東京宝塚劇場宙組公演「クラシコ・イタリアーノ」のツボ集、続き。
第一場から、あらためて落ち穂拾いを。


■第一場 チネチッタの撮影スタジオ
・オープニングの銀ラメの美女たち。窓の中で踊っているときの、なわとびみたいな振り(……伝わる?)がかなりツボです。
・銀橋に向かう前、サルヴァトーレさんに肩を抱かれてちょっと照れるえりちゃん、堂々としたれーれ。対照的な二人。
・ところで、レニーさん少し髪切りましたか?(あれ?)


■第二場 同
・カチャの声が、少し安定してきたような気がする(贔屓目?)
・大胆な花柄のスカートが良く似合う記者の夢莉みこちゃん。髪型が可愛い。もう一人の花柄のワンピースは誰だろう?こちらも可愛い。


■第三場
・ミーナが5番スタジオに姿を見せる前、ちょっとムッとしているサルヴァトーレさんの肩をさりげなく抱いて椅子に座らせるフランク(春風)が、なんか恰好いいです(*^ ^*)。
・「あまりに違いすぎる!」の前後のかいちゃん(七海)のいやがりようが、どんどん派手になってきているような……。
・この場面のりくとモンチは結構対照的。


■第四場 作業場
・いまさらですが。みっちゃんのマリオは、「伝統を変えた」ことそのものに反対なんですね。あれっ?じゃあ、分業してスーツを作るっていう新しいやり方を創り上げるときも、心の中では反対だったってこと?


■第五場 レセプションパーティー
・上手で酔っ払っているえっちゃん(大海)を心配げに世話するえりちゃんが可愛い。
・さっつん(風羽)と(綾音)らいらちゃん、パーティーの最初からいるんですよね。プログラムではただの「招待客」なんですけど、いちおうジャコモ・アジャーニの秘書の通し役として演じてるらしい。上手側の先頭で、サルヴァトーレさんやヒューストン社長の一言一句に反応して、嘲っている感じが秀逸で、すごく好きです。
・この二人は最初上手にいて、途中で「あら、時間だわ」みたいな感じで下手に向かう……途中でえっちゃんに絡まれてるのが面白いです。えっちゃん、なんだかんだ言ってるけど、実は、サルヴァトーレの味方としてアジャーニ側の二人に因縁つけてるみたいに見えます(^ ^)。
・えっちゃんに絡まれた後、いったん下手袖に引っ込んで、またすぐにアジャーニと一緒に出てくる。アジャーニを迎えに行った感じだなーと思いながら観てます。……以上、さっつん&らいらレポでした(^ ^)。
・天玲さんもいるんですけど、こちらは後半のジャコモの秘書とは別人……っていうか、ここは「レオポルド・ロゼッティ」で出てるんですよね。スポットが来るのは一瞬だけど(^ ^)。えーっと、誰と踊ってたっけな。あおいちゃん(美風)かな?
・他のカップルは、珠洲さんとせーこ(純矢)は役のまま、ですよね。ジュリアーノ(寿)と花露さんは、カチャとえりちゃん、こーまい(光海)と美風凜ちゃん、愛月くんとうららちゃん、美月くんと夢莉さん、夢月せらくんとあいこちゃん(花里)、和希くんと誰だっけな。みんなそれぞれに雰囲気を出していて面白いです。
・パーティーの最後の方、檀上でモンチりく愛で話しているのがなんかほのぼの。サルヴァトーレ側の愛月くんと、アメリカチームの二人。楽しそうに情報交換しています。
・クラウディアたちにサルヴァトーレをとられた後、ムッとして煙草をふかしているれーれが素敵(*^ ^*)。


■第六場 チネチッタの撮影スタジオ
・こないだ書き忘れたんですが、すみ花ちゃんが最初にスタジオに入ってくるときの歩き方(←てるてる坊主で)、あんまりハイヒールを履きなれていないように見えないんですよね。いっそのこと、違う靴を履いてはいってきちゃえばいいのに、と思う。……履きかえる暇はないのかなあ。
・「人と同じことができない」ってことは、人と違う個性を持ってる…ってことですよね。パフォーマーとしては得難い個性だわ。そこを見抜いたんだとしたら、サルヴァトーレの炯眼もおそるべし、というところか。


■第七場 下町のPizzeria
・まっぷーとらいらちゃんが夫婦。あの娘は誰だったかな。
・天風くんと凜ちゃんがカップル。凜ちゃん、今回は同期のカップルが多くて良かったね、と思いながら観ています。
・テーブルに座っているのは美月くんと愛白もあちゃん。
・「一足の靴を買うのが夢だった」ってすごく良い台詞だと思うんですけど、祐飛さんのお茶会以来、「まみさんwww」と思ってしまって笑いが止まりません。真琴つばささんが観にきてくださったとき、「一足の靴がどうこう、って言うから、そのうち靴を作り始めて、フェラガモになるんだと思ってたのに最後まで仕立て屋のままだったね」って仰ったそうです。かなり大幅に意訳してますが。
・サルヴァトーレが銀橋に出る直前、かけるくんと結乃かなりちゃんの熱烈なキスは一見の価値あり。


■第七場(つづき) 抽象空間
・施設の女職員のえりちゃん、サルヴァトーレ少年が憎いのではなく、本当に手を焼いているんだ……といううんざりした感じがよく出ているような気がします。でも、少年側は貴女にいじめられてると感じてい思いますが(^ ^)。いじめた側は気づかないことも多いものですから。
・でも、親方の話を聴いているときの雰囲気とか、サルヴァトーレ少年が泣きだした途端にオロオロしてしまうところとか、彼女に悪意がないのはなんとなくわかるような気がする。でも、難しい役ですね、あれは。


■第八場 チネチッタの撮影スタジオ
・ミーナの撮影が成功して、「良かったなあ!よかった、良かった!!」と言うフランクみーちゃんがすごくツボです。
・おばあちゃんへの二度目の電話で出てくる名前は「ハンフリー・ボガート」。一回目は「クラーク・ゲープル」だったのに、おばあちゃん若いなあ。


■第十場 フォロ・ロマーノ
・月を見上げてスパイスをかけるルイス・キャロル(明日海りお)。フォロ・ロマーノでエネルギーを充填するサルヴァトーレ。


■第十二場 下町のBAR
・最初に喋りだすえなちゃん(月映)、同じテーブルにこーまいと凜ちゃん。90期二人はカップルな感じ。
・……鳥の声なんて聞えませんよ?>景子さん。 鐘は鳴るけど。誰かのために。


■第十三場 作業場のインタビュー
・マリオと決定的に対立した時と、職人たちのインタビュー。タイミング的にはどっちが先だったんでしょうね。
・インタビュー映像をみているときとか、その後のおやっさんのやりとりとか、すごく良い場面だと思うんだけど、撮らなくていいの?>レニー



そんなところでしょうか。
楽へ向けて盛り上がってきているので、まだまだ細かいツボはたくさんあるのですが……、とりあえずこの辺りで。


みなさま、よいクリスマスを(^ ^)。