花組の若人たち【3】
2008年8月4日 宝塚(花) コメント (4)東宝劇場 花組新人公演「愛と死のアラビア」、その3。
前回の続きを書く前に、ちょっとだけ違う話を。
先日、花組東宝劇場公演「愛と死のアラビア」を観劇してまいりました。
本公演については別途書きますが、取り急ぎ、先日サミーラの芝居について書いた処を確認してまいりましたので、ご報告。
結論からいうと、れみちゃんのサミーラも“アノウドが痛みのあまり気を失ったとき、慌てて自分のヴェールを脱いでアノウドにかけようとする”お芝居をしているんですが(夜野さま、ご教示ありがとうございます)、新公とは微妙に違っていました。
本役のれみちゃんは、ヴェールに手をかけんながら、咄嗟に気絶したアノウドの許に走りよろうとしていましたよね?で、1,2歩出たところで、トマスに「布を裂いてくれ」といわれて受け取りに行く感じ。
すみ花ちゃんは、戸口に控えたままの姿勢で咄嗟にヴェールに手をかけるんですが、トマスに「布を裂いてくれ」と言われるまでは動かないんです。で、そう言われて慌てて駆け寄ってたと思います。(関係ないけど、アノウドにヴェールを巻いてあげるすみ花ちゃんの手つきは、ものすごーーーーく不器用だった………)
ただの思い込みかもしれませんが。
なんとなく、れみちゃんのサミーラは気が強くてしっかりしていて、女主人とも仲のいい“乳姉妹”で、すみ花ちゃんは、おとなしくて控えめな“端女”、というふうな印象を受けました。
そして、そんな控えめな下女であるすみ花サミーラが、思わず「見てはなりません!」と厳しい口調で言い募ってしまうくらい、肌を見られるというのは女性にとって大きなタブーなのだ、という認識を与えてくれたような気がします。
元気で可愛いれみちゃんのサミーラ、
身分制のしがらみの中で、それでも女主人を守ろうとしたすみ花ちゃんのサミーラ、
どちらも可愛かったです♪
国衣の歌手(絵莉千晶)愛純もえり
さすがに絵莉さんの低音の迫力には及びませんでしたが(当たり前?)、いい声でした。幕開きの雰囲気づくり、よく出来ていたと思います。
ラストの低音で伸ばすところは声が出なかったせいか、……あれっ?カットされていたんだっけ?“ああ、鈴木さんはこういうふうに工夫するのね”、と思ったことは覚えているんですが、具体的にどうなっていたのか忘れてしまった……(ごめんなさい!ご覧になった方、教えてください/汗)
女豹S(舞城のどか)華月由舞
シャルキーの女S(〃)〃
麗しい(*^ ^*)
黒塗りにキツいツリ目。女としてもベリーダンサーとしても、抜群のスタイル。色っぽくて、可愛くて、サイコーの女でした。
振付はみほちゃんとは少し違っていましたが、目を離せないほど魅力的。素晴らしい!「エンター・ザ・レビュー」の猛獣&マヌカンメンバーには絶対入ってほしい!(^ ^)。
シャルキーの女A(すみ花の位置?)月野姫花
か、か、かわええ………(呆然)たまらないほど可愛いです。はい。
姫花ちゃん、ダンス巧いなあ〜(←今頃?)うっとり。
侍女(白姫あかり、月野姫花)瞳ゆゆ、桜咲彩花
…新公の二人がどうこう、よりも、プログラムをチェックしたおかげで本公演の二人の意味がわかったことが嬉しいかも。
二人だけが「侍女」で、他のメンバーは「シャルキーの女」なんですね!
ゆゆちゃんの、控えめに目を伏せた風情に萌えました。
桜咲さん(凄い芸名!)も可愛かった☆
ドナルド(愛音羽麗)彩城レア
元々歌えるし、声も悪くない人なんですが、台詞声のカン高さと台詞回しの硬さが役に合ってない印象がありました。台詞のテンポも乱れがちで、前半つっかけてみたり、後半転んじゃったり、いかにも喋りなれていない感じ。
……それなりに今までも役がついていたのに、あれぇ?と思ってしまいました。
みわっちの声もそんなに低くないんですが、響きが柔らかいので落ち着いて聴こえるのと、ゆったりと余裕のある口調が、谷作品の大芝居演出によく合っていたんですよね。作品によって、役によって、口調をきちんと変えられるのは役作りの基本のキなので、ネコちゃんにはもう少しがんばってほしいです。
牢獄でスコットランド民謡「ローモンド湖」をトマスとあわせる場面は、さすがに耳に優しいなー(←みわっちごめんなさい)、と感心したのですが。
数少ない西欧人の役とはいえ、化粧が少し白すぎて軍服を着るとオスカルみたい(仕草もちょっと女の子っぽい)だったとか、見た目にもいろいろ反省点はあるんですけれども。
まずは、得意分野であるはずの声のコントロールから始めてみたら良いのではないでしょうか。
……個人的には、今回くらいのタイミング(研9?)で、デジュリエ大佐とかアジズとか、ああいう威厳と迫力を必要とする役をやらせてあげたほうが、ネコちゃん自身の勉強にはなったんじゃないかなー、と思いました。
メドヘッド(嶺乃一真)天真みちる
巧い!
下級生の子役は、ある程度のところまでは“出来て当たり前”なんですけど、この人は本当に巧いんじゃないかなぁ、と思いました。他の役はよく知らないので、なんとなく、ですが。
とにかく、ドナルドの一挙手一投足に注目して、彼のやり方を覚えたい、彼が要望を声に出す前に対応したい!という意欲がよく見える役作りでした。
この子(メドヘッド)は伸びる、いい医者になるだろう、と思わせるものがあったのが凄い!次の作品が、とっても楽しみ!!
今になって、あらためて新公プログラムを見て発見したこと。
エジプト兵に扇くんがいたり、
シャルキーの女にきらりんがいたり、
黒衣の女にすみ花ちゃんがいたり、
隊商に菜生ちゃんがいたり……
……したんですね(; ;)全然気がつかなかったよ(ToT)
牢獄の兵士(イブラヒムの私兵)たちの中に、冴月瑠那ちゃんを見つけたのは、自分でも感心したんですけど(汗)(←美人はすぐ見つけられるらしい)
まー、とにかく役の少ない公演ですので仕方ないんですが、特に娘役は、結局本公演も新人公演も同じ“シャランラの女”(シャルキーのこと。byきらりん)だったりする人も多くて、
ああ、もうすこし何とかならなかったのかなあ、と思ってしまいますねぇ。
でも、花組さんも一人ひとりは凄くがんばっていて、新人公演、やっぱりとても面白かったです!
次はもっとたくさん魅力的な役のある作品でありますように!
(一本物だそうなので、カットが心配ですが…)
……ま、とりあえずは今の公演を、あと2週間。
楽しませていただきますので、どうぞよろしくお願いいたしまーす!
ここ半月ほど、日記を書くたびに、毎回途中で一回か二回はデータが消えてしまいます。
たとえ書き始めたばかりだったとしても、書こう!という気がそがれてしまうんですよねぇ…(泣)。
……もしかして、diarynote.jpの編集画面に直打ちしちゃいけないのかしら………(T T)。
.
前回の続きを書く前に、ちょっとだけ違う話を。
先日、花組東宝劇場公演「愛と死のアラビア」を観劇してまいりました。
本公演については別途書きますが、取り急ぎ、先日サミーラの芝居について書いた処を確認してまいりましたので、ご報告。
結論からいうと、れみちゃんのサミーラも“アノウドが痛みのあまり気を失ったとき、慌てて自分のヴェールを脱いでアノウドにかけようとする”お芝居をしているんですが(夜野さま、ご教示ありがとうございます)、新公とは微妙に違っていました。
本役のれみちゃんは、ヴェールに手をかけんながら、咄嗟に気絶したアノウドの許に走りよろうとしていましたよね?で、1,2歩出たところで、トマスに「布を裂いてくれ」といわれて受け取りに行く感じ。
すみ花ちゃんは、戸口に控えたままの姿勢で咄嗟にヴェールに手をかけるんですが、トマスに「布を裂いてくれ」と言われるまでは動かないんです。で、そう言われて慌てて駆け寄ってたと思います。(関係ないけど、アノウドにヴェールを巻いてあげるすみ花ちゃんの手つきは、ものすごーーーーく不器用だった………)
ただの思い込みかもしれませんが。
なんとなく、れみちゃんのサミーラは気が強くてしっかりしていて、女主人とも仲のいい“乳姉妹”で、すみ花ちゃんは、おとなしくて控えめな“端女”、というふうな印象を受けました。
そして、そんな控えめな下女であるすみ花サミーラが、思わず「見てはなりません!」と厳しい口調で言い募ってしまうくらい、肌を見られるというのは女性にとって大きなタブーなのだ、という認識を与えてくれたような気がします。
元気で可愛いれみちゃんのサミーラ、
身分制のしがらみの中で、それでも女主人を守ろうとしたすみ花ちゃんのサミーラ、
どちらも可愛かったです♪
国衣の歌手(絵莉千晶)愛純もえり
さすがに絵莉さんの低音の迫力には及びませんでしたが(当たり前?)、いい声でした。幕開きの雰囲気づくり、よく出来ていたと思います。
ラストの低音で伸ばすところは声が出なかったせいか、……あれっ?カットされていたんだっけ?“ああ、鈴木さんはこういうふうに工夫するのね”、と思ったことは覚えているんですが、具体的にどうなっていたのか忘れてしまった……(ごめんなさい!ご覧になった方、教えてください/汗)
女豹S(舞城のどか)華月由舞
シャルキーの女S(〃)〃
麗しい(*^ ^*)
黒塗りにキツいツリ目。女としてもベリーダンサーとしても、抜群のスタイル。色っぽくて、可愛くて、サイコーの女でした。
振付はみほちゃんとは少し違っていましたが、目を離せないほど魅力的。素晴らしい!「エンター・ザ・レビュー」の猛獣&マヌカンメンバーには絶対入ってほしい!(^ ^)。
シャルキーの女A(すみ花の位置?)月野姫花
か、か、かわええ………(呆然)たまらないほど可愛いです。はい。
姫花ちゃん、ダンス巧いなあ〜(←今頃?)うっとり。
侍女(白姫あかり、月野姫花)瞳ゆゆ、桜咲彩花
…新公の二人がどうこう、よりも、プログラムをチェックしたおかげで本公演の二人の意味がわかったことが嬉しいかも。
二人だけが「侍女」で、他のメンバーは「シャルキーの女」なんですね!
ゆゆちゃんの、控えめに目を伏せた風情に萌えました。
桜咲さん(凄い芸名!)も可愛かった☆
ドナルド(愛音羽麗)彩城レア
元々歌えるし、声も悪くない人なんですが、台詞声のカン高さと台詞回しの硬さが役に合ってない印象がありました。台詞のテンポも乱れがちで、前半つっかけてみたり、後半転んじゃったり、いかにも喋りなれていない感じ。
……それなりに今までも役がついていたのに、あれぇ?と思ってしまいました。
みわっちの声もそんなに低くないんですが、響きが柔らかいので落ち着いて聴こえるのと、ゆったりと余裕のある口調が、谷作品の大芝居演出によく合っていたんですよね。作品によって、役によって、口調をきちんと変えられるのは役作りの基本のキなので、ネコちゃんにはもう少しがんばってほしいです。
牢獄でスコットランド民謡「ローモンド湖」をトマスとあわせる場面は、さすがに耳に優しいなー(←みわっちごめんなさい)、と感心したのですが。
数少ない西欧人の役とはいえ、化粧が少し白すぎて軍服を着るとオスカルみたい(仕草もちょっと女の子っぽい)だったとか、見た目にもいろいろ反省点はあるんですけれども。
まずは、得意分野であるはずの声のコントロールから始めてみたら良いのではないでしょうか。
……個人的には、今回くらいのタイミング(研9?)で、デジュリエ大佐とかアジズとか、ああいう威厳と迫力を必要とする役をやらせてあげたほうが、ネコちゃん自身の勉強にはなったんじゃないかなー、と思いました。
メドヘッド(嶺乃一真)天真みちる
巧い!
下級生の子役は、ある程度のところまでは“出来て当たり前”なんですけど、この人は本当に巧いんじゃないかなぁ、と思いました。他の役はよく知らないので、なんとなく、ですが。
とにかく、ドナルドの一挙手一投足に注目して、彼のやり方を覚えたい、彼が要望を声に出す前に対応したい!という意欲がよく見える役作りでした。
この子(メドヘッド)は伸びる、いい医者になるだろう、と思わせるものがあったのが凄い!次の作品が、とっても楽しみ!!
今になって、あらためて新公プログラムを見て発見したこと。
エジプト兵に扇くんがいたり、
シャルキーの女にきらりんがいたり、
黒衣の女にすみ花ちゃんがいたり、
隊商に菜生ちゃんがいたり……
……したんですね(; ;)全然気がつかなかったよ(ToT)
牢獄の兵士(イブラヒムの私兵)たちの中に、冴月瑠那ちゃんを見つけたのは、自分でも感心したんですけど(汗)(←美人はすぐ見つけられるらしい)
まー、とにかく役の少ない公演ですので仕方ないんですが、特に娘役は、結局本公演も新人公演も同じ“シャランラの女”(シャルキーのこと。byきらりん)だったりする人も多くて、
ああ、もうすこし何とかならなかったのかなあ、と思ってしまいますねぇ。
でも、花組さんも一人ひとりは凄くがんばっていて、新人公演、やっぱりとても面白かったです!
次はもっとたくさん魅力的な役のある作品でありますように!
(一本物だそうなので、カットが心配ですが…)
……ま、とりあえずは今の公演を、あと2週間。
楽しませていただきますので、どうぞよろしくお願いいたしまーす!
ここ半月ほど、日記を書くたびに、毎回途中で一回か二回はデータが消えてしまいます。
たとえ書き始めたばかりだったとしても、書こう!という気がそがれてしまうんですよねぇ…(泣)。
……もしかして、diarynote.jpの編集画面に直打ちしちゃいけないのかしら………(T T)。
.
花組トークスペシャル
2008年8月5日 宝塚(花) コメント (2)ちょっと間があいてしまいましたが、
ヤクルトホールにて、花組トークスペシャルに参加してまいりました♪
出演者は、真野すがた、扇めぐむ、華耀きらり。
「蒼いくちづけ」Aチームの主演、ヒロイン、二番手、ですね(*^ ^*)。メンバーの選定については、「ちょうどバウの公演中にお話があったので、バウのメンバーから選ばせていただきました」(byめおちゃん)とのこと。
男役二人は黒づくめのドレッシーなスーツ。
きらりんは、黒のバルーンスカートに黒のインナー、白い総レースの上衣。すごーーーーーーく可愛かった〜〜っっっ!!
衣装については「トークショーなので、いつもよりカッチリとモノクロでキメよう、と話してきました」だそうです。
そういえば、月組もモノクロでしたねー。理由も同じようなことを言ってたな。
「この暑いのに」という司会者のツッコミに、思わず沈黙する3人がLovely♪
「秋を先取り、ってことで」とナイスフォローな竹下さんでした。
で、“暑い”つながりで今回の芝居の衣装の話に。
「男役はだいたい三枚重ねで、しかもその下に胴着も着るので…」と、切なく訴えるめおちゃん。
「私は、自肩があるから胴着がいらないんで」と、あっさり爆弾発言するとみぃ(^ ^;
…これに対するに、しみじみと
「私は胴着を着ることが、イコール公演って感じ」と語るめおちゃんは、上級生でしたねぇ。
そっか、祐飛さんも胴着いらない組だから、少しは涼しいのかな…?(^ ^;
ちなみに、三人並んで座ったところを見比べると、上半身の細さ薄さはめおちゃんがダントツで、きらりんととみぃはあんまり変わらなかったような……。
きらりん、祐飛さんのディナーショーで「水泳をやっていたせいか凄い肩幅で」と語ってたけど、あの時は祐飛さんと見比べていたのでナンとも思わなかったんですよね…。
もともと華奢なメオちゃんはともかく、まさか、とみぃと大差がないとは思わなかったよ………(←そんな肩幅も可愛いです)
というわけで、きらりんのコメントは、
「娘役は薄着なので、暑さはそれほどでも」とあっさり。
ただ、「身体も塗るので、人とすれ違うときに相手の衣装についたりしないように凄く気を使います」とのこと。
この後は、“黒塗り”の色づくりについての話で盛り上がってました。
面白かったのは「黒塗りの色は、大劇場の初日前に、組長さんを中心に決めて指示される」っていう話かなー。ヌビア兵はこれくらい、ベドウィンはもっと濃い目に、と指定されるんだそうです。
あと、ある程度の量をまとめてつくるので、楽が近づくと妙に黒い(しっかり重ね塗りした)人が登場したりする、という話がありました。東宝も、楽近くに観る機会があったらチェックしてみたいと思います☆
ベドウィンの髭は、当初は「つけたい人がつける」ことになっていたのに、ある日突然張り出されたんだそうです。(めおちゃん、残念そうに話していたけど、実はつけたかったのか?)
農協貸切では、普段髭をつけている人とつけていない人が入れ替わってやってみたそうで、めおちゃんはとみぃの髭を借りたらしいのですが。
「口を大きくあけると取れそうになって…」と、普段つけている皆様を尊敬した、という感じでした(^ ^)。
そういえば、このときだったかな?とみぃときらりんが「似合ってて、格好良かった!」とめおちゃんを褒め称えたときに、
きらりんがめおちゃんとホリゾントですれ違った話(多分、『すれ違ったとき、すごく似合ってて素敵ですね、はぁと、って言ったんですよね!』的な話をしたかったんだと思われる)をしたんですが。
……めおちゃん、全く覚えておらず……。
「おっ、おぼえてないんですね…」とさびしそうに呟いたきらりんと、隣でめちゃめちゃ大ウケしていたとみぃが可愛かったです♪
公演の見所は?という質問に、迷わず
「文化の違いを乗り越える、男同士の友情」」みたいな話をはじめためおちゃんは、なかなか男前でした(^ ^)。
イスラム社会を勉強するためにやったことは、と聞かれて、
「本を読んだり、『アラビアのロレンス』を観たり」と。
ちなみに、娘役さんたちは皆で「ベリーダンス入門」を見て勉強したんだそうです(笑)。
コツは、『目ヂカラと、ゆるやかな腰の動き』だそうな。
ショーについては…
司会者に「幕開きが華やかで……」と言われて三人、顔を見合わせて
「お魚ですか」
「ギョッとしたよね」
「しましたね。でも、衣装より鬘の方が衝撃が……」
「そうだったそうだった」
「衣装は、お稽古中に衣装合わせがあるので、そこでギョッとできたんですけど、鬘は舞台稽古で初お目見えだったので」
「あらためてギョッ、と」
畳み掛けるような、テンポのいい会話。
全体に、ゆーったりのーーんびりしたトークショーの中で、ここだけ妙にテンションが高かったような気がしたのは…
気のせいではないだろう、多分。
好きな場面は?
めおちゃん…海が燃える。
「ロープを持って、ワルぶって踊るのが楽しい」そうです。縄を振り回すと“そういう気分”になるらしい(^ ^)。
とみぃ…(出ていないけど)引き潮。
「最初の、波がきてキャッキャしているところが可愛い」発言は、めおちゃんだったかな?とみぃは、普通に「素敵な場面で」だけだったかな…?
きらりん…(同じく出ていないけど)引き潮。あと、パレード。
「初めての形で新鮮だし、自由にやれるから」だそうです。
ちなみに。衣装合わせの時は、何の飾りもない、シンプルなブルージーンがわんさか出てきたので相当驚いたらしい。その中から上級生順に好きな形のを選んでいったら、ひとりひとりに合わせて、衣装部さんが飾りをつけてくれたのだそうです。
かつらも支給。娘役としては自分で用意するのが当たり前なのでびっくりした、と。
5種類(?)の中から好きなものを選んで、好きに飾り付けていいよ、という指示だったらしいです。切るのも自由で。
きらりんの、長めの金髪鬘(ちょい縦ロール)もすごい可愛いですよねっ♪
あと、手袋がないのが凄く新鮮!なんだそうです(^ ^)。へーへーへー。
とにかく何もかも新鮮!銀橋から走って帰るのも新鮮!と。
出演しているみなさんが楽しんでいらっしゃるのが、「RED HOT SEA」好きとしては嬉しい限りでした(^ ^;;
とりあえず、本公演についてはこんな感じ…だったかな?
多分、もうあちらこちらで散々報告されていると思うのですが、自分の備忘録兼ねて書かせていただいていますので、今更ですみません。
また、週末週明けと忙しく、他サイト様は全く読ませていただいておりません(汗)ので、この日記に発言内容の取り違えや抜けがございましたら(多分ある)、ぜひご指摘くださいませm(_ _)m。
月組の時は、まさお(龍真咲)がキッチリ仕切って下級生に話を振ったりしていたので(←「どうですか?」って聞く程度だったけど ゞ)、比較的テンポよく進んだのですが、
花組さんは、めおちゃんが超おっとりの“くるしゅうない”タイプのせいか、なんだかほのぼのゆったり、という感じでしたね★
とてもほんわかして、3人とも楽しそうでした。
最初はかなり緊張している風のきらりんも、後半は良く突っ込んでました。とみぃと二人で同期だったから、話しやすかったのもあるでしょうし、ね(月組ゆりやんと蘭ちゃんは一期違い)。
それでは、次は…たぶん、「下級生から観た真野さんは?」から、ですね(^ ^)
.
ヤクルトホールにて、花組トークスペシャルに参加してまいりました♪
出演者は、真野すがた、扇めぐむ、華耀きらり。
「蒼いくちづけ」Aチームの主演、ヒロイン、二番手、ですね(*^ ^*)。メンバーの選定については、「ちょうどバウの公演中にお話があったので、バウのメンバーから選ばせていただきました」(byめおちゃん)とのこと。
男役二人は黒づくめのドレッシーなスーツ。
きらりんは、黒のバルーンスカートに黒のインナー、白い総レースの上衣。すごーーーーーーく可愛かった〜〜っっっ!!
衣装については「トークショーなので、いつもよりカッチリとモノクロでキメよう、と話してきました」だそうです。
そういえば、月組もモノクロでしたねー。理由も同じようなことを言ってたな。
「この暑いのに」という司会者のツッコミに、思わず沈黙する3人がLovely♪
「秋を先取り、ってことで」とナイスフォローな竹下さんでした。
で、“暑い”つながりで今回の芝居の衣装の話に。
「男役はだいたい三枚重ねで、しかもその下に胴着も着るので…」と、切なく訴えるめおちゃん。
「私は、自肩があるから胴着がいらないんで」と、あっさり爆弾発言するとみぃ(^ ^;
…これに対するに、しみじみと
「私は胴着を着ることが、イコール公演って感じ」と語るめおちゃんは、上級生でしたねぇ。
そっか、祐飛さんも胴着いらない組だから、少しは涼しいのかな…?(^ ^;
ちなみに、三人並んで座ったところを見比べると、上半身の細さ薄さはめおちゃんがダントツで、きらりんととみぃはあんまり変わらなかったような……。
きらりん、祐飛さんのディナーショーで「水泳をやっていたせいか凄い肩幅で」と語ってたけど、あの時は祐飛さんと見比べていたのでナンとも思わなかったんですよね…。
もともと華奢なメオちゃんはともかく、まさか、とみぃと大差がないとは思わなかったよ………(←そんな肩幅も可愛いです)
というわけで、きらりんのコメントは、
「娘役は薄着なので、暑さはそれほどでも」とあっさり。
ただ、「身体も塗るので、人とすれ違うときに相手の衣装についたりしないように凄く気を使います」とのこと。
この後は、“黒塗り”の色づくりについての話で盛り上がってました。
面白かったのは「黒塗りの色は、大劇場の初日前に、組長さんを中心に決めて指示される」っていう話かなー。ヌビア兵はこれくらい、ベドウィンはもっと濃い目に、と指定されるんだそうです。
あと、ある程度の量をまとめてつくるので、楽が近づくと妙に黒い(しっかり重ね塗りした)人が登場したりする、という話がありました。東宝も、楽近くに観る機会があったらチェックしてみたいと思います☆
ベドウィンの髭は、当初は「つけたい人がつける」ことになっていたのに、ある日突然張り出されたんだそうです。(めおちゃん、残念そうに話していたけど、実はつけたかったのか?)
農協貸切では、普段髭をつけている人とつけていない人が入れ替わってやってみたそうで、めおちゃんはとみぃの髭を借りたらしいのですが。
「口を大きくあけると取れそうになって…」と、普段つけている皆様を尊敬した、という感じでした(^ ^)。
そういえば、このときだったかな?とみぃときらりんが「似合ってて、格好良かった!」とめおちゃんを褒め称えたときに、
きらりんがめおちゃんとホリゾントですれ違った話(多分、『すれ違ったとき、すごく似合ってて素敵ですね、はぁと、って言ったんですよね!』的な話をしたかったんだと思われる)をしたんですが。
……めおちゃん、全く覚えておらず……。
「おっ、おぼえてないんですね…」とさびしそうに呟いたきらりんと、隣でめちゃめちゃ大ウケしていたとみぃが可愛かったです♪
公演の見所は?という質問に、迷わず
「文化の違いを乗り越える、男同士の友情」」みたいな話をはじめためおちゃんは、なかなか男前でした(^ ^)。
イスラム社会を勉強するためにやったことは、と聞かれて、
「本を読んだり、『アラビアのロレンス』を観たり」と。
ちなみに、娘役さんたちは皆で「ベリーダンス入門」を見て勉強したんだそうです(笑)。
コツは、『目ヂカラと、ゆるやかな腰の動き』だそうな。
ショーについては…
司会者に「幕開きが華やかで……」と言われて三人、顔を見合わせて
「お魚ですか」
「ギョッとしたよね」
「しましたね。でも、衣装より鬘の方が衝撃が……」
「そうだったそうだった」
「衣装は、お稽古中に衣装合わせがあるので、そこでギョッとできたんですけど、鬘は舞台稽古で初お目見えだったので」
「あらためてギョッ、と」
畳み掛けるような、テンポのいい会話。
全体に、ゆーったりのーーんびりしたトークショーの中で、ここだけ妙にテンションが高かったような気がしたのは…
気のせいではないだろう、多分。
好きな場面は?
めおちゃん…海が燃える。
「ロープを持って、ワルぶって踊るのが楽しい」そうです。縄を振り回すと“そういう気分”になるらしい(^ ^)。
とみぃ…(出ていないけど)引き潮。
「最初の、波がきてキャッキャしているところが可愛い」発言は、めおちゃんだったかな?とみぃは、普通に「素敵な場面で」だけだったかな…?
きらりん…(同じく出ていないけど)引き潮。あと、パレード。
「初めての形で新鮮だし、自由にやれるから」だそうです。
ちなみに。衣装合わせの時は、何の飾りもない、シンプルなブルージーンがわんさか出てきたので相当驚いたらしい。その中から上級生順に好きな形のを選んでいったら、ひとりひとりに合わせて、衣装部さんが飾りをつけてくれたのだそうです。
かつらも支給。娘役としては自分で用意するのが当たり前なのでびっくりした、と。
5種類(?)の中から好きなものを選んで、好きに飾り付けていいよ、という指示だったらしいです。切るのも自由で。
きらりんの、長めの金髪鬘(ちょい縦ロール)もすごい可愛いですよねっ♪
あと、手袋がないのが凄く新鮮!なんだそうです(^ ^)。へーへーへー。
とにかく何もかも新鮮!銀橋から走って帰るのも新鮮!と。
出演しているみなさんが楽しんでいらっしゃるのが、「RED HOT SEA」好きとしては嬉しい限りでした(^ ^;;
とりあえず、本公演についてはこんな感じ…だったかな?
多分、もうあちらこちらで散々報告されていると思うのですが、自分の備忘録兼ねて書かせていただいていますので、今更ですみません。
また、週末週明けと忙しく、他サイト様は全く読ませていただいておりません(汗)ので、この日記に発言内容の取り違えや抜けがございましたら(多分ある)、ぜひご指摘くださいませm(_ _)m。
月組の時は、まさお(龍真咲)がキッチリ仕切って下級生に話を振ったりしていたので(←「どうですか?」って聞く程度だったけど ゞ)、比較的テンポよく進んだのですが、
花組さんは、めおちゃんが超おっとりの“くるしゅうない”タイプのせいか、なんだかほのぼのゆったり、という感じでしたね★
とてもほんわかして、3人とも楽しそうでした。
最初はかなり緊張している風のきらりんも、後半は良く突っ込んでました。とみぃと二人で同期だったから、話しやすかったのもあるでしょうし、ね(月組ゆりやんと蘭ちゃんは一期違い)。
それでは、次は…たぶん、「下級生から観た真野さんは?」から、ですね(^ ^)
.
花組トークスペシャル【2】
2008年8月7日 宝塚(花) コメント (5)ヤクルトホール「花組トークスペシャル」後半です♪
まずは、新公についてのコメントから。
とみぃ(ムハンマド・アリ)
・通常より少し遅い新公だったので、お稽古もゆっくりできて、大劇場より落ち着いて演じられた。
・イブラヒム(望海風斗)との会話の場面で、雨の影響か(?)すごい音がしたらしいんですけど、二人とも気がつかなくて、袖に引っ込んでから言われてびっくりした。
(結構大きな音だったのに、凄い集中力!!)
・位の高い役は初めてで、「同じ所におりてきちゃダメ」と言われたけど難しかった。普通の会話とは違う“上からの会話”がなかなか出来なくて……(いや、ちゃんと出来てたから!)
きらりん(マブルーカ)
・とみぃと同じく、上から物を言うような役は初めてで、すごくく難しかった。(いや、ホントに良かったですよ)(司会にも「凜としてましたよ」と褒められてました)
・マブルーカとして出る場面は凄く短いので、確実に伝えられるお芝居を心がけました。
・お稽古で、太守とアミナの一家と女官たちで、台本のない芝居をした。マブルーカの役作りにも大きく効いたけど、本公演の女官役のときも、トマスが歌っている間の反応など、それをきっかけにすごく考えるようになった。
この、お稽古でのロールプレイングの話は結構盛り上がって、
トゥスンやイブラヒムの行動を設定する所からはじまって、女官たちの間の人間関係(いじめとかひがみとか)も細かく決めたんです、みたいな話がありました。
大まかなところは演出の鈴木さんが設定を決めて、細かいところは自分たちで決めなさい、みたいな感じだったらしい。
……そして、一番ほほえましかったのは、笑いながら話を聞いていためおちゃんが、「あたしも新公時代はそういうお稽古やったなぁ、とすごく懐かしくなった」と嬉しそうにコメントしたところかなあ(^ ^)。
そして、待っていました「下級生からみた真野さんはどんな人?」
…にこっと笑んで、下級生二人に「どうぞ」と手を伸べためおちゃんは、大人だったなあ……(月組のまさおは可愛かった☆)
とみぃ
一年前の「Mind Traveller」(めおちゃん花組デビュー)で初めてご一緒した。そのときの役が「DJ」で、すごく難しくて、行き詰ってしまったときに、いろいろアドバイスをしてくいただいた。
(めおちゃん、その前の年に「BourbonStreet Blues」でDJを演じた経験があったから、色々教えてあげたんでしょうね。あのDJ、すごく良かったから)
……下級生がせっかく心をこめて誉めているのに、めおちゃんの反応は
「………そうだっけ?」(T T)。
とみぃの「わ、わすれてる……」という悄然とした風情と、指差して笑っているきらりん(その前にめおちゃんに“ホリゾントですれ違った”事件を忘れ去られていたのをとみぃに笑われた復讐をしていたな)。
同期二人の仲の良さに、つい爆笑してしまった一幕でした(^ ^)。
……“真野すがた”という人の一面を、そのまんま見せてくれてありがとう、めおちゃん&とみぃ(はぁと)
ちなみにきらりんのコメントは。
「いらっしゃったばかりの頃は、しっかりした方だとばかり思っていました……あ、あの(焦る)、しっかりしてないって意味じゃないですよ?しっかりもされているんですけど(言葉は多少違うと思いますけど、だいたいこんなようなことを言っていたと思います)、
でも、ほんわかでした。」
…………きらりん。そんなこと言い切るなよ……。
ちなみに、めおちゃんのきらりんの印象は、
「いつも明るくて、元気で、うるさい」だったかな?
きらりんが「そんなことありません!誰かと間違えてます!」と主張したけど、二人に生ぬるく流されていたのは覚えてます。
とみぃについては、
「流れている空気がおっとりしてる」っていうようなことを言って、「めおさんのことじゃないですか」と突っ込まれていたような気がする。
あ、それは新生花組の印象だったかな……?(すみません。混乱)
この辺の会話は、いろんな面白い話が立て続けにでて、流れがわからなくなっているのですが。
めおちゃんが、「男役10年になりましたが」とふられて、
「10年はただの節目であって、何も終わらない」と清しくコメントしていたのが印象的でした。
普段から男役を意識しているわけじゃないけど、映画とかは男役の所作に注目してしまう…って話とセットだったかな?これは違う流れかな?
あと、「ファン時代」の話がちょろっと出て。
めおちゃんととみぃは、出待ちもしたことがあって、
めおちゃんは「写真とか撮ってました」
とみぃは「手紙を渡したことがある」
きらりんは、「ファンだったけど、家にすぐに帰らなくちゃいけなくて、出待ちとかはしたことがなかった」そうです。心の中だけ、と可愛らしく言ってました。
お茶会は、きらりんが「音楽学校生の時に初めて参加した」と。
……誰のだーーーっ!!
めおちゃんたちは出たことがないと言っていたかな?
あとは、「3人とも関東の人ですが…」という前振りで結構会話していたんですが、すみません、忘れてしまいました。
他にもいろいろあったのですが、とりあえず、最後に一つだけ。
「今後、やってみたい役は?」
めおちゃん
文芸作品の悲劇。
ちなみに、具体的な作品名を尋かれて、「『大いなる遺産』が大好きで…」だそうです。観たことはありませんが、佳作だときいているので、いつか再演できるよう、めおちゃんにがんばってほしいです♪
あと、「舞姫」が大好きで、ただのファンのように通いつめました、とのこと。うーん、めおちゃんの豊太郎はちょっと想像がつかないけど、やってみたら意外と似合うのかもしれませんね。
とみぃ
男の友情より、男女の愛で、一人の人をひたすら愛しぬく“大人の愛”を演じてみたい。
具体的な作品名を尋かれて、「憧れの男性像はアンドレ」と(*^ ^*)。
同期としてのコメントを求められたきらりん、「尽くすタイプですね。うん、想像できます、アンドレ」と。
……うん、すごーく想像できる。似合いそう!!全ツの役はわかりませんが、次の大劇場あたりでいい役が来ますように!
きらりん
長いこと「令嬢役」に挑戦してみたかったのですが、それは「蒼いくちづけ」で叶ってしまったので……と言ったあと、「お客様にも一緒に楽しんでいただけるようなコメディを」と。
具体的な作品名を尋かれて、「メランコリックジゴロ」を挙げていました。
……きらりんのラブコメ!!
ぜひ、ちょっと胸キュン(死語)な感じでお願いします!ごちですっっ!!と心の中で叫びました……。
ミナコ小夏の夢破れて、きらりん小夏の夢を育て始めている今日この頃……(←すみ花ちゃんの小夏になんら不足はありません!はい!)
そんなところでしょうか。覚えているのは。
きらりんがいつもめおちゃんの物まねをしている話とか、面白い話は他にもたくさんあったのですが。
すみません……私の海馬がそんなにいろんなことを覚えていられなかったようなので。ご容赦くださいませm(_ _)m。
とにかくとにかく!
なにはともあれ、三人ともめっちゃ可愛かったですっっ!!(デレデレ)
.
まずは、新公についてのコメントから。
とみぃ(ムハンマド・アリ)
・通常より少し遅い新公だったので、お稽古もゆっくりできて、大劇場より落ち着いて演じられた。
・イブラヒム(望海風斗)との会話の場面で、雨の影響か(?)すごい音がしたらしいんですけど、二人とも気がつかなくて、袖に引っ込んでから言われてびっくりした。
(結構大きな音だったのに、凄い集中力!!)
・位の高い役は初めてで、「同じ所におりてきちゃダメ」と言われたけど難しかった。普通の会話とは違う“上からの会話”がなかなか出来なくて……(いや、ちゃんと出来てたから!)
きらりん(マブルーカ)
・とみぃと同じく、上から物を言うような役は初めてで、すごくく難しかった。(いや、ホントに良かったですよ)(司会にも「凜としてましたよ」と褒められてました)
・マブルーカとして出る場面は凄く短いので、確実に伝えられるお芝居を心がけました。
・お稽古で、太守とアミナの一家と女官たちで、台本のない芝居をした。マブルーカの役作りにも大きく効いたけど、本公演の女官役のときも、トマスが歌っている間の反応など、それをきっかけにすごく考えるようになった。
この、お稽古でのロールプレイングの話は結構盛り上がって、
トゥスンやイブラヒムの行動を設定する所からはじまって、女官たちの間の人間関係(いじめとかひがみとか)も細かく決めたんです、みたいな話がありました。
大まかなところは演出の鈴木さんが設定を決めて、細かいところは自分たちで決めなさい、みたいな感じだったらしい。
……そして、一番ほほえましかったのは、笑いながら話を聞いていためおちゃんが、「あたしも新公時代はそういうお稽古やったなぁ、とすごく懐かしくなった」と嬉しそうにコメントしたところかなあ(^ ^)。
そして、待っていました「下級生からみた真野さんはどんな人?」
…にこっと笑んで、下級生二人に「どうぞ」と手を伸べためおちゃんは、大人だったなあ……(月組のまさおは可愛かった☆)
とみぃ
一年前の「Mind Traveller」(めおちゃん花組デビュー)で初めてご一緒した。そのときの役が「DJ」で、すごく難しくて、行き詰ってしまったときに、いろいろアドバイスをしてくいただいた。
(めおちゃん、その前の年に「BourbonStreet Blues」でDJを演じた経験があったから、色々教えてあげたんでしょうね。あのDJ、すごく良かったから)
……下級生がせっかく心をこめて誉めているのに、めおちゃんの反応は
「………そうだっけ?」(T T)。
とみぃの「わ、わすれてる……」という悄然とした風情と、指差して笑っているきらりん(その前にめおちゃんに“ホリゾントですれ違った”事件を忘れ去られていたのをとみぃに笑われた復讐をしていたな)。
同期二人の仲の良さに、つい爆笑してしまった一幕でした(^ ^)。
……“真野すがた”という人の一面を、そのまんま見せてくれてありがとう、めおちゃん&とみぃ(はぁと)
ちなみにきらりんのコメントは。
「いらっしゃったばかりの頃は、しっかりした方だとばかり思っていました……あ、あの(焦る)、しっかりしてないって意味じゃないですよ?しっかりもされているんですけど(言葉は多少違うと思いますけど、だいたいこんなようなことを言っていたと思います)、
でも、ほんわかでした。」
…………きらりん。そんなこと言い切るなよ……。
ちなみに、めおちゃんのきらりんの印象は、
「いつも明るくて、元気で、うるさい」だったかな?
きらりんが「そんなことありません!誰かと間違えてます!」と主張したけど、二人に生ぬるく流されていたのは覚えてます。
とみぃについては、
「流れている空気がおっとりしてる」っていうようなことを言って、「めおさんのことじゃないですか」と突っ込まれていたような気がする。
あ、それは新生花組の印象だったかな……?(すみません。混乱)
この辺の会話は、いろんな面白い話が立て続けにでて、流れがわからなくなっているのですが。
めおちゃんが、「男役10年になりましたが」とふられて、
「10年はただの節目であって、何も終わらない」と清しくコメントしていたのが印象的でした。
普段から男役を意識しているわけじゃないけど、映画とかは男役の所作に注目してしまう…って話とセットだったかな?これは違う流れかな?
あと、「ファン時代」の話がちょろっと出て。
めおちゃんととみぃは、出待ちもしたことがあって、
めおちゃんは「写真とか撮ってました」
とみぃは「手紙を渡したことがある」
きらりんは、「ファンだったけど、家にすぐに帰らなくちゃいけなくて、出待ちとかはしたことがなかった」そうです。心の中だけ、と可愛らしく言ってました。
お茶会は、きらりんが「音楽学校生の時に初めて参加した」と。
……誰のだーーーっ!!
めおちゃんたちは出たことがないと言っていたかな?
あとは、「3人とも関東の人ですが…」という前振りで結構会話していたんですが、すみません、忘れてしまいました。
他にもいろいろあったのですが、とりあえず、最後に一つだけ。
「今後、やってみたい役は?」
めおちゃん
文芸作品の悲劇。
ちなみに、具体的な作品名を尋かれて、「『大いなる遺産』が大好きで…」だそうです。観たことはありませんが、佳作だときいているので、いつか再演できるよう、めおちゃんにがんばってほしいです♪
あと、「舞姫」が大好きで、ただのファンのように通いつめました、とのこと。うーん、めおちゃんの豊太郎はちょっと想像がつかないけど、やってみたら意外と似合うのかもしれませんね。
とみぃ
男の友情より、男女の愛で、一人の人をひたすら愛しぬく“大人の愛”を演じてみたい。
具体的な作品名を尋かれて、「憧れの男性像はアンドレ」と(*^ ^*)。
同期としてのコメントを求められたきらりん、「尽くすタイプですね。うん、想像できます、アンドレ」と。
……うん、すごーく想像できる。似合いそう!!全ツの役はわかりませんが、次の大劇場あたりでいい役が来ますように!
きらりん
長いこと「令嬢役」に挑戦してみたかったのですが、それは「蒼いくちづけ」で叶ってしまったので……と言ったあと、「お客様にも一緒に楽しんでいただけるようなコメディを」と。
具体的な作品名を尋かれて、「メランコリックジゴロ」を挙げていました。
……きらりんのラブコメ!!
ぜひ、ちょっと胸キュン(死語)な感じでお願いします!ごちですっっ!!と心の中で叫びました……。
ミナコ小夏の夢破れて、きらりん小夏の夢を育て始めている今日この頃……(←すみ花ちゃんの小夏になんら不足はありません!はい!)
そんなところでしょうか。覚えているのは。
きらりんがいつもめおちゃんの物まねをしている話とか、面白い話は他にもたくさんあったのですが。
すみません……私の海馬がそんなにいろんなことを覚えていられなかったようなので。ご容赦くださいませm(_ _)m。
とにかくとにかく!
なにはともあれ、三人ともめっちゃ可愛かったですっっ!!(デレデレ)
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ME AND MY GIRL in博多(はぁと)
2008年8月10日 宝塚(月) コメント (2)博多座にて、月組公演「ME AND MY GIRL」を観て参りました!
“サイコーに楽しいハッピーミュージカル”の名に恥じない、サイコーに幸せな3時間15分を過ごさせていただきました。
最近ストレスが多くて…という方に、特にお勧めo(^-^)o
お盆まっさかりで、東京からの飛行機代には涙が出ましたが、カウンセリング代と思えば安いかも(汗)
とにかく、「幸せになれる」コトは保証します!(^^)
まだしばらくは旅の空の下なので、手短に。
きりやん
ミュージカルスターだなあ、と。しみじみ。
タカラヅカスターであったり、ショースターであったりする前に(どちらでもあるのですが)、まず“偉大なミュージカルスター”である霧矢大夢。
優しくて、ポジティブで、大人で、可愛くて……そして、何よりも優しいビルでした(たぁと)
旧きよきロンドンミュージカルの、その大人っぽい苦みのあるロマンティックコメディ。
秀逸だったのは、「街灯によりかかって」。
あくまでも明るく、サリーは来ると信じているビル。
ポジティブで、優しくて、サリーの愛を疑わない。
サリーは来る、
だって、俺が待っているんだもの。
幻のサリーと踊っていても、それが10分後の現実だと信じて疑わないでいられる、その笑顔の真っ直ぐさ。裏表のなさ。
愛しているから幸せなんじゃない。
信じているから幸せなんだ、と
そんな彼の“世界”は、ブラウン婦人から手渡されるサリーからの手紙によって崩壊する。
サリーは来ない。
ビルが崩壊する瞬間。
ダンスシーンから切なく演じていた本公演とは違って、ダンスがひたすら明るいからこそ、崩壊のさまが鮮やかで。
泣けました(T_T)
しずくちゃんも良かったし、
京さんはホントに最高!のマリアでしたし、
まさおのジェラルドも、ちょっと幼いけど素直で優しい、浮世ばなれした少年だったし…
もう、本当に素敵な夢を見せていただきました!
月組博多座チームのみんなに、心からの感謝を!(はぁと)
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“サイコーに楽しいハッピーミュージカル”の名に恥じない、サイコーに幸せな3時間15分を過ごさせていただきました。
最近ストレスが多くて…という方に、特にお勧めo(^-^)o
お盆まっさかりで、東京からの飛行機代には涙が出ましたが、カウンセリング代と思えば安いかも(汗)
とにかく、「幸せになれる」コトは保証します!(^^)
まだしばらくは旅の空の下なので、手短に。
きりやん
ミュージカルスターだなあ、と。しみじみ。
タカラヅカスターであったり、ショースターであったりする前に(どちらでもあるのですが)、まず“偉大なミュージカルスター”である霧矢大夢。
優しくて、ポジティブで、大人で、可愛くて……そして、何よりも優しいビルでした(たぁと)
旧きよきロンドンミュージカルの、その大人っぽい苦みのあるロマンティックコメディ。
秀逸だったのは、「街灯によりかかって」。
あくまでも明るく、サリーは来ると信じているビル。
ポジティブで、優しくて、サリーの愛を疑わない。
サリーは来る、
だって、俺が待っているんだもの。
幻のサリーと踊っていても、それが10分後の現実だと信じて疑わないでいられる、その笑顔の真っ直ぐさ。裏表のなさ。
愛しているから幸せなんじゃない。
信じているから幸せなんだ、と
そんな彼の“世界”は、ブラウン婦人から手渡されるサリーからの手紙によって崩壊する。
サリーは来ない。
ビルが崩壊する瞬間。
ダンスシーンから切なく演じていた本公演とは違って、ダンスがひたすら明るいからこそ、崩壊のさまが鮮やかで。
泣けました(T_T)
しずくちゃんも良かったし、
京さんはホントに最高!のマリアでしたし、
まさおのジェラルドも、ちょっと幼いけど素直で優しい、浮世ばなれした少年だったし…
もう、本当に素敵な夢を見せていただきました!
月組博多座チームのみんなに、心からの感謝を!(はぁと)
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ME AND MY GIRL in博多【2】
2008年8月14日 宝塚(月)まだ旅先なのですが、あまりにも楽しくて、書かずにはいられない気分になってしまいましたので(汗)、
いまさらな速報を。
まず。
ミーマイって、このくらいの人数で上演するべき作品なんだなあ、としみじみ実感しました。
本公演も楽しかったけど、下級生はもちろん、十分中堅と呼ばれるはずの子も本当に出番がなくて淋しかったことも事実だったので…
一点の曇りもなく、ひたすら幸せな3時間15分。
霧矢ビルの、優しさと温かみ。(羽桜)しずくサリーとは少し年齢差のあるカップルですが、とにかく可愛くて、愛おしい恋人達。
きりやんビルの、少年のような純粋さと老獪な商人魂を併せ持った複雑な性格が、観れば観るほど面白くなります(はぁと)。
なんであんなに可愛いんでしょうねぇ…(*^_^*)
しずくちゃんのサリーは、とにかくカワイイ(はぁと)。みりお(明日海りお)くんと組んだ新人公演と、サリー自身の年齢設定はあまり変わらない感じでしたが、ビルが大人になったぶん、少し背伸びしてる感があって、痛々しいほど可愛かったです。
歌はまあ、かなみちゃんの美声を考えなければギリギリ及第点かと。
新公でカットされて、齋藤さんの愛情かと思った「顎で受け止めて」。チェンジボイスの処理に苦労しつつ、芝居でしっかりフォローして歌いきってくれたのが嬉しかった(「トリック!」とか、もう一頑張りほしいところはありましたが)。
そして、感心したのは、この歌(と、その前のマリアとの会話)があるために、サリーの“負けん気”と“口惜しさ”が凄く強く出てきたこと。
どうしてあたしじゃ駄目なんだろう?
いや、あたしじゃ駄目なのはわかってる。
だけど。
…ビルが必要としているのはあたしなのに、どうしてあたしは伯爵さまの隣にいられる人間じゃないんだろう…という、純粋な悔しさと落胆。
図書室での「もしもハートをなくしたら」リプライズ。
無力な自分。
自分を欲しがってくれるビルの想いに、応えられない無力な自分。
…結構個性的な声なので、声の好みで芝居の評価も分かれると思いますが、私はしずくちゃんのサリー、とっっても大好きです(はぁと)
すこーし疲れが出たのか、ちょっと台詞が上擦り気味なのがとても心配。無理をせず、楽まで大切に演じてほしい、と心から思います。
(桐生)園加ちゃんのジョン卿も本当に可愛くて、優しくて、同じく可愛い京(三沙)さんと、実に実に良くお似合い(はぁと)。パブでしずくサリーを見つけて、一瞬でほだされた時の表情が、すごくダンディで素敵でした♪
サリーの純粋さに幼い頃の自分たちを思い出して、可愛いサリー(とビル)のタメに何かしてやりたい、と。
最終的には、ちょっとした茶目っ気でサリーのレディ教育を内緒ですすめつつ、“元気のない”マリアをすかさず口説く、な〜んていう策略を廻らせて、「年季のいった軍艦」みたいに頑固なマリアを手に入れる。
正直、園加があんなにダンディおじさまが似合うと思わなくて、初見ではすごくびっくりしました。
気持ちが高ぶると声が上擦ったり高くなってしまったりする癖だけ気をつけて「落ち着いた口調」を心がけてさえくだされば、月組随一のおじさま役者になれるんじゃないでしょうかo(^-^)o
役替わりのまさお(龍真咲)&みりおのコンビは、どちらも本当によかった!!(感涙)
猫的好みでは、ジャッキー単体ではまさお、ジェラルド単体ではみりおに軍配(←いや、でも、どっちも良かったんですけど!)
でも、カップルではまさおジェラルド&みりおジャッキーが、背のバランスやキャラクターがお似合いだったかなあ(はぁと)。
こうなってくると、まさお&あいあい、みりお&あいあいのカップルをみてみたくなりますね(はぁと)。「太陽とシャッポー」でのリフトもなんとかなっただろうし!(^_^;
…でもいいの。まさお&みりお、持ち味も違うし共通するものはなさそうな気がする二人ですが、温かみのある優しさという共通項があるんですね。とにかくお似合いでした!
そういえば、アルマンド&ジョルジュも、すごく優しくて抜けてて、テンポの噛み合わなさがいい味になる、魅力的なコンビでした。
次は是非、男同士のコンビでみてみたいです(はぁと)よろしくお願いします>大野さん
他にも、あーちゃん(花瀬みずか)があまりに可愛くて、いっそサリーもダブルでどうよと思ったとか、
研(ルイス)ヘザーセットが凄く素敵だとか、
響(れおな)くんのボブがめちゃくちゃ優しくて可愛いとか、
パブの主人の鼓(英夏)くんがえらく美形だとか、
蘭(蘭乃はな)ちゃんのメイが悶えるほど可愛いとか、
仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃんとまん(貴千碧)ちゃん、髭が似合いすぎでびっくりする、とか、
しの(朝桐紫乃)ちゃんジャスパー卿の、サリーへの視線が優しくて温かいこととか、
とーやん(榎登也)の警官が、なかなか厳格な感じでかっこいいこととか、
五十鈴(ひかり)くんのご先祖がいい声だとか、
かえちゃん(良基天音)のランベスウォークが超面白いとか、
みっぽー(美鳳あや)、おときち(音姫すなお)、(天野)ほたるの85女傑三人が相変わらず締めるとこ締めていい仕事してることとか、
…書きたい人が多過ぎる(汗)
最後に、パーチェスターのマギー(星条海斗)。
ロンドン社交界に紛れこんだ、たったひとりのエトランゼ(異邦人)、という感じ。
生まれはアメリカかフランスか、何かがあって国にいられなくなってロンドンに流れてきた…そんなことを想像させてくれました。
どういう経緯でヘアフォード家に入ることになったのか、すっごく知りたいです。
……面白いです。はい。
かなり最高です。
ランベスウォークでの踊り狂いようは、ちょっとやり過ぎ感もありますが、応接間や図書室でのビルとのやり取りが、きりやんとの相性も良くて、とても面白かったです。
マギーの個性をこう使うというのは、目から鱗の見事さでした。三木さん、GJ☆
.
いまさらな速報を。
まず。
ミーマイって、このくらいの人数で上演するべき作品なんだなあ、としみじみ実感しました。
本公演も楽しかったけど、下級生はもちろん、十分中堅と呼ばれるはずの子も本当に出番がなくて淋しかったことも事実だったので…
一点の曇りもなく、ひたすら幸せな3時間15分。
霧矢ビルの、優しさと温かみ。(羽桜)しずくサリーとは少し年齢差のあるカップルですが、とにかく可愛くて、愛おしい恋人達。
きりやんビルの、少年のような純粋さと老獪な商人魂を併せ持った複雑な性格が、観れば観るほど面白くなります(はぁと)。
なんであんなに可愛いんでしょうねぇ…(*^_^*)
しずくちゃんのサリーは、とにかくカワイイ(はぁと)。みりお(明日海りお)くんと組んだ新人公演と、サリー自身の年齢設定はあまり変わらない感じでしたが、ビルが大人になったぶん、少し背伸びしてる感があって、痛々しいほど可愛かったです。
歌はまあ、かなみちゃんの美声を考えなければギリギリ及第点かと。
新公でカットされて、齋藤さんの愛情かと思った「顎で受け止めて」。チェンジボイスの処理に苦労しつつ、芝居でしっかりフォローして歌いきってくれたのが嬉しかった(「トリック!」とか、もう一頑張りほしいところはありましたが)。
そして、感心したのは、この歌(と、その前のマリアとの会話)があるために、サリーの“負けん気”と“口惜しさ”が凄く強く出てきたこと。
どうしてあたしじゃ駄目なんだろう?
いや、あたしじゃ駄目なのはわかってる。
だけど。
…ビルが必要としているのはあたしなのに、どうしてあたしは伯爵さまの隣にいられる人間じゃないんだろう…という、純粋な悔しさと落胆。
図書室での「もしもハートをなくしたら」リプライズ。
無力な自分。
自分を欲しがってくれるビルの想いに、応えられない無力な自分。
…結構個性的な声なので、声の好みで芝居の評価も分かれると思いますが、私はしずくちゃんのサリー、とっっても大好きです(はぁと)
すこーし疲れが出たのか、ちょっと台詞が上擦り気味なのがとても心配。無理をせず、楽まで大切に演じてほしい、と心から思います。
(桐生)園加ちゃんのジョン卿も本当に可愛くて、優しくて、同じく可愛い京(三沙)さんと、実に実に良くお似合い(はぁと)。パブでしずくサリーを見つけて、一瞬でほだされた時の表情が、すごくダンディで素敵でした♪
サリーの純粋さに幼い頃の自分たちを思い出して、可愛いサリー(とビル)のタメに何かしてやりたい、と。
最終的には、ちょっとした茶目っ気でサリーのレディ教育を内緒ですすめつつ、“元気のない”マリアをすかさず口説く、な〜んていう策略を廻らせて、「年季のいった軍艦」みたいに頑固なマリアを手に入れる。
正直、園加があんなにダンディおじさまが似合うと思わなくて、初見ではすごくびっくりしました。
気持ちが高ぶると声が上擦ったり高くなってしまったりする癖だけ気をつけて「落ち着いた口調」を心がけてさえくだされば、月組随一のおじさま役者になれるんじゃないでしょうかo(^-^)o
役替わりのまさお(龍真咲)&みりおのコンビは、どちらも本当によかった!!(感涙)
猫的好みでは、ジャッキー単体ではまさお、ジェラルド単体ではみりおに軍配(←いや、でも、どっちも良かったんですけど!)
でも、カップルではまさおジェラルド&みりおジャッキーが、背のバランスやキャラクターがお似合いだったかなあ(はぁと)。
こうなってくると、まさお&あいあい、みりお&あいあいのカップルをみてみたくなりますね(はぁと)。「太陽とシャッポー」でのリフトもなんとかなっただろうし!(^_^;
…でもいいの。まさお&みりお、持ち味も違うし共通するものはなさそうな気がする二人ですが、温かみのある優しさという共通項があるんですね。とにかくお似合いでした!
そういえば、アルマンド&ジョルジュも、すごく優しくて抜けてて、テンポの噛み合わなさがいい味になる、魅力的なコンビでした。
次は是非、男同士のコンビでみてみたいです(はぁと)よろしくお願いします>大野さん
他にも、あーちゃん(花瀬みずか)があまりに可愛くて、いっそサリーもダブルでどうよと思ったとか、
研(ルイス)ヘザーセットが凄く素敵だとか、
響(れおな)くんのボブがめちゃくちゃ優しくて可愛いとか、
パブの主人の鼓(英夏)くんがえらく美形だとか、
蘭(蘭乃はな)ちゃんのメイが悶えるほど可愛いとか、
仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃんとまん(貴千碧)ちゃん、髭が似合いすぎでびっくりする、とか、
しの(朝桐紫乃)ちゃんジャスパー卿の、サリーへの視線が優しくて温かいこととか、
とーやん(榎登也)の警官が、なかなか厳格な感じでかっこいいこととか、
五十鈴(ひかり)くんのご先祖がいい声だとか、
かえちゃん(良基天音)のランベスウォークが超面白いとか、
みっぽー(美鳳あや)、おときち(音姫すなお)、(天野)ほたるの85女傑三人が相変わらず締めるとこ締めていい仕事してることとか、
…書きたい人が多過ぎる(汗)
最後に、パーチェスターのマギー(星条海斗)。
ロンドン社交界に紛れこんだ、たったひとりのエトランゼ(異邦人)、という感じ。
生まれはアメリカかフランスか、何かがあって国にいられなくなってロンドンに流れてきた…そんなことを想像させてくれました。
どういう経緯でヘアフォード家に入ることになったのか、すっごく知りたいです。
……面白いです。はい。
かなり最高です。
ランベスウォークでの踊り狂いようは、ちょっとやり過ぎ感もありますが、応接間や図書室でのビルとのやり取りが、きりやんとの相性も良くて、とても面白かったです。
マギーの個性をこう使うというのは、目から鱗の見事さでした。三木さん、GJ☆
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花組ドラマシティ公演「銀ちゃんの恋」のメインキャストが発表されました(はぁと)
ヤスの母…邦 なつき
ヤス………華形ひかる
橘…………真野すがた
小夏………野々すみ花
おお〜、見事に予想どおりだ(^ ^)。
初演組の邦さんは、もちろん初演の役。
ま、出演者全員の母としてよろしくお願いいたします!!
ヤスのみつる、橘のめおちゃん、どっちも嵌り役になるんじゃないでしょうか。みつるの痛々しい持ち味も、めおちゃんの位取りの高さも、どっちも役に必要なキャラクターだと思うので。
みつるにはぜひ、暴力的に小夏に八つ当たりしてほしいし、
めおちゃんにはぜひ、銀ちゃんを小馬鹿にして上から見降ろしてほしい☆
小夏のすみ花ちゃんは滅茶苦茶可愛かろうなぁ!
今から鼻の下を伸ばしきった祐飛さんが目に浮かびます(笑)。落ち目の女優で、最後は妊婦姿まで披露してしまう、若い娘役さんには難しい役だと思いますが、すみ花ちゃんなら安心して楽しみにしていられるのが嬉しい。
「だって銀ちゃん!」の叫びを、楽しみにしています(^ ^)。
あとは、銀ちゃんの恋人=きらりんに期待、してしまいますわ☆(あ、まずい、祐飛さんの鼻の下が心配……)
そして。
旅の途の風に吹かれていたもんで、すっかり情報に疎くなっておりまして。
本当に今更なのですが、宙組の卒業者に反応させてください。
紫咲さんは残念ながらわからないのですが、
88期の麻音颯斗さん。「A/R」での、チギ(早霧せいな)ちゃんとのコンビが大好きでした。「殉情」の千吉も良かったし、これからを楽しみにしていたのですが…(T T)。
86期の鮎瀬美都さんも、「A/R」のアンリエットの若い頃が一番印象に残っているかな。
夏大海さんは83期。可愛らしい丸顔の割に、最近渋い役が続いていましたが、甘い笑顔が大好きでした。
そして。
87期の二人。たっちん(和音美桜)と、きみ(八雲美佳)ちゃん。
新公を卒業なさった方の人生の選択は、もちろん、自由です。
特にたっちんは、あの卓越した歌唱力と演技力があれば、いくらでも舞台に立てると思うし、とても楽しみにもしています。
きみちゃんも、あれだけの能力がある人だから。
何をしても、幸せんなってくれるだろう、と思う。
信じてる。
でも。
私は、寂しい。
切なくて、悲しい。
たっちんと、きみちゃん。
「バレンシア」新公で瞠目させられた、セレスティーナとレオン将軍。
そして、「殉情」Aチームの、こいさんと、教授。
二人がいなかったら、成立しなかったであろう芝居が、二つ。
「殉情」観にいっておいて良かった、と、心から思い、
そして、
たっちんのサロンコンサートに行きたかった、
卒業記念として、東京でもやってほしい!と切望して。
そして、嘆く。
もうあなたたちがいない宝塚を、
さらに「男役」として、「娘役」として、完成されたあなたたちに出会えない自分を……
こいさん、教授、
あなたたちに、出会えてよかったです。
大劇場公演は9月26日が初日で、たっちんがアンジェラ、きみちゃんがティム。
夏さんがジェームズ、鮎瀬さんがドワシー、麻音さんがウィリアム。
紫咲さんは役名が出ていませんが、新公もあるし、最後の舞台を楽しんでほしいです。
そして。
たっちん、卒業後の活動は、早めに教えてくださいね(^ ^)。
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ヤスの母…邦 なつき
ヤス………華形ひかる
橘…………真野すがた
小夏………野々すみ花
おお〜、見事に予想どおりだ(^ ^)。
初演組の邦さんは、もちろん初演の役。
ま、出演者全員の母としてよろしくお願いいたします!!
ヤスのみつる、橘のめおちゃん、どっちも嵌り役になるんじゃないでしょうか。みつるの痛々しい持ち味も、めおちゃんの位取りの高さも、どっちも役に必要なキャラクターだと思うので。
みつるにはぜひ、暴力的に小夏に八つ当たりしてほしいし、
めおちゃんにはぜひ、銀ちゃんを小馬鹿にして上から見降ろしてほしい☆
小夏のすみ花ちゃんは滅茶苦茶可愛かろうなぁ!
今から鼻の下を伸ばしきった祐飛さんが目に浮かびます(笑)。落ち目の女優で、最後は妊婦姿まで披露してしまう、若い娘役さんには難しい役だと思いますが、すみ花ちゃんなら安心して楽しみにしていられるのが嬉しい。
「だって銀ちゃん!」の叫びを、楽しみにしています(^ ^)。
あとは、銀ちゃんの恋人=きらりんに期待、してしまいますわ☆(あ、まずい、祐飛さんの鼻の下が心配……)
そして。
旅の途の風に吹かれていたもんで、すっかり情報に疎くなっておりまして。
本当に今更なのですが、宙組の卒業者に反応させてください。
紫咲さんは残念ながらわからないのですが、
88期の麻音颯斗さん。「A/R」での、チギ(早霧せいな)ちゃんとのコンビが大好きでした。「殉情」の千吉も良かったし、これからを楽しみにしていたのですが…(T T)。
86期の鮎瀬美都さんも、「A/R」のアンリエットの若い頃が一番印象に残っているかな。
夏大海さんは83期。可愛らしい丸顔の割に、最近渋い役が続いていましたが、甘い笑顔が大好きでした。
そして。
87期の二人。たっちん(和音美桜)と、きみ(八雲美佳)ちゃん。
新公を卒業なさった方の人生の選択は、もちろん、自由です。
特にたっちんは、あの卓越した歌唱力と演技力があれば、いくらでも舞台に立てると思うし、とても楽しみにもしています。
きみちゃんも、あれだけの能力がある人だから。
何をしても、幸せんなってくれるだろう、と思う。
信じてる。
でも。
私は、寂しい。
切なくて、悲しい。
たっちんと、きみちゃん。
「バレンシア」新公で瞠目させられた、セレスティーナとレオン将軍。
そして、「殉情」Aチームの、こいさんと、教授。
二人がいなかったら、成立しなかったであろう芝居が、二つ。
「殉情」観にいっておいて良かった、と、心から思い、
そして、
たっちんのサロンコンサートに行きたかった、
卒業記念として、東京でもやってほしい!と切望して。
そして、嘆く。
もうあなたたちがいない宝塚を、
さらに「男役」として、「娘役」として、完成されたあなたたちに出会えない自分を……
こいさん、教授、
あなたたちに、出会えてよかったです。
大劇場公演は9月26日が初日で、たっちんがアンジェラ、きみちゃんがティム。
夏さんがジェームズ、鮎瀬さんがドワシー、麻音さんがウィリアム。
紫咲さんは役名が出ていませんが、新公もあるし、最後の舞台を楽しんでほしいです。
そして。
たっちん、卒業後の活動は、早めに教えてくださいね(^ ^)。
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宝塚花組東宝劇場公演「愛と死のエジプトアラビア/RED HOT SEA」、千秋楽おめでとうございます。
突っ込みどころ満載過ぎた「愛と死のアラビア」も、
「RED HOT SEA」も、本当に堪能しました(^ ^)。
特に「RED HOT SEA」は、大好きなショーの一つです。今となっては、大劇場で初めて観たときの「ぎょっ!!」という衝撃も懐かしい(笑)。
暑い夏に随分通わせていただき、おかげさまで下級生もかなり覚えることができました。おかげで“お気に入り”が増えちゃって、観劇するたびにチェックに忙しくてぐったり疲れ果ててしまうのですが(汗)。
…そういえば、お芝居の方は感想をちゃんと書かないままに終わってしまったなあ(T T)。とりあえず、女豹とシャルキーは必見です。花娘さんたち、本当に可愛い子ばっかりで目移りしまくり(^ ^;ゞ
ふと気がつけば。
祐飛さんの“衝撃の”組替え発表があった12月26日から、もうすぐ7ヶ月が経とうとしているんですね。
……っていうか、“感動の”青年館千秋楽からまだ半年も経っていないなんて、信じられない!!
ありえないほど温かく迎えてくださった花組および関係者のみなさまに、心から感謝申し上げます。祐飛さんも、新しい環境でとても伸び伸びやらせていただいているようで、長年の月組ファンとしては、あまりの幸せオーラに、なにやら複雑な気分になってくるほどで………
ま、ご本人が幸せなら幸せになれるのがファンというもの。
「銀ちゃんの恋」の再演も決まって、キャストも発表されて……本当に、夢のようです。
ありがとう。
本当にありがとう。
笑顔と涙で送り出してくれた月組っ子たちに、
笑顔で迎えてくれた花組のみなさまに、
そして、“花組”を、そして“花組の大空祐飛”を観てくださり、応援してくださるファンのみなさまに。
ディナーショーで、お芝居で、ショーで、一緒に作品を作り上げてきた仲間たちに囲まれて、幸せそうに笑っている祐飛さんを観ることができて、幸せです。
ありがとう。
本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも。
長い付き合いになるのか、それとも短くても濃いお付き合いになるのかわかりませんが、
これからも、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
そして。
今日、花園を巣立っていった84期の二輪の花たち、
出のパレードでのみほちゃんとかりやんの笑顔を心に刻んで。
二人の同期であるまっつの、疲れ果てて目の下にくまが浮いた貌を、まぶたに刻んで。
…お二人の今後のご活躍とお幸せを、心よりお祈り申し上げます。
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突っ込みどころ満載過ぎた「愛と死のアラビア」も、
「RED HOT SEA」も、本当に堪能しました(^ ^)。
特に「RED HOT SEA」は、大好きなショーの一つです。今となっては、大劇場で初めて観たときの「ぎょっ!!」という衝撃も懐かしい(笑)。
暑い夏に随分通わせていただき、おかげさまで下級生もかなり覚えることができました。おかげで“お気に入り”が増えちゃって、観劇するたびにチェックに忙しくてぐったり疲れ果ててしまうのですが(汗)。
…そういえば、お芝居の方は感想をちゃんと書かないままに終わってしまったなあ(T T)。とりあえず、女豹とシャルキーは必見です。花娘さんたち、本当に可愛い子ばっかりで目移りしまくり(^ ^;ゞ
ふと気がつけば。
祐飛さんの“衝撃の”組替え発表があった12月26日から、もうすぐ7ヶ月が経とうとしているんですね。
……っていうか、“感動の”青年館千秋楽からまだ半年も経っていないなんて、信じられない!!
ありえないほど温かく迎えてくださった花組および関係者のみなさまに、心から感謝申し上げます。祐飛さんも、新しい環境でとても伸び伸びやらせていただいているようで、長年の月組ファンとしては、あまりの幸せオーラに、なにやら複雑な気分になってくるほどで………
ま、ご本人が幸せなら幸せになれるのがファンというもの。
「銀ちゃんの恋」の再演も決まって、キャストも発表されて……本当に、夢のようです。
ありがとう。
本当にありがとう。
笑顔と涙で送り出してくれた月組っ子たちに、
笑顔で迎えてくれた花組のみなさまに、
そして、“花組”を、そして“花組の大空祐飛”を観てくださり、応援してくださるファンのみなさまに。
ディナーショーで、お芝居で、ショーで、一緒に作品を作り上げてきた仲間たちに囲まれて、幸せそうに笑っている祐飛さんを観ることができて、幸せです。
ありがとう。
本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも。
長い付き合いになるのか、それとも短くても濃いお付き合いになるのかわかりませんが、
これからも、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
そして。
今日、花園を巣立っていった84期の二輪の花たち、
出のパレードでのみほちゃんとかりやんの笑顔を心に刻んで。
二人の同期であるまっつの、疲れ果てて目の下にくまが浮いた貌を、まぶたに刻んで。
…お二人の今後のご活躍とお幸せを、心よりお祈り申し上げます。
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ME AND MY GIRL in博多【3】
2008年8月18日 宝塚(月) コメント (2)花組の大伴れいかさんが、昨日の花組東宝劇場公演千秋楽日付けで退団されたことが発表されました。
……全然知りませんでした。
ファンの方はご存知だったのでしょうか?知らなかったんならお気の毒だなあ(T T)。
集合日付け以外の「事後発表」って初めて聞いたような気がするのですが、前例があったのでしょうか?
下級生の集合日退団でさえ寂しいのに、あれだけの上級生になって事後発表とは……(@ @)。吃驚です。
たとえ、大階段を降りて挨拶して……は出来ないにしても、せめて、何らかの形でお見送りしたかった。元月組の千紘れいかさんの時も、集合日の翌日だったかに発表があって、楽でのご挨拶やパレードこそなかったけれども、とにかく「お見送り」することは出来たのに。
何があったのか知りませんが、前から決まっていたのなら発表だけでもしてほしかったです。それが残念。
せっかく一公演ご一緒したのになー。
……なにはともあれ。
みほちゃん・かりやんと合わせて3人、みなさまのお幸せを祈っていますm(_ _)m。
と、いうわけで。
月組博多座公演「ME AND MY GIRL」、下級生編、です。
●プロローグ〜ヘアフォード邸
「客の紳士」は鼓英夏さん、有瀬そうさん、篁祐希くん。これに仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃん、響れおなくん、まん(貴千碧)ちゃん、千海華蘭ちゃん、輝城みつるくんを入れて8人で踊り、唄う。
大劇場では、仲買人は同じく5人ですが、紳士は10人以上いたことを思えば、少ない人数でよく空間を埋めたな、という感じでした。
まぁ、舞台のサイズも違うし、そもそもプロローグのカーテン前の人数はそんなに違っていないと思うので、そんなに感心するほどではないのかもしれませんが。
みっぽー(美鳳あや)が確かりこちゃんと組んでいて。
「ファンシー・ダンス」か何かでもこの二人が組んだ場面があったのですが、そのときは「り、り、りこちゃん!?そんなところで何してんの!お姉さまの邪魔でしょう!?」くらいの存在だったりこちゃんが、いつの間にやらすっかり大人びて格好良くなって、みっぽーを落ち着いてリードできる風格が(ちょっとだけ)身についていたのに感心しました。ダンスというほどのダンス場面んではありませんが、身のこなしのキレイなカップルで、いい芝居してました。っていうか、お髭、似合いすぎです…。
(天野)ほたるは本当にキレイだったなあ〜!
鼓くんは、なんだか化粧が変わったような気がしました。細面の繊細な顔だちですが、なんだか男前だったなあ。歌いながら相手の女性(ほたるだったかな?)の肩を抱いたり、腰に手を回してエスコートしたりする姿が格好良くてドキドキしました(*^ ^*)。
響くんはひたすら可愛かった!あうう、相手が誰だったか覚えてない…(T T)。
篁くんが、知らないうちにすっかり垢抜けて美形になっていて吃驚しました。だいぶ痩せたのかな?本公演では全然見つけられなかったのですが、あんなに面変わりしてちゃ解らなくても仕方ないかも…。
博多座ではかなり目立っていましたよ♪一生懸命気障っているのが、ものすごーくほほえましい☆あんなに美形なのに顔芸が止まらないところが、月っ子らしくて愛嬌たっぷりで、大好きです♪
有瀬くんは、あの体格で顔が可愛らしいので苦労されていらっしゃいますねぇ。いっそ「可愛い☆」で押し通す手も……ないか(^ ^;ゞ
娘役さんは、蘭乃はなちゃんと都月みあちゃんが下手、真愛涼歌ちゃんと美宙果恋さんが上手…だったような気がします(違っていたら教えてください)。
美宙さんだけなかなか覚えられなかったのですが、ふっくらした笑顔が可愛いですね♪蘭ちゃんとみあちゃんの並びは目の保養でした。すっかり花娘に心奪われていた猫ですが、月娘もやっぱり可愛い☆
セットがぐるりと回って、ヘアフォード邸。
2階(?)のジェラルドが、声に出さずに「ジャッキー!ジャッキー!!」と呼びかけて、ニュースを伝えたがっているのが滅茶苦茶かわいい!そして、全く気づかずに無視しているジャッキーも超可愛い(はぁと)
で、「あっそうだ!」と何かを思いついたジェラルドが、足元からいそいそと取り出すのが銅鑼なところが……貴族だなあ☆
で。ジェラルドの「ニュースだ!みなさんお聞きなさい!」で、とりあえず安堵しちゃいます。みりお(明日海りお)もまさお(龍真咲)も、どちらもつやのあるいい声でした。ジェラルドが良いと、作品のレベルがぐっと上がりますね♪
前半ジェラルドだったまさおの方が、すこーし声が高いのかな?
みりおくんは、一番声が出る音域らしく、伸び伸びと甘い声で滑舌も良く、歌詞がとってもわかりやすかったんですが、まさおは少し歌いにくそうでした。本来ウザいくらい滑舌のいい人なので、多分音域の問題なんだろうな、と。
男役としては、あの辺りの音域が得意だと強みになるので、もう少しがんばれー!と思いました。
その代わり、ジャッキーの音域はまさおがどんぴしゃ。娘役には微妙に低い音域のせいか、(城咲)あいちゃんはだいぶ苦労されていましたし、みりおくんもちょうどチェンジボイス、って感じでしたけど、まさおは本当にいい声で歌ってました。「色は黒いの?」とか、フレーズの切れ目で微妙に“くぃっ”と上げ気味に抜くところが色っぽくて、ちょっとくらっときました(*^ ^*)。
お客さまたちが抜けて、仲買人だけが下手のテーブルに残り、ジャッキーとジェラルドを中心に「Thinkin’ of No One But Me」。
……っていうか、その前のジェラルドとジャッキーの会話が凄く自然で、当たり前で、なんだかもう、それだけで嬉しかったです。
何をしても(やらかしても)「ああ、この人は貴族なんだな」と思わせる、浮世離れした存在感。二人とも、ホントにちゃんと役に入れてるな、と、(どっちのバージョンでも)しみじみと思いました。
まさおのジェラルドは、ひたすら優しい、真っ直ぐに育った青年、って感じでした。育ちが良くて裏表のない、面白みがないくらい真っ白で誠実な坊や。
男役が女役をすると、学年よりかなり大人っぽい印象になるので(いかに“娘役”が造られた存在かが如実に出ますよね、男役の女装と並べてみると)、みりおジャッキーの方が1,2歳年上で、ジェラルドはちょっと背伸びした感がありました。
声が高めなので、余計若く、頼りなーい感じになったのかも(汗)。
ジャッキーに「働くのよ!」と言われて、「家名に瑕をつけるのかい?昼前に起きるのかい!?」と憤慨する芝居とか、本当に世間知らずな感じで可愛かったです(はぁと)。
対するみりおジェラルドは、優しいけれども案外やんちゃな“少年”。競馬場に行くのも、下世話な言葉を使ってみせるのも、子供っぽい好奇心でもぐりこんでいるんだろうな、と思わせて違和感がない。頭が良くて遊び上手で、意外と裏の顔を持ち合わせていそうな貴族の坊や、という感じ。
役柄の幅の広い人だなあ、とあらためて感心しました。ビルがあんなにハマり役だったのに、ジェラルドもこんなに嵌るなんて。あの学年で「裏の顔」を想像させる芝居力はすごいなあ、と思います。見た目はあんなに可愛いのに、ねぇ(^ ^)。
ただ、まぁ、“少年”にしか見えない持ち味は……いつか時間が解決するのでしょうか(涙)。
キャラクターは全然違うんですけれども、みりおくんって、案外雪組のキム(音月桂)ちゃんに似ている部分があるんだな、と思いました。子供っぽい外見と、意外と攻め系の大人の役柄が似合う持ち味のギャップ、という意味で。
もう少し成長したら、まさおの沖田にみりおの土方で「星影の人」とか、もしかして激似合うんじゃないかと思ったりします。
あるいは、みりおの賢治/ジョバンニにまさおのカムパネルラで「イーハトーヴ・夢」とか、みりおのおたか(ヴァイオラ)/高五郎(セバスチャン)にまさおの入谷(オーシーノ)で「エピファニー」とか、ね。
ジャッキーは、実際まさおがあまりにも嵌り役で、ちょっとみりおくんの記憶が飛んでしまったくらいです(涙)。
あいちゃんのジャッキーは、また全然アプローチが違っていて、“娘役のジャッキー”として一つの完成形だったと思うのですが。
まさおのジャッキーは……なんだろう。とにかく、猫はすごーく嵌りました。あの可愛らしさと無茶っぷりに!(*^ ^*)
キュートでチャーミングで、(猫にとって)最高のジャッキーでした☆
美貌ではみりおに一歩譲りますが(涙)、スタイルのバランスがよくて、遠目にはキレイに見えたし。歌も良かったし、ダンスも良かった♪りこちゃんに軽々と抱き上げられて、にこにこしているのが可愛くて可愛くて……もう大変!まさおの方がりこちゃんより大きいと思うんですが、乗り方が巧いのか乗せ方が巧いのか、キレイでしたね。同期なんだよなーこの二人、と思いながら見入ってしまいました(笑)。
ナンバーが終わって仲買人がはけると、“一家の皆様”のお話し合いの場に。
ちなみに、ビルを迎える従僕は五十鈴くん。えりおっと(姿樹えり緒)も巧かったけど、五十鈴くんの声の良さはまた格別ですね♪
パーチェスターの「お屋敷の弁護士」をはさんで、ビルとサリー、二人の場面。もうとにかく二人が可愛くて可愛くて、もうダメ!って感じです。
「ME AND MY GIRL」のナンバーの後、ヘザーセットと共に出てくる5人の召使は、テーブルに近いほうから篁・響・有瀬・鼓・五十鈴(サリーにいじられるのは2番目の響くん)。みんないい姿勢です。
それにしても、この場面に出ているメンバーで、本公演から引き続きなのは五十鈴くんだけ…かな?とにかく、みっぽー・おときち・ほたる以外は全員が大幅に役替りした今回の公演、下級生を探して見分けるのが、本当に大変でした(汗)。
まー、それにしても研ちゃんのヘザーセットは、本当〜!に素敵でした。最初のうちは、ビルを受け入れられない芝居をきっちりやっていて、かなりイケズなところがとても素敵(はぁと)。
「ここにあるものは、すべてあなたさまのものでございます」と何回か繰り返すところで、だんだん「ま、まさかこんなことになるとは……」と焦りはじめるのがすごくリアルで良かったです。いやー、月組っ子らしい芝居だなあ(惚)。
(嘉月)絵理さんが卒業なさった今、あの系譜を継ぐのは研ちゃんになるのでしょうか…ドキドキ。ああ、サロンコンサート行きたいよ〜〜(涙)
と、いうところで、やっとこさっとこ場面転換。
ま、まだ一場なんだけど私……どんだけかかるのよ、ねぇ(T T)。
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……全然知りませんでした。
ファンの方はご存知だったのでしょうか?知らなかったんならお気の毒だなあ(T T)。
集合日付け以外の「事後発表」って初めて聞いたような気がするのですが、前例があったのでしょうか?
下級生の集合日退団でさえ寂しいのに、あれだけの上級生になって事後発表とは……(@ @)。吃驚です。
たとえ、大階段を降りて挨拶して……は出来ないにしても、せめて、何らかの形でお見送りしたかった。元月組の千紘れいかさんの時も、集合日の翌日だったかに発表があって、楽でのご挨拶やパレードこそなかったけれども、とにかく「お見送り」することは出来たのに。
何があったのか知りませんが、前から決まっていたのなら発表だけでもしてほしかったです。それが残念。
せっかく一公演ご一緒したのになー。
……なにはともあれ。
みほちゃん・かりやんと合わせて3人、みなさまのお幸せを祈っていますm(_ _)m。
と、いうわけで。
月組博多座公演「ME AND MY GIRL」、下級生編、です。
●プロローグ〜ヘアフォード邸
「客の紳士」は鼓英夏さん、有瀬そうさん、篁祐希くん。これに仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃん、響れおなくん、まん(貴千碧)ちゃん、千海華蘭ちゃん、輝城みつるくんを入れて8人で踊り、唄う。
大劇場では、仲買人は同じく5人ですが、紳士は10人以上いたことを思えば、少ない人数でよく空間を埋めたな、という感じでした。
まぁ、舞台のサイズも違うし、そもそもプロローグのカーテン前の人数はそんなに違っていないと思うので、そんなに感心するほどではないのかもしれませんが。
みっぽー(美鳳あや)が確かりこちゃんと組んでいて。
「ファンシー・ダンス」か何かでもこの二人が組んだ場面があったのですが、そのときは「り、り、りこちゃん!?そんなところで何してんの!お姉さまの邪魔でしょう!?」くらいの存在だったりこちゃんが、いつの間にやらすっかり大人びて格好良くなって、みっぽーを落ち着いてリードできる風格が(ちょっとだけ)身についていたのに感心しました。ダンスというほどのダンス場面んではありませんが、身のこなしのキレイなカップルで、いい芝居してました。っていうか、お髭、似合いすぎです…。
(天野)ほたるは本当にキレイだったなあ〜!
鼓くんは、なんだか化粧が変わったような気がしました。細面の繊細な顔だちですが、なんだか男前だったなあ。歌いながら相手の女性(ほたるだったかな?)の肩を抱いたり、腰に手を回してエスコートしたりする姿が格好良くてドキドキしました(*^ ^*)。
響くんはひたすら可愛かった!あうう、相手が誰だったか覚えてない…(T T)。
篁くんが、知らないうちにすっかり垢抜けて美形になっていて吃驚しました。だいぶ痩せたのかな?本公演では全然見つけられなかったのですが、あんなに面変わりしてちゃ解らなくても仕方ないかも…。
博多座ではかなり目立っていましたよ♪一生懸命気障っているのが、ものすごーくほほえましい☆あんなに美形なのに顔芸が止まらないところが、月っ子らしくて愛嬌たっぷりで、大好きです♪
有瀬くんは、あの体格で顔が可愛らしいので苦労されていらっしゃいますねぇ。いっそ「可愛い☆」で押し通す手も……ないか(^ ^;ゞ
娘役さんは、蘭乃はなちゃんと都月みあちゃんが下手、真愛涼歌ちゃんと美宙果恋さんが上手…だったような気がします(違っていたら教えてください)。
美宙さんだけなかなか覚えられなかったのですが、ふっくらした笑顔が可愛いですね♪蘭ちゃんとみあちゃんの並びは目の保養でした。すっかり花娘に心奪われていた猫ですが、月娘もやっぱり可愛い☆
セットがぐるりと回って、ヘアフォード邸。
2階(?)のジェラルドが、声に出さずに「ジャッキー!ジャッキー!!」と呼びかけて、ニュースを伝えたがっているのが滅茶苦茶かわいい!そして、全く気づかずに無視しているジャッキーも超可愛い(はぁと)
で、「あっそうだ!」と何かを思いついたジェラルドが、足元からいそいそと取り出すのが銅鑼なところが……貴族だなあ☆
で。ジェラルドの「ニュースだ!みなさんお聞きなさい!」で、とりあえず安堵しちゃいます。みりお(明日海りお)もまさお(龍真咲)も、どちらもつやのあるいい声でした。ジェラルドが良いと、作品のレベルがぐっと上がりますね♪
前半ジェラルドだったまさおの方が、すこーし声が高いのかな?
みりおくんは、一番声が出る音域らしく、伸び伸びと甘い声で滑舌も良く、歌詞がとってもわかりやすかったんですが、まさおは少し歌いにくそうでした。本来ウザいくらい滑舌のいい人なので、多分音域の問題なんだろうな、と。
男役としては、あの辺りの音域が得意だと強みになるので、もう少しがんばれー!と思いました。
その代わり、ジャッキーの音域はまさおがどんぴしゃ。娘役には微妙に低い音域のせいか、(城咲)あいちゃんはだいぶ苦労されていましたし、みりおくんもちょうどチェンジボイス、って感じでしたけど、まさおは本当にいい声で歌ってました。「色は黒いの?」とか、フレーズの切れ目で微妙に“くぃっ”と上げ気味に抜くところが色っぽくて、ちょっとくらっときました(*^ ^*)。
お客さまたちが抜けて、仲買人だけが下手のテーブルに残り、ジャッキーとジェラルドを中心に「Thinkin’ of No One But Me」。
……っていうか、その前のジェラルドとジャッキーの会話が凄く自然で、当たり前で、なんだかもう、それだけで嬉しかったです。
何をしても(やらかしても)「ああ、この人は貴族なんだな」と思わせる、浮世離れした存在感。二人とも、ホントにちゃんと役に入れてるな、と、(どっちのバージョンでも)しみじみと思いました。
まさおのジェラルドは、ひたすら優しい、真っ直ぐに育った青年、って感じでした。育ちが良くて裏表のない、面白みがないくらい真っ白で誠実な坊や。
男役が女役をすると、学年よりかなり大人っぽい印象になるので(いかに“娘役”が造られた存在かが如実に出ますよね、男役の女装と並べてみると)、みりおジャッキーの方が1,2歳年上で、ジェラルドはちょっと背伸びした感がありました。
声が高めなので、余計若く、頼りなーい感じになったのかも(汗)。
ジャッキーに「働くのよ!」と言われて、「家名に瑕をつけるのかい?昼前に起きるのかい!?」と憤慨する芝居とか、本当に世間知らずな感じで可愛かったです(はぁと)。
対するみりおジェラルドは、優しいけれども案外やんちゃな“少年”。競馬場に行くのも、下世話な言葉を使ってみせるのも、子供っぽい好奇心でもぐりこんでいるんだろうな、と思わせて違和感がない。頭が良くて遊び上手で、意外と裏の顔を持ち合わせていそうな貴族の坊や、という感じ。
役柄の幅の広い人だなあ、とあらためて感心しました。ビルがあんなにハマり役だったのに、ジェラルドもこんなに嵌るなんて。あの学年で「裏の顔」を想像させる芝居力はすごいなあ、と思います。見た目はあんなに可愛いのに、ねぇ(^ ^)。
ただ、まぁ、“少年”にしか見えない持ち味は……いつか時間が解決するのでしょうか(涙)。
キャラクターは全然違うんですけれども、みりおくんって、案外雪組のキム(音月桂)ちゃんに似ている部分があるんだな、と思いました。子供っぽい外見と、意外と攻め系の大人の役柄が似合う持ち味のギャップ、という意味で。
もう少し成長したら、まさおの沖田にみりおの土方で「星影の人」とか、もしかして激似合うんじゃないかと思ったりします。
あるいは、みりおの賢治/ジョバンニにまさおのカムパネルラで「イーハトーヴ・夢」とか、みりおのおたか(ヴァイオラ)/高五郎(セバスチャン)にまさおの入谷(オーシーノ)で「エピファニー」とか、ね。
ジャッキーは、実際まさおがあまりにも嵌り役で、ちょっとみりおくんの記憶が飛んでしまったくらいです(涙)。
あいちゃんのジャッキーは、また全然アプローチが違っていて、“娘役のジャッキー”として一つの完成形だったと思うのですが。
まさおのジャッキーは……なんだろう。とにかく、猫はすごーく嵌りました。あの可愛らしさと無茶っぷりに!(*^ ^*)
キュートでチャーミングで、(猫にとって)最高のジャッキーでした☆
美貌ではみりおに一歩譲りますが(涙)、スタイルのバランスがよくて、遠目にはキレイに見えたし。歌も良かったし、ダンスも良かった♪りこちゃんに軽々と抱き上げられて、にこにこしているのが可愛くて可愛くて……もう大変!まさおの方がりこちゃんより大きいと思うんですが、乗り方が巧いのか乗せ方が巧いのか、キレイでしたね。同期なんだよなーこの二人、と思いながら見入ってしまいました(笑)。
ナンバーが終わって仲買人がはけると、“一家の皆様”のお話し合いの場に。
ちなみに、ビルを迎える従僕は五十鈴くん。えりおっと(姿樹えり緒)も巧かったけど、五十鈴くんの声の良さはまた格別ですね♪
パーチェスターの「お屋敷の弁護士」をはさんで、ビルとサリー、二人の場面。もうとにかく二人が可愛くて可愛くて、もうダメ!って感じです。
「ME AND MY GIRL」のナンバーの後、ヘザーセットと共に出てくる5人の召使は、テーブルに近いほうから篁・響・有瀬・鼓・五十鈴(サリーにいじられるのは2番目の響くん)。みんないい姿勢です。
それにしても、この場面に出ているメンバーで、本公演から引き続きなのは五十鈴くんだけ…かな?とにかく、みっぽー・おときち・ほたる以外は全員が大幅に役替りした今回の公演、下級生を探して見分けるのが、本当に大変でした(汗)。
まー、それにしても研ちゃんのヘザーセットは、本当〜!に素敵でした。最初のうちは、ビルを受け入れられない芝居をきっちりやっていて、かなりイケズなところがとても素敵(はぁと)。
「ここにあるものは、すべてあなたさまのものでございます」と何回か繰り返すところで、だんだん「ま、まさかこんなことになるとは……」と焦りはじめるのがすごくリアルで良かったです。いやー、月組っ子らしい芝居だなあ(惚)。
(嘉月)絵理さんが卒業なさった今、あの系譜を継ぐのは研ちゃんになるのでしょうか…ドキドキ。ああ、サロンコンサート行きたいよ〜〜(涙)
と、いうところで、やっとこさっとこ場面転換。
ま、まだ一場なんだけど私……どんだけかかるのよ、ねぇ(T T)。
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ME AND MY GIRL in博多【4】
2008年8月19日 宝塚(月)月組博多座公演「ME AND MY GIRL」。
●調理場
前場からゆっくりと暗転。闇の中で下級生たちが中央の大きなテーブルのテーブルクロスをはぎ、広間のセットのあれこれを片付けているうちに背景のセットが出てくる。
シンプルな調理場のセットを背景に、「An English Gentleman」のコーラス。ここも随分人数が減りましたけれども、よくがんばってました。人数が減った分、声質やピッチをそろえる努力をしたんでしょうか。それとも、博多座の音響がいいのかしら?驚くほどきれいに響いてました。
ヘザーセットは研ちゃん、チーフメイドはオトキチ(音姫すなお)のまま変わらず。コックはりこ(麻月れんか)ちゃんだけ変わらず、沢希理寿ちゃんのところに海桐望さん、紫門ゆりやくんのところに輝城みつるくん。
りこちゃんは、相変わらずコック帽からひょろっと顔にかかっているシケがすごく色っぽくて素敵。海桐さんは終始落ち着いた雰囲気で、輝城くんは笑窪を凹ませてにこにこと楽しそうに包丁をふるっていました。
なんだか、本当に美味しい料理が出てくるのが心配なのは気のせいだろうか…。
キッチンメイド(青いチェックの衣装で、ナンバーの最後にテーブルに頬杖をつく二人)は、みっぽー(美鳳あや)と紗那ゆずはちゃん。二人とも小さくて愛らしくて、並んでいる姿がキュートで。観ているだけで幸せになれるほど可愛らしいお二人でした。
…ゆずはちゃんって研2だよね。……みっぽー、あなたはいくつよ……。
ビルが入ってきてからスープの鍋を持って出てくる役もみっぽーだったのですが、これがまた、超可愛かったです(はぁと)。チーフメイドのオトキチが「かぼちゃのスープでございます」と言うのに、すかさずビルが言う「そういうあんたは、どてカボチャ」という台詞に、思いっきり吹き出していたのが滅茶苦茶可愛かった!下手に控えるヘザーセット研ちゃんが、慌てて腕を振ってメイドを呼びもどす時の必死さも面白くて、目が離せない場面でした♪
●応接間
ビルが応接間に戻ると、ソファの脇で待っているジャッキー。
まさおも、みりおも、本当にキュートで可愛かったですーっ!
……色気はないけどねっ!(^ ^;)
みりおくんの方が体型が女らしいので、比較的可愛くてお色気あり。そもそも、本当に女優的な美貌ですしね(^ ^)。(城咲)あいちゃんと見比べていた本公演では、色気ではあいちゃんに勝てないよねー、と思っていました(なんたって、あいちゃんは“女”としてスタイル抜群ですから…)が、
比較対象がまさおになると………
「女だな、ヘザーセット」と(^ ^)。
まさおくんはあまりにもスレンダーで、肩幅狭いし、薄いし、胸は多少詰め物していたみたいですが、腰がなさすぎて浮いてたし(汗)。とにかく細くて、まっすぐで、あの身体のどこに内臓が詰まっているのか不思議なくらい。今までどんだけ胴布団まいてたんだか、と思いました。
でも、あの細さでも不思議と「ジャッキー」らしさがあったし、ちゃんと「誘惑」できていたんですよね……。
キュートな愛嬌があって、強引だけど嫌味がなくて、“自分の魅力”を裏表なく信じ切っているところが本当に可愛かった。うん、まさおの魅力は、あの裏表の無さなのかもしれません。自身過剰っぷりが嫌味じゃないんですよね。カラッと明るくて、物怖じしなくて、自信過剰でKYで、ポジティブで前向きで、
うーん、ミュージカル・コメディに必ず一人は出てくる“引っ掻き回しキャラ”を、見事に演じ切ってくれたなあ…。
ああ、まさおくんのリナ(@雨に唄えば)を観てみたい!(^o^)
きりやんのビルは、ジャッキーの誘惑にちゃんと堕ちそうになっているのが実に実に!!可愛かったです。
クッション抱え込んでオロオロしている姿に萌え〜!
振付のあるナンバーではなく、ちゃんと芝居の一場面になっていたことが、とても嬉しかった。
最初から最後まで、ちゃんと「誘惑」するために動いていたジャッキーと、「機能的に正常な生身の肉体をもつ大人の男」として、その誘惑に反応せずにはいられないビル。誘惑に負けそうになっては、そのたびに「イヤ、駄目だ!」と自分に言い聞かせているビルが可愛くて、愛おしくて。観ていてどきどきしました。
本公演の麻子さんビルは、かなみんのサリーに惚れすぎていて他の女なんて全く目に入らない!状態だったので、誘惑するジャッキーが完全に空回りしている感じだったし、
新公のみりおビルは、幼すぎて意味がわかっていない(でもドキドキするよボク……なんだろう病気かなあ?)みたいな感じでしたし。
それぞれの役作りだと思いますし、どの組み合わせも面白かったですけれども。
とりあえず、猫はまさおジャッキー+きりやんビルの組み合わせが一番好きです、ということで(*^ ^*)。
大劇場・東宝と、毎回私はジャッキーに食いつきすぎで、ナンバーをぶった切って出てくるジェラルド&サリーを殆ど観てもいなかったのですが(←ごめんなさいあひちゃん)、
ソファの二人をみて凍りつくジェラルドは、どちらも凄く真剣でしたね(^ ^;
まさおくんは、しばらく真顔で固まってたと思います(^ ^;
みりおくんは、思わず2、3歩駆け寄ろうとして、思いとどまるように立ち止まってそっぽを向いた。ような気がする(海馬よかえってこーい)
「エチケットのレッスンだってぇ〜〜!」という怒りの台詞は、みりおくんの方が真情こもってて、ちょっと泣きそうでした。
あんな声でなじられたら、さすがのジャッキーも少しは反省するんじゃないか、と思って、ソファの方をみたらまさおはまるっきり平然としていたのが笑えて笑えて。
…いや、そこで反省したらジャッキーじゃないんですけど(笑)、みりおくんの芝居がそのくらい迫力あったってことが言いたいんですが。
ああ、愛しているんだなあ、ジャッキーを……と思ったんです。
なんでジャッキーなのさ、とか、
なんて女の趣味が悪いんだ(←女について何も知らないのね)、とか、
そんなことも思うわけですが。
とにかく、みりおくんの「愛している」芝居、っていうのは、ビルの時も思いましたけど、本当に切なくて温かいんですね。
その分、ジャッキーになると遊びに徹しきれない部分があって、まさおジャッキーほどポジティブになりきれないんですよね。
キャラクター自体の嵌り度が、みりおくんはやっぱりジャッキーよりジェラルドなんだなぁ、と思うのです。
ジェラルド、というのは、ひたすら「愛する」役なので。
なんだか、まさおとみりおの話になると本当に止まらないですね、私。
すみませんm(_ _)m。
とりあえず、サリーとジャッキーの嫌味の応酬も愉しくってたまらないわけなんですが。
しずくちゃんのサリーは、最後の「ガウンの綻び、縫っとくほうがいいよ」という台詞を、嫌味としてではなく真顔で言うんですよね。これは友人に言われて気がついたのですが、そういえばサリーはブティックをやりたいって言ってたんですよね
洋服作りに興味がある女の子としては、そりゃー綻び見つけたら言いたくなるでしょう。そのままにしておいたら生地も痛むし、と。
なるほどねー!確かに、そういうところで「自分の夢」をちゃんと大事にしている女の子、というキャラを表現しているんだなあ、と納得しました(^ ^)。
ジャッキーが上手袖にはけた後の、ビルとの会話。
かなみちゃんサリーの、「あんな女に癇癪おこしてもはじまんないよ」という、拗ねたような言い方がとても好きだったので、
ごく普通に怒っているしずくサリーは少し物足りない気もするのですが(^ ^)、
もともと多少は年齢差があるっぽいカップルなので、怒っているサリーの頭をぽんぽんするビル、という萌え構図があってとても可愛いです。なんだかビルの余裕を感じて好きな場面でした。
「あたし、パブにいると飽き飽きしちまうんだけど、ここに来るのも嫌なんだ…」という台詞で寂しさを伝えようとするサリーの不器用さ。この時点で、サリーはまだ自覚してはいないけれども「もうビルとあたしは相応しくないのかもしれない…」という疑問を抱きかけている。
ビルは少し変わったんじゃない?
姿勢が変わったし、
歩き方が変わったし、
衣装の着こなしが変わった。
そして、
……イントネーションが、変わった、と。
でも、ビルは気づかない。
ビルから見えるサリーの姿は、昔から何も変わっていないから。
サリーが変わらないから、サリーの瞳に映る自分が変わったことに気づかない。
「いつも僕を、そばに置いて?」
「二人なら、人生、曲がらないで生きていけるわ…」
短いナンバーですが、大好きな曲です。「Hold My Hand」。
しずくちゃんも、このあたりの音域は比較的安定して出るので、安心して聴いていられるし(はぁと)
そこへ乱入してくる若人たち。
ここは比較的、東宝からの継続メンバーが多かったかな?
広大なヘアフォード邸で週末を過ごそう!と遊びに来ている大勢の貴族の若者たちの、集団見合いみたいなものなんでしょうかねぇ、あのナンバーは(笑)。どこを見ても可愛いカップルだらけで、目移りして疲れるんですけれども。
…それにしても、今回の博多座公演は小さくて可愛い人ばっかりですね(^ ^;ゞ。
どのカップルも、本当に本当に可愛かったです…(惚)
マリア侯爵夫人たちが登場して若者たちが退場すると、かなり真剣勝負の芝居の場面に。
ジョン卿・園加のダンディぶりがよかったです☆すぐに追い出されてしまうけど(汗)。
パーチェスター・マギー(星条海斗)の、やり過ぎラインを完全にオーバーしている浮いた芝居が、実に実に場面の中にしっくりはまっていたことに感動しました。まー、未沙さんとは175度くらい違う役柄でしたねぇ(^ ^)。
浮いてるんですよ?でも、その浮きっぷりが見事で、ついつい笑ってしまう、という感じ。
ビルの冗談(「土台石を…」)に吹き出してみせ、「Please Turn Over」の発音練習の吹っ飛び具合も、「お屋敷の弁護士」をひとくさり歌ってマリア夫人に止められた時の焦りようも、みんなみんな、“やり過ぎだから面白い!”存在感がちゃんと出てました。毎回これじゃ困るけど、パーチェスターとしては成功だったと思います☆
マリア夫人の京さんは、見事の一言。
「ンごきンげんいかンがですか、ヘアフォード卿?」と、ガ行をすべて鼻濁音で処理する発音。
ビルをして「上流社会の人間にあごがないのが何故かわかった……」というのが実感こもってて爆笑。とにかく面白いです。
そして、大事なこと。
マリアが大真面目。
大劇場・東宝で演じたタキさんは、この場面は比較的“貴族の奥方”から離れて、“出雲綾”で演じていた印象がありました。
笑いっぱなしでとても面白い場面だったのですけれども、貴族か……?という感じ。
最後、下手にハケる時に「アマリラが!」と言われて慌てて避ける(あるいは踏み潰す)仕草も、京さんは“反射的に避けようとして、からかわれたことに気づいて怒る”という、一番シンプルな芝居をきっちりされていて、それがいかにも“貴族”っぽいなぁ、と感心したんですよね。
タキさんのマリアは、貴族というより“普通の優しいおばさん”だったのですが、京さん、あんなにキュートでコケティッシュで可愛いのに、“威厳”を見せ付けるような場面はどこにもないのに、どうしてあんなに“典型的な貴族の奥方”になりきれるのか、不思議でなりません。
……庶民とは何が違うんでしょうか、ねぇ、京さん……?
.
●調理場
前場からゆっくりと暗転。闇の中で下級生たちが中央の大きなテーブルのテーブルクロスをはぎ、広間のセットのあれこれを片付けているうちに背景のセットが出てくる。
シンプルな調理場のセットを背景に、「An English Gentleman」のコーラス。ここも随分人数が減りましたけれども、よくがんばってました。人数が減った分、声質やピッチをそろえる努力をしたんでしょうか。それとも、博多座の音響がいいのかしら?驚くほどきれいに響いてました。
ヘザーセットは研ちゃん、チーフメイドはオトキチ(音姫すなお)のまま変わらず。コックはりこ(麻月れんか)ちゃんだけ変わらず、沢希理寿ちゃんのところに海桐望さん、紫門ゆりやくんのところに輝城みつるくん。
りこちゃんは、相変わらずコック帽からひょろっと顔にかかっているシケがすごく色っぽくて素敵。海桐さんは終始落ち着いた雰囲気で、輝城くんは笑窪を凹ませてにこにこと楽しそうに包丁をふるっていました。
なんだか、本当に美味しい料理が出てくるのが心配なのは気のせいだろうか…。
キッチンメイド(青いチェックの衣装で、ナンバーの最後にテーブルに頬杖をつく二人)は、みっぽー(美鳳あや)と紗那ゆずはちゃん。二人とも小さくて愛らしくて、並んでいる姿がキュートで。観ているだけで幸せになれるほど可愛らしいお二人でした。
…ゆずはちゃんって研2だよね。……みっぽー、あなたはいくつよ……。
ビルが入ってきてからスープの鍋を持って出てくる役もみっぽーだったのですが、これがまた、超可愛かったです(はぁと)。チーフメイドのオトキチが「かぼちゃのスープでございます」と言うのに、すかさずビルが言う「そういうあんたは、どてカボチャ」という台詞に、思いっきり吹き出していたのが滅茶苦茶可愛かった!下手に控えるヘザーセット研ちゃんが、慌てて腕を振ってメイドを呼びもどす時の必死さも面白くて、目が離せない場面でした♪
●応接間
ビルが応接間に戻ると、ソファの脇で待っているジャッキー。
まさおも、みりおも、本当にキュートで可愛かったですーっ!
……色気はないけどねっ!(^ ^;)
みりおくんの方が体型が女らしいので、比較的可愛くてお色気あり。そもそも、本当に女優的な美貌ですしね(^ ^)。(城咲)あいちゃんと見比べていた本公演では、色気ではあいちゃんに勝てないよねー、と思っていました(なんたって、あいちゃんは“女”としてスタイル抜群ですから…)が、
比較対象がまさおになると………
「女だな、ヘザーセット」と(^ ^)。
まさおくんはあまりにもスレンダーで、肩幅狭いし、薄いし、胸は多少詰め物していたみたいですが、腰がなさすぎて浮いてたし(汗)。とにかく細くて、まっすぐで、あの身体のどこに内臓が詰まっているのか不思議なくらい。今までどんだけ胴布団まいてたんだか、と思いました。
でも、あの細さでも不思議と「ジャッキー」らしさがあったし、ちゃんと「誘惑」できていたんですよね……。
キュートな愛嬌があって、強引だけど嫌味がなくて、“自分の魅力”を裏表なく信じ切っているところが本当に可愛かった。うん、まさおの魅力は、あの裏表の無さなのかもしれません。自身過剰っぷりが嫌味じゃないんですよね。カラッと明るくて、物怖じしなくて、自信過剰でKYで、ポジティブで前向きで、
うーん、ミュージカル・コメディに必ず一人は出てくる“引っ掻き回しキャラ”を、見事に演じ切ってくれたなあ…。
ああ、まさおくんのリナ(@雨に唄えば)を観てみたい!(^o^)
きりやんのビルは、ジャッキーの誘惑にちゃんと堕ちそうになっているのが実に実に!!可愛かったです。
クッション抱え込んでオロオロしている姿に萌え〜!
振付のあるナンバーではなく、ちゃんと芝居の一場面になっていたことが、とても嬉しかった。
最初から最後まで、ちゃんと「誘惑」するために動いていたジャッキーと、「機能的に正常な生身の肉体をもつ大人の男」として、その誘惑に反応せずにはいられないビル。誘惑に負けそうになっては、そのたびに「イヤ、駄目だ!」と自分に言い聞かせているビルが可愛くて、愛おしくて。観ていてどきどきしました。
本公演の麻子さんビルは、かなみんのサリーに惚れすぎていて他の女なんて全く目に入らない!状態だったので、誘惑するジャッキーが完全に空回りしている感じだったし、
新公のみりおビルは、幼すぎて意味がわかっていない(でもドキドキするよボク……なんだろう病気かなあ?)みたいな感じでしたし。
それぞれの役作りだと思いますし、どの組み合わせも面白かったですけれども。
とりあえず、猫はまさおジャッキー+きりやんビルの組み合わせが一番好きです、ということで(*^ ^*)。
大劇場・東宝と、毎回私はジャッキーに食いつきすぎで、ナンバーをぶった切って出てくるジェラルド&サリーを殆ど観てもいなかったのですが(←ごめんなさいあひちゃん)、
ソファの二人をみて凍りつくジェラルドは、どちらも凄く真剣でしたね(^ ^;
まさおくんは、しばらく真顔で固まってたと思います(^ ^;
みりおくんは、思わず2、3歩駆け寄ろうとして、思いとどまるように立ち止まってそっぽを向いた。ような気がする(海馬よかえってこーい)
「エチケットのレッスンだってぇ〜〜!」という怒りの台詞は、みりおくんの方が真情こもってて、ちょっと泣きそうでした。
あんな声でなじられたら、さすがのジャッキーも少しは反省するんじゃないか、と思って、ソファの方をみたらまさおはまるっきり平然としていたのが笑えて笑えて。
…いや、そこで反省したらジャッキーじゃないんですけど(笑)、みりおくんの芝居がそのくらい迫力あったってことが言いたいんですが。
ああ、愛しているんだなあ、ジャッキーを……と思ったんです。
なんでジャッキーなのさ、とか、
なんて女の趣味が悪いんだ(←女について何も知らないのね)、とか、
そんなことも思うわけですが。
とにかく、みりおくんの「愛している」芝居、っていうのは、ビルの時も思いましたけど、本当に切なくて温かいんですね。
その分、ジャッキーになると遊びに徹しきれない部分があって、まさおジャッキーほどポジティブになりきれないんですよね。
キャラクター自体の嵌り度が、みりおくんはやっぱりジャッキーよりジェラルドなんだなぁ、と思うのです。
ジェラルド、というのは、ひたすら「愛する」役なので。
なんだか、まさおとみりおの話になると本当に止まらないですね、私。
すみませんm(_ _)m。
とりあえず、サリーとジャッキーの嫌味の応酬も愉しくってたまらないわけなんですが。
しずくちゃんのサリーは、最後の「ガウンの綻び、縫っとくほうがいいよ」という台詞を、嫌味としてではなく真顔で言うんですよね。これは友人に言われて気がついたのですが、そういえばサリーはブティックをやりたいって言ってたんですよね
洋服作りに興味がある女の子としては、そりゃー綻び見つけたら言いたくなるでしょう。そのままにしておいたら生地も痛むし、と。
なるほどねー!確かに、そういうところで「自分の夢」をちゃんと大事にしている女の子、というキャラを表現しているんだなあ、と納得しました(^ ^)。
ジャッキーが上手袖にはけた後の、ビルとの会話。
かなみちゃんサリーの、「あんな女に癇癪おこしてもはじまんないよ」という、拗ねたような言い方がとても好きだったので、
ごく普通に怒っているしずくサリーは少し物足りない気もするのですが(^ ^)、
もともと多少は年齢差があるっぽいカップルなので、怒っているサリーの頭をぽんぽんするビル、という萌え構図があってとても可愛いです。なんだかビルの余裕を感じて好きな場面でした。
「あたし、パブにいると飽き飽きしちまうんだけど、ここに来るのも嫌なんだ…」という台詞で寂しさを伝えようとするサリーの不器用さ。この時点で、サリーはまだ自覚してはいないけれども「もうビルとあたしは相応しくないのかもしれない…」という疑問を抱きかけている。
ビルは少し変わったんじゃない?
姿勢が変わったし、
歩き方が変わったし、
衣装の着こなしが変わった。
そして、
……イントネーションが、変わった、と。
でも、ビルは気づかない。
ビルから見えるサリーの姿は、昔から何も変わっていないから。
サリーが変わらないから、サリーの瞳に映る自分が変わったことに気づかない。
「いつも僕を、そばに置いて?」
「二人なら、人生、曲がらないで生きていけるわ…」
短いナンバーですが、大好きな曲です。「Hold My Hand」。
しずくちゃんも、このあたりの音域は比較的安定して出るので、安心して聴いていられるし(はぁと)
そこへ乱入してくる若人たち。
ここは比較的、東宝からの継続メンバーが多かったかな?
広大なヘアフォード邸で週末を過ごそう!と遊びに来ている大勢の貴族の若者たちの、集団見合いみたいなものなんでしょうかねぇ、あのナンバーは(笑)。どこを見ても可愛いカップルだらけで、目移りして疲れるんですけれども。
…それにしても、今回の博多座公演は小さくて可愛い人ばっかりですね(^ ^;ゞ。
どのカップルも、本当に本当に可愛かったです…(惚)
マリア侯爵夫人たちが登場して若者たちが退場すると、かなり真剣勝負の芝居の場面に。
ジョン卿・園加のダンディぶりがよかったです☆すぐに追い出されてしまうけど(汗)。
パーチェスター・マギー(星条海斗)の、やり過ぎラインを完全にオーバーしている浮いた芝居が、実に実に場面の中にしっくりはまっていたことに感動しました。まー、未沙さんとは175度くらい違う役柄でしたねぇ(^ ^)。
浮いてるんですよ?でも、その浮きっぷりが見事で、ついつい笑ってしまう、という感じ。
ビルの冗談(「土台石を…」)に吹き出してみせ、「Please Turn Over」の発音練習の吹っ飛び具合も、「お屋敷の弁護士」をひとくさり歌ってマリア夫人に止められた時の焦りようも、みんなみんな、“やり過ぎだから面白い!”存在感がちゃんと出てました。毎回これじゃ困るけど、パーチェスターとしては成功だったと思います☆
マリア夫人の京さんは、見事の一言。
「ンごきンげんいかンがですか、ヘアフォード卿?」と、ガ行をすべて鼻濁音で処理する発音。
ビルをして「上流社会の人間にあごがないのが何故かわかった……」というのが実感こもってて爆笑。とにかく面白いです。
そして、大事なこと。
マリアが大真面目。
大劇場・東宝で演じたタキさんは、この場面は比較的“貴族の奥方”から離れて、“出雲綾”で演じていた印象がありました。
笑いっぱなしでとても面白い場面だったのですけれども、貴族か……?という感じ。
最後、下手にハケる時に「アマリラが!」と言われて慌てて避ける(あるいは踏み潰す)仕草も、京さんは“反射的に避けようとして、からかわれたことに気づいて怒る”という、一番シンプルな芝居をきっちりされていて、それがいかにも“貴族”っぽいなぁ、と感心したんですよね。
タキさんのマリアは、貴族というより“普通の優しいおばさん”だったのですが、京さん、あんなにキュートでコケティッシュで可愛いのに、“威厳”を見せ付けるような場面はどこにもないのに、どうしてあんなに“典型的な貴族の奥方”になりきれるのか、不思議でなりません。
……庶民とは何が違うんでしょうか、ねぇ、京さん……?
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ME AND MY GIRL in博多【5】
2008年8月21日 宝塚(月) コメント (4)月組博多座公演「ME AND MY GIRL」。
●パブ
応接間から外出の準備をするビルと、ヘザーセット&召使。
ヘザーセットにコートを着せ掛けるのは同じですが、一人になった召使の星那由貴くん(大劇場では彩星りおん)の、ニコニコ笑顔が可愛かったです。銃を渡しながらすごーく嬉しそうに“ご主人さま”に尻尾振ってる感じで(^ ^)。
頭が小さくて可愛かったです。いつも結構目立つところに立っていて、かーなーりー小芝居していらっしゃいました(笑)。
パブのマスターは鼓英夏さん。
大劇場のえりおっと(姿樹えり緒)は、普通に真面目で温かみのあるマスター、って感じでしたが、鼓さんは相変わらず小芝居系でちょこまか動いてました(^ ^)。しっかし化粧が変わったような気がする……痩せたせいかな?すごいキレイになっててびっくりしました。
やっぱりのぞみ(楠恵華)ちゃんに似てるー(小芝居せずにはいられないキャラクター含めて)
ピアニストは海桐望さん。本当に弾いているようにしか見えなくて、ものすごく凝視してしまいましたが、指の動きといい、腕の動きといい、明らかに強弱もきちんとつけて弾いてましたね。実際に音を出しても大丈夫だったんじゃないかと思うほど危なげない感じでした。
大劇場で弾いていたしの(朝桐紫乃)ちゃんは、どちらかといえば客とのコミュニケーションの雰囲気が秀逸で大好きだったのですが。うーん、海桐くん、すごいなー。
(今気づいたんですが、ピアニストは朝桐→海桐なんですね)(←だからなんだとゆーんだ)
パブの客が、たぶん…あまり自信はないのですが、
上手側のベンチに座っているのが翔我つばきくんと五十鈴ひかりちゃん、ピアノ回りは、ピアノの上手側にいるのが篁くんと真愛涼歌ちゃん、ピアノの向こう側が、上手から美宙果恋ちゃん、凜華もえちゃん、貴澄隼人くん&愛那結梨ちゃん……だったと思います。
五十鈴くんはこういうときも達者ですねー。ちょっと前まで、何をやっても可愛らしくなってしまって“シャープさ”“男役らしさ”を出すのに苦労されているように思っていたのですが、今回はすごく自然体でも普通に男らしくて良かったです。
新公最終学年が近づいた頃って、本当に凄い勢いで“男役”になっていかれますよね、みなさん。観るたびにびっくりします。
翔我くんは、召使の時のカチッとセットした髪よりも、この時とか、二幕のランベスの街角の通行人の時のちょっとラフにしたときの方がカッコイイです。笑顔が結構華やかで印象に残る。ただ、公演時間のほとんどを召使で過ごすので、そっちの髪や化粧をもう少し工夫したほうが……と思いましたが。
篁くんは、観るたびに違う小芝居をしていて、なんだか何をやっていたのか覚えていません。ただ、ビルがサリーと会話していて銃を向けてきたとき、驚きのあまり自分にビールをぶっかける芝居は、毎回やっていたような気がします。だんだん派手になってきてましたけど。
慌てて拭いてあげる涼歌ちゃんが、日によって「大丈夫?」とか「冷たくない?」とか、そんな感じで話しかけながら優しく拭いてあげている回と、「ホントにドジなんだから!もうっ!」って感じで乱暴にゴシゴシ拭いている回があったんですけど、あれはアドリブなんでしょうか。事前打ち合わせしているんでしょうか…。
この二人が面白すぎて、下手側の4人があまりチェックできなかったのが残念です。本公演でも、毎回いろいろやってて楽しそうだったなあ、あの連中…。
ビルとサリーについては。
もう何も言葉が出ないほど、とにかく可愛くて可愛くて、切なくて。
しずくサリーの、「ビルにわからせる方法を考えればいいんだよ!」という明るい口調が、思いっきり泣かせてくれました。
新公の時は、しずくサリーの突き抜けたような真剣さに“この子はまだ子供すぎて、それがどういうことか判ってないんだ”、と、ものすごく切なくなったのですが。
博多の、『歳上の恋人の前ですこーし背伸びしているサリー』は、ものすごく朗らかに、明快に同じ台詞を言ったんですよね…。“本当はわかっているのに、現実から目を逸らしている”ように見えて、また違う意味で切なくなりました。
園加のジョン卿は、この場面、本当に秀逸でした。
目元に色気があるんですよねー、このひとは。ビルとサリーのやりとりを、ちょっと目を細めて眺めるさまが、めっちゃくちゃカッコイイ。
大人の男の色香が漂って。
そして、この瞬間に、ジョンは“サリー”という女の子を知るんですね。育ちの悪い、競馬場にいけばそこらにいくらでもいて、貴族の自分に誘いをかける下品な女の子たちのお仲間くらいに思っていた彼が。
必死で虚勢をはって、あごをあげて涙をこらえているサリーをみて。
ある意味、恋をするんだと思う。
いや、“恋していた自分”を、思い出したのかな?
マリアの若い頃って、サリーみたいだったではないかしら?
気が強くて、自分が信じたことは譲らなくて。
…そう、博多座を観て初めて思いました(ごめんなさい)。
ビルのためにはあたしが傍にいない方がいい、と気づいたら。
ビルのために、あたしはいなくならなくちゃ、と決めたら絶対に譲らない。
貴族だってランベスっ子だって、信じたことに殉じる気持ちは同じなのだ、と。
彼らには彼らの価値観があり、ルールがあるけれども、少なくとも“愛する人の幸せを祈る”気持ちは、同じなのだ、と。
自分が、こんなふうに真っ直ぐに誰かに想いを捧げたことがあっただろうか。
……ある。
懐かしい、幼い日々に。
「サリーのために、マリアをなんとかしてやろう」と思った気持ちは、
半分は「ビルとサリーは、今までどおりランベスで暮らした方が、彼らも幸せだし(恋人たちを引き裂くなんていけないよマリア!)、我々も幸せだ(私たち、一ペニーも貰えませんわ!)」
という気持ち。
でも、残りの半分は、
「マリアにさくらんぼを落としてあげたように、サリーを幸せにするために出来ることは何だろう?」
だったはず。
ビルの教育で四苦八苦するよりも、そんなことは忘れて、今までどおりやることにしたほうが、マリアも幸せに違いない、と。
園加ちゃんは、意外と秘めた想いの伝わる芝居が巧いひとだなーと思うんですよね。感情を開放する役だと、ついテンションが上がりすぎて声も高くなっちゃうし、早口になってしまって台詞が一本調子になってしまいがちだけど、「天の鼓」の博雅とか、抑えた芝居が素敵だったような気がする。(←そこまで書いておいて“気がする”ってオイ…)
とにかく、パブでのジョン卿は、ピアノの陰からビルとサリーを見守るところから、サリーの「一度ハートをなくしたら」を聴きながら、溜息をついてはけるまで、ほんとにほんとにダンディで素敵でした(はぁと)
●ヘアフォード邸のテラス
大劇場から引き続きのワーシントン・ワーシントン夫人(天野ほたる)が美しい。抜群の美しさと優雅さにうっとり〜♪
ビルが登場した瞬間の、マリアやジャッキーの得意げな顔!本当に可愛いです。
紫乃ちゃんジャスパー卿の、「あれは誰かね?」に、自信満々で応える「ウィリアムですよ!」という声に、つい笑ってしまいます。あまりにも嬉しそうで、“声に花が咲いている”感じなので。
ジャスパー卿、ちゃんと普通で自然な「おじいさん」なのがとっても嬉しいです。ジャスパー卿は“変な人”じゃないんだよー!(涙)。紫乃ちゃんはスタイルがいいので、“歳をとって身体は思い通りに動かないけれども、昔はカッコよかったんだろうなあ”、ってふつーに思えるのがいい!
もう少し、あの空気の中に完全に溶け込んでしまえるともっと良いんですけどねぇ…。とりあえず、浮き上がってはいないのでよしとしたいです。(←偉そうにすみませんっ)
あー(花瀬みずか)ちゃん&かえ(良基天音)ちゃんのバターズビー夫妻は、こちらもなんだか普通の夫婦でしたね。あーちゃんの気合一発!!な美貌が目に眩しかったです。なんか、かえちゃんがどことなく眩しそうに自分の妻を見ていたのが可愛らしかった(笑)。
……でも。
かえちゃんが一番面白かったのは、たぶん「ランベス・ウォーク」で踊りだしてから、でしょうね……。
すごかったです。はい。いや、実際にはマギーのパーチェスターという“もっとすごいもの”があったので、最初はあまり目に入らなかったのですが………
……凄かった(@ @)。
ま、ランベス・ウォークは他にも観なくてはいけない人がたーーーっくさん居ますので、無理にとは言いませんが。
バターズビー卿は、私的にはかなりお勧めです♪
ソフィア・ブライトンは萌花ゆりあ。
美しかったー!!小さくて丸い頭の脇に垂れ下がる、大粒の葡萄の房。
なんだかとってもジューシーに見えたし、おいしそうでした。ビルでなくても思わず手を出したいかも。
声そのものはきれいで可愛い声なんですが、芝居としてはまだまだでしたねぇ。そういえば、新公でもあまり動きナシの芝居ONLYの役ってつかなかったですもんね…(同期のひまりんとか、前後の期に芝居巧者がたくさんいたので)。バウ「ホフマン物語」も、台詞がなくて歌だけの「アントニアの母」がメインだったし…。
あ、でも、ステッラは良かったんですよね。あれも台詞のみのお芝居ですが。…今回は、ちょっと残念でした。あいちゃんもみりおくんも、巧かったんだなあ…。
まぁ、まだ終わっていませんので。千秋楽までになんとかなれば!(^ ^)。
全然関係ないんですが、輝城みつるくんってどこで観たのかなーとずーっと思っていたんですが、ホフマンBチームのエリオット(Aチームは五十鈴ひかり)だったんですね!あのソロ歌ってた子か!納得!!
…すみません、話が逸れました。
ディス夫人の妃乃あんじちゃん、メイの蘭乃はなちゃん、どちらも無難な感じでした。あーちゃんの落ち着いたディス夫人と、圧倒される美しさだったしずくのメイを前提にすると、二人ともちょっと苦戦していたかなー?
でも!
メイの本番は、ビルにお尻を撫でられるところじゃなかったんです(*^ ^*)。
ランベス・ウォークが始まって、比較的最初の頃に踊りだす貴族の一人なのは同じなんですが。
舞台下手の方で、たしか響くん(←違うかも)に手を取られて踊りだすときの、不安げな手つき・足どり。
そして、うまく出来たときの嬉しそうな笑顔のチャーミングさ!!
悶えました。客席で。
もう、たまらないほど可愛かったよ〜っ!!
ランベスのメンバーも本当に素敵だし、
ビルとサリーは、もう目が離せないほどくるくる表情が変わって可愛らしいし、
パーチェスターは勝手に目に入ってくるし、
…………
誰も彼もが本当に可愛いんですけれども。
それでも。
「ランベス・ウォーク」博多座版の主役は、誰でもない、マリア夫人。
それだけは間違いない。
次第に盛り上がっていく会場を、
呆然として、
唖然として、
そして、怒りに震えてうろうろと歩き回るマリア。
それを心配そうに見ながら、結構楽しげにランベスの女の子と踊っているジョン卿。
客席降りから戻ってくるメンバーの、
テンションの高さ。
空気の熱さ。
その、真ん中で。
信頼していたヘザーセットたちが、腕をくんで踊りだしたのをみて、
ぷつん、と、マリアの理性が音をたてて切れる。
マリアの絶叫。
喉もかれよと叫んで。
……そして、踊りだす。
自暴自棄。
食事の用意が出来たと聞いて、ドアに吸い込まれていく客たち。
彼らがはけていくと、ビルの帽子を斜めに被った、洒落者の女傑が現れる。
あ。
やっぱり、マリアと、サリー、そっくりじゃん
そう。
引力にひかれて落ちてくる林檎のように、マリアの正体がすとんと落ちてくる。
ビルが愛したひとの、
ジョンが愛したひとの、
正体が。
京さんのウィンクは、それはそれは見事にコケティッシュで、思わず堕ちてしまいそうでした……。
きりやん、もう少しウィンクもがんばれ!(*~ ~*)
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●パブ
応接間から外出の準備をするビルと、ヘザーセット&召使。
ヘザーセットにコートを着せ掛けるのは同じですが、一人になった召使の星那由貴くん(大劇場では彩星りおん)の、ニコニコ笑顔が可愛かったです。銃を渡しながらすごーく嬉しそうに“ご主人さま”に尻尾振ってる感じで(^ ^)。
頭が小さくて可愛かったです。いつも結構目立つところに立っていて、かーなーりー小芝居していらっしゃいました(笑)。
パブのマスターは鼓英夏さん。
大劇場のえりおっと(姿樹えり緒)は、普通に真面目で温かみのあるマスター、って感じでしたが、鼓さんは相変わらず小芝居系でちょこまか動いてました(^ ^)。しっかし化粧が変わったような気がする……痩せたせいかな?すごいキレイになっててびっくりしました。
やっぱりのぞみ(楠恵華)ちゃんに似てるー(小芝居せずにはいられないキャラクター含めて)
ピアニストは海桐望さん。本当に弾いているようにしか見えなくて、ものすごく凝視してしまいましたが、指の動きといい、腕の動きといい、明らかに強弱もきちんとつけて弾いてましたね。実際に音を出しても大丈夫だったんじゃないかと思うほど危なげない感じでした。
大劇場で弾いていたしの(朝桐紫乃)ちゃんは、どちらかといえば客とのコミュニケーションの雰囲気が秀逸で大好きだったのですが。うーん、海桐くん、すごいなー。
(今気づいたんですが、ピアニストは朝桐→海桐なんですね)(←だからなんだとゆーんだ)
パブの客が、たぶん…あまり自信はないのですが、
上手側のベンチに座っているのが翔我つばきくんと五十鈴ひかりちゃん、ピアノ回りは、ピアノの上手側にいるのが篁くんと真愛涼歌ちゃん、ピアノの向こう側が、上手から美宙果恋ちゃん、凜華もえちゃん、貴澄隼人くん&愛那結梨ちゃん……だったと思います。
五十鈴くんはこういうときも達者ですねー。ちょっと前まで、何をやっても可愛らしくなってしまって“シャープさ”“男役らしさ”を出すのに苦労されているように思っていたのですが、今回はすごく自然体でも普通に男らしくて良かったです。
新公最終学年が近づいた頃って、本当に凄い勢いで“男役”になっていかれますよね、みなさん。観るたびにびっくりします。
翔我くんは、召使の時のカチッとセットした髪よりも、この時とか、二幕のランベスの街角の通行人の時のちょっとラフにしたときの方がカッコイイです。笑顔が結構華やかで印象に残る。ただ、公演時間のほとんどを召使で過ごすので、そっちの髪や化粧をもう少し工夫したほうが……と思いましたが。
篁くんは、観るたびに違う小芝居をしていて、なんだか何をやっていたのか覚えていません。ただ、ビルがサリーと会話していて銃を向けてきたとき、驚きのあまり自分にビールをぶっかける芝居は、毎回やっていたような気がします。だんだん派手になってきてましたけど。
慌てて拭いてあげる涼歌ちゃんが、日によって「大丈夫?」とか「冷たくない?」とか、そんな感じで話しかけながら優しく拭いてあげている回と、「ホントにドジなんだから!もうっ!」って感じで乱暴にゴシゴシ拭いている回があったんですけど、あれはアドリブなんでしょうか。事前打ち合わせしているんでしょうか…。
この二人が面白すぎて、下手側の4人があまりチェックできなかったのが残念です。本公演でも、毎回いろいろやってて楽しそうだったなあ、あの連中…。
ビルとサリーについては。
もう何も言葉が出ないほど、とにかく可愛くて可愛くて、切なくて。
しずくサリーの、「ビルにわからせる方法を考えればいいんだよ!」という明るい口調が、思いっきり泣かせてくれました。
新公の時は、しずくサリーの突き抜けたような真剣さに“この子はまだ子供すぎて、それがどういうことか判ってないんだ”、と、ものすごく切なくなったのですが。
博多の、『歳上の恋人の前ですこーし背伸びしているサリー』は、ものすごく朗らかに、明快に同じ台詞を言ったんですよね…。“本当はわかっているのに、現実から目を逸らしている”ように見えて、また違う意味で切なくなりました。
園加のジョン卿は、この場面、本当に秀逸でした。
目元に色気があるんですよねー、このひとは。ビルとサリーのやりとりを、ちょっと目を細めて眺めるさまが、めっちゃくちゃカッコイイ。
大人の男の色香が漂って。
そして、この瞬間に、ジョンは“サリー”という女の子を知るんですね。育ちの悪い、競馬場にいけばそこらにいくらでもいて、貴族の自分に誘いをかける下品な女の子たちのお仲間くらいに思っていた彼が。
必死で虚勢をはって、あごをあげて涙をこらえているサリーをみて。
ある意味、恋をするんだと思う。
いや、“恋していた自分”を、思い出したのかな?
マリアの若い頃って、サリーみたいだったではないかしら?
気が強くて、自分が信じたことは譲らなくて。
…そう、博多座を観て初めて思いました(ごめんなさい)。
ビルのためにはあたしが傍にいない方がいい、と気づいたら。
ビルのために、あたしはいなくならなくちゃ、と決めたら絶対に譲らない。
貴族だってランベスっ子だって、信じたことに殉じる気持ちは同じなのだ、と。
彼らには彼らの価値観があり、ルールがあるけれども、少なくとも“愛する人の幸せを祈る”気持ちは、同じなのだ、と。
自分が、こんなふうに真っ直ぐに誰かに想いを捧げたことがあっただろうか。
……ある。
懐かしい、幼い日々に。
「サリーのために、マリアをなんとかしてやろう」と思った気持ちは、
半分は「ビルとサリーは、今までどおりランベスで暮らした方が、彼らも幸せだし(恋人たちを引き裂くなんていけないよマリア!)、我々も幸せだ(私たち、一ペニーも貰えませんわ!)」
という気持ち。
でも、残りの半分は、
「マリアにさくらんぼを落としてあげたように、サリーを幸せにするために出来ることは何だろう?」
だったはず。
ビルの教育で四苦八苦するよりも、そんなことは忘れて、今までどおりやることにしたほうが、マリアも幸せに違いない、と。
園加ちゃんは、意外と秘めた想いの伝わる芝居が巧いひとだなーと思うんですよね。感情を開放する役だと、ついテンションが上がりすぎて声も高くなっちゃうし、早口になってしまって台詞が一本調子になってしまいがちだけど、「天の鼓」の博雅とか、抑えた芝居が素敵だったような気がする。(←そこまで書いておいて“気がする”ってオイ…)
とにかく、パブでのジョン卿は、ピアノの陰からビルとサリーを見守るところから、サリーの「一度ハートをなくしたら」を聴きながら、溜息をついてはけるまで、ほんとにほんとにダンディで素敵でした(はぁと)
●ヘアフォード邸のテラス
大劇場から引き続きのワーシントン・ワーシントン夫人(天野ほたる)が美しい。抜群の美しさと優雅さにうっとり〜♪
ビルが登場した瞬間の、マリアやジャッキーの得意げな顔!本当に可愛いです。
紫乃ちゃんジャスパー卿の、「あれは誰かね?」に、自信満々で応える「ウィリアムですよ!」という声に、つい笑ってしまいます。あまりにも嬉しそうで、“声に花が咲いている”感じなので。
ジャスパー卿、ちゃんと普通で自然な「おじいさん」なのがとっても嬉しいです。ジャスパー卿は“変な人”じゃないんだよー!(涙)。紫乃ちゃんはスタイルがいいので、“歳をとって身体は思い通りに動かないけれども、昔はカッコよかったんだろうなあ”、ってふつーに思えるのがいい!
もう少し、あの空気の中に完全に溶け込んでしまえるともっと良いんですけどねぇ…。とりあえず、浮き上がってはいないのでよしとしたいです。(←偉そうにすみませんっ)
あー(花瀬みずか)ちゃん&かえ(良基天音)ちゃんのバターズビー夫妻は、こちらもなんだか普通の夫婦でしたね。あーちゃんの気合一発!!な美貌が目に眩しかったです。なんか、かえちゃんがどことなく眩しそうに自分の妻を見ていたのが可愛らしかった(笑)。
……でも。
かえちゃんが一番面白かったのは、たぶん「ランベス・ウォーク」で踊りだしてから、でしょうね……。
すごかったです。はい。いや、実際にはマギーのパーチェスターという“もっとすごいもの”があったので、最初はあまり目に入らなかったのですが………
……凄かった(@ @)。
ま、ランベス・ウォークは他にも観なくてはいけない人がたーーーっくさん居ますので、無理にとは言いませんが。
バターズビー卿は、私的にはかなりお勧めです♪
ソフィア・ブライトンは萌花ゆりあ。
美しかったー!!小さくて丸い頭の脇に垂れ下がる、大粒の葡萄の房。
なんだかとってもジューシーに見えたし、おいしそうでした。ビルでなくても思わず手を出したいかも。
声そのものはきれいで可愛い声なんですが、芝居としてはまだまだでしたねぇ。そういえば、新公でもあまり動きナシの芝居ONLYの役ってつかなかったですもんね…(同期のひまりんとか、前後の期に芝居巧者がたくさんいたので)。バウ「ホフマン物語」も、台詞がなくて歌だけの「アントニアの母」がメインだったし…。
あ、でも、ステッラは良かったんですよね。あれも台詞のみのお芝居ですが。…今回は、ちょっと残念でした。あいちゃんもみりおくんも、巧かったんだなあ…。
まぁ、まだ終わっていませんので。千秋楽までになんとかなれば!(^ ^)。
全然関係ないんですが、輝城みつるくんってどこで観たのかなーとずーっと思っていたんですが、ホフマンBチームのエリオット(Aチームは五十鈴ひかり)だったんですね!あのソロ歌ってた子か!納得!!
…すみません、話が逸れました。
ディス夫人の妃乃あんじちゃん、メイの蘭乃はなちゃん、どちらも無難な感じでした。あーちゃんの落ち着いたディス夫人と、圧倒される美しさだったしずくのメイを前提にすると、二人ともちょっと苦戦していたかなー?
でも!
メイの本番は、ビルにお尻を撫でられるところじゃなかったんです(*^ ^*)。
ランベス・ウォークが始まって、比較的最初の頃に踊りだす貴族の一人なのは同じなんですが。
舞台下手の方で、たしか響くん(←違うかも)に手を取られて踊りだすときの、不安げな手つき・足どり。
そして、うまく出来たときの嬉しそうな笑顔のチャーミングさ!!
悶えました。客席で。
もう、たまらないほど可愛かったよ〜っ!!
ランベスのメンバーも本当に素敵だし、
ビルとサリーは、もう目が離せないほどくるくる表情が変わって可愛らしいし、
パーチェスターは勝手に目に入ってくるし、
…………
誰も彼もが本当に可愛いんですけれども。
それでも。
「ランベス・ウォーク」博多座版の主役は、誰でもない、マリア夫人。
それだけは間違いない。
次第に盛り上がっていく会場を、
呆然として、
唖然として、
そして、怒りに震えてうろうろと歩き回るマリア。
それを心配そうに見ながら、結構楽しげにランベスの女の子と踊っているジョン卿。
客席降りから戻ってくるメンバーの、
テンションの高さ。
空気の熱さ。
その、真ん中で。
信頼していたヘザーセットたちが、腕をくんで踊りだしたのをみて、
ぷつん、と、マリアの理性が音をたてて切れる。
マリアの絶叫。
喉もかれよと叫んで。
……そして、踊りだす。
自暴自棄。
食事の用意が出来たと聞いて、ドアに吸い込まれていく客たち。
彼らがはけていくと、ビルの帽子を斜めに被った、洒落者の女傑が現れる。
あ。
やっぱり、マリアと、サリー、そっくりじゃん
そう。
引力にひかれて落ちてくる林檎のように、マリアの正体がすとんと落ちてくる。
ビルが愛したひとの、
ジョンが愛したひとの、
正体が。
京さんのウィンクは、それはそれは見事にコケティッシュで、思わず堕ちてしまいそうでした……。
きりやん、もう少しウィンクもがんばれ!(*~ ~*)
.
月組博多座公演「ME AND MY GIRL」、千秋楽おめでとうございます。
さぞ盛り上がったことでしょうねぇ(*^ ^*)。ねこも行きたかったです…。とりあえず、応接間でビルを教育する場面で、京さんのマリアが博多弁のアドリブをかましてくれたというレポートが届きました。Yちゃんありがとう!
本当に楽しい作品で、下級生の成長も著しく、いい公演でした。
きりやん、次は薫君ですね!大野さんの王朝もの!羨ましい……。藤井さんが踊りまくらせそうなショーもあるので、お休みの間にもう少し肉をつけて、がんばってほしいです。
しずくちゃん、新公とは全く違う経験だったと思いますが、素晴らしい成長ぶりでした。初舞台の時から目立っていた美貌が、これから花開くのかと思うとワクワクします!好みがわかれる声なので、もう少しコントロールできるようになると鬼に金棒かと(はぁと)
トップ娘役不在の組で、あれこれ苦労もありそうですが、この博多座を乗り切ったことを自信に、がんばってください!ご活躍を祈っています。
人数は本来の半分でも、「月組」らしい薫り高さは100%で持っていってくれた博多座メンバー&京さんに、乾杯!
今日は個人的にすごく運の無い日で(涙)した。
すっごく寝不足だったのに、日付が変わって今日になった途端にちょっとトラブルがあって3時頃まで眠れなかったし、
天候不順のせいか乗る電車乗る電車すべて遅れて公演に遅刻するし(最後には私が乗るから遅れるんじゃないかという気がしてきたよ…)、私が外に出ると雨が降り出すし、駅は人がいっぱいだし、さばきは拾えないし、出すつもりだった手紙はすっかり忘れて家に持って帰ってきてしまったし、やっと五体満足で家に帰り着いたかと思ったら某ジェンヌさんからのサマーカードが雨に濡れて“へにょっ”となっているし……、
………とにかく散々な一日でした(涙)。
ま、そんな日もあるさ。
あごで受け止めて、スマイル、スマイル、スマイル〜(^ ^)
オリンピックも終わってしまったし、明日から仕事がんばろう…。
.
さぞ盛り上がったことでしょうねぇ(*^ ^*)。ねこも行きたかったです…。とりあえず、応接間でビルを教育する場面で、京さんのマリアが博多弁のアドリブをかましてくれたというレポートが届きました。Yちゃんありがとう!
本当に楽しい作品で、下級生の成長も著しく、いい公演でした。
きりやん、次は薫君ですね!大野さんの王朝もの!羨ましい……。藤井さんが踊りまくらせそうなショーもあるので、お休みの間にもう少し肉をつけて、がんばってほしいです。
しずくちゃん、新公とは全く違う経験だったと思いますが、素晴らしい成長ぶりでした。初舞台の時から目立っていた美貌が、これから花開くのかと思うとワクワクします!好みがわかれる声なので、もう少しコントロールできるようになると鬼に金棒かと(はぁと)
トップ娘役不在の組で、あれこれ苦労もありそうですが、この博多座を乗り切ったことを自信に、がんばってください!ご活躍を祈っています。
人数は本来の半分でも、「月組」らしい薫り高さは100%で持っていってくれた博多座メンバー&京さんに、乾杯!
今日は個人的にすごく運の無い日で(涙)した。
すっごく寝不足だったのに、日付が変わって今日になった途端にちょっとトラブルがあって3時頃まで眠れなかったし、
天候不順のせいか乗る電車乗る電車すべて遅れて公演に遅刻するし(最後には私が乗るから遅れるんじゃないかという気がしてきたよ…)、私が外に出ると雨が降り出すし、駅は人がいっぱいだし、さばきは拾えないし、出すつもりだった手紙はすっかり忘れて家に持って帰ってきてしまったし、やっと五体満足で家に帰り着いたかと思ったら某ジェンヌさんからのサマーカードが雨に濡れて“へにょっ”となっているし……、
………とにかく散々な一日でした(涙)。
ま、そんな日もあるさ。
あごで受け止めて、スマイル、スマイル、スマイル〜(^ ^)
オリンピックも終わってしまったし、明日から仕事がんばろう…。
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宝塚月組・龍真咲さんが出演されている「ハートフォード生命」のCMを見ました……ハートフォード生命さんのHPで。
6月のトークショー以来、まさお熱が再燃していた猫ですが、博多座のジェラルド&ジャッキー(特にジャッキー☆)で完全に盛り上がっているらしく、とりあえずブロマイドプレゼントに応募してみました(^ ^)。当たるといいなあ〜♪
ハートフォード生命さんのサイトはこちら。
http://www.hartfordlife.co.jp/
タカラヅカな衣装に身を包み、かっこつけて歌い、踊る、かっこいいまさお………
……ふつーにテレビを見ていてこれが流れたら、心臓止まるかもしれん、と思いました。
なんで、って、……恥ずかしくて。
いや、かっこいいんですけどね、まさおは。
さすがにいい声だし!
でも、
……恥ずかしいよーーーーっ!!
「ハートフォードせいめーーーい♪」と、朗々と笑顔で歌いきるまさおは、ものすごく痛々しくて素敵なんですけど、
私には耐えられないかも…。
普段まったく民放を見ない人間なので、私自身が普通に生活していて、「たまたま」このCMを見てしまう可能性はほぼ無いのですが。
会社の同僚とかがこれを見たら、どういう反応をするんだろう…とか、何か聞かれたら何て答えよう…とか、そんなことを考えるから余計恥ずかしくなるんですよねぇ。
ふつーの人にとっては、ふつーの(ちょっと珍しい)CM、くらいの印象なのでしょうか。
それとも、「ほえー、なんじゃこりゃあ!!」って感じなのでしょうか……?
もう、今日から実放映されているんですよね、このCM。
実際にテレビでご覧になった方、いかがでしたか…?(弱気)
学生時代からの親友が某大手の生保レディ(それも、かなり偉いらしい)をやっているため、ハートフォードさんがいくらがんばってくださっても、素晴らしい商品をたくさんお持ちでも、なかなかこれ以上保険に入ることが難しい猫ではありますが。
……せめて、こうやって日記に書いてみたりすることで、少しでも広告宣伝効果があがり、ハートフォード生命さんが末永く宝塚のスポンサーを続けてくださるよう祈っています。
……でも、メイキングで素のまさおが歌っているのを見てもやっぱり恥ずかしい……(←何故だ)
といいつつ、鏡に向かって何度も振りを確認するまさおの、そのプロな笑顔にちょっと惚れました(*^ ^*)。
しかし、プロの駄目だしっていうのは的確なものなんですね。
「歌うのに一生懸命すぎて、『応援しますよ!』という気持ちが伝わらない」かー。さすがだなーーーー(感心)
なにはともあれ。
ハートフォード生命保険株式会社さんと宝塚歌劇団の、さらなる発展を祈っています☆
.
6月のトークショー以来、まさお熱が再燃していた猫ですが、博多座のジェラルド&ジャッキー(特にジャッキー☆)で完全に盛り上がっているらしく、とりあえずブロマイドプレゼントに応募してみました(^ ^)。当たるといいなあ〜♪
ハートフォード生命さんのサイトはこちら。
http://www.hartfordlife.co.jp/
タカラヅカな衣装に身を包み、かっこつけて歌い、踊る、かっこいいまさお………
……ふつーにテレビを見ていてこれが流れたら、心臓止まるかもしれん、と思いました。
なんで、って、……恥ずかしくて。
いや、かっこいいんですけどね、まさおは。
さすがにいい声だし!
でも、
……恥ずかしいよーーーーっ!!
「ハートフォードせいめーーーい♪」と、朗々と笑顔で歌いきるまさおは、ものすごく痛々しくて素敵なんですけど、
私には耐えられないかも…。
普段まったく民放を見ない人間なので、私自身が普通に生活していて、「たまたま」このCMを見てしまう可能性はほぼ無いのですが。
会社の同僚とかがこれを見たら、どういう反応をするんだろう…とか、何か聞かれたら何て答えよう…とか、そんなことを考えるから余計恥ずかしくなるんですよねぇ。
ふつーの人にとっては、ふつーの(ちょっと珍しい)CM、くらいの印象なのでしょうか。
それとも、「ほえー、なんじゃこりゃあ!!」って感じなのでしょうか……?
もう、今日から実放映されているんですよね、このCM。
実際にテレビでご覧になった方、いかがでしたか…?(弱気)
学生時代からの親友が某大手の生保レディ(それも、かなり偉いらしい)をやっているため、ハートフォードさんがいくらがんばってくださっても、素晴らしい商品をたくさんお持ちでも、なかなかこれ以上保険に入ることが難しい猫ではありますが。
……せめて、こうやって日記に書いてみたりすることで、少しでも広告宣伝効果があがり、ハートフォード生命さんが末永く宝塚のスポンサーを続けてくださるよう祈っています。
……でも、メイキングで素のまさおが歌っているのを見てもやっぱり恥ずかしい……(←何故だ)
といいつつ、鏡に向かって何度も振りを確認するまさおの、そのプロな笑顔にちょっと惚れました(*^ ^*)。
しかし、プロの駄目だしっていうのは的確なものなんですね。
「歌うのに一生懸命すぎて、『応援しますよ!』という気持ちが伝わらない」かー。さすがだなーーーー(感心)
なにはともあれ。
ハートフォード生命保険株式会社さんと宝塚歌劇団の、さらなる発展を祈っています☆
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銀座博品館劇場にて、ミュージカル「SHOUT!」を観てまいりました。
女性5人+演奏3人による、60年代ロンドンを舞台にしたミュージカル。
一言で感想を書くのが非常に難しい作品ではありましたが、
間違いなく一見の価値はありました。
うん、楽しかったですー!とっても!
「Stylish&Cool」モデル系美女・ブルー=紫吹淳
「Domestic&Material」良妻賢母代表・オレンジ=樹里咲穂
「Sexy&Surprising」恋多き女性・グリーン=岡千絵
「Naive&Unique」キュートな個性派・レッド=入絵加奈子
「Adventurous&Enthusiastic」パワフルガール・イエロー=森口博子
いやーーーーー、この5人を集めたキャスティングディレクターに、まずは大きな拍手を送りたいです。
すごかった!!
だってもう、岡千絵さん、リカさん、樹里ちゃんの三人が、ミニスカはいて並ぶんですよ!!(壊)
しかも、リカさんはただのミニじゃないの。超ミニ。
鼻血。
いやー、良いモノを見せていただきました。
まずは、岡・樹里の二人を従えてさえ、「超絶スタイルのモデル系」と言われて説得力のあるリカさんの凄味。
サスーン風の、っていうか60年代風のショートボブにくっきりアイラインのモードメイクがものすごく似合って、そのまま本当にファッションショーに出てきそう。一人だけモデル立ちだし、モデル歩きだし、なんだか凄くいい感じに浮いていました。
ソロ歌は、他の4人の声がパワフルすぎてちょっと……えーっと(^ ^; 元々やわらかくてぼわんと響く声なので、パワーに欠けていたのは否めません。でも、コーラスの低音でつやのある声が響いていて、素晴らしかったです。
リカさんがいたからこそ、あの難しいコーラスができたんだと思う。さすがの貫禄でした!
チラシやカーテンコールのイメージほど「主演」色のない作品でしたけれども、リカさんはリカさんの仕事をきっちりこなして、良い作品に仕上げたなーと思います。あの“超絶スタイル”は他にいないし、良い配役だったと思います。
樹里ちゃんは、今更何もコメントすることはありません。
主役のいない作品ですが、基本的にコーラスのリードを取るのは殆どオレンジ。これは、元々オレンジの仕事なのか、樹里ちゃんだから任されたのか、オリジナルを観たことがないのでわからないのですが…
キャラクターもキュートで可愛かったです。
恋愛結婚するんだけど、夫が実は同性愛者だった(らしい)という設定で、帰ってこない旦那を待ってキッチンドランカーになっった、という設定の場面とかあるんですが、どんなに悲惨(なはずの)場面でも、樹里ちゃんがやるとなんともいえずキュートになってしまうのが凄いなあ、と。
パントマイムで酒を飲んで、パントマイムで掃除をして、パントマイムで窓を拭いて(←これが爆笑でした…ホントはすごく哀しいんだけど)、パントマイムでまた酒をがぶ呑みする……
樹里ちゃんって、私が思っていたよりもっと凄い人なのかも、と
思いました。
月組ファンとしては、樹里ちゃんとリカさんが並んでいるのを観るだけでなんだか懐しくて、幸せな気持ちでした☆(ベルナルド&アニタも、ニコラス&リカルドも、大好きだったなぁ…)
岡千絵さんは、ス・テ・キ。
色っぽくてハチャメチャで、スタイル抜群!ちょっと垂れ目に唇の下のつけぼくろが色っぽい。本当に、可愛くてイイオンナなんですよね♪
男を次から次と変えていく“恋多き”セクシーガール、だけど最後には「たったひとりのベターハーフ」と出会って幸せに結婚する。
結婚がイコール幸せではない(オレンジ)けれども、愛する人と結婚して共に生きることが幸せ(グリーン)なのだ、と、そんなメッセージを担うキャラクターでした。
ちょっとヤバい場面もあったりして、「清く正しく美しい」宝塚ファンの猫なんぞは思わず目を伏せてしまったりするんですけれども(←え?)、とにかく歌も芝居も踊りも、何もかもステキでした(はぁと)
何を着せても似合う人間離れしたスタイルの3人は、基本的に脚線美を強調するミニスカートにパンプスのスタイル。
そして、加奈子ちゃんには黒のハイソックス、森口さんには白いビニールのブーツ、という絶妙なアイテムを加えて、キャラクターの個性づくりに一役かう…衣装は十川ヒロコさん、でいいのかな?実に見事な仕事をされていました。
どれも本当に似合ってて可愛かったです♪
60年代ファッションは、私にとってはかなり“レトロな”ファッションなんですけれども。それでも、この舞台で披露される衣装の数々は、「世界の最先端だったロンドン」の薫りが色濃く出ていて、とても新鮮でした。
博子さんはポール・マッカートニーのファンで、彼のおっかけをやっちゃうような積極的な女の子。なにごとにも体当たりでぶつかっていく、冒険的でアメリカンなイメージ。
私は、タレントとしての「森口博子」を全然知らない(←あの頃から本当にテレビを見ていなかった…)人間なのですが、あまりの歌の巧さと魅力に、本当にびっくりしました。
ってゆーか、可愛い〜!!40歳にはとても見えない。どう見ても樹里ちゃんと同世代でしょ!?という感じ。
美人で、エネルギッシュで、パワフルで、ものすごーく魅力的。後半に大きなナンバーが集中しているのですが、ホントステキでした♪ダンスはあまり得意でないようでしたが、ちゃんとついてってたし、何よりリズム感がいいんですね。
とにかく、歌の巧いのには驚きました。「タイタニック」、観られなかったのが残念です…。せっかく来年再演されるのに、出ないなんて(涙)。
加奈子ちゃんは、結構お久しぶり………かな?
一番最近に観たのは何だろう。相変わらずちっさくて可愛くて、歌声がパワフルで、顔芸すごくて、最高に面白かったです。
他の4人よりだいぶ年下の設定で、物語の最初は中学生かなにかなんですよね、たしか。それがまた違和感アリアリな可愛らしさで。
相変わらずだなあ〜、と。
永遠の少女、といえば、ミュージカル界には土居裕子さんとか、伊東恵里さんとか、他にも劇団四季関係に何人かいますけれども。
加奈子ちゃんの「少女」っぷりは、結構怖いところが毎回良い味になっているんですよね…。今回も、あまりにもレッドがハマり役すぎて、本当に驚いてしまいました。
あれだけの顔芸ができる「永遠の少女」っていない……(^ ^;ゞ。
「ミス・サイゴン」の初演が1992年だから、加奈子ちゃんの名前を初めて覚えてから、もう16年もたつんですね。
キムもエポニーヌも、本当に大好きでした。特にエポニーヌは、個人的には歌穂ちゃんより好きになったくらい、当たり役だったと今でも思っています。
あのキムが、エポニーヌが、
16年を経て、レッドが演れる女優になったんですね。
素晴らしい、と思います。心の底から。これからも、舞台でお会いできるのを楽しみにしています。
作品的には、「すごく楽しいけどワケが解らない」というのが正直なところでした。
60年代のロンドン・ポップスを次から次へと歌いついで、その合間にショートコントが挟まる形式のショー。
架空の女性誌「SHOUT」をキーに、
1962年から1970年までを一年づつ、
その年に流行った音楽と、その年に起こった事件をネタに、
5人の女の子(レッドがローティーン→、他の4人はハイティーン→)の生活と恋を、一人芝居(っていうか、コント)でつづっていく。
…何の予習もせずに客席に座ってしまったので、まず、この作品の形式を理解するまでにちょっと時間がかかりました。
いきなり5人の歌から始まって、怒涛のように歌い踊られてしまうので、息をつく暇がないんですよね。
ああ、こういう形式で進むんだな、と、大枠が見えてきたのは、もう終わりかけの頃で。それまで結構混乱しっぱなしで、もったいないことしたなあと思います。
これからご覧になる方は、“そーゆー形式なのね”と頭の隅においとかれると良いかもしれません。
そうやって、一年一年、丁寧に思い出を辿っていって、
女の子たちも、一年一年、丁寧に年を重ねていって。
男と出会い、別れ、また出会い、また別れ…
「話題はLOVE。だってそれしかないじゃない!?」
という年頃から、
「わたしらしく」
を合言葉に、生き方を模索しはじめる年齢になって。
そして。
ラストシーンは、たぶんもう80年代なんですよね。ちゃんと、ファッションがそんな感じになっているし。
彼女らも一人前の大人のオンナになって、それぞれに「自分の人生」と「人生の伴侶」を見つけている、時代。
そして、
「あの頃は楽しかったね!」と語り合う、5人のキュートな女性たち。
その輝き、
そのエネルギー、
その、生きるために必要な、パワー。
生きることは楽しいでしょう?というメッセージが明快で、あまりの眩しさに涙が出ました。
嫌なことがたくさんあるわけですよ。5人の人生には。
美人じゃなかったり、
男と長続きしなかったり、
夫がホモだったり、
出会いが無かったり、
……自分がレズだったり。
マリファナを吸ってみたり、
LSDに逃げてみたり、
いろいろやってみて、
でも、逃げられない。
逃げたって仕方が無い。だって、生きているんだもの。
生きていれば、嫌なことはたくさんある。
でも、
……楽しい事だって、あるじゃない?
難しいなあ、と思ったのは、私があまりにも「60年代ロンドン」について何も知らないからなのだと思います。
曲も2曲くらいしかわからなかったし、ダンスも見覚えがない。
とにかく、芝居の中にちりばめられた当時の当地ネタがさっぱりわからない。時代の空気がせっかく舞台の上に色濃くあるのに、それを感じられない自分がとても悲しかった。
そういう、「2008年の日本」の観客にはわからない、あるいは気づきにくいネタについては、もう少しわかりやすく表現できなかったのかなあ、と思ったことは否定しません。
ただ、今回の「SHOUT!」については、プログラムで「60年代ロンドン」という特別な時代に関する薀蓄を語るページが充実していて、とても面白かったです。
まぁ、開演前にこれを読んだ方がいいかどうか、は、判断の分かれるところだと思いますが。
でもまぁ、わからなくても感動はできます。
感動は頭で理解したって得られない。感動するのはハートですから。
5人の女の子たちの10年間を一緒に追体験して、
そして最後に、
「楽しかったね」「生きるのって楽しいよね」と、力強く言ってもらえる、感動。
……そうだね、楽しいのかもしれないね。
自分自身が、楽しく生きよう!と思いさえすれば。
まぁ、論じるより観るが易し。
ぜひぜひみなさま、お時間のアキがありましたら、ご観劇くださいませ(今月末まで)。
そして、ぜひぜひ私に細かいネタの種を教えてくださいm(_ _)m。
あ。
一つだけ忠告。休憩無しなので、開演前のトイレは必須ですよ♪
.
女性5人+演奏3人による、60年代ロンドンを舞台にしたミュージカル。
一言で感想を書くのが非常に難しい作品ではありましたが、
間違いなく一見の価値はありました。
うん、楽しかったですー!とっても!
「Stylish&Cool」モデル系美女・ブルー=紫吹淳
「Domestic&Material」良妻賢母代表・オレンジ=樹里咲穂
「Sexy&Surprising」恋多き女性・グリーン=岡千絵
「Naive&Unique」キュートな個性派・レッド=入絵加奈子
「Adventurous&Enthusiastic」パワフルガール・イエロー=森口博子
いやーーーーー、この5人を集めたキャスティングディレクターに、まずは大きな拍手を送りたいです。
すごかった!!
だってもう、岡千絵さん、リカさん、樹里ちゃんの三人が、ミニスカはいて並ぶんですよ!!(壊)
しかも、リカさんはただのミニじゃないの。超ミニ。
鼻血。
いやー、良いモノを見せていただきました。
まずは、岡・樹里の二人を従えてさえ、「超絶スタイルのモデル系」と言われて説得力のあるリカさんの凄味。
サスーン風の、っていうか60年代風のショートボブにくっきりアイラインのモードメイクがものすごく似合って、そのまま本当にファッションショーに出てきそう。一人だけモデル立ちだし、モデル歩きだし、なんだか凄くいい感じに浮いていました。
ソロ歌は、他の4人の声がパワフルすぎてちょっと……えーっと(^ ^; 元々やわらかくてぼわんと響く声なので、パワーに欠けていたのは否めません。でも、コーラスの低音でつやのある声が響いていて、素晴らしかったです。
リカさんがいたからこそ、あの難しいコーラスができたんだと思う。さすがの貫禄でした!
チラシやカーテンコールのイメージほど「主演」色のない作品でしたけれども、リカさんはリカさんの仕事をきっちりこなして、良い作品に仕上げたなーと思います。あの“超絶スタイル”は他にいないし、良い配役だったと思います。
樹里ちゃんは、今更何もコメントすることはありません。
主役のいない作品ですが、基本的にコーラスのリードを取るのは殆どオレンジ。これは、元々オレンジの仕事なのか、樹里ちゃんだから任されたのか、オリジナルを観たことがないのでわからないのですが…
キャラクターもキュートで可愛かったです。
恋愛結婚するんだけど、夫が実は同性愛者だった(らしい)という設定で、帰ってこない旦那を待ってキッチンドランカーになっった、という設定の場面とかあるんですが、どんなに悲惨(なはずの)場面でも、樹里ちゃんがやるとなんともいえずキュートになってしまうのが凄いなあ、と。
パントマイムで酒を飲んで、パントマイムで掃除をして、パントマイムで窓を拭いて(←これが爆笑でした…ホントはすごく哀しいんだけど)、パントマイムでまた酒をがぶ呑みする……
樹里ちゃんって、私が思っていたよりもっと凄い人なのかも、と
思いました。
月組ファンとしては、樹里ちゃんとリカさんが並んでいるのを観るだけでなんだか懐しくて、幸せな気持ちでした☆(ベルナルド&アニタも、ニコラス&リカルドも、大好きだったなぁ…)
岡千絵さんは、ス・テ・キ。
色っぽくてハチャメチャで、スタイル抜群!ちょっと垂れ目に唇の下のつけぼくろが色っぽい。本当に、可愛くてイイオンナなんですよね♪
男を次から次と変えていく“恋多き”セクシーガール、だけど最後には「たったひとりのベターハーフ」と出会って幸せに結婚する。
結婚がイコール幸せではない(オレンジ)けれども、愛する人と結婚して共に生きることが幸せ(グリーン)なのだ、と、そんなメッセージを担うキャラクターでした。
ちょっとヤバい場面もあったりして、「清く正しく美しい」宝塚ファンの猫なんぞは思わず目を伏せてしまったりするんですけれども(←え?)、とにかく歌も芝居も踊りも、何もかもステキでした(はぁと)
何を着せても似合う人間離れしたスタイルの3人は、基本的に脚線美を強調するミニスカートにパンプスのスタイル。
そして、加奈子ちゃんには黒のハイソックス、森口さんには白いビニールのブーツ、という絶妙なアイテムを加えて、キャラクターの個性づくりに一役かう…衣装は十川ヒロコさん、でいいのかな?実に見事な仕事をされていました。
どれも本当に似合ってて可愛かったです♪
60年代ファッションは、私にとってはかなり“レトロな”ファッションなんですけれども。それでも、この舞台で披露される衣装の数々は、「世界の最先端だったロンドン」の薫りが色濃く出ていて、とても新鮮でした。
博子さんはポール・マッカートニーのファンで、彼のおっかけをやっちゃうような積極的な女の子。なにごとにも体当たりでぶつかっていく、冒険的でアメリカンなイメージ。
私は、タレントとしての「森口博子」を全然知らない(←あの頃から本当にテレビを見ていなかった…)人間なのですが、あまりの歌の巧さと魅力に、本当にびっくりしました。
ってゆーか、可愛い〜!!40歳にはとても見えない。どう見ても樹里ちゃんと同世代でしょ!?という感じ。
美人で、エネルギッシュで、パワフルで、ものすごーく魅力的。後半に大きなナンバーが集中しているのですが、ホントステキでした♪ダンスはあまり得意でないようでしたが、ちゃんとついてってたし、何よりリズム感がいいんですね。
とにかく、歌の巧いのには驚きました。「タイタニック」、観られなかったのが残念です…。せっかく来年再演されるのに、出ないなんて(涙)。
加奈子ちゃんは、結構お久しぶり………かな?
一番最近に観たのは何だろう。相変わらずちっさくて可愛くて、歌声がパワフルで、顔芸すごくて、最高に面白かったです。
他の4人よりだいぶ年下の設定で、物語の最初は中学生かなにかなんですよね、たしか。それがまた違和感アリアリな可愛らしさで。
相変わらずだなあ〜、と。
永遠の少女、といえば、ミュージカル界には土居裕子さんとか、伊東恵里さんとか、他にも劇団四季関係に何人かいますけれども。
加奈子ちゃんの「少女」っぷりは、結構怖いところが毎回良い味になっているんですよね…。今回も、あまりにもレッドがハマり役すぎて、本当に驚いてしまいました。
あれだけの顔芸ができる「永遠の少女」っていない……(^ ^;ゞ。
「ミス・サイゴン」の初演が1992年だから、加奈子ちゃんの名前を初めて覚えてから、もう16年もたつんですね。
キムもエポニーヌも、本当に大好きでした。特にエポニーヌは、個人的には歌穂ちゃんより好きになったくらい、当たり役だったと今でも思っています。
あのキムが、エポニーヌが、
16年を経て、レッドが演れる女優になったんですね。
素晴らしい、と思います。心の底から。これからも、舞台でお会いできるのを楽しみにしています。
作品的には、「すごく楽しいけどワケが解らない」というのが正直なところでした。
60年代のロンドン・ポップスを次から次へと歌いついで、その合間にショートコントが挟まる形式のショー。
架空の女性誌「SHOUT」をキーに、
1962年から1970年までを一年づつ、
その年に流行った音楽と、その年に起こった事件をネタに、
5人の女の子(レッドがローティーン→、他の4人はハイティーン→)の生活と恋を、一人芝居(っていうか、コント)でつづっていく。
…何の予習もせずに客席に座ってしまったので、まず、この作品の形式を理解するまでにちょっと時間がかかりました。
いきなり5人の歌から始まって、怒涛のように歌い踊られてしまうので、息をつく暇がないんですよね。
ああ、こういう形式で進むんだな、と、大枠が見えてきたのは、もう終わりかけの頃で。それまで結構混乱しっぱなしで、もったいないことしたなあと思います。
これからご覧になる方は、“そーゆー形式なのね”と頭の隅においとかれると良いかもしれません。
そうやって、一年一年、丁寧に思い出を辿っていって、
女の子たちも、一年一年、丁寧に年を重ねていって。
男と出会い、別れ、また出会い、また別れ…
「話題はLOVE。だってそれしかないじゃない!?」
という年頃から、
「わたしらしく」
を合言葉に、生き方を模索しはじめる年齢になって。
そして。
ラストシーンは、たぶんもう80年代なんですよね。ちゃんと、ファッションがそんな感じになっているし。
彼女らも一人前の大人のオンナになって、それぞれに「自分の人生」と「人生の伴侶」を見つけている、時代。
そして、
「あの頃は楽しかったね!」と語り合う、5人のキュートな女性たち。
その輝き、
そのエネルギー、
その、生きるために必要な、パワー。
生きることは楽しいでしょう?というメッセージが明快で、あまりの眩しさに涙が出ました。
嫌なことがたくさんあるわけですよ。5人の人生には。
美人じゃなかったり、
男と長続きしなかったり、
夫がホモだったり、
出会いが無かったり、
……自分がレズだったり。
マリファナを吸ってみたり、
LSDに逃げてみたり、
いろいろやってみて、
でも、逃げられない。
逃げたって仕方が無い。だって、生きているんだもの。
生きていれば、嫌なことはたくさんある。
でも、
……楽しい事だって、あるじゃない?
難しいなあ、と思ったのは、私があまりにも「60年代ロンドン」について何も知らないからなのだと思います。
曲も2曲くらいしかわからなかったし、ダンスも見覚えがない。
とにかく、芝居の中にちりばめられた当時の当地ネタがさっぱりわからない。時代の空気がせっかく舞台の上に色濃くあるのに、それを感じられない自分がとても悲しかった。
そういう、「2008年の日本」の観客にはわからない、あるいは気づきにくいネタについては、もう少しわかりやすく表現できなかったのかなあ、と思ったことは否定しません。
ただ、今回の「SHOUT!」については、プログラムで「60年代ロンドン」という特別な時代に関する薀蓄を語るページが充実していて、とても面白かったです。
まぁ、開演前にこれを読んだ方がいいかどうか、は、判断の分かれるところだと思いますが。
でもまぁ、わからなくても感動はできます。
感動は頭で理解したって得られない。感動するのはハートですから。
5人の女の子たちの10年間を一緒に追体験して、
そして最後に、
「楽しかったね」「生きるのって楽しいよね」と、力強く言ってもらえる、感動。
……そうだね、楽しいのかもしれないね。
自分自身が、楽しく生きよう!と思いさえすれば。
まぁ、論じるより観るが易し。
ぜひぜひみなさま、お時間のアキがありましたら、ご観劇くださいませ(今月末まで)。
そして、ぜひぜひ私に細かいネタの種を教えてくださいm(_ _)m。
あ。
一つだけ忠告。休憩無しなので、開演前のトイレは必須ですよ♪
.
TBSで放映された「さんちゃんねる」を、猫にしては珍しくオンタイムで見ました。
…単に録画予約するのをすっかり忘れていたので、慌ててテレビつけたんですけどね、会社で(笑)。
一緒に残業していた同僚と、インスタントラーメンを食べながら見ていたんですが。
らぎ(柊巴)ちゃんといづるん(天勢いづる)が並んで大笑いしているのを見て(←一瞬でしたけど)
あ、桂と幾松だ、と。
…あれからもうすぐ一年になるというのに、最初に思うのはそれなんだな、と感慨深く思いながら。
それにしても、らぎちゃんのど金髪、すごくないですか?
誰かと思ったよ…(^ ^;ゞ 今回のお芝居はキューバが舞台だから、黒髪に黒塗りだとばかり思っていたのに(←まだCS見てないのがバレバレ)
っていうか、そんなところチェックしてるの君一人だから。
本題に戻ろうよ、ね?
えーっと。
一緒にラーメンを啜っていた同僚が、
「この人かっこいいね」と言ったのは、キム(音月桂)ちゃんでした。
「え、どっちかっていうと可愛いタイプだと思うんだけど」
と言ったら、
「いや、あの座り方は凄い」と。
………いや、あの、その、全員あの座り方だから。
キミが「可愛い」とコメントしたひろみ(彩那音)(←実に目が高い友を持って幸せだ)ちゃんも、あんなもんだから!
私が一番受けたのは、さんまさんに「ラストスカート」のエピソードを追求された水くんだったんですが。
挙動不審すぎるよ、その反応!
ただ、やはり「すみれコード」がぴんと来ない同僚たちは全然面白さがわからないらしく、一人で受けている私を不思議そうーになまぬるーく見守ってくれました(*^ ^*)。
ちょっと恥ずかしかった///
基本的に、喋ってたのはマヤさん、組長、水くん、となみちゃん、キムちゃん、テルくん、(真波)そらちゃん、ヒメ(舞咲りん)、かおり(晴華みどり)ちゃん、コマ(沙央くらま)ちゃん、、、、くらいでしたっけ?
あとは新公チームの方で、せしるとみみちゃんとがおりちゃん、でしたよね。みみちゃん可愛かったなあ〜〜。
収録の後、またお稽古して、
そして、昨日が新公本番だったんですよね。どうだったんでしょうねぇ〜☆(←せしるは、あの頭で主演したのか!?)
音楽学校時代の掃除についてのエピソードで、「自分も朝早くから師匠の家に行って、家中掃除してた」という話を披露してくれたさんまさん。
結局、宝塚って「芸事」の一分野なんだ、ってことなんでしょうね。日本独特の、「内弟子」制度、というか。
芸事は、技術を教えるものではなく、心意気を継承するものなのだ、とでもいうのでしょうか。よく言えば。まずは掃除をするところから、というのが、お笑いでもお能でも宝塚でも同じだというのが面白いなーと思います。
ユミコちゃんの「男に間違えられた」エピソードが切なかった。
(涼花)リサちゃんが抜群に可愛かったーーーー(*^ ^*)
ヒメが「まぁー、見るからに娘役らしくて可愛らしい!」みたいなコメントを貰っていたことにちょっとウケてしまった(汗)
「宝塚の男役ってこういう人(←真波そら)ばっかりかと思っていたけど、意外とふつーなんだね」と発言した友よ。
きみの「ふつー」の感覚が私にはわからないよ…。
まさかテレビ見ながらメモをとるわけにもいかないし、
同僚の反応が気になってちらちら見ていたりもしたので、あまり内容を覚えていないのですが(^ ^;ゞ
とりあえず、“だるまさんがころんだ”に爆笑しました。
コマ、GJ。
是非ナウオンで、全員でやってほしい…。
素直に大ウケしているさんまさんが、男前でした☆
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…単に録画予約するのをすっかり忘れていたので、慌ててテレビつけたんですけどね、会社で(笑)。
一緒に残業していた同僚と、インスタントラーメンを食べながら見ていたんですが。
らぎ(柊巴)ちゃんといづるん(天勢いづる)が並んで大笑いしているのを見て(←一瞬でしたけど)
あ、桂と幾松だ、と。
…あれからもうすぐ一年になるというのに、最初に思うのはそれなんだな、と感慨深く思いながら。
それにしても、らぎちゃんのど金髪、すごくないですか?
誰かと思ったよ…(^ ^;ゞ 今回のお芝居はキューバが舞台だから、黒髪に黒塗りだとばかり思っていたのに(←まだCS見てないのがバレバレ)
っていうか、そんなところチェックしてるの君一人だから。
本題に戻ろうよ、ね?
えーっと。
一緒にラーメンを啜っていた同僚が、
「この人かっこいいね」と言ったのは、キム(音月桂)ちゃんでした。
「え、どっちかっていうと可愛いタイプだと思うんだけど」
と言ったら、
「いや、あの座り方は凄い」と。
………いや、あの、その、全員あの座り方だから。
キミが「可愛い」とコメントしたひろみ(彩那音)(←実に目が高い友を持って幸せだ)ちゃんも、あんなもんだから!
私が一番受けたのは、さんまさんに「ラストスカート」のエピソードを追求された水くんだったんですが。
挙動不審すぎるよ、その反応!
ただ、やはり「すみれコード」がぴんと来ない同僚たちは全然面白さがわからないらしく、一人で受けている私を不思議そうーになまぬるーく見守ってくれました(*^ ^*)。
ちょっと恥ずかしかった///
基本的に、喋ってたのはマヤさん、組長、水くん、となみちゃん、キムちゃん、テルくん、(真波)そらちゃん、ヒメ(舞咲りん)、かおり(晴華みどり)ちゃん、コマ(沙央くらま)ちゃん、、、、くらいでしたっけ?
あとは新公チームの方で、せしるとみみちゃんとがおりちゃん、でしたよね。みみちゃん可愛かったなあ〜〜。
収録の後、またお稽古して、
そして、昨日が新公本番だったんですよね。どうだったんでしょうねぇ〜☆(←せしるは、あの頭で主演したのか!?)
音楽学校時代の掃除についてのエピソードで、「自分も朝早くから師匠の家に行って、家中掃除してた」という話を披露してくれたさんまさん。
結局、宝塚って「芸事」の一分野なんだ、ってことなんでしょうね。日本独特の、「内弟子」制度、というか。
芸事は、技術を教えるものではなく、心意気を継承するものなのだ、とでもいうのでしょうか。よく言えば。まずは掃除をするところから、というのが、お笑いでもお能でも宝塚でも同じだというのが面白いなーと思います。
ユミコちゃんの「男に間違えられた」エピソードが切なかった。
(涼花)リサちゃんが抜群に可愛かったーーーー(*^ ^*)
ヒメが「まぁー、見るからに娘役らしくて可愛らしい!」みたいなコメントを貰っていたことにちょっとウケてしまった(汗)
「宝塚の男役ってこういう人(←真波そら)ばっかりかと思っていたけど、意外とふつーなんだね」と発言した友よ。
きみの「ふつー」の感覚が私にはわからないよ…。
まさかテレビ見ながらメモをとるわけにもいかないし、
同僚の反応が気になってちらちら見ていたりもしたので、あまり内容を覚えていないのですが(^ ^;ゞ
とりあえず、“だるまさんがころんだ”に爆笑しました。
コマ、GJ。
是非ナウオンで、全員でやってほしい…。
素直に大ウケしているさんまさんが、男前でした☆
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専科の轟悠さんのディナーショーのメンバーが発表されました。
出演:轟悠、未涼亜希、桜一花。
そうきたか(T T)
東宝公演中の雪組、大劇場公演中の宙組、直前の月組、そして星組の全ツ&バウメンバーは無理なので、星組のお休みメンバーか花組の全ツORお休み組しかないなー、とは思っていましたが。
そして、メインが轟さんってことは、どの組と組むにしてもそれなりのスターが出演するんだろうし、そうなると花組の全ツ組の可能性が高いかな、とも予想しておりましたが。
………もうちょっと下級生できてくれると思っていたのに(T T)。
私は、残念だけど今回はトライしません。
(どうせ観られないだろうけど)
………まっつと一花と誰か、のディナーショーだったら、万難を廃して最低でも2回は観た(い)でしょうけれども………、
ディナーショーは、主演者のファンのためのものだと思うから。
ご覧になる方、ぜひレポートをお願いいたしますm(_ _)m。
……ぜーーーったい観に来るであろう雪組85期Check!をお忘れなく……↓↓↓↓
別件ですが。
知らないうちに、宝塚歌劇団の公式サイトトップページが変わっていて、びっくりしました(@ @;ゞ
いつ変わったんだ!?
まぁでも、使いにくいなーと思うのは私がFLASH嫌いだからなんでしょうか。数年前の、全面FLASHが大流行だった頃によくあったようなトップになっちゃって、すごーーーく重たい。
宝塚歌劇のトップページなんて、もっとシンプルでいいと思うんですけどねぇ。
真ん中の公演案内の画像のところはFLASHでいいから、上下のメニュー部分はふつーにHTMLで組んでほしい。この程度なら、寸分たがわぬデザインが可能だもん。わざわざFLASHにする意味がわからない!
メニュー部分さえすぐアクセスできれば、FLASHの読み込みが遅くても気にならないのに、トップに戻るたびに延々と「Loading……」って待たされて、本当に腹が立つ。
せめて、FLASHは常識的なモニターサイズ(今だったら1024×768かな?)にブラウザの枠をひいた、いわゆる「ファーストビュー」サイズで作って貰いたい。
特に縦幅は、短すぎるくらいでちょうどいいです。
下ナビの意味がなーいっ!!(怒)
ぶつぶつぶつ………(不満)
.
出演:轟悠、未涼亜希、桜一花。
そうきたか(T T)
東宝公演中の雪組、大劇場公演中の宙組、直前の月組、そして星組の全ツ&バウメンバーは無理なので、星組のお休みメンバーか花組の全ツORお休み組しかないなー、とは思っていましたが。
そして、メインが轟さんってことは、どの組と組むにしてもそれなりのスターが出演するんだろうし、そうなると花組の全ツ組の可能性が高いかな、とも予想しておりましたが。
………もうちょっと下級生できてくれると思っていたのに(T T)。
私は、残念だけど今回はトライしません。
(どうせ観られないだろうけど)
………まっつと一花と誰か、のディナーショーだったら、万難を廃して最低でも2回は観た(い)でしょうけれども………、
ディナーショーは、主演者のファンのためのものだと思うから。
ご覧になる方、ぜひレポートをお願いいたしますm(_ _)m。
……ぜーーーったい観に来るであろう雪組85期Check!をお忘れなく……↓↓↓↓
別件ですが。
知らないうちに、宝塚歌劇団の公式サイトトップページが変わっていて、びっくりしました(@ @;ゞ
いつ変わったんだ!?
まぁでも、使いにくいなーと思うのは私がFLASH嫌いだからなんでしょうか。数年前の、全面FLASHが大流行だった頃によくあったようなトップになっちゃって、すごーーーく重たい。
宝塚歌劇のトップページなんて、もっとシンプルでいいと思うんですけどねぇ。
真ん中の公演案内の画像のところはFLASHでいいから、上下のメニュー部分はふつーにHTMLで組んでほしい。この程度なら、寸分たがわぬデザインが可能だもん。わざわざFLASHにする意味がわからない!
メニュー部分さえすぐアクセスできれば、FLASHの読み込みが遅くても気にならないのに、トップに戻るたびに延々と「Loading……」って待たされて、本当に腹が立つ。
せめて、FLASHは常識的なモニターサイズ(今だったら1024×768かな?)にブラウザの枠をひいた、いわゆる「ファーストビュー」サイズで作って貰いたい。
特に縦幅は、短すぎるくらいでちょうどいいです。
下ナビの意味がなーいっ!!(怒)
ぶつぶつぶつ………(不満)
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2009年のタカラヅカ
2008年8月29日 宝塚全体・OG2009年の、最初の3ヶ月くらいのラインナップが発表になりました。
反応したいことはたーーーっくさん!あるのですが、
ちょっと時間がないので、後日ゆっくり書きたいと思います。
でもでも、とりあえずこれだけ。
キムちゃん、青年館初主演おめでとう!!
そして、ひろみちゃんカラマーゾフ出演おめでとう!!スメルジャコフかぁ、嬉しいなあ、楽しみだなあ☆
花組は予定通り「大王四神記」。
一本モノなんですね。うーん、原作つきの小池さんだからまぁ……大丈夫かなあ(^ ^;ゞ。
少なくとも、衣装が似合うことは間違いないもんね!(←ポジティヴシンキング)
星組さん、雪組さん、どちらもなかなか面白そうな作品をそろえてきましたね。来年から公演期間が短くなるのに、チケットは手に入るんでしょうか………(T T)。
なにはともあれ、2009年のタカラヅカが良作ばかりで大いに盛り上がって、だけど、私にはちゃーんとチケットが回ってくることを、心の底から祈りつつ★
.
反応したいことはたーーーっくさん!あるのですが、
ちょっと時間がないので、後日ゆっくり書きたいと思います。
でもでも、とりあえずこれだけ。
キムちゃん、青年館初主演おめでとう!!
そして、ひろみちゃんカラマーゾフ出演おめでとう!!スメルジャコフかぁ、嬉しいなあ、楽しみだなあ☆
花組は予定通り「大王四神記」。
一本モノなんですね。うーん、原作つきの小池さんだからまぁ……大丈夫かなあ(^ ^;ゞ。
少なくとも、衣装が似合うことは間違いないもんね!(←ポジティヴシンキング)
星組さん、雪組さん、どちらもなかなか面白そうな作品をそろえてきましたね。来年から公演期間が短くなるのに、チケットは手に入るんでしょうか………(T T)。
なにはともあれ、2009年のタカラヅカが良作ばかりで大いに盛り上がって、だけど、私にはちゃーんとチケットが回ってくることを、心の底から祈りつつ★
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