宙組バウホール公演「the WILD Meets the WILD」、千秋楽おめでとうございます!


千秋楽の公演中に衝撃的なラインナップ発表がありましたが、それについては後日にとっておくとして(あ!でも一つだけ!各組バウ公演「New WAVE」、企画万歳!!)

週末にバウ公演を観劇した友人からのメールを、許可をいただいて転載させていただきます♪





以下、ネタばれ注意!








> バウのラスト、りくが死ななくなってすごく良くなりましたよ
> 後味の悪さがなくなって、スカッと楽しめる、それこそ小さなツッコミ所も気にせず気持ちよく楽しめる作品に変わりました

やっぱりそうですよね~~!後味って大事!


> 変更するにあたり、それまでのりくの心情や表情をこまごまと丁寧に表現する場をいくつか増やしてました。

具体的には……

> 台詞は多分変えてない。
> 袖にはける前にスポットあてて切なそうな寂しそうな表情を見せたり、階段ですれ違うところの「パパ」っていう呼びかけが弱気さや素直な感じになったり、場面の隅でパパに縋るような視線があったり。
> あくどいことしてる時とパパに向き合う時の差ができて、りくに繊細な芝居を付けたなぁと。

このあたり、一部はもしかしたら先週末のうちに変っていたかも、、、と思うのですが、根本的な設定と運命をセットで変えたのは、きっと休演日なんでしょうね。


> りくが悪党ではなく「父親の愛に躍らされた悲しい息子」に変わりました。

観てみたかった……。


> その変更ではっちさんの悪行に救い?が出るし、狂人でなく愛に行き過ぎた人に変わったし、
> なによりちーかいの優しさや作品全体のあったかさ愛しさみたいなもの?魅力の底力アップになって、
> たったひとりを殺さないだけでこんなに印象が変わるものかと驚きでした。
> 演劇って奥が深い

わあああ、観たいよー観たいよー観たいよー!!割とマジに、じゃなくて、本当に心から再演東上してほしい~~!!


> 何がすごいって、台詞を変えずに人物を変える細工もすごいし、
> そのフォローが死ななくなった事の説得力になって、違和感やいきなり感がなかった。
> さりげなくてドヤ感もなくてね。
> 変わってわかったけど、殺す悪党キャラとして人間味を抑えてたんだなぁとか。

ああ、なんだか、そんなふうに感じていただけたなら嬉しいです……
って、お前は何者だよっていう感想になってきましたが(滝汗)。

正直、最初にこの作品を観たときは、来年の花組大劇場公演大丈夫!?やっぱり(←)まだ早かったんjないか!? と思ったんですよね……
でも、こうなってみると、本公演はバウと違って公演期間が長いのだから、逆に、お客さまの反応を視ながら練り上げて東京に持っていくことができるのかもしれないなー、と思えてきました……ドキドキ。

だってほら、「ラスト・タイクーン」は原作ありだからね!!大丈夫だよね!!(誰に)(あの原作、結末がありませんけどね……)



あああ、新演出バージョンも、一度でいいから観てみたかったなあ。
DVDが発売されない作品だから、半年待たずにCSで流れますよね。それを楽しみに生きて行きますわ。


それでは、最後にもう一度。
再演(東上)希望!!




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