眠れない男

2013年11月12日 宝塚(星)
星組大劇場公演「眠らない男」の、一部の配役が発表されました。


集合日から3日目でやっと発表され、しかも一晩明けたら人が増えて、表記の順番も変わっている……という不思議な発表でしたが、とりあえず現時点では以下の通り。初日までにはだいぶ増えると思いますが。

ナポレオン   柚希 礼音
ジョセフィーヌ 夢咲 ねね

バラス     一樹 千尋
グランマルモン 英真 なおき
レティツィア  美穂 圭子
タレーラン   北翔 海莉

スタール夫人  万里 柚美
フーシェ    美稀 千種
クレール    毬乃 ゆい
メッテルニヒ  美城 れん
ジョセフ    十輝 いりす
テレーズ    音花 ゆり
ベルティエ   鶴美 舞夕
マルモン    紅 ゆずる
ブリエンヌ   壱城 あずさ
ナポレオン2世 天寿 光希
オルタンス   音波 みのり
ミュラ     真風 涼帆
ウジェーヌ   礼 真琴


ナポレオンの家族は…レティツィアが母上でジョセフが兄(ナポリ王→スペイン王)ですよね。カロリーヌ(妹)もポーレット(妹)もいないけど、カロリーヌの夫(ナポリ王ミュラ)がいる、っていうのが良く判らない……あと、後妻のマリー・ルイーズはいないけど、彼女の息子ナポレオン2世は登場するんですね……これもだいぶ謎だなあ。
あとは、(家族じゃないけど)秘書ブリエンヌと、腹心の部下マルモンとベルティエ、、、グランマルモンは、マルモンの関係者かな?(違)


ジョゼフィーヌの関係者は……連れ子のオルタンスとウジェーヌ、親友テレーズ、、、くらいでしょうか。ああ、もちろんバラス(パトロン)がいますが(当たり前)、最初の夫も愛人シャルル大尉とかも出てこないんですね。逆に、ナポレオンの愛人ヴァレフスカとか、そのあたりもいないから、宝塚らしい純愛劇になるのかしら。。。それとも、単にキャストが発表されていないだけ?(ありうる)


政治家たちは、ブリュメールのクーデターで倒されたバラスと、倒した側のタレーラン、フーシェ。クーデターの首謀者シェイエス役は、後から発表されるのでしょうか。まあ、クーデター自体にはナポレオンはそんなに深く関わっていないので、その後も長くナポレオンと関わる二人だけでやったことにするのかもしれませんが。
それにしても、このあたりの名前を見ていると、ついつい「トラファルガー」(というか、蘭トムさんのナポレオン)を思い出して懐かしいですね……。


他は、評論家としてナポレオンと対立したスタール夫人と、オーストリアの宰相メッテルニヒ。
ロベスピエールがいないということは、物語の時代は総裁政府時代以降、って感じなのでしょうか。

クレールは……誰だろう?クララ……?




個人的に。ナポレオン2世(天寿)には驚きました。
だって、彼は1811年生まれ。ナポレオンが失脚した時には、まだたったの4歳なんですよ!?義兄ウジェーヌ(礼)が1781年生、義姉オルタンス(音羽)が1783年生、フランツ坊やとは30歳近く違うのに。礼くんより30歳下の坊やを天寿さんが……(- -;ゞ

いくら子役としてティリアンの子供時代をはじめ数々の名演がある天寿さんといえども、さすがに研9になって子役はないと思う(思いたい)ので、、、彼が大人になって(21歳で亡くなるので、それでもかなり若いけど)、自分の父親の人生を調べようとする……みたいなのを物語の発端にしてくれたらなあ、と思ったりします。それだったら、メッテルニヒがさやかさん(美城)なのも納得だし。
でも、もしそうなるとすると、彼の母親が出てこないのは明らかにおかしいから、、、やっぱり違うのかな。早乙女わかばちゃんあたりがマリー・ルイーズとか発表されればいいのですが……本当にどうするんでしょうねえ。

……どうなるにせよ、いかにも出番が少なそうな役名なので、民衆役とかのアルバイトをさせてもらえることを祈っています(切実)(「愛と革命の詩」で、鳳真由ちゃんがアルバイト無しだったので…心配…)。



ところで。
フランツといえば、以前私は、彼を主人公にしたこんな小説を読みました。
http://80646.diarynote.jp/?day=20090407

ライトノベルですが、読み物として普通に面白かったので、お勧めです(^ ^)。
今のタカラヅカだったら、あのゾフィーが似合いそうなのは、はるこちゃん(音波)かなあ?華やかで気の強い、率直で優しいお姫様(はぁと)



花組公演に嵌りすぎて、頭がすっかりテルミドール前で終わっていたのですが、、、一部とはいえ配役が発表されて、テルミドール後もかなり楽しみになってきました。
次に出るのは相関図でしょうか?待ち遠しいな~♪