「ロミオとジュリエット」新人公演
2012年8月23日 宝塚(月) コメント (14)月組新人公演「ロミオとジュリエット」を観劇してまいりました!
若者たちも大人たちも、もちろん幻想の存在も、みんな実力派ぞろいで凄く良かったです。
なんていうか、ある意味、「普通のロミオとジュリエット」……だったような気がします。
どっちが良いとかじゃなくて、ああ、普通の「ロミオとジュリエット」ってこういう感じだったかも、と何となく思ったんですよね。なんだかうまく言えないけど。
1幕の前半をあっさり飛ばして、舞踏会から始まる演出。
最初の「僕は怖い」がないロミオ(珠城)も、「結婚」に関するやりとりのないジュリエット(咲妃)も、どちらもはおっとりと優しくて可愛くて、生命力に溢れた、死の影など微塵も感じさせない『幸せな恋人』そのもの。
そんな二人を「死」へ導く幻想の二人(死/鳳月・愛/惺海)が「闇」を表現して素晴らしく、ダンサーの身体能力ってすごいなあ、とあらためて感じ入りました。
特に「死」のちなつちゃんの、異様なほどに美しく整った貌と、闇に蠢くホムンクルスの動きの違和感が印象的でした。それに絡みつくゆーみんの鋭さも。なんていうか、いままでに観た宝塚版の「死と愛」コンビの中で、いちばん『異空間』感の強い二人だったと思います。
大人たちの中では、キャピュレット夫人のみく(花陽)が華やかで歌も芝居も良かったです。いやー、本公演でも通用しそうな素晴らしさでした!
モンタギュー夫人の真愛涼歌ちゃんも、おっとりして愛情深い、いい母親でした。声がまろやかで好きなんだってば(^ ^)。ああ、この二人の「憎しみ」を聴いてみたかった……(T T)。
乳母の晴音アキちゃんも、音域がちょうどチェンジボイスにかかっていたみたいで意外に歌に苦戦していましたが、キャラクターとしては、今までで一番好きな乳母でした(^ ^)。母性に溢れて温かくて、可愛くて、リアルで、コケティッシュで。美穂さんの乳母はすごく「シェイクスピア」な乳母だけど、晴音さんの乳母は「宝塚」の乳母だなあ、と思いました。本当に可愛かった!!
ラストのカゲソロがすごく良いなあ、と思っていたら、娘役は愛風ゆめちゃんだったんですね!
いやはや、本当に良い声ですね。ゆめちゃん、今回はお化粧も良くなって目を惹く美人だし、ダンスも男前で凄く良いです(*^ ^*)。役がつかなくて残念だったけど、良い経験になったんじゃないかなあ。次の公演がとーっても楽しみです。
とにかく、隅から隅まで、とっても充実した、良い新人公演でした(*^ ^*)。
詳しくはまた、近いうちに(^ ^;;;
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若者たちも大人たちも、もちろん幻想の存在も、みんな実力派ぞろいで凄く良かったです。
なんていうか、ある意味、「普通のロミオとジュリエット」……だったような気がします。
どっちが良いとかじゃなくて、ああ、普通の「ロミオとジュリエット」ってこういう感じだったかも、と何となく思ったんですよね。なんだかうまく言えないけど。
1幕の前半をあっさり飛ばして、舞踏会から始まる演出。
最初の「僕は怖い」がないロミオ(珠城)も、「結婚」に関するやりとりのないジュリエット(咲妃)も、どちらもはおっとりと優しくて可愛くて、生命力に溢れた、死の影など微塵も感じさせない『幸せな恋人』そのもの。
そんな二人を「死」へ導く幻想の二人(死/鳳月・愛/惺海)が「闇」を表現して素晴らしく、ダンサーの身体能力ってすごいなあ、とあらためて感じ入りました。
特に「死」のちなつちゃんの、異様なほどに美しく整った貌と、闇に蠢くホムンクルスの動きの違和感が印象的でした。それに絡みつくゆーみんの鋭さも。なんていうか、いままでに観た宝塚版の「死と愛」コンビの中で、いちばん『異空間』感の強い二人だったと思います。
大人たちの中では、キャピュレット夫人のみく(花陽)が華やかで歌も芝居も良かったです。いやー、本公演でも通用しそうな素晴らしさでした!
モンタギュー夫人の真愛涼歌ちゃんも、おっとりして愛情深い、いい母親でした。声がまろやかで好きなんだってば(^ ^)。ああ、この二人の「憎しみ」を聴いてみたかった……(T T)。
乳母の晴音アキちゃんも、音域がちょうどチェンジボイスにかかっていたみたいで意外に歌に苦戦していましたが、キャラクターとしては、今までで一番好きな乳母でした(^ ^)。母性に溢れて温かくて、可愛くて、リアルで、コケティッシュで。美穂さんの乳母はすごく「シェイクスピア」な乳母だけど、晴音さんの乳母は「宝塚」の乳母だなあ、と思いました。本当に可愛かった!!
ラストのカゲソロがすごく良いなあ、と思っていたら、娘役は愛風ゆめちゃんだったんですね!
いやはや、本当に良い声ですね。ゆめちゃん、今回はお化粧も良くなって目を惹く美人だし、ダンスも男前で凄く良いです(*^ ^*)。役がつかなくて残念だったけど、良い経験になったんじゃないかなあ。次の公演がとーっても楽しみです。
とにかく、隅から隅まで、とっても充実した、良い新人公演でした(*^ ^*)。
詳しくはまた、近いうちに(^ ^;;;
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コメント
私も、ちなつちゃんの「死」を見ていて頭に浮かんだのはまさに「蠢く!!」と言う表現でした。気持ち悪い生き物を見ているようでした。
そして、新公でこんなダンスを見られるのは貴重な事だなと思いました。
ちなつちゃんの「死」、凄かったですよね!
友人に「一回限りだからこその動きだったのかも」と言われて納得しました(^ ^)。たしかに、あの動きで1日2回公演とかやったら、身体が真っ直ぐに戻らなくなりそう(^ ^)。
一回限りではあっても、あれを毎日お稽古していたと思うと、壮絶だと。(←言い過ぎ?笑)
ムラのお茶会に参加した知人から聞いたのですが、決まった振りはあっても移動はここからここまでと決まっているだけで自由に動いて良かったらしいです。
ご本人は出の時に「楽しかったです」と言ってたそうですよ。真ん中がご挨拶している時も笑顔が出ていましたね。ムラの時はまだ「死」を引きずっているというか、これで良かったのかな?と気にしているような固い表情でした。
> 決まった振りはあっても移動はここからここまでと決まっているだけで自由に動いて良かったらしいです。
そんな感じでしたね(^ ^) たまきちと同じ振りとは思えませんでした!!
> ご本人は出の時に「楽しかったです」と言ってたそうですよ。
そうなんですね!やろうと思っていたことが出来た感じだったんでしょうか。
大劇場のニュースでちらっと映ったときは無表情でしたけど、たしかにこないだはすごい笑顔でしたね!可愛かったなあ~!
ちなつちゃんの「死」は、仏版の白い死の動きを参考にしたようです。
個人の感想に関してねこさんの感想をお待ちしてます。
私も熱く語りたいので、よろしく♪
でも今は博多座の千秋楽で頭がいっぱいに(笑)
> ちなつちゃんの「死」は、仏版の白い死の動きを参考にしたようです。
ああー、そうなんですね。そっちは観てないからなあ……
私は東宝「エリザベート」初演の大島早起子振付のトートダンサーの動き(もっと言えば、音楽座ミュージカル「星の王子さま」の白河直子さんの蛇のダンス)を思い出していました。かなりコンテンポラリーな動きでしたよね。
ああ、「死」を追いかけた映像がほしい……
私も熱く語りたい!!すごく熱いと思う!!誰か聴いて!ってくらいなので(^ ^)。
あ、先に私信を。
今回、まう本公演観た時に、翔我くんのお化粧がすごく良くなっていたのに驚きました。
前は眉とか細くて、女性らしい「美人」な化粧だったけど、今回はすごく「男らしくて恰好良い」ですよね(はぁと)
そして、新公でかなりときめきました!髪型も似合ってたし、とにかく恰好良い!!すごく目を惹きましたよね(^ ^)。いやー、お化粧って大事ですね。
博多の楽も盛り上がったようですね。
楽はともかくとして……もう一回観たかったなあ、フットルース(; ;)。
翔我くん、この公演ではダンスの動きもとても良くなってきて男役さんらしくなってきましたね。アピール力も付いてきたような。(^O^)
仏版の「死」は、少しですが、You Tubeで見られます。どうぞ~。
情報ありがとうございます!Youtubeか……時間を見つけて検索してみます(^ ^)。
翔我さん、良かったですよね!うん、アピール力もすごくアップしてきた気がします。
もう新公の中では上級生なんですものね。あっという間ですね。。。
かな~りご無沙汰というかなんというか・・・覚えてますか??
私は(も)変わらず宝塚ファンしています!!
ブログはずっと読ませていただいていました。
ちょっと聞きたいことがあるのですが。。。どうしたら連絡取れるでしょうか?
私信で申し訳ありません。
お返事ありがとうございます。
教えていただいたアドレスに携帯・PC両方から送ってみましたが帰ってきてしまいます。。。
すいませんが他の方法はありませんか??
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
先ほど送信できました!お手数おかけしました。
昨日送信したメールをそのまま送ってしまったので
1日ずれた内容になってしまいました・・・すいません。
大した内容ではありませんが読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いします。