若者たちのオーシャンズ【2】
2013年4月13日 宝塚(花) コメント (4)花組新人公演「オーシャンズ11」。
新人公演学年まで芝居上手なタレントが揃った花組で、多すぎるほど男役の役が多い「オーシャンズ11」!本当に楽しかったです。
キャストについての感想は、久しぶりに学年順でいきたいと思います(^ ^)。
<92期>
■鞠花ゆめ(テレサ)
「銀ちゃんの恋」の焼き肉屋の女将で鮮烈なデビュー(←私的に)を果たしてから、、、4年半?今研8になったばかりだから、あのときまだ研3だったんですよね。。。あの頃からすでに完成された芝居巧者でしたけど、学年を重ねてさらに包容力を増して、大地のように優しくて大らかな、素敵な女役になったなあ、と思いました。
ちょっと蓮っ葉だけど温かいテレサの、娘に対する時と父親に対する時で微妙に違う優しさが、とても魅力的。リカルドに「(店は)お前がいれば大丈夫だ!」と言われる信頼感にも納得。お客さんたち(←いなかったけどねっ!)に信頼され、甘えられるママっぷりに説得力があって、「こういうひと絶対いる。。。」と思わされました。
最後のご挨拶も、かなり緊張していたようですけれどもしっかりと伝えるべきことを伝えてくれたと思います。最後にキキちゃんを呼ぶときの「(92⇒93期の)バトンタッチの想いを」という一言に篭められた万感が、胸に響きました。
赤毛のときの思いきった化粧やアクセも素敵だし、「客の女」でのゴージャスな衣装も良く似合う。芝居だけじゃなくて、そういう外見的な表現まで含めた幅の広さとセンスの良さも、本当に大好き!末永く花組をよろしくお願いいたします!!(真顔)
■天真みちる(ソール)
誰しもが予想したソール役。今回の新公で一番期待された役の一人だったと思いますが、予想以上の出来でした。本公演のやりすぎなガツガツぶりとはうってかわった、ちょっと枯れた男の役。
ああいう役を演じているタソは、本当に恰好良いなあと思うんですよね。本公演でも、早くああいう役が回ってくる立場になってほしいものです(^ ^)。
どちらかといえば、まりんさんより初演のマヤさんのソールに近い印象でしたが、「JUMP」の前の「飛ぶんだ、ライナス」という台詞の言い方が全然違っていて、、、なんというか、すごくグッときました。あの瞬間に、急にタソが大きくなったような気がしました。
そして!今回の瞠目ポイントは!
ゼルガのカイゼル髭が恰好良かった!!
あああ、素敵。。。素敵すぎる。。。
■日高大地(チャールズ)
芝居についてはいろいろいろいろある人ですが、ビシッとスーツを着こなした立ち姿は文句なく恰好良かった!ダンディな大人の男にちゃんと見えるんですよね、ああいう恰好をすると。本当に恰好良い。
芝居や歌はアレでも、ダンスができる生粋の花男は貴重なので、もう少しがんばってほしいな、と思います。いやあの、芝居も少しずつ良くなっていると思うので、これからも精進してください(^ ^)。
■神房佳希(リカルド)
この人の真骨頂は、「さりげない巧さ」なんですよね。鞠花ゆめちゃんのテレサとのやり取りが、遠慮がなくて本当に自然で、とても良かったです。テレサやポーラが心配するのも無理はない、ふわふわした無責任な軽やかさがあって、なのにちゃんと「父親」で。
昔からお芝居好きなんだろうなあ、と思っていましたが、最近やっと役らしい役がつくようになってきて嬉しいです。これからもがんばってください!
.
新人公演学年まで芝居上手なタレントが揃った花組で、多すぎるほど男役の役が多い「オーシャンズ11」!本当に楽しかったです。
キャストについての感想は、久しぶりに学年順でいきたいと思います(^ ^)。
<92期>
■鞠花ゆめ(テレサ)
「銀ちゃんの恋」の焼き肉屋の女将で鮮烈なデビュー(←私的に)を果たしてから、、、4年半?今研8になったばかりだから、あのときまだ研3だったんですよね。。。あの頃からすでに完成された芝居巧者でしたけど、学年を重ねてさらに包容力を増して、大地のように優しくて大らかな、素敵な女役になったなあ、と思いました。
ちょっと蓮っ葉だけど温かいテレサの、娘に対する時と父親に対する時で微妙に違う優しさが、とても魅力的。リカルドに「(店は)お前がいれば大丈夫だ!」と言われる信頼感にも納得。お客さんたち(←いなかったけどねっ!)に信頼され、甘えられるママっぷりに説得力があって、「こういうひと絶対いる。。。」と思わされました。
最後のご挨拶も、かなり緊張していたようですけれどもしっかりと伝えるべきことを伝えてくれたと思います。最後にキキちゃんを呼ぶときの「(92⇒93期の)バトンタッチの想いを」という一言に篭められた万感が、胸に響きました。
赤毛のときの思いきった化粧やアクセも素敵だし、「客の女」でのゴージャスな衣装も良く似合う。芝居だけじゃなくて、そういう外見的な表現まで含めた幅の広さとセンスの良さも、本当に大好き!末永く花組をよろしくお願いいたします!!(真顔)
■天真みちる(ソール)
誰しもが予想したソール役。今回の新公で一番期待された役の一人だったと思いますが、予想以上の出来でした。本公演のやりすぎなガツガツぶりとはうってかわった、ちょっと枯れた男の役。
ああいう役を演じているタソは、本当に恰好良いなあと思うんですよね。本公演でも、早くああいう役が回ってくる立場になってほしいものです(^ ^)。
どちらかといえば、まりんさんより初演のマヤさんのソールに近い印象でしたが、「JUMP」の前の「飛ぶんだ、ライナス」という台詞の言い方が全然違っていて、、、なんというか、すごくグッときました。あの瞬間に、急にタソが大きくなったような気がしました。
そして!今回の瞠目ポイントは!
ゼルガのカイゼル髭が恰好良かった!!
あああ、素敵。。。素敵すぎる。。。
■日高大地(チャールズ)
芝居についてはいろいろいろいろある人ですが、ビシッとスーツを着こなした立ち姿は文句なく恰好良かった!ダンディな大人の男にちゃんと見えるんですよね、ああいう恰好をすると。本当に恰好良い。
芝居や歌はアレでも、ダンスができる生粋の花男は貴重なので、もう少しがんばってほしいな、と思います。いやあの、芝居も少しずつ良くなっていると思うので、これからも精進してください(^ ^)。
■神房佳希(リカルド)
この人の真骨頂は、「さりげない巧さ」なんですよね。鞠花ゆめちゃんのテレサとのやり取りが、遠慮がなくて本当に自然で、とても良かったです。テレサやポーラが心配するのも無理はない、ふわふわした無責任な軽やかさがあって、なのにちゃんと「父親」で。
昔からお芝居好きなんだろうなあ、と思っていましたが、最近やっと役らしい役がつくようになってきて嬉しいです。これからもがんばってください!
.
コメント
大劇場でたそのお茶飲み会に行ったのですが(盛況でした!)、マヤさんのような役者さんになりたい、と何度も言っていました。
とってもサービス精神旺盛でお話が面白くて笑いの絶えないお茶飲み会でしたが、自分に与えられた課題、これから目指すべき方向をきちんと捉えて精進している姿も随所に垣間見え、これからの活躍がものすごく楽しみな生徒さんだと思いました。
> 大劇場でたそのお茶飲み会に行ったのですが
おおお!うらやま!!
> マヤさんのような役者さんになりたい、と何度も言っていました。
おお、そうなんですね。私個人の希望としては、もう少し渋い方向を目指してほしい気もするのですが。。。でも、えてマヤさんなところがタソらしいですね(^ ^)。より高みをめざしてがんばってほしいなと思います♪
>自分に与えられた課題、これから目指すべき方向をきちんと捉えて精進している姿も
そういうところ、すごくクレバーな人なんですよね、きっと。どんなふうに育っていくのか、活躍ぶりがとても楽しみです!
最近、新公は観ていないのですが気になる下級生はけっこういるので
新公レポ、興味深く読ませて頂きました。
続きも楽しみにしています。
そういえば、ムラ遠征した時に偶然タソのお茶飲み会の会場前を
通りかかったなぁ…。
ご存知のとおり、ここ数日非常にバタバタしておりまして、レスが遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m
93期以下もがんばって書かねば!もう一週間以上過ぎちゃったよ!!(汗)