今、帰宅してカウンターを見たら、70万ヒットを超えていました♪♪
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さて。
宝塚大劇場にて、宙組公演「クラシコ・イタリアーノ/ナイス・ガイ」を観劇してまいりました!!



お芝居は、植田景子さんの渾身の宛書き。

シチリア生まれのイタリア人で、名前のイニシァルは「S」なサルヴァトーレ・フェリ=大空祐飛。

ナポリの海ちかく、仮面劇の一座に生まれた「何もないところで転ぶドジっ娘」ミーナ=野々すみ花。

サルヴァトーレのアメリカ進出を取材に来たアメリカ人カメラマン、レニー=凰稀かなめ。

そして、サルヴァトーレの右腕として工房を仕切る仕立て職人のマリオ=北翔海莉。

マリオの弟・ペッピーノの蓮水ゆうや、サルヴァトーレやマリオたちを仕込んだナポリ仕立ての親方に汝鳥ゆう、、、魅力的なキャラクターが満載で、久々に彼女の宛書き能力を堪能できて楽しかったです。
祐飛さんは眉間のシワあり、笑顔あり(はぁと)
すみ花ちゃんはもう、ホントなホントに可愛かった!!
テルくんは、あの独特の「見守る目線の優しさ」みたいなのが生かされていて、意外とこういうさりげない役って存在感を出すのが難しいんですけど、良かったと思います。

そして、みっちゃん!!
久々に、こねくり回さずまっすぐ「マリオ」に向かってるみっちゃんに会えて、嬉しいです!!
良い役だなあマリオ。酒場の場面のラスト、サルヴァトーレに上着を掛けてあげる時の、沁み入るような優しい瞳がすごく好きです。



「伝統」あるいは「芸術性」へのこだわりと、「革新」への渇望。
景子さんの作品には良く出てくるテーマですが、「革新」へむかう気持ちが常に「大衆」に向いているのが彼女のいいところだと思っています。
「貴族」「特権階級」のためのスーツではなく、「大衆」に届けることが可能なスーツを、という想い。

最終的に、そのテーマの結論は出さないのですが、「マーケティング」の観点から観ると、なかなかに面白いところに突っ込んでくれたんじゃないかな、と思います。



サルヴァトーレのアメリカ進出の取引先となる悠未ひろ、サルヴァトーレと敵対する十輝いりす…たちが若干中途半端に終わってってしまったのは残念でしたが、盛りだくさんなエピソードと盛りだくさんな宙組スター陣を破綻もさせず、よく使い切ったほうじゃないかなあ(^_^)。

温かな涙が溢れて、観終わった後は前向きになれる作品でした。
大劇場公演の100分間のお芝居のなかでは、今のところ(雪組のみ未見)は今年の一番♪です♪



ショーは、藤井くんの、藤井くんによる、藤井くんのためのショー!!でした(^w^)
祐飛さんとテルくん、という「耽美」ができる二人が揃った組を担当できて良かったね!と素直に喜びを分かち合いたいと思います(はぁと)。


…ま、細かいところはおいおいこなれていくでしょうから、次回観劇のお楽しみに取っておきましょう♪



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