日々いろんなことが発表されるタカラヅカ。
今日は、年末のイベント「タカラヅカスペシャル」の出演者、轟さんからりっくん(蒼羽りく)まで、39人が発表されました♪
今年は星組さんが東宝公演中で出られないのは仕方ないとして、月組はドラマシティ公演がまだ始まっていない時期だから、お稽古のスケジュールを調整してトップコンビ+α くらいは出してくれるに違いないと信じていたのにーー(涙)。
月組は、去年が東宝公演中、今年はお稽古中。祐飛さんと霧やんが共演する機会は無いのでしょうか。……しょぼーーーーーん。
と言いつつも、月組代表として出演するのが園加とまさお(龍真咲)と宇月(颯)くん、というのは嬉しすぎるんですけど(涙)。出るとしても園加とまさおの二人だと思っていたので、宇月くんの出演はすごく嬉しい♪
コーラスは二年連続で宙組。星吹彩翔、七瀬りりこ、瀬音リサ、彩花まり、桜木みなと、真みや涼子。上二人(モンチとりりこ)だけが続投で、一年でずいぶん下級生シフトしましたね。ありさちゃん(瀬音リサ)が歌手枠に定着しつつあるのも嬉しいです。
ちなみに、去年は雪組から透水さらさ・星組から音花ゆりの出演があったけど、今年は宙組だけなんですね。去年みたいな、コーラスの見せ場みたいなのは無いのかな。
さて。
蘭寿とむコンサート「“R”ising!」、千秋楽おめでとうございました♪
ひさしぶりの人見でしたが、あの広い空間が熱気で埋まっていて、楽しかったです(^ ^)
バウで観て以来、二週間弱ぶりでしたが、特に変更点というものは無かったかな?舞台も客席も横に長い分、(バウに比べると)若干スカスカ感がありましたが、バウで観てなかったら思わないレベルかな?
バウで観たときより、みんな踊り込んで振りが身体に入ったみたいで、すごく格好良かった!!ただ、慣れが出ているのか、それとも舞台が広くなったせいか(?)、揃えるべきところでバラバラさが目立っていたのが若干残念。
まあ、揃えるべきところなんてほとんどなかったし、個性を生かして元気に踊ってくれた方がいい……かな?
Rad 1 RISING―上昇―
このコンサート全体を通じて、いろんな蘭トムさんを観ることができましたが。
個人的には、結局のところは、このオープニングとラストの「T/O/M/R トム ライジング!」がすべてなんだな、という印象でした。藤井さん、判っているなあ(*^ ^*)。
蘭トムさん作詞・作曲のソロ「RANJU」は、ここと、あとアンコール替わりにラストにも歌われるのですが、ラストの方がなんだかしみじみと聴き入ってしまいました。いい曲なんだけど、二回やらなくても、ラストだけでも良かったような気がします。
Rad 2 RED―赤―
えっちゃん(大海)、せーこちゃん(純矢)、えりちゃんと順番に幕前で歌う「月下の蘭」。この歌好きなんですよねー♪深いスリットの入ったドレスが三人三様に似合ってて、色っぽい。
幕があがると、回転ドアのセットから男役が一人づつ出てきて、軽くポーズを決めていくんですが……
男役総勢11人、下級生順に、ふーま(風馬翔)、美月(遥)、りっくん(蒼羽)、あっきー(澄輝)、いち(凰樹)、カチャ(凪七)、ちー(蓮水)、大(鳳翔)、まさこ(十輝)、こっしー(珠洲)、蘭とむ。バウでは全然キマらなかった(ごめん)ふーまと美月くんがそれなりに男役らしく一瞬でキメポーズに入れるようになったのが嬉しかったなあ。カッコよかったよ!そして、片足をサラッと挙げて、そのままの体勢で靴を磨くりっくんが、下級生ながらイイ感じの色気があって、良かったです。いや、上級生の色気とは比べるべくもありませんが(^ ^)。っつか、珠洲さんかっこえーーーーっ!!
Rad 3 ROSE―薔薇―
深紅のドレスに身を包んだえっちゃんが崇高なまでに美しい。
蘭トムさんの闘牛士の衣装は、「血と砂」の二幕冒頭で祐飛さんが着ていた衣装かな?と思ったけど、違うのかな。ごてごて飾りのついた派手目な闘牛服で、蘭トムさんにはもう少しすっきりした衣装の方が似合うのに、と思いました。
以前のショーでタニちゃんが着ていた赤いシースルーの衣装を着たカチャ。可愛いけど、こういう身体のラインがはっきりと出る女役の衣装を着るには細すぎるような気が。もっとメリハリがあるともっと観ていて楽しいんだけどな(- -;;; でも、鞭のようにしなやかな身体つきを生かした振付は良かったと思います。蘭トムさんとの並びも綺麗♪回りの男役たちもがんばって踊ってるんですけどなかなかそこまで観る余裕がなかった……ごめんなさい。
ラスト、カチャのキスを受けて魂を抜かれた蘭トムさんにえっちゃんが投げる薔薇。人見で観た時はちょうどいいポジションに落ちて、ほっとしました(^ ^)。バウでは二回とも失敗だったんだもん(汗)。
Rad 4 ROCK’N ROLL―迸り―
ここについては、バウのときに書いたので省略。
あ、でも、一言だけ。えりちゃん、ちっちゃくしゃがむのは最前列にいるときだけにしてっっ!!(願)
Rad 5 RHYTHM―鼓動―
「On Browdway」をメインにした、フォッシーもどき(?)(Swingが無いから違うか)の場面。
細かいところはともかくとして、娘役も含め全員がパンツルックで、帽子を持って踊る……一時期の藤井さんのショーの定番場面、って気がします。具体的にショーの名前が出るわけではありませんが。
珠洲さんとまさこちゃんが幕前で踊るところで始まるんですが、大きさがあまりに違うので対称にならないのが惜しい感じ。ここは珠洲さん一人にして、まさこちゃんはJ-POPでもよかったのでは、と個人的に思いました。
続いて蘭トムさんと美風さんのデュエット。ここ数年コメディ担当が続いている美風さん、久々に本気の歌が聴けて嬉しいです。さりげなく同期を立てつつ、いろいろフォローする余裕が素敵。美人で歌も芝居もダンスもお手の物の実力派ですが、宙組はちょっと前まで上級生女役の層が厚くて、あまり目立つ役がつかなかったんですよねー。やっと役がつくようになったかと思ったらコメディ専門みたいになっちゃって(T T)。今回は美人っぷりが堪能できて嬉しいです♪
娘役では、対称で踊っていた(琴羽)桜子と(美影)凛ちゃんが輝いてたなー。娘役だけど男前で、衣装の着こなしもハンサムでした。二人とも美人でスタイルよくてダンサーで、格好良いよー♪
Rad 6 RECALL―思い出―
ここから二幕。
上海バンスキング風(←全然違う)に始まるんですが、幕が上がった後はあまり関係なかったですね。
ここの見どころは珠洲さんの女役。だからもうちょっと色っぽいドレスを……(しつこい)でも美人でした。ちょっとユカさん(卯城薫)を思い出させる、野性的な美女で、本当に本当に素敵でしたー!
凛ちゃんがソロで「ダイナ」を歌っていましたが、バウよりずっと良くなっていてホッとしました(^ ^)。バウでは随分不安定だったので……難しい歌ですよね。声に個性があるので、これからも歌ってほしいな、と思いました。美人で踊れて歌える凛ちゃん。これからも楽しみにしています♪
Rad 7 ROMANCE―ロマンス―
私の中ではくるみ割り人形の場面、と思っています。桜子があまりにも可愛らしくてふわふわと踊ってて、惚れ直してしまった(汗)。ガツガツと男前に踊っている印象が強かったけど、こういうクラシックなダンスも綺麗に踊る人なんだなあ。
金髪ロングの真っ白い王子様の蘭トムさんは、なんだか不思議な存在でした。決して王子様が似合わない人じゃないんでしょうけど、私はもっと男前な彼の方が好きなのかも。
ここでソロを歌っていたのはアリエッティ(百千)。夢見る桜子の後ろで踊っていたのはえびちゃん(綾瀬)。二人が着ていたふわっとしたドレスは、「パッサージュ」の衣装でしょうか?ああいうふんわりしたオーガンジー使いのドレスは全部パッサージュだと思っている私が言ってもあまり信憑性がありませんが、二人ともすごく似合ってて可愛かったー!(はぁと)。えびちゃんのダンスは軽やかで重力を感じさせません。衣装もあいまって、本当にふわんふわんって感じ。アリエッティの歌も素直な美声で、娘役三人とも、とてもよかったです。
最後に出てくる桃色の王子様はりっくん。小柄なえびちゃんと並ぶとすごく押し出しがよくて立派でした(^ ^)。
Rad 8 RABID―熱狂―
えーっと、場面の切れはどこなのかな。掃除婦(夫?)の場面はどっちに入るんでしょうか。
前場のラストに、桜子・えびちゃん・アリエッティ・りっくんの4人でカーテンコールっぽいお辞儀をして、場面全体が劇中劇だったことが分かる。で、出演者が楽屋に戻ってくると、掃除婦(夫?)のまさこちゃん・ちーちゃん・大くんが登場、ぶつぶつ文句を言いながら掃除を始める。そうこうするうちに客席前方に掃除夫の格好をした蘭トムさんが登場、「ああ、あの真っ白い王子様、格好良かったなあ~~、僕もあんな風に踊りたいな~~」と歌う。……藤井さん好きだよねこういうの。
掃除婦(夫?)の先輩三人に苛められる蘭トムさんが可愛い。身体の大きさってポイント高いなあ(^ ^)。
三人がお花ちゃんに変身して立ち去ると、本舞台に ロッタ・ハート 魔法使いマイラちゃんが登場。ここは「逆転裁判」を観ていないと意味がわからないかもねなんですが、美風さんの魅力でちゃんと持っていくのが凄い。そして蘭トムさんが踊りながら去った後、娘役たちを従えてあらためて歌いだす美風さん、やっぱ巧いなーと感心。
この後はバウの感想でも書いたと思いますが、「Appasionado!!」と「Red Hot Sea」を足したようなラテンメドレー。次から次と知っている曲だらけでめちゃめちゃ楽しいです。メドレーの最初の方で男役として一曲こなした(鳳樹)いちくんの、ダルマでの再登場には、ホントに度肝を抜かれました(^o^)。あの美脚から目を離すのは罪だろう。
そして、蘭トムさん渾身のクンバンチェロ。いやはや、格好いいわー!!(惚)。クンバンチェロって今までにもいろんなショーでいろんな人が歌ってきたし、あまり思い入れたことがないのですが、この蘭トムさんのクンバンチェロは、ラテンラバーここにあり!というか、一つの到達点なんじゃないかと思いました(*^ ^*)。
Rad 9 ROUGE―唇―
えっちゃん、せーこちゃんの幕前での椅子プレイで始まる場面。後から桜子以下の三人も加わって5人になりますが、一番エロいのはせーこちゃんだった……普段はあんなに天然なのにー。
幕があがると、舞台に林立するポールと、その間に立ってポールに絡む男役たち。色っぽく絡むジゴロたちのショーを、まさこちゃんに肩を抱かれたえりちゃんが、子供のように好奇心満々で観ているのが可愛いんですが、、、えりちゃん、まさこちゃんの愛人というよりは娘みたいに見えるよ?(それでも話が通じるところが面白い)
二人を護るボディーガードの美月くんがさりげなく格好良い。でも、バウより化粧が濃くなったのは何故?バウの方がクールで格好良かったのに…。
ポールダンスがひと段落つくと、紅いドレスのえりちゃんが前に出てきて男役たちと絡み、最終的に蘭トムさんと情熱的に踊る。…この二人が予想外に似合っていて、すっごい見惚れてました。えりちゃん、可愛いなあ~~(でれでれ)。まさこちゃんが嫉妬するのも判るわ(←こら)
Rad 10 REBIRTH―再生―
前場で殺された蘭トムさんを、白い衣装の娘役たちが「One Night Only」で呼び戻し、ヒーローが白い衣装で復活する、藤井さんのショーの定番その2。
アッキー(澄輝)がすごくきれいに踊っていて、すごく目を惹いたのはここだったかな。白い衣装がめちゃめちゃ似合ってました。スタイル良いのは強みですね。
Rad11 RISING―上昇―
オープニングの衣装に戻って、みんなで「T/O/M/R トム ライジング!」とぶち上げるパレード。構成としては二幕物だけどちゃんと「ショー」なんだな、と思いました。
ふわっと膨らんだスカートを翻して踊る(藤咲)えりちゃんが可愛くて可愛くて、小柄な彼女をあまり後列にしないでほしい……と思いました。いや、みんな可愛いんですけど(^ ^)、なんかえりちゃん、ウサギみたいにぴょんぴょん飛び跳ねていてて、めちゃめちゃキュートでした。バウではあんなに跳ねてなかったと思うんだけどなあ……テンション高っ!て感じでした。
ラストに再度歌われる「RANJU」。蘭トムさんが伝えたいものが詰まった2時間半の最後に聴くと、しみじみと心に沁みてきます。
確かに何かを受け取った、そんな気持ち。
楽しいショーでした。うん。「ファンキー・サンシャイン」のプラズマみたいな場面を期待していた身にはちょっと物足りない面もありましたが、これはこれで、普通に「バラエティショー」としてレベルの高い、いい小品だったと思います。ただ、やっぱりバウと人見は舞台の大きさが違いすぎて、同じセットで展開するのは無理があったなーというのは否めない。バウじゃなくてドラマシティなら良かったのになー。
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今日は、年末のイベント「タカラヅカスペシャル」の出演者、轟さんからりっくん(蒼羽りく)まで、39人が発表されました♪
今年は星組さんが東宝公演中で出られないのは仕方ないとして、月組はドラマシティ公演がまだ始まっていない時期だから、お稽古のスケジュールを調整してトップコンビ+α くらいは出してくれるに違いないと信じていたのにーー(涙)。
月組は、去年が東宝公演中、今年はお稽古中。祐飛さんと霧やんが共演する機会は無いのでしょうか。……しょぼーーーーーん。
と言いつつも、月組代表として出演するのが園加とまさお(龍真咲)と宇月(颯)くん、というのは嬉しすぎるんですけど(涙)。出るとしても園加とまさおの二人だと思っていたので、宇月くんの出演はすごく嬉しい♪
コーラスは二年連続で宙組。星吹彩翔、七瀬りりこ、瀬音リサ、彩花まり、桜木みなと、真みや涼子。上二人(モンチとりりこ)だけが続投で、一年でずいぶん下級生シフトしましたね。ありさちゃん(瀬音リサ)が歌手枠に定着しつつあるのも嬉しいです。
ちなみに、去年は雪組から透水さらさ・星組から音花ゆりの出演があったけど、今年は宙組だけなんですね。去年みたいな、コーラスの見せ場みたいなのは無いのかな。
さて。
蘭寿とむコンサート「“R”ising!」、千秋楽おめでとうございました♪
ひさしぶりの人見でしたが、あの広い空間が熱気で埋まっていて、楽しかったです(^ ^)
バウで観て以来、二週間弱ぶりでしたが、特に変更点というものは無かったかな?舞台も客席も横に長い分、(バウに比べると)若干スカスカ感がありましたが、バウで観てなかったら思わないレベルかな?
バウで観たときより、みんな踊り込んで振りが身体に入ったみたいで、すごく格好良かった!!ただ、慣れが出ているのか、それとも舞台が広くなったせいか(?)、揃えるべきところでバラバラさが目立っていたのが若干残念。
まあ、揃えるべきところなんてほとんどなかったし、個性を生かして元気に踊ってくれた方がいい……かな?
Rad 1 RISING―上昇―
このコンサート全体を通じて、いろんな蘭トムさんを観ることができましたが。
個人的には、結局のところは、このオープニングとラストの「T/O/M/R トム ライジング!」がすべてなんだな、という印象でした。藤井さん、判っているなあ(*^ ^*)。
蘭トムさん作詞・作曲のソロ「RANJU」は、ここと、あとアンコール替わりにラストにも歌われるのですが、ラストの方がなんだかしみじみと聴き入ってしまいました。いい曲なんだけど、二回やらなくても、ラストだけでも良かったような気がします。
Rad 2 RED―赤―
えっちゃん(大海)、せーこちゃん(純矢)、えりちゃんと順番に幕前で歌う「月下の蘭」。この歌好きなんですよねー♪深いスリットの入ったドレスが三人三様に似合ってて、色っぽい。
幕があがると、回転ドアのセットから男役が一人づつ出てきて、軽くポーズを決めていくんですが……
男役総勢11人、下級生順に、ふーま(風馬翔)、美月(遥)、りっくん(蒼羽)、あっきー(澄輝)、いち(凰樹)、カチャ(凪七)、ちー(蓮水)、大(鳳翔)、まさこ(十輝)、こっしー(珠洲)、蘭とむ。バウでは全然キマらなかった(ごめん)ふーまと美月くんがそれなりに男役らしく一瞬でキメポーズに入れるようになったのが嬉しかったなあ。カッコよかったよ!そして、片足をサラッと挙げて、そのままの体勢で靴を磨くりっくんが、下級生ながらイイ感じの色気があって、良かったです。いや、上級生の色気とは比べるべくもありませんが(^ ^)。っつか、珠洲さんかっこえーーーーっ!!
Rad 3 ROSE―薔薇―
深紅のドレスに身を包んだえっちゃんが崇高なまでに美しい。
蘭トムさんの闘牛士の衣装は、「血と砂」の二幕冒頭で祐飛さんが着ていた衣装かな?と思ったけど、違うのかな。ごてごて飾りのついた派手目な闘牛服で、蘭トムさんにはもう少しすっきりした衣装の方が似合うのに、と思いました。
以前のショーでタニちゃんが着ていた赤いシースルーの衣装を着たカチャ。可愛いけど、こういう身体のラインがはっきりと出る女役の衣装を着るには細すぎるような気が。もっとメリハリがあるともっと観ていて楽しいんだけどな(- -;;; でも、鞭のようにしなやかな身体つきを生かした振付は良かったと思います。蘭トムさんとの並びも綺麗♪回りの男役たちもがんばって踊ってるんですけどなかなかそこまで観る余裕がなかった……ごめんなさい。
ラスト、カチャのキスを受けて魂を抜かれた蘭トムさんにえっちゃんが投げる薔薇。人見で観た時はちょうどいいポジションに落ちて、ほっとしました(^ ^)。バウでは二回とも失敗だったんだもん(汗)。
Rad 4 ROCK’N ROLL―迸り―
ここについては、バウのときに書いたので省略。
あ、でも、一言だけ。えりちゃん、ちっちゃくしゃがむのは最前列にいるときだけにしてっっ!!(願)
Rad 5 RHYTHM―鼓動―
「On Browdway」をメインにした、フォッシーもどき(?)(Swingが無いから違うか)の場面。
細かいところはともかくとして、娘役も含め全員がパンツルックで、帽子を持って踊る……一時期の藤井さんのショーの定番場面、って気がします。具体的にショーの名前が出るわけではありませんが。
珠洲さんとまさこちゃんが幕前で踊るところで始まるんですが、大きさがあまりに違うので対称にならないのが惜しい感じ。ここは珠洲さん一人にして、まさこちゃんはJ-POPでもよかったのでは、と個人的に思いました。
続いて蘭トムさんと美風さんのデュエット。ここ数年コメディ担当が続いている美風さん、久々に本気の歌が聴けて嬉しいです。さりげなく同期を立てつつ、いろいろフォローする余裕が素敵。美人で歌も芝居もダンスもお手の物の実力派ですが、宙組はちょっと前まで上級生女役の層が厚くて、あまり目立つ役がつかなかったんですよねー。やっと役がつくようになったかと思ったらコメディ専門みたいになっちゃって(T T)。今回は美人っぷりが堪能できて嬉しいです♪
娘役では、対称で踊っていた(琴羽)桜子と(美影)凛ちゃんが輝いてたなー。娘役だけど男前で、衣装の着こなしもハンサムでした。二人とも美人でスタイルよくてダンサーで、格好良いよー♪
Rad 6 RECALL―思い出―
ここから二幕。
上海バンスキング風(←全然違う)に始まるんですが、幕が上がった後はあまり関係なかったですね。
ここの見どころは珠洲さんの女役。だからもうちょっと色っぽいドレスを……(しつこい)でも美人でした。ちょっとユカさん(卯城薫)を思い出させる、野性的な美女で、本当に本当に素敵でしたー!
凛ちゃんがソロで「ダイナ」を歌っていましたが、バウよりずっと良くなっていてホッとしました(^ ^)。バウでは随分不安定だったので……難しい歌ですよね。声に個性があるので、これからも歌ってほしいな、と思いました。美人で踊れて歌える凛ちゃん。これからも楽しみにしています♪
Rad 7 ROMANCE―ロマンス―
私の中ではくるみ割り人形の場面、と思っています。桜子があまりにも可愛らしくてふわふわと踊ってて、惚れ直してしまった(汗)。ガツガツと男前に踊っている印象が強かったけど、こういうクラシックなダンスも綺麗に踊る人なんだなあ。
金髪ロングの真っ白い王子様の蘭トムさんは、なんだか不思議な存在でした。決して王子様が似合わない人じゃないんでしょうけど、私はもっと男前な彼の方が好きなのかも。
ここでソロを歌っていたのはアリエッティ(百千)。夢見る桜子の後ろで踊っていたのはえびちゃん(綾瀬)。二人が着ていたふわっとしたドレスは、「パッサージュ」の衣装でしょうか?ああいうふんわりしたオーガンジー使いのドレスは全部パッサージュだと思っている私が言ってもあまり信憑性がありませんが、二人ともすごく似合ってて可愛かったー!(はぁと)。えびちゃんのダンスは軽やかで重力を感じさせません。衣装もあいまって、本当にふわんふわんって感じ。アリエッティの歌も素直な美声で、娘役三人とも、とてもよかったです。
最後に出てくる桃色の王子様はりっくん。小柄なえびちゃんと並ぶとすごく押し出しがよくて立派でした(^ ^)。
Rad 8 RABID―熱狂―
えーっと、場面の切れはどこなのかな。掃除婦(夫?)の場面はどっちに入るんでしょうか。
前場のラストに、桜子・えびちゃん・アリエッティ・りっくんの4人でカーテンコールっぽいお辞儀をして、場面全体が劇中劇だったことが分かる。で、出演者が楽屋に戻ってくると、掃除婦(夫?)のまさこちゃん・ちーちゃん・大くんが登場、ぶつぶつ文句を言いながら掃除を始める。そうこうするうちに客席前方に掃除夫の格好をした蘭トムさんが登場、「ああ、あの真っ白い王子様、格好良かったなあ~~、僕もあんな風に踊りたいな~~」と歌う。……藤井さん好きだよねこういうの。
掃除婦(夫?)の先輩三人に苛められる蘭トムさんが可愛い。身体の大きさってポイント高いなあ(^ ^)。
三人がお花ちゃんに変身して立ち去ると、本舞台に
この後はバウの感想でも書いたと思いますが、「Appasionado!!」と「Red Hot Sea」を足したようなラテンメドレー。次から次と知っている曲だらけでめちゃめちゃ楽しいです。メドレーの最初の方で男役として一曲こなした(鳳樹)いちくんの、ダルマでの再登場には、ホントに度肝を抜かれました(^o^)。あの美脚から目を離すのは罪だろう。
そして、蘭トムさん渾身のクンバンチェロ。いやはや、格好いいわー!!(惚)。クンバンチェロって今までにもいろんなショーでいろんな人が歌ってきたし、あまり思い入れたことがないのですが、この蘭トムさんのクンバンチェロは、ラテンラバーここにあり!というか、一つの到達点なんじゃないかと思いました(*^ ^*)。
Rad 9 ROUGE―唇―
えっちゃん、せーこちゃんの幕前での椅子プレイで始まる場面。後から桜子以下の三人も加わって5人になりますが、一番エロいのはせーこちゃんだった……普段はあんなに天然なのにー。
幕があがると、舞台に林立するポールと、その間に立ってポールに絡む男役たち。色っぽく絡むジゴロたちのショーを、まさこちゃんに肩を抱かれたえりちゃんが、子供のように好奇心満々で観ているのが可愛いんですが、、、えりちゃん、まさこちゃんの愛人というよりは娘みたいに見えるよ?(それでも話が通じるところが面白い)
二人を護るボディーガードの美月くんがさりげなく格好良い。でも、バウより化粧が濃くなったのは何故?バウの方がクールで格好良かったのに…。
ポールダンスがひと段落つくと、紅いドレスのえりちゃんが前に出てきて男役たちと絡み、最終的に蘭トムさんと情熱的に踊る。…この二人が予想外に似合っていて、すっごい見惚れてました。えりちゃん、可愛いなあ~~(でれでれ)。まさこちゃんが嫉妬するのも判るわ(←こら)
Rad 10 REBIRTH―再生―
前場で殺された蘭トムさんを、白い衣装の娘役たちが「One Night Only」で呼び戻し、ヒーローが白い衣装で復活する、藤井さんのショーの定番その2。
アッキー(澄輝)がすごくきれいに踊っていて、すごく目を惹いたのはここだったかな。白い衣装がめちゃめちゃ似合ってました。スタイル良いのは強みですね。
Rad11 RISING―上昇―
オープニングの衣装に戻って、みんなで「T/O/M/R トム ライジング!」とぶち上げるパレード。構成としては二幕物だけどちゃんと「ショー」なんだな、と思いました。
ふわっと膨らんだスカートを翻して踊る(藤咲)えりちゃんが可愛くて可愛くて、小柄な彼女をあまり後列にしないでほしい……と思いました。いや、みんな可愛いんですけど(^ ^)、なんかえりちゃん、ウサギみたいにぴょんぴょん飛び跳ねていてて、めちゃめちゃキュートでした。バウではあんなに跳ねてなかったと思うんだけどなあ……テンション高っ!て感じでした。
ラストに再度歌われる「RANJU」。蘭トムさんが伝えたいものが詰まった2時間半の最後に聴くと、しみじみと心に沁みてきます。
確かに何かを受け取った、そんな気持ち。
楽しいショーでした。うん。「ファンキー・サンシャイン」のプラズマみたいな場面を期待していた身にはちょっと物足りない面もありましたが、これはこれで、普通に「バラエティショー」としてレベルの高い、いい小品だったと思います。ただ、やっぱりバウと人見は舞台の大きさが違いすぎて、同じセットで展開するのは無理があったなーというのは否めない。バウじゃなくてドラマシティなら良かったのになー。
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