若きエドワード8世【2】
2012年4月14日 宝塚(月) コメント (5)だいぶ間があいてしまいましたが、月組新人公演「エドワード8世」について、つづきです。
前回の日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20120405
前回書いた方以外で、印象に残った順に。
■ガイ(龍)のゆうき(煌月)。
一言喋るたびに二度見しました。声の出し方から抑揚、語尾の切り方まで、そこまで完全にコピーできるゆうきってすごい!!なんというか、ある意味その身体能力に愕然としました……。
■トーマス(明日海)のちなつちゃん(鳳月)。
みりおくんとは全然違う印象でしたが、ちなつちゃんらしいトーマスで、とても良かったと思います。
残念ながら後半しか観られず、前半の見せ場はすべて終わっていたのですが、、、でも逆に、最後の方だからこそ、デイヴィッド(珠城)を守りきれない自分の無力さに対する悔しさみたいなのがすごく見えて、切なかったです。
最後、シティへ入ろうとするデイヴィッドを止めるときの断固とした態度の中に「たとえ王子の意に添わなくても」という悲愴感が感じられて、涙を誘いました。
■ジョージ5世(磯野)の貴澄隼人さん。
貫録のある父王で、素敵でした(*^ ^*)。渋くて素敵な、良い声だなあ~~。
■メンジース(珠城)の朝美絢さん。
以前から綺麗な人だなあと思っていたのですが、今回は芝居と歌で存在感を見せつけてくれて、嬉しかったです。特に歌は、「スカーレットピンパーネル」の新人公演でこけていた印象があって(すみません)、ひそかに心配していたのですが、迫力のある良い声で、すごく良かった!(*^ ^*)
あれから2年、若い人の成長はすごいですね。(あ、そういえば「Hot Fairy」は良かったな……)
芝居は、ある意味、たまきちは生来の優しさが仇になって苦戦している印象があるので、シャープな美貌の朝美さんはやりやすかったかも?(^ ^)。
最初に登場してちゃぴ(愛希)に話しかけるときのさりげない自然さと、だんだん歌に入っていくにつれて怖さが表面にあらわれてくるあたりの、切り替えのなめらかさが良かったです。怖いよこの人!!っていうのがすぐ分かるのが凄い。あの眼力はもっと使うべきですね(^ ^)月組に生田さん来ないかなあ……。
■フレッド・アステア(宇月)のまんちゃん(貴千)。
■アデール・アステア(愛希)の紗那ゆずはちゃん。
恰好良かったです!登場シーンのダンスには間に合いませんでしたが、「ジュビリー」の曲(←すみません、タイトル忘れました)はちゃんと観れました!
ダンスはさすがの恰好よさでしたーー!……何故まんちゃんに歌わせたの?とスタッフ陣を呼び出したい気持ちでいっぱいですが。良いじゃないか!ゆずはちゃんに歌わせておけよ!!ゆずはちゃんは踊りだけじゃなくて歌も巧いんだぞー(泣)
■サラ・チャーチル(咲希)の都月みあちゃん。
あまりに可愛くて死にました。ちゅーちゃんも可愛いけどみあちゃんも可愛いいいいいいい!!
本当にキュートで可愛かったです。みあちゃんが笑顔なだけで私も幸せ!
■ヨーク公妃エリザベス(花瀬)の白雪さち花さん。
頼りない夫(バーティ)を支え、世界大戦を王妃として戦い抜いた女丈夫にふさわしい貫録と美しさ。この人の芝居はある意味完成されているな、と思います。「この方のご挨拶を受けて良いものかどうか」の言い方とか、本当に秀逸でした。
早く本公演で役がつくようにならないかなあ~~。
■王妃メアリー(妃鳳)の華那みかりさん。
本公演のこころの色っぽい低い声をイメージするとだいぶ可愛らしい感じでしたが、十分に美しかったし、良かったと思います。この作品で卒業ですが、最後に良い役で観れて良かったなと思いました。
■ブルース・ロッカート(青樹)のまゆぽん(輝月ゆうま)。
「スカーレット・ピンパーネル」以来、常に月組新人公演の話題の中心にいたまゆぽん。
「アリスの恋人」のオカマのトランプで、話題をさらったまゆぽん。
次の「ロミオとジュリエット」本公演の台風の眼になったまゆぽん。
ロッカートもとても良かったです。これも後半のみなので、あのちょっとやさぐれたところしか観ていないのですが、普通に二枚目で、長身が映えて恰好良かった!
……次を楽しみにしています(^ ^)。
■テルマ・ファーネス(憧花)の咲希あかねちゃん。
■マーティン・ポールソン(沢希)の篁祐希くん。
このお二人は主な出番が前半なので、ぜんぜん活躍を確認できず……(号泣)
とくに、篁くんの最後の新公をちゃんと観られなかったのはとても残念です。ソロ聴きたかったよ………!!
ちゅーちゃんのテルマは、後半で「やりすぎたのよ、あなた」みたいな台詞を冷たく言う場面がすごく素敵でした。高慢ちきな、嫌な女。ロイヤル・ミストレスの座をウォリスに奪われても、なお、卑屈になることなく、胸を張って「嫌な女」でいられる強さ。その生き方も美しいな、と思いました。
美しくて歌えて踊れて、芝居もできるちゅーちゃん。新人公演卒業して、これからが楽しみです!がんばってくださいね。
【7月1日まで、あと78日】
78日、か………。いや、だからなに、って感じですが(^ ^;ゞ
前回の日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20120405
前回書いた方以外で、印象に残った順に。
■ガイ(龍)のゆうき(煌月)。
一言喋るたびに二度見しました。声の出し方から抑揚、語尾の切り方まで、そこまで完全にコピーできるゆうきってすごい!!なんというか、ある意味その身体能力に愕然としました……。
■トーマス(明日海)のちなつちゃん(鳳月)。
みりおくんとは全然違う印象でしたが、ちなつちゃんらしいトーマスで、とても良かったと思います。
残念ながら後半しか観られず、前半の見せ場はすべて終わっていたのですが、、、でも逆に、最後の方だからこそ、デイヴィッド(珠城)を守りきれない自分の無力さに対する悔しさみたいなのがすごく見えて、切なかったです。
最後、シティへ入ろうとするデイヴィッドを止めるときの断固とした態度の中に「たとえ王子の意に添わなくても」という悲愴感が感じられて、涙を誘いました。
■ジョージ5世(磯野)の貴澄隼人さん。
貫録のある父王で、素敵でした(*^ ^*)。渋くて素敵な、良い声だなあ~~。
■メンジース(珠城)の朝美絢さん。
以前から綺麗な人だなあと思っていたのですが、今回は芝居と歌で存在感を見せつけてくれて、嬉しかったです。特に歌は、「スカーレットピンパーネル」の新人公演でこけていた印象があって(すみません)、ひそかに心配していたのですが、迫力のある良い声で、すごく良かった!(*^ ^*)
あれから2年、若い人の成長はすごいですね。(あ、そういえば「Hot Fairy」は良かったな……)
芝居は、ある意味、たまきちは生来の優しさが仇になって苦戦している印象があるので、シャープな美貌の朝美さんはやりやすかったかも?(^ ^)。
最初に登場してちゃぴ(愛希)に話しかけるときのさりげない自然さと、だんだん歌に入っていくにつれて怖さが表面にあらわれてくるあたりの、切り替えのなめらかさが良かったです。怖いよこの人!!っていうのがすぐ分かるのが凄い。あの眼力はもっと使うべきですね(^ ^)月組に生田さん来ないかなあ……。
■フレッド・アステア(宇月)のまんちゃん(貴千)。
■アデール・アステア(愛希)の紗那ゆずはちゃん。
恰好良かったです!登場シーンのダンスには間に合いませんでしたが、「ジュビリー」の曲(←すみません、タイトル忘れました)はちゃんと観れました!
ダンスはさすがの恰好よさでしたーー!……何故まんちゃんに歌わせたの?とスタッフ陣を呼び出したい気持ちでいっぱいですが。良いじゃないか!ゆずはちゃんに歌わせておけよ!!ゆずはちゃんは踊りだけじゃなくて歌も巧いんだぞー(泣)
■サラ・チャーチル(咲希)の都月みあちゃん。
あまりに可愛くて死にました。ちゅーちゃんも可愛いけどみあちゃんも可愛いいいいいいい!!
本当にキュートで可愛かったです。みあちゃんが笑顔なだけで私も幸せ!
■ヨーク公妃エリザベス(花瀬)の白雪さち花さん。
頼りない夫(バーティ)を支え、世界大戦を王妃として戦い抜いた女丈夫にふさわしい貫録と美しさ。この人の芝居はある意味完成されているな、と思います。「この方のご挨拶を受けて良いものかどうか」の言い方とか、本当に秀逸でした。
早く本公演で役がつくようにならないかなあ~~。
■王妃メアリー(妃鳳)の華那みかりさん。
本公演のこころの色っぽい低い声をイメージするとだいぶ可愛らしい感じでしたが、十分に美しかったし、良かったと思います。この作品で卒業ですが、最後に良い役で観れて良かったなと思いました。
■ブルース・ロッカート(青樹)のまゆぽん(輝月ゆうま)。
「スカーレット・ピンパーネル」以来、常に月組新人公演の話題の中心にいたまゆぽん。
「アリスの恋人」のオカマのトランプで、話題をさらったまゆぽん。
次の「ロミオとジュリエット」本公演の台風の眼になったまゆぽん。
ロッカートもとても良かったです。これも後半のみなので、あのちょっとやさぐれたところしか観ていないのですが、普通に二枚目で、長身が映えて恰好良かった!
……次を楽しみにしています(^ ^)。
■テルマ・ファーネス(憧花)の咲希あかねちゃん。
■マーティン・ポールソン(沢希)の篁祐希くん。
このお二人は主な出番が前半なので、ぜんぜん活躍を確認できず……(号泣)
とくに、篁くんの最後の新公をちゃんと観られなかったのはとても残念です。ソロ聴きたかったよ………!!
ちゅーちゃんのテルマは、後半で「やりすぎたのよ、あなた」みたいな台詞を冷たく言う場面がすごく素敵でした。高慢ちきな、嫌な女。ロイヤル・ミストレスの座をウォリスに奪われても、なお、卑屈になることなく、胸を張って「嫌な女」でいられる強さ。その生き方も美しいな、と思いました。
美しくて歌えて踊れて、芝居もできるちゅーちゃん。新人公演卒業して、これからが楽しみです!がんばってくださいね。
【7月1日まで、あと78日】
78日、か………。いや、だからなに、って感じですが(^ ^;ゞ
コメント
拝見するのが楽しいです。
スカピンの月組新人公演を見ました。朝美さんが演じた、ハルがソロで歌うシーンがありましたか?ソロでなくてもこけていましたか???
私が見落としたのでしょうか?こけたシーンがわからなくて思い出せなくて、・・・
ソロではなかったと思いますが、こけた印象があったのは、2幕の「嵐の中へ」リプライズです。
あれは朝美さんがこけたというより、親ガメがこけたら全員が揃ってこけていたんですが(汗)。
不愉快なようでしたらすみませんm(_ _)m。本文はちょっと直しました。
不愉快だなんてとんでもないです。恐縮です。
なぜそれに気づいていないのか、覚えていないのか、私の、観る聴く能力不足を再確認しました。
舞台には努力や頑張りが如実に表れるのですね。
私も成長したいです。
もっとメインな役を演じているところを見たいと思う。
きれいだし、歌もうまいしダンスもうまくて芝居もいいのになぁ~
月組はきれいな娘役さんが少ないっていつも感じてましたが(!)、
新公をみると美人ばっかりなんですよね・・・
そういえば、これってなんとかならないものかと思ったのが「スカピン新公」でしたね
マーティン・ポールソン(沢希)の篁祐希くんは悪くはなかったし、歌も上手でしたが
なんというのか沢希さんの水商売っぽい「愛嬌」とか「色気」とか「洒脱さ」には欠ける。
沢希さんは軽々やってたけどマーティンって実は難しい役だなぁ
ブルース・ロッカート(青樹)のまゆぽん(輝月ゆうま)
ロッカートはとても良かったです。
やっとゆっくりまゆぽんの普通の青年の芝居を見れて嬉しかった。
大劇場では、新聞記者の突っ込み部分が多くでて軽妙さが足りないと本役のもりえちゃんにダメ出しを頂いたそうなので、
東京の新公はロッカートが愛嬌があると見えるように心がけたと言っていました。
ずっともりえさんを観ていると、毎日一樹さんとのやり取りを変えていて、
こんな上級生でも毎日工夫しているだなぁと実際自分の目で確認することができ、芝居の勉強になったとお話してました。
メンジース(珠城)の朝美絢さん。
さて、まりまりさんも突っ込んでましたが「スカーレットピンパーネル」の新人公演でどこの部分で歌がまずかったですか?(笑)
ねこさんの過去の日記に振り返って、私も自分のコメントはどうかなと見たのですが触れてなくて
「こういう場合に大切なんだ!」と思ったので今回は沢山コメントしちゃいました。
今回朝美さんは初ソロだったのですが、安心して聞けたので頑張ってるなと。
芝居はこちらも大劇のときとは変えたそうで、大劇場ではちょっと強面で力が入ってしまっていたので、
東京の新公では最初のいかにも「お話相手に」と登場したところの自然さに配慮したとのこと。
たしかに登場時と比べて最後の「皇太子とお別れいただきたい」と申し出るまでの怖さとか、ほんと面白くてぞくぞくしました。
目の表情で前回のお坊ちゃまな秘書グループの一員の雰囲気とか、
今回のようなMI6とか色々と出せるので幅を広げてくれたら嬉しいです。
今回は芝居の相手がちゃぴだったので、そんなに相談せずにお互いに色々と相手に合わせて芝居を変えてお稽古できたこともあり、お芝居の面白さに目覚めた!とのことです。
フレッド・アステア(宇月)のまんちゃん(貴千)。
私はアステアはまんちゃんには似合わなかったと思いました。(すみません!)
軽いアメリカンな雰囲気があまりなくて、としちゃんってすごいよと本役さんの価値を感じました。まんちゃんに歌というのも・・・
まぁ本役で頑張ってるからいいかな。
アデール・アステア(愛希)の紗那ゆずはちゃん。
ラ・チャーチル(咲希)の都月みあちゃん。
93期の娘役さんは二人ともすごく可愛くてよかったぁ~
二人ともお芝居もうまいし、可愛いし(にやにや)本公演でも二人はいいですよね。
93期つながりで翔我つばきくんにも触れます。
本公演ではもりえちゃんに殴り倒される新聞記者(カメラマン)ですが
あれ、新公は余り面白くなかったですね。
でも本公演は私が観ている限りは毎回笑いが起きてます。
殴られるタイミングも良くてもりえちゃんとの関係がすごく自然だし。
これまた名も無い役ですが大野先生のコダワリのある役だったんだと
新公をみていて感じました。
新公では通しで警官でしたが、最初のラジオからデービッドの声が聞こえてくる芝居で、周囲とのやり取りを工夫していて面白かったです。
新公を観ていて「警官って通し役だった」と思ったので、存在感はあったなと思います。
ねこさん、次回「ロミジュリ」の新公は諦めて会社を休んだほうがいいと思うよ(笑)
> 新公をみると美人ばっかりなんですよね・・・
下級生は可愛い子多いんです!!っていうか、上級生も可愛い子いっぱいいたのにみんなやめちゃった……(涙)
> そういえば、これってなんとかならないものかと思ったのが「スカピン新公」でしたね
そうでしたね。というか、あの新公の娘役さんたちは、美貌も歌唱力も「どうして本公演この子たちじゃないの!?」レベルでしたが。
篁くん、苦戦してましたか……うーん、どうかなあと思ってはいたのですが。ああいうさりげない芝居はあまり得意じゃないんですよねー。やりすぎなのが彼女の美点なので、仕方ないんですけど。
翔我くんのお芝居、良いですよねー。警官役が通しでみたらそんなふうに見えるっていうのが面白いです。
次回は、最初から観れるようにがんばります!休む……のは難しいかもですが(宙組関連でやまのように休むので)、今月さえ乗り切ればなんとかなるはず!!(←希望的観測)