7月1日までのナイスガイ、最高の男
宙組トップスターの大空祐飛さんが、2012年7月1日の東宝劇場公演千秋楽付けで宝塚歌劇団を卒業することが発表されました。



Yahooニュースに出ていたので、何となく記念にdumpしてみました(^ ^)。
あと、朝日コムの記事にリンクしておきます。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/OSK201112260080.html
「影のある大人を表現できる男役として活躍し、今年2月に松尾芸能賞優秀賞を受賞した」という説明が、、、なんだか不思議。





昨日の千秋楽で「Hollywood Lover」青年館楽を思い出したのは、間違いじゃなかった……の、かな。
優しくて、温かくて、ひどく切ない愛情が、あの大きな劇場空間を満たしていた感覚。
もちろんそれは祐飛さん一人に向けられたものではなくて、卒業生や組替する宙っ子や、、、一緒に舞台に立って一つの「世界」を造っていたメンバー全員に向けたものだったのですけれども。

それでも、ああいう空気を舞台の真中で受け止めて、投げ返すのが「トップスター」の役割。
大空祐飛さんは、舞台人としての技術面は歌もダンスもアレですが(^ ^;ゞ、その「差し出された気持ちを受け止めて、自分の気持ちを加えて返す」ことにかけては誰にも負けない、そういうひとなんだと思っています。

愛を注げば、ちゃんと舞台の上から返してくれる。
そう。そんなふうに、「あなたはたくさんの人に愛されている」のだから。





12月26日、といえば、祐飛さんの月⇒花組への異動を含む組替えが発表された日からちょうど4年目、なんですよね。
わずか4年前でさえ、トップになるなんて全く思ってもしていなかった祐飛さん。そりゃあそうです。だって、あの時点で研16。マミさん(真琴つばさ)が卒業した学年だったんですものね……(←元がマミファンなので、どうしても基準がマミさんになる)

あれから4年がすぎて、祐飛さんも研20(@ @)。次の春には研21になって、98期生を迎えて、そして、翔びたっていく。
なんだか、信じられない気持です。
実感がない、ってこういうことなのかなあ。
嫌だという気持ちも、さびしいという気持ちも、なにもない。
ただ、いとおしい。
祐飛さんが、宙組っ子たちが、積み重ねてきた時間が、それらのすべてが、胸をかきむしられるようにいとおしい。






記者会見は明日なんですよね。

最後にもう一度ディナーショーをやるのかな、とか、
そのタイトルは、やっぱり「S」で始まるのかな、とか、

そんなことを考えながら。






祐飛さんのファンになって、十数年間。
すべての公演で、「次の公演が最後かもしれない」と思いながら劇場に通ってきました。

その時間に、悔いはありません。


あと、半年。
188日。


期限の定まった『最高のナイスガイ』に、乾杯。




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