気がつくと一日が終わり、
次に気がついたときには、もう次の夜が終わろうとしている。
……そんな毎日を過ごしています。
東宝の宙組公演はとっくに中日を過ぎ、
大劇場の星組公演もつい先日楽を迎えて、もう今は、月組公演の舞台稽古真っ最中。
次回宙組公演のスポンサーが発表され、
宝塚ホテルでは涼さんのディナーショーが開催されて、、、
光陰矢のごとし、という詞を体感しますね。
矢のように過ぎていく、というだけでなく、「矢のように心に刺さる」……ような気がします。
時の流れそのものが痛い。過ぎていくことそのものが辛い。怒涛のように流れていく時間の河の真ん中で、十数年間も応援してきた人のことを、振り返る暇さえないことが。
でも。
ゆっくり思い出に浸る時間はないけれども、でも、私にやれることは全部やってきたんだから仕方がないんだ、っていう満足感はありますね。
大空さんに関しては、本当に悔いはないんです。今回の公演こそ、あまりに仕事が忙しくてあまり観れていませんが、十数年もの間、集合日のたびに本気で覚悟をしてきたし、常に「次で最期かもしれないから悔いのないように観ておこう」と、多少無理なスケジュールでも観るようにしていたし。
どちらかといえば不真面目なファンだったかもしれないけど、私なりに真剣に、1人の「舞台芸術ファン」として、祐飛さんの舞台と向き合ってきました。「ミュージカル俳優」としての才能はアレですけど、役者としては不世出の男役になりましたし、不出来な脚本や共演者をなんとかするという意味で、プロデューサーとしての能力も、不世出のものであったと思う。
「大空祐飛」という名前を持つ存在が消えうせてしまったとしても、祐飛さんが愛した宝塚は残る。
……だから、
こわがらなくていい。きみはたくさんのひとにあいされているのだから。
なんだか、前回に引き続きセンチメンタルですね私。
んー、「Hollywood Lover」青年館楽の映像とか観ると、あのときのテンションに戻っちゃうんですよね……
ぶっちゃけ、あれからしばらくは、私にとって「余生」だったからなあ(T T)。
……そして今日は、Graphの発売日。
はううぅ。Graph 早くみたいいいいぃーーーー。(←定期購読しなさい)(……いまから?)
【7月1日まで、あと11日】
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