「カサブランカ」小ネタ
2010年1月30日 宝塚(宙)今日の日記で、「宙組」カテゴリが件数で単独3位に上がるはずです♪
祐飛さんが組替えになった時点では、2位の花組の半分以下、「呟き・ご挨拶・ほか」と同じくらいだったはずなのに、博多座以来6ヵ月、よく頑張ったなあ私(自画自賛)。
まあ、博多座、「逆転裁判」、「カサブランカ」と、語り甲斐のある作品が続いたおかげではありますが。
さて。この調子で、一位の月組を追い越す日は来るのでしょうか…?(^ ^)
現時点で積み残しているのは、外部作品で「ウーマン・イン・ホワイト」と「キャバレー」、「蜘蛛女のキス」。宙組関連では本公演の感想【13】以降。あと、花組関連がだいぶ溜まっていて、「相棒」と「BUND NEON 上海」の詳細、そして、「フィフティ・フィフティ」の二幕をどうしよう?……ってところかな(^ ^;ゞ。
ちなみに。一部の方からご質問をいただきましたが、残念ながら猫は、「花組マグノリア・コンサート」には行ってません(T T)。物凄く行きたかったし、ニュースで聴いて「何故行かなかったんだ~~っ!!?」と滅茶苦茶後悔しましたけど、さすがに無理でしたわ……↓↓
CSでの放送が待ち遠しい♪ …結構有名なミュージカル曲がたくさんあったらしいですけど、まさかカットとか無いですよね?(^ ^;;
さて。
そういうわけで(←どういうワケですか)今日は、「カサブランカ」の小ネタ拾いをしたいと思います。
■パリ南駅
先日のトークスペシャルで明かされた真実(^ ^)を確認するべく、目を皿のようにして観てまいりました。
みーちゃん(春風弥里)&ちーちゃん(蓮水ゆうや)の兄弟設定はチェック済みなので、まずはかいちゃん(七海ひろき)と雅桜歌ちゃんを。たしかに、雅くんがお兄さんに見える(@ @)。
間に入っている娘役さん(あれっ?誰だっけ?観ているときは判ってたのに↓)と三人で兄弟、という感じでした。
次は下手。れーれ(すみれ乃麗)とまっぷー(松風輝)と百千糸ちゃんは、たしかにかなり深刻そうに小芝居してます!もちろん声が聞こえるわけではないので詳しいことは判りませんが、心の中でアテレコしながら見入ってしまいました。
ここはいつも、銀橋上手の付け根付近でぎゅ~っと抱き合っている安里舞生ちゃんと瀬音リサちゃんを観てしまっていたので、久々に違う視点で面白かったです。
しかーし!いったん汽車に乗り込むべく奥にはけたあと、再び出てくる人の群れは判別しきれず(涙)。みーちゃんはわかったけど、残念ながらカイちゃんとエリちゃんの夫婦は見つけられませんでした(T T)。楽までに見つけられるかなあ……(凹)
■トレンチコート
パリ南駅の場面、6月だとゆーのに、なぜ皆トレンチコートなの??という私の素朴な疑問に、hanihaniさまが以下のようなコメントをくださいました。
> これってさ、前に「アンネの日記」の映画を観たときに持てるだけの荷物を持って
> 出国するわけだから、帽子とコートも気温云々には関係なく身につけられるから
> 身につけていくんじゃないのかな?
なるほど~~!!とすごく目から鱗だったので、転載させていただきました。
本当に、初見のときから謎だったんです(^ ^)v ありがとうございました!
さて。
リックさんは、3回、トレンチコートを着ます。プロローグの銀橋、パリ南駅、そして、ラストの空港。
このうち、プロローグだけが袷がシングルで、上衿が立っていないシンプルな形のもので、あと二回はダブルの厚手のコートなんですよね。胸のところに切り替えがあって、上衿が立っているやつで、たぶん二回とも同じものだと思うのですが。
パリを出るときとモロッコに入るときのコートが違うのがとても不思議だと思ったのですが、「全部持っていく」と考えれば、あの厚手のコートは着ちゃったほうが荷物が少なくてすむ、ってことかしら、と納得しました。
そして。
最初と最後のスーツがそっくりに見えることには、何か意味があるのでしょうか?
帽子が黒(最初)とカーキ(最後)で色が違うのと、ピンホールピンがある(最初)と無い(最後)のしか違いがわからない。あまり間近で観たことがないのですが、遠くから観ると、ライトの反射が良く似ていて素材も同じものに見えるんだけど……違いますかねえ?
モロッコに入るときと出るときに同じスーツ。……意味がわからん。
■貨幣価値
「カサブランカ」はハリウッド映画なので、お金の単位はドルだったように思うのですが、この舞台ではすべて「フラン」を使っています。
で。ちょっと金額が入った台詞を抜き出してみました。
・マリアのダイヤの指輪が2千4百フラン(値崩れしている)。
・密航の費用が1万5千(フラン?)
・ヘルムがサインしてった飲み代が100フラン
・リックとルノーの賭け。ラズロの脱出に1万フラン。
・闇ヴィザ二枚に、2万フランでは足りない。
・ちゃちいレースが「千フラン→700」「200で十分だ」「もう100でいいよ」
・外交官特権のある通行証に「10万出しましょう」「100万でも売らない」
ざっくり、1フラン=20円くらいかな?と思ったのですが、それで換算してみるとこんな感じです。
・ダイヤの指輪が4万8千万円
・密航の費用が30万円
・ヘルムの小切手が2千円
・リックとルノーの賭けが20万円
・闇ヴィザ二枚40万円では足りない。ってことは、一枚25万か30万くらい?
・レースが、言い値1万4千円、リックの提示が4千円
・通行証の価格「200万円出しましょう」「2千万でも売らない」
……ヘルムの飲み代がちょっとセコいな(汗)。
あと、通行証の価格は、命の価格だと思うとちょっと安い、ですよね。
イメージで言うなら、ポンと
「1千万出しましょう」
「一億でも売らない」
くらいの会話をして欲しいんですが、そうなると……
・ダイヤの指輪が24万円。
・密航の費用が150万円。
・ヘルムの小切手が1万円。
・リックとルノーの賭けが100万円。
・闇ヴィザ二枚で、200万円では足りない。→一枚につき100万円以上する。
・ちゃちいレースが「10万円→7万円」「2万円で十分だ」
バザールで2万円(言い値7万)のレースはありえない!とか、
リックとルノーの賭けも「経費だな」とゆーわけには行かない金額だよね、とか、
……いろいろ突っ込みは入るんですが。
それに、「一千万」「二千万」って話になると、ラズロの資金源は何?っていうのが気になってきます。トラックを手配するしか能のない(←失礼な)レジスタンスにそんな資金があるとも思えないし。
ラズロのモデルとなった人は貴族なんですけど、長男でもない彼が自由に使えるお金ってどのくらいあったんだろうか…?ましてや、この時代に。
まあ、間をとって1フラン=50円換算くらいがちょうどいいのかな(^ ^)。
■人生を変えた3日間
1941年11月30日(?)
ドイツ領事(?)が殺され、通行証が奪われる
1941年12月1日
昼間:カーティス夫妻とシュトラッサー夫妻がカサブランカに到着。
たぶん、ラズロとイルザが着いたのもこの日だろう。
夜:皆がリックの店に集まる。ウガーテ逮捕。
ラズロとイルザが来店。リックとの再会。いろんな人と話をして、退店。
おそらく、この時点ではまだ日付は変わっていないと思います。
夜中:店を閉めて、呑んだくれているリック。慰めようとするサム。
夜明け前:イルザが店に訪ねてくる。
同じ頃、ラズロは地下集会でもりあげている。※
その場には愛月くんもいるので、彼はイルザをホテルへ送った後合流したらしい。
※夜明け近くまで、ラズロとバーガーは何をしていたんでしょうね。
単に、集会というのは夜中いっぱいかかるのが当たり前なものなのでしょうか?
1941年12月2日
朝7時から並んだのにルノーに遭えないヤンとアニーナ。
朝10時(半)に出頭するラズロとイルザ。
二人を帰して、アニーナだけを入れるルノー。
午前中:ブルー・パレットにフェラーリを訪ねてくるヤン、リック、ラズロ。
午後?:捜査令状を持ってリックの店に現れるカッセルたち。
夜:リックに相談するアニーナ、ヤンに勝たせるリック。
「内密の話」をしにくるラズロ。サムのピアノを聴きながら待っているイルザ
ドイツ国歌を歌いだすドイツ兵たち。
尾行をまいて、地下集会へ出かけるラズロ。
夫と別れて、リックの店に向かうイルザ。
夜明け近く:リックの店に逃げ込んでくるラズロとカール。※
隠れるイルザ。
ラズロの逮捕。
※「おとといの夜、気づいていました。私たちは同じ女性に恋をしている、と…」
と言っているから、この時点ではもう日付が変わってて3日なんでしょうね。
1941年12月3日
昼間:ルノーとの交渉、フェラーリとの交渉。
夕方:ラズロ釈放
「リスボンへの夜間便が飛ぶ30分前」の夜:
ルノー来店、ラズロとイルザも来店。
1日の様子から見て、リスボンへの夜間便は日付が変わる前に飛ぶんだと思います。
従って、この物語は、12月1日~12月3日までの3日間の出来事、ということになるんですね。
リックの、ラズロの、イルザの人生を変えた3日間。
運命の、永遠にも等しい3日間。
長い人生も、わずか3日でまるっきり姿を変えてしまうことがある。
これは、そういう物語なんですね。
ドラマティックな事件が起こったわけではなく、ただ、極限状況のど真ん中で気持ちをぶつけ合った結果、今までとはまったく違う風景が見えるようになった、3人の男女。
悲恋ではない、愛の物語。
大空祐飛という、タカラヅカのスターらしくないスターだからこそ完成出来た、「格好悪い」ヒーロー像。
こんな素敵な作品で、お披露目できた幸運を、天に感謝しています!(真顔)
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祐飛さんが組替えになった時点では、2位の花組の半分以下、「呟き・ご挨拶・ほか」と同じくらいだったはずなのに、博多座以来6ヵ月、よく頑張ったなあ私(自画自賛)。
まあ、博多座、「逆転裁判」、「カサブランカ」と、語り甲斐のある作品が続いたおかげではありますが。
さて。この調子で、一位の月組を追い越す日は来るのでしょうか…?(^ ^)
現時点で積み残しているのは、外部作品で「ウーマン・イン・ホワイト」と「キャバレー」、「蜘蛛女のキス」。宙組関連では本公演の感想【13】以降。あと、花組関連がだいぶ溜まっていて、「相棒」と「BUND NEON 上海」の詳細、そして、「フィフティ・フィフティ」の二幕をどうしよう?……ってところかな(^ ^;ゞ。
ちなみに。一部の方からご質問をいただきましたが、残念ながら猫は、「花組マグノリア・コンサート」には行ってません(T T)。物凄く行きたかったし、ニュースで聴いて「何故行かなかったんだ~~っ!!?」と滅茶苦茶後悔しましたけど、さすがに無理でしたわ……↓↓
CSでの放送が待ち遠しい♪ …結構有名なミュージカル曲がたくさんあったらしいですけど、まさかカットとか無いですよね?(^ ^;;
さて。
そういうわけで(←どういうワケですか)今日は、「カサブランカ」の小ネタ拾いをしたいと思います。
■パリ南駅
先日のトークスペシャルで明かされた真実(^ ^)を確認するべく、目を皿のようにして観てまいりました。
みーちゃん(春風弥里)&ちーちゃん(蓮水ゆうや)の兄弟設定はチェック済みなので、まずはかいちゃん(七海ひろき)と雅桜歌ちゃんを。たしかに、雅くんがお兄さんに見える(@ @)。
間に入っている娘役さん(あれっ?誰だっけ?観ているときは判ってたのに↓)と三人で兄弟、という感じでした。
次は下手。れーれ(すみれ乃麗)とまっぷー(松風輝)と百千糸ちゃんは、たしかにかなり深刻そうに小芝居してます!もちろん声が聞こえるわけではないので詳しいことは判りませんが、心の中でアテレコしながら見入ってしまいました。
ここはいつも、銀橋上手の付け根付近でぎゅ~っと抱き合っている安里舞生ちゃんと瀬音リサちゃんを観てしまっていたので、久々に違う視点で面白かったです。
しかーし!いったん汽車に乗り込むべく奥にはけたあと、再び出てくる人の群れは判別しきれず(涙)。みーちゃんはわかったけど、残念ながらカイちゃんとエリちゃんの夫婦は見つけられませんでした(T T)。楽までに見つけられるかなあ……(凹)
■トレンチコート
パリ南駅の場面、6月だとゆーのに、なぜ皆トレンチコートなの??という私の素朴な疑問に、hanihaniさまが以下のようなコメントをくださいました。
> これってさ、前に「アンネの日記」の映画を観たときに持てるだけの荷物を持って
> 出国するわけだから、帽子とコートも気温云々には関係なく身につけられるから
> 身につけていくんじゃないのかな?
なるほど~~!!とすごく目から鱗だったので、転載させていただきました。
本当に、初見のときから謎だったんです(^ ^)v ありがとうございました!
さて。
リックさんは、3回、トレンチコートを着ます。プロローグの銀橋、パリ南駅、そして、ラストの空港。
このうち、プロローグだけが袷がシングルで、上衿が立っていないシンプルな形のもので、あと二回はダブルの厚手のコートなんですよね。胸のところに切り替えがあって、上衿が立っているやつで、たぶん二回とも同じものだと思うのですが。
パリを出るときとモロッコに入るときのコートが違うのがとても不思議だと思ったのですが、「全部持っていく」と考えれば、あの厚手のコートは着ちゃったほうが荷物が少なくてすむ、ってことかしら、と納得しました。
そして。
最初と最後のスーツがそっくりに見えることには、何か意味があるのでしょうか?
帽子が黒(最初)とカーキ(最後)で色が違うのと、ピンホールピンがある(最初)と無い(最後)のしか違いがわからない。あまり間近で観たことがないのですが、遠くから観ると、ライトの反射が良く似ていて素材も同じものに見えるんだけど……違いますかねえ?
モロッコに入るときと出るときに同じスーツ。……意味がわからん。
■貨幣価値
「カサブランカ」はハリウッド映画なので、お金の単位はドルだったように思うのですが、この舞台ではすべて「フラン」を使っています。
で。ちょっと金額が入った台詞を抜き出してみました。
・マリアのダイヤの指輪が2千4百フラン(値崩れしている)。
・密航の費用が1万5千(フラン?)
・ヘルムがサインしてった飲み代が100フラン
・リックとルノーの賭け。ラズロの脱出に1万フラン。
・闇ヴィザ二枚に、2万フランでは足りない。
・ちゃちいレースが「千フラン→700」「200で十分だ」「もう100でいいよ」
・外交官特権のある通行証に「10万出しましょう」「100万でも売らない」
ざっくり、1フラン=20円くらいかな?と思ったのですが、それで換算してみるとこんな感じです。
・ダイヤの指輪が4万8千万円
・密航の費用が30万円
・ヘルムの小切手が2千円
・リックとルノーの賭けが20万円
・闇ヴィザ二枚40万円では足りない。ってことは、一枚25万か30万くらい?
・レースが、言い値1万4千円、リックの提示が4千円
・通行証の価格「200万円出しましょう」「2千万でも売らない」
……ヘルムの飲み代がちょっとセコいな(汗)。
あと、通行証の価格は、命の価格だと思うとちょっと安い、ですよね。
イメージで言うなら、ポンと
「1千万出しましょう」
「一億でも売らない」
くらいの会話をして欲しいんですが、そうなると……
・ダイヤの指輪が24万円。
・密航の費用が150万円。
・ヘルムの小切手が1万円。
・リックとルノーの賭けが100万円。
・闇ヴィザ二枚で、200万円では足りない。→一枚につき100万円以上する。
・ちゃちいレースが「10万円→7万円」「2万円で十分だ」
バザールで2万円(言い値7万)のレースはありえない!とか、
リックとルノーの賭けも「経費だな」とゆーわけには行かない金額だよね、とか、
……いろいろ突っ込みは入るんですが。
それに、「一千万」「二千万」って話になると、ラズロの資金源は何?っていうのが気になってきます。トラックを手配するしか能のない(←失礼な)レジスタンスにそんな資金があるとも思えないし。
ラズロのモデルとなった人は貴族なんですけど、長男でもない彼が自由に使えるお金ってどのくらいあったんだろうか…?ましてや、この時代に。
まあ、間をとって1フラン=50円換算くらいがちょうどいいのかな(^ ^)。
■人生を変えた3日間
1941年11月30日(?)
ドイツ領事(?)が殺され、通行証が奪われる
1941年12月1日
昼間:カーティス夫妻とシュトラッサー夫妻がカサブランカに到着。
たぶん、ラズロとイルザが着いたのもこの日だろう。
夜:皆がリックの店に集まる。ウガーテ逮捕。
ラズロとイルザが来店。リックとの再会。いろんな人と話をして、退店。
おそらく、この時点ではまだ日付は変わっていないと思います。
夜中:店を閉めて、呑んだくれているリック。慰めようとするサム。
夜明け前:イルザが店に訪ねてくる。
同じ頃、ラズロは地下集会でもりあげている。※
その場には愛月くんもいるので、彼はイルザをホテルへ送った後合流したらしい。
※夜明け近くまで、ラズロとバーガーは何をしていたんでしょうね。
単に、集会というのは夜中いっぱいかかるのが当たり前なものなのでしょうか?
1941年12月2日
朝7時から並んだのにルノーに遭えないヤンとアニーナ。
朝10時(半)に出頭するラズロとイルザ。
二人を帰して、アニーナだけを入れるルノー。
午前中:ブルー・パレットにフェラーリを訪ねてくるヤン、リック、ラズロ。
午後?:捜査令状を持ってリックの店に現れるカッセルたち。
夜:リックに相談するアニーナ、ヤンに勝たせるリック。
「内密の話」をしにくるラズロ。サムのピアノを聴きながら待っているイルザ
ドイツ国歌を歌いだすドイツ兵たち。
尾行をまいて、地下集会へ出かけるラズロ。
夫と別れて、リックの店に向かうイルザ。
夜明け近く:リックの店に逃げ込んでくるラズロとカール。※
隠れるイルザ。
ラズロの逮捕。
※「おとといの夜、気づいていました。私たちは同じ女性に恋をしている、と…」
と言っているから、この時点ではもう日付が変わってて3日なんでしょうね。
1941年12月3日
昼間:ルノーとの交渉、フェラーリとの交渉。
夕方:ラズロ釈放
「リスボンへの夜間便が飛ぶ30分前」の夜:
ルノー来店、ラズロとイルザも来店。
1日の様子から見て、リスボンへの夜間便は日付が変わる前に飛ぶんだと思います。
従って、この物語は、12月1日~12月3日までの3日間の出来事、ということになるんですね。
リックの、ラズロの、イルザの人生を変えた3日間。
運命の、永遠にも等しい3日間。
長い人生も、わずか3日でまるっきり姿を変えてしまうことがある。
これは、そういう物語なんですね。
ドラマティックな事件が起こったわけではなく、ただ、極限状況のど真ん中で気持ちをぶつけ合った結果、今までとはまったく違う風景が見えるようになった、3人の男女。
悲恋ではない、愛の物語。
大空祐飛という、タカラヅカのスターらしくないスターだからこそ完成出来た、「格好悪い」ヒーロー像。
こんな素敵な作品で、お披露目できた幸運を、天に感謝しています!(真顔)
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