次回月組大劇場公演「エリザベート」の、主な配役が発表されました。

フランツ 霧矢大夢
ルキーニ 龍真咲
ルドルフ 遼河はるひ/青樹泉/明日海りお


あいあいルキーニの夢やぶれたり
…いや、元々ネタだったんですけど(^ ^;ゞ。ルキーニがダメならゾフィーのリベンジ(新公は玉砕していたので…)希望なんですが、、、どうなるんでしょうねぇ。
美穂さんのゾフィーも聴きたかったし観たかったけど、今のあいちゃんのゾフィーなら楽しみなんだけどな。


なんだか、エリザベートについてはカチャ(凪七瑠海)のシシィで一公演分驚いたので、もう本当に何がきても驚かないつもりだったのですが。
まさおのルキーニ自体は驚かなかった(ある意味予想通り)し、みりおともりえの役替りまでは“夢想の範疇”に入っていたのですが。

…さすがに、あひちゃんのルドルフには吃驚してしまいました。まだそんな隠し玉があったとは………負けたわ>劇団。



で。
役替りの組み合わせについて、個人的な予想(とゆーか願望)を書いておきますねっ!(はぁと)

あひルド、もりえエルマー、みりおマデレーネ
  ↓     ↓      ↓
もりえルド、あひエルマー、みりおマデレーネ
  ↓     ↓      ↓
みりおルド、あひエルマー、もりえマデレーネ



……す、すみません、もりえちゃんの可愛いピンクのお花ちゃんの残像が(汗)。





なんだか、これ以上書いてもネタになるだけなので(もう十分ネタですが)、「エリザベート」についてはこのへんにしておきます。
あ、でも、特設サイトのトート(麻子さん)とシシィ(カチャ)、超キレイでかっこいいですね(喜)。暖色系のトートって珍しいし、実際に舞台で観るのが楽しみです。
サンケイスポーツの会見写真はどれも写りがイマイチな気がしますが、まぁメークはどのみち本番勝負だし、心配しないで待つことにします!(^ ^)無事チケットが取れますように(祈)。


あ、あとすみませんもう一つだけ。
小池さん、演出変更ナシなんて仰らず、黒天使の振付だけでも変えませんか……?









と、いうところで。
昨夜すっ飛ばした、ショーの第二夜~第四夜の話を書かせていただきます(^ ^)。



第二夜 ヴァンピーロ

ヴァンピーロ伯爵の手下、ファンタスマのメンバーは、かなり選りすぐりのダンサーぞろい。個人的には、次の場面との関係でみっぽーや蘭ちゃんがいないのが残念でしたが、男役も女役もお揃いの黒のパンツスーツでガツガツ踊るこういう場面を月でやっちゃうなんて、藤井さん……ったら!
ていうか、本当に、月娘ったら!(汗)。

いや、そんな月娘たちが大好きなんですけど(*^ ^*)。

シンガーとして入っているのは、彩星りおんと花陽みらちゃん。二人とも、ショートの鬘が良く似合って超イケメン(あれっ?)です。りおんは、ショートだと男役っぽくなっちゃうかなー?と思っていたんですが、全然そんなことは無かったですね。ちゃんと化粧が違うんだなー、さすが!元がキレイな人はイイですねぇ(惚)で。みらちゃんは、まだ下級生なせいか化粧はイマイチなことが多いんですけど、この場面は鬘がよく似合ってて無茶苦茶可愛いです。ああいう、頬にバサっとかかるような髪形が似合うのかな?可愛かったー!

それにしても。りおんは男役時代にはショーの小人数口にもよく入っていた人だし、みらちゃんも「ホフマン」でオランピアを踊ったダンス力。歌いながらちょろっと踊る姿が格好良くてステキでした!もっと観ていたかった……。

あまり回数を観なかったので、全員は見分けられていないような気がします。中では宇月くんがやっぱり凄く眼につきました。結構下手端のライトの当たっていないところで凄い速さでくるくる回っていたりするので、眼が離せない(T T)。
鳳月杏ちゃんは、あんまりにも祐飛さんに似ているので、観るたびについ「なんでこの場面に出てんの?」と思ってしまうんですが(汗)、いや杏ちゃんはダンサーなんだってば(^ ^;ゞ

後半のところで、ものすごく野心的な眼を輝かせて踊っている咲希あかねちゃんに心奪われました。美人は得だなあ。となりに紗那ゆずはちゃんが居たりするともうだめです。他のところも観たいのにーと思ううちに場面が終わる(汗)、いつものパターンです…。




第三夜 ヴァレンティノ

ルドルフ・ヴァレンティノの物語。
ここはとにかく「血と砂」のみっぽーが可愛くてステキでお気に入りなんですが、
今日改めて観て、ふと気がついたことがありました。


最初の「椿姫」。ヴィオレッタの萌花ゆりあちゃんは、監督のナホちゃん(越乃リュウ)の「カット!」の声が入った瞬間に、高飛車にヴァレンティノの手を払うんですね。
まだヴァレンティノの方が新人。ヴィオレッタは、ベテランの大女優(椿姫、という演目自体、ヴィオレッタのキャスティングで客入りが決まる作品ですが…)。

次の「血と砂」。ドンニャ・ソルの美鳳あやちゃんは、「カット」の後、差し出されたヴァレンティノの手を取って起き上がり、仲良く微笑みあい、挨拶しながらハケていきます。
同格の俳優同士。舞台の上では火花を散らして、バックヤードでは仲の良い戦友、そんな感じ。

最後の「熱砂の果て」。ヤスミンの蘭乃はなちゃんは一貫してヴァレンティノを憧れの眼で見つめる。今度は、「カット」の声と共に手を払うのはヴァレンティノの方。偉大なるヴァレンティノと、駆け出しの新人女優。


…あの短い場面で、ちゃんと時間が流れているんですね。しみじみ。

それを追うナターシャ(城咲あい)の追憶。
「ルドルフ・ヴァレンティノは死んだ。命の重みに、なんの依怙贔屓もしない神よ…」
と呟きながら、舞台奥を横切る喪服姿のナターシャ。その嘆き。その純粋な、一途な愛。

愛の物語を多く銀幕に残したルドルフ・ヴァレンティノの、これが最後に得た、愛だった…。




第4夜 ダルマ祭り

…えーっと、この場面ってそんなタイトルだったっけ…?

いいの!そんなことどうだって!
月組万歳!みんなみんな可愛いぞーーーーっ!!(ナホちゃんも!)




最初に銀橋を渡る7人のうち、一番“可愛い”のはもりえちゃんでした。可愛いにもほどがある!カチャがシシィする時代なんだから、背なんて気にせず娘役に転向してくれ!って思ったほど可愛くてスタイル良かった(*^ ^*)。
もりえのマデレーネが観たいです。扮装だけでもいい。超ボンッキュッボンな予感。
そして、まさおはギャル(←死語?)だった。

みりおくんは……なんだかみりおくんの女役に免疫がついたというか、珍しいと思わなくなったというか、……みりおくんは絶対男役の方が向いているので、どんなに可愛くても美人でも華やかで似合っていても、しばらく女役は封印してあげてほしいなあと改めて思いました。

あひるちゃんは普通に美女でしたね。こういう出し物で「普通に美女」って一番コメントに困る(汗)。

マギーは、もっとアメリカンなダイナマイトバディかと思っていたんですが、衣装のせいか、それほどのインパクトはありませんでしたね。こちらも普通に美女だった、と言うべきかな。

園加は相変わらず面白い。樹里ちゃんのディナーショーで披露して以来、園加の女装は“女装”のままだなあ。ラストに大きくウィンクをすると照明が落ちるところが、またなんとも言えずステキです。

ナホちゃんは可愛いです。ええ。ナニカモンクデモ?


とりあえず、全員に共通して言いたいことは一つ。
…どうせ女役するんだったら、脚出そうよみんな!(特にもりえとマギーに)




で。後ろのダルマさんたちも超気になりますっ!!はっきりいって、可愛い娘役さんたちを観ているヒマがない(涙)。(だって娘役さんはまたダルマしてくれるでしょうけど、彼らは二度としないかもしれないんだもん!)

ナホちゃんが銀橋に出てきた途端に前に出てくるガチャ(一色瑠加)・しの(朝桐紫乃)・きっしー(彩央寿音)・あちょうさん(華央あみり)の四人の迫力も凄いし(でも、何気に美脚な4人組なんですよね。怖いけど)、そうかと思えば千海華蘭ちゃんの隣に並んでもなお可愛いかえこちゃん(良基天音)みたいな人もいるし。
ダルマになっても当然のように顔芸しまくりウィンク飛ばしまくりなみっしょん(美翔かずき)とか、どこの美女かと一瞬戸惑うとーやん(榎登也)とか、久々にオラオラな感じで煽りまくってる(彩星)りおんとか、男役がダルマで小芝居してるの初めて観たよ、と感心してしまった鼓英夏ちゃんとか、、、バラエティ豊かで手加減ナシの月組若手(若手じゃないのも混ざってるけど/汗)、万歳!!



幕が上がって、本舞台で蜜蜂の王・麻子さんとダルマたちのダンス。平場で踊るダルマたちに、独りだけ娘役が混ざっていることにいったい何人の人が気づいただろうか。…麗百愛ちゃん、今更ですが本当にすごいよなーーーー。
きりやんの白蘭が登場して、麻子さんとのデュエット。誘うように腰をふるきりやんが色っぽくてたまりません。男役としては不利にもなりがちなボンッキュッボン!のスタイルが、こういうときは色っぽくていいですねぇ~(惚)。鼻の下を思いっきり伸ばして追いかける麻子さんの気持ち、とっても良くわかるわ(^ ^)。


いったん麻子さんがハケて、きりやんセンターでの花々の総踊り。
白い衣装に身を包んだちわわが、物凄い勢いで弾けるように踊っていて、すっごく可愛い。
そして、麻子さんも着替えて戻ってきて、ダルマたちも一緒に全員で中詰めの大盛り上がり。

千秋楽の盛り上がりは、本当に凄かったです。楽しいショーだなぁ……♪♪





一転して、客席からダッシュで登場する専科の萬さんと磯野さん。
渋くて本当にステキ。後から銀橋を渡って登場する梨花さんと3人、「年の功」の意味をとっくりと見せ付けてくださいます。ああ、うっとり。
大野さんも藤井さんも、お二人とも本当に専科さんの有難味を良く知っているお二人ですよね!
ああ、この場面を作ってくださってありがとうございますm(_ _)m。







………だいぶ順番が前後していますが、とりあえずショーは一通り書き終わったところで。

私はこのショー、大好きなんですよね(*^ ^*)。
基本的に藤井さんのショーで嫌いなものは無い…というか、単純に全部好きなんですけど(汗)、今回は特に、月組の変則体制を巧くつかいきってくれたことが嬉しかったです。

準トップとしても、トップ娘役代理としても標準以上の存在である霧矢大夢。
並みのトップ娘役より華やかな、むしろWトップに近いような気さえする、城咲あいの存在感。
ダルマにし甲斐のある、スタイル良しで美脚ぞろいの男役陣、
強く、誇り高く、個性的な娘役陣。

他の組ではできないショーを作ってくださったことに、心から感謝いたします。
まぁ、一つ要望としては、他の組ではできないついでに、黒燕尾のあとはトップスターのソロダンスに逃げないで、なにか斬新なアイディアを出してほしかったなー、と。だってさ、麻子さんはヴァレンティノのラストでもソロで踊られるんだし、あと数年以内にはあるであろう麻子さんの卒業公演で、やるものがなくなっちゃったら困るじゃないですか!
…いや、そんな先のことを考えても仕方が無いんですけど。

うーん、だからといって何をしてほしいかというと……特に希望があるわけではないんですけどね。
あ、個人的には、せっかくなのであいちゃんとしずくちゃんのデュエットダンスとか観てみたかったかも。男役同士のデュエットはときどきあるけど、娘役同士のダンスってあんまり無いですよね?今の月組の体制だったら、斬新でいいと思うんだけど。
……ダメですかねぇ。