報、早めにお願いします!!>歌劇団♪
そして、今日の発表はもう一つ。
花組バウ・ワークショップ配役発表。
………早い、ですよね?
こないだの月組「ホフマン物語」は、配役は集合日発表だったのに(…みちる/涙)、なんでこんなに早いんでしょう?
「主な配役」でさえなくて、30人全員に役ついてるし。
しかし、下級生嬉しいでしょうねぇ!<全員に名前あり
それでこそ、観に行く方も張り合いあるってもんです♪♪
初演を観ていないのでよくわかりませんが、
ルーシーの華耀きらりちゃん、月野姫花ちゃんがヒロイン、
ルーシーの恋人・ジョナサンの扇めぐむくん・鳳真由くんと、
ヘルシング教授のふみか(紫峰七海)ちゃん、だいもん(望海風斗)あたりがメインになるのでしょうか。
あと、あらすじではレンフィールドも重要な役っぽいんですけど…どうなんでしょうか。
個人的には、カーミラの花野じゅりあちゃんがメッチャ楽しみです♪
それにしても。
ヘルシング教授、って……、雪組「シルバーローズクロニクルでは、キタロウがやっていたなあ…シミジミ。
はてさて、この作品を観て、「ああ、やっぱり小柳さんは小池さんの亜流になってしまったのか…」と欝になるのか、「似ているのかと思っていたけど、やっぱり全然違うわねっっ!!」と浮上するのか、
いや、あの、小池さんと小柳さんでは経験もなにもかもちがうので。
年季が違う、のは当たり前なんですけど、ね(^ ^;。
宙組新公、花組ワークショップ、
下級生さんたちに関する発表は、いつだって想像が膨らんで楽しいです♪
たとえそれが贔屓組でなくて、名前だけみても解らない子がたくさんいたとしても。
みんな、がんばれー!!
.
今日は、次の大劇場公演「黎明の風」の新公キャストが一部発表されました。
白洲次郎(轟) 鳳翔 大
マッカーサー(大和)蓮水ゆうや
白洲正子(陽月) 花影アリス
…(^ ^;ゞ
ワークショップで主演する蓮水くんがてっきり新公も主演するんだろうと思っていたのですが、わけてきましたねー。
大くん、ちーちゃん、と、馴れ馴れしく呼ぶにはちょっと距離がある、というか。そこまできちんと「観て」はいないお二人。
一番印象に残っているのは、本公演でのダルマ姿かなー?(←ごめんなさい)
蓮水くんは、新公でのルーカス大佐がかっこよくて、軍服が似合っていて、ちょっと惚れました。いい男だったなあ。
鳳翔くんは、ロドリーゴという難役に真っ向勝負して敗れてた感じでしたね(T T)。本当に綺麗な人だなあとしみじみ思うので、楽しみにしています。
轟さんとタニちゃん、71期と81期、10年違いのお二人。
石田さんがこのお二人のために書く作品を、88期、同期のお二人が挑む。
みー(春風弥里)ちゃんは、蘭トムくんの役なのか、みっちゃんの役なのか、はたまたともちんの役なのか(*^ ^*)…
こちらも発表がとても楽しみだ!
89期も、凪七瑠海・暁郷を始めタレントの多い期ですもんね。続報、早めにお願いします!!>歌劇団♪
そして、今日の発表はもう一つ。
花組バウ・ワークショップ配役発表。
………早い、ですよね?
こないだの月組「ホフマン物語」は、配役は集合日発表だったのに(…みちる/涙)、なんでこんなに早いんでしょう?
「主な配役」でさえなくて、30人全員に役ついてるし。
しかし、下級生嬉しいでしょうねぇ!<全員に名前あり
それでこそ、観に行く方も張り合いあるってもんです♪♪
初演を観ていないのでよくわかりませんが、
ルーシーの華耀きらりちゃん、月野姫花ちゃんがヒロイン、
ルーシーの恋人・ジョナサンの扇めぐむくん・鳳真由くんと、
ヘルシング教授のふみか(紫峰七海)ちゃん、だいもん(望海風斗)あたりがメインになるのでしょうか。
あと、あらすじではレンフィールドも重要な役っぽいんですけど…どうなんでしょうか。
個人的には、カーミラの花野じゅりあちゃんがメッチャ楽しみです♪
それにしても。
ヘルシング教授、って……、雪組「シルバーローズクロニクルでは、キタロウがやっていたなあ…シミジミ。
はてさて、この作品を観て、「ああ、やっぱり小柳さんは小池さんの亜流になってしまったのか…」と欝になるのか、「似ているのかと思っていたけど、やっぱり全然違うわねっっ!!」と浮上するのか、
いや、あの、小池さんと小柳さんでは経験もなにもかもちがうので。
年季が違う、のは当たり前なんですけど、ね(^ ^;。
宙組新公、花組ワークショップ、
下級生さんたちに関する発表は、いつだって想像が膨らんで楽しいです♪
たとえそれが贔屓組でなくて、名前だけみても解らない子がたくさんいたとしても。
みんな、がんばれー!!
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バウホールの新人公演
2007年12月9日 宝塚全体・OG2008年のバウ・ワークショップについて。
一昨日の発表で、バウ・ワークショップの残り二組も出て。
これで5組の作品と主演者が揃ったわけですが。
5〜6月(大劇場は花組〜星組)の雪組さんは、凰稀かなめちゃん主演で、荻田さんの「凍てついた明日」。
6〜7月(大劇場は星組)の宙組さんは、石田さんの「殉情」。
主演は、チギ(早霧せいな)ちゃんとちー(蓮水ゆうや)ちゃん。
5組のうち、私が“観たことがある”作品は、この「凍てついた明日」と「殉情」の2作品のみ。
しかも、2本とももの凄く好き(!)で、でも、キャスト的に再演は無理だろう、あり得ないだろう、と思っていた2作品です。
ある意味、「バウ・ワークショップ」って、そういう価値があるのかもしれませんねぇ。
絶対に無理、駄目、ヤメテクレ観たくない、○○ちゃんじゃなきゃあの役は無理だよーーー!オンパレードなことに、残念ながら確実に、なってしまいそうですが(泣)……
役者として成長するために、絶対に勉強になることだけは間違いない、作品群。
公演の成功を度外視して、若くて経験不足なスター候補生に場を与え、「勉強」をさせるための、ハコと、稽古期間と、その他諸々……
新人公演を、1回限りでなく、2週間やらせてもらえるんですね。
しかも、観客の反応がダイレクトに見える、バウホールで。
羨ましい。
すごーくすごーく、うらやましい。
大切にされているんだな、と思う。
だから。
…その期待に、応えてほしい(祈)。
今回のワークショップメンバーは、本当に気合いを入れて、まっすぐに作品に取り組んでほしいし、外野はあまりやいのやいの言わないでおいてあげてほしい。
思い出は美化されるものだし。
そもそも、目的がそういうことなのだから。
バウホールの、新人公演。
本役はほとんど現役ではない、新人公演…。
「ホフマン物語」の月組は、幸運だったのかな。
30年前のこけら落とし公演ってことは、初演を観ている人も比較的少ないだろうし。
「蒼いくちづけ」が1987年。東上は…したのでしょうか。
「凍てついた明日」が1998年、東上あり。
「アンナ・カレーニナ」が2001年、東上あり。
「殉情」は、初演が1995年。ぶんちゃんがトップになった2002年にドラマシティで再演、東上。
いずれも、そんなに昔じゃないから観ている人も多いし、しかも名作の呼び声が高い作品ばかり。
だけど。
だけど、これは新人公演だから。
温かく見守りたいな、と、思っています(*^ ^*)。
■「凍てついた明日」
誰か教えてください。
ボニーは誰がやるんですかっ!!
日程が二つに分かれている、ってことは、ボニーは役替わりするんですよね…?それはいいけど、で、誰、が…?
かなめちゃんのクライドは、結構納得、です。
ああ、そうきたか、と思った、という感じ。
完全に個人的な意見なので、聞き流していただきたいのですが。
私は、初演のタータン(香寿たつき)さんのクライドは、いまひとつノレなかったんです(T T)。
役者としての持ち味自体が落ち着き過ぎちゃっていて、若さ故の身勝手な絶望感とか、「追い詰められた」飢餓感とかいったものを全く感じられなかったので。
だから。
ひょっとしたら少数派かもしれませんが(いや確実にそうだろう)、若すぎるほど若くて、ウリはクール(やる気がないように見えてしまうこと無きにしもあらず)な、かなめちゃんのクライドっていうのは。
映画に近いキャラクターになりそうで、実はカナリ楽しみだったりします。
っていうか、かなめちゃんって演出家の指示に対して素直な人だと思うので、荻田さんの手腕に期待したいな、というところなんですけどね。
……ま、歌は死ぬ気でがんばっていただいて……(←新公なんで許してやってください。ってか、何故私が謝るんだ?)
でもでも。
根本的にこの作品、問題はボニー役者がいるかどうか、なんですよ!
クライドはどうにかなります。キャラ違いのタータンさんだって大丈夫だったんだから。
ボニーって本当に難しい役で、グン(月影瞳)ちゃんのあの乾いた美貌と持ち味に、ぴったり宛書されたような役なんですけど〜!
今の雪組さんにあのタイプって?誰かいるのかなあ。
まさか、かなめちゃんの相手役をいづるん(天勢いづる)ってわけにもいかないだろうし。
でも、少なくとも(大月)さゆちゃんは違いますよっ!?さゆちゃんは、キャラクター的に貴咲美里ちゃんの役がぴったりだもん。クライドの元カノで、可愛くって、でも“普通”すぎた少女。シャープで鋭利なボニーとは対極の、ふんわりとした柔らかさのある少女。こうして思い出してみると、さゆちゃんのためにあるような役じゃないか(^ ^)。
かおり(晴華みどり」ちゃんみたいな、「正しい人」にも難しい役だし、リサリサ(涼花リサ)は芝居巧者だけど、ドライな感じじゃないし…あ、でも、「堕天使」新公の「愛することのできない母親」がすごく良かったから、不可能じゃないかも♪おお、それなら観たいなあ〜。かなめちゃんと同期ですけど。
月なら何人か候補が思い浮かぶんだけどな。白華れみちゃんとか。
贔屓組じゃないと、下級生の娘役はよくわからないので…だから思いつかないだけなのでしょうか…(T T)。
……ま、演出は荻田さんなので、役者に合わせてボニーも(もちろん、クライドも)宛書しなおしてくれるんですよね?
ジェレミーも、ハマコさんの役も、ちゃんと役者を選んで、その上でちゃんと書き直してくれるんですよね?ちー坊(天希かおり)さんがやったボニーの元彼も、ケロ&かずみ姐のバカップルも。
そして一番大事な、みやたん(風早優)がやった、クライドの兄他の3役、も、
…大丈夫ですよね?
副題も違うってことは、別の作品なんですよね?
荻田さんの手腕に期待しています!
……みやたんの役、3役まとめてきたろうだったら、観に行きます!(きっぱり)(←そこ?)
■「殉情」
これはまた……難しい作品を持ってきましたねぇ。
これを、チギちゃんと、ちーちゃん、ですか……?
ぶんちゃんの佐助が、あまりにもあまりにもハマリすぎだったので、別キャストっていうのがどうにもこうにも想像できません(泣)。チギちゃんも、ちーちゃんも、大変だろうなあ……。
なんといっても。
若手バウでこの作品をやる、ってことの問題点は、この作品はヒロインが難役なのと、主役の「佐助」がちっとも“かっこよく”ない役である、ってことなんですよね(汗)。
初演再演は、宛書ハマリ役のぶんちゃんがやったからこそ、観客は母性本能くすぐられまくりでメロメロになりましたけれども。
…たぶん。“チギちゃんかっこいいーーーーーっ!キャーっっっ!!”ってなことには、ならないだろう。たぶん、いや、絶対。保証する(^ ^;ゞ。
だけど、勉強にはなるでしょうねぇ。あれは、とにかく相手の芝居を受けつづけなくてはならない役なので。
芝居って、攻めた方が楽じゃないですか。自分が能動的に動いて、言うべき台詞を言って、するべき表情をすれば、それなりに、それらしく見せることができる。
実際にはただの勘違いなんですけど、宝塚では、特に若手のうちは出番も少ないから、こういう「勘違い」をしていても許されるし、滑舌が良かったりすると、それだけで「芝居上手」と言われちゃったりすることも。
でも。上級生になってくればそんなんじゃ許されない。
通し役で1時間40分を、そんな自分勝手な芝居で持たせることは出来ない、ってことに気づいた時に、どうするか、が“役者”になれるかどうかの別れ道な訳ですが。
(ま、役者にならずとも、ショースターになれば宝塚ではやっていけるんですが☆)
だけど。
「春琴抄」の佐助は、自分から能動的に動く、という道を塞がれた役なので。
若いお二人にとっては、ものすごく大事なことを教えてくれる役になるだろうと思います。新公だと思って、誠実に役に向かい合い、取り組んでみてほしいな、と思います!
まぁ、とりあえず。
個人的に、みーちゃんには再演で箙さんが演じた利太郎さんをやってほしいかも…(惚)。
そして。
大問題なのは、この作品もヒロインの春琴。超攻め系いじめっ子のヒロインですよ!だーれー!?
チギたっちん、ちーアリスの、同期コンビでやるのでしょうか…。
うーん、あれこれ考えていると、つい観たくなってきますね(笑)。「凍てついた明日」もそうですけど、やっぱり作品が好きなので、どんなキャストでも単純に“観たい”んですよ私(^ ^;ゞ。
■五組の作品リスト
・月組 谷正純 ホフマン物語
もりえちゃん(85)、みりおくん(89)
・花組 小池修一郎 蒼いくちづけ
めおちゃん(85)、まぁくん(88)
・星組 植田景子 アンナ・カレーニナ
ともみん(87)、しゅんくん(88)
・雪組 荻田浩一 凍てついた明日
かなめちゃん(86)×2
・宙組 石田昌也 殉情
チギちゃん(87)、ちーちゃん(88)
…とりあえず。
月組のみりおくんと宙組のちーちゃんは、次回公演での新公主演は決まり、かな?ビルと白州次郎……ほほほほ〜♪ぴったりじゃないですか?(*^ ^*)。
そして。
今年はまだ、ワークショップ以外のバウがひとつも発表されていませんが…、普通のバウ公演はやらないのでしょうか?
ワークショップが終わる7月末までは、ハコが満杯で無理でしょうけど、その後なら可能ですよね?あるとしたら、いつ頃発表されるのでしょうか。
宙組のワークショップが終わったら、そのまま引き続きで宙組バウ、とか(ともちん&たっちんでプティジャルダン再演、とか、とか、とか〜〜♪)。
あとは順番に、月組、花組、星組、雪組。
星組の和くん、ワークショップも無かったし、ぜったい何かありそうなんですけど、どうなんでしょうか。
まだ5月の雪組全国ツアー演目も出ていないし、今年は本当に細切れで出してくるので……その都度踊らされています(苦笑)。
うう、なんでもいいからまとめて発表してくれ〜〜!!
.
一昨日の発表で、バウ・ワークショップの残り二組も出て。
これで5組の作品と主演者が揃ったわけですが。
5〜6月(大劇場は花組〜星組)の雪組さんは、凰稀かなめちゃん主演で、荻田さんの「凍てついた明日」。
6〜7月(大劇場は星組)の宙組さんは、石田さんの「殉情」。
主演は、チギ(早霧せいな)ちゃんとちー(蓮水ゆうや)ちゃん。
5組のうち、私が“観たことがある”作品は、この「凍てついた明日」と「殉情」の2作品のみ。
しかも、2本とももの凄く好き(!)で、でも、キャスト的に再演は無理だろう、あり得ないだろう、と思っていた2作品です。
ある意味、「バウ・ワークショップ」って、そういう価値があるのかもしれませんねぇ。
絶対に無理、駄目、ヤメテクレ観たくない、○○ちゃんじゃなきゃあの役は無理だよーーー!オンパレードなことに、残念ながら確実に、なってしまいそうですが(泣)……
役者として成長するために、絶対に勉強になることだけは間違いない、作品群。
公演の成功を度外視して、若くて経験不足なスター候補生に場を与え、「勉強」をさせるための、ハコと、稽古期間と、その他諸々……
新人公演を、1回限りでなく、2週間やらせてもらえるんですね。
しかも、観客の反応がダイレクトに見える、バウホールで。
羨ましい。
すごーくすごーく、うらやましい。
大切にされているんだな、と思う。
だから。
…その期待に、応えてほしい(祈)。
今回のワークショップメンバーは、本当に気合いを入れて、まっすぐに作品に取り組んでほしいし、外野はあまりやいのやいの言わないでおいてあげてほしい。
思い出は美化されるものだし。
そもそも、目的がそういうことなのだから。
バウホールの、新人公演。
本役はほとんど現役ではない、新人公演…。
「ホフマン物語」の月組は、幸運だったのかな。
30年前のこけら落とし公演ってことは、初演を観ている人も比較的少ないだろうし。
「蒼いくちづけ」が1987年。東上は…したのでしょうか。
「凍てついた明日」が1998年、東上あり。
「アンナ・カレーニナ」が2001年、東上あり。
「殉情」は、初演が1995年。ぶんちゃんがトップになった2002年にドラマシティで再演、東上。
いずれも、そんなに昔じゃないから観ている人も多いし、しかも名作の呼び声が高い作品ばかり。
だけど。
だけど、これは新人公演だから。
温かく見守りたいな、と、思っています(*^ ^*)。
■「凍てついた明日」
誰か教えてください。
ボニーは誰がやるんですかっ!!
日程が二つに分かれている、ってことは、ボニーは役替わりするんですよね…?それはいいけど、で、誰、が…?
かなめちゃんのクライドは、結構納得、です。
ああ、そうきたか、と思った、という感じ。
完全に個人的な意見なので、聞き流していただきたいのですが。
私は、初演のタータン(香寿たつき)さんのクライドは、いまひとつノレなかったんです(T T)。
役者としての持ち味自体が落ち着き過ぎちゃっていて、若さ故の身勝手な絶望感とか、「追い詰められた」飢餓感とかいったものを全く感じられなかったので。
だから。
ひょっとしたら少数派かもしれませんが(いや確実にそうだろう)、若すぎるほど若くて、ウリはクール(やる気がないように見えてしまうこと無きにしもあらず)な、かなめちゃんのクライドっていうのは。
映画に近いキャラクターになりそうで、実はカナリ楽しみだったりします。
っていうか、かなめちゃんって演出家の指示に対して素直な人だと思うので、荻田さんの手腕に期待したいな、というところなんですけどね。
……ま、歌は死ぬ気でがんばっていただいて……(←新公なんで許してやってください。ってか、何故私が謝るんだ?)
でもでも。
根本的にこの作品、問題はボニー役者がいるかどうか、なんですよ!
クライドはどうにかなります。キャラ違いのタータンさんだって大丈夫だったんだから。
ボニーって本当に難しい役で、グン(月影瞳)ちゃんのあの乾いた美貌と持ち味に、ぴったり宛書されたような役なんですけど〜!
今の雪組さんにあのタイプって?誰かいるのかなあ。
まさか、かなめちゃんの相手役をいづるん(天勢いづる)ってわけにもいかないだろうし。
でも、少なくとも(大月)さゆちゃんは違いますよっ!?さゆちゃんは、キャラクター的に貴咲美里ちゃんの役がぴったりだもん。クライドの元カノで、可愛くって、でも“普通”すぎた少女。シャープで鋭利なボニーとは対極の、ふんわりとした柔らかさのある少女。こうして思い出してみると、さゆちゃんのためにあるような役じゃないか(^ ^)。
かおり(晴華みどり」ちゃんみたいな、「正しい人」にも難しい役だし、リサリサ(涼花リサ)は芝居巧者だけど、ドライな感じじゃないし…あ、でも、「堕天使」新公の「愛することのできない母親」がすごく良かったから、不可能じゃないかも♪おお、それなら観たいなあ〜。かなめちゃんと同期ですけど。
月なら何人か候補が思い浮かぶんだけどな。白華れみちゃんとか。
贔屓組じゃないと、下級生の娘役はよくわからないので…だから思いつかないだけなのでしょうか…(T T)。
……ま、演出は荻田さんなので、役者に合わせてボニーも(もちろん、クライドも)宛書しなおしてくれるんですよね?
ジェレミーも、ハマコさんの役も、ちゃんと役者を選んで、その上でちゃんと書き直してくれるんですよね?ちー坊(天希かおり)さんがやったボニーの元彼も、ケロ&かずみ姐のバカップルも。
そして一番大事な、みやたん(風早優)がやった、クライドの兄他の3役、も、
…大丈夫ですよね?
副題も違うってことは、別の作品なんですよね?
荻田さんの手腕に期待しています!
……みやたんの役、3役まとめてきたろうだったら、観に行きます!(きっぱり)(←そこ?)
■「殉情」
これはまた……難しい作品を持ってきましたねぇ。
これを、チギちゃんと、ちーちゃん、ですか……?
ぶんちゃんの佐助が、あまりにもあまりにもハマリすぎだったので、別キャストっていうのがどうにもこうにも想像できません(泣)。チギちゃんも、ちーちゃんも、大変だろうなあ……。
なんといっても。
若手バウでこの作品をやる、ってことの問題点は、この作品はヒロインが難役なのと、主役の「佐助」がちっとも“かっこよく”ない役である、ってことなんですよね(汗)。
初演再演は、宛書ハマリ役のぶんちゃんがやったからこそ、観客は母性本能くすぐられまくりでメロメロになりましたけれども。
…たぶん。“チギちゃんかっこいいーーーーーっ!キャーっっっ!!”ってなことには、ならないだろう。たぶん、いや、絶対。保証する(^ ^;ゞ。
だけど、勉強にはなるでしょうねぇ。あれは、とにかく相手の芝居を受けつづけなくてはならない役なので。
芝居って、攻めた方が楽じゃないですか。自分が能動的に動いて、言うべき台詞を言って、するべき表情をすれば、それなりに、それらしく見せることができる。
実際にはただの勘違いなんですけど、宝塚では、特に若手のうちは出番も少ないから、こういう「勘違い」をしていても許されるし、滑舌が良かったりすると、それだけで「芝居上手」と言われちゃったりすることも。
でも。上級生になってくればそんなんじゃ許されない。
通し役で1時間40分を、そんな自分勝手な芝居で持たせることは出来ない、ってことに気づいた時に、どうするか、が“役者”になれるかどうかの別れ道な訳ですが。
(ま、役者にならずとも、ショースターになれば宝塚ではやっていけるんですが☆)
だけど。
「春琴抄」の佐助は、自分から能動的に動く、という道を塞がれた役なので。
若いお二人にとっては、ものすごく大事なことを教えてくれる役になるだろうと思います。新公だと思って、誠実に役に向かい合い、取り組んでみてほしいな、と思います!
まぁ、とりあえず。
個人的に、みーちゃんには再演で箙さんが演じた利太郎さんをやってほしいかも…(惚)。
そして。
大問題なのは、この作品もヒロインの春琴。超攻め系いじめっ子のヒロインですよ!だーれー!?
チギたっちん、ちーアリスの、同期コンビでやるのでしょうか…。
うーん、あれこれ考えていると、つい観たくなってきますね(笑)。「凍てついた明日」もそうですけど、やっぱり作品が好きなので、どんなキャストでも単純に“観たい”んですよ私(^ ^;ゞ。
■五組の作品リスト
・月組 谷正純 ホフマン物語
もりえちゃん(85)、みりおくん(89)
・花組 小池修一郎 蒼いくちづけ
めおちゃん(85)、まぁくん(88)
・星組 植田景子 アンナ・カレーニナ
ともみん(87)、しゅんくん(88)
・雪組 荻田浩一 凍てついた明日
かなめちゃん(86)×2
・宙組 石田昌也 殉情
チギちゃん(87)、ちーちゃん(88)
…とりあえず。
月組のみりおくんと宙組のちーちゃんは、次回公演での新公主演は決まり、かな?ビルと白州次郎……ほほほほ〜♪ぴったりじゃないですか?(*^ ^*)。
12月10日付けで、次回宙組公演「黎明の風」の新人公演配役が一部発表されました。
白州次郎=鳳翔大、マッカーサー=蓮水 ゆうや。
全然違ってたよ…。というわけで、関連する部分は一部削除させていただきましたm(_ _)m。失礼しましたーーーーっ!!
そして。
今年はまだ、ワークショップ以外のバウがひとつも発表されていませんが…、普通のバウ公演はやらないのでしょうか?
ワークショップが終わる7月末までは、ハコが満杯で無理でしょうけど、その後なら可能ですよね?あるとしたら、いつ頃発表されるのでしょうか。
宙組のワークショップが終わったら、そのまま引き続きで宙組バウ、とか(ともちん&たっちんでプティジャルダン再演、とか、とか、とか〜〜♪)。
あとは順番に、月組、花組、星組、雪組。
星組の和くん、ワークショップも無かったし、ぜったい何かありそうなんですけど、どうなんでしょうか。
まだ5月の雪組全国ツアー演目も出ていないし、今年は本当に細切れで出してくるので……その都度踊らされています(苦笑)。
うう、なんでもいいからまとめて発表してくれ〜〜!!
.
2008年のタカラヅカ【3】
2007年12月8日 宝塚全体・OG来年のラインナップが、またすこーし発表されました。
えっと。
祝!博多座「Me&My Girl」での霧矢ビル!!
おお〜〜〜。
去年の水さんの全国ツアー「ベルサイユのばら」主演に引き続き、今度はきりやんが博多座に主演ですか〜っ\(^ ^)/。
いいなあ、いいなあ、観たいなあぁぁぁ。
他のキャストによっては、来年のお盆は九州旅行か!?<自分
……それもいいですねぇ☆(^ ^)また鉄鍋餃子食べようっと♪
そして。
月組はこの時期、二つに別れています。
麻子さんを中心にしたメンバーは、日生劇場で、小池さんの名作としてその名も高き「華麗なるギャツビー」!!
こちらもキャストが楽しみですねぇ♪原作しか知らないので、小池さんがどういう切り口で創られたのかわかりませんが、とりあえずデイジーを誰が演じるのか興味津々☆
まずは“文句なしの美人”であること、が条件ですよね?デイジーって。うーん、今だったら誰なんだろう………。
それにしても。
……すごいですね月組。
麻子さんのお披露目から3作品、二度と朝は来ないのかと思ったこともありますが…
本公演の「まほろば」、ドラマシティとバウ…良作続きじゃないですか。こんなことってあるんですね。
…去年の今頃の絶望感を思い出すと、夢のようです(^ ^;ゞ
祐飛さんはどっちに出演されるのかな(はぁと)
ミーマイなら、漏れなく九州旅行つき。
ギャツビーなら、旅費の分までチケット代にできる♪
どっちも幸せだなあ☆★☆
とかいって、
期待させておいて、
………お休みだったりしてな…(泣)
もとい。
同じ時期の大劇場→東宝劇場公演は、雪組。
古代イスラエルを舞台にした荻田さんのショー作品(前もの)と、
カリブを舞台にした、正塚さんのお芝居。
雪組さん、おめでとう!
らぎちゃん、ひろみちゃん、観にいくからねっ!!
思いっきり通うからねっっ!(←どこのファンですかあなた)
しっかし雪組ずるいなあ。タランテラから2年しかたってないじゃん。
月組なんて本公演は「螺旋」以来だぞーーーーーっ!?(嘆)
なんだか…
日生劇場公演の時は、東宝では星組さんの「スカーレット・ピンパーネル」だし、
ましてや、このスケジュールだと7月のパリ祭も月組ですよね?
なんだか私、来年の8月から10月で全財産使いはたしそうなイキオイなんですけどぉ………。
あああ、それにつけても祐飛さんはいったいどこに(T T)。
長くなりそうなので、バウワークショップについてはまた後日☆
.
えっと。
祝!博多座「Me&My Girl」での霧矢ビル!!
おお〜〜〜。
去年の水さんの全国ツアー「ベルサイユのばら」主演に引き続き、今度はきりやんが博多座に主演ですか〜っ\(^ ^)/。
いいなあ、いいなあ、観たいなあぁぁぁ。
他のキャストによっては、来年のお盆は九州旅行か!?<自分
……それもいいですねぇ☆(^ ^)また鉄鍋餃子食べようっと♪
そして。
月組はこの時期、二つに別れています。
麻子さんを中心にしたメンバーは、日生劇場で、小池さんの名作としてその名も高き「華麗なるギャツビー」!!
こちらもキャストが楽しみですねぇ♪原作しか知らないので、小池さんがどういう切り口で創られたのかわかりませんが、とりあえずデイジーを誰が演じるのか興味津々☆
まずは“文句なしの美人”であること、が条件ですよね?デイジーって。うーん、今だったら誰なんだろう………。
それにしても。
……すごいですね月組。
麻子さんのお披露目から3作品、二度と朝は来ないのかと思ったこともありますが…
本公演の「まほろば」、ドラマシティとバウ…良作続きじゃないですか。こんなことってあるんですね。
…去年の今頃の絶望感を思い出すと、夢のようです(^ ^;ゞ
祐飛さんはどっちに出演されるのかな(はぁと)
ミーマイなら、漏れなく九州旅行つき。
ギャツビーなら、旅費の分までチケット代にできる♪
どっちも幸せだなあ☆★☆
とかいって、
期待させておいて、
………お休みだったりしてな…(泣)
もとい。
同じ時期の大劇場→東宝劇場公演は、雪組。
古代イスラエルを舞台にした荻田さんのショー作品(前もの)と、
カリブを舞台にした、正塚さんのお芝居。
雪組さん、おめでとう!
らぎちゃん、ひろみちゃん、観にいくからねっ!!
思いっきり通うからねっっ!(←どこのファンですかあなた)
しっかし雪組ずるいなあ。タランテラから2年しかたってないじゃん。
月組なんて本公演は「螺旋」以来だぞーーーーーっ!?(嘆)
なんだか…
日生劇場公演の時は、東宝では星組さんの「スカーレット・ピンパーネル」だし、
ましてや、このスケジュールだと7月のパリ祭も月組ですよね?
なんだか私、来年の8月から10月で全財産使いはたしそうなイキオイなんですけどぉ………。
あああ、それにつけても祐飛さんはいったいどこに(T T)。
長くなりそうなので、バウワークショップについてはまた後日☆
.
月組の青葉みちる嬢が、バウ公演楽での卒業を発表されました。
「いい女」ぞろいの月組86期の中でも、ピカ一の芝居巧者。
「飛鳥夕映え」新公の小足媛。
「The Last Party」の秘書ローラ。
「エリザベート」新公の家庭教師。
「BourbonStreet Blues」のマイラ。
「JAZZYな妖精たち」のバンシー。
そして、
「パリの空よりも高く」新公のエレノール。
エレノールについては、この日記でも散々書かせていただきました。
本当に素晴らしかった!
まだ研8。
まだまだたくさんの芝居に挑戦してみてほしかった。
まだまだこれから、これから役がつくところだったのに……。
“役者”青葉みちるに、もう会えないなんてアリエナイ。
いつまでもいてほしい、なんていわないよ。
でも、
いつまでも、いつまでも、観ていたかった、のに………。
そして、私は結構彼女のダンスも好きだったんですよね。
芝居だけだけじゃなくて。
「ファンシーダンス」の街の場面でのダンスとか、
今回の「マジシャンの憂鬱」の幽霊のダンスとか。
“髪振り乱し系”のダンスのときのみちるちゃん、キレイでかっこよくて、とっても大好きだったんです。
最後の晴れ舞台は、バウホール公演「ホフマン物語」。
みりおくん主演の前半は、“妖艶な娼婦”ジュリエッタ。
後半は、“瀕死の歌姫”アントニア。
もりえちゃん主演のときは、通しでアンドレア/フランシスカ/コシュニーユの3役。
…全部は観にいけないけど、せめて一回、みちるちゃんにちゃんとお別れを言いに行きたいな……と思いはじめています…。
うーん、どうしよう…(汗)。
彼女の決めたことだから。
私にできることは、前途の幸いを祈ることだけ。
ただ、私はさびしいです。悲しいです。
せめて大劇場で、東宝で、しっかりと見送りたかった……。
それだけが、心残りです。
雪組さんも、灯さんと千はふりちゃんのお二人がご卒業。
灯さんは、汐風さんの「心中・恋の大和路」の太夫で最初に拝見して以来、ずーっと副組長として雪組公演には必ずいらっしゃる方でした。
ある意味、雪組といえば灯さん、みたいな感覚があります。
おっとりと優しい語り口調や穏やかな声が、大好きでした。
「星影の人」染香姐さんの、花道での八千代獅子が目に焼きついています。仕草ひとつが実に美しく、緑の帯がよくお似合いでsた。
千さんは、残念ながら舞台でちゃんと拝見したことはないと思うのですが…(T T)、
お二人とも、どうぞ3月末まで、精一杯舞台を楽しんでくださいませ。
そして!
美穂圭子さんの専科移動と、未来優希さんの雪組副組長就任のニュース。
五峰さんに続き、雪組女役さんが専科に移動されるんですね。
美穂さんの歌も芝居も本当に大好きなので、ぜひぜひ月組にも出ていただきたいです!
なんでしたら、「ミー&マイガール」のマリアおばさま、な〜んて♪いかがでしょうか?(*^ ^*)。
ハマコさんは…越乃リュウちゃんが副組長になるとの発表があった時から、遠からずハマコさんも管理職になられるんだろうなあ、とは思っていたのですが。
案の定、って感じです〜♪
なんの心配もいらなそうな副組長さん(笑)。これからも、雪組を盛り立てていってくださいね。
月組「Hollywood Lover」組には卒業生がいなかったことにホッとしつつ、こんなことがあると、ドラマシティ公演の集合日までドキドキしてしまいます…(; ;)。
東宝楽での卒業が、後から発表になった常磐みづのちゃんといい、皆さんそれぞれにご事情あるんでしょうけれども。
組ファンがじっくり見送れない状況での卒業は、考え直してほしいなぁ、と、切に思いますぅ……(涙)。
.
「いい女」ぞろいの月組86期の中でも、ピカ一の芝居巧者。
「飛鳥夕映え」新公の小足媛。
「The Last Party」の秘書ローラ。
「エリザベート」新公の家庭教師。
「BourbonStreet Blues」のマイラ。
「JAZZYな妖精たち」のバンシー。
そして、
「パリの空よりも高く」新公のエレノール。
エレノールについては、この日記でも散々書かせていただきました。
本当に素晴らしかった!
まだ研8。
まだまだたくさんの芝居に挑戦してみてほしかった。
まだまだこれから、これから役がつくところだったのに……。
“役者”青葉みちるに、もう会えないなんてアリエナイ。
いつまでもいてほしい、なんていわないよ。
でも、
いつまでも、いつまでも、観ていたかった、のに………。
そして、私は結構彼女のダンスも好きだったんですよね。
芝居だけだけじゃなくて。
「ファンシーダンス」の街の場面でのダンスとか、
今回の「マジシャンの憂鬱」の幽霊のダンスとか。
“髪振り乱し系”のダンスのときのみちるちゃん、キレイでかっこよくて、とっても大好きだったんです。
最後の晴れ舞台は、バウホール公演「ホフマン物語」。
みりおくん主演の前半は、“妖艶な娼婦”ジュリエッタ。
後半は、“瀕死の歌姫”アントニア。
もりえちゃん主演のときは、通しでアンドレア/フランシスカ/コシュニーユの3役。
…全部は観にいけないけど、せめて一回、みちるちゃんにちゃんとお別れを言いに行きたいな……と思いはじめています…。
うーん、どうしよう…(汗)。
彼女の決めたことだから。
私にできることは、前途の幸いを祈ることだけ。
ただ、私はさびしいです。悲しいです。
せめて大劇場で、東宝で、しっかりと見送りたかった……。
それだけが、心残りです。
雪組さんも、灯さんと千はふりちゃんのお二人がご卒業。
灯さんは、汐風さんの「心中・恋の大和路」の太夫で最初に拝見して以来、ずーっと副組長として雪組公演には必ずいらっしゃる方でした。
ある意味、雪組といえば灯さん、みたいな感覚があります。
おっとりと優しい語り口調や穏やかな声が、大好きでした。
「星影の人」染香姐さんの、花道での八千代獅子が目に焼きついています。仕草ひとつが実に美しく、緑の帯がよくお似合いでsた。
千さんは、残念ながら舞台でちゃんと拝見したことはないと思うのですが…(T T)、
お二人とも、どうぞ3月末まで、精一杯舞台を楽しんでくださいませ。
そして!
美穂圭子さんの専科移動と、未来優希さんの雪組副組長就任のニュース。
五峰さんに続き、雪組女役さんが専科に移動されるんですね。
美穂さんの歌も芝居も本当に大好きなので、ぜひぜひ月組にも出ていただきたいです!
なんでしたら、「ミー&マイガール」のマリアおばさま、な〜んて♪いかがでしょうか?(*^ ^*)。
ハマコさんは…越乃リュウちゃんが副組長になるとの発表があった時から、遠からずハマコさんも管理職になられるんだろうなあ、とは思っていたのですが。
案の定、って感じです〜♪
なんの心配もいらなそうな副組長さん(笑)。これからも、雪組を盛り立てていってくださいね。
月組「Hollywood Lover」組には卒業生がいなかったことにホッとしつつ、こんなことがあると、ドラマシティ公演の集合日までドキドキしてしまいます…(; ;)。
東宝楽での卒業が、後から発表になった常磐みづのちゃんといい、皆さんそれぞれにご事情あるんでしょうけれども。
組ファンがじっくり見送れない状況での卒業は、考え直してほしいなぁ、と、切に思いますぅ……(涙)。
.
うすむらさきのひとりごと。
2007年11月9日 宝塚全体・OG コメント (2)日本青年館の、「Lavender Monologue」。
千秋楽おめでとうございますm(_ _)m♪
昨日は雪組子さんたちの感想だけで長〜〜くなってしまったので、轟さんについては別稿で、と書いたのですが。
うーん、うーん、文字にするのって難しいなぁ………、と、唸りつつ…。
轟悠さん。
私が初めて轟さんの舞台を観たのは、「春櫻賦」です、多分。
月組から組替えした汐風幸さん目当てで観に行って、ケロさんに落ちた思い出の公演ですが(笑)。
あの時の轟さんの印象は「端正な美形で、格好いい。歌も上手!でも、芝居歌は今ひとつかも…」といった感じでした。
あれから、10年。
轟さんに対する印象がまったく変わっていないことに、今更ながら驚いています。
不器用な人、なんでしょうね、きっと。
そして。不器用なりに「轟スタイル」を築き上げてしまった…それがある意味、一番の不幸だったのかもしれないな、と。
その確固とした「スタイル」がなければ、もう少しいろいろな役に挑戦できるんじゃないかと思うのに、轟さんご本人がその「スタイル」に固執しているのか、演出家が彼女のイメージを固定してしまっているのか、自由な発展を阻害しているような気がする。
…もったいないなあ、と思うのです。
良い役者だと思うのに、なんか使いこなせてないんじゃないかな、と。
去年。
月組は、かなり長期間にわたって轟さんとご一緒させていただきました。
「ジュリアス・シーザー」のシーザー役という、今の轟さんの状況を考えれば一番ぴったりの作品をあててもらって…ま、木村さんの脚本がオモシロすぎて、楽しい作品になってしまったことは不問にするとして、ね(笑)。
「レ・ビジュー・ブリアン」は、ちょっと昭和テイストっぽいゆるやかテンポのショーで、最初に観た時は「レビュー・オブ・ドリームズ」とのテンポの違いに呆然としてしまいましたけど(汗)、東京に来るころには見慣れて、大好きなショーの一つになっていました。
ただ、ね。
「オクラホマ!」は……ちょっと問題だったな、と。
若くて無鉄砲で口ベタな若者、カーリー………
なんでこんな役を轟さんにやらせるんだよっっっ!!!!
あれは明らかに、ジャッドを轟さんにふるべき作品でした。
そして、ジャッドをやっていれば、轟さん自身も、何年ぶりかで新境地を開けたんじゃないかと思うのです。
トップ時代、それも、もう10年も前の“トップなりたて”時代にやっていたら、もしかしたら「ぴったり!」と高評価だったかもしれないカーリー。(グンちゃんのローリーも似合いそうだ♪)
それをなぜ、2006年のあの時期に、研21(!)にもなってやらなくてはならなかったのか。
正直、気の毒で観ていられませんでした……(T T)。
役者には「時分の華」というものがある、と思うのに。
そして。
轟さんには、轟さんにしか出来ない役がある、ハズ。
たとえば、本来の戯曲的には主役だけれども、宝塚的主役ではない存在。
「暁のローマ」のシーザーもそうだし、たとえば「レ・ミゼラブル」のバルジャンとか、「ばらの騎士」の元帥夫人とか。
多くは「宝塚的主役」よりも人生経験豊富な「先輩」であり、若い人を見守り、導く、そんな存在。
「理事」として宝塚歌劇団の発展を望む立場で舞台に立つ以上、そういった意識が必要です。
座付き演出家たちの意識が変わらなくても、彼女自身にそういう意識があれば色々意見も言えるはず。
なので。
今回、轟さんの「単独コンサート」ということで、轟さんがこれから目指す方向性、あるいは、もしかしたら「宝塚」が目指す方向がはっきりと出た公演になるんじゃないか、と、そんな淡い期待を抱いて客席に座りました。
でも、
…わからなかった…(; ;)。
轟さんの向かう方向が見えない。
目指している風景が、見えてこない。
もしかして、ご自身の内面しか見ていないのでは?
そんな、求道者的な、いや、いっそ自閉的な雰囲気さえ感じてしまって。
そういうコンセプトだったのかもしれません。
最初からそういうつもりで作られたモノだったのかも。
でも。
私は、残念だった。とっても。
だって。
タカラヅカの“現役スター”は、
枯れちゃいけないんだから!。
いかなる時も常に、「ここでないどこか」を目指していてほしい。
手に入ったものに満足して、漫然と過ごしてほしくないんです。
そして。
「ただ自閉的に芸を磨く」という行動も、この「漫然と過ごす」の中にいれてしまいたい。
タカラヅカにおいて、それは同じくくりだと思うから。
観客を惹き付けるために芸を磨くのが、タカラヅカではないんですか?
「スター」になるために全てを捧げる、その潔さが必要なんです。
その気持ちを喪ったのなら、それはもう「宝塚のスター」じゃありません。
常に芸を磨き続けて、自分自身とのみ闘い続ける、それは、出てくれるだけで安心できる、専科のお姉さまの一人です。
スーツの着こなし。
ステッキの扱い。
轟さんは確かに慣れていらっしゃる。動きも流麗。脚は上がらなくても、「男役」の動きは完璧です。
でも、それが同じ舞台に立っている下級生に伝わらないのは何故ですか?
下級生たちがサボっているから?やる気がないから?能力がないから?
そんなこと言わせません。下級生のレベルを引き上げるのは、主演者の責任です。主演者が「観客に良いモノを見せて惹き付けよう!」と思うなら、絶対に下級生のレベルをあげずにはいられないはず。
そういうキモチがないのなら、ただ「自分自身の芸」にしか興味がないのなら、それはもう、タカラヅカで主演をはる意味がないと思う。
こんなところで下級生と単独コンサートなんてしていないで、素直に最下で専科エンカレッジコンサートに出て欲しかった。
……うーん。言葉にするのって、本当に難しい(汗)。
あと問題があるとしたら、選曲。
残念ながらプログラムを購入していないので、知っている曲についてしか語れないのですが、
まず、最初にひっかかったのが「アムステルダム」。
前後の曲とのつながりからいって、特にストーリー上必要な曲ということもないのですが、元々大好きな曲なので、前奏が流れた時には歓声をあげそうになりました…(汗)
でも。
この曲はね。もっと、声そのものに艶があって華のあるタイプの歌い手に歌って欲しい曲なんですよね…。
というか、これはホンモノの「男」の歌なので。男役として鍛え上げられた轟さんの喉でも、絶対に出ない声、朗々と響く豊かな男声でないと、あまりカッコヨクないんです。
…というハンデはわかっているのですが。
それにしても、ドラマが弱かったなあ(涙)。
シャンソンは、ましてジャック・ブレルは、一曲一曲が一つのお芝居です。
そのお芝居を、衣装も装置も何もない空っぽの舞台で上演するだけの表現力が、今の轟さんには無かった、…それだけのことなのですが。
そこまでの表現力が無くても、歌が完璧なら十分満足できる名曲なのですが、それは男じゃないと無理だしね。
轟さんがこれを歌いたい、と言ったのか、酒井さんが「この曲を歌える轟になってほしい」という期待を込めて選曲したのか、それは判りませんが。
どうしてこの曲だったんだろう?と思ってしまいました。
そして、「Mr. Bojangles」。
まぁ、この曲に関しては、つい先日観たばかりの「TAP GUY」の印象が強すぎて、比べちゃってごめんなさい、って感じなんですけど。
この曲は、いろんなショーで何度も観ていて、歌手が一人と、一人または複数のダンサーで構成される場面になっていることが多いんですが。
その表現は、大きく二つにわかれます。
「歌手=老いたダンサー」で、若いダンサーが溌剌と踊るのを切なく見凝めているバージョンと、
「歌手=観客」で、一人のダンサーの若い頃→老いていくまでを走馬燈のように見せるバージョン。
今回のコンサートでの表現手法は、どちらかと言えば前者だったと思うのですが。
……だったら、歌手はもっともっと、切なく枯れた声で歌っていただきたかった……。
他の曲は、特にイメージを持っていなかったので、轟さん、さすがにあんな声良く出るな〜!!、という感じでした。
あと、リズム感の無いタイプだとばかり思っていたので(ごめんなさい)、「Step’in Out」が、思ったよりかっこよくてステキで、びっくりしました(←さらにごめんなさい!)。
でも。
どうにもこうにも“惹き付けるもの”を感じられなかったのは、曲によって声が変わらなかったから、だと思います。
轟さんの声は素晴らしい。
男役として、完璧。
……それは確かに、そうかもしれません。
でも、轟さんの声は、たった一種類しかない。
それでは、たった一つの役、「轟悠」を演じることしかできません。
2時間のコンサート。
「男役」の究極、とか、完璧、とか、
そんなことを追求する男役って、つまらないんだな、と思いました。
何かを表現するために、「男役」になるんだもの。
「男役」をやるために「男役」になるのは、当たり前すぎる。
発展途上だから、タカラヅカ。
ココデナイドコカを目指しているから、面白いんだし、
目指すモノが一人一人違うから、大好きなんだ、と、
そんなことに気づかせてくれた(今更?)「うすむらさきの独白」、私は十分に楽しませていただきました。
こればっかりは、轟さんというオンリーワンの立場の方がいらっしゃらなければ実現しなかった公演なので。
いつか、轟さんも「変わって」くれることを期待しつつ、
ありがとうございました、と、心から。
バウ公演も観たかったなー。CSさん、放映よろしくお願いしまーす!!
.
千秋楽おめでとうございますm(_ _)m♪
昨日は雪組子さんたちの感想だけで長〜〜くなってしまったので、轟さんについては別稿で、と書いたのですが。
うーん、うーん、文字にするのって難しいなぁ………、と、唸りつつ…。
轟悠さん。
私が初めて轟さんの舞台を観たのは、「春櫻賦」です、多分。
月組から組替えした汐風幸さん目当てで観に行って、ケロさんに落ちた思い出の公演ですが(笑)。
あの時の轟さんの印象は「端正な美形で、格好いい。歌も上手!でも、芝居歌は今ひとつかも…」といった感じでした。
あれから、10年。
轟さんに対する印象がまったく変わっていないことに、今更ながら驚いています。
不器用な人、なんでしょうね、きっと。
そして。不器用なりに「轟スタイル」を築き上げてしまった…それがある意味、一番の不幸だったのかもしれないな、と。
その確固とした「スタイル」がなければ、もう少しいろいろな役に挑戦できるんじゃないかと思うのに、轟さんご本人がその「スタイル」に固執しているのか、演出家が彼女のイメージを固定してしまっているのか、自由な発展を阻害しているような気がする。
…もったいないなあ、と思うのです。
良い役者だと思うのに、なんか使いこなせてないんじゃないかな、と。
去年。
月組は、かなり長期間にわたって轟さんとご一緒させていただきました。
「ジュリアス・シーザー」のシーザー役という、今の轟さんの状況を考えれば一番ぴったりの作品をあててもらって…ま、木村さんの脚本がオモシロすぎて、楽しい作品になってしまったことは不問にするとして、ね(笑)。
「レ・ビジュー・ブリアン」は、ちょっと昭和テイストっぽいゆるやかテンポのショーで、最初に観た時は「レビュー・オブ・ドリームズ」とのテンポの違いに呆然としてしまいましたけど(汗)、東京に来るころには見慣れて、大好きなショーの一つになっていました。
ただ、ね。
「オクラホマ!」は……ちょっと問題だったな、と。
若くて無鉄砲で口ベタな若者、カーリー………
なんでこんな役を轟さんにやらせるんだよっっっ!!!!
あれは明らかに、ジャッドを轟さんにふるべき作品でした。
そして、ジャッドをやっていれば、轟さん自身も、何年ぶりかで新境地を開けたんじゃないかと思うのです。
トップ時代、それも、もう10年も前の“トップなりたて”時代にやっていたら、もしかしたら「ぴったり!」と高評価だったかもしれないカーリー。(グンちゃんのローリーも似合いそうだ♪)
それをなぜ、2006年のあの時期に、研21(!)にもなってやらなくてはならなかったのか。
正直、気の毒で観ていられませんでした……(T T)。
役者には「時分の華」というものがある、と思うのに。
そして。
轟さんには、轟さんにしか出来ない役がある、ハズ。
たとえば、本来の戯曲的には主役だけれども、宝塚的主役ではない存在。
「暁のローマ」のシーザーもそうだし、たとえば「レ・ミゼラブル」のバルジャンとか、「ばらの騎士」の元帥夫人とか。
多くは「宝塚的主役」よりも人生経験豊富な「先輩」であり、若い人を見守り、導く、そんな存在。
「理事」として宝塚歌劇団の発展を望む立場で舞台に立つ以上、そういった意識が必要です。
座付き演出家たちの意識が変わらなくても、彼女自身にそういう意識があれば色々意見も言えるはず。
なので。
今回、轟さんの「単独コンサート」ということで、轟さんがこれから目指す方向性、あるいは、もしかしたら「宝塚」が目指す方向がはっきりと出た公演になるんじゃないか、と、そんな淡い期待を抱いて客席に座りました。
でも、
…わからなかった…(; ;)。
轟さんの向かう方向が見えない。
目指している風景が、見えてこない。
もしかして、ご自身の内面しか見ていないのでは?
そんな、求道者的な、いや、いっそ自閉的な雰囲気さえ感じてしまって。
そういうコンセプトだったのかもしれません。
最初からそういうつもりで作られたモノだったのかも。
でも。
私は、残念だった。とっても。
だって。
タカラヅカの“現役スター”は、
枯れちゃいけないんだから!。
いかなる時も常に、「ここでないどこか」を目指していてほしい。
手に入ったものに満足して、漫然と過ごしてほしくないんです。
そして。
「ただ自閉的に芸を磨く」という行動も、この「漫然と過ごす」の中にいれてしまいたい。
タカラヅカにおいて、それは同じくくりだと思うから。
観客を惹き付けるために芸を磨くのが、タカラヅカではないんですか?
「スター」になるために全てを捧げる、その潔さが必要なんです。
その気持ちを喪ったのなら、それはもう「宝塚のスター」じゃありません。
常に芸を磨き続けて、自分自身とのみ闘い続ける、それは、出てくれるだけで安心できる、専科のお姉さまの一人です。
スーツの着こなし。
ステッキの扱い。
轟さんは確かに慣れていらっしゃる。動きも流麗。脚は上がらなくても、「男役」の動きは完璧です。
でも、それが同じ舞台に立っている下級生に伝わらないのは何故ですか?
下級生たちがサボっているから?やる気がないから?能力がないから?
そんなこと言わせません。下級生のレベルを引き上げるのは、主演者の責任です。主演者が「観客に良いモノを見せて惹き付けよう!」と思うなら、絶対に下級生のレベルをあげずにはいられないはず。
そういうキモチがないのなら、ただ「自分自身の芸」にしか興味がないのなら、それはもう、タカラヅカで主演をはる意味がないと思う。
こんなところで下級生と単独コンサートなんてしていないで、素直に最下で専科エンカレッジコンサートに出て欲しかった。
……うーん。言葉にするのって、本当に難しい(汗)。
あと問題があるとしたら、選曲。
残念ながらプログラムを購入していないので、知っている曲についてしか語れないのですが、
まず、最初にひっかかったのが「アムステルダム」。
前後の曲とのつながりからいって、特にストーリー上必要な曲ということもないのですが、元々大好きな曲なので、前奏が流れた時には歓声をあげそうになりました…(汗)
でも。
この曲はね。もっと、声そのものに艶があって華のあるタイプの歌い手に歌って欲しい曲なんですよね…。
というか、これはホンモノの「男」の歌なので。男役として鍛え上げられた轟さんの喉でも、絶対に出ない声、朗々と響く豊かな男声でないと、あまりカッコヨクないんです。
…というハンデはわかっているのですが。
それにしても、ドラマが弱かったなあ(涙)。
シャンソンは、ましてジャック・ブレルは、一曲一曲が一つのお芝居です。
そのお芝居を、衣装も装置も何もない空っぽの舞台で上演するだけの表現力が、今の轟さんには無かった、…それだけのことなのですが。
そこまでの表現力が無くても、歌が完璧なら十分満足できる名曲なのですが、それは男じゃないと無理だしね。
轟さんがこれを歌いたい、と言ったのか、酒井さんが「この曲を歌える轟になってほしい」という期待を込めて選曲したのか、それは判りませんが。
どうしてこの曲だったんだろう?と思ってしまいました。
そして、「Mr. Bojangles」。
まぁ、この曲に関しては、つい先日観たばかりの「TAP GUY」の印象が強すぎて、比べちゃってごめんなさい、って感じなんですけど。
この曲は、いろんなショーで何度も観ていて、歌手が一人と、一人または複数のダンサーで構成される場面になっていることが多いんですが。
その表現は、大きく二つにわかれます。
「歌手=老いたダンサー」で、若いダンサーが溌剌と踊るのを切なく見凝めているバージョンと、
「歌手=観客」で、一人のダンサーの若い頃→老いていくまでを走馬燈のように見せるバージョン。
今回のコンサートでの表現手法は、どちらかと言えば前者だったと思うのですが。
……だったら、歌手はもっともっと、切なく枯れた声で歌っていただきたかった……。
他の曲は、特にイメージを持っていなかったので、轟さん、さすがにあんな声良く出るな〜!!、という感じでした。
あと、リズム感の無いタイプだとばかり思っていたので(ごめんなさい)、「Step’in Out」が、思ったよりかっこよくてステキで、びっくりしました(←さらにごめんなさい!)。
でも。
どうにもこうにも“惹き付けるもの”を感じられなかったのは、曲によって声が変わらなかったから、だと思います。
轟さんの声は素晴らしい。
男役として、完璧。
……それは確かに、そうかもしれません。
でも、轟さんの声は、たった一種類しかない。
それでは、たった一つの役、「轟悠」を演じることしかできません。
2時間のコンサート。
「男役」の究極、とか、完璧、とか、
そんなことを追求する男役って、つまらないんだな、と思いました。
何かを表現するために、「男役」になるんだもの。
「男役」をやるために「男役」になるのは、当たり前すぎる。
発展途上だから、タカラヅカ。
ココデナイドコカを目指しているから、面白いんだし、
目指すモノが一人一人違うから、大好きなんだ、と、
そんなことに気づかせてくれた(今更?)「うすむらさきの独白」、私は十分に楽しませていただきました。
こればっかりは、轟さんというオンリーワンの立場の方がいらっしゃらなければ実現しなかった公演なので。
いつか、轟さんも「変わって」くれることを期待しつつ、
ありがとうございました、と、心から。
バウ公演も観たかったなー。CSさん、放映よろしくお願いしまーす!!
.
2008年のタカラヅカ【続】
2007年11月5日 宝塚全体・OG コメント (2)2008年の宝塚歌劇ラインナップの続報がありました。
…花組さんの大劇場公演も千秋楽を終えて、星組さんの初日も幕があいて一段落。今日がチャンス!って感じだったんでしょうかねぇ。
今日発表されるとは露ほども思わなかったので、すごくびっくりしました。
■花組大劇場公演
「愛と死のアラビア」谷正純/脚本・演出
「Red Hot Sea」草野旦
………ローズマリー・サトクリフの「血と砂」じゃないかーーーーっ!!
いいなあ、まとぶん。かなり羨ましいかも……。
私はこの作品、実は、汐美さん・祐飛さんがバウでW主演をされた「血と砂」の原作と間違えて手に取って数ページ読み、あまりにも面白いので買ってしまった、という過去があります。元々サトクリフ好きだったんですけどね(^ ^)。
谷さんには演出力があるので、原作付きは結構良いんじゃないかと思います。お披露目公演の成功をお祈りしています。
■星組大劇場公演
「スカーレット・ピンパーネル」小池修一郎/演出
フランク・ワイルドホーンのブロードウェイミュージカル。
同じ原作で、宝塚では柴田さんの「紅はこべ」という名作があります。
私も、この作品はCDと、あとはいろんなショーで数曲聴いたことがあるくらいで、実際に観たことはないのですが。
いやー、トウコさん、あすかちゃんの歌が楽しみです!!
多分2番手がやるであろう役に良い曲があるんですけど、……礼音くんがんばれ〜〜〜♪
■星組バウホール公演
「アンナ・カレーニナ」植田景子/作・演出
名作の誉れ高い「アンナ・カレーニナ」。私は初演は見逃しましたが、かしげさんがされたカレーニンが凄く良かったと評判だったので、誰がやるのか楽しみです。
っていうか、これってドラマシティ公演「赤と黒」の裏ですよね?他にバウ公演の予定もないってことは、礼音くんも「赤と黒」出演なんでしょうか?フーケか……。柴田さんの「赤と黒」を観たことがないのでわからないのですが、原作のイメージだとレオンくんのフーケは何か違うような気がするんだけどなあ(涙)。
■宙組梅田芸劇大ホール公演
「雨に唄えば」中村一徳/演出
「雨に唄えば」再演は嬉しいし、ウメちゃんはめちゃくちゃキュートだったし、タニちゃんになら、一幕ラストのタップシーン(梅田でも本水は可能なんでしょうか…)がすごく似合いそうなので楽しみなのですが。
…まとぶんのリナが大好きだったので、リナが誰なのか気になる〜〜。番手で言うとコシモが蘭トムくんで、リナは……みっちゃん?マジかよっ!?
■博多座&日生劇場公演
どちらも来年は月組がやるようですね。
博多座は「LUNA/BMB」以来、だから、なんと8年ぶり(!)ちょうどローテーションの変更に当たって、ずーっと博多座が無かったんですよね。
日生は、去年の「オクラホマ!」以来。
前回は轟さん主演でしたが、今回は普通に霧矢さんかな?祐飛さんもこっちに出てくださると、東京のファンとしては楽なんですが(笑)(←九州にもファンはいます)。
きりやんと祐飛さんって、めちゃくちゃ仲良しっぽいのに舞台でがっつり組んだことがないので、ここで組んでくれたりしたらとっても幸せなのですが…。
うーん、でも作品が思いつかないなあ。きりやんなら絶対コメディが観たいし、祐飛さんならシリアスな三角関係ものとかが似合いそうだし…。
だからこの二人、いつも分けられてしまうんだろうか…(しょぼん)
宙組バウ以降の作品は、また年末に出るんでしょうか?
バウシリーズはあと二作品。
ホフマン物語(菅沼潤&谷正純)、蒼きくちづけ(小池修一郎)、アンナ・カレーニナ(植田景子)ときたら…あとは正塚さんと太田さん、あたりでしょうか?太田さんが演出できないとしたら…荻田さんとか…?(きゃっ♪)
ひとつ発表されると、またすぐに次が気になる。
これは、ファンの性、なんでしょうかね…(汗)。
ま、なにはともあれ、2008年の宝塚は、とっても楽しみな作品が目白押し、な感じです♪期待を裏切られることなく、楽しませてくださいますように!
.
…花組さんの大劇場公演も千秋楽を終えて、星組さんの初日も幕があいて一段落。今日がチャンス!って感じだったんでしょうかねぇ。
今日発表されるとは露ほども思わなかったので、すごくびっくりしました。
■花組大劇場公演
「愛と死のアラビア」谷正純/脚本・演出
「Red Hot Sea」草野旦
………ローズマリー・サトクリフの「血と砂」じゃないかーーーーっ!!
いいなあ、まとぶん。かなり羨ましいかも……。
私はこの作品、実は、汐美さん・祐飛さんがバウでW主演をされた「血と砂」の原作と間違えて手に取って数ページ読み、あまりにも面白いので買ってしまった、という過去があります。元々サトクリフ好きだったんですけどね(^ ^)。
谷さんには演出力があるので、原作付きは結構良いんじゃないかと思います。お披露目公演の成功をお祈りしています。
■星組大劇場公演
「スカーレット・ピンパーネル」小池修一郎/演出
フランク・ワイルドホーンのブロードウェイミュージカル。
同じ原作で、宝塚では柴田さんの「紅はこべ」という名作があります。
私も、この作品はCDと、あとはいろんなショーで数曲聴いたことがあるくらいで、実際に観たことはないのですが。
いやー、トウコさん、あすかちゃんの歌が楽しみです!!
多分2番手がやるであろう役に良い曲があるんですけど、……礼音くんがんばれ〜〜〜♪
■星組バウホール公演
「アンナ・カレーニナ」植田景子/作・演出
名作の誉れ高い「アンナ・カレーニナ」。私は初演は見逃しましたが、かしげさんがされたカレーニンが凄く良かったと評判だったので、誰がやるのか楽しみです。
っていうか、これってドラマシティ公演「赤と黒」の裏ですよね?他にバウ公演の予定もないってことは、礼音くんも「赤と黒」出演なんでしょうか?フーケか……。柴田さんの「赤と黒」を観たことがないのでわからないのですが、原作のイメージだとレオンくんのフーケは何か違うような気がするんだけどなあ(涙)。
■宙組梅田芸劇大ホール公演
「雨に唄えば」中村一徳/演出
「雨に唄えば」再演は嬉しいし、ウメちゃんはめちゃくちゃキュートだったし、タニちゃんになら、一幕ラストのタップシーン(梅田でも本水は可能なんでしょうか…)がすごく似合いそうなので楽しみなのですが。
…まとぶんのリナが大好きだったので、リナが誰なのか気になる〜〜。番手で言うとコシモが蘭トムくんで、リナは……みっちゃん?マジかよっ!?
■博多座&日生劇場公演
どちらも来年は月組がやるようですね。
博多座は「LUNA/BMB」以来、だから、なんと8年ぶり(!)ちょうどローテーションの変更に当たって、ずーっと博多座が無かったんですよね。
日生は、去年の「オクラホマ!」以来。
前回は轟さん主演でしたが、今回は普通に霧矢さんかな?祐飛さんもこっちに出てくださると、東京のファンとしては楽なんですが(笑)(←九州にもファンはいます)。
きりやんと祐飛さんって、めちゃくちゃ仲良しっぽいのに舞台でがっつり組んだことがないので、ここで組んでくれたりしたらとっても幸せなのですが…。
うーん、でも作品が思いつかないなあ。きりやんなら絶対コメディが観たいし、祐飛さんならシリアスな三角関係ものとかが似合いそうだし…。
だからこの二人、いつも分けられてしまうんだろうか…(しょぼん)
宙組バウ以降の作品は、また年末に出るんでしょうか?
バウシリーズはあと二作品。
ホフマン物語(菅沼潤&谷正純)、蒼きくちづけ(小池修一郎)、アンナ・カレーニナ(植田景子)ときたら…あとは正塚さんと太田さん、あたりでしょうか?太田さんが演出できないとしたら…荻田さんとか…?(きゃっ♪)
ひとつ発表されると、またすぐに次が気になる。
これは、ファンの性、なんでしょうかね…(汗)。
ま、なにはともあれ、2008年の宝塚は、とっても楽しみな作品が目白押し、な感じです♪期待を裏切られることなく、楽しませてくださいますように!
.
2008年のGraph誌では、ファンの投稿による男役スターの特集ページがあるらしい。
…少し前に出ていたニュースで、その時は反応しそこねてしまったのですが。ちょうど今日、追加の案内が出ていたので、思い出して書いてみたいと思います。
>皆様が好きな大空の表情、場面、役、大空にはまった瞬間、
>「宝塚GRAPH」に掲載された大空の写真(ポートレート・舞台写真)の中で
>特に好きなもの等を、理由や感想、思い出等と共にお寄せ下さい
>(好きな表情や場面、はまった瞬間等は、出来るだけ詳しくお書き下さい)。
以上が公式サイトの説明文(転載)ですが。
……あのぉ。
ファンの心理をちょっとは考えようよ、歌劇団さん。
誰かの「ファン」であるならば、ご贔屓さんへの気持を、ましてや「ハマった瞬間」なんぞというものを官製ハガキに「理由や感想、思い出等と共に」「詳しく」書くなんて不可能ですよ?
米粒に写経するようなつもりで書けというなら別ですが。←読めないって。
『嵌った瞬間』だけで便箋10枚にギッシリ書きそうな人が、私の回りにたくさん転がってますけど、どうしますか?
ちなみに私だったら、10回くらいの連載になりそうです(←冗談になってない)
それからね。
「ハマった瞬間」っていうのは、一つじゃないわけです。
だって。
一回で本当に「ハマる」のは、無理だもん。
「一目惚れ」って言ったって、本当に「一目」な訳じゃない。
「一目惚れ」の典型とされる「ロミオとジュリエット」だって、
【1】舞踏会での出会い、
【2】バルコニーでの再会、
【3】教会でのデート
…ね?
3回目にしてやっと、互いの気持ちをきちんと確かめ合い、その恋を運命であると認め、受け入れて、愛を誓うわけですよね。
柴田さんの「星影の人」では
【1】祇園(の近く?)での出会い
【2】再会
【3】建仁さんでのデート
…あれっ?構成が全く同じなんじゃ?……気づいてなかった(^ ^;ゞ。
やっぱり柴田さんは文学青年なんですねぇ…。
というわけで。(←何が“というわけ”なんだよいったい…)
実際に、一人のファンが「ハマった瞬間」で検証してみましょう。
サンプルは自分。
この日記にリアルタイムで書いてきた、「瞬間」を確認してみます。
たとえば、らぎ(柊巴)ちゃん(照)。
【1】中日「Joyfull!」オベージャ ←出会い
【2】「エリザベート」ヒューブナー ←再会
【3】「星影の人」の桂小五郎 ←駄目押し
…ま、スターとファンの場合、「愛を確かめ合う」ことはできないので(死)、自分自身が「落ちたことを自覚して、運命を受け入れる」っつー感じですけどね←「駄目押し」
「ロミオとジュリエット」との違いは、2度目の「再会」が「運命の必然」ではなく、私が「自ら会いに行った」ところなんですけど。
…でも、あれはらぎちゃん目当てで観た訳では無いので(一応、作品目当て)、そこでヒューブナーさんにひっかかったのは、やぱり「運命」だったんじゃないかなーと思ってます(*^ ^*)。
まっつ(未涼亜希)の場合、TCAの「ブラックジャックの影」で『出会い』、Graph誌の「沖田総司扮装写真」で『再会』、マラケシュ博多座のクリフォードが『駄目押し』だったんですよね。
ブラックジャックの影からマラケシュまで、結構間があいているんですが。
その間は、花組さんを観にいくたびにまっつをチェックして愛でてはいたけれども、まっつ目当てで花組さんを観にいったことはなかった。最初に「まっつ目当てで」チケットを取ったのは、初2番手だった「Mind Traveller」だったなぁ、そういえば…。
3度の衝撃が連続で起こらず、少々間があいていても大丈夫な好例ですね(^ ^)。
宙組のみー(春風弥里)ちゃんは、「A/L」のワトソンで『出会い』、「バレンシアの熱い花」新人公演のフェルナンドで『再会』。
星組の水輝(涼)くんは、「ヘイズ・コード」で『出会い』、「さくら」のソロで『再会』。
でも、まだお二人とも『駄目押し』をくらっていないんですよね。彼らだけを目当てにチケットを取ろうとは思わないから(^ ^)。
ちなみに樹里ちゃんは、アニタで『出会い』、「ブエノスアイレスの風に」のリカルドで『再会』して、『駄目押し』は「Cross Road」のデュシャン。
彼女の場合、もっと以前の公演から顔も名前も判っていたので、アニタで初めて樹里ちゃんを知った訳では無いのですが…
でもやっぱり、樹里ちゃんを最初に好きになったのはアニタだったし、アニタを観ていなかったら、たとえリカルドやデュシャンを観たとしてもどこまでハマったかはわからないぞと思うので…
ここは「大好きな樹里ちゃん」と「出会った」のはアニタだった、ということにしておきます。
あと、戸井(勝海)さんとか(石川)禅ちゃんとか岡(幸二郎)さんたち、『出会い』も『再会』も『駄目押し』も全部「レ・ミゼラブル」、って方々もいらっしゃいますね(笑)。
なんかまた例によって長くなってきたなあ(滝汗)ごめんなさい。
ここで語りたかったのは、私の「ここまで墜ちてきた歴史」ではなくて、
ファンなら「ハマった瞬間」は一回じゃないよね!?って話だったんですが……
いや、あの。
祐飛さんについては、『出会い/再会/駄目押し』の、いったいどれをハガキに書いたものかと悩んでいるわけなんですが(^ ^;ゞ
やっぱ駄目押しを書いておくべきですかねぇ?祐飛さんももう一度やりたそうな役だし。
しかし。
これは、本当〜に長いのよ!!
ものすごーく具体的に「その瞬間」があるだけに、「理由や感想・思い出」なんぞ語り始めたら終わらないよ?
いいのか?
ハガキに書く文字のフォントとして、どのくらいを想定しているんだ編集部は?放っておいたらフォント3とかで書き始めるよ私?
……さぁて、どうしようかな…。
「好きな写真」は、パーソナルブックの中の写真を書こうと思っていたのに、よーく読んだら「Graph誌に掲載された写真」という指定があった(涙)。……うーん、Dear(だっけ?)の、森の中を駆けていく写真が好きだったんですけど、あれでいいかなあ?でも、コーナータイトルもうろ覚えだしいつ頃のものかもわからないよ(涙)。
……掲載号を書け、とは書いていないけどさ。いいのかなあ……?(希望)
と、いうわけで。
「ハマった瞬間を語っちゃおう!」のご案内を、最後に転載させていただきます。
(↑微妙に主旨がズレてますが…?)
【宛先】〒665−0845 宝塚GRAPH編集部 「2008年新企画」係
官製ハガキに、スターさんの名前と上に書いてあるようなツボポイントを書いて送ればいいみたいです。一人一枚。
【締切】大空祐飛さんが10月29日(月)必着。(次の彩吹真央さんが11月26日)
……あとちょっとですね!「消印有効」ではなく「必着」なので、東京者の私は、できれば26日中に投函したいところですね。っていうか、一回目は損だなあ…なんだか要領が掴めないよ(涙)。
1月号が祐飛さん、次がユミコちゃんまで発表済、ですが。
3月以降は誰がやるのかなあ。まっつが入ったら、とりあえず写真は沖田総司の扮装写真で決定なんだけど(笑/最後はそれかよっ!)。
.
…少し前に出ていたニュースで、その時は反応しそこねてしまったのですが。ちょうど今日、追加の案内が出ていたので、思い出して書いてみたいと思います。
>皆様が好きな大空の表情、場面、役、大空にはまった瞬間、
>「宝塚GRAPH」に掲載された大空の写真(ポートレート・舞台写真)の中で
>特に好きなもの等を、理由や感想、思い出等と共にお寄せ下さい
>(好きな表情や場面、はまった瞬間等は、出来るだけ詳しくお書き下さい)。
以上が公式サイトの説明文(転載)ですが。
……あのぉ。
ファンの心理をちょっとは考えようよ、歌劇団さん。
誰かの「ファン」であるならば、ご贔屓さんへの気持を、ましてや「ハマった瞬間」なんぞというものを官製ハガキに「理由や感想、思い出等と共に」「詳しく」書くなんて不可能ですよ?
米粒に写経するようなつもりで書けというなら別ですが。←読めないって。
『嵌った瞬間』だけで便箋10枚にギッシリ書きそうな人が、私の回りにたくさん転がってますけど、どうしますか?
ちなみに私だったら、10回くらいの連載になりそうです(←冗談になってない)
それからね。
「ハマった瞬間」っていうのは、一つじゃないわけです。
だって。
一回で本当に「ハマる」のは、無理だもん。
「一目惚れ」って言ったって、本当に「一目」な訳じゃない。
「一目惚れ」の典型とされる「ロミオとジュリエット」だって、
【1】舞踏会での出会い、
【2】バルコニーでの再会、
【3】教会でのデート
…ね?
3回目にしてやっと、互いの気持ちをきちんと確かめ合い、その恋を運命であると認め、受け入れて、愛を誓うわけですよね。
柴田さんの「星影の人」では
【1】祇園(の近く?)での出会い
【2】再会
【3】建仁さんでのデート
…あれっ?構成が全く同じなんじゃ?……気づいてなかった(^ ^;ゞ。
やっぱり柴田さんは文学青年なんですねぇ…。
というわけで。(←何が“というわけ”なんだよいったい…)
実際に、一人のファンが「ハマった瞬間」で検証してみましょう。
サンプルは自分。
この日記にリアルタイムで書いてきた、「瞬間」を確認してみます。
たとえば、らぎ(柊巴)ちゃん(照)。
【1】中日「Joyfull!」オベージャ ←出会い
【2】「エリザベート」ヒューブナー ←再会
【3】「星影の人」の桂小五郎 ←駄目押し
…ま、スターとファンの場合、「愛を確かめ合う」ことはできないので(死)、自分自身が「落ちたことを自覚して、運命を受け入れる」っつー感じですけどね←「駄目押し」
「ロミオとジュリエット」との違いは、2度目の「再会」が「運命の必然」ではなく、私が「自ら会いに行った」ところなんですけど。
…でも、あれはらぎちゃん目当てで観た訳では無いので(一応、作品目当て)、そこでヒューブナーさんにひっかかったのは、やぱり「運命」だったんじゃないかなーと思ってます(*^ ^*)。
まっつ(未涼亜希)の場合、TCAの「ブラックジャックの影」で『出会い』、Graph誌の「沖田総司扮装写真」で『再会』、マラケシュ博多座のクリフォードが『駄目押し』だったんですよね。
ブラックジャックの影からマラケシュまで、結構間があいているんですが。
その間は、花組さんを観にいくたびにまっつをチェックして愛でてはいたけれども、まっつ目当てで花組さんを観にいったことはなかった。最初に「まっつ目当てで」チケットを取ったのは、初2番手だった「Mind Traveller」だったなぁ、そういえば…。
3度の衝撃が連続で起こらず、少々間があいていても大丈夫な好例ですね(^ ^)。
宙組のみー(春風弥里)ちゃんは、「A/L」のワトソンで『出会い』、「バレンシアの熱い花」新人公演のフェルナンドで『再会』。
星組の水輝(涼)くんは、「ヘイズ・コード」で『出会い』、「さくら」のソロで『再会』。
でも、まだお二人とも『駄目押し』をくらっていないんですよね。彼らだけを目当てにチケットを取ろうとは思わないから(^ ^)。
ちなみに樹里ちゃんは、アニタで『出会い』、「ブエノスアイレスの風に」のリカルドで『再会』して、『駄目押し』は「Cross Road」のデュシャン。
彼女の場合、もっと以前の公演から顔も名前も判っていたので、アニタで初めて樹里ちゃんを知った訳では無いのですが…
でもやっぱり、樹里ちゃんを最初に好きになったのはアニタだったし、アニタを観ていなかったら、たとえリカルドやデュシャンを観たとしてもどこまでハマったかはわからないぞと思うので…
ここは「大好きな樹里ちゃん」と「出会った」のはアニタだった、ということにしておきます。
あと、戸井(勝海)さんとか(石川)禅ちゃんとか岡(幸二郎)さんたち、『出会い』も『再会』も『駄目押し』も全部「レ・ミゼラブル」、って方々もいらっしゃいますね(笑)。
なんかまた例によって長くなってきたなあ(滝汗)ごめんなさい。
ここで語りたかったのは、私の「ここまで墜ちてきた歴史」ではなくて、
ファンなら「ハマった瞬間」は一回じゃないよね!?って話だったんですが……
いや、あの。
祐飛さんについては、『出会い/再会/駄目押し』の、いったいどれをハガキに書いたものかと悩んでいるわけなんですが(^ ^;ゞ
やっぱ駄目押しを書いておくべきですかねぇ?祐飛さんももう一度やりたそうな役だし。
しかし。
これは、本当〜に長いのよ!!
ものすごーく具体的に「その瞬間」があるだけに、「理由や感想・思い出」なんぞ語り始めたら終わらないよ?
いいのか?
ハガキに書く文字のフォントとして、どのくらいを想定しているんだ編集部は?放っておいたらフォント3とかで書き始めるよ私?
……さぁて、どうしようかな…。
「好きな写真」は、パーソナルブックの中の写真を書こうと思っていたのに、よーく読んだら「Graph誌に掲載された写真」という指定があった(涙)。……うーん、Dear(だっけ?)の、森の中を駆けていく写真が好きだったんですけど、あれでいいかなあ?でも、コーナータイトルもうろ覚えだしいつ頃のものかもわからないよ(涙)。
……掲載号を書け、とは書いていないけどさ。いいのかなあ……?(希望)
と、いうわけで。
「ハマった瞬間を語っちゃおう!」のご案内を、最後に転載させていただきます。
(↑微妙に主旨がズレてますが…?)
【宛先】〒665−0845 宝塚GRAPH編集部 「2008年新企画」係
官製ハガキに、スターさんの名前と上に書いてあるようなツボポイントを書いて送ればいいみたいです。一人一枚。
【締切】大空祐飛さんが10月29日(月)必着。(次の彩吹真央さんが11月26日)
……あとちょっとですね!「消印有効」ではなく「必着」なので、東京者の私は、できれば26日中に投函したいところですね。っていうか、一回目は損だなあ…なんだか要領が掴めないよ(涙)。
1月号が祐飛さん、次がユミコちゃんまで発表済、ですが。
3月以降は誰がやるのかなあ。まっつが入ったら、とりあえず写真は沖田総司の扮装写真で決定なんだけど(笑/最後はそれかよっ!)。
.
演出家・柴田さんのこと。
2007年10月11日 宝塚全体・OG雪組の「星影の人」、宙組の「バレンシアの熱い花」は、柴田侑宏氏の“往年の名作の再演”。
そして、月組で上演中の「マジシャンの憂鬱」は、正塚晴彦氏の“現役への宛書新作”。
これらの作品を連続して観て、思ったこと。
柴田さんは、「人間を描く」作家で、
正塚さんは「人生」を、あるいは「人と人との関わりを描く」作家、
…なのかなあ、と。
「星影の人」(柴田)と「維新回天・竜馬伝」(石田)を連続して観た今年の2月。
同じ時代、同じ国を舞台にして、登場人物も半分くらいは被っている2つの作品。
なのに。
「維新回天・竜馬伝」が描き出したのは、「竜馬」ではなくて、「日本の夜明け」だった。
「明治維新」であり、「開国」であり……あくまでも、テーマは「時代」でした。
それに対して。
「星影の人」が描いたのは、ただただ、「沖田総司」の青春。
「沖田総司」という、一人の若者。
それが、最も端的にあらわれていたのは、登場人物の歌ですね。
「維新回天…」では、登場人物は皆「自分のテーマ」を歌います。
でも。
「星影の人」で、自分をことを歌うのは、主人公の沖田総司ただ一人。
相手役の玉勇は、幕開きのナンバー以外は沖田とのデュエットと、「あの人を返してください」という祈りの歌だけ。
2番手の土方は「星影の人」という沖田のテーマソングを2回歌うだけでそれ以外のソロはなく、山南も、他のメンバーもソロはほとんどなく、あるのは早苗とおみよの嘆きのナンバーのみ。
つまり。
登場人物が、全員「沖田」という一人の人間を表現するためのコマ(沙央くんではない)なんですよね。
土方はどういう人間か。「沖田よりも年長で、彼をずっと見守ってきて、女に熱を与えられるもの慣れた男」。
山南はどういう人間か。
桂は。
井上は。
山崎は。
全ては、「沖田」がどういう人間なのか、何故ああいう人生を辿ることになったのか、それを台詞ではなく表現するために存在している人たち。
彼らには彼らの人生があることを、きちんと役者の力量の及ぶ範囲で表現した上で、「沖田」を語るために舞台にあがる。
「バレンシアの熱い花」も、そうでした。
あれは、主役(というと問題があるか。物語構成上の焦点となる人物、ですね)が一人ではなく二人(フェルナンドとロドリーゴ)なのでちょっと違いますが、やっぱり構造は同じ。
二人の人間性を表現(説明ではない!←これポイント)するために他の全ての登場人物が設定される。
セレスティーナほどの“素晴らしい貴婦人”が愛する息子であり、
ロドリーゴほどの“良い男”が信頼する友であり、
イサベラほどの“良い女”が愛する男であり、
マルガリータほどの“純粋で可憐な乙女”が恋い慕う青年であり、
レオン将軍ほどの“名指揮官”に可愛がられる生真面目な軍人であり、
ラモンのような“良い奴”が慕う青年であり、
ルカノールのような“典型的な悪党”が侮る若造でありながら、彼を倒す計画をたててそれを実行するだけの力のある遣り手でもある、
それが、『フェルナンド』。
そして、
フェルナンドほどの“良い男”が信頼し、助けを乞う友であり、
シルヴィアのような“弱い女”が恋する男であり、
もちろん、レオン将軍ほどの“名指揮官”に可愛がられる生真面目な軍人でもあり、
ラモンのような“良い奴”に認められる青年であり、
ルカノールのような“典型的な悪党”が、自分の後継者にと望む実力者でもある、
それが、『ロドリーゴ』。
そういった、「説明抜きで」主役のキャラクターと価値を表現するためには、主役だけではなく、回りを囲む役者も「キャラクター」が役にあっていないと納得できません。
ロドリーゴ役の役者が莫迦っぽかったり、レオン将軍役に全然貫禄がなかったりしたら、どんなにフェルナンド役の役者個人が素晴らしくても、作品としては成り立たたない。これが、柴田さんの作品の素晴らしいところであり、再演の難しいところだと思うのです。
役にあった役者でないと作品自体が成り立たないような構造の物語になっているから。
たとえば、名作の誉れ高い「心中・恋の大和路」は、やれる役者の幅は案外広いんですよね。
最難関のはずの道行きの歌も、八右衛門が歌うバージョン(OG)と与平が歌うバージョン(雪バウ)があるわけですから、なんとかなるはず。
「大和路」は、「宛書」ではなく「古典」なんですよね、多分。
でも、柴田作品は、あくまでも「宛書」。
実際観ると、つい世界構築もストーリーも何もかもカンペキ!と思ってしまいがちですが、意外と役者任せで脚本的にはぶっ飛ばして(あるいは無視して)いるところも多い。
特に、一回目の観劇では「…ん?」と思うことが多いんですよね。
(私も、中日で観たときは作品自体の評価はそんなに高くなかった)
テーマを鮮明に打ち出すタイプの作品ではないので、ぼーっと観ていると「ふぅん」で終わってしまいがちなこと。
そして、宝塚にしては比較的観客側にも知識を求める、というか…古典や文学作品のイメージを借りていることが結構多いような気がするんですよね。原作じゃなくて、世界を構築する上での基本設定というか。
…まぁ、「バレンシアの熱い花」と「ハムレット」なんかは、私が勝手に思っただけ(http://diarynote.jp/d/80646/20070910.html 参照)なんですが(汗)、でも、柴田作品を観ていると、そういう他の文学作品を連想すること多いんですよね…。
「星影の人」も、中日では思わなかったんですが、梅田で観た時、昔読んだ小説のエピソードを思い出したりしましたし…。
きっと柴田さんは「文学青年」だったんだろうなあ(今は…?)、と、作品を観るたびに思うのですが★どうなんでしょうか…?
そして。
そんな柴田さんの愛弟子・正塚さんは。
師匠と弟子で、引き継がれているものもたくさんありますが、
勿論、違うクリエーターなんですから全く違う部分もありますよね。
このお二人の場合、いちばん違うのは、(冒頭にも書きましたが)正塚さんが描きたいのは「人間」そのものではなく「人と人との関わり」だ、というところだと思います。
人間関係の構築、が、全てに先んじるテーマである。
だから、彼の主人公は常に「自分の居場所を探して」いて、
そして、
彼が「自分の居場所を見つけた時に物語は終わる」のです。
……ってな話は、また、明日以降に……(諦)。
それにしても。
今頃気がつきましたが、月組バウ・ワークショップの「ホフマン物語」って、「心中・恋の大和路」の菅沼さんの作品(&谷演出なのも一緒)なんですね。
……やっぱり、生で観たいよなあ〜〜〜(; ;)。
.
そして、月組で上演中の「マジシャンの憂鬱」は、正塚晴彦氏の“現役への宛書新作”。
これらの作品を連続して観て、思ったこと。
柴田さんは、「人間を描く」作家で、
正塚さんは「人生」を、あるいは「人と人との関わりを描く」作家、
…なのかなあ、と。
「星影の人」(柴田)と「維新回天・竜馬伝」(石田)を連続して観た今年の2月。
同じ時代、同じ国を舞台にして、登場人物も半分くらいは被っている2つの作品。
なのに。
「維新回天・竜馬伝」が描き出したのは、「竜馬」ではなくて、「日本の夜明け」だった。
「明治維新」であり、「開国」であり……あくまでも、テーマは「時代」でした。
それに対して。
「星影の人」が描いたのは、ただただ、「沖田総司」の青春。
「沖田総司」という、一人の若者。
それが、最も端的にあらわれていたのは、登場人物の歌ですね。
「維新回天…」では、登場人物は皆「自分のテーマ」を歌います。
でも。
「星影の人」で、自分をことを歌うのは、主人公の沖田総司ただ一人。
相手役の玉勇は、幕開きのナンバー以外は沖田とのデュエットと、「あの人を返してください」という祈りの歌だけ。
2番手の土方は「星影の人」という沖田のテーマソングを2回歌うだけでそれ以外のソロはなく、山南も、他のメンバーもソロはほとんどなく、あるのは早苗とおみよの嘆きのナンバーのみ。
つまり。
登場人物が、全員「沖田」という一人の人間を表現するためのコマ(沙央くんではない)なんですよね。
土方はどういう人間か。「沖田よりも年長で、彼をずっと見守ってきて、女に熱を与えられるもの慣れた男」。
山南はどういう人間か。
桂は。
井上は。
山崎は。
全ては、「沖田」がどういう人間なのか、何故ああいう人生を辿ることになったのか、それを台詞ではなく表現するために存在している人たち。
彼らには彼らの人生があることを、きちんと役者の力量の及ぶ範囲で表現した上で、「沖田」を語るために舞台にあがる。
「バレンシアの熱い花」も、そうでした。
あれは、主役(というと問題があるか。物語構成上の焦点となる人物、ですね)が一人ではなく二人(フェルナンドとロドリーゴ)なのでちょっと違いますが、やっぱり構造は同じ。
二人の人間性を表現(説明ではない!←これポイント)するために他の全ての登場人物が設定される。
セレスティーナほどの“素晴らしい貴婦人”が愛する息子であり、
ロドリーゴほどの“良い男”が信頼する友であり、
イサベラほどの“良い女”が愛する男であり、
マルガリータほどの“純粋で可憐な乙女”が恋い慕う青年であり、
レオン将軍ほどの“名指揮官”に可愛がられる生真面目な軍人であり、
ラモンのような“良い奴”が慕う青年であり、
ルカノールのような“典型的な悪党”が侮る若造でありながら、彼を倒す計画をたててそれを実行するだけの力のある遣り手でもある、
それが、『フェルナンド』。
そして、
フェルナンドほどの“良い男”が信頼し、助けを乞う友であり、
シルヴィアのような“弱い女”が恋する男であり、
もちろん、レオン将軍ほどの“名指揮官”に可愛がられる生真面目な軍人でもあり、
ラモンのような“良い奴”に認められる青年であり、
ルカノールのような“典型的な悪党”が、自分の後継者にと望む実力者でもある、
それが、『ロドリーゴ』。
そういった、「説明抜きで」主役のキャラクターと価値を表現するためには、主役だけではなく、回りを囲む役者も「キャラクター」が役にあっていないと納得できません。
ロドリーゴ役の役者が莫迦っぽかったり、レオン将軍役に全然貫禄がなかったりしたら、どんなにフェルナンド役の役者個人が素晴らしくても、作品としては成り立たたない。これが、柴田さんの作品の素晴らしいところであり、再演の難しいところだと思うのです。
役にあった役者でないと作品自体が成り立たないような構造の物語になっているから。
たとえば、名作の誉れ高い「心中・恋の大和路」は、やれる役者の幅は案外広いんですよね。
最難関のはずの道行きの歌も、八右衛門が歌うバージョン(OG)と与平が歌うバージョン(雪バウ)があるわけですから、なんとかなるはず。
「大和路」は、「宛書」ではなく「古典」なんですよね、多分。
でも、柴田作品は、あくまでも「宛書」。
実際観ると、つい世界構築もストーリーも何もかもカンペキ!と思ってしまいがちですが、意外と役者任せで脚本的にはぶっ飛ばして(あるいは無視して)いるところも多い。
特に、一回目の観劇では「…ん?」と思うことが多いんですよね。
(私も、中日で観たときは作品自体の評価はそんなに高くなかった)
テーマを鮮明に打ち出すタイプの作品ではないので、ぼーっと観ていると「ふぅん」で終わってしまいがちなこと。
そして、宝塚にしては比較的観客側にも知識を求める、というか…古典や文学作品のイメージを借りていることが結構多いような気がするんですよね。原作じゃなくて、世界を構築する上での基本設定というか。
…まぁ、「バレンシアの熱い花」と「ハムレット」なんかは、私が勝手に思っただけ(http://diarynote.jp/d/80646/20070910.html 参照)なんですが(汗)、でも、柴田作品を観ていると、そういう他の文学作品を連想すること多いんですよね…。
「星影の人」も、中日では思わなかったんですが、梅田で観た時、昔読んだ小説のエピソードを思い出したりしましたし…。
きっと柴田さんは「文学青年」だったんだろうなあ(今は…?)、と、作品を観るたびに思うのですが★どうなんでしょうか…?
そして。
そんな柴田さんの愛弟子・正塚さんは。
師匠と弟子で、引き継がれているものもたくさんありますが、
勿論、違うクリエーターなんですから全く違う部分もありますよね。
このお二人の場合、いちばん違うのは、(冒頭にも書きましたが)正塚さんが描きたいのは「人間」そのものではなく「人と人との関わり」だ、というところだと思います。
人間関係の構築、が、全てに先んじるテーマである。
だから、彼の主人公は常に「自分の居場所を探して」いて、
そして、
彼が「自分の居場所を見つけた時に物語は終わる」のです。
……ってな話は、また、明日以降に……(諦)。
それにしても。
今頃気がつきましたが、月組バウ・ワークショップの「ホフマン物語」って、「心中・恋の大和路」の菅沼さんの作品(&谷演出なのも一緒)なんですね。
……やっぱり、生で観たいよなあ〜〜〜(; ;)。
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専科エンカレッジ・スペシャル【4】
2007年10月4日 宝塚全体・OG コメント (2)週刊連載4回目、ちょっと駆け足ですが、あまり引っ張るのもどうかと思うので、これで最終回にしたいと思います…。
2幕の日記は短いですが、決して1幕の方が面白かったとか、そういうのではありません。
1幕のお一人づつのところで書かせていただいたそれぞれの印象、というものが、その2曲だけのことではなく、2幕の最後まで観劇した上での「印象」だった、ということに気づいたので。
(途中まで書いていたのですが、今までに書いてきたことと同じことを繰り返すばかりだったの/汗)
なので。
個人個人への印象、は、もう全部書かせていただいたよね、ということで、
2幕の中で、特に印象に残った場面について。
まずは、
一樹さんの「星から降る金」。
前回、1幕で一樹さんに落ちた、と書きましたが。
それはあまり正しくないです。正確には、この「星から降る金」で落ちました。
物語を綴る、聖なる声に。
ビロードのように柔らかな、豊かなメゾ。
愛に溢れた、人間性豊かな「庇護者」が、わがままな「子供」に言い聞かせる「昔話」は、あの豊かな光に溢れた声で語られないと、説得力がないんだと気づきました。
「モーツァルト!」という作品は、ヴォルフガングとナンネールという「堕ちた天才児たち」と、それを取り巻く「大人たち」の相克の物語なわけですが、
その「大人」たちの代表として登場するのが、
「父親」役の、厳格で冷酷な、鋭い声と
「抑圧者」役の、圧倒的な迫力のある美声と
そして、「慈母」の、愛と癒しに満ちた慈母の声、です。
その3つの声が揃わないと公演としての成功はナカナカ難しいのですが…
一樹さんの声は、「慈母」かどうかはさておいて(笑)、憧れの光に満ちていて、ヴォルフの決意を促す歌として非常に良かったです。
そして。
「滑舌がいい」のと「くっきりはっきり発音する」のは全く違うことなのだ、とあらためて気づきました。パキパキ発音しなくても、言葉が聴いている人の心に届けばいいんですよ。
もちろん、最低限の発声や発音は必要ですが、そこに気がいきすぎれば劇団四季の新入団員のようになってしまうわけで…あれじゃ芝居になりませんからね(^ ^;ゞ。
語り口の巧さ、というのは、才能もあるんでしょうけれども、自分が「何を伝えたいか」のイメージを明解に持っているかどうかというのがかなり大きいんじゃないかなー、と。
聴いている人(ヴォルフガングであり、観客でもあり)の心を動かす歌は、結局芝居との境界線が限りなくあいまいになっていくものなのだろうと思います。
美しい声が、美しい物語を紡ぐ。
それが、普通の「楽器」には不可能な、人間の喉にしかできない唯一の武器、だから。
矢代さんの「思い出のサントロペ」の話は【1】で書いたので省略。
となると、
やっぱり、トリの立さん、ですね。
号泣しました私(T T)。
1曲目はシャンソン「私の孤独」。
一樹さんのところでも長々書きましたが、「歌」は、言葉という魔法があるから泣けるんですね。
シャンソン、という世界の広さと深さ。シャンソンにはこういう曲もあったのか、私はまだ、「シャンソン」について何も知らないんだなー、と実感した一曲でした。
(何なら知っているんだよ、と怒られそうですが)
で。
2曲目は、
…「ラ・マンチャの男」ですよあなた。
反則。
私はラ・マンチャの男には弱いんです!
あの歪んだ世界観。夢によって構成された、脆く不安定な「世界」。
その中で、確固たる存在は、それぞれの「自己」と、その「信念」のみである、という世界設定。
あの世界設定そのものの歪みようが、大好きなんです。
キハーノが信じるから。
だから、アルドンサはドルシネア姫になる。
彼がそう定義するから、
アルドンサが、ドルシネア姫に、なれる。
…彼が、信じてくれるから。
「世界」を作る信念。
それは、事実としては“妄念”であり、老人の幻覚にすぎない。
だけど。
それは、「彼」にとってはまぎれもない「現実」であり、それが全ての彼にとっての「世界」となる……
「宝塚」という「ファンの夢」の結晶のような世界で生きてきた立さんが、卒業を目前にしたコンサートで最後に歌う歌として択んだ曲が、
この、「ラ・マンチャの男」の主題歌と、ドルシネア姫のテーマ。
…確信犯、っていうんです、そういうのは。
タカラジェンヌは総じてラ・マンチャの男なのだと思う。
決してその手には掴めないものを追い続けている。
その存在そのものが、夢。
夢をみたいから劇場にいるんです。
夢がここにあるから、
だから、私もここにいる。
宝塚が好きだなあ。
こういう人たちが、長年所属して、見守ってくれている宝塚。
たからづか、が、好きなんだなあ私は…
TCAを観た時には全く思わなかった、そんな感慨を胸に抱いて
劇場を出ました。
小さなバウホールでの、幸せな時間。
ありがとう。
本当にありがとう。
我ながら下手くそな文章で情けないのですが。
エンカレッジ・コンサート、
またやってくださいね。>歌劇団どの。
.
2幕の日記は短いですが、決して1幕の方が面白かったとか、そういうのではありません。
1幕のお一人づつのところで書かせていただいたそれぞれの印象、というものが、その2曲だけのことではなく、2幕の最後まで観劇した上での「印象」だった、ということに気づいたので。
(途中まで書いていたのですが、今までに書いてきたことと同じことを繰り返すばかりだったの/汗)
なので。
個人個人への印象、は、もう全部書かせていただいたよね、ということで、
2幕の中で、特に印象に残った場面について。
まずは、
一樹さんの「星から降る金」。
前回、1幕で一樹さんに落ちた、と書きましたが。
それはあまり正しくないです。正確には、この「星から降る金」で落ちました。
物語を綴る、聖なる声に。
ビロードのように柔らかな、豊かなメゾ。
愛に溢れた、人間性豊かな「庇護者」が、わがままな「子供」に言い聞かせる「昔話」は、あの豊かな光に溢れた声で語られないと、説得力がないんだと気づきました。
「モーツァルト!」という作品は、ヴォルフガングとナンネールという「堕ちた天才児たち」と、それを取り巻く「大人たち」の相克の物語なわけですが、
その「大人」たちの代表として登場するのが、
「父親」役の、厳格で冷酷な、鋭い声と
「抑圧者」役の、圧倒的な迫力のある美声と
そして、「慈母」の、愛と癒しに満ちた慈母の声、です。
その3つの声が揃わないと公演としての成功はナカナカ難しいのですが…
一樹さんの声は、「慈母」かどうかはさておいて(笑)、憧れの光に満ちていて、ヴォルフの決意を促す歌として非常に良かったです。
そして。
「滑舌がいい」のと「くっきりはっきり発音する」のは全く違うことなのだ、とあらためて気づきました。パキパキ発音しなくても、言葉が聴いている人の心に届けばいいんですよ。
もちろん、最低限の発声や発音は必要ですが、そこに気がいきすぎれば劇団四季の新入団員のようになってしまうわけで…あれじゃ芝居になりませんからね(^ ^;ゞ。
語り口の巧さ、というのは、才能もあるんでしょうけれども、自分が「何を伝えたいか」のイメージを明解に持っているかどうかというのがかなり大きいんじゃないかなー、と。
聴いている人(ヴォルフガングであり、観客でもあり)の心を動かす歌は、結局芝居との境界線が限りなくあいまいになっていくものなのだろうと思います。
美しい声が、美しい物語を紡ぐ。
それが、普通の「楽器」には不可能な、人間の喉にしかできない唯一の武器、だから。
矢代さんの「思い出のサントロペ」の話は【1】で書いたので省略。
となると、
やっぱり、トリの立さん、ですね。
号泣しました私(T T)。
1曲目はシャンソン「私の孤独」。
一樹さんのところでも長々書きましたが、「歌」は、言葉という魔法があるから泣けるんですね。
シャンソン、という世界の広さと深さ。シャンソンにはこういう曲もあったのか、私はまだ、「シャンソン」について何も知らないんだなー、と実感した一曲でした。
(何なら知っているんだよ、と怒られそうですが)
で。
2曲目は、
…「ラ・マンチャの男」ですよあなた。
反則。
私はラ・マンチャの男には弱いんです!
あの歪んだ世界観。夢によって構成された、脆く不安定な「世界」。
その中で、確固たる存在は、それぞれの「自己」と、その「信念」のみである、という世界設定。
あの世界設定そのものの歪みようが、大好きなんです。
キハーノが信じるから。
だから、アルドンサはドルシネア姫になる。
彼がそう定義するから、
アルドンサが、ドルシネア姫に、なれる。
…彼が、信じてくれるから。
「世界」を作る信念。
それは、事実としては“妄念”であり、老人の幻覚にすぎない。
だけど。
それは、「彼」にとってはまぎれもない「現実」であり、それが全ての彼にとっての「世界」となる……
「宝塚」という「ファンの夢」の結晶のような世界で生きてきた立さんが、卒業を目前にしたコンサートで最後に歌う歌として択んだ曲が、
この、「ラ・マンチャの男」の主題歌と、ドルシネア姫のテーマ。
…確信犯、っていうんです、そういうのは。
タカラジェンヌは総じてラ・マンチャの男なのだと思う。
決してその手には掴めないものを追い続けている。
その存在そのものが、夢。
夢をみたいから劇場にいるんです。
夢がここにあるから、
だから、私もここにいる。
宝塚が好きだなあ。
こういう人たちが、長年所属して、見守ってくれている宝塚。
たからづか、が、好きなんだなあ私は…
TCAを観た時には全く思わなかった、そんな感慨を胸に抱いて
劇場を出ました。
小さなバウホールでの、幸せな時間。
ありがとう。
本当にありがとう。
我ながら下手くそな文章で情けないのですが。
エンカレッジ・コンサート、
またやってくださいね。>歌劇団どの。
.
専科エンカレッジ・スペシャル【3】
2007年9月25日 宝塚全体・OG コメント (2)週刊連載第三回です。(…あと何回続けるつもり…?)
まずは、ザ・男役、磯野千尋さんで「ジタン・デ・ジタン」。
歌い終わった後のトークで、大浦さん(同期なんですねっ!)がショーで歌った歌で、大浦さんが退団なさった後に全ツで回った時に歌わせてもらった曲です、と、しみじみと語っていらっしゃいました。
その時は、へー、そんなことがあるんだー、と思っていたのですが。…今、じゃないや(すみません)、将来でいえば、水さん退団後(ごめんなさい)の雪組全国ツアーで、ハマコさんが主題歌を歌うようなもんなのかな…?いかにもありそうな話でしたね(^ ^)。
前半はちょっと音程が不安定な処もありましたが、伴奏が聞こえにくかったのかも?途中で耳をすますような仕草をされていたので…。ま、語りのメロディなので、たまに歌うには難しい音程なんですけれども。
中盤の「ライライライライ…」、聞き慣れたもの悲しいメロディから、転調した先の盛り上がりは、さすがでした。
音のキレが良い、っていうんでしょうか。声のキレ、かな。
「パッパヤ、パッパヤ…」というリズムが、弦をかき鳴らすような伴奏とあいまって、心を沸き立たせる力があるんですよね。
ところどころちょっと危ういところもありましたが、全編通して、ダンスも歌もとにかくカッコイイ、「究極の」男役、と言いたくなるような舞台姿でした。
放浪者の悲哀と、
それだけではなく「追いだされたのではない」という自覚と自信、
その両方を両手に抱えて歩みを止めない人々を、本来はダンスと両方で表現する場面なんでしょうけれども(←観ていないので想像ですが)、歌だけで表現する表現力はさすがでした♪
二曲目は「So in Love」(キス・ミー・ケイト)。
コール・ポーター畢生の名曲。こういう重みのある歌い手に歌って貰えて、音楽も嬉しかったんじゃないかな、と。
ワンコーラスだけでちょっと物足りなかったのですが、「ジタン・デ・ジタン」が大曲だから仕方ないのかな…。
次に、萬あきらさん。
曲はシャンソンから二曲、「貴婦人」と「ジプシーの恋歌」。
萬さん、今の月組公演ではほんのちょっとしか歌ってくださらないのですが(アクション担当だそうなので/笑)、
……もっと歌おうよ!歌ってください〜!、ねぇ!
トークでは深緑夏代さんに対する憧れを語り、「いつか、この歌を歌える年齢になったら歌ってみたい、と思っていた」、とお話された萬さん。
シャンソンって、一曲がひとつのお芝居なんですね…。
「ジャック・ブレルは、今日もパリに生きて、歌っている」という音楽作品がありますが(OGも結構出演されていますね)、
あれを観た時に、私は初めて「シャンソンってお芝居なんだ…」と気づき、それ以来、シャンソンはどんなに巧い人が歌っても、芝居としては割と「ふうん」になりがちな分野だったのですが。
萬さんの、柔らかで深みのある、まろやかな声。
…男役の歌、として聴くとちょっと弱いのかもしれませんが…
「貴婦人」の語りかけは、まるで朗読劇のようで、
瀟洒だったはずの邸を、遠い瞳で見凝める、姿勢のよい老婦人が浮かぶ。
壁に掛かっていた絵も、アンティークの家具も、もう私のものではないの?なぜ?
それは皆、わたくしがいただいたものなのに……!
喪った過去、幻の舞踏会。さんざめき、揺れ動く、美しいひとびと。
そんな幻に生きることさえ、もう明日からは出来ないのか、と…。
そして、「ジプシーの恋唄」。
「貴婦人」よりは、少し男役っぽい響きの声で。
ドラマティックに語り、歌い、踊る。
「ジタン・デ・ジタン」とはまた全然違うジプシーの姿を、バウの空間に描き出す…。
そして、次は一樹千尋さん。
曲は二曲ともロンドン・ミュージカル、っていうか、「レ・ミゼラブル」から二曲。
ジャベールの「星よ」とバルジャンの「彼を帰して」。
ロンドン・ミュージカルの傑作中の傑作から、それぞれ主役と準主役が歌う「一番有名な」を争う二曲をまとめて歌うなんて…若い子たちのエンカレッジ・コンサートだって、こんな荒技使った子いませんよ?一樹さん。
…と思いながら、プログラムを閉じて聴き入りました。
「星よ」は、正直ちょっと拍子抜け。
いや、あの、いくらベテラン専科の歌声でも、この歌はハイバリトンの美声歌手が朗々と歌うのには、どうしたって敵わないんですよ…。
一樹さんなら、いっそのこと「自殺」を歌ってほしかったです(^ ^)。
そして、次の「Bring Him Home」。
「星よ」は、一曲丸々発声練習だったのね、と深く納得させられました……(涙)。
まず驚いたのが、「Bring Him Home」の原詞の和訳を、伴奏に合わせて朗読してくださったこと。
ほぼワンコーラス丸々語ってくださったんじゃないかな。
確かにこの歌、わりと前奏が長いので(場面転換を兼ねているから)、コンサートで歌うと間が持たなくなりがちなんですけど(苦笑)、ま、そんなことは編曲でどうにでもなるわけで。
実際のところ。
この曲の東宝詞はイマイチというか、あまりにも原詞の意味が深すぎて表現しきれていない部分が多いので、和訳をそのまま語ってしまう、っていうのはひとつの表現としてありだったな、と感心しました。
バルジャンが、愛する娘の恋人を「まるで息子のようだ」と慈しみ、彼の無事と幸せを神に祈る、この美しい作品の中でももっとも美しい場面の、彼の心を。
哀しいほど真っ直ぐに、語る。
ただ透明に美しいのではない。
コゼットという娘に捧げる愛情の純粋さにおいて、こいつには負けない、という気持が、微かな濁りとして彼の中にも、ある。
それでも。
その濁りさえ、祈りという光に昇華させるだけの気持を篭めて、
ひそやかに身のうちの神に語りかけ、
天の神へ届くように、と、作曲者が祈りを篭めた上昇音階を、テノールのハイトーンを、やわらかく歌いあげる。
…英語で(←ここポイント)。
レミゼマニアの猫は、久しぶりのこの曲で泣きました…。
というわけで。
あらためて落ちた「オジサマ」は、一樹さんです♪
一幕のトリは、矢代鴻さん。
またがらっと雰囲気が変わって、ジャズを二曲。
カッコイイ人だよなー、この方は。
聞き惚れるのは当たり前なのですが。最近、それ以上に見惚れてしまって困ってます。
「マジシャンの憂鬱」の新聞記者も格好良すぎ!
ジャズのリズム。
自由自在。
じゆう、じざい。
ジャズ、っていうのは、こういうモノよ、
ありのままで、自由なものなのよ、と、
全身で教えてくれる舞台姿。
私はあと、何回この人の歌を聴けるのでしょうか…。
(月組公演であと10回くらいですかね/汗)。
トークもさらりと軽やかに。
「賞味期限ギリギリ」まで」なんぞと、怖いことも仰いましたが。
そんなことは、今は忘れて。
自由自在に、音の世界に遊ぶ。
ありがちな決まり文句ではなくて。
本当にそういう人が、ここにいる、と、
ここで、こんなにも、宝塚を愛している。
宝塚を愛し、
宝塚に誇りを持って、
今日までを過ごしてきた人たちの。
皓く輝く、歌の翼に乗って、
どこまで行こう?
どこまで行ける?
でも今は、
…Intermission……。(←もしもし?)
.
まずは、ザ・男役、磯野千尋さんで「ジタン・デ・ジタン」。
歌い終わった後のトークで、大浦さん(同期なんですねっ!)がショーで歌った歌で、大浦さんが退団なさった後に全ツで回った時に歌わせてもらった曲です、と、しみじみと語っていらっしゃいました。
その時は、へー、そんなことがあるんだー、と思っていたのですが。…今、じゃないや(すみません)、将来でいえば、水さん退団後(ごめんなさい)の雪組全国ツアーで、ハマコさんが主題歌を歌うようなもんなのかな…?いかにもありそうな話でしたね(^ ^)。
前半はちょっと音程が不安定な処もありましたが、伴奏が聞こえにくかったのかも?途中で耳をすますような仕草をされていたので…。ま、語りのメロディなので、たまに歌うには難しい音程なんですけれども。
中盤の「ライライライライ…」、聞き慣れたもの悲しいメロディから、転調した先の盛り上がりは、さすがでした。
音のキレが良い、っていうんでしょうか。声のキレ、かな。
「パッパヤ、パッパヤ…」というリズムが、弦をかき鳴らすような伴奏とあいまって、心を沸き立たせる力があるんですよね。
ところどころちょっと危ういところもありましたが、全編通して、ダンスも歌もとにかくカッコイイ、「究極の」男役、と言いたくなるような舞台姿でした。
放浪者の悲哀と、
それだけではなく「追いだされたのではない」という自覚と自信、
その両方を両手に抱えて歩みを止めない人々を、本来はダンスと両方で表現する場面なんでしょうけれども(←観ていないので想像ですが)、歌だけで表現する表現力はさすがでした♪
二曲目は「So in Love」(キス・ミー・ケイト)。
コール・ポーター畢生の名曲。こういう重みのある歌い手に歌って貰えて、音楽も嬉しかったんじゃないかな、と。
ワンコーラスだけでちょっと物足りなかったのですが、「ジタン・デ・ジタン」が大曲だから仕方ないのかな…。
次に、萬あきらさん。
曲はシャンソンから二曲、「貴婦人」と「ジプシーの恋歌」。
萬さん、今の月組公演ではほんのちょっとしか歌ってくださらないのですが(アクション担当だそうなので/笑)、
……もっと歌おうよ!歌ってください〜!、ねぇ!
トークでは深緑夏代さんに対する憧れを語り、「いつか、この歌を歌える年齢になったら歌ってみたい、と思っていた」、とお話された萬さん。
シャンソンって、一曲がひとつのお芝居なんですね…。
「ジャック・ブレルは、今日もパリに生きて、歌っている」という音楽作品がありますが(OGも結構出演されていますね)、
あれを観た時に、私は初めて「シャンソンってお芝居なんだ…」と気づき、それ以来、シャンソンはどんなに巧い人が歌っても、芝居としては割と「ふうん」になりがちな分野だったのですが。
萬さんの、柔らかで深みのある、まろやかな声。
…男役の歌、として聴くとちょっと弱いのかもしれませんが…
「貴婦人」の語りかけは、まるで朗読劇のようで、
瀟洒だったはずの邸を、遠い瞳で見凝める、姿勢のよい老婦人が浮かぶ。
壁に掛かっていた絵も、アンティークの家具も、もう私のものではないの?なぜ?
それは皆、わたくしがいただいたものなのに……!
喪った過去、幻の舞踏会。さんざめき、揺れ動く、美しいひとびと。
そんな幻に生きることさえ、もう明日からは出来ないのか、と…。
そして、「ジプシーの恋唄」。
「貴婦人」よりは、少し男役っぽい響きの声で。
ドラマティックに語り、歌い、踊る。
「ジタン・デ・ジタン」とはまた全然違うジプシーの姿を、バウの空間に描き出す…。
そして、次は一樹千尋さん。
曲は二曲ともロンドン・ミュージカル、っていうか、「レ・ミゼラブル」から二曲。
ジャベールの「星よ」とバルジャンの「彼を帰して」。
ロンドン・ミュージカルの傑作中の傑作から、それぞれ主役と準主役が歌う「一番有名な」を争う二曲をまとめて歌うなんて…若い子たちのエンカレッジ・コンサートだって、こんな荒技使った子いませんよ?一樹さん。
…と思いながら、プログラムを閉じて聴き入りました。
「星よ」は、正直ちょっと拍子抜け。
いや、あの、いくらベテラン専科の歌声でも、この歌はハイバリトンの美声歌手が朗々と歌うのには、どうしたって敵わないんですよ…。
一樹さんなら、いっそのこと「自殺」を歌ってほしかったです(^ ^)。
そして、次の「Bring Him Home」。
「星よ」は、一曲丸々発声練習だったのね、と深く納得させられました……(涙)。
まず驚いたのが、「Bring Him Home」の原詞の和訳を、伴奏に合わせて朗読してくださったこと。
ほぼワンコーラス丸々語ってくださったんじゃないかな。
確かにこの歌、わりと前奏が長いので(場面転換を兼ねているから)、コンサートで歌うと間が持たなくなりがちなんですけど(苦笑)、ま、そんなことは編曲でどうにでもなるわけで。
実際のところ。
この曲の東宝詞はイマイチというか、あまりにも原詞の意味が深すぎて表現しきれていない部分が多いので、和訳をそのまま語ってしまう、っていうのはひとつの表現としてありだったな、と感心しました。
バルジャンが、愛する娘の恋人を「まるで息子のようだ」と慈しみ、彼の無事と幸せを神に祈る、この美しい作品の中でももっとも美しい場面の、彼の心を。
哀しいほど真っ直ぐに、語る。
ただ透明に美しいのではない。
コゼットという娘に捧げる愛情の純粋さにおいて、こいつには負けない、という気持が、微かな濁りとして彼の中にも、ある。
それでも。
その濁りさえ、祈りという光に昇華させるだけの気持を篭めて、
ひそやかに身のうちの神に語りかけ、
天の神へ届くように、と、作曲者が祈りを篭めた上昇音階を、テノールのハイトーンを、やわらかく歌いあげる。
…英語で(←ここポイント)。
レミゼマニアの猫は、久しぶりのこの曲で泣きました…。
というわけで。
あらためて落ちた「オジサマ」は、一樹さんです♪
一幕のトリは、矢代鴻さん。
またがらっと雰囲気が変わって、ジャズを二曲。
カッコイイ人だよなー、この方は。
聞き惚れるのは当たり前なのですが。最近、それ以上に見惚れてしまって困ってます。
「マジシャンの憂鬱」の新聞記者も格好良すぎ!
ジャズのリズム。
自由自在。
じゆう、じざい。
ジャズ、っていうのは、こういうモノよ、
ありのままで、自由なものなのよ、と、
全身で教えてくれる舞台姿。
私はあと、何回この人の歌を聴けるのでしょうか…。
(月組公演であと10回くらいですかね/汗)。
トークもさらりと軽やかに。
「賞味期限ギリギリ」まで」なんぞと、怖いことも仰いましたが。
そんなことは、今は忘れて。
自由自在に、音の世界に遊ぶ。
ありがちな決まり文句ではなくて。
本当にそういう人が、ここにいる、と、
ここで、こんなにも、宝塚を愛している。
宝塚を愛し、
宝塚に誇りを持って、
今日までを過ごしてきた人たちの。
皓く輝く、歌の翼に乗って、
どこまで行こう?
どこまで行ける?
でも今は、
…Intermission……。(←もしもし?)
.
専科エンカレッジ・スペシャル【2】
2007年9月19日 宝塚全体・OG コメント (4)【1】を書いてから、一週間後に【2】を書く。
…週刊連載ですか、そうですか…。
というわけで。
「専科エンカレッジ・スペシャル」のおもいで、です。
幕開きのアナウンスは立ともみさんでした。
…っていうか、全編これ立さんのサヨナラショー?って感じの公演だったんですけどね(泣)。
最初の曲は「ラ・ノスタルジー」。
黒燕尾のオジサマ方が、渋く美しく踊りながらメドレーで歌い継ぐ。
立→萬あきら→一樹千尋→磯野千尋→箙かおる、
で、間奏を挟んで、
矢代鴻→京三紗→全員…って感じだったのかな?確か、香盤順に並んで順番に歌っていたと思います。
月組大劇場ではちょこっとしか歌われない萬さんが、ここぞとばかり美声を聴かせてくださってちょっと嬉しかった♪
「ラ・ノスタルジー」。
本公演は観たことないんですが、この曲は結構いろんなところで歌われますよね。
私の一番印象に残っているのは月組の「エンカレッジコンサート」。色っぽくていい歌なんですけど、さすがに下級生が歌うのは難しいよなー、と思ったことを覚えています。
お姉さま方が歌うこの歌は、また全然違う魅力に満ちていました。
…美しいなあ、皆……(感)。
勢揃いして名前を名乗って、さて本番。
ここで、「隣の大劇場ではTCAスペシャルを上演中なのにもかかわらず、バウホールへようこそ。こちらが本当のスペシャルですっ♪」って挨拶をしたのは、さて誰だったかな…(汗)。客席も爆笑でしたが。
最初は箙さんで、「カタリ・カタリ」。
この曲、割と最近ショーで使われましたよね?ものすごく好きな曲なのに思い出せない……情景はうっすら浮かぶのになぁ…(T T)、、、と思いながら聞き惚れていたのですが。…もしかして、リカさんのサヨナラ公演「薔薇の封印」のフィナーレですか…?
…と思ったのですが。違いましたね(汗)、「シニョール・ドン・ファン」のフィナーレですね。(コメントありがとうございました!)
前回の専科エンカレで、まず最初に落ちたのが箙さん。
いやー、相変わらず素晴らしい声ですね♪♪
立さんとか汝鳥さんは、各組公演でも結構歌ってくださるのですが、箙さんって滅多に歌わないんですよね。「リボンの騎士」を観にいく暇は残念ながら無かった(というか、時間はあってもチケットが無かった)ので、なんだかすっごく久しぶりの“箙さんの歌声”でした。
続けて、箙さんでもう一曲。「ニューヨーク・ニューヨーク」
…すみません。私にとってはこの曲=樹里ちゃん、なので…。
あの、パワフルで高音が伸びきった声に慣れているため、箙さんの渋い渋い、いぶし銀の「ニューヨーーーーーーーク♪」は……、とってもステキだったんですけど、なんだかとっても不思議な感じでした…(ごめんなさい)
そして、2番目にいきなり「最終兵器投入」な感じで登場する立さん。
スパニッシュなリズムが響いて、盛り上がったところでライトが点いて、
一曲目は「フラメンコ・ロック」。
立さんにしては珍しく、少し強めに張った声で、それこそ樹里ちゃんを彷彿とさせる響きでしたが。巻き舌の入れ方とか、語尾の抜きようがさすがベテラン、って感じで、ノリノリで、すごかった〜〜!!
スパニッシュをこの上もなくスパニッシュらしく歌う。
それが出来る人って、少ないですよね。
ある程度の年輪が必要な音楽ですから、宝塚だと結構難しい、んでしょうね…。
次の曲は、但馬久美さんが最後に歌われたという「マイ・ラスト・ダンス」。
「ダンスシューズを履いたその日から、踊ることだけだった(←ちょっと違うかも)」で始まるこの曲。サビの「なにもいらない」で既に私はボロ泣きでした…(涙)。
…今思い出しても泣ける。
立さんの過ごしてきた、数十年の重み。
私なんかにとっての立さんは、ひたすらに優しいパパで、素晴らしい声の歌手、だったのですけれども。
立さんご自身にとっての自分は、あくまでも一人のダンサーであり続けたんですね……。
…立さんの歌う、「Mr.Bojangles」を、一度聴いてみたかったなぁ、と、泣きながら、聴きながら、思っていました。
“Please, please, Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, dance..." そう呼びかけたいのは、私です…。
次は、京さんで、中村中(あたる)さんのアルバムから2曲。
…中村中さん。私は昨年、初めてこのお名前を見た時、「山本山みたいですね」と放言して会社の先輩に大変に怒られたのですが(滝汗)、CDを聴かせていただいて大変感動し、強く記憶に留まるアーティストの一人です。
しかし。
京さんの声は、びょうびょうと洞を通り抜ける風の声のような、心の空洞が鳴っているような、ものすごく不可思議な響きのある声で。中村さん自身が歌うのとはまた違う、引き込まれる魅力がありました。
彼女(彼?)のバックボーンについて訥々と語る京さんの真摯な語り口といい、どこかふわふわとした現実離れした表情といい、何か別の世界に連れていかれたような気がする一時でした。
立さんが、普通に「宝塚」という世界のど真ん中で、「退団者の一閃」を放ったのだとしたら。
京さんは、最初から「宝塚」という枠に囚われたことのない、無垢な光に包まれているような感じ
…とでも言えばいいのでしょうか。
そして、次の磯野さんがまた、コッテコテの宝塚、これぞザ・男役!で(^ ^)。
構成・演出の岡田さんが、そこまで考えてこの順番を決められたのかはわかりませんが、なんかジェットコースターにでも乗っているように、終始心が揺すぶられっぱなしの時間でした…。
ホントに。
…で。
まだ一幕も終わらないけど(涙)、
とりあえず、また来週お会いしましょう…(←おい)
.
…週刊連載ですか、そうですか…。
というわけで。
「専科エンカレッジ・スペシャル」のおもいで、です。
幕開きのアナウンスは立ともみさんでした。
…っていうか、全編これ立さんのサヨナラショー?って感じの公演だったんですけどね(泣)。
最初の曲は「ラ・ノスタルジー」。
黒燕尾のオジサマ方が、渋く美しく踊りながらメドレーで歌い継ぐ。
立→萬あきら→一樹千尋→磯野千尋→箙かおる、
で、間奏を挟んで、
矢代鴻→京三紗→全員…って感じだったのかな?確か、香盤順に並んで順番に歌っていたと思います。
月組大劇場ではちょこっとしか歌われない萬さんが、ここぞとばかり美声を聴かせてくださってちょっと嬉しかった♪
「ラ・ノスタルジー」。
本公演は観たことないんですが、この曲は結構いろんなところで歌われますよね。
私の一番印象に残っているのは月組の「エンカレッジコンサート」。色っぽくていい歌なんですけど、さすがに下級生が歌うのは難しいよなー、と思ったことを覚えています。
お姉さま方が歌うこの歌は、また全然違う魅力に満ちていました。
…美しいなあ、皆……(感)。
勢揃いして名前を名乗って、さて本番。
ここで、「隣の大劇場ではTCAスペシャルを上演中なのにもかかわらず、バウホールへようこそ。こちらが本当のスペシャルですっ♪」って挨拶をしたのは、さて誰だったかな…(汗)。客席も爆笑でしたが。
最初は箙さんで、「カタリ・カタリ」。
この曲、割と最近ショーで使われましたよね?ものすごく好きな曲なのに思い出せない……情景はうっすら浮かぶのになぁ…(T T)、、、と思いながら聞き惚れていたのですが。…もしかして、リカさんのサヨナラ公演「薔薇の封印」のフィナーレですか…?
…と思ったのですが。違いましたね(汗)、「シニョール・ドン・ファン」のフィナーレですね。(コメントありがとうございました!)
前回の専科エンカレで、まず最初に落ちたのが箙さん。
いやー、相変わらず素晴らしい声ですね♪♪
立さんとか汝鳥さんは、各組公演でも結構歌ってくださるのですが、箙さんって滅多に歌わないんですよね。「リボンの騎士」を観にいく暇は残念ながら無かった(というか、時間はあってもチケットが無かった)ので、なんだかすっごく久しぶりの“箙さんの歌声”でした。
続けて、箙さんでもう一曲。「ニューヨーク・ニューヨーク」
…すみません。私にとってはこの曲=樹里ちゃん、なので…。
あの、パワフルで高音が伸びきった声に慣れているため、箙さんの渋い渋い、いぶし銀の「ニューヨーーーーーーーク♪」は……、とってもステキだったんですけど、なんだかとっても不思議な感じでした…(ごめんなさい)
そして、2番目にいきなり「最終兵器投入」な感じで登場する立さん。
スパニッシュなリズムが響いて、盛り上がったところでライトが点いて、
一曲目は「フラメンコ・ロック」。
立さんにしては珍しく、少し強めに張った声で、それこそ樹里ちゃんを彷彿とさせる響きでしたが。巻き舌の入れ方とか、語尾の抜きようがさすがベテラン、って感じで、ノリノリで、すごかった〜〜!!
スパニッシュをこの上もなくスパニッシュらしく歌う。
それが出来る人って、少ないですよね。
ある程度の年輪が必要な音楽ですから、宝塚だと結構難しい、んでしょうね…。
次の曲は、但馬久美さんが最後に歌われたという「マイ・ラスト・ダンス」。
「ダンスシューズを履いたその日から、踊ることだけだった(←ちょっと違うかも)」で始まるこの曲。サビの「なにもいらない」で既に私はボロ泣きでした…(涙)。
…今思い出しても泣ける。
立さんの過ごしてきた、数十年の重み。
私なんかにとっての立さんは、ひたすらに優しいパパで、素晴らしい声の歌手、だったのですけれども。
立さんご自身にとっての自分は、あくまでも一人のダンサーであり続けたんですね……。
…立さんの歌う、「Mr.Bojangles」を、一度聴いてみたかったなぁ、と、泣きながら、聴きながら、思っていました。
“Please, please, Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, Mr. Bojangles, dance..." そう呼びかけたいのは、私です…。
次は、京さんで、中村中(あたる)さんのアルバムから2曲。
…中村中さん。私は昨年、初めてこのお名前を見た時、「山本山みたいですね」と放言して会社の先輩に大変に怒られたのですが(滝汗)、CDを聴かせていただいて大変感動し、強く記憶に留まるアーティストの一人です。
しかし。
京さんの声は、びょうびょうと洞を通り抜ける風の声のような、心の空洞が鳴っているような、ものすごく不可思議な響きのある声で。中村さん自身が歌うのとはまた違う、引き込まれる魅力がありました。
彼女(彼?)のバックボーンについて訥々と語る京さんの真摯な語り口といい、どこかふわふわとした現実離れした表情といい、何か別の世界に連れていかれたような気がする一時でした。
立さんが、普通に「宝塚」という世界のど真ん中で、「退団者の一閃」を放ったのだとしたら。
京さんは、最初から「宝塚」という枠に囚われたことのない、無垢な光に包まれているような感じ
…とでも言えばいいのでしょうか。
そして、次の磯野さんがまた、コッテコテの宝塚、これぞザ・男役!で(^ ^)。
構成・演出の岡田さんが、そこまで考えてこの順番を決められたのかはわかりませんが、なんかジェットコースターにでも乗っているように、終始心が揺すぶられっぱなしの時間でした…。
ホントに。
…で。
まだ一幕も終わらないけど(涙)、
とりあえず、また来週お会いしましょう…(←おい)
.
専科エンカレッジ・スペシャル【1】
2007年9月12日 宝塚全体・OG コメント (2)絶対長くなる、と解っている文章を書く時間は、当分作れない。
でも、鉄は熱いうちに!
舞台の感想は忘れないうちに!、、書いておきたい、
…だから。
回数をかけて、ちびちび書いていきたいと思います。
というわけで、「第二回 専科エンカレッジ・スペシャル」。
私は、5年前の専科エンカレも勿論!観ました。
ちょうど月組が「長い春の果てに/With a Song in my Heart」を上演していた時で。当たり前のようにチケットを探したんですよね♪
いそいそと、
ものすごーーーーくわくわくしながら。
今回も、大事なチケットを握りしめて座席に座り、
2階のてっぺんで観た“TCAスペシャル”の様子を思い出しながら開幕を待っていました。
そしたら。
幕開き早々のMCだったかな?どこかで言われていたとおり、
「お隣で上演中のより、ずーっと“スペシャル”」な2時間でした♪るん♪(爆)。
今回の出演者は、立ともみ・矢代鴻・萬あきら・京三紗・一樹千尋・磯野千尋・箙かおるの7名。
5年前は磯野さんがいらっしゃらなくて、その替わりに汝鳥さんと邦さんが入ってらしたんですよね。…懐かしい……。
しかし。観劇しながらシミジミ考えてしまったのは。
“また5年後に「第三回」があったとして”
“誰が出てくれるんだろう…?”
立さんは、次の花組公演を最後にご卒業(涙)。
矢代さんは立さんと同期。萬さんは2年下、京さん汝鳥さんが3年下。
ずーっと降りてって、最下の箙さんでさえ、立さんたちと7年しか違わない。
…5年後、今の専科は何人になっているのでしょうね。
現在は各組で組長をしておられる方々の中から専科に戻られる方は、梨花さん以外にもいらっしゃるでしょうけれども。
月組だけかもしれませんが、実力も実績も人望もある上級生が次々と退団している今日この頃。専科のおじさま・おばさまが居なくなったら、ショーはともかく芝居は本当に薄っぺらくて詰まらないものしかやれなくなってしまいそうで。5年後の宝塚はどうなってしまうのかなあ、と危機感を覚えつつ…
まぁでも、専科エンカレをやっている限り、宝塚は大丈夫かもな、と、ちょい前向きになってみる(笑)。
歌は人生。
歌は芝居。
専科の皆さまの歌は、一曲一曲がそのまんま一本の芝居として上演できそうなほど、ドラマに溢れていました。
巧いか下手か、でいえば全員巧いけど、その中でも「特別巧い人」と「普通の人」がいるのは事実ですけれども、
歌手として歌うのではなく、一人の役者として何かを表現するために数分の時間を与えられた、一つのパフォーマンスとしての、歌。
歌をただ“歌”として歌うならば、もっと巧い人は下級生にも何人かいるかもしれません。
でも。
あれだけの重みを持って表現することができるのは、やはり専科という立場で活躍されている方々ならでは、なんだろうなあ、と。
積み重ねてきた時間、
捧げてきた犠牲、
それらのすべてが、バウホールという、小さいけれども奥深い空間を埋め尽くして、
そして、音楽がはじまる。
これが音楽だというのなら、わたしがいつも聴いているものは何だったのだろう。
これが芝居だというのなら、わたしがいつも観ているものは何だったのだろう。
これが人生だ、と?
数分の中に凝縮された、「人生」というもの。
若いジェンヌには決して表現できそうもない、痛くて苦しい、切ない想い。
そして、そんな“想い”に振り回される、しあわせなしあわせな、宝物のような2時間。
うちのDVDはここのところずーーーっと調子が悪くて、9月の頭にCSで流れた「専科エンカレッジ・スペシャル」も録画しそこねてしまい、猫はものすごーーーーく落ち込んでいたのですが(T T)。
…5年前に聴いて、衝撃のあまりしばらく呆然としていた「想い出のサントロペ」。
もう一度生で聴くことが出来て、幸せでした。
録画できなかったショックもちょっと飛びました(笑)。
そして、立さんの「見果てぬ夢」。
滂沱の涙は、止まりませんでした…。
で。
5年前、
立さんとチャルさんに落ちた私。
今回は、このお二人が居るから他に落ちる暇はないだろう、と思っていたのですが。
…また新たな人に落ちてしまった………(←何人目だよ)
[続く].
でも、鉄は熱いうちに!
舞台の感想は忘れないうちに!、、書いておきたい、
…だから。
回数をかけて、ちびちび書いていきたいと思います。
というわけで、「第二回 専科エンカレッジ・スペシャル」。
私は、5年前の専科エンカレも勿論!観ました。
ちょうど月組が「長い春の果てに/With a Song in my Heart」を上演していた時で。当たり前のようにチケットを探したんですよね♪
いそいそと、
ものすごーーーーくわくわくしながら。
今回も、大事なチケットを握りしめて座席に座り、
2階のてっぺんで観た“TCAスペシャル”の様子を思い出しながら開幕を待っていました。
そしたら。
幕開き早々のMCだったかな?どこかで言われていたとおり、
「お隣で上演中のより、ずーっと“スペシャル”」な2時間でした♪るん♪(爆)。
今回の出演者は、立ともみ・矢代鴻・萬あきら・京三紗・一樹千尋・磯野千尋・箙かおるの7名。
5年前は磯野さんがいらっしゃらなくて、その替わりに汝鳥さんと邦さんが入ってらしたんですよね。…懐かしい……。
しかし。観劇しながらシミジミ考えてしまったのは。
“また5年後に「第三回」があったとして”
“誰が出てくれるんだろう…?”
立さんは、次の花組公演を最後にご卒業(涙)。
矢代さんは立さんと同期。萬さんは2年下、京さん汝鳥さんが3年下。
ずーっと降りてって、最下の箙さんでさえ、立さんたちと7年しか違わない。
…5年後、今の専科は何人になっているのでしょうね。
現在は各組で組長をしておられる方々の中から専科に戻られる方は、梨花さん以外にもいらっしゃるでしょうけれども。
月組だけかもしれませんが、実力も実績も人望もある上級生が次々と退団している今日この頃。専科のおじさま・おばさまが居なくなったら、ショーはともかく芝居は本当に薄っぺらくて詰まらないものしかやれなくなってしまいそうで。5年後の宝塚はどうなってしまうのかなあ、と危機感を覚えつつ…
まぁでも、専科エンカレをやっている限り、宝塚は大丈夫かもな、と、ちょい前向きになってみる(笑)。
歌は人生。
歌は芝居。
専科の皆さまの歌は、一曲一曲がそのまんま一本の芝居として上演できそうなほど、ドラマに溢れていました。
巧いか下手か、でいえば全員巧いけど、その中でも「特別巧い人」と「普通の人」がいるのは事実ですけれども、
歌手として歌うのではなく、一人の役者として何かを表現するために数分の時間を与えられた、一つのパフォーマンスとしての、歌。
歌をただ“歌”として歌うならば、もっと巧い人は下級生にも何人かいるかもしれません。
でも。
あれだけの重みを持って表現することができるのは、やはり専科という立場で活躍されている方々ならでは、なんだろうなあ、と。
積み重ねてきた時間、
捧げてきた犠牲、
それらのすべてが、バウホールという、小さいけれども奥深い空間を埋め尽くして、
そして、音楽がはじまる。
これが音楽だというのなら、わたしがいつも聴いているものは何だったのだろう。
これが芝居だというのなら、わたしがいつも観ているものは何だったのだろう。
これが人生だ、と?
数分の中に凝縮された、「人生」というもの。
若いジェンヌには決して表現できそうもない、痛くて苦しい、切ない想い。
そして、そんな“想い”に振り回される、しあわせなしあわせな、宝物のような2時間。
うちのDVDはここのところずーーーっと調子が悪くて、9月の頭にCSで流れた「専科エンカレッジ・スペシャル」も録画しそこねてしまい、猫はものすごーーーーく落ち込んでいたのですが(T T)。
…5年前に聴いて、衝撃のあまりしばらく呆然としていた「想い出のサントロペ」。
もう一度生で聴くことが出来て、幸せでした。
録画できなかったショックもちょっと飛びました(笑)。
そして、立さんの「見果てぬ夢」。
滂沱の涙は、止まりませんでした…。
で。
5年前、
立さんとチャルさんに落ちた私。
今回は、このお二人が居るから他に落ちる暇はないだろう、と思っていたのですが。
…また新たな人に落ちてしまった………(←何人目だよ)
[続く].
ニュースは続くよどこまでも。
2007年8月23日 宝塚全体・OGまだニュースがあったのか…と思った木曜日。
知らないうちに、2008年のカレンダー掲載メンバーが発表されていました。
娘役は例年通り、5組の娘役トップ5人が、それぞれスターカレンダーとステージカレンダーに入っているだけ。
…以前あったような娘役カレンダーって、もう作らないんでしょうか。可愛かったなあ、みんな(T T)。卓上サイズでもいいから、検討していただけないでしょうかねぇ>歌劇団どの。
少なくとも私は買いますわ♪(売り上げ2コ確定!)。
2008年は、遠野あすか&陽月華のお2人が、トップ娘役就任に伴いスターカレンダーに初登場!ですね。
去年の今頃、スターカレンダーには大空さんが入るのか、それともあすかちゃんが…などと、ドキドキしていたのを思い出しちゃいました(苦笑)。あすかちゃん本当におめでとう♪♪
そういえば、大空さんが9月に掲載、ってのを見て、こりゃもしかして…(T T)、と思ったりしたこともあったっけなぁ…なんだかとっても懐かしいオモイデです。
何事もなく9月を迎えることができそうで(←ドキドキ)、本当に良かったよ…。(←正直すぎ)
男役はイロイロなので、一覧にしてみました(←なんのために)
(★が新登場)
−−−−(専)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
轟悠 卓上 ステージ パーソナル スター
−−−−(花)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
真飛聖 卓上 ステージ パーソナル スター
壮一帆 卓上 ステージ
愛音羽麗 卓上 ステージ
未涼亜希 卓上
華形ひかる 卓上
真野すがた 卓上
−−−−(月)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
瀬奈じゅん 卓上 ステージ パーソナル スター
霧矢大夢 卓上 ステージ パーソナル スター
大空祐飛 卓上 ステージ パーソナル スター
遼河はるひ 卓上 ステージ
桐生園加 卓上
青樹泉 卓上
−−−−(雪)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
水夏希 卓上 ステージ パーソナル スター
彩吹真央 卓上 ステージ パーソナル スター
音月桂 卓上 ステージ
凰稀かなめ 卓上 ステージ★
−−−−(星)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
安蘭けい 卓上 ステージ パーソナル スター
柚希礼音 卓上 ステージ パーソナル★ スター★
立樹遥 卓上 ステージ
涼紫央 卓上 ステージ
−−−−(宙)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大和悠河 卓上 ステージ パーソナル スター
蘭寿とむ 卓上 ステージ パーソナル スター★
北翔海莉 卓上 ステージ
悠未ひろ 卓上 ステージ★
七帆ひかる 卓上
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
礼音くんとかトムくんとかは、何故去年出なかったのか不思議なくらいだったし、普通に「おめでとう!」ってことで良いとして。
ともちん、かなめちゃん、ステージカレンダー掲載おめでとうございます!!
ちょっと残念だったのは、卓上に追加がなかったこと。(かなめちゃんは出戻りなので、追加ではないらしい)
特に、85期〜86期のひろみ(彩那音)ちゃんと和(涼華)くんは今回で掲載されると思ってたのになー。来年まで持ち越しかー。
美人なお二人なので、楽しみにしていたのにぃ。うーん、残念だー。
そして、まっつのステージカレンダー(当然、相沢ね)もすこーし期待しちゃっていたらしく。ショボン(涙)となってる自分にちょっと驚いてマス。
エリコ(七帆ひかる)ちゃんの眼鏡ッ子マイルズくん(是非シャワー後の場面で!!)も掲載してほしかったなー。とっても残念です。
…って、1年が何ヶ月あると思ってるんでしょうかこの猫は…。
表紙に4人詰め込む気ですか?(^ ^;
来年まで見送り、といえば、壮ちゃんのパーソナルカレンダーもそうなんですね。映像向きの美人さんだし、“すごいファンって訳じゃないけど、パーソナルカレンダーくらいなら買っちゃうわ”、って人も多そうなんですけどね…(私含め)。今年出しちゃってもいいと思うんだけど。そんなにお財布薄いのかしら歌劇団。
祐飛さんの今年のステージは、ジョルジュとペペルとサダルとジグモンド。
ステファーノが間に合わないのが残念ですが、なかなかバラエティのある画面になりそうで、来年のパーソナルカレンダーも楽しみ♪です♪♪
掲載されるメンバー全員が、どれも素敵でファンにとって嬉しいカレンダーになりますように、と祈りつつ………。
.
知らないうちに、2008年のカレンダー掲載メンバーが発表されていました。
娘役は例年通り、5組の娘役トップ5人が、それぞれスターカレンダーとステージカレンダーに入っているだけ。
…以前あったような娘役カレンダーって、もう作らないんでしょうか。可愛かったなあ、みんな(T T)。卓上サイズでもいいから、検討していただけないでしょうかねぇ>歌劇団どの。
少なくとも私は買いますわ♪(売り上げ2コ確定!)。
2008年は、遠野あすか&陽月華のお2人が、トップ娘役就任に伴いスターカレンダーに初登場!ですね。
去年の今頃、スターカレンダーには大空さんが入るのか、それともあすかちゃんが…などと、ドキドキしていたのを思い出しちゃいました(苦笑)。あすかちゃん本当におめでとう♪♪
そういえば、大空さんが9月に掲載、ってのを見て、こりゃもしかして…(T T)、と思ったりしたこともあったっけなぁ…なんだかとっても懐かしいオモイデです。
何事もなく9月を迎えることができそうで(←ドキドキ)、本当に良かったよ…。(←正直すぎ)
男役はイロイロなので、一覧にしてみました(←なんのために)
(★が新登場)
−−−−(専)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
轟悠 卓上 ステージ パーソナル スター
−−−−(花)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
真飛聖 卓上 ステージ パーソナル スター
壮一帆 卓上 ステージ
愛音羽麗 卓上 ステージ
未涼亜希 卓上
華形ひかる 卓上
真野すがた 卓上
−−−−(月)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
瀬奈じゅん 卓上 ステージ パーソナル スター
霧矢大夢 卓上 ステージ パーソナル スター
大空祐飛 卓上 ステージ パーソナル スター
遼河はるひ 卓上 ステージ
桐生園加 卓上
青樹泉 卓上
−−−−(雪)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
水夏希 卓上 ステージ パーソナル スター
彩吹真央 卓上 ステージ パーソナル スター
音月桂 卓上 ステージ
凰稀かなめ 卓上 ステージ★
−−−−(星)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
安蘭けい 卓上 ステージ パーソナル スター
柚希礼音 卓上 ステージ パーソナル★ スター★
立樹遥 卓上 ステージ
涼紫央 卓上 ステージ
−−−−(宙)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大和悠河 卓上 ステージ パーソナル スター
蘭寿とむ 卓上 ステージ パーソナル スター★
北翔海莉 卓上 ステージ
悠未ひろ 卓上 ステージ★
七帆ひかる 卓上
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礼音くんとかトムくんとかは、何故去年出なかったのか不思議なくらいだったし、普通に「おめでとう!」ってことで良いとして。
ともちん、かなめちゃん、ステージカレンダー掲載おめでとうございます!!
ちょっと残念だったのは、卓上に追加がなかったこと。(かなめちゃんは出戻りなので、追加ではないらしい)
特に、85期〜86期のひろみ(彩那音)ちゃんと和(涼華)くんは今回で掲載されると思ってたのになー。来年まで持ち越しかー。
美人なお二人なので、楽しみにしていたのにぃ。うーん、残念だー。
そして、まっつのステージカレンダー(当然、相沢ね)もすこーし期待しちゃっていたらしく。ショボン(涙)となってる自分にちょっと驚いてマス。
エリコ(七帆ひかる)ちゃんの眼鏡ッ子マイルズくん(是非シャワー後の場面で!!)も掲載してほしかったなー。とっても残念です。
…って、1年が何ヶ月あると思ってるんでしょうかこの猫は…。
表紙に4人詰め込む気ですか?(^ ^;
来年まで見送り、といえば、壮ちゃんのパーソナルカレンダーもそうなんですね。映像向きの美人さんだし、“すごいファンって訳じゃないけど、パーソナルカレンダーくらいなら買っちゃうわ”、って人も多そうなんですけどね…(私含め)。今年出しちゃってもいいと思うんだけど。そんなにお財布薄いのかしら歌劇団。
祐飛さんの今年のステージは、ジョルジュとペペルとサダルとジグモンド。
ステファーノが間に合わないのが残念ですが、なかなかバラエティのある画面になりそうで、来年のパーソナルカレンダーも楽しみ♪です♪♪
掲載されるメンバー全員が、どれも素敵でファンにとって嬉しいカレンダーになりますように、と祈りつつ………。
.
2008年のタカラヅカ
2007年8月21日 宝塚全体・OGえーっと。
何から書けばいいんだ?
まずは。
「舞姫」再演おめでとうございます〜〜〜!!!
いやぁ、心の中にはしっかり確信が(何故か!)あったのですが。
案の定、「The Last Party」月組版の枠で実現しましたねっ♪♪
本当に観たかったので、マジ嬉しいです。絶対通います。
っつーか、チケット取れますように……。
というわけで。
いっぺんに何もかも発表されてしまって、何からコメントすればいいのやら、という感じなのですが。
なにはともあれ。
まとぶん(真飛聖)、花組トップ本当におめでとうございます
m(_ _)m。
花組に異動したのがマラケシュの後だから…3作?パレルモ、ファントム、黒蜥蜴、そしてマルセイユで4作ですね。
私は、実は星時代からまとぶんってカナリ好き!な人だったので(だってぶんちゃん好きだったしー♪)、
花に来てから、ちょっと居方に迷いが見えて微妙に心配したりもしていたのですが。
…「あさきゆめみし」も良かったみたいですし、次の「マルセイユ」でしっかりオサさんを支えて、がんばっていただきたいなー、と、
心から思っています☆
お披露目となる中日劇場公演は、正塚コメディの名作の呼び声も高い「メランコリック・ジゴロ」。
マミ(真琴つばさ)さんのビデオシアター映像くらいしか観たことはありませんが、短い映像でもすっごく面白そうだと思いましたし、まとぶんのコメディセンスはなかなか買えると(勝手に)思っているので、再演がとても楽しみです。(←行く気満々かよっ!)
ご活躍をお祈りしています♪
えーっと、えーっと、それから、
もりえ(青樹泉)ちゃん、みりお(明日海りお)くん、めお(真野すがた)ちゃん、まぁ(朝夏まなと)くん、
バウ主演おめでとうございますっっっっ!!
おお〜。
去年のワークショップはお芝居とショーの二本立て、
今年は主演無しのダンスコンサート、ときて
来年はどうするのかなーと思っていたのですが。
…一昨年と似たような形式になるのかな?新作でないというだけで。
主演が二人。役替わりで過去の名作バウ作品を再演、って感じになりそうですね。「ホフマン物語」も「蒼いくちづけ」も観たことがないのでどんな作品かわかりませんが、どっちかにだけしか出ないのではなく、主演と2番手役の役替わりにしてくれたら嬉しいなあ〜〜〜!
しかし。
ってことは、もりえとみりおは祐飛バウにもドラマシティにも出ないってことなのね?(泣)
そんなああああ。楽しみにしてたのにーーー(T T)。
そして。
それ以上に。
…私、この日程でどうやって観るつもりなんだ………?
みりおなんて、祐飛さんの青年館真っ最中だぞオイっ!?
あれ?「舞姫」は大丈夫なのかしら…?
あ、めおちゃんもまぁくんも元々出てないからあまり関係ない、のか。
まぁ、下級生はバウと掛け持ちしても、前半の方にしか出演しなければ可能ですね。月組も、2月にバウ主演したみっちゃん(北翔海莉)が、3月後半の「The Last Party」にヘミングウェイ役で出てくれたんだし。
そもそも、みわっち(愛音羽麗)とまっつ(未涼亜希)が二人してまとぶんの中日に出ないっていうのも考えにくいですもんね。
中日が終わってからお稽古が始まる、と思えば、前半日程だけなら余裕だな。
お稽古期間実質2週間、か。「The Last Party」同様、役替わり無しの再演なら、なんとかなる。うん!きっと大丈夫よねっ!!
…とにかく。
花組さんもこれからしばらく大変そうですが、がんばってくださいませ…。
えーっとえーっと、それから。
雪組大劇場公演は、木村さんの新作お芝居+中村Sさんのショー。
あらまあ(ノーコメント)
…らぎ、ひろみちゃん、皆がんばってね…
宙組さんは、石田さんの新作に酒井さんのレビュー。
予定どおり轟さんご出演。
そこまではいいけど、白州次郎ですか…。
「暁のローマ」でカエサルだった轟さん。今回も、白州次郎はタニちゃんに任せて、マッカーサーをやってほしいなぁと思ったりするのは私だけでしょうか。だって、絶対かっこいいですよ!!>マッカーサー。
酒井さんは2回連続で轟さん出演レビューですね。「レ・ビジュー・ブリアン」がとっても良かったので、期待しています♪
そして。
…月組大劇場公演は「Me AND My GIRL」!!
えーっと。
麻子さんのビル、かなみちゃんのサリー、タキさんのマリア公爵夫人、までは決定として。
きりやんと祐飛さんで、ジャッキーとジョン卿を役替わり、ってことで信じてていいでしょうか?
いや、ジャッキーきりやんで祐飛さんジョン卿なら本望ですが。っていうか、きりやんのジャッキーは決定でいいの?いいよね?
……駄目ですか?(T T)。
ってゆーか、さ。
(嘉月)絵理さん、なんで辞めちゃうの!?
パーチェスターが貴方を待っているのにーーーーーっ!!
「Me AND My GIRL」は、井上芳雄くんがビルを演じた東宝版(割と最近の)しか観ていないのですが。
なんたって、マリア夫人(涼風真世)さんがすごーくすごーくステキでした♪♪ジョン卿の村井さんもねっ♪
「大人」のお二人がステキじゃないと作品がツマラナくなりそうなので、タキさんとナホちゃん(←いつ決まったんだよオイっっ!)には、精一杯がんばっていただきたいです。
そして、
最後のとどめが。
みと(梨花ますみ)さんの専科異動および絵理さんの退団に伴い、
花組副組長にさお太(高翔みず希)さんが、
月組副組長にナホ(越乃リュウ)ちゃんが、
…就任なさいます…。
祐飛さんの副組長も良いなあ、と、心の奥底で楽しみにしていたのに(←え”?)…
っていうか。
79期からついに副組長がでましたね。
…ハマコが先だとばっかり思ってたから、びっくりだよ…。
「オクラホマ」で管理職を経験したナホちゃん。
思ったより早い就任でしたが、
舞台のイメージよりずーっと可愛い、素顔は乙女なナホちゃん。
大変なお仕事ですが、どうぞ月組の可愛い組子たちをよろしくお願いいたします……m(_ _)m。
久しぶりに盛りだくさんの発表で、ちょっと呆然としています。
でも、とにかく、何はともあれ、
…「舞姫」の東上がなにより嬉しいよ〜〜〜(感涙)
.
何から書けばいいんだ?
まずは。
「舞姫」再演おめでとうございます〜〜〜!!!
いやぁ、心の中にはしっかり確信が(何故か!)あったのですが。
案の定、「The Last Party」月組版の枠で実現しましたねっ♪♪
本当に観たかったので、マジ嬉しいです。絶対通います。
っつーか、チケット取れますように……。
というわけで。
いっぺんに何もかも発表されてしまって、何からコメントすればいいのやら、という感じなのですが。
なにはともあれ。
まとぶん(真飛聖)、花組トップ本当におめでとうございます
m(_ _)m。
花組に異動したのがマラケシュの後だから…3作?パレルモ、ファントム、黒蜥蜴、そしてマルセイユで4作ですね。
私は、実は星時代からまとぶんってカナリ好き!な人だったので(だってぶんちゃん好きだったしー♪)、
花に来てから、ちょっと居方に迷いが見えて微妙に心配したりもしていたのですが。
…「あさきゆめみし」も良かったみたいですし、次の「マルセイユ」でしっかりオサさんを支えて、がんばっていただきたいなー、と、
心から思っています☆
お披露目となる中日劇場公演は、正塚コメディの名作の呼び声も高い「メランコリック・ジゴロ」。
マミ(真琴つばさ)さんのビデオシアター映像くらいしか観たことはありませんが、短い映像でもすっごく面白そうだと思いましたし、まとぶんのコメディセンスはなかなか買えると(勝手に)思っているので、再演がとても楽しみです。(←行く気満々かよっ!)
ご活躍をお祈りしています♪
えーっと、えーっと、それから、
もりえ(青樹泉)ちゃん、みりお(明日海りお)くん、めお(真野すがた)ちゃん、まぁ(朝夏まなと)くん、
バウ主演おめでとうございますっっっっ!!
おお〜。
去年のワークショップはお芝居とショーの二本立て、
今年は主演無しのダンスコンサート、ときて
来年はどうするのかなーと思っていたのですが。
…一昨年と似たような形式になるのかな?新作でないというだけで。
主演が二人。役替わりで過去の名作バウ作品を再演、って感じになりそうですね。「ホフマン物語」も「蒼いくちづけ」も観たことがないのでどんな作品かわかりませんが、どっちかにだけしか出ないのではなく、主演と2番手役の役替わりにしてくれたら嬉しいなあ〜〜〜!
しかし。
ってことは、もりえとみりおは祐飛バウにもドラマシティにも出ないってことなのね?(泣)
そんなああああ。楽しみにしてたのにーーー(T T)。
そして。
それ以上に。
…私、この日程でどうやって観るつもりなんだ………?
みりおなんて、祐飛さんの青年館真っ最中だぞオイっ!?
あれ?「舞姫」は大丈夫なのかしら…?
あ、めおちゃんもまぁくんも元々出てないからあまり関係ない、のか。
まぁ、下級生はバウと掛け持ちしても、前半の方にしか出演しなければ可能ですね。月組も、2月にバウ主演したみっちゃん(北翔海莉)が、3月後半の「The Last Party」にヘミングウェイ役で出てくれたんだし。
そもそも、みわっち(愛音羽麗)とまっつ(未涼亜希)が二人してまとぶんの中日に出ないっていうのも考えにくいですもんね。
中日が終わってからお稽古が始まる、と思えば、前半日程だけなら余裕だな。
お稽古期間実質2週間、か。「The Last Party」同様、役替わり無しの再演なら、なんとかなる。うん!きっと大丈夫よねっ!!
…とにかく。
花組さんもこれからしばらく大変そうですが、がんばってくださいませ…。
えーっとえーっと、それから。
雪組大劇場公演は、木村さんの新作お芝居+中村Sさんのショー。
あらまあ(ノーコメント)
…らぎ、ひろみちゃん、皆がんばってね…
宙組さんは、石田さんの新作に酒井さんのレビュー。
予定どおり轟さんご出演。
そこまではいいけど、白州次郎ですか…。
「暁のローマ」でカエサルだった轟さん。今回も、白州次郎はタニちゃんに任せて、マッカーサーをやってほしいなぁと思ったりするのは私だけでしょうか。だって、絶対かっこいいですよ!!>マッカーサー。
酒井さんは2回連続で轟さん出演レビューですね。「レ・ビジュー・ブリアン」がとっても良かったので、期待しています♪
そして。
…月組大劇場公演は「Me AND My GIRL」!!
えーっと。
麻子さんのビル、かなみちゃんのサリー、タキさんのマリア公爵夫人、までは決定として。
きりやんと祐飛さんで、ジャッキーとジョン卿を役替わり、ってことで信じてていいでしょうか?
いや、ジャッキーきりやんで祐飛さんジョン卿なら本望ですが。っていうか、きりやんのジャッキーは決定でいいの?いいよね?
……駄目ですか?(T T)。
ってゆーか、さ。
(嘉月)絵理さん、なんで辞めちゃうの!?
パーチェスターが貴方を待っているのにーーーーーっ!!
「Me AND My GIRL」は、井上芳雄くんがビルを演じた東宝版(割と最近の)しか観ていないのですが。
なんたって、マリア夫人(涼風真世)さんがすごーくすごーくステキでした♪♪ジョン卿の村井さんもねっ♪
「大人」のお二人がステキじゃないと作品がツマラナくなりそうなので、タキさんとナホちゃん(←いつ決まったんだよオイっっ!)には、精一杯がんばっていただきたいです。
そして、
最後のとどめが。
みと(梨花ますみ)さんの専科異動および絵理さんの退団に伴い、
花組副組長にさお太(高翔みず希)さんが、
月組副組長にナホ(越乃リュウ)ちゃんが、
…就任なさいます…。
祐飛さんの副組長も良いなあ、と、心の奥底で楽しみにしていたのに(←え”?)…
っていうか。
79期からついに副組長がでましたね。
…ハマコが先だとばっかり思ってたから、びっくりだよ…。
「オクラホマ」で管理職を経験したナホちゃん。
思ったより早い就任でしたが、
舞台のイメージよりずーっと可愛い、素顔は乙女なナホちゃん。
大変なお仕事ですが、どうぞ月組の可愛い組子たちをよろしくお願いいたします……m(_ _)m。
久しぶりに盛りだくさんの発表で、ちょっと呆然としています。
でも、とにかく、何はともあれ、
…「舞姫」の東上がなにより嬉しいよ〜〜〜(感涙)
.
贔屓組の公演が終わると、しばらくはドキドキしながらニュースをチェックする日々になります。
今日も細々と、いろんなニュースがでましたが。
私はやっぱり、雪組振り分けが気になっていたので、それについて。
DC主演のユミコ(彩吹真央)ちゃんにかわり、全ツに回るのはキム(音月桂)ちゃん。
中日組からは、他に(凰稀)かなめちゃんをはじめとする数人が抜けて、麻樹ゆめみ、舞咲りん、にわにわ(奏乃はると)、コマ(沙央くらま)、(大湖)せしるさんその他が参加します。
えーっと。
ユミコちゃんのDCは、ますますポーの一族っぽいけど、まぁそれは初日が開くのを楽しみにとっておくことにして。
全国ツアー、演目は「星影の人/Joyfull!2」。
……えーっと。
まさかと思いますけど。
土方さんはハマコ(未来優希)ですよね?
誰かお願い、そうだと言って。
土方=キム、桂=コマとか、そういう冗談は言わないよね、ね?
だってだって、水くんなんですよ?沖田が。
どんなキャスティングで来るんでしょうか。ドキドキ。
そして、もう一つ。
「ビバ・タカラジェンヌ」7月22日に、(宙組)春風弥里さん登場。
…どなたか、私のためにレポートしてくださる優しい方はいらっしゃいませんか…?
花組バウ公演「舞姫」。幕があいて数日、聞こえてくるのは良い評判ばかり。
ああ、行きたいなあ。観たいなあ。聴きたいなあ…
…まっつ〜。
なんでよりによってこの時期にバウのみだなんて(涙)、と、嘆くばかりですが。
ってゆーか、そうこうしているうちにチケットも無くなっちゃったよー(涙。遠征検討していたのにー ←本気ですか)
また話が全然違うのですが。
ふと気が付けば、この日記を書き始めてから、半年がすぎていました。
長いようで短い期間でした。
贔屓組の大劇場の幕が開き、
東宝劇場公演が終了し、
全国ツアーが終わって、
数日後には、次の大劇場公演の集合日。
気が付けばカウンターも22000を超えていました。
いつも読んでくださる皆さま、コメント下さる方々、
本当にありがとうございましたm(_ _)m。
これからも時々遊びに来てくださいね。コメントお待ちしています♪
というわけで、
…はやく月組の本ポスター見たいよ〜〜〜。
今日も細々と、いろんなニュースがでましたが。
私はやっぱり、雪組振り分けが気になっていたので、それについて。
DC主演のユミコ(彩吹真央)ちゃんにかわり、全ツに回るのはキム(音月桂)ちゃん。
中日組からは、他に(凰稀)かなめちゃんをはじめとする数人が抜けて、麻樹ゆめみ、舞咲りん、にわにわ(奏乃はると)、コマ(沙央くらま)、(大湖)せしるさんその他が参加します。
えーっと。
ユミコちゃんのDCは、ますますポーの一族っぽいけど、まぁそれは初日が開くのを楽しみにとっておくことにして。
全国ツアー、演目は「星影の人/Joyfull!2」。
……えーっと。
まさかと思いますけど。
土方さんはハマコ(未来優希)ですよね?
誰かお願い、そうだと言って。
土方=キム、桂=コマとか、そういう冗談は言わないよね、ね?
だってだって、水くんなんですよ?沖田が。
どんなキャスティングで来るんでしょうか。ドキドキ。
そして、もう一つ。
「ビバ・タカラジェンヌ」7月22日に、(宙組)春風弥里さん登場。
…どなたか、私のためにレポートしてくださる優しい方はいらっしゃいませんか…?
花組バウ公演「舞姫」。幕があいて数日、聞こえてくるのは良い評判ばかり。
ああ、行きたいなあ。観たいなあ。聴きたいなあ…
…まっつ〜。
なんでよりによってこの時期にバウのみだなんて(涙)、と、嘆くばかりですが。
ってゆーか、そうこうしているうちにチケットも無くなっちゃったよー(涙。遠征検討していたのにー ←本気ですか)
また話が全然違うのですが。
ふと気が付けば、この日記を書き始めてから、半年がすぎていました。
長いようで短い期間でした。
贔屓組の大劇場の幕が開き、
東宝劇場公演が終了し、
全国ツアーが終わって、
数日後には、次の大劇場公演の集合日。
気が付けばカウンターも22000を超えていました。
いつも読んでくださる皆さま、コメント下さる方々、
本当にありがとうございましたm(_ _)m。
これからも時々遊びに来てくださいね。コメントお待ちしています♪
というわけで、
…はやく月組の本ポスター見たいよ〜〜〜。
いろいろタイトルを考えるのが面倒なので、今後ニュース関係はこのタイトルでいきたいと思います(笑)。
私にとって、本日の最大のニュースは。
専科エンカレッジコンサート開催決定!
…すみません。私にとっては、TCAよりこっちのほーが大きなニュースだったのでした…。
だって。
TCAはどうせやるだろうし、大劇場の日程はあそこしかあいてないから分かり切っていたし、出演メンバー全員の発表はなかったし、どうせ月組公演中だから私は関西にいるだろう(←え?)し、だったら東京で何をやってもあまり関係ないし、関西はあんな人気トップさまが4人も出ちゃうんじゃ、絶対チケットなんて手に入らないんだろうし…
目新しいニュースはなかったんですー。
早く全出演者発表にならないかな。
でも。
専科エンカレは、絶対観たいんだもん!(きっぱり)
前回のも観たんですけど、それはそれは素晴らしかったです♪
都合3回は泣いたな、確か。
汝鳥さんとかが出演なさらないのが、もの凄く残念ではありますが、出演されるお姉さま方、皆さんどんな曲を選ばれるのかしら♪ああ、早く聴きたいです!!
いや、あの。
TCAも楽しみですよ、もちろん。
観られたら幸せだろうなあ〜〜〜。(哀)
………我がご贔屓さんは出てくれるのかしら…(←いくらなんでも弱気すぎ)
.
私にとって、本日の最大のニュースは。
専科エンカレッジコンサート開催決定!
…すみません。私にとっては、TCAよりこっちのほーが大きなニュースだったのでした…。
だって。
TCAはどうせやるだろうし、大劇場の日程はあそこしかあいてないから分かり切っていたし、出演メンバー全員の発表はなかったし、どうせ月組公演中だから私は関西にいるだろう(←え?)し、だったら東京で何をやってもあまり関係ないし、関西はあんな人気トップさまが4人も出ちゃうんじゃ、絶対チケットなんて手に入らないんだろうし…
目新しいニュースはなかったんですー。
早く全出演者発表にならないかな。
でも。
専科エンカレは、絶対観たいんだもん!(きっぱり)
前回のも観たんですけど、それはそれは素晴らしかったです♪
都合3回は泣いたな、確か。
汝鳥さんとかが出演なさらないのが、もの凄く残念ではありますが、出演されるお姉さま方、皆さんどんな曲を選ばれるのかしら♪ああ、早く聴きたいです!!
いや、あの。
TCAも楽しみですよ、もちろん。
観られたら幸せだろうなあ〜〜〜。(哀)
………我がご贔屓さんは出てくれるのかしら…(←いくらなんでも弱気すぎ)
.
小さな声で呟いてみる。
2007年5月17日 宝塚全体・OG コメント (2)今日は私的に、二つのニュースがありました。
宙組新人公演配役と、花組バウホール公演配役。
まずは。
春風弥里さん、新公主演おめでとうございます〜!!
…えっと、これが初めて、ですよね…?
すごい!私が落ちたとゆーのに主演が回ってくるなんてっ!!(←ヲイ)
「A/L」ただ一作の彼女しか知らないので、「柴田さんのスペインもの」でどんな芝居をされるのか全く予想もつきませんが。
あの声でたくさん喋って歌ってくれるのかと思うと(主演だから台詞も歌もたくさんありますよね?ね?)、今から幸せになってしまいそうです。
東宝新公、がんばってチケット取るぞ!
すっごい楽しみです!
…大劇も行きたーい…(T T)
蘭とむロドリーゴ&みっちゃん(北翔海莉)ラモンのバージョンも観たいし、梅田のあさきゆめみしも観たいよーーーーっ!!
しょんぼり…。
そして、もう一つ。
花組バウホール公演、まっつ(未涼亜希)の相沢役も発表♪
み、み、み、観たいよ〜〜〜〜〜っ(号泣)。
「舞姫」をやるって発表があった時から、相沢はまっつがいいなあと思っていたんです私。
でも、絶対無理だろうと思っていたんですよね。
なのに。
振り分け発表で、もしかして、と思って。
そして今日、
……やったあああああ〜!
なのに。
なぜにあの時期なんだまっつ、じゃなかった、みわっち。
あの2週間だけはどうしてもダメなの。旅は無理だよ私は(涙)。
…どうして月曜日に楽なのでしょうか(涙)。月末の週末なら迷わず観に行くのに〜〜〜!!!公演スケジュール決めた人のばかぁっ!!
そして。
話は全然違いますが。
今日やっと、雪組の柊巴さんが出ているCSの「新日本史探訪」を見ました(ずっと前に録画したのですが見てなかった)。
このシリーズも…毎回思うんですけど、メンバーの選定基準が微妙すぎません?(苦笑)。
っていうか、私の好みにピンポイントすぎてて怖いんですけど。…もしかして無意識のうちに編集会議とか出てるんだろうか私、と思うほど、回を重ねるごとに私の好み丸出しな企画になっていっているような(爆)
だって。
1回目が月組で、桐生園加ちゃんで「宮本武蔵」。
2回目が花組で、まっつで「天草四郎」。
3回目が星組で、ゆかり(綺華れい)ちゃんの「土方歳三」。
4回目が雪組で、らぎの「明智光秀」。
…これで5回目の宙組が、ともちん(悠未ひろ)で豊臣秀頼か足利直義、とかいうことをやってくれたら、どう考えても私がキャストを決めているとしか思えないんですが。どうでしょう。
番組の内容自体は、ちょっとどうかなーというか。
ホンキで私を呼んでくれたら、絶対面白くするのに!テーマとなっている人の面白エピソードが全然入ってないじゃんっっ!!という突っ込みどころ満載なのですが。
ま、それはともかく。
次回も楽しみにしています♪
(なんて言って、とっくに内容が発表されていたらどうしよう/汗)
エリザベートのお話は、書けば書くほど内容がふくらんでいって、完全に収拾がつかなくなっております。
うーむ、どうすればいいんだっ!!いつになったらアップできるんだぁ〜(涙)
…どなたか私の替わりにまとめてくださいませんか(涙)。
.
宙組新人公演配役と、花組バウホール公演配役。
まずは。
春風弥里さん、新公主演おめでとうございます〜!!
…えっと、これが初めて、ですよね…?
すごい!私が落ちたとゆーのに主演が回ってくるなんてっ!!(←ヲイ)
「A/L」ただ一作の彼女しか知らないので、「柴田さんのスペインもの」でどんな芝居をされるのか全く予想もつきませんが。
あの声でたくさん喋って歌ってくれるのかと思うと(主演だから台詞も歌もたくさんありますよね?ね?)、今から幸せになってしまいそうです。
東宝新公、がんばってチケット取るぞ!
すっごい楽しみです!
…大劇も行きたーい…(T T)
蘭とむロドリーゴ&みっちゃん(北翔海莉)ラモンのバージョンも観たいし、梅田のあさきゆめみしも観たいよーーーーっ!!
しょんぼり…。
そして、もう一つ。
花組バウホール公演、まっつ(未涼亜希)の相沢役も発表♪
み、み、み、観たいよ〜〜〜〜〜っ(号泣)。
「舞姫」をやるって発表があった時から、相沢はまっつがいいなあと思っていたんです私。
でも、絶対無理だろうと思っていたんですよね。
なのに。
振り分け発表で、もしかして、と思って。
そして今日、
……やったあああああ〜!
なのに。
なぜにあの時期なんだまっつ、じゃなかった、みわっち。
あの2週間だけはどうしてもダメなの。旅は無理だよ私は(涙)。
…どうして月曜日に楽なのでしょうか(涙)。月末の週末なら迷わず観に行くのに〜〜〜!!!公演スケジュール決めた人のばかぁっ!!
そして。
話は全然違いますが。
今日やっと、雪組の柊巴さんが出ているCSの「新日本史探訪」を見ました(ずっと前に録画したのですが見てなかった)。
このシリーズも…毎回思うんですけど、メンバーの選定基準が微妙すぎません?(苦笑)。
っていうか、私の好みにピンポイントすぎてて怖いんですけど。…もしかして無意識のうちに編集会議とか出てるんだろうか私、と思うほど、回を重ねるごとに私の好み丸出しな企画になっていっているような(爆)
だって。
1回目が月組で、桐生園加ちゃんで「宮本武蔵」。
2回目が花組で、まっつで「天草四郎」。
3回目が星組で、ゆかり(綺華れい)ちゃんの「土方歳三」。
4回目が雪組で、らぎの「明智光秀」。
…これで5回目の宙組が、ともちん(悠未ひろ)で豊臣秀頼か足利直義、とかいうことをやってくれたら、どう考えても私がキャストを決めているとしか思えないんですが。どうでしょう。
番組の内容自体は、ちょっとどうかなーというか。
ホンキで私を呼んでくれたら、絶対面白くするのに!テーマとなっている人の面白エピソードが全然入ってないじゃんっっ!!という突っ込みどころ満載なのですが。
ま、それはともかく。
次回も楽しみにしています♪
(なんて言って、とっくに内容が発表されていたらどうしよう/汗)
エリザベートのお話は、書けば書くほど内容がふくらんでいって、完全に収拾がつかなくなっております。
うーむ、どうすればいいんだっ!!いつになったらアップできるんだぁ〜(涙)
…どなたか私の替わりにまとめてくださいませんか(涙)。
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19世紀末のパリ。
宙組公演「A/L」も、月組公演「パリの空よりも高く」も、この、バスティーユ陥落からちょうど100年が過ぎ、第三共和政となっているパリを舞台にしています。
今となっては、どんな“時代”だったのか、は、想像するしかないわけですが…、
きっとドラマティックな時代だったのでしょうね。実際、小説などでもこの時代を取り上げたものがとても多いような気がします。
「パリの空よりも高く」は宝塚オリジナルなのでちょっと置いておくとして。
「A/L」の原作である「アルセーヌ・ルパン」シリーズ。
「ファントム」の原作である、ルルーの「オペラ座の怪人」。
「エリザベート」の主役・シシィがフランツと結婚したのが1854年、没年1898年。
以前も描きましたがマイヤーリンク事件が1889年、ということは「うたかたの恋」もこの時。
そして。
隣の日生劇場で上演されている「ジキル&ハイド」は、19世紀末のロンドンを舞台にしていますし、
「オクラホマ!(アメリカ中部)」と「堕天使の涙(パリ)」は、いずれも20世紀の初頭の物語いうことになっています…。
…そして!日本に目を向ければ。
「星影の人」「維新回天・竜馬伝」「大阪侍」、いずれもほぼ同時期の物語です。
「バレンシアの熱い花」は19世紀初頭でちょっと早いのですが、ここ1年弱の間に宝塚で上演された作品のほとんどが「19世紀末」か「20世紀前半」に集中している、というのも凄いことだなあと思います。
これだけ立て続けに同時代の作品を見ていると、それぞれの関係が段々面白くなってくるんですよね…。
19世紀末の、パリ。
革命からちょうど100年。
長く続いた混乱期も、1870年のナポレオン3世失脚(普仏戦争敗北)、それに続くドイツ皇帝のフランス戴冠と、それに反対するパリ・コミューンの動乱という山場を最後に落ち着きを取り戻し、ブルジョアを中心とする第三共和政の時代が始まって(1875〜)国力回復と「偉大なるフランス」の回復につとめた時代。
「世界の華」と謳われたパリは、アジアの片隅から見たらまさに天国のような世界だったことでしょう…。
坂本竜馬は、もしあんなところで夭折したりしなければ絶対!世界各国を(密航してでも)回っていそうな気がするので。
きっとエッフェル塔を観にパリに来て、パリ・オペラ座でちゃっかりオペラを観て(ぐっすり寝て)。それから、発売されたばかりのルブランの新刊をプレゼントされて「へぇ〜、鼠小僧みたいなのが仏蘭西にもおるぜよ〜」と感心し(←この頃はまだ鼠小僧=義賊という認識はなかったと思われますが)、
最後に、
ウィーンに立ち寄ってフランツ・ヨーゼフに謁見し、「奥さんキレイじゃき、おりょうがおらんかったら迷うぜよ(←言葉めちゃくちゃっ!)」とか言って嫌われていそう(笑)。
土方さんも喜んで行きそうですねぇ〜。
出来たばかりのエッフェル塔に、「鍛錬だ!」とか言ってエレベーター使わずに歩いて登りそう。でもオペラ座では、ちゃっかり入り込んで歌姫クリスティーヌのサイン貰っていたりとか(笑)。
ルブランの新刊は逆さに持って眺めてるだけっぽいし、
ウィーンでは、皇太子ルドルフと語り合って飲み明かして、あげくにルドルフ行きつけの娼館に連れて行ってもらって大いに盛り上がっていそうな気がします♪
慶喜さんも、ナポレオン3世から贈られた軍服を喜んで着ていた、というエピソードが物語るとおり相当なハイカラ好き、フランス好きなので。
まだエレベーターが動いていない頃にエッフェル塔に行って、がんばって登り始めるんだけど途中で(100段くらい上がったところで)力尽きて倒れていそう(^ ^;。
オペラ座は…いそいそと踊り子さんを観に行くかなあ。
フランツ・ヨーゼフとは比較的ちゃんと話をしそうな気がしますね。有能な政治家だったようですから。
桂小五郎は、実際外遊してましたよね…?あれっていつだっけ。
もともと、パリの「第二回目の」万博には、確か長州からも「出品」していたような気がします(他に薩摩と幕府)ので、桂はそれなりに関係あった可能性がありますね。日本政府が正式に「参加(出展)」したのはウィーン(1873年)ですが、このときはどうだったのかな。
1889年のパリ万博、彼は行ったのかしら…。行ったとしたら、ルブランの新刊はプレゼントされていそうだなあ(←フランス語が読める人は当時の日本に居たのでしょうかねぇ…)
なんだか、段々話が縒れてきてしまいましたが(^ ^;ゞ
いろんなエピソードの積み重ねで歴史は出来ていて、
表には出てこない「他のエピソードとの関係性」を想像するのが、歴史を学ぶ上で一番面白いところなんですよね。
ココのところ、割と時代が近い物語ばかり立て続けに観たので、すっかり面白くなってしまったのです♪
内容がないよー…なのに、長文になってしまってごめんなさいm(_ _)m
.
宙組公演「A/L」も、月組公演「パリの空よりも高く」も、この、バスティーユ陥落からちょうど100年が過ぎ、第三共和政となっているパリを舞台にしています。
今となっては、どんな“時代”だったのか、は、想像するしかないわけですが…、
きっとドラマティックな時代だったのでしょうね。実際、小説などでもこの時代を取り上げたものがとても多いような気がします。
「パリの空よりも高く」は宝塚オリジナルなのでちょっと置いておくとして。
「A/L」の原作である「アルセーヌ・ルパン」シリーズ。
「ファントム」の原作である、ルルーの「オペラ座の怪人」。
「エリザベート」の主役・シシィがフランツと結婚したのが1854年、没年1898年。
以前も描きましたがマイヤーリンク事件が1889年、ということは「うたかたの恋」もこの時。
そして。
隣の日生劇場で上演されている「ジキル&ハイド」は、19世紀末のロンドンを舞台にしていますし、
「オクラホマ!(アメリカ中部)」と「堕天使の涙(パリ)」は、いずれも20世紀の初頭の物語いうことになっています…。
…そして!日本に目を向ければ。
「星影の人」「維新回天・竜馬伝」「大阪侍」、いずれもほぼ同時期の物語です。
「バレンシアの熱い花」は19世紀初頭でちょっと早いのですが、ここ1年弱の間に宝塚で上演された作品のほとんどが「19世紀末」か「20世紀前半」に集中している、というのも凄いことだなあと思います。
これだけ立て続けに同時代の作品を見ていると、それぞれの関係が段々面白くなってくるんですよね…。
19世紀末の、パリ。
革命からちょうど100年。
長く続いた混乱期も、1870年のナポレオン3世失脚(普仏戦争敗北)、それに続くドイツ皇帝のフランス戴冠と、それに反対するパリ・コミューンの動乱という山場を最後に落ち着きを取り戻し、ブルジョアを中心とする第三共和政の時代が始まって(1875〜)国力回復と「偉大なるフランス」の回復につとめた時代。
「世界の華」と謳われたパリは、アジアの片隅から見たらまさに天国のような世界だったことでしょう…。
坂本竜馬は、もしあんなところで夭折したりしなければ絶対!世界各国を(密航してでも)回っていそうな気がするので。
きっとエッフェル塔を観にパリに来て、パリ・オペラ座でちゃっかりオペラを観て(ぐっすり寝て)。それから、発売されたばかりのルブランの新刊をプレゼントされて「へぇ〜、鼠小僧みたいなのが仏蘭西にもおるぜよ〜」と感心し(←この頃はまだ鼠小僧=義賊という認識はなかったと思われますが)、
最後に、
ウィーンに立ち寄ってフランツ・ヨーゼフに謁見し、「奥さんキレイじゃき、おりょうがおらんかったら迷うぜよ(←言葉めちゃくちゃっ!)」とか言って嫌われていそう(笑)。
土方さんも喜んで行きそうですねぇ〜。
出来たばかりのエッフェル塔に、「鍛錬だ!」とか言ってエレベーター使わずに歩いて登りそう。でもオペラ座では、ちゃっかり入り込んで歌姫クリスティーヌのサイン貰っていたりとか(笑)。
ルブランの新刊は逆さに持って眺めてるだけっぽいし、
ウィーンでは、皇太子ルドルフと語り合って飲み明かして、あげくにルドルフ行きつけの娼館に連れて行ってもらって大いに盛り上がっていそうな気がします♪
慶喜さんも、ナポレオン3世から贈られた軍服を喜んで着ていた、というエピソードが物語るとおり相当なハイカラ好き、フランス好きなので。
まだエレベーターが動いていない頃にエッフェル塔に行って、がんばって登り始めるんだけど途中で(100段くらい上がったところで)力尽きて倒れていそう(^ ^;。
オペラ座は…いそいそと踊り子さんを観に行くかなあ。
フランツ・ヨーゼフとは比較的ちゃんと話をしそうな気がしますね。有能な政治家だったようですから。
桂小五郎は、実際外遊してましたよね…?あれっていつだっけ。
もともと、パリの「第二回目の」万博には、確か長州からも「出品」していたような気がします(他に薩摩と幕府)ので、桂はそれなりに関係あった可能性がありますね。日本政府が正式に「参加(出展)」したのはウィーン(1873年)ですが、このときはどうだったのかな。
1889年のパリ万博、彼は行ったのかしら…。行ったとしたら、ルブランの新刊はプレゼントされていそうだなあ(←フランス語が読める人は当時の日本に居たのでしょうかねぇ…)
なんだか、段々話が縒れてきてしまいましたが(^ ^;ゞ
いろんなエピソードの積み重ねで歴史は出来ていて、
表には出てこない「他のエピソードとの関係性」を想像するのが、歴史を学ぶ上で一番面白いところなんですよね。
ココのところ、割と時代が近い物語ばかり立て続けに観たので、すっかり面白くなってしまったのです♪
内容がないよー…なのに、長文になってしまってごめんなさいm(_ _)m
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大和路に行きたかった……(号泣)
2007年4月7日 宝塚全体・OG コメント (2)日本の興行界は間違っている。と思う。
…と、大上段にかまえてみる。
なんで平日夜公演が6時開演なんですか?
平日6時、って(T T)。
普通に働いている人なら、定時5時だって今時早いくらいなのに。
定時ですぐ上がれない人だっているんですよ〜!
宝塚のメインターゲットは主婦だから、って理由であるならば。
主婦が出にくいって意味では終演が5時をすぎれば何時でも一緒じゃありません?
終演時間が遅くなると遠方の方が、って理由であるならば。
上演時間が3時間を越える東京宝塚劇場公演でさえ平日夜は6時半なんだから、もともとバウ作品で2時間半終わる公演は、もう少し開演時間を遅らせてもいいんじゃないのぉ?
というわけで(←意味不明)、今日は平日6時前に池袋に到着できる時間に会社を出るために大変苦労して苦労して、その末に、5時ちょっと前頃に突発事態がおこり、抜けられないまま結局8時すぎまで会社にいたねこが啼いています。
…7時開演だったらなあ。
6時ちょっとすぎくらいには一段落ついて、無理すれば出られないこともなかったのに。
7時開演だったら、あの時間に出てればぎりぎり間に合ったかもしれないのに…(涙)。
出演者のみなさま、空席作っちゃって本当にごめんなさい。
えーん、チケット代返せ〜(涙)。
しかも、明日も明後日も予定が詰まっているから(金土日の3日間で4作品、観劇チケット4枚!遠征組かお前は!)もう観られないんです私。
…悲しい。本当に悲しい………。
この日記をごらんになったみなさま。
ぜひ、「心中・恋の大和路」をごらんになって、
かわいそうなねこのために、くわしーーーーくレポートしてくださいましm(_ _)m。
瀬戸内さん峰さんは勿論、南風さんの梅川は初めてなので、すんごい楽しみにしていたんですよ(涙)。
どんな梅川を形づくられるのでしょうか。
前回のOG公演でとても素晴らしい梅川を披露してくださった若葉ひろみさんは…今回は花魁役?どんなに素敵な芝居をなさるのでしょうか。
汐風さん主演の雪組公演でおまんちゃんをやっていた愛さんは、卒業して初舞台。どんな女優を目指していらっしゃるのかしら。
るんぱさんは。葛城さんは。ほかの方も全員。
観たかった。
ほんとーに、観たかったんだよお(涙)。
いいもん。
録画したまま、まだ観ていないBrilliant Dreamsでも観て、心を慰めようっと…(涙)。
…と、大上段にかまえてみる。
なんで平日夜公演が6時開演なんですか?
平日6時、って(T T)。
普通に働いている人なら、定時5時だって今時早いくらいなのに。
定時ですぐ上がれない人だっているんですよ〜!
宝塚のメインターゲットは主婦だから、って理由であるならば。
主婦が出にくいって意味では終演が5時をすぎれば何時でも一緒じゃありません?
終演時間が遅くなると遠方の方が、って理由であるならば。
上演時間が3時間を越える東京宝塚劇場公演でさえ平日夜は6時半なんだから、もともとバウ作品で2時間半終わる公演は、もう少し開演時間を遅らせてもいいんじゃないのぉ?
というわけで(←意味不明)、今日は平日6時前に池袋に到着できる時間に会社を出るために大変苦労して苦労して、その末に、5時ちょっと前頃に突発事態がおこり、抜けられないまま結局8時すぎまで会社にいたねこが啼いています。
…7時開演だったらなあ。
6時ちょっとすぎくらいには一段落ついて、無理すれば出られないこともなかったのに。
7時開演だったら、あの時間に出てればぎりぎり間に合ったかもしれないのに…(涙)。
出演者のみなさま、空席作っちゃって本当にごめんなさい。
えーん、チケット代返せ〜(涙)。
しかも、明日も明後日も予定が詰まっているから(金土日の3日間で4作品、観劇チケット4枚!遠征組かお前は!)もう観られないんです私。
…悲しい。本当に悲しい………。
この日記をごらんになったみなさま。
ぜひ、「心中・恋の大和路」をごらんになって、
かわいそうなねこのために、くわしーーーーくレポートしてくださいましm(_ _)m。
瀬戸内さん峰さんは勿論、南風さんの梅川は初めてなので、すんごい楽しみにしていたんですよ(涙)。
どんな梅川を形づくられるのでしょうか。
前回のOG公演でとても素晴らしい梅川を披露してくださった若葉ひろみさんは…今回は花魁役?どんなに素敵な芝居をなさるのでしょうか。
汐風さん主演の雪組公演でおまんちゃんをやっていた愛さんは、卒業して初舞台。どんな女優を目指していらっしゃるのかしら。
るんぱさんは。葛城さんは。ほかの方も全員。
観たかった。
ほんとーに、観たかったんだよお(涙)。
いいもん。
録画したまま、まだ観ていないBrilliant Dreamsでも観て、心を慰めようっと…(涙)。