昨日のCS

2011年8月27日 宝塚(花)
CSの「従者トークIII」を視ました。

I、IIとほとんど喋る機会が無かった下級生に話をふったよっちに感心しつつ、観たいポイントが増えてしまって困っています。
あと12回……むり(T T)。
せめて、この放映が東宝公演前だったら……(真顔)


明日は早起きしないといけないのにさっきまで仕事をしていた…という状況なので、ちゃんとしたレポートは後日書かせていただきます。

っていうか、新公感想、メインの3人の分しか書いてない!駄目じゃん私!




……もとい。
「従者トーク」の、最後のサプライズを視ながら思ったこと。

蘭トムさんのエリックは、孤独じゃないんだな、と。
「僕は、きみたちといると心が休まるんだ」
……オペラ座の地下、という平穏な居場所を得たエリック。

新公の真由ちゃんエリックは、すごく孤独を感じました。
キャリエールの愛を拒否して、従者たちの愛をスルーして、ただただ寂しそうだった。
愛された記憶があるのに、自分の中に閉じこもったまま、愛されていることに気づかない。

不器用で臆病なキャリエールは、あまり愛情を表に出さないし、あまりに下級生すぎる従者たちは、人数が少ないせいもあって存在感が弱くて、エリックの孤独は際だつばかりでした。
瞳に闇を湛えて、ただ救いに来てくれる誰かを待っている、“ヒロイン”なエリック。



従者とエリックの間に流れる情が客席からも感じられる本公演のエリックは、孤独ではありませんでした。
瞳の奥に希望を抱いて、救うべき姫君を探している“ヒーロー”なエリック。


ああ、もう。
新人公演を観たときは、早くもう一度本公演を観たい!と思ったのに、
本公演を観たら、また新人公演を観たくてたまらなくなりました。

あの孤独な少年とその臆病な父親に、二度と逢えないのがとても寂しいです。


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