誰がために鐘は鳴る【4】
2010年11月19日 宝塚(宙) コメント (2)宙組大劇場公演「誰がために鐘は鳴る」について、キャストごとの続きです。
全員は書けませんが、とりあえず、今日で一段落つけたい(^ ^)。
アレハンドロ隊(?)のメンバー。
■マチルダ 大海亜呼
■ナタリア 琴羽桜子
パブロ隊に伝令に来てくれる女丈夫二人。
えっちゃんはさすがに格好よく、周りの男役さんたちより男前なくらい。前回のナポレオンの妹もとっても良かったし、なかなか良い感じで使われているな、とおもいます。
もし京さんの出演が無かったら、ピラールはえっちゃんだったのかな?なんて思いつつ。
桜子のナタリアも男前で格好良くて、えっちゃんと良いコンビだったと思います。戦場でもとっても頼りになりそうな二人ですね。
ただ、ラストが気の毒すぎてなんだかなあ、という感じで……(- -; そこに至るまでのパブロの生きざまが、もう少し説得力を増すと良いのですが。
■天玲美音、天輝トニカ、風海恵斗
この三人はアレハンドロ隊ってことでいいのかなあ?爆破工作を前にして、パブロにマチルダたちと一緒に連れてこられるところをみると。
一幕の、タオルを振りまわしながら踊る場面にもいるのですが、パブロ隊の一員はではないんですよね?(人数が合わない)あれは何をしていたんでしょう。伝令にきて泊まっただけなのか(三人で?)、なにかの修行にでも来ていたのか?ゲリラ軍全体で新入りゲリラへの講習があって、パブロ隊では退却の心得を教えてもらう……とか?(^ ^;ゞ
ラ・グランハの街人たち。
■メリーナ 美風舞良
■タマラ 綾音らいら
■パコ 星吹彩翔
山中のゲリラたちの間をつなぐ、街の商人、というイメージでいいのかな。主な取扱品目は日用雑貨らしく、武器は扱ってないみたいでした。(パブロ隊の手榴弾はアンセルモが手配しているらしい)
美風さんは、元気でちゃきちゃきしてて、しっかりもので優しい、肝っ玉母さん。前回のすみ花ちゃんの母でも思いましたが、笑いを取る場面としっとり抑える場面をきちんと演じ分けられる人で、本当に存在感がある。間の取り方が抜群なんですよね。本当に巧いんだなあ。一度、みっちゃんと芝居で組んでみてほしいかも。
綾音さんとモンチは、あおいさんの子供、っていう設定なんでしょうか。モンチはたぶんそうだと思うんですけど、綾音さんは別なのかなあ?しっかり者のお姉さんなんですが、年齢的にはモンチより美風さんに近そうな気がしました。この一年くらいで随分お化粧の印象が変わった気がします。綺麗になったよね?
モンチは巧いなー!やりすぎないし、過不足なく子役になれていて、とてもよかったです。
出番は多くないけど印象的な役で、前回のジョサイアに続き、93期がおいしいところを持って行ったな、と思いました(^ ^)。
マリアの回想シーンの登場人物。
■町長 風羽玲亜
■町長夫人 花露 すみか
マリアの両親。いやもう、さっつんが格好よくて格好良くて格好良くて(壊)。ダンディなお髭のおじさま、素敵でしたー!!
■指揮官 雅桜歌
マリアの故郷を襲ったファシストたちの指揮官。いやはや、まさか「指揮官」という役名だとは思いませんでしたが(汗)、「カサブランカ」の時のドイツ兵を思い出しました。雅さん、顔はとてもきれいだけど、今一つ姿勢が良くないので、ナチスの軍服で萌えるタイプの役者ではないんだけどな……(←そういう観点で配役してませんから)
声がいいので、ああいう台詞も印象的に残りますね。
パリ・マドリードでの場面での登場人物。
■ガートルード 京三沙
チャリティコンサートの主催者、という位置づけ……だったかな?
そうでなくても役が少ない作品なので、二役やらなくても、これは組子の誰かで……と思ってしまいました。ただ、京さん的にはこっちの役の方が本来のニンなんですよね(^ ^; もったいないなあ。
ロバートとのさりげないやり取りがとても魅力的なご婦人でした。素敵だった!
■ドロレス 愛花ちさき
見事なスタイルを強調する紅いドレスにブロンドの髪。なんだか物凄い美人になっていてびっくりしました。
高飛車にロバートと踊りだすところも、「ゴルツ将軍がお待ちよ」と囁くところの色っぽさも、、、そして、ゴルツと話を終えたロバートにさりげなく近づいていくところも、とても自然で良かったです。いかにも怪しげな、裏がありそうに見えるところが役にぴったりでした。
いやもう、前にも書きましたが、お上品で綺麗で可愛いお嬢さんの役を与えるのは、タラちゃんの無駄遣い!だと思う!!「トラファルガー」も良かったけど、やっぱり「銀ちゃんの恋」での秘書の怪演ぶりが忘れられないわ(^ ^)。
■リタ 美影凜
美人で巧いのに、前回までは全く役がつかなくて残念に思っていたんですが、なんだか突然使われるようになっていて、ドキドキしました。ちょっと蓮っ葉な役作りも似合っていて、なんというか、サロンを渡り歩く高級娼婦のような空気感が良かったです。ああいう役もできるんだなあ。「Rising!」での「ダイナ」のソロもがんばっていたので、これからの活躍が楽しみです!
■フリオ 光海舞人
えーっと。実は、どういう役なのか今一つよく判らなかったんですが……
凛ちゃんと話をしているロバートをずっと待っていて、話が終わったところで話しかけようとしたらドロレスに邪魔をさえる……みたいな感じでしたが、彼はいったい、何をなしかけようとしているんでしょうか……?
そんなところでしょうか。
まだあまり細かいところは見えていないので、ざっくりとした印象のみですみません。
パブロ隊・エル・ソルド隊の面々がもう少し個性を出してきたら、小人数でしかできない濃密な面白さが出てくると思うんですけどね。もっともっと、舞台を楽しんでほしいなぁ、と思います。
そして。
宙組生として最後の大劇場公演を楽しんでいるであろう蘭トムさんに、乾杯♪あと二ヶ月、どうぞよろしくお願いいたします!
全員は書けませんが、とりあえず、今日で一段落つけたい(^ ^)。
アレハンドロ隊(?)のメンバー。
■マチルダ 大海亜呼
■ナタリア 琴羽桜子
パブロ隊に伝令に来てくれる女丈夫二人。
えっちゃんはさすがに格好よく、周りの男役さんたちより男前なくらい。前回のナポレオンの妹もとっても良かったし、なかなか良い感じで使われているな、とおもいます。
もし京さんの出演が無かったら、ピラールはえっちゃんだったのかな?なんて思いつつ。
桜子のナタリアも男前で格好良くて、えっちゃんと良いコンビだったと思います。戦場でもとっても頼りになりそうな二人ですね。
ただ、ラストが気の毒すぎてなんだかなあ、という感じで……(- -; そこに至るまでのパブロの生きざまが、もう少し説得力を増すと良いのですが。
■天玲美音、天輝トニカ、風海恵斗
この三人はアレハンドロ隊ってことでいいのかなあ?爆破工作を前にして、パブロにマチルダたちと一緒に連れてこられるところをみると。
一幕の、タオルを振りまわしながら踊る場面にもいるのですが、パブロ隊の一員はではないんですよね?(人数が合わない)あれは何をしていたんでしょう。伝令にきて泊まっただけなのか(三人で?)、なにかの修行にでも来ていたのか?ゲリラ軍全体で新入りゲリラへの講習があって、パブロ隊では退却の心得を教えてもらう……とか?(^ ^;ゞ
ラ・グランハの街人たち。
■メリーナ 美風舞良
■タマラ 綾音らいら
■パコ 星吹彩翔
山中のゲリラたちの間をつなぐ、街の商人、というイメージでいいのかな。主な取扱品目は日用雑貨らしく、武器は扱ってないみたいでした。(パブロ隊の手榴弾はアンセルモが手配しているらしい)
美風さんは、元気でちゃきちゃきしてて、しっかりもので優しい、肝っ玉母さん。前回のすみ花ちゃんの母でも思いましたが、笑いを取る場面としっとり抑える場面をきちんと演じ分けられる人で、本当に存在感がある。間の取り方が抜群なんですよね。本当に巧いんだなあ。一度、みっちゃんと芝居で組んでみてほしいかも。
綾音さんとモンチは、あおいさんの子供、っていう設定なんでしょうか。モンチはたぶんそうだと思うんですけど、綾音さんは別なのかなあ?しっかり者のお姉さんなんですが、年齢的にはモンチより美風さんに近そうな気がしました。この一年くらいで随分お化粧の印象が変わった気がします。綺麗になったよね?
モンチは巧いなー!やりすぎないし、過不足なく子役になれていて、とてもよかったです。
出番は多くないけど印象的な役で、前回のジョサイアに続き、93期がおいしいところを持って行ったな、と思いました(^ ^)。
マリアの回想シーンの登場人物。
■町長 風羽玲亜
■町長夫人 花露 すみか
マリアの両親。いやもう、さっつんが格好よくて格好良くて格好良くて(壊)。ダンディなお髭のおじさま、素敵でしたー!!
■指揮官 雅桜歌
マリアの故郷を襲ったファシストたちの指揮官。いやはや、まさか「指揮官」という役名だとは思いませんでしたが(汗)、「カサブランカ」の時のドイツ兵を思い出しました。雅さん、顔はとてもきれいだけど、今一つ姿勢が良くないので、ナチスの軍服で萌えるタイプの役者ではないんだけどな……(←そういう観点で配役してませんから)
声がいいので、ああいう台詞も印象的に残りますね。
パリ・マドリードでの場面での登場人物。
■ガートルード 京三沙
チャリティコンサートの主催者、という位置づけ……だったかな?
そうでなくても役が少ない作品なので、二役やらなくても、これは組子の誰かで……と思ってしまいました。ただ、京さん的にはこっちの役の方が本来のニンなんですよね(^ ^; もったいないなあ。
ロバートとのさりげないやり取りがとても魅力的なご婦人でした。素敵だった!
■ドロレス 愛花ちさき
見事なスタイルを強調する紅いドレスにブロンドの髪。なんだか物凄い美人になっていてびっくりしました。
高飛車にロバートと踊りだすところも、「ゴルツ将軍がお待ちよ」と囁くところの色っぽさも、、、そして、ゴルツと話を終えたロバートにさりげなく近づいていくところも、とても自然で良かったです。いかにも怪しげな、裏がありそうに見えるところが役にぴったりでした。
いやもう、前にも書きましたが、お上品で綺麗で可愛いお嬢さんの役を与えるのは、タラちゃんの無駄遣い!だと思う!!「トラファルガー」も良かったけど、やっぱり「銀ちゃんの恋」での秘書の怪演ぶりが忘れられないわ(^ ^)。
■リタ 美影凜
美人で巧いのに、前回までは全く役がつかなくて残念に思っていたんですが、なんだか突然使われるようになっていて、ドキドキしました。ちょっと蓮っ葉な役作りも似合っていて、なんというか、サロンを渡り歩く高級娼婦のような空気感が良かったです。ああいう役もできるんだなあ。「Rising!」での「ダイナ」のソロもがんばっていたので、これからの活躍が楽しみです!
■フリオ 光海舞人
えーっと。実は、どういう役なのか今一つよく判らなかったんですが……
凛ちゃんと話をしているロバートをずっと待っていて、話が終わったところで話しかけようとしたらドロレスに邪魔をさえる……みたいな感じでしたが、彼はいったい、何をなしかけようとしているんでしょうか……?
そんなところでしょうか。
まだあまり細かいところは見えていないので、ざっくりとした印象のみですみません。
パブロ隊・エル・ソルド隊の面々がもう少し個性を出してきたら、小人数でしかできない濃密な面白さが出てくると思うんですけどね。もっともっと、舞台を楽しんでほしいなぁ、と思います。
そして。
宙組生として最後の大劇場公演を楽しんでいるであろう蘭トムさんに、乾杯♪あと二ヶ月、どうぞよろしくお願いいたします!
コメント
私は32年前に30回くらい観たんで、もう祐飛さんが最初に主題歌を歌いだした途端に当時にワープしてしまいツレちゃんの声に脳内変換されて聞こえてました(笑)
ツレちゃんはほんと熱い大人の男で、その熱さで4日間突っ走るという感じを受けましたが
祐飛さんはクールに「橋を爆破せねばならない」という目標はけして忘れないという全然違うロバートでした。
二人とも素敵でしたよ。
で、今回上級生はさすが!とねこさんが書いていらっしゃったように
あの役はかつてはみんな専科さんだったので、以前はジプシーたちがもっとぞろぞろと居たような気がしました。
今回は舞台に人が少ないなぁ~って。
組子だけでやるなら、えっちゃんがピラールだろうと私も思います。
すごくカッコいいので、ラストのあれはなんだよね。
で、昔もパブロにどうも納得できなくてなぜラストで次々に裏切るようなことをするのかがわからなくて熱心に原作を読みました。
パブロって哀しい人なんだなぁという感じ・・・でも原作でも結構卑怯なおじさんとして描かれていて
やっぱりそういう内部での裏切りとかないと小説が盛り上らないのか?
と思ったのを思い出しました。
この作品をしっかり読み込んで大学の「アメリカ文学概論」で優を取ったのが懐かしい(笑)
あと、みーちゃんがどうも演じていてすっきりきていない感じを私も受けましたよ。こういう人は悩むと抜けるのが難しいのかも?
だいちゃん、ちーちゃんは良かったです(笑)
ツレさんのロベルトはどんなだったんだろうなあ~?ってずっと思っていたんですよね。祐飛さんが最初だった(←映画も見てない)ので、なんか想像できないんですよね(^ ^;
そうかー、ツレさんは熱い大人の男だったんですね!(^ ^)。CSで全編流してくれるといいなあ。
>今回は舞台に人が少ないなぁ~って。
そうなんですよねー。木村さんが演出だとは思えない人数の少なさで(^ ^)。誤魔化しのきかない芝居なので、もうちょっとこなれてくると良くなるだろうなーと期待しています。
>組子だけでやるなら、えっちゃんがピラールだろうと私も思います。
新公の桜子ピラールも評判良いけど(早く観たい!)、えっちゃんのピラールも観てみたかったです!
パブロは元々優しい人なんだと思いました。優しさゆえに弱くなってしまった男。
優しさゆえに、愛しいものを護ろうと強くなる方が、宝塚的にはやりやすいと思うんですが、そうではないので難しいんだろうな、と思いました。本当に難しい役だと思うんですよね……。
>この作品をしっかり読み込んで大学の「アメリカ文学概論」で優を取ったのが懐かしい(笑)
すごーい!!なんか尊敬(^ ^)
> あと、みーちゃんがどうも演じていてすっきりきていない感じを私も受けましたよ。こういう人は悩むと抜けるのが難しいのかも?
やっぱりそう思われましたか?がんばってほしいなあ。
さて、今週はどうなっていることでしょうか♪(←また行くのか)