CSニュースの「ファントム」新人公演映像を視ました。


私が観劇した席が上手の端席で、「You Are My Own」の銀橋のキャリエールは背中しか見えず……(T T)だったので、ラストフレーズのキャリエールをしっかり流していただけて、とても嬉しいです。
流してほしいものはほぼ映していただいたかなと思いますが、一つだけ残念だったのは、「My True Love」を聴いている鳳エリックが無かったことかなあ。
あそこは、もちろん歌っているクリスティーヌも大事なんですけど、聴いてるエリックもすごく好きなので……。いや、もちろん、そんなことを言い出したら全編流してほしいという話しだと思いますけどね。

著作権の関係で、明日までしか舞台映像は流れないらしいので、まだご覧になっていない方、ご注意を。




さて。
先日、エリック・クリスティーヌ・ジェラルドの3人だけ叫んだままになっている花組新人公演感想の続きを。えーーーーっと、登場順に(^ ^)


■従者
人数も6人と半減し、通し役でもなくなった「従者」たち。
頑張っていたけど、あまりに下級生すぎるせいか、私が真由ちゃんと真瀬くんに目を奪われすぎていたのか、あまり目に入らなかった……というのが正直なところです。ごめんなさい。


■フィリップ(大河凜/愛音・朝夏)
良くも悪くも、大劇場のときとあまり印象が変わらなかった、かな。
回りがものすごく成長している中で、同じくらいがりんちゃんも伸びていたんだと思うのですが。そういう意味では、フィリップって損な役なのかも。


■ソレリ(月野姫花/華耀)
こちらも、よくも悪くも大劇場と印象が変わりませんでしたねえ。がりんちゃんとの並びは眼福でした(^ ^)。


■ピエロ(真瀬はるか)、風船売り(天真みちる)、手風琴(銀華水)
いやはや。私の席からはピエロはほとんど見えなかったのですが、大劇場よりさらに弾けてたみたいですね(^ ^)。CSさんがちょっとでも流してくれたらなーと期待していたのですが。いや、贅沢は言いませんが。
真瀬、天真、銀華の92期三人衆が揃って楽しそうに小芝居しているのを観るのはとても幸せです。どうしてあんなに可愛いんだろう3人とも。


■少女(桜咲彩花)、少年(美蘭レンナ)、花屋(春花きらら)、パン屋(花蝶しほ)
べーちゃんとレンナちゃんの眼福な少年少女に釘づけでした。べーちゃんも娘役としてはかなり長身なほうだと思うのですが、レンナちゃんは本当に背が高い!スタイル抜群で可愛くて、一時期の男の子ばっかりやっていたウメちゃん(陽月)を連想しました。
きららちゃん・しほちゃんも可愛いなー!お店での居方にも個性があって、可愛い二人でした。


■ジョセフ・ブケー(神房佳希/天真)
前から芝居の達者な人だなーとは思っていましたが、さすがですね。天真の役なので新公は苦労するかも、と思っていましたが、どうしてどうして(^ ^)。死体の迫力も凄かったです。


■カルロッタ(仙名彩世/桜)
大劇場でも素晴らしかったカルロッタ。こちらはパワーアップが著しくて、舞台を壊すぎりぎりのところにいたような。まあ、バランス感覚なんてものはこれから身につけばいいものなので、今は全然OKなのですが。
むしろ彼女の課題は化粧かも、と思いました。カルロッタは良いけど、本公演のメグは、もっと普通に可愛い美少女化粧の方がいいと思うし。そういう、役柄に合わせたメークが可能な顔立ちなんだな、と思いました。

それにしても、本当に巧いわーーーーーー。旦那様との、いちいちズレたやり取りがたまりません(^ ^)。


■音楽教師(花蝶しほ/高翔)
本役は男性役なのに、新公になったら女性…というのがちょっとびっくりでしたが、これはこれでありだなあと思いました。しほちゃん、落ち付いた教師役がとても似合っていて、良かったと思います。

■ダンス教師(白姫あかり/花野)
この役は、プロローグの「鳥A」とセットなんですね。本公演のじゅりあはさすがなんですが、白姫さんもさすがでした(^ ^)。個人的に、
「買収された男、文化大臣よ!」という激しい非難の声と、
「信じられる?あなたの衣裳係が、私たちの誰よりも良い声をしているなんて」という超嫌味な言い方がとっても良かった…ような。

ガブリエルとマダム・ドリーヌが、その役で最初に登場して歌う歌(夜のための着替え)は、大劇場よりはずーっとマシになっていた…と思います(^ ^;ゞ


■アラン・ショレ(輝良まさと/愛音・華形)
大劇場よりぐっと落ち着いて、良くなっていたと思います。立ち姿が格好良いのはさすがですが、ぶっ飛んだカルロッタを包み込む包容力が見えてきたような。
カルロッタの部屋にスタッフが入りこんできたときは、最後に服がひっかかって一緒に部屋の外に出てしまった……みたいな芝居になっていたのが面白かったです。オペラ座の女の子に片っ端から声をかけて言い寄っていたのが面白かった。変わり身が早い小者っぷりがおみごとでした。


■ヴァレリウス(春花きらら/初姫)
大劇場より少し抑え目にして、全体のバランスをみていたような気がします。良い仕事をしていました。それにしてもあの美貌に豪華なドレスは目立つなあ……(しみじみ)


■ジャン・クロード(天真みちる/夏美)
大劇場でも絶賛したジャン・クロード。東宝ではさらに落ち着いを増して、本当に本当に素晴らしかった!


■モーク・レール(日高大地/扇)
「愛と死のアラビア」から3年。日高くん、台詞巧くなったなあ!!(感嘆)
舞台監督(?)としての身のこなしの鮮やかさはさすがだし、いろいろ目を奪われました(*^ ^*)


■モンシャルマン(銀華水/紫峰)
案外と出番の多い役なんですが、銀華さんは本公演ほどヴァレリウスとラブラブではなかった……ような?むしろ、どっかの場面で違う子を口説いていたような。なかなか面白い、曲者感のある役づくりが面白かったです。
この学年で、こういう腹の深さがある芝居ができるのが、銀華さんのすごいところだなあと思います。


■ルドゥ警部(真輝いづみ/悠真)
相変わらずシャープな切れ者感が漂って、とても素敵でした。
キャリエールが「君たちはあちらを探してくれ」と言ったときの、莫迦にしきった反応とか、絶対こいつ、囮につかうつもりだな!って感じでした。
「生け捕りにするチャンスだ!」という台詞の説得力(?)もさすが。いやはや、さすがの一言です。


長くなってきたので、続きはまたいずれ、とさせてください m(_ _)m




同じニュースで流れた、「ランスロット」初日映像。
やっぱりモルドレッドがらみはネタばれ扱いなのね(^ ^;

個人的に、アーサー王とランスロットの絡みがほとんどなくて、とても残念です。
……千秋楽映像に期待。


コメント