月組東宝劇場公演 千秋楽おめでとうございます!

ナホちゃん(越乃)、(妃鳳)こころ、(沙那)ゆずは、三人の卒業生の笑顔に、乾杯\(^ ^)/



発表されたときも残念に思った3人の卒業なのですが。ラストデイがきてあらためて、、、役者の卒業を惜しむ気持ちとは別に、「私が愛した月組」を構成していたメンバーは、もう本当に少なくなってしまうんだなあ……と、しみじみ寂しくなってしまったのでした……(今更すみません)(T T)。

私が最初に宝塚ファンになった頃にいたメンバーはナホちゃんが最後だし、祐飛さんがいた時代に本公演である程度の役がついていたのは86期くらいまでだったし、最下は93期だったし……本当に感慨深いです。

いや、えっと、
トップが替わり、人が入れ替われば全体の雰囲気も変わるのが宝塚の常で。去りゆく人を惜しみはしても、変化を悲しむのは違うとわかっているし、今の月組も今の月組として良いのだとは思っているのです。
ただ、あの頃を知っている人がいなくなる、という事実が寂しいだけ。他の組は、どこも80期代前半が複数いて、、、一番少ない雪組でさえ、84期と85期が二人ずついるのに、月組だけ、飛鳥組長の次は86期なんだもん。。。ここ数年で、上級生減り過ぎですよ(T T)。管理職の任期が5組一短いのも寂しいし(涙)。

せめて、飛鳥組長とすーちゃん(憧花)は、長く居てくださいますように、組子がたのしく取り組める良い作品が回ってきますように、と祈りつつ、
……まずは、卒業生3人が明日からあゆむ道が、明るく平坦なものでありますように。



などといいつつ、「月組の芝居」は、ちゃんと90期以下の下級生たちにも引き継がれているのが嬉しいところです♪ 

全国ツアーとドラマシティと年末の銀河劇場を、心から楽しみにしています(^ ^)



星組ドラマシティ公演、初日おめでとうございます!
真風くん以下、星組お芝居精鋭の舞台、観劇が楽しみです(^^)。



そんな、今日。

花組トップスター、蘭寿とむさんが、次回大劇場公演で卒業されることが発表されました。

CONGA!! 再演は、間に合わなかったか……。




2011年に「ファントム」でお披露目してから、2014年5月まで、、、約3年。ファントム、復活、サン・テグジュペリ、オーシャンズ11、アンドレア・シェニエ、そして、ラスト・タイクーンの6作。
100周年が始まる前に卒業されてしまうのでは……と怯えていたことを思えば、100周年の生田さんのデビューを蘭寿さんで観ることができることが、どれほどの幸せか、と思いつつ、、、

でも、何年いてくださろうと、何作されようと、どんなに外堀が埋まっていようと、やっぱり寂しいものは寂しいんです。。。




私が「蘭寿とむ」というスターを最初に好きになったのは、彩吹さんとW主演だった「月の燈影」。
あのときの蘭寿さんの、「人を愛する」という熱量、「譲らない頑固さ」というべきか「前向きな一途さ」というべきか迷うようなまっすぐさは、蘭寿とむという役者の本質だったと今でも思います。

その後は、私があまり花組を観ていなかったのもあって少し間があくのですが、宙組に組替えされて最初の公演「維新回天・龍馬伝」の慶喜公も好きでした。「負けっぷり」と朗々と歌いながら銀橋を渡る姿に唖然として、そうか、慶喜ってこういう人だったのかも……!と、、、それまで批判的に眺めていた「最後の将軍」を見なおすきっかけになりました。
そして、それに続いた主演作「Never Sleep」も大好きでした(*^ ^*)。この日記でもだいぶアツく語った記憶がありますが、蘭寿さんの、脇目もふらない真っ直ぐな優しさ、オトナカワイイ愛おしさにふれて、なんだかとってもメロメロになった記憶があります♪



「龍馬伝」(2007年東宝)の慶喜公にはじまり、「誰がために鐘は鳴る」(2011年東宝)のアグスティンに至る、約4年間の宙組時代。かしちゃんやタニちゃんとの並びも素敵でしたが、大空ファンとして、上に来てしまってごめんなさいと思いながらも、一緒にお芝居しているお二人の並びはとても贅沢で、あれを観ることができたのは、本当に幸せだったと思います。
「カサブランカ」のリックとラズロ、「シャングリラ」のソラとラン、「トラファルガー」のネルソンとナポレオン、「誰がために」のロバートとアグスティン。「親友」的に深く絡む役は無かったけれども、お芝居でもショーでも対等に、本当に遠慮なくやっていたお二人が、大好きでした。
蘭寿さんの花組トップが決まって、本当に嬉しかったけど、同時にすごく寂しくて、申し訳なくて、なんだかぐちゃぐちゃしていた日々のことは、忘れられません。



花組に戻られて、一回りも二回りも大きくなった蘭寿さん。あんなに色っぽいダンサーなのに、どこか現実感のない、ファンタジックなピュアさがあるところが、タカラジェンヌとしての蘭寿さんの素敵なところだと思うんですよね。
包容力と色気を兼ね備えた可愛らしさ、とか、、、本当に罪なひとだなあ、と(^ ^;ゞ



トップになってからは本当にどの作品もどの役もとても素敵だったけど……
でも、やっぱり、、一番好きな役をひとつだけ選ぶとしたら。。。「小さな花がひらいた」の茂次さんかなあ?

な~んて、つい考えてしまいますが。。。
まだまだ本当の千秋楽までは半年以上あるので、今はとにかく、高潔な詩人・アンドレア・シェニエに集中しつつ、生田さんの新作を楽しみにしています!



昨日、私の愛した月組の名残が雲に隠れ、今日、私の愛した花が散ることを知る。

……切ないです。

とはいえ、花は咲いたら散るのがさだめ。花は散ってこそ花なのだから、私も真摯に、最後まで見守りたと思います。



蘭寿さん、5月まで、宝塚をどうぞよろしくお願いいたします!



シアターコクーンにて、「唐版・滝の白糸」初日を観劇いたしました。


以前に私が観たのは、西岡徳馬の銀メガネ、富司純子のお甲、藤原竜也のアリダで、たぶん2000年版。……もう13年も前なのかーーーーー、驚愕。


今回のキャストは、平幹二郎・大空祐飛・窪田正孝。

平さんの銀メガネがさすがの貫録で、蜷川デビューの窪田くん、女優デビューの祐飛さんをしっかりと引き上げて、舞台としてまとめてくれていたな、と。
物語前半の枯れた印象と、ラストに豹変してからの色気の発散がすごかった!!


窪田くんは、素直な芝居でとても好感をもちました。まだ初日なので、これからどんどん良くなるだろうな、と。
芝居の相手をしっかり視れているのが、すごくいい。非日常を描く難しい芝居なのに、素直で優しい少年の心情の変化がとてもストレートに伝わってきて、圧倒的な存在感で魅せた藤原竜也とはまた違う、魅力的なアリダでした(^ ^)。


祐飛さん、女優デビュー初日、おめでとうございます!
こういう役(芝居)で女優デビューできて、幸せな人だな、と思います。紅いシンプルなドレスがとてもよく似合って、可愛かった(*^ ^*)。登場した直後の数分間は声が出てなくて、大丈夫かな?と心配していたのですが、、、どうやら単純に緊張していただけらしく(^ ^;ゞ、最初のひとくさりが終わって台から降りた後は、とても良かったです。今まで舞台で聞いていたより少し高めの声は、発声に無理がないせいか聞きとりやすく、滑舌も良かったし(←贔屓目)、仕草も特に違和感なく、ウルフカットのミドルショートがとても良く似合って、本当に可愛かったです(*^ ^*)
……後半の水芸を見せる場面の和装(正装)は、、、なまじ着慣れているぶん、ちょっと男役がはみだしていましたが(^ ^)。

以前に観た冨司さんのお甲は、酸いも甘いもかみわけた、「大人のオンナ」の象徴的な存在に見えたのですが、祐飛さんのお甲は少女でした。
こんなにキャラクターが全然違っても、「芝居」として成立するところがすごいな、と思ったくらい。全然イメージが違ってて。でも、これはこれで、有りだなあ、と思ったんですよね。平さん・窪田くんに組み合わせるなら、あの「少女の必死」はありだなあ、と。
ハイティーンの少女が、守るべきものを守るために全てを投げ出してしまう必死さがとても強烈に印象的で、、、祐飛さんの、ああいう無茶な行動に説得力をもたせる力は相変わらずすごいなあ、と、素直に感心してしまいました。



……すみません、贔屓目すぎて、客観的なことがまったく書けていないのですが、、、あらためて、ああ、面白いお芝居だなあ、と思いました。昭和の(一万円札が聖徳太子だったり!)下町の、さびれた路地裏の、猥雑な世界観の中で繰り広げられる「くだらない」言い争い。そのリアルさとじっとりと湿った感じがすごく伝わってきて、ぞくっとするほど新鮮でした。

カーテンコールで登場された唐さん・蜷川さんも、ちゃんとゴキゲンに見えたので、初日としてはちゃんと良かったのではないかな、と勝手に思っています(^ ^)。

次に観る予定は週末なので、それまでにどのくらい進化しているのか、とても楽しみです!



……ちょっと風邪でダウンしておりまして、更新の間があいてしまいました……ご心配いただいたみなさま(←1人かな?)、申し訳ございません。。。生きてます。いちおう。



というわけで、ふらふらしつつも、東京宝塚劇場にて、花組新人公演「愛と革命の詩」を観劇してまいりました。


新人公演も、本公演と同じ植田景子さんの演出。
……すごくどうでもいいことなんですが、本公演と新人公演が同じ演出家、というのは、何か決まりがあるのでしょうか。以前よく新人公演も演出なさっていた正塚さんも、先日の「ルパン」は本公演に集中されていたし……ソボクナギモン。

本題に戻りまして。
演出として明解に変えていたところは特になかったと思いますが(←見落としているようでしたらご教示ください)、キャストの違いでかなり印象が違う舞台になっていたと思います。
一番違って見えたのは、メインのドラマと「民衆」のエネルギーの距離感でしょうか。
新人公演の方が「民衆」の人数は半な減しているのに、メインの芝居を喰ってしまいそうなほどのパワーを感じて、、、そこかしこの小芝居も面白かったし、なかなか興味深い新人公演でした。

芸達者ぞろいだった92期が抜けて、最初の新人公演。大丈夫かなあ?と、心の隅で心配していた部分もあったのですが、そういえば花組は93期も人材豊富なんだった!!と再認識いたしました。うん、心配はいらなかったですね。……ただ、92期ファンの感傷として、寂しいと思うことは止められませんでしたが。いやいや、彼らにはもう、本公演で頑張ってもらわなくては(←言い聞かせ)



非常に残念ながら、体調不良で若干朦朧としていたので、観れていない部分も多いかもしれませんが、、、とりあえずは、印象に残った出演者について、一言づつ(学年順)。


【93期】
■芹香斗亜
4度目の新人公演主演、おめでとうございます!
CSで、下級生がみんな口をそろえてキキちゃんのことを「新人公演は何度も主演されてて、先日はバウ主演も…」などと、なんというか……すごく“憧れの遠い人”的な感じで語っていたのが印象的だったのですが、今回の新人公演を観て、なんかちょっと納得してしまいました。
1人だけ、世界が違う……そんなかんじ。リリパット国のガリバーみたい、という表現で通じるでしょうか?あるいは、「蒲生邸事件」の彼のような(←もっと通じません)、何か根本的に「異質」なかんじ。
子供野球に大人が加わったような、そんな単純なものじゃなくて、キキちゃんだけ違う芝居をやっているかのような……うまく言えません。

ただ、よくもわるくも、「周囲」との距離感をすごく感じました。
逆に「群衆」たちの方が、彼の「仲間」や「敵」や「恋人」よりも彼の傍にいるかのような。そんな感じ。

蘭寿さんのもつ「天与の高潔さ」による近寄りがたさはなく、「高潔であろうと努力している」感じが表に出ていたので、かえって本公演のアンドレアよりも好感度が高くなっていたような気がします。

甘いマスク、スマートな容姿。いかにも女の子がのぼせあがりそうな外見と、意思の固い、芸術に身を捧げた者の薄情な確信。親しみやすい人間らしさと、憧れの対象であるにふさわしい崇高さ。
キキちゃんの本来の持ち味でもある「闇」の部分はちゃんと隠して、植田景子さんらしい「善」な面だけを出していたことも含めて、すべてにおいてさすがだな、と思いました。

最後は、長の長として、主演として、隙のないしっかりしたご挨拶。本当に、花組の新公だとはおもえな(黙)
花組の次の大劇場公演は、来年2月。去年は同じスケジュールで92期も出演しましたが……93期はどうなるんでしょうね。挨拶でも、特に「今回でラスト」という発言はありませんでしたが(←月組93期はラストだと言っていた)。せっかくなので、最後に専科さんの役とかさお太さんの役を経験してから卒業してもらいたいような気もしますが……さて。



■菜那くらら
そこかしこに出ていたので、本役がどれなのかよく判りませんが……一番印象に残ったのは、貴族を匿って連行される夫婦を告発する役でしょうか。
「あたしは視たんだ!」
と吐き捨てるように言う、その迫力……というか、恨みの深さと怒りの大きさに、目と耳を奪われました。厳格な修道院長と、同じ役者とは思えませんでした(←もちろん、別人なのですが)

可愛い子役のイメージが強い人ですけど、新公を観るたびに、大人っぽい演技の方が似合うのになあ、と思っていました(ここでも書いていたと思います)。今回も、どの役も本当に良かったです。ぜひ、本公演でも大人の役を!(希)



■真輝いづみ
アンドレアの友人・フォンダ役。本公演ではあきら(瀬戸)が演じていて、あのメンバーの中では体力勝負派(失礼)だと思うのですが、それでもあきらはいちおう貴族だったんだなあ、と実感。
マキシムは、、、フォンダより、裁判の民衆の方が私は好きでした……いや、頑張ってましたし、ビジュアルは違和感なかったですけれども!!

あ。一番良かったのは「恋人たち」のダンサーかも。ゆるやかな振りをすごくさりげなく、なめらかに踊っていて、ラインが本当に綺麗でした(はぁと)。



■大河凜
歌も芝居も心配ない…と思っていたのですが、思ったより苦戦していた印象。特にビジュアル面が、本公演で女役を演じているせいなのか、「貴族」化粧を意識しすぎたのか、、、地の色も白すぎるし、眉の描き方も……せっかくの2枚目なのに、なんだかすごくもったいない感じでした。
最初と最後の、20年後の姿も今一つで、私の期待値が高すぎたのかな、と……しょぼん。
どちらかといえば軽やかな芝居が持ち味だと思うので、ルーシェ(本役:悠真)みたいな役だったらもっと楽しめたのかも……?

しっかし、忙しかったですね!20年後のパンジュ侯爵がセリ下がったかとおもえば、すぐにコワニー伯爵家のパーティーにしれっと現れたのにも驚きましたし、スイスに脱出したはずのパンジュ侯爵が、アンドレアたちの裁判の傍聴席にいたのも驚きました(^ ^)。あの切り替えはさすがだなあ。



■桜帆ゆかり
民衆の場面はほとんど出ていた気がします。本公演でもいつも良い芝居していますが、本当にお芝居が好きなんだなあ、と思います。今回は作品が作品なので「役」はつかなかったけれども、本当に今回の新公で印象的だったのは「民衆」で、その迫力のうちの、もしかしたら半分くらいは彼女のがんばりで培われたものなのかもしれないな、と思ったりしました。。。
一番印象的だったのはどこ、と言えないくらい、どの場面もがんばってました(*^ ^*)



■桜咲彩花
本公演では「貴族の客」の役でしたが、新人公演は麗しのコワニー伯爵夫人(花野)。
サロンのホステスとしての威厳とたおやかさが両方ともちゃんとあって、そこだけスポッットライトが当たっているかのような華やかさもある、立派な「美女」でした。

一番好きなのは、マッダレーナの回想の中で「早くお逃げなさい!」と叫んで槍(?)で刺される、あの場面の芝居でしょうか。何がなんでも娘を守るのだ、という強い意志と、自分の立ち位置を絶対に譲らない、確信に満ちた迫力。この強さあってこその「宮廷の華」なんだな、と思うと、そんな覚悟もなく、勢いでバスティーユを陥としてしまった「革命」のその後の迷走も、ある程度は仕方がないのかな……なんてことを思ってしまったりしたくらい、べーちゃんの芝居には引き込まれました。

「民衆」役は、本公演とは設定を変えて、ジャコバン派の一員として生きていましたが、、、ユディット(真彩)がジェラールに受け容れられて、「万歳!」と叫んだ瞬間の歓喜の爆発っぷりには、久しぶりに「爆発的な笑顔」というフレーズを思い出しましたし、裁判の場面での「否定」のエネルギーの強さにも、あらためて感動しました。べーちゃんのお芝居は、いつだって本当に真っ直ぐで、心を撃ち抜きますよね!今回もすごく良かったです!



■航琉ひびき
編集者として、アンドレアを支えるルーシェ(悠真)。
同期ならでは、という何かがあったわけではありませんが、地に足のついた「ブン屋」っぷりで、髭もお似合いで(^ ^)良かったと思います。
手紙があるないでアンドレアとじゃれる場面も、さりげなくて良かったと思います♪



■凪咲星南
一番印象に残ったのは、恋人のベッドダンスシーン、、、でしょうか。美しく「魅せる」ことの難しい振りですが、とても綺麗で良かったです。切なくなるほど純粋な「愛」の場面。
うってかわって、の民衆の迫力も素敵でした。さすがです☆



■美花梨乃
群衆の少年(和海)。いや、良かったです。可愛くて強くて、残酷な子供。可愛い娘役さんという認識でしたが、思いの外美少年が嵌る!(@ @)。今回はやんちゃな小悪魔でしたが、もっと普通の、元気な少年も似合いそう……「スカーレット・ピンパーネル」のルイ・シャルルとか、観てみたい気がしました。
「フォーエバー・ガーシュイン」以来、芝居心が買われているなと感じられて、とても嬉しいです。これからも期待しています!



■花奈澪
この方も、役としてどの役がメインなのかよくわからない感じでしたが……もう、あの娼婦の親玉の迫力と色気ときたら!
カーテン前で客席に背中を見せたまま、ふぅっと煙管の煙を吐いて、乞食をしっしっ、と追い払う仕草のリアリティ。裁判の傍聴席で、娼婦仲間たちと冷笑しながら「死刑」の判決を待って、、、美味しいものを食べた猫のように満足げな顔で笑うところとか、怖くて怖くて、背筋が凍りそうに素敵でした。

そういえば、アンドレアたちがベルサイユに引っ越した後、手紙を持ってきたベルシに絡むのもなみお先輩でしたよね。あれも思いっきりアドリブかましてて、、、ホント、お見事でした!



きゅ、93期って多いなあ!10人……!(←いまさら)

ちょっと限界なので、94期以下はまた後日に。
あ、でも、あまりの可愛さに瞠目したお二人のお名前だけ!ユディット役の真彩希帆ちゃんと、がりんちゃんの娘(本役春妃うらら)の茉玲さや那ちゃん!! か わ い か っ た !!

花娘よ永遠に。



ドラマシティと日本青年館にて、星組公演「日のあたる方へ ~私という名の他者~」を観劇いたしました。



作・演出は木村信司。原作というか、元本にあたるのは、スティーブンソンの有名な「ジキル博士とハイド氏」。私はこの原作は読んだことがないのですがワイルドホーンのミュージカル「Jekyl & Hyde」は、ブロードウェイで幕が開いてすぐに友人から勧められてCD嵌り、日本での上演が決まる前にブロードウェイまで観に行ったくらいのファンです。
今回、「Jekyl & Hyde」とはまったくの別物だと頭ではわかっていても、ワイルドホーンのミュージカルが好きすぎて、しかも石丸ジキルに濱田ルーシー、笹本エマというMy Best Castを観てしまったいま、木村さんの創る「ジキルとハイド」かぁ……という気持ちがあったのが正直なところだったのですが。

面白かった!

私は、この日記でも何度か書いているとおり、木村さんとはあまり感性が合わないというか、相性がよくないのですが、この物語の着想はとても興味深いものでしたし、キャストの良さを生かした明るいラストに癒されました(^ ^)。

ただ、こういう、観る側の反応が予測しにくい難しい題材を扱うにあたって、木村さんの、良くいえばパワフルで、悪く言えばデリカシーがないところは、魅力と嫌悪感の両輪になるんですね。その両輪は、両方あってこその木村作品で、どちらかだけでは作品として完成できない。今回の作品も、細かいことをいえば不愉快な点はいくつかありました。
ただ、最終的には主演コンビの真っ直ぐで伸びやかな魅力に救われたので、座付き作家の仕事としてはそれで良かったのだろう、と思っています(^ ^)。

「Next To Normal」、そして、まだこちらには書いていませんが「ヴォイツェク」から続けて観たので、そこかしこの詰めの甘さが気になったことも事実ではありますが。まあ、あまりそこを追求しても仕方がないので、、、「精神医学」に関わるあれこれはスル―することにして臨みたいと思います(決意)。



真風くん演じるジキルは、バウ初主演だった「ランスロット」と同様、思ったところに真っ直ぐつき進む、猪突猛進タイプの英雄的な青年、ちなみに年齢は27歳半。素直で優しくて、愛され要素たんまりで生真面目で、、、ヘタレでこそないけど、なんだか今までの真風くんのイメージまんまで、とても素敵でした。
そんな彼の、幼少期のトラウマから形成された別人格「イデー」。イデーとジキルが交互に顕れる場面はこの作品の演出的な白眉ですが、、、照明と芝居で表現する「別人格」は、なかなかリアルで、良かったです。

ちなみに、薬を飲んで過去に戻る途中で、博士論文を仕上げた時を再現する場面の芝居(台詞)からすると、木村さんのイメージするジキルの本質は、自信過剰で尊大な天才タイプということになるのですが、、、他の場面では全然そんな感じじゃないので(友人たちにも愛されているし)、なんであんな台詞を書いたのかなーと不思議だったりはしてます。ランスロットとキャラを変えたかったのなら、他の部分が中途半端だし、あっちの方がよっぽど二重人格っぽいんだけどなあ(- -;ゞ



風ちゃん演じるマリアは、ジキルの患者にして、初恋の人。ちなみに、ジキルより年上で、29歳、なんだよね……。
声も芝居も伸びやかで、存在自体がまっすぐで明るい、本当にひまわりのような娘役さんだなあ、とあらためて感じました。「南太平洋」では、24年も先輩の轟さんにどーん!とぶつかっていましたが、今回は、4年上のはるこちゃん(音波)のお姉さんで、3年上の真風くんより2歳上の役で、、、まあ、年上に見えたかどうかはともかく(汗)、ちゃんと包容力もあったし、、、うん、とっても良かったと思います。

彼女の周りだけ陽が当たっているかのようなイマジネーションは、もちろん照明の助けもありましたけれども、彼女自身の明るさもすごく生きていたと思います。
あとね、5歳のマリアが可愛くて可愛くて、もう、、、ね!(*^ ^*)。



天寿さん演じるブルーノは、ジキルの友人で経済学者。
テレビによく出ているコメンテーターということで、人脈も幅広く、過去の事件に関わる情報を集めたり、コンピューター技士を呼んだり、、、と、木村さん的になくてはならない便利屋的な存在でしたが(- -)、天寿さん自身は、「日のあたる道を歩いてきたエリート」を嫌みなく演じていて、場を明るくする仕事もきちんとやり遂げて、とても良かったと思います。ジキルのあの「薬」を飲んでも大丈夫そうな人物像、に説得力を持たせていたのはさすがだな、と、これは若干の贔屓目もあるかもですが。

……ただ、芝居としてはあまりしどころのない役だったので……、天寿さんのお芝居を観たいファン心理としては、ファビオを観てみてみたかったなあ、と思ったりはしました。天寿さんの語る「ファビオの物語」をきいてみたかった……ええ!単純に一樹さんと天寿さんのガチ芝居を観てみたかっただけですよわかってますよ!!

ブルーノさん的に、一番好きな場面は、ラストの引っ込みでのはるこちゃんとの芝居です。いや、単純に天寿さんとはるこちゃんに絡みがあったのが嬉しくて仕方ないだけですが(←懲りない ^ ^)。



十碧くん演じるジョアンは、ジキルの友人にして同じ精神病理の同僚。ジキルは博士だけど、ジョアンはどうなのかな?そのあたりはハッキリ説明されてはいなかったな、と、、、「立場は違っても親友」という位置は、同じ部署にいたらはっきりとした順位付けがされてしまうだけに難しい関係になりがちですが、木村さんはそういうこと考えないんでしょうね。私が考えすぎなだけ?

いずれにしても、ジョアンはジキルの親友で、ジキルのためなら何でもする、正義感に溢れた熱血漢という脚本上のキャラクターは、よく現出できていたと思います。ただ、もう少し……同じ専攻なだけに、ジキルのやっていることの危険性も、患者への深すぎる思い入れが判断を狂わせていることも解ってしまう、、、というところは持っていてほしい気がしました。
親友だからジキルのやりたいことはやり遂げさせたい、でも、おそらくこれから彼がしようとすることは間違いだ……専攻の違うブルーノにはわからないことが、ジョアンには判る。なのに、ジョアンはその警告に目を瞑って、ブルーノと共に行ってしまう……その、去り際の気持ちの残し方がもう少し自然にできるようになれば、良い役になるのになあ……と。
青年館に来てだいぶ良くなっていたので、もう一息かな!?千秋楽までにはモノにできることを祈りつつ。




今回の作品、いろいろ突っ込みどころはありつつも、私としては木村作品にしては相当に高評価ではあるのですが、、、下級生にあまり役がなかったので、組ファンの皆さまには残念なところがあったかもしれません。
今回の座組の中では比較的上級生の輝咲くん瀬希くんに遣り甲斐のある役があったのは良かったけど、それ以外はちょっと寂しい……まして娘役は、出番も芝居のやりようも相当に限定的で、優香りこちゃんとか、それだけ!?って思ったし。
木村作品だから、みんなアンサンブルとして舞台に出ている時間は長かったし、台詞も、割台詞が何回かあったので、おそらくは全員が何回か喋っていると思うのですが、、、拓斗くんとかがしっかり役を貰って取り組む姿も、観てみたかった……。



第一ホテル東京のレストラン「アンシャンテ」にて、初姫さあや嬢の初めてのコンサートに参戦してまいりました。



さあやのトークって、さあやの天然な魅力が全開になるんですね(感心)(←今更)(だってイゾラベッラもお茶会も行けなかったんだもん(泣)

あまりにも天然すぎて、いわゆる「トークが上手い」というのとは違うような気がするのですが、とにかく、歌の合間にさあやが何か一言いうたびに爆笑、曲目解説で何か言うたびに爆笑で、かなり腹筋が鍛えられました。
どこかのMCで、「え、今のは何が受けたの?」「何も面白いこと言ってないんですけどね…」という会話をピアニストの堺敦生さんとしていたんですが、いやいや笑うしかないんだけどと思ったり(^ ^)。

トークで一番愉快だったのは、宝塚を卒業してから何をしていたか、という話題。
なんと、事務のお仕事をしているそうなのですが……大丈夫なんでしょうか本当に。コピー機が進化していたと驚いていたり、FAXの送り方がホントにわかっているのか疑問だったりしたんですけど……なんかイロイロ心配。



衣装は……コンサートの前半は、シンプルな紅のドレス。ジブリメドレーの前でいったん引っ込んで、上半身はハードな感じの黒+スカートはペールピンクのふわっとしたドレスに着替えてきたのですが、どちらもすごく似合っていて、本当に綺麗で(*^ ^*)、タカラヅカの娘役として長年磨き上げてきた肩や背中の美しさに見惚れっぱなしでした。
あれを視ると、やっぱり半端な女優さんに肩や背中のあいたドレスを着せるのは冒険だなあ、と思ってしまいますね。

1回しか観られませんでしたが、もう一回は違うドレスだったのかなあ。。。衣装を着けた写真とか、販売してほしい。。。【追記:さあやのブログに写真がアップされていました!可愛い!!】



セットリストは下のとおり。

・BE OUR GUEST(美女と野獣)
・夢はひそかに(シンデレラ)
・Part Of Your World(リトル・マーメイド)

・蛍(by 福山雅治)

・O Mio Babbino Caro(ジャンニ・スキッキ)

・愛の賛歌

(ピアノソロ/枯葉)

・ジブリメドレー

・手紙~拝啓、十五の君へ~(by アンジェラ・アキ)

・Think Of Me(オペラ座の怪人)
・夢やぶれて(レ・ミゼラブル)
・私だけに(エリザベート)

アンコール:I Will Always Love You (ホイットニー・ヒューストン)



登場で使った「Be Our Guest」が、、、歌いだしのタイミングが合わずにしばらくバタバタしていましたが(^ ^)、さあやの笑顔が可愛くて素敵でした(^ ^)。ただ、あれって、手拍子をいれたくなる曲なんだけど、テンポがコロコロ変わるから手拍子を続けるのが難しい曲でもあるんですよね。いきなりハードル高いわ―とも思いました(苦笑)。

歌として一番印象に残ったのは、、、どれも良かったけど、あえてあげるなら、オープニング「夢はひそかに」とジブリメドレーでしょうか。さあやの声は素直でまっすぐだから、ああいうメロディラインの綺麗な曲が似合うような気がしました。
コロラトゥーラではないから、同じウェッバーのクリスティーヌでも「Think Of Me」より「墓場にて」が聴きたかったなと思ったり。
そして、違う意味で、「O Mio Babbino Caro」も素晴らしかった!さあやの本気のクラシックを聴く機会はなかったので、幸せでした。ただ、ああいう曲をああいうテンションで歌うなら、マイクは無い方が良かったかも……。あのくらいの広さなら十分な声量だったし、機会を通すと音が割れちゃって勿体無かった(T T)

「蛍」も、福山さんの歌声が想像できないほど可愛らしい曲になってて、とても良かったです。原曲聴いて驚いたのなんの(@ @)。


あ。でも、ぜひあの「夢やぶれて」をひっさげて、「レ・ミゼラブル」のオーディションを受けてほしい!とは思いました。次にいつ上演するかわかりませんが。
……たっちん(和音)とさあや、87期の歌姫が二人揃ってファンティーヌなんていう事態になったら、私が破産しそうですが(滝汗)



ちょっと面白いな、と思ったこと、、、同じ場所で一年前にコンサートをした藤咲えりちゃんは、一曲一曲をそれぞれ「芝居の歌」として、歌を演じてくれる“役者”なんですけど、同じ曲(「愛の賛歌」とか「リトルマーメイド」とか)でも、さあやは案外“歌手”として歌っているんだな、ということでした。
宝塚の現役時代は、芝居巧者な“役者”な面が目立っていたさあやですが、、、卒業したら役者というより歌手として活動していかれるおつもりなのでしょうか。。。

個人的には、さあやの声が聴けるならなんでもいいと思っていたりするので、、、年に一回でもいいからこういう場に出てきてくれて歌(&MCも)ってくれたら、とても幸せになれると思います(*^ ^*)。




他にもいろいろあったはずなのですが、、、なんか収拾がつかなくなってきたので……

いやもう。さあやが可愛くて綺麗で美しくて面白くて、最高のコンサートでした!(←まとめてみた)



♪戦う者の歌が聴こえるか?


作詞家の岩谷時子氏が亡くなられたとの報に接し、一つの時代が終わったのか、と、寂しい気持ちでいっぱいです。


♪悔いはしないな たとえ倒れても 流す血潮が潤す 祖国を


ニュースは当然ながら、岩谷さんが日本歌謡曲界に残した偉大な功績を語るものがほとんどですが……私のようなミュージカルオタクにとっては、岩谷さん=レ・ミゼラブルの訳詞家兼、演出助手っぽいことまでなさっていた方、という印象が強くて。


♪列にはいれよ 我らの味方に


日本ミュージカル界……少なくとも東宝ミュージカルに対する功績は、語っても語りきれないものがあるのではないか、と思っています。


♪みな聴こえるか?ドラムの響きが


97歳での大往生。
30年前の「レ・ミゼラブル」日本初演時に岩谷さんがいてくださったこと、そして、その後も長いこと日本ミュージカル界の重鎮として居てくださった幸運を、ミュージカルオタクとして噛みしめています。


♪我ら夢見た明日が来るよ



.
もうすぐ始まる雪組大劇場公演を、まっつ(未涼)が全休演することが発表されました。


怪我のため、ということで、状況は全くわかりませんが……

ぜったい無理をしないで、しっかり治して、、、そして、年明けにスタートする東宝公演には完治して参加できるよう、心の底から祈っています。



本番中の事故を目撃してしまうのもトラウマになりますが、こうして、お稽古中の怪我なのだと思いますが、実際の状況がわからないまま、「ニュース」の一文ですまされるのも不安をかきたてるものですね。


でも、まっつならきっと大丈夫。
そう自分に言い聞かせて。



代役をつとめる彩凪くん、帆風くん、凰くん、、、大変だろうと思いますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。

大劇場公演、楽しみにしています。



星組公演「日のあたる方へ」、千秋楽おめでとうございます。


千秋楽は観られませんでしたが、ドラマシティの終盤に観たときには思わなかったイロイロなことを感じさせてくれた青年館公演でした。

木村さんらしく、細かいところを突っ込み始めたらキリがない程度に穴だらけな脚本でしたが、「日のあたる方へ~♪」と繰り返すカゲコーラスに見守られたようなラストシーンが、とても好きでした。
真風くんも、風ちゃん(妃海)も、日のあたる場所に植えられたひまわりのように、まっすぐに育っていってほしい。おひさまに向かって。……そんなふうに、素直に思えたラストシーンでした。



先日の日記では書きませんでしたが、今回の公演のMVPは、実ははるこちゃん(音波)なのではないかと思っています。今回、ヒロインの風ちゃんがああいう役だったので(←あの風ちゃんは大好きです!)、宝塚作品に必要な「華」は、はるこちゃんが一手に引き受けていたんですよね。
ジキルとの関係、父親(一樹)とのやりとり、最後のマリアとの並びと、ブルーノ(天寿)に対する態度。
「華」であることを自分に課して、それをやり遂げている「女」としての存在感に惚れ直しました。脚本的には大して重みのない役なのですけれども、はるこちゃんが力づくで主筋に絡んできた印象。


はるこちゃんのジュリアがMVPなら、さやかさん(美城)のタナカは……なんだろう。基本的にさやかさんは、私にとって星組の宝なのですが……今回の公演に限るなら、「隠し玉」ですかね。
タナカが何故マリアに目をつけたのかは謎すぎて、彼に超能力があったとしか思えず……タナカが出てこなかったらこの話も始まらないんだよね……と思ったりもしましたが、、、いやだから、そこ突っ込んじゃダメだってば>自分。
そんな突っ込みはさておいて、さやかさんの、ちょっと気持ち悪い……というか、陰のある芝居がとても素敵でした。全体に、明るくてまっすぐな人ばかりの座組の中に、こういう癖のある役者が1人いるだけで芝居が面白くなるんだな、と嬉しくなりますね(^ ^)。


ファビオ(輝咲)とペドロ(瀬稀)の92期コンビは、お二人とも大きな役がついたのも初めてに近いんじゃないかと思いますが、とても良かったです!作品の中で求められる役をきちんと果たして、それ以上に盛り上げてくれていたなと。
「ファビオの物語」をメインにしたスピンオフを観てみたい、です(←それ宝塚じゃないよ)


組長(柚美)副組長(美稀)コンビの安定感はさすが。この二人に育てられたからこそ、ジキルがあんなに真っ直ぐに育ったんだな、と納得感がありました。
……「親友」のアルトゥールがそんな形で死んだ時に、「あいつが心中なんてするわけない!」→「一緒に組んで働いていたはずのヤツが怪しい!」とか、、、思わなかったのかなあ。「親友」だったのは若い頃のことで、メビウス夫妻が鉱山探査に嵌ってからは交流が絶えていた、とか、そういう状況なのかしら。なんて、イロイロ考えたりしつつ。


ところで。
市長は、最初から「殺すつもりで」メビウス邸へ行ったんですよね?「妻と子は留守のはずだった。巻き込むつもりはなかった…」と述懐するくらいなんだから。なのに、自首しようとしたって……意味分かんない。父親の基盤を継ぐためにブラジルに戻ってきてしまうくらいなんだから、大した罪の意識は無かったとしか思えないんですよね。そういう脚本じゃないはずなんだけど!!

……いやいや、だから細かい突っ込みはやめようってば。
「傷ついた大人」の一樹さんは、色っぽくてたまらないほど素敵でした。どうしてあんなに素敵なのかしら。。。素敵すぎる(*^ ^*)
市長が、はるこちゃんのパトロンにしか見えなかったのはご愛嬌です(^ ^;ゞ



アンサンブルナンバーの合間に、1人ずつ割台詞を一単語ずつ言っていく場面が何度もありましたが(←木村さんだから)、こちらのチームの下級生は、声がいい男役が多いな、と思いました。新公での活躍が楽しみです。
逆に娘役はほとんど役がなくて残念でしたが、顔だしでの出番自体は多かったので、いろいろ勉強になったのでは。次の「ナポレオン」も、小池さんらしい下級生まで総動員の作品になるだろうから(←たぶん)、下級生もがんばってほしいなと思います♪




それにしても!
このタイミングでCSで流れる「ドン・カルロス」、つい二度見してしまいました……だって音楽おなj(黙)(←ちなみに「虞美人」やってても同じ反応)。



タカラヅカの次々世代を担う新人をクローズアップした特集本「New Generation」の第三弾がまた発売されるそうですね♪♪

題して「NEW GENERATION III」(11月29日発売予定)。
http://www.hankyubooks.com/t_kageki/guide/newgeneration3.html


春に若手本についてまとめた日記は、こちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20130302

この最後に、私が書いた予想を再掲します。

> きっと2014年には「New Generation III」が発売され、94~98期からピックアップされるんだろうな、という予想

……数ヶ月早かったですが、あと、94~98ではなく、94~97でしたが(←これは予想より早いせいもあるかも?)、ほぼ当たりましたね(^ ^)。

そして、

> せっかくの百周年なんだから、娘役本も出しましょうよ~~~!!>劇団

とも書いていたわけですが、今回は、娘役も掲載されるそうです!!
……男役と同様、94~97期ですが(T T)。「Rising…」には娘役は載らなかったんだから、せめて93期くらいは………!!と思いますが、、、いやでも、娘役が載るだけでもすごいことなので、それだけで満足です。
きっと、近々Graphあたりで特集してくれるに違いない!(圧力)



と、いうわけで、掲載者一覧です(^ ^)。

<男役>

94期
(花組)和海しょう
(月組)隼海惺
(雪組)久城あす、煌羽レオ
(星組)漣レイラ
(宙組)美月悠

95期
(花組)水美舞斗、柚香光
(月組)輝月ゆうま、朝美絢
(雪組)月城かなと
(星組)礼真琴、瀬央ゆりあ
(宙組)桜木みなと、七生眞希

96期
(花組)優波慧
(月組)春海ゆう
(雪組)真地佑果
(星組)紫藤りゅう
(宙組)和希そら

97期
(花組)矢吹世奈
(月組)蓮つかさ
(雪組)永久輝せあ
(宙組)留依蒔世


<娘役>

94期
(花組)仙名彩世、華雅りりか
(星組)早乙女わかば

95期
(月組)晴音アキ
(雪組)星乃あんり
(星組)妃海風
(宙組)伶美うらら

96期
(花組)朝月希和
(月組)咲妃みゆ
(星組)綺咲愛里
(宙組)花乃まりあ

97期
(花組)春妃うらら
(月組)海乃美月
(星組)城妃美伶


合計38人。月組の珠城、星組の麻央、宙組の風馬は、前回の「II」に掲載されたので、今回は掲載なし、ですね。
○○ちゃんがいるのになぜ●●さんは…というのはいくつかありますが、、、まあでも、概ね納得のメンバーでしょうか。劇団がこれから推していくのはこのあたりなんだろうな、と思いながら眺めています。
個人的には、、、93期娘役を載せてほしかったよー(涙)(でも、娘役が載っただけでも嬉しいのはホントです!)

何はともあれ、同期の仲良しショットがとても楽しみ☆新たに撮影されたショットはもちろん楽しみなんですが、「New Generation」にあったような音楽学校時代の写真とかも、意外なメンバーが一緒だったりしてとても面白いので、ぜひ載せてほしい!!と要望を書いておく(←もう入稿してるだろうから、今言っても無理ですよ)


結局、98周年の終わりから99周年にかけて、若手本が3冊出るんですね。
次は102周年当たりで出るのかな……?今後も、「New Generation」シリーズは娘役も載せてください(祈)