シアタークリエにて、ミュージカル「デュエット」を観劇いたしました。


脚本は、12月に青年館で再演される「おかしな二人」のニール・サイモン。あらためて観て、しみじみと「良い脚本」による「良い芝居」というものの価値を感じました(^ ^)。



以前上演されたときの日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20080720

あれからもう、4年以上も経ったんですねえ……。


あのときのは、石井一孝さんのヴァーノン、保坂知寿さんのソニア、演出は鈴木勝英さん。

今回は、錦織一清の新演出。
ヴァーノンが内博貴さんでソニアが和音美桜さん(はぁと)でした。


いやー、やっぱり面白かった!
神経質でピリピリした感じがよくでていた内くんヴァーノン。
繊細さと無神経が同居した、『オリジナル』なたっちんのソニア。
石井&保坂という華も実もあるベテラン俳優とはまた違う、みずみずしい若さ(=勢い)のある芝居になっていたと思います(^ ^)
ラストの余韻も、演者が若いからこそ見えるモノがあって。「この先」の二人を視てみたいな、とも思いました。


それにしても、本当にたっちんの「捨て身の包容力」というか、「無鉄砲な無償さ」というか……あの勢いは凄いな、と思いました。
年齢の問題ではなくて、あれは個性なんだな、と。

そして、私はああいう無鉄砲さのある役者が死ぬほど好きなんだな、、、、と(^ ^;ゞ
そんな今更なことに気がついてみたりして。



舞台装置は前回の松井るみさんの装置がとても印象的だったのですが、今回の装置もさりげなく品があってよかったと思います。
でも、あの装置好きだったから使ってくれても良かったのにな。


なんか見覚えのある美人がいるなーと思ったら沢希理寿さんがコーラスで入っていて、いろいろお遊びをいれていました。楽しかったー!とにかく、文句なく楽しい公演でした♪

たっちんの、次の活躍を楽しみにしつつ。



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