ロミオとジュリエット
2011年2月20日 宝塚(雪) コメント (2)東京宝塚劇場にて、雪組公演「ロミオとジュリエット」を観劇してまいりました!
いやー、2月に入ってから中日の星組公演しか観ていなかったのですが、この土日は久しぶりの観劇Dayで(^ ^)。しかも、観る作品観る作品どれも大当たりで、楽しくて楽しくて(^ ^)、素晴らしい週末でした♪
この勢いで、明日からの仕事もがんばるぞー!!
それにしても良かったです。期待以上!
音楽が売りのミュージカルなので、主要メンバーの半数以上が歌えるっていうのはすごく大事だな、と思いましたね(^ ^;ゞ
まずは、「良いだろう」と予想して、期待値をMAXまであげていたキムちゃんとまっつ(未涼亜希)が、(猫の課した)高いハードルを軽々とクリアしていたのがとても嬉しい(はぁと)。
そして、正直に言って非常に懸念していたミミちゃん(舞羽美海)とチギちゃん(早霧せいな)が、想像より全然良かったのがすごく嬉しかった!!いやー、二人とも、本当によく頑張ってくれてありがとう!(感涙)
特に美海ちゃん!「オネーギン」で巧くなったなーとは思いつつ、「アテガキの曲は歌えてもミュージカルは……」という懸念があったのであまり期待をしすぎないようにしていたんですが、ホントに巧くなったんだね(感涙)。
声はちょっと細いけど、音色というか響きの可愛さが役に合っているし、なにより、発声が素直でまっすぐだから聴きやすい(^ ^)。音程も、ソロはちょっとふらつくけど、デュエットやコーラスはうまくハモっていたから、耳が良いんだと思うんですよね。耳が良ければ、あとは訓練ですぐ巧くなるので、ちょっと安心(^ ^)。
「マリポーサの花」「忘れ雪」とキムちゃんとミミちゃんが組んでいるのを観て、可愛いけどあんまり似合ってない二人だなーと思っていたのですが、今回の「ロミオとジュリエット」はお互いの並びもすっごい似合っていたと思います♪ 次の「黒い瞳」もすごく楽しみです~~!!
チギちゃんは、巧くはないけど、あのくらい歌ってくれれば猫は許容範囲ですわ(^ ^)。ベニーの苦戦を見ていただけに、すっごい心配だったんだもん。いやー、なんとかギリギリクリア!って感じでしたが、いいんです、クリアしてくれさえすれば!
あ。でも。;
……チギちゃんについては、マーキューシオとしてのソロは許容範囲内だったけど、フィナーレの銀橋の歌はだいぶヤバかったような………(T T)
あと、なんで髪を赤毛にしたんだろう?ってのも不思議でした。喧嘩っ早さや、血の熱さみたいなのを表現したかったんでしょうか。でもその色、モンタギューの寒色系の衣装にあんまり合わないような……いや、美形は何をしても美形でしたけどね!
ティボルトのキタロウ(緒月遠麻)は……なんというか、普通のティボルトでした。格好良かったし、歌も違和感なくて、役としては十分だったと思います。ただ、比べるわけじゃないんですが、テルくん(凰稀かなめ)のティボルトとは全然違っていたんですよねー。正反対じゃなくて、そもそもの成り立ち(育ち?)が違う、って感じ。
二幕冒頭、女を侍らせてギラギラとロミオを探すキタロウの野獣性がすごく良かった。そう、ティボルトってこういう男なんだよね、と思う。そして、そんなティボルトに色っぽくしなだれかかるお姉さまズが素敵すぎる(*^ ^*)。
多分、どちらかというなら、キタロウのティボルトが「普通の」ティボルトに近いんだと思います。観ていても違和感なかったし、なによりテルくんのティボルトは、「ティボルト」としては異質だなーと思いましたから。
……私は、その異質性が好きだった訳ですが。
大人チームは後日にして、先に(忘れないうちに)若者チームを書かせてください。
一幕冒頭の群舞で引き裂かれる男女(キャピュレット男とモンタギュー女)はキング(蓮城まこと)と愛加あゆちゃん。
キング、単独で目立つ場面は冒頭とラストの「和解」だけでしたが、こまごまと台詞があって、いちおう目立つように工夫してもらっているのは感じました。思い切った短髪をツンツンに立てて、キツめのメークがカッコいい!すごくシャープな感じで、いつものほんわかなキングとは別人みたいに素敵でした(*^ ^*)。
キャピュレットの男は、モンタギューより大柄な人が多かった印象。香音有希さんが金髪ロン毛で格好良くて目立ってました。
凛城きらさんは、相変わらず達者なんだけど、このメンバーだったらもっと圧倒的に目立ってほしいな、と思ってしまった……期待しすぎ?メークはだいぶ良くなったかなー。
下級生では、煌羽レオくんがぱっと眼を惹く華やかさのあるダンサーで素敵だったな♪
続いて青チーム、モンタギューの男たち。
がおりちゃん(香稜しずる)は、肩下ぐらいまでの長さの外ハネの黒髪。メークとかは普通だったかな。群舞とかでセンターをとる場面もあって、素敵だった♪
凰華れのちゃんは、ちょっとトサカになった髪型が小顔によく映えて、美形度UP!してました。キビキビと踊っていて格好良くて、ホントに勿体無いよー(T T)。
涼瀬みうとさんは、短い金髪でしたっけ?
彩凪翔くんは、前髪を一束あげて止めて、その回りに房を垂らした感じの……なんというんだろう、和物の若衆みたいな前髪(←全然わからない説明ですみません)で、文句なく美形でした。うん。モンタギューで一番の美形を探したら翔くん、っていう判断で間違いないと思うよ!(←真顔)
まなはるくん(真那春人)は、根元が黒っぽいちょっと長めの金髪をオールバックにしてました。うーん、あなたの顔はオールバックより前髪をつくったほうが似合うと思う……と思いつつ。
帆風成海くんは、短い金髪のツンツンだったかな?目元のラインを太く入れて、シャープに見えるようにがんばってました。っていうか、すごい痩せましたね!ロケットで吃驚しましたわ(@ @)。
久城あすくんと桜路薫さんは、、、チェックはしたんだけど髪型は忘れてしまいましたすみません(汗)。お二人ともすごいダイナミックに踊っていて、めちゃくちゃ格好良かったです。
女役さんたちは……
モンタギューのリーダーがヒメ(舞咲りん)、キャピュレットのリーダーが花帆杏奈。どちらも85期のダンサーですが、ガツガツと男前なヒメと、あくまでも色っぽくしなやかな杏奈ちゃん、という二人の色合いが、両家全体のイメージになっているような気がしました。
そんな二人が、ラストの「和解」で最初に手を取り合う二人であることも、非常に象徴的だな、と。デュエットする二人の「母親」(麻樹ゆめみ、晴華みどり)の後ろ、センターで手を取り合う二人の芝居が、とても好きです。
モンタギューの女たちでは、卒業する花夏ゆりんちゃんの美しさに瞠目しました。ずっと可愛い子だなとは思っていましたが、ここにきて花開くか……という嬉しさと、無念さ。もっともっと、この美貌を眺めていたかったなあ(T T)。
沙月愛奈さんのシャープなダンスはやっぱり格好良い!もう少し見せ場がほしいところです。
千風カレンさん、透水さらさちゃんの思い切った小芝居ダンスも素敵♪ただ、さらさちゃん、最近またお化粧が少しケバくなってきたような……?せっかくミナコちゃん(愛原実花)似の美貌なんだから、みなこちゃん退団直前頃の化粧を少し参考にしたらいいのでは。
キャピュレットの女たちでは、杏奈さんとリサちゃん(涼花リサ)のお姉さまコンビがなんたって見どころ(^ ^)。爛れるような色気とはこのことか、と。
きゃびぃ(早花まこ)は、小さいけどエネルギッシュで、こういう役は本当に格好良いなあ。
そして、ひーこ(笙乃茅桜)が可愛すぎる………!!軽々と踊っているんですが、あまりにも軽やかすぎて吃驚します。「憎しみ」ってなあに?食べられるの?みたいな軽やかさ。天使みたいだ。
全体に、舞台狭しと人がぎゅう詰めで踊りまくっている様子は、本当にエネルギーが渦を巻いているのが見えるみたいで。星組さんとは劇場も違うし、出ている人数も全然違うので比べてはいけないんですけど、なんというか、「凄い」の一言でした。
なにはともあれ、「世界の王」がすごい迫力だったのが嬉しい!!大好きなんですよ、あの音楽。あー、素敵だったなあ♪
パリス伯爵のひろみちゃん(彩那音)は、ちゃんと歌えていたしすごく良かったけど、バイトなしか~~~(涙)。
組の半分だった星組と違って、人数が多いからパリスだけかも、と予想してはいましたが、、、せめてマントヴァの街にくらい、しれっと居てもいいじゃんかー。小池さんのイケズ。
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いやー、2月に入ってから中日の星組公演しか観ていなかったのですが、この土日は久しぶりの観劇Dayで(^ ^)。しかも、観る作品観る作品どれも大当たりで、楽しくて楽しくて(^ ^)、素晴らしい週末でした♪
この勢いで、明日からの仕事もがんばるぞー!!
それにしても良かったです。期待以上!
音楽が売りのミュージカルなので、主要メンバーの半数以上が歌えるっていうのはすごく大事だな、と思いましたね(^ ^;ゞ
まずは、「良いだろう」と予想して、期待値をMAXまであげていたキムちゃんとまっつ(未涼亜希)が、(猫の課した)高いハードルを軽々とクリアしていたのがとても嬉しい(はぁと)。
そして、正直に言って非常に懸念していたミミちゃん(舞羽美海)とチギちゃん(早霧せいな)が、想像より全然良かったのがすごく嬉しかった!!いやー、二人とも、本当によく頑張ってくれてありがとう!(感涙)
特に美海ちゃん!「オネーギン」で巧くなったなーとは思いつつ、「アテガキの曲は歌えてもミュージカルは……」という懸念があったのであまり期待をしすぎないようにしていたんですが、ホントに巧くなったんだね(感涙)。
声はちょっと細いけど、音色というか響きの可愛さが役に合っているし、なにより、発声が素直でまっすぐだから聴きやすい(^ ^)。音程も、ソロはちょっとふらつくけど、デュエットやコーラスはうまくハモっていたから、耳が良いんだと思うんですよね。耳が良ければ、あとは訓練ですぐ巧くなるので、ちょっと安心(^ ^)。
「マリポーサの花」「忘れ雪」とキムちゃんとミミちゃんが組んでいるのを観て、可愛いけどあんまり似合ってない二人だなーと思っていたのですが、今回の「ロミオとジュリエット」はお互いの並びもすっごい似合っていたと思います♪ 次の「黒い瞳」もすごく楽しみです~~!!
チギちゃんは、巧くはないけど、あのくらい歌ってくれれば猫は許容範囲ですわ(^ ^)。ベニーの苦戦を見ていただけに、すっごい心配だったんだもん。いやー、なんとかギリギリクリア!って感じでしたが、いいんです、クリアしてくれさえすれば!
あ。でも。;
……チギちゃんについては、マーキューシオとしてのソロは許容範囲内だったけど、フィナーレの銀橋の歌はだいぶヤバかったような………(T T)
あと、なんで髪を赤毛にしたんだろう?ってのも不思議でした。喧嘩っ早さや、血の熱さみたいなのを表現したかったんでしょうか。でもその色、モンタギューの寒色系の衣装にあんまり合わないような……いや、美形は何をしても美形でしたけどね!
ティボルトのキタロウ(緒月遠麻)は……なんというか、普通のティボルトでした。格好良かったし、歌も違和感なくて、役としては十分だったと思います。ただ、比べるわけじゃないんですが、テルくん(凰稀かなめ)のティボルトとは全然違っていたんですよねー。正反対じゃなくて、そもそもの成り立ち(育ち?)が違う、って感じ。
二幕冒頭、女を侍らせてギラギラとロミオを探すキタロウの野獣性がすごく良かった。そう、ティボルトってこういう男なんだよね、と思う。そして、そんなティボルトに色っぽくしなだれかかるお姉さまズが素敵すぎる(*^ ^*)。
多分、どちらかというなら、キタロウのティボルトが「普通の」ティボルトに近いんだと思います。観ていても違和感なかったし、なによりテルくんのティボルトは、「ティボルト」としては異質だなーと思いましたから。
……私は、その異質性が好きだった訳ですが。
大人チームは後日にして、先に(忘れないうちに)若者チームを書かせてください。
一幕冒頭の群舞で引き裂かれる男女(キャピュレット男とモンタギュー女)はキング(蓮城まこと)と愛加あゆちゃん。
キング、単独で目立つ場面は冒頭とラストの「和解」だけでしたが、こまごまと台詞があって、いちおう目立つように工夫してもらっているのは感じました。思い切った短髪をツンツンに立てて、キツめのメークがカッコいい!すごくシャープな感じで、いつものほんわかなキングとは別人みたいに素敵でした(*^ ^*)。
キャピュレットの男は、モンタギューより大柄な人が多かった印象。香音有希さんが金髪ロン毛で格好良くて目立ってました。
凛城きらさんは、相変わらず達者なんだけど、このメンバーだったらもっと圧倒的に目立ってほしいな、と思ってしまった……期待しすぎ?メークはだいぶ良くなったかなー。
下級生では、煌羽レオくんがぱっと眼を惹く華やかさのあるダンサーで素敵だったな♪
続いて青チーム、モンタギューの男たち。
がおりちゃん(香稜しずる)は、肩下ぐらいまでの長さの外ハネの黒髪。メークとかは普通だったかな。群舞とかでセンターをとる場面もあって、素敵だった♪
凰華れのちゃんは、ちょっとトサカになった髪型が小顔によく映えて、美形度UP!してました。キビキビと踊っていて格好良くて、ホントに勿体無いよー(T T)。
涼瀬みうとさんは、短い金髪でしたっけ?
彩凪翔くんは、前髪を一束あげて止めて、その回りに房を垂らした感じの……なんというんだろう、和物の若衆みたいな前髪(←全然わからない説明ですみません)で、文句なく美形でした。うん。モンタギューで一番の美形を探したら翔くん、っていう判断で間違いないと思うよ!(←真顔)
まなはるくん(真那春人)は、根元が黒っぽいちょっと長めの金髪をオールバックにしてました。うーん、あなたの顔はオールバックより前髪をつくったほうが似合うと思う……と思いつつ。
帆風成海くんは、短い金髪のツンツンだったかな?目元のラインを太く入れて、シャープに見えるようにがんばってました。っていうか、すごい痩せましたね!ロケットで吃驚しましたわ(@ @)。
久城あすくんと桜路薫さんは、、、チェックはしたんだけど髪型は忘れてしまいましたすみません(汗)。お二人ともすごいダイナミックに踊っていて、めちゃくちゃ格好良かったです。
女役さんたちは……
モンタギューのリーダーがヒメ(舞咲りん)、キャピュレットのリーダーが花帆杏奈。どちらも85期のダンサーですが、ガツガツと男前なヒメと、あくまでも色っぽくしなやかな杏奈ちゃん、という二人の色合いが、両家全体のイメージになっているような気がしました。
そんな二人が、ラストの「和解」で最初に手を取り合う二人であることも、非常に象徴的だな、と。デュエットする二人の「母親」(麻樹ゆめみ、晴華みどり)の後ろ、センターで手を取り合う二人の芝居が、とても好きです。
モンタギューの女たちでは、卒業する花夏ゆりんちゃんの美しさに瞠目しました。ずっと可愛い子だなとは思っていましたが、ここにきて花開くか……という嬉しさと、無念さ。もっともっと、この美貌を眺めていたかったなあ(T T)。
沙月愛奈さんのシャープなダンスはやっぱり格好良い!もう少し見せ場がほしいところです。
千風カレンさん、透水さらさちゃんの思い切った小芝居ダンスも素敵♪ただ、さらさちゃん、最近またお化粧が少しケバくなってきたような……?せっかくミナコちゃん(愛原実花)似の美貌なんだから、みなこちゃん退団直前頃の化粧を少し参考にしたらいいのでは。
キャピュレットの女たちでは、杏奈さんとリサちゃん(涼花リサ)のお姉さまコンビがなんたって見どころ(^ ^)。爛れるような色気とはこのことか、と。
きゃびぃ(早花まこ)は、小さいけどエネルギッシュで、こういう役は本当に格好良いなあ。
そして、ひーこ(笙乃茅桜)が可愛すぎる………!!軽々と踊っているんですが、あまりにも軽やかすぎて吃驚します。「憎しみ」ってなあに?食べられるの?みたいな軽やかさ。天使みたいだ。
全体に、舞台狭しと人がぎゅう詰めで踊りまくっている様子は、本当にエネルギーが渦を巻いているのが見えるみたいで。星組さんとは劇場も違うし、出ている人数も全然違うので比べてはいけないんですけど、なんというか、「凄い」の一言でした。
なにはともあれ、「世界の王」がすごい迫力だったのが嬉しい!!大好きなんですよ、あの音楽。あー、素敵だったなあ♪
パリス伯爵のひろみちゃん(彩那音)は、ちゃんと歌えていたしすごく良かったけど、バイトなしか~~~(涙)。
組の半分だった星組と違って、人数が多いからパリスだけかも、と予想してはいましたが、、、せめてマントヴァの街にくらい、しれっと居てもいいじゃんかー。小池さんのイケズ。
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