シャングリラの人々【2】
2010年3月17日 宝塚(宙) コメント (2)宝塚歌劇宙組 ドラマシティ公演「シャングリラ ~水之城~」。
■霧(フォグ) 純矢 ちとせ
水が汚染された世界で、水を清める浄水器「オンディーヌ」を開発した科学者。
ある程度『戦前』の知識を持ち、技術を持っているんですよね。彼女がそれをどこから得たのかは判りませんが、まあ、『東京』にはそういう喪われつつある知識を保存するチームがあるのかな?という感じ。金髪で「フォグ」という名前を持つ彼女は、あきらかに英語圏の出身で、日本人集団で生まれ育ったのではなさそうだから、そちらの集団にはある程度昔の技術が継承されているという設定なんでしょうか。
しかし、その技術も完全ではなく、彼女は戦前の技術を完全な形で伝えているという噂のあった王城・シャングリラからの誘いに乗りました。
浄水器を完成させ、人々を幸せにするために。
しかし、浄水器を完成させた彼女は、そのままシャングリラに囚われてしまう。
シャングリラが、浄水器の技術を独占するために。
そして、誰も救われないままに時が過ぎる……。
そもそも、というのならば、物語の発端は彼女なんですよね。シャングリラに来て浄水器を完成させた彼女が、囚われた牢の中でラン(蘭寿とむ)に出会う。それが、すべてのはじまり。
白衣にフリルのブラウスとタイトスカート+ストッキングという、どこの保健室の先生ですか系萌えコスチューム(←おい)に身を包んだせーこちゃん。また、着ている白衣がいかにもコスプレ用っぽい柔らかい生地に身体に沿ったラインで、実験系の科学者が着る白衣(基本的にもっと固い生地で仕立も直線的)とは全く違うのが萌えコス感を助長するんですが(汗)、せーこちゃんの落ち着いた雰囲気には良く似合っていたと思います。
大人っぽいし、金髪もよく似合って、可愛かったです♪
しか~し。
……放射能に汚染された水をキレイにする、、、って……
言うのは簡単だけど、それってどうやって実装するんだろう??
だーかーらー、そういう理屈を考えるなとゆーてるだろうが。
■欣欣(ヤンヤン) 天羽 珠紀
■芳芳(フォンフォン) 花露 すみか
「東京」の繁華街で食堂(九龍客桟、クーロンカクザン)の主人とその妻。
この繁華街は、「戦前には中国に割譲されていた」そうで、なんとなく雰囲気が上海っぽい。小柳さん、狙ってる?
ちなみに、ここは『都庁から東北に1キロ』という情報があるので、おそらく歌舞伎町あたり。
……歌舞伎町を割譲するとは、戦前の日本政府も根性座ってますね。
それとも、新宿全体を割譲していたっていうことなのかな?(だから理屈を考えるなと何度)
長い髪を三つ編みにして、どじょう髭をつけたたまちゃんが、なんというか、中国人形みたいで可愛いです。蛇の目一座のメンバーに“馴れ馴れしく”話しかけたり、いろいろ仕事が多くて大変そうですが、最後までどうぞよろしく願いいたします(^ ^)。
花露さんの方は、黒いラメのタイトな中国服で色っぽく。
それほどしどころのある役ではありませんが、一番最初の登場で、ヤンヤンに「お前、ブンジャクたちに伝えて来い」と言われてからの芝居がさすがだな、と思いました♪
■文雀(ブンジャク) 鳳翔 大
■飛燕(ヒエン) 愛花 ちさき
東京の住人で、ランと共にレジスタンスとして『王』と戦っていた仲間たちの一人。
地下新聞の出版者であるヤンヤンと打ち合わせをしている間に王の襲撃をうけ、仲間たちの命とランを奪われた。そしてそれからずっと、連れ去られたランを探していた……。
仲間は「大勢殺され」たようなので、それなりに大きな組織ではあったようですが、「反乱軍」と呼べる規模であったのかはハテナ?な感じでした。
まして、その組織の中で、大ちゃんとタラちゃんがどの程度の地位にあったのかは……不明、と言うより他はない。だって、タラちゃんなんて『仲間の仇(ヒョウとミゾレ)』を見つけた途端、場所柄も考えずに突然銃をぶっ放すんだよ(汗)。危なくてしょうがない(^ ^;ゞ。
……とりあえず、アジトは「スラム」にあるらしいので、今の歌舞伎町を思い浮かべれば良いみたいです(^ ^)。
特に紹介はされないんですけど、二人は恋人…なんですよね?考えてみたら「Paradice Prince」の新人公演コンビだよね、懐かしい…。身長差があるので並びがキレイだし、芝居の息があっていたのはさすが。ただ、ちょっとばかり意思の疎通がなさそうに見えたのが、なんとも(^ ^;
この二人とランだけがスーツ……というか、“普通の”服で、他のひとたちは“凄い”服なのですが。なんつーか、大ちゃんや蘭トムさんが、蛇の目一座みたいな衣装を着ているところを見てみたいなあ……。大ちゃんはともかく、蘭トムさんは一座に居た頃は着ていたはずなんだが、想像できん。ランはご両親に渡される服を着るのが嫌になって反乱軍に身を投じたとしか思えません。(きっぱり)
■風羽 玲亜
始まってすぐに、蛇の目一座のテント近くの砂漠でソラと出会う兵士(?)と、ラストシーンでミウと出会う村人の二役が大きかったかな。他にも、いろんなところで出ていらっしゃって、今回通し役でない大人の中では一番台詞も出番も多かったんじゃないかと思います。
本当にいい声だなあ(*^ ^*)。
一番最初の幕開きの通信の声もさっつんの声に聞こえるんですが……「カサブランカ」でも、絶対さっつんだと思ったドイツ軍の声が風莉さんだったしなあ。あまり自信ない(涙)。
新宿の場面ではずっと通行人みたいな感じでそこらをうろうろ(^ ^; しているんですが、、シンプルな中国風の長衣がとても良く似合っていて素敵でした♪スタイルは普通だけど、キレイな人ですよね。本公演でもいい役がつきますように♪(←比較的、齋藤さん好みのタイプだと思ううんですが…)
■天風 いぶき
アンサンブルトップみたいな感じで、いろんな役をやっていらっしゃいましたが……メインはどれってことになるのかな(^ ^;ゞ。乞食?
特に目立つ役というのは無かったと思うのですが、九龍客桟の客がちょっとオヤジっぽくて素敵でした。ああいう長衣が似合いますね♪
■琴羽 桜子
■舞花 くるみ
■笹良 える
■七瀬 りりこ
九龍客桟の女の子たち。
チャイナドレスの色は、桜子が紅、くるみちゃんが黒、笹良さんが薄黄、りりこちゃんが緑の半袖……だったかな?嘘だったらすみません。
前髪を下ろした桜子がすごく可愛い。くるみちゃんは、顔は真ん丸いけど(←すみません)身体のラインはキレイだなあ♪笹良さんは華やかな美人♪ そして、りりこちゃんはこの中ではダントツで下級生なのに、一番貫禄があって大人っぽく、目を惹きました♪短いですけどソロもあって、とても良かったです。
蛇の目一座が九龍客桟に現れたときは、たしか桜子がソウ(蒼羽りく)、くるみちゃんがルイ(七海ひろき)、笹良さんがコウ(愛月ひかる)……にそれぞれ声をかけていた、んじゃないかな。りりこちゃんが迷わずソラに行ってたのは間違いない(^ ^)その潔さが良かったです♪
後は、二幕の闘いの場面(二幕の冒頭とクライマックス)で、『国王軍』の一員として迷彩服を着て戦っている娘役さんたちが、みんなすごく良かったです。月娘とは違うオトコマエさでしたね。中でもやっぱり、桜子ちゃんのキレのあるダンスが最高にカッコいい(*^ ^*)。
そういえば、クライマックスシーン(「タイムリミット」)の途中、ソラたちが闘っているところに上手から出てくる娘役3人が、まるで「白鳥の湖」の四羽の白鳥のようなポーズで出てくるのが凄く印象に残ったのですが、あれはいったい、どういう意味があるんだろう……?
■美月 悠
博多座では、学年の割にずいぶんメインで芝居をしていた美月くんですが、今回は普通にアンサンブルだったかな。喋れる人なので、そこかしこで台詞はもらっていましたが……。
少年たちから水を奪おうとする村人(?)が比較的大きい役ってことになるのかな。
……あ、違う。一番印象に残るのは、轟天号で東京へ向かう蛇の目一座に追い抜かされる旅人役、ですよねきっと(^ ^)。舞台の端から、後ろ向きで歩いてくるんですが、すごく巧くてびっくりしました♪
あと、相変わらずスタイルが良くて、戦士としてのダンスシーンの格好良さは格別でした♪
ここから先は、ネタバレになりますのでご注意ください。
とはいっても、実際に観劇すれば10分で判ることなんですけどね。プログラムには「兄」「弟」「青年」「少女」などとしか書いていない子供たちの、名前を書いています。
■ソラ(子供時代)彩花 まり
■カイ(子供時代)真みや 涼子
お二人とも研1だそうですが、とてもそんな風には見えませんでした。特に、彩花さんは巧い!祐飛さんの指導も良かったのかもしれませんが(^ ^;ゞ、台詞も膨大な大役を、あの学年でよくこなしたなあと感心しました。
真みやさんは滅茶苦茶可愛くて、一番最初場面以外はずっと目元を布で覆って隠してしまうのがすごく残念でした。この公演が終わったあとも、ご活躍お祈りしています☆
■アイス(青年時代)風馬 翔
格好良い!!!
すみません、ちょっと惚れました。青年時代のアイス、超カッコイイ♪ああ、この人がともちんになるのか……と、真顔で納得できた感がありました。
村人たちに絡まれている少年たちを見つけて、無言でナイフを出すまでの芝居も良いし、相手の喉を掻っ切ってから、少年たちを振り向くまでの間、そして、怯えた少年たちを見て、口の端で苦笑するところが滅茶苦茶素敵です(←力説)。いやあ、脱走兵という設定に無理が無い。
あと、なんたって殺陣がリアルで緊迫感があるのが良い!です♪ソラの彩花さんに剣の稽古をつける場面の軽やかさ……いや、違うか。真剣にやっているように見せつつ、さりげなく手を抜いている空気が、すごくリアル。
いやあ、良いですよこの人。ぜひぜひ、注目してあげてください♪
■ヒョウ(子供時代)実羚 淳
■ミゾレ(子供時代)結乃 かなり
アイスに連れられて(拾われて)いる子供たち。
背の高い実羚くんは、スタイルは良いけどちょっとボ~っとした感じで、シャープでクールが魅力のちーちゃん(蓮水ゆうや)とはだいぶ違う雰囲気ですが、まあ、あのくらいならアリかなあ。
結ちゃんは見るからに背が高いので、、、あれっ?ミゾレってどうして大人になると縮むの?などと余計なことを考えてしまいました(^ ^;ゞ。
子役は難しいですね。
■ミウ(子供時代)夢涼 りあん
ソラとカイが水を盗もうとした村の娘。
子役たちの中では比較的学年も上だし、顔がかなり大人っぽいので、どう見ても「現在」のミウ(野々すみ花)より歳上に見える(T T)……のがちょっと厳しい、かったような。
子供たちは、九龍客桟の場面では客や店の女としても出ているんですが、女の子たちがみんな大人っぽくて美しいのがたのしかったです。さっきまで男の子だったのに!?、みたいな(^ ^)。
みんな結構早替りで出てくるのに、眉とかもちゃんと描いてて、さすが!と思いました♪特に、紅いチャイナの結ちゃんが大人っぽくてキレイだった(はぁと)
実羚くんは、九龍客桟のウェイター(?)も結構目立つ役でした。蛇の目一座のテーブルの担当になって、ヤンヤンに足をひっかけられて(←ちゃんと理由があるんですが)酒をこぼしてしまい、それで叱られて、しゅん↓として新しい酒を取りに行くあたりの芝居も、素朴ながら良い感じでした♪
キャストはこれで全部、だった、はず!
小柳さんが、子供たちの正体を隠したかったのか、別にそんなつもりは無かったのか、ちょっとよく判らない感じでした。
なぜ始まって10分でわかるかといえば、最初の出番(プロローグ)のハケ際に、ソラとカイがお互いの名前を呼んじゃうからなんですけどね。それまでは「にいちゃん」としか呼んでない(兄は弟の名前を呼ばない)のに……。
こういう作品において、名前っていうのはネタの一部なので、もうちょっと大事に扱ってもいいだろうに、と思うんですけどね。ちょっと不思議な気がしました。
……だから、理屈を言っても(黙)ねえ?
CSの公演レポート、面白かったですね♪
あああ、ソラとランの接点がもっともっと欲しかったな~~~(涙)。
.
■霧(フォグ) 純矢 ちとせ
水が汚染された世界で、水を清める浄水器「オンディーヌ」を開発した科学者。
ある程度『戦前』の知識を持ち、技術を持っているんですよね。彼女がそれをどこから得たのかは判りませんが、まあ、『東京』にはそういう喪われつつある知識を保存するチームがあるのかな?という感じ。金髪で「フォグ」という名前を持つ彼女は、あきらかに英語圏の出身で、日本人集団で生まれ育ったのではなさそうだから、そちらの集団にはある程度昔の技術が継承されているという設定なんでしょうか。
しかし、その技術も完全ではなく、彼女は戦前の技術を完全な形で伝えているという噂のあった王城・シャングリラからの誘いに乗りました。
浄水器を完成させ、人々を幸せにするために。
しかし、浄水器を完成させた彼女は、そのままシャングリラに囚われてしまう。
シャングリラが、浄水器の技術を独占するために。
そして、誰も救われないままに時が過ぎる……。
そもそも、というのならば、物語の発端は彼女なんですよね。シャングリラに来て浄水器を完成させた彼女が、囚われた牢の中でラン(蘭寿とむ)に出会う。それが、すべてのはじまり。
白衣にフリルのブラウスとタイトスカート+ストッキングという、どこの保健室の先生ですか系萌えコスチューム(←おい)に身を包んだせーこちゃん。また、着ている白衣がいかにもコスプレ用っぽい柔らかい生地に身体に沿ったラインで、実験系の科学者が着る白衣(基本的にもっと固い生地で仕立も直線的)とは全く違うのが萌えコス感を助長するんですが(汗)、せーこちゃんの落ち着いた雰囲気には良く似合っていたと思います。
大人っぽいし、金髪もよく似合って、可愛かったです♪
しか~し。
……放射能に汚染された水をキレイにする、、、って……
言うのは簡単だけど、それってどうやって実装するんだろう??
だーかーらー、そういう理屈を考えるなとゆーてるだろうが。
■欣欣(ヤンヤン) 天羽 珠紀
■芳芳(フォンフォン) 花露 すみか
「東京」の繁華街で食堂(九龍客桟、クーロンカクザン)の主人とその妻。
この繁華街は、「戦前には中国に割譲されていた」そうで、なんとなく雰囲気が上海っぽい。小柳さん、狙ってる?
ちなみに、ここは『都庁から東北に1キロ』という情報があるので、おそらく歌舞伎町あたり。
……歌舞伎町を割譲するとは、戦前の日本政府も根性座ってますね。
それとも、新宿全体を割譲していたっていうことなのかな?(だから理屈を考えるなと何度)
長い髪を三つ編みにして、どじょう髭をつけたたまちゃんが、なんというか、中国人形みたいで可愛いです。蛇の目一座のメンバーに“馴れ馴れしく”話しかけたり、いろいろ仕事が多くて大変そうですが、最後までどうぞよろしく願いいたします(^ ^)。
花露さんの方は、黒いラメのタイトな中国服で色っぽく。
それほどしどころのある役ではありませんが、一番最初の登場で、ヤンヤンに「お前、ブンジャクたちに伝えて来い」と言われてからの芝居がさすがだな、と思いました♪
■文雀(ブンジャク) 鳳翔 大
■飛燕(ヒエン) 愛花 ちさき
東京の住人で、ランと共にレジスタンスとして『王』と戦っていた仲間たちの一人。
地下新聞の出版者であるヤンヤンと打ち合わせをしている間に王の襲撃をうけ、仲間たちの命とランを奪われた。そしてそれからずっと、連れ去られたランを探していた……。
仲間は「大勢殺され」たようなので、それなりに大きな組織ではあったようですが、「反乱軍」と呼べる規模であったのかはハテナ?な感じでした。
まして、その組織の中で、大ちゃんとタラちゃんがどの程度の地位にあったのかは……不明、と言うより他はない。だって、タラちゃんなんて『仲間の仇(ヒョウとミゾレ)』を見つけた途端、場所柄も考えずに突然銃をぶっ放すんだよ(汗)。危なくてしょうがない(^ ^;ゞ。
……とりあえず、アジトは「スラム」にあるらしいので、今の歌舞伎町を思い浮かべれば良いみたいです(^ ^)。
特に紹介はされないんですけど、二人は恋人…なんですよね?考えてみたら「Paradice Prince」の新人公演コンビだよね、懐かしい…。身長差があるので並びがキレイだし、芝居の息があっていたのはさすが。ただ、ちょっとばかり意思の疎通がなさそうに見えたのが、なんとも(^ ^;
この二人とランだけがスーツ……というか、“普通の”服で、他のひとたちは“凄い”服なのですが。なんつーか、大ちゃんや蘭トムさんが、蛇の目一座みたいな衣装を着ているところを見てみたいなあ……。大ちゃんはともかく、蘭トムさんは一座に居た頃は着ていたはずなんだが、想像できん。ランはご両親に渡される服を着るのが嫌になって反乱軍に身を投じたとしか思えません。(きっぱり)
■風羽 玲亜
始まってすぐに、蛇の目一座のテント近くの砂漠でソラと出会う兵士(?)と、ラストシーンでミウと出会う村人の二役が大きかったかな。他にも、いろんなところで出ていらっしゃって、今回通し役でない大人の中では一番台詞も出番も多かったんじゃないかと思います。
本当にいい声だなあ(*^ ^*)。
一番最初の幕開きの通信の声もさっつんの声に聞こえるんですが……「カサブランカ」でも、絶対さっつんだと思ったドイツ軍の声が風莉さんだったしなあ。あまり自信ない(涙)。
新宿の場面ではずっと通行人みたいな感じでそこらをうろうろ(^ ^; しているんですが、、シンプルな中国風の長衣がとても良く似合っていて素敵でした♪スタイルは普通だけど、キレイな人ですよね。本公演でもいい役がつきますように♪(←比較的、齋藤さん好みのタイプだと思ううんですが…)
■天風 いぶき
アンサンブルトップみたいな感じで、いろんな役をやっていらっしゃいましたが……メインはどれってことになるのかな(^ ^;ゞ。乞食?
特に目立つ役というのは無かったと思うのですが、九龍客桟の客がちょっとオヤジっぽくて素敵でした。ああいう長衣が似合いますね♪
■琴羽 桜子
■舞花 くるみ
■笹良 える
■七瀬 りりこ
九龍客桟の女の子たち。
チャイナドレスの色は、桜子が紅、くるみちゃんが黒、笹良さんが薄黄、りりこちゃんが緑の半袖……だったかな?嘘だったらすみません。
前髪を下ろした桜子がすごく可愛い。くるみちゃんは、顔は真ん丸いけど(←すみません)身体のラインはキレイだなあ♪笹良さんは華やかな美人♪ そして、りりこちゃんはこの中ではダントツで下級生なのに、一番貫禄があって大人っぽく、目を惹きました♪短いですけどソロもあって、とても良かったです。
蛇の目一座が九龍客桟に現れたときは、たしか桜子がソウ(蒼羽りく)、くるみちゃんがルイ(七海ひろき)、笹良さんがコウ(愛月ひかる)……にそれぞれ声をかけていた、んじゃないかな。りりこちゃんが迷わずソラに行ってたのは間違いない(^ ^)その潔さが良かったです♪
後は、二幕の闘いの場面(二幕の冒頭とクライマックス)で、『国王軍』の一員として迷彩服を着て戦っている娘役さんたちが、みんなすごく良かったです。月娘とは違うオトコマエさでしたね。中でもやっぱり、桜子ちゃんのキレのあるダンスが最高にカッコいい(*^ ^*)。
そういえば、クライマックスシーン(「タイムリミット」)の途中、ソラたちが闘っているところに上手から出てくる娘役3人が、まるで「白鳥の湖」の四羽の白鳥のようなポーズで出てくるのが凄く印象に残ったのですが、あれはいったい、どういう意味があるんだろう……?
■美月 悠
博多座では、学年の割にずいぶんメインで芝居をしていた美月くんですが、今回は普通にアンサンブルだったかな。喋れる人なので、そこかしこで台詞はもらっていましたが……。
少年たちから水を奪おうとする村人(?)が比較的大きい役ってことになるのかな。
……あ、違う。一番印象に残るのは、轟天号で東京へ向かう蛇の目一座に追い抜かされる旅人役、ですよねきっと(^ ^)。舞台の端から、後ろ向きで歩いてくるんですが、すごく巧くてびっくりしました♪
あと、相変わらずスタイルが良くて、戦士としてのダンスシーンの格好良さは格別でした♪
ここから先は、ネタバレになりますのでご注意ください。
とはいっても、実際に観劇すれば10分で判ることなんですけどね。プログラムには「兄」「弟」「青年」「少女」などとしか書いていない子供たちの、名前を書いています。
■ソラ(子供時代)彩花 まり
■カイ(子供時代)真みや 涼子
お二人とも研1だそうですが、とてもそんな風には見えませんでした。特に、彩花さんは巧い!祐飛さんの指導も良かったのかもしれませんが(^ ^;ゞ、台詞も膨大な大役を、あの学年でよくこなしたなあと感心しました。
真みやさんは滅茶苦茶可愛くて、一番最初場面以外はずっと目元を布で覆って隠してしまうのがすごく残念でした。この公演が終わったあとも、ご活躍お祈りしています☆
■アイス(青年時代)風馬 翔
格好良い!!!
すみません、ちょっと惚れました。青年時代のアイス、超カッコイイ♪ああ、この人がともちんになるのか……と、真顔で納得できた感がありました。
村人たちに絡まれている少年たちを見つけて、無言でナイフを出すまでの芝居も良いし、相手の喉を掻っ切ってから、少年たちを振り向くまでの間、そして、怯えた少年たちを見て、口の端で苦笑するところが滅茶苦茶素敵です(←力説)。いやあ、脱走兵という設定に無理が無い。
あと、なんたって殺陣がリアルで緊迫感があるのが良い!です♪ソラの彩花さんに剣の稽古をつける場面の軽やかさ……いや、違うか。真剣にやっているように見せつつ、さりげなく手を抜いている空気が、すごくリアル。
いやあ、良いですよこの人。ぜひぜひ、注目してあげてください♪
■ヒョウ(子供時代)実羚 淳
■ミゾレ(子供時代)結乃 かなり
アイスに連れられて(拾われて)いる子供たち。
背の高い実羚くんは、スタイルは良いけどちょっとボ~っとした感じで、シャープでクールが魅力のちーちゃん(蓮水ゆうや)とはだいぶ違う雰囲気ですが、まあ、あのくらいならアリかなあ。
結ちゃんは見るからに背が高いので、、、あれっ?ミゾレってどうして大人になると縮むの?などと余計なことを考えてしまいました(^ ^;ゞ。
子役は難しいですね。
■ミウ(子供時代)夢涼 りあん
ソラとカイが水を盗もうとした村の娘。
子役たちの中では比較的学年も上だし、顔がかなり大人っぽいので、どう見ても「現在」のミウ(野々すみ花)より歳上に見える(T T)……のがちょっと厳しい、かったような。
子供たちは、九龍客桟の場面では客や店の女としても出ているんですが、女の子たちがみんな大人っぽくて美しいのがたのしかったです。さっきまで男の子だったのに!?、みたいな(^ ^)。
みんな結構早替りで出てくるのに、眉とかもちゃんと描いてて、さすが!と思いました♪特に、紅いチャイナの結ちゃんが大人っぽくてキレイだった(はぁと)
実羚くんは、九龍客桟のウェイター(?)も結構目立つ役でした。蛇の目一座のテーブルの担当になって、ヤンヤンに足をひっかけられて(←ちゃんと理由があるんですが)酒をこぼしてしまい、それで叱られて、しゅん↓として新しい酒を取りに行くあたりの芝居も、素朴ながら良い感じでした♪
キャストはこれで全部、だった、はず!
小柳さんが、子供たちの正体を隠したかったのか、別にそんなつもりは無かったのか、ちょっとよく判らない感じでした。
なぜ始まって10分でわかるかといえば、最初の出番(プロローグ)のハケ際に、ソラとカイがお互いの名前を呼んじゃうからなんですけどね。それまでは「にいちゃん」としか呼んでない(兄は弟の名前を呼ばない)のに……。
こういう作品において、名前っていうのはネタの一部なので、もうちょっと大事に扱ってもいいだろうに、と思うんですけどね。ちょっと不思議な気がしました。
……だから、理屈を言っても(黙)ねえ?
CSの公演レポート、面白かったですね♪
あああ、ソラとランの接点がもっともっと欲しかったな~~~(涙)。
.
コメント
今日は星組さんを見てきましたが(その話は別の機会に・・・)
目の回るような忙しさの中、なんとか1回だけ見ることができそうです。
が・・・ 1回じゃわけがわからない??ですか??
ちーちゃん 楽しみです
こんにちは(^_^)コメントありがとうございます!
星組さんもあと少しですね。一回しか観られなかったのが残念ですが、あかしたちの幸せを祈っています。
>1回じゃわけがわからない??ですか??
そんなことはない……と思います。ただ、あとから「ああ、あれが」と思う場面がいくつかあるので、見逃さないようにしてくださいね。
あとは、何度か書いてますが、理屈を考えないですべてを受け入れてくださいマセ(^_^)
>ちーちゃん 楽しみです
期待してくださ〜〜い!!