日本青年館にて、月組公演「STUDIO 54」を観劇してまいりました。
いやーーーー、月組観たわーーーーっ!!
………あれっ?つい一日前にも月組を(バウで)観てますけどっ!?
ついつい自分でも突っ込んでしまいましたが。
だってだって、「Dancing Heroes!」では「桐生園加」を観たんだもんっ!!
あるいは、「『ショーの花組』の系譜を継ぐショー」を。
どっちも素晴らしかったし、本当に楽しかった! 満喫しました♪(*^ ^*)
そして。
齋藤さん、本当に大人になったなあ~!と、若干ですが親心まで湧いてきてしまいました(^ ^)。
萌えは萌えできちんと処理(←満喫、と同義)しつつ、ギリギリのところでストーリーも破綻なくまとめる……そんな芸当ができるようになろうとは。
やっぱり私、齋藤くんはシリアスよりもコメディのほうが結果的には良い物を創ってくれるような気がします。シリアスは、ついつい萌えに狂って止まらなくなってしまう傾向があるので(- -;
さて、何から書こうかな。
他愛のない話で、ネタばれを恐れるほどの展開があるわけではないのですが。
とりあえず、オープニングは「いかにも」なアメリカン・コミック。
なんというか、「あれっ?これってコラボなんだっけ?」と思ってしまいそうな(?)、非常に具体的なところまで詳細のあるイマジネーション。
「逆転裁判」の鈴木さん、「相棒」の石田さんに続き、齋藤くんも何かやりたいコラボのネタがあるのかしら?と思ってしまいました(^ ^)。
きりやんは、とっても格好良かった!
「SLAPSTICK」の時も思ったんですが、回りがはっちゃけてぐっちゃぐちゃにヤっている中、たった一人の「傍観者」的な役割が似合う人ですよね。ミュージカルとしての骨格がはっきりしている作品なら、ビルにしてもパーシーにしても、ご本人が事件の中心になっていく役がピタっとくるんですが、、、なんというか、宝塚的な作品を創ろうとすると、意外と傍観者的な役割を振られがち、のような気がします。
齋藤くんはそういうところ本当に良く観ているなーと感心しました。
いやはや、髪型も似合ってた(←そこ?)優しくて愛情深くて、とっても良かったです(*^ ^*)。
まりもちゃんは、これまた、少女の心のまま大人になってしまった繊細な女性で、とっても可愛かった(はぁと)
プラチナブロンドに華やかな女優化粧、セクシーなミニスカート、寂しげな少女っぽい気の強さと、切ないほどの弱さ。
いやー、齋藤くんはまりもちゃんの魅力をよく知ってるなあ(*^ ^*)。
もりえちゃん(青樹泉)は、あらためて霧矢さんとの芝居の相性の良さに感心。
きりやんの、生真面目でお堅いめな雰囲気と、もりえちゃんのふんわりと和やかな空気感がちょうどよくブレンドされて、会話のテンポも阿吽の呼吸も素晴らしかった!ショーでも存在感が出てきたし、最近のもりえちゃんはホントにイイな、と思います。
そういえば。きりやんが自分の役を「(登場人物のうちで)たった一人のまともな人」と説明していましたが、、、もりえちゃんの役の方が「まとも」な感じがしましたよ?(^ ^)
みりおくん(明日海りお)は………嵌り役と言っていいですか?
私、みりおくんは「良い子」も似合うけど、こういう屈折した役も魅力的だと思うんですよね。元々芝居は攻めタイプだし、ガンガン攻めていく中で、隠しきれずにチラっとみえてしまう幼さや優しさ、みたいなものが一番の魅力になりうる人なんじゃないか、と。
そして、こういうぶっ飛んだ役でも、ちゃんと「人間」として実在感のある、リアルな存在感を出せてしまうところが凄いなあ……。
ぶっ飛んだ役をファンタジーとして創るのはむしろ簡単なんですが、準主役格で物語に絡む以上、その存在を観客に納得させないと、やっぱり作品として通用しないと思うんですよね。みりおくんのリアルな芝居、ひたむきで愛情深くて、現実味のある感情豊かな芝居が、ザックという「よくある」役に深みを与えていたと思います。
……それにしても。
それにしても。ほぼ同時期に星組さんが「愛と青春の旅だち」を上演することは判っていたんだから、「ザック」はやめようよ齋藤さん……。
ナホちゃん(越乃リュウ)は……あはは(^ ^)、なんかこの人は、定期的にこういう役が回ってきますねぇ。「Hollywood Lover」、「グレート・ギャツビー」、、それも毎回、不思議と純愛なんですよこれが(- -;ゞ
純愛の果てにZ-BOY(明日海)を刺殺してしまうと 栗本薫になって 宝塚らしくなくなって しまうので、そこは我慢した齋藤くんは偉かったと思います。ええ。
しかーし!だからと言ってその落ちはどうよ!!……可哀相なザック(涙)。
あーちゃん(花瀬みずか)は、本役のシスター・パメラより、ニューヨーカーとして踊り狂っている赤毛女が面白かった!!
…まあ、それだけシスターが自然な芝居をしていた、ってことなんですけどね(^ ^)。
研ちゃんのボリス(きりやんホーリーのパパ)は、芝居に重みがあってとても良かったです(*^ ^*)。なんか、久しぶりに研ちゃんの本気の芝居を観たような気がしました。いや、サン・シール侯爵もいい芝居してたんですけど。
それにしても、伏線もへったくれもないわかりやすーい脚本はさすが齋藤さんだ(^ ^)。
りおん(彩星りおん)は黒人の歌手で、STUDIO54のスター。
マギー(星条海斗)はその兄で、まりもちゃんのマネージャー。
黒人兄妹ですが、メークもよく似合っててとても良かったです。
りおんはひたすら歌ってくれて幸せでした。一つの公演でこんなに歌ってくれることなんて、本当に滅多にないくらい珍しいことなので、とっても嬉しい♪
マギーも、オーバーアクション気味な芝居が「アメリカ人」っぽくて、今回はすごく嵌っていたと思います。うん。妹に対する愛情が深くて、温かくて。妹から兄に向ける感情もとても温かくて、いい兄妹だな、と思いました。
るうちゃん(光月るう)は、きりやんの学生時代の友人。割と齋藤作品ってこういう人が良く出てくるイメージがあります。ドロップアウトした主人公+エリートコースを歩む昔の友人、っていう関係。
るうちゃんの学年で、きりやんの「旧友」をさらっと演じるのは難しいと思うんですが、『なんかわかるぅ~~!』と身悶えてしまいました(^ ^;ゞ。
すずな(憧花ゆりの)と、3バカトリオ(響れおな、貴澄隼人、輝城みつる)は、タブロイド紙「Hot Week」の編集長とその部下たち。
私的には、この作品の主役はこの4人でしたわ。
齋藤さんがノリノリで脚本書いて演出したんだろうなあ、と、想像するだけで笑えます(^ ^)。
ちなみに。
青年館のロビーに「Hot Week」があったので、さっそくGETしてきました♪(ドラマシティでは日を決めて配布していたようですが、青年館は、ただ束になって置いてあるだけでした)
そんなに大した内容ではないのですが、楽しかったです♪ ただ、休憩時間にはもう無かったので、欲しい方はお早めに。ただし、後の方のことを考えて、おひとりさま一枚で我慢くださいますよう、お願いします!(^ ^)
ゆりやん(紫門ゆりや)はSTUDIO54のバーテンで、りおんに片思い中。
いやー、やっぱまっすぐで可愛くて、良い子だなあと感心しました。
ザックに口説かれても意味がよくわかっていないっぽいところがツボでした(^ ^;
たまきち(珠城りょう)とみくちゃん(花陽みら)は、兄妹の警官。、、えーっと、今一つよくわからなかったんですが、この二人はきりやんのホーリーと同じ孤児院育ち……なのでしょうか?
マギーりおんの兄妹とは全然違う、いかにもアメリカンコメディに出てきそうなとぼけた兄妹で、会話のテンポが最高でした。小さなみくちゃんに振り回されてる大型犬が可愛くて可愛くて、ホント壊れた……(*^ ^*)
沢希理寿さんとちなつちゃん(鳳月杏)は、STUDIO54のホスト仲間。いろいろ小芝居していましたが、二人とも黒いキャラクターがとってもぴったり!!(←誉めてます)でした。いやぁん、素敵♪
ちなつちゃん、ダンサーなので「Dancing Heroes!」に出るものだと思い込んでいたのですが、あのキャラは確かにこっちが適任かも(^ ^;ゞ。
95期の輝月ゆうまさんもホスト仲間なので、ついでにここで。
あの身長と思い切った金髪、そして、オープニングにいきなりソロを歌いだしたことに驚きました(@ @)。台詞とかはそんなにないのですが、とにかくあれだけ目立つ人は、舞台上にいる時間が長いだけで武器になりますね。目を惹きまくりでちょっとオロオロしてしまいました。しかも、一瞬だって小芝居が止まらない!さすが月っ子。
理寿さん、ちなつちゃん、ゆりやん、輝月くんの4人で越乃さんの家に荷物を運んでくる場面も、それぞれの性格が出ていて面白かったです(^ ^;ゞ
今回の公演で卒業が決まっている海桐望さんは、STUDIO54の場面では主に「セレブ男(クリストファー・リーヴ)」。あとは、二幕のクライマックスに登場する職員役と、あとは記者と……他にもこまごま色んな役で出て、いかにも月組らしい小芝居を楽しそうにやってくれて、、、お見送りするのは残念だけど、この作品で良かったな、と思いました。最後の出番がめっちゃ格好良いしね(*^ ^*)。齋藤さんの愛を感じました。
真愛涼歌ちゃん、風凛水花さん、香咲蘭ちゃんは、STUDIO54のダンサーがメイン。齋藤くんの萌えが爆発したような衣装がよくお似合いで、皆可愛いったら!!
真愛涼歌ちゃんは、すこーし痩せて、でも柔らかさはそのまま……という、いいとこどりな感じ。ホントに可愛い♪ 二幕ではソロもありましたね。あれはどこの場面だったけな……。
風凛さんも香咲さんも、本当にキュートで可愛い!
他の出番は、孤児院の子供たち……くらいでしょうか、大きいのは。
都月みあちゃん、早桃さつきちゃんは、あちこちでモデルとかニューヨーカー女とかいろいろやってましたが、役としては孤児院の子供たちがメイン……ですよね、たぶん。
いやもう、この二人は本当に可愛くて可愛くて、、、特に都月みあちゃん。お化粧が本当に巧くなったし、スタイルも磨かれて、本当に綺麗になりましたよね。感無量。たしかに子役も似合うし可愛いんですけど、あれだけ表情豊かな美少女なので、そろそろ普通の女性役もつけてあげてほしい………。
晴音アキちゃんは、病弱な少年アベル。物語のキーになる役なんですけど、、、ちょっと扱いが中途半端だったかなー。
「スカーレット・ピンパーネル」「ジプシー男爵」と、同期の愛希れいかちゃんの役を新公で担当してきて、私の中では「うーん…」だった晴音さん。今回は普通に可愛かったです。ただ、ちょっと「無難」すぎたかなー?という気もしましたね。
彼女自身が本役である芝居を観たのは初めてなのですが、、、うーん、もっと物凄く良い役にすることもできたような気がするんだけどなあ………。
ま、なんというか。
ぶっ飛んだキャラを集めて、「ありがちなストーリー」を「よくある展開」どおりに進め、最後に「予定調和」に持ち込むち……という、ある意味とっても王道な作品でしたが、役者とキャラの嵌り具合と、アメリカンコミック風味を徹底した演出の巧さで佳品になったな、と思います。
とにかく、理屈抜きで楽しかった!!
客席登場が非常に多いので、1回しか観劇しないなら1階席後方がお勧めかも。
フィナーレの客席降りもずいぶん後ろまで来てくれたし(*^ ^*)。
で。
私が観た回のフィナーレは、『SHOWA54』でした。
……昭和54年のヒット曲、なんでしょうか、あれは。
YMCAで始まったところまでは微笑ましく観ていたのですが、二曲目で呆然と「嘘っ……」と呟いてしまった私は、まだまだ(齋藤ファンとしての)修行が足りないな、と思いました。
曲目は、いちおうネタばれを避けて黙っておきます(^ ^)。
ああ、『DISCO54』も観てみたいよーーーーっ!!
.
いやーーーー、月組観たわーーーーっ!!
………あれっ?つい一日前にも月組を(バウで)観てますけどっ!?
ついつい自分でも突っ込んでしまいましたが。
だってだって、「Dancing Heroes!」では「桐生園加」を観たんだもんっ!!
あるいは、「『ショーの花組』の系譜を継ぐショー」を。
どっちも素晴らしかったし、本当に楽しかった! 満喫しました♪(*^ ^*)
そして。
齋藤さん、本当に大人になったなあ~!と、若干ですが親心まで湧いてきてしまいました(^ ^)。
萌えは萌えできちんと処理(←満喫、と同義)しつつ、ギリギリのところでストーリーも破綻なくまとめる……そんな芸当ができるようになろうとは。
やっぱり私、齋藤くんはシリアスよりもコメディのほうが結果的には良い物を創ってくれるような気がします。シリアスは、ついつい萌えに狂って止まらなくなってしまう傾向があるので(- -;
さて、何から書こうかな。
他愛のない話で、ネタばれを恐れるほどの展開があるわけではないのですが。
とりあえず、オープニングは「いかにも」なアメリカン・コミック。
なんというか、「あれっ?これってコラボなんだっけ?」と思ってしまいそうな(?)、非常に具体的なところまで詳細のあるイマジネーション。
「逆転裁判」の鈴木さん、「相棒」の石田さんに続き、齋藤くんも何かやりたいコラボのネタがあるのかしら?と思ってしまいました(^ ^)。
きりやんは、とっても格好良かった!
「SLAPSTICK」の時も思ったんですが、回りがはっちゃけてぐっちゃぐちゃにヤっている中、たった一人の「傍観者」的な役割が似合う人ですよね。ミュージカルとしての骨格がはっきりしている作品なら、ビルにしてもパーシーにしても、ご本人が事件の中心になっていく役がピタっとくるんですが、、、なんというか、宝塚的な作品を創ろうとすると、意外と傍観者的な役割を振られがち、のような気がします。
齋藤くんはそういうところ本当に良く観ているなーと感心しました。
いやはや、髪型も似合ってた(←そこ?)優しくて愛情深くて、とっても良かったです(*^ ^*)。
まりもちゃんは、これまた、少女の心のまま大人になってしまった繊細な女性で、とっても可愛かった(はぁと)
プラチナブロンドに華やかな女優化粧、セクシーなミニスカート、寂しげな少女っぽい気の強さと、切ないほどの弱さ。
いやー、齋藤くんはまりもちゃんの魅力をよく知ってるなあ(*^ ^*)。
もりえちゃん(青樹泉)は、あらためて霧矢さんとの芝居の相性の良さに感心。
きりやんの、生真面目でお堅いめな雰囲気と、もりえちゃんのふんわりと和やかな空気感がちょうどよくブレンドされて、会話のテンポも阿吽の呼吸も素晴らしかった!ショーでも存在感が出てきたし、最近のもりえちゃんはホントにイイな、と思います。
そういえば。きりやんが自分の役を「(登場人物のうちで)たった一人のまともな人」と説明していましたが、、、もりえちゃんの役の方が「まとも」な感じがしましたよ?(^ ^)
みりおくん(明日海りお)は………嵌り役と言っていいですか?
私、みりおくんは「良い子」も似合うけど、こういう屈折した役も魅力的だと思うんですよね。元々芝居は攻めタイプだし、ガンガン攻めていく中で、隠しきれずにチラっとみえてしまう幼さや優しさ、みたいなものが一番の魅力になりうる人なんじゃないか、と。
そして、こういうぶっ飛んだ役でも、ちゃんと「人間」として実在感のある、リアルな存在感を出せてしまうところが凄いなあ……。
ぶっ飛んだ役をファンタジーとして創るのはむしろ簡単なんですが、準主役格で物語に絡む以上、その存在を観客に納得させないと、やっぱり作品として通用しないと思うんですよね。みりおくんのリアルな芝居、ひたむきで愛情深くて、現実味のある感情豊かな芝居が、ザックという「よくある」役に深みを与えていたと思います。
……それにしても。
それにしても。ほぼ同時期に星組さんが「愛と青春の旅だち」を上演することは判っていたんだから、「ザック」はやめようよ齋藤さん……。
ナホちゃん(越乃リュウ)は……あはは(^ ^)、なんかこの人は、定期的にこういう役が回ってきますねぇ。「Hollywood Lover」、「グレート・ギャツビー」、、それも毎回、不思議と純愛なんですよこれが(- -;ゞ
純愛の果てにZ-BOY(明日海)を刺殺してしまうと
しかーし!だからと言ってその落ちはどうよ!!……可哀相なザック(涙)。
あーちゃん(花瀬みずか)は、本役のシスター・パメラより、ニューヨーカーとして踊り狂っている赤毛女が面白かった!!
…まあ、それだけシスターが自然な芝居をしていた、ってことなんですけどね(^ ^)。
研ちゃんのボリス(きりやんホーリーのパパ)は、芝居に重みがあってとても良かったです(*^ ^*)。なんか、久しぶりに研ちゃんの本気の芝居を観たような気がしました。いや、サン・シール侯爵もいい芝居してたんですけど。
それにしても、伏線もへったくれもないわかりやすーい脚本はさすが齋藤さんだ(^ ^)。
りおん(彩星りおん)は黒人の歌手で、STUDIO54のスター。
マギー(星条海斗)はその兄で、まりもちゃんのマネージャー。
黒人兄妹ですが、メークもよく似合っててとても良かったです。
りおんはひたすら歌ってくれて幸せでした。一つの公演でこんなに歌ってくれることなんて、本当に滅多にないくらい珍しいことなので、とっても嬉しい♪
マギーも、オーバーアクション気味な芝居が「アメリカ人」っぽくて、今回はすごく嵌っていたと思います。うん。妹に対する愛情が深くて、温かくて。妹から兄に向ける感情もとても温かくて、いい兄妹だな、と思いました。
るうちゃん(光月るう)は、きりやんの学生時代の友人。割と齋藤作品ってこういう人が良く出てくるイメージがあります。ドロップアウトした主人公+エリートコースを歩む昔の友人、っていう関係。
るうちゃんの学年で、きりやんの「旧友」をさらっと演じるのは難しいと思うんですが、『なんかわかるぅ~~!』と身悶えてしまいました(^ ^;ゞ。
すずな(憧花ゆりの)と、3バカトリオ(響れおな、貴澄隼人、輝城みつる)は、タブロイド紙「Hot Week」の編集長とその部下たち。
私的には、この作品の主役はこの4人でしたわ。
齋藤さんがノリノリで脚本書いて演出したんだろうなあ、と、想像するだけで笑えます(^ ^)。
ちなみに。
青年館のロビーに「Hot Week」があったので、さっそくGETしてきました♪(ドラマシティでは日を決めて配布していたようですが、青年館は、ただ束になって置いてあるだけでした)
そんなに大した内容ではないのですが、楽しかったです♪ ただ、休憩時間にはもう無かったので、欲しい方はお早めに。ただし、後の方のことを考えて、おひとりさま一枚で我慢くださいますよう、お願いします!(^ ^)
ゆりやん(紫門ゆりや)はSTUDIO54のバーテンで、りおんに片思い中。
いやー、やっぱまっすぐで可愛くて、良い子だなあと感心しました。
ザックに口説かれても意味がよくわかっていないっぽいところがツボでした(^ ^;
たまきち(珠城りょう)とみくちゃん(花陽みら)は、兄妹の警官。、、えーっと、今一つよくわからなかったんですが、この二人はきりやんのホーリーと同じ孤児院育ち……なのでしょうか?
マギーりおんの兄妹とは全然違う、いかにもアメリカンコメディに出てきそうなとぼけた兄妹で、会話のテンポが最高でした。小さなみくちゃんに振り回されてる大型犬が可愛くて可愛くて、ホント壊れた……(*^ ^*)
沢希理寿さんとちなつちゃん(鳳月杏)は、STUDIO54のホスト仲間。いろいろ小芝居していましたが、二人とも黒いキャラクターがとってもぴったり!!(←誉めてます)でした。いやぁん、素敵♪
ちなつちゃん、ダンサーなので「Dancing Heroes!」に出るものだと思い込んでいたのですが、あのキャラは確かにこっちが適任かも(^ ^;ゞ。
95期の輝月ゆうまさんもホスト仲間なので、ついでにここで。
あの身長と思い切った金髪、そして、オープニングにいきなりソロを歌いだしたことに驚きました(@ @)。台詞とかはそんなにないのですが、とにかくあれだけ目立つ人は、舞台上にいる時間が長いだけで武器になりますね。目を惹きまくりでちょっとオロオロしてしまいました。しかも、一瞬だって小芝居が止まらない!さすが月っ子。
理寿さん、ちなつちゃん、ゆりやん、輝月くんの4人で越乃さんの家に荷物を運んでくる場面も、それぞれの性格が出ていて面白かったです(^ ^;ゞ
今回の公演で卒業が決まっている海桐望さんは、STUDIO54の場面では主に「セレブ男(クリストファー・リーヴ)」。あとは、二幕のクライマックスに登場する職員役と、あとは記者と……他にもこまごま色んな役で出て、いかにも月組らしい小芝居を楽しそうにやってくれて、、、お見送りするのは残念だけど、この作品で良かったな、と思いました。最後の出番がめっちゃ格好良いしね(*^ ^*)。齋藤さんの愛を感じました。
真愛涼歌ちゃん、風凛水花さん、香咲蘭ちゃんは、STUDIO54のダンサーがメイン。齋藤くんの萌えが爆発したような衣装がよくお似合いで、皆可愛いったら!!
真愛涼歌ちゃんは、すこーし痩せて、でも柔らかさはそのまま……という、いいとこどりな感じ。ホントに可愛い♪ 二幕ではソロもありましたね。あれはどこの場面だったけな……。
風凛さんも香咲さんも、本当にキュートで可愛い!
他の出番は、孤児院の子供たち……くらいでしょうか、大きいのは。
都月みあちゃん、早桃さつきちゃんは、あちこちでモデルとかニューヨーカー女とかいろいろやってましたが、役としては孤児院の子供たちがメイン……ですよね、たぶん。
いやもう、この二人は本当に可愛くて可愛くて、、、特に都月みあちゃん。お化粧が本当に巧くなったし、スタイルも磨かれて、本当に綺麗になりましたよね。感無量。たしかに子役も似合うし可愛いんですけど、あれだけ表情豊かな美少女なので、そろそろ普通の女性役もつけてあげてほしい………。
晴音アキちゃんは、病弱な少年アベル。物語のキーになる役なんですけど、、、ちょっと扱いが中途半端だったかなー。
「スカーレット・ピンパーネル」「ジプシー男爵」と、同期の愛希れいかちゃんの役を新公で担当してきて、私の中では「うーん…」だった晴音さん。今回は普通に可愛かったです。ただ、ちょっと「無難」すぎたかなー?という気もしましたね。
彼女自身が本役である芝居を観たのは初めてなのですが、、、うーん、もっと物凄く良い役にすることもできたような気がするんだけどなあ………。
ま、なんというか。
ぶっ飛んだキャラを集めて、「ありがちなストーリー」を「よくある展開」どおりに進め、最後に「予定調和」に持ち込むち……という、ある意味とっても王道な作品でしたが、役者とキャラの嵌り具合と、アメリカンコミック風味を徹底した演出の巧さで佳品になったな、と思います。
とにかく、理屈抜きで楽しかった!!
客席登場が非常に多いので、1回しか観劇しないなら1階席後方がお勧めかも。
フィナーレの客席降りもずいぶん後ろまで来てくれたし(*^ ^*)。
で。
私が観た回のフィナーレは、『SHOWA54』でした。
……昭和54年のヒット曲、なんでしょうか、あれは。
YMCAで始まったところまでは微笑ましく観ていたのですが、二曲目で呆然と「嘘っ……」と呟いてしまった私は、まだまだ(齋藤ファンとしての)修行が足りないな、と思いました。
曲目は、いちおうネタばれを避けて黙っておきます(^ ^)。
ああ、『DISCO54』も観てみたいよーーーーっ!!
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コメント
やっぱり梅田で観ておいてよかった!
東京で観劇の余裕がありません。
でも私の留守中に夫だけ、しっかり観劇してましたよ~
さらに東京では面白くなっていて、あと新年会をした生徒さんのことを
幕開きのソロからちゃんとチェックしたとか威張ってました(笑)
こうしてみんなに役がちゃんとあって、出番があると色々とわかって楽しいですよねぇ~
ああ、回数が足りない・・・ねこさま、三回観ないの?
コメントありがとうございます♪幕開きのソロって、もしかしてあの金髪の方?(^ ^)
>ああ、回数が足りない・・・ねこさま、三回観ないの?
三回は無理にしても、二回はなんとか……と思っていたんですが、無理そうだなあ。
月組青年館公演中なことをすっかり忘れて別の芝居を入れちゃったんですよねー。
あとはもう、仮病で休まないと無理だなあ。(←考えてはいるらしい)