宙組大劇場公演「美しき生涯/ルナ・ロッサ」を観劇してまいりました。


前回観劇してから一週間が過ぎ、芝居もショーも、かなりまとまってきたような気がします。
これは通える、というてごたえを感じて、友の会の入力も気合が入りました(^ ^)。

ちなみに、宙組東宝公演の友の会入力は今週★木曜日までです!!お忘れなく♪


今のところ、二本立てのお芝居としては今年一番、かな。今年に入ってからの二本立てのお芝居って、「愛のプレリュード」「バラの国の王子」と突っ込みどころ満載なのが続いて、「めぐり逢いはふたたび」がまあ佳作、って感じだから当然と言えば当然、かもですが(^ ^)。

そして。前回触れなかった茶々(野々すみ花)ですが。
今回のすみ花ちゃん、活き活きとしていてとても良い!です(はぁと)。気が強くて誇り高くてまっすぐで、わがままだけど情愛が深くてとても優しい。トップになってからの大劇場作品の中で、一番好きだ♪

イルザ、エマ、マリア。それぞれに全然違う役ではあるのですが、「愛されたがり」な子供であったところは共通していると思うんです。
そんな中で、4作目にして回ってきた茶々は「愛する」側の存在だった。そして、すみ花ちゃんは、「舞姫」のエリスといい「銀ちゃん」の小夏といい、「ひたむきに愛する」側の役でこそ輝く人だと思うんですよね。彼女の愛は無私の愛であり、犠牲的な愛なんです。だからこそ、彼女の泣き声は胸に刺さる。ひたむきでまっすぐだから、常に。

今回の茶々なんて、「石田三成の義のために、民の平安のために、猿の側女になろう。それが茶々の、三成への愛である」なんて言い切っちゃうくらい、ひたむきな無私の愛を見せてくれていて。一歩間違えれば不幸に酔った嫌味な女になりかねない役なのに、すみ花ちゃんの茶々はすごくポジティブで、清冽な印象でした。三成に犠牲を強いられたわけじゃない。自分の意志で道を選んだ茶々。母親(お市/妃宮さくら)に通じる潔さがとても魅力的で、三成も疾風も、茶々のこういうところで惚れたんだろうな、と納得できました。




なーんて、結構手放しで気に入っているんですけど(^ ^)
とはいえ、実はいくつか不満はあります。ただ、それが脚本由来なのか、演出なのか、はたまた役者が足りてないのかがよくわからない……。この一週間で解決された部分もあるので、もうちょっと様子見かな、と思ってます(^ ^)。
うーん、ただ、牢獄での三成と福島正則(北翔海莉)の別れの場面は………先週はこっそり泣いてたはずの福島が、子供のようにしゃくりあげながら去っていったんですが、あれは演出指導なんでしょうか。石田さんってあんまり男に無駄泣きさせないと思っていたんだけどなあ……。
そういえば、今日は新人公演だったんですよね。どうだったのかなあ。あっきー(澄輝さやと)の正則、か……ニュースに流れるのが楽しみです(^ ^)。




ショーは、楽しい(^ ^)。
こちらも、まだまだまとまっていないところがあったり、すわりが悪い部分があったりするんですけど、ちょうど私が遠征していた週末で中日を迎えて、だいぶ強引にまとめに入っていたような気がしました。
千秋楽へむけてもっともっと盛り上がって練られていくのが楽しみです(^ ^)。




そして。
この週末(5日)は、大空祐飛さんのお茶会でした。
公演のお話もオフのトークもとっても楽しかったんですが、なんといってもスペシャルゲストのいしだみつにゃんが登場!!してくれたおかげで、祐飛さんのトークがだいぶ吹っ飛んだような気がします(滝汗)。

いしだみつにゃんとは、石田三成の所領・佐和山の城下街・彦根の一部で大人気のゆるキャラ。
http://machinoeki.info/?mode=f11

私はこないだ彦根に遊びに行った時に、花しょうぶ通り商店街のお店にもちゃんと行って、あれこれ凄い量の買い物をしてきたりしたんですが、、、あの日は残念ながらいしだみつにゃん主従はお留守だったんですよね。
思いもよらないところで、思いもよらない時にみつにゃんにお会いできて、とってもとっても!!嬉しかったです(^ ^)。

ああ、祐飛さんが貰ってたみつにゃんグッズがほしいよーーーー!!


ちなみに、彦根には彦根城(井伊氏居城)のひこにゃんという人気キャラもいるんですが、なんとなく棲む世界が違っていたような気がするんですよね。共演もしないし、別に敵というわけでもないし(^ ^)。

で。
彦根城でグリーティングしてくれたひこにゃんも可愛かったけど、みつにゃんもすっげー可愛かった!!そして、この二人に共通していたことは………「自分の魅力を知っている」「何をすればファンが喜ぶかを知り尽くしている」ということ、ですね。
これがイコール、「スター」である、ってことなのかな、と思いました。

祐飛さんが「みつにゃんにプレゼントを」って言ったら、胸を押さえて「ドキドキ!」っていう仕草をしてみたりとか、祐飛さんからもらったプレゼントをちゃんとお披露目してくれたりとか。そういう細かい配慮の一つ一つに感じ入っちゃうんですよね。

そして、同じ会場にいた祐飛さんもまた、「自分の魅力を知って」いて、「何をすればファンが喜ぶかを知り尽くして」いるスターの一人だな、と。
隣に並んだ「スター」を見ながら、そんなことを考えていました(^ ^)。


ちなみに、この日のみつにゃんの様子はこちら。(みつにゃんの母・やまもとひまりさんのブログ)
http://ameblo.jp/7-v-7/entry-10915237991.html

米沢から飛行機で大返し………。
えらい無理をしてくださったみたいで、本当にありがとうございます。
でも、みつにゃんに逢えて、そしてみつにゃんに逢って大喜びしている祐飛さんを視ることができて、とても幸せでした(^ ^)。遠路はるばるいらしてくださり、本当にありがとうございます。
と、ここに書いても伝わらないかな(^ ^)。トラックバックができないのって、やっぱり致命的だわDiarynote。




……そういえば、彦根の街のあちこちに「美しき生涯」のチラシがおいてあったんですよねー。あれは、祐飛さんとこのスタッフさんが配っておいてくれたんでしょうか(^ ^;。
せっかくだからポスターも貼って貰えばよかったのに、ね(^ ^)。


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