東京宝塚劇場にて、宙組新人公演「銀河英雄伝説」を観劇いたしました。


いやはや、楽しかったです(^ ^)。
まだ東宝に来てから本公演を一度も観ていない(大劇場公演も公演の前半に観たっきりな)ので、細かい演出変更や役づくりの違いについてはよく判りませんでしたが、全般的にはうまくまとまっていたような。。
ただ、全体的に、カット箇所は概ね理解できるけど……でも、もうちょっとショーシーンを残しても良かったのでは…?という気がしました。あと、カットしたからといって全部説明しなくても良いんだよ!と言いたくなったりはしました(汗)

新公演出は児玉明子さん。まあ、児玉さんにしてはちゃんと仕上がった方かな?実力のある人は自分でなんとかしていて、いろいろ不器用な人はちょっと苦戦していて……いろんなことがそのまま出ていたような気がしましたが、それが演出意図なのか、それしかできなかったのか、そのあたりはちょっと微妙、かも?(- -;;;



■ラインハルト・フォン・ローエングラム(蒼羽りく/凰稀かなめ)
金髪ロングの巻き毛と華やかな軍服がとても良く似合って、めちゃくちゃ恰好よかった!「美しき生涯」の疾風といい、テルくんの役はよく似合いますよね。受け身の芝居が得意で、苦悩が悩ましい、、、芝居の方向性が似ているのでしょうか。
とはいえ、テルくんのラインハルトとはまた違う魅力があって、求心力と実直な前向きさが、ラインハルトという役にもよく合っていたと思います。ダンスというか、身のこなしがいちいち華やかでスマートなのはさすがダンサー、と感心しました。いや、マントさばきはだいぶアレでしたが(←経験がものを言う分野なので、これからも頑張ってください!)

それにしても。りっくんって、台詞声は強さと柔らかさと両方あってとても良いのに、どうして歌声は駄目なんだろう……(涙)。彼女の芝居がすごく好きなので、歌さえどうにかなれば鬼に金棒!と思い続けてはや3年(?)…てnだいぶ良くなったとは思うのですが、、、うーむ。



■パウル・フォン・オーベルシュタイン(愛月ひかる/悠未ひろ)
公演の幕開きの銀橋登場(&状況説明)がなく、新元帥府まで登場しないので、それまでの殆ど全場面でバイトをしていたのですが(^ ^)、さすがに目を惹く美貌と華やかさでした(^ ^)。っていうか、本公演と同じ髪型で同じような位置で踊られると、なんとなく混乱します(汗)。

オーベルシュタインとしては、かなり本役を忠実に踏襲していた印象ですが、りっくんとの並びの良さはさすがでした。相手役(?)が同期のりっくんということもあって、落ち着いて演じていたと思います。今まで観た愛ちゃんの中で、一番良かったかも(^ ^)。
あとは声さえ良くなれば無敵なのになあ……!!(切実)



■ジークフリード・キルヒアイス(桜木みなと/朝夏まなと)
こんなに歌えたのか!というのが嬉しい驚きでした。ソロが聴けて良かった!
長身のラインハルト+小柄なキルヒアイスという、原作の設定を頭から無視したキャスティングでしたが、これはこれで、原作を知らなければ違和感なく観れるんだろうな、と思いました。特に、「フレイアの星」の後、ラインハルトがキルヒアイスの前髪をちょっといじるところ。膝をついたキルヒアイスと、ちょっと屈みこんで髪に触れるラインハルト、というのは新鮮でした(^ ^)。

全体的に、本公演より発散型のキルヒアイス、という印象でしたが、一番それを強く感じたのは、ラストの直前、ガイエスブルク要塞で再会した二人が口論した後、一人取り残されるキルヒアイスの場面でしょうか。「フレイアの星」リプライズを、自分の中に沈み込むのではなく、その場にいないラインハルトに問いかけるように歌っていたのが印象的でした。

それにしても。
りっくんの腕の中にすっぽり収まるキルヒアイス……原作を知らなければ以下同文。



■アンネローゼ(伶美うらら/愛花ちさき)
素晴らしかった!
決して芝居が巧いひとではないと思うのですが、愁いに満ちた立ち姿と、どこか寂しげな透明な微笑だけで、「アンネローゼ」という存在を表現できるのは素晴らしい、と思いました。
それと、声も良かったですね。穏やかだけど硬質な、あまり感情の載らない声。「キャラクターが嵌る」ことの難しさと喜びを感じました。

本公演のユリアン役で少年役に挑戦しているゆうりちゃんですが、男役が女役を経験して化けるように、娘役は少年役で化けるのかもしれませんね。やっぱり「娘役」を見直す良い機会になったと思うし、露出(出番)の多い通し役で、ちょっとした仕草や目線にも気を使うってことを学んでいるのも大きいでしょうし。公演ごとにぐんぐん色々なことを吸収して、気持ち良く成長してくれているのを感じます。
「逆転裁判」も楽しみですが、それ以上に、「モンテ・クリスト伯」の新人公演が楽しみです!!メルセデス、似合うだろうなあ~~!!(^ ^)



■ブラウンシュヴァイク公爵(月映樹茉/一樹千尋)
この公演を最後に卒業するえなちゃん。
いやーーーー、予想以上に、本役とは全然違うキャラクターを立ち上げてきたなあ、と思いました。いや、相当思い切った予想をしていたつもりなのですが、さらにその上を行かれてしまったた気がする……(^ ^;ゞ
私は本当にえなちゃんの芝居が大好きなのであまり冷静なコメントはできませんが、序盤の元帥任命式のあたりでの貴族らしい落ち着きと貫録から、終盤のガイエスブルク要塞での狂いっぷりまでの振り幅の広さと、通し役としての説得力の両立は凄かった!狂ったときの声の使い方とか、彼が本質的に抱えている二面性の表現とか、そのあたりの解釈もすごく良かったです。

芝居に入り込んでしまうとコントロールを喪いがちで、芝居巧者と言われてはいても、あまりに不安定すぎて使いどころの難しい役者ですけれども、今回のブラウンシュヴァイク侯爵を観て、少しは計算して舞台に立てるようになってきたような気がしました。
役者として本当に成長するのは、これからだっただろうに……、卒業は本当に残念です。本公演でブラウンシュヴァイク役が回ってくるくらいまでは居てほしかった(T T)。



■アンスバッハ(和希そら/凪七瑠海)
本公演やショーでの印象で、あまりコントロールの効かないタイプかと思っていたのですが、今回はすごく落ち着いて演じていたと思います。
相手役(?)のえなちゃんが先にブレーキなにそれ?状態で投げ棄ててしまったので、仕方なくフォロー役に回っていたという気もしますが(^ ^)、良い経験になったのではないでしょうか。
いやもう、、予想外にえなちゃんとの相性がよくてびっくりしました(^ ^)。そして、良い声すぎてドキドキしました(^ ^;ゞ

ただ、姿勢(立ち姿)は早急に見なおした方が良いのではないか、と思います。肩を張って顎を引いて、腰を引きあげる。今のままだと実際より小さく見えるし、だらしないというか、、、女性っぽく見えるんですよね、不思議と。
ダンスは男役ダンスができるようになってきたと思うので、普段の(芝居をしているときの)立ち姿をもう少し意識してほしいな、と思います。



他にも印象に残った方はたくさんいらっしゃるので、そのあたりはまた後日。





最後にちょっとだけ、この公演には何の関係もない呟き。
今回、いわゆる「カーテンコールの並び順」が、りっくんを中央に、花乃、凛城、愛月、桜木と並んでいて、その外側にれーれとえなちゃん、、、だったのですが……
1年前の「オーシャンズ11」は、主演コンビ(真風・音波)以外は香盤順だったんですよね……(T T)(関係ないのにすみません)


日本青年館にて、月組公演「春の雪」を観劇いたしました。


いやはや。
バウの初日があいてすぐに観てから、今まで感想を書けずにいたのは、何を書けばいいのか判らないほど嵌ったから、なのですが。
生田さんの夢と萌が詰まり過ぎていて、生田さんのファンとしては本当に全公演観たいほど浸れた作品なのですが、、、、、普通の宝塚ファンにとってはどうなんでしょうか(^ ^;ゞ 真顔でわからなくなっております。。。


……と言っていても仕方がないので、思いつくままに。



とにかく、この作品が名作になっているとしたら(←いわゆる「名作」とはちょっと違うと思いますが)、最大の功労者はキャスティングだと思うんですよね。
明日海りお=松枝清顕という、万人が手をうって肯いてくれる決定的な主演者が居たという奇跡のみならず、宇月颯の飯沼茂之、珠城りょうの本多繁邦、鳳月杏の治典王、それぞれの似合いっぷりも奇跡的だと思うんですよ。

観る前から飯沼と本多は絶対だなと思っておりましたが、観てみたら洞院宮も息を呑むほど似合っていて。
この4人が同じ組で、近い学年のそこそこの立場(こういう役が回ってくる位置)で並んでいたという奇跡は、本当に、何ものにも替え難い奇跡だと思いました。



そして、それ以上に凄いのは、大人たちの嵌りよう
清顕の産みの両親である輝月ゆうまと花瀬みずか、育ての親ともいうべき綾倉伯爵家の美翔かずきと琴音和葉、二家の両親それぞれの説得力。
若者たちが主題の物語に見えて、彼らの育ってきた家庭がきちんと描かれていることが、「時代の空気」を醸しているんだな、と実感しました。

治典王の両親(華央あみりと萌花ゆりあ)、本多の両親(星那由貴と真愛涼歌)も良かったし、他にも、綾倉家の蓼科(美穂圭子)の怖さ、松枝侯爵の母・夏月都の強さ、そして、月修寺のご門跡・白雪さち花の圧倒的な存在感。鉄板の専科は美穂さんだけであとはみんな組子であることを考えると、本当に素晴らしいなと思います。


粗野で横暴なくせに、「優雅」に卑屈な松枝家当主のコンプレックスのもとは、幕末の動乱中で武功をたて、侯爵にまで成りあがって故郷鹿児島では神と崇め奉られている「ご先代」。そのご先代の妻であり、軍人として将来を嘱望されながら若くして亡くなった兄を溺愛する母親との相克が、短いやり取りで本当に巧く表現されているなあ、と感心しました。
「ご先代」が華々しく喧伝される「武力」という価値観に対抗するために、彼は「貴族」や「伝統」という価値観を導入しようとする。元々そういう土壌のない松枝家に、無理をしてそれを植え付けようと。
その同期の不純さからくる歪んだ憧れと、力の無きもの対する蔑みという自己矛盾は、痛々しいほどで。
彼の「優雅」に対する希求の歪みが清顕を歪め、その家の「武」に対する盲目的な信仰が清顕の肉体を壊してしまう。子供のように素直で欲求に素直な松枝侯爵が一番欲したものは、結局、何一つ彼の手には入ら(残ら)なかった……2巻(「奔馬」)にちらっと出てくる老残の松枝侯爵も、まゆぽんなら演じてくれそうな気がします。いやもう、キャストそのままで「奔馬」も上演してほしいです(すごく真顔)(作品的に、、演出は大野さんあたりの方が良いかも)


代々続く「みやこ」の公家臭がぷんぷんする、綾倉伯爵。コンプレックスを知らない、他人に対して開く扉を持たない、、、凡人には理解しがたいその距離感のようなもの。東京などという田舎にはありえない、「みやこ」の雅、表面の穏やかさとその裏にある嫌味な感じは、本当に素晴らしかったと思います。表面的には何を考えているのかわかりにくい人ですが、実際には何も考えていないところがとても素敵でした。

全てにエネルギッシュで、目に入るものすべてを支配せずにはいられない松枝侯爵と、すべてに関して無関心で、何かを支配することなど考えたこともないのに、すべてのものは自分によかれと存在していると信じている……いや、そういうものだと思っている(知っている)綾倉伯爵。
原作では蓼科との関係が描かれる綾倉伯爵ですが、さすがにカットされていましたね。まあ、そういう関係がなくても、蓼科の怖さも綾倉伯爵の底知れなさも、いささかも損なわれなかったのはさすがです。


松枝侯爵(と姑)に抑圧された末に、すべてに無関心になった侯爵夫人・都志子。
彼女の空虚さが清顕に与えた影響は大きかったと思うんですよね。幼い清顕の中にあった「空虚」。本来であれば「母の愛」で埋められているはずの心の虚ろに、綾倉家が1000年かけて精製してきた「毒」が注ぎ込まれた結果が、現実を否定し、夢に溺れる清顕だったのだろうな、と。


綾倉伯爵と結婚したのが不思議なほど、愛情に溢れた「普通の母親」であった伯爵夫人。
ちびあずの「普通」さは、この作品の中ではむしろ異質で、だからこそ清涼剤のように優しく感じられました。
一幕での聡子姫の「普通」さは、彼女の娘だからなんだな、と納得したんですよね。でも、2幕になって、「ああ、やっぱり綾倉伯爵の娘だったんだな」と思わされてしまうあたりは、、、生田さんの演出が巧いのかな?(←ファン)

そういえば、綾倉伯爵夫人はどういう出自の人なんでしょうね。原作でも説明はなかったような気がしますが……清顕も、彼女に育てられていたら良かったのにね(^ ^)。行儀見習い、ということだから、奥向きにはあまり出入りしなかったのでしょうか……?




書き始めたら長くなるだろうなあ、と予想してはいましたが、それ以上に長くなりそうでちょっと怯えています。
いや、だって、みれば見るほど想像をかきたてられて、書けば書くほどいろいろ思いついてしまうんですもの(^ ^)。

キャスティングは文句なく神だと思うのですが、演出も良かったな、と。
舞台面の美しさ、音楽の印象的な使い方、海と蝶、そして、融け崩れる淡い雪。マニアックなまでに細かい舞台セットと転換の妙技。彼が、盆もセリも使い放題な大劇場を担当したら、いったいどんな舞台を見せてくれるのか、とても楽しみです。

ただちょっと、、、青年館の舞台は、生田さんの夢で埋めるには少し広すぎるのかも、とは思いました。舞台転換が多いのは生田作品の特徴の一つなのですが、バウでは緊迫感のあった転換も、青年館だとちょっと間が空いちゃうな、と。
いや、そうは言っても初めての青年館にしては良く出来ていたし、役者ががんばって埋めていたから、問題ではないんですけどね、、、と、つい擁護したくなってしまうのはファンだからなんでしょうか……。




まだ2012年の11月なのに、もう「5」まで来てしまった来年のラインナップ。
小出しにするのは良いんですが(今の時代、SNSで拡散しやすいよう、情報を細かく分けて出すのが流行りなので)、、、それにしては、今回宙組まで出しているあたり、中途半端な気もしてみたり(^ ^;ゞ



それでは、公演の初日順に。


■月組バウホール公演

バウ・ロマン
『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』-衣通姫(そとおりひめ)伝説より-
作・演出/上田久美子
主演/珠城りょう

上田さん、バウデビューおめでとうございます!そして、たまきち、バウ初主演おめでとう~~~!!

いやはや。ここ数年、数少ないバウ公演がまさお、園加、みりお、みりおときていて、なかなか下級生に降りないなあ…と思っていたら!!(^ ^)

たまきちは軽皇子だとして、軽皇女、穴穂皇子(安康天皇)、物部宿禰、、、あたりの配役がどのあたりにくるのか、、、演出家もメンバーも新鮮で、とっても楽しみです!





■月組梅田芸術劇場公演

ミュージカル『ME AND MY GIRL』
脚色・演出/三木章雄
主演/龍真咲・愛希れいか

わああああ!ちゃぴのサリーーーーーっ!!
行きます。絶対行くぞ!


ところで。みりおくんは出演されるのでしょうか。バウはたまきち主演で発表されたからないとして、2年連続でディナーショーとか……ないかな(汗)。
「主演」がちゃんと発表されているんだから、初演にならってビルとジャッキーの役替り、とか、、、そういうこと言わないでくださいね(祈)

なんて呟きつつ、まずは配役希望(not予想)を……と思ったけど、書いてみたらさすがにいくら希望とは言ってもあまりにあんまりなので、しばらくは胸にしまっておこうと思います。
ただ、作品的に、ジョン卿=二番手に拘らなくていいと思うんですよね。……何を言っているのかというと、あちょうさん(華央)か、まゆぽん(輝月)のジョン卿を観たい!ってことです(真顔)

……むしろ、たまきちジョン卿は観たかったかもね(呟)





■花組シアターオーブ公演

『戦国BASARA』
原作・監修・制作協力/株式会社カプコン
脚本・演出/鈴木圭
主演/蘭寿とむ、蘭乃はな

宙組が「美しき生涯」を上演していたとき、というか、ポスターとかが出始めた頃に、ビジュアルが話題になっていたゲームですよね。
私はゲームにはとことん興味を持たないように気をつけて生きてきたので、あまり面白い舞台を創られても困るなあ……なんて思いつつ(汗)。

ゲームの内容をよく知らないから、いったいどんな舞台になる可能性があるのか全くわかりませんが、、、できれば、ビジュアルだけ戦国BASARAにして、性格とか展開は史実に沿ってくれたらいいんだけどなー(諦)。


それにしても。「戦国BASARA」を上演するってことは、田村由美の「BASARA」は絶対やらない、ってことなのでしょうか。
壮ちゃんの朱里とか、テルくんの揚羽とか、ちゃぴの更紗とか、、、めっちゃ観たいのに!!





■宙組全国ツアー公演

ミュージカル・ロマン『うたかたの恋』
原作/クロード・アネ
脚本/柴田侑宏 演出/中村暁

レビュー・ルネッサンス『Amour de 99!!-99年の愛-』
作・演出/藤井大介
主演/凰稀かなめ、実咲凜音

テルくんのルドルフ!!
「エリザベート」と「うたかたの恋」、同じ時代を扱った二つの作品で同じルドルフ役を演じるんですね。軍服が似合うことはもう判り切っているし、、、わー、楽しみだなあ。


そういえば、宙組は2代目のタカコさん&ハナちゃんのお披露目全ツが、今回と同じ「うたかた」&藤井ショー(「グロリアス」)の組み合わせでしたよね。
良い組み合わせだと思いますが、いかんせん役の少ないお芝居なので(名作であることはもちろんなのですが!)月組同様、バウ公演が追加になりますように(切実)。あ、もちろん、花組もね!




時間に追われて毎日を戦場で過ごしているうちに、前回の更新から一週間以上あいてしまいました。 今月は目標クリアできそうにないな……
こんな状況なのに、遊びにいらしてくださっているみなさま、本当にありがとうございますm(_ _)m。




書けずにいた間にもいろいろなことがありましたので、いまさらですが、ちょっとだけ。



まずは。
雪組大劇場公演千秋楽おめでとうございます。

キムちゃん、
みみちゃん、
杏奈ちゃん、
詩風さん、
大劇場ご卒業おめでとうございます。千秋楽は無事晴れて、良かったです(^ ^)。

「仁」も楽しい作品で、原作を知らなくても楽しめたし、キムちゃんは恰好よくてみみちゃんが可愛くてハウルくんも可愛くて、そして、なんといっても杏奈ちゃん演じる夕霧さまが素晴らしかった……!!「おさらばえ」で号泣しましたよ私は。。。
ああ、今思い出しても涙出る(T T)

ああ、一回しか観られなかったので、東宝が楽しみ!!(^ ^)
そして、あんどうなっつの販売が嬉しいです!食べるぞ!





月組全国ツアー公演、千秋楽おめでとうございます!
麗奈ゆうくん、ご卒業おめでとうございます(T T)。

CSニュースの映像を視ると、1ヶ月の間に芝居がこなれて、まとまってきたのがよくわかります。初日あけてすぐのさいたま公演でさえ、あんなに楽しかったのだから、後半はさぞ……と思います。観たかったなあ。。。どうして平日なんだよ梅田なのに(T T)

ちゃぴのクラウディアに出会えて、良かった。まさおのフレッド、みやるりのアンソニー、そして、ゆりやんのフランクに出会えて、本当に良かったです。ありがとう歌劇団、ありがとう月組(^ ^)。





花組バウホール公演と星組大劇場公演、そしてディナーショー「So In Love」初日おめでとうございます!
どれも評判良さそうで、わくわくしてます。早く観たい~~~!!




そして、最後に。
来年の花組大劇場公演「オーシャンズ11」の主な配役が発表されました♪

ダニー(蘭寿とむ)とテス(蘭乃はな)は決定事項として、その他のポスターメンバーが。。。

ラスティ(北翔海莉)、
イエン(華形ひかる)、
バシャー(春風弥里)、
ベネディクト(望海風斗)、
ライナス(芹香斗亜)

この7人か!!

フランクの代わりにイエン(華形ひかる)とバシャー(春風弥里)なのか!!

これは……やられた………!!

予想外でした。ぱたり。

いや、メンバー的にはほぼ予想通りなんですが。
みつるはラスティ、フランクみーちゃんだと思ってたからなあ。。。(みっちゃんが出るとは思わず)

しかしこれは……みつるとみーちゃんがアクロバティックダンスを披露する長尺場面があると思っていいですか!?(信)



初ポスターなのは、みーちゃんとキキちゃん…かな?(何かで出ていたらすみません)
本公演に限ればみつる以下全員、ですよね。花組はあんまり大人数のポスターなかったから。

いやー、どんなデザインになるのか、ポスターが出るのがとても楽しみです♪
それ以上に、公演が楽しみすぎますが!


.
ついに、100萬アクセスを達成いたしました!!



こんな話題の限られた地味な日記を、そんなに多くの方がご覧くださったかと思うと、なんだかドキドキする。とくに、いつも遊びにいらしてくださり、丁寧にコメントをくださる皆様、いつもいつも、本当にありがとうございます!!m(_ _)m。




この日記を書き始めたのは、2006年12月17日。カウンターが千回回るのにちょうど一ヶ月かかって、それでもすごく大勢の方に読んでいただいているんだな、とドキドキしていた頃。

あれから、もうすぐ丸6年になります。

今だから書きますが、日記を書き始めたきっかけは、、、まぁ仕事で使うので自分でもやってみようと思ったというのもあったのですが、本当のきっかけは、翌年(2007年)中には祐飛さんに何か大きな変化がありそうだな、と感じたことだったんですよね。

この学年で大きな変化っつったら「卒業」ってことだよね、と思って、それで、それまでの日々の気持ちを書き残しておきたくなったのでした。

結果的には、大空さんはその翌年末に組替えが発表となり(←予感そのものは間違ってなかった)、生まれ育った月組を離れて、そして、、、たくさんの奇跡があって、今に至るわけですが。



なんだかんだ言っても、幸せな6年間だったな、と思います。
日記を読み返すと、その頃に考えていたことがいろいろ蘇ってくる。ここには多分、私の幸せな6年間が詰まっているんですよね。

私個人が望もうと望むまいと、祐飛さんはトップになる可能性のある道を選び、ひたすらその可能性に向かって邁進していらしゃった。
僅かな武器を極限まで磨き上げ、ひかれてはいなかったはずの道を、ご自分の力で切り拓いて、奇跡を起こした。

その道を切り拓くにあたっては何の協力もせず、身勝手にその後ろをついていってただけの私のことも、ちゃんと一緒の舟に載せてくれて、最後まで幸せそうな笑顔を見せてくれた祐飛さん。
宝塚を愛し、仲間たちを愛した祐飛さんと一緒に、宝塚を、ジェンヌさんたちを愛することができたのは、本当に幸せな、それ自体が奇跡のような時間だったんだな、と、今はとてもよくわかります。



奇しくも今日は、宝塚歌劇が100周年を迎える500日前。
エリザベート・ガラ・コンサートを観劇したのですが(詳しくはまた後日)、短いアフタートークがあって、OGのみなさんが「宝塚歌劇」に力強いエールを送ってくださったのが、とても嬉しかったです。

そんな記念日に百萬アクセスを達成できて、とても嬉しいです!(*^ ^*)。

まずは祐飛さんが卒業するまで、と思って始めた日記ですが、、、大空さんが愛した宝塚のためにも、あと500日は続けなくちゃ、なんてあらためて思いました(^ ^)
(いや、特に止める予定はありませんが)
(更新が減っているのは、いま仕事が忙しいからなので、しばらくはご容赦ください……)





これからも、たくさんの素敵な舞台が、私だけでなく、たくさんのファンを幸せにしてくれますように。
そして、この日記を読んでくださったみなさまに、ちょっとでも幸せをおすそわけ(?)できますように(*^ ^*)。



宙組東京宝塚劇場「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」千秋楽を観劇いたしました。


いつも控えめな優しい笑顔で踊っていた(雪乃)心美ちゃん、
「お芝居が大好きだから、一本もので卒業したい」と語っていたえなちゃん(月映)、

ご卒業、おめでとうございます。


えなちゃんの気持ちはわかるつもりだし、小池さんのえなちゃんに対する評価の高さ(「カサブランカ」でトネリ大尉を演じた時、まだ研4だったんですよあの人)もよくわかるから、その決断も納得せざるをえなかったんですが……
でも、寂しい。ごめんね、やっぱり寂しいよ。
おめでとう、と笑顔で見送りたい気持ちとは別に、もっと色々な役を生きるタカラジェンヌの彼女を見守っていたかった気持ちも、今日まで消えることはなくて。あんなにお芝居が好きで、男役が好きな人なのに、どうして卒業してしまうんだろう、と切なくて。

フレーゲル男爵がヴェスターラントで殺された後、暗転するまで、階段の影でぴくりとも動かないえなちゃんの小柄な身体をずっと追っていたら、なんだか涙が止まらなくなりました。
まだ出番はあるけど、「月映樹茉」の宝塚でのお芝居は、もう観れないんだな、と実感したんですよね……。最後にやりがいのある面白い役で、本当に良かったです。小池さんありがとうございます!!



シリアスなお芝居の一本ものとあって、特にアドリブを入れるようなところもなく、卒業されるお二人とも、ごく端正に、まっすぐに、どの場面も役になりきって演じていらっしゃったと思います。

フィナーレのドレスに紅いコサージュをつけていた心美ちゃん。
大階段で、白い小薔薇のコサージュをつけていたえなちゃん。


ピンクをメインにした、こんもりと丸い、娘役さんらしい可愛いブーケの心美ちゃん。
真ん中が白くて、外側の花弁だけ淡いピンクの薔薇を、祐飛さんの青薔薇のブーケのように、茎を長く揃えた形にまとめて銀のリボンで結んだシャープな花束のえなちゃん。
ご挨拶も、まっすぐに短くストレートで。とても可愛いのに、とても心に響きました。


昼間は晴れていて暖かかったのに、終演時はびゅうびゅうと木枯らしが吹き荒れる寒い夜。
緑の袴で赤ん坊のような無垢な笑顔を包んで、雲の上でも歩いているかのような軽やかな足取りで去っていったお二人の明日に、幸多かれと祈りつつ。






なんだか結局、作品についてちゃんと書かないうちに千秋楽になってしまったな………(すみません)

東宝で観て、いろいろ細々変ったなと思ったのですが(アンネローゼが2幕ずっと喪服だったこととか、オフレッサーの登場が恰好よくなってたこととか、他にも色々)。


いちばん驚いたのは、「オーディンの夜」でした。
私はやっぱり原作ファンなので、ああいう女々しい歌を歌うロイエンタールがどうも受け付けなかったのですが、東宝に来たら、ロイエンタールの「最後かもしれない夜を一緒に過ごしたいたった一人の人」=ミッターマイヤーという図式があまりに明解に提示されていて、吃驚しました(滝汗)。
いいのか、宝塚なのにそんなんで(←いいんですよモチロン!!)

一時の愛人(結乃かなり)に対する優しい愛撫と、なのに彼女とは殆ど視線を合わせずに、宙をさまようヘテロクロミア。あからさまにミッターマイヤーの方を視るわけでもないところが良いんです(*^ ^*)ミッターマイヤーの代わりに女を抱いてるわけじゃないから(そういう対象ではない ←当たり前)。ただ、女では埋まらない虚無が、友と酒を飲みながら語り合えば埋められる、という感覚なんですよね。
「寂しい」のとも違う、もっと切実な感情。

戦闘場面ではミッターマイヤー(七海)の方がアイコンタクトしたがってロイエンタール(蓮水)に無視されているのに、プライヴェートではミッターマイヤーが愛するのはエヴァンゼリンただ一人、というのが、私のイメージ通り(←原作どおりかどうかは、もはや不明としか)でした。

あああ、博多では双璧二人とも変っちゃうんですよね。。。この場面も、どうなることか。




博多といえば、いくつか小池さんに再考してほしいところがあるので、忘れないうちに個人的にメモっておきたいと思います。

・「滅ばなかった国はない」っていう言い方に違和感を感じるのは私だけ?「滅びない」じゃなのか……?あぅ、私だけなのかなあ。。。


・ラインハルトがヒルダを呼ぶ時は、(せめて最初の元帥就任式だけでもいいから)フロイライン・マリーンドルフと呼んでほしい。


・新公でルビンスキー(美月)が言ってた「常勝の英 雄ラインハルト、不敗の魔術師ヤン」っていう決め台詞を採用してほしい。


・同じく新公でオーベルシュタイン(愛月)が言った「皇帝は死にました」も自然で良かった!(本公演では「皇帝の死が告知されました」だったはず) 新公演出の児玉さんは原作ファンなのかしら…?
あと、ラインハルトのソロだけでいいから、「皇帝が亡くなった」を「死んだ」に修正してほしい。。。コーラスは良いんですけど、ラインハルトが皇帝に敬語を使うのは違和感があるんですよ(T T)。……あ、でも、皇帝が「すべてを見抜いていた」設定に替えてるから、そこは仕方ないのか?



他にもいろいろあったはずなので、思いだしたらまた書くかも。

こんなところに書いてないで、ファンレターでも出せってご意見は、、、ごもっともです……(汗)。

【友人に指摘されて気がつきました。文字で読んで美しい詞と、耳できいてわかりやすい言葉は違いますよね。舞台脚本の常識なのに、原作が好きすぎてちょっと目が眩んでましたすみません。今のままでお願いします】【っていうか、小池さんさすが!!】


今日は、月組大劇場公演の集合日だったんですね。


あーちゃん(花瀬みずか)、
あちょうさん(華央あみり)、
ゆめちゃん(愛風ゆめ)、
あまりら(天翔りいら)、、、

言葉もない(T T)。

千秋楽まで、どうぞよろしくお願いいたします。。。。


まずは、あまりら(T T)。好きだったんだけどなあ、、、残念です。
歌えて踊れて芝居もできるのに、なかなかお披露目の機会がなかったので、ロミジュリ新公は嬉しかったんですが。。。今回は何の役をされるんでしょうね。やりがいのある役がつきますように。


ゆめちゃん(涙)。ちょうど一年前の「アリスの恋人」の赤の女王様は、本当に素晴らしかった!特徴的な声は、大きな武器でもあり欠点でもあったと思いますが、、、でも、歌えて美人で、全国ツアーのドリーもすごく良かったのになあ。


あちょうさん(号泣)
もう理屈は言いません。まさかあちょうさんがわずか研11やそこらで卒業してしまうなんて思ったこともありませんでしたよ!!
長い宝塚人生、たまには良いかと思っていた可愛いピーターの次の公演で卒業だなんて(T T)。
ロベスピエールはめっちゃ嬉しい!!ですけどね。。。


そして、副組長のあーちゃん。
あーちゃんって、祐飛さんの唯一の新人公演主演(1幕のみ)の相手役だったんですよね。
歌えて踊れて可愛くて、「黒い瞳」新公のマーシャも、「十二夜」のヴァイオラも、大好きだったなあ。ヒロインまっしぐらだった当時を思えば、いままで残っててくれたことの方が奇跡なんでしょうね、きっと。
最後の役はジャルジェ夫人。ゆうちゃんさん(汝鳥)の奥方。
娘役のまま卒業するのか、最後の最後に「女役」に進化するのか、、、どちらにしても、悔いのないように演じきってほしいです。

それにしても!
月組って、あーちゃんの次は86期のマギー(星条海斗)なのですが。
……マギー、副組長になるの……?





集合日なので、主な配役も発表されたわけですが。
蘭寿さん・壮さんが特別出演される時(1/7~13)の役替りは以下のとおり。

ベルナール  みやるり ⇒ みりおくん
ジェローデル たまきち ⇒ みやるり
アルマン   宇月くん ⇒ たまきち
シャロン   星那くん ⇒ 宇月くん

星那くんは役替り期間中は衛兵隊士。その期間は一人増えるのか、それとも、今名前の出ていない下級生の誰かが抜けるのか?どっちなんでしょうね。

また、特出とは直接の関係はないんですが、同じスケジュールで以下も役替りするそうです。

ミッシェル ひびきち ⇒ ゆうき
ロセロワ  ゆうき  ⇒ ちなつ
ヴェール  ちなつ  ⇒ ひびきち

ちなみに、以前の花組(あれは外伝でしたが・・・)では、アルマン=華形ひかる、シャロン=朝夏まなと、ロセロワ=日向燦、ヴェール=望海風斗、、、、でした。かろうじてキャラクターとして印象に残っているのは、アルマンくらいかな……?

でもまあ、そうは言っても宇月くんやちなつちゃんが役替りに食い込んだのは凄い!ですし、嬉しいです。東宝は役替りなしなので、ちょっと遠征したくなってます。………今更そんなことを考えても、チケットないでしょうけれども。



個人的なツボはいくつかありますが、まずは、フェルゼン=ゆりやん、かなあ(^ ^)。
めおちゃんが毎日くぐっていたあのドアは、再登場するのかしら?(^ ^;;;ゞ

マロン・グラッセ=すずな(憧花)も驚きましたけどね!いや、女性では一番大きな役かもしれないくらいの役ですから、楽しみですが。し・か・し!……すずなよどこに行く……?




最後に一つだけ、祈りをこめて叫ばせてください。

モンゼット夫人とシッシーナ夫人って、最初の配役発表にいなかったら出ませんよね!? ばんざーい\(^o^)/



2013年の星組大劇場公演は、「ロミオとジュリエット」。


……同じトップコンビで一本ものを再演って珍しいですよね。
作品は大好きだし、博多座はとても楽しかったけど、、、今の礼音くんとねねちゃんで観たい役か?問われると、ちょっと微妙……かもなぁ(ごめんなさい)。




配役予想はちょっと自重しておきます。出演者もわからないし、なんだか、役替りとかしかねないし。


礼くんの愛がもう一回観たいけど、無理だろうしな〜。


とりあえず、まさこちゃんの「死」としーらんの「愛」、そして、モンタギューチームのみっきぃさんを観たいぞっっっ!!とだけ…(←自重するんじゃなかったの?)(ことだま、ことだま)





一番楽しみなのは、新人公演かも(^ ^)。

礼くんロミオ、観たいっ!(真顔)


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宝塚バウホールにて、花組公演「Victorian JAZZ」を観劇いたしました。


可愛かった楽しかった可愛かったすごーくすごーく可愛かった!!


………いやはや(^ ^)


だいもん(望海)、バウ初主演おめでとうございます!
田渕さんバウデビューおめでとうございます!

そして!

べーちゃん(桜咲)、さいこーに可愛かったよーーーーっ!!



いやもう、だいもんのハンサムで大人な恰好良さと、べーちゃん真由ちゃんの可愛らしさに射抜かれて、もう、大変に幸せな2時間半でした(^ ^)。
田渕さんありがとう。本当にありがとう!!100回繰り返しても足りないくらい感謝しています。
本当に楽しかったよ!バウって良いなあ、素敵だなあ(*^ ^*)。



だいもんが演じるナイジェルは、売れない奇術師。
「新しい音楽のような」魅力的な男、というキャッチフレーズで語られる男ですが、その音楽テーマが「ヴィクトリア朝時代にはなかったはずのJAZZ」である、という設定は、あまり生かされていなかったような気がします。
彼を取り巻く音楽の新しさは、脚本的には特に語られていないので。

でも、作曲・編曲が斉藤恒芳さんであったことは、作品世界の構築においては大きな意味があったんだろうな、と思いました。

メインとなる数曲を提供しただけかと思っていたのですが、スタッフリストを見た感じだと、既存曲の編曲含め、全曲彼がつくってくださったのでしょうか?
普通の楽器を使った普通っぽい曲もあったのですが、どの曲もどのフレーズも、役のキャラクターに合わせて隙なく構成されていて、とても素晴らしかったです。残念ながら全員が歌いこなせていたとはいえませんが(T T)、なんたって主演のだいもんの最大の魅力は「美声」と「歌」なんだし、歌が不得手なメンバーも、大きな課題を与えられて、みんなすごく伸びたのではないかと思います。


それにしても、だいもんが恰好良かった!!
大人でクールでハンサムで、なのにとっても可愛くて。
「爆発的な威力のある」笑顔が武器の桜咲彩花と、愛され天使な自由人・鳳真由、そして、謹厳で美しい実力派上級生・桜一花を擁した座組の中で、生真面目な優等生だいもんがどう出るか、、、、と心配していた部分もあったのですが、べーちゃんを振り回し、真由ちゃんに振り回されるだいもんの二面を魅せきった田渕さんは、天才なんじゃないかと思いました(真顔)。



大事なことなのでもう一度。
だいもん、佳作での初主演、本当に本当に、おめでとうございます!!

そして。
いわゆる「ヒロイン扱い」でこそなかったけれども、きっちりと主演者の相手役という任務をやりきった、べーちゃん。
本当に本当に、可愛かった(泣)フィナーレのラスト、一人歌うだいもんの後ろで、スポットを浴びて踊る姿に、涙が止まらなくて………田渕さん、最大限の配慮を、本当にありがとうござました。しあわせでした。






詳しいことは後日ゆっくり書かせていただきます・・・と言いつつ、ひとつだけ。
この作品は、是非、お隣の大劇場で上演中の星組公演「めぐりあいは再び Part2」とあわせてご観劇ください!だいもん演じるナイジェルと、「めぐりあいは再び」のマリオさま、お二人のクールな台詞を、ぜひ並べてご賞味くださいませ(^ ^)。



第一ホテル東京にて、壮一帆ディナーショー「So In Love」に参加してまいりました。



壮ちゃんのディナーショーに参加するのは二回目ですが、前回はなんというか、、、「面白い!」という感じだったのに、今回は本当に堂々たるスターっぷりで、、、圧倒されっぱなしでした。
歌も声量があって、安定してきたなあ、、、と感心したりして(偉そうにすみません)



壮ちゃんって、すごくショーマンシップがあるスターさんだなあ、と。自分がちゃっかり楽しみつつ、ちゃんと横目で客席が楽しんでいるか、ノッているかをみてくれている感じがするんですよね。
ちょっと空気がさめてくるとさりげなく盛り上げたり、ぐだぐだになりかけたトークにちゃんと自分でオチをつけたり(^ ^)。やんちゃ坊主に見えて、実は頭の回転が速くて舞台センスのいい人だなと思ってはいましたが、、、さすがでした。

初ディナーショーの下級生4人(遼・春花・天真・大河)をしっかり引っ張りあげて、彼らの魅力までちゃんと魅せてくださったのも嬉しかった!
このディナーショーと、来月のTCAスペシャルが、花組生としての最後の公演。年末からは雪組のトップスターとして70人からの組子を引っ張る立場になるわけですが、なんというか、、、安心してよさそうだななんてことを、あらためて思いました(^ ^)。




「So In Love」(5人)、「Chicago」、ケ・セラ・セラ(壮)、サン・トワ・マミー、Jupitor(5人)と5曲のメドレーというOpeningで始まったディナーショー。

その後は、宝塚コーナー(わいわい系)、トークタイム、JAZZコーナー、宝塚コーナー(しっとり系)、フィナーレと怒涛の展開で、あっという間の1時間。
そんなに曲数が多かったという気もしないのですが、トークする時間も殆どないくらいの勢いでがーーーーっ!とプログラムが進んでいって、気がついたら泣いてました(^ ^;

客席には蘭寿さんはじめ、コンサート組のメンバーが1テーブル。2回公演を終えて駆けつけたメンバーが、楽しそうに笑顔で、「Exciter!]の主題歌では曲にあわせて肩を動かしつつ(^ ^)参加していらっしゃったのが微笑ましい。客席降りの壮ちゃんが蘭寿さんい絡みに行ったのも、お約束だけど嬉しかったです(*^ ^*)。



シャープで恰好良いダンサーのかぐらちゃん、ふんわり美人で三拍子そろったきららちゃん、何が出てくるかわからないタソ、可愛くて歌ウマのがりんちゃん。最初から最後まで、ほとんどの場面に5人で出ているのを観て、さすが、人海戦術の達人・中村一徳さんという印象(^ ^;ゞ


それにしても、楽しかった!
特別に、○○が良かった…というのはなくて、ただ、「壮ちゃん凄い!」という、ただそれだけで。

「黒蜥蜴」から6年弱。花組子としての活躍を特別に意識した内容ではありませんでしたが、「今」の壮ちゃんの巨きさがちゃんと伝わってきて、いい構成だったな、と思います。
歌唱の技術を超えた表現力、表面的ではない、裏付けのある存在感。今に至るまでの長い道程が壮ちゃんに与えた厚みと奥行きを、しみじみを感じました。

今の壮ちゃんになら、「ラ・カージュ・オ・フォール」の「I’m What I Am」を歌って欲しいな、と思います。あの曲を歌いきるだけの迫力と格が、今の壮ちゃんにはあると思う。どんな世界を見せてくれるのか楽しみで、がんばってついていきたい、、、という気になりました。
ハーメルンの笛吹きみたいな壮ちゃん。来年からの活躍も、いままで以上に応援しています!



月組公演「ベルサイユのばら、新人公演の「主な配役」が発表になりましたね。

オスカル=ゆうき(煌月爽矢)、アンドレ=ちなつ(鳳月杏)の92期コンビ。

ちなつちゃん、「主な配役」入り、おめでとうございます♪
包容力のある芝居が持ち味のちなつちゃんなら、何の心配もいらないというか、、劇団は安パイできたな、という感じですね。質実な日本軍の軍服も似合っていたけど、華麗なベルばらの軍服も絶対に似合うはず!!楽しみにしています。。

ゆうきも、2度目の主演おめでとう!!
最初が野獣で2度目が男装の麗人(^ ^)振り幅ひろいなあ~(しみじみ)。




ところで。
トップ娘役がいなかった「夢の浮橋」以外で、トップ娘役が演じる役が新人公演の「主な配役」にならなかった例が思い出せいなのですが。。。

もしかして、今の月組って劇団的にはトップ娘役不在なの?(←違います)