今日はいよいよ、ドラマシティ「銀ちゃんの恋」の初日公開舞台稽古の幕があがります。




……がんばれ、銀ちゃん。





10年以上も、前。
宝塚ファンになったばかり、月組ファンになったばかりの私が、
ビデオで観ただけにも関わらず、目が溶けるんじゃないかと思ったほど号泣した「銀ちゃんの恋」。
つかこうへいが好きで、「蒲田行進曲」が好きで。
「蒲田行進曲」をタカラヅカに持ってきた石田昌也の心意気に、惚れこんだあの時。



久世さんの銀ちゃん、

風花舞ちゃんの小夏、

汐風幸さんのヤス、

樹里ちゃんの橘。


監督さんから朋子まで、本当に全員が嵌り役だった初演の「銀ちゃんの恋」。


あれで、
あのビデオで私は月組ファンになったのかもしれません。





祐飛さん。
「銀ちゃん」主演おめでとうございます。

長いこと私は、祐飛さんのヤスが観てみたいと思っていました。
ずっと、本当に長いこと。



でも今、ヤスでなく銀ちゃんをやる祐飛さんを観ることができる、この幸せ。

みつるくんのヤスに、「銀ちゃんかっこいいーーーー!」と、
演技でなく言わせてしまうような銀ちゃんになってくれることを祈っています。

そして、めおちゃんの橘に「ケッ!」と思われるような銀ちゃんでもあってほしい。





はじめっから、同じものを観たいなんて思ってません。
だって、今は2008年で、ここは花組なんだもの。

初演が、月組の、月組による、最高に月組らしい作品だったように、

今回の再演が、花組の、花組による、花組らしい公演になりますように。



つかこうへいの世界と、タカラヅカの世界が初めて交わった、12年前。

久世さんみたいな役者が出てくることは二度とないだろうと思っていたのに、
思いもよらず、こうして再演が叶い……
そうして再び、こうしてあいまみえる「つかこうへいとタカラヅカ」の狭間。




二度と来ることのできないであろう世界で、思いっきり愉しみたいと思っています。





久世さん、優子姫、幸ちゃん、樹里ちゃん、檀ちゃん、さおり(高翔みずき)さん………

初演の関係者がみーんな“うち揃って”観に来てくださらないかなあ★
そんなメンバーが客席にいたら、祐飛さん、どんな貌をするんでしょうか(笑)。






…ま、とりあえずは。

初日をご覧になるみなさま、どうぞ愉しんでくださいね♪
で、猫にちょっと感想を教えてください!



週末の遠征を、楽しみにしています!