大阪のシアターBRAVAにて、「滝の白糸」千秋楽を観劇いたしました。


東京(シアターコクーン)で観劇したあとの日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20131008

あれからもう1ヶ月以上が過ぎて、コクーン公演がとっくにおわり、BRAVAで初日をあけて1週間。
もやは、全然違う作品を観ているかのような気さえしました。

コクーンの初日頃にはまだ『少女』だったお甲が、いつの間にやらすっかり大人になって、艶やかに美しく、魅力的でした。アリダ青年(窪田)に「娼婦……!!」と罵られるだけのことはある、裏も表もある危険な存在。『ピュアで真っ直ぐ』という本質は変わらないけれども、もう『少女』とはいえない、リアルな艶のある“女”がそこにいました。
ちょっとした仕草や動きも短い時間にずいぶん洗練されて、柔らかくなったな、と感心しました。

まだ若い窪田くんの成長っぷりも本当にお見事で、初日頃を思えば本当に自由に舞台の上で呼吸をしていらっしゃいましたし、「女優」としてはまだわずか1ヶ月しか生きていない祐飛さんの進化っぷりもさすが。
ベテラン平さんでさえ、随分こなれて雰囲気が変わってきたくらいですから、あの戯曲のもつ力も大きいのかな、と思いますが、、、千秋楽は、平さん祐飛さん窪田くんの呼吸も本当にしっくり馴染んで、一つひとつの会話がすごく深くなって……あの理不尽な物語を説得力をもって語ってくれたな、と思います。
なんというか、、、すごい作品に出させてもらったのだな、と、あらためて思いました。

「タカラヅカ」とは真逆の作品で輝いている祐飛さんに逢えて、とても幸せな日々でした(*^ ^*)。

祐飛さん、女優デビュー作の成功、おめでとうございます♪
唐さん、蜷川さん、共演者のみなさま、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!!


次の舞台を、楽しみにしています(^ ^)。

.

コメント