まずは、本日発表された花組新人公演キャスト。
真由ちゃん、みりおん!3回目の主演、そして「ファントム」に続いて二度目のコンビ、おめでとうございます。
正直、今回はがりんちゃんか、もしかしたらもっと下級生が主演するんじゃないかと思っていたので意外でしたが、真由ちゃんの芝居が好きなので素直に嬉しいです(^ ^)。

しっかし、まだ発売まで1週間以上あるのにこのタイミングで出るのって珍しいような気がする……。この勢いで他のメンバーも集合日に出るといいんですが。真瀬くんは何をやるのかなー。いっそこのこと、京さんの役とかどうでしょう(^ ^)。勉強になると思うんですが。




さて、本題。
東京宝塚劇場にて、雪組新人公演「仮面の男」を観劇いたしました。


率直な感想は、
せっかく良い子が揃ってるんだから、もうちょっとまともな作品で新公させてあげたかった(T T)

いやあの。出演者はみんなよくがんばっていたと思うんですよ。
だからこそ、余計にふびんで(T T)。


新人公演演出は原田諒さん。こまかいところで色々と違っていたような気がしますが、本公演を一回しか観ていないのであまり確信がないなー。ただ、キャラクターとして大きく印象が違う人はいなかったような気がします。設定としては、最近観た新公の中では、断トツで独自色が薄かったような(←単に、私が本公演を理解していないからそう思ったのかも)。


では、キャストごとに簡単に。

◆フィリップ/ルイ(彩凪翔)
バウ公演「灼熱の彼方」でバウの真ん中に立った彩凪くん。昔から美貌で目立っていた人ですが、さすがにここ1年の注目のおかげで磨かれましたねー。金髪のロングソバージュがよく似合うのに、女性っぽくない鋭角な美貌。とても格好良かったし、尊大なルイと心弱いフィリップの表情の演じわけもよく頑張っていたと思います。ただ、ルイの「権高な強さ」とフィリップの「芯の強さ」の演じわけは、同じ「強さ」なだけに難しいんだなあ、と思いました。
芝居ができない人ではないと思うんですが、初主演のプレッシャーでこの難しい二役はちょっとハードルが高かったんじゃないかな、という気がします。

でも、「灼熱の彼方」の時に比べると、台詞回しがこなれて聴きやすくなりましたね。もうちょっと歌が安定して、台詞の声ともども腹からでるようになるとぐっと良くなると思うので、がんばってほしいです♪


◆ルイーズ(星乃あんり)
こちらも「灼熱の彼方」で大抜擢された95期。本公演でもずいぶん華やかで目立つようになってきて、注目されると自然と自覚が生まれるものなんだなあと思います。
透明感のある可愛らしい娘役さんで、今回の役にもよく合っているなあと思いました。スタイルが良くてドレス映えするのは強みですね。みみちゃんの頑固さはあまり感じられず、たおやかで典型的な娘役タイプの人に見えますが、まだ若いのでいろんな役に挑戦してみてほしいな、と思いました。


◆ダルタニアン(真那春人)
「灼熱の彼方」はコモドゥス篇しか観られなかったのですが、まなはるくんに一言くらいしか台詞がなくて悲しい思いをしたので、無駄に(ごめんなさい)台詞の多いダルタニアン役がとても嬉しかったです。
「凍てついた明日」の時からずっと言ってますけど、本当に好きなんです、この人の台詞回しと声。
歌の声は全然違うのが残念ですが。

よく「顔芸」と言われる人ですが、さすがに今回は、役が役なだけにしっかり抑えて演じていて、珍しく(←)とてもクールでした。もともと作品の穴を全部背負わされて破綻した役なので、やりようがないというか、いろいろ気の毒だったんですけど、、、でも、やっぱり芝居のできる人は良いなあ(^ ^)。




明日は朝が早いので、ちょっと短いけど、今夜はこのあたりにさせていただきます。
続きはまた明日にでも♪