宿命の王〜太王四神記
2009年1月4日 宝塚(花)宝塚花組大劇場公演「太王四神記」を観てまいりました。
綺麗で華やかで、とても楽しかったです(はぁと)。
ドラマは観ていなくて、NHKの特集本をパラパラ読んだくらいでしたが、さすがは“潤色の天才”小池修一郎の面目躍如♪♪ 「宝塚歌劇」として実にうまくまとめてあって、原作ドラマの存在なしでも、十分アジアもののコスチュームプレイとして成立して、普通に人気作になったんじゃないかと思いました。
まとぶん(真飛聖)のタムドクは、いかにも「宝塚」の主役らしくかっこよく、コスチュームの着こなしはさすが星組仕込み。うっとりするほど美しいです。
まだ始まったばかりのせいか、ちょっと物足りないくらいの“好青年”っぷりでしたが、これから色々な感情が出て来たら面白くなりそう!
桜乃彩音ちゃんのキハは、今までに観た彩音ちゃんの中で1番ステキ。後半のしっとりと落ち着いたたたずまいと、大長老(壮ちゃん)に操られているときの奇しい目つきが素晴らしいです。衣装もよく似合ってて、舞もキレイ(はぁと)。歌もよく頑張ってました!o(^-^)o
大空祐飛さんのヨン・ホゲは、前半の明朗快活な好青年から、運命に裏切られ、天に抗しようと神器を探して北国遠征し、民を虐殺してしまう将軍まで、芝居としては「血と砂」のプルミタスみたいな美味しい美味しい役でした(*^ ^*)。
ああいう役は久しぶりでしたが、 これだけのものを見せられる役者になっていたんだなあ、と感慨深く、身震いするほど恰好良かったです。
壮一帆さんの大長老プルキルは、ものすごくおいしい悪役。実に愉しそうに演じていらして、ホント新境地だ!と感心しました。今年は久しぶりのバウ主演も控えて、充実した一年になりそうですね♪
他のメンバーもそれぞれに遣り甲斐のある役を割り振られて、楽しそうでした!
特に、88期あたりまで満遍なく役がついていたのが嬉しかったです。やっぱり座付きはこうでなくっちゃねっ(^ ^)(←「マリポーサの花」も大好きですけど何か?)
ミュージカル仕立てで若手まで役が多く、92期の真瀬(はるか)くんまでソロがあったり、アーサー(煌雅あさひ)が武道大会の進行役で良い声聞かせてくれたり、ホゲ様についた騎馬隊長の(祐澄)しゅん様がめちゃめちゃおいしかったり、(夕霧)らいらいが美中年だったり、なんかいろんな意味でおいしい公演でした!(はぁと)
長くなるので、娘役については遠征から帰ってから書きますf^_^;
3日に観たときは、91期の輝良まさとくんが休演していたらしく、フィナーレの青龍に真瀬くんが入ったりしていましたが、4日には無事復帰されて、元気そうに踊っていたことにホッとしました。
風邪がまた流行りはじめているようですが、みなさまどうぞ、体調を整えて千秋楽まで突っ走ってくださいね!!
そして。
私事ですが、本日(1月4日)は、私が月組1000days劇場公演「黒い瞳」でプガチョフの代役に必死で取り組んでいた祐飛さんに(何度目かに)落ちた日から、ちょうど10年目の記念日でした。
……あれから10年。
今、ああして本役でプガチョフにも匹敵する敵役に(苦しみつつ)取り組む祐飛さんに出会うことのできた自分の幸運を、心から嬉しく思っています。
まとぶんと一緒に回る全国ツアーで「黒い瞳」を!という夢は破れましたが、今、花組でこの作品に出会えた幸運を噛み締めつつ、次回の観劇に向けて頭を整理したいと思います(^ ^)。
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綺麗で華やかで、とても楽しかったです(はぁと)。
ドラマは観ていなくて、NHKの特集本をパラパラ読んだくらいでしたが、さすがは“潤色の天才”小池修一郎の面目躍如♪♪ 「宝塚歌劇」として実にうまくまとめてあって、原作ドラマの存在なしでも、十分アジアもののコスチュームプレイとして成立して、普通に人気作になったんじゃないかと思いました。
まとぶん(真飛聖)のタムドクは、いかにも「宝塚」の主役らしくかっこよく、コスチュームの着こなしはさすが星組仕込み。うっとりするほど美しいです。
まだ始まったばかりのせいか、ちょっと物足りないくらいの“好青年”っぷりでしたが、これから色々な感情が出て来たら面白くなりそう!
桜乃彩音ちゃんのキハは、今までに観た彩音ちゃんの中で1番ステキ。後半のしっとりと落ち着いたたたずまいと、大長老(壮ちゃん)に操られているときの奇しい目つきが素晴らしいです。衣装もよく似合ってて、舞もキレイ(はぁと)。歌もよく頑張ってました!o(^-^)o
大空祐飛さんのヨン・ホゲは、前半の明朗快活な好青年から、運命に裏切られ、天に抗しようと神器を探して北国遠征し、民を虐殺してしまう将軍まで、芝居としては「血と砂」のプルミタスみたいな美味しい美味しい役でした(*^ ^*)。
ああいう役は久しぶりでしたが、 これだけのものを見せられる役者になっていたんだなあ、と感慨深く、身震いするほど恰好良かったです。
壮一帆さんの大長老プルキルは、ものすごくおいしい悪役。実に愉しそうに演じていらして、ホント新境地だ!と感心しました。今年は久しぶりのバウ主演も控えて、充実した一年になりそうですね♪
他のメンバーもそれぞれに遣り甲斐のある役を割り振られて、楽しそうでした!
特に、88期あたりまで満遍なく役がついていたのが嬉しかったです。やっぱり座付きはこうでなくっちゃねっ(^ ^)(←「マリポーサの花」も大好きですけど何か?)
ミュージカル仕立てで若手まで役が多く、92期の真瀬(はるか)くんまでソロがあったり、アーサー(煌雅あさひ)が武道大会の進行役で良い声聞かせてくれたり、ホゲ様についた騎馬隊長の(祐澄)しゅん様がめちゃめちゃおいしかったり、(夕霧)らいらいが美中年だったり、なんかいろんな意味でおいしい公演でした!(はぁと)
長くなるので、娘役については遠征から帰ってから書きますf^_^;
3日に観たときは、91期の輝良まさとくんが休演していたらしく、フィナーレの青龍に真瀬くんが入ったりしていましたが、4日には無事復帰されて、元気そうに踊っていたことにホッとしました。
風邪がまた流行りはじめているようですが、みなさまどうぞ、体調を整えて千秋楽まで突っ走ってくださいね!!
そして。
私事ですが、本日(1月4日)は、私が月組1000days劇場公演「黒い瞳」でプガチョフの代役に必死で取り組んでいた祐飛さんに(何度目かに)落ちた日から、ちょうど10年目の記念日でした。
……あれから10年。
今、ああして本役でプガチョフにも匹敵する敵役に(苦しみつつ)取り組む祐飛さんに出会うことのできた自分の幸運を、心から嬉しく思っています。
まとぶんと一緒に回る全国ツアーで「黒い瞳」を!という夢は破れましたが、今、花組でこの作品に出会えた幸運を噛み締めつつ、次回の観劇に向けて頭を整理したいと思います(^ ^)。
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