バウホールにて、「New Wave ―花―」を観劇いたしました!
楽しかった!!
観劇するまでは、なんとなく「ハロー!ダンシング」みたいな、あるいは、園加が主演した「Dancing Heros!」みたいな、とにかく“ダンスショー”的なものを想像していたのですが、、、
思いの外、歌がメインの「レビュー」でした。
どちらかといえば、まっつ主演の「インフィニティ」にイメージが近い……いや、むしろ、「ディナーショーのバウ版」というのが一番正しいかも。
「すごいダンス!!」を期待してくるとちょっともの足りないかもしれませんが、ドラマティックな歌で綴るショートストーリーの連続技は、本当に素晴らしかったです。
「主な出演者」として発表されたのはだいもん(望海)、あきら(瀬戸)、キキちゃん(芹香)の3人でしたが、蓋をあけてみたら、文句なくだいもん主演のバウ・レビュー、でしたね。
だいもん主演、あきらとキキちゃんがW2番手、この3人にべーちゃん(桜咲)と仙名さんを加えた5人がメイン、という構成。
とはいえ、この5人以外のメンバーも、それぞれに特技を生かして大活躍。とくに、羽立くん・和海くんの歌での活躍が目立ちました。他のメンバーも、ルナちゃん(冴月)はダンスで大活躍、マキシム(真輝)はダンスだけでなく歌もあって……水美くんは一人で丸っとソロを歌っていたし、柚香くんはキキちゃんとがっつり男役同士で絡む場面など、主にダンスで使われて、、さらに、95期二人で掛け合いで歌う一場面もあって……なんというか、三木さんわかってるなー、と思いました(^ ^)。
オープニングはラテン。
全員でがーっと盛り上げた後、メインの5人でしっとりと。ピンクのインナーに白と金のひらひらがついたラテン衣装がとても華やかで綺麗でした。みんな似合うなー!!さすがタカラジェンヌ。
そのあと、メインの3人で軽くMCしつつ、ラテンの打楽器「ティンバレス」を紹介し、ちょっとお披露目。
チューニングの時のやりとりはアドリブらしいのですが、基本的にキキちゃんの自由自在な奔放さと、だいもんの生真面目さの対比が面白くて、その両者の間をうまく取り持っているあきらの誠実さがとても好きでした(*^ ^*)
その後はまた全員が出てきて総踊りになり、みんなで客席へ。がーーーっ!!と客席も盛り上がって、そのまま下級生紹介コーナーへ。
メインの3人+日替わりで一人、という構成ですが、香盤の下の方から順番にやっていって、おそらく千秋楽はルナちゃん(冴月)かと思われます。
娘役だとメインの3人が口々に「かわいー」「かわいー!」と言いながらあれこれ紹介してくれるのに、男役だと割とフォローなく放置になるのが、、、なんというか、すごく花男どもでした(^ ^)。
コーナーが終わると、3人で歌いながら客席へ。私が観た頃は、握手とかハイタッチくらいだったはずなのですが、最近キキちゃんがお客さまを立たせて踊るようになったという噂をきいたので、、、次に観るときはいったいどうなっていることやら(汗)。
そうこうしている間に、本舞台には羽ダルマになった娘役が傘を持って登場。メインの3人も舞台に戻って、いろいろ絡みながら一曲。
途中で、春妃うららちゃんとキキちゃんがだいもんの歌のバックで踊る場面があって……うららちゃんが可愛すぎて、キキちゃんが犯罪者に見えました……(←嘘です恰好良かったです)
同じ場面でだいもんの歌にコーラスをつけていた乙羽映美ちゃんも脚長スタイルよしで綺麗だったなー♪
たしかこの場面は、他にもいろいろな曲を歌い継いでいたと思うのですが!
猫手の手振りつきで「美麗キャット」を歌い踊るべーちゃん(桜咲)と仙名さんに見惚れていたら、ロケットになって「にゃーお」「にゃーお」と口々に叫ぶ花娘たちの、あまりの可愛さに頭が真っ白になりました。。。
ロケットの後、傘を持って思い入れたっぷりにはけていく娘役さんたち。茶金の衣装に着替えただいもんが入れ替わりに登場して、色っぽく「Solo Que Me Falta」を熱唱。……後から加わるあきらとデュエットみたいになって、、、直接的な絡みはあまりなかったけど、なんだかいたたまれないくらい色っぽい場面になってました(^ ^;ゞ
これ、月組でもやるんだろうか……いったい誰が???(怯)(演者に合わせて構成は変えてくださいね、三木さん)
次の場面はキキちゃんメインの「光と影」。
キキちゃんと柚香くんが、白と黒の色違いのマタドール服で「光と影」に扮して踊るのですが。。。
天性の誘惑者・柚香くんに、闇を湛えた「悪」い貌で対峙するキキちゃんの色っぽさにちょっとやられてしまいました(*^ ^*)。「影」の男たち(冴月、真輝、和海、水美、矢吹、飛龍)のダンスがめっちゃ恰好よくて、途中で引っ込んでしまうのがとても残念でした(T T)。
次は、あきらメインのスーツの場面。
あきらの元(?)恋人役はルナちゃん。いやー、お二人お似合いですわ(真顔)。ダンスの息もぴったりだし、なんといっても二人で組んだ時のなんともいえない甘い雰囲気はたまらないものがありました。
あきらの誠実さ、真面目さ、そして、男役をも軽々包み込める包容力。彼の魅力が存分に発揮された場面でした(*^ ^*)。
次がだいもんメインの場面で、全体を通して、一番印象に残ったのはここの一連でした。
「オルフェ」役のだいもんが井上陽水の「傘がない」と「氷の世界」を熱唱しながら、「ユリディス」役のべーちゃんとすれ違いつつ踊るのですが。。。だいもんの歌の表現力の凄まじさと、べーちゃんはじめとする出演メンバーの繊細な身体表現が気持ちよく噛み合って、なにか物凄く切なくて奇麗な世界観に、どっぷり浸ることができました。
それにしてもだいもんの歌はすごい……!!(いまさら)陽水の歌をこんなふうに唄うのか。しかも、「♪窓の外には林檎売り」で始まる「氷の世界」のナンセンスな歌詞が、ホントに詩のようにすっと耳に入ってくることに感動しました。
すれ違ったまま出会うことのないべーちゃんとだいもん。違う空間で、だけど心は寄り添って、「♪誰か指きりしようよ/僕と指きりしようよ」……歌いながら小指を出して、「軽い嘘でもいいから」と握り締める、そのシンクロが素晴らしかった。元々「指きり」はいわゆる指詰めと同じ由来だともいわれているくらいで、相当に深い覚悟を示す仕草なわけですが……べーちゃんの思いつめたような視線の強さと迷いのない身の翻し方がドラマティックで、だいもんの切なさが倍増するような……とても美しいシーンでした。
最後に雨がやんで「Somewhare Over The Rainbow」が流れ、二人が出会ってデュエットダンスに至る……そこまでの流れも素晴らしくて、めっちゃテンションが上がった状態で休憩に入る、という見事な構成でした(^ ^)。
2幕は、過去の花組のショー作品の主題曲や、スタンダードナンバーで綴る「レビュー」。
どの場面もお洒落で好きでしたが、個人的に印象が強かったのは、だいもんが歌いつつメイン3人で踊る「Steppin’ Out」からの一連でしょうか。黒白の太いストライプスーツが3人とも良く似合ってて、だいもんの軽妙な歌声とダンスが本当に素晴らしく粋で。だいもんって本当に歌もダンスもなんでも出来るんだなあ~!と、いまさらの事実に瞠目しました(*^ ^*)。
あともうひとつ、べーちゃんがソロで歌った「Amazing Grace」が素晴らしかった!!
いままであまり歌が得意じゃないイメージだったべーちゃんですが、ヴェルヴェットのようななめらかなソプラノがとてもきれいで、音程も安定していて。。。今回の公演に出演している錚々たる歌手たちw差し置いてこの名曲を歌うことに違和感はなく、素晴らしかったです(*^ ^*)
各場面の詳しい内容はまた後日あらためて書かせていただければ、と。。
とにかく、みんな本当に楽しそうで、演じるたびに進化していて、、、本当に素敵な公演でしたっ!!三木さん、ありがとうございました~!!
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楽しかった!!
観劇するまでは、なんとなく「ハロー!ダンシング」みたいな、あるいは、園加が主演した「Dancing Heros!」みたいな、とにかく“ダンスショー”的なものを想像していたのですが、、、
思いの外、歌がメインの「レビュー」でした。
どちらかといえば、まっつ主演の「インフィニティ」にイメージが近い……いや、むしろ、「ディナーショーのバウ版」というのが一番正しいかも。
「すごいダンス!!」を期待してくるとちょっともの足りないかもしれませんが、ドラマティックな歌で綴るショートストーリーの連続技は、本当に素晴らしかったです。
「主な出演者」として発表されたのはだいもん(望海)、あきら(瀬戸)、キキちゃん(芹香)の3人でしたが、蓋をあけてみたら、文句なくだいもん主演のバウ・レビュー、でしたね。
だいもん主演、あきらとキキちゃんがW2番手、この3人にべーちゃん(桜咲)と仙名さんを加えた5人がメイン、という構成。
とはいえ、この5人以外のメンバーも、それぞれに特技を生かして大活躍。とくに、羽立くん・和海くんの歌での活躍が目立ちました。他のメンバーも、ルナちゃん(冴月)はダンスで大活躍、マキシム(真輝)はダンスだけでなく歌もあって……水美くんは一人で丸っとソロを歌っていたし、柚香くんはキキちゃんとがっつり男役同士で絡む場面など、主にダンスで使われて、、さらに、95期二人で掛け合いで歌う一場面もあって……なんというか、三木さんわかってるなー、と思いました(^ ^)。
オープニングはラテン。
全員でがーっと盛り上げた後、メインの5人でしっとりと。ピンクのインナーに白と金のひらひらがついたラテン衣装がとても華やかで綺麗でした。みんな似合うなー!!さすがタカラジェンヌ。
そのあと、メインの3人で軽くMCしつつ、ラテンの打楽器「ティンバレス」を紹介し、ちょっとお披露目。
チューニングの時のやりとりはアドリブらしいのですが、基本的にキキちゃんの自由自在な奔放さと、だいもんの生真面目さの対比が面白くて、その両者の間をうまく取り持っているあきらの誠実さがとても好きでした(*^ ^*)
その後はまた全員が出てきて総踊りになり、みんなで客席へ。がーーーっ!!と客席も盛り上がって、そのまま下級生紹介コーナーへ。
メインの3人+日替わりで一人、という構成ですが、香盤の下の方から順番にやっていって、おそらく千秋楽はルナちゃん(冴月)かと思われます。
娘役だとメインの3人が口々に「かわいー」「かわいー!」と言いながらあれこれ紹介してくれるのに、男役だと割とフォローなく放置になるのが、、、なんというか、すごく花男どもでした(^ ^)。
コーナーが終わると、3人で歌いながら客席へ。私が観た頃は、握手とかハイタッチくらいだったはずなのですが、最近キキちゃんがお客さまを立たせて踊るようになったという噂をきいたので、、、次に観るときはいったいどうなっていることやら(汗)。
そうこうしている間に、本舞台には羽ダルマになった娘役が傘を持って登場。メインの3人も舞台に戻って、いろいろ絡みながら一曲。
途中で、春妃うららちゃんとキキちゃんがだいもんの歌のバックで踊る場面があって……うららちゃんが可愛すぎて、キキちゃんが犯罪者に見えました……(←嘘です恰好良かったです)
同じ場面でだいもんの歌にコーラスをつけていた乙羽映美ちゃんも脚長スタイルよしで綺麗だったなー♪
たしかこの場面は、他にもいろいろな曲を歌い継いでいたと思うのですが!
猫手の手振りつきで「美麗キャット」を歌い踊るべーちゃん(桜咲)と仙名さんに見惚れていたら、ロケットになって「にゃーお」「にゃーお」と口々に叫ぶ花娘たちの、あまりの可愛さに頭が真っ白になりました。。。
ロケットの後、傘を持って思い入れたっぷりにはけていく娘役さんたち。茶金の衣装に着替えただいもんが入れ替わりに登場して、色っぽく「Solo Que Me Falta」を熱唱。……後から加わるあきらとデュエットみたいになって、、、直接的な絡みはあまりなかったけど、なんだかいたたまれないくらい色っぽい場面になってました(^ ^;ゞ
これ、月組でもやるんだろうか……いったい誰が???(怯)(演者に合わせて構成は変えてくださいね、三木さん)
次の場面はキキちゃんメインの「光と影」。
キキちゃんと柚香くんが、白と黒の色違いのマタドール服で「光と影」に扮して踊るのですが。。。
天性の誘惑者・柚香くんに、闇を湛えた「悪」い貌で対峙するキキちゃんの色っぽさにちょっとやられてしまいました(*^ ^*)。「影」の男たち(冴月、真輝、和海、水美、矢吹、飛龍)のダンスがめっちゃ恰好よくて、途中で引っ込んでしまうのがとても残念でした(T T)。
次は、あきらメインのスーツの場面。
あきらの元(?)恋人役はルナちゃん。いやー、お二人お似合いですわ(真顔)。ダンスの息もぴったりだし、なんといっても二人で組んだ時のなんともいえない甘い雰囲気はたまらないものがありました。
あきらの誠実さ、真面目さ、そして、男役をも軽々包み込める包容力。彼の魅力が存分に発揮された場面でした(*^ ^*)。
次がだいもんメインの場面で、全体を通して、一番印象に残ったのはここの一連でした。
「オルフェ」役のだいもんが井上陽水の「傘がない」と「氷の世界」を熱唱しながら、「ユリディス」役のべーちゃんとすれ違いつつ踊るのですが。。。だいもんの歌の表現力の凄まじさと、べーちゃんはじめとする出演メンバーの繊細な身体表現が気持ちよく噛み合って、なにか物凄く切なくて奇麗な世界観に、どっぷり浸ることができました。
それにしてもだいもんの歌はすごい……!!(いまさら)陽水の歌をこんなふうに唄うのか。しかも、「♪窓の外には林檎売り」で始まる「氷の世界」のナンセンスな歌詞が、ホントに詩のようにすっと耳に入ってくることに感動しました。
すれ違ったまま出会うことのないべーちゃんとだいもん。違う空間で、だけど心は寄り添って、「♪誰か指きりしようよ/僕と指きりしようよ」……歌いながら小指を出して、「軽い嘘でもいいから」と握り締める、そのシンクロが素晴らしかった。元々「指きり」はいわゆる指詰めと同じ由来だともいわれているくらいで、相当に深い覚悟を示す仕草なわけですが……べーちゃんの思いつめたような視線の強さと迷いのない身の翻し方がドラマティックで、だいもんの切なさが倍増するような……とても美しいシーンでした。
最後に雨がやんで「Somewhare Over The Rainbow」が流れ、二人が出会ってデュエットダンスに至る……そこまでの流れも素晴らしくて、めっちゃテンションが上がった状態で休憩に入る、という見事な構成でした(^ ^)。
2幕は、過去の花組のショー作品の主題曲や、スタンダードナンバーで綴る「レビュー」。
どの場面もお洒落で好きでしたが、個人的に印象が強かったのは、だいもんが歌いつつメイン3人で踊る「Steppin’ Out」からの一連でしょうか。黒白の太いストライプスーツが3人とも良く似合ってて、だいもんの軽妙な歌声とダンスが本当に素晴らしく粋で。だいもんって本当に歌もダンスもなんでも出来るんだなあ~!と、いまさらの事実に瞠目しました(*^ ^*)。
あともうひとつ、べーちゃんがソロで歌った「Amazing Grace」が素晴らしかった!!
いままであまり歌が得意じゃないイメージだったべーちゃんですが、ヴェルヴェットのようななめらかなソプラノがとてもきれいで、音程も安定していて。。。今回の公演に出演している錚々たる歌手たちw差し置いてこの名曲を歌うことに違和感はなく、素晴らしかったです(*^ ^*)
各場面の詳しい内容はまた後日あらためて書かせていただければ、と。。
とにかく、みんな本当に楽しそうで、演じるたびに進化していて、、、本当に素敵な公演でしたっ!!三木さん、ありがとうございました~!!
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