ロミオ&ジュリエット
2011年10月5日 ミュージカル・舞台 コメント (2)赤坂ACTシアターにて、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観劇いたしました!
いちおう全キャスト制覇しましたが、みなさんハイレベルですごく良かったです!
個人的な好み以外に、「この人は絶対パス!!」みたいなキャストはいなかったと思います。
後から追加で発表されたお二人のジュリエットも可愛らしくて、歌も及第点。
私が観たのは「山崎&昆」「城田&フランク」の組み合わせでしたが、どっちもそれぞれに良かったですー♪
とりあえず、キャストについては後でまとめるとして、先に作品についての感想を。
昨年7月に梅芸で初演し、博多まで持っていった星組版。
今年の1月に大劇場でお披露目し、東宝まで来てくれた雪組版。
それぞれ演出面で若干の違いはありましたが、概ね「宝塚版」としてまとまった、同じ演出のバージョン違い、という感じでした。
その、博多座公演の時に書いた作品論はこちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20100829
これに対して、雪組公演を観たときの感想は、
> でも、雪組版のロミオは、「不良少年」だったことなんてない、生真面目な優等生、という印象だったんです。
> 問題行動があるとすれば、せいぜい軽い放浪癖くらいで(^ ^)。昔からずーっと、ピュアで優しい、愛されて育ってきた優等生。
星組版のロミオは、やんちゃで元気で、他のメンバーを見ても尾なんとなく「West Side Story」っぽい印象だったのに、また全然違う世界観で、面白いなーと思ったのでした。
そして、3度目となる今回。
全体の構成(楽曲とか)は変わらないのですが、演出と衣装はずいぶん変わってました。
……とりあえず、衣装はうるさかったかな(汗)。
「獅子」の紋章を頂くキャピュレットは赤系のファーたっぷりの豹柄。
「ドラゴン」の紋章をいただくモンタギューは、モノクロのクロコダイル柄。
色合いも派手で、素材がいろいろで、しかも柄 On 柄(- -;ゞ
アンサンブルダンサーさんがあんまりスタイルの良い人がいなかったせいもあって、群舞が映えない衣装だなーというのが正直な感想でした。
とりあえず、アンサンブルさんはダンスをメインで選んだようですが、思ったよりそのダンスを披露する場面が少なかったんですよね……。一人ひとりはすごいダンサーなので、ちょっとした合の手みたいな、振付の隙間みたいなところで物凄く高くジャンプしていたり、ものすごい高速回転だったり……などなどあったのですが、残念ながら、違う畑のダンサーさんたちのコラボレーションだったので、群舞が揃わないんですよね、これが。
うーーーん、なんか消化不良……。
しかも、アンサンブルをダンス力前提で選んでいるせいなのか、コーラスが録音。
生オケじゃないだけでも悲しいのに、コーラスまで録音なので、群舞シーンの「生で観てる!(聴いてる!)」感がいまいち浅くて、ちょっとおいてきぼりな感じでした。
まあ、みなさん声は出していたようなので、前方席ならば若干聴こえる(ような気がする)んですけどね(T T)。
毎回観劇するたびに書いていますが、猫がこの作品で一番好きな場面の一つが「世界の王」なので。
そこが物足りないといろいろ切ない……。
演出は……うーん、今までにも何度か思ったことですが、宝塚で日本初演した舶来ミュージカル作品を普通の公演にひらく場合、小池さんが自分で演出するのはやめた方がいいと思うんですよね。
「宝塚=夢の世界」という基本的な枠組みをとっぱらって作品を創りなおそうとした時に、小池さんは、無闇に「リアル」な演出をしようとして失敗することが多いと思うんです。
宝塚版との違いを出そうとして玉砕してる感じ。「エリザベート」初演しかり、今回のロミジュリしかり。
衣装もそうだし、アンサンブルの選択基準もそうだし、あと、なんといってもネットでも話題だった携帯電話(スマートフォン)の扱い、とか。
いや、実際に観てみると、スマートフォンが普及している世界なのに何故ああいう生き違いが起こるのか?という疑問にはちゃんと解答があるので、別にストーリーが破綻しているわけではないのですが。
でも、「ロミオとジュリエット」って、根本的に現代の物語ではありえないじゃないですか。だって、殺人事件が起きるんですよ?あれは過失致死にはならない。明らかにロミオは殺意があったでしょう。情状酌量の余地はあるかもしれないけど、無罪とか正当防衛とかにはなりえない。なのに、警察は出てこないし、裁判もしない。大公が温情をもって裁くとか、街からの永久追放が刑罰として成立するとか、そんな時代と、スマートフォンやパソコンといったアイテムが違和感を引き起こすんですよね。
本筋には関係ないんだから気にしなければいいんだけど、喉に刺さった骨のように気になってしかたない。
あの小道具たちが演出上致命的な欠陥になっているとまでは言いませんが(←アンサンブルの迫力不足の方がつらい)、それを出すことによる効果も見えない(あるとは思えない)ので、、、いらねーなーと思ってしまいました。
なんか、好きな作品なので辛口ですみません。
宝塚版の演出が100%良かったとは思いませんが、今回の演出は失敗が多かったなあ、、、というのが正直な感想。
でも!
演出の駄目さを補ってあまりある、メインキャストの質の高さは本当に素晴らしかった!!
こんなに穴のないダブルキャスト、珍しいかも(←誉めすぎ?)
これは結構、もっと暇な時期だったら通いたかったです。
もし大阪で演出が変わるなら、大阪まで観に行きます!!
……というわけで、キャストについてはまた後日(^ ^)
.
いちおう全キャスト制覇しましたが、みなさんハイレベルですごく良かったです!
個人的な好み以外に、「この人は絶対パス!!」みたいなキャストはいなかったと思います。
後から追加で発表されたお二人のジュリエットも可愛らしくて、歌も及第点。
私が観たのは「山崎&昆」「城田&フランク」の組み合わせでしたが、どっちもそれぞれに良かったですー♪
とりあえず、キャストについては後でまとめるとして、先に作品についての感想を。
昨年7月に梅芸で初演し、博多まで持っていった星組版。
今年の1月に大劇場でお披露目し、東宝まで来てくれた雪組版。
それぞれ演出面で若干の違いはありましたが、概ね「宝塚版」としてまとまった、同じ演出のバージョン違い、という感じでした。
その、博多座公演の時に書いた作品論はこちら。
http://80646.diarynote.jp/?day=20100829
これに対して、雪組公演を観たときの感想は、
> でも、雪組版のロミオは、「不良少年」だったことなんてない、生真面目な優等生、という印象だったんです。
> 問題行動があるとすれば、せいぜい軽い放浪癖くらいで(^ ^)。昔からずーっと、ピュアで優しい、愛されて育ってきた優等生。
星組版のロミオは、やんちゃで元気で、他のメンバーを見ても尾なんとなく「West Side Story」っぽい印象だったのに、また全然違う世界観で、面白いなーと思ったのでした。
そして、3度目となる今回。
全体の構成(楽曲とか)は変わらないのですが、演出と衣装はずいぶん変わってました。
……とりあえず、衣装はうるさかったかな(汗)。
「獅子」の紋章を頂くキャピュレットは赤系のファーたっぷりの豹柄。
「ドラゴン」の紋章をいただくモンタギューは、モノクロのクロコダイル柄。
色合いも派手で、素材がいろいろで、しかも柄 On 柄(- -;ゞ
アンサンブルダンサーさんがあんまりスタイルの良い人がいなかったせいもあって、群舞が映えない衣装だなーというのが正直な感想でした。
とりあえず、アンサンブルさんはダンスをメインで選んだようですが、思ったよりそのダンスを披露する場面が少なかったんですよね……。一人ひとりはすごいダンサーなので、ちょっとした合の手みたいな、振付の隙間みたいなところで物凄く高くジャンプしていたり、ものすごい高速回転だったり……などなどあったのですが、残念ながら、違う畑のダンサーさんたちのコラボレーションだったので、群舞が揃わないんですよね、これが。
うーーーん、なんか消化不良……。
しかも、アンサンブルをダンス力前提で選んでいるせいなのか、コーラスが録音。
生オケじゃないだけでも悲しいのに、コーラスまで録音なので、群舞シーンの「生で観てる!(聴いてる!)」感がいまいち浅くて、ちょっとおいてきぼりな感じでした。
まあ、みなさん声は出していたようなので、前方席ならば若干聴こえる(ような気がする)んですけどね(T T)。
毎回観劇するたびに書いていますが、猫がこの作品で一番好きな場面の一つが「世界の王」なので。
そこが物足りないといろいろ切ない……。
演出は……うーん、今までにも何度か思ったことですが、宝塚で日本初演した舶来ミュージカル作品を普通の公演にひらく場合、小池さんが自分で演出するのはやめた方がいいと思うんですよね。
「宝塚=夢の世界」という基本的な枠組みをとっぱらって作品を創りなおそうとした時に、小池さんは、無闇に「リアル」な演出をしようとして失敗することが多いと思うんです。
宝塚版との違いを出そうとして玉砕してる感じ。「エリザベート」初演しかり、今回のロミジュリしかり。
衣装もそうだし、アンサンブルの選択基準もそうだし、あと、なんといってもネットでも話題だった携帯電話(スマートフォン)の扱い、とか。
いや、実際に観てみると、スマートフォンが普及している世界なのに何故ああいう生き違いが起こるのか?という疑問にはちゃんと解答があるので、別にストーリーが破綻しているわけではないのですが。
でも、「ロミオとジュリエット」って、根本的に現代の物語ではありえないじゃないですか。だって、殺人事件が起きるんですよ?あれは過失致死にはならない。明らかにロミオは殺意があったでしょう。情状酌量の余地はあるかもしれないけど、無罪とか正当防衛とかにはなりえない。なのに、警察は出てこないし、裁判もしない。大公が温情をもって裁くとか、街からの永久追放が刑罰として成立するとか、そんな時代と、スマートフォンやパソコンといったアイテムが違和感を引き起こすんですよね。
本筋には関係ないんだから気にしなければいいんだけど、喉に刺さった骨のように気になってしかたない。
あの小道具たちが演出上致命的な欠陥になっているとまでは言いませんが(←アンサンブルの迫力不足の方がつらい)、それを出すことによる効果も見えない(あるとは思えない)ので、、、いらねーなーと思ってしまいました。
なんか、好きな作品なので辛口ですみません。
宝塚版の演出が100%良かったとは思いませんが、今回の演出は失敗が多かったなあ、、、というのが正直な感想。
でも!
演出の駄目さを補ってあまりある、メインキャストの質の高さは本当に素晴らしかった!!
こんなに穴のないダブルキャスト、珍しいかも(←誉めすぎ?)
これは結構、もっと暇な時期だったら通いたかったです。
もし大阪で演出が変わるなら、大阪まで観に行きます!!
……というわけで、キャストについてはまた後日(^ ^)
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コメント
ダンサーに関しては同感、同感。
今風なダンサーにももっとスタイルよくて背が高い人いるでしょ
って思いました。
あと、姿勢が悪いよね、彼らは・・・
ロミオですが、純粋にロミジュリとして話に入り込みやすいのは
私は山崎くんでした。
城田くんはトートのほうが良かったので、来年帝劇スタートで4箇所で公演あるし
そちらに期待してます。
その他のキャストはどちらも素晴らしい♪という言葉で
「しまった、こっちで損した」とか思うことが全くなくて
2回観た甲斐がありました。
来年フランス版の来日が楽しみです。
ねー。スタイルも姿勢も!楽しみにしていただけに、しょんぼり……
> ロミオですが、純粋にロミジュリとして話に入り込みやすいのは
> 私は山崎くんでした。
私もですー!(^ ^)。
城田くんが悪いわけじゃないんですけど、もっと大人の役の方が似合う人なのになーと思いました。
トートに期待は同感です。絶対チケット取るぞ!
> その他のキャストはどちらも素晴らしい♪という言葉で
> 「しまった、こっちで損した」とか思うことが全くなくて
>2回観た甲斐がありました。
同感、同感!最近では珍しいくらいハイレベルのダブルキャストでしたよね!
> 来年フランス版の来日が楽しみです。
楽しみーーーー!!