明日へと続く Postlude
2009年3月14日 宝塚(星)東京會舘にて、遠野あすかミュージックサロン「POSTLUDE」に行ってまいりました!
私事ですが、会社で衝撃の異動発表(自分は動かないのですが、チームの上司が他へ動いて補充なし!!!せっかくこの3ヶ月、『週に一回ノー残業デー』の誓いを守ってきたのにもう無理っっっ/涙)があり、今後の引継ぎ計画とか送別会とか、いろんなことをバタバタと打ち合わせしてから会場に向かったので、だいぶ急いで食べる破目になってしまいましたが。
すっごく良かったです!!
私は、「ベルサイユの薔薇」地方公演も観られませんでしたし、大劇場公演にも参りませんでしたので、卒業が発表されてからあすかちゃんに会うのは初めてでした。
心のどこかで、卒業を信じていなかった(信じたくなかった)のかもしれません。
でも。
キレイなドレスを着て、
独りスポットを浴びて歌い、MCをするあすかを観ながら。
ああ、これで最後なんだ、と。
もうすぐ行ってしまうんだ、と。
思ったら、なんだか涙が止まらなくなっていました。
構成・演出は藤井大介。
やっぱり藤井さんのショーは良いなあ。性にあう、とでも言うんでしょうか。テンポが合うのかな、私と。
あすかのキャラクターの素朴な可愛らしさを存分に引き出した構成が見事でした。
しかも、藤井さんにしては珍しく衣装もまともで、あすかの完璧なスタイルを存分に引き出してました。
……あすかが自分で択んだのかも?(笑)
出演は、あすかの他には、あかし(彩海早矢)、ともみん(夢乃聖夏)、じゅんな(水輝涼)。
出番は多いほうだったのかな?三人ともそれなりに上級生のスターたちですもんね。“DSでも人海戦術で勝負!”な中村一徳さんほどのことはありませんでしたけど、キャラを生かした大活躍ぶりでした。お稽古期間がほぼゼロなので、もっとコーラスに徹するのかと思いましたけど、意外とちゃんと絡んでましたし。後半はあすかのソロが続くので、あまり出番なかったけど、前半は本当にでずっぱり!すごいなあ、いつお稽古したんだろう……。
オープニングは、客席後方からあかし以下の三人が登場。客席を煽りながら前に出て、舞台前で歌。その間にあすかが舞台上に登場し、軽やかにショーが始まります。
このときのあすかのドレスがめちゃくちゃ可愛い!!ひらひらした羽みたいな白とマットなシュガーピンクのドレス。元は何の衣装だったのかなあ……。あすかのスタイルに映えて、本当~に可愛かったです。客席を歩くときも、ちょうど私の席のまん前を通ってくれて、嬉しかったー!(^ ^)。
数曲歌ったところで、MC。
最初のご挨拶で、途中で止まるあすか。
「………」
銀ちゃん あすか、間ぁ長いよっ!!
「………」
カメラ!アップしてやれ、そしたら台詞言うからっ!
「……言うこと忘れちゃった☆」
小さい声で告白しつつ、(てへっ☆)という貌をしたあすかが、死ぬほど可愛かったです。
そして、さらに可愛かったのは、とっさに駆け寄ってあすかに耳打ちしているコーラス三人(とくにあかし)でした…(*^ ^*)。
いいもん見せてくれてありがとうございます♪
軽く挨拶して、コーラスを紹介。
「それでは、私のMCを助けてくれる素敵な仲間たちをご紹介します。あかし!」
と紹介された、あかし。
「MCのお手伝いをさせていただく彩海早矢です」
そして、ともみん。
「無事にお江戸での千秋楽を迎えられて……」
そして、あすか。(←あれっ?)
「このように個性的な仲間たちに囲まれて……」
「待って!!」(コーラス)
……呆然と立ち尽くすじゅんな。
「こ、こんなの打ち合わせになかったですよ(T T)」
と、あの深みのある歌声からは想像もできない高くて細い声で呟いて。
気をとりなおしたように、というか、自棄っぱちな感じで客席に向き直り、
「水輝涼でございますっっ!!」
拍手喝采。
「まさか忘れられると思わなかった……(泣)」
と嘆きながらも、
「……もっと存在感を出せるように、がんばりたいと思います!」
と締めて、もう一度拍手喝采を浴びていました。
その機転にちょっと感心しました(*^ ^*)。いやー、度胸あるなあ。
バンドの皆様を紹介して、コーラスの3人が引っ込み、あすかのMCで次のコーナーへ。
「LOVE SONG メドレー」
メドレーというか、なんというか、いろんな歌を掛け合いで歌ってました。あの構成(というか編曲)にカナリ感心。
まず、「愛が欲しい!」と歌うあすかの前にあかしが現れ、二人で「愛と青春の旅立ち」をデュエット。
……なんか違う、という貌をしながら歌っているあすか。
途中からともみんが無理矢理入ってきて、「I Always Love You」を朗々と歌い上げる。振り向いてそちらに微笑みかけ、嬉しそうにデュエットするあすか。……でもやっぱり違う、らしい。
下手側にあかし、上手側にともみんであすかをはさみ、両側から違う歌を歌いかける。両方にあわせてフレーズごとに切り替えて歌うあすか。いやー、本当に面白かった。この場面の編曲は、やっぱり「音楽」の青木朝子さんがしたのでしょうか?本当に見事でした。感心。
あんなコント場面で使ってしまうのがもったいないくらい良くできてた(^ ^)。青木さん、いいなあ。最近“ここって音楽誰だろう?”って思って調べると、大概青木さんなんですよね♪才能ある人なんだなあ~。
そうこうしている間に、真打のようにじゅんなが出てきて、あの美声で優しく甘く歌いかける。
「あなただったのね!」と、あかし・ともみんの間からすり抜けて、幸せそうにじゅんなに寄り添うあすか。声の相性が良いんでしょうね。ハーモニーがものすごくキレイでした(*^ ^*)。このあたりの人選は、さすが藤井さん、間違いないなあ……。
二人がラブラブ歌っている間、振られたことに気づいたあかしとともみんの小芝居が超面白かったです。
まずは、あすかが抜けたことに気づかず、自分の歌に酔ったまま隣を抱きしめてキスしようとする二人。あすかじゃないことに気づいてびっくりして飛び離れ、あすかを探す。
あすかがじゅんなに抱きしめられてラブラブしているのを見て、ものすごーーーーーく情けなーーーーい貌をする。
顔を見合わせて、男泣きに泣き出す二人。
互いに肩を抱いて慰めあう。
なぐさめ………あれっっっ?抱き合ってますよ?え?え?どうすんのあんたたち、あああああああ…………
キスしちゃったよ…(落)。
そんな小芝居が後方で繰り広げられていることに気づきもせずに、ラブラブ歌い続ける二人。
でも。
だけど、「やっぱり違う!!」と気づいてしまうあすか。腰を抱いているじゅんなの腕を思いっきり振り払って、また一人で歩き出す。
……ここで、トウコさんの「ひとかけらの勇気」あたり録音で流したら、大喝采だったろうに(*^ ^*)。
いやーーー、面白かったです。はい。
ちょっと拍手の間をあけて、あすかが一曲歌い、コーラスに入れ替わって一曲。
あすかを褒め称え、「星のプリンセス!」で終わるナンバーがちょっと気恥ずかしい(笑)。
黒のドレスに着替えたあすかが客席後方から登場。
「アイ・カランバ」で華やかに盛り上げ、キューバメドレーに。
あすかは、裏声も胸声もそれぞれにこなせる人なんですけど、どうしようもなくチェンジボイスが下手なんだなあ……もったいない(T T)。ラテンナンバーってどうしても娘役のチェンジボイス周辺を上下することが多い(っていうか、本来は胸声で歌うべき)ので、だいぶ苦戦してました。
その流れで「蜘蛛女のキス(テーマ)」で締め。持ち歌以外は音程が不安定になりがちなあすかにしては凄く良かったんですが、元々あの歌はソプラノの裏声で歌う歌じゃないので、ちょっともったいなかったなあ……ソロなんだから、もっと音程を下げて胸声で通させればよかったのに。
せっかくあすかが歌うなら……でも「Dear One」って訳にはいかないよなぁ…(T T)。
このあたりで、思ったより長くなってしまったのでいったん切りますね。
次のコーナーは、お待ちかねの「シンデレラ」なのですが(^ ^)。……絶対長くなるので。
ちなみに、「Postlude」の意味は「後奏」。「プレリュード」の反対語。
で、「ディナーショー」と「サロンコンサート(ミュージックサロン)」の違いって何だろう……?という疑問が残ったりしました(^ ^;
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私事ですが、会社で衝撃の異動発表(自分は動かないのですが、チームの上司が他へ動いて補充なし!!!せっかくこの3ヶ月、『週に一回ノー残業デー』の誓いを守ってきたのにもう無理っっっ/涙)があり、今後の引継ぎ計画とか送別会とか、いろんなことをバタバタと打ち合わせしてから会場に向かったので、だいぶ急いで食べる破目になってしまいましたが。
すっごく良かったです!!
私は、「ベルサイユの薔薇」地方公演も観られませんでしたし、大劇場公演にも参りませんでしたので、卒業が発表されてからあすかちゃんに会うのは初めてでした。
心のどこかで、卒業を信じていなかった(信じたくなかった)のかもしれません。
でも。
キレイなドレスを着て、
独りスポットを浴びて歌い、MCをするあすかを観ながら。
ああ、これで最後なんだ、と。
もうすぐ行ってしまうんだ、と。
思ったら、なんだか涙が止まらなくなっていました。
構成・演出は藤井大介。
やっぱり藤井さんのショーは良いなあ。性にあう、とでも言うんでしょうか。テンポが合うのかな、私と。
あすかのキャラクターの素朴な可愛らしさを存分に引き出した構成が見事でした。
しかも、藤井さんにしては珍しく衣装もまともで、あすかの完璧なスタイルを存分に引き出してました。
……あすかが自分で択んだのかも?(笑)
出演は、あすかの他には、あかし(彩海早矢)、ともみん(夢乃聖夏)、じゅんな(水輝涼)。
出番は多いほうだったのかな?三人ともそれなりに上級生のスターたちですもんね。“DSでも人海戦術で勝負!”な中村一徳さんほどのことはありませんでしたけど、キャラを生かした大活躍ぶりでした。お稽古期間がほぼゼロなので、もっとコーラスに徹するのかと思いましたけど、意外とちゃんと絡んでましたし。後半はあすかのソロが続くので、あまり出番なかったけど、前半は本当にでずっぱり!すごいなあ、いつお稽古したんだろう……。
オープニングは、客席後方からあかし以下の三人が登場。客席を煽りながら前に出て、舞台前で歌。その間にあすかが舞台上に登場し、軽やかにショーが始まります。
このときのあすかのドレスがめちゃくちゃ可愛い!!ひらひらした羽みたいな白とマットなシュガーピンクのドレス。元は何の衣装だったのかなあ……。あすかのスタイルに映えて、本当~に可愛かったです。客席を歩くときも、ちょうど私の席のまん前を通ってくれて、嬉しかったー!(^ ^)。
数曲歌ったところで、MC。
最初のご挨拶で、途中で止まるあすか。
「………」
「………」
カメラ!アップしてやれ、そしたら台詞言うからっ!
「……言うこと忘れちゃった☆」
小さい声で告白しつつ、(てへっ☆)という貌をしたあすかが、死ぬほど可愛かったです。
そして、さらに可愛かったのは、とっさに駆け寄ってあすかに耳打ちしているコーラス三人(とくにあかし)でした…(*^ ^*)。
いいもん見せてくれてありがとうございます♪
軽く挨拶して、コーラスを紹介。
「それでは、私のMCを助けてくれる素敵な仲間たちをご紹介します。あかし!」
と紹介された、あかし。
「MCのお手伝いをさせていただく彩海早矢です」
そして、ともみん。
「無事にお江戸での千秋楽を迎えられて……」
そして、あすか。(←あれっ?)
「このように個性的な仲間たちに囲まれて……」
「待って!!」(コーラス)
……呆然と立ち尽くすじゅんな。
「こ、こんなの打ち合わせになかったですよ(T T)」
と、あの深みのある歌声からは想像もできない高くて細い声で呟いて。
気をとりなおしたように、というか、自棄っぱちな感じで客席に向き直り、
「水輝涼でございますっっ!!」
拍手喝采。
「まさか忘れられると思わなかった……(泣)」
と嘆きながらも、
「……もっと存在感を出せるように、がんばりたいと思います!」
と締めて、もう一度拍手喝采を浴びていました。
その機転にちょっと感心しました(*^ ^*)。いやー、度胸あるなあ。
バンドの皆様を紹介して、コーラスの3人が引っ込み、あすかのMCで次のコーナーへ。
「LOVE SONG メドレー」
メドレーというか、なんというか、いろんな歌を掛け合いで歌ってました。あの構成(というか編曲)にカナリ感心。
まず、「愛が欲しい!」と歌うあすかの前にあかしが現れ、二人で「愛と青春の旅立ち」をデュエット。
……なんか違う、という貌をしながら歌っているあすか。
途中からともみんが無理矢理入ってきて、「I Always Love You」を朗々と歌い上げる。振り向いてそちらに微笑みかけ、嬉しそうにデュエットするあすか。……でもやっぱり違う、らしい。
下手側にあかし、上手側にともみんであすかをはさみ、両側から違う歌を歌いかける。両方にあわせてフレーズごとに切り替えて歌うあすか。いやー、本当に面白かった。この場面の編曲は、やっぱり「音楽」の青木朝子さんがしたのでしょうか?本当に見事でした。感心。
あんなコント場面で使ってしまうのがもったいないくらい良くできてた(^ ^)。青木さん、いいなあ。最近“ここって音楽誰だろう?”って思って調べると、大概青木さんなんですよね♪才能ある人なんだなあ~。
そうこうしている間に、真打のようにじゅんなが出てきて、あの美声で優しく甘く歌いかける。
「あなただったのね!」と、あかし・ともみんの間からすり抜けて、幸せそうにじゅんなに寄り添うあすか。声の相性が良いんでしょうね。ハーモニーがものすごくキレイでした(*^ ^*)。このあたりの人選は、さすが藤井さん、間違いないなあ……。
二人がラブラブ歌っている間、振られたことに気づいたあかしとともみんの小芝居が超面白かったです。
まずは、あすかが抜けたことに気づかず、自分の歌に酔ったまま隣を抱きしめてキスしようとする二人。あすかじゃないことに気づいてびっくりして飛び離れ、あすかを探す。
あすかがじゅんなに抱きしめられてラブラブしているのを見て、ものすごーーーーーく情けなーーーーい貌をする。
顔を見合わせて、男泣きに泣き出す二人。
互いに肩を抱いて慰めあう。
なぐさめ………あれっっっ?抱き合ってますよ?え?え?どうすんのあんたたち、あああああああ…………
キスしちゃったよ…(落)。
そんな小芝居が後方で繰り広げられていることに気づきもせずに、ラブラブ歌い続ける二人。
でも。
だけど、「やっぱり違う!!」と気づいてしまうあすか。腰を抱いているじゅんなの腕を思いっきり振り払って、また一人で歩き出す。
……ここで、トウコさんの「ひとかけらの勇気」あたり録音で流したら、大喝采だったろうに(*^ ^*)。
いやーーー、面白かったです。はい。
ちょっと拍手の間をあけて、あすかが一曲歌い、コーラスに入れ替わって一曲。
あすかを褒め称え、「星のプリンセス!」で終わるナンバーがちょっと気恥ずかしい(笑)。
黒のドレスに着替えたあすかが客席後方から登場。
「アイ・カランバ」で華やかに盛り上げ、キューバメドレーに。
あすかは、裏声も胸声もそれぞれにこなせる人なんですけど、どうしようもなくチェンジボイスが下手なんだなあ……もったいない(T T)。ラテンナンバーってどうしても娘役のチェンジボイス周辺を上下することが多い(っていうか、本来は胸声で歌うべき)ので、だいぶ苦戦してました。
その流れで「蜘蛛女のキス(テーマ)」で締め。持ち歌以外は音程が不安定になりがちなあすかにしては凄く良かったんですが、元々あの歌はソプラノの裏声で歌う歌じゃないので、ちょっともったいなかったなあ……ソロなんだから、もっと音程を下げて胸声で通させればよかったのに。
せっかくあすかが歌うなら……でも「Dear One」って訳にはいかないよなぁ…(T T)。
このあたりで、思ったより長くなってしまったのでいったん切りますね。
次のコーナーは、お待ちかねの「シンデレラ」なのですが(^ ^)。……絶対長くなるので。
ちなみに、「Postlude」の意味は「後奏」。「プレリュード」の反対語。
で、「ディナーショー」と「サロンコンサート(ミュージックサロン)」の違いって何だろう……?という疑問が残ったりしました(^ ^;
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