CSニュースで花組新公映像が流れましたね!
いやーーーー、すみません、あらためて真由ちゃんのご挨拶に爆笑してしまいました(^ ^)。
頭が真っ白になったからって、どうして腕をパタパタさせるの!?可愛いんだけど!!

やっぱり天使なんだなこの人は(納得)。




昨日あれだけ熱く語っても、まだ語り足りない気がするお二人ですが、まあ、東京でも観られることを信じて、このあたりで他のメンバーを語りたいと思います♪


■フィリップ(大河凜/役替り)
期待通りの出来だったと思います!歌は危なげなくこなしてて、ビストロの後の「君は最高!」がさわりだけでカットだったのが残念。爽やかな良い声だなあ。
ビジュアルも、金髪に白い肌がよく映えて若い貴公子っぷりが魅力的。女の子たちが「きゃーっ!」となるのも当然かな、と。ただ、ピンクの口紅はちょっと違和感あったかも……。


■カルロッタ(仙名彩世/桜一花)
大健闘でした!思いっきりの良い演技と、バラエティ豊かな声。歌に自信があるからこそできる、崩した歌い方。技術面も役づくりもひっくるめて、全体の印象は一花ちゃんよりタキさん(出雲綾)に近かったような気がします。
去年の全ツ「メランコリック・ジゴロ」で図書館員を演じていたころは、中日で演じた初姫さあやの偉大さを感じましたが、あの経験が血となり肉となったのを如実に感じて、嬉しくなりました。
伸び盛りの若手は面白いですね。半年で別人のように輝いてました。東京も楽しみにしています♪


■アラン・ショレ(輝良まさと/役替わり)
こちらもなかなか頑張っていたとは思うのですが、残念ながら奥方に食われていたかなー。
前回の「愛のプレリュード」でも印象だったイケメンっぷりは髭をつけても変わらないんですが、ああいう役をするには不器用さが先に立つ気がしてしまいました。
しかーし、なんだかんだ言っても、スタイルよくて格好良いのが羨ましいなあ……。キャリエール、がんばれ(こっそり)


■ジョセフ・ブケー・ボーイ長(神房佳希/天真みちる・煌雅あさひ)
「パリのメロディ」の後の、カルロッタとブケー二人の場面。二人とも下級生なのに、そんなことすっかり忘れてしまうくらいピシッと締まった場面でした。
ボーイ長さんは二枚目で格好良かった(はぁと)。本公演でも思うんですが、ボーイ長、ちょっとくらい歌えばいいのになー。


■ヴァレリウス(春花きらら/初姫さあや)
美しくて華やかで衣装も豪華で、この人どうしてスターじゃないの?と思ってしまいました。
さあやよりさらに毒のある役づくりで、正直、ちょっとやり過ぎ感があったかも。まあ、新公ですから一度あのくらい弾けてみるのも大事だと思うので、東京でどうまとめてくるのかが楽しみです。
上級生だけあって、カルロッタが伸び伸び演じられるようきっちりフォローしているのが見えてとても気持ち良かったです。アドリブの受けもさすがでした♪


■ジャン・クロード(天真みちる/夏美よう)
「サブリナ」のお父さんに続く、天真のクリーンヒットでした。ああいう役は本当に素晴らしい!!


■モンシャルマン(銀華水/紫峰七海)
一癖も二癖もある政治家らしい貫録。「愛のプレリュード」も良かったけど、今回もいいお芝居してました!
……花組92期ってすごいなー(しみじみ)(今更?)


■ベラドーヴァ(菜那くらら/芽吹幸奈)
声も美しく、繊細な雰囲気がとても良かったです。本役のくまちゃんは貫録の歌姫ですが、ななくらちゃんは可愛らしくて、「彼女が歌えるなんて誰も知らなかった!」という設定に説得力があったと思います。
本公演は、くまちゃんと蘭ちゃんの声質があまりにも違うので、「幼い頃に聴いていた声をしている」と言われても「?」って感じなんですけど、ななくらちゃんと凜音ちゃんの声は案外似ていて、その辺が設定的に違和感がなかったのも良かったと思います。


■幼いエリック(朝月希和/実咲凜音)
壮ちゃんのディナーショーで美声を聴かせてくれた朝月さん。素直な歌唱力とやんちゃな雰囲気で、ちゃんと真由ちゃんの子供時代に見えたのが良かったです。
泣き声はもう少し工夫の余地あり、と思いましたが、まだ若いのによくがんばったなーと思いました。


■ルドゥ警部(真輝いづみ/悠真倫)
格好良かったー!切れ者の刑事で、キャリエールを囮にしたのが丸わかり……のような気がしました(^ ^)。
そういう設定じゃなかったのかもしれないけど、そう見えたんだもん(汗)。
大沢版は、ルドゥ警部とキャリエールは旧知の仲で、たぶん警部はエリックのことも(キャリエールとの関係含め)知っているんだろうなあ、、、と思ったものですが、新公の警部は、もっと冷徹で厳格な人に見えました。


■セルジョ(団員男)/(柚香光/役替わり)
軽やかでキレのいいダンスはさすが!でした。歌も無難にこなしていて、良かったです。カルメンの場面が丸ごとカットだったのと、ビストロでのクリスティーヌの歌の途中でセルジョたちが目立つ演出がなくなっていたのでだいぶ割を食っていましたが、自前の華やかさで目立っていました。
ヤングキャリエールも柚香くんで観たかったなー。それが一番残念かも。


■リシャール(団員男)(水美舞斗/望海風斗)
カルメンがカットされたので本当に見せ場はオーべロンだけになっちゃってましたが、お釣りがくるほど目立っていたと思います。衣装に着られないスタイルと美貌、そして伸びやかな歌。スター予備軍ってこういうところに転がっているんだなあ、と思いました。


■ジョルジュ(羽立光来/彩城レア)
いつ観ても達者で目立つ人ですが、今回はなんというか、かなり女性的な役づくりをしていて、相当に度肝を抜かれました。カルロッタの部屋に「私たちの計画を見ていただきたくて!」と団員たちが押しかけてくる場面、リーダーとしてみんなをまとめる羽立くんの仕草の一つ一つに吸い寄せられてしまいました(^ ^;
あれは本人のアイディアなんでしょうか。それとも、田渕さんからの演出指示なんでしょうか……?


■ソレリ(団員女)(月野姫花/華耀きらり)
黙っていれば絶世の美女。口を開けばママー人形。
姫花ちゃんの印象は変わりませんね。もう研6なのに。せっかくの美貌とスタイル、もったいないにもほどがあるけど、でも、あれでは本当にどうしようもない……。
あの姫花ちゃんをあるべき姿で使い切った生田さんは、やっぱり偉大だった……と今更ながら思いました。まる。

……ソレリは結構長いソロフレーズがあって、この作品の中では相当な大役なんだよー(涙)。


■フローラ(団員女)(桜咲彩花/華月由舞)
かーわーいーいー!!(そんだけ?)(うん、そんだけ)


■メグ(団員女)(美蘭レンナ/仙名彩世)
私が初めて花影アリスちゃんを認識したメグ役。結構目立つソロがあるので、下級生の歌姫に回ってくる役ですが、今回は場面ごとカットだったので、残念ながら美蘭さんのソロは聴けず。
宙組のトニカちゃんの妹さんだから、あの美貌+歌も完璧なのか!?と一瞬期待したんですが……確認は次回に持ち越しかなあ。
メグのソロってカルメンの後以外にもありましたっけ?さすがに全部はチェックできてないんですが。


印象に残ったのはこのくらいでしょうか。
花組さんは、新公になっても可愛い娘役さんがごろごろいて驚いてしまいます。客席で観てる上級生も全員可愛いのに、何故なんだ!?


とにかく、出演者全員が「良い仕事」をしていたと思います。
良い作品って大事だなあ~、なんてことを、あらためて思いました(^ ^)。



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