土曜日から大劇場に遠征しておりました。
とっても楽しかったけど、直行直帰で仕事だったので、若干死にかけてます。体力がとってもエンプティすぎて、昨夜もなにも書き込みできず……反省。
初日明けの週末に観てから、二週間。いやー、さすが若いパワーの宙組!(←トップ以外は)すごく良くなってました(^ ^)。
やっと芝居がかみあってきた、というのかな。
細かいやり取りに気持ちが入ってきた感があって、ネルソン(大空)・エマ(野々)・ハミルトン卿(北翔)・ファニー(花影)の4人の歌の場面や、晩餐の場面がとても良くなってました(はぁと)。
ただ。
芝居の流れが良くなってきたところで、この作品をあらためて観ると、ネルソン夫妻・ハミルトン夫妻のすれ違いの愛や、親子の情、といったところに力点が来すぎてしまい、「海軍」あるいは「海戦」部分の印象がさらに後退してしまった……?ような気がしました。
そこが弱まると、断続的ながらも非常に真面目な史劇をこなしているフランス側とのバランスが悪くなってしまうので、また楽に向けて、あるいは東宝に向けて見直してほしいかも、と。
だって、ほら。やっぱり、タイトルが「トラファルガー」だから、トラファルガー海戦にクライマックスを持ってきてほしい!と思うじゃないですか(私だけ?)。
だけど、今回の齊藤さんの演出は、ネルソンとエマの場面に力点がおかれていて、海戦シーンの演出がおざなりな気がしました。トラファルガーに向かうのも、祖国防衛のためよりハミルトン卿との賭けが重要、って感じだし。
「エル・アルコン」は、脚本は詰め込みすぎで破綻していたけど、「海戦」の演出は良かったから、期待していたんだけどなー。
それは、セットの問題ではない、と思うんですよね。
当時の海戦は、まだまだ砲の撃ち合いで艦を沈めるのがメインではなく、相手の艦隊を分断したうえで、自船を操って相手の船に乗りこみ、白兵戦で指揮官を捕える……という個別撃破がメインの時代。砲の性能の限界もあったでしょうし、造船には大変なお金がかかるから、なるべく沈めないで、拿捕して持って帰りたかった、ってのもあるのかも?(^ ^)
いずれにせよ、接近戦が主だから狙撃兵も多いし、敵艦隊を分断して混戦に持ち込めれば、白兵戦の最中に敵艦の士官を狙うのは当たり前。ネルソンもそうやって撃たれたわけですが。
そのあたりの見せ方が、どうしても地上の戦闘にしか見えない。盆が回ってフランス艦とイギリス艦が入れ替わったときのナポレオンやネルソンの位置取りもわかりにくいし、狙撃兵(オーレリー)の位置どりもぴんとこない。ネルソンが撃たれたとたんに「撃て!」というのも展開としておかしい(砲が撃てるほど敵艦と離れていたら、狙撃されるはずがない)。
艦隊規模で劣るイギリスが奇跡の勝利を挙げた理由は、士気の高さ(祖国防衛のため)と艦の性能(操船術や砲)の優越、そして、それを最大限に生かす戦法(「ネルソン・タッチ)にあったのだから、もう少し台詞や演出でそのあたりに触れるとか、どうにかしてほしい、と思いました。
一人ひとりは戦闘シーンでも良い動きをしているので、もったいないんですよねー(T T)。
あとは、戦闘シーンだけでももう少し人海戦術を使ってもいいのかな、と。
そのあたりの見せ方は、小池さんはやっぱり秀逸だな、と思いました。「太王四神記」の戦闘シーンは、どれも凄い迫力だったもんなあ……。
ショーもすごく良くなってました!!(興奮)
オープニングがちょっと長すぎて(単調すぎて)いきなりダレてしまうんですが、YUZOさん(蘭寿とむ)たちが登場してからは、フィナーレまで一気に進むので、すごく短い気がしてしまいます。
これで、オープニングがもっと短いか、途中の男役群舞になるところで曲調(と振り付け)をがらっとを変えるかすれば、とっても楽しいショーになると思うんですけどねえ……。中詰めくらいの盛り上がりを、最初にも少しいれてほしい。
石田さんが、東宝に向けてオープニングを変更してくれますように☆(祈)
石田さんといえば、秋の全国ツアーと蘭トムさんのコンサートの振り分けが出ましたね!
みっちゃん、大変な役ですけど、よろしくお願いします!初めての「歌える人」のヤスなので、大好きな「夢」の歌を聴くのが楽しみです(^ ^)。
みっちゃんのハミルトン卿とすみ花ちゃんのエマの銀橋場面を観ながら、「あー、小夏とヤスだー」と思ったり、
れーれのホレイシャと祐飛さんのネルソンのラストシーンを観ながら、「あー、朋子さんと銀ちゃんだー」と思ったり、
可愛いイギリス士官のかいちゃんを観ながら、「あー、マコトがかわいいー」と思ったり、、、
頭の切り替えに忙しかったです(^ ^)。
それにしても、みーちゃんが橘っていうのはちょっと衝撃的で(^ ^)。
花組のめおちゃんもすごく良かったけど、みーちゃんはまた違う感じになりそうですよね。
祐飛さんともがっつり絡んでくれるし、すっごく楽しみだ!!
思ったより人数が多いし、予想外にスターも多いので、やっぱり「ファンキー・サンシャイン」から抜粋したフィナーレがついたりするんでしょうか。……うーん、どういう構成になるのかな。お芝居の最後に電飾衣装で飛び出してくるのは変わらないだろうから、そこからどうつなぐのか……ですが。
蘭トムさんのコンサートも、すごいメンバーですよね!
絶対行くぞ(泣)。
どうして東京三日間なんだ。しかも平日のみだなんて!!バウの週末チケットは激戦必至だし、何回観られるかなあ(T T)。ぜったい目がいくつあっても足りない状態になるのにーーーー。
(いや、たとえ週末に公演があっても、猫はどっかに遠征している可能性が高いんじゃないのか?)
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とっても楽しかったけど、直行直帰で仕事だったので、若干死にかけてます。体力がとってもエンプティすぎて、昨夜もなにも書き込みできず……反省。
初日明けの週末に観てから、二週間。いやー、さすが若いパワーの宙組!(←トップ以外は)すごく良くなってました(^ ^)。
やっと芝居がかみあってきた、というのかな。
細かいやり取りに気持ちが入ってきた感があって、ネルソン(大空)・エマ(野々)・ハミルトン卿(北翔)・ファニー(花影)の4人の歌の場面や、晩餐の場面がとても良くなってました(はぁと)。
ただ。
芝居の流れが良くなってきたところで、この作品をあらためて観ると、ネルソン夫妻・ハミルトン夫妻のすれ違いの愛や、親子の情、といったところに力点が来すぎてしまい、「海軍」あるいは「海戦」部分の印象がさらに後退してしまった……?ような気がしました。
そこが弱まると、断続的ながらも非常に真面目な史劇をこなしているフランス側とのバランスが悪くなってしまうので、また楽に向けて、あるいは東宝に向けて見直してほしいかも、と。
だって、ほら。やっぱり、タイトルが「トラファルガー」だから、トラファルガー海戦にクライマックスを持ってきてほしい!と思うじゃないですか(私だけ?)。
だけど、今回の齊藤さんの演出は、ネルソンとエマの場面に力点がおかれていて、海戦シーンの演出がおざなりな気がしました。トラファルガーに向かうのも、祖国防衛のためよりハミルトン卿との賭けが重要、って感じだし。
「エル・アルコン」は、脚本は詰め込みすぎで破綻していたけど、「海戦」の演出は良かったから、期待していたんだけどなー。
それは、セットの問題ではない、と思うんですよね。
当時の海戦は、まだまだ砲の撃ち合いで艦を沈めるのがメインではなく、相手の艦隊を分断したうえで、自船を操って相手の船に乗りこみ、白兵戦で指揮官を捕える……という個別撃破がメインの時代。砲の性能の限界もあったでしょうし、造船には大変なお金がかかるから、なるべく沈めないで、拿捕して持って帰りたかった、ってのもあるのかも?(^ ^)
いずれにせよ、接近戦が主だから狙撃兵も多いし、敵艦隊を分断して混戦に持ち込めれば、白兵戦の最中に敵艦の士官を狙うのは当たり前。ネルソンもそうやって撃たれたわけですが。
そのあたりの見せ方が、どうしても地上の戦闘にしか見えない。盆が回ってフランス艦とイギリス艦が入れ替わったときのナポレオンやネルソンの位置取りもわかりにくいし、狙撃兵(オーレリー)の位置どりもぴんとこない。ネルソンが撃たれたとたんに「撃て!」というのも展開としておかしい(砲が撃てるほど敵艦と離れていたら、狙撃されるはずがない)。
艦隊規模で劣るイギリスが奇跡の勝利を挙げた理由は、士気の高さ(祖国防衛のため)と艦の性能(操船術や砲)の優越、そして、それを最大限に生かす戦法(「ネルソン・タッチ)にあったのだから、もう少し台詞や演出でそのあたりに触れるとか、どうにかしてほしい、と思いました。
一人ひとりは戦闘シーンでも良い動きをしているので、もったいないんですよねー(T T)。
あとは、戦闘シーンだけでももう少し人海戦術を使ってもいいのかな、と。
そのあたりの見せ方は、小池さんはやっぱり秀逸だな、と思いました。「太王四神記」の戦闘シーンは、どれも凄い迫力だったもんなあ……。
ショーもすごく良くなってました!!(興奮)
オープニングがちょっと長すぎて(単調すぎて)いきなりダレてしまうんですが、YUZOさん(蘭寿とむ)たちが登場してからは、フィナーレまで一気に進むので、すごく短い気がしてしまいます。
これで、オープニングがもっと短いか、途中の男役群舞になるところで曲調(と振り付け)をがらっとを変えるかすれば、とっても楽しいショーになると思うんですけどねえ……。中詰めくらいの盛り上がりを、最初にも少しいれてほしい。
石田さんが、東宝に向けてオープニングを変更してくれますように☆(祈)
石田さんといえば、秋の全国ツアーと蘭トムさんのコンサートの振り分けが出ましたね!
みっちゃん、大変な役ですけど、よろしくお願いします!初めての「歌える人」のヤスなので、大好きな「夢」の歌を聴くのが楽しみです(^ ^)。
みっちゃんのハミルトン卿とすみ花ちゃんのエマの銀橋場面を観ながら、「あー、小夏とヤスだー」と思ったり、
れーれのホレイシャと祐飛さんのネルソンのラストシーンを観ながら、「あー、朋子さんと銀ちゃんだー」と思ったり、
可愛いイギリス士官のかいちゃんを観ながら、「あー、マコトがかわいいー」と思ったり、、、
頭の切り替えに忙しかったです(^ ^)。
それにしても、みーちゃんが橘っていうのはちょっと衝撃的で(^ ^)。
花組のめおちゃんもすごく良かったけど、みーちゃんはまた違う感じになりそうですよね。
祐飛さんともがっつり絡んでくれるし、すっごく楽しみだ!!
思ったより人数が多いし、予想外にスターも多いので、やっぱり「ファンキー・サンシャイン」から抜粋したフィナーレがついたりするんでしょうか。……うーん、どういう構成になるのかな。お芝居の最後に電飾衣装で飛び出してくるのは変わらないだろうから、そこからどうつなぐのか……ですが。
蘭トムさんのコンサートも、すごいメンバーですよね!
絶対行くぞ(泣)。
どうして東京三日間なんだ。しかも平日のみだなんて!!バウの週末チケットは激戦必至だし、何回観られるかなあ(T T)。ぜったい目がいくつあっても足りない状態になるのにーーーー。
(いや、たとえ週末に公演があっても、猫はどっかに遠征している可能性が高いんじゃないのか?)
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コメント
あんなもの、こんなものを保管しているはずの宝塚だからきっと再利用すると思ってたのに・・・
もう少し船のセットが何とかならないと、方向とかあっち側とかこっち側とか
区別がつきにくいですよねぇ~
ま、我々のようなプロのファンはともかく、一般客はねぇ(なんだよ、プロのファンって・・・笑)
蘭寿さんのコンサートですがあっちとか、こっちとか連絡が来ているから良かったら頼んでくださいね。
東京なんて有り得ないような日程ですよね。雪組直後に休むって微妙だなぁ
で、「トラファルガー」 はお話はちょっとなこともありますが
軍服祭り万歳♪
ショーはyuzoが面白くてニヤニヤしながら観てたらあっという間に終わりました。2回目もニヤニヤしてたらあっという間で、途中のサンライズでしたっけ
ハードなダンスっぷりとか10回くらいみないと全員を観れません。
ああいう男女同じような衣装で同じ振りを踊るって(しかもマジにダンサーだけが)昔の花組を思い出しました。
タータン、りかちゃん、チャーリーが出てきたのってそういう場面だったもんなぁ~
ちなみに5日は宝塚ホテルで花組同窓会がありまして、偶然立ち寄ったら解散した時で、安奈さん、瀬戸内さん、高汐巴さんはじめとする私のアイドルがいらして
一人で舞い上がりました(笑)
その後、知り合いのOGに沢山あってキャーキャー言い合ったのは勿論ですけど・・・
5,6日で行ったのは別途目的があったのですが、得しちゃったなぁ♪
劇場ではお会いできず、残念でした……。花組OGのみなさまがいらしていたとは!あら~、うらやましいです。日ごろの行いが良いんですね、きっと(^ ^)
>ま、我々のようなプロのファンは
プ、プロのファン(^ ^;ゞ わたしたちってば(汗)
宙男たちの軍服祭りは、本当に万々歳ですよねっっっ!!!
中詰めの次は、目が泳いでしまうともったいないので、今日は珠洲さん、今日はえっちゃん、
今日は桜子、と人を決めて観ることにしました(^ ^)。
みんな素敵すぎです~~っ!!(興奮)宙組万歳!