夢の国のアリス【2】
2011年11月25日 宝塚(月) コメント (6)月組バウホール公演「アリスの恋人」つづき。
(間があいてしまってすみません!)
■帽子屋(紫門ゆりや)
いやーーーー、嵌り役だったと思います。
「女狂い」には見えなかったけど(^ ^)、なんとなく裏がありそうな感じとか、胡散臭い印象……なのに、ちゃんと王子様に見えるところがゆりやんらしくて素晴らしい、と思いました。
ナウオンでも話が出ていましたが、ちょっとした仕草……髪をかきあげたり、あごで“くいっ”と指示するような仕草が、存分に偉そうで嫌味で上から目線(^ ^)なのに、あざとさがなくて自然で、すごく良かったんですよね(←わかりにくい)。
もともと持っている子供っぽい優しさや素直さと、そらっとぼけた胡散臭さが同居しているあたりが、とにかく良かったです。
個人的に一番好きな場面は、マギーのナイトメアに縋りついて、「俺はまだ消えたくない!」って叫ぶところでしょうか。……ゆりやんは、攻め芝居と受け芝居、両方できる人なんだな、と思います。今まで、どちらかというと受けの芝居が多かったけど、「アルジェの男」のジュリアンくらいから攻め芝居も見せてくれるようになって、役者として幅が広がったなあと思います。
それにしても。
あんなに派手な美男が、眼鏡におさげの地味で冴えない(でも眼鏡をとると可愛い←定番)女の子に惚れて、みっともないほどオロオロしているあたり、本当に一昔前の少女漫画によく居たキャラだなーと思いながら観てました。いつか「有閑倶楽部」を舞台化するときがきたら(←しないってば)、ぜひ美童・グランマニエはゆりやんにお願いしたいです(^ ^)(ドラマでは子安武人さんだったんですよね……視てないけど、どうだったんだろう…)
■ヤマネ(鳳月杏)
いつも眠そうにクッションを抱えて、ふらふらと歩いている(あるいは転がっている)ヤマネ。
金髪マッシュルームカットに丸いぽわ耳。「アルジェの男」の切れ味のいい色悪はいったいどこに消えてしまったのかと思うほど、とにかく激萌えな可愛さでした。
台詞はほとんどない、というか、ひたすら寝ているヤマネですが、出番は多いし一度見たら忘れられないし、けっこうおいしいなーと思います。長い脚を持て余して長々と寝ている姿も、クッション抱えて目を擦っているようすも、とにかく可愛い。あんな弟がいたらめっちゃ可愛がるのにー!!
ただ、惜しいなーと思ったのは、クッションのデザイン。形も素材もシンプルな、普通の枕みたいなクッションを持っていたんですが、せっかくなのでアリスの衣装みたいなひらひらフリルつきとか、形がハート型で素材もベロアとか、そういうのだったらよかったのに………(真顔)。
■チェシャ(貴千碧)
大きめの猫耳に、アライグマみたいな太い尻尾。ずーっとニコニコ笑いながら、台詞の語尾に「にゃ」とつくチェシャ猫。格好が面白いだけじゃなくて台詞にも「にゃ」が入るあたり、難しい役だと思うんですが、ごく自然にやっていて、すごいなーと思いました。
元々ダンサーなので身のこなしが綺麗なのはさすがですよね。
役割としては、ヤマネと同様、本筋にはあまり関わらない賑やかしという感じですが、まんちゃんの独特の穏やかな空気が小柳世界にはすごく合っているんだなあと思います。「二人の貴公子」の劇団員も良かったけど、あれから2年経験を積んだ今のまんちゃんは、たまらなく目を惹きますね(^ ^)。
■マーチ・ラビット(珠城りょう)
典型的な狂言回し、でしたね。幕開きは仕方ないにしても、本篇が始まったらもっと作品世界に入るのかな?と思っていたんですが、最後まで「世界」の外にいる狂言回し。私はあまりこういう存在が好きではないので残念でしたけど、たまきち自身は滑舌もいいし、がんばっていたと思います。
本当は、トランプ一座の口上役でもいいから「ファンタスマゴリア世界」の中での役割がはっきりあれば、やりやすかったんじゃないかと思うのですが、たまきちの学年と経験値で、ああいう立場で作品に関わることができたのかラッキーなのかも。作品全体を見られるからすごく勉強になるだろうし、客席の空気を感じて物語を動かして行く役だから。この経験はしっかりモノにして、次につないでほしいです。
……っていうか、たまきちの真面目くさったウサ耳、最高に似合ってました(^ ^;ゞ
衣装も面白かったですね。上衣の襟とチョッキの飾りで、ちゃーんとウサギになっているのがめっちゃ可愛い(*^ ^*)。
ところで。
小柳さんは判って作っていらっしゃるんだろうと思いますが、時計を持って「急がなきゃ、急がなきゃ!」と走ってくるウサギは「白ウサギ(White Rabbit)」であって三月兎ではないなんですよね。
まあ、ウサギが二匹出てくるとわかりにくいし、「三月兎のような」って言葉がある(←元々は繁殖期の兎の激しい求愛行動から来ているらしい)から、あえて使っているんでしょうけれども。
原作の三月兎は、帽子屋やヤマネと一緒にお茶会をしているキャラクター。今回は、その役割をほぼチェシャ猫が担当していた印象でした。チェシャ猫は、原作では単独で出てくるキャラで、それこそ狂言回しにふさわしい役だと思うんですが、、、たまきちとまんちゃんのキャラクターを考えて種類を決めたのかな、と思いつつ。
さらにどうでもいいことですが、三月兎の英名は本当は「Martch Hare」なんですね。ちなみに、「Hare」は野ウサギで「Rabbit」は穴ウサギ。Hareの方が身体が大きくて脚が長い(^ ^)はずだから、たまきちはマーチ・ヘアーでいいじゃん、と思うんだけど、、、日本だと「兎=ヘアー」に馴染みがないから、しかたないのでしょうか。
日本語だと「ウサギ」は1カテゴリーだけど、英語だと「Rabbit」と「Hare」の2カテゴリーになるんだなあ、と思ったことがあるので、蛇足ながら書かせていただきました。
■友人(晴音アキ)
アリスの同僚?先輩?という感じの役。プロローグとエピローグで似たような会話を繰り返すんですが、もう少しヴァリエーションがあってもいいかなあ、と思いましたが、概ねよかったと思います。
ただ、あの役はもっとちゃんと「先輩」という位置づけにして、ちゅーちゃん(咲希あかね)あたりにやらせても良かったと思うんですよね。そうすれば、現実世界でのアリスの年齢ももう少し上に見えたかもしれないし……ま、繰り言ですが。
■同僚(有瀬そう)
こちらはちゃんと役名が「同僚」になってますね。おじさまが似合う有瀬くんだから、「上司」とかでも良かった気がするんだけどな。
役での出番は最後だけですが、良い味を出していて、もう中堅なんだなあと感慨深いっです。
月組はきっしー(彩央寿音)が抜けた穴を埋めなくてはいけないので、下級生もがんばってほしいなあ。
■ジョーカー(一色瑠加)
ファンタスマゴリアのトランプ一座の座長。いい加減でとぼけたおっさんで、、、、すっっっっごい良かった!!!
独特の間の良さと包容力のある佇まい。素晴らしく魅力的な座長さんでした(*^ ^*)。公演の長はあーちゃん(花瀬)ですが、きっとガチャも一緒にみんなの世話をしているんだろうなあ……という納得感がありました。
一番好きなのは、2幕で「パッ」とマントを開いてお茶会をはじめる場面。
……原作のイメージだと、あれをやりそうなのは帽子屋なんですけどね(^ ^)。ゆりやんはそういうキャラじゃないからなあ(^ ^)。
■エース(沢希理寿)
トランプ一座の歌い(語り)手。
赤の女王に観せる「ジャバーウォックの物語」の芝居を、ほとんど無声映画の弁士のように一人で語り、歌ってくれます。いやー、久しぶりに沢希くんの歌がたーーーっぷり聴けて、とても幸せです(^ ^)。ビジュアルも良かったですーーー!
■トランプ(男)
みづきちゃん(瑞羽奏都)は相変わらず良い男っぷり。本当に色っぽくて格好良いです。シャープな美貌に餓えたような目線、好きだなあ。
貴澄隼人さんは、アルジェくらいから化粧が変わったような気がします。ロングの金髪が良く似合ってて、一瞬誰かと思いました。
ジョーくん(輝城みつる)は、今回は歌がなかった……よね?残念だなあと思ったことは覚えているんだけどな。
輝月ゆうまくんは、あれはオカマキャラ……なんですよね?宝塚伝統の「芸」って、男役だけじゃなくてオカマ役にも伝承されているものがあるのでしょうか(@ @)。ホンの半月前に観たばかりの某カリスマ美容師(真瀬はるか)と、シナの作り方とかよく似ていて、本当にびっくりしました
優ひかるくんと二人で荷物を運ぶ場面の台詞のやりとり、あれはきっとアドリブなんですよね?まだ下級生なのに凄いなあ(*^ ^*)。
しかし、組も違うのに酷な言い草かもしれませんが、オカマキャラは目立つし印象に残りやすいので、直近の公演でそういうキャラが居たことが分かったら、違う切り口を考えた方がいいのかも、と思いました。輝月くんは本当に巧い人なだけに、真似?とか思われたらちょっと勿体無い気がしてしまいました。
■トランプ(女)
くれよん(玲実くれあ)のダンスはやっぱりいいなあ。もっと踊ってほしかったー。レイブンがもう一羽いてもいいと思うんだけどなあ……。
ちゅーちゃんはとにかく可愛くて可愛くて素敵でした。しかし、せっかくバウだというのに役がつかないのが残念すぎる。巧いのにー。
真愛涼歌さんは、スタイルもだいぶ戻ったし、相変わらず可愛いです。声がホントに素敵なので、台詞が少ないのがとても残念。小柳さん、「二人の貴公子」では使ってくれたのになあ(↓)。
都月みあちゃんもホントに可愛いです!!最近みあちゃんを見つけるたびにあまりに可愛いんで二度見してしまうんですよね。ものすごい美少女だと思うんだけどなあ……そろそろ役がついてほしいですー。
楓ゆきちゃんも可愛い~(はぁと)。このあたり、月組の中でも1,2を争う可愛い子が揃ってる感がありますね。ただ、彼女もなかなか役はつかないんだけどね……(; ;)。
そんなところでしょうか。
みりおくん、佳作でのバウ&青年館単独初主演、本当におめでとうございます。
なまじ美貌なばかりに女役も多く経験しているみりおくんですが、彼女の本領は男役(「愛する」側)にあることを証明してくれた小柳さん。ありがとうございました。
霧矢さんの卒業が発表された今、月組の重要なポジションを任されることはほぼ間違いないみりおくんが、この経験を糧にどんな男役になってくれるのか、これからも楽しみに見守っていきたいと思います。
ま、とりあえずは、東京でお待ちしています(^ ^)。
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(間があいてしまってすみません!)
■帽子屋(紫門ゆりや)
いやーーーー、嵌り役だったと思います。
「女狂い」には見えなかったけど(^ ^)、なんとなく裏がありそうな感じとか、胡散臭い印象……なのに、ちゃんと王子様に見えるところがゆりやんらしくて素晴らしい、と思いました。
ナウオンでも話が出ていましたが、ちょっとした仕草……髪をかきあげたり、あごで“くいっ”と指示するような仕草が、存分に偉そうで嫌味で上から目線(^ ^)なのに、あざとさがなくて自然で、すごく良かったんですよね(←わかりにくい)。
もともと持っている子供っぽい優しさや素直さと、そらっとぼけた胡散臭さが同居しているあたりが、とにかく良かったです。
個人的に一番好きな場面は、マギーのナイトメアに縋りついて、「俺はまだ消えたくない!」って叫ぶところでしょうか。……ゆりやんは、攻め芝居と受け芝居、両方できる人なんだな、と思います。今まで、どちらかというと受けの芝居が多かったけど、「アルジェの男」のジュリアンくらいから攻め芝居も見せてくれるようになって、役者として幅が広がったなあと思います。
それにしても。
あんなに派手な美男が、眼鏡におさげの地味で冴えない(でも眼鏡をとると可愛い←定番)女の子に惚れて、みっともないほどオロオロしているあたり、本当に一昔前の少女漫画によく居たキャラだなーと思いながら観てました。いつか「有閑倶楽部」を舞台化するときがきたら(←しないってば)、ぜひ美童・グランマニエはゆりやんにお願いしたいです(^ ^)(ドラマでは子安武人さんだったんですよね……視てないけど、どうだったんだろう…)
■ヤマネ(鳳月杏)
いつも眠そうにクッションを抱えて、ふらふらと歩いている(あるいは転がっている)ヤマネ。
金髪マッシュルームカットに丸いぽわ耳。「アルジェの男」の切れ味のいい色悪はいったいどこに消えてしまったのかと思うほど、とにかく激萌えな可愛さでした。
台詞はほとんどない、というか、ひたすら寝ているヤマネですが、出番は多いし一度見たら忘れられないし、けっこうおいしいなーと思います。長い脚を持て余して長々と寝ている姿も、クッション抱えて目を擦っているようすも、とにかく可愛い。あんな弟がいたらめっちゃ可愛がるのにー!!
ただ、惜しいなーと思ったのは、クッションのデザイン。形も素材もシンプルな、普通の枕みたいなクッションを持っていたんですが、せっかくなのでアリスの衣装みたいなひらひらフリルつきとか、形がハート型で素材もベロアとか、そういうのだったらよかったのに………(真顔)。
■チェシャ(貴千碧)
大きめの猫耳に、アライグマみたいな太い尻尾。ずーっとニコニコ笑いながら、台詞の語尾に「にゃ」とつくチェシャ猫。格好が面白いだけじゃなくて台詞にも「にゃ」が入るあたり、難しい役だと思うんですが、ごく自然にやっていて、すごいなーと思いました。
元々ダンサーなので身のこなしが綺麗なのはさすがですよね。
役割としては、ヤマネと同様、本筋にはあまり関わらない賑やかしという感じですが、まんちゃんの独特の穏やかな空気が小柳世界にはすごく合っているんだなあと思います。「二人の貴公子」の劇団員も良かったけど、あれから2年経験を積んだ今のまんちゃんは、たまらなく目を惹きますね(^ ^)。
■マーチ・ラビット(珠城りょう)
典型的な狂言回し、でしたね。幕開きは仕方ないにしても、本篇が始まったらもっと作品世界に入るのかな?と思っていたんですが、最後まで「世界」の外にいる狂言回し。私はあまりこういう存在が好きではないので残念でしたけど、たまきち自身は滑舌もいいし、がんばっていたと思います。
本当は、トランプ一座の口上役でもいいから「ファンタスマゴリア世界」の中での役割がはっきりあれば、やりやすかったんじゃないかと思うのですが、たまきちの学年と経験値で、ああいう立場で作品に関わることができたのかラッキーなのかも。作品全体を見られるからすごく勉強になるだろうし、客席の空気を感じて物語を動かして行く役だから。この経験はしっかりモノにして、次につないでほしいです。
……っていうか、たまきちの真面目くさったウサ耳、最高に似合ってました(^ ^;ゞ
衣装も面白かったですね。上衣の襟とチョッキの飾りで、ちゃーんとウサギになっているのがめっちゃ可愛い(*^ ^*)。
ところで。
小柳さんは判って作っていらっしゃるんだろうと思いますが、時計を持って「急がなきゃ、急がなきゃ!」と走ってくるウサギは「白ウサギ(White Rabbit)」であって三月兎ではないなんですよね。
まあ、ウサギが二匹出てくるとわかりにくいし、「三月兎のような」って言葉がある(←元々は繁殖期の兎の激しい求愛行動から来ているらしい)から、あえて使っているんでしょうけれども。
原作の三月兎は、帽子屋やヤマネと一緒にお茶会をしているキャラクター。今回は、その役割をほぼチェシャ猫が担当していた印象でした。チェシャ猫は、原作では単独で出てくるキャラで、それこそ狂言回しにふさわしい役だと思うんですが、、、たまきちとまんちゃんのキャラクターを考えて種類を決めたのかな、と思いつつ。
さらにどうでもいいことですが、三月兎の英名は本当は「Martch Hare」なんですね。ちなみに、「Hare」は野ウサギで「Rabbit」は穴ウサギ。Hareの方が身体が大きくて脚が長い(^ ^)はずだから、たまきちはマーチ・ヘアーでいいじゃん、と思うんだけど、、、日本だと「兎=ヘアー」に馴染みがないから、しかたないのでしょうか。
日本語だと「ウサギ」は1カテゴリーだけど、英語だと「Rabbit」と「Hare」の2カテゴリーになるんだなあ、と思ったことがあるので、蛇足ながら書かせていただきました。
■友人(晴音アキ)
アリスの同僚?先輩?という感じの役。プロローグとエピローグで似たような会話を繰り返すんですが、もう少しヴァリエーションがあってもいいかなあ、と思いましたが、概ねよかったと思います。
ただ、あの役はもっとちゃんと「先輩」という位置づけにして、ちゅーちゃん(咲希あかね)あたりにやらせても良かったと思うんですよね。そうすれば、現実世界でのアリスの年齢ももう少し上に見えたかもしれないし……ま、繰り言ですが。
■同僚(有瀬そう)
こちらはちゃんと役名が「同僚」になってますね。おじさまが似合う有瀬くんだから、「上司」とかでも良かった気がするんだけどな。
役での出番は最後だけですが、良い味を出していて、もう中堅なんだなあと感慨深いっです。
月組はきっしー(彩央寿音)が抜けた穴を埋めなくてはいけないので、下級生もがんばってほしいなあ。
■ジョーカー(一色瑠加)
ファンタスマゴリアのトランプ一座の座長。いい加減でとぼけたおっさんで、、、、すっっっっごい良かった!!!
独特の間の良さと包容力のある佇まい。素晴らしく魅力的な座長さんでした(*^ ^*)。公演の長はあーちゃん(花瀬)ですが、きっとガチャも一緒にみんなの世話をしているんだろうなあ……という納得感がありました。
一番好きなのは、2幕で「パッ」とマントを開いてお茶会をはじめる場面。
……原作のイメージだと、あれをやりそうなのは帽子屋なんですけどね(^ ^)。ゆりやんはそういうキャラじゃないからなあ(^ ^)。
■エース(沢希理寿)
トランプ一座の歌い(語り)手。
赤の女王に観せる「ジャバーウォックの物語」の芝居を、ほとんど無声映画の弁士のように一人で語り、歌ってくれます。いやー、久しぶりに沢希くんの歌がたーーーっぷり聴けて、とても幸せです(^ ^)。ビジュアルも良かったですーーー!
■トランプ(男)
みづきちゃん(瑞羽奏都)は相変わらず良い男っぷり。本当に色っぽくて格好良いです。シャープな美貌に餓えたような目線、好きだなあ。
貴澄隼人さんは、アルジェくらいから化粧が変わったような気がします。ロングの金髪が良く似合ってて、一瞬誰かと思いました。
ジョーくん(輝城みつる)は、今回は歌がなかった……よね?残念だなあと思ったことは覚えているんだけどな。
輝月ゆうまくんは、あれはオカマキャラ……なんですよね?宝塚伝統の「芸」って、男役だけじゃなくてオカマ役にも伝承されているものがあるのでしょうか(@ @)。ホンの半月前に観たばかりの某カリスマ美容師(真瀬はるか)と、シナの作り方とかよく似ていて、本当にびっくりしました
優ひかるくんと二人で荷物を運ぶ場面の台詞のやりとり、あれはきっとアドリブなんですよね?まだ下級生なのに凄いなあ(*^ ^*)。
しかし、組も違うのに酷な言い草かもしれませんが、オカマキャラは目立つし印象に残りやすいので、直近の公演でそういうキャラが居たことが分かったら、違う切り口を考えた方がいいのかも、と思いました。輝月くんは本当に巧い人なだけに、真似?とか思われたらちょっと勿体無い気がしてしまいました。
■トランプ(女)
くれよん(玲実くれあ)のダンスはやっぱりいいなあ。もっと踊ってほしかったー。レイブンがもう一羽いてもいいと思うんだけどなあ……。
ちゅーちゃんはとにかく可愛くて可愛くて素敵でした。しかし、せっかくバウだというのに役がつかないのが残念すぎる。巧いのにー。
真愛涼歌さんは、スタイルもだいぶ戻ったし、相変わらず可愛いです。声がホントに素敵なので、台詞が少ないのがとても残念。小柳さん、「二人の貴公子」では使ってくれたのになあ(↓)。
都月みあちゃんもホントに可愛いです!!最近みあちゃんを見つけるたびにあまりに可愛いんで二度見してしまうんですよね。ものすごい美少女だと思うんだけどなあ……そろそろ役がついてほしいですー。
楓ゆきちゃんも可愛い~(はぁと)。このあたり、月組の中でも1,2を争う可愛い子が揃ってる感がありますね。ただ、彼女もなかなか役はつかないんだけどね……(; ;)。
そんなところでしょうか。
みりおくん、佳作でのバウ&青年館単独初主演、本当におめでとうございます。
なまじ美貌なばかりに女役も多く経験しているみりおくんですが、彼女の本領は男役(「愛する」側)にあることを証明してくれた小柳さん。ありがとうございました。
霧矢さんの卒業が発表された今、月組の重要なポジションを任されることはほぼ間違いないみりおくんが、この経験を糧にどんな男役になってくれるのか、これからも楽しみに見守っていきたいと思います。
ま、とりあえずは、東京でお待ちしています(^ ^)。
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コメント
青年館でアリスの恋人を観るので、感想を読んで、ますます楽しみになりました♪
こんにちは!コメントありがとうございます♪
> あまり彼女の舞台を知らない人は、女役をすぐ振りたがる印象があるのですが^_^;、
> 意外と舞台は男っぽい人なんですよね。
そうなんですよー。
まあ、「大人の男」が得意なタイプには見えないのが残念なところではありますが、
女役より男役のほうがずっと魅力がでますよね。
「アリスの恋人」、青年館に来るころには練れてさらに面白くなっていると思いますので、
楽しみになさってください!
そうかぁ、ヤマネは可愛いんですね。楽しみだぁ。
あ、枕は、お衣装がフリフリですよね?ならばフリフリしてても良いかも。お稽古場映像では、ピンクのハートのクッションでしたよ。(誰か伝えて~笑)
みりお君は、最近は硬質なイメージに変わってきて大人になってきたなぁと感じています。ちゃぴにも注目しているので、青年館公演を楽しみにしています。
勿論、ちなつちゃんのヤマネにも早く逢いたいです。(^^ゞ
ええ、そうです!ヤマネは可愛いです!!(きっぱり)でもアリスも可愛いです!二人ともどうぞよろしく(^ ^)
> お衣装がフリフリですよね?
主演コンビ以外の衣装はそんなにフリフリではなかったので(ちょっとはついてるけど)、、、やっぱり形だけでも可愛いのがいいかも。いっそのこと、毎日違う枕を持ってくるとかどうでしょう!(←無茶)
いいでしょう!?今日はレースのフリフリ、明日はハート型、次の日はショッキングピンクと蛍光イエローのストライプ、とか(^ ^)。
どなたか、ちなつちゃんに可愛い枕を差し入れしてあげてください!