四季劇場「秋」にて、劇団四季オリジナルミュージカル「夢から醒めた夢」を観劇してまいりました。
赤川次郎原作、三木たかし(&宮川彬良)作曲、浅利慶太演出。初演以来、何度かリニューアルされながら再演を繰り返し、劇団四季の誇る名作ミュージカルのひとつ。
この作品は、私にとって、日本のオリジナルミュージカル(除く宝塚)の中で5本の指に入るくらい好きな作品なので、ちょっとあらすじなど紹介してみたりします(^ ^)。
夢の配達人が案内する「夢」の世界。彼は一人の女優に「ピコ」という少女の役割を与え、観客を案内していく。
ちょっとだけ幽霊の世界をのぞいてみたい、なんて好奇心旺盛なピコは夜の遊園地で幽霊の少女マコに出会う。突然の交通事故で命を落としたマコは、嘆き悲しむ母親に一目会ってお別れが言いたい。そのために入れ替わってくれる人を探してさまよっていた。
話を聞いたピコは、マコへの友情と好奇心から彼女の願いを叶え、一日だけ、霊たちの世界を旅する冒険は始まる……。
初演は1987年。このときはファミリーミュージカルだったのが、翌年にはパワーアップして「オリジナルミュージカル」に。
私が初めて見たのはいつかなあ……。1994年くらいだったのかな?そのときのキャストは、ピコ=保坂千寿、マコ=堀内敬子、マコ母=末次美沙緒、メソ=荒川務、デビル=光枝明彦、エンジェル=八巻大、夢の配達人=下村尊則、、、、あとはヤクザの野中さんくらいしか覚えていませんが(キャスト表はどっかにあるはずだが探せない)、とにかく泣いて笑ってまた泣いて、忙しい観劇だったことは鮮明に覚えています。
作品(音楽)がすっかり気に入って、その後も何度か観ていましたが、本格的にハマったのはたぶん2000年のリニューアル後。メソを演じていた道口瑞之さんの声に惚れて、しばらく通い詰めてましたね(^ ^)。
その後、事情があってあまり観劇できなくり、四季の会も自然消滅してすっかり観なくなっていたのですが、たまたま道口さんが夢の配達人を演じている(!)と聞いて、慌ててチケットを取ってみました(^ ^)。
今回の上演は2000年の加藤敬二さんによる新演出版で、開演前のロビーパフォーマンスもそのまま。ついついメソ役の方がやっている操り人形の遣い手に握手をしてもらったりしていたのですが、今回の目当てはそっちじゃなくて配達人だった!と思いだして、開演ギリギリに登場する青いマントの後をついて歩いてみたのですが……あの人は手を出せない(配達人の衣装がばれちゃうから)ので握手は無理なのでした(T T)しょぼん。
この作品の一番の売りは、なんといっても三木たかしの甘いメロディだと思うので、歌唱力のあるメンバーが揃った今回のキャストはまあまあ良かったと思います。
ただ、2000年のリニューアル以来、最初の遊園地の場面や霊界空港でのダンスも売りの一つになっていると思うのですが、そこはちょっと不満が残りました。アクロバティックな振りがちょっと残念な感じ。あと、霊界空港の女性アンサンブルも、もう少しスタイルが揃っていると見栄えがいいのになーと思いました。
でもまあ、全体的には十分満足♪
それでは、キャストごとに一言ずつ。
■夢の配達人 道口瑞之
すみません、猫は道口くんのファンで、あの声を聞いただけで幸せになってしまうので、全く客観的な評価はできません(^ ^;
いやあ~、何年もあの声を聴かずにいたなんて信じられない。おっかけが復活してしまいそうです(^ ^;;;;夢醒めが終わったら何に出るんだろう~~~?
■デビル 川原洋一郎
光枝明彦さんが退団されたときに、たくさんの人が抱いたであろう疑問。
「デビルはこれから誰がやるの?」「っていうか、夢醒めは今後上演できるの?」
いやー、宝塚版「ファントム」のカルロッタも、出雲綾さんが卒業されたときに同じように思ったんですが、案外どうにかなるものなんですねえ。
【すっかり四季から離れていたので知らなかったのですが、道口くんがデビルを演じたこともあるんですね!(@ @)いや~、観たかった~~!!】
川原さんのデビル。全く想像もしていなかったけど、観てみれば「なるほどー」という感じでした。もっと全然違うキャラクターになるのかなと思っていたけど、脚本的にも、その解釈も、ほぼ光枝さんの時と同じでした。
ギャグも同じだったし(^ ^)。
光枝さんは自由奔放にやってましたが、川原さんはまだ探り探りかな?という気もしましたが、ただの先入観なのかも。光枝さんのを観たことがなくて今回初めて観た人だったら、たぶん何の問題もないんじゃないかなあ……。
あ、でも、個人的には鬘は付けた方がいいんじゃないかなーと思いましたが(汗)。
むしろ気になったのは脚本というか、ギャグが古くなっちゃったことですね。
「規制緩和」とかの一連は、当時はホントに爆笑しちゃうくらい鮮烈だったけど、今となっては……という感じだし。
これは演じ手の問題ではなく、時代の問題だと思うんですが。
■ピコ 岡村美南
ちーさん(保坂千寿)と樋口麻美さんのお二人は観たことがあるので、3人目のピコ、ということになる……のかな?あれ、吉沢さんのピコも観たことあるかな?(記憶喪失)
まあそれはともかく。
岡村さん、良かったと思います。ロングランキャストとして過不足ないんじゃなかな。ちーさんのファンなので、ちーさんと比べるといろいろいろいろ言いたくなりますが、そういうのを抜きで考えれば、歌も良かったし芝居も可愛かったし。
エルファバに入ったこともある人だそうですが、納得の実力だったと思います。
ただ、劇団四季の女優としてはものすごい長身な人で、小柄なマコと並ぶと親子みたいでしたけど(汗)、まあ今回は配達人も長身だから問題なかったかな。
あの長身とスタイル、そして顔の感じがちょっと男役っぽいというか、ぶっちゃけ昨年末に卒業した星組の水輝涼さんにすごく良く似ていて、開幕してからしばらくは真顔で「まさか……?」と思ってました(^ ^;
■マコ 苫田亜沙子
苫田さんを観たのは初めてかな…?お名前は見たことがあるような気がしますが。
今まで観たマコの中で、一番『強い』マコでした。幽霊だから「元気」っていうのではないのですが……一番近いのは「頑固」かな(^ ^)。二幕の後半で「悲しみに別れ告げて 私ひとり逝くの」と歌う声の強さに、とても感動しました。
「行かないで」のナンバーで、マコ母ではなくマコの歌に泣かされたのは初めてでした(汗)。
これだけマコが強いと、生半可なピコでは負けてしまうと思うのですが、岡村さんの明るいパワーというかエネルギーも素晴らしかったです。このお二人の組み合わせが良かったのかも。
■マコの母 早水小夜子
ここは不動ですね。歌唱力は相変わらず素晴らしいなあ。芝居も相変わらずだけど(^ ^;。
■メソ 飯村和也
荒川さん、道口くん、有賀くんときて、4人目のメソ……かな?
長身の二枚目で、歌もテノールの良い声でした。若干インパクトには欠けたけど、まあこんなものかなあ。
びっくりしたのは、メソの自殺の原因がイジメになっていたこと(オリジナルでは、受験の失敗を苦にして…だったはず)。
うーん、まあ確かに、2000年当時でさえ、“浪人くらいで自殺なんてするかよ…”と思ってはいましたけど(- -;
■エンジェル 有賀光一
歌も芝居も良かったです。やっぱり有賀くんは根っからの天使なんだなあ(*^ ^*)
「み~んなが幸せになれたらいいなあ~」という決め台詞が、ちょっと流れてしまっていたのが気になりましたが、意外としっかりデビルに突っ込んでいたりして面白かったです。
■ヤクザ 野中万寿夫
光枝さんなき今、唯一のオリジナルキャストですね(^ ^)。
本当に素晴らしい。ピコが霊界空港を離れる場面のヤクザの芝居が、さらに情に脆くて可愛くなっていて、、、泣けましたー!
■暴走族 西尾健治
■部長 田中廣臣
お二人とも手堅く演じていらっしゃったような。田中さんの部長は全然悪くないんですが、今まで結構印象的な人が演じていらっしゃったので(広瀬さんとか)、大変だろうなーと思いました。
■老人 高橋征郎
■老婦人 佐和由梨
高橋さん、ってこの役は何回くらいなさっているんでしょうか。芝居はがちょっとぎこちないような気がしました。あんなものかなあ。
佐和さんはとにかく素晴らしかった!!コンビとしては良かったと思います♪
■子供たち
三人とも良かったんですけど、あれは誰だったんだろうー?
昔はソロのある三人の子供はキャスト表に名前があったと思うのですが、今回は女性アンサンブルのうちの誰がどれなのかわからなくて残念。
三人とも良かったけど、とくにラストの「パレスチナの子供」の声が印象的でした。
出身地は「アジア」「アフリカ」「パレスチナ」で、私が初めて観たころに戻っていたような気がします。たしか、オリジナルは「アジア」「アフリカ」「アラビア」だったはず(それぞれの間奏がそれっぽい音楽になっている)。
公演のたびに、「カンボジア」になったり「アフガニスタン」になったり「ボスニア・ヘルツェゴビナ」になったりしていましたが、けっこう音楽のイメージが鮮明なので、現実の紛争地帯に拘る必要はないと思っていたんですよねー。
あ、歌詞は「パレスチナの子供」の死因がテロになっていたのが前と違ってました。他にもこまごま違っていたような気がするけどわからない(涙)。
そんなところでしょうか。
久しぶりに観て、ああ、やっぱり良い作品だなーと嬉しくなりました♪
しばらくご無沙汰していた劇団四季ですが、またちょっと復活するかも(^ ^)。
その中でも、道口くんのご活躍をお祈りしています♪ もうルミエール(美女と野獣)は演じていらっしゃらないのかしら?(^ ^)あと、ついにスカーもやったんですね!(私が観ていたころは、キャスティングはされたけど演じたことはなかった……涙)他の役でもいいから、あの声をたくさん聴きたいー!
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赤川次郎原作、三木たかし(&宮川彬良)作曲、浅利慶太演出。初演以来、何度かリニューアルされながら再演を繰り返し、劇団四季の誇る名作ミュージカルのひとつ。
この作品は、私にとって、日本のオリジナルミュージカル(除く宝塚)の中で5本の指に入るくらい好きな作品なので、ちょっとあらすじなど紹介してみたりします(^ ^)。
夢の配達人が案内する「夢」の世界。彼は一人の女優に「ピコ」という少女の役割を与え、観客を案内していく。
ちょっとだけ幽霊の世界をのぞいてみたい、なんて好奇心旺盛なピコは夜の遊園地で幽霊の少女マコに出会う。突然の交通事故で命を落としたマコは、嘆き悲しむ母親に一目会ってお別れが言いたい。そのために入れ替わってくれる人を探してさまよっていた。
話を聞いたピコは、マコへの友情と好奇心から彼女の願いを叶え、一日だけ、霊たちの世界を旅する冒険は始まる……。
初演は1987年。このときはファミリーミュージカルだったのが、翌年にはパワーアップして「オリジナルミュージカル」に。
私が初めて見たのはいつかなあ……。1994年くらいだったのかな?そのときのキャストは、ピコ=保坂千寿、マコ=堀内敬子、マコ母=末次美沙緒、メソ=荒川務、デビル=光枝明彦、エンジェル=八巻大、夢の配達人=下村尊則、、、、あとはヤクザの野中さんくらいしか覚えていませんが(キャスト表はどっかにあるはずだが探せない)、とにかく泣いて笑ってまた泣いて、忙しい観劇だったことは鮮明に覚えています。
作品(音楽)がすっかり気に入って、その後も何度か観ていましたが、本格的にハマったのはたぶん2000年のリニューアル後。メソを演じていた道口瑞之さんの声に惚れて、しばらく通い詰めてましたね(^ ^)。
その後、事情があってあまり観劇できなくり、四季の会も自然消滅してすっかり観なくなっていたのですが、たまたま道口さんが夢の配達人を演じている(!)と聞いて、慌ててチケットを取ってみました(^ ^)。
今回の上演は2000年の加藤敬二さんによる新演出版で、開演前のロビーパフォーマンスもそのまま。ついついメソ役の方がやっている操り人形の遣い手に握手をしてもらったりしていたのですが、今回の目当てはそっちじゃなくて配達人だった!と思いだして、開演ギリギリに登場する青いマントの後をついて歩いてみたのですが……あの人は手を出せない(配達人の衣装がばれちゃうから)ので握手は無理なのでした(T T)しょぼん。
この作品の一番の売りは、なんといっても三木たかしの甘いメロディだと思うので、歌唱力のあるメンバーが揃った今回のキャストはまあまあ良かったと思います。
ただ、2000年のリニューアル以来、最初の遊園地の場面や霊界空港でのダンスも売りの一つになっていると思うのですが、そこはちょっと不満が残りました。アクロバティックな振りがちょっと残念な感じ。あと、霊界空港の女性アンサンブルも、もう少しスタイルが揃っていると見栄えがいいのになーと思いました。
でもまあ、全体的には十分満足♪
それでは、キャストごとに一言ずつ。
■夢の配達人 道口瑞之
すみません、猫は道口くんのファンで、あの声を聞いただけで幸せになってしまうので、全く客観的な評価はできません(^ ^;
いやあ~、何年もあの声を聴かずにいたなんて信じられない。おっかけが復活してしまいそうです(^ ^;;;;夢醒めが終わったら何に出るんだろう~~~?
■デビル 川原洋一郎
光枝明彦さんが退団されたときに、たくさんの人が抱いたであろう疑問。
「デビルはこれから誰がやるの?」「っていうか、夢醒めは今後上演できるの?」
いやー、宝塚版「ファントム」のカルロッタも、出雲綾さんが卒業されたときに同じように思ったんですが、案外どうにかなるものなんですねえ。
【すっかり四季から離れていたので知らなかったのですが、道口くんがデビルを演じたこともあるんですね!(@ @)いや~、観たかった~~!!】
川原さんのデビル。全く想像もしていなかったけど、観てみれば「なるほどー」という感じでした。もっと全然違うキャラクターになるのかなと思っていたけど、脚本的にも、その解釈も、ほぼ光枝さんの時と同じでした。
ギャグも同じだったし(^ ^)。
光枝さんは自由奔放にやってましたが、川原さんはまだ探り探りかな?という気もしましたが、ただの先入観なのかも。光枝さんのを観たことがなくて今回初めて観た人だったら、たぶん何の問題もないんじゃないかなあ……。
あ、でも、個人的には鬘は付けた方がいいんじゃないかなーと思いましたが(汗)。
むしろ気になったのは脚本というか、ギャグが古くなっちゃったことですね。
「規制緩和」とかの一連は、当時はホントに爆笑しちゃうくらい鮮烈だったけど、今となっては……という感じだし。
これは演じ手の問題ではなく、時代の問題だと思うんですが。
■ピコ 岡村美南
ちーさん(保坂千寿)と樋口麻美さんのお二人は観たことがあるので、3人目のピコ、ということになる……のかな?あれ、吉沢さんのピコも観たことあるかな?(記憶喪失)
まあそれはともかく。
岡村さん、良かったと思います。ロングランキャストとして過不足ないんじゃなかな。ちーさんのファンなので、ちーさんと比べるといろいろいろいろ言いたくなりますが、そういうのを抜きで考えれば、歌も良かったし芝居も可愛かったし。
エルファバに入ったこともある人だそうですが、納得の実力だったと思います。
ただ、劇団四季の女優としてはものすごい長身な人で、小柄なマコと並ぶと親子みたいでしたけど(汗)、まあ今回は配達人も長身だから問題なかったかな。
あの長身とスタイル、そして顔の感じがちょっと男役っぽいというか、ぶっちゃけ昨年末に卒業した星組の水輝涼さんにすごく良く似ていて、開幕してからしばらくは真顔で「まさか……?」と思ってました(^ ^;
■マコ 苫田亜沙子
苫田さんを観たのは初めてかな…?お名前は見たことがあるような気がしますが。
今まで観たマコの中で、一番『強い』マコでした。幽霊だから「元気」っていうのではないのですが……一番近いのは「頑固」かな(^ ^)。二幕の後半で「悲しみに別れ告げて 私ひとり逝くの」と歌う声の強さに、とても感動しました。
「行かないで」のナンバーで、マコ母ではなくマコの歌に泣かされたのは初めてでした(汗)。
これだけマコが強いと、生半可なピコでは負けてしまうと思うのですが、岡村さんの明るいパワーというかエネルギーも素晴らしかったです。このお二人の組み合わせが良かったのかも。
■マコの母 早水小夜子
ここは不動ですね。歌唱力は相変わらず素晴らしいなあ。芝居も相変わらずだけど(^ ^;。
■メソ 飯村和也
荒川さん、道口くん、有賀くんときて、4人目のメソ……かな?
長身の二枚目で、歌もテノールの良い声でした。若干インパクトには欠けたけど、まあこんなものかなあ。
びっくりしたのは、メソの自殺の原因がイジメになっていたこと(オリジナルでは、受験の失敗を苦にして…だったはず)。
うーん、まあ確かに、2000年当時でさえ、“浪人くらいで自殺なんてするかよ…”と思ってはいましたけど(- -;
■エンジェル 有賀光一
歌も芝居も良かったです。やっぱり有賀くんは根っからの天使なんだなあ(*^ ^*)
「み~んなが幸せになれたらいいなあ~」という決め台詞が、ちょっと流れてしまっていたのが気になりましたが、意外としっかりデビルに突っ込んでいたりして面白かったです。
■ヤクザ 野中万寿夫
光枝さんなき今、唯一のオリジナルキャストですね(^ ^)。
本当に素晴らしい。ピコが霊界空港を離れる場面のヤクザの芝居が、さらに情に脆くて可愛くなっていて、、、泣けましたー!
■暴走族 西尾健治
■部長 田中廣臣
お二人とも手堅く演じていらっしゃったような。田中さんの部長は全然悪くないんですが、今まで結構印象的な人が演じていらっしゃったので(広瀬さんとか)、大変だろうなーと思いました。
■老人 高橋征郎
■老婦人 佐和由梨
高橋さん、ってこの役は何回くらいなさっているんでしょうか。芝居はがちょっとぎこちないような気がしました。あんなものかなあ。
佐和さんはとにかく素晴らしかった!!コンビとしては良かったと思います♪
■子供たち
三人とも良かったんですけど、あれは誰だったんだろうー?
昔はソロのある三人の子供はキャスト表に名前があったと思うのですが、今回は女性アンサンブルのうちの誰がどれなのかわからなくて残念。
三人とも良かったけど、とくにラストの「パレスチナの子供」の声が印象的でした。
出身地は「アジア」「アフリカ」「パレスチナ」で、私が初めて観たころに戻っていたような気がします。たしか、オリジナルは「アジア」「アフリカ」「アラビア」だったはず(それぞれの間奏がそれっぽい音楽になっている)。
公演のたびに、「カンボジア」になったり「アフガニスタン」になったり「ボスニア・ヘルツェゴビナ」になったりしていましたが、けっこう音楽のイメージが鮮明なので、現実の紛争地帯に拘る必要はないと思っていたんですよねー。
あ、歌詞は「パレスチナの子供」の死因がテロになっていたのが前と違ってました。他にもこまごま違っていたような気がするけどわからない(涙)。
そんなところでしょうか。
久しぶりに観て、ああ、やっぱり良い作品だなーと嬉しくなりました♪
しばらくご無沙汰していた劇団四季ですが、またちょっと復活するかも(^ ^)。
その中でも、道口くんのご活躍をお祈りしています♪ もうルミエール(美女と野獣)は演じていらっしゃらないのかしら?(^ ^)あと、ついにスカーもやったんですね!(私が観ていたころは、キャスティングはされたけど演じたことはなかった……涙)他の役でもいいから、あの声をたくさん聴きたいー!
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コメント
懐かしいです!知寿さんと堀内さんの歌声に感動し、CDもよく聴いていた当時を思い出しました。
白いパスポートを貰って喜んだりしていました(笑)
メソの受験失敗が、いじめに変更されているとは知りませんでしたが、確かに今の時代ではこちらの方が心に突き刺さりますね(ノ_・。)
近年、四季が遠退きつつある私ですが、夢醒めのように素晴らしい作品がいっぱいあるので、また足を運んでみたいと思います。
夢醒め、私もすごく久しぶりだったんですが、楽しかったですよー!
たまには四季も良いなあと思いました♪
最初は5/5に家族で行ったのですが、あまりの素晴らしさに感激してしまい、
すぐまた5/11に今度は一人で行ってしまいました。
一度目と二度目ではキャストが若干異なっていました。
5/5はメソは厂原時也さん、老婦人は丹靖子さんという方でした。
5/11はみつきねこ様が書かれているのと一緒です。
出演者が少し変わるだけで、ずいぶん印象が違うもんだなと思いましたが、
個人的には5/5の方が良かったような気がします。
(メソの印象も強く、老夫婦の関係もしっくりしていました。)
みつきねこ様の感想、楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました!
コメントありがとうございますm(_ _)m。読んでいただけてとても嬉しいです♪
夢醒め、良い作品ですよねー!
丹さんの老婦人は、私もずっと昔に観たことがあるはず。佐和さんの端正な佇まいとは違う、素敵な老婦人だった記憶があります。
厂原さんのメソは観たことがないのですが、良いという噂をきくので、機会があれば観てみたいなーと思っています(^ ^)。
劇団四季は、『誰が出ても同じクオリティで公演できる』という宣言のもと、スター制度を排して今のような形態での上演を続けていますが、、、やっぱりキャストが変われば厳然と印象が変わるんだから、キャストはきちんと事前に決定(発表)してもらいたいなーと思うんですけどね……。どうして駄目なんでしょうね(泣)