Come, Look at the Freaks! ~サイド・ショウ~
2011年10月2日 ミュージカル・舞台北千住のシアター1010にて、ミュージカル「サイド・ショウ」を観劇してまいりました。
初演のときの日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/201004112353212130/
http://80646.diarynote.jp/201004190119517853/
いやー、あのときも感動したけど、また一段と素晴らしかったです。
樹里ちゃん(樹里咲穂)とかしちゃん(貴城けい)、お二人ともこの1年半でいろんな舞台に立って、いろんな経験をして、、、それがあって、今のこの、デイジーとヴァイオレットがいる。それが胸を締めつけるほど切なくて、そして、幸せでした。
初演からのキャスト変更(メインキャスト)は以下のお二人。
◆ジェイク=吉原光夫(初演:岡幸二郎)
ヒルトン姉妹を守る黒人の
初演と同様、肌はちょっと浅黒いくらいで、黒く塗っていたわけではないのえすが、髪型などもあって素直に「黒人」に見えました。さりげない立ち姿とか、むきだしの肩の感じとか、すごく陸上競技などで見かける黒人選手とよく似た雰囲気があって、はっきりと黒く塗らなくてもわかる気がしました。さすがシンバ!(^ ^)。
歌はさすがの力強さで、幸ちゃんのファンファーレみたいな華やかな歌声とは全く違う、重さのある声が良かったです。芝居もそうなんですがすごく実直というか、質実剛健って感じ。中身の詰まった、不器用な男っぷりでした。
だからこそ。
すごく良い人だし家族としては最高なんだけど、ヴァイオレット目線で見た時に恋愛の対象にはなりえない男だ、というのがすごく鮮明で、あの展開が悲しいけど仕方がない……というのが納得できたような気がします。
そして、そんな彼が結婚式の朝に立ち去ることも、バディの気持ちを揺るがしてしまうことも、すべては運命だったのだ……と、「I Will Never Leave You」と歌うデイジーとヴァイオレットを見なが打ちのめされた思いでした。
幸ちゃんのジェイクとは全く違うアプローチで、面白かったです。
ああ、吉原さんのバルジャン観たかったなあ……。
◆バディ=吉田朋弘(初演:伊礼彼方)
こちらは元気でやんちゃなバディでした。
お調子者で優しくて、ヴァイオレットが悲しそうにしていると、堪らなくなって深く考えずにプロポーズしてしまいそうな軽さが確かにありました。引っ込みがつかなくなってからの挙動不審ぶりといい、絵にかいたような小者っぷりが役の説得力を増していたような気がしました。
歌は、他のメンバーがメンバーなのでやや音程が不安定なところが目立ちましたが、6月のコンサートからの成長ぶりは著しくて、本番の幕があいた今、千秋楽までの間にどこまで進化するか、とても楽しみです。
テリー=下村尊則、座長=大澄賢也、そしてデイジーとヴァイオレットの4人は初演から継続。
テリーはそんなに違いを感じなかったかな?ただ、ジェイクとバディが替ったので、当然、その二人との関係が一番深いテリーもかなり違うんですが、、、なんというか、回りの変化が顕著なのであまり目立たなかったかな、と。
座長は、なんかだいぶ軽くなってたような気がします(^ ^;;;
役者が替わった二人とは対して絡まないので、大澄さん自身が変わったんだと思うのですが……初演の時は凄みがあって怖い男、というのが先に立っていたんですが、今回はなんというか、ひょうきんでいい加減なように見えて、実は怖ろしい、という感じに見えました。
テント小屋での真夜中のショーに踏み込んできたときの印象とか、そんなところが。
アンサンブルは若干メンバーが変わりましたが、相変わらず元四季組がほとんど、かな?
宝塚OGは牧瀬海さんと水月舞さん。「ロミオ&ジュリエット」を観た後なので、「サイド・ショウ」アンサンブルメンバーのダンスと歌のバランスの良さというか、レベルの高さに感心しました(^ ^)。
やっぱりアンサンブルが良いカンパニーは、観劇後満足度高いなあ~~。
シアター1010で10月10日まで、そして15日には大阪の森の宮でも公演があります。
重たい物語ですが、ぜひ一度体験してみてくださいませ(^ ^)。
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初演のときの日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/201004112353212130/
http://80646.diarynote.jp/201004190119517853/
いやー、あのときも感動したけど、また一段と素晴らしかったです。
樹里ちゃん(樹里咲穂)とかしちゃん(貴城けい)、お二人ともこの1年半でいろんな舞台に立って、いろんな経験をして、、、それがあって、今のこの、デイジーとヴァイオレットがいる。それが胸を締めつけるほど切なくて、そして、幸せでした。
初演からのキャスト変更(メインキャスト)は以下のお二人。
◆ジェイク=吉原光夫(初演:岡幸二郎)
ヒルトン姉妹を守る黒人の
初演と同様、肌はちょっと浅黒いくらいで、黒く塗っていたわけではないのえすが、髪型などもあって素直に「黒人」に見えました。さりげない立ち姿とか、むきだしの肩の感じとか、すごく陸上競技などで見かける黒人選手とよく似た雰囲気があって、はっきりと黒く塗らなくてもわかる気がしました。さすがシンバ!(^ ^)。
歌はさすがの力強さで、幸ちゃんのファンファーレみたいな華やかな歌声とは全く違う、重さのある声が良かったです。芝居もそうなんですがすごく実直というか、質実剛健って感じ。中身の詰まった、不器用な男っぷりでした。
だからこそ。
すごく良い人だし家族としては最高なんだけど、ヴァイオレット目線で見た時に恋愛の対象にはなりえない男だ、というのがすごく鮮明で、あの展開が悲しいけど仕方がない……というのが納得できたような気がします。
そして、そんな彼が結婚式の朝に立ち去ることも、バディの気持ちを揺るがしてしまうことも、すべては運命だったのだ……と、「I Will Never Leave You」と歌うデイジーとヴァイオレットを見なが打ちのめされた思いでした。
幸ちゃんのジェイクとは全く違うアプローチで、面白かったです。
ああ、吉原さんのバルジャン観たかったなあ……。
◆バディ=吉田朋弘(初演:伊礼彼方)
こちらは元気でやんちゃなバディでした。
お調子者で優しくて、ヴァイオレットが悲しそうにしていると、堪らなくなって深く考えずにプロポーズしてしまいそうな軽さが確かにありました。引っ込みがつかなくなってからの挙動不審ぶりといい、絵にかいたような小者っぷりが役の説得力を増していたような気がしました。
歌は、他のメンバーがメンバーなのでやや音程が不安定なところが目立ちましたが、6月のコンサートからの成長ぶりは著しくて、本番の幕があいた今、千秋楽までの間にどこまで進化するか、とても楽しみです。
テリー=下村尊則、座長=大澄賢也、そしてデイジーとヴァイオレットの4人は初演から継続。
テリーはそんなに違いを感じなかったかな?ただ、ジェイクとバディが替ったので、当然、その二人との関係が一番深いテリーもかなり違うんですが、、、なんというか、回りの変化が顕著なのであまり目立たなかったかな、と。
座長は、なんかだいぶ軽くなってたような気がします(^ ^;;;
役者が替わった二人とは対して絡まないので、大澄さん自身が変わったんだと思うのですが……初演の時は凄みがあって怖い男、というのが先に立っていたんですが、今回はなんというか、ひょうきんでいい加減なように見えて、実は怖ろしい、という感じに見えました。
テント小屋での真夜中のショーに踏み込んできたときの印象とか、そんなところが。
アンサンブルは若干メンバーが変わりましたが、相変わらず元四季組がほとんど、かな?
宝塚OGは牧瀬海さんと水月舞さん。「ロミオ&ジュリエット」を観た後なので、「サイド・ショウ」アンサンブルメンバーのダンスと歌のバランスの良さというか、レベルの高さに感心しました(^ ^)。
やっぱりアンサンブルが良いカンパニーは、観劇後満足度高いなあ~~。
シアター1010で10月10日まで、そして15日には大阪の森の宮でも公演があります。
重たい物語ですが、ぜひ一度体験してみてくださいませ(^ ^)。
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