ヤクルトホールにて、宝塚友の会会員限定「トークスペシャルin東京」に参加してまいりました。

出演者は、まさお(龍真咲)、ゆりやん(紫門ゆりや)、蘭ちゃん(蘭乃はな)。


私はこのシリーズを見るのは初めてだったのですが。
…これからは毎回欠かさず参加できたらいいなー、と思ったくらい、とっても楽しかったです(はぁと)。

3人とも、とにかく可愛かった!男役二人は黒い上着にジーンズ、蘭ちゃんは黒のワンピ。上半身黒で揃えていて、シックでかっこよかったです。
司会者に「娘役さんで黒い服は珍しいですよね?」と言われて「このために買いました(にこっ)」と答える蘭ちゃんが…いやぁ可愛いのなんの。
「それは…龍さんに強制されて?」とさらに突っ込まれて、笑って誤魔化してたところを見ると、色はまさおが決めたんでしょうね(^ ^)。3人とも、よく似合ってました。

髪は、蘭ちゃんはキチッとまとめて、左にお団子。右側に大きな黒の飾りをつけていて、とにかく可愛い。手首のブレスレットとお揃いで、蘭ちゃんの手作りだそうです(これも今回のため、かな?)。
ゆりやんは金髪で結構長め。舞台ではかっちり撫で付けているので、ふんわりとした髪が珍しい♪普段はあんななのかー。量が多いんですね。男役をするには武器なのかな、それともやっぱり苦労なのかな…。

まさおは髪もキレイにセットして、メークもばっちり。近寄りがたいくらい、隙のない美しさでした。トーク内容もしっかりしていて、でもファン目線なところもちゃんと残していて…とにかくプロ意識の高さを感じましたね。観客の「目」を意識している、という感じ。
下級生は、二人ともトークショーといったものは全く初めての経験、ということで、まさおとは経験の差がでた部分もあるかとは思いますが、とにかく、3人の中では圧倒的な上級生っぷりでした(*^ ^*)。すっごい男前で、ちょっと惚れ直しちゃいました♪

ゆりやんは、舞台でもおっとりした雰囲気が魅力な人ですが、オフでは輪をかけておっっっとりしてる?雰囲気が柔らかくて温かいです。蘭ちゃんは、受け答えも落ち着いているし、下級生だけどゆりやんよりしっかりしていそうな印象でした。7月からのスカイフェアリーズコンビですが、もしかして主導権を握るのは蘭ちゃんなのでは?(笑)。


トーク内容を本気で書き始めるとキリがないのですが、
とりあえず、思い出すままに。

最初は「ME AND MY GIRL」の話。
まさおは「ファン時代に大好きだった作品なので、嬉しい。博多にいけるのも嬉しい」と興奮気味。
いや、あの、博多の前にまだ東宝が3週間以上あるから、ね?

蘭ちゃんが「初日のランベスウォークで客席も一体になってすごく盛り上がって、ああ、再演を待たれていたんだなーと思いました」というようなことを言って、「その気持ちを忘れないようにがんばります」と。

あと、『龍さんはいつも5人組で動いていますが…』と訊かれて、まさおが「5人組?え?なんのこと?」と目を白黒していたのが面白かったです。確かに仲買人、テニスプレーヤー、ランベスの男、幻想の男、フィナーレと同じようなメンバーで踊っていますけれども、全部メンバー違いますからっ>司会。5人なのは仲買人だけだし(^ ^;。
しかし、「いつもいる人だれか居たっけ」って、まさお…それもどうかと思うぞ(^ ^)。園加、マギー、るうちゃんあたりとはずーっと一緒だと思うんですが(^ ^)。スタンバイとかが違うのかな?

で、面白エピソードを披露してくれました。
大劇場のプログラムでは、まさおとるうちゃん、二人とも髭つけているんですよね。舞台観た後プログラムの写真を見て、「あれ?」と思っていたんですよ私。
あれは実は、元々仲買人は5人とも髭をつける予定だったんだそうです。だから、それで写真も撮った。それが、初日の舞台稽古(?)で、5人とも髭をつけてやっていたら「コメディみたいだから(重たすぎるから、だったかな?)少し髭を減らそう。つける人にはあとで言うから」と三木さんに言われ、全員髭を手にのせて「え、どうするの?私つけるの?つけないの?」とオロオロしたそうな(笑)。

結局、髭をつけているのはもりえとマギーの二人なわけですが…髭萌えモード継続中の猫としては、5人ともつけていたらどんだけ盛り上がったか自分でも不安になるので、三木さんの判断は正解だったと思います。(もりえちゃんの髭にときめき過ぎ)
でも、まさおの髭も観てみたかったなぁ……。本人も、自分のダンディさにはかなり自信があったらしく、残念そうでした。確かに、プログラムのまさお、かっこいいですよね(^ ^)。

ちなみに、“マイ髭”は持っていなくて、髭は床山さんから出るんだそうです。へーへーへー、全然知りませんでした。ご先祖たちとか、ショーの一場面でつけるのとかは当然出るんでしょうけれども。…あ、仲買人も一場面だけか(^ ^;ゞ。
霧矢さんの髭はどうなんでしょうね。あれはマイ髭?

髭の話で長くなってきたなぁ。えーっと、前半はずっとミーマイの話だったんですよね…。

ゆりやんのコックさんは、「貴族の皆様とは関わらないので、結構好き勝手なことをしている」んだそうです。女たらしなんだってさ(^ ^;)。暇さえあれば、とっかえひっかえ近くの子にコナかけているんだそうです。回りも、時々相手してくれたりするらしい。でも、「不真面目だけど、腕はいいんです」と言い訳してました(^ ^)。
一緒にやっているりこ(麻月れんか)ちゃんや沢希理寿さんのコックさんは、どういう設定なんでしょうね。私が観たときの印象は、りこちゃんは禁欲的(←意外と色っぽい)で、理寿ちゃんはちょっと不機嫌そうな感じでしたけど。…毎日違うのかな?

蘭ちゃんは、召使としては「生真面目な召使です」だそう。ゆりやんとまさおが口を揃えて「あの鬘可愛い!」と褒めていました。
ランベスの女では、まさおと同じテーブルについていて「やりたい放題」だそうです。何してたっけ…とにかく忙しくいランベス・ウォークですが、次回は忘れずにチェックしたいと思います。

このあと、新公のジャッキーとジェラルドの話になったのですが。
二人の話を、すごく真剣な顔で聞いているまさおが、とっても上級生でした(*^ ^*)。

ゆりやんが「大劇場でソロで歌うのも、真ん中で芝居をするのも初めてで…『やりたいこと』と『やること』、『やれること』のギャップに苦しみました」みたいな、凄く良い話をしていたんですが。それに対して「すごいなあ、その学年でそんなことまで考えているなんて…」と、しみじみ感心したようにコメントしつつ、ちゃんとフォローしていたのが印象的。
こういう素直なところがまさおの良い処だと思うんですよね。いろいろ大変な時期ではありますが、変に突っ張らず、素直に伸びていってほしい人材だと思います(はぁと)。

そして、コメントを聞くにつけ、おっとりしているけど、ゆりやんはまさに『今』が成長期なんだなあ、と思いました。ものすごい勢いで、色んなことを吸収している時期なんでしょうね。
「ゆりやん」の中で噛み砕かれたそれらの経験が、一回りして表に戻ってくる“時”が、とても楽しみです。


この後はしばらく、博多座ジャッキーに懸けるまさおの話で盛り上がりまくり(^ ^)。いや、面白いからいいんですけど、そりゃー女役の方が準備するものも多いだろうし、でも、…まさおはジェラルドもやるんですよね?……その話は全く出ませんでしたが、大丈夫なのかなぁ…(不安)。



席替えして、後半の話題は、初めて観た宝塚は?とか、受験のきっかけは?とか、宝塚に入って驚いたことは?とか…そんな話だったかな。

それから、下級生二人に「そんなお二人にとって、龍さんはどんな人?」という爆弾質問が(^ ^)。
指名されたゆりやんの方を、じぃーーーーっと見るまさお。
高まる緊張。
息を吸うゆりやん。
「……そんな言わんといて」と小さな声で訴えるまさお。(ある意味めちゃくちゃ可愛い)(惚)

お前いったい、普段何をしているんだまさお、と思ったのは、むしろファンだと思います。……小心者め。

そんなまさおのプレッシャーにも負けず、ほっこりした笑顔のゆりやんのコメントは、「いつもすごく、引っ張っていってくれる人。龍さんがいれば大丈夫、と思える。ついていける人」みたいな感じでした。
蘭ちゃんも可愛い笑顔でうなづいてました。良かったねまさお(*^ ^*)。


関係ないんですけど、まさおって下級生に「龍さん」って呼ばれているんでしょうか?(会話の中ではゆりやんも蘭ちゃんも「龍さん」だった)
となると、越乃リュウちゃんは何て呼ばれているんでしょうね?ナホさんと呼ばれている気配はないし、何より城咲あいちゃんの「えと文」で「リュウさん」って呼ばれてたよね?…謎。

ちなみに、まさおは蘭ちゃんのことは「らん」って呼んでいたような気がします。ゆりやんのことは「シモン」だったかな?蘭ちゃんとゆりやんがお互いに何と呼んでいるのかは不明。だったと思います。(聞き逃していたらすみません)


なんだかまさおの話ばっかりですね。
すみません、まさお好きなもんで、つい。(ゆりやんも蘭ちゃんも大好きですが、何か?)

素のまさおをナマで見たのは初めてだったんですが、頭の良い人だなあと思いました。頭が良くて、素直で、何でもできるけど、“何かが足りない、なのにそれが何なのかわからない”と思い込んでいるひと。

考えすぎているんじゃないかな、と思うんですよ。観客の「目」を、気にしすぎているんじゃないか、と。自身の現状に比べてプロ意識が高すぎる、というべきなのか、あるいはプライドが高すぎる、というべきか。

大事な大事な月っ子ですが。もしかしたら、生え抜きの温泉を出た方が、得るものは大きいかもしれないな、とも思いました。
そのほうが、観客の「心」に気づくかもしれない、と。

……すみません、戯言です。私は、まさおの芝居はとても好きなんです。優しくて、素直で。
だからこそ、ジェラルドはとても似合うんじゃないかな、と楽しみにしています。カタチに囚われず、ジェラルドに「なって」ほしい、と、心から思っています。


で、ゆりやん。

ゆりやんで一番印象に残ったのは、「ハリウッド映画が大好きで、ジョニー・デップのファン」で、なぜ彼のファンになったかというと「役によって、作品によって、見た目も声も喋り方も全然違うからなんです。だから自分も、役柄によって全然別人になれるような舞台人になりたい」と言ってくれたこと。

『芝居の月組』ファンとして、こんなに嬉しいコメントはない!
今はまだ「全然別人」ではないかもしれないけど、とにかく「芝居の役にきちんと入る」ことのできる人なので、これからがとっても楽しみです♪
あの、ほんわかした持ち味が今まではすごく生きていたのですが、次あたりで少し色濃い役、敵役が回ってくると凄く伸びるだろうなあ、と思うんですよね。…日生ギャツビーではどんな役なんでしょうか。配役が…というか、舞台がとにかく楽しみになる人です(*^ ^*)。


蘭ちゃんは、若いのにホントにしっかりしていて、しかもふんわりとした娘役らしい雰囲気も忘れない、娘役の鑑みたいなお嬢さんでした。笑顔が本当に可愛いです!スタイル抜群だし。
ただ、緊張していたのかもしれませんが、舞台では物凄く弾けている人なのに、オフではおとなしいんだなあ、というのが意外でした。あれが素なら良いんですが、もし、「娘役らしくしよう!」と思ってのキャラクター造形なのだとしたら、ちょっとやりすぎのような気が…舞台とのギャップが大きすぎるんだもん(^ ^)。

…しかし可愛かったです。文句なく。ずっと見ていたかったです…。


最後のお土産のメッセージカードの写真は、三人とも白いTシャツ。テーマは「ピュア」だそうです♪月組なので黄色いカードかと思っていたら、ピンクでした。…全組ピンクなのか?それとも微妙にずらしているのか?次回確認…できますように(*^ ^*)。

3人とも、今後の活躍をしみにしています!これからも月組をよろしくねっ☆