若者たちのオーシャンズ
2013年4月11日 宝塚(花) コメント (2)花組新人公演「オーシャンズ11」を観劇いたしました。
キキちゃん(芹香)、べーちゃん(桜咲)、同期コンビ万歳!!
もう、本当に素晴らしかったです(^ ^)。
発表されたときから似合うだろうと思っていたキキちゃんのダニーはさすが!の一言。蘭寿さんのダニーとはまた全然違っていて、もっとリアルな、、、なんというか、“本当に居そうな感じ”がありましたね。蘭寿さんは、良くも悪くも芸風が劇画タッチなので(←そこが素敵なんです!!力説!!)、最高に「ハリウッド映画みたい」でしたけど、キキちゃんはもっと、、、なんだろうな、もっとリアルな質感のあるダニーでした。
というか、この学年で崩した色気が出せるのはすごいなあ、と思います。これからが、というか、まずは初のバウ主演に大いに期待!!
そして、発表された時は、芝居は合うだろうけど、技術的な(←主に歌の)面がすごく心配だったべーちゃんのテス。いつの間にか美しいソプラノを響かせるようになってくれて(←音程はちょっと怪しかったけど)、ファンとしてとても幸せでした(^ ^)。
あーもう、可愛い可愛いばかり思っていたべーちゃんですが、いつの間にこんなに美しくなったんだろう?と目から鱗で!べーちゃんの笑顔パワーは無敵の武器だけど、それだけじゃ役者としては物足りない……と思っていたところに、笑顔を封じてキリッとした「デキる女」で通す作品。劇団はよくかんがえているなあ、と思いました。
その美貌と程よいボリューム感が、テスの女らしさと意地っ張りな可愛らしさを強調していて、「あいつが惚れるのも無理はない、魅力的なイヴ」そのもの。特に、最初の登場シーンでカッ!とライトが当たった瞬間の輝きは、まさに女神と言うかなんというか……あー、本当にキレイだった!
べーちゃんの女優っぷりに乾杯。
元々の脚本は、ダニーとテスにはかなり年齢差がある設定(「ウブな女子大生に堕ちた」)。
花組は、星組とは逆に、本公演の方が年の差があって新人公演は同期カップルという組み合わせでしたが。。。星組本公演で強く感じた「年齢差を感じない」違和感は、実際には「年齢差」の問題ではなかったんだな、と思いました(いまさら)。
キキちゃんとべーちゃんは、どう観ても、同い年の対等カップルにしか見えなかったのですが、違和感はなかったんですよね。なんでだろう?と思いながらずーっと見て、、、本当の意味で「対等」な二人だからなのかな、と思いました。礼音くんダニーとねねちゃんテスは、見た目は対等に見えるけど、精神的には支配者と従属者であることが見えてきていたから、それが違和感だったのかな、と。
そう思うと、蘭寿さんと蘭ちゃんは、年齢差はあるけど対等なんですよね。蘭ちゃんが蘭寿さんの掌で空回っている感じではなくて、蘭寿さんも蘭ちゃんに振りまわされているいるし、蘭ちゃんも蘭寿さんに振りまわされている、、見た目の年齢差と、そういう対等感が両立していたからこその面白さだったのかもしれない、と、完全に対等な新人公演の二人を観ながら思ったのでした。
……いやえっと、若いテスが華雅りりかちゃんだったこともあって、今までで一番「ウブな女子大生に堕ちた」感のない公演ではあったのですけど、ね(^ ^)
演出は田渕大輔さん。彼の新公は結構観ていて、どれも良かったのですが、今回は待望のバウ「ヴィクトリアンジャズ」初演出の直後に続けて花組、ということで、良い関係をつくっているな、と感じました。彼の役者に対する宛書きの仕方はわりと独特で面白いのですが、「オーシャンズ11」は新人公演でのキャラ替えの余地が大きいので、わりと好き勝手やってましたね。
ああ、他の組でも彼のバウを観てみたいなあ~!!
本公演との演出の違いは、基本的には星組と同じ考え方だったような気がします。記者会見とか、2幕の繋ぎ方とか。スピーディーにうまく繋いであって、違和感はなかったですね
いやもう、とにかく良い新公でした(はぁと)
他のメンバーも皆良かったので、がんばって続きを書きたいです!特に良かったのは、今回で新公を卒業する92期!絶賛!!
。
キキちゃん(芹香)、べーちゃん(桜咲)、同期コンビ万歳!!
もう、本当に素晴らしかったです(^ ^)。
発表されたときから似合うだろうと思っていたキキちゃんのダニーはさすが!の一言。蘭寿さんのダニーとはまた全然違っていて、もっとリアルな、、、なんというか、“本当に居そうな感じ”がありましたね。蘭寿さんは、良くも悪くも芸風が劇画タッチなので(←そこが素敵なんです!!力説!!)、最高に「ハリウッド映画みたい」でしたけど、キキちゃんはもっと、、、なんだろうな、もっとリアルな質感のあるダニーでした。
というか、この学年で崩した色気が出せるのはすごいなあ、と思います。これからが、というか、まずは初のバウ主演に大いに期待!!
そして、発表された時は、芝居は合うだろうけど、技術的な(←主に歌の)面がすごく心配だったべーちゃんのテス。いつの間にか美しいソプラノを響かせるようになってくれて(←音程はちょっと怪しかったけど)、ファンとしてとても幸せでした(^ ^)。
あーもう、可愛い可愛いばかり思っていたべーちゃんですが、いつの間にこんなに美しくなったんだろう?と目から鱗で!べーちゃんの笑顔パワーは無敵の武器だけど、それだけじゃ役者としては物足りない……と思っていたところに、笑顔を封じてキリッとした「デキる女」で通す作品。劇団はよくかんがえているなあ、と思いました。
その美貌と程よいボリューム感が、テスの女らしさと意地っ張りな可愛らしさを強調していて、「あいつが惚れるのも無理はない、魅力的なイヴ」そのもの。特に、最初の登場シーンでカッ!とライトが当たった瞬間の輝きは、まさに女神と言うかなんというか……あー、本当にキレイだった!
べーちゃんの女優っぷりに乾杯。
元々の脚本は、ダニーとテスにはかなり年齢差がある設定(「ウブな女子大生に堕ちた」)。
花組は、星組とは逆に、本公演の方が年の差があって新人公演は同期カップルという組み合わせでしたが。。。星組本公演で強く感じた「年齢差を感じない」違和感は、実際には「年齢差」の問題ではなかったんだな、と思いました(いまさら)。
キキちゃんとべーちゃんは、どう観ても、同い年の対等カップルにしか見えなかったのですが、違和感はなかったんですよね。なんでだろう?と思いながらずーっと見て、、、本当の意味で「対等」な二人だからなのかな、と思いました。礼音くんダニーとねねちゃんテスは、見た目は対等に見えるけど、精神的には支配者と従属者であることが見えてきていたから、それが違和感だったのかな、と。
そう思うと、蘭寿さんと蘭ちゃんは、年齢差はあるけど対等なんですよね。蘭ちゃんが蘭寿さんの掌で空回っている感じではなくて、蘭寿さんも蘭ちゃんに振りまわされているいるし、蘭ちゃんも蘭寿さんに振りまわされている、、見た目の年齢差と、そういう対等感が両立していたからこその面白さだったのかもしれない、と、完全に対等な新人公演の二人を観ながら思ったのでした。
……いやえっと、若いテスが華雅りりかちゃんだったこともあって、今までで一番「ウブな女子大生に堕ちた」感のない公演ではあったのですけど、ね(^ ^)
演出は田渕大輔さん。彼の新公は結構観ていて、どれも良かったのですが、今回は待望のバウ「ヴィクトリアンジャズ」初演出の直後に続けて花組、ということで、良い関係をつくっているな、と感じました。彼の役者に対する宛書きの仕方はわりと独特で面白いのですが、「オーシャンズ11」は新人公演でのキャラ替えの余地が大きいので、わりと好き勝手やってましたね。
ああ、他の組でも彼のバウを観てみたいなあ~!!
本公演との演出の違いは、基本的には星組と同じ考え方だったような気がします。記者会見とか、2幕の繋ぎ方とか。スピーディーにうまく繋いであって、違和感はなかったですね
いやもう、とにかく良い新公でした(はぁと)
他のメンバーも皆良かったので、がんばって続きを書きたいです!特に良かったのは、今回で新公を卒業する92期!絶賛!!
。
コメント
こんなにキキちゃんが素敵だと思わなかったです。
あと、95期のマイティーとゆずかれーくんが、思いのほかしっかりした芝居で
いやいや恐るべしと思いました。
あと、ねこさんがおっしゃるように92期は脇でしっかりしめてきて
ご挨拶の鞠花ゆめちゃんを含めて新公の長として立派でしたよね。
べーちゃんは・・・・
衣装を蘭ちゃんではなくて、ねねちゃんのを借りるわけにはいかなかったのでしょうか?
蘭ちゃんのを着るのは、絶対に無理だよーーー
体格違いすぎだし。田淵先生とか、組長さんとかそのあたりをきちんと把握して
「衣装はべつのを」とかきちんと指導してほしかったな。
出てくるたびにきになってしまい(まずは衣装をみてしまい)
べーちゃんの芝居を観る邪魔になりました。
地毛を上手に結いあげて髪型やお化粧とかもかつてないくらいに素敵だったのに
残念でたまりません。
娘役を大切にしよう!!←最近のテーマ♪
95期の二人、良かったですね。実は、今まであまりマイティには興味がなかったのですが(ごめんなさい)、かなり目から鱗でした(^ ^)
92期良かったですーーーーー!!
べーちゃんは、あのボリューム感も魅力の一つなので(←贔屓目)、私はあんまり気になりませんでしたが、、、やっぱり気になりましたかー。うーん、ああいうさりげないゴージャス衣装は在庫がなかったのかな。ねねちゃんの衣装の方が身体には合ってたでしょうけれども、もうなおしちゃったのかもしれませんね。。。
でも、髪型とかアクセサリーとか、本当にセンス良くキレイにまとめてましたよね♪