サイド・ショウ コンサート
2011年6月18日 ミュージカル・舞台恵比寿ガーデンプレイスにて、ブロードウェイミュージカル「サイド・ショウ」コンサート版を観劇してまいりました。
昨年の上演時に書いた日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/201004112353212130/
http://80646.diarynote.jp/201004190119517853/
この後、6月に行われたクリエでのコンサート上演は観られなかったので、ほぼ一年ぶりの「サイド・ショウ」でしたが、とっても良かったです。
で、レポートの前に取り急ぎ宣伝。
「サイド・ショウ」の再演が発表されました!
東京公演 10月1日(土)~10日(祝) シアター1010にて。
大阪公演 10月15日(土) 森の宮ピロティホール
いやーーー、ことだましてみるものですね。
「ヴァレンチノ」といい、「サイド・ショウ」といい、名作の再演は本当に嬉しいです!
キャストは、ヴァイオレット&デイジーのヒルトン姉妹(貴城けい・樹里咲穂)とテリー(下村尊則)、そしてボス(大澄賢也)は初演どおり。いやー、この4人のスケジュールが最優先で時期が決まったのはわかるような気がします。取り換えようのない4人です(^ ^)。
本当に素晴らしい作品なので(痛いけど)、ぜひとも皆さま、今から日程を調整して、10月頭には北千住にGO!!
次回の宣伝は以上にして、コンサートの話に戻ります(^ ^)
。
今回の公演は「コンサート」ということでしたが、実際には、芝居部分を除く「ナンバー」のほとんどと、ヒルトン姉妹の衣装の大半を使っての「抜粋上演」というのが一番近いと思います。
アナウンサーの軽部さんが進行役として何度か登場され、出演者や音楽監督の宮崎さんとトークをしたり、ちょっとしたMCでつないだりはしていましたが、基本的にはほぼ脚本どおりの構成でした。
テリーとバディがかなり着たきりだったのと、アンサンブルは本当に着たきり(冒頭の「Freaks」でさえ、黒い普通の服のままトカゲ男とかを踊っていた)のが、ちょっと変な感じだったくらいかなー ^ ^;)
ヒルトン姉妹とテリーは初演と同じ。この三人は、10月の再演にも出演してくれるんですが、安心して観ていられました。抜粋上演なのにぼろぼろ泣いてる自分って何なの?という気もしましたが(^ ^;
ただ、やっぱり特殊な作品ですし、たった一日の公演でお稽古期間もあまりなかったんだろうなーという印象はありました。カシゲちゃんと樹里ちゃんのシンクロ具合も違ってたし、歌もあれっ?って思ったとところがあったし。
でも、やっぱり良かったです。時間があいても、本質は変わらない。「サイド・ショウ」は、やっぱりヒルトン姉妹の物語だから、この二人にどこまで感情移入できるかで決まるんですよね。
……10月の再演までには体型も体調も整うでしょうから、とってもとっても、楽しみです♪
そうそう。
二幕冒頭のショーシーンで、なんだかカシゲちゃんの仕草が変だよ?バタバタしてるよー!と思っていたんですが、、、ナンバーが終わった後のトークで、「(場面の)途中で腕の位置が違う!と思って直そうとしたんだけど、(樹里さんが)絶対気がついてないと思って……」と言い訳(?)していたのが可愛かった~♪♪
テリーの下村さんは、濃さといい色気といい、素晴らしかったです(はぁと)。「愛のトンネル」の空気感というか、激しい恋に燃え上がりながら、それに身を任せきれない理性の表現が、もうなんともいえず良いんですよね~~~!!胡散臭さと純情、色気とストイック。本当に、いまこの役は下村さんしか考えられない……と思います(^ ^)。
黒人のジェイク(岡幸二郎)は、友石竜也。元四季でTSとかに良く出ている方ですが、なかなか実直で素朴な好青年で、良かったと思います。
幸ちゃんは、どうしたって“ハイソ(?)”なイメージがあって、ジェイクがちょっと違うキャラクターになっていたんですが、、、本来はこういうキャラだよなあ、と思いました。
10月の再演は、先日までジャン・ヴァルジャンを演じていた吉原光夫さんがジェイクにはいるそうです。「レ・ミゼラブル」も、後半に吉原さんのヴァルジャンを観に行こうと思っていたのに、チケット無くて果たせなかったのが残念……。元四季の方ですが、大役で名前をきいたのは「ライオンキング」のスカーかなあ?私が四季をよく見ていたのはもっと前なので良く知らないんですが、友石さん(←元シンバ)も良かったし、やっぱりジェイクは「ライオンキング」系の役者が似合うのかなと思うので、楽しみです。
ミュージシャンのバディ(伊礼彼方)は、吉田朋弘さん。音楽座が母体となったRカンパニーの出身で、経歴を見ると私が観た作品にいくつも出ていらっしゃったようですが……すみません(汗)。こちらは10月の再演にも出演されるようですね。
プログラムの写真とだいぶ印象が違うのでびっくり(@ @)。見た目はワイルドなタイプで、どっちかというと浦井くん系かな?スマートな伊礼くんとは全然違うタイプで、新鮮でした。
今日が「サイドショウ」デビューってことで緊張していたらしく、歌も芝居もいまいちだったのですが、10月1日まであと半年間、死ぬ気でがんばってほしいかも。
ボスは、構成的にメインになる歌が冒頭の「Freaks」だけになっていたので、アンサンブルの田村雄一さんが紅い上着を着て歌っていました。さすがに良い声でしたー(はぁと)。最初、友石さんが二役でやっているのかと思ったら、「キング」として後からちゃんと出てきたので吃驚したけど(^ ^)。
彼は二幕の後半で映画「フリークス」を撮った映画監督トッド・ブラウニング役も演じていましたね。うまいなー、さすが。
全体を通して。
芝居の部分はほとんど飛ばされて、歌いあげるナンバーばかり次々に聴いたせいか、会場の音響がちょっと気になりました。元々が上演用のホールではないせいか、あんまり良くなかったんですよねー(T T)。かしちゃんの声がちょっと不安定に聴こえたり、樹里ちゃんが高音ののびがなかったり。
……もしかして、バディの歌がイマイチだったのも音響のせい?(←前向き)
まあでも、やっぱり作品がいいので、抜粋してもそのエッセンスはしっかり残っていたのが素晴らしかったです。フルバージョンを観るのがとても楽しみです!
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昨年の上演時に書いた日記はこちら。
http://80646.diarynote.jp/201004112353212130/
http://80646.diarynote.jp/201004190119517853/
この後、6月に行われたクリエでのコンサート上演は観られなかったので、ほぼ一年ぶりの「サイド・ショウ」でしたが、とっても良かったです。
で、レポートの前に取り急ぎ宣伝。
「サイド・ショウ」の再演が発表されました!
東京公演 10月1日(土)~10日(祝) シアター1010にて。
大阪公演 10月15日(土) 森の宮ピロティホール
いやーーー、ことだましてみるものですね。
「ヴァレンチノ」といい、「サイド・ショウ」といい、名作の再演は本当に嬉しいです!
キャストは、ヴァイオレット&デイジーのヒルトン姉妹(貴城けい・樹里咲穂)とテリー(下村尊則)、そしてボス(大澄賢也)は初演どおり。いやー、この4人のスケジュールが最優先で時期が決まったのはわかるような気がします。取り換えようのない4人です(^ ^)。
本当に素晴らしい作品なので(痛いけど)、ぜひとも皆さま、今から日程を調整して、10月頭には北千住にGO!!
次回の宣伝は以上にして、コンサートの話に戻ります(^ ^)
。
今回の公演は「コンサート」ということでしたが、実際には、芝居部分を除く「ナンバー」のほとんどと、ヒルトン姉妹の衣装の大半を使っての「抜粋上演」というのが一番近いと思います。
アナウンサーの軽部さんが進行役として何度か登場され、出演者や音楽監督の宮崎さんとトークをしたり、ちょっとしたMCでつないだりはしていましたが、基本的にはほぼ脚本どおりの構成でした。
テリーとバディがかなり着たきりだったのと、アンサンブルは本当に着たきり(冒頭の「Freaks」でさえ、黒い普通の服のままトカゲ男とかを踊っていた)のが、ちょっと変な感じだったくらいかなー ^ ^;)
ヒルトン姉妹とテリーは初演と同じ。この三人は、10月の再演にも出演してくれるんですが、安心して観ていられました。抜粋上演なのにぼろぼろ泣いてる自分って何なの?という気もしましたが(^ ^;
ただ、やっぱり特殊な作品ですし、たった一日の公演でお稽古期間もあまりなかったんだろうなーという印象はありました。カシゲちゃんと樹里ちゃんのシンクロ具合も違ってたし、歌もあれっ?って思ったとところがあったし。
でも、やっぱり良かったです。時間があいても、本質は変わらない。「サイド・ショウ」は、やっぱりヒルトン姉妹の物語だから、この二人にどこまで感情移入できるかで決まるんですよね。
……10月の再演までには体型も体調も整うでしょうから、とってもとっても、楽しみです♪
そうそう。
二幕冒頭のショーシーンで、なんだかカシゲちゃんの仕草が変だよ?バタバタしてるよー!と思っていたんですが、、、ナンバーが終わった後のトークで、「(場面の)途中で腕の位置が違う!と思って直そうとしたんだけど、(樹里さんが)絶対気がついてないと思って……」と言い訳(?)していたのが可愛かった~♪♪
テリーの下村さんは、濃さといい色気といい、素晴らしかったです(はぁと)。「愛のトンネル」の空気感というか、激しい恋に燃え上がりながら、それに身を任せきれない理性の表現が、もうなんともいえず良いんですよね~~~!!胡散臭さと純情、色気とストイック。本当に、いまこの役は下村さんしか考えられない……と思います(^ ^)。
黒人のジェイク(岡幸二郎)は、友石竜也。元四季でTSとかに良く出ている方ですが、なかなか実直で素朴な好青年で、良かったと思います。
幸ちゃんは、どうしたって“ハイソ(?)”なイメージがあって、ジェイクがちょっと違うキャラクターになっていたんですが、、、本来はこういうキャラだよなあ、と思いました。
10月の再演は、先日までジャン・ヴァルジャンを演じていた吉原光夫さんがジェイクにはいるそうです。「レ・ミゼラブル」も、後半に吉原さんのヴァルジャンを観に行こうと思っていたのに、チケット無くて果たせなかったのが残念……。元四季の方ですが、大役で名前をきいたのは「ライオンキング」のスカーかなあ?私が四季をよく見ていたのはもっと前なので良く知らないんですが、友石さん(←元シンバ)も良かったし、やっぱりジェイクは「ライオンキング」系の役者が似合うのかなと思うので、楽しみです。
ミュージシャンのバディ(伊礼彼方)は、吉田朋弘さん。音楽座が母体となったRカンパニーの出身で、経歴を見ると私が観た作品にいくつも出ていらっしゃったようですが……すみません(汗)。こちらは10月の再演にも出演されるようですね。
プログラムの写真とだいぶ印象が違うのでびっくり(@ @)。見た目はワイルドなタイプで、どっちかというと浦井くん系かな?スマートな伊礼くんとは全然違うタイプで、新鮮でした。
今日が「サイドショウ」デビューってことで緊張していたらしく、歌も芝居もいまいちだったのですが、10月1日まであと半年間、死ぬ気でがんばってほしいかも。
ボスは、構成的にメインになる歌が冒頭の「Freaks」だけになっていたので、アンサンブルの田村雄一さんが紅い上着を着て歌っていました。さすがに良い声でしたー(はぁと)。最初、友石さんが二役でやっているのかと思ったら、「キング」として後からちゃんと出てきたので吃驚したけど(^ ^)。
彼は二幕の後半で映画「フリークス」を撮った映画監督トッド・ブラウニング役も演じていましたね。うまいなー、さすが。
全体を通して。
芝居の部分はほとんど飛ばされて、歌いあげるナンバーばかり次々に聴いたせいか、会場の音響がちょっと気になりました。元々が上演用のホールではないせいか、あんまり良くなかったんですよねー(T T)。かしちゃんの声がちょっと不安定に聴こえたり、樹里ちゃんが高音ののびがなかったり。
……もしかして、バディの歌がイマイチだったのも音響のせい?(←前向き)
まあでも、やっぱり作品がいいので、抜粋してもそのエッセンスはしっかり残っていたのが素晴らしかったです。フルバージョンを観るのがとても楽しみです!
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