3月11日のつぶやき
2012年3月11日 呟き・ご挨拶・他今日の14時46分。
日本青年館の外階段を昇りながら、とおくサイレンの音を聞きました。
いちおう携帯のアラームもかけていたのですが、サイレンを鳴らすんだ……と思いながら、その場で黙祷。
その時間までには劇場の中に入っているつもりだったので、ちょっと焦りましたが(- -;。
祈ったから何が変わるわけでもないけど、3月11日は何でもいいから絶対舞台を観に行こう、舞台を観て、その時間になったら祈ろう……と思っていました。
一番大事なのは、『忘れない』ことだと思ったから。
この1年間、いろんなことを考えました。
「繋ぐ」ことの意味を。
繋がなくてはならないのはライフラインであり、人と人のきずなであり、夢や希望でもある。
私が仕事で関わっている商品も、ライフラインに直接関わるものではなく、「その次」の段階で必要となるものです。だから、社内でも当時、「その商品は“今”生産する必要があるのか」という議論が全てに関してなされていました。
大事な議論だったと思う。でも同時に、安易に止めることも良いことじゃないとわかりました。
「その次」が存在することが救いになった、という言葉を、たくさんの方にいただいたから。
そうやって喜んでくださる方が一人でもいるのなら、希望を見出すきっかけにしてくださる方が一人でもいらっしゃるなら、それは無意味ではないのだと。ただ、私たちは全力を尽くせばいいのだ、と。
そう思って過ごした一年でした。
きれいごとかもしれないけれども、「今は非常時だから、きれいごとはいらない」という言葉も、間違っていると思う。
非常時だからこそ、きれいごとは必要。
それこそが「希望」だから。
パンドラの函の一番底に、ひっそりと残っていたちいさな光。決して捨ててはいけないもの。
被災地の復興のために、私に何ができるのかは相変わらずわかりません。
でも、1日1日を私なりに生きながら、ずっと祈っています。
どうか、夢が喪われることがありませんように、と。
どうか、1日も早い復興がかないますように。
そして、みなさまの心に平安が訪れますように。
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日本青年館の外階段を昇りながら、とおくサイレンの音を聞きました。
いちおう携帯のアラームもかけていたのですが、サイレンを鳴らすんだ……と思いながら、その場で黙祷。
その時間までには劇場の中に入っているつもりだったので、ちょっと焦りましたが(- -;。
祈ったから何が変わるわけでもないけど、3月11日は何でもいいから絶対舞台を観に行こう、舞台を観て、その時間になったら祈ろう……と思っていました。
一番大事なのは、『忘れない』ことだと思ったから。
この1年間、いろんなことを考えました。
「繋ぐ」ことの意味を。
繋がなくてはならないのはライフラインであり、人と人のきずなであり、夢や希望でもある。
私が仕事で関わっている商品も、ライフラインに直接関わるものではなく、「その次」の段階で必要となるものです。だから、社内でも当時、「その商品は“今”生産する必要があるのか」という議論が全てに関してなされていました。
大事な議論だったと思う。でも同時に、安易に止めることも良いことじゃないとわかりました。
「その次」が存在することが救いになった、という言葉を、たくさんの方にいただいたから。
そうやって喜んでくださる方が一人でもいるのなら、希望を見出すきっかけにしてくださる方が一人でもいらっしゃるなら、それは無意味ではないのだと。ただ、私たちは全力を尽くせばいいのだ、と。
そう思って過ごした一年でした。
きれいごとかもしれないけれども、「今は非常時だから、きれいごとはいらない」という言葉も、間違っていると思う。
非常時だからこそ、きれいごとは必要。
それこそが「希望」だから。
パンドラの函の一番底に、ひっそりと残っていたちいさな光。決して捨ててはいけないもの。
被災地の復興のために、私に何ができるのかは相変わらずわかりません。
でも、1日1日を私なりに生きながら、ずっと祈っています。
どうか、夢が喪われることがありませんように、と。
どうか、1日も早い復興がかないますように。
そして、みなさまの心に平安が訪れますように。
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