No Day but Today【2】
2010年10月14日 ミュージカル・舞台さっき、家に帰ってきて一段落ついてCSをつけたら、「ロミオとジュリエット」の「Aimer」が流れてきたので吃驚しました。
安寿ミラさんの「Female Vol.10」の中で使われていたんですが、やっぱり良い曲ですよね(^ ^)。
さて。
シアタークリエにて、「RENT」を観劇してまいりました。
二年前に観劇したときの日記に、リンクしておきますね。
http://80646.diarynote.jp/?day=20081130
……作品についてはあんまり書いてないけど、いいかしら(^ ^;
私がああだこうだ言うよりも、クリエに行ってみてください、ということで。
私が観た日のンメインキャストは、こちら。
【マーク】 福士誠治
【ロジャー】 Anis(MONORAL)
【コリンズ】 米倉利紀
【ミミ】 ソニン
【エンジェル】中島卓偉
【ジョアンヌ】Shiho
【モーリーン】Miz
【ベニー】 白川裕二郎
二年前と同じメンバーは、コリンズの米倉さんとベニーの白川さん、ジョアンヌのShihoさんとモーリーンのMiz(=Mizrock)。
4人とも、おおまかな印象は前回とそんなに大きくは違わなかったかなあ。
米倉さんのコリンズが素晴らしいのも、
白川さんのベニーが格好良いのも、
Shihoさんは美人だけど、ジョアンヌはもっと低音に豊かな響きのある声の人の方がいいのになあ、と思ったことも。
Mizの印象も、あまり変ってません。もう少し色気というかセクシュアルなイメージがあるともっと良いのに、とも思うんですが、とにかくキュートで無茶苦茶で、そして、可愛かった(^ ^)。
「Take Me Or Leave Me」を歌いながら、コロコロと変る表情が好きです。
……っていうか、二年前は「ダブルキャストの役については、両方観てから書きます」なんて書いておいて、結局書かなかったのね、私ってば(汗)
はじめて観るメンバーの中で、シングルキャストなのはマーク役の福士誠治さんのみ。
前回の森山未来くんのマークは、アンサンブルと一緒に踊りまくる「トリックスター」的な存在だったのですが、今回はどうなるんだろう?と思っていたのですが、、、
……思いのほか、ふつうでした(^ ^;
前回観たとき、エリカ・シュミットによる新演出の目玉は『マークをトリックスターにした』ことだと思っていたのですが、、、、そういうわけではなかったんだなあ(^ ^;ゞ
マークって、なんというか、設定的に“ごくまともでつまらない常識人”なんですよね。そもそも、この作品は元ネタがラ・ボエーム(パリの芸術家たち)なので、個性的な登場人物たちと観客を結ぶ、唯一の『常識人』でなくてはならないんですよ、マークって。
なのに。
今回のマークは、仲間内での「唯一のまともな=ツマラナイ」人物であることに忸怩たる思いをいだいていることを、すごく鮮明に表していたと思います。
彼は、そういう自分が好きじゃないんですよね。彼にとって、「まとも」であることは、芸術家としては「無能」であることとイコールだから。
だから、ヤスが銀ちゃんに憧れたように、マークはHIVポジティヴな人々に憧れを抱く。
「俺?俺はここにいる。……なにも変らず」
という台詞の深さが面白い、と。
「What You Own」で歌い上げる彼の「納得」のかたちもすごく判りやすくて、こういうマークもありだなあ、と思いました。トップクレジットのシングルキャストではありますが、森山くんほど浮いた感じでもなく、登場人物たちが、語り手であるマークを中心に皆が対等、という印象だったのも面白かったです。
語り手としてのマークをきちんと創ったうえで、彼の語る「型破りなHIVポジティヴの一人」であるロジャーとミミの恋を事件全体の柱として置いた作品。
ロジャーは「主役」ではないけれども、メインの事件の「当事者」である。
トップクレジットのマークは、「語り手」兼「主役」だけれども、「傍観者」でしかない。
そんな二人は「親友」で、すべてを分け合って生きてきた。
「運命」以外のすべて、を。
ロジャーのAnisさんは、初日頃に体調を崩されていたと伺いましたが、私が観たときはお元気そうでした。ちょっと歌声が不安定だったのですが、なんていうか、それが魅力になる声と歌い方だったので、調子が悪いとか全然思いませんでしたわ。
もし、あれで不調だったのなら、フルパワーでの歌を一度聴いてみたいです♪
「One Song Glory」は、好みもあると思いますが、私は今まで「RENT」という作品の中で聴いたうちでは、一番好きかも、です(真顔)。やわらかく掠れた、色っぽい声。心の瑕をさらけ出すナンバーですが、痛々しくて思わず目を伏せてしまったくらい、良かったです。心に届きました。
他のナンバーは、若干パンチが足りないな、と思うところもありましたけどね(^ ^;
ミミのソニンは、めっちゃ可愛い!!
浦井くんが主演していた「ヘンリー6世」でジャンヌ・ダルクを演じていたのですが、あのときは、日本語が苦しかったので何か馴染めなかったんですよね(涙)可愛かったけど。
今回は、台詞がなくて歌だけなので、そこは気になりませんでしたし、歌の実力はさすが(*^ ^*)。そしてもう、とにかく、可愛い!!!
「Out Tonight」のぶち切れた笑顔とか、宙組の琴羽桜子ちゃんを思い出しましたし、ロジャーに冷たくされて長身のAnisを凝っと見上げる横顔とかは、藤咲えりちゃんにも似てる(*^ ^*)とにかく可愛くて、切なくて、もうキュンキュンでした(惚)。
あああ、可愛いなあ可愛いなあ。顔も声も小柄だけどバランスの良いスタイルも、なにもかも好きすぎる。
エンジェルの中島卓偉さんは、こちらも小柄で綺麗で、金髪の鬘が良く似合ってました。文句なく「美人」なエンジェルを観たのが久しぶりな気がして嬉しかったです。もこもこのブーツが良く似合う細い脚も素敵。
歌は、高いところで裏声に返していたのが少し気になったので、もう少し高音部がなめらかに出るといいなあと思いましたが、声質自体は似合っていたし、良かったと思います♪
アンサンブルはみなさんパワフル♪
ケロさん(汐美真帆)は、髪を切ってもなお色っぽく、男にも女にも見える不可思議な存在感はさすがでした。安崎求さんは安定してますよねー♪まあ、一人だけ年代が違う感は否めませんが(^ ^;、素敵だからいいんです(きっぱり)
他のみなさまについては、もう一回観てから書きたいと思っています(^ ^)。
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安寿ミラさんの「Female Vol.10」の中で使われていたんですが、やっぱり良い曲ですよね(^ ^)。
さて。
シアタークリエにて、「RENT」を観劇してまいりました。
二年前に観劇したときの日記に、リンクしておきますね。
http://80646.diarynote.jp/?day=20081130
……作品についてはあんまり書いてないけど、いいかしら(^ ^;
私がああだこうだ言うよりも、クリエに行ってみてください、ということで。
私が観た日のンメインキャストは、こちら。
【マーク】 福士誠治
【ロジャー】 Anis(MONORAL)
【コリンズ】 米倉利紀
【ミミ】 ソニン
【エンジェル】中島卓偉
【ジョアンヌ】Shiho
【モーリーン】Miz
【ベニー】 白川裕二郎
二年前と同じメンバーは、コリンズの米倉さんとベニーの白川さん、ジョアンヌのShihoさんとモーリーンのMiz(=Mizrock)。
4人とも、おおまかな印象は前回とそんなに大きくは違わなかったかなあ。
米倉さんのコリンズが素晴らしいのも、
白川さんのベニーが格好良いのも、
Shihoさんは美人だけど、ジョアンヌはもっと低音に豊かな響きのある声の人の方がいいのになあ、と思ったことも。
Mizの印象も、あまり変ってません。もう少し色気というかセクシュアルなイメージがあるともっと良いのに、とも思うんですが、とにかくキュートで無茶苦茶で、そして、可愛かった(^ ^)。
「Take Me Or Leave Me」を歌いながら、コロコロと変る表情が好きです。
……っていうか、二年前は「ダブルキャストの役については、両方観てから書きます」なんて書いておいて、結局書かなかったのね、私ってば(汗)
はじめて観るメンバーの中で、シングルキャストなのはマーク役の福士誠治さんのみ。
前回の森山未来くんのマークは、アンサンブルと一緒に踊りまくる「トリックスター」的な存在だったのですが、今回はどうなるんだろう?と思っていたのですが、、、
……思いのほか、ふつうでした(^ ^;
前回観たとき、エリカ・シュミットによる新演出の目玉は『マークをトリックスターにした』ことだと思っていたのですが、、、、そういうわけではなかったんだなあ(^ ^;ゞ
マークって、なんというか、設定的に“ごくまともでつまらない常識人”なんですよね。そもそも、この作品は元ネタがラ・ボエーム(パリの芸術家たち)なので、個性的な登場人物たちと観客を結ぶ、唯一の『常識人』でなくてはならないんですよ、マークって。
なのに。
今回のマークは、仲間内での「唯一のまともな=ツマラナイ」人物であることに忸怩たる思いをいだいていることを、すごく鮮明に表していたと思います。
彼は、そういう自分が好きじゃないんですよね。彼にとって、「まとも」であることは、芸術家としては「無能」であることとイコールだから。
だから、ヤスが銀ちゃんに憧れたように、マークはHIVポジティヴな人々に憧れを抱く。
「俺?俺はここにいる。……なにも変らず」
という台詞の深さが面白い、と。
「What You Own」で歌い上げる彼の「納得」のかたちもすごく判りやすくて、こういうマークもありだなあ、と思いました。トップクレジットのシングルキャストではありますが、森山くんほど浮いた感じでもなく、登場人物たちが、語り手であるマークを中心に皆が対等、という印象だったのも面白かったです。
語り手としてのマークをきちんと創ったうえで、彼の語る「型破りなHIVポジティヴの一人」であるロジャーとミミの恋を事件全体の柱として置いた作品。
ロジャーは「主役」ではないけれども、メインの事件の「当事者」である。
トップクレジットのマークは、「語り手」兼「主役」だけれども、「傍観者」でしかない。
そんな二人は「親友」で、すべてを分け合って生きてきた。
「運命」以外のすべて、を。
ロジャーのAnisさんは、初日頃に体調を崩されていたと伺いましたが、私が観たときはお元気そうでした。ちょっと歌声が不安定だったのですが、なんていうか、それが魅力になる声と歌い方だったので、調子が悪いとか全然思いませんでしたわ。
もし、あれで不調だったのなら、フルパワーでの歌を一度聴いてみたいです♪
「One Song Glory」は、好みもあると思いますが、私は今まで「RENT」という作品の中で聴いたうちでは、一番好きかも、です(真顔)。やわらかく掠れた、色っぽい声。心の瑕をさらけ出すナンバーですが、痛々しくて思わず目を伏せてしまったくらい、良かったです。心に届きました。
他のナンバーは、若干パンチが足りないな、と思うところもありましたけどね(^ ^;
ミミのソニンは、めっちゃ可愛い!!
浦井くんが主演していた「ヘンリー6世」でジャンヌ・ダルクを演じていたのですが、あのときは、日本語が苦しかったので何か馴染めなかったんですよね(涙)可愛かったけど。
今回は、台詞がなくて歌だけなので、そこは気になりませんでしたし、歌の実力はさすが(*^ ^*)。そしてもう、とにかく、可愛い!!!
「Out Tonight」のぶち切れた笑顔とか、宙組の琴羽桜子ちゃんを思い出しましたし、ロジャーに冷たくされて長身のAnisを凝っと見上げる横顔とかは、藤咲えりちゃんにも似てる(*^ ^*)とにかく可愛くて、切なくて、もうキュンキュンでした(惚)。
あああ、可愛いなあ可愛いなあ。顔も声も小柄だけどバランスの良いスタイルも、なにもかも好きすぎる。
エンジェルの中島卓偉さんは、こちらも小柄で綺麗で、金髪の鬘が良く似合ってました。文句なく「美人」なエンジェルを観たのが久しぶりな気がして嬉しかったです。もこもこのブーツが良く似合う細い脚も素敵。
歌は、高いところで裏声に返していたのが少し気になったので、もう少し高音部がなめらかに出るといいなあと思いましたが、声質自体は似合っていたし、良かったと思います♪
アンサンブルはみなさんパワフル♪
ケロさん(汐美真帆)は、髪を切ってもなお色っぽく、男にも女にも見える不可思議な存在感はさすがでした。安崎求さんは安定してますよねー♪まあ、一人だけ年代が違う感は否めませんが(^ ^;、素敵だからいいんです(きっぱり)
他のみなさまについては、もう一回観てから書きたいと思っています(^ ^)。
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