若者たちのオーシャンズ【3】
2013年4月28日 宝塚(花)花組新人公演「オーシャンズ11」続き。
<94期>
■舞月なぎさ(リヴィングストン)
可愛かった可愛かった可愛かった!!
実は私、彼女が入団する前のすみれ売りの頃からお気に入りなので(^ ^)、配役が発表されたときからだいぶ浮かれていたわけですが、いやー、可愛かったです!
本役の真由ちゃん(鳳)とは全然違う、どちらかといえば星組の美弥ちゃんをもっと若くしたような「普通の少年」っぽい感じの役づくりでしたが、とても楽しそうで、観ていて幸せな気持ちになりました♪
こんな大役がついたのは初めてで、台詞も歌もドキドキだったのですが、いやいや、危なげなくしっかりこなしてくれて、感心しました。顔がキレイなだけのタイプかと思っていたら、意外な実力者だったんですね。どんな舞台の隅っこで台詞もなくてもいつも楽しそうに小芝居していた人で、舞台勘もよさそうだし、これからがもっと楽しみになりました!
というか。
なにげに花組94期の首席であることを今初めて知りました……吃驚!!(←失礼)去年のおとめでは羽立くんより下だったので、研5の試験でがんばったんですね(@ @)凄いなあ!じゃあ、これからがんがん役がつく、かな? がんばれ~~!!
■仙名彩世(クイーン・ダイアナ)
この方はもう、文句なく最高の出来でした。カルロッタといい、今回といい、本当にこういう役が似合いますね。最後の啖呵の迫力といい、胸がスッとする出来でした(^ ^)。
べーちゃんのテスがすごく大人っぽい創りだったので、ダイアナのガチャガチャ感がうまい対比になっていたと思います。「Victorian JAZZ」の時とは違う関係だったけど、二人の芝居は方向性が全然違うので、うまく演出すれば作品の魅力を何倍にもするのかもしれない、と思いました。
そして、柚香くんとの並びはさすが経験者(^ ^)。田渕さん、ずるいなあ。
次のバウでのヒロイン役が発表されている仙名さん。どんな役になるのかわかりませんが、彼女の魅力が生きる役ならいいな、と思います。がんばれ!
■和海しょう(フランク)
歌はさすが。ダンスも悪くない。でも、「危険」な匂いがちょっと足りない……という印象でした。
いや、フランクは別に、危険じゃなくていいんじゃないか?星組はともみん(夢乃)だったんだし。。。という気もするのですが。「危険」というか、「裏街道」の匂いがしない、、、のかな。
いや、でも、恰好良かったです。色っぽかったし。バシャーも観てみたかったな、と思ったりしました……いや、がりんちゃんのバシャーに不満は無いですよ、もちろん(^ ^;ゞ
■華雅りりか(5年前のテス)
大劇場での本役は観ていないので、星組新公以来の「5年前のテス」。いやー、星組新公のりりかちゃんテスはすごく好きだったんですが、、、あれから1年が過ぎたいま、新公で演じるにはちょっと無理があるなと思いました。
キキちゃんとの並びは良かったんですが、りりかちゃんって「天使のはしご」あたりで一皮むけて、包容力のある、大人っぽい娘役になったと思うんですよね。「サン・テグジュペリ」の新公の方が、そういう意味では似合っていたと思います。今回はじゅりあの休演というアクシデントがあって新公でやることになってしまっただけで、本公演で蘭寿さん相手に演じる分には問題なかったかもしれませんが、春妃うららちゃんのテスを観てしまうと、ねえ。。。
■羽立光来(ハリー・ウッズ)
いつどんな役でも興味深く演じてくれる羽立くん。ハリーはどう来るのかと思っていたら、思いの外正攻法できた印象。さすがでした!いやもう、本当に素敵。ななくらちゃんとの並びも良い感じの身長差で、なんというか、妻の前ではデレデレしていそうな(←空想)、妻のために気軽く悪事に手を染めてしまいそうな、そんな盲目な感じがすごく説得力がありました。(←妄想)
■新菜かほ
役として目立ってたのは、ルーベン邸のメイドかな。一瞬だけど、落ち着いてて良かったです。あと、2幕はたしかディーラーにも入っていたはず。ちょっとした仕草がきれいですよね。
■夢花らん
役がついていないのでいろんな場面に出ていた可愛子ちゃんその2ですが、、、印象的だったのはJackPotの場面のディーラー、かな。色っぽくてキュートで、可愛かったです♪
プログラムを見たら、ベネディクトのオフィスで客人を案内してくるボーイも夢花さんだったんですね。気がつかなかった(涙)。
■冴華りおな(ルーベン)
ルーベン役と発表されたときはすごく意外に感じたのですが、実際観てみて納得。今まで恰幅の良い人というイメージがありましたが、冴華さんは特に胴布団を巻くでなく、ほっそりと華奢なスタイルのまま、ちょっと神経質なルーベンを演じていました。そうきたか!とちょっと手を打ちたい感じでした(^ ^)
いままで、普通の役をオカマにしてみたり、激しい顔芸で場をさらってみたり、癖の強い人だなあという印象が強かったのですが、今回は大役だったせいか、すなおに作品世界の中で演じていて、好感度がかなりあがりました(^ ^)。
まだ若いからいろいろやってみるのもすごく大事だけど、もう少しして新公でも上級生になってきたら、「場面を創る」ことを考えてみてほしいな、と思います。それができる人だと思うからこそ、余計に。
■紗愛せいら(ベス)
美人でしっかりしていて、さりげない色気もある、素晴らしい秘書でした。小池さんの現代ものにはだいたいこういう秘書が出てくるのですが、花組「オーシャンズ11」は、本公演・新公ともに、その面でも非常にレベルが高かったと思います(真顔)
というわけで、私の中ではかなりなレベルで「スター誕生!」という勢いで印象にのこった美女でした!成績が良くないみたいで心配ですが、芝居はすごく良かったと思うので、がんばってください!
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<94期>
■舞月なぎさ(リヴィングストン)
可愛かった可愛かった可愛かった!!
実は私、彼女が入団する前のすみれ売りの頃からお気に入りなので(^ ^)、配役が発表されたときからだいぶ浮かれていたわけですが、いやー、可愛かったです!
本役の真由ちゃん(鳳)とは全然違う、どちらかといえば星組の美弥ちゃんをもっと若くしたような「普通の少年」っぽい感じの役づくりでしたが、とても楽しそうで、観ていて幸せな気持ちになりました♪
こんな大役がついたのは初めてで、台詞も歌もドキドキだったのですが、いやいや、危なげなくしっかりこなしてくれて、感心しました。顔がキレイなだけのタイプかと思っていたら、意外な実力者だったんですね。どんな舞台の隅っこで台詞もなくてもいつも楽しそうに小芝居していた人で、舞台勘もよさそうだし、これからがもっと楽しみになりました!
というか。
なにげに花組94期の首席であることを今初めて知りました……吃驚!!(←失礼)去年のおとめでは羽立くんより下だったので、研5の試験でがんばったんですね(@ @)凄いなあ!じゃあ、これからがんがん役がつく、かな? がんばれ~~!!
■仙名彩世(クイーン・ダイアナ)
この方はもう、文句なく最高の出来でした。カルロッタといい、今回といい、本当にこういう役が似合いますね。最後の啖呵の迫力といい、胸がスッとする出来でした(^ ^)。
べーちゃんのテスがすごく大人っぽい創りだったので、ダイアナのガチャガチャ感がうまい対比になっていたと思います。「Victorian JAZZ」の時とは違う関係だったけど、二人の芝居は方向性が全然違うので、うまく演出すれば作品の魅力を何倍にもするのかもしれない、と思いました。
そして、柚香くんとの並びはさすが経験者(^ ^)。田渕さん、ずるいなあ。
次のバウでのヒロイン役が発表されている仙名さん。どんな役になるのかわかりませんが、彼女の魅力が生きる役ならいいな、と思います。がんばれ!
■和海しょう(フランク)
歌はさすが。ダンスも悪くない。でも、「危険」な匂いがちょっと足りない……という印象でした。
いや、フランクは別に、危険じゃなくていいんじゃないか?星組はともみん(夢乃)だったんだし。。。という気もするのですが。「危険」というか、「裏街道」の匂いがしない、、、のかな。
いや、でも、恰好良かったです。色っぽかったし。バシャーも観てみたかったな、と思ったりしました……いや、がりんちゃんのバシャーに不満は無いですよ、もちろん(^ ^;ゞ
■華雅りりか(5年前のテス)
大劇場での本役は観ていないので、星組新公以来の「5年前のテス」。いやー、星組新公のりりかちゃんテスはすごく好きだったんですが、、、あれから1年が過ぎたいま、新公で演じるにはちょっと無理があるなと思いました。
キキちゃんとの並びは良かったんですが、りりかちゃんって「天使のはしご」あたりで一皮むけて、包容力のある、大人っぽい娘役になったと思うんですよね。「サン・テグジュペリ」の新公の方が、そういう意味では似合っていたと思います。今回はじゅりあの休演というアクシデントがあって新公でやることになってしまっただけで、本公演で蘭寿さん相手に演じる分には問題なかったかもしれませんが、春妃うららちゃんのテスを観てしまうと、ねえ。。。
■羽立光来(ハリー・ウッズ)
いつどんな役でも興味深く演じてくれる羽立くん。ハリーはどう来るのかと思っていたら、思いの外正攻法できた印象。さすがでした!いやもう、本当に素敵。ななくらちゃんとの並びも良い感じの身長差で、なんというか、妻の前ではデレデレしていそうな(←空想)、妻のために気軽く悪事に手を染めてしまいそうな、そんな盲目な感じがすごく説得力がありました。(←妄想)
■新菜かほ
役として目立ってたのは、ルーベン邸のメイドかな。一瞬だけど、落ち着いてて良かったです。あと、2幕はたしかディーラーにも入っていたはず。ちょっとした仕草がきれいですよね。
■夢花らん
役がついていないのでいろんな場面に出ていた可愛子ちゃんその2ですが、、、印象的だったのはJackPotの場面のディーラー、かな。色っぽくてキュートで、可愛かったです♪
プログラムを見たら、ベネディクトのオフィスで客人を案内してくるボーイも夢花さんだったんですね。気がつかなかった(涙)。
■冴華りおな(ルーベン)
ルーベン役と発表されたときはすごく意外に感じたのですが、実際観てみて納得。今まで恰幅の良い人というイメージがありましたが、冴華さんは特に胴布団を巻くでなく、ほっそりと華奢なスタイルのまま、ちょっと神経質なルーベンを演じていました。そうきたか!とちょっと手を打ちたい感じでした(^ ^)
いままで、普通の役をオカマにしてみたり、激しい顔芸で場をさらってみたり、癖の強い人だなあという印象が強かったのですが、今回は大役だったせいか、すなおに作品世界の中で演じていて、好感度がかなりあがりました(^ ^)。
まだ若いからいろいろやってみるのもすごく大事だけど、もう少しして新公でも上級生になってきたら、「場面を創る」ことを考えてみてほしいな、と思います。それができる人だと思うからこそ、余計に。
■紗愛せいら(ベス)
美人でしっかりしていて、さりげない色気もある、素晴らしい秘書でした。小池さんの現代ものにはだいたいこういう秘書が出てくるのですが、花組「オーシャンズ11」は、本公演・新公ともに、その面でも非常にレベルが高かったと思います(真顔)
というわけで、私の中ではかなりなレベルで「スター誕生!」という勢いで印象にのこった美女でした!成績が良くないみたいで心配ですが、芝居はすごく良かったと思うので、がんばってください!
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