……ちょっと風邪でダウンしておりまして、更新の間があいてしまいました……ご心配いただいたみなさま(←1人かな?)、申し訳ございません。。。生きてます。いちおう。
というわけで、ふらふらしつつも、東京宝塚劇場にて、花組新人公演「愛と革命の詩」を観劇してまいりました。
新人公演も、本公演と同じ植田景子さんの演出。
……すごくどうでもいいことなんですが、本公演と新人公演が同じ演出家、というのは、何か決まりがあるのでしょうか。以前よく新人公演も演出なさっていた正塚さんも、先日の「ルパン」は本公演に集中されていたし……ソボクナギモン。
本題に戻りまして。
演出として明解に変えていたところは特になかったと思いますが(←見落としているようでしたらご教示ください)、キャストの違いでかなり印象が違う舞台になっていたと思います。
一番違って見えたのは、メインのドラマと「民衆」のエネルギーの距離感でしょうか。
新人公演の方が「民衆」の人数は半な減しているのに、メインの芝居を喰ってしまいそうなほどのパワーを感じて、、、そこかしこの小芝居も面白かったし、なかなか興味深い新人公演でした。
芸達者ぞろいだった92期が抜けて、最初の新人公演。大丈夫かなあ?と、心の隅で心配していた部分もあったのですが、そういえば花組は93期も人材豊富なんだった!!と再認識いたしました。うん、心配はいらなかったですね。……ただ、92期ファンの感傷として、寂しいと思うことは止められませんでしたが。いやいや、彼らにはもう、本公演で頑張ってもらわなくては(←言い聞かせ)
非常に残念ながら、体調不良で若干朦朧としていたので、観れていない部分も多いかもしれませんが、、、とりあえずは、印象に残った出演者について、一言づつ(学年順)。
【93期】
■芹香斗亜
4度目の新人公演主演、おめでとうございます!
CSで、下級生がみんな口をそろえてキキちゃんのことを「新人公演は何度も主演されてて、先日はバウ主演も…」などと、なんというか……すごく“憧れの遠い人”的な感じで語っていたのが印象的だったのですが、今回の新人公演を観て、なんかちょっと納得してしまいました。
1人だけ、世界が違う……そんなかんじ。リリパット国のガリバーみたい、という表現で通じるでしょうか?あるいは、「蒲生邸事件」の彼のような(←もっと通じません)、何か根本的に「異質」なかんじ。
子供野球に大人が加わったような、そんな単純なものじゃなくて、キキちゃんだけ違う芝居をやっているかのような……うまく言えません。
ただ、よくもわるくも、「周囲」との距離感をすごく感じました。
逆に「群衆」たちの方が、彼の「仲間」や「敵」や「恋人」よりも彼の傍にいるかのような。そんな感じ。
蘭寿さんのもつ「天与の高潔さ」による近寄りがたさはなく、「高潔であろうと努力している」感じが表に出ていたので、かえって本公演のアンドレアよりも好感度が高くなっていたような気がします。
甘いマスク、スマートな容姿。いかにも女の子がのぼせあがりそうな外見と、意思の固い、芸術に身を捧げた者の薄情な確信。親しみやすい人間らしさと、憧れの対象であるにふさわしい崇高さ。
キキちゃんの本来の持ち味でもある「闇」の部分はちゃんと隠して、植田景子さんらしい「善」な面だけを出していたことも含めて、すべてにおいてさすがだな、と思いました。
最後は、長の長として、主演として、隙のないしっかりしたご挨拶。本当に、花組の新公だとはおもえな(黙)
花組の次の大劇場公演は、来年2月。去年は同じスケジュールで92期も出演しましたが……93期はどうなるんでしょうね。挨拶でも、特に「今回でラスト」という発言はありませんでしたが(←月組93期はラストだと言っていた)。せっかくなので、最後に専科さんの役とかさお太さんの役を経験してから卒業してもらいたいような気もしますが……さて。
■菜那くらら
そこかしこに出ていたので、本役がどれなのかよく判りませんが……一番印象に残ったのは、貴族を匿って連行される夫婦を告発する役でしょうか。
「あたしは視たんだ!」
と吐き捨てるように言う、その迫力……というか、恨みの深さと怒りの大きさに、目と耳を奪われました。厳格な修道院長と、同じ役者とは思えませんでした(←もちろん、別人なのですが)
可愛い子役のイメージが強い人ですけど、新公を観るたびに、大人っぽい演技の方が似合うのになあ、と思っていました(ここでも書いていたと思います)。今回も、どの役も本当に良かったです。ぜひ、本公演でも大人の役を!(希)
■真輝いづみ
アンドレアの友人・フォンダ役。本公演ではあきら(瀬戸)が演じていて、あのメンバーの中では体力勝負派(失礼)だと思うのですが、それでもあきらはいちおう貴族だったんだなあ、と実感。
マキシムは、、、フォンダより、裁判の民衆の方が私は好きでした……いや、頑張ってましたし、ビジュアルは違和感なかったですけれども!!
あ。一番良かったのは「恋人たち」のダンサーかも。ゆるやかな振りをすごくさりげなく、なめらかに踊っていて、ラインが本当に綺麗でした(はぁと)。
■大河凜
歌も芝居も心配ない…と思っていたのですが、思ったより苦戦していた印象。特にビジュアル面が、本公演で女役を演じているせいなのか、「貴族」化粧を意識しすぎたのか、、、地の色も白すぎるし、眉の描き方も……せっかくの2枚目なのに、なんだかすごくもったいない感じでした。
最初と最後の、20年後の姿も今一つで、私の期待値が高すぎたのかな、と……しょぼん。
どちらかといえば軽やかな芝居が持ち味だと思うので、ルーシェ(本役:悠真)みたいな役だったらもっと楽しめたのかも……?
しっかし、忙しかったですね!20年後のパンジュ侯爵がセリ下がったかとおもえば、すぐにコワニー伯爵家のパーティーにしれっと現れたのにも驚きましたし、スイスに脱出したはずのパンジュ侯爵が、アンドレアたちの裁判の傍聴席にいたのも驚きました(^ ^)。あの切り替えはさすがだなあ。
■桜帆ゆかり
民衆の場面はほとんど出ていた気がします。本公演でもいつも良い芝居していますが、本当にお芝居が好きなんだなあ、と思います。今回は作品が作品なので「役」はつかなかったけれども、本当に今回の新公で印象的だったのは「民衆」で、その迫力のうちの、もしかしたら半分くらいは彼女のがんばりで培われたものなのかもしれないな、と思ったりしました。。。
一番印象的だったのはどこ、と言えないくらい、どの場面もがんばってました(*^ ^*)
■桜咲彩花
本公演では「貴族の客」の役でしたが、新人公演は麗しのコワニー伯爵夫人(花野)。
サロンのホステスとしての威厳とたおやかさが両方ともちゃんとあって、そこだけスポッットライトが当たっているかのような華やかさもある、立派な「美女」でした。
一番好きなのは、マッダレーナの回想の中で「早くお逃げなさい!」と叫んで槍(?)で刺される、あの場面の芝居でしょうか。何がなんでも娘を守るのだ、という強い意志と、自分の立ち位置を絶対に譲らない、確信に満ちた迫力。この強さあってこその「宮廷の華」なんだな、と思うと、そんな覚悟もなく、勢いでバスティーユを陥としてしまった「革命」のその後の迷走も、ある程度は仕方がないのかな……なんてことを思ってしまったりしたくらい、べーちゃんの芝居には引き込まれました。
「民衆」役は、本公演とは設定を変えて、ジャコバン派の一員として生きていましたが、、、ユディット(真彩)がジェラールに受け容れられて、「万歳!」と叫んだ瞬間の歓喜の爆発っぷりには、久しぶりに「爆発的な笑顔」というフレーズを思い出しましたし、裁判の場面での「否定」のエネルギーの強さにも、あらためて感動しました。べーちゃんのお芝居は、いつだって本当に真っ直ぐで、心を撃ち抜きますよね!今回もすごく良かったです!
■航琉ひびき
編集者として、アンドレアを支えるルーシェ(悠真)。
同期ならでは、という何かがあったわけではありませんが、地に足のついた「ブン屋」っぷりで、髭もお似合いで(^ ^)良かったと思います。
手紙があるないでアンドレアとじゃれる場面も、さりげなくて良かったと思います♪
■凪咲星南
一番印象に残ったのは、恋人のベッドダンスシーン、、、でしょうか。美しく「魅せる」ことの難しい振りですが、とても綺麗で良かったです。切なくなるほど純粋な「愛」の場面。
うってかわって、の民衆の迫力も素敵でした。さすがです☆
■美花梨乃
群衆の少年(和海)。いや、良かったです。可愛くて強くて、残酷な子供。可愛い娘役さんという認識でしたが、思いの外美少年が嵌る!(@ @)。今回はやんちゃな小悪魔でしたが、もっと普通の、元気な少年も似合いそう……「スカーレット・ピンパーネル」のルイ・シャルルとか、観てみたい気がしました。
「フォーエバー・ガーシュイン」以来、芝居心が買われているなと感じられて、とても嬉しいです。これからも期待しています!
■花奈澪
この方も、役としてどの役がメインなのかよくわからない感じでしたが……もう、あの娼婦の親玉の迫力と色気ときたら!
カーテン前で客席に背中を見せたまま、ふぅっと煙管の煙を吐いて、乞食をしっしっ、と追い払う仕草のリアリティ。裁判の傍聴席で、娼婦仲間たちと冷笑しながら「死刑」の判決を待って、、、美味しいものを食べた猫のように満足げな顔で笑うところとか、怖くて怖くて、背筋が凍りそうに素敵でした。
そういえば、アンドレアたちがベルサイユに引っ越した後、手紙を持ってきたベルシに絡むのもなみお先輩でしたよね。あれも思いっきりアドリブかましてて、、、ホント、お見事でした!
きゅ、93期って多いなあ!10人……!(←いまさら)
ちょっと限界なので、94期以下はまた後日に。
あ、でも、あまりの可愛さに瞠目したお二人のお名前だけ!ユディット役の真彩希帆ちゃんと、がりんちゃんの娘(本役春妃うらら)の茉玲さや那ちゃん!! か わ い か っ た !!
花娘よ永遠に。
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というわけで、ふらふらしつつも、東京宝塚劇場にて、花組新人公演「愛と革命の詩」を観劇してまいりました。
新人公演も、本公演と同じ植田景子さんの演出。
……すごくどうでもいいことなんですが、本公演と新人公演が同じ演出家、というのは、何か決まりがあるのでしょうか。以前よく新人公演も演出なさっていた正塚さんも、先日の「ルパン」は本公演に集中されていたし……ソボクナギモン。
本題に戻りまして。
演出として明解に変えていたところは特になかったと思いますが(←見落としているようでしたらご教示ください)、キャストの違いでかなり印象が違う舞台になっていたと思います。
一番違って見えたのは、メインのドラマと「民衆」のエネルギーの距離感でしょうか。
新人公演の方が「民衆」の人数は半な減しているのに、メインの芝居を喰ってしまいそうなほどのパワーを感じて、、、そこかしこの小芝居も面白かったし、なかなか興味深い新人公演でした。
芸達者ぞろいだった92期が抜けて、最初の新人公演。大丈夫かなあ?と、心の隅で心配していた部分もあったのですが、そういえば花組は93期も人材豊富なんだった!!と再認識いたしました。うん、心配はいらなかったですね。……ただ、92期ファンの感傷として、寂しいと思うことは止められませんでしたが。いやいや、彼らにはもう、本公演で頑張ってもらわなくては(←言い聞かせ)
非常に残念ながら、体調不良で若干朦朧としていたので、観れていない部分も多いかもしれませんが、、、とりあえずは、印象に残った出演者について、一言づつ(学年順)。
【93期】
■芹香斗亜
4度目の新人公演主演、おめでとうございます!
CSで、下級生がみんな口をそろえてキキちゃんのことを「新人公演は何度も主演されてて、先日はバウ主演も…」などと、なんというか……すごく“憧れの遠い人”的な感じで語っていたのが印象的だったのですが、今回の新人公演を観て、なんかちょっと納得してしまいました。
1人だけ、世界が違う……そんなかんじ。リリパット国のガリバーみたい、という表現で通じるでしょうか?あるいは、「蒲生邸事件」の彼のような(←もっと通じません)、何か根本的に「異質」なかんじ。
子供野球に大人が加わったような、そんな単純なものじゃなくて、キキちゃんだけ違う芝居をやっているかのような……うまく言えません。
ただ、よくもわるくも、「周囲」との距離感をすごく感じました。
逆に「群衆」たちの方が、彼の「仲間」や「敵」や「恋人」よりも彼の傍にいるかのような。そんな感じ。
蘭寿さんのもつ「天与の高潔さ」による近寄りがたさはなく、「高潔であろうと努力している」感じが表に出ていたので、かえって本公演のアンドレアよりも好感度が高くなっていたような気がします。
甘いマスク、スマートな容姿。いかにも女の子がのぼせあがりそうな外見と、意思の固い、芸術に身を捧げた者の薄情な確信。親しみやすい人間らしさと、憧れの対象であるにふさわしい崇高さ。
キキちゃんの本来の持ち味でもある「闇」の部分はちゃんと隠して、植田景子さんらしい「善」な面だけを出していたことも含めて、すべてにおいてさすがだな、と思いました。
最後は、長の長として、主演として、隙のないしっかりしたご挨拶。本当に、花組の新公だとはおもえな(黙)
花組の次の大劇場公演は、来年2月。去年は同じスケジュールで92期も出演しましたが……93期はどうなるんでしょうね。挨拶でも、特に「今回でラスト」という発言はありませんでしたが(←月組93期はラストだと言っていた)。せっかくなので、最後に専科さんの役とかさお太さんの役を経験してから卒業してもらいたいような気もしますが……さて。
■菜那くらら
そこかしこに出ていたので、本役がどれなのかよく判りませんが……一番印象に残ったのは、貴族を匿って連行される夫婦を告発する役でしょうか。
「あたしは視たんだ!」
と吐き捨てるように言う、その迫力……というか、恨みの深さと怒りの大きさに、目と耳を奪われました。厳格な修道院長と、同じ役者とは思えませんでした(←もちろん、別人なのですが)
可愛い子役のイメージが強い人ですけど、新公を観るたびに、大人っぽい演技の方が似合うのになあ、と思っていました(ここでも書いていたと思います)。今回も、どの役も本当に良かったです。ぜひ、本公演でも大人の役を!(希)
■真輝いづみ
アンドレアの友人・フォンダ役。本公演ではあきら(瀬戸)が演じていて、あのメンバーの中では体力勝負派(失礼)だと思うのですが、それでもあきらはいちおう貴族だったんだなあ、と実感。
マキシムは、、、フォンダより、裁判の民衆の方が私は好きでした……いや、頑張ってましたし、ビジュアルは違和感なかったですけれども!!
あ。一番良かったのは「恋人たち」のダンサーかも。ゆるやかな振りをすごくさりげなく、なめらかに踊っていて、ラインが本当に綺麗でした(はぁと)。
■大河凜
歌も芝居も心配ない…と思っていたのですが、思ったより苦戦していた印象。特にビジュアル面が、本公演で女役を演じているせいなのか、「貴族」化粧を意識しすぎたのか、、、地の色も白すぎるし、眉の描き方も……せっかくの2枚目なのに、なんだかすごくもったいない感じでした。
最初と最後の、20年後の姿も今一つで、私の期待値が高すぎたのかな、と……しょぼん。
どちらかといえば軽やかな芝居が持ち味だと思うので、ルーシェ(本役:悠真)みたいな役だったらもっと楽しめたのかも……?
しっかし、忙しかったですね!20年後のパンジュ侯爵がセリ下がったかとおもえば、すぐにコワニー伯爵家のパーティーにしれっと現れたのにも驚きましたし、スイスに脱出したはずのパンジュ侯爵が、アンドレアたちの裁判の傍聴席にいたのも驚きました(^ ^)。あの切り替えはさすがだなあ。
■桜帆ゆかり
民衆の場面はほとんど出ていた気がします。本公演でもいつも良い芝居していますが、本当にお芝居が好きなんだなあ、と思います。今回は作品が作品なので「役」はつかなかったけれども、本当に今回の新公で印象的だったのは「民衆」で、その迫力のうちの、もしかしたら半分くらいは彼女のがんばりで培われたものなのかもしれないな、と思ったりしました。。。
一番印象的だったのはどこ、と言えないくらい、どの場面もがんばってました(*^ ^*)
■桜咲彩花
本公演では「貴族の客」の役でしたが、新人公演は麗しのコワニー伯爵夫人(花野)。
サロンのホステスとしての威厳とたおやかさが両方ともちゃんとあって、そこだけスポッットライトが当たっているかのような華やかさもある、立派な「美女」でした。
一番好きなのは、マッダレーナの回想の中で「早くお逃げなさい!」と叫んで槍(?)で刺される、あの場面の芝居でしょうか。何がなんでも娘を守るのだ、という強い意志と、自分の立ち位置を絶対に譲らない、確信に満ちた迫力。この強さあってこその「宮廷の華」なんだな、と思うと、そんな覚悟もなく、勢いでバスティーユを陥としてしまった「革命」のその後の迷走も、ある程度は仕方がないのかな……なんてことを思ってしまったりしたくらい、べーちゃんの芝居には引き込まれました。
「民衆」役は、本公演とは設定を変えて、ジャコバン派の一員として生きていましたが、、、ユディット(真彩)がジェラールに受け容れられて、「万歳!」と叫んだ瞬間の歓喜の爆発っぷりには、久しぶりに「爆発的な笑顔」というフレーズを思い出しましたし、裁判の場面での「否定」のエネルギーの強さにも、あらためて感動しました。べーちゃんのお芝居は、いつだって本当に真っ直ぐで、心を撃ち抜きますよね!今回もすごく良かったです!
■航琉ひびき
編集者として、アンドレアを支えるルーシェ(悠真)。
同期ならでは、という何かがあったわけではありませんが、地に足のついた「ブン屋」っぷりで、髭もお似合いで(^ ^)良かったと思います。
手紙があるないでアンドレアとじゃれる場面も、さりげなくて良かったと思います♪
■凪咲星南
一番印象に残ったのは、恋人の
うってかわって、の民衆の迫力も素敵でした。さすがです☆
■美花梨乃
群衆の少年(和海)。いや、良かったです。可愛くて強くて、残酷な子供。可愛い娘役さんという認識でしたが、思いの外美少年が嵌る!(@ @)。今回はやんちゃな小悪魔でしたが、もっと普通の、元気な少年も似合いそう……「スカーレット・ピンパーネル」のルイ・シャルルとか、観てみたい気がしました。
「フォーエバー・ガーシュイン」以来、芝居心が買われているなと感じられて、とても嬉しいです。これからも期待しています!
■花奈澪
この方も、役としてどの役がメインなのかよくわからない感じでしたが……もう、あの娼婦の親玉の迫力と色気ときたら!
カーテン前で客席に背中を見せたまま、ふぅっと煙管の煙を吐いて、乞食をしっしっ、と追い払う仕草のリアリティ。裁判の傍聴席で、娼婦仲間たちと冷笑しながら「死刑」の判決を待って、、、美味しいものを食べた猫のように満足げな顔で笑うところとか、怖くて怖くて、背筋が凍りそうに素敵でした。
そういえば、アンドレアたちがベルサイユに引っ越した後、手紙を持ってきたベルシに絡むのもなみお先輩でしたよね。あれも思いっきりアドリブかましてて、、、ホント、お見事でした!
きゅ、93期って多いなあ!10人……!(←いまさら)
ちょっと限界なので、94期以下はまた後日に。
あ、でも、あまりの可愛さに瞠目したお二人のお名前だけ!ユディット役の真彩希帆ちゃんと、がりんちゃんの娘(本役春妃うらら)の茉玲さや那ちゃん!! か わ い か っ た !!
花娘よ永遠に。
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