「銀河英雄伝説」配役妄想
2012年6月1日 宝塚(宙)宙組東宝劇場公演初日おめでとうございます!
泣いても笑っても、あと一ヶ月。30日。祐飛さんをはじめとする6人の卒業生にも、組替えされるお二人にも、全ての宙組子にとっても、、、そして宙組ファンの皆様にとっても、悔いのない30日になりますように。
と言いつつ、今の公演の感想より先に(^ ^)次公演の妄想を書いてみたいと思います。
次回の宙組大劇場公演は、凰稀かなめ率いる新メンバーによる
スペース・ファンタジー『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』
去年から上演されている舞台の、普通に男性が演じるラインハルトやヤンも良かったんですけど、宝塚の男役が演じるとまた違うだろうからとても楽しみです。
ただ。あちらの公演は、最初からいろんなバージョンを連続上演することが決まっている前提で脚本が書かれていて、その脚本がかなり良くできていたんですよねー。基本的には一本で完結させるはずの宝塚で、あの長大な物語を小池さんがどう料理するんだろうか?というのは、期待半分、不安半分というところかな。
まあ、小池さんはあの「太王四神記」をなんとかした実績があるので、不安はいらないのかもしれませんが(^ ^)
まあ、そのあたりは今更考えても仕方がないので、まずは物語の切り口とキャストをセットで3パターン考えてみました(^ ^)。
あ、けっこう露骨に原作のネタばれをしていますので、未読のかたはご注意くださいませ。
[1]皇帝篇
いま、劇団の公式ページに上がっている解説は、以下のとおり。
> 遥かな未来、限りなく広がる銀河を舞台に、彗星のごとく現れた名将を中心に
> 『銀河帝国』対『自由惑星同盟』の戦いと、人間ドラマを壮大なスケールで描いたストーリー。
「彗星のごとく現れた名将」=ラインハルト、という前提と、「『銀河帝国』対『自由惑星同盟』の戦い」がメインになってくることを考えると、「銀河英雄伝説」と言われて最初にイメージする、ラインハルトとキルヒアイスの友情譚(徳間ノベルズ全10巻の最初の2巻まで。銀河帝国内の内乱がメイン)ではなく、ラインハルトが帝国の実権を握ったあと、4~5巻のラグナロク作戦あたりがメインになるんじゃないかな、と思ったりしてみました。
最初は、ラインハルトが皇帝となってローエングラム王朝をひらいた6巻以降がメインになるんじゃないかと思っていたのですが。しかし、よーく考えてみたら、ローエングラム王朝には「敵」としての「自由惑星同盟」が無かったんだった……(^ ^;ゞ あはは。
ロイエンタールは旧同盟星域の支配者(?)としてラインハルトに叛くけど、それは「『自由惑星同盟』との戦い」とは言わないだろうし。
キルヒアイス・アンネローゼとのエピソードは回想で処理して、ヒルダとのちゃんとした恋人関係を描き、ヒルダがハイネセン制圧を依頼したことをヒルダからの愛の証と受け容れて……(←それラインハルトじゃないよ)、皇帝に即位したラインハルトがヤンと握手して、ヒルダの肩を抱いて「僕は宇宙を手に入れたよキルヒアイス!」と叫んで幕。どうでしょう(苦笑)。
というわけで、そのあたりの登場人物をメインに、イメージで割り振ってみました。
■帝国側:
鳳稀かなめ ラインハルト・フォン・ローエングラム
実咲凛音 ヒルデガルド(ヒルダ)・フォン・マリーンドルフ
緒月遠麻 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
蓮水ゆうや ナイトハルト・ミュラー
七海ひろき ウォルフガング・ミッターマイヤー
澄輝さやと オスカー・フォン・ロイエンタール
風羽玲亜 アウグスト・ザムエル・ワーレン
星吹彩翔 コルネリアス・ルッツ
蒼羽りく エルンスト・フォン・アイゼナッハ
愛月ひかる アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
美月悠 エルネスト・メックリンガー
天玲美音 パウル・フォン・オーベルシュタイン
朝夏まなと ジークフリード・キルヒアイス(回想)
伶美うらら アンネローゼ・フォン・グリューネワルト(回想)
■同盟側:
悠未ひろ ヤン・ウェンリー
愛花ちさき フレデリカ・グリーンヒル
すみれ乃麗 ユリアン・ミンツ
寿つかさ アレックス・キャゼルヌ
凪七瑠海 オリビエ・ポプラン
鳳樹いち ワルター・フォン・シェーンコップ
天風いぶき アレクサンドル・ビュコック
月映樹茉 イワン・コーネフ
松風輝 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
風馬翔 ダスティ・アッテンボロー
凛城きら ヨブ・トリューニヒト
■フェザーン:
純矢ちとせ ルビンスカヤ
5巻で終わるのであれば、地球教はなくてもいいかな、と思いつつ。
だいぶ適当なところもありますが、ご容赦くださいませ。
実際には、帝国軍も同盟軍も、将軍たちの何人かは女性に変更することになりそうだな、と思いつつ。
[2]同盟(イゼルローン)篇
同じ解説文を読んで、「彗星のごとく現れた名将」=ヤン・ウェンリー、というかなり無茶な曲解をしてみました。
いや、単純に、テルくんはキャラ的にラインハルト(獅子心王)よりヤン(歴史学者志望のクレバーな傍観者タイプ)だろうな、と感じるので、ちゃんと芝居で観てみたいんです!!
ああ、いや、ラインハルトの扮装をしたテルくんは、ホントにすっごい楽しみなんですけどね(^ ^)。
しかし、「同盟篇」……実現するとしたら、時代的にはイゼルローン奪回から9巻まで、、、かなあ?2時間でどういう展開になるのか想像できないけど……(←心配しなくても、やらないから大丈夫!)(T T)
■同盟側:
鳳稀かなめ ヤン・ウェンリー
実咲凛音 フレデリカ・グリーンヒル
寿つかさ アレクサンドル・ビュコック
悠未ひろ ワルター・フォン・シェーンコップ
緒月遠麻 アレックス・キャゼルヌ
風羽玲亜 ヨブ・トリューニヒト
鳳樹いち ダスティ・アッテンボロー
松風輝 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
月映樹茉 イワン・コーネフ
すみれ乃麗 ユリアン・ミンツ
蒼羽りく オリビエ・ポプラン
愛花ちさき ジェシカ・エドワーズ(回想)
凛城きら ロベール・ラップ(回想)
■帝国側:
朝夏まなと ラインハルト・フォン・ローエングラム
蓮水ゆうや オスカー・フォン・ロイエンタール
七海ひろき ウォルフガング・ミッターマイヤー
澄輝さやと ナイトハルト・ミュラー
天玲美音 パウル・フォン・オーベルシュタイン
愛月ひかる フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
星吹彩翔 コルネリアス・ルッツ
伶美うらら ヒルデガルド(ヒルダ)・フォン・マリーンドルフ
■フェザーン:
純矢ちとせ ルビンスカヤ
凪七瑠海 ルパート・ケッセルリンク
■地球教
人が足りない……特に、ちや姉が辞めた今、オジサマ役者が少なすぎる(涙)。
どなたか専科さんのご登場を希望します(切実)。
[3]キルヒアイス篇
解説文はマルっと無視して、「私が観たいテルくん」が、文句なくキルヒアイスなんだもん!!
なんでトップお披露目で銀英伝なんだ!!今の布陣でやってほしかったよ!!(←別に祐飛さんのラインハルトが観たいわけでもなく、祐飛さんに演じてほしいのはロイエンタールだったりします。ままならぬもの、それは宝塚)
いろいろボヤきつつ、いちおう夢は夢なので、書かせていただきます。
物語はもちろん2巻まで!なんだったら「白銀の谷」あたりからずーっとやってくれてもいいよ!
■帝国:
鳳稀かなめ キルヒアイス
実咲凛音 アンネローゼ
悠未ひろ ロイエンタール
朝夏まなと ラインハルト
七海ひろき ミッターマイヤー
純矢ちとせ ヒルダ
鳳樹いち オーベルシュタイン
純矢ちとせ ベーネミュンデ侯爵夫人
■同盟側
寿つかさ キャゼルヌ
緒月遠麻 ヤン
蓮水ゆうや アッテンボロー
凪七瑠海 ポプラン
愛花ちさき フレデリカ
澄輝さやと シェーンコップ
こうやって配役を考えてみると、どのバージョンにしても、キャストが多いのはやっぱり魅力ですね♪
それぞれのキャラクターに印象的な台詞が必ずあるので、そのあたりをうまく使って構成してもらえたら、絶対組ファンにとって楽しい作品になると思います。
原作ファンなだけに不安もありますが、小池さんと宙組っ子を信じて、初日を楽しみにしています★
【7月1日まで、あと30日】
泣いても笑っても、あと一ヶ月。30日。祐飛さんをはじめとする6人の卒業生にも、組替えされるお二人にも、全ての宙組子にとっても、、、そして宙組ファンの皆様にとっても、悔いのない30日になりますように。
と言いつつ、今の公演の感想より先に(^ ^)次公演の妄想を書いてみたいと思います。
次回の宙組大劇場公演は、凰稀かなめ率いる新メンバーによる
スペース・ファンタジー『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』
去年から上演されている舞台の、普通に男性が演じるラインハルトやヤンも良かったんですけど、宝塚の男役が演じるとまた違うだろうからとても楽しみです。
ただ。あちらの公演は、最初からいろんなバージョンを連続上演することが決まっている前提で脚本が書かれていて、その脚本がかなり良くできていたんですよねー。基本的には一本で完結させるはずの宝塚で、あの長大な物語を小池さんがどう料理するんだろうか?というのは、期待半分、不安半分というところかな。
まあ、小池さんはあの「太王四神記」をなんとかした実績があるので、不安はいらないのかもしれませんが(^ ^)
まあ、そのあたりは今更考えても仕方がないので、まずは物語の切り口とキャストをセットで3パターン考えてみました(^ ^)。
あ、けっこう露骨に原作のネタばれをしていますので、未読のかたはご注意くださいませ。
[1]皇帝篇
いま、劇団の公式ページに上がっている解説は、以下のとおり。
> 遥かな未来、限りなく広がる銀河を舞台に、彗星のごとく現れた名将を中心に
> 『銀河帝国』対『自由惑星同盟』の戦いと、人間ドラマを壮大なスケールで描いたストーリー。
「彗星のごとく現れた名将」=ラインハルト、という前提と、「『銀河帝国』対『自由惑星同盟』の戦い」がメインになってくることを考えると、「銀河英雄伝説」と言われて最初にイメージする、ラインハルトとキルヒアイスの友情譚(徳間ノベルズ全10巻の最初の2巻まで。銀河帝国内の内乱がメイン)ではなく、ラインハルトが帝国の実権を握ったあと、4~5巻のラグナロク作戦あたりがメインになるんじゃないかな、と思ったりしてみました。
最初は、ラインハルトが皇帝となってローエングラム王朝をひらいた6巻以降がメインになるんじゃないかと思っていたのですが。しかし、よーく考えてみたら、ローエングラム王朝には「敵」としての「自由惑星同盟」が無かったんだった……(^ ^;ゞ あはは。
ロイエンタールは旧同盟星域の支配者(?)としてラインハルトに叛くけど、それは「『自由惑星同盟』との戦い」とは言わないだろうし。
キルヒアイス・アンネローゼとのエピソードは回想で処理して、ヒルダとのちゃんとした恋人関係を描き、ヒルダがハイネセン制圧を依頼したことをヒルダからの愛の証と受け容れて……(←それラインハルトじゃないよ)、皇帝に即位したラインハルトがヤンと握手して、ヒルダの肩を抱いて「僕は宇宙を手に入れたよキルヒアイス!」と叫んで幕。どうでしょう(苦笑)。
というわけで、そのあたりの登場人物をメインに、イメージで割り振ってみました。
■帝国側:
鳳稀かなめ ラインハルト・フォン・ローエングラム
実咲凛音 ヒルデガルド(ヒルダ)・フォン・マリーンドルフ
緒月遠麻 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
蓮水ゆうや ナイトハルト・ミュラー
七海ひろき ウォルフガング・ミッターマイヤー
澄輝さやと オスカー・フォン・ロイエンタール
風羽玲亜 アウグスト・ザムエル・ワーレン
星吹彩翔 コルネリアス・ルッツ
蒼羽りく エルンスト・フォン・アイゼナッハ
愛月ひかる アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
美月悠 エルネスト・メックリンガー
天玲美音 パウル・フォン・オーベルシュタイン
朝夏まなと ジークフリード・キルヒアイス(回想)
伶美うらら アンネローゼ・フォン・グリューネワルト(回想)
■同盟側:
悠未ひろ ヤン・ウェンリー
愛花ちさき フレデリカ・グリーンヒル
すみれ乃麗 ユリアン・ミンツ
寿つかさ アレックス・キャゼルヌ
凪七瑠海 オリビエ・ポプラン
鳳樹いち ワルター・フォン・シェーンコップ
天風いぶき アレクサンドル・ビュコック
月映樹茉 イワン・コーネフ
松風輝 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
風馬翔 ダスティ・アッテンボロー
凛城きら ヨブ・トリューニヒト
■フェザーン:
純矢ちとせ ルビンスカヤ
5巻で終わるのであれば、地球教はなくてもいいかな、と思いつつ。
だいぶ適当なところもありますが、ご容赦くださいませ。
実際には、帝国軍も同盟軍も、将軍たちの何人かは女性に変更することになりそうだな、と思いつつ。
[2]同盟(イゼルローン)篇
同じ解説文を読んで、「彗星のごとく現れた名将」=ヤン・ウェンリー、というかなり無茶な曲解をしてみました。
いや、単純に、テルくんはキャラ的にラインハルト(獅子心王)よりヤン(歴史学者志望のクレバーな傍観者タイプ)だろうな、と感じるので、ちゃんと芝居で観てみたいんです!!
ああ、いや、ラインハルトの扮装をしたテルくんは、ホントにすっごい楽しみなんですけどね(^ ^)。
しかし、「同盟篇」……実現するとしたら、時代的にはイゼルローン奪回から9巻まで、、、かなあ?2時間でどういう展開になるのか想像できないけど……(←心配しなくても、やらないから大丈夫!)(T T)
■同盟側:
鳳稀かなめ ヤン・ウェンリー
実咲凛音 フレデリカ・グリーンヒル
寿つかさ アレクサンドル・ビュコック
悠未ひろ ワルター・フォン・シェーンコップ
緒月遠麻 アレックス・キャゼルヌ
風羽玲亜 ヨブ・トリューニヒト
鳳樹いち ダスティ・アッテンボロー
松風輝 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
月映樹茉 イワン・コーネフ
すみれ乃麗 ユリアン・ミンツ
蒼羽りく オリビエ・ポプラン
愛花ちさき ジェシカ・エドワーズ(回想)
凛城きら ロベール・ラップ(回想)
■帝国側:
朝夏まなと ラインハルト・フォン・ローエングラム
蓮水ゆうや オスカー・フォン・ロイエンタール
七海ひろき ウォルフガング・ミッターマイヤー
澄輝さやと ナイトハルト・ミュラー
天玲美音 パウル・フォン・オーベルシュタイン
愛月ひかる フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
星吹彩翔 コルネリアス・ルッツ
伶美うらら ヒルデガルド(ヒルダ)・フォン・マリーンドルフ
■フェザーン:
純矢ちとせ ルビンスカヤ
凪七瑠海 ルパート・ケッセルリンク
■地球教
人が足りない……特に、ちや姉が辞めた今、オジサマ役者が少なすぎる(涙)。
どなたか専科さんのご登場を希望します(切実)。
[3]キルヒアイス篇
解説文はマルっと無視して、「私が観たいテルくん」が、文句なくキルヒアイスなんだもん!!
なんでトップお披露目で銀英伝なんだ!!今の布陣でやってほしかったよ!!(←別に祐飛さんのラインハルトが観たいわけでもなく、祐飛さんに演じてほしいのはロイエンタールだったりします。ままならぬもの、それは宝塚)
いろいろボヤきつつ、いちおう夢は夢なので、書かせていただきます。
物語はもちろん2巻まで!なんだったら「白銀の谷」あたりからずーっとやってくれてもいいよ!
■帝国:
鳳稀かなめ キルヒアイス
実咲凛音 アンネローゼ
悠未ひろ ロイエンタール
朝夏まなと ラインハルト
七海ひろき ミッターマイヤー
純矢ちとせ ヒルダ
鳳樹いち オーベルシュタイン
純矢ちとせ ベーネミュンデ侯爵夫人
■同盟側
寿つかさ キャゼルヌ
緒月遠麻 ヤン
蓮水ゆうや アッテンボロー
凪七瑠海 ポプラン
愛花ちさき フレデリカ
澄輝さやと シェーンコップ
こうやって配役を考えてみると、どのバージョンにしても、キャストが多いのはやっぱり魅力ですね♪
それぞれのキャラクターに印象的な台詞が必ずあるので、そのあたりをうまく使って構成してもらえたら、絶対組ファンにとって楽しい作品になると思います。
原作ファンなだけに不安もありますが、小池さんと宙組っ子を信じて、初日を楽しみにしています★
【7月1日まで、あと30日】
華やかなりしクライマックス【3】
2012年6月3日 宝塚(宙) コメント (2)東京宝塚劇場にて、宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」を観劇いたしました。
大劇場公演との大きな変更点は、、、お芝居の最初、ウォリスキー邸のパーティーに乱入してきたロイ(凛城)とロナウド(大空)の会話だけ、だったかな?
ロイに「久しぶりだな」と話しかけられたロナウドが「ロイ……!!」と名前を呼ぶことと、そんな彼に、ロイが慣れ慣れしく肩まで抱いて「あんなはした金じゃ足りねぇよ」とささやく、その二言なのですが……
何のための変更なのか、意味不明なのは私だけですか?
まず、詐欺師として大芝居の真っ最中であるロナウドが、他のお客さま(社交界のお偉方)がいる場でチンピラの名前を呼ぶなんて言語道断……というか、あり得ないと思うんですよね。どんなに小声の呟きだったとしても、口にすること自体が危険きわまりない。
まして、昔のダチに金をせびられて払ってしまうこと自体、ありえないと思うんですけど。非合法なことをして稼いでいる人間が、いくら昔の知り合いとは言っても、小金を払って放置するなんて!!ロイを殺すことができない以上、いっさい認めずに無視するか、「うまい儲け話があるから今のファミリーからは足を洗え」とか説得して、仲間に入れるかすると思うんですよね……。
いや、まあ、元々の物語がだいぶいろいろ疑問符の飛ぶ話なので、今になって謎が一つや二つ増えても不思議はないんですが(^ ^;ゞ
変更してほしいところは他にたくさんあったのに、あえて変更するのはそこなのか!?というのが、、、ある意味面白かったです。
他にも細かいところではいろいろありましたが(オーディションで受かる子とか)、まあアドリブの範囲かな?という感じでしたね。フォーリーズの初日が終わった後のグラント(鳳翔)の登場は、今後もアドリブが楽しみです。ちなみに、今日は「紳士」たちのステップで登場してくれて、客席は爆笑でした。
【コメントでご指摘いただきました。お芝居では、ほかにフォーリーズレビューの場面で初舞台生が抜けた分、フォーメーションなどだいぶ変更になっています!】
ショーの変更点は、ロケットのみかなあ?(他にもあったら教えてください!)
初舞台生のロケットだったのが、93期以下の男役が結構入って、面白くなってました。
ロケットの一番最初に登場する暁千星さんは大劇場と同じなのですが、その両側にいた二人は組回りが違うので、まずそこにモンチ(星吹)たちが入っていて。いやーーー、まだ93期がロケットを卒業してからそんなに経っていないはずなんですけど、ものすごく「もう上級生なんだなあ~!!」という気がしました。
なるほどー、と思ったのは、初舞台生のロケットって可愛いんだな、ということです。
いや、何をいまさら、と思われるかもしれませんが……そういう意味ではなくて。初舞台性だと、みんなロケットの前の出番がないから、ロケット用の化粧なんですよね。今回は特に曲や振りが可愛いせいか、みんな化粧が薄くて、男役でも眉は細めの女顔化粧だったような気がするんです、大劇場では。
でも、今回ロケットに入った研2以上のメンバーは、モンチ(星吹)筆頭に多くが男役黒燕尾に出るので、黒燕尾用の化粧でロケットをやっていて……濃いんですコレが!!しかも、宙組下級生の中でも表情豊かな人が多く入っていて、、、えっと、それどうゆうこと?なくらい濃いロケットになっていました。可愛らしい曲や振付とのミスマッチが、なんともいえず楽しかったです(^ ^)。
「変更点」は、そんなところでしょうか。
祐飛さん、ちょっとお疲れのように見えましたが、、、ハードスケジュールですもんね。こういうことになってみると、東宝の月曜休演日はありがたいです。ゆっくり休んで、火曜日からまた、よろしくお願いいたします!
【7月1日まで、あと28日】
大劇場公演との大きな変更点は、、、お芝居の最初、ウォリスキー邸のパーティーに乱入してきたロイ(凛城)とロナウド(大空)の会話だけ、だったかな?
ロイに「久しぶりだな」と話しかけられたロナウドが「ロイ……!!」と名前を呼ぶことと、そんな彼に、ロイが慣れ慣れしく肩まで抱いて「あんなはした金じゃ足りねぇよ」とささやく、その二言なのですが……
何のための変更なのか、意味不明なのは私だけですか?
まず、詐欺師として大芝居の真っ最中であるロナウドが、他のお客さま(社交界のお偉方)がいる場でチンピラの名前を呼ぶなんて言語道断……というか、あり得ないと思うんですよね。どんなに小声の呟きだったとしても、口にすること自体が危険きわまりない。
まして、昔のダチに金をせびられて払ってしまうこと自体、ありえないと思うんですけど。非合法なことをして稼いでいる人間が、いくら昔の知り合いとは言っても、小金を払って放置するなんて!!ロイを殺すことができない以上、いっさい認めずに無視するか、「うまい儲け話があるから今のファミリーからは足を洗え」とか説得して、仲間に入れるかすると思うんですよね……。
いや、まあ、元々の物語がだいぶいろいろ疑問符の飛ぶ話なので、今になって謎が一つや二つ増えても不思議はないんですが(^ ^;ゞ
変更してほしいところは他にたくさんあったのに、あえて変更するのはそこなのか!?というのが、、、ある意味面白かったです。
他にも細かいところではいろいろありましたが(オーディションで受かる子とか)、まあアドリブの範囲かな?という感じでしたね。フォーリーズの初日が終わった後のグラント(鳳翔)の登場は、今後もアドリブが楽しみです。ちなみに、今日は「紳士」たちのステップで登場してくれて、客席は爆笑でした。
【コメントでご指摘いただきました。お芝居では、ほかにフォーリーズレビューの場面で初舞台生が抜けた分、フォーメーションなどだいぶ変更になっています!】
ショーの変更点は、ロケットのみかなあ?(他にもあったら教えてください!)
初舞台生のロケットだったのが、93期以下の男役が結構入って、面白くなってました。
ロケットの一番最初に登場する暁千星さんは大劇場と同じなのですが、その両側にいた二人は組回りが違うので、まずそこにモンチ(星吹)たちが入っていて。いやーーー、まだ93期がロケットを卒業してからそんなに経っていないはずなんですけど、ものすごく「もう上級生なんだなあ~!!」という気がしました。
なるほどー、と思ったのは、初舞台生のロケットって可愛いんだな、ということです。
いや、何をいまさら、と思われるかもしれませんが……そういう意味ではなくて。初舞台性だと、みんなロケットの前の出番がないから、ロケット用の化粧なんですよね。今回は特に曲や振りが可愛いせいか、みんな化粧が薄くて、男役でも眉は細めの女顔化粧だったような気がするんです、大劇場では。
でも、今回ロケットに入った研2以上のメンバーは、モンチ(星吹)筆頭に多くが男役黒燕尾に出るので、黒燕尾用の化粧でロケットをやっていて……濃いんですコレが!!しかも、宙組下級生の中でも表情豊かな人が多く入っていて、、、えっと、それどうゆうこと?なくらい濃いロケットになっていました。可愛らしい曲や振付とのミスマッチが、なんともいえず楽しかったです(^ ^)。
「変更点」は、そんなところでしょうか。
祐飛さん、ちょっとお疲れのように見えましたが、、、ハードスケジュールですもんね。こういうことになってみると、東宝の月曜休演日はありがたいです。ゆっくり休んで、火曜日からまた、よろしくお願いいたします!
【7月1日まで、あと28日】
「銀河英雄伝説」配役妄想【発表】
2012年6月4日 宝塚(宙)次回宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の、出演者と主な配役が発表されました。
まずは!!なんといっても!!
ヒロさん(一樹)・ソルーナさん(磯野)のダブル千尋さんの出演が嬉しいです!!
先日、妄想配役を載せようと色々考えていたときも、ヒロさんソルーナさんチャルさんあたりを総動員したいなあと思ってたんですよねー。
さすがに3人もは無理でしたが(←当たり前)、ヒロさんソルーナさん、本当にありがとうございます。中でも、キャピュレット卿よりもこちらを選んでくださったヒロさん(←ヒロさんが選んだわけではないかも?)には、どれだけ感謝しても足りないかも(*^ ^*)。
それにしても、ギリギリでしたね。
東宝公演の幕があいたところなので、そろそろ発表されるかも?と思っていた勘は正しかったようです(嬉)。良かったー、書けて(^ ^)。
発表された「主な配役」を眺めての印象は……、まあ予想の範囲内だったな、というかんじ。
先日書いたものはあくまで「予想」ではなく、私の「希望」でしたが、それでも[1]の皇帝篇でいえば、ラインハルト・ヒルダ・キルヒアイス・ミッターマイヤーと4人当たったし(^ ^)。ヤンはともちん(悠未)とキタロウ(緒月)どっちもありだなあと思っていて、もしキタロウがヤンならともちんはロイエンタールかオーベルシュタインどっちか、というところまでは考えてたので(^ ^)。
完全に予想外だったのは、カチャ(凪七)のアンスバッハ。
これは、配役が意外だったのではなく、アンスバッハ役があることが意外でした。
先日配役妄想を書いたときにも書いたとおり、私は、[1]皇帝篇の物語は原作の4~5巻が中心で、1~2巻のエピソードは回想で済ませると思っていたんですよね。
でも、アンスバッハがいるということは、2巻で終わるわけではないにしても、2巻のエピソードがかなり大きく扱われるはず。アンスバッハは2巻にしか出てこない(でも、2巻ではものすごく重要な)キャラクターですから。
しかし、2巻で終わるとなると、ヒルダをヒロインにしようがないし、ロイエンタール&ミッターマイヤーにもほとんど出番がない。だから、おそらく2巻のラストまでを一幕で描ききって、2幕で3~5巻をやるんじゃないかと思うんですよね。
新トップさんのお披露目だから、銀河の統一と若き皇帝の誕生で幕を降ろすがのきれいかなと思うし。
そうなると、、、
まぁくんはおいしい役だけど2幕は回想シーンくらいしか出番がない、ということになり、
キタロウはおいしい役だけど1幕は顔見世程度で本来の出番は2幕のみ、ということになり、
ともちんは、通しで出番があるけど、小池さんなので、世界征服を企む悪人になりかねない……
という感じでしょうか(^ ^)。ごめん、ともちん。
まあ、とりあえず、発表済みの役と出演者を照らし合わせて、今度こそ「配役予想」を書かせていただきたいと思います。
発表済みのキャストには「※」をつけています(^ ^)。
■帝国(ラインハルト)側:
鳳稀かなめ※ ラインハルト・フォン・ローエングラム
実咲凛音※ ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
悠未ひろ※ パウル・フォン・オーベルシュタイン
朝夏まなと※ ジークフリード・キルヒアイス
蓮水ゆうや※ オスカー・フォン・ロイエンタール
七海ひろき※ ウォルフガング・ミッターマイヤー
風羽玲亜 アウグスト・ザムエル・ワーレン
天風いぶき ウルリッヒ・ケスラー
澄輝さやと ナイトハルト・ミュラー
愛月ひかる アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
星吹彩翔 コルネリアス・ルッツ
蒼羽りく エルンスト・フォン・アイゼナッハ
美月悠 エルネスト・メックリンガー
風馬翔 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
伶美うらら アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
■帝国(貴族連合)側:
凪七瑠海※ アンスバッハ準将
磯野千尋 ブラウンシュヴァイク公
天玲美音 リヒテンラーデ公
松風輝 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
■同盟側:
緒月遠麻※ ヤン・ウェンリー
愛花ちさき フレデリカ・グリーンヒル
すみれ乃麗 ユリアン・ミンツ
寿つかさ アレックス・キャゼルヌ
鳳樹いち ワルター・フォン・シェーンコップ
月映樹茉 イワン・コーネフ
凛城きら オリビエ・ポプラン
天玲美音 ヨブ・トリューニヒト
■フェザーン:
純矢ちとせ ルビンスカヤ
うーん、2巻までが大きく扱われるとなると、同盟軍がどの程度出てくるのか謎ですね。イゼルローン攻略戦とかやってる暇はないだろうし、そうなるとそれぞれのキャラクターを見せる時間もなくなるだろうし……
難しいなあ。
同盟軍なら士官クラスに女性をいれやすいから、娘役の出番が増やせるかな、と思ったりもしていたんですが、むしろ、門閥貴族たちのパーティーとかを華やかにやったほうが、娘役の出番については良いかもしれませんね。
どっちにしても、娘役ファンには辛い公演になるのかなあ(T T)。
ヴェスターラントの住民たちの大コーラス&ダンスとかありそう……
なにはともあれ。
カイちゃん、銀英伝出演のみならず、疾風ヴォルフ役、本当に本当に!!おめでとうございます~~!!
【7月1日まで、あと27日】
まずは!!なんといっても!!
ヒロさん(一樹)・ソルーナさん(磯野)のダブル千尋さんの出演が嬉しいです!!
先日、妄想配役を載せようと色々考えていたときも、ヒロさんソルーナさんチャルさんあたりを総動員したいなあと思ってたんですよねー。
さすがに3人もは無理でしたが(←当たり前)、ヒロさんソルーナさん、本当にありがとうございます。中でも、キャピュレット卿よりもこちらを選んでくださったヒロさん(←ヒロさんが選んだわけではないかも?)には、どれだけ感謝しても足りないかも(*^ ^*)。
それにしても、ギリギリでしたね。
東宝公演の幕があいたところなので、そろそろ発表されるかも?と思っていた勘は正しかったようです(嬉)。良かったー、書けて(^ ^)。
発表された「主な配役」を眺めての印象は……、まあ予想の範囲内だったな、というかんじ。
先日書いたものはあくまで「予想」ではなく、私の「希望」でしたが、それでも[1]の皇帝篇でいえば、ラインハルト・ヒルダ・キルヒアイス・ミッターマイヤーと4人当たったし(^ ^)。ヤンはともちん(悠未)とキタロウ(緒月)どっちもありだなあと思っていて、もしキタロウがヤンならともちんはロイエンタールかオーベルシュタインどっちか、というところまでは考えてたので(^ ^)。
完全に予想外だったのは、カチャ(凪七)のアンスバッハ。
これは、配役が意外だったのではなく、アンスバッハ役があることが意外でした。
先日配役妄想を書いたときにも書いたとおり、私は、[1]皇帝篇の物語は原作の4~5巻が中心で、1~2巻のエピソードは回想で済ませると思っていたんですよね。
でも、アンスバッハがいるということは、2巻で終わるわけではないにしても、2巻のエピソードがかなり大きく扱われるはず。アンスバッハは2巻にしか出てこない(でも、2巻ではものすごく重要な)キャラクターですから。
しかし、2巻で終わるとなると、ヒルダをヒロインにしようがないし、ロイエンタール&ミッターマイヤーにもほとんど出番がない。だから、おそらく2巻のラストまでを一幕で描ききって、2幕で3~5巻をやるんじゃないかと思うんですよね。
新トップさんのお披露目だから、銀河の統一と若き皇帝の誕生で幕を降ろすがのきれいかなと思うし。
そうなると、、、
まぁくんはおいしい役だけど2幕は回想シーンくらいしか出番がない、ということになり、
キタロウはおいしい役だけど1幕は顔見世程度で本来の出番は2幕のみ、ということになり、
ともちんは、通しで出番があるけど、小池さんなので、世界征服を企む悪人になりかねない……
という感じでしょうか(^ ^)。ごめん、ともちん。
まあ、とりあえず、発表済みの役と出演者を照らし合わせて、今度こそ「配役予想」を書かせていただきたいと思います。
発表済みのキャストには「※」をつけています(^ ^)。
■帝国(ラインハルト)側:
鳳稀かなめ※ ラインハルト・フォン・ローエングラム
実咲凛音※ ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
悠未ひろ※ パウル・フォン・オーベルシュタイン
朝夏まなと※ ジークフリード・キルヒアイス
蓮水ゆうや※ オスカー・フォン・ロイエンタール
七海ひろき※ ウォルフガング・ミッターマイヤー
風羽玲亜 アウグスト・ザムエル・ワーレン
天風いぶき ウルリッヒ・ケスラー
澄輝さやと ナイトハルト・ミュラー
愛月ひかる アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
星吹彩翔 コルネリアス・ルッツ
蒼羽りく エルンスト・フォン・アイゼナッハ
美月悠 エルネスト・メックリンガー
風馬翔 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
伶美うらら アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
■帝国(貴族連合)側:
凪七瑠海※ アンスバッハ準将
磯野千尋 ブラウンシュヴァイク公
天玲美音 リヒテンラーデ公
松風輝 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
■同盟側:
緒月遠麻※ ヤン・ウェンリー
愛花ちさき フレデリカ・グリーンヒル
すみれ乃麗 ユリアン・ミンツ
寿つかさ アレックス・キャゼルヌ
鳳樹いち ワルター・フォン・シェーンコップ
月映樹茉 イワン・コーネフ
凛城きら オリビエ・ポプラン
天玲美音 ヨブ・トリューニヒト
■フェザーン:
純矢ちとせ ルビンスカヤ
うーん、2巻までが大きく扱われるとなると、同盟軍がどの程度出てくるのか謎ですね。イゼルローン攻略戦とかやってる暇はないだろうし、そうなるとそれぞれのキャラクターを見せる時間もなくなるだろうし……
難しいなあ。
同盟軍なら士官クラスに女性をいれやすいから、娘役の出番が増やせるかな、と思ったりもしていたんですが、むしろ、門閥貴族たちのパーティーとかを華やかにやったほうが、娘役の出番については良いかもしれませんね。
どっちにしても、娘役ファンには辛い公演になるのかなあ(T T)。
ヴェスターラントの住民たちの大コーラス&ダンスとかありそう……
なにはともあれ。
カイちゃん、銀英伝出演のみならず、疾風ヴォルフ役、本当に本当に!!おめでとうございます~~!!
【7月1日まで、あと27日】
秋の星組全国ツアーとバウ公演の振り分けが発表されました。
全国ツアーのお芝居は、『琥珀色の雨にぬれて』。
クロード=礼音くん、シャロン=ねねちゃんは判っていましたが、ルイとフランソワーズは誰だろう……?と楽しみにしていたのですが。
祝!ルイ=十輝いりす、フランソワーズ=音波みのり!!
希望通りで嬉しいです!通うぞ!!
これでミシェル=しーらん(壱城)だったら完璧です。はるこちゃんとしーらんの兄妹!(はぁと)
それにしても。今回、男役最上級生は85期の二人で、その次はどいちゃん(鶴美)になるわけですが……
ジョルジュ(シャロンのパトロン)は誰がやるんでしょうか?まさかのどいちゃん…?(え?)(←いや、どいちゃんにはジゴロやってもらわないと!)(ある意味大役なので、むしろみっきぃさんで観てみたい)(私だけですが)
「セレブリティ」はまだ観ていないのでなんとも言えませんが、涼さんベニーれみちゃんと大量に抜けるので役替りもとても楽しみです!
どうぞ、誰ひとり怪我や病気をすることなく、踊りまくって楽しく楽まで走り抜けてくださいますように………ことだま、ことだま。
バウ公演は、植田景子さんの「王妃の調香師」。
タイトルロールのジャン・ルイ・ファージョン=紅ゆずるは判っていましたが、ヒロインはマリーアントワネットの早乙女わかばちゃん、二番手はフェルゼンの真風くん。ほぼ予想どおりの配役でした。
メンバーをざっと見ると、けっこう「メイちゃんの執事」の時と被るような気がしましたが、実際はどうなんでしょうね。もちろん、ヒロインも2番手も違うんだから、実際舞台で並んだら全然違うんでしょうけれども。
それにしても、どんな物語になるんでしょうね。
「近松」に続く景子さんのバウ。どんな作品になるのか、いまからワクワクしています。
この振り分けを見て思ったこと。
全ツメンバーって、もしかして新公主演しているのは礼音くんと麻央くんの二人だけ、ですか……?
バウにもベニー(紅)と真風くんしかいないし(滝汗)。
ともみん美弥さんキキちゃんと主演経験者が3人も組替えしたばかりだとはいえ、、、星組ってすごいなあ(^ ^;ゞ
最後に一言。
まさこちゃん、はるこちゃん、歌はがんばってね!(切祈)
(ベニーと真風くんは、オリジナルだからなんとかなる……よね?景子さんよろしくお願いします!)
【7月1日まで、あと23日】
全国ツアーのお芝居は、『琥珀色の雨にぬれて』。
クロード=礼音くん、シャロン=ねねちゃんは判っていましたが、ルイとフランソワーズは誰だろう……?と楽しみにしていたのですが。
祝!ルイ=十輝いりす、フランソワーズ=音波みのり!!
希望通りで嬉しいです!通うぞ!!
これでミシェル=しーらん(壱城)だったら完璧です。はるこちゃんとしーらんの兄妹!(はぁと)
それにしても。今回、男役最上級生は85期の二人で、その次はどいちゃん(鶴美)になるわけですが……
ジョルジュ(シャロンのパトロン)は誰がやるんでしょうか?まさかのどいちゃん…?(え?)(←いや、どいちゃんにはジゴロやってもらわないと!)(ある意味大役なので、むしろみっきぃさんで観てみたい)(私だけですが)
「セレブリティ」はまだ観ていないのでなんとも言えませんが、涼さんベニーれみちゃんと大量に抜けるので役替りもとても楽しみです!
どうぞ、誰ひとり怪我や病気をすることなく、踊りまくって楽しく楽まで走り抜けてくださいますように………ことだま、ことだま。
バウ公演は、植田景子さんの「王妃の調香師」。
タイトルロールのジャン・ルイ・ファージョン=紅ゆずるは判っていましたが、ヒロインはマリーアントワネットの早乙女わかばちゃん、二番手はフェルゼンの真風くん。ほぼ予想どおりの配役でした。
メンバーをざっと見ると、けっこう「メイちゃんの執事」の時と被るような気がしましたが、実際はどうなんでしょうね。もちろん、ヒロインも2番手も違うんだから、実際舞台で並んだら全然違うんでしょうけれども。
それにしても、どんな物語になるんでしょうね。
「近松」に続く景子さんのバウ。どんな作品になるのか、いまからワクワクしています。
この振り分けを見て思ったこと。
全ツメンバーって、もしかして新公主演しているのは礼音くんと麻央くんの二人だけ、ですか……?
バウにもベニー(紅)と真風くんしかいないし(滝汗)。
ともみん美弥さんキキちゃんと主演経験者が3人も組替えしたばかりだとはいえ、、、星組ってすごいなあ(^ ^;ゞ
最後に一言。
まさこちゃん、はるこちゃん、歌はがんばってね!(切祈)
(ベニーと真風くんは、オリジナルだからなんとかなる……よね?景子さんよろしくお願いします!)
【7月1日まで、あと23日】
華やかなりしクライマックス【4】
2012年6月9日 宝塚(宙)東京宝塚劇場にて、宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」を観劇いたしました。
そういえば、ショーについてはほとんど何も書いていないような気がするので、簡単にショーのツボを書かせていただきます。
■第1景 プロローグ ~LAST WALTZ~
ドラマティックなコロスで始まるオープニング。お芝居ではヘディ・ミラーとして美声(?)を聴かせてくださる鈴奈副組長が、ここは文句なしの美声を響かせてコーラスをひっぱっているのが気持ち良いです。
宙組自慢のコーラスで掴みにくるあたり、三木さんらしい隙のなさだなあ。
幕があがると、コロスによって呼び醒まされたスター(大空)が踊りだす。テルくん(凰稀)、みっちゃん(北翔)、ともちん(悠未)、すっしーさん(寿)、と次々にスターたちが登場して、次第にセットも輝きを増していく。
“時を超えて蘇り、輝きを取り戻すボールルーム”というコンセプトであることはプログラムを読むまで知らなかったのですが。
「叶うならもう一度ワルツを」というリフレインが耳に沁み込んだところで、白に金の衣装で登場するすみ花ちゃんが可愛くて、愛おしくて、哀しくなるほどです。
少し二人で踊った後で、背後のセットから組子たちが登場。たぶん組子は全員勢ぞろい……ですよね?この場面は。
祐飛さん、すみ花ちゃんを囲む宙組生たち。3年間、苦楽を共にしてきたメンバー(もちろん全員ではありませんが)と笑顔を交わして踊る祐飛さんを観ると、あの暑い博多から、思えば遠くへ来たなあ、と思います。
人と人の絆は、脆いこともあるけれども、こんなにも強いものもにもなれるんだな、と。そんなことを思ってみたりします。考えすぎかな?という気もするんですけどね(^ ^)。
■第2景 ラスト・アリア ~Opera-MAX~
オープニングが気持ちよく決まった後、スターたちによる客席いじり場面を挟んで、テルくんの銀橋ソロ(「トスカ」の「愛に生き、歌に生き」)で次場面がスタート。
「Opera-MAX」という副題がついているだけあって、この後のすみ花ちゃんとテルくんのデュエットの曲も「愛の妙薬」の有名曲。その後の「モルダウ」はオペラではないけど、クラシック音楽の流れの中ではすんなりなじむな、と感心しました。
それにしても、「愛の妙薬」の影デュエットの二人(97期の夢なつきさん、留依蒔世さん)は凄いなあ~!声もいいし技術もしっかりしてる。特に、あの学年でしっかりした男役らしい美声を響かせてくれる瑠依さんには感心するしか(@ @)。てっきり、もっと上級生が歌っているんだとばかり……。
色っぽいデュエットダンスを踊る白いドレスのすみ花ちゃんを呼びにきたすっしーさんの、なんとも微妙な表情がとても好きです。全く気付いていない若い二人も結構好きだったりする。
それでも、罪悪感にかられて一度はテルくんを置いて去るすみ花ちゃんは、やっぱり女優だな、としみじみ思います。
紫の軍服を着た男役さんたちはみんな恰好良いし、娘役さんたちもみんな可愛い♪いちくん(鳳樹)と踊るえりちゃんが、とても真っ直ぐにいちくんを視ているんですが、その視線の強さがとても鮮やかです。
男役さんたちは「モルダウ」で再登場してテルくんセンターで踊るんですが、それがとても恰好良い(^ ^)。
私は、ダンスの技術的なことはさっっっぱりわからないのですが(だから祐飛ファンやってられるのかも?)、オペラグラスを使っていないときに目が行く人っていうのは割ときまっているんですよね。気がつくと、いちくんとか、下級生だと美月くんとか和希くんとか、そのあたりを観てることが多いです。たぶん、カウントの取り方が性に合うんだと思います。伸ばして止めるタイミングが気持ち良い、というか、そんなかんじ(^ ^)。
■第3景 ロスト・イン・ザ・スターズ ~JAZZ-MAX
テルくんとすみ花ちゃんのデュエットダンスが闇に沈むと、上手花道のセリから祐飛さんが登場。「ロスト・イン・ザ・スターズ」を少しけだるげに歌いながら銀橋を渡る。
下手の花道から、シルバーのハードな衣装を着たせーこ(純矢)とタラちゃん(愛花)が迎えに来て、アンダーグラウンドなプールバーへ。
まー、この場面はとにかくカッコいい!!です。ヤンさん(ANJU)、素敵な場面、本当にありがとうございます!!男役は存分に恰好よく、娘役は存分に色っぽく。そんなコンセプトが聴こえてくるような、魅力的な場面でした。特に、娘役の獣っぽい振付が好きです。中日劇場「Apassionado!」の新場面に続く、『野生の獣』の生命力と気概にあふれた娘役のパワフルなダンスは、良くも悪くも宙組っぽさなのかもしれません。
キューの扱いは、すっしーさんが抜群に鮮やか。さすがに年季が違う、と思いました。……すっしーさんなら、本当に銀座のプールバーでやっていても驚かないわ。若いダンサー連中が本当にみんなポロポロいろいろやらかしている中、いつも(私が観た回は)涼しげに踊っていらっしゃいました。かっこいい~~~~!!(*^ ^*)。
場面中盤、オレンジ色の衣装で下手奥の瀬セットの手すりを滑り降りてくる娘役(藤咲えり、すみれ乃麗、大海亜呼)が、三人三様の魅力とパワーでそれぞれに祐飛さんに絡んでいく場面がとても好きです。あああ、可愛いなあ可愛いなあ可愛いなあ(デレデレ)。
それにしても三木さんは「キャラバン」が好きだよね……すべてのショーに「キャラバン」が必要で、「キャラバン」がないとショーとして成立しない、とでも思っていらっしゃるのでしょうか。
長くなりそうなので、続きはまた今度。
【7月1日まで、あと22日】
そういえば、ショーについてはほとんど何も書いていないような気がするので、簡単にショーのツボを書かせていただきます。
■第1景 プロローグ ~LAST WALTZ~
ドラマティックなコロスで始まるオープニング。お芝居ではヘディ・ミラーとして美声(?)を聴かせてくださる鈴奈副組長が、ここは文句なしの美声を響かせてコーラスをひっぱっているのが気持ち良いです。
宙組自慢のコーラスで掴みにくるあたり、三木さんらしい隙のなさだなあ。
幕があがると、コロスによって呼び醒まされたスター(大空)が踊りだす。テルくん(凰稀)、みっちゃん(北翔)、ともちん(悠未)、すっしーさん(寿)、と次々にスターたちが登場して、次第にセットも輝きを増していく。
“時を超えて蘇り、輝きを取り戻すボールルーム”というコンセプトであることはプログラムを読むまで知らなかったのですが。
「叶うならもう一度ワルツを」というリフレインが耳に沁み込んだところで、白に金の衣装で登場するすみ花ちゃんが可愛くて、愛おしくて、哀しくなるほどです。
少し二人で踊った後で、背後のセットから組子たちが登場。たぶん組子は全員勢ぞろい……ですよね?この場面は。
祐飛さん、すみ花ちゃんを囲む宙組生たち。3年間、苦楽を共にしてきたメンバー(もちろん全員ではありませんが)と笑顔を交わして踊る祐飛さんを観ると、あの暑い博多から、思えば遠くへ来たなあ、と思います。
人と人の絆は、脆いこともあるけれども、こんなにも強いものもにもなれるんだな、と。そんなことを思ってみたりします。考えすぎかな?という気もするんですけどね(^ ^)。
■第2景 ラスト・アリア ~Opera-MAX~
オープニングが気持ちよく決まった後、スターたちによる客席いじり場面を挟んで、テルくんの銀橋ソロ(「トスカ」の「愛に生き、歌に生き」)で次場面がスタート。
「Opera-MAX」という副題がついているだけあって、この後のすみ花ちゃんとテルくんのデュエットの曲も「愛の妙薬」の有名曲。その後の「モルダウ」はオペラではないけど、クラシック音楽の流れの中ではすんなりなじむな、と感心しました。
それにしても、「愛の妙薬」の影デュエットの二人(97期の夢なつきさん、留依蒔世さん)は凄いなあ~!声もいいし技術もしっかりしてる。特に、あの学年でしっかりした男役らしい美声を響かせてくれる瑠依さんには感心するしか(@ @)。てっきり、もっと上級生が歌っているんだとばかり……。
色っぽいデュエットダンスを踊る白いドレスのすみ花ちゃんを呼びにきたすっしーさんの、なんとも微妙な表情がとても好きです。全く気付いていない若い二人も結構好きだったりする。
それでも、罪悪感にかられて一度はテルくんを置いて去るすみ花ちゃんは、やっぱり女優だな、としみじみ思います。
紫の軍服を着た男役さんたちはみんな恰好良いし、娘役さんたちもみんな可愛い♪いちくん(鳳樹)と踊るえりちゃんが、とても真っ直ぐにいちくんを視ているんですが、その視線の強さがとても鮮やかです。
男役さんたちは「モルダウ」で再登場してテルくんセンターで踊るんですが、それがとても恰好良い(^ ^)。
私は、ダンスの技術的なことはさっっっぱりわからないのですが(だから祐飛ファンやってられるのかも?)、オペラグラスを使っていないときに目が行く人っていうのは割ときまっているんですよね。気がつくと、いちくんとか、下級生だと美月くんとか和希くんとか、そのあたりを観てることが多いです。たぶん、カウントの取り方が性に合うんだと思います。伸ばして止めるタイミングが気持ち良い、というか、そんなかんじ(^ ^)。
■第3景 ロスト・イン・ザ・スターズ ~JAZZ-MAX
テルくんとすみ花ちゃんのデュエットダンスが闇に沈むと、上手花道のセリから祐飛さんが登場。「ロスト・イン・ザ・スターズ」を少しけだるげに歌いながら銀橋を渡る。
下手の花道から、シルバーのハードな衣装を着たせーこ(純矢)とタラちゃん(愛花)が迎えに来て、アンダーグラウンドなプールバーへ。
まー、この場面はとにかくカッコいい!!です。ヤンさん(ANJU)、素敵な場面、本当にありがとうございます!!男役は存分に恰好よく、娘役は存分に色っぽく。そんなコンセプトが聴こえてくるような、魅力的な場面でした。特に、娘役の獣っぽい振付が好きです。中日劇場「Apassionado!」の新場面に続く、『野生の獣』の生命力と気概にあふれた娘役のパワフルなダンスは、良くも悪くも宙組っぽさなのかもしれません。
キューの扱いは、すっしーさんが抜群に鮮やか。さすがに年季が違う、と思いました。……すっしーさんなら、本当に銀座のプールバーでやっていても驚かないわ。若いダンサー連中が本当にみんなポロポロいろいろやらかしている中、いつも(私が観た回は)涼しげに踊っていらっしゃいました。かっこいい~~~~!!(*^ ^*)。
場面中盤、オレンジ色の衣装で下手奥の瀬セットの手すりを滑り降りてくる娘役(藤咲えり、すみれ乃麗、大海亜呼)が、三人三様の魅力とパワーでそれぞれに祐飛さんに絡んでいく場面がとても好きです。あああ、可愛いなあ可愛いなあ可愛いなあ(デレデレ)。
それにしても三木さんは「キャラバン」が好きだよね……すべてのショーに「キャラバン」が必要で、「キャラバン」がないとショーとして成立しない、とでも思っていらっしゃるのでしょうか。
長くなりそうなので、続きはまた今度。
【7月1日まで、あと22日】
華やかなりしクライマックス【5】
2012年6月10日 宝塚(宙) コメント (2)宙組東京宝塚劇場公演「クライマックス」より。
■第4景 ソワレ・ド・巴里 ~Revue-MAX~
中詰めらしい歌い継ぎの銀橋わたり(鳳翔センターの男役5人組⇒悠未+娘役⇒凰稀+男役)のあと、祐飛さんとすみ花ちゃんが出会ってすれ違う巴里の場面に。
キラキラのついた白いスーツが目に眩しくて、大劇場で最初に観た時は、これは千秋楽とかヤバいのでは…と思ったりもしましたが、、、大劇場はそれほどでもなかったな(^ ^)。東宝大楽はどうなるでしょうね。
ここのすみ花ちゃんはちょっとおすましさん。衣装が可愛くてお気に入りです。
出会った二人の間に割り込んでくるみっちゃん(北翔)の「CAN-CAN!!」コール。実はこの場面、意味がよくわからないのですが、、、カンカンガールたちが可愛いのであまり深く考えずに流すことにしています。
この場面の私のツボは、下手袖から出てくる警官たち。
最初に出てくる二人がえなちゃん(月映)とずんちゃん(桜木)、あとから出てくるのがまっぷー(松風)と星月くんなんですが、まっぷーが少し偉いという設定のような気がするけど、よくわからない。
彼らはCAN-CANを取り締まらなくてはいけないらしいのですが、あまりに皆が楽しそうなので、つい真似して踊りだしてしまい、終わってから慌てて笛を吹く……みたいな芝居をしているんですよねー。それも、かなり日替わりで、全然踊らない日もあったり、、、なんだか観るたびに違う小芝居をしているので気になって、最近あまりガールズが観れなくなってきています(汗)。
カンカンガールズが警官たちに追われて散ったあと、場面は……あの場面、設定は留置場の囚人たちだったのか!(@ @)
すみません、すごい今更ですよね…。実は、大劇場公演はバタバタしていたため、プログラムは買うだけ買ったけど読む暇がなくて、、、今になってびっくりの連続です。
ゴスペルの場面の設定は、さびれた裏通りの広場にたむろった移民か浮浪者たち……だとばかり思い込んでました。あはは。……どーして囚人のくせにあんな普通の衣装なんだよ(やつあたり)
祐飛さんのゴスペルは、大劇場後半あたりは声も出ていてとても良かったのですが、今はちょっとかすれ気味かな? 場面的にはああいう苦しげな歌い方も(芝居として)ありかな、と思うし、後半のコーラスに迫力があるので、気持ち的にはそれで昇華されるんですが……大劇場後半の声が戻ってくれたら、ファンとしては安心して浸れるから幸せだろうなあ(^ ^)。
そういえば。プログラムを見ると、この場面のラストに警官が出てくる(CAN-CANには出てこない)ことになっているんですね。演出自体は大劇場の時から今と同じなので、舞台稽古あたりで変更されたんでしょうか。東京のプログラムくらい直してくれたらいいのにー。
ゴスペルコーラスが「希望」を歌いあげて暗転すると、舞台は凱旋門広場へ。
すみ花ちゃんが上手から登場すると、祐飛さんの声が聞こえてきて、すぐに赤い上衣に着替えた祐飛さんが登場。……すごい早替りだと思うんですけど!!初見のときは、てっきり録音だと思いましたよあの歌。そのまま出てきて生で歌っているのを観て目を疑ったものです。……すごいなあ。
これに続くお二人のデュエットダンスは、このショーに3回あるデュエットダンスの2回目なわけですが、本当に可愛くてキャッキャウフフっぽい幸せな空気が溢れていて、とても好きです。数あるお二人のデュエットダンスの中でも5本の指に入る大好きな場面。二人とも可愛いなあ可愛いなあ!!ああいう長さのスカートでのデュエットダンス(リフトあり)って珍しいけど、いつも綺麗に乗っているすみ花ちゃんと、ちゃんときれいに魅せてくれる祐飛さんの息の合いようも素晴らしい、、、などと贔屓自慢してみたりする(^ ^)。
そのまま、場面は中詰めラストのレビューシーンへ。男役は白燕尾に赤いインナー、娘役は深紅のマーメイドドレス。膝元の三色リボンがポイントになって、すごくパリレビューらしい場面になっていたと思います。「華やかな中詰め」の締めにふさわしい、良い場面でした。
ただ、中詰め全体の流れで考えると、ちょっと冗長なところが気になるなー、と思ったのも正直なところ。
中詰めは中詰めとして、巴里だけにしたほうが良かったんじゃないかな、と思ったりしました。ゴスペルはなんかアメリカっぽいイメージがあるので、そこで流れが切れる感じがして。……私だけかなあ?
それは置いといたとしても、祐飛さん(シャルマン)が突然囚人になったり逃亡してすみ花ちゃんと出会うときには綺麗な上衣を着ていたりするのも何か不思議な感じだし……「カノン」といい今回といい、最近の三木さんのショーは、中詰めに中途半端にストーリーを詰め込もうとして意味がよくわからなくなりがちのような気がします。個々の場面は良いのに、「中詰め!」という盛り上がりに欠けるというか。中詰め自体は長いのに、最後の盛り上がりが短くて、乗り切れないうちに終わってしまうというか、、、そんな気がしました。
今までとは違う流れに挑戦する気概は素晴らしいと思うけど、ベテラントップのサヨナラくらいはオーソドックスに創ってほしかったような気もしました。……ま、ファンのエゴなのかもしれませんけどね、こういうのは。
■第5景 ローズ・ラメント ~Cry-MAX
綺羅星のごとき男役スターたち(凰稀・鳳翔・蓮水・凪七・七海・澄輝)の客席降りつきの銀橋でクールダウンしたら、次は、ドラマティックなスパニッシュの場面「ローズ・ラメント」。
最初に観た時は、なんじゃこれ?と思った(すみません)場面。でも、今はかなり好きです。祐飛さんすみ花ちゃんテルくんの、それぞれのドラマでの芝居がいい(^ ^)。もちろんビジュアルもお気に入りです。……テルくんの衣装のインナーだけは変えてほしかったけど(←すみません2)
プロローグと同じコロスの歌が場面の幕をあけるのですが、ここは完全に風莉さんを中心としたメンバー、という感じになっていたような。男声というか、低いパートがメインになる音楽だからかな。
宙組のコーラスメンバーは、同時に小芝居メンバーでもある(^ ^)ので、みんなかなり表情豊かに歌っています。東宝にきて、メンバー同士の絡みが少し変ったりしているので、耳だけじゃなくて目も離せません。
幕が上がると、そこは前世紀のスペイン。
最初に踊りだすのは、いっちゃん(鳳樹)とりっくん(蒼羽)。この振りは大劇場からありましたっけ……?(←記憶喪失)。めっちゃカッコいいんだけど、覚えてないってどういうことだ私。
舞台奥に祐飛さんが登場。テルくんと火花を散らす……というか、テルくんが一方的に喧嘩をふっかけてる感じかな?(^ ^)。そんな中に、上手袖から登場するすみ花ちゃんが艶やか。あの衣装、ドラマティックな場面に合うだけでなく、すみ花ちゃんを大人っぽく色っぽく魅せてくれますよねー!
三木さんのショーはいつも衣装のセンスがいいけど、今回もすべての場面ですみ花ちゃんが可愛くて可愛くて、毎回デレデレしてます。すみ花ちゃんは、胴が短すぎてローウェストの膝丈ワンピみたいなのが似合わないのですが、今回そういうのがなくて本当に良かった。うちのトップ娘役可愛いでしょ、と胸を張って言える(^ ^)。
KAZUMI-BOYさんの振りは、思ったよりオーソドックスなスパニッシュ。ドラマのところも良かったんですけど、やっぱり後半の群舞が好きだなあ。そして、最後に三人(大空・野々・凰稀)が残って2人ずつ絡むところが大好きです。祐飛さんとテルくんの並びっていいなあ~。血が騒ぐ(^ ^)。
額に銀の輪をはめたえりちゃん(藤咲)が、小柄な身体をいっぱいに伸ばして踊っていて、とても楽しそう。優等生らしく綺麗に踊るけど、いわゆる「ダンサー」というイメージではなかった彼女ですが、去年CSのダンス番組に出てから、ちょっと踊りに対する姿勢が変ったような気がしています。
いま、最後の公演で思い切って踊っている彼女がとても楽しそうで、幸せそうで。
そんな彼女を観るたびに、ひどく心がざわめきます。いろんな意味で。
これからなのに、という気持ちと、今だからこそ、という気持ちと、、、そして、最後にこんな弾けたえりちゃんに逢えてよかった、という想いを、ぜんぶまとめて抱きしめながら。
スパニッシュは、一人ひとりの役割というか色がはっきりしていていいなあ、と思います。男役はより恰好よく、娘役はより色っぽく、という方向がくっきりと鮮やかで。
宙組はあまり「男役らしさ」「娘役らしさ」みたいなものを気にしない組だと思うのですが、スパニッシュはやっぱり、その差が大きければ大きいほど映えるなあ、と実感しました。
祐飛さんやすみ花ちゃんたちの卒業公演に、こういう場面があってよかったな、と思います。これから宙組を支えていく組子たちにも、宝塚ならではの「男役らしさ」「娘役らしさ」を追求する気持ちが伝わっていきますように……と祈りながら。
そんなところかな?他にもあったような気がするので、思い出したらまた書きます。
とりあえず、フィナーレについてはまた後日。
【7月1日まで、あと21日】
■第4景 ソワレ・ド・巴里 ~Revue-MAX~
中詰めらしい歌い継ぎの銀橋わたり(鳳翔センターの男役5人組⇒悠未+娘役⇒凰稀+男役)のあと、祐飛さんとすみ花ちゃんが出会ってすれ違う巴里の場面に。
キラキラのついた白いスーツが目に眩しくて、大劇場で最初に観た時は、これは千秋楽とかヤバいのでは…と思ったりもしましたが、、、大劇場はそれほどでもなかったな(^ ^)。東宝大楽はどうなるでしょうね。
ここのすみ花ちゃんはちょっとおすましさん。衣装が可愛くてお気に入りです。
出会った二人の間に割り込んでくるみっちゃん(北翔)の「CAN-CAN!!」コール。実はこの場面、意味がよくわからないのですが、、、カンカンガールたちが可愛いのであまり深く考えずに流すことにしています。
この場面の私のツボは、下手袖から出てくる警官たち。
最初に出てくる二人がえなちゃん(月映)とずんちゃん(桜木)、あとから出てくるのがまっぷー(松風)と星月くんなんですが、まっぷーが少し偉いという設定のような気がするけど、よくわからない。
彼らはCAN-CANを取り締まらなくてはいけないらしいのですが、あまりに皆が楽しそうなので、つい真似して踊りだしてしまい、終わってから慌てて笛を吹く……みたいな芝居をしているんですよねー。それも、かなり日替わりで、全然踊らない日もあったり、、、なんだか観るたびに違う小芝居をしているので気になって、最近あまりガールズが観れなくなってきています(汗)。
カンカンガールズが警官たちに追われて散ったあと、場面は……あの場面、設定は留置場の囚人たちだったのか!(@ @)
すみません、すごい今更ですよね…。実は、大劇場公演はバタバタしていたため、プログラムは買うだけ買ったけど読む暇がなくて、、、今になってびっくりの連続です。
ゴスペルの場面の設定は、さびれた裏通りの広場にたむろった移民か浮浪者たち……だとばかり思い込んでました。あはは。……どーして囚人のくせにあんな普通の衣装なんだよ(やつあたり)
祐飛さんのゴスペルは、大劇場後半あたりは声も出ていてとても良かったのですが、今はちょっとかすれ気味かな? 場面的にはああいう苦しげな歌い方も(芝居として)ありかな、と思うし、後半のコーラスに迫力があるので、気持ち的にはそれで昇華されるんですが……大劇場後半の声が戻ってくれたら、ファンとしては安心して浸れるから幸せだろうなあ(^ ^)。
そういえば。プログラムを見ると、この場面のラストに警官が出てくる(CAN-CANには出てこない)ことになっているんですね。演出自体は大劇場の時から今と同じなので、舞台稽古あたりで変更されたんでしょうか。東京のプログラムくらい直してくれたらいいのにー。
ゴスペルコーラスが「希望」を歌いあげて暗転すると、舞台は凱旋門広場へ。
すみ花ちゃんが上手から登場すると、祐飛さんの声が聞こえてきて、すぐに赤い上衣に着替えた祐飛さんが登場。……すごい早替りだと思うんですけど!!初見のときは、てっきり録音だと思いましたよあの歌。そのまま出てきて生で歌っているのを観て目を疑ったものです。……すごいなあ。
これに続くお二人のデュエットダンスは、このショーに3回あるデュエットダンスの2回目なわけですが、本当に可愛くてキャッキャウフフっぽい幸せな空気が溢れていて、とても好きです。数あるお二人のデュエットダンスの中でも5本の指に入る大好きな場面。二人とも可愛いなあ可愛いなあ!!ああいう長さのスカートでのデュエットダンス(リフトあり)って珍しいけど、いつも綺麗に乗っているすみ花ちゃんと、ちゃんときれいに魅せてくれる祐飛さんの息の合いようも素晴らしい、、、などと贔屓自慢してみたりする(^ ^)。
そのまま、場面は中詰めラストのレビューシーンへ。男役は白燕尾に赤いインナー、娘役は深紅のマーメイドドレス。膝元の三色リボンがポイントになって、すごくパリレビューらしい場面になっていたと思います。「華やかな中詰め」の締めにふさわしい、良い場面でした。
ただ、中詰め全体の流れで考えると、ちょっと冗長なところが気になるなー、と思ったのも正直なところ。
中詰めは中詰めとして、巴里だけにしたほうが良かったんじゃないかな、と思ったりしました。ゴスペルはなんかアメリカっぽいイメージがあるので、そこで流れが切れる感じがして。……私だけかなあ?
それは置いといたとしても、祐飛さん(シャルマン)が突然囚人になったり逃亡してすみ花ちゃんと出会うときには綺麗な上衣を着ていたりするのも何か不思議な感じだし……「カノン」といい今回といい、最近の三木さんのショーは、中詰めに中途半端にストーリーを詰め込もうとして意味がよくわからなくなりがちのような気がします。個々の場面は良いのに、「中詰め!」という盛り上がりに欠けるというか。中詰め自体は長いのに、最後の盛り上がりが短くて、乗り切れないうちに終わってしまうというか、、、そんな気がしました。
今までとは違う流れに挑戦する気概は素晴らしいと思うけど、ベテラントップのサヨナラくらいはオーソドックスに創ってほしかったような気もしました。……ま、ファンのエゴなのかもしれませんけどね、こういうのは。
■第5景 ローズ・ラメント ~Cry-MAX
綺羅星のごとき男役スターたち(凰稀・鳳翔・蓮水・凪七・七海・澄輝)の客席降りつきの銀橋でクールダウンしたら、次は、ドラマティックなスパニッシュの場面「ローズ・ラメント」。
最初に観た時は、なんじゃこれ?と思った(すみません)場面。でも、今はかなり好きです。祐飛さんすみ花ちゃんテルくんの、それぞれのドラマでの芝居がいい(^ ^)。もちろんビジュアルもお気に入りです。……テルくんの衣装のインナーだけは変えてほしかったけど(←すみません2)
プロローグと同じコロスの歌が場面の幕をあけるのですが、ここは完全に風莉さんを中心としたメンバー、という感じになっていたような。男声というか、低いパートがメインになる音楽だからかな。
宙組のコーラスメンバーは、同時に小芝居メンバーでもある(^ ^)ので、みんなかなり表情豊かに歌っています。東宝にきて、メンバー同士の絡みが少し変ったりしているので、耳だけじゃなくて目も離せません。
幕が上がると、そこは前世紀のスペイン。
最初に踊りだすのは、いっちゃん(鳳樹)とりっくん(蒼羽)。この振りは大劇場からありましたっけ……?(←記憶喪失)。めっちゃカッコいいんだけど、覚えてないってどういうことだ私。
舞台奥に祐飛さんが登場。テルくんと火花を散らす……というか、テルくんが一方的に喧嘩をふっかけてる感じかな?(^ ^)。そんな中に、上手袖から登場するすみ花ちゃんが艶やか。あの衣装、ドラマティックな場面に合うだけでなく、すみ花ちゃんを大人っぽく色っぽく魅せてくれますよねー!
三木さんのショーはいつも衣装のセンスがいいけど、今回もすべての場面ですみ花ちゃんが可愛くて可愛くて、毎回デレデレしてます。すみ花ちゃんは、胴が短すぎてローウェストの膝丈ワンピみたいなのが似合わないのですが、今回そういうのがなくて本当に良かった。うちのトップ娘役可愛いでしょ、と胸を張って言える(^ ^)。
KAZUMI-BOYさんの振りは、思ったよりオーソドックスなスパニッシュ。ドラマのところも良かったんですけど、やっぱり後半の群舞が好きだなあ。そして、最後に三人(大空・野々・凰稀)が残って2人ずつ絡むところが大好きです。祐飛さんとテルくんの並びっていいなあ~。血が騒ぐ(^ ^)。
額に銀の輪をはめたえりちゃん(藤咲)が、小柄な身体をいっぱいに伸ばして踊っていて、とても楽しそう。優等生らしく綺麗に踊るけど、いわゆる「ダンサー」というイメージではなかった彼女ですが、去年CSのダンス番組に出てから、ちょっと踊りに対する姿勢が変ったような気がしています。
いま、最後の公演で思い切って踊っている彼女がとても楽しそうで、幸せそうで。
そんな彼女を観るたびに、ひどく心がざわめきます。いろんな意味で。
これからなのに、という気持ちと、今だからこそ、という気持ちと、、、そして、最後にこんな弾けたえりちゃんに逢えてよかった、という想いを、ぜんぶまとめて抱きしめながら。
スパニッシュは、一人ひとりの役割というか色がはっきりしていていいなあ、と思います。男役はより恰好よく、娘役はより色っぽく、という方向がくっきりと鮮やかで。
宙組はあまり「男役らしさ」「娘役らしさ」みたいなものを気にしない組だと思うのですが、スパニッシュはやっぱり、その差が大きければ大きいほど映えるなあ、と実感しました。
祐飛さんやすみ花ちゃんたちの卒業公演に、こういう場面があってよかったな、と思います。これから宙組を支えていく組子たちにも、宝塚ならではの「男役らしさ」「娘役らしさ」を追求する気持ちが伝わっていきますように……と祈りながら。
そんなところかな?他にもあったような気がするので、思い出したらまた書きます。
とりあえず、フィナーレについてはまた後日。
【7月1日まで、あと21日】
6月11日のニュース
2012年6月11日 宝塚全体・OG コメント (6)大空祐飛さんの卒業まであと20日となった、今日。
次の花組大劇場公演での卒業生と、そして、雪組トップ娘役・舞羽美海の退団発表がありました。
まずは花組の卒業生から。
82期の愛音羽麗。
91期の輝良まさと。
92期の銀華水。
95期の愛羽ふぶきと雪華さくら。
………(T T)
まずは、みわっち。
もうこれは、「覚悟をしていた」というほかはありません。
景子さんはそんなに素直なタイプではないから、鈴木さんのように、「この星で生きてきた 後悔は何もない」なんて歌詞で歌わせたりしなかったけど、「いまのみわっち」の一番美しいところを存分に見せつけるあの作劇は、なによりの餞なんだろうな、と……個人的には感じていました。
無論、覚悟をしていたからなんともない、平気、というものではありません。
みわっちは大好きなスターの一人だけど、個人的に応援してきたわけではない私でさえ、ひどく寂しいし、切ないし、辛いし、悲しいです。
でも、それ以上に今は、「今までいてくれてありがとう」という気持ちが強い。今までみわっちが宝塚に、花組にいてくれたからこそ「近松」を観れたんだから。嘉平次に逢えたことも、景子さんの成長も、なにもかもがただひたすらに「幸せ」だったあの時間を、体験することができて、良かったと思います。
ありがとう。本当に、ありがとう。
最後の役は、ジャン・メルモーズ。
サンテックスの「夜間飛行」に出てくる飛行士たちのモデルとなったともいわれる、南大西洋横断の英雄。
谷さんがどう料理なさるかわかりませんが、最後の役が、やりがいのある良い役でありますように。
ハマくん。
長身スタイルよし、ハンサムで踊れるカッコいいダンサー。最初に注目したのは「銀ちゃんの恋」のダンサー(小夏のバックで煌雅あさひくんと一緒に踊ってた場面)かな。もちろん、その前から知ってはいましたが。
学年が上がって、オジサマ役者として良い味を出してくれそうだったのに、このタイミングでの卒業は残念ですが、最後のショーが藤井さんなのはとても嬉しい。最後まで舞台を楽しんで、思いっきり踊ってほしいなと思います。
そして、まさかの銀華(T T)。
真瀬・天真・銀華、そして93期の鳳龍。私の中で、勝手に『花組下級生小芝居カルテット』と呼ばせていただいていた4人のうち、鳳龍が抜け、真瀬が抜け、、、そして銀華も次で卒業して、残るは天真だけになってしまいます。
もちろん、小芝居してくれる下級生はどんどん出てきているので良いんですけどね。
サブリナのパパに始まる銀華の華麗なるおじさま遍歴も、ついに終止符が打たれるのか……と思うと、ひどく寂しいです。
あんなに素敵なのに、まだ新公学年なんだよね(T T)。まだまだ素敵な銀華に逢えると思っていたのに、これが最後だなんて。あの銀華が、小芝居の余地もなさげな谷作品で卒業してしまうなんて!!
………ああいう人には、男役10年を極めるまで頑張ってほしかったです。早すぎる。残念すぎる。
愛羽さん、雪華さんは、まだはっきりと把握できていないのですが、、、たしか愛羽さんは何かでソロを歌っていて、それがとても良かったような気がします。
まだ研4、まだまだこれから、としか思えないのになあ。
ところで、研4って大階段降りられるんでしたっけ?92期の安里舞生くんが大階段を降りずに辞めたのが「カサブランカ」で……あの時研いくつだった?89期が研7だったんだから、研4?(T T)
CSニュースのサヨナラインタビューもあったかどうか、という感じだったな、確か。寂しい……。
そんなニュースにしみじみと切なくなっていたら、、、もう一つの衝撃のメールが届きました。
年末の雪組公演で、雪組トップ娘役舞羽美海が、音月桂と同時退団、と(T T)。
結局のところ、今年卒業する3組のトップコンビは、3組とも同時就任&同時退団ということになりましたね。
もちろん、それぞれの考え方だと思うのですが、、、私は、同時退団はあまり好きじゃない……んです(T T)
まりもちゃんは元々が大人っぽいタイプだし、就任したのも研7だったから落ち着いていたけど、やっぱり研5で就任して研8で卒業するすみ花ちゃんや、研5で就任して研6で卒業するみみちゃんは、、、、ないわー、という気がしてなりません。
それでもすみ花ちゃんは3年やったけど、、、みみちゃんは、正式にトップ娘役に就任して、わずか3作、1年とちょっとですよ(T T)。絶対次期と組んでくれると思っていたのに……!!
なんだか、最近の流れを見ていると、もう娘役の成長とか、そういうのはどうでもよくなってしまったのかな、と思ってしまいます。
男役十年ではありませんが、娘役だって「娘役」として男役を支えられるようになるにはある程度の経験と年数が必要だと思うんですよね。もちろん、男役と違って十年はかからないし、必要な年数は人によって違うんでしょうけれども、とにかく、研1にはできないことがあると思うのです。でも、そういうのはもう求められていないのかな?みたいな。
でも、それってすごく勿体無いと思うんですよね。
ちゃぴ(愛希)も、みりおん(実咲)も、それぞれにダンスと歌という「圧倒的な売り」のある美少女で、トップ娘役就任には全く異論はないのですが……それでも、わずか研4で就任させるからには、少なくとも3年は居てほしいな、と本気で思います。
普通の会社の新入社員だって、1年経ってやっと半人前、丸2年かけてやっと一人前。だからこそ、転職するにしても3年はがんばってみろと言われるわけで。
ある程度できあがってから就任したならともかく、若く未熟なうちに就任するなら、せめて成長の過程を楽しませてほしい。トップ娘役として3年を務めて、研8で卒業するすみ花ちゃんでさえ、テルくんと1,2作組んでもバチはあたらないのに!!と思ってしまうのに、みみちゃんなんて、研6で卒業ですよ(T T)。
勿体無いにもほどがあるわ……。
可愛いみみちゃん。
「忘れ雪」くらいまでは、可愛いけど芝居がドライすぎてあまりピンとこないなーという印象を持っていたのですが、「オネーギン」で化けましたよね。
ジュリエットはもう、最初からみみちゃんで行けば良かったのに、と思ったくらい本当に可愛かったし、「黒い瞳」のマーシャも可愛くて可愛くて!
“本当に本当に、トップ娘役就任おめでとう!”と心の底から思ったあの日から、わずか1年、ですね(T T)。
本当の卒業の日まではまだ半年以上あるとはいえ、最後の大劇場は一本ものだから、作品で言えば「フットルース」と「仁」の二つだけ。それぞれ原作やオリジナルがあるからどんな役なのかはだいたいわかるけど、みみちゃんがどんな風に演じるのか、それがとても楽しみです。
可愛いみみちゃん。
元気なみみちゃん。
頑固なみみちゃん。
みみちゃんの可愛らしい魅力が大爆発する作品に、また巡り合えますように。
【7月1日まで、あと20日】
次の花組大劇場公演での卒業生と、そして、雪組トップ娘役・舞羽美海の退団発表がありました。
まずは花組の卒業生から。
82期の愛音羽麗。
91期の輝良まさと。
92期の銀華水。
95期の愛羽ふぶきと雪華さくら。
………(T T)
まずは、みわっち。
もうこれは、「覚悟をしていた」というほかはありません。
景子さんはそんなに素直なタイプではないから、鈴木さんのように、「この星で生きてきた 後悔は何もない」なんて歌詞で歌わせたりしなかったけど、「いまのみわっち」の一番美しいところを存分に見せつけるあの作劇は、なによりの餞なんだろうな、と……個人的には感じていました。
無論、覚悟をしていたからなんともない、平気、というものではありません。
みわっちは大好きなスターの一人だけど、個人的に応援してきたわけではない私でさえ、ひどく寂しいし、切ないし、辛いし、悲しいです。
でも、それ以上に今は、「今までいてくれてありがとう」という気持ちが強い。今までみわっちが宝塚に、花組にいてくれたからこそ「近松」を観れたんだから。嘉平次に逢えたことも、景子さんの成長も、なにもかもがただひたすらに「幸せ」だったあの時間を、体験することができて、良かったと思います。
ありがとう。本当に、ありがとう。
最後の役は、ジャン・メルモーズ。
サンテックスの「夜間飛行」に出てくる飛行士たちのモデルとなったともいわれる、南大西洋横断の英雄。
谷さんがどう料理なさるかわかりませんが、最後の役が、やりがいのある良い役でありますように。
ハマくん。
長身スタイルよし、ハンサムで踊れるカッコいいダンサー。最初に注目したのは「銀ちゃんの恋」のダンサー(小夏のバックで煌雅あさひくんと一緒に踊ってた場面)かな。もちろん、その前から知ってはいましたが。
学年が上がって、オジサマ役者として良い味を出してくれそうだったのに、このタイミングでの卒業は残念ですが、最後のショーが藤井さんなのはとても嬉しい。最後まで舞台を楽しんで、思いっきり踊ってほしいなと思います。
そして、まさかの銀華(T T)。
真瀬・天真・銀華、そして93期の鳳龍。私の中で、勝手に『花組下級生小芝居カルテット』と呼ばせていただいていた4人のうち、鳳龍が抜け、真瀬が抜け、、、そして銀華も次で卒業して、残るは天真だけになってしまいます。
もちろん、小芝居してくれる下級生はどんどん出てきているので良いんですけどね。
サブリナのパパに始まる銀華の華麗なるおじさま遍歴も、ついに終止符が打たれるのか……と思うと、ひどく寂しいです。
あんなに素敵なのに、まだ新公学年なんだよね(T T)。まだまだ素敵な銀華に逢えると思っていたのに、これが最後だなんて。あの銀華が、小芝居の余地もなさげな谷作品で卒業してしまうなんて!!
………ああいう人には、男役10年を極めるまで頑張ってほしかったです。早すぎる。残念すぎる。
愛羽さん、雪華さんは、まだはっきりと把握できていないのですが、、、たしか愛羽さんは何かでソロを歌っていて、それがとても良かったような気がします。
まだ研4、まだまだこれから、としか思えないのになあ。
ところで、研4って大階段降りられるんでしたっけ?92期の安里舞生くんが大階段を降りずに辞めたのが「カサブランカ」で……あの時研いくつだった?89期が研7だったんだから、研4?(T T)
CSニュースのサヨナラインタビューもあったかどうか、という感じだったな、確か。寂しい……。
そんなニュースにしみじみと切なくなっていたら、、、もう一つの衝撃のメールが届きました。
年末の雪組公演で、雪組トップ娘役舞羽美海が、音月桂と同時退団、と(T T)。
結局のところ、今年卒業する3組のトップコンビは、3組とも同時就任&同時退団ということになりましたね。
もちろん、それぞれの考え方だと思うのですが、、、私は、同時退団はあまり好きじゃない……んです(T T)
まりもちゃんは元々が大人っぽいタイプだし、就任したのも研7だったから落ち着いていたけど、やっぱり研5で就任して研8で卒業するすみ花ちゃんや、研5で就任して研6で卒業するみみちゃんは、、、、ないわー、という気がしてなりません。
それでもすみ花ちゃんは3年やったけど、、、みみちゃんは、正式にトップ娘役に就任して、わずか3作、1年とちょっとですよ(T T)。絶対次期と組んでくれると思っていたのに……!!
なんだか、最近の流れを見ていると、もう娘役の成長とか、そういうのはどうでもよくなってしまったのかな、と思ってしまいます。
男役十年ではありませんが、娘役だって「娘役」として男役を支えられるようになるにはある程度の経験と年数が必要だと思うんですよね。もちろん、男役と違って十年はかからないし、必要な年数は人によって違うんでしょうけれども、とにかく、研1にはできないことがあると思うのです。でも、そういうのはもう求められていないのかな?みたいな。
でも、それってすごく勿体無いと思うんですよね。
ちゃぴ(愛希)も、みりおん(実咲)も、それぞれにダンスと歌という「圧倒的な売り」のある美少女で、トップ娘役就任には全く異論はないのですが……それでも、わずか研4で就任させるからには、少なくとも3年は居てほしいな、と本気で思います。
普通の会社の新入社員だって、1年経ってやっと半人前、丸2年かけてやっと一人前。だからこそ、転職するにしても3年はがんばってみろと言われるわけで。
ある程度できあがってから就任したならともかく、若く未熟なうちに就任するなら、せめて成長の過程を楽しませてほしい。トップ娘役として3年を務めて、研8で卒業するすみ花ちゃんでさえ、テルくんと1,2作組んでもバチはあたらないのに!!と思ってしまうのに、みみちゃんなんて、研6で卒業ですよ(T T)。
勿体無いにもほどがあるわ……。
可愛いみみちゃん。
「忘れ雪」くらいまでは、可愛いけど芝居がドライすぎてあまりピンとこないなーという印象を持っていたのですが、「オネーギン」で化けましたよね。
ジュリエットはもう、最初からみみちゃんで行けば良かったのに、と思ったくらい本当に可愛かったし、「黒い瞳」のマーシャも可愛くて可愛くて!
“本当に本当に、トップ娘役就任おめでとう!”と心の底から思ったあの日から、わずか1年、ですね(T T)。
本当の卒業の日まではまだ半年以上あるとはいえ、最後の大劇場は一本ものだから、作品で言えば「フットルース」と「仁」の二つだけ。それぞれ原作やオリジナルがあるからどんな役なのかはだいたいわかるけど、みみちゃんがどんな風に演じるのか、それがとても楽しみです。
可愛いみみちゃん。
元気なみみちゃん。
頑固なみみちゃん。
みみちゃんの可愛らしい魅力が大爆発する作品に、また巡り合えますように。
【7月1日まで、あと20日】
「銀河英雄伝説」先行画像
2012年6月12日 宝塚(宙) コメント (2)
次回宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の画像(先行)が公式に出ました!
最初に思ったこと。
なんで帝国軍の軍服なのに、黒銀じゃないの!?
次に思ったこと。
色は……だけど、でも、軍服が豪華で恰好良さげなのにホッとしました。外部舞台の衣装はショボくて悲しかったけど(←せっかくイケメン俳優を揃えたのに勿体ない)、、、これなら期待できそうですね♪ さすが宝塚!
いやー、それにしてもテルくん!本当に美形だなあ。
原作ファン的には、髪の色がちょっとプラチナっぽく見えるのが気になるけど(ラインハルトはあくまでも『金髪の孺子』なので)、「容姿はきわめて端麗」といわれるだけの説得力があるのは凄いですよね。
さすがテルくん(*^ ^*)、期待を裏切らないわ。
みりおん(実咲)も、ショートカットにキリっとしたメークがよく似合って、ヒルダの雰囲気が出ている気がします。うん、美男美女でお似合いお似合い(^ ^)。
物語的にどこまで描かれるのかわからないお二人ですが、そこは小池さんの手腕に期待しつつ。
他のメンバーも揃った、本ポスターが早くみたいです。
……ラインハルト以外は、ちゃんと黒銀の軍服を着ていますように(祈)。
ふと思ったこと。
私、先行画像のこと日記に書くの初めてなんじゃないか?
祐飛さんの卒業まで残り20日を切ったというのに、いったい誰のファンなんだお前。(←田中芳樹氏のファンだと思います。たぶん)
【7月1日まで、あと19日】
最初に思ったこと。
なんで帝国軍の軍服なのに、黒銀じゃないの!?
次に思ったこと。
色は……だけど、でも、軍服が豪華で恰好良さげなのにホッとしました。外部舞台の衣装はショボくて悲しかったけど(←せっかくイケメン俳優を揃えたのに勿体ない)、、、これなら期待できそうですね♪ さすが宝塚!
いやー、それにしてもテルくん!本当に美形だなあ。
原作ファン的には、髪の色がちょっとプラチナっぽく見えるのが気になるけど(ラインハルトはあくまでも『金髪の孺子』なので)、「容姿はきわめて端麗」といわれるだけの説得力があるのは凄いですよね。
さすがテルくん(*^ ^*)、期待を裏切らないわ。
みりおん(実咲)も、ショートカットにキリっとしたメークがよく似合って、ヒルダの雰囲気が出ている気がします。うん、美男美女でお似合いお似合い(^ ^)。
物語的にどこまで描かれるのかわからないお二人ですが、そこは小池さんの手腕に期待しつつ。
他のメンバーも揃った、本ポスターが早くみたいです。
……ラインハルト以外は、ちゃんと黒銀の軍服を着ていますように(祈)。
ふと思ったこと。
私、先行画像のこと日記に書くの初めてなんじゃないか?
祐飛さんの卒業まで残り20日を切ったというのに、いったい誰のファンなんだお前。(←田中芳樹氏のファンだと思います。たぶん)
【7月1日まで、あと19日】
華やかなりしクライマックス【6】
2012年6月16日 宝塚(宙) コメント (2)中日を迎えて、ますます盛り上がってきた(?)宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」。
仕事で新人公演を観ることができなかったので、月曜日のCSニュースがとても楽しみです。
トップトリオはもちろんだけど、えなちゃん(月映)のジークフェルド&ずんちゃん(桜木)のピーター、モンチ(星吹)のニック、少年ロナウドの和希くん&少年ロナウドの留依くんあたりもしっかり映してくれてますように(祈)。
それにしても。少年ロナウド(星吹)とロイ(月映)の場面って、大劇場で最初に観たころと随分印象が変りましたよね。最初に観た時は、最後の暗転前の芝居もロイの方が強気な印象で、ロナウドの方が泣きそうだったのに、観るたびに変って行って、大劇場の後半では完全に逆転してたような気がします。
……ロイのえなちゃんがあまりにも日替わりで違うので、私が最初に観た時がたまたまだったのかもしれませんけど(汗)。
「劇場」への憧憬と、その反動としての野望を抱くロナウドと、劣等感に喰われかけているロイ。
少年時代はロイの方が兄貴分だったのに。この時を境に逆転していくんでしょうね、二人の力関係は。それまでは、“兄貴”として幼いなりに世間の風に揉まれ、弟分を護ってきたロイの心が先に折れて、強靭な心を手にいれるまで小さな翼の中で守られてきたロナウドが目標を得て強く生きていく。
運命の皮肉というか、弱肉強食というか、、、人生って、そういうものなのかもしれませんが。
「我が友ロナウド」と書いた写真と思い出のコインだけを抱きしめて、何も見えない闇の中を、誰かに頼っ生きてきたロイ。
同じ思い出のコインを握り締めつつ、過去を切り捨て、“弟分”にも本当の貌を見せることなく生きてきたロナウド。
そう思うと、二人の道の分かれ目は、「施しを受けるかどうか(≒誇りがあるかないか)」ではなく、「具体的な目標(=憧れ)を得た者」と「持たざる者」だった……のではないか?、と。
……だったら、林檎は受け取ってやっても良いんじゃないの? と思ったりもするんですけどね(^ ^;ゞ林檎は、プログラムと違って腐っちゃうかもしれないし。(←新聞も、翌日になったら売れないと思いますが)
などと呟きつつ、まずは、ショーについて最後まで書かせてください。
■第6景 ロケット ~First-MAX~
ロケットについては、東宝が開幕してすぐの時にも書きましたが、今は皆の化粧も落ち着いて、組回りの研1と研2以上の組子の差がだいぶ小さくなってきたような気がします。
モンチたちもロケットに慣れた(思い出した)のかもしれないけど(^ ^)、研1さんたちも、大劇場に比べたらだいぶ濃くなって、ロケット内でのバラバラ感も薄れてきたし、全体としての一体感が出てきたような気がします。
まあ、他の場面と違って、ここだけは東宝からの新場面みたいなものだから、出てるメンバーは大変ですよね(^ ^)。毎回楽しみにしています♪
■第7景 フィナーレ ~Galaxy~
フィナーレの副題が「Galaxy」であることを知って、ちょっとしみじみしています。
場面の副題が「銀河」で、祐飛さんの役名が「ザ・スター」。なんだかね、もうね、、、三木さんってベタだなあ、と思いつつ、プログラムみてしみじみしている自分が、、、傍から見たらさぞ面白いんだろうなあ(誰もねこのことなど見てませんからご心配なく)。
ロケットが終わると、大階段の真ん中に、青い変わり燕尾のトップスター。
「スラヴ舞曲」にのって降りてくる祐飛さんと、両側を少し斜めになって降りてくる、紫のドレスの娘役たち。平場に降りたら、少し小人数で踊ったりするのかな?と思ったら、そのまま群舞だけで終わってしまって残念でしたが、まっすぐに立つ祐飛さんを囲んで、下から見上げる娘役さんたちの目線がとても綺麗で、ぐっときます。
大階段の上から青いドレスのすみ花ちゃんが降りてきて、ラストのデュエットダンスに……と思いきや、祐飛さんがそのまますみ花ちゃんを待たずに銀橋へ出てしまうので、初見はすごくびっくり(@ @)でした。
本舞台と銀橋に離れて踊った後、すみ花ちゃんが祐飛さんの後を追って銀橋にでてきて、ちょっと絡むんですが、、、んー、もうちょっと絡んでもいいのになー。それとも、惜しまれるくらいがちょうど良い的な、三木さんの計算なんでしょうか……?
本舞台に戻ってきてすぐに、センターのセリからセリ下がってしまうのですが、最後のキメのポーズが綺麗で、とても好きです。
すみ花ちゃんファン的な視点では、フィナーレで男役(娘役でも可)を引きつれて降りてくるすみ花ちゃんとか、宙組の誇るスター陣と次々に絡むすみ花ちゃんとか、、、そういうのを観てみたかったなあ、とも思うのですが。
でもまあ、担当が三木さんな時点でそれはないのもわかっていたしなあ(T T)。祐飛さんと同時を選んだのはすみ花ちゃん自身なんだろうし、仕方ない、か……。
トップコンビが銀橋にいる間に、大階段には黒燕尾の男役がずらりと勢ぞろい。この場面の切り替えの見事さは、さすがベテランの技(?)だな、と思います。空気がガッと変るんですよね。大好き。
しっかり統率がとれていながら、一人ひとりの個性をしっかり出してくる群舞。宙組の男役群舞のレベルは、この3年でずいぶん高くなったなと思います。ベートーヴェンの「月光」のモチーフをアレンジした音楽も素晴らしい。
メンバーが平場に降りて、センターからセリ上がってくる祐飛さんを待つところから、全員で少し踊って、テルくん⇒みっちゃん⇒ともちん⇒大ちゃん&ちーちゃん⇒カチャ&カイちゃん、と順番に祐飛さんと絡むところ、もういちど全員に戻って踊るところ……このショーの中では、ダントツで好きな場面です。テンションがめっちゃあがる!(^ ^)。
ラスト、音楽のクライマックスと共に銀橋に向かって駆け出す祐飛さんと、それを見送りながらきっちりと踊り続ける組子たち。銀橋の祐飛さんを感じながら踊る彼らを見ていると、切ないほど嬉しくなります。これが、これこそが 祐飛さんの愛した宙組、祐飛さんの愛した宝塚。
飾りのないシンプルな黒燕尾の美しさと、シンプルな振りに篭められた緊張感。シンプルだからこそ、纏う空気まで見えてくる、、、時間にしたら短い場面なのだけれども、その中に“永遠”が籠められているのだということを、ひしひしと感じます。
一瞬一瞬を全身で感じている祐飛さんの、何かを超越してしまったかのような貌。夢を視ているかのような、隔り世の存在であるかのような、ひどく何かに浮かれているかのような、、、心の底から、宝塚の男役として生きる日々を惜しんでいるひとの、貌。なんとも不可思議な、この世のものならぬアルカイックスマイル。
研21にもなって、、、いや違う、20年以上を過ごしたからこそ、切なくて寂しくて、惜しまずにはいられないんでしょうね、その“華やかなりし”日々を。
きっと、私たちがそうであるように。
卒業が発表されて、ホッとしたのも事実だったけど、寂しいのも事実なわけで。あと半月、何回観られるかわかりませんが、一回一回を大切に観なくてはいけないなあ、と思いました。
なんだか、あと半月、と思ったら珍しくセンチメンタルになってしまいました。
こんな私ですが、いちおうファンだったみたいです……(← 超いまさら)
【7月1日まで、あと15日】
仕事で新人公演を観ることができなかったので、月曜日のCSニュースがとても楽しみです。
トップトリオはもちろんだけど、えなちゃん(月映)のジークフェルド&ずんちゃん(桜木)のピーター、モンチ(星吹)のニック、少年ロナウドの和希くん&少年ロナウドの留依くんあたりもしっかり映してくれてますように(祈)。
それにしても。少年ロナウド(星吹)とロイ(月映)の場面って、大劇場で最初に観たころと随分印象が変りましたよね。最初に観た時は、最後の暗転前の芝居もロイの方が強気な印象で、ロナウドの方が泣きそうだったのに、観るたびに変って行って、大劇場の後半では完全に逆転してたような気がします。
……ロイのえなちゃんがあまりにも日替わりで違うので、私が最初に観た時がたまたまだったのかもしれませんけど(汗)。
「劇場」への憧憬と、その反動としての野望を抱くロナウドと、劣等感に喰われかけているロイ。
少年時代はロイの方が兄貴分だったのに。この時を境に逆転していくんでしょうね、二人の力関係は。それまでは、“兄貴”として幼いなりに世間の風に揉まれ、弟分を護ってきたロイの心が先に折れて、強靭な心を手にいれるまで小さな翼の中で守られてきたロナウドが目標を得て強く生きていく。
運命の皮肉というか、弱肉強食というか、、、人生って、そういうものなのかもしれませんが。
「我が友ロナウド」と書いた写真と思い出のコインだけを抱きしめて、何も見えない闇の中を、誰かに頼っ生きてきたロイ。
同じ思い出のコインを握り締めつつ、過去を切り捨て、“弟分”にも本当の貌を見せることなく生きてきたロナウド。
そう思うと、二人の道の分かれ目は、「施しを受けるかどうか(≒誇りがあるかないか)」ではなく、「具体的な目標(=憧れ)を得た者」と「持たざる者」だった……のではないか?、と。
……だったら、林檎は受け取ってやっても良いんじゃないの? と思ったりもするんですけどね(^ ^;ゞ林檎は、プログラムと違って腐っちゃうかもしれないし。(←新聞も、翌日になったら売れないと思いますが)
などと呟きつつ、まずは、ショーについて最後まで書かせてください。
■第6景 ロケット ~First-MAX~
ロケットについては、東宝が開幕してすぐの時にも書きましたが、今は皆の化粧も落ち着いて、組回りの研1と研2以上の組子の差がだいぶ小さくなってきたような気がします。
モンチたちもロケットに慣れた(思い出した)のかもしれないけど(^ ^)、研1さんたちも、大劇場に比べたらだいぶ濃くなって、ロケット内でのバラバラ感も薄れてきたし、全体としての一体感が出てきたような気がします。
まあ、他の場面と違って、ここだけは東宝からの新場面みたいなものだから、出てるメンバーは大変ですよね(^ ^)。毎回楽しみにしています♪
■第7景 フィナーレ ~Galaxy~
フィナーレの副題が「Galaxy」であることを知って、ちょっとしみじみしています。
場面の副題が「銀河」で、祐飛さんの役名が「ザ・スター」。なんだかね、もうね、、、三木さんってベタだなあ、と思いつつ、プログラムみてしみじみしている自分が、、、傍から見たらさぞ面白いんだろうなあ(誰もねこのことなど見てませんからご心配なく)。
ロケットが終わると、大階段の真ん中に、青い変わり燕尾のトップスター。
「スラヴ舞曲」にのって降りてくる祐飛さんと、両側を少し斜めになって降りてくる、紫のドレスの娘役たち。平場に降りたら、少し小人数で踊ったりするのかな?と思ったら、そのまま群舞だけで終わってしまって残念でしたが、まっすぐに立つ祐飛さんを囲んで、下から見上げる娘役さんたちの目線がとても綺麗で、ぐっときます。
大階段の上から青いドレスのすみ花ちゃんが降りてきて、ラストのデュエットダンスに……と思いきや、祐飛さんがそのまますみ花ちゃんを待たずに銀橋へ出てしまうので、初見はすごくびっくり(@ @)でした。
本舞台と銀橋に離れて踊った後、すみ花ちゃんが祐飛さんの後を追って銀橋にでてきて、ちょっと絡むんですが、、、んー、もうちょっと絡んでもいいのになー。それとも、惜しまれるくらいがちょうど良い的な、三木さんの計算なんでしょうか……?
本舞台に戻ってきてすぐに、センターのセリからセリ下がってしまうのですが、最後のキメのポーズが綺麗で、とても好きです。
すみ花ちゃんファン的な視点では、フィナーレで男役(娘役でも可)を引きつれて降りてくるすみ花ちゃんとか、宙組の誇るスター陣と次々に絡むすみ花ちゃんとか、、、そういうのを観てみたかったなあ、とも思うのですが。
でもまあ、担当が三木さんな時点でそれはないのもわかっていたしなあ(T T)。祐飛さんと同時を選んだのはすみ花ちゃん自身なんだろうし、仕方ない、か……。
トップコンビが銀橋にいる間に、大階段には黒燕尾の男役がずらりと勢ぞろい。この場面の切り替えの見事さは、さすがベテランの技(?)だな、と思います。空気がガッと変るんですよね。大好き。
しっかり統率がとれていながら、一人ひとりの個性をしっかり出してくる群舞。宙組の男役群舞のレベルは、この3年でずいぶん高くなったなと思います。ベートーヴェンの「月光」のモチーフをアレンジした音楽も素晴らしい。
メンバーが平場に降りて、センターからセリ上がってくる祐飛さんを待つところから、全員で少し踊って、テルくん⇒みっちゃん⇒ともちん⇒大ちゃん&ちーちゃん⇒カチャ&カイちゃん、と順番に祐飛さんと絡むところ、もういちど全員に戻って踊るところ……このショーの中では、ダントツで好きな場面です。テンションがめっちゃあがる!(^ ^)。
ラスト、音楽のクライマックスと共に銀橋に向かって駆け出す祐飛さんと、それを見送りながらきっちりと踊り続ける組子たち。銀橋の祐飛さんを感じながら踊る彼らを見ていると、切ないほど嬉しくなります。これが、これこそが 祐飛さんの愛した宙組、祐飛さんの愛した宝塚。
飾りのないシンプルな黒燕尾の美しさと、シンプルな振りに篭められた緊張感。シンプルだからこそ、纏う空気まで見えてくる、、、時間にしたら短い場面なのだけれども、その中に“永遠”が籠められているのだということを、ひしひしと感じます。
一瞬一瞬を全身で感じている祐飛さんの、何かを超越してしまったかのような貌。夢を視ているかのような、隔り世の存在であるかのような、ひどく何かに浮かれているかのような、、、心の底から、宝塚の男役として生きる日々を惜しんでいるひとの、貌。なんとも不可思議な、この世のものならぬアルカイックスマイル。
研21にもなって、、、いや違う、20年以上を過ごしたからこそ、切なくて寂しくて、惜しまずにはいられないんでしょうね、その“華やかなりし”日々を。
きっと、私たちがそうであるように。
卒業が発表されて、ホッとしたのも事実だったけど、寂しいのも事実なわけで。あと半月、何回観られるかわかりませんが、一回一回を大切に観なくてはいけないなあ、と思いました。
なんだか、あと半月、と思ったら珍しくセンチメンタルになってしまいました。
こんな私ですが、いちおうファンだったみたいです……(← 超いまさら)
【7月1日まで、あと15日】
気がつくと一日が終わり、
次に気がついたときには、もう次の夜が終わろうとしている。
……そんな毎日を過ごしています。
東宝の宙組公演はとっくに中日を過ぎ、
大劇場の星組公演もつい先日楽を迎えて、もう今は、月組公演の舞台稽古真っ最中。
次回宙組公演のスポンサーが発表され、
宝塚ホテルでは涼さんのディナーショーが開催されて、、、
光陰矢のごとし、という詞を体感しますね。
矢のように過ぎていく、というだけでなく、「矢のように心に刺さる」……ような気がします。
時の流れそのものが痛い。過ぎていくことそのものが辛い。怒涛のように流れていく時間の河の真ん中で、十数年間も応援してきた人のことを、振り返る暇さえないことが。
でも。
ゆっくり思い出に浸る時間はないけれども、でも、私にやれることは全部やってきたんだから仕方がないんだ、っていう満足感はありますね。
大空さんに関しては、本当に悔いはないんです。今回の公演こそ、あまりに仕事が忙しくてあまり観れていませんが、十数年もの間、集合日のたびに本気で覚悟をしてきたし、常に「次で最期かもしれないから悔いのないように観ておこう」と、多少無理なスケジュールでも観るようにしていたし。
どちらかといえば不真面目なファンだったかもしれないけど、私なりに真剣に、1人の「舞台芸術ファン」として、祐飛さんの舞台と向き合ってきました。「ミュージカル俳優」としての才能はアレですけど、役者としては不世出の男役になりましたし、不出来な脚本や共演者をなんとかするという意味で、プロデューサーとしての能力も、不世出のものであったと思う。
「大空祐飛」という名前を持つ存在が消えうせてしまったとしても、祐飛さんが愛した宝塚は残る。
……だから、
こわがらなくていい。きみはたくさんのひとにあいされているのだから。
なんだか、前回に引き続きセンチメンタルですね私。
んー、「Hollywood Lover」青年館楽の映像とか観ると、あのときのテンションに戻っちゃうんですよね……
ぶっちゃけ、あれからしばらくは、私にとって「余生」だったからなあ(T T)。
……そして今日は、Graphの発売日。
はううぅ。Graph 早くみたいいいいぃーーーー。(←定期購読しなさい)(……いまから?)
【7月1日まで、あと11日】
心からの感謝をこめて。
2012年6月22日 宝塚全体・OG コメント (2)大空祐飛さま、お誕生日おめでとうございます。
なんだか、こないだつぶやいたようなことを反芻している毎日です。
あと何日。あと何公演。そうやって数えることには何の意味もないんですよね。
7月1日には何も起こらない。世界は終わらない。
宝塚は終わらないし、宙組だって終わらない。
私の気持ちも、終わりはしない。
……半年の間カウントダウンをしてきて、いまやっと、たったそれだけのことがわかったようなきがしています。
生まれてきてくれてありがとう。
宝塚を受けてくれてありがとう。
諦めずにいてくれてありがとう。
大空祐飛になってくれて、ありがとう。
大空祐飛に逢わせてくれて、ありがとう。
心からの、感謝をこめて。
.
たくさんのおめでとう
2012年6月22日 宝塚全体・OGまずは、新生月組、初日おめでとうございます!
まさお、ちゃぴ、月組をよろしくね。お披露目公演、楽しんでください!
キキちゃん(芹香)、花組公演新公主演、おめでとうございます!
「愛と青春の旅だち」以来ですね。組替え早々の主演はプレッシャーも大きいでしょうけれども、絶対観に行きますので、がんばってください!
ヒロインの春妃うららちゃんは、まだ舞台ではわからないけど、可愛いという噂をきくのでキキちゃんとの並びを楽しみにしています。
だいぶ先の話ですが、霧矢さん、真飛さん、「マイ・フェア・レディ」の2代目(?)イライザ役、おめでとうございます!
このお二人の役替りって不思議だなーと思ったけど、よーく考えてみたら、二人とも「ミー&マイガール」のビルを演じているんですね。あれも下町育ちの男が貴族らしくなるまでの話だから、ある意味「マイ・フェア・レディ」の男性版なんだな(^ ^)(製作年代は逆かもしれませんが)
ま、とにかく楽しみです。観る気満々。
そして最後に、
大空祐飛さま、お誕生日おめでとうございます。
舞台でも、芝居でみっちゃんと「クラブ・ヴィーナス」のお客さんたちが、ショーでも「L/O/V/E I LOVE YUHI!」のメンバーが祝ってくれて、祐飛さんはとても嬉しそうでした(^ ^)。可愛かったなあー♪
【7月1日まで、あと9日】
第一ホテル東京にて、涼紫央ディナーショー「HOME ~宝・夢~」に参加してまいりました。
構成・演出は生田大和。何度も書いていますが、私は生田さんのファンですので(*^ ^*)、とても幸せな時間でした。
いやー、ディナーショーであっても、作家の個性って出るもんだなあ……とあらためて思いますね。人の使い方、絶望と希望のバランス、そういったあたりに色濃く“生田節”があるのがとても興味深かったです。年末のバウも楽しみにしています!!
「宝塚・我が心の故郷」ではじまったディナーショー。
ああこの歌、祐飛さんが大劇場の舞台で最後に歌った歌なんだよなあ……と思った自分に驚きました。祐飛さんと涼さん、巷で言われているほど似ているとは思わない私ですが、「宝塚」というものに対するリスペクトはよく似ているのかもしれないなあ、と思ったりしました。
ポスターの衣装に身を包んだ涼さんと、コーラスの4人(美稀・白華・天寿・優香)。
今公演で卒業する涼さんとれみちゃん以外は、作・演出生田さんの「ランスロット」と、涼さん主演の「天使のはしご」両方に出演したメンバー。そりゃー息も合うし、生田さんも使い方がわかってるし、心強い3人ですよね(^ ^)。
軽いトークを挟んで「涼さんクロニクル」コーナーへ。
ここのトークは、副題の「宝・夢」にちなんでそれぞれの「宝物」や「夢」について語るコーナー。それぞれに個性のある回答で面白かったですが、一つ残念だったのは、涼さんの「宝物」や「夢」についてはあまり語られなかったこと。いや、涼さんにとっては「宝物」も「夢」も宝塚名なのかもしれませんが。
いやー、それにしても個性豊かな4人でした。涼さん大好きで、頭の回転の速い、しっかりものの娘役二人。口下手な優等生で、素敵なことを言おうとしてはスベりまくるみっきぃさん(そこが可愛いからいいの)(いやいや、たまには良いことも言うんだから、聞いて!)。そして最後は、どんなにとっちらかってもちゃんと落ちをつけて、コーナーをまとめてくれるちーくん!
いやはや、ちーくんが恰好良すぎて素敵すぎました(*^ ^*)。
涼さんが着替えに入った後は、4人のうちの誰か一人が「みんなの知らない涼さん」について語るコーナー(←2、3分程度?)がありました。カクテルではちーくんが「涼さんの運転はカッコいい」というエピソードを実演付きで語ってくださって、大爆笑でした♪
そのまま「マンハッタン不夜城」のロケットのナンバーから、涼さんのメドレーがスタート。
正直、猫は星組が一番縁遠い組でして、このメドレーも、知っている曲は「モヤモヤモヤ(恋天狗)」と「権力(花の業平)」、、、くらい、かな。あ、スカーレット・ピンパーネルとノバボサもわかるか。
いや、えっと、それまで星組を観たことがなかったわけではないのですが、1回や2回ではなかなか音楽までは覚えられないですよね。うん。「太王四神記」の「四種の神器」も、絶対に一回は聴いてるはずなんだけど、全然思い出せなかった……(- -;ゞ
というわけで、あまりこのコーナーについて語る資格がない猫ですが……
「モヤモヤモヤ」の男二人のコーラスはかなり衝撃でした。その学年の歌うま男役が、そんなに訳のわからないソプラノの声を出していいのか!?(←たぶん問題ない)。……ちーくんとみっきぃさん、可愛かったぁ―っ!!
あと驚いたのは「クライマックス」でも使われている「モルダウ」が突然流れたこと。「プラハの春」で使ってたんだっけー、ぜんぜん覚えてない(; ;)。
でも、涼さんの「カテリーナ、、、」という呼びかけがひどく優しくて、応じるれみちゃんがすごく繊細で、歌も雰囲気もとても良かったです。うん、あれはもう一度聴きたいな。
つづく「それでも船はゆく」のナンバーは、優香さんとデュエット。優香さん、良い声だった!!ダンサーだと思っていたけど、歌も巧いんだなあ(*^ ^*)。
「ダンディズム」の間奏曲を歌っている途中で涼さんが抜けて、後半はコーラス四人で歌ってました。
そして次は、着替えて再登場した涼さんとれみちゃんの「あなたこそ我が家」。もうメドレーも後半だなあ、という気がして切なくなりつつ、………二人が歌っている間、両脇に控える三人のポーズがどれも素敵で、目移りしてました(^ ^;ゞ いやあの、歌ってる方のことも観なくちゃなので、忙しかったです(; ;)。
太王四神記をはさんで、「ソル・エ・マル(ノバボサ)」。みっきぃさんがめっっちゃ幸せそうに踊っていて、ああ、一年おくれたけど、ちょっとだけでも出られて良かったね、と心から思いました。腕の上げ方が綺麗で、それを降ろしたり振ったりする時のしなり具合が好きなんです、、、なんてことを語り始めると終わらないので、やめておきます。
メドレーの最後は「アンコーラ(ガラスの風景)」。たぶん、カゲソロは優香さんだと思うんですが……違うかな?
綺麗な声でした。最後にコーラス全員になるところは、それぞれの声がちゃんと聴こえて、少人数の公演っていいなあ、と思いました(*^ ^*)。
とりあえず、第一章が終わったので今夜はここまで。続きはまた書きます!
ちなみに、私が一番好きな場面は、第二章Bの「SATYRICON」。そして、一番泣いたのは第三章の冒頭でした(; ;)えぐえぐ。
【7月1日まで、あと8日】
構成・演出は生田大和。何度も書いていますが、私は生田さんのファンですので(*^ ^*)、とても幸せな時間でした。
いやー、ディナーショーであっても、作家の個性って出るもんだなあ……とあらためて思いますね。人の使い方、絶望と希望のバランス、そういったあたりに色濃く“生田節”があるのがとても興味深かったです。年末のバウも楽しみにしています!!
「宝塚・我が心の故郷」ではじまったディナーショー。
ああこの歌、祐飛さんが大劇場の舞台で最後に歌った歌なんだよなあ……と思った自分に驚きました。祐飛さんと涼さん、巷で言われているほど似ているとは思わない私ですが、「宝塚」というものに対するリスペクトはよく似ているのかもしれないなあ、と思ったりしました。
ポスターの衣装に身を包んだ涼さんと、コーラスの4人(美稀・白華・天寿・優香)。
今公演で卒業する涼さんとれみちゃん以外は、作・演出生田さんの「ランスロット」と、涼さん主演の「天使のはしご」両方に出演したメンバー。そりゃー息も合うし、生田さんも使い方がわかってるし、心強い3人ですよね(^ ^)。
軽いトークを挟んで「涼さんクロニクル」コーナーへ。
ここのトークは、副題の「宝・夢」にちなんでそれぞれの「宝物」や「夢」について語るコーナー。それぞれに個性のある回答で面白かったですが、一つ残念だったのは、涼さんの「宝物」や「夢」についてはあまり語られなかったこと。いや、涼さんにとっては「宝物」も「夢」も宝塚名なのかもしれませんが。
いやー、それにしても個性豊かな4人でした。涼さん大好きで、頭の回転の速い、しっかりものの娘役二人。口下手な優等生で、素敵なことを言おうとしてはスベりまくるみっきぃさん(そこが可愛いからいいの)(いやいや、たまには良いことも言うんだから、聞いて!)。そして最後は、どんなにとっちらかってもちゃんと落ちをつけて、コーナーをまとめてくれるちーくん!
いやはや、ちーくんが恰好良すぎて素敵すぎました(*^ ^*)。
涼さんが着替えに入った後は、4人のうちの誰か一人が「みんなの知らない涼さん」について語るコーナー(←2、3分程度?)がありました。カクテルではちーくんが「涼さんの運転はカッコいい」というエピソードを実演付きで語ってくださって、大爆笑でした♪
そのまま「マンハッタン不夜城」のロケットのナンバーから、涼さんのメドレーがスタート。
正直、猫は星組が一番縁遠い組でして、このメドレーも、知っている曲は「モヤモヤモヤ(恋天狗)」と「権力(花の業平)」、、、くらい、かな。あ、スカーレット・ピンパーネルとノバボサもわかるか。
いや、えっと、それまで星組を観たことがなかったわけではないのですが、1回や2回ではなかなか音楽までは覚えられないですよね。うん。「太王四神記」の「四種の神器」も、絶対に一回は聴いてるはずなんだけど、全然思い出せなかった……(- -;ゞ
というわけで、あまりこのコーナーについて語る資格がない猫ですが……
「モヤモヤモヤ」の男二人のコーラスはかなり衝撃でした。その学年の歌うま男役が、そんなに訳のわからないソプラノの声を出していいのか!?(←たぶん問題ない)。……ちーくんとみっきぃさん、可愛かったぁ―っ!!
あと驚いたのは「クライマックス」でも使われている「モルダウ」が突然流れたこと。「プラハの春」で使ってたんだっけー、ぜんぜん覚えてない(; ;)。
でも、涼さんの「カテリーナ、、、」という呼びかけがひどく優しくて、応じるれみちゃんがすごく繊細で、歌も雰囲気もとても良かったです。うん、あれはもう一度聴きたいな。
つづく「それでも船はゆく」のナンバーは、優香さんとデュエット。優香さん、良い声だった!!ダンサーだと思っていたけど、歌も巧いんだなあ(*^ ^*)。
「ダンディズム」の間奏曲を歌っている途中で涼さんが抜けて、後半はコーラス四人で歌ってました。
そして次は、着替えて再登場した涼さんとれみちゃんの「あなたこそ我が家」。もうメドレーも後半だなあ、という気がして切なくなりつつ、………二人が歌っている間、両脇に控える三人のポーズがどれも素敵で、目移りしてました(^ ^;ゞ いやあの、歌ってる方のことも観なくちゃなので、忙しかったです(; ;)。
太王四神記をはさんで、「ソル・エ・マル(ノバボサ)」。みっきぃさんがめっっちゃ幸せそうに踊っていて、ああ、一年おくれたけど、ちょっとだけでも出られて良かったね、と心から思いました。腕の上げ方が綺麗で、それを降ろしたり振ったりする時のしなり具合が好きなんです、、、なんてことを語り始めると終わらないので、やめておきます。
メドレーの最後は「アンコーラ(ガラスの風景)」。たぶん、カゲソロは優香さんだと思うんですが……違うかな?
綺麗な声でした。最後にコーラス全員になるところは、それぞれの声がちゃんと聴こえて、少人数の公演っていいなあ、と思いました(*^ ^*)。
とりあえず、第一章が終わったので今夜はここまで。続きはまた書きます!
ちなみに、私が一番好きな場面は、第二章Bの「SATYRICON」。そして、一番泣いたのは第三章の冒頭でした(; ;)えぐえぐ。
【7月1日まで、あと8日】
MY HOME【2】
2012年6月25日 宝塚(星)涼紫央ディナーショー「HOME ~宝・夢~」続き。
……その前に、やっと「稽古場レポート」を視たのでその話を。
いやー、いきなり「箸やすめの美稀千種です」という自己紹介から始まったことにまずびっくり。さすがちーくん、ハードル高いわー!!
そして、空気を読まないみっきぃさん(天寿)が可愛いなあ(←もう駄目らしい)。
それにしても、こんなに当たり前のようにNG映像が流れるのを初めて視ました……あははは(乾笑)
CSはそんなところにして、第二章から。
まずは「ロミオとジュリエット」より、「世界の王」。
第一章が終わったところで涼さんの短いトークが入り、そのまま「世界の王」を歌うのかと思っていたら、いったん着替えに引っ込んでしまったのでびっくりしました。
歌は、Tシャツ&スニーカーのちーくんとみっきぃさんでスタート。星組で上演したときはバウに出演していたちーくんと、パリス(とキャピュレットの男)なので、このナンバーには参加していなかったみっきぃさん。この二人で歌う「世界の王」は、ドラマの一部ではなく普通に明るいショーナンバーという感じで、数年前のウィーンミュージカルコンサートでの、マテ・カマラス&ルカス・ペルマン&アンドレ・バウアーによる「世界の覇者」を思い出しました。
女の子たちが加わって、さらに着替えた涼さんが加わって、盛り上がっていく。ただただ、明るく、元気に、きらきらと光がこぼれるように。
コーラスの4人が客席に降りたのはこのナンバーのみだったと思うのですが、結構奥まで来てくれて、私がいたテーブルのすぐそばで結構長く歌ってくれたのがとても嬉しかったです。幸せでした(^ ^)。
……やっぱりこの曲、好きだなあ(*^ ^*)。
音楽が極まって、一瞬の沈黙。そこにシンセの音楽が流れだす。
次の曲は「宝塚ロマンチカ,04」より、「SATYRICON」。もう、前奏を聴いただけでうわああ!となりました。
だって、斉藤恒芳さんの音楽が好きすぎるんだもん!
当時の星組さんにはそれほどの思い入れがなかったのですが、この公演は最初博多座で観て、この曲で踊るタニちゃん(大和悠河/特出)に見惚れた思い出があります。秋の本公演はタニちゃんがいなくて、すっごくすっごく残念だったんですよね…。
そういえば、あの時の振付って何方だったのでしょうか?
今回の振付は川崎悦子さん。涼さんによると、『「抜け」感を教えていただいた』そうです。確かに、斉藤音楽と組み合わせるとなると、きっちり直線的な線の太い男役ダンスより、抜け感のあるしなやかなダンスが合うような気がしますね。
額縁の欠片を持って踊るコーラスたちと、額縁に閉じ込められそうになるたびにそれを崩そうとする(のかな?)涼さんのやりとりに迫力があって、面白かったです。
拍の取り方と腕や肩のしなり具合、そういったところにも5人それぞれに個性があって、川崎さんの振付が、ちゃんと生きているなあと思いました。男役同士でホールドして踊る振りも多く、学年差のある3人なだけに(みっきぃさんは04年当時はまだ音楽学校生……ですよね?)、涼さんとちーくんが組んで踊るときの空気感と、涼さんとみっきぃさん、ちーくんとみっきぃさんが組んだときの違いとか、何かしみじみと感じたりもしました。
額縁の演出もすごく好き(*^ ^*)とにかく恰好良かった!!
次の曲は「愛の旅だち」。朗々と歌いあげる涼さんが素晴らしかった!!言葉はいらない。ただただ、素晴らしかった、の一言です。
続いて第三章。章タイトルは「『夢』~そして、今」
最初の曲は、れみちゃんのソロで「あの子はあなたを愛してる」。
これはもう。真っ白い豪華なドレスに身を包んだれみちゃんが出てきただけで、涙が止まらなかった……(T T)。
力強い、愛情と包容力に溢れた声。「真実」の声。こういう声に包まれて育ったジュリエットは幸せだっただろうなあ、とあらためて思いました。
現在大劇場で上演中の月組「ロミオとジュリエット」では、ベテラン専科の美穂圭子さんが歌ってくださっている歌。それも早く聴いてみたい気持ちですが、でも、こないだのれみちゃんの絶唱を聴くことができて、とても満足感がありました。
れみちゃん、ブラボー!
次は、涼さんのソロで「どうやって伝えよう」。
かすれたように歌いだす涼さん。これがまた、胸をえぐる歌なんですよね(T T)。
歌手としての巧さは、雪組でこの歌を歌ったまっつ(未涼)の方が上かもしれませんが、、ことこの曲については、涼さんの振絞るような表現に、すっかり持っていかれてしまうのです。
「もう君と僕しか残っていないのだということを、僕が伝えよう、君に……」と辛い決断を胸に、絶望へ沈むベンヴォーリオ。
かける言葉のみつからない、純粋な「絶望」。
そんな背中に、詞の代わりに響く音楽、「JUMP!」。
個人的には。
この組み立てでいくのであれば、「JUMP!」を歌うのは涼さんを囲むコーラスメンバーで、みんなで涼さんを慰め、力づけて、「跳ぶんだ!とよこさん!」と呼びかけるべきなんじゃないかと……いや、そうしてほしかったなあ、と思わずにはいられないのですが。
いや、まあ、でも、元々ラスティの持ち歌だからねえ、これは……。だからやっぱり、ラスティが歌わなきゃダメなんですけどね(^ ^;ゞ
愛と信頼(あの子は彼を愛してる)→ 孤独と絶望(どうやって伝えよう)→ 希望(JUMP!)という流れと言うか構成が、実に実に生田さんっぽくてすごく好きです。
伏線、というか、ラストへ持っていくための布石の置き方、、、そういうところが、ああ、いいなあ、ツボにくるなあ、と思うんですよね(^ ^)。「世界の王」で盛り上がった気持ちが「SATYRICON」で崩されて……、エネルギッシュな若さと頽廃、希望と絶望、、、生田さんの計算通りに心が動いて、そして最後に、納まるべきところにすとんとはまる、その気持ちよさときたら!
「JUMP!」の後は、天使のはしごから2曲と、「歌い続けて」。
天使のはしごは、、、なんだかもう、思い出してしまって、もうだめ!!という感じでした。
なんだかもう、みんなの笑顔が綺麗でね………。
その次が「この星に生きて」。「この星で生きてきた、後悔は何もない」という歌ですね。舞台で聴いていた時もぐっときていましたが、あらためて、このタイミングで聴くと辛いです(T T)。
ファンクラブの方があらかじめペンライトを配ってくださっていて、この曲で振ってください、との指示があったのですが、客席から観ていてもとても綺麗でした。振り返って、びっくりしてた涼さんが可愛い!そして、楽しかった!
「歌い続けて」は、鳳蘭さんが歌われたのを聴いて、「私がいつも考えていることが歌になってる!」と思って歌うことを決めたんだとか。声も荒れ気味に作りこんでいらっしゃって、かなり傾倒していることがよくわかる歌い方でした。すごかったーー!!
カーテンコールは、涼さん作詞、吉田優子作曲の「HOME」。
いやー、ストレートで率直で、涼さんらしい、いい歌でした。「愛する我が家」という歌い方が、すごく好き。
ショーについては、そんなところでしょうか。
トークの内容とかあまり書いていませんが、すみませんちょっと頭が跳んでるので無理そうです。ごめんなさい。
構成的には、とても楽しかったけど、もう一回くらい全員の客席降りがあっても良いのにな、と思うのは、やたらに客席降りしてくれる祐飛さんのディナーショーを観慣れているからでしょうか。
そういえば、客席からの登場もなかったなあ、今回。第一ホテルは難しいのでしょうか。たしかにテーブルがぎっしりで通りにくそうではありましたが。
涼さんらしい、ごくごくオーソドックスな、「これぞ宝塚のディナーショー!」という感じのディナーショーだったような気がします。
すごく楽しかったし、涼さんへの「宝塚」への愛をしっかり受け止めるための時間になりました。
涼さん、ちーくん以下の出演者んのみなさま、スタッフのみなさま。
素敵なショーを、ありがとうございました!
それにしても!
さっき、CSニュースで星組千秋楽映像を視たのですが。
そっかー、涼さんは、サヨナラショーとディナーショーで同じ曲をやるんですねえ。「世界の王」「どうやって伝えよう」「JUMP」……全部被ってる。
ディナーショーのさらに抜粋版がサヨナラショー、という感じ。なのかなあ?
面白い発想だなあと思います。ちょっと意外な気もしましたが、観ているときは違和感なかたので、まあ、こういうものなのかもしれません。
それにしても、この週のニュースは、涼さんDS+星組千秋楽+月組初日+月組稽古場とロミジュリだらけでしたよね!(^ ^)
【7月1日まで、あと6日】
……その前に、やっと「稽古場レポート」を視たのでその話を。
いやー、いきなり「箸やすめの美稀千種です」という自己紹介から始まったことにまずびっくり。さすがちーくん、ハードル高いわー!!
そして、空気を読まないみっきぃさん(天寿)が可愛いなあ(←もう駄目らしい)。
それにしても、こんなに当たり前のようにNG映像が流れるのを初めて視ました……あははは(乾笑)
CSはそんなところにして、第二章から。
まずは「ロミオとジュリエット」より、「世界の王」。
第一章が終わったところで涼さんの短いトークが入り、そのまま「世界の王」を歌うのかと思っていたら、いったん着替えに引っ込んでしまったのでびっくりしました。
歌は、Tシャツ&スニーカーのちーくんとみっきぃさんでスタート。星組で上演したときはバウに出演していたちーくんと、パリス(とキャピュレットの男)なので、このナンバーには参加していなかったみっきぃさん。この二人で歌う「世界の王」は、ドラマの一部ではなく普通に明るいショーナンバーという感じで、数年前のウィーンミュージカルコンサートでの、マテ・カマラス&ルカス・ペルマン&アンドレ・バウアーによる「世界の覇者」を思い出しました。
女の子たちが加わって、さらに着替えた涼さんが加わって、盛り上がっていく。ただただ、明るく、元気に、きらきらと光がこぼれるように。
コーラスの4人が客席に降りたのはこのナンバーのみだったと思うのですが、結構奥まで来てくれて、私がいたテーブルのすぐそばで結構長く歌ってくれたのがとても嬉しかったです。幸せでした(^ ^)。
……やっぱりこの曲、好きだなあ(*^ ^*)。
音楽が極まって、一瞬の沈黙。そこにシンセの音楽が流れだす。
次の曲は「宝塚ロマンチカ,04」より、「SATYRICON」。もう、前奏を聴いただけでうわああ!となりました。
だって、斉藤恒芳さんの音楽が好きすぎるんだもん!
当時の星組さんにはそれほどの思い入れがなかったのですが、この公演は最初博多座で観て、この曲で踊るタニちゃん(大和悠河/特出)に見惚れた思い出があります。秋の本公演はタニちゃんがいなくて、すっごくすっごく残念だったんですよね…。
そういえば、あの時の振付って何方だったのでしょうか?
今回の振付は川崎悦子さん。涼さんによると、『「抜け」感を教えていただいた』そうです。確かに、斉藤音楽と組み合わせるとなると、きっちり直線的な線の太い男役ダンスより、抜け感のあるしなやかなダンスが合うような気がしますね。
額縁の欠片を持って踊るコーラスたちと、額縁に閉じ込められそうになるたびにそれを崩そうとする(のかな?)涼さんのやりとりに迫力があって、面白かったです。
拍の取り方と腕や肩のしなり具合、そういったところにも5人それぞれに個性があって、川崎さんの振付が、ちゃんと生きているなあと思いました。男役同士でホールドして踊る振りも多く、学年差のある3人なだけに(みっきぃさんは04年当時はまだ音楽学校生……ですよね?)、涼さんとちーくんが組んで踊るときの空気感と、涼さんとみっきぃさん、ちーくんとみっきぃさんが組んだときの違いとか、何かしみじみと感じたりもしました。
額縁の演出もすごく好き(*^ ^*)とにかく恰好良かった!!
次の曲は「愛の旅だち」。朗々と歌いあげる涼さんが素晴らしかった!!言葉はいらない。ただただ、素晴らしかった、の一言です。
続いて第三章。章タイトルは「『夢』~そして、今」
最初の曲は、れみちゃんのソロで「あの子はあなたを愛してる」。
これはもう。真っ白い豪華なドレスに身を包んだれみちゃんが出てきただけで、涙が止まらなかった……(T T)。
力強い、愛情と包容力に溢れた声。「真実」の声。こういう声に包まれて育ったジュリエットは幸せだっただろうなあ、とあらためて思いました。
現在大劇場で上演中の月組「ロミオとジュリエット」では、ベテラン専科の美穂圭子さんが歌ってくださっている歌。それも早く聴いてみたい気持ちですが、でも、こないだのれみちゃんの絶唱を聴くことができて、とても満足感がありました。
れみちゃん、ブラボー!
次は、涼さんのソロで「どうやって伝えよう」。
かすれたように歌いだす涼さん。これがまた、胸をえぐる歌なんですよね(T T)。
歌手としての巧さは、雪組でこの歌を歌ったまっつ(未涼)の方が上かもしれませんが、、ことこの曲については、涼さんの振絞るような表現に、すっかり持っていかれてしまうのです。
「もう君と僕しか残っていないのだということを、僕が伝えよう、君に……」と辛い決断を胸に、絶望へ沈むベンヴォーリオ。
かける言葉のみつからない、純粋な「絶望」。
そんな背中に、詞の代わりに響く音楽、「JUMP!」。
個人的には。
この組み立てでいくのであれば、「JUMP!」を歌うのは涼さんを囲むコーラスメンバーで、みんなで涼さんを慰め、力づけて、「跳ぶんだ!とよこさん!」と呼びかけるべきなんじゃないかと……いや、そうしてほしかったなあ、と思わずにはいられないのですが。
いや、まあ、でも、元々ラスティの持ち歌だからねえ、これは……。だからやっぱり、ラスティが歌わなきゃダメなんですけどね(^ ^;ゞ
愛と信頼(あの子は彼を愛してる)→ 孤独と絶望(どうやって伝えよう)→ 希望(JUMP!)という流れと言うか構成が、実に実に生田さんっぽくてすごく好きです。
伏線、というか、ラストへ持っていくための布石の置き方、、、そういうところが、ああ、いいなあ、ツボにくるなあ、と思うんですよね(^ ^)。「世界の王」で盛り上がった気持ちが「SATYRICON」で崩されて……、エネルギッシュな若さと頽廃、希望と絶望、、、生田さんの計算通りに心が動いて、そして最後に、納まるべきところにすとんとはまる、その気持ちよさときたら!
「JUMP!」の後は、天使のはしごから2曲と、「歌い続けて」。
天使のはしごは、、、なんだかもう、思い出してしまって、もうだめ!!という感じでした。
なんだかもう、みんなの笑顔が綺麗でね………。
その次が「この星に生きて」。「この星で生きてきた、後悔は何もない」という歌ですね。舞台で聴いていた時もぐっときていましたが、あらためて、このタイミングで聴くと辛いです(T T)。
ファンクラブの方があらかじめペンライトを配ってくださっていて、この曲で振ってください、との指示があったのですが、客席から観ていてもとても綺麗でした。振り返って、びっくりしてた涼さんが可愛い!そして、楽しかった!
「歌い続けて」は、鳳蘭さんが歌われたのを聴いて、「私がいつも考えていることが歌になってる!」と思って歌うことを決めたんだとか。声も荒れ気味に作りこんでいらっしゃって、かなり傾倒していることがよくわかる歌い方でした。すごかったーー!!
カーテンコールは、涼さん作詞、吉田優子作曲の「HOME」。
いやー、ストレートで率直で、涼さんらしい、いい歌でした。「愛する我が家」という歌い方が、すごく好き。
ショーについては、そんなところでしょうか。
トークの内容とかあまり書いていませんが、すみませんちょっと頭が跳んでるので無理そうです。ごめんなさい。
構成的には、とても楽しかったけど、もう一回くらい全員の客席降りがあっても良いのにな、と思うのは、やたらに客席降りしてくれる祐飛さんのディナーショーを観慣れているからでしょうか。
そういえば、客席からの登場もなかったなあ、今回。第一ホテルは難しいのでしょうか。たしかにテーブルがぎっしりで通りにくそうではありましたが。
涼さんらしい、ごくごくオーソドックスな、「これぞ宝塚のディナーショー!」という感じのディナーショーだったような気がします。
すごく楽しかったし、涼さんへの「宝塚」への愛をしっかり受け止めるための時間になりました。
涼さん、ちーくん以下の出演者んのみなさま、スタッフのみなさま。
素敵なショーを、ありがとうございました!
それにしても!
さっき、CSニュースで星組千秋楽映像を視たのですが。
そっかー、涼さんは、サヨナラショーとディナーショーで同じ曲をやるんですねえ。「世界の王」「どうやって伝えよう」「JUMP」……全部被ってる。
ディナーショーのさらに抜粋版がサヨナラショー、という感じ。なのかなあ?
面白い発想だなあと思います。ちょっと意外な気もしましたが、観ているときは違和感なかたので、まあ、こういうものなのかもしれません。
それにしても、この週のニュースは、涼さんDS+星組千秋楽+月組初日+月組稽古場とロミジュリだらけでしたよね!(^ ^)
【7月1日まで、あと6日】
6月26日のつぶやき
2012年6月26日 宝塚全体・OG未涼亜希さま、
明日海りおさま、
美翔かずきさま、
お誕生日おめでとうございます!
みりおくんとみっしょんは公演中。まっつはお稽古中。
みんな、素敵な一日だったでしょうか(^ ^)。
星組さんは、今日が集合日。
お二人も卒業生が増えて、ちょっとびっくりしました。
なんとなく、星組さんは東宝での追加退団が多いような気がする……もちろん他の組でもあるんですけど、星組さんは多い印象。いえ、気のせいなら良いのですが。
95期の蓮珠さんと、97期の澤さん。
早い、早すぎるよ!!と100回くらい唱えたい。
だって、まだ見わけもつかないよ……(T T)。蓮珠さんは「ランスロット」に出ていらしたから、なんとなくわかるかな?澤さんはたぶんわかってないと思いますが、東宝でちゃんとお見送りできますように。
【7月1日まで、あと5日】
明日海りおさま、
美翔かずきさま、
お誕生日おめでとうございます!
みりおくんとみっしょんは公演中。まっつはお稽古中。
みんな、素敵な一日だったでしょうか(^ ^)。
星組さんは、今日が集合日。
お二人も卒業生が増えて、ちょっとびっくりしました。
なんとなく、星組さんは東宝での追加退団が多いような気がする……もちろん他の組でもあるんですけど、星組さんは多い印象。いえ、気のせいなら良いのですが。
95期の蓮珠さんと、97期の澤さん。
早い、早すぎるよ!!と100回くらい唱えたい。
だって、まだ見わけもつかないよ……(T T)。蓮珠さんは「ランスロット」に出ていらしたから、なんとなくわかるかな?澤さんはたぶんわかってないと思いますが、東宝でちゃんとお見送りできますように。
【7月1日まで、あと5日】
MY DEAR SWEET TOWN
2012年6月30日 宝塚(宙)6月30日 快晴。
泣いて笑って過ごしてきた十数年も、あと二日で一段落。
…何も変わらないかもしれないけど、とにかく一段落。
舞台の上で、「大空祐飛」として生きる一分一秒を惜しみ、いとおしんでいるあの人のように、私も、残り少ない「大空祐飛」さんの時間を、大切に心をこめて見守りたいです。
それにしても、祐飛さんのソーラーパワーって凄いなあ。
明日までお天気がもちますように。
幸せな2日間を、楽しんできます!行ってきます!
(何の実況ですか)←
泣いて笑って過ごしてきた十数年も、あと二日で一段落。
…何も変わらないかもしれないけど、とにかく一段落。
舞台の上で、「大空祐飛」として生きる一分一秒を惜しみ、いとおしんでいるあの人のように、私も、残り少ない「大空祐飛」さんの時間を、大切に心をこめて見守りたいです。
それにしても、祐飛さんのソーラーパワーって凄いなあ。
明日までお天気がもちますように。
幸せな2日間を、楽しんできます!行ってきます!
(何の実況ですか)←
MY DEAR SWEET TOWN【2】
2012年6月30日 宝塚(宙)東京宝塚劇場宙組公演も、最後の二回公演が終わりました。
あとは千秋楽を残すのみ。
祐飛さん、すみ花ちゃん、ちや姉、れなさん、えりちゃん、ももち、
皆にとって幸せな1日になりますように。
サヨナラショーの構成は、大劇場と同じでした。
すっしーさんの愛情溢れたコメント(「ゆうひちゃん」と何度も繰り返しながらの)に続く「カサブランカ」のリック登場に、わかっていても涙が。
「引き潮」のちー&えびちゃんはしなやかに軽やかに。
大&れーれはラブラブベタベタに。
祐飛さんすみ花ちゃんは、透き通るように若々しく、限られた時間を愛しむように。
ももちのエトワール、
えりちゃんのシルヴィア、
れなさんのApassionado!!、
ちや姉の「未来へ」。
どれも思い出深くて、そして「宙組」らしい、素敵な作品たち。
「蒲田行進曲」で明るく締める構成は、お芝居ラストの「笑って泣いて/愛して生きた日々/悔いはない/いつまでも忘れはしないさ、MY DEAR SWEET TOWN」を思い出して、ひどく切ない気持ちになりました。
私にとって、祐飛さんが月組を卒業した「Hollywood Lover」以来、二度目の『卒業公演』。
時折、あの青年館千秋楽のことを思い出します。
これからどうなるのかまったく判らないまま、未知な組に飛び込んでいく祐飛さんと一緒に行くしかなかった、あの時。
今となっては、何故あんなに不安だったんだろう…と思いますが(^。^;)。でも、不安でした。花組が、花組っ子が、みんなあんなに可愛いなんて、知らなかったから。
あの時は、恋人を喪ってボロボロになりながらも、見送りのまゆみさんに「いつか、傷が癒えたなら」帰ってくる、と言いおいてハリウッドを去ったステファーノ。
今回は、「MY DEAR SWEET TOWN/忘れはしないさ」と嘯いて、新天地へと向かうロナウド。
たくさんの思い出が交錯して、呼応して、いろいろな想いが湧き上がる。
20年間を締めくくる祐飛さん。
最後まで一緒に歩いてくれたすみ花ちゃん。
宙組の重鎮として、芝居もショーも締めてくれたちや姉とれなさん。
最後に真逆の役で、挑戦させて貰ってますと笑顔で語ったえりちゃん。
毎日、お稽古の場面であっきーにいじられているももち。
タカラヅカを卒業する6人と、宙組を卒業する2人。見送る組子と、ファンの皆さま。
どうか、お幸せに。
あとは千秋楽を残すのみ。
祐飛さん、すみ花ちゃん、ちや姉、れなさん、えりちゃん、ももち、
皆にとって幸せな1日になりますように。
サヨナラショーの構成は、大劇場と同じでした。
すっしーさんの愛情溢れたコメント(「ゆうひちゃん」と何度も繰り返しながらの)に続く「カサブランカ」のリック登場に、わかっていても涙が。
「引き潮」のちー&えびちゃんはしなやかに軽やかに。
大&れーれはラブラブベタベタに。
祐飛さんすみ花ちゃんは、透き通るように若々しく、限られた時間を愛しむように。
ももちのエトワール、
えりちゃんのシルヴィア、
れなさんのApassionado!!、
ちや姉の「未来へ」。
どれも思い出深くて、そして「宙組」らしい、素敵な作品たち。
「蒲田行進曲」で明るく締める構成は、お芝居ラストの「笑って泣いて/愛して生きた日々/悔いはない/いつまでも忘れはしないさ、MY DEAR SWEET TOWN」を思い出して、ひどく切ない気持ちになりました。
私にとって、祐飛さんが月組を卒業した「Hollywood Lover」以来、二度目の『卒業公演』。
時折、あの青年館千秋楽のことを思い出します。
これからどうなるのかまったく判らないまま、未知な組に飛び込んでいく祐飛さんと一緒に行くしかなかった、あの時。
今となっては、何故あんなに不安だったんだろう…と思いますが(^。^;)。でも、不安でした。花組が、花組っ子が、みんなあんなに可愛いなんて、知らなかったから。
あの時は、恋人を喪ってボロボロになりながらも、見送りのまゆみさんに「いつか、傷が癒えたなら」帰ってくる、と言いおいてハリウッドを去ったステファーノ。
今回は、「MY DEAR SWEET TOWN/忘れはしないさ」と嘯いて、新天地へと向かうロナウド。
たくさんの思い出が交錯して、呼応して、いろいろな想いが湧き上がる。
20年間を締めくくる祐飛さん。
最後まで一緒に歩いてくれたすみ花ちゃん。
宙組の重鎮として、芝居もショーも締めてくれたちや姉とれなさん。
最後に真逆の役で、挑戦させて貰ってますと笑顔で語ったえりちゃん。
毎日、お稽古の場面であっきーにいじられているももち。
タカラヅカを卒業する6人と、宙組を卒業する2人。見送る組子と、ファンの皆さま。
どうか、お幸せに。