愛と奇跡のトラファルガー【3】
2010年5月27日 宝塚(宙)昨夜、ちょっと家に仕事を持ち帰っていたので、テレビ(スカイステージ)をつけっぱにして作業をしてたんですが。ふと「おや?」と思って顔をあげたら、ちょうどみっきぃさん(天寿光希)が笑顔で初舞台口上を終えたところでした(マラケシュ -紅の墓標―)。
……意識して聞いていたわけでもないのに、どんだけあの声が好きなんだ>自分。
そういえば、91期って初舞台は「マラケシュ」だったんですね。懐かしいなあ~!樹里ちゃんの大劇場最後だったから観に行ったけど、あまり初舞台生公演だという印象がなくて、口上は覚えてないんですよね。作品が好きすぎて、口上どころじゃなかった、って感じ。オサさんとあすかちゃんの「♪これが僕からの(あなたからの)真実の贈り物だったら」とか、あすかちゃんの「♪幼い恋を捨ててきて……」とか、ものすごく好きな場面がいくつもあって。
ああ、懐かしいなあ。再演してくれないかなあ……
再演するとしたら誰が良いかな。個人的には、歌は吹き替えでもいいから、凰稀かなめ&白華れみの「リラ壁」コンビとかお勧めかも(^ ^)。で、イヴェットは、龍真咲くんで観てみたいです(真顔) 絶対似合いそう!(断言)。
なんてヨタ話はおいといて、宙組公演の続きです(^ ^)。
≪イギリス海軍≫
■トマス・ハーディー 悠未ひろ
ステキ♪(はぁと)
いやもう、本当にハート目になってしまうほどステキでした。おっとりと優しくて包容力があって不器用で、信頼できそうな金髪ロングの美形。宝塚でしか成立しないキャラだなあ、と思いました(←一番ありえないのはネルソンだけど)。
いやー、ここしばらく悪役・敵役が続いていたともちんが、久しぶりに「ル・プティ・ジャルダン」のアランみたいな、、、いや、あれよりだいぶ可愛いんですけど(*^ ^*)、男として魅力的な役でした。
好きな人がステキだと嬉しい、好きな人が格好良ければもっと嬉しい(はぁと)。そんなファン心理にぴったりな、期待以上の当たり役だったと思います!
……この役を新公で演じるのは、あっきー(澄輝さやと)。ラッキーになるといいなあ。役自体がおいしいというより、ともちんがおいしくしている部分が大きいと思うので、逆に厳しいかもしれませんが、がんばってほしいです!!
■ウィリアム・ヘンリー王子 十輝いりす
こちらも、いかにも王子然とした上品さと軍人らしい実直さを併せ持っているところがとてもステキでした!明るさとおおらかさの同居、そして、若々しさ。
祐飛さんが組替えして以来、ずっと髭役がつづいていたまさこちゃんですが、あらためてその二枚目っぷりに見惚れてしまいした(^ ^)。いやぁん、ステキ(*^ ^*)。
すごーくどうでもいいことなんですが。
「ナポリヘの出兵は、しない!」とか言い捨てて去っていく後ろ姿を、なんだかどこかで観たことがある光景だなあ×××とずっと思っていたんですが、先日、ふっと思い出しました。「黒い瞳」で、ナホちゃん(越乃リュウ)が青いマントを翻しながら「討って出ない!」と偉そうに言っていたことを。
あ、あ、あれか?アレなのかっ?!(@ @)
■フッド提督 寿つかさ
良い役ですね~♪ 最初も好きなんですが、すごく個人的に、ノーフォークのネルソンの家に訪ねてきた場面が好きです。ファニー(花影アリス)を諭す場面ですね。ちょっと呆れたように、でも優しく諭す口調や声がとてもステキ。
この人の奥方になった人は幸せなのかな、それとも、案外と苦労するのかしら…?なんてことを考えてしまいました(^ ^)。
■サー・ジョン・ジャービス 珠洲春希
この作品の中では、どちらかといえば「悪役」に分類されるであろう、ジャービス提督。
もっとはっきりとネルソンとの対立を描いてくれるだろうと期待していたのですが、斎藤さんの意図は違ったようですね。残念(^ ^)。でも、ちゃんと嫌味ったらしくて素敵でしたよ♪♪
お芝居とは関係ないのですが、珠洲さんは今回、ショーの日食の場面(中詰め後の蘭トムさんセンターの場面)にも出ていて、とってもとっても物凄く格好良く踊っていらっしゃいます♪お芝居は髭なのに、あの場面ではふつーに『小柄な美人』で、大柄な宙娘たちの中に紛れてしまいそうなのに、踊りだすと誰よりも男前で格好よくて。いやー、本当に釘づけでした(^ ^;ゞ
■アルバート・ペリー 鳳翔大
■ジュリアン・カスティーヨ 七海ひろき
ネルソンの部下な二人。これにハーディー(ともちん)を含めた三人で、わいわい楽しそうにやっている姿が目に浮かびます。
ナポリ王室救出作戦成功後の、パレルモでのパーティーで、仲良くイチャついているネルソンとエマを必死で庇おうとする(そして、悉く失敗する)三人が、可愛くて可愛くてたまりません(汗)。目の毒、目の毒!
■トム・アレン 凪七瑠海
エピソードを詰め込みすぎてあちこち破れてしまった「エル・アルコン」と違い、「トラファルガー」には「意味不明な人物」はあまり出てきません。
そんな中で唯一正体不明なのが、カチャが演じるトム・アレン。
肌は浅黒くて、アラブ系かな?という感じですが、どういう経緯でネルソンに拾われたのか、さっぱり判らないのが残念なような気がします。
ティリアンとニコラスみたいな、お互いの依存関係がわかるエピソードがあると、トムの出奔がネルソンにとってどれだけ痛手だったのかもわかるし、死を覚悟して臨むトラファルガー出撃を前にトムが戻ってくるエピソードも、もっと感動的に盛り上がれるんだけどなあ……。そこを盛り上げないと、せっかく最期にネルソンの腕の中でこときれるという美味しい役なのに、「で、トム・アレンって何だったの?」と思われてしまったら勿体無い(T T)。
脚本的にももっと書き込みようのある役だと思うし、演技的にもまだまだ工夫の余地はあると思います。もっともっといろいろ試して、ネルソンとトム、二人の関係性の構築と、お芝居の盛り上げを、斎藤さん交えて考えてみてほしいなー、と思いました♪
続きはフランス陣営から、かな。がんばります♪
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……意識して聞いていたわけでもないのに、どんだけあの声が好きなんだ>自分。
そういえば、91期って初舞台は「マラケシュ」だったんですね。懐かしいなあ~!樹里ちゃんの大劇場最後だったから観に行ったけど、あまり初舞台生公演だという印象がなくて、口上は覚えてないんですよね。作品が好きすぎて、口上どころじゃなかった、って感じ。オサさんとあすかちゃんの「♪これが僕からの(あなたからの)真実の贈り物だったら」とか、あすかちゃんの「♪幼い恋を捨ててきて……」とか、ものすごく好きな場面がいくつもあって。
ああ、懐かしいなあ。再演してくれないかなあ……
再演するとしたら誰が良いかな。個人的には、歌は吹き替えでもいいから、凰稀かなめ&白華れみの「リラ壁」コンビとかお勧めかも(^ ^)。で、イヴェットは、龍真咲くんで観てみたいです(真顔) 絶対似合いそう!(断言)。
なんてヨタ話はおいといて、宙組公演の続きです(^ ^)。
≪イギリス海軍≫
■トマス・ハーディー 悠未ひろ
ステキ♪(はぁと)
いやもう、本当にハート目になってしまうほどステキでした。おっとりと優しくて包容力があって不器用で、信頼できそうな金髪ロングの美形。宝塚でしか成立しないキャラだなあ、と思いました(←一番ありえないのはネルソンだけど)。
いやー、ここしばらく悪役・敵役が続いていたともちんが、久しぶりに「ル・プティ・ジャルダン」のアランみたいな、、、いや、あれよりだいぶ可愛いんですけど(*^ ^*)、男として魅力的な役でした。
好きな人がステキだと嬉しい、好きな人が格好良ければもっと嬉しい(はぁと)。そんなファン心理にぴったりな、期待以上の当たり役だったと思います!
……この役を新公で演じるのは、あっきー(澄輝さやと)。ラッキーになるといいなあ。役自体がおいしいというより、ともちんがおいしくしている部分が大きいと思うので、逆に厳しいかもしれませんが、がんばってほしいです!!
■ウィリアム・ヘンリー王子 十輝いりす
こちらも、いかにも王子然とした上品さと軍人らしい実直さを併せ持っているところがとてもステキでした!明るさとおおらかさの同居、そして、若々しさ。
祐飛さんが組替えして以来、ずっと髭役がつづいていたまさこちゃんですが、あらためてその二枚目っぷりに見惚れてしまいした(^ ^)。いやぁん、ステキ(*^ ^*)。
すごーくどうでもいいことなんですが。
「ナポリヘの出兵は、しない!」とか言い捨てて去っていく後ろ姿を、なんだかどこかで観たことがある光景だなあ×××とずっと思っていたんですが、先日、ふっと思い出しました。「黒い瞳」で、ナホちゃん(越乃リュウ)が青いマントを翻しながら「討って出ない!」と偉そうに言っていたことを。
あ、あ、あれか?アレなのかっ?!(@ @)
■フッド提督 寿つかさ
良い役ですね~♪ 最初も好きなんですが、すごく個人的に、ノーフォークのネルソンの家に訪ねてきた場面が好きです。ファニー(花影アリス)を諭す場面ですね。ちょっと呆れたように、でも優しく諭す口調や声がとてもステキ。
この人の奥方になった人は幸せなのかな、それとも、案外と苦労するのかしら…?なんてことを考えてしまいました(^ ^)。
■サー・ジョン・ジャービス 珠洲春希
この作品の中では、どちらかといえば「悪役」に分類されるであろう、ジャービス提督。
もっとはっきりとネルソンとの対立を描いてくれるだろうと期待していたのですが、斎藤さんの意図は違ったようですね。残念(^ ^)。でも、ちゃんと嫌味ったらしくて素敵でしたよ♪♪
お芝居とは関係ないのですが、珠洲さんは今回、ショーの日食の場面(中詰め後の蘭トムさんセンターの場面)にも出ていて、とってもとっても物凄く格好良く踊っていらっしゃいます♪お芝居は髭なのに、あの場面ではふつーに『小柄な美人』で、大柄な宙娘たちの中に紛れてしまいそうなのに、踊りだすと誰よりも男前で格好よくて。いやー、本当に釘づけでした(^ ^;ゞ
■アルバート・ペリー 鳳翔大
■ジュリアン・カスティーヨ 七海ひろき
ネルソンの部下な二人。これにハーディー(ともちん)を含めた三人で、わいわい楽しそうにやっている姿が目に浮かびます。
ナポリ王室救出作戦成功後の、パレルモでのパーティーで、仲良くイチャついているネルソンとエマを必死で庇おうとする(そして、悉く失敗する)三人が、可愛くて可愛くてたまりません(汗)。目の毒、目の毒!
■トム・アレン 凪七瑠海
エピソードを詰め込みすぎてあちこち破れてしまった「エル・アルコン」と違い、「トラファルガー」には「意味不明な人物」はあまり出てきません。
そんな中で唯一正体不明なのが、カチャが演じるトム・アレン。
肌は浅黒くて、アラブ系かな?という感じですが、どういう経緯でネルソンに拾われたのか、さっぱり判らないのが残念なような気がします。
ティリアンとニコラスみたいな、お互いの依存関係がわかるエピソードがあると、トムの出奔がネルソンにとってどれだけ痛手だったのかもわかるし、死を覚悟して臨むトラファルガー出撃を前にトムが戻ってくるエピソードも、もっと感動的に盛り上がれるんだけどなあ……。そこを盛り上げないと、せっかく最期にネルソンの腕の中でこときれるという美味しい役なのに、「で、トム・アレンって何だったの?」と思われてしまったら勿体無い(T T)。
脚本的にももっと書き込みようのある役だと思うし、演技的にもまだまだ工夫の余地はあると思います。もっともっといろいろ試して、ネルソンとトム、二人の関係性の構築と、お芝居の盛り上げを、斎藤さん交えて考えてみてほしいなー、と思いました♪
続きはフランス陣営から、かな。がんばります♪
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